JP2011519671A - バイオプシー器具 - Google Patents

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Abstract

改良された安全性、適合性並びに起動力及び速度を有している組織バイオプシー器具。

Description

本発明は組織のバイオプシー(生検)を採取するための器具及び方法に関する。
(関連出願)
本願は、2008年5月8日に出願された米国仮特許出願第61/051,427号に基づく優先権の利益を主張している。
組織生検採取処置は、侵襲性が比較的大きな診査外科手術にとって好ましい場合が多い。異常又は腫瘤が存在するか又は疑われる場合には、癌性かそうでなければ異常な細胞の存在を探すために且つ/又は腫瘤の性質及び程度を評価するために、例えば生検試料が採取される。このような処置に際しては、規定された位置から1以上の組織試料を出来る限り迅速に且つ生検部位に隣接している組織に対する損傷が最少の状態で採取することが望ましい。
米国特許第7,018,346号公報 米国特許第6,585,641号公報 米国特許公開第20070233040号公報 米国特許公開第20051311457号公報 米国特許公開第20070149951号公報
本願は、例えば、器具の試料採取部分の適正な配置を容易にし、生検部位の周囲組織に対する損傷程度を低くし、生検試料を切り取る速度及び精度を増し、生検の大きさに関する自由度を許容し、生検採取処置の安全性を改良することができる改良されたバイオプシー器具を提供している。
一態様においては、本願はバイオプシー器具を特徴としており、該バイオプシー器具は、(a)近位のハンドルと、(b)遠位方向に伸長している細長いシースであって、前記の近位のハンドルに結合された近位端と、遠位端と、近位端から遠位端まで前記細長いシース内全長に亘って延びている管腔とを有している前記細長いシースと、(c)前記管腔内に配置されている針と、(d)生検試料の大きさを制御するための手段とを備えている。針は、先端を有している遠位端と、前記先端に隣接して組織試料を収容するようになされている凹部とを備えている。先端の長さは、約1mm〜約3mmとすることができる。針は、遠位端に隣接した位置に1以上のエコー発生マ−クを備えることができる。エコー発生マ−クは、前記凹部上に且つ/又は該凹部の両側部に隣接して配置することができる。
幾つかの実施例においては、バイオプシー器具は、以下に示すうちのいずれか1つ以上、すなわち、長さが約1mm〜約2mmの先端を有している針と、先端の厚みが針の軸の直径よりも薄い針と、断面が“U”字形状の先端を有している針と、拡張可能なフラップを備えている針と、長さの少なくとも一部分が内部に収納されている針の外径の周囲全体には伸長していない切断用シースと、その全長の少なくとも一部分に対して包囲しているシースの直径より小さい直径の軸を備えている針と、針の表面と細長い切断用シースの表面及び/又は外側のハウジングのシースの表面との間に設けられた潤滑剤と、中空であり且つ管腔内に分岐したシート又はブレードを含んでおり且つ該分岐したシート又はブレードが任意に1以上の境界ブレードを有している針と、中空であり且つ管腔内に1以上の内側突起を備えている先端を有している針と、中空であり且つその管腔内にバイオプシーロッドを備えている針と、第一の管腔と第二の管腔とが内部を貫通して延びており且つ前記第一の管腔又は第二の管腔はその遠位端に形状記憶部分を有している堅牢な細長い部材を備えていて該堅牢な細長い部材の遠位端が該細長い部材が収納されている管腔の遠位端から伸長すると他方の管腔の遠位端を少なくとも部分的に覆う形状を呈するようになされている針と、調整可能なトレイの長さと、作動解除機構と、トリガー機構と、近位のハンドルが遠位方向へあまり遠くまで移動しないように阻止するようになされ且つ/又は生検採取処置を受けている人の組織内への針の進入を制限するようになされたねじ止め係止部材と、のうちの1以上を備えている。
別の態様において、本願は、ここに提供されているバイオプシー器具と、生検試料の大きさを制御するための複数のアダプタとを備えたキットを特徴としている。
別の意味を有するものとして規定されていない限り、本明細書において使用されている全ての技術用語及び科学用語は、本発明が関連する技術における当業者によって一般的に理解されているものと同じ意味を有している。本発明を実施するためにここに記載されているものと類似しているか又は等価な方法及び材料を使用することができるけれども、本発明に適した方法及び材料を以下に記載する。ここに記載した全ての公報、特許出願、特許及びここに記載した他の参考資料は、これに言及することによりこれらの全体が本明細書に参考として組み込まれている。定義を含む本明細書は、矛盾する場合には調整することができる。更に、これらの材料、方法、実施例は、例示のためだけのものであり限定的であることは意図されていない。
本発明の一以上の実施例の詳細を添付図面及び以下の説明に示す。本発明のその他の特徴及び利点は、詳細な説明及び図面並び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
図1は、バイオプシー器具の側面図であり、該器具の遠位端の拡大図と共に示されている。 図2Aは、エコー発生マークを有しているバイオプシー器具の遠位端の側面図である。 図2Bは、エコー発生マークを有しているバイオプシー器具の遠位端の側面図である。 図2Cは、エコー発生マークを有しているバイオプシー器具の遠位端の側面図である。 図3Aは、先端の長さが短いバイオプシー器具の遠位端の側面図である。 図3Bは、先端の高さが低いバイオプシー器具の遠位端の側面図である。 図3Cは、可動の組織保持用フラップを備えているバイオプシー器具の遠位端の側面図である。 図3Dは、可動の組織保持用フラップを備えているバイオプシー器具の遠位端の側面図である。 図4Aは、半円形の切断用シースを備えているバイオプシー器具の端部断面図である。 図4Bは、直径を変えることができるバイオプシー用の針の側面図である。 図5Aは、内側へ分岐したシート又はブレード並びに近位方向へ突出している内側のフォーク状突起を備えている中空のバイオプシー用の針の側方断面図である。 図5Bは、内側へ分岐したシート又は境界ブレードを有するブレードを備えた中空のバイオプシー用の針の端面図である。 図5Cは、内側へ分岐したシート又はブレード及び近位方向に突出しているフォーク状の突起を備えた中空のバイオプシー用の針の別の実施例の側方断面図である。 図5Dは、近位方向に突出しているフォーク状の突起を備えたロッドを有している中空針を備えたバイオプシー器具の遠位端の側面図である。 図6Aは、組織試料を収容している第一の管腔と組織ホルダーを収容している第二の管腔とを規定している針を備えたバイオプシー器具の遠位端の側方断面図であり、後退位置にある組織ホルダーを示している。 図6Bは、組織試料を収容している第一の管腔と組織ホルダーを収容している第二の管腔とを規定している針を備えたバイオプシー器具の遠位端の側方断面図であり、伸長位置にある組織ホルダーを示している。 図6Cは、図6Aに示されているバイオプシー器具の端面図であり、組織ホルダーが第二の管腔の内部の後退位置にある。 図6Dは、図6Bに示されているバイオプシー器具の端面図であり、組織ホルダーが伸長位置にある。 図7Aは、使用中のバイオプシー器具の近位のハンドルの側面図であり、プランジャが後退位置にある状態で示されている。 図7Bは、使用中のバイオプシー器具の近位のハンドルの側面図であり、プランジャが続いて更に押し込まれた位置にある状態で示されている。 図7Cは、使用中のバイオプシー器具の近位のハンドルの側面図であり、プランジャが続いて更に押し込まれた位置にある状態で示されている。 図7Dは、使用中のバイオプシー器具の近位のハンドルの側面図であり、ばねが作動された状態にある。 図7Eは、採取される組織試料の大きさを制御するためのアダプタを備えているバイオプシー器具のハンドルの側面図である。 図7Fは、凹部の一部分のみが切断用シースの先端を越えて伸長するように針が伸長されているバイオプシー器具の遠位端の側面図である。 図7Gは、プランジャとは別個のトリガー部材を備えているバイオプシー器具の近位のハンドルの側面図である。 図7Hは、トリガー部材をクローズアップした側面図である。 図8は、アダプタ上に配置されており且つ起動後の器具の跳ね返りを阻止するためのねじ止め係止部材を備えているバイオプシー器具の近位のハンドルの側面図である。 種々の図面において、同様の符号は同様の部材を示している。
一般的に、体内の部位(例えば、肝臓、膵臓、腸管、腎臓、のような内臓)から組織試料を採取できるように設計されているバイオプシー器具は、生検が行われる病変部の位置に向かって体内へ挿入される遠位端を有している細長い部分と、組織試料を採取するために前記遠位端において作動させることができる切断手段と、該器具の遠位端の位置決めを操作し且つ前記切断手段を作動又は“起動”させるための制御手段とを備えている。図1に示されているように、例えばバイオプシー器具10は、近位のハンドル15と細長い切断用シース20とを備えている。細長い切断用シース20は遠位端30及び近位端32を備え、該遠位端30と近位端32との間に延びている中空の管腔を形成しており、該管腔内に針35を配置することができる。図1に示されているように、近位端32は、近位のハンドル15に結合され且つ/又は該近位のハンドル内に収納される。幾つかの実施例においては、バイオプシー器具は、細長い切断用シース20が内部に配置される管腔を形成している細長い外側のシースも備えている。
図1の遠位端30の拡大図に示されているように、針35は、先端40と、組織を採取するための凹部45(ここでは、“トレイ”とも称されている)を形成している。針35はシース20内を摺動することができ、その結果、先端40と凹部45とはシース20の遠位端30を越えて伸長し又はシース20の管腔内に収納しているようにすることができ、又は凹部45は管腔内に収納されているが先端40は遠位端30を越えて伸長しているようにすることができる。更に、遠位端30は、例えば生検部位において組織を切り離すようになすことができる。
針35の動きは近位のハンドル15によって制御することができる。近位のハンドル15は、例えば、指穴50、ばね55、プランジャ60、ハウジング部材65及び67を備えている。幾つかの実施例においては、プランジャ60及び/又は近位のハンドル15の動きによって、細長いシース20内で針35を伸長させ又は後退させることができる。更に、細長いシース20は近位のハンドル15に対して可動とすることができる。生検処置中に使用されるときには、器具10は、遠位端30が所望の生検部位に配置されるように対象者の体内に挿入される。針35は、例えばプランジャ60を遠位端30の方向に押すことによってシース20の遠位端30から突き出され、凹部45が露出され且つ生検部位からの組織を受け取ることができるようになされている。近位のハンドル15はまたトリガー機構をも備えており、凹部45を備えている針35が特定の長さだけシース20から突き出され且つ“起動”されてシース20の遠位端30が針35の外周に沿って迅速に進入せしめられ、凹部45内に組織が捕獲され且つ細長いシース20が体から抜き取られる際に組織を保持するチャンバが形成される。
ここに提供されている器具は、図1に示されているもののようなバイオプシー器具に対する改良を提供する。図2A〜2Cに示されているように、例えば針35及び/又はシース20は、エコー発生マーク(例えば、小さな凹み又はエッチング)又はコーティングをその表面上に有することができる。このようなマーク又はコーティングは、超音波映像装置の視覚化を高めることができ、従って、遠位端30が組織内のどの程度奥深くに位置しているかを示すことができるばかりでなく、遠位端30及び凹部45を生検採取される組織に対して配向させる補助となる。例えば、器具の回転量が大きすぎると針の起動及び機能が損なわれるので、器具の回転量を制限して組織の損傷及び針の機能の低下を防止することは大切である。このようにして器具を適正に位置決めすることによって、組織の採取を向上させることができ且つ比較的良好な生検試料が提供される。オペレータが最適な回転量を決定できるようにするために、エコー発生マークのあらゆる適切なパターンを使用することができる。図2Aに示されているように、例えば、バイオプシー器具は、凹部45に隣接した針35の頂部にエコー発生マーク70を有することができる。幾つかの実施例においては、エコー発生マークは凹部45自体の表面上に配置できる。このようなパターンを付与することによって、オペレータが生検採取される組織に対する切断面の整合を認識できるようにすることができる。図2Bは、エコー発生マーク70がシース20の遠位端30上に設けられた実施例を示している。図2Cに示されているように、幾つかの実施例においては、例えば、このようなシース上のパターンは、凹部45上か又は凹部に隣接して配置されているエコー発生マーク70と組み合わせることができ、これによって、オペレータが器具の両方の構成部品を生検採取される組織内に位置決めすることが可能になる。図2B及び2Cに示されているエコー発生マークのパターンはまた、シース20及び/又は針35の外周に配列してオペレータが凹部45を生検採取される組織に対して正しく配向させるために器具をどの方向に回転させるかを決定することができるようにすることができる。エコー発生マーク/コーティングは、適当な方法を使用してバイオプシー器具内に組み込むことができる。例えば、米国特許公開第2006247530号及び国際公開WO2006/044374号を参照のこと。これらの公開公報は両方とも、これらに言及することにより、エコー発生コーティング/パターンの例としてそれらの全体が参考として本明細書に組み込まれている。
幾つかの実施例においては、針35の先端40は、既に公知である器具と比較して長さが比較的短い。このような器具の例が図3Aに示されている。以前の器具は、典型的には先端の長さが約5mmである。先端40の長さを約1〜2mmまで短くすることによって、生検採取プロセスには影響を及ぼさない一方で、生検採取される病変部位の周囲組織に対する偶発的な穿刺又は損傷を防止することができる。更に、先端が短くされたことによって、先端が比較的長い場合に観察されることが多い“開孔”動作が防止され又は低減される。“開孔”は、バイオプシー器具の挿入初期に生検採取される組織内に穴又はトンネルが形成されるプロセスを指している。開孔動作によって生検採取されるべき組織が凹部45及び細長いシース20から分離するように動かされ、その結果、良好な生検試料を採取することができない。
幾つかの実施例においては、先端40の高さを既知の器具より低くすることができる(例えば、針35の直径より高さを低くすることができる)。例えば図3Bに示されているように、先端40の高さは、図1及び3Aにおける先端40の高さと比較して低くすることができる。このような変更によって、開孔が防止または低減され、さらに幾つかの実施例においては図3Aに示されている先端長さの短縮と組み合わせることができる。代替的に又は高さ及び/又は長さの減少に加えて、先端40は既知の器具と比較して幅を狭くすることができる(例えば、針35の直径よりも小さい幅とすることができる)。幅を狭くすることによってもまた開孔を防止又は低減できる。
図3C及び3Dは、展開可能なフラップ75が設けられるように先端40に施すことができる別の改造を示している。このような先端は、生検採取される組織内へ先端40を挿入する間(比較的大きな矢印、図3C)は低い高さを呈することができ、生検採取がなされ且つ針35が細長いシース20に対して後退するときには展開させることができる(比較的大きな矢印、図3D、シース20が起動されたときに生じる)。このような構造は、以前の器具において見られた開孔を減らすことができる。フラップ75の展開はあらゆる適切な手段によって生じさせることができる。このような適切な手段としては、トリガー部材、ケーブル若しくはヒンジのような機械的手段又は挿入時には組織によって押し下げられ且つ組織に抗して引張り戻されるときに展開することができる形状記憶合金又は展性合金による手段がある。
幾つかの実施例においては、針の先端は、図1〜3に示されている実施例に見られる中実形状ではなく“U”字形状の断面を形成することができる。このような場合には、前記凹部の遠位側で且つ該凹部の面内にある針先端の部分は、生検組織を前記凹部上に固定するのに十分な切れ刃が凹部と針の先端との間に残存しているU字形状に作ることができる。U字形状の針先端は、針の挿入中に生検採取される組織の開孔を防止し又は減少させることができる。
細長い構成部品の形状及び構造上のパラメータもまた既知器具に対して変更することができる。このような設計上の変更によって、内視鏡内を通されるときに起動力を喪失し且つ器具が蛇行している場合が多い他の解剖学的構造内に配置されるときに外側の細長いシース内で捩られたり曲げられたりする既知の器具に対して生検採取性能を改良することができる。起動力の喪失によって細長い切断用シースが針の凹部に対してゆっくりと移動され、生検採取が不十分になる。このような問題点を軽減するために、バイオプシー器具は針の一部分のみの周囲に沿って延びている細長い切断用シースを有することができる。図4Aはこのような実施例の断面図であり、この実施例においては、バイオプシー器具は、細長い外側シース80と針35と針35の一部分の周囲に沿って延びている細長い切断用シース85とを有している。このような実施例においては、細長い切断用シース85は、凹部を規定している針35の部分の周囲に沿って延び、シース85が“起動”されたときに該凹部を覆う蓋を形成してその中に生検試料を収容するようになされている。切断用シースの一部分を除去することによって、(表面全体による相互作用が除去されることにより)切断用シースと外側の“ハウジングシース”との間の摩擦を減少させることができる。このような摩擦の減少によって、バイオプシー器具が蛇行している位置に配備されたときであっても起動速度と起動力とが高められる。
図4Bは、細長い切断用シースと比較すると直径が小さい軸90を備えた針35を示している。針35の軸と切断用シースとの間の空間を増すことによって、これらの部品間の摩擦を減少させて、より大きな起動速度及び起動力を可能にすることができる。図4Bに示されているように、針35の直径を軸90の長さに沿った位置では小さくし且つ凹部45及び先端40に隣接した位置では大きくして、最大限の大きさの生検試料を採取できるようにすることができる。他の実施例においては、針35の全体の直径を細長い切断用シースより小さくすることができる。更に、細長い外側シース及び/又は細長い切断用シースの直径はまた、針の直径を変更するか又は変更しないで摩擦を減じてより速い起動速度を可能にするために、これらの部品間により大きな空間を形成するように変更することができることは注目されるべきである。
幾つかの場合には、潤滑剤(例えば、オイル又はシリコーン)を、針、細長い切断用シース及び/又は外側ハウジングシースの相互作用面間に添加することができ、これによってもまた摩擦を減じ、起動速度/起動力を改良することができる。このような潤滑剤は、製造過程中又は製造後に添加することができる。幾つかの実施例においては、ここに提供されている器具はTEFLON(テフロン(登録商標))コーティングを有しており、これは摩擦を減じ且つ起動速度及び/又は起動力を増大させることができる。
図5A〜5Dは別の生検採取方法のための手段を示している。これらは、既知の器具内に組み込むか又は新しい器具の一部分とすることができる。図5Aに示されているように、例えば、バイオプシー器具は、先端105を有しており且つその管腔内に分岐したシート又はブレード110を含んでいる中空針100を有している。分岐したシート又はブレード110は針100の全体又は一部分内を伸長している。図5Aに示されているように、例えば、分岐したシート又はブレード110は先端105に隣接して数ミリメートル〜数センチメートルに亘って伸長している。分岐したシート又はブレード110は、あらゆる適当な材料(例えば、金属又はプラスチック)によって作ることができる。使用時に、針100は、生検部位(例えば病変部位)内に挿入され次いで回転させて針100内にある組織を病変部位の残りの部分から分離することによって生検試料を確保することができる。幾つかの場合には、針100は、針100の内壁から近位方向へ突出している内側のフォーク状の突起115を有している。フォーク状の突起115は、生検採取された組織内に埋め込まれ、バイオプシー器具を後退させる際に針100の軸内に生検採取された組織を留めるようになされている。
更に、分岐したシートは、生検採取される組織の切断を促進するために、該分岐したシートと針の壁との間の境界部の一方又は両方に小さなブレードを有している。図5Bに提供されている断面図に示されているように、例えば、針150は、境界ブレード170及び172を備えている分岐したシート又はブレード160を有している。使用時には、針150は、生検部位(例えば、病変部位)内へ挿入し次いで回転させ、試料の端部で組織を切断して針150内にある組織を病変部位の残りの部分から分離することによって、生検試料を確保することができる。別の方法として、図5Cに示されているように、針100は、極めて短い(例えば、1ミリメートル〜数ミリメートルの小部分)分岐したシート又はブレード110を有していて、生検部位内へ挿入した後に針100を回転させることによって、生検試料の近位端に位置している組織を隣接組織から切り取ることができる。
図5Dは、内部にロッド210が配置されている管腔を形成している針200を装置が備えている“生検採取ロッド”方法を示している。ロッド210が生検採取される組織内に挿入され、針200がロッド210の外周に沿って起動され、ロッド210が針200内へと後退されて、組織が取り出される。幾つかの実施例においては、ロッド210は、生検試料内に埋め込まれ且つ生検試料を保持するために、近位方向に沿って角度が付けられたフォーク状の突起215を備えている。ロッド210は、図5Dに示されている“標準的”な先端220を有することができ、又は図3C及び3Dに示されているフラップ75を有しているもののような折畳/拡張可能な先端を有することができる。
幾つかの実施例、例えば、中空の針内に試料を収容するための先端が設けられていない場合には、バイオプシー器具は、組織を採取するための主要な管腔と、同じく針の遠位端まで針の少なくとも一部分に沿って伸長している第二の管腔とを備えている針を有することができる。図6A、6B、6C、6Dに示されているように、例えば針300は、該針の全長内を貫通して延びている第一の管腔310と第二の管腔320とを有することができる。第一の管腔310は組織試料315を収容することができる。第二の管腔320は内部に組織ホルダー330が設けられており、該組織ホルダーは第一の管腔310内に組織315を保持するために使用できる。組織ホルダー330は、例えば、その遠位端に“メモリ(形状記憶部)”を備えた薄く且つ堅牢な膜として、組織ホルダー330の遠位端335が第二の管腔320から針300の遠位端305を越えて伸長されたときに第一の管腔310の穴を覆うように曲がり、このようにして内部に収容されている組織試料315が針300から出て行くのが防止される。幾つかの実施例においては、針はその全長を貫通して伸長している第一及び第二の管腔を有することができ、針の遠位部分の第一の管腔と第二の管腔との間に開口部を有することができる。組織試料を第一の管腔内に保持するために、第二の管腔内に吸引力がかけられる。このような場合には、第二の管腔の遠位端は典型的には閉塞されている。
これらの実施例のいずれかにおいては、バイオプシー器具の遠位端(すなわち、針の先端および細長い切断用シースの遠位端)は、該遠位端が所望の位置に配置されるまで組織が針内に入らないようにカバーを有することができる。例えば、バイオプシー器具は、中実な又はテーパーが付けられた又は傾面とされたカバーをその遠位端に有することができ、該カバーは遠位端を生検部位に配置することを可能にすることができ、このカバーは次いで針の先端を押し込むことによって穴が開けられる。このようなカバーは例えばプラスチックによって作ることができる。
既知のバイオプシー器具に対してなすことができる他の変更としては、限定的ではないが、(a)切断用シースの起動力を増すために付加的な又はより強い口径ばねを使用すること、(b)切断用シースが起動されるときの起動力の損失をもたらし得る近位のハンドルの後退中のばねの“巻き潰れ”を防止するために、ばねを収容するハウジングの大きさを小さくすること、(c)器具を挿入中は可撓性であるが起動中は比較的堅牢になるようにするために、可変の補強部材をハウジング内に組み込むことが含まれる。可変の補強技術の例として、例えば、米国特許第7,018,346号及び第6,585,641号並びに米国特許公開第20070233040号、第20051311457号及び第20070149951号を参照のこと。これらは全て、これらに言及することによりその全体が参考として本明細書に組み入れられている。
本願はまた、種々のサイズの生検試料を採取するようになすことができるバイオプシー器具をも提供する。図7は、例えば、生検採取される病変部位のサイズに基づいて凹んだ組織トレイの長さを制御するための幾つかの実施例を示している。以前のバイオプシー器具は、大きさが変動する病変部位のための提供品とすることができる唯一の試料長さ設定のみを有していた(例えば、凹部の長さが病変部位の大きさを超えている場合には、正常な組織が採取され且つ/又は損傷を受けるかも知れない)。凹部を種々の大きさの病変部位を収容するように適合させることができる機能は有利である。
図7は、トレイ長さが調整可能なバイオプシー器具の実施例を示している。図7A、7B、7C、7Dに示されているように、例えば、バイオプシー器具の近位のハンドル15は、指用の穴50、ばね55、プランジャ60、ハウジング65並びに“トレイの組”及び細長い切断用シース20を起動させるためのトリガー部材を有しており、“トレイの組”とトリガー部材とは本質的に一体化されている。トリガー部材は、プランジャ60を作動解除機構250に向かって押し込むことによって作動し、ばね55が伸ばされ且つ切断用シース20が起動される。図7Aに示されている器具は、プランジャ60を引っ張り戻す(すなわち、近位方向に戻す)ことによって“設定”されている。図7B及び7Cに示されているように、プランジャ60は、プランジャ60の遠位端が解除機構250を作動させるまで遠位方向に押し込まれる[これによって、切断用シース20内での針(図示せず)の動きをもたらすことができる]。ひとたび解除機構250が作動されると、ばね55は遠位方向に迅速に伸びることができ、このようにして切断用シース20が“起動”される。
幾つかの実施例においては、図7Eに示されているように、例えば、近位のハンドル15のハウジング65は、作動解除機構250の近位側に凹部260を形成することができる。凹部260は、解除機構の近位側にアダプタ(例えば、アダプタ270)を挿入するようになされている。プランジャ60が遠位方向へ押し込まれると、該プランジャは、アダプタ270とぶつかってばね55を解除し切断用シース20を作動させる。該アダプタは、種々の長さ(例えば、2,5,10,15mm)とすることができ且つ病変部位の大きさに基づいてオペレータによって選択される。このようなアダプタは、本質的にプランジャロッドを“伸長させ”且つ適合可能な切断面を可能にする。例えば、アダプタ270の存在によって、アダプタ270が凹部260内に存在していない場合よりも切断用シース20がより早く起動し、その結果、切断用シース20が起動して組織試料を凹部45内に確保する前に、凹部45の一部のみが切断用シース20(例えば、図7Fに示されている)の遠位端30から伸長される。アダプタが長ければ長いほど、解除機構250はより早く起動され、採取される生検試料はより短くなる。別の方法として、幾つかの場合には、プランジャの長さは、例えば作動ロッドをねじ又はその他のタイプのストッパ係止部材によってプランジャに可動に且つ/又は可逆的に取り付けられるようにすることによって効率良く適用可能とすることができる。プランジャに比較的長い作動ロッドを取り付けるか又は作動ロッドを更に遠位位置に配置することによってトリガー部材を更に迅速に作動させて、切断用シースをより速く起動し、組織試料をより短く採取することができる。
図7Gは、適用可能な試料長さを形成すると共に装置の安全性を増すための別の実施例を示している。近位のハンドル上にトレイの組及びトリガー部材を備えている器具は、位置決め中に誤って起動し、これによって周囲組織の損傷と器具の再位置決め等による冗長な処置との両方が生じ得る。しかしながら、図7Gに示されている実施例においては、近位のハンドル15は、“トレイの組”の制御部材を備えたプランジャ60の代わりに、器具のハウジング65上に配置されているトリガー機構280を備えている。トレイの組とトリガー機構とを近位のハンドル15の異なる部分に分離して配置することによって、トレイの長さの適合機能を可能にすると共に位置決め中におけるバイオプシー器具の偶発的な起動を防止することができる。トリガー機構280は、ハウジング65上の作動解除機構250の近くに配置することができる。オペレータは、凹部(“トレイ”)を病変部位の大きさとし、次いで、トリガー部材280を押し込んで生検を採取することができる。例えば、図7Hにおいて矢印“a” によって示されているようにトリガー部材280の近位端285を押すことによって、トリガー部材280を起動させ、トリガー部材280の遠位端290を持ち上げ、作動解除機構250を矢印“b”によって示されているように上方へ押し上げることができる。このことにより、ばね55は矢印“c”によって示されているように遠位方向へと急速に伸ばされ、このようにして切断用シース20を起動させることができる。これらの実施例のいずれもが、偶発的な起動を防止するための付加的な安全装置としてトリガー部材を覆っているカバーを有することができる。オペレータは準備ができると、カバーを摺動させて戻すか、さもなければ開くか又は取り外してトリガー部材を露呈させることができる。
幾つかのバイオプシー器具は、針が組織内へ深く挿入され過ぎる可能性を少なくする手段を有している。図8に示されているように、例えば、近位のハンドル15のハウジング部材67は、内視鏡に取り付けることができるアダプタ90の外周に沿って摺動することができる。アダプタ90上にはねじ止め係止部材94が備えられており、このねじ止め係止部材94は、アダプタ90に沿った特定の位置において締め付けられて近位のハンドル15が遠位方向に更に深くまで移動しないようにして対象者の組織内への針の進入を制限することができる。幾つかの実施例においては、バイオプシー器具はまた内視鏡内への挿入中又は器具の起動中に器具が滑り又は跳ね返り又はさもなければ位置を変えるのを防止する手段をも含むことができる。例えば、図8に示されているように、近位のハンドル15は、ハウジング部材67上に第二のねじ止め係止部材92を有することができる。針30が対象者の体内に位置決めされた後であるが切断用シース20が起動される前に第二のねじ止め係止部材92をアダプタ90に締め付けることによって、オペレータは、近位のハンドル15をアダプタ90に本質的に固定することができ、このようにして器具が起動された後に近位のハンドルがアダプタ90に沿って移動する(例えば、跳ね返る)ことが防止される。
ワイヤのくせ取り器具を市販のバイオプシー器具パッケージ内に組み込むこともできる。このくせ取り器具は、このようなバイオプシー器具(例えば、このような器具のシース及び針)が輸送中に呈することが多い輪状の形状記憶部又は内視鏡又は組織内へ挿入する際に形成され得る曲がり又は輪の場合にも、くせを直して真直ぐに伸ばすことを可能にする。このような器具は円筒形タイプ又は輪を基本としたものすることができる。(米国特許第5,161.584号、第6,551,281号、第6,067,835号、第4,412,565号を参照のこと。これらは全てこれらに言及することによりそれらの全体が本明細書に参考として組み入れられている)。
バイオプシー器具はここに開示されている改良及び変更のいずれをも如何なる組み合わせでも使用することができる。
本願はまた、ここに記載されているバイオプシー器具の1以上並びに如何なる適当な付属品を含むキットをも提供している。例えば、キットは、ここに記載されている外側シース、切断用シース、針及び近位のハンドルのみならず採取される生検試料の長さを調整するためにオペレータが近位のハンドル内へ挿入することができる1以上のアダプタを備えたバイオプシー器具を含むことができる。幾つかの実施例においては、キッドは切断用シースの起動
力を変えるためにオペレータが器具内に挿入することができる1以上のばね(例えば、種々の口径ばね)を含むことができる。
(他の実施例)
以上、本発明を詳細な説明と関連付けて説明したけれども、上記の説明は、例示することを意図されたものであり、特許請求範囲によって規定されている本発明の範囲を限定することは意図されていない。従って、その他の特徴、利点、改造が特許請求の範囲の範囲内に含まれる。
10 バイオプシー器具、 15 近位のハンドル、
20 切断用シース、 30 シースの遠位端、
35 針、 40 針の先端、
45 凹部、 50 指用穴、
55 ばね、 60 プランジャ、
65,67 ハウジング部材、
70 エコー発生マーク、 75 フラップ、
85 切断用シース、 90 針の軸、アダプタ、
92 第二のねじ止め係止部材、 94 ねじ止め係止部材、
100 針、
105 針の先端、 110 分岐したシート又はブレード、
115 フォーク状の突起、 160 分岐したシート又はブレード、
170,172 境界ブレード、
200 針、 210 ロッド、
215 フォーク状の突起、 220 ロッドの先端、
300 針、 310 第一の管腔、
315 組織試料、 320 第二の管腔、
330 組織ホルダー、 335 組織ホルダーの遠位端、
305 針の遠位端、 250 作動解除機構、
260 凹部、 270 アダプタ、
280 トリガー機構、トリガー部材、
285 トリガー部材の近位端、
290 トリガー部材の遠位端

Claims (7)

  1. (a)近位のハンドルと、
    (b)遠位方向に伸長している細長いシースであって、前記近位のハンドルに結合された近位端と、遠位端と、該細長いシースの全長を貫通して前記近位端から前記遠位端まで伸長している管腔とを有している細長いシースと、
    (c)前記管腔内に配置されている針と、
    (d)生検試料のサイズを制御するための手段と、を備えているバイオプシー器具。
  2. 前記針が、先端を有している遠位端と、前記先端に隣接して組織試料を収容するようになされている凹部とを備えている、請求項1に記載のバイオプシー器具。
  3. 前記先端の長さが約1mm〜約3mmである、請求項2に記載のバイオプシー器具。
  4. 前記針が前記遠位端に隣接した位置に1以上のエコー発生マークを備えている、請求項2に記載のバイオプシー器具。
  5. 前記エコー発生マークが前記凹部上に設けられている、請求項4に記載のバイオプシー器具。
  6. 前記エコー発生マークが前記凹部の両側に隣接して設けられている、請求項4に記載のバイオプシー器具。
  7. 請求項1に記載のバイオプシー器具と生検試料のサイズを制御するための複数のアダプタとを備えているキット。
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