JP2016538184A - 平底船、及び少なくとも1つの空気キャビティ長さの制御方法 - Google Patents

平底船、及び少なくとも1つの空気キャビティ長さの制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、人又は貨物を輸送するための平底の船(1)に関し、この船は、当該船の底(2)に取り付けられた抵抗低減システムを備える。この抵抗低減システムは、移動中、船の底で乱流を有する領域を下流に生成する、船の長手方向に直角に延在する2以上の乱流部材(3)と、各乱流部材に関して乱流部材であるいはその近傍で気流を注入する空気インジェクター(6)とを備える。抵抗低減システムは、さらに、乱流部材(3)の両側に隣接するキールを備える。船の底は、キャビティのない平坦であり、乱流部材は、キール間で船の底に保密的に取り付けられたリッジであり、乱流部材は船の底から2.5〜25mmで延在する。

Description

本発明は、平底の船、特に平底の船用の抵抗低減に関する。
また本発明は、平底船の底で少なくとも1つの空気キャビティの長さを制御する方法に関する。
平底の船は、重量貨物又は人を、例えば川及び運河での輸送用に建造された平底のボートである。いくつかの船は、自力で推進せず、引き船によって牽引されるか、押される必要がある。そのような船の長さが大きいため、船の底と、船が存在する水との間に大きな接触面が存在し、この大きな接触面は、水中を船が移動する間、大きな抵抗を発生する。
このような平底の船に、例えば気泡を使用する抵抗低減システムを設け、抵抗が低減されるかもしれないことは知られている。
当業者においては、そのような平底船の効率の改善が未だ必要であると感じている。
発明は、人又は貨物を輸送するための改善された平底の船を提供する。
発明の態様によれば、人又は貨物を輸送するための平底の船が提案され、この船は、船の底に付けられた抵抗低減システムを備える。この抵抗低減システムは、船の長手方向に直角に延在し、船の移動中、船の底で乱流を有する領域を下流に生成する2以上の乱流部材と、各乱流部材用に、乱流部材にあるいはその近傍に気流を注入する空気インジェクターとを備える。抵抗低減システムは、さらに、乱流部材の両側に隣接するキールを備える。船の底は、キャビティがない平坦である。乱流部材は、キール間で船の底に保密的に(sealingly)取り付けられたリッジ(ridge)であり、また乱流部材は、船の底から2.5〜25mm、延在する。
発明による船を提供することによって、船の効率は、船への限られた改造だけで改善される。平底の船に、キール及びリッジのみが保密的に取り付けられねばならず、また、リッジの近くに空気供給部が設けられなければならない。保密的に取り付けられることは、リッジと船の底との間に隙間が存在しないというように理解されねばならない。供給された空気は、平坦な底の下に気泡を生成する。ここで気泡は、境界としてリッジ及び2つのキールを有する。これらの境界は、平坦な底に、そして限られたコストで、形成が容易である。
以下には、発明の例示的な実施形態がさらに詳細に記述されるだろう。しかしながら、これらの実施形態が本発明に関する保護の範囲の制限として解釈されなくてもよいことは認識されるべきである。
実施形態において、3つ以上の長手方向のキールが第1セクション及び第2セクション、あるいはさらなるセクションに船の底を分割している。船の安定性は、船の底を第1及び第2のセクションに分割することにより改善されるかもしれない。異なるセクションのため、一もしくは複数の空気キャビティは、底の幅のより小さな部分にわたり延在し、それによって、底の片側から底の別の側へ空気が突然に移動するリスクを低減する。
実施形態において、それぞれの乱流部材は、平底の船の幅にわたり延在し、乱流部材の両側はキールにぶつかり終端する。この実施形態の利点は、空気キャビティが船の幅にわたり等しく生成され、このことは船の安定性を増加させるということである。
実施形態において、第1セクション、第2のセクション、及びあるいはさらなるセクションに置かれた乱流部材は、互いに実質的に列をなしている。乱流部材を互いにそのような関係に置くことは有利であり、その結果、第1セクションにおける空気キャビティが第2セクションにおける空気キャビティに実質的に等しくなる。
複数の空気キャビティが第1セクションに生成される場合、第1セクションにおける空気キャビティと実質的に同じ長さ及び/又は位置を有する複数の空気キャビティが第2セクションに生成されるということに注目される。したがって船の安定性は、生成された空気キャビティによって影響されない、あるいは少なくとも最小的な影響である。
実施形態では、乱流部材は、船の長手方向において0.5〜5mmの範囲の幅を有する。乱流部材が船に対してとても小さいエレメントによって実現されてもよいことは有利である。
実施形態において、船は2以上の乱流部材を有し、これらの乱流部材は、バージの底に第1セクション、第2セクション、あるいはさらなるセクションのそれぞれに設けられ、船の長手方向において互いに対して等しい距離で間隔をあけて配置される。
別の実施形態では、その距離は船の長手方向において可変であってもよい。
実施形態において、空気インジェクターは、船の底における、及び/又はキールの少なくとも1つにおける、開口によって形成される。その空気インジェクターは、空気インジェクターへ空気を送り込む空気ポンピング装置に接続され、あるいは接続可能である。キールの少なくとも1つに空気インジェクターを設けることは、船の外板に追加の穴を作製しなくてもよいので有利であり、これは、船に対して抵抗低減システムの取り付け及び/又は取り外しを容易にする。
開口と空気ポンピング装置との間に伝導部(conducts)がキールにさらに挿入されてもよいことは注目される。さらに、乱流部材の実質的に全長にわたり空気キャビティを生成するために乱流部材に十分な空気を供給するのに、乱流部材当たり1つの開口だけで十分であることは注目される。
実施形態において、空気出口が乱流部材の近くで上流に設けられる。好ましくは、空気出口は、上流でそれぞれの乱流部材の近くに設けられる。各乱流部材の後ろに形成された空気キャビティの長さが空気出口による空気を出すことによって制御されてもよいということがこの実施形態の利点である。したがって、各乱流部材での空気キャビティは発達することができ、先の乱流部材で実現された空気キャビティによって妨害されないということが達成される。より多くの空気キャビティが船の底に実現される場合、あるいは船の底のより広い表面が空気キャビティによって覆われる場合、抵抗低減システムの効率は増す。
実施形態において、空気出口は、空気を選択的に出すために操作可能である。船がある速度を有する場合、最初の乱流部材で生成された空気キャビティは、後の乱流部材を越えてある距離に延在することが発生するかもしれない。空気キャビティが後の乱流部材を越えてちょうど延在する場合、後の乱流部材は空気キャビティを生成せず、その結果、後の乱流部材の後ろでは、乱流部材間の全距離が空気キャビティによってカバーされるのではない。この状況において空気出口が開かれた場合、空気キャビティの長さが制御され、その結果、空気キャビティは、もはや後の乱流部材を越えて延在しない。
船が上述したよりもかなり速い速度で移動する場合、ある乱流部材で発生して後の乱流部材を越えて延在する空気キャビティは、次の乱流部材まで延在するかもしれず、1つの空気キャビティは、2つの乱流部材間の距離にわたり形成される。抵抗低減システムの効率は、このような空気キャビティの長さの制御をすることによって増加するかもしれない。
実施形態において、センサーは、乱流部材の少なくとも1つへの上流に設けられ、このセンサーは、少なくとも空気キャビティの存在を測定するのに適用される。それにより、コントローラーが設けられた場合、センサーによって実行された測定に基づいて空気インジェクター及び/又は空気出口を制御することは有利である。この実施形態において、空気キャビティが乱流部材の上流に存在することが測定されたか否かに基づいて、空気インジェクター及び/又は出口を開くあるいは閉じることが可能である。
例えば、空気キャビティの存在を測定するセンサーを各乱流部材の上流に設けることが可能である。空気キャビティは、最初の乱流部材で生成され、その結果、空気キャビティの存在は、2番目の乱流部材の上流で測定することができる。しかしながら、3番目の乱流部材の上流で空気キャビティの存在が測定されない場合、これは、2番目の乱流部材による空気キャビティの生成を妨害する最初の乱流部材によって生成される空気キャビティによって引き起こされるかもしれない。2番目の乱流部材の近くの上流の空気出口は、空気を出すために開かれてもよい。その後、3番目の乱流部材の前のセンサーは、2番目の乱流部材によって生成された空気キャビティの存在を測定してもよい。抵抗低減システムの効率は、空気キャビティの長さを制御することにより増加し、約10%の抵抗の低減につながるかもしれない。
実施形態において、複数のキールは、船の底から実質的に同じ高さまで延在し、この高さは、0.05〜0.30mの範囲にあってもよい。
別の態様では、発明は、前の請求項のいずれか1つによる平底の船の底で少なくとも1つの空気キャビティの長さを制御する方法に関する。この方法は、
ある速度で船を移動させること、
乱流部材の少なくとも一つので、あるいはその近くで空気を噴射すること、
船の速度及び船の底より下の深さを測定すること、
を備え、
ここで、船が第1範囲内の速度を有するとき、空気は、それぞれの乱流部材であるいはその近くで噴射され、最も前方の乱流部材を除いたそれぞれの乱流部材の近くの上流で出され、船が第1範囲よりも大きい第2範囲内の速度を有するとき、空気は、隣接していない乱流部材であるいはその近くの上流で出される。
空気は、すべての空気噴射口で噴射されるとは限らないので、空気キャビティを生成するために、より少ない空気でよい。これは経済的利益につながるので、より少ない空気でよいことは有利である。
図1は、発明による使用における船の実施形態の底面図を示す。 図2は、図1のラインII−IIによる図1の船の断面図を示す。 図3は、図1のラインIII−IIIによる図1の船の断面図を示す。 図4のa),b)は、異なる速度での図3における詳細IVを拡大したものを示す。 図5のa),b)は、反対方向に移動するときの図3における詳細IVを拡大したものを示す。 図6のa)−d)は、船の底での空気キャビティの発達を示す。 図7のa)−d)は、異なる速度での図1のような船を示す。 図8は、図3における詳細IVの別の実施形態を示す。 図9は、図8の代わりの実施形態を示す。 図10のa)−c)は、乱流部材の実施形態を示す。 図11のa)−d)は、キールの実施形態を示す。 図12は、発明による使用における2つの隣接する船を示す。
発明の態様は、図面に示される発明の例示的な実施形態を参照することによって、より詳しく説明されるだろう。
バージのような船は、水上で貨物、特に重量貨物の輸送用に主として使用される。バージは、川及び/又は運河を経由する輸送に主として使用される。水を通るこのような船の移動中、流速の相対的方向において、力が船の外板に作用する。これは抵抗(drag)と呼ばれる。この抵抗を減少するために、空気キャビティが船の底の外板と水との間に供給されてもよい。抵抗を減少することは、例えば、燃料の節約あるいは船の高速化の可能性につながる。
したがって、図1、図2及び図3は、発明による船1の底2を示す。複数の乱流部材3が船1の底2に装着される。乱流部材3は、船1の長手方向において互いに対して間隔をあけて配置される。したがって、それぞれの乱流部材の後ろに空気キャビティ5の発達用に利用可能な十分なスペースが存在する。矢印Fが水の流れ方向を示す図1及び図3で見ることができるように、多くの空気キャビティが生成される。空気キャビティの数は、乱流部材3の数に対応する必要はない(図4を参照)。後で説明するように、乱流部材3の数は、空気キャビティの数よりも多いかもしれない。さらに、図1に示すように、乱流部材3は、船の幅の半分にわたり実質的に延在し、キール4にぶつかる各側部で終端する。
空気キャビティが生成されない底の一部は、水と接触するかもしれない。そのような部分は「ぬれた領域」と呼ばれ、9の参照符号で図1及び図3に示されている。船1の底2での「ぬれた領域」の量が小さいほど、抵抗は、より減少される。
さらに、キール4が船1の底2に設けられる。2つのキール4が底2の各側方に設けられ、この2つのキール4の間に3番目のキール4が設けられる。キール4は、船1の底2を2つのセクションに分割し、これによって、図2で見ることができるように、船1の安定性を増す。
2つのセクションのそれぞれにおいて、乱流部材3が設けられ、第1セクションに置かれた乱流部材3は、第2セクションに置かれた乱流部材3と実質的に平行である。このことは、船1の安定性に有利である。
流れ方向Fにおいて乱流部材3の直ぐ後ろに空気を噴射する空気インジェクター(図示せず)が乱流部材3の下流に設けられ、その結果、図6を参照して後述するように、空気キャビティ5が発達することができる。
図4のaは、図3における詳細IVを拡大して、かつ第1速度で、及び/又は第1水深での状態を示す。空気噴射装置6は、流れ方向Fにおいて乱流部材3の後ろで空気を噴射する。空気キャビティ5は、乱流部材3から発達し、速度V3及び水深の影響下で、図4のaで見ることができるように、後の乱流部材3を越えて延在する。空気キャビティ5は、後の乱流部材3を越えて延在することから、その乱流部材3で空気を噴射することは必要ではない。しかしながら、生成された空気キャビティ5に十分な空気が存在すること、及び/又はその空気キャビティ5がさらに延在することができること、を確保するために、空気が後の乱流部材3で噴射されてもよい。
乱流部材3で生成された空気キャビティ5が後の1つの乱流部材3を越えて延在することが、記述され示されている。しかしながら、空気キャビティ5は、1つを超える後の乱流部材3を越えてさらに延在してもよく、その延長部分は、速度V3に依存し、噴射空気量には余り依存しない。
図4のbは、図3における詳細IVを拡大して、かつ速度V1で、及びある水深での状態を示す。速度V1は、速度V3未満である。図で見ることができるように、空気キャビティ5は、すべての乱流部材3の下流に生成されている。速度V1のため、空気キャビティは、図4のaと比較してより短い距離にわたり延在し、よって後の乱流部材3の前で終端する。したがって、速度V3で生成された空気キャビティの数と比較して、より多くの空気キャビティが速度V1で生成される。両速度において、船1の底2の表面の大きな部分が空気キャビティ5で覆われており、それによって、抵抗を低減している。
図5のa及びbは、抵抗低減システムが第1流れ方向Fにおいて使用されてもよいが、また逆の第2流れ方向において使用されてもよいことを示している。乱流部材3の形により、後で説明するように、抵抗低減システムは、両方の移動方向において抵抗を低減することができる。
2つの異なる移動方向において抵抗低減システムを使用可能であるために、各乱流部材の両側で空気を噴射する可能性を提供することが必要かもしれない。
図6のa〜dは、船1の底2での空気キャビティ5の発達を示している。例えば図6のaの状態は、船1が移動し始めたとき、あるいは空気がまだ噴射されていない場合に発生するかもしれない。乱流部材3にあたる水の流れにより、乱流を有する領域10は、乱流部材3の全長にわたり乱流部材3の下流に生成され、乱流部材3の両側のキール4で終了する。このことは、図10に関して記述するように、乱流部材3の形状及び寸法によって引き起こされる。
図6のbに示される次のステップでは、乱流部材3のすぐ後ろにある、乱流を有する領域10に空気を噴射するステップを備える。乱流のため、噴射された空気は、乱流を有する領域10の実質的に全てにわたり分布される。
船1の移動、及び水によって空気に作用する力のため、図6のcに示すように、空気は下流へ移動する。ある時間経過後、船の速度、これは水流速度を意味する、空気噴射速度、及び船の底より下の深さに依存して、図6のdに示されるかもしれないように、空気キャビティ5は、十分に発達し、重力波長の半分に等しい。
図7のa〜dは、船1の底2での、及び船1の異なる速度の影響での空気キャビティの発達を示す。図7のaは、図4のbに関して説明したような状況に関連し、図7のdは図4のaに関して説明したような状況に関連する。
速度V3と速度V1との間にある速度V2では、図7のbに示すような状況が生じるかもしれない。速度のため、空気キャビティ5の一部分11により示されるように、乱流部材3で生成された空気キャビティ5は、後の乱流部材3をちょうど越えて延在する。その結果、後の乱流部材3での空気キャビティ生成は、先の空気キャビティ5によって妨害され、それ故に、後の乱流部材3で空気キャビティは生成されず、少なくとも1つの大きなぬれた表面9が生じる。この状況が生じたとき、抵抗低減システムの効率は低減する。
この状況は、図7のc示すように、空気を出すことで克服できる。先の乱流部材3によって生成された空気キャビティ5の空気を出すための空気出口(図示せず)がそれぞれの乱流部材3の近くで上流に設けられる。すべての乱流部材の下流に空気キャビティ5が生成されるという結果をもたらすことから、生成された空気キャビティ5が後の乱流部材3をちょうど越えて延在することは防止される。したがって、抵抗低減システムの効率は増加し、ぬれた表面9は最小になる。
船1の操作者は、それぞれの乱流部材3の上流での空気出口を制御することができてもよい。例えば、船が第1速度範囲内の速度で移動している場合に、空気を出すことができる。第1速度範囲は、図7のa〜cで示した状況をもたらす速度を備えてもよい。船1が第2速度範囲内の速度で移動している場合、空気はもはや出されず、図7のdに示すような状況が生じるかもしれない。
したがって、抵抗低減システムの効率は、空気キャビティ5の長さを制御することによって改善することができる。空気キャビティの長さを制御することにより、船1の底2のできるだけ多くの表面が空気キャビティ5で覆われる。
図8は、図3における詳細IVの別の実施形態を示す。この実施形態では、図7に関して記述されるように、空気を出すための空気出口12が設けられる。空気出口12は、周囲に直接、空気を出すようにしてもよく、あるいは空気インジェクター6に空気を出して、空気が再使用されるようにしてもよい。
空気出口12は、キール4の1つにおける、あるいは船1の底2における開口によって形成されてもよいことが注目される。空気出口12は、閉じることができてもよく、あるいは空気出口は、空気インジェクター6によって制御されてもよい。また、空気入口も、キール4の1つにおける、あるいは船1の底2における開口によって形成されてもよい。
図9は、図8の別の実施形態を示す。この実施形態では、センサー7が乱流部材3の近くで上流に、及び/又は空気出口12の上流に設けられる。センサー7は、第1(最初の)センサー7’あるいは第2(次の)センサー7’’の位置で空気キャビティの存在を測定する。第1センサー7’が空気キャビティ5を測定し、第2センサー7’’が空気キャビティ5の存在を測定しないという場合には、これは、底2のほとんどの表面が空気キャビティ5によって覆われているということを示しているかもしれない。
第1センサー7’及び第2センサー7’’が空気キャビティ5の存在を測定しない場合には、図7のbに関して記述したような状況が適用可能かもしれない。この測定は、空気を出す、あるいは空気出口12を閉じるために空気出口12を制御するために使用されてもよい。またその測定は、噴射される空気量を調節するために、図7のa、c及びdの1つに関して記述するような状況を完成するために、コントローラー(図示せず)による空気インジェクター6を制御するためにも使用されてもよい。
センサー7’及びセンサー7’’は、例えば、光センサ、超音波センサー、容量性センサ、などであってもよいことは注目される。
図10のa〜cは、乱流部材3の異なる可能な実施形態を示す。図10のaを参照して、乱流部材3は三角形の断面部分を備え、この三角形部分は二等辺三角形の形をしている。図10のbを参照して、乱流部材3は、1つの、三角形の断面部分を備え、この三角形部分は直角三角形の形をしている。図10のcを参照して、船の底から離れて面する、乱流部材の側面は、実質的に平坦である。いくつかの実施形態では、Bは5mm未満であり、Hは2.5−25mmの範囲にあり、a1及びa2は分離端における90度未満の角度であることを適用する。
いくつかの実施形態では、乱流部材の幅は、乱流部材の高さよりも小さいかもしれないことが注目される。他の実施形態では、乱流部材の幅と乱流部材の高さとの比は、1:1であってもよい。さらに他の実施形態では、乱流部材の幅は30mmまで延び、あるいは20mmまで延在するかもしれない。
記述した実施形態において、乱流部材3は、キール4にぶつかって終端することが示されている。他の実施形態では、乱流部材3の終端とキール4との間には隙間があってもよく、この隙間は、0.2m未満、あるいは0.1m未満であるかもしれない。
図11のa〜dは、キール4の考えられる実施形態を示している。図11のaは、キールとして使用される単純なプレートを示している。図11のaにおいて矢印によって示されるように、空気出口及び入口が船1の底2に設けられてもよい。図11のb〜dは、異なる種類の中空構造がキール4として使用されてもよいことを示している。上述したように空気キャビティ5の長さを制御するために、1つ以上の空気出口がキールに設けられてもよい。同じことが空気インジェクターに適用される。
示された実施形態では、キール4は、底2からある距離で延在する。この距離は、0.05〜0.30、あるいは0.40mの範囲にあるかもしれない。
図12は、2つのバージ1を示し、これは押し船8で押される。各バージ1の底には、多数の乱流部材3が設けられ、ここで空気インジェクターが各乱流部材3の下流に設けられる。さらに、乱流部材3の側部に接続された状態でキール4が設けられ、その結果、生成された空気キャビティは、乱流部材3及び2つのキール4によって囲まれる。
図面は概略で、必ずしもスケール通りではなく、また、本発明の理解に必要でない詳細は省略されるかもしれないことに注意されたい。「上方に(upward)」、「下方に(downward)」、「下に(below)」、「上に(above)」などの用語は、別段の定めがない限り図面において配向されるように実施形態に関連する。さらに、少なくとも実質的に同一である、あるいは少なくとも実質的に同一の機能を実行する構成要素は、同じ数字によって表示されている。
発明は上述の実施形態に限定されず、また、請求範囲の権利範囲内における多くの方法にて変更可能である。例えば、空気インジェクターは、異なる圧力で各キャビティへ空気を噴射することが可能である。例えば、船が刻み角(pitch angle)で移動するとき、最初のキャビティにおける圧力は、最後のもの(同じヒールで)における圧力とは異なる。動作中、作動する空気インジェクターの異なる組み合わせをアレンジしてもよい。例えば、全てのキャビティが発達される場合には、当該システムは、最初の乱流部材の上流にのみ空気を噴射してもよい。
さらに、船は自力で推進するバージ、あるいは押し船で押される必要のあるバージであってもよいことは注目される。また、船は観光船でもあり得る。
さらに、乱流部材及び/又はキールは、フレキシブルなシートに取り付けられてもよいことは注目される。このシートは、船の外板に取り付けられる、あるいは取り付け可能であってもよい。また、船首の近くに位置する乱流部材は、船首近くの流れにおける局所的変化のため、以後の乱流部材と比較して、異なる距離で、例えば大きな距離で、間隔をあけて配置されるかもしれないことはあり得る。
乱流部材に関して、乱流部材は、流れの分離を生成するあらゆる対象物であってもよい。実際には、それは底に溶接された角のある外形であってもよい。乱流部材はまた、船の底に取り付けられた接合部によって、あるいは船の異なる部品と共に溶接して生み出されたものによって形成されてもよい。乱流部材が接合部によって形成される場合、その接合部の下流側が研磨されてもよく、その結果、接合部の下流側に段(step)が形成される。また、段が形成されるように接合部に溝が削られてもよい。

Claims (14)

  1. 人あるいは貨物を輸送する平底の船であって、
    船の底に取り付けられた抵抗低減システムを備え、この抵抗低減システムは、
    当該船の長手方向に直角に延在する2以上の乱流部材で、船の移動中、船の底に、当該乱流部材の下流に乱流を有する領域を発生させるための乱流部材と、
    上記乱流部材にあるいはその近くに気流を噴射するための、各乱流部材用の空気インジェクターと、
    上記乱流部材の両側に隣接したキールと、を備え、
    ここで、船の底はキャビティがない平坦であり、乱流部材はキール間で船の底に保密的に取り付けられたリッジであり、
    乱流部材は、船の底から2.5〜25mmで延在する、
    船。
  2. 船の底は、第1セクション及び第2セクション及びさらなるセクションに船底を分割する3つ以上の長手方向のキールを備える、請求項1に記載の船。
  3. 2以上の乱流部材は、平底の船の幅にわたり延在し、乱流部材の両端部はキールにあたり終端する、請求項1又は2に記載の船。
  4. 第1セクション、第2のセクション、及びさらなるセクションに置かれた乱流部材は、互いに実質的に列をなしている、請求項3に記載の船。
  5. 乱流部材は、船の長手方向において0.5〜5mmの範囲の幅を有する、請求項1から4のいずれかに記載の船。
  6. 2以上の乱流部材は、船の底での第1セクション、第2のセクション、及びさらなるセクションのそれぞれに設けられており、船の長手方向において互いに対して同距離で配置されている、請求項1から5のいずれかに記載の船。
  7. 上記空気インジェクターは、それぞれの乱流部材の下流に設けられている、請求項1から6のいずれかに記載の船。
  8. 空気インジェクターは、船の底における、及び/又はキールの少なくとも1つにおける開口によって形成されており、空気インジェクターへ空気を送り込むための空気ポンピング装置に接続あるいは接続可能である、請求項7に記載の船。
  9. 乱流部材の近くで上流に設けられた空気出口を有し、好ましくは、この空気出口は、最も前の乱流部材を除いた各乱流部材の上流に設けられている、請求項1から8のいずれかに記載の船。
  10. 空気出口は、空気を選択的に送り出すために操作可能である、請求項9に記載の船。
  11. 乱流部材の少なくとも1つの上流に設けられたセンサーを有し、このセンサーは、少なくとも空気キャビティの存在を測定するのに適している、請求項1から10のいずれかに記載の船。
  12. 上記センサーによって実行された測定に基づいて空気インジェクター及び/又は空気出口を制御するために設けられたコントローラーを有する、請求項11に記載の船。
  13. 上記キールは、船の底から実質的に同じ高さまで延在し、この高さは0.05〜0.30mの範囲にあるかもしれない、請求項1から12のいずれかに記載の船。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載の平底の船の底にて少なくとも1つの空気キャビティの長さを制御するための方法であって、
    ある速度で船を移動させること、
    乱流部材の少なくとも1つで、あるいはその近くで空気を噴射すること、
    船の速度及び船の底より下の深さを測定すること、を備え、
    ここで、船が第1範囲内の速度を有するとき、空気は、それぞれの乱流部材で、あるいはその近くで噴射されて、最も前の乱流部材を除いた各乱流部材の近くで上流に空気が送り出され、
    船が第1範囲よりも大きい第2範囲内の速度を有するとき、空気は、非隣接の乱流部材で、あるいはその近くで上流に送り出される、
    制御方法。
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