JP2016538588A - 筆記モード又は読書モードを確定する装置及び方法 - Google Patents

筆記モード又は読書モードを確定する装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016538588A
JP2016538588A JP2016526057A JP2016526057A JP2016538588A JP 2016538588 A JP2016538588 A JP 2016538588A JP 2016526057 A JP2016526057 A JP 2016526057A JP 2016526057 A JP2016526057 A JP 2016526057A JP 2016538588 A JP2016538588 A JP 2016538588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
reading
writing
mode
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016526057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6470749B2 (ja
Inventor
ハッダディ、アハメド
Original Assignee
エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック)
エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック), エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック) filed Critical エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック)
Publication of JP2016538588A publication Critical patent/JP2016538588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6470749B2 publication Critical patent/JP6470749B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C11/00Non-optical adjuncts; Attachment thereof
    • G02C11/10Electronic devices other than hearing aids
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C11/00Non-optical adjuncts; Attachment thereof
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B21/00Alarms responsive to a single specified undesired or abnormal condition and not otherwise provided for
    • G08B21/18Status alarms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C2202/00Generic optical aspects applicable to one or more of the subgroups of G02C7/00
    • G02C2202/24Myopia progression prevention

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

本発明は、フレーム(4)及び2つのレンズ(5)を含む眼鏡を着用する人の筆記モード又は読書モードを確定する装置(1)に関し、装置(1)は、本発明により、フレーム(4)又は頭部の要素と作業面(12)との間の距離を測定する手段(3、31、33)と、2つのレンズ(5)の中間面(10)の、中間面(10)に対して垂直な頭部の垂直正中面(P)における垂直面(14)に対する傾斜角(α)を測定する手段と、測定された傾斜角(α)を設定傾斜角と比較し、比較に従って個人の読書モード又は筆記モードを確定するのに好適な制御手段とを備え、読書モードは所定の読書設定距離に関連し、筆記モードは所定の筆記設定距離に関連する。

Description

本発明は、眼鏡の個々の着用者の読書モード又は筆記モードを確定する装置に関する。この発明は、視覚器具の分野に関し、より詳細には、近方視用の矯正レンズを含む眼鏡に関する。本発明はまた、前記装置を用いて眼鏡の着用者の読書モード又は筆記モードを確定する方法に関する。
一般に、眼鏡の個々の着用者は、たとえば、読書するか又は筆記するときに好ましい作法に従わない場合、自身の視覚的欠陥を悪化させやすいということが認められている。特に、眼鏡の着用者によっては、特に長時間の作業の間、読書面及び/又は筆記面に過度に近接した姿勢をとる傾向があることが観察されてきた。また、近視は、一般に、生涯にわたって進行する複雑な過程の結果であることも知られている。特に、(出生時に見られる)先天的な近視に加えてまたはそうでなくとも、悪い近方視作業状態(不適切な姿勢、不十分な照明等)に連続してかつ繰り返しさらされることにより、近視の発症が促進され、それは、眼の輻輳角の増大及び調節のために眼がより著しく緊張するためである。これは、眼鏡の着用者が、近方視作業が必要な多くの日常活動がある、学校に通う子供である場合に、特に重要である。
眼鏡フレームに取り付けられた、フレームと着用者が凝視する作業面との間の距離を測定する装置が存在する。たとえば、欧州特許出願公開第1087252A1号明細書は、眼鏡フレームについて記載しており、それは、フレームのレンズと着用者が凝視する点との間の距離を測定する測距手段と、測定された距離が設定された距離より小さい場合に測距手段によって起動される警報とが設けられている。たとえば、測距手段は、赤外線発光ダイオードと赤外線に感応するセンサとを含み、眼鏡のブリッジに固定されているハウジング内に収容されている。
しかしながら、この種の装置は、眼鏡の着用者が凝視する点が、テーブル又は机の天板等の水平作業面から、コンピュータ画面によって、又は、本若しくは画面を有する電子装置等、着用者の手に保持された物体によって構成される可能性があるという事実を考慮していない。したがって、入射角は、大きく且つ実質的に変化する可能性がある。特に、この装置は、読書モードと筆記モードとを識別するのに適していない。また、記載されている装置は、眼鏡の着用者が右利きである可能性があるか左利きである可能性がある(それにより、着用者の姿勢に関する制約がもたらされる)ことを考慮していない。
本発明の目的は、作業(読書、観察及び/又は筆記)距離の精密且つ信頼性の高い測定値を得ることができる人間工学的且つ小型の測定装置を提供することにより、上述した欠点を改善することである。これにより、着用者が凝視する面の特質が何であっても、悪い近方視姿勢について着用者に警告することができる。本発明はまた、本発明による装置を用いて実施される測定方法も提供する。
本発明は、この目的を、フレーム及び2つのレンズを備えた眼鏡の個々の着用者の読書モード又は筆記モードを確定する装置であって、
− フレーム又は頭部の要素と作業面との間の距離を測定する手段と、
− 2つのレンズの平均平面の、平均平面に対して垂直な頭部の垂直正中面における垂直面に対する傾斜角を測定する手段と、
− 測定された傾斜角を設定傾斜角と比較し、比較に応じて個人の読書モード又は筆記モードを確定することができる制御手段であって、読書モードが所定の読書設定距離に関連し、筆記モードが所定の筆記設定距離に関連する、制御手段と、
を備える装置を提供することによって満たす。
この装置により、読書モードと筆記モードとを、これらのモードにおける個人の姿勢が区別して評価されるのを可能にするために識別することができる。
「2つのレンズの平均平面」という表現は、同等に、本明細書の文脈においてレンズを囲むフレームの2つのリムの平均平面も意味し得る。
「頭部の要素」は、フレームに関連する頭部の解剖学的箇所(たとえば、眼球回転中心、瞳孔、眼の交連、額等)から構成することができる。フレームに対する位置は、(たとえば、統計的推定により)事前に確定することができ、または(たとえば、2次元測定システム又は3次元測定システムにより)測定することができる。
有利には、装置は、眼鏡フレームに固定して締結されるように意図されている。「固定して締結される」という用語は、たとえばクリップ又はより一般的には取外し可能なホルダによってフレームに追加されるか、又はフレーム内に、たとえばフレームのテンプルのうちの一方の中に直接組み込まれることを意味する。したがって、眼鏡の個々の着用者は、自身を不快にする可能性がある制約された姿勢をとる必要はなく、対照的に、自身の日常活動を行う時に通常ふるまうように自然にふるまうことができる。
好ましくは、フレームの2つのレンズの平均平面と作業面との間の距離を測定するのに好適である、距離を測定する手段。距離を測定する手段は、たとえば、眼鏡のテンプルのうちの一方に固定するか又は組み込むことができる。
距離を測定する手段は、たとえば筆記面又は読書面に近接して、作業面に配置することも可能である。たとえば、タブレット等の電子読書媒体に、距離を測定する手段を組み込むことができる。
好ましくは、装置は、
− 読書モードにおいて、測定された距離が所定の読書設定距離より小さく、且つ/又は
− 筆記モードにおいて、測定された距離が、所定の筆記設定距離より小さい
場合に、制御手段によって起動される警告手段をさらに備える。
警告手段は、眼鏡フレームに、又は電子タブレット等の読書媒体に一体化することができる。
したがって、この装置により、眼鏡の着用者が筆記面又は読書面に近づきすぎると、着用者が、自身の作業(読書又は筆記)モードとは無関係に自身の姿勢を矯正することができるために、着用者に対して警告が発せられる。作業面までの良い近方視距離により、特に近視、又は遠視等の他の視覚的欠陥の進行が促進されないようにすることができる。
有利には、制御手段は、測定された傾斜角が設定傾斜角より大きい場合に、所定の閾値傾斜角に応じて、読書モードと筆記モードとを識別することができ、読書モードは、所定の閾値傾斜角より小さく且つ設定傾斜角より大きい傾斜角に関連し、筆記モードは、所定の閾値傾斜角より大きい傾斜角に関連する。
好ましくは、本装置は、読書面及び/又は筆記面の輝度値を測定する手段をさらに備え、警告手段は、測定された輝度値が、測定された距離及び眼鏡の個々の着用者が見出される筆記モード又は読書モードの設定輝度値関数より低い場合に、制御手段によって起動される。
したがって、眼鏡の着用者に対して、筆記距離又は読書距離を考慮して、自身の作業面又は周囲照明の輝度が正視眼に対して十分でなくなるとすぐに、警告が発せられる。
有利には、距離を測定する手段は、2つの発光体であって、垂直平面においてそれらの主発光軸の間が非ゼロ角であるように配置された発光体と、2つの発光体のうちの少なくとも1つによって放出され且つ作業面によって反射された信号を受信することができるように配置された受信器とを備える。
測定手段のこの配置により、信号が、垂直平面において作業面に対して大きい入射角で放出される場合であっても、反射信号の特に精密且つロバストな検出が可能になる。
一実施形態では、フレームの2つのレンズの平均平面は、前傾角が垂直面に対して概して8°〜10°の間にあるように配置される。有利には、距離を測定する手段は、レンズの平均平面に対して垂直な垂直平面において、それらの主軸の角度がフレームの2つのレンズの平均平面に対して0°〜20°の間にあるように配置されている。
一変形によれば、距離を測定する手段は、それらの主軸の水平傾斜角δがフレームの2つのレンズの平均平面に直交する直線に対して−45°〜0°の間にあるように配置されている。有利には、水平傾斜角δは、眼鏡の個々の着用者の形状及び/又は形態に応じて調整可能である。
好ましくは、傾斜角を測定する手段は、傾斜計及び/又は加速度計を含む。
一実施形態によれば、本発明による装置は、外部の記録及び/又は表示デバイスと通信することができる通信手段をさらに備える。
実施形態によれば、警告手段は、視覚警報、音声警報及びバイブレータのうちの少なくとも1つを含み、視覚警報は、着用者及び/又は着用者以外の人の目に見える。
好ましくは、本装置は、測定された距離、作業面の測定された輝度値及び/又は警告手段の起動の回数を記録することができる記録手段をさらに備える。
有利には、筆記設定距離及び/若しくは読書設定距離の値並びに/又は輝度設定値は個人化可能である。
本発明はまたまた、本発明による装置を用いて眼鏡の個々の着用者の読書モード又は筆記モードを確定する方法であって、
− フレームの2つのレンズの平均平面と前記作業面との間の作業距離を測定するステップと、
− 前記垂直平面における垂直面に対して2つのレンズの平均平面の傾斜角を測定するステップと、
− 測定された傾斜角を設定傾斜角と比較するステップと、
− 比較に応じて個人の読書モード又は筆記モードを確定するステップであって、読書モードが所定の読書設定距離に関連し、筆記モードが所定の筆記設定距離に関連する、ステップと
を含む方法に関する。
有利には、本発明による方法は、
− 前記測定された距離が所定の設定距離より小さい場合、筆記モード又は読書モードに応じて、着用者に対して姿勢を矯正するように警告するために警告を起動するステップ
をさらに含む。
好ましくは、本発明による方法は、
− 傾斜角が、所定時間の間、設定傾斜角より大きい場合、頭部の動きのパラメータを求めるステップと、
− 前記動きパラメータが閾値動き値より低い場合、閾値傾斜角に応じて読書モードと筆記モードとを識別するステップであって、読書モードが、閾値傾斜角より小さくかつ設定傾斜角より大きい傾斜角に関連し、読書モードが、閾値傾斜角より大きい傾斜角に関連する、ステップと
をさらに含む。
頭部の動きのパラメータの確定を遅らせることにより、物体がその人の眼鏡フレームの正面をわずかな時間通過したときに警告を起動してその人を煩わすことを回避することができる。さらに、動きパラメータの測定により、その人が実際に読書の過程にあるか又は筆記の過程にあるかを確認することができる。距離の測定は装置の電力資源が有効に管理されるのを可能にするために、眼鏡の着用者が実際に読書モード又は筆記モードにある場合にのみ行われる。
一変形によれば、読書モードは、追加の読書設定距離に関連し、筆記モードは、追加の筆記設定距離に関連し、本方法は、測定された距離が、それぞれ読書/筆記設定距離と追加の読書/筆記設定距離との間の最大値より小さい場合に警告を起動するステップをさらに含み、それにより、起動の強度及び/または頻度が、それぞれ設定距離と追加の読書/筆記設定距離との間の測定された読書/筆記距離に応じて比例して変化する。
これにより、眼鏡の着用者に対して、その人が作業面にどの程度近すぎているかを通知することができる。
有利には、本方法は、
− データを記録するステップであって、データが、測定された読書距離及び/若しくは筆記距離、測定された輝度値並びに/又は警告の起動の回数を含む、ステップと、
− 記録されたデータを外部の記録及び/又は表示デバイスに通信するステップと
をさらに含む。
好ましくは、本発明による方法は、外部の記録及び/又は表示デバイスにデータをリアルタイムに通信するステップをさらに含み、データは、測定された読書距離及び/若しくは筆記距離、測定された輝度値並びに/又は警告の起動の回数を含む。
本発明及びその利点は、本発明の実施形態の以下の説明を視野に入れてよりよく理解されるであろう。その実施形態は、例として且つ添付の図を参照して記載されている。
一方のテンプルに、本発明による読書モード又は筆記モードを確定する装置が備えられている、眼鏡フレームを例として示す。 本発明の一実施形態による装置が備えられた眼鏡フレームテンプルを示す。 筆記モードにある眼鏡の着用者を示す。 読書モードにある眼鏡の着用者を示す。 側方から見た、一実施形態による装置の距離を測定する手段の例示的な角度配置を概略的に示す。 眼鏡フレームの2つのレンズ(又はフレームの2つのリム)の平均平面に対する読書モード又は筆記モードを確定する装置の距離を測定する一組の手段の例示的な構成を示す。 本発明による眼鏡の着用者の読書モード又は筆記モードを確定する方法において実施される連続したステップを示す。
以下の詳細な説明に記載する例に対して、距離を測定する手段は、眼鏡フレームに一体化される(固定される又は組み込まれる)ものと想定する。
第1態様によれば、本発明は、眼鏡フレームに固定して締結されるように意図される、眼鏡の着用者の読書モード又は筆記モードを確定する装置を提供する。たとえば、眼鏡は、近視を矯正する少なくとも1つの矯正レンズを備えることができる。図1は、例として、レンズ5を備える眼鏡フレーム4を示し、眼鏡フレーム5の一方のテンプル2に、本発明による装置1が備えられている。装置1は、レンズ5を囲むフレーム4のリムの頂部に、又は実際にフレーム4のブリッジにも配置することができる。
図2は、本発明の一実施形態による装置1が備えられた眼鏡フレーム4のテンプル2を示す。装置1は、フレーム又は頭部の要素と作業面との間の距離を測定する手段を備えている。図示する例では、距離を測定する手段は、フレーム4の2つのレンズ(又はフレーム4の2つのリム)の平均平面10(図4を参照)と作業面12(図3A及び図3Bを参照)との間の距離を測定する手段3である。これらの手段は、測距手段3とも呼ばれる。作業面12は、眼鏡着用者が読書しているか又は筆記している本、文書又は画面が位置する平面である。作業面は、眼鏡着用者の手に保持される本又はメモ帳等の読書面から構成することができる。作業面はまた、メモ帳が配置されるテーブル等、筆記面から構成することも可能である。読書面及び筆記面は、同じである場合もあれば異なる場合もある。
距離を測定する手段3は、2つの発光体31と、2つの発光体31のうちの少なくとも一方によって放出され且つ作業面によって反射される信号を受信することができるように配置された受信器33(又はセンサ)とを備えている。測距手段3は、例えば、2つの赤外線発光ダイオードと赤外線に感応するセンサとを備えることができる。発光ダイオード31は、ある発光錐で発光することができ、センサ33は、ある受信錐を有することができる。
図2における実施形態では、装置1は、筆記面又は読書面の輝度値を測定する手段35をさらに備えている。作業面の輝度値を測定する手段35は、たとえば、可視光に対してヒトの眼の感度と同様の感度を有するフォトダイオードから構成することができる。反射率ρのランバート面に対する照度Eと輝度Lとの関係は、L=Eρπと書ける。
さらに、装置1は、装置のさまざまな構成要素に対して電力を供給するバッテリ7を備えている。バッテリは、たとえばマイクロUSBコネクタケーブルを用いて充電可能であり得る。
2つの発光体31及び受信器33を備える図2の実施形態には、センサが作業面の上に収束するように配置されているため、反射信号の特にロバストであり且つ精密な検出という利点がある。それらの位置及び向きは、個々の着用者の顔面の形態及び/又はフレーム4の形状に応じて調整可能である。平面Pは、個人の頭部の垂直正中面である。この平面Pは、顔面平面に対して直交している。
本発明による読書モード又は筆記モードを確定する装置はまた、警告手段(図示せず)も備えている。実施形態によれば、警告手段は、(任意選択的に点滅する)発光ダイオード等の視覚警報、音声警報、バイブレータ、又は複数のこれらの手段の組合せを含むことができる。これらの警告手段はまた、操作者、場合によってはたとえば親又は検眼士にメッセージを送信することにあり得る。視覚警報は、着用者に又は別の人の目に見えることができ、視覚警報を眼鏡フレーム4の内側にも外側にも配置することができることを意味する。視覚警報には、目立たないという利点があり、したがって、教室において子供の眼鏡の着用者が容易に使用することができる。
本発明による装置は、垂直平面Pにおいて2つのレンズ(又はフレームの2つのリム)の平均平面の傾斜角を測定する手段(図示せず)をさらに備えている。本発明の好ましい実施形態によれば、傾斜角を測定する手段は、傾斜計及び/又は加速度計を含む。したがって、これらの測定手段により、水平面に対する角度、特に人の頭部の傾斜角を測定することが可能になる。図3A及び図3Bに、傾斜角αおよび垂直平面Pを示す。垂直平面Pは、図の平面に対応する。傾斜角αは、垂直面14とフレーム4のレンズの平面10との間で測定される。したがって、傾斜角αは、眼鏡の着用者の頭部の傾斜角に対応する。傾斜角αは、たとえば、30°〜80°の範囲にある可能性があり、好ましくは、図3Aに示すように、人が水平の筆記面又は読書面12を見ているとき、70°の辺りとなる。人が手に保持する本等の傾斜した読書面12を見ているとき、頭部の傾斜角αは、たとえば0°〜45°の範囲にある可能性があり、好ましくは、35°の辺りとなる。
本発明による装置はまた、読書モードと筆記モードとを識別することができる制御手段(図示せず)を備えている。この識別は、制御手段により、傾斜角の閾値に対する傾斜角αの比較を介して行われる。一実施形態では、制御手段は、傾斜角αが所定の設定傾斜角より大きいか否かを判断する。大きい場合、且つ傾斜角αが閾値傾斜角より小さい場合、制御手段は、眼鏡の着用者が読書モードにあると判断する。傾斜角αが閾値傾斜角より大きい場合、制御手段は、眼鏡の着用者が筆記モードにあると判断する。
制御手段は、たとえばマイクロプロセッサを含むことができる。読書モードは、読書設定距離に関連し、筆記モードは、筆記設定距離に関連する。読書設定距離及び筆記設定値の値は、同じである場合もあれば異なる場合もある。たとえば、筆記設定距離および読書設定距離は、約40cmであり得る。別法として、読書設定距離の値は、筆記設定距離の値より大きい場合がある。
図3A及び図3Bは、筆記モード及び読書モードをそれぞれ示す。レンズの平面10の閾値傾斜角は、たとえば、垂直面14に対して約20°であり得る。この例では、傾斜角が20°より小さい場合、人は筆記モードにあり、これは、水平作業面に筆記するために好適な姿勢に対応する。傾斜角が20°より大きい場合、人は読書モードにある。
本発明による装置では、警告手段は、読書モードにおける測定された距離が読書設定距離より小さい場合、及び/又は筆記モードにおける測定された距離が筆記設定距離より小さい場合、制御手段によって起動される。したがって、作業面までの距離が近方視に対して小さすぎる場合、眼鏡の着用者は、警告手段によって警告を受け、警告手段の動作を停止させるために、自身の姿勢を変えることによって作業面から離れるように移動するように促される。一実施形態によれば、輝度を測定する手段は警告手段に結合され、それにより、警告手段は、測定された輝度値が筆記距離又は読書距離それぞれの輝度設定値関数より小さい場合、制御手段によって起動される。たとえば、作業面までの距離が小さくなる場合、輝度設定値は高くなる可能性があり、作業面までの距離が大きくなる場合、低くなる可能性がある。警告手段は、人が見出されるモードに応じた設定距離が考慮される場合であっても、依然として起動され得る。
図4は、側面から見たフレーム4のレンズの平面10に対する、距離を測定する手段3の例示的な角度配置を示す。この例では、距離を測定する手段3は、それらの主発光軸又は主受光軸により、(図の平面に対応する)垂直平面Pにおいて、フレーム4の2つのレンズ(又は2つのリム)の平均平面10に直交する直線に対して0°〜20°の間にある角度がもたらされるように配置されている。第1発光ダイオードの主軸310は、フレーム4のレンズの平均平面10に対して垂直に向けられ、これは0°に対応する。第1ダイオードの主軸310は、2つのレンズの主平面10に直交する直線と一致する。第2発光ダイオードの主軸311は、第1発光ダイオードの主軸310に対して20°に向けられている。受光ダイオードは、その主軸330が主軸310に対して10°、すなわち発光ダイオードの発光方向の間の中間に向けられる配置されている。
図4を参照すると、レンズの平面10は、典型的には、前傾角Yが垂直面14に対して約10°であるように配置されており、それにより、人の注視を2つのレンズの平均平面に対して垂直であるようにすることができる。
特に好ましい実施形態では、本発明による装置は、読書距離及び/又は筆記距離を測定する二組の手段3を備えている。たとえば、眼鏡フレーム4の各テンプル2に、上述したような2つの発光ダイオード及びセンサを備えることができる。図5は、眼鏡フレーム4の2つのレンズ5の平均平面10に対する装置1の距離を測定する一組の手段3の例示的な配置を示す。距離を測定する一組の手段3は、たとえば、フレーム4の2つのレンズ(又は2つのリム)の平均平面10に直交する直線に対して、水平傾斜角δが−45°〜0°の範囲にあるように、好ましくは、−30°の辺りの角度であるように配置することができる。したがって、測定手段3は、眼鏡の個々の着用者の鼻ゾーンに対して収束するように配置されている。有利には、センサの水平傾斜角δは、個人の形状及び/又は形態に応じて調整可能であり得る。
有利には、一実施形態による装置は、外部の記録及び/又は表示デバイス(図示せず)と通信するための通信手段(図示せず)をさらに備えている。通信は、たとえばマイクロUSBコネクタケーブル又は無線(Bluetooth等)接続を介して行うことができる。装置はまた、測定された読書距離及び/又は筆記距離、測定された輝度値並びに/又は警告手段の起動の回数を記録する記録手段(図示せず)も備えることができる。記録手段は、たとえばメモリカードから構成することができる。
好ましくは、読書設定距離及び/若しくは筆記設定距離の値、傾斜角の閾値、並びに/又は輝度設定値等のパラメータは、個人化することができる。たとえば、検眼士又は眼科医は、マイクロUSBケーブル又は無線(Bluetooth等)接続によって実施形態による装置に接続された自身のコンピュータを用いて、これらの値のうちの1つ又は複数を調整することができる。そして、各眼鏡着用者は、近方視作業を行うときに自身に対して一意の姿勢をとるという事実を考慮することができる。
本発明による装置1は、眼鏡のフレーム4のテンプル2のうちの一方に取り付けるか又は一体化することができる。例えば、装置は、フレーム4のテンプル2のうちの一方に取外し可能に又は永続的に固定することができる。装置はまた、図2に示すように、フレーム4のテンプル2のうちの一方に一体化することも可能である。上述したように、フレーム4の2つのテンプル2の各々に装置1を備えることも可能である。
有利には、本発明による装置1は、眼鏡の着用者の筆記する手に対して反対側のフレーム4のテンプル2に取り付けられている。したがって、装置の正しい動作は、着用者の筆記する手によって妨げられず、読書距離及び/又は筆記距離の測定を正しく行うことができる。
上述した実施形態による装置には、小型であり、軽量であり、安価であるという利点がある。装置により、入射角が大きい場合であっても、約1センチメートルの精度で作業面までの距離を測定することができる。装置はまた、右利きの着用者及び左利きの着用者の姿勢に関する制約を満たすためにも好適である。
第2態様によれば、本発明は、上述した実施形態による装置を用いて眼鏡の着用者の読書モード又は筆記モードを確定する方法に関する。本方法の一実施形態を図6に概略的に示し、それは、以下のステップを含む。2つのレンズの平均平面の傾斜角αが測定される(ステップ101)。事前設定された時間Tの間、傾斜角αが設定傾斜角αより大きいか否かが判断される(ステップ102)。設定傾斜角αは、たとえば、垂直面に対して約−10°であり得る。この遅延により、物体が人の眼鏡フレームの正面をわずかな時間通過したときに警告を起動するのを回避することができる。たとえば、所定時間Tは、概算で約10秒間〜30秒間であり得る。
所定時間Tの間、傾斜角αが設定傾斜角αより大きい場合、頭部の位置及び/又は向きの動きのパラメータvαが求められる(ステップ103)。この確定は、例えば、本発明の第1態様による装置に一体化された、又は別法として眼鏡フレームに一体化された加速度計又はジャイロメータによって行うことができる。
頭部の位置及び/又は向きの動きのパラメータvαは、たとえば、頭部のヨー角、ピッチ角及び/又はロール角に関連する動きの速度を含むことができる。
頭部の動きのパラメータの測定により、人が実際に読書の過程にあるか又は筆記の過程にあるかを確認することができる。特に、人の頭部が非常に且つ/又は迅速に動く場合、その人が読書又は筆記の作業を行っている可能性は低い。したがって、電力資源、たとえばバッテリの寿命を有効に管理されるのを可能にするために、眼鏡の着用者が実際に筆記モード又は読書モードにある場合にのみ、作業距離dの測定が行われる。
頭部の動きのパラメータが閾値動き値より低い場合、閾値傾斜角αに応じて読書モードと筆記モードとの識別が行われる(ステップ105及び106)。上述したように、読書モードは、閾値傾斜角αより小さく且つ設定傾斜角αより大きい傾斜角αと、読書設定距離dLCとに関連し、筆記モードは、閾値傾斜角αより大きい傾斜角αと筆記設定距離dECとに関連する。
人が読書モードにある場合、2つのレンズの平均平面と読書面との間の読書距離dが測定される(ステップ107)。同様に、人が筆記モードにある場合、2つのレンズ(又はフレームの2つのリム)の平均平面と筆記面との間の筆記距離dが測定される(ステップ108)。モードに応じて測定された距離d、dが、読書設定距離dLC又は筆記設定距離dECより小さいと判断された場合(それぞれステップ109および110)、着用者に対して姿勢を矯正するように警告するために警告が起動される(ステップ111)。
一実施形態では、読書モードは、追加の読書設定距離に関連し、筆記モードは、追加の筆記設定距離に関連する。そして、方法は、測定された読書/筆記距離が、それぞれ読書/筆記設定距離と追加の読書/筆記設定距離との間の最大値より小さいときに、警告を起動するステップをさらに含む。起動の強度及び/又は頻度は、それぞれ設定距離と追加の読書/筆記設定距離との間の測定された読書/筆記距離に応じて比例して変化する。たとえば、読書設定距離は29cmとすることができ、追加の読書設定距離は24cmとすることができる。そして、警報は、測定距離が29cmより小さいときに起動され、ある周波数の不連続な音声信号から構成することができる。音声信号の周波数は、測定された距離が29cm〜24cmの間で低減したときに増大する。測定された距離が24cmより小さい場合、音声信号は連続的であり得る。
好ましくは、本発明による方法は、データを記録することをさらに含む。データは、測定された読書及び/若しくは筆記距離、測定された輝度値並びに/又は警告の起動の回数、並びに関連する日付及び/又は時間を含むことができる。記録されたデータを、たとえばマイクロUSBコネクタケーブル又は無線接続によって、コンピュータ等の外部の録及び/又は表示デバイスに通信することも可能である。したがって、データを記録し、眼鏡着用者をモニタリングしている検眼士又は眼科医のコンピュータに送信することができる。
別法として、外部の記録及び/又は表示デバイスにデータをリアルタイムに通信することができる。
したがって、検眼士又は眼科医は、眼鏡の着用者の挙動をモニタリングすることができる。たとえば、警報の起動の回数又は頻度は、患者の進行性近視を示すことができる。そして、検眼士又は眼科医は、環境に応じて、作業面に対する個人の姿勢、又は個人の視力処方をよりよく管理するように警告閾値を適応させることができる。
上述した実施形態による方法は、読書面及び/又は筆記面の特質とは無関係に行うことができる。たとえば、読書面及び/又は筆記面(又は媒体)は、紙又はタブレットコンピュータ等のコンピュータの画面から構成することができる。同等に、上述した実施形態による装置は、あらゆるタイプの作業媒体で使用されるのに好適である。
上述した実施形態による方法は、特に、悪い近方視作業状態(不適切な姿勢、不十分な照明等)に連続して且つ繰返しさらされた後の遠視又は近視である子供に、かつ関連する視覚的欠陥の進行を低下させるために適用することができる。
実施形態による装置及び方法はまた、予防的器具を用いて、(視覚的欠陥のない)正常視の個人によっても使用することができることが留意されよう。

Claims (19)

  1. フレーム(4)及び2つのレンズ(5)を備えた眼鏡の個々の着用者の読書モード又は筆記モードを確定する装置(1)であって、
    − 前記フレーム(4)又は頭部の要素と作業面(12)との間の距離を測定する手段(3、31、33)
    を備える装置(1)であり、
    − 前記2つのレンズ(5)の平均平面(10)の、前記平均平面(10)に対して垂直な前記頭部の垂直正中面(P)における垂直面(14)に対する傾斜角(α)を測定する手段と、
    − 前記測定された傾斜角(α)を設定傾斜角と比較し、前記比較に応じて前記個人の読書モード又は筆記モードを確定することができる制御手段であって、前記読書モードが所定の読書設定距離に関連し、前記筆記モードが所定の筆記設定距離に関連する、制御手段と、
    をさらに備える装置(1)。
  2. 前記眼鏡フレーム(4)に固定して締結されており、前記距離を測定する手段(3、31、33)が、前記フレーム(4)の前記2つのレンズ(5)の前記平均平面(10)と作業面(12)との間の距離を測定するのに好適である、請求項1に記載の装置(1)。
  3. − 読書モードにおいて、前記測定された距離が、前記所定の読書設定距離より小さく、且つ/又は
    − 筆記モードにおいて、前記測定された距離が、前記所定の筆記設定距離より小さい
    場合に、前記制御手段によって起動される警告手段をさらに備える、請求項1又は2に記載の装置(1)。
  4. 前記制御手段が、前記測定された傾斜角(α)が前記設定傾斜角より大きい場合に、所定の閾値傾斜角に応じて、前記読書モードと前記筆記モードとを識別することができ、前記読書モードが、前記所定の閾値傾斜角より小さく且つ前記設定傾斜角より大きい傾斜角(α)に関連し、前記筆記モードが、前記所定の閾値傾斜角より大きい傾斜角(α)に関連する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置(1)。
  5. 読書面及び/又は筆記面の輝度値を測定する手段(35)をさらに備え、前記警告手段が、前記測定された輝度値が、前記測定された距離及び眼鏡の前記個々の着用者が見出される前記筆記モード又は読書モードの設定輝度値関数より低い場合に、前記制御手段によって起動される、請求項3又は4に記載の装置(1)。
  6. 前記距離を測定する手段(3、31、33)が、2つの発光体(31)であって、前記垂直正中面(P)においてそれらの主発光軸(310、311)の間が非ゼロ角であるように配置された発光体(31)と、前記2つの発光体(31)のうちの少なくとも1つによって放出され且つ前記作業面(12)によって反射された信号を受信することができるように配置された受信器(33)とを備える、請求項2〜5のいずれか一項に記載の装置(1)。
  7. 前記距離を測定する手段(3、31、33)が、前記垂直正中面(P)において、それらの主軸(310、311、330)の角度が前記フレーム(4)の前記2つのレンズ(5)の前記平均平面(10)に対して0°〜20°の間にあるように配置される、請求項2〜6のいずれか一項に記載の装置(1)。
  8. 前記距離を測定する手段(3、31、33)が、それらの主軸の水平傾斜角δが前記フレーム(4)の前記2つのレンズ(5)の前記平均平面(10)に直交する直線に対して−45°〜0°の間にあるように配置される、請求項2〜7のいずれか一項に記載の装置(1)。
  9. 前記水平傾斜角δが、前記眼鏡の個々の着用者の形状及び/又は形態に応じて調整可能である、請求項8に記載の装置。
  10. 前記傾斜角を測定する手段が、傾斜計及び/又は加速度計を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置(1)。
  11. 外部の記録及び/又は表示デバイスと通信することができる通信手段をさらに備える、請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置(1)。
  12. 前記警告手段が、視覚警報、音声警報及びバイブレータのうちの少なくとも1つを含み、前記視覚警報は、前記着用者及び/又は前記着用者以外の人の目に見える、請求項3〜11のいずれか一項に記載の装置(1)。
  13. 前記測定された距離、前記測定された輝度値及び/又は前記警告手段の起動の回数を記録することができる記録手段をさらに備える、請求項3〜12のいずれか一項に記載の装置(1)。
  14. 前記筆記設定距離及び/若しくは読書設定距離の値並びに/又は輝度設定値が個人化可能である、請求項5〜13のいずれか一項に記載の装置(1)。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置(1)を用いて眼鏡の個々の着用者の読書モード又は筆記モードを確定する方法であって、
    − 前記フレーム(4)又は頭部の前記要素と前記作業面(12)との間の前記作業距離を測定するステップと、
    − 前記垂直正中面(P)における垂直面(14)に対して前記2つのレンズ(5)の前記平均平面(10)の前記傾斜角(α)を測定するステップと、
    − 前記測定された傾斜角(α)を設定傾斜角と比較するステップと、
    − 前記比較に応じて前記個人の読書モード又は筆記モードを確定するステップであって、前記読書モードが所定の読書設定距離に関連し、前記筆記モードが所定の筆記設定距離に関連する、ステップと
    を含む方法。
  16. − 前記測定された距離が前記所定の設定距離より小さい場合、前記筆記モード又は前記読書モードに応じて、前記着用者に対して姿勢を矯正するように警告するために警告を起動するステップ
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. − 前記傾斜角(α)が、所定時間(T)の間、前記設定傾斜角(α)より大きい場合、前記頭部の動きのパラメータ(vα)を求めるステップと、
    − 前記動きパラメータ(vα)が閾値動き値(vαc)より低い場合、前記閾値傾斜角(α)に応じて前記読書モードと前記筆記モードとを識別するステップであって、前記読書モードが、前記閾値傾斜角(α)より小さくかつ前記設定傾斜角(α)より大きい傾斜角(α)に関連し、前記読書モードが、前記閾値傾斜角(α)より大きい傾斜角(α)に関連する、ステップと
    をさらに含む、請求項15又は16に記載の方法。
  18. − データを記録するステップであって、前記データが、前記測定された読書距離及び/若しくは筆記距離、前記測定された輝度値並びに/又は前記警告の起動の回数を含む、ステップと、
    − 前記記録されたデータを外部の記録及び/又は表示デバイスに通信するステップと
    をさらに含む、請求項15〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 外部の記録及び/又は表示デバイスにデータをリアルタイムに通信するステップをさらに含み、前記データが、前記測定された読書距離及び/若しくは筆記距離、前記測定された輝度値並びに/又は前記警告の起動の回数を含む、請求項15〜17のいずれか一項に記載の方法。
JP2016526057A 2013-10-25 2014-10-23 筆記モード又は読書モードを確定する装置及び方法 Active JP6470749B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1360460A FR3012627B1 (fr) 2013-10-25 2013-10-25 Dispositif et procede de correction de posture
FR1360460 2013-10-25
PCT/FR2014/052699 WO2015059417A1 (fr) 2013-10-25 2014-10-23 Dispositif et procédé de détermination d'un mode d'écriture ou de lecture

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016538588A true JP2016538588A (ja) 2016-12-08
JP6470749B2 JP6470749B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=49759384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016526057A Active JP6470749B2 (ja) 2013-10-25 2014-10-23 筆記モード又は読書モードを確定する装置及び方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US10288906B2 (ja)
EP (1) EP3060958B1 (ja)
JP (1) JP6470749B2 (ja)
KR (1) KR102256586B1 (ja)
CN (1) CN105683820B (ja)
AU (1) AU2014338811B2 (ja)
ES (1) ES2696449T3 (ja)
FR (1) FR3012627B1 (ja)
SG (1) SG11201603147XA (ja)
WO (1) WO2015059417A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021110925A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 クリア電子株式会社 視力低下抑制眼鏡、視力低下抑制方法及びプログラム
JP2022516841A (ja) * 2018-12-14 2022-03-03 ルックスオティカ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 電子眼鏡

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3112927A1 (en) * 2015-06-30 2017-01-04 Essilor International (Compagnie Generale D'optique) A vision monitoring module fixed on a spectacle frame
CN105491427B (zh) * 2015-11-24 2019-01-29 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种智能电视的控制系统及其实现方法
CN105931434B (zh) * 2016-05-18 2018-09-18 南京信息职业技术学院 一种预防近视眼患者近视加深的装置与方法
US20180144554A1 (en) 2016-11-18 2018-05-24 Eyedaptic, LLC Systems for augmented reality visual aids and tools
CN108254941A (zh) * 2017-05-12 2018-07-06 肇庆学院 一种基于微型单片机红外监测系统的矫正视力数码眼镜
US20190012841A1 (en) 2017-07-09 2019-01-10 Eyedaptic, Inc. Artificial intelligence enhanced system for adaptive control driven ar/vr visual aids
US10613494B2 (en) 2017-09-25 2020-04-07 Ademco Inc. Systems, methods, and devices for detecting a value corresponding to an ambient condition and generating an alert responsive to the value
US10984508B2 (en) 2017-10-31 2021-04-20 Eyedaptic, Inc. Demonstration devices and methods for enhancement for low vision users and systems improvements
US11563885B2 (en) 2018-03-06 2023-01-24 Eyedaptic, Inc. Adaptive system for autonomous machine learning and control in wearable augmented reality and virtual reality visual aids
KR20210043500A (ko) 2018-05-29 2021-04-21 아이답틱 인코포레이티드 저시력 사용자들을 위한 하이브리드 투시형 증강 현실 시스템들 및 방법들
CN112969436B (zh) * 2018-09-24 2024-02-09 爱达扩视眼镜公司 电子视觉辅助设备中自主增强的免手动控制
CN111862555B (zh) * 2019-04-30 2023-06-16 北京安云世纪科技有限公司 坐姿纠正控制方法、装置、计算机设备及存储介质
FR3110254B1 (fr) * 2020-05-12 2023-04-14 Pierre Stefani Dispositif permettant de perdre l’habitude de se toucher le visage afin d’éviter tous risques de contamination par un virus.

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000250304A (ja) * 1999-03-04 2000-09-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置のフォトセンサ装置
JP2001133741A (ja) * 1999-09-24 2001-05-18 Essilor Internatl メガネフレーム及びキット
JP2002328134A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Nec Tokin Corp 姿勢状態及び方位の検出装置
WO2008078320A2 (en) * 2006-12-22 2008-07-03 Yossi Gross Electronic transparency regulation element to enhance viewing through lens system
WO2013065731A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 京セラ株式会社 センサ装置
WO2015059566A1 (en) * 2013-10-25 2015-04-30 Essilor International (Compagnie Générale d'Optique) Method for correcting a wearer behaviour for using a pair of spectacles in optimized conditions

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1280700B1 (it) * 1995-11-08 1998-01-30 Marta Marangoni Occhiali per non vedenti e sordo-ciechi, muniti di sensori in grado di rivelare ostacoli e di indicarne la distanza
CN2370437Y (zh) * 1998-02-10 2000-03-22 姜松武 纠姿镜
US7452067B2 (en) * 2006-12-22 2008-11-18 Yossi Gross Electronic transparency regulation element to enhance viewing through lens system
US8231220B2 (en) * 2007-07-26 2012-07-31 Essilor International (Compagnie Generale D'optique) Method of measuring at least one geometrico-physionomic parameter for positioning a frame of vision-correcting eyeglasses on the face of a wearer
SG179307A1 (en) * 2010-09-16 2012-04-27 Ceepro Pte Ltd Ophthalmic glasses
CN202067376U (zh) 2011-05-11 2011-12-07 马添翼 双功能近视预防仪
JP6025014B2 (ja) 2012-02-22 2016-11-16 株式会社リコー 距離測定装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000250304A (ja) * 1999-03-04 2000-09-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置のフォトセンサ装置
JP2001133741A (ja) * 1999-09-24 2001-05-18 Essilor Internatl メガネフレーム及びキット
JP2002328134A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Nec Tokin Corp 姿勢状態及び方位の検出装置
WO2008078320A2 (en) * 2006-12-22 2008-07-03 Yossi Gross Electronic transparency regulation element to enhance viewing through lens system
WO2013065731A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 京セラ株式会社 センサ装置
WO2015059566A1 (en) * 2013-10-25 2015-04-30 Essilor International (Compagnie Générale d'Optique) Method for correcting a wearer behaviour for using a pair of spectacles in optimized conditions

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022516841A (ja) * 2018-12-14 2022-03-03 ルックスオティカ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 電子眼鏡
JP7324845B2 (ja) 2018-12-14 2023-08-10 ルックスオティカ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 電子眼鏡
JP2021110925A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 クリア電子株式会社 視力低下抑制眼鏡、視力低下抑制方法及びプログラム
US11574740B2 (en) 2020-01-14 2023-02-07 CLEAR ELECTRON CO., Ltd. Electronic device and method for suppressing vision loss

Also Published As

Publication number Publication date
SG11201603147XA (en) 2016-05-30
EP3060958B1 (fr) 2018-08-15
CN105683820A (zh) 2016-06-15
WO2015059417A1 (fr) 2015-04-30
CN105683820B (zh) 2019-07-19
US20160274381A1 (en) 2016-09-22
KR102256586B1 (ko) 2021-05-26
KR20160075536A (ko) 2016-06-29
ES2696449T3 (es) 2019-01-15
AU2014338811B2 (en) 2019-01-24
FR3012627B1 (fr) 2018-06-15
JP6470749B2 (ja) 2019-02-13
EP3060958A1 (fr) 2016-08-31
US10288906B2 (en) 2019-05-14
FR3012627A1 (fr) 2015-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6470749B2 (ja) 筆記モード又は読書モードを確定する装置及び方法
US10307053B2 (en) Method for calibrating a head-mounted eye tracking device
CN105579884B (zh) 用于确定人的两个眼睛的瞳孔中间点的方法和眼镜
US9664929B2 (en) Method for determining at least one head posture characteristic of a person wearing spectacles
US9952447B2 (en) Method for determining a behavioural, postural or geometric-morphological characteristic of a person wearing spectacles
US10775647B2 (en) Systems and methods for obtaining eyewear information
KR20080033191A (ko) 각성 감지 안경
CN104614876A (zh) 预防近视和矫正坐姿的装置
US10209536B2 (en) Method for correcting a wearer behaviour for using a pair of spectacles in optimized conditions
CN113164034A (zh) 用于检测用户是否佩戴了视觉行为监测器的系统
KR101300670B1 (ko) 누진렌즈의 누진대 길이 설정을 위한 안구회선각 측정장치 및 그 방법
JP2017134100A (ja) 空気送出機能付き眼鏡
US20170345274A1 (en) Neck posture recording and warning device
JP6442643B2 (ja) 装着性調整メガネシステム、装着性調整メガネ、および装着性調整メガネシステムに用いられるプログラム
JP6482728B2 (ja) 装着性調整値出力メガネシステム、装着性調整値出力メガネ、装着性情報検出メガネ、および装着性調整値出力メガネシステムに用いられるプログラム、並びに調整機能付メガネ
JP2020527079A (ja) 人の姿勢及び視覚行動を判定する方法
CN208795930U (zh) 一种适配于与眼镜使用的装置
KR20200096492A (ko) 대상자의 참조 머리 자세를 결정하기 위한 방법 및 장치
CN212965676U (zh) 一种姿势矫正眼镜
WO2020141231A1 (en) Connected device with eye tracking capabilities
TW201520639A (zh) 變焦眼鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180717

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6470749

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250