JP2016538930A - 再置換インプラント補強物、システム、および方法 - Google Patents

Abstract

再置換インプラント部品は、複数のネジ穴および多部品足首補綴物の距骨円蓋部品と締結するように構成されたテーパ状のヘッドを有する本体を含む。手術方法は、患者に切開を形成するステップと、患者に移植された多部品足首補綴物を露出するステップと、多部品足首補綴物の少なくとも一つの部品を分解するステップと、ネジを使用して再置換インプラント部品を損傷されていない骨に固定するステップと、再置換インプラント部品を多部品足首補綴物の距骨円蓋に結合するステップと、を含む。

Description

開示の補強物、システム、および方法は、整形外科インプラントに関する。より具体的には、開示の補強物、システム、および方法は、整形外科インプラントの再置換のための補強物の挿入に関する。

人工関節置換物は、生体関節を治療したり置換するための整形外科インプラントである。人工関節置換物に置換された一般的な関節の例示は、臀部、足首、および肩部を含むが、これに制限されない。人工関節置換物の窮極の目的は、インプラントまたは補綴物が置換する先天的な健康な構造の機能および構造に近づくことである。

多くの場合、インプラントに隣接した骨は、人工関節置換後に長期間にわたり骨の損失、例えば、骨の溶解を経験する。一部の場合、補綴物の手術によるプラスチックまたは金属摩耗粒子は、骨の再吸収をもたらす自己免疫反応を誘発する。骨構造が再吸収されるに伴い、患者への補綴物の固定を緩めうる骨空隙が形成されて、患者にとってより大きな問題を引き起こす。

一部の実施例において、再置換インプラント部品は、内側と外側とを含む本体を含み、本体は、前方側の幅が後方側の幅よりも大きくなるようにテーパ状であり、本体は、複数のネジ穴を規定し、多部品足首補綴物の距骨円蓋部品と締結するように構成されたテーパ状のヘッドを有する。

一部の実施例において、手術方法は、患者に切開を形成するステップと、患者に移植された多部品足首補綴物を露出するステップと、多部品足首補綴物の少なくとも一つの部品を分解するステップと、ネジを使用して再置換インプラント部品を損傷していない骨に固定するステップと、再置換インプラント部品を多部品足首補綴物の距骨円蓋に結合するステップと、を含む。再置換インプラント部品は、再置換インプラント部品を多部品足首補綴物の部品に結合するための多部品足首補綴物の部品の特徴部と締結するように構成されたヘッドを含む本体を有する。

一部の実施例において、手術方法は、患者に切開を形成するステップと、患者に移植された多部品足首補綴物を露出するステップと、多部品足首補綴物の少なくとも一つの部品を分解するステップと、多部品足首補綴物の少なくとも一つの分解された部品に隣接した損傷した骨を切除するステップと、切除された骨の深さに応じて選択された再置換インプラント部品の所望の深さに基づいて、複数の再置換インプラント部品を含むキットから再置換インプラント部品を選択するステップと、ネジを使用して再置換インプラント部品を損傷していない骨に固定するステップと、再置換インプラント部品を多部品足首補綴物の距骨円蓋に結合するステップと、を含む。再置換インプラント部品は、多部品足首補綴物の距骨円蓋と作動的に連結されるように構成されたテーパ状のヘッドを含む本体を有する。

一部の実施例による再置換インプラント部品の一例の上部の輪郭図である。 一部の実施例による再置換インプラント部品の一例の上部の輪郭図である。 一部の実施例による再置換インプラント部品の一例の上部の輪郭図である。 一部の実施例による再置換インプラント部品の一例の上部の輪郭図である。 一部の実施例による再置換インプラント部品の一例の等角図である。 一部の実施例による再置換インプラント部品の一例の等角図である。 一部の実施例による再置換インプラント部品の配置の概略図である。 一部の実施例による再置換インプラント部品の配置の概略図である。 一部の実施例による方法のフローチャートである。

かかる例示的な実施例の記載は、別添の図面とともに理解するように意図されており、別添の図面は、全体の記述内容の一部分として見なすべきである。図面における図形は、必ずしも縮尺により図示されるのではなく、ある特徴は、明確性および簡潔性のために縮尺で誇張されたり、ほぼ概略的な形態に示され得る。本明細書において、「水平」、「垂直」、「上」、「下」、「上端」および「下端」のような相対語だけでなく、その派生語（例えば、「水平に」、「下方に」、「上方に」など）は、後述または論議中の図面における図形に示されるように配向を称するものと解釈すべきである。前記相対語は、説明の便宜性のためのものであって、一般的に、特定の配向を要求することを意図していない。「内部に」対「外部に」および「縦方向に」対「軸方向に」などを含む用語は、互いに対してまたは延長軸、または軸または回転中心に対して適切に解釈されることができる。「連結された」および「相互連結された」のような取付、結合などに関する用語は、特に記載されていない限り、移動可能なまたは強固な取付だけでなく、介在する構造物を介して構造物が互いに直接的にまたは間接的に固定または取付けられる関係を称する。単一のマシンのみが示されている場合、「マシン」という用語はまた、本願で述べられる方法のうち、任意の一つ以上を行うための一つのセット（または、複数のセット）の命令を個別にまたは共同に行う任意のマシンコレクションを含むように解釈される。「作動的に連結された」という用語は、関連構造物がその関係によって意図さしたように作動できるようにするそのような取付、結合または連結である。請求項において、機能式節が用いられた場合、構造的均等物だけでなく均等構造物も含む、引用された機能を行うために記載された説明または図面により明確に説明されたり、提案されたり、提示される構造物を網羅することが意図される。

開示されたシステムおよび方法は、骨内に形成されたギャップを充填するために、既存または置換インプラントに結合されるように設計された補強物を提供することにより、人工関節インプラントの再置換を有利に可能とする。開示されたシステムおよび方法は、補強物と骨損失から影響を受けない骨との間だけでなく、補強物と距骨円蓋のようなインプラント部品との間に有効な結合を有利に提供する。

図１Ａは、一部の実施例による再置換インプラント部品１００Ａの一例を示している。図１Ａは、再置換インプラント部品１００Ａの上部の輪郭図である。再置換インプラント部品１００Ａは、患者の左足首関節とともに使用されるように構成される。

再置換インプラント部品１００Ａは、内側１１３と、外側１１５と、前方側１０３と、後方側１１１とを有する本体１０１を含む。本体１０１は、複数のネジ開口１０７および一対のワイヤ開口１０５を規定する。本体１０１は、上面１１９から突出したヘッド１０９をさらに含む。

一部の実施例において、本体１０１の形状は、距骨円蓋インプラントの形状と一致するように構成される。他の実施例において、本体１０１の形状は、距骨の形状と一致するように、または骨損失から影響を受けない距骨と一致するように構成される。したがって、一部の実施例において、図１Ａに示されるように、本体１０１は、凸形状を有する前方側１０３と、凹形状または溝１２１を有する後方側１１１と、を含む。一部の実施例において、後方側１１１は、直線、曲線、または凸のエッジ形状を有する。同様に、一部の実施例において、前側１０３は、距骨円蓋インプラントまたは距骨の形状と一致するように、直線、曲線、または溝の形状を有する。

内側１１３および外側１１５は、前方から後方にテーパ状であり、本体１０１は、後方側１１１よりも前方側１０３に隣接してより広い。内側１１３および外側１１５のテーパは、骨の空隙を充填し、残存距骨に位置するように構成される。

一部の実施例において、ネジ開口１０７は、ネジ状である。一部の実施例において、ネジ開口１０７は、多軸ロックタブを含む。一部の実施例において、ネジ開口１０７は、ねじ山ヘッドを有するロックネジとともに使用されるように構成される。

一部の実施例において、本体１０１は、少なくとも一つのワイヤ開口１０５を規定する。ワイヤ開口１０５は、手術の間、再置換インプラント部品１００Ａの適切な配置を支援する。ワイヤ開口１０５は、外科医により決められ、手術器具により案内された適切な位置に再置換インプラント部品１００Ａが確実に配置されるようにするために、ｋ‐ワイヤまたは同様の手術道具を受容するように構成され得る。

ヘッド１０９は、距骨円蓋に対する妨害連結として構成される。距骨円蓋内のテーパ状の凹部は、テーパ状のヘッド１０９を受容し、嵌入連結が距骨円蓋とヘッド１０９との間で行われる。一部の実施例において、ヘッド１０９は、モールステーパである。一部の実施例において、ヘッド１０９は、凹部１１７を更に規定する。

また更なる実施例において、ヘッド１０９は、ねじ山ヘッド１０９およびねじ山距骨円蓋が適切に連結されるとき縦方向の通路が整列されるように構成された「タイムネジ」を含む。伝統的なネジ連結は、可変量のトルクを受容して可変整列で対応し、印加されたトルクが予め決められた範囲内にあれば、タイムヘッドは適切な連結および特定の整列を保証する。

一部の実施例において、再置換インプラント部品１００Ａの厚さは、上面１０９から実質的に平行な後方面（図１Ａに示されておらず、図４Ｂにおける厚さＴを参照）まで測定される、損失した骨の厚さに適するように構成される。他の実施例において、再置換インプラント部品１００Ａの厚さは、距骨円蓋インプラントの適切な支持に必要な厚さに適するように構成される。他の実施例において、厚さは、インプラントの長さに沿って角をなしてもテーパ状であってもよい。

図１Ｂは、一部の実施例による再置換インプラント部品１００Ｂの第２例を示している。再置換インプラント部品１００Ｂは、再置換インプラント部品１００Ａの鏡像であり、したがって、患者の右足首関節とともに使用されるように構成される。

図２Ａは、一部の実施例による再置換インプラント部品２００Ａの他の例を示している。図２Ａは、再置換インプラント部品２００Ａの上部の輪郭図である。再置換インプラント部品２００Ａは、患者の左足首関節とともに使用されるように構成される。

再置換インプラント部品２００Ａは、前記再置換インプラント部品１００Ａと実質的に同一である。しかし、再置換インプラント部品２００Ａは、後方側１１１の溝１２１の代わりにカーブ状の後方側２０１を含む。また、ヘッド１０９は、ノッチ２０３を規定する。一部の実施例において、ノッチ２０３は、ネジドライバーまたはその他の長方形ツールをその中に受容するようにサイズ設定され構成された直径を有する。一部の実施例において、ネジドライバーまたはその他の長方形ツールは、外科医が再置換インプラント部品２００Ａを除去することを支援するために使用される。

図２Ｂは、一部の実施例による再置換インプラント部品２００Ｂの第２例を示している。再置換インプラント部品２００Ｂは、再置換インプラント部品２００Ａの鏡像であり、したがって、患者の右足首関節とともに使用されるように構成される。

図３Ａは、一部の実施例による再置換インプラント部品３００Ａのさらに他の例を示している。図３Ａは、再置換インプラント部品３００Ａの等角図である。再置換インプラント部品３００Ａは、患者の左足首関節とともに使用されるように構成される。

再置換インプラント部品３００Ａは、前記再置換インプラント部品１００Ａと実質的に同一である。しかし、再置換インプラント部品３００Ａは、複数のネジ開口３０７の交互の構成を含む。かかる実施例において、ネジ開口３０７には、図１Ａおよび図１Ｂに示される多軸のロックタブがない。その代わりに、ネジ開口３０７は、ねじ状であったり、ロックネジのねじ山ヘッドと接触するように設計された開口に隣接した変形可能な領域を含む。

図３Ｂは、一部の実施例による再置換インプラント部品３００Ｂの第２例を示している。再置換インプラント部品３００Ｂは、再置換インプラント部品３００Ａの鏡像であり、したがって、患者の右足首関節とともに使用されるように構成される。

図４Ａおよび図４Ｂは、一部の実施例による再置換インプラント部品１００Ａの配置の概略図である。手術中に、損傷した距骨４０５の一部は、損傷していない骨の実質的な平表４０９（すなわち、健康または堅固な骨質量の表面）を形成するために切除され得る。再置換インプラント部品１００Ａは、ネジ開口１０７を介して配置された複数のネジ（図示せず）を使用して表面４０９に固定される。図に示すように、一部の実施例において、ネジ穴４０７は、再置換インプラント部品１００Ａの配置前に距骨内に穿孔される。一部の実施例において、再置換インプラント部品１００Ａは、ねじ山ヘッドを有するロックネジを使用して距骨４０５に固定される。他の実施例において、再置換インプラント部品１００Ａは、非ロックネジを使用して距骨４０５に固定されるが、これは、距骨４０５に対して再置換インプラント部品１００Ａに圧縮力を提供することができる。

再置換インプラント部品１００Ａが距骨４０５に固定されると、距骨円蓋４０１が再置換インプラント部品１００Ａに動作的に連結される。上述のように、再置換インプラント部品１００Ａのヘッド１０９は、距骨円蓋４０１により規定された凹部４１１と妨害連結を形成するようにテーパ状となる。一部の実施例において、ヘッド１０９は、モールステーパである。手術中に、距骨円蓋４０１の再置換インプラント部品１００Ａへの連結が原位置（ｉｎ ｓｉｔｕ）で行われる。距骨円蓋４０１は、凹部４１１がヘッド４０９と整列した再置換インプラント部品１００Ａに配置される。次に、距骨円蓋４０１は、距骨円蓋４０１を再置換インプラント部品１００Ａと動作的に連結または接合するために嵌入される。

図４Ｂは、図４Ａと実質的に同一であり、再置換インプラント部品１００Ａの配置を図示している。しかし、図４Ｂにおいて、ネジ穴４０７は、踵骨４０３に逹するのに十分な角度および深さで穿孔される。一部の実施例において、距骨４０５はかなり損傷しており、再置換インプラント部品１００Ａを距骨４０５を介して踵骨４０３に固定することが好ましい。一部の実施例において、ネジ穴４０７は、舟状骨（図示せず）に逹するのに十分な角度および深さで穿孔される。

一部の実施例において、図１Ａ、図１Ｂ、図２Ａ、図２Ｂ、図３Ａおよび図３Ｂを参照して記載された上述のような複数の再置換インプラント部品は、手術用キットで提供される。提供された再置換インプラント部品それぞれは、（上面から実質的に平行な後方面まで測定される‐図４Ｂにおける厚さＴを参照）可変の形状または厚さを有することができる。可変の形状、厚さ、および角度を提供することにより、キットは、外科医が最適な再置換インプラント部品の術決定を行うことを許容する。

再置換インプラント部品を具現するための方法５００は、図５のフローチャートで提供される。方法５００は、ブロック５０１から始まり、切開が患者に行われるブロック５０３に進む。ブロック５０５において、患者に予め設置されていた多部品インプラントは切開により露出する。

ブロック５０７において、多部品インプラントの第１部品は、患者から分解除去され、ブロック５０９において、損傷した骨は、除去された第１部品の前の位置に隣接した領域で切除される。再置換手術中に、患者に予め移植されていた多部品補綴物は、部分的にまたは完全に分解され得る。例えば、多部品補綴物が距骨補綴物であれば、その際、距骨円蓋は、モールステーパの連結を分離することにより距骨ステムから分離され得る。完全に分解されると、多部品補綴物全体は、患者から除去される。

再置換インプラント部品は、ブロック５１１において、損傷していない骨に固定される。一部の実施例において、再置換インプラント部品は、ロックネジまたはねじ山ヘッドを有するネジを使用して損傷していない骨に固定される。他の実施例において、再置換インプラント部品は、非ロックネジまたはねじ山ヘッドのないネジを使用して損傷していない骨に固定される。他の実施例において、再置換インプラント部品は、ロックおよび非ロックネジの組み合わせを使用して損傷していない骨に固定される。

ブロック５１３において、距骨円蓋は、再置換インプラント部品に配置され、ブロック５１５において、距骨円蓋は、再置換インプラント部品に動作的に連結される。一部の実施例において、距骨円蓋は、距骨円蓋を再置換インプラント部品に動作的に連結するように嵌入される。一部の実施例において、距骨円蓋と再置換インプラント部品との連結は、損傷していない骨に再置換インプラント部品の固定の後に原位置で行われる。一部の実施例において、再置換インプラント部品のヘッドおよび距骨円蓋の凹部は、ネジ状で、原位置で動作的に連結される。方法５００は、ブロック５１７で終了する。

前記のように、再置換インプラント部品／補強物は、様々な形状および幾何学的構造を有することができる。一部の実施例において、ライトメディカルテクノロジー社から入手可能なＢＩＯＦＯＡＭ（登録商標）、並びに他の金属、セラミック、プラスチックおよび骨成長材料を含むが、これに限らず、再置換インプラント部品／補強物は、プラズマ溶射チタンで形成される。

再置換インプラント部品／補強物のサイズおよび形状は、骨に移植された多部品補綴物の位置を確認するために、蛍光透視を使用して手術前評価の後に選択でき、または、適切な再置換インプラント部品／補強物の選択は、インプラントの位置を検討した後、外科医や他の医療関係者により手術中に行われ得る。一部の実施例において、再置換インプラント部品／補強物は、個別に殺菌され包装される一方、一部の実施例において、インプラント部品／補強物はキットで提供される。例えば、キットで提供される場合、それぞれの個別のインプラント部品／補強物は、個別に包装し、より大きな容器または包装材料に入れてもよい。しかし、キットはまた、単一の包装材料に多数のインプラント部品／補強物を詰めることなく形成され得る。

前記のように、再置換インプラント部品／補強物は、互いに異なる形状および／または多部品補綴物の部品の形状と異なる形状を有することができ、再置換インプラント部品／補強物は、骨内に空隙を充填するために互いに結合され得る。また、単一の再置換インプラント部品／補強物は、いくつかの可能性のみを言うと、例えば、テーパ、ねじ山（ｔｈｒｅａｄｓ）、バヨネットカップリング（ｂａｙｏｎｅｔ ｃｏｕｐｌｉｎｇ）のような多数の取付手段を含むことができる。

装置、キット、システム、および方法が例示的な実施例の観点で記載されているが、それに制限されない。むしろ、別添の請求項は、装置、キット、システム、および方法の均等物の範囲および分布から逸脱せず、当業者により行われうる装置、キット、システム、および方法の他の変形および実施例を含むために広義的に解釈されるべきである。

Claims (20)

1. 再置換インプラント部品であって、
   内側と外側とを含む本体を含み、前記本体は、複数のネジ穴を規定し、多部品足首補綴物の距骨円蓋部品と締結するように構成されたテーパ状のヘッドを有する、再置換インプラント部品。
2. 複数の多軸ロックタブは、前記複数のネジ穴の周縁に配置される、請求項１に記載の再置換インプラント部品。
3. 前記本体は、切除された距骨の上面と実質的に整列するように成形され寸法化される、請求項１に記載の再置換インプラント部品。
4. 前記本体は、距骨円蓋の下面と実質的に整列するように成形され寸法化される、請求項１に記載の再置換インプラント部品。
5. 前記本体は、前方側の幅が後方側の幅よりも大きくなるようにテーパ状である、請求項２に記載の再置換インプラント部品。
6. 前記ヘッドは、モールステーパのように成形され寸法化される、請求項５に記載の再置換インプラント部品。
7. 前記ヘッドは、凹部および切欠きを規定する、請求項６に記載の再置換インプラント部品。
8. 前記本体は、少なくとも一つのワイヤ孔をさらに規定する、請求項７に記載の再置換インプラント部品。
9. 手術方法であって、
   患者に切開を形成するステップと、
   患者に移植された多部品足首補綴物を露出するステップと、
   前記多部品足首補綴物の少なくとも一つの部品を分解するステップと、
   ネジを使用して再置換インプラント部品を損傷していない骨に固定するステップと、
   前記再置換インプラント部品を前記多部品足首補綴物の距骨円蓋に結合するステップと、を含み、
   前記再置換インプラント部品は、前記再置換インプラント部品を前記多部品足首補綴物の前記部品に結合するための前記多部品足首補綴物の部品の特徴部と締結するように構成されたヘッドを含む本体を有する、手術方法。
10. 前記ネジを使用して再置換インプラント部品を損傷していない骨に固定するステップの前に、損傷した骨を切除するステップをさらに含む、請求項９に記載の手術方法。
11. 前記再置換インプラント部品は、ねじ山ヘッドを有するネジを使用して損傷していない骨に固定される、請求項１０に記載の手術方法。
12. 前記ネジは、前記再置換インプラント部品および前記距骨の損傷していない骨に固定される、請求項１１に記載の手術方法。
13. 前記ネジは、前記再置換インプラント部品および踵骨または舟状骨の損傷していない骨に固定される、請求項１１に記載の手術方法。
14. 前記再置換インプラント部品を距骨円蓋に結合するステップは、前記再置換インプラント部品と前記距骨円蓋との間に補強物を取付けるステップをさらに含む、請求項９に記載の手術方法。
15. 前記再置換インプラント部品を損傷していない骨に取付けるステップは、前記再置換インプラント部品と前記損傷していない骨との間に補強物を取付けるステップをさらに含む、請求項９に記載の手術方法。
16. 前記再置換インプラント部品は、原位置（ｉｎ ｓｉｔｕ）で前記多部品足首補綴物の前記部品に結合される、請求項９に記載の手術方法。
17. 手術方法であって、
    患者に切開を形成するステップと、
    患者に移植された多部品足首補綴物を露出するステップと、
    前記多部品足首補綴物の少なくとも一つの部品を分解するステップと、
    前記多部品足首補綴物の前記少なくとも一つの分解された部品に隣接した損傷された骨を切除するステップと、
    切除された骨の深さに応じて選択された再置換インプラント部品の所望の厚さに基づいて、複数の再置換インプラント部品を含むキットから再置換インプラント部品を選択するステップと、
    ネジを使用して前記再置換インプラント部品を損傷していない骨に固定するステップと、
    前記再置換インプラント部品を前記多部品足首補綴物の距骨円蓋に結合するステップと、を含み、
    前記再置換インプラント部品は、前記多部品足首補綴物の距骨円蓋と動作的に連結されるように構成されたテーパ状のヘッドを含む本体を有する、手術方法。
18. 前記ネジは、前記再置換インプラント部品および前記距骨の損傷していない骨に固定される、請求項１７に記載の手術方法。
19. 前記ネジは、前記再置換インプラント部品および踵骨または舟状骨の損傷していない骨に固定される、請求項１７に記載の手術方法。
20. 前記ヘッドは、モールステーパである、請求項１６に記載の手術方法。

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