JP2016537049A - 生検デバイス - Google Patents

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Abstract

本発明は、組織サンプルを採取するため、傾斜遠位先端部を設けた外側管状カニューレと、及び前記カニューレ内に軸線方向に配置することができ、また傾斜遠位先端部を有するスタイレットと、を備える生検デバイスに関する。スタイレットには、組織サンプルを収容するようスタイレットの側面に沿って配置した窪みを設ける。スタイレットは、さらに、カニューレ及びスタイレットの近位部を操作するためのハウジングを備え、またスタイレット又はカニューレを共通軸線の周りに回転させ、カニューレ及びスタイレットを互いに相対回転させるよう構成した回転部材を設ける。回転部材は、組織サンプル採取する前にスタイレット及びカニューレを相対回転させ、組織サンプル採取を行うとき、カニューレの傾斜遠位先端部における最遠位端縁が窪みと同一側面サイドに配列させることができるよう構成される。【選択図】図2

Description

本発明は生体組織検査(生検)デバイスに関し、またとくに、特許請求の範囲における独立請求項の前提部に記載の、組織サンプルを採取する改良した生検デバイスに関する。
生検サンプル採取は、スタイレット遠位端部近傍で一方の側面サイドにサンプル捕捉用の窪みを配置したスタイレットを備える生検デバイスにより行うことがよくある。このスタイレットはカニューレ内に収納し、双方がともにサンプルを切断し、デバイスを患者から取り出した後の回収用にサンプルを遮蔽するよう機能する。
このようなデバイスの1つは、組織サンプルを採取するための側面ポケットを設けたニードルと、切断外側シースとを備える生検デバイスを記載している特許文献1(米国特許第3,477,423号)に示されている。他の同様なデバイスは特許文献2(米国特許第5,487,392号)に示されており、このデバイスは、組織サンプル採取のための側面ポケットを有するスタイレット、及び切断カニューレの他に、さらに、サンプル採取後の出血を最小にする止血インサートを備える。さらに他の生検アセンブリは特許文献3(米国特許第6,273,861号)に記載されており、この場合、スタイレット及び切断カニューレは挿入デバイス一緒に挿入アセンブリに取り付け、この挿入アセンブリは、切除手段を駆動するため空気圧作動を利用する。特許文献4(米国特許第5,425,376号)は他の生検デバイスを示しており、この場合、カニューレを中空ニードル上に取り付け、またカニューレにはニードルに対して回転することができるハブを設ける。特許文献5(米国特許出願公開第2010/0298737号)は他のタイプの切断デバイスを記載しており、この切断デバイスは、カニューレ内に配置したスタイレットの湾曲遠位部分を有し、この部分の曲率はスタイレットに対するカニューレの回転運動によって変化することができる。
生検サンプル採取は異なるタイプの組織に対して行うことができる。例えば、骨組織又は強膜の病変部をサンプル採取するとき、生検サンプル採取は従来の生検ニードルによって行うのは困難であり、例えば、骨における病変部は、しばしば骨の硬い表面層、すなわち皮質骨組織によって区切られていることがよくあるからである。現在のところ、骨の病変部にアクセスする幾つかの既知の方法があり、1つの方法としてはカニューレを装備したドリルを導入し、皮質骨内に穿孔し、この後ドリルを取り出すものがある。この後生検ニードルをカニューレ内に導入し、生検サンプルを採取することができる。このような実施例の1つは本願人に譲渡された特許文献6(米国特許第5,810,826号)及び7(米国特許第5,423,824号)に記載されており、これら特許文献は、本明細書に記載のデバイス及び方法を説明するために、参照によって本明細書に組み入れられるものとする。
米国特許第3,477,423号明細書 米国特許第5,487,392号明細書 米国特許第6,273,861号明細書 米国特許第5,425,376号明細書 米国特許出願公開第2010/0298737号明細書 米国特許第5,810,826号明細書 米国特許第5,423,824号明細書
従来の生検デバイスは、スタイレットをカニューレ内に収納した状態で経皮的に挿入し、サンプル部位に隣接させて又はサンプル部位に位置決めする。円滑な進入を確実にするため、カニューレ及びスタイレット双方に傾斜角度を付けて鋭利にした先端部を設ける。スタイレットを遠位方向に移動する及び/又はカニューレを近位方向に移動することにより、サンプル窪みを関心対象組織に露出させ、この組織をサンプル窪み内に押し込む。この後カニューレを遠位方向に移動させることによって、カニューレの先導端縁がサンプル組織を切断し、またカニューレ壁がサンプル組織を窪み内に閉じ込める。この構成はサンプル窪みの遠位側に比較的長いスタイレット部分を必要とし、これはカニューレ切断端縁の遠位側に傾斜した先端部のために長い距離を必要とするからであり、また窪み及びカニューレ内にサンプルを完全に閉じ込めるのを確実にする必要があるからである。しかし、このことは、所望組織サンプル部位が骨組織のような硬い構造に近接しているとき問題を生じ、これはサンプルを遠位先端部距離よりも近い位置での採取ができなくなるからである。さらに、鋭利な遠位先端部とサンプル窪みとの間の長い距離は、所望組織サンプル部位が、より出血し易い繊細な組織、又は他の理由で切断又は穿刺しないのが好ましい組織に近接しているときにリスクを呈する。
したがって、本発明者は改良した生検デバイスに対する必要性があることを認識した。
本発明の目的は、生検手順中に穿刺できない及び/又はすべきでない構造又は組織に一層近接した部分での組織サンプル採取ができる生検デバイスを得るにある。
上述の目的は、特許請求の範囲における独立請求項に基づく本発明によって達成する。
好適な実施形態は特許請求の範囲における従属請求項に記載する。
したがって、本発明は組織サンプルを採取する生検アセンブリであって、傾斜した遠位先端部を設けた管状である外側のカニューレと、前記カニューレ内で軸線方向に配置するよう構成し、かつ傾斜した遠位先端部を設けたスタイレットとを備える生検アセンブリを提供する。前記スタイレットは一方の側面に沿って配置して前記組織サンプルを収容するよう構成した窪みを有する。生検アセンブリは、さらに、前記カニューレ及び前記スタイレットを案内しかつ操作するハウジングと、前記スタイレット又は前記カニューレの近位端部に取り付け、また前記スタイレット又は前記カニューレを共通軸線の周りに回転させるよう構成した回転部材であって、組織サンプル採取前に前記スタイレット及び前記カニューレを互いに相対回転させる、該回転部材とを備える。これにより、組織サンプル採取を行うとき、前記カニューレの前記傾斜した遠位先端部における遠位端縁が前記窪みと同一側面サイドに配置するようにし、また随意的な組織サンプルの切り込みを行う。
スタイレット及びカニューレをサンプル採取前に互いに相対回転するよう構成した生検アセンブリを設けることにより、アセンブリの遠位先端部に一層近い位置でサンプル採取することができ、なぜならサンプル取得の信頼性を損なうことなく、窪みが先端部により接近して配置されるからである。
図1a及び図1bは、従来技術による生検アセンブリの遠位部を示す。 本発明による生検アセンブリの遠位部を示す。 本発明による生検アセンブリの一実施形態を示す。 本発明による生検アセンブリの他の実施形態を示す。 本発明による生検アセンブリのさらに他の実施形態を示す。 本発明による生検アセンブリの別の実施形態を示す。
以下の説明において、用語「遠位」及び「前方」は、生検アセンブリの使用者から離れて患者身体における組織部位に向かう方向に言及する。したがって、用語「近位」及び「後方」は組織サンプル部位から離れ、また使用者により近接する方向に言及する。
図1aは従来技術による生検アセンブリ1の遠位部を示す。中実のスタイレット又はニードル2をカニューレ3内に配置する。スタイレット2にはスタイレットの一方の側面サイドに沿って長手方向距離Dを有する窪み4を設ける。この距離は、患者体内における所望組織の組織タイプ及び組織サイズに基づいて個別のサンプル採取要求に適合し得るようにする。組織サンプル採取中この窪みは、図1aに示すように、周囲の組織に晒される。したがって、より長い距離Dはより大きい組織サンプルに対応するが、同質の組織サンプルを採取するためにも、また組織サンプル採取中にスタイレットをカニューレに対して軸線方向に移動するためにも、双方の理由からより大きいサンプル部位を必要とする。
図1bに示すように、患者の皮膚及び他の組織に対する挿入中、従来技術のスタイレット先端部は通常カニューレから僅かに突出させて円滑な進入を確実にするようにし、また何らの組織又は体液のような他の物質も窪み内に尚早に進入しないようにし、そうしないと望ましくない組織を含む組織サンプルとなる恐れがある。断面X−Xは、スタイレットがカニューレ内に引っ込んでいるとき、窪み4がカニューレ壁3によって包囲されてサンプルを完全に保持し、任意の所望目的のためにサンプルを回収する前に、アセンブリをサンプル部位から及び患者の体から安全に取り出すことができることを示す。従来技術におけるアセンブリの欠点は、長さA、すなわち、窪み4の遠位端部(末端部)からスタイレット先端部5の最遠位部6までの距離によって画定される比較的長い中実のスタイレット先端部5を必要とする点である。この長さAは、少なくとも挿入又は取出し中に何らの望ましくない組織又は体液も窪み内に進入できないことを確実にするような長さにしなければならない。したがって、窪み4の遠位端部は、スタイレット先端部がカニューレから僅かに突出するとき窪みがカニューレによってカバーされるよう、カニューレ3の傾斜した先端部の近位(基端)端縁から所定長さが存在しなければならない(図1bに示す)。中実のスタイレット先端部5の長さ位置は、窪み4内に保持される所望サンプル組織と、スタイレット遠位端部6で貫入するのが困難な、又は貫入するのが望ましくない他の組織との間の最小距離をも決定する。硬い組織の非限定的な例としては骨又は軟骨がある。貫入するのが望ましくない組織の非限定的な例としては、漏れ若しくは出血に過敏な組織、貫入が患者に対してとくに苦痛を与える組織、望ましい組織を汚染するおそれがある組織、又は他の理由から貫入若しくは切断しないようにするのがとくに重要な組織がある。
例えば、所望組織サンプル部位が骨構造に近接する場合、サンプルは、最良には長さAによって画定される骨組織から最小距離でしか採取できず、なぜならスタイレットの先端部6はどんな実用目的のためも骨に貫入できないからである。さらに、組織塊のサイズが小さい場合、中実のスタイレット先端部5の長さAは所望組織のサンプルを損傷する又は採取するのを阻害するおそれがある。したがって、本発明の目的は、失敗又は患者に対する傷害を与えるリスクが付加されることなく、使用中におけるアセンブリの最遠位先端部とサンプル窪みとの間の必要距離を相当短くする生検アセンブリを得るにある。
図1に示す従来技術のデバイスにおいて、カニューレの先導端縁は、組織を切開するとき、きれいな切断を確実にするよう、窪みと同一側面サイドに位置しなければならない。
図2は本発明の第1実施形態及びその機能を示す。これらの図は異なる操作段階におけるアセンブリの縦断面図であり、近位端部(基端部)は図面左側であり、遠位端部(末端部)は図面右側である。スタイレット又はニードル22はカニューレ23内に配置する。スタイレット22及びカニューレ23の双方には、ほぼ同等の角度で傾斜した斜めの先端部を設け、アセンブリの先導端縁が初期的には鋭利な先端部を有するほぼ一体化した傾斜表面をなし、この先端部は図2aに示すように、カニューレ先端部29に整列するスタイレット先端部26を有する。スタイレット22及びカニューレ23の一部を、スタイレット22及びカニューレ23の動作を案内かつ操作するためのハウジング27内に配置する。スタイレット22の近位端部は細長の保持部材30に固着し、この保持部材30の遠位端部はカニューレ23の近位側棚状部に保持することによってカニューレ23を保持する構成とする。カニューレ23の近位端部は、一方ではカニューレ23の遠位方向への移動を阻止する保持部材によって、また他方ではカニューレ23の近位端部とハウジング27の近位側部分との間に配置してカニューレが近位方向に移動するのを阻止する圧縮ばね32によって、所定位置に保持する。カニューレ23は、さらに、ハウジング27内で遠位側に移動するのを阻止し、この阻止は、ハウジング27の遠位端部に衝合するカニューレ23における保持突起34によって行う。スタイレット22及びカニューレ23は、したがって、保持部材30、ばね32及び保持突起34の協調動作によって長手方向の整列状態に保持される。
この実施形態において、細長の後退部材31も、初期的にはカニューレ23の近位側棚状部と協調動作するよう配設される。後退部材31の近位端部には、ハウジング27から近位方向に突出するハンドル又はノブ31aを設ける。しかし、保持部材30とは異なり、後退部材31は、スタイレット22、カニューレ23又はハウジング27のいずれにも固着しない。後退部材31の機能は以下に説明する。
使用にあたり、生検アセンブリ20を経皮的に患者の体内に挿入し、この挿入は、サンプル採取が望まれる組織塊33に隣接する又は僅かに挿入される位置に遠位端部を配置するように行う。分かり易くするため皮膚及び他の組織は図面には示さない。一実施形態において、アセンブリは、例えば、柔らかい組織にそれ自身を挿入することができる。他の実施形態において、サンプル部位が、例えば、骨又は軟骨のような硬い組織の背後又はその内部に位置する場合、ドリル段取りを用いてアセンブリ用のアクセス孔を作出することができる。このようなドリル及び他のアクセスデバイスは従来よく知られている。その例の1つとしては、本願人に譲渡されている米国特許第5,810,826号及び同第5,423,824号に記載のものがあり、これら文献に記載のデバイス及び方法は、参照によって本明細書に組み入れられるものとする。
スタイレット22には、中実のスタイレット22における一方の側面サイドに沿って窪み24を設ける。この窪み24は、図2の側面図で示すように、傾斜した先端部における近位側端縁と同一側面サイドに配置する。生検アセンブリ20の挿入後にはスタイレット22及びカニューレ23が互いに相対回転し、これにより窪み24がカニューレ23に対して一方の側面サイドから反対側の側面サイドに移動する。
図2の実施形態において、回転部材28をスタイレット22の近位端部に対して操作可能に連結し、例えば、ハンドル又はノブの形式とした回転部材28を回転するとき、スタイレット22がカニューレ23内で回転し、これにより窪み24がカニューレ23に対して一方の側面サイドから反対側の側面サイドに移動するよう構成する。このことを図2aと図2bとの差で示す。図面の右端部は、それぞれに対応する左側図面の生検アセンブリの近位側端面図を示す。図2aにおけるアセンブリの形態を図2bの形態と比較して分かるように、回転部材28のハンドルをほぼ180゜回転するとき、スタイレット22はカニューレ23内で回転する。
しかし、代案として(図面では示さない)、回転部材は、その代わりにスタイレット22及びハウジング27を相対回転しない固定状態に維持してカニューレ23を回転するよう構成することができる。
さらに他の実施形態において、スタイレット22又はカニューレ23の回転をハウジング27の内側又は外側にねじりばねを取り付けることにより自動的に行うようにし、例えば、ボタンを押し込んで使用者がばね力を釈放し、スタイレット22又はカニューレ23がねじりばねによって180゜回転し、この結果、図2bの形態となるようにすることができる。この実施形態において、回転部材はねじりばねである。
スタイレット22又はカニューレ23がアセンブリの残りの部分に対してどのように回転するかには関係なく、この運動は、使用者が内部を回転することによって手動で行うか、又はねじりばねを用いて自動的に行うかに関係なく、スタイレット22及びカニューレ23の遠位端部の相対的な向きに関連する最終結果は図2bに示されるものと同一であり、すなわち、スタイレット22及びカニューレ23は互いに180゜相対回転し、またスタイレット先端部26及びカニューレ先端部29は、アセンブリの長手方向軸線に対して互いに反対側の側面サイドに位置する。
スタイレット22及びカニューレ23の相対回転後に、近位端部をスタイレット22の近位端部に、またひいては回転部材28に固着した回転部材30を、使用者が遠位方向に押し込み、この結果、図2cに示す形態となる。代案として、アセンブリの形態に基づいて、スタイレット22の近位端部自体を、又は回転部材28を介して間接的に遠位方向に押し込む。どのように行うかには関係なく、スタイレット22の近位端部を遠位方向に押し込むことにより、スタイレット22をハウジング27に対して遠位方向に移動させる。しかし、カニューレ23は保持突起34によって遠位方向移動を依然として阻止される。したがって、スタイレット22はカニューレ23から突出し、サンプル窪み24が所望組織33に対して露出する。
使用者がスタイレット22を遠位方向に押し続けるとき、保持部材30の遠位端部はカニューレ23に沿って摺動し、また保持突起34に到達する。保持部材30、保持突起34及びハウジング27は、保持部材30がハウジング27の遠位端部に達するとき、ハウジング27を保持突起34から離す方向に押圧し、これによりカニューレ23が保持突起34から釈放される。このことを図2dに示す。これによりカニューレ23は急激にばね32の作用によって前方に押し出され、したがって、カニューレ23の先導端縁が組織に切り込み、組織サンプルを窪み24及びカニューレ壁23内に捕捉する。
図示しない代替的実施形態として、サンプル採取ステップは完全に自動的に行うことができ、したがって、スタイレット22の前方移動及びそれに続くカニューレ23の前方移動を、カニューレ23に関して上述したように、1個又は数個のばね又は同様の機構によって行うことができる。このような実施形態において、使用者は、例えば、スタイレット22をロック位置から釈放するボタンを押して、例えば、スタイレット22の近位端部とハウジング27との間におけるスタイレット22の近位端部周りに取り付けた引張ばねの作用により前方に自由に移動させることによって、サンプル採取ステップを開始することができる。これによりスタイレット22は組織塊33内に前方に押し込まれ、次にスタイレットの前方移動が圧縮ばねの釈放をトリガしてカニューレ23を前方に移動させる。
本発明のすべての実施形態において、スタイレット22の窪み24が先ず組織塊33に露出され、その後にカニューレ23が前方に移動して組織サンプルを切除する結果となる限り、1個又は数個の圧縮ばね及び/又は引張ばねを用いる異なるばね機構の形態を使用できることを理解されたい。
上述のような半自動又は完全自動のサンプル採取ステップのいずれかを用いる実施形態を、図2a及び2bにつき上述したようなスタイレット22及びカニューレ23の手動又は自動いずれかの相対回転と組み合わせることができる。
サンプル採取ステップを行った後、生検アセンブリ20を、例えば、ハウジング27を近位方向に引っ張ることによりサンプル部位及び患者の身体から引き出す。組織サンプルを生検アセンブリから釈放するとき、後退部材31のハンドル又はノブ31aを引き戻し、これによりカニューレ23を引き戻して組織サンプルを露出させる。
図3は、本発明による生検アセンブリの遠位部のより詳細な図を示す。カニューレ23及びスタイレット22を相対回転させてからサンプル採取する構成を得る結果として、窪み24は、スタイレット22の近位側先導端縁35と同一側面サイドに配置することができる。窪み24の長手方向長さは5〜25mmが好適であり、より好適には10〜20mmである。
本発明によれば、スタイレット22の長手方向軸線に平行なラインに沿って測定した窪み24の遠位端部とスタイレット22の近位側先導端縁35との間における長さEは、0〜2.0mmであり、より好適には0〜1.5mmである。長さC、すなわち、窪み24の遠位端部と中実なスタイレット先端部25の最遠位先端部26との間における長さは、従来技術のアセンブリ(図1bにおける長さA参照)と比較して相当短縮することができる。したがって、所望サンプル部位から貫入不能な又は過敏な組織までの最小距離を相当短縮することができる。
図3は、さらに、上述したように、スタイレット22及びカニューレ23が傾斜した先端部を有し、またスタイレット22又はカニューレ23の長手方向軸線と、傾斜した遠位先端部の先導端縁との間における角度αは、スタイレット22においての角度がカニューレ23におけるのとほぼ同一であることを示す。この角度αは、20°〜55゜の範囲内とすることができ、また好適には、25°〜35゜の範囲内とする。
図4は本発明による生検アセンブリの他の実施形態を示す。図2と同様に、図4の図面は異なる操作段階における生検アセンブリ40の縦断面図であり、近位端部は図面左側であり、遠位端部は図面右側である。図4aにつき説明すると、上述の実施形態のように、スタイレット42はカニューレ43内に配置し、また窪み44を設ける。スタイレット42及びカニューレ43の双方には、ほぼ同等の角度で傾斜した斜めの先端部を設け、アセンブリの先導端縁が初期的には鋭利な先端部を有するほぼ一体化した傾斜表面をなし、この先端部は図4aに示すように、カニューレ先端部49に整列するスタイレット先端部46を有する。スタイレット42及びカニューレ43の近位端部は、スタイレット42及びカニューレ43の動作を案内かつ操作するためのハウジング47内に配置する。
この実施形態において、スタイレット42は、ハウジング47の遠位端部から突出し、スタイレット42を、軸線方向に移動できないが、ハウジング47及びカニューレ43内で回転できるよう、ハウジング47内に配置する。さらに、回転部材48をスタイレット42の近位端部に固着する。移動部材50の遠位端部は、初期的にカニューレ43を保持するよう構成し、この保持はカニューレ43における近位側棚状部に保持することによって行う。スタイレット42を包囲する圧縮ばね52を、ハウジング47の近位端部の内壁と、カニューレ43の近位端部との間に取り付ける。ばね力はカニューレ43に対して遠位方向に作用し、スタイレット42とカニューレ43との整列を維持する。移動部材50の近位端部はハウジングから使用者の方向に突出し、またハンドル50aを有する。
使用にあたり、生検アセンブリ40を経皮的に患者の体内に挿入し、この挿入は、図4aに示すように、サンプル採取が望まれる組織塊53の内部に遠位端部を配置するように行う。分かり易くするため皮膚及び他の組織を図面には示さない。上述の実施形態と同様に、アセンブリは、例えば、柔らかい組織にそれ自身を挿入するか、又はサンプル部位が、例えば、骨若しくは軟骨のような硬い組織の背後若しくはその内部に位置する場合、ドリル段取りを用いて、アセンブリ用のアクセス孔を作出することができる。
図4における実施形態のスタイレット42には中実のスタイレット42における一方の側面サイドに沿って窪み44を設ける。この窪み44を、図4の側面図で示すように、傾斜した先端部における近位側端縁と同一側面サイドに配置する。
この実施形態において、回転部材48をスタイレット42の近位端部に対して操作可能に連結し、例えば、ハンドル又はノブとする回転部材48の近位端部を回転するとき、スタイレット42がカニューレ43内で回転し、これにより窪み44がカニューレ43に対して一方の側面サイドから他方の側面サイドに移動するよう構成する。このことを図4aと図4bとの差で示す。図面の右端部は、それぞれに対応する左側図面の生検アセンブリの近位側端面図を示す。図4aにおけるアセンブリの形態を図4bの形態と比較して分かるように、回転部材48のハンドルをほぼ180゜回転するとき、スタイレット42はカニューレ43内で回転する。
しかし、代案として(図面では示さない)、回転部材を、その代わりにスタイレット42及びハウジング47を相対回転しない固定状態に維持してカニューレ43を回転するよう構成することができる。さらに他の実施形態において、ねじりばねを、図2につき説明したように回転を行う回転部材として使用することができる。スタイレット又はカニューレがアセンブリの残りの部分に対してどのように回転するかには関係なく、すなわち、手動で行うか又はねじりばねを用いて行うかに関係なく、スタイレット42及びカニューレ43の遠位端部の相対的な向きに関連する最終結果は図4bに示されるものと同一であり、すなわち、スタイレット42及びカニューレ43は互いに180゜相対回転し、またスタイレット先端部46及びカニューレ先端部49は、アセンブリの長手方向軸線に対して互いに反対側の側面サイドに位置する。
スタイレット42及びカニューレ43の相対回転後に、使用者が、例えば、ハンドル50aを引っ張ることによって移動部材50を引き戻す。移動部材50を、カニューレ43の近位側棚状部に対して保持することによってカニューレ43を保持するよう構成するので、カニューレ43も図4cに示すように、引き戻される。しかし、スタイレット42はハウジング47内で軸線方向に移動するのを阻止される。したがって、移動部材50の引き戻しによりサンプル窪み44を所望組織53に露出させ、またばね52をハウジング壁とカニューレ43の近位端部との間で圧縮する。さらに、カニューレ43には複数の保持突起54を外側面に沿って設ける。これら突起54によれば、図4cに示すように、突起54がハウジング47内に引き込まれるようにカニューレ43を近位方向に引っ張るとき、ハウジング壁は突起上で容易に摺動する。しかし、突起54は、ばね52により発生するばね力の結果としてのカニューレ43の遠位方向への摺動戻りを阻止する。
図示しない代替的実施形態として、カニューレの近位方向の移動は、ハウジング外側で移動部材50の周りに配置する圧縮ばね、又はハウジング内に配置した引張ばねの何れかによって、移動部材50及びカニューレを近位方向に押し込む又は引っ張ることにより行うことができる。
窪み44をサンプル組織に露出させた後、使用者は、カニューレ43に沿って摺動する移動部材50を遠位方向に押し込む。代案として、移動部材50の遠位方向の移動を、上述したようにばねを用いて行うことができる。移動部材50、保持突起54及びハウジング47は、移動部材50の遠位端部が、ハウジング47の遠位端部に達するとき、ハウジング壁47を保持突起54から離す方向に押圧し、カニューレ43は、保持突起54から釈放され、ばね52の作用によって急激に前方に押し出され、カニューレ43の先導端縁が組織に切り込み、組織サンプルを窪み44及びカニューレ壁43内に捕捉するように、構成される。このことを図4dに示す。
図2の実施形態につき説明したように、スタイレット42の窪み44が先ず組織塊53に露出され、その後にカニューレ43が前方に移動して組織サンプルを切除する結果となる限り、1個又は数個の圧縮ばね及び/又は引張ばねを用いる異なるばね機構の形態を使用できることを理解されたい。
上述のような半自動又は完全自動のサンプル採取ステップのいずれかを用いる実施形態を、図4a及び4bにつき上述したようなスタイレット42及びカニューレ43の手動又は自動いずれかの相対回転と組み合わせることができる。
サンプルを窪み44及びカニューレ壁内に閉じ込めた後、生検アセンブリ40を、例えば、ハウジング47を近位方向に引っ張ることによりサンプル部位及び患者の身体から引き出す。組織サンプルを生検アセンブリから釈放するとき、移動部材50を再び引き戻し、これによりカニューレ43を引き戻して組織サンプルを露出させる。
図4につき説明する実施形態は図2で説明した実施形態とは機能が異なっているが、図4の実施形態も図3に示す先端部の形態を有し、したがって、図3につき説明した利点がこの実施形態にも当てはまる。
図5は、本発明のさらに他の実施形態及びその機能を示す。上述の実施形態と同様に、図5a〜5dは異なる操作段階におけるアセンブリ縦断面図であり、近位端部は図面左側であり、遠位端部は図面右側である。上述の実施形態のように、生検デバイス60は、サンプル採取窪みが傾斜先端部を有するスタイレットの近位側先導端縁と同一側面サイドかつそれに近接し、またスタイレットに対するカニューレの回転は組織サンプル採取前に行うよう構成する。しかし、図5の実施形態においては回転運動をカニューレの軸線方向運動と連動させ、使用者の視点からは自動的である。
スタイレット又はニードル62はカニューレ63内に配置し、また組織サンプルを収納する窪み64を設ける。スタイレット62及びカニューレ63の双方には、ほぼ同等の角度で傾斜した斜めの先端部を設ける。窪み64をスタイレット62の傾斜した先端部における近位側端縁と同一側面サイドに配置する。この実施形態において、このデバイスは使用者に図5aに示す形態で提供され、この場合、2つの斜めの先端部が互いに対向する向きに配置され、生検デバイス60は全体として梱包及び輸送に適したコンパクトで弛緩した状態にして配置される。スタイレット62及びカニューレ63の遠位先端部66,69は、長手方向にほぼ互いに整列するが、図5aに示すように、生検デバイス60の長手方向軸線に関して互いに対向する側面サイドに位置する。
スタイレット62及びカニューレ63の近位端部を、スタイレット62及びカニューレ63の動作を案内かつ操作するためのハウジング67内に配置する。この実施形態において、スタイレット62はカニューレ63及びハウジング67内で軸線方向に移動可能である。カニューレ63を、細長でほぼ円筒形の形状をした回転部材68内に配置しかつ固着する。回転部材68を、ハウジング67内で回転できるようハウジング67内に配置する。ハウジング67の内部表面には1個又は数個の螺旋溝65を設け、この螺旋溝65は回転部材68の遠位側回転素子75と相互作用し得る。図5に示すように、遠位側回転素子75は、回転部材68が近位方向に長手方向軸線に沿ってハウジング67内で移動するとき、遠位側回転素子75が螺旋溝65と相互作用し、回転部材68の回転を生ずるような形状を有する。このようにして、回転部材68はカニューレ63に固着しているため、回転部材68の近位方向の移動はカニューレ63をデバイスの長手方向軸線周りに回転させる。好適には、螺旋溝を、カニューレ63が近位方向に完全に引き戻したときほぼ180゜回転するよう構成する。このことにより、カニューレ63の遠位先端部69を180゜回転させ、これにより図5bに示すように、カニューレ63及びスタイレット62の遠位傾斜先端部66,69が整列する。このときカニューレ及びスタイレットは上述した図3で示した形態に配列されることに留意されたい。
回転部材及びハウジングの内部形状の他の構成は、回転部材の長手方向移動が自動的に回転部材の回転運動をほぼ同時に引き起こすような形態である限り、本発明の範囲内であることに留意されたい。例えば、回転部材又はハウジング内部のいずれかにおけるピン、及びこれに対応する溝を使用することができる。
図5の実施形態において、スタイレット62には、近位側ハンドル70aを有する移動部材70を形成する近位側細長延長部を設ける。ハウジングの近位部67aはハウジング67の遠位部に対して軸線方向に移動可能とする。近位側ハンドル70aは(図5によって理解されるように)、ハウジングの近位部67aの長手方向スリット内に配置し、またハウジングの近位部67aの一方の側面サイドから部分的に突出させる。ノブ又はボタンをなす突出部の機能を図6につき説明する。ハンドル70aの近位端部を、近位側ハウジング67aの近位側端壁に隣接配置する。
生検デバイス60には、さらに、ハウジング67の遠位部に対して遠位端部を固着した緊締部材61を設け、緊締部材61の近位端部は、内方に偏倚するよう構成され、また半径方向又は中心方向に方向付けされるキャッチ又はフック61aを有する。したがって、ハウジングの近位部67a及びひいては近位側ハンドル70aを近位方向に引っ張るとき、緊締部材61は、デバイスに沿って摺動し、図5a及び5bと比べて分かるように、最終的に回転部材68の近位端部における突出フランジ56に達し、この位置でロック位置にスナップ嵌合し、回転部材68をハウジング67に対して最も近位側位置に保持するように配置される。
圧縮ばね72は、図5aに示すように、回転部材68を包囲し、またハウジング67の中心内壁と遠位側回転素子75との間に配置されるように取り付けられる。圧縮ばね72のばね力は回転部材68に対して遠位方向に作用する。したがって、突出フランジ56及び緊締部材61の相互作用とばね72によって生ずるばね力とによって、図5bの突出形態は維持される。突出フランジ56の形状は、任意の適当な周方向リング形状、例えば、緊締部材61における半径方向又は中心方向に方向付けされるキャッチ又はフック61aを収容できるノッチ又は凹みを有する連続リング形状とすることができる。
したがって、生検処置のために生検デバイスを仕掛けるために、使用者は、ハウジングの近位部67a及びデバイス60の近位端部におけるハンドル70aを引き戻す及び/又は遠位側ハウジングを遠位方向に引っ張るようにする。このことにより、回転部材68を近位側ハウジング67a内で引き戻させる。回転部材68を引き戻すとき、回転部材68は、遠位側回転素子75の螺旋溝65に対する相互作用に起因して自動的に回転する。このようにして、この実施形態では使用者が手動で回転させることが不要となり、結果として生ずるカニューレ63のスタイレット62に対する回転は円滑かつ精密に行われるとともに、デバイスの両側の端部に対して引っ張りを加えるときに自動的に実施できる。
さらに、ハウジングの近位部67aをハウジング67の遠位端部から離れる方向に引っ張るとき、圧縮ばね72は圧縮される。伸展の端部位置において、ハウジング67の遠位部に固着した緊締部材61は回転部材68を近位位置に保持する。
なお、上述したように使用前にデバイスを伸展させるとき、スタイレット62及びカニューレ63は等しい距離だけ引き戻される、すなわち、遠位先端部66,69は、図5a及び5bに示す伸展ステップにわたり相対的な長手方向位置が固定のまま維持されるとともに、先端部は互いに対向する位置から互いに整列する状態に回転する。したがって、デバイスの伸展後、アセンブリの先導端縁は鋭利な先端部を有するほぼ一体化した傾斜表面を形成する。
図5bの形態において、デバイスは組織に貫入する準備が整っている。上述の実施形態で説明したように、生検アセンブリ60は経皮的に患者の体内に挿入され、この挿入は、サンプル採取が望まれる組織塊73に隣接する又は僅かに挿入される位置に遠位端部を配置するように行われる。分かり易くするため皮膚及び他の組織を図面には示さない。一実施形態において、アセンブリは、例えば、柔らかい組織にそれ自身を挿入することができる。他の実施形態において、サンプル部位が、例えば、骨又は軟骨のような硬い組織の背後又はその内部に位置する場合、上述の実施形態で説明したように、ドリル段取りを用いてアセンブリ用のアクセス孔を作出することができる。
サンプル採取処置を開始するために、使用者はハウジングの近位部67aに対して、ひいてはハンドル70aに対して遠位方向に圧力を加える。ハンドル70aは移動部材70を介してスタイレット62に結合しているので、スタイレット62は遠位方向に移動する。この結果、図5cの形態となり、スタイレット62の遠位側先端部はカニューレ63から突出し、またサンプル採取窪み64は目標組織73に露出される。目標組織はサンプル窪み64に進入する。
その後、使用者は遠位側ハウジング67aを介して近位側移動部材70aに対して圧力を遠位方向に加え続ける。緊締部材61におけるフック61aの傾斜した形状に起因して、使用者がハウジングの近位部67aに対して、及びひいてはハンドル70aに圧力を遠位方向に加え続けるとき、フック61aは外方に押圧され、回転部材における突出フランジ56を釈放する。ばね72のばね力によって回転部材68及びひいてはカニューレ63は急激に前方に押し出される。このことは自動的に2つの順次事象を生ずる。第1に、遠位側回転素子75が前方に押し出されるとき螺旋溝65と再び相互作用し、したがって、回転部材68、及びひいてはカニューレの、好適にはほぼ180゜の回転を生ずる。第2に、回転直後のカニューレ63の継続する前方移動に起因して、カニューレ63の先導端縁がサンプル窪み64上を通過し、したがって、カニューレ63の先導端縁が組織に切り込む。カニューレは組織サンプルを窪み64及びカニューレ63の壁内に保持する。このことを図5dに示す。
図5a〜5dで説明した実施形態の1つの利点は、使用者による操作数が少なくなる結果いくつかの順次ステップとなる点である。第1に、使用者は生検デバイスの両側端部に引っ張りを加え、このことにより、ばねに負荷(圧縮)が生じるとともに、カニューレのスタイレットに対する回転が生じる。第2に、デバイスを目標組織に近接して、又はその内部に配置した後、近位端部に圧力を加えることによりスタイレットを組織内に突入させ、目標組織をサンプル窪みに進入させることができ、近位端部に圧力を加え続けることによりカニューレのスタイレットに対する回転が生じて、その後に組織サンプルを切除及び捕捉することができる。これによりサンプル採取処置全体を、使用者にとってより容易かつ円滑に実施する。
上述の実施形態で説明したように、ばね機構、キャッチ及び回転部材の異なる形態を使用することができ、結果としての効果がスタイレット62の窪み64を先ず組織塊73に露出させ、この後カニューレ63を前方に移動して組織サンプルを切除する限り、またスタイレット62及びカニューレ63の相対回転をサンプル採取前に行わせる限り、半自動又は全自動のサンプル採取ステップとなることが理解される。
サンプルを窪み64及びカニューレ壁内に安全に閉じ込めた後、生検アセンブリ60を、例えば、ハウジング67を近位方向に引っ張ることによってサンプル部位及び患者の身体から引き出す。
図5につき説明した実施形態は図2及び4で説明した実施形態と機能が異なっているが、図5の実施形態も図3に示す先端部の形態を有し、したがって、図3につき説明した利点が図5の実施形態にも当てはまる。このデバイスによれば、組織サンプルの採取前にカニューレ及びスタイレットを相対回転させることができることにより、デバイスの先端部にサンプルの窪みを極めて近接させたデバイスを得ることができ、またひいては様々な理由から貫入不能な又は貫入するのに適さない組織に近い距離でサンプルを採取することができるようになる。上述したように、本発明の形態によれば、サンプルの完全性を損なわず又は汚染のリスクなくスタイレット62の近位側先導端縁と同一側面サイドに配置することができる。スタイレットの長手方向軸線に平行なラインに沿って窪みの遠位端部とスタイレットの近位側先導端縁との間で測った長さE(図3参照)を、漏出のリスクなく短く維持することができる。
図6は本発明のさらに他の実施形態であって、図5の生検デバイスに類似した実施形態を示す。上述の実施形態と同様に、図6は生検デバイスの縦断面図であり、組織サンプル採取に使用するとき、図面の左側は使用者に最も近い近位端部であり、右側はサンプル部位に最も近い遠位端部である。図6は、サンプル採取後に、どのように採取した組織サンプルに損傷を与えるリスクを最小限にしつつ、組織サンプルを安全かつ確実に釈放するかを示す。例えば、図5につき説明したように組織サンプルを採取した後には、生検デバイス60を患者から引き出し、組織サンプルを分析のためにデバイスから釈放する必要がある。通常、組織サンプルを、容器内、顕微鏡スライド上、及び/又は例えば、保存及び分析用の生理食塩水内に回収する。図6に示す生検デバイス60において、サンプルを釈放するデバイスの遠位端部を保持したまま、使用者はノブ又はボタン70aを遠位方向に移動し、これによりスタイレット62を遠位方向に移動して組織サンプルをカニューレ63の内部から釈放する。このことを図6a及び6bとの比較により示す。
この釈放手順はばねの緊張及び/又は弛緩を排除し、またひいては使用者が尚早にボタン70aを釈放する場合、不慮にスタイレット62が制御不能に弾発的に前方又は後方に移動するというリスクを最小限にする。さらに、使用者は、例えば、サンプル採取した組織タイプが何らかの理由で傷つきやすい場合、サンプルをどのくらいの速さで釈放すべきかを手動で制御することができ、使用者はサンプルを極めてゆっくりかつ注意深く釈放することができる。
本発明は、さらに、上述したような生検アセンブリの使用方法に関する。要約すれば、本発明方法は、以下のステップ:
・所望サンプル部位内に又はそこに近接してスタイレット(22,42,62)を設けた外側カニューレ(23,43,63)を挿入する挿入ステップと、
・前記スタイレット(22,42,62)又は前記カニューレ(23,43,63)を共通軸線周りに回転させ、前記カニューレ(23,43,63)及び前記スタイレット(22,42,62)を互いに相対的に回転させる回転ステップと、
・前記スタイレット(22,42,62)及び前記カニューレ(23,43,63)を軸線方向に相対的に移動させ、窪み(24,44,64)を組織に露出させ、これにより組織を前記窪み内に圧入させる移動ステップと、
・前記スタイレット(22,42,62)及び前記カニューレ(23,43,63)を軸線方向に相対的に移動させ、前記カニューレ(23,43,63)の遠位先端部における遠位端縁が前記組織に切り込み、また生検アセンブリが組織サンプルを前記窪み(24,44,64)及び前記カニューレ(23,43,63)内に保持するステップと、
を備える。
好適な実施形態において、本発明方法は、さらに、前記スタイレット(22,42,62)及び前記カニューレ(23,43,63)を、挿入中にほぼ平坦な先導表面が生検アセンブリの遠位先端部に形成されるよう整列及び向き決めする。さらに、前記スタイレット(22,42,62)及び前記カニューレ(23,43,63)を、好適には、回転ステップ後であるが移動ステップ前に、長手方向にほぼ整列させる。
他の好適な実施形態において、前記カニューレ及び/又は前記スタイレットの互いに対する相対的な回転ステップは、軸線方向移動が回転運動を生ずるよう前記カニューレ又はスタイレットを軸線方向に移動させる移動ステップと結合する。好適には、回転ステップはカニューレ及び/又はスタイレットの軸線方向移動と直接結合する。
本発明は上述の好適な実施形態に限定するものではない。種々の代替例、変更例及び均等物を使用することができる。したがって、上述の実施形態は、特許請求の範囲の請求項によって定義される本発明の範囲を限定するものと捉えるべきではない。

Claims (15)

  1. 組織サンプルを採取する生検アセンブリ(20,40,60)であって、
    ・傾斜した遠位先端部を設けた管状である外側のカニューレ(23,43,63)と、
    ・前記カニューレ(23,43,63)内で軸線方向に配置するよう構成し、かつ傾斜した遠位先端部を設けたスタイレット(22,42,62)であり、前記スタイレット(22,42,62)は、前記スタイレット(22,42,62)の側面に沿って配置した窪み(24,44,64)を有し、前記窪み(24,44,64)は前記組織サンプルを収容するよう構成された、前記スタイレット(22,42,62)と、及び
    ・前記カニューレ(23,43,63)及び前記スタイレット(22,42,62)を案内しかつ操作するよう構成したハウジング(27,47,67)と、
    を備えた生検アセンブリ(20,40,60)において、
    前記生検アセンブリには、前記スタイレット(22,42,62)又は前記カニューレ(23,43,63)の近位端部に取り付けた回転部材(28,48,68)を設け、
    前記回転部材(28,48,68)は、前記スタイレット(22,42,62)又は前記カニューレ(23,43,63)を共通軸線の周りに回転させて、前記カニューレ(23,43,63)及び前記スタイレット(22,42,62)が互いに相対回転するように構成され、
    前記回転部材(28,48,68)は、組織サンプル採取前に、前記スタイレット(22,42,62)及び前記カニューレ(23,43,63)を互いに相対回転させて、組織サンプル採取を行うとき前記カニューレ(23,43,63)の前記傾斜した遠位先端部における最遠位端縁が前記窪み(24,44,64)と同一側面サイドに配置されるように構成され、
    また前記スタイレット(22,42,62)の長手方向軸線に平行なラインに沿って、前記窪み(24,44,64)の遠位端部から前記スタイレット(22,42,62)の近位側先導端縁(35)まで測定した長さ(E)が、0〜2.0mmの間であることを特徴とする、生検アセンブリ。
  2. 請求項1記載の生検アセンブリにおいて、前記スタイレット(22,42,62)及び前記カニューレ(23,43,63)の前記相対回転はほぼ180゜である、生検アセンブリ。
  3. 請求項1又は2記載の生検アセンブリにおいて、前記回転部材はねじりばねである、生検アセンブリ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項記載の生検アセンブリにおいて、前記窪み(24,44,64)は、前記スタイレット(22,42,62)の傾斜した先端部における近位側先導端縁(35)と同一側面サイドで前記スタイレット(22,42,62)に設けられる、生検アセンブリ。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項記載の生検アセンブリにおいて、前記スタイレット(22,42,62)の長手方向軸線と前記スタイレット(22,42,62)の前記傾斜した遠位先端部における先導端縁との間の角度(α)は20〜55゜の範囲内である、生検アセンブリ。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項記載の生検アセンブリにおいて、さらに、前記カニューレ(23,43)を軸線方向に移動させる少なくとも1個の移動部材(31,50)を備える、生検アセンブリ。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一項記載の生検アセンブリにおいて、さらに、前記スタイレット(22)を軸線方向に移動させる少なくとも1個の移動部材(31,70)を備える、生検アセンブリ。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか一項記載の生検アセンブリにおいて、さらに、前記スタイレット(22)を軸線方向に移動させるため、前記スタイレット(22)に対して軸線方向にばね力を発生するように適合される、少なくとも1個のばねを備える、生検アセンブリ。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか一項記載の生検アセンブリにおいて、さらに、前記カニューレ(23,43,63)を軸線方向に移動させるため、前記カニューレ(23,43,63)に対して軸線方向にばね力を発生するように適合される、少なくとも1個のばねを備える、生検アセンブリ。
  10. 請求項9記載の生検アセンブリにおいて、前記少なくとも1個のばね(32,52,72)は、前記カニューレ(23,43,63)を近位に急激に移動させて前記組織に切り込ませるため、前記カニューレ(23,43,63)に対して軸線方向にばね力を発生するよう適合される、生検アセンブリ。
  11. 請求項6〜10のうちいずれか一項記載の生検アセンブリにおいて、さらに、前記組織サンプルを収容した後、前記カニューレ(23,43,63)を釈放して、前記スタイレット(22,42,62)に対して軸線方向に相対移動させる釈放機構を備え、
    前記釈放機構は、この釈放機構を作動させるまでは前記カニューレ(23,43,63)の遠位方向の移動を妨げるように適合される、少なくとも1個の保持突起(34,54,56,61a)を有する、生検アセンブリ。
  12. 請求項1記載の生検アセンブリにおいて、前記回転部材(68)は、前記回転部材の軸線方向移動が前記カニューレ(23,43,63)を前記スタイレット(62)に対して回転させるよう構成され、前記ハウジング(67)内に配置する、生検アセンブリ。
  13. 請求項1〜12のうちいずれか一項記載の生検アセンブリを使用して組織サンプルを採取する方法において、以下のステップ、すなわち、
    ・所望サンプル部位内に又はそこに近接して前記スタイレット(22,42,62)を設けた外側カニューレ(23,43,63)を挿入する挿入ステップと、
    ・前記スタイレット(22,42,62)又は前記カニューレ(23,43,63)を共通軸線周りに回転させ、前記カニューレ(23,43,63)及び前記スタイレット(22,42,62)を互いに相対的に回転させる回転ステップと、
    ・前記スタイレット(22,42,62)及び前記カニューレ(23,43,63)を軸線方向に相対的に移動させ、前記窪み(24,44)を組織に露出させ、また前記組織を前記窪み(24,44)内に圧入させる移動ステップと、
    ・前記スタイレット(22,42,62)及び前記カニューレ(23,43,63)を軸線方向に相対的に移動させ、前記カニューレ(23,43,63)の遠位先端部における遠位端縁が前記組織に切り込み、これにより生検アセンブリの前記窪み(24,44,64)及び前記カニューレ(23,43,63)内に組織サンプルを保持するステップと、
    を含む、方法。
  14. 請求項13記載の方法において、前記スタイレット(22,42,62)及び前記カニューレ(23,43,63)の前記遠位先端を、挿入中にほぼ平坦な先導表面が前記生検アセンブリの遠位先端部に形成されるよう整列及び向き決めする、方法。
  15. 請求項13又は14記載の方法において、前記スタイレット(22,42,62)及び前記カニューレ(23,43,63)の前記遠位先端は、前記回転ステップの後であるが前記移動ステップの前に、ほぼ整列させる、方法。
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