JP2016537826A - サージアレスタ - Google Patents

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Abstract

本発明は、流体密閉されたケーシング(2)と、その流体密閉されたケーシング(2)の中に配置されていて長手軸(40)を有するアレスタ素子(5)と、前述のケーシング(2)の内部と外部を電気的に接続する高電圧接点(4)と、前述のアレスタ素子(5)から前述の高電圧接点(4)への電気的な接続を行うことができるコンタクトエレメント(9)とを有するサージアレスタ(1)に関する。本発明によれば、上述のコンタクトエレメント(9)は上述の長手軸(40)に対して偏心して配置されており、上述のコンタクトエレメント(9)の位置は上述の長手軸(40)に垂直な平面内で調節可能である。斯くして、好適に、このアレスタ素子(5)を高電圧接点(4)に対して高い自由度を以て位置決めすることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、請求項1の前文に記載のサージアレスタに関する。
サージアレスタは、例えば開閉装置用の保護システムであり、それらの保護システムは、雷撃または他の部分システムの誤作動に起因して過電圧が生じたときに、その過電圧をアースに流すことによって、開閉装置における他の部品を保護する。
この種のサージアレスタは、1つまたは多数の円筒形のアレスタ素子を含み、それらのアレスタ素子は、同じく円筒形の複数の個別バリスタ素子から構成された1つのバリスタスタックを有する。バリスタ素子の特徴は、電圧に依存する抵抗にある。それらバリスタ素子は、低電圧では絶縁物として機能する。それらバリスタ素子は、物質によって決まる特定の電圧閾値を超えると、良好な導電性を示す。バリスタ素子は、多くの場合、酸化亜鉛のような金属酸化物で製造される。このアレスタ素子は、その両端が端部取付台に接し、それら端部は開閉装置とアースとに電気的に接続される。機械的な負荷が掛かっている状態においても良好な電気的接触を保証すべく、このバリスタスタックは、圧力を加えた状態で保持されねばならない。このことは、例えば、特にグラスファイバーで強化された樹脂製のロープまたはロッドのような複数の締付要素を、両方の端部取付台に張力下で固定することによって、行うことができる。この場合、締付要素はバリスタスタックを取り囲み、その周りに1つのケージを形成する。
ガス絶縁開閉装置内での使用のために、サージアレスタは流体密閉されたケーシングを有し、このケーシングが、アレスタ素子を取り囲んでいる。この場合、絶縁破壊強度を高めるべく、このケーシングには流体が、大抵は六フッ化硫黄が、充填されている。ケーシングは、多くは金属で形成され、電気的に接地されている。サージアレスタスタックの一方の端部取付台は、ケーシングを通って導かれる接点を介して、アースされている。他方の端部取付台は、ブッシングを介してケーシングの外部にある接点と電気的に接続されており、その接点によって、開閉装置への接続が行われる。
開閉装置の電気的な試験を行うときには、高電圧が印加されるので、サージアレスタを開閉装置から分離しなければならない。そうしなければサージアレスタがこの電圧をアースに流し、測定結果を歪めることとなり得る。そこで、サージアレスタは、機械的な分離装置を有しており、これによって、サージアレスタは開閉装置から分離可能となっている。
ブッシングは、各アレスタ素子ごとに1つの高電圧接点を有し、この高電圧接点が、ケーシング内部からケーシング外部への気密な電気接続を行っている。ガス絶縁されたサージアレスタでは、ブッシングは、通常、複数の高電圧接点が中に埋め込まれた樹脂で作られている。これらの接点の位置は、開閉装置の運転者またはメーカーによって決められることが多い。従来、複数のアレスタ素子の配置を有するケーシング、並びに、場合によっては上述の分離装置はそのことを考慮して構成されねばならなかった。
特許文献1から、アレスタ素子が高電圧接点と同心に配置されているサージアレスタが公知である。この場合、可動の制御フードが分離装置の役目を果たしている。
特許文献2から、3つのアレスタスタックを有するサージアレスタが公知である。これらのアレスタスタックは、複数の高電圧接点に対して半径方向において外側にずらして配置されている。アレスタ素子の端部取付台を通って案内されているコンタクトエレメントは、プッシュロッドによって軸方向に移動可能であり、高電圧接点への接続または分離が行われる。
欧州特許出願公開WO 2012/168112 A1(201112297)号明細書 独国特許出願公開DE 10 2012 217310.2(201222978)号明細書
従来技術で知られている全てのサージアレスタは、複数のアレスタスタックの位置と構成が複数の高電圧接点の幾何学形状によって決められている、ということで共通している。
本発明の課題は、よりフレキシブルな構成が可能なサージアレスタを提供することにある。
この課題は請求項1による本発明の手段によって解決される。
そのために、サージアレスタが、流体密閉されたケーシングと、この流体密閉されたケーシング内に配置されたアレスタ素子とを有する。そのアレスタ素子は、複数のバリスタ素子からなる1つのアレスタスタックと、各端部における1つの端部取付台およびこれら端部取付台にクランプされアレスタスタックの周りに配置された複数の締付要素とを有し、アレスタ素子の長手軸が、ケーシング軸と平行に配置されている。さらに、このサージアレスタは、ブッシングとコンタクトエレメントとを有し、そのブッシングはケーシング(2)の内部と外部を電気的に接続する高電圧接点を有し、そのコンタクトエレメントはアレスタ素子と電気的に接続されており、そのコンタクトエレメントを介して、アレスタ素子から高電圧接点への電気的な接続を行うことができる。本発明によれば、コンタクトエレメントは前述の長手軸に対して偏心して配置されており、そのコンタクトエレメントの位置は前述の長手軸に対して垂直な平面内で調整可能である。斯くして、アレスタ素子の位置が固定されている場合には、コンタクトエレメントを高電圧接点の様々な位置に対応して調整することができ、および/または、アレスタ素子をコンタクトエレメントの調整範囲内において異なる位置に位置決めすることができる。その第1の場合としては、サージアレスタを、他の部品の構造的な変更を行うことなしに、異なる高電圧接点配置を有する複数のブッシングに対して適合させることができる。その第2の場合としては、アレスタ素子を高電圧接点の配置とは無関係に配置することができ、これによって、よりフレキシブルな構造が可能となる。
本発明の好適な一形態では、コンタクトエレメントが、偏心円板を通ってアレスタ素子に接続されている。この場合、偏心円板は、上述の長手軸を中心にして回転可能である。コンタクトエレメントは偏心円板上に偏心して、すなわち、長手軸に対して間隔を置いて、配置されており、この偏心円板と機械的かつ電気的に接続されている。この場合、偏心円板は導電性材料から作られている。その長手軸を中心にして偏心円板が1回転すると、その長手軸を中心にしてコンタクトエレメントが1つの円軌道上で1回転する。そして、高電圧接点は、その円軌道上で任意の位置をとることができる。高電圧接点の位置が決まり、そしてその結果としてコンタクトエレメントの位置が決まると、そのコンタクトエレメントの周りの円軌道上にアレスタ素子を任意に配置することができる。好適には、コンタクトエレメントは、ピン状に形成され、偏心円板の、長手軸に対して偏心して配置された、1つのガイド孔に差し込まれている。これにより、特に簡単な方法で以て、構造的な自由度が得られる。
本発明の有利な一形態では、偏心円板が、上述の長手軸と同心の円筒形の凹部を有する。その凹部にアレスタ素子の端部取付台を差し込むことができる。端部取付台と凹部とが円形であれば、偏心円板は、端部取付台の周りを自由に回転することができる。端部取付台および凹部は、多角形の形状とすることも可能である。その場合、偏心円板は、その角数に応じてステップ的に、端部取付台の長手軸を中心にして回転することができる。これら両方の形態において、コンタクトエレメントは、偏心円板の、凹部とは反対側に配置される。このようにして、両者を差し込むことによって特に簡単に、アレスタ素子と偏心円板との回転可能で電気的かつ機械的な接続を行うことができる。
本発明の別の好適な形態では、コンタクトエレメントをシフト機構によって長手軸に対して平行に移動させることができる。これによって、アレスタ素子と高電圧接点との接続を閉または開とすることができる。この場合、シフト機構は、コンタクトエレメントの様々な位置に対して好適に調整され得る。ここで、コンタクトエレメントは、偏心円板のガイド孔の中で長手軸方向に、すなわち、長手軸と平行に移動可能に、案内されているようにすることが望ましい。このようにすることにより、分離装置を有するサージアレスタを、非常に簡単に構成することが可能となる。というのは、高電圧接点の配置変更が分離装置に構造的な影響を及ぼさないからである。このコンタクトエレメントの位置に対する分離装置の調整は、組立て時に容易に行うことができる。
上述のシフト機構が、コンタクトエレメントと接続されたプッシュロッドと、ケーシングの内部から外部へ気密に案内されていてケーシングの外側で操作装置によって動かすことができるセンターロッドとを有するものとすることも望ましい。その操作装置の作用をコンタクトエレメントに伝達すべく、連結要素がセンターロッドおよびプッシュロッドと接続されており、この場合、連結要素は、結合コンポーネントによってプッシュロッドと接続されている。このような分離装置は、ケーシングを開けることなく適切に操作することができる。その結合コンポーネントは、ケーシングと結合されたガイド棒によって、長手軸と平行な方向に案内されているようにすることが望ましい。このようにすることにより、結合コンポーネントおよびプッシュロッドの、アレスタ素子とは無関係な案内が保証される。また、ガイド棒は、その第1の端部がケーシング蓋と固定されているようにすることが望ましい。これにより、特に簡単な組み立てが可能となる。さらには、ガイド棒の第2の端部が1つの孔を通って結合コンポーネントに差し込まれていて、結合コンポーネントがガイド棒に沿ってい移動可能となっているようにすることが望ましい。このことも、より簡単な組立てに役立つ。
また、連結要素がアームを有しており、そのアームが連結ブロックと接続されており、結合コンポーネントの孔に差し込まれているようにすることが望ましい。この場合、ガイド棒は、結合コンポーネントが長手軸と垂直な方向において固定されるべく、アームの溝に係合している。このようにすることにより、接着、ねじ留めまたは他の固定手段なしに、シフト機構を組み立てることが可能となる。
長手軸に対して同心に高電圧接点と接続された第1の端部取付台と、第2の偏心円板に差し込まれた第2の端部取付台とを有するアダプタが、ケーシング内に配置されているようにすることも望ましい。この場合、コンタクトエレメントは、第2の偏心円板の第2のガイド孔に差し込まれている。アダプタを用いることによって、ある一定の長さのケーシング内に様々な長さの複数のアレスタ素子を装備することができる。この場合、アレスタ素子に比べて非常に簡単な複数のアダプタによって長さのバランスをとることができる。両方の偏心円板は、それぞれの端部取付台を中心にして回転可能に配置されており、コンタクトエレメントが両方の偏心円板を接続している。これによって、アレスタ素子とアダプタとが広い範囲において互いに自由に位置決めされる。
好適な一形態では、アダプタが、第2のアレスタ素子を有する。ある特定の開閉装置に必要な数のバリスタ素子が、斯くして2つのアレスタ素子に分割される。より少数の部分は、第2のアレスタ素子に配置される。これによって、保管がより簡単になる。様々な長さにおける、より小さいアダプタだけを、在庫保管すればよいからである。
さらに望ましくは、このサージアレスタが多数のアレスタ素子と多数の高電圧接点を有し、アレスタ素子の数が高電圧接点の数と同じであるようにするとよく、その場合、それら複数のアレスタ素子が第1の仮想円に沿ってケーシング軸を中心にして回転対称に配置されているようにするとよい。また、それら複数の高電圧接点は、第2の仮想円に沿ってケーシング軸を中心にして回転対称に配置されているようにすることが望ましい。それぞれのアレスタ素子は、調整可能な1つのコンタクトエレメントを有する。これらのコンタクトエレメントは、その位置が第2の仮想円に沿って存在するように調整されている。すなわち、複数のアレスタ素子と複数の高電圧接点とが、異なる仮想円に沿って存在する。従って、第1の仮想円の直径が固定されている場合には、コンタクトエレメントは第2の仮想円の異なる直径に対して調整可能となる。斯くして、サージアレスタ単体、すなわちブッシングなしのサージアレスタを、前もって製作することができ、組み立ての際に、それらのコンタクトエレメントを、ブッシングにおける高電圧接点の位置にその都度位置合わせして調整することにより、様々なブッシングと組み合わせてサージアレスタを組み立てることができる。
以下に、本発明を図に基づき詳細に説明する。なお、全ての図において対応する部分には同一符号を付してある。
本発明によるサージアレスタ。 本発明によるサージアレスタ。 本発明によるサージアレスタの、他の一実施の形態。 高電圧接点部の断面図。 シフト機構の詳細図。
図1および図2は、サージアレスタ1を示す。1つの流体密閉されたケーシング2(ここでは、ほゞ円筒形のケーシング壁は示されていない)の内部に、3相ガス絶縁開閉装置の保護のために設けられた3個のアレスタ素子5が、第1の仮想円30に沿って、ケーシング軸50を中心にして回転対称に、3角形に配置されている。これらのアレスタ素子5は、それぞれ1つのアレスタスタック12と、1つの高電圧側の端部取付台7と、1つのアース側の端部取付台6と、多数の締付要素11とを有している。アレスタスタック12は、個別の、同様に円筒形の複数のバリスタブロックで組み立てられている。端部取付台6、7は、通常、導電性材料から形成されている。複数の締付要素11が端部取付台6、7に張力下で固定されて、アレスタスタック12が組み立てられている。
ケーシング2は、概ね円筒形である。この円筒軸に沿って、ケーシング軸50が延びており、これが軸方向を規定している。アレスタ素子5は、その長手軸40がケーシング軸50に平行になるようにアラインメントされている。ケーシング2は、両方のカバー部によって、流体密閉に閉鎖されている。
ケーシング2のカバー部は、アレスタ素子5のアース接続側にて、ケーシングの蓋22によって閉鎖されている。アース接点3は、ここには示されていないが、アース側ブッシングによって電気的に絶縁されて、ケーシングの蓋22を貫通してケーシング2の内部から外部へと案内されており、アース接続の役目を果たしている。ケーシング2の内部において、アース接点3は、アレスタ素子5と導電的に接続されている。ケーシング2の内部に多数のアレスタ素子5が配置されている場合には、各アレスタ素子5は、各々それ専用の1つのアース接点3と接続される。アース側の端部取付台6は、絶縁円板25によってケーシングの蓋22から隔てられて、アース側のブッシングに固定されている。ケーシングの蓋22は、通常、ここには示されていない接続部を有しており、それを介して、流体、例えば六フッ化硫黄を、ケーシング2に充填または排出することが可能となっている。ケーシング2は、さらに、点検口または破裂防護のような、他の機構を有している。
アレスタ素子5の高電圧接続側では、ケーシング2のカバー部に高電圧ブッシング14が設けられていて、これにより、高電圧とアースされたケーシング2との間のフラッシュオーバーの危険なしに、電気的な高電圧電位を外部からケーシング2の内部に導くことが可能となつている。この高電圧ブッシング14は、ここでは3相のブッシングとして構成されており、これが相互におよびケーシングに対して絶縁された3個の高電圧接点4をケーシング2内に導いている。これらの高電圧接点4は、第2の仮想円31に沿ってケーシング軸50を中心にして回転対称に配置されている。これらの高電圧接点4を介してこのサージアレスタ1は、ここには示されていない3相ガス絶縁開閉装置に接続することができる。ケーシング2の内部でこれらの高電圧接点4はケーシング2内に突き出ている。ケーシング2の内部でこれらの高電圧接点4は袋孔を有し、この袋孔にコンタクトエレメント9を差し込むことができる。代案として、コンタクトエレメント9が高電圧接点4の内部側に当接している形態が可能である。
高電圧側の端部取付台7には、フード状の偏心円板60が載置され、場合によっては埋め込みねじで確実に留められている。この偏心円板60は、さらに、その下側に円筒形の凹部62を有し、この凹部の形と大きさは、高電圧側の端部取付台に対応している。偏心円板60の外側の角と稜線は、電界のピークを避けるべく、丸められている。偏心円板60が高電圧側の端部取付台7に載置されていることで、その偏心円板は回転軸としてのアレスタ素子5の中心軸を中心にして回転可能となっている。コンタクトエレメント9は、偏心円板60の外側に、その回転軸から離れて配置されている。偏心円板60が1回転すると、コンタクトエレメント9は円軌道に沿って長手軸40を中心にして動かされ、それにより、ケーシング軸50に対して半径方向にその位置が調節することができる。偏心円板60は、コンタクトエレメント9の所望の位置にて、例えば埋め込みねじによって、端部取付台7に固定される。このようにして、このサージアレスタ1を、簡単な方法で以て、アレスタ素子5の配置を変更する必要なしに、高電圧接点4の様々な配置に適合させることができる。
図1および図2は、高電圧接点4の配置が異なるサージアレスタ1を示す。図2では、高電圧接点が、図1のそれと比較してケーシング軸50からさらに大きく離れており、これに応じて、第2の仮想円31の直径がより大きくなっている。両図において、アレスタ素子5の配置およびその結果としての第1の仮想円30の直径は同じである。第2の仮想円31の、より大きな直径に対応して、偏心円板60は、図2では図1における偏心円板に対して外側に向けて回転されており、その結果、図1とは異なる高電圧接点4の配置に合うように調整されている。このようにして、アレスタ素子5の配置に影響を及ぼすことなしに、高電圧のコンタクトエレメント9の異なる配置を備えたブッシング14を、このサージアレスタ1に組み込むことが可能となる。
もう1つの実施の形態が、図3に示されている。アレスタ素子5は、図1および図2と同様に、端部取付台7の周りに偏心円板60を有しており、その偏心円板に、コンタクトエレメント9が配置されている。ケーシング2の内部に、第2のアレスタ素子70が配置されている。この第2のアレスタ素子70は、第1の端部取付台71によって、高電圧接点4に接続されている。第1の端部取付台71の周囲の回転体状のシールド73が、一様な電界分布を生じさせている。第2のアレスタ素子70の第2の端部取付台72が、偏心円板74に差し込まれている。コンタクトエレメント9の代わりに、この偏心円板74が孔を有する。第2のアレスタ素子70の長手軸は、高電圧接点4に関して中心に配置されている。それに対してアレスタ素子5の長手軸は、偏心して配置されている。このように、偏心円板60と74とは互いに回転可能であるので、コンタクトエレメント9を偏心円板74の孔に差し込むことができる。斯くして、よりフレキシブルにアレスタ素子5を蓋22に配置することができ、従来のような蓋22の中心に配置する必要がなくなる。これにより、例えば、操作装置23、絶縁流体の充填装置、監視装置、およびそれらと同様な装置など、他の複数の構成要素を設置するための形状的な自由度を、より大きくとることが可能となる。
しかし、第2のアレスタ素子70を省略して、偏心円板74を高電圧接点4に直接に載置せしめるようにすることも可能である。いずれにしても、この第2のアレスタ素子70によって、サージアレスタを様々な構成に対して容易に適合させるようにすることができる。必要となるバリスタ素子の数は、開閉装置の仕様によって、特に電圧レベルによって、決定される。従来は、仕様が異なれば、異なる長さのアレスタ素子5が必要であった。このため、必要とされるアレスタ素子5の長さにケーシング2を合わせなければならない、あるいは、ある一定の長さのケーシング2を使用することができるように、アレスタスタック12に嵌め込まれた導電性の挿入部品によってアレスタ素子5を冗長化することになっていた。必要な数のバリスタ素子のそれぞれをアレスタ素子5と70とに2つに分割することによって、製造コストおよび保管コストが低減される。予想される最短の長さに相当する長さのアレスタ素子5が前もって作られる。第2のアレスタ素子70は、最も頻繁に必要とされる長さに前もって作られるか、あるいは、必要な場合にはオーダーメードされる。第2のアレスタ素子70は、アレスタ素子5よりも少数のバリスタ素子を有するので、比較的小さい部品を一定のタイプ数だけ作りさえすればよい、あるいは、予備保管しさえすればよい。アレスタ素子5、ケーシング2、もしくは場合によっては操作装置23のような他のすべての部品要素はそれぞれ、すべてのタイプで、または、少なくとも多くのタイプで同一であり、その結果、経済的に製造することができる。第2のアレスタ素子70は、円筒形の導電性アダプタ、例えば、金属シリンダで置き換えることもできる。このようにして、アレスタ素子5内に設置された複数のバリスタ素子以外にはそれ以上のバリスタ素子を必要としない場合にも、同じケーシング寸法を利用することができる。
図1、2および3には、さらに、分離箇所10とコンタクトエレメント9用のシフト機構8とからなる、オプションとしての分離装置が示されている。この分離箇所10は、コンタクトエレメント9によって閉じることができる。
図4に示すように、コンタクトエレメント9は、ピンまたはスリーブとして円筒状に作られており、偏心円板60のガイド孔26内で、軸方向に移動可能である。ここで、ガイド孔26およびコンタクトエレメント9は、機械的な案内だけでなくコンタクトエレメント9と偏心円板60との間の良好な電気接続も実現できるように、互いに調整されている。あるいは、コンタクトエレメント9にリング状に挿入された接触プレート61のような複数の滑り接点、すなわちスライド接点によって、電気的な接続を行うようにすることもできる。このコンタクトエレメント9が高電圧接点4に向かって動かされると、分離箇所10が閉じられる。すると、開閉装置から高電圧接点4を介してケーシング2の内部への、さらに、コンタクトエレメント9、偏心円板60、高電圧側の端部取付台7、アレスタスタック12、アース側の端部取付台6を介して、最後に、アースされたアース接点3への、電気的な接続が成立する。このコンタクトエレメント9が高電圧接点4から離されると、分離箇所10が開放され、アレスタ素子5と高電圧接点4との、そして、その結果として開閉装置との、電気的接続が最早なくなる。偏心円板60は、フード状に高電圧側の端部取付台に載置されている。この偏心円板はさらに、円筒形の凹部62を有しており、この凹部に端部取付台7が差し込まれている。このように、偏心円板60は、長手軸40を中心に回転できる。すると、ガイド孔26に差し込まれたコンタクトエレメント9は、アレスタ素子5の周りを回転する。端部取付台7は完全に凹部62の中に差し込まれている。偏心円板60の外側のエッジは、電界のピークを避けるべく、丸められている。このようにして、偏心円板60は、同時に端部取付台7のシールドを行う。ここでは、コンタクトエレメント9と高電圧接点4との接続は、差し込み接触として行われている。このコンタクトエレメントは、高電圧接点の接触孔63に差し込まれている。ここでも、接触プレート61が、コンタクトエレメント9と高電圧接点4との良好な機械的及び電気的な接続を実現している。
コンタクトエレメント9の移動は、図5に示されているようなシフト機構8を用いて行われる。このシフト機構は、1つの操作装置23、1つのセンターロッド16、1つの連結要素17、および、複数のプッシュロッド15を有する。ケーシング2の外側に在る操作装置23は、ケーシング2内に気密に案内されているセンターロッド16に結合されている。センターロッド16には、ケーシング2の内部で連結要素17が付設されている。ここに、センターロッド16と連結要素17とが、ねじ結合を成すように設定されていて、センターロッド16は雄ねじを、連結要素17はそれに対応する雌ねじ、例えば台形ねじを、各々有している。連結要素17には、各アレスタ素子5ごとに半径方向で外側を向いた1つのアーム19が配置されており、このアームの外側端部に、プッシュロッド15を受けるための結合コンポーネント20が配置されている。これらのプッシュロッド15は、一端が結合コンポーネント20内に固定され、他端がコンタクトエレメント9に、例えばねじ留めまたは接着によって、結合されている。蓋22には、ガイド棒28が固定されている。これは例えば、ここに示されているように、ねじ止めされている。このガイド棒28は、ケーシング軸50と平行にケーシング2内に突き出ている。その他端は、結合コンポーネント20の孔に差し込まれている。このようにして、結合コンポーネントがガイド棒28においてスライドして上昇および下降し、それにより長手方向に案内される。操作装置23が回転されると、センターロッド16がケーシング2の内部で回転し、操作装置23の回転運動を、連結要素17、アーム19および結合コンポーネント20によって、プッシュロッド15に、そしてその結果、コンタクトエレメント9に、伝達する。その際、移動の方向に応じて、分離箇所10は開かれるか、あるいは閉じられる。
ガイド棒28およびプッシュロッド15のための複数の孔は、結合コンポーネント20において、その結合コンポーネント20をアーム19の周りに180°回転することによってガイド棒とプッシュロッドとを交換することができるように設けられている。ガイド棒28の位置が固定されている場合には、結果的に、プッシュロッド15が他方の位置をとる。従って、結合コンポーネント20が回転されることのみによって、偏心円板60の2つの位置の調整が可能となる。偏心円板60の、その他の複数の位置の調整は、結合コンポーネント20を交換することによって可能となる。
1 サージアレスタ
2 ケーシング
4 高電圧接点
5 アレスタ素子
6 アース側の端部取付台
7 高電圧側の端部取付台
8 シフト機構
9 コンタクトエレメント
10 分離箇所
11 締付要素
12 アレスタスタック
14 高電圧ブッシング
15 プッシュロッド
16 センターロッド
17 連結要素
19 アーム
20 結合コンポーネント
26 ガイド孔
28 ガイド棒
22 ケーシングの蓋
23 操作装置
60 偏心円板
62 凹部
63 接触孔
70 アダプタ(第2のアレスタ素子)
74 第2の偏心円板

Claims (9)

  1. 流体密閉されたケーシング(2)と、
    前記流体密閉されたケーシング(2)の中に配置されていて、長手軸(40)を有するアレスタ素子(5)と、
    前記ケーシング(2)の内部と外部とを電気的に接続する高電圧接点(4)と、
    コンタクトエレメント(9)と
    を有し、そのコンタクトエレメントを介して前記アレスタ素子(5)から前記高電圧接点(4)への電気的な接続が可能なサージアレスタ(1)であって、
    前記コンタクトエレメント(9)が、前記長手軸(40)に対して偏心して配置されており、前記コンタクトエレメント(9)の位置が、前記長手軸(40)に垂直な平面内で調節可能である
    ことを特徴とするサージアレスタ。
  2. 請求項1に記載のサージアレスタ(1)において、
    前記コンタクトエレメント(9)が、偏心円板(60)を通って前記アレスタ素子(5)と接続されており、前記偏心円板(60)が、前記長手軸(40)を中心にして回転可能である
    ことを特徴とするサージアレスタ。
  3. 請求項2に記載のサージアレスタ(1)において、
    前記偏心円板(60)が、前記長手軸(40)と同心に円筒形の凹部(62)を有しており、その凹部に前記アレスタ素子(5)の端部取付台(7)が、前記偏心円板(60)が前記端部取付台(7)の周りを回転できるように、差し込まれている
    ことを特徴とするサージアレスタ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のサージアレスタ(1)において、
    前記アレスタ素子(5)と前記高電圧接点(4)との電気的な接続を閉または開とするためのシフト機構(8)を用いて、前記コンタクトエレメント(9)が、前記長手軸(40)に対して平行に、移動可能である
    ことを特徴とするサージアレスタ。
  5. 請求項4に記載のサージアレスタ(1)において、
    前記シフト機構(8)が、前記コンタクトエレメント(9)に接続されたプッシュロッド(15)とセンターロッド(16)とを有しており、前記センターロッドは、前記ケーシング(2)の内部から外部へ気密に案内されていて、前記ケーシング(2)の外側の操作装置(23)によって移動が可能であり、前記操作装置(23)の作用を前記コンタクトエレメント(9)に伝達するべく、連結要素(17)が前記センターロッド(16)および前記プッシュロッド(15)と接続されており、ここに、前記連結要素(17)は、結合コンポーネント(20)によって前記プッシュロッド(15)と接続されている
    ことを特徴とするサージアレスタ。
  6. 請求項5に記載のサージアレスタ(1)において、
    前記連結要素(17)が、前記結合コンポーネント(20)の孔に差し込まれたアーム(19)を有しており、前記結合コンポーネント(20)が、前記長手軸(40)に対して垂直な方向において固定されているように、ガイド棒(28)が前記アーム(19)の溝に係合している
    ことを特徴とするサージアレスタ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のサージアレスタ(1)において、
    第1の端部取付台(71)と第2の端部取付台(72)とを備えたアダプタ(70)が、前記ケーシング(2)の内部に配置されており、ここに、前記第1の端部取付台(71)は、前記長手軸(40)に対して同心状に前記高電圧接点(4)と接続されており、かつ、前記第2の端部取付台(72)は、第2の偏心円板(74)に差し込まれているように構成されており、かつ、前記コンタクトエレメント(9)が、前記第2の偏心円板(74)の第2のガイド孔(26)に差し込まれている
    ことを特徴とするサージアレスタ。
  8. 請求項7に記載のサージアレスタ(1)において、
    前記アダプタ(70)が、第2のアレスタ素子を有する
    ことを特徴とするサージアレスタ。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のサージアレスタ(1)において、
    それぞれが1つの調節可能なコンタクトエレメント(9)を備えた複数のアレスタ素子(5)が、第1の仮想円(30)に沿って前記ケーシング軸(50)を中心にして配置されており、複数の高電圧接点(4)が、第2の仮想円(31)に沿って前記ケーシング軸(50)を中心にして配置されており、前記複数のコンタクトエレメント(9)の位置が前記第2の仮想円(31)に沿って存在するように、前記複数のコンタクトエレメント(9)が調節されている
    ことを特徴とするサージアレスタ。
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