JP2016535202A - 回転電気機械、特に動力車スタータ - Google Patents
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Abstract
本発明は、動力車の回転電気機械、特に動力車のスタータに関し、この回転電気機械は、燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングギア(101)を回転させるように設けられるスタータアセンブリ(19)と、スタータアセンブリが少なくとも部分的に収容される支持体(35)とを備え、前記支持体は、スタータアセンブリがリングギアと接触できるようにするべく配置される通路(36)と、当該通路とは別個である少なくとも1つの排出開口(40;41)であって、機械が動力車に取り付けられる場合にクラウン及び/又はスタータアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように配置される少なくとも1つの排出開口とを備える。
Description
本発明は、特に、回転電気機械、特に動力車スタータに関する。
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが内部に少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備える支持体と
を備える動力車スタータが知られている。
ランチャーアセンブリが内部に少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備える支持体と
を備える動力車スタータが知られている。
この支持体は実質的にオジーブ(ogive)の形態を成し、その結果、液体又は固体の汚染物質、例えば水又はスラッジ、がリングにより支持体の内部へ突出されるとともに、支持体のオジーブの形状を成す形態に起因してスタータの後方へ向けてそらされる。これらの汚染物質は、その後、スタータの電気モータに及び/又は接触器へ向けて侵入する傾向があり、それにより、動作不良を引き起こす可能性がある。
本発明の目的は、特に、スタータの後方へ向かう汚染物質のこれらの突出を減少させることである。
そのため、本発明の主題は、動力車の回転電気機械、特に動力車スタータ、であって、
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリを少なくとも部分的に受け入れる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときにリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体と
を備える、回転電気機械である。
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリを少なくとも部分的に受け入れる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときにリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体と
を備える、回転電気機械である。
したがって、本発明は、偏向器として作用する面を支持体から排除することによって、スタータの後方へ向かう汚染物質の突出を実質的に制限できるようにする。これにより、スタータの様々なユニットを保護でき、スタータの耐用寿命を延ばすことができる。
したがって、スタータに関し、本発明は、スタータの後方を保護するためにシーリングを設けるのではなく、汚染物質の戻し及び迅速な排出を助ける。このシーリングは、付加的なシールを用いることによって、実行するのに高い費用がかかるとともに手間がかかる可能性がある。
好ましくは、機械が動力車に取り付けられる場合、開口が、支持体の実質的に上半分内に配置される。
このように配置される開口を介した排出は、重力によって排出する必要なく、汚染物質の突出を排出できるようにする。これは、重力による排出のための特定の穴を省くことを可能にし得る。
有利には、開口は、支持体、特にリング、の通路と実質的に対向し、それにより、突出される汚染物質を効率的に排出できるようにする。
本発明の一実施形態によれば、開口は、実質的に100mm2〜500mm2、特に150mm2〜400mm2の表面積を有する。
例えば、支持体が2つの排出開口を備え、これらの排出開口が、通路とは別個であるとともに、機械が動力車に取り付けられるときにリングにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される。より大きな寸法を有する単一の開口の代わりに複数の排出開口を有するということは、支持体の機械的強度を保つことができるようにする。
適用可能な場合には、2つの開口が、異なる表面積を有する。
望ましい場合には、開口のうちの一方は、他方の開口の表面積の少なくとも2倍の表面積を有する。
好ましくは、2つの開口は、支持体の同じ半分に、特に上半分に、配置される。
2つの開口は、例えば20°未満、特に10°未満の角度分だけ離間される。
本発明の一実施形態によれば、支持体が実質的に円錐台形状を有する壁を備え、この実質的に円錐台の壁に1又は複数の開口が形成される。
ランチャーアセンブリがギア要素により形成される駆動要素を備えることができ、該駆動要素は、第1の位置でリングに係合するようになっており、ギア要素がこの第1の位置で開口と部分的に対向する。
したがって、アセンブリは、特にギア要素がリングと係合されるときに、ギア要素により突出される汚染物質を効率的に排出できるようにする。
有利には、ランチャーアセンブリは、該ランチャーアセンブリがリングと協働する第1の位置と、ランチャーアセンブリがリングから離脱される第2の位置との間で移動され得るように形成される。
適用可能な場合には、機械がランチャーアセンブリを回転させるようになっている電気モータを備え、また、機械は、支持体と電気モータとの間においてシールされた分離体として作用するシールを伴わない。
ランチャーアセンブリは好ましくは軸方向に移動でき、或いは、変形として、ランチャーアセンブリは、リングとの永久的な係合を可能にするように形成される。
本発明に係る電気機械は、例えば500W〜4000Wの最大電力で動作するように形成され得る。
必要に応じて、機械は、停止−始動として知られる自動再始動機能を行うために使用される、多数の始動サイクルを伴う補強されたスタータとしうる。
前述のこととは無関係に、或いは、前述のことと組み合わせて、本発明の主題は、動力車の回転電気機械、特に動力車スタータ、であって、
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
ランチャーアセンブリが、ギア要素により形成される駆動要素であって第1の位置でリングに係合するように設けられる駆動要素を備え、ギア要素がこの第1の位置で開口と部分的に対向する、回転電気機械でもある。
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
ランチャーアセンブリが、ギア要素により形成される駆動要素であって第1の位置でリングに係合するように設けられる駆動要素を備え、ギア要素がこの第1の位置で開口と部分的に対向する、回転電気機械でもある。
前述のこととは無関係に、或いは、前述のことと組み合わせて、本発明の主題は、動力車の回転電気機械、特に動力車スタータ、であって、
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられる場合に、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
ランチャーアセンブリは、該ランチャーアセンブリがリングと協働する第1の位置とランチャーアセンブリがリングから離脱される第2の位置との間で移動され得るように形成され、
ランチャーアセンブリが、ギア要素により形成される駆動要素であって、リングに係合するように設けられる駆動要素を備え、
ギア要素がこの第1の位置で開口と部分的に対向する、回転電気機械でもある。
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられる場合に、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
ランチャーアセンブリは、該ランチャーアセンブリがリングと協働する第1の位置とランチャーアセンブリがリングから離脱される第2の位置との間で移動され得るように形成され、
ランチャーアセンブリが、ギア要素により形成される駆動要素であって、リングに係合するように設けられる駆動要素を備え、
ギア要素がこの第1の位置で開口と部分的に対向する、回転電気機械でもある。
前述のこととは無関係に、或いは、前述のことと組み合わせて、本発明の主題は、動力車の回転電気機械、特に動力車スタータ、であって、
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
支持体が、通路とは別個である2つの排出開口であって、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリングにより突出される汚染物質の排出を可能にするように配置され、
2つの開口が異なる表面積を有する、回転電気機械でもある。
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
支持体が、通路とは別個である2つの排出開口であって、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリングにより突出される汚染物質の排出を可能にするように配置され、
2つの開口が異なる表面積を有する、回転電気機械でもある。
前述のこととは無関係に、或いは、前述のことと組み合わせて、本発明の主題は、動力車の回転電気機械、特に動力車スタータ、であって、
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが内部に少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
支持体が実質的に円錐台形状を有する壁を備え、この実質的に円錐台の壁に開口が形成される、回転電気機械でもある。
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが内部に少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
支持体が実質的に円錐台形状を有する壁を備え、この実質的に円錐台の壁に開口が形成される、回転電気機械でもある。
前述のこととは無関係に、或いは、前述のことと組み合わせて、本発明の主題は、動力車の回転電気機械、特に動力車スタータ、であって、
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
機械が、ランチャーアセンブリを回転させるようになっている電気モータを備え、機械は、支持体と電気モータとの間でシールされた分離体として作用するシールを伴わない、回転電気機械でもある。
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
機械が、ランチャーアセンブリを回転させるようになっている電気モータを備え、機械は、支持体と電気モータとの間でシールされた分離体として作用するシールを伴わない、回転電気機械でもある。
前述のこととは無関係に、或いは、前述のことと組み合わせて、本発明の主題は、最終的に、動力車の回転電気機械、特に動力車スタータ、であって、
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
機械は補強されたスタータである、回転電気機械である。
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリングを回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリと、
ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体であって、この支持体が、ランチャーアセンブリをリングと接触させることができるようにするべく形成される通路を備え、この支持体が通路とは別個である少なくとも1つの排出開口を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング及び/又はランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体とを備え、
機械は補強されたスタータである、回転電気機械である。
本発明の非限定的な実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより、また、添付の図面を検討することにより、本発明をより良く理解できる。
図1は、動力車の燃焼機関のためのスタータ1を非常に概略的に表す。
この直流スタータ1は電気モータ100を備え、この電気モータ100には、第1に、軸線Xの周りで回転できるアーマチュアとしても知られるロータ2が設けられ、第2に、ロータ2の周囲にインダクタとしても知られるステータ3が設けられる。
このステータ3は、永久磁化を伴う磁化構造体5を支持するヘッド4を備える。必要に応じて、磁化構造体5を電気巻線と置き換えることができる。
ロータ2は、ロータ本体7と、ロータ本体7の切り欠き内に巻き付けられる巻線8とを備える。
図示の例では、スタータ1により形成される回転電気機械が6個の極を有するタイプのものである。他のタイプの機械を設けることができるのが分かる。
ロータ本体7の両側で、巻線8は、前シニョン(chignon)9及び後シニョン10を形成する。
後方において、ロータ2には、導電要素に電気的に接続される複数の接点部を備えるコレクタ12が設けられ、この導電要素は関連する例では巻線8の配線により形成される。
巻線8の給電のために一組のブラシ13、14が設けられ、一方のブラシ13がスタータ1のアースに接続され、他方のブラシ14が配線16を介して接触器17の電気端子15に接続される。例えば4つのブラシが存在する。
ロータ2が回転しているときにブラシ13、14がコレクタ12上で擦れ、したがって、ロータ2の区間で電流を切り換えることによりロータ2へ給電できる。
スタータ1はランチャーアセンブリ19を更に備え、該ランチャーアセンブリ19は、例えば駆動シャフト18上でスライドするように取り付けられるとともに、ロータ2により軸線Xの周りで回転され得る。
ロータ2と駆動シャフト18との間には減速アセンブリ20がそれ自体知られる態様で介挿される。
変形として、スタータ1は、減速器を伴わない直接駆動型のものであってもよい。
ランチャーアセンブリ19は、ピニオン21により形成される駆動要素であって、燃焼機関の駆動ユニットに係合されるように設けられる駆動要素を備える。説明される例では、この駆動ユニットがリング101である。
ピニオン21を別のタイプのギア要素と置き換えることができる。
ランチャーアセンブリ19は、フォーク27の端部25を受けるための溝24を互いの間に画定するフリーホイール22及びプーリワッシャ23を更に備える。
このフォーク27は、例えばプラスチック材料を成形することによって作られる。
フォーク27は、ランチャーアセンブリ19がピニオン21を用いて燃焼機関を駆動させる第1の位置とランチャーアセンブリ19が燃焼機関から離脱される第2の位置との間でランチャーアセンブリ19を軸線Xにしたがって駆動シャフト18に対して移動させるために、接触器17によって作動される。
ブラシ14に接続される端子15に加えて、接触器17は端子29を備え、当該端子29は、電気接続要素、特に配線30、によって車両の電源、特にバッテリ、に接続される。
特に図2及び図3において分かるように、スタータは、ランチャーアセンブリ19が少なくとも部分的に受け入れられる支持体35を備え、この支持体35は、ランチャーアセンブリ19がリング101と接触させられることができるようにするべく形成される通路36を備える。
前方において、この支持体35は、シャフト18の前端を受けるためのレセプタクル37を備える。
特に図4に示されるように、この支持体35は2つの排出開口40、41を更に備え、これらの排出開口40、41は、通路36とは別個であるとともに、機械が動力車に取り付けられるときに、例えばリング101及び/又はランチャーアセンブリ19により突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される。
機械が動力車に取り付けられると、開口40、41は、実質的に支持体35の上半分に配置される。
開口40は実質的に支持体の通路36と対向し、それにより、突出される汚染物質を効率的に排出できるようにする。
説明される例において、開口40、41は、実質的に100mm2〜500mm2、特に150mm2〜400mm2の表面積を有する。
例えば、開口40が約385mm2の表面積を有し、開口41が約175mm2の表面積を有する。
したがって、2つの開口40、41は異なる表面積を有する。
2つの開口40、41は支持体35の同じ半分部分に配置される。
2つの開口40、41は、例えば20°未満、特に10°未満の角度分だけ離間される。
支持体35は実質的に円錐台形状を有する壁42を備え、この実質的に円錐台の壁42に開口40、41が形成される。
図3に示される第1の位置では、ピニオン21が開口40、41と部分的に対向する。
図2に示される第2の位置では、ピニオン21が開口40、41の軸線Xの方向へ奥まった位置に置かれる。
したがって、図5において分かるように、本発明は、偏向器として作用する面を支持体35から排除することによって、スタータの後方へ向かう汚染物質の突出を制限できるようにする。これにより、スタータの様々なユニットを保護でき、スタータの耐用寿命を延ばすことができる。
Claims (14)
- 動力車の回転電気機械、特に動力車スタータ(1)、において、
燃焼機関又はギアボックスと関連付けられるリング(101)を回転させることができるように形成されるランチャーアセンブリ(19)と、
前記ランチャーアセンブリが少なくとも部分的に受け入れられる支持体(35)であって、この支持体が、前記ランチャーアセンブリを前記リングと接触させることができるようにするべく形成される通路(36)を備え、この支持体が前記通路とは別個である少なくとも1つの排出開口(40;41)を更に備え、この開口は、機械が動力車に取り付けられる場合に、例えば前記リング及び/又は前記ランチャーアセンブリにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される、支持体(35)と
を備える、回転電気機械。 - 前記機械が動力車に取り付けられる場合、前記開口が実質的に前記支持体の上半分に配置されることを特徴とする請求項1に記載の機械。
- 前記開口が前記支持体の前記通路と実質的に対向することを特徴とする請求項1又は2に記載の機械。
- 前記開口は、実質的に100mm2〜500mm2、特に150mm2〜400mm2、の表面積を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の機械。
- 前記支持体が、前記通路とは別個である2つの排出開口(40、41)であって、前記機械が動力車に取り付けられる場合に、例えば前記リングにより突出される汚染物質の排出を可能にするように形成される2つの排出開口(40、41)を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の機械。
- 前記2つの開口が異なる表面積を有することを特徴とする請求項5に記載の機械。
- 前記開口のうちの一方は、他方の開口の表面積の少なくとも2倍の表面積を有することを特徴とする請求項6に記載の機械。
- 前記2つの開口が前記支持体の同じ半分部に配置されることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の機械。
- 前記2つの開口が20°未満、特に10°未満、の角度分だけ離間されることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の機械。
- 前記支持体が実質的に円錐台形状を有する壁(42)を備え、この実質的に円錐台の壁に前記開口が形成されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の機械。
- 前記ランチャーアセンブリは、該ランチャーアセンブリが前記リングと協働する第1の位置と前記ランチャーアセンブリが前記リングから離脱される第2の位置との間で移動され得るように形成されることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の機械。
- 前記機械が前記ランチャーアセンブリを回転させるように設けられている電気モータ(100)を備え、前記機械は、前記支持体と前記電気モータとの間でシールされた分離体として作用するシールを伴わないことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の機械。
- 前記機械が、補強されたスタータであることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の機械。
- 前記ランチャーアセンブリ(19)が、ギア要素(21)により形成される駆動要素であって、第1の位置で前記リング(101)に係合するように設けられる駆動要素を備え、前記ギア要素(21)がこの第1の位置で前記開口と部分的に対向することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の機械。
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