以下の文では、図を参考し、かつ実施形態に合せ、本発明について詳しく説明する。なお、衝突しない状況のもとで、本願の中の実施形態と実施例中の特徴が相互に組み合わられることが可能である。
本発明の実施形態は可視光信号の伝送方法を提供し、図1が本発明の実施形態に係る可視光信号の伝送方法フローを示す図である。図1に示したように、該方法が下記ステップを含む:
ステップS102、相手方の受信装置に第一色の可視光信号を送信する。
ステップS104、前記相手方の送信装置から送信される第二色の可視光信号を受信する。そのうち、前記第一色と前記第二色が異なる。
従来技術において、可視光通信が白色光または単色光によって光信号を伝送し、上行伝送でも下行伝送でも同じ色の可視光を採用する場合、受信される可視光信号の安定性に影響を与える。例えば、可視光信号伝送装置が上行時に白色可視光信号を送信するだけではなく、下行時に白色可視光信号を受信する場合、下行白色可視光信号を受信する時に、その自身が発する白色可視光に影響される。また、上記ステップによって、上行・下行の伝送時に異なる色の可視光を採用することができるようにさせ、従来技術の中に上行・下行の伝送時に同じ色の可視光を採用することによる生じられる可視光信号安定性が比較的に良くない課題を解決し、さらに可視光信号の上行・下行の伝送の確実性を高めた。なお、上記ステップS102及びS104の前後順序が限定されるものではなく、ステップS102を先に実行し、その後にステップS104を実行することができるが、また、ステップS104を先に実行し、その後にステップS102を実行することもでき、またステップS102及びS104を同時に実行することもできる。
第一色の前記可視光信号を送信する前に、前記方法がまた以下を含むことができる:入力される電気信号に対して符号化を行い、かつ、符号化される前記電気信号を増幅する。増幅される前記電気信号に対して電光変換を行うことによって前記第一色の前記可視光信号を生成する。上記ステップによって、電気信号を可視光信号に変換することができ、さらに可視光信号によって該電気信号を伝送する。具体的に言えば、光信号がその伝送過程中において伝送損失が小さく、同軸ケーブルの損失より小さく、周波数の通過帯域幅、かつ、電磁誘導に干渉されなく高圧に抵抗する利点を備える。そのため、電気信号を光信号に変換することが信号の伝送により役に立つ。
増幅される前記電気信号に対して電光変換を行うことによって前記第一色の前記可視光信号を生成し、以下を含むことができる:増幅される前記電気信号に対して電光変換を行うことによって光信号を得る。前記光信号に対してフィルタリングを行うことによって前記第一色の前記可視光信号を得る。上記ステップによって、伝送効果が比較的に良い単色光を選択し、伝送を行うことができる。例えば、電気信号を白い可視光に変換し、また、白い可視光に対してフィルタリングを行うことによって青い可視光を得ることができ、さらに伝送効果が比較的に良い青い可視光によって伝送を行い、従って、可視光の伝送確実性を高めた。具体的に言えば、可視光信号の色がさまざまで、上行伝送・下行伝送を行う時に、異なる色の可視光信号によって伝送を行う場合、上行・下行の伝送時の干渉を低下し、さらに信号の伝送品質を高めることができる。
前記第二色の前記可視光信号を受信し、前記方法がまた以下を含むことができる:前記第二色の前記可視光信号に対して光電変換を行うことによって電気信号を生成する。前記電気信号を増幅し、かつ、増幅される前記電気信号に対して復号化を行うことによって相手方から送信される元信号を得る。上記ステップによって、受信される可視光信号を電気信号に変換することができ、かつ、さらに前記電気信号に対して復号化を行うことによって相手方から送信される元信号を得ることができる。受信端末が光信号を受信し、光信号に対して処理を行う必要があり、光信号を電気信号に変換する場合、元信号をより容易に得ることができる。
具体的に、前記第二色の前記可視光信号に対して光電変換を行い、また以下を含むことができる:前記第二色の前記可視光信号に対してフィルタリングを行うことによってフィルタリングされる前記第二色の前記可視光信号を得る。フィルタリングされる前記第二色の前記可視光信号に対して光電変換を行う。上記ステップによって、可視光信号に対してフィルタリングを行うことによって伝送確実性がより高い可視光信号を得、かつ、次ステップの処理を行うことができる。
前記第二色の前記可視光信号を受信するものが複数台の異なる角度で設定された光電変換装置とすることができ、かつ、前記複数台の光電変換装置が受信される可視光信号の平均パワーの大きさを比較し、前記平均パワーがもっとも大きい一個の前記可視光信号を選択し、それに応じる処理を行うことによって相手方から送信される元信号を得る。上記ステップによって、信号がもっとも良い可視光信号を選択し、処理を行うことができ、さらに可視光伝送の確実性を高めた。具体的に言えば、平均パワーが可視光信号伝送品質を推量する一つのパラメータで、平均パワーがもっとも大きい可視光信号を選択することも伝送品質がもっとも良い可視光信号を選択することで、従って、可視光信号の伝送品質を高めることができる。
入力される電気信号に対して符号化を行う前に、前記方法がまたオーディオ信号に対して変換を行うことによって前記電気信号を生成することを含むことができる。上記ステップによって、可視光信号によってオーディオ信号を伝送し、従って、オーディオ信号が容易に干渉されないようにさせることができる。具体的に言えば、従来技術において、一般的にその他の伝送方式によってオーディオ信号を伝送するが、その他の伝送方式を採用する場合、伝送時にオーディオ信号が干渉されやすく、また、可視光信号によって伝送する場合、オーディオ信号の伝送品質を高めた。
可視光信号を送信する場合、一本の可視光信号のみを送信することができるが、同時に複数本のパラレル可視光信号を送信することもでき、かつ、パラレルの各本の可視光信号の色がそれぞれ異なる。上記ステップによって、複数種類の異なる色の可視光で可視光信号パラレル出力を実現することによって可視光信号の伝送速度を高めた。従来技術において、一般的に一本の可視光信号を送信し、このように、伝送されるデータ量が光信号の本数に制限され、伝送速度が高くないことに繋がり、また、複数本の可視光信号を採用する場合、明らかに可視光信号の伝度を高めた。
好ましくは、複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる前記第一色の前記可視光信号を送信する前に、前記方法がまた以下を含むことができる:入力されるシリアル電気信号を複数本のパラレル電気信号に変換する。前記複数本のパラレル電気信号を複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる前記第一色の前記可視光信号に変換する。上記ステップによって、シリアル電気信号を複数本のパラレル可視光信号に変換することができる。このような方式で、可視光信号の伝送速度が高められた。
前記第二色の前記可視光信号を受信する場合、相手方から送信される一本の前記第二色の前記可視光信号のみ受信することができるが、また、相手方から送信される複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる前記第二色の前記可視光信号を受信することもできる。複数本のパラレルの前記可視光信号を受信することによって前記可視光信号の伝送効率を高めることができる。
複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる前記第二色の前記可視光信号を受信し、前記方法がまた以下を含むことができる:前記複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる前記第二色の前記可視光信号に対して光電変換を行うことによって複数本のパラレル電気信号を得る。前記複数本のパラレル電気信号を一本の電気信号に変換する。上記ステップによって、複数本のパラレルの可視光信号を一本の電気信号に変換することができ、即ち、シリアル電気信号である。さらに信号の処理をより容易にする。
本発明の実施形態はまた信号伝送方法を提供し、該方法が下記のステップを含む:相手方に第一信号を送信する。前記相手方からの第二信号を受信する。そのうち、前記第一信号の周波数と前記第二信号の周波数が異なり、かつ、前記第一信号及び/または前記第二信号が可視光周波数帯域にある。
好ましくは、前記第一信号が可視光信号で、前記第二信号が赤外線信号、WIFI信号またはブルートゥース信号である。
好ましくは、前記第一信号が第一色の可視光信号で、前記第二信号が第二色の可視光信号で、前記第一色と前記第二色が異なる。
本発明の実施形態は可視光信号の伝送装置を提供した。図2が本発明の実施形態に係る可視光信号の伝送装置を示す図である。図2に示したように、該装置が以下を含む:送信装置202であって、相手方の受信装置に第一色の前記可視光信号を送信するように設定される。受信装置204であって、前記相手方の送信装置からの第二色の前記可視光信号を受信するように設定される。そのうち、前記第二色と前記第一色が異なる。応用する場合、下行可視光信号の伝送装置及び上行可視光信号の伝送装置の送信装置がそれぞれ異なる色の単色光を送信する。下行可視光信号の伝送装置の受信装置が上行可視光信号の伝送装置の送信装置が発する単色光に敏感で、かつ、それを受信する。上行可視光信号の伝送装置の受信装置が下行可視光信号の伝送装置の送信装置が発する単色光に敏感で、かつ、それを受信する。このように、二種類の異なる色の可視光によってそれぞれ上行及び下行伝送を行うことを実現した。
好ましくは、前記送信装置202がまた以下を含む:符号化装置であって、入力される電気信号に対して符号化を行うように設定される。駆動装置であって、符号化される前記電気信号を増幅するように設定される。電光変換装置であって、増幅される前記電気信号に対して電光変換を行うことによって前記第一色の前記可視光信号を生成するように設定される。
好ましくは、前記送信装置202がまた以下を含む:第一光学フィルタであって、前記電光変換装置から生成される前記第一色の可視光信号に対してフィルタリングを行うことによってフィルタリングされる前記第一色の可視光信号を得るように設定される。
好ましくは、前記受信装置がまた以下を含む:光電変換装置であって、前記第二色の前記可視光信号に対して光電変換を行うことによって電気信号を生成するように設定される。増幅装置であって、前記電気信号を増幅するように設定される。復号化装置であって、増幅される前記電気信号に対して復号化を行うことによって相手方から送信される元信号を得るように設定される。
好ましくは、前記受信装置204がまた以下を含む:第二光学フィルタであって、前記第二色の可視光信号に対してフィルタリングを行うことによってフィルタリングされる前記第二色の可視光信号を得るように設定される。前記光電変換装置がフィルタリングされる前記第二色の可視光信号に対して光電変換を行うように設定される。
好ましくは、前記受信装置204が以下を含む:複数台の異なる角度で設定された光電変換装置であって、前記第二色の前記可視光信号を受信するように設定される。比較装置であって、前記複数台の光電変換装置が受信される可視光信号の平均パワーの大きさを比較し、平均パワーがもっとも大きい一個の前記可視光信号を選択し、それに応じる処理を行うことによって相手方から送信される元信号を得るように設定される。
好ましくは、前記復号化装置がまた電気信号に対して復号化を行うことによって相手方から送信されるオーディオ信号を得るように設定される。
好ましくは、前記装置がまた以下を含む:シリアル・パラレル変換装置であって、入力されるシリアル電気信号を複数本のパラレル電気信号に変換する。複数台の電光変換装置であって、前記複数本のパラレル電気信号を複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる前記第一色の前記可視光信号に変換し、かつ、前記複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる前記第一色の前記可視光信号を送信するように設定される。
好ましくは、前記装置がまた複数台の光電変換装置を含み、複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる前記第二色の前記可視光信号を受信し、かつ、前記複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる前記第二色の前記可視光信号に対して光電変換を行うことによって複数本のパラレル電気信号を得るように設定される。パラレル・シリアル変換装置であって、前記複数本のパラレル電気信号を一本の前記電気信号に変換するように設定される。
本発明の実施形態はまた信号伝送装置を提供し、図2に示したように、該装置が送信装置202と受信装置204を含む。そのうち、送信装置202が相手方の受信装置に第一信号を送信するように設定される。受信装置204であって、前記相手方の送信装置から送信される第二信号を受信するように設定される。そのうち、前記第一信号の周波数と前記第二信号の周波数が異なり、かつ、前記第一信号及び/または前記第二信号が可視光周波数帯域にある。
好ましくは、前記第一信号が可視光信号で、前記第二信号が赤外線信号、WIFI信号またはブルートゥース信号である。
好ましくは、前記第一信号が第一色の可視光信号で、前記第二信号が第二色の可視光信号で、前記第一色と前記第二色が異なる。
本発明の実施形態は信号伝送システムを提供し、少なくとも一台の送信器と少なくとも一台の受信器を含み、そのうち、前記送信器が実施形態二の中の伝送装置の中の送信装置とすることができ、受信器が実施形態二の中の前記伝送装置の中の受信装置とすることができる。送信器と受信器が一対一の関係とすることができるが、一対複数の関係とすることもでき、また、複数対一の関係とすることもできる。前記伝送システムが放送システムまたは会議システムの中に設けられることが可能である。
図3が本発明の好ましい実施形態一に係る可視光信号の伝送装置の構造を示す概略図である。図3に示したように、該装置が以下を含む:
符号化装置2022であって、入力される電気信号に対して符号化を行うことによって発光ダイオード(Light Emitting Diode、LEDと略す)を変調することに適するように設定される。
駆動装置2024であって、符号化される電気信号を増幅することによって後端のLEDを駆動するように設定される。
赤光LED304であって、電光変換を実現し、赤色可視光信号を送信するように設定される。該赤光LED304が実施形態二の中の電光変換装置2026に相当する。
青光光電ダイオード(Photo-Diode。PDと略す)306であって、実施形態二の中の光電変換装置2042に相当し、その応答波長が青色可視光範囲内にあり、相手方から送信される青色可視光信号を受信し、かつ、光電変換を実現し、電気信号を出力するように設定される。
増幅装置2044であって、光電変換される電気信号を増幅するように設定される。
復号化装置2046であって、増幅される電気信号に対して復号化を行うことによって相手方から送信される元信号に復元するように設定される。
電源302であって、該伝送装置に電気を供給するように設定される。
そのうち、上記符号化装置2022、駆動装置2024、電光変換装置2026が実施形態二の中の送信装置202に相当し、光電変換装置2042、増幅装置2044、復号化装置2046が実施形態二の中の送信装置204に相当する。
この実施形態において、可視光信号の伝送装置が二種類の異なる色の可視光によってそれぞれ上行及び下行可視光信号の伝送を行い、従って、該伝送装置的受信装置204が可視光信号を受信する時に送信装置202に影響されないようにさせ、さらに可視光信号の上行・下行の伝送の確実性を高めることができる。
図4が本発明の好ましい実施形態二に係る可視光信号の伝送装置の構造を示す概略図である。図4に示したように、該装置が以下を含む:
符号化装置2022であって、入力される電気信号に対して符号化を行うことによってLEDを変調することに適するように設定される。
駆動装置2024であって、符号化される電気信号を増幅することによって後端のLEDを駆動するように設定される。
白光LED404であって、実施形態二の中の電光変換装置2026に相当し、白色可視光信号を送信する。
赤光学フィルタ408であって、白色可視光信号の赤光部分を濾別し、赤色可視光信号の送信を実現するように設定され、実施形態二の中の第一光学フィルタに相当する。
青光学フィルタ410であって、受信される可視光信号の青光部分を濾別し、青光可視光信号の選択受信を実現するように設定され、実施形態二の中の第二光学フィルタに相当する。
PD406であって、実施形態二の中の光電変換装置2042に相当し、青い可視光信号に対して光電変換を行うことによって電気信号を得、かつ出力することを実現するように設定される。
増幅装置2044であって、光電変換される電気信号を増幅するように設定される。
復号化装置2046であって、増幅される電気信号に対して復号化を行うことによって相手方から送信される元信号に復元するように設定される。
電源302であって、該伝送装置に電気を供給するように設定される。
図5が本発明の好ましい実施形態三に係る可視光信号の伝送装置の構造を示す概略図である。図5に示したように、該装置が以下を含む:
符号化装置2022であって、入力される電気信号に対して符号化を行うことによってLEDを変調することに適するように設定される。
駆動装置2024であって、符号化される電気信号を増幅することによって後端のLEDを駆動するように設定される。
白光LED404であって、実施形態二の中の電光変換装置2026に相当し、白色可視光信号を送信する。
赤光学フィルタ408であって、白色可視光信号の赤光部分を濾別し、赤色可視光信号の送信を実現するように設定され、実施形態二の中の第一光学フィルタに相当する。
プリズム502であって、受信される可視光信号の青光部分を分離し、青光可視光信号の選択受信を実現するように設定され、実施形態二の中の第二光学フィルタに相当する。
PD406であって、実施形態二の中の光電変換装置2042に相当し、青い可視光信号に対して光電変換を行うことによって電気信号を得、かつ出力することを実現するように設定される。
増幅装置2044であって、光電変換される電気信号を増幅するように設定される。
復号化装置2046であって、増幅される電気信号に対して復号化を行うことによって元入力信号に復元するように設定される。
電源302であって、該伝送装置に電気を供給するように設定される。
従来に光通信に基づくオーディオ受信装置が主に赤外線によって送信されるオーディオ信号を受信し、即ち、オーディオ信号を赤外線の上に読み込み、その後に赤外線受信装置によって赤外線信号を受信し、さらに復号化を行うことによってオーディオ信号に復元するが、赤外線信号が容易に干渉され、例えば、人間及び各種の物体から発する赤外線に干渉され、従って、信号が比較的に安定しないことに繋がる。本発明の実施形態はオーディオ信号が読み込まれた可視光信号の伝送装置を提供し、該装置が容易に干渉されなく、及び性能が確実である利点を有する。
図6が本発明の実施形態に係るオーディオ信号が読み込まれた可視光信号の伝送装置を示す図である。該装置が以下を含む:
PD406であって、可視光信号を受信し、かつ、受信される可視光信号を電気信号に変換し、光電変換を実現するように設定される。実施形態二の中の光電変換装置2042に相当し、
トランスインピーダンスアンプ(Transimpedence Amp。TIAと略す)602であって、PD406部から変換される電流信号を電圧信号に変換し、かつ、該電圧信号に対して増幅を行うように設定される。
増幅装置2044であって、さらにTIA602から出力される電圧信号を増幅するように設定される。
マイクロプロセッシングユニット(Micro Control Unit。MCUと略す)604であって、増幅装置2044から出力される電圧信号に対して復号化を行うように設定される。
デジタル・アナログ変換装置DA606であって、復号化される電圧信号に対してデジタル・アナログ変換を行うことによってオーディオ信号に復元し、出力するように設定される。
この実施形態において、MCU604及びDA606が実施形態二の中の復号化装置2046に相当し、
音声出力インターフェース608であって、オーディオ信号を音響またはヘッドフォンなどに出力するように設定される。
電源302であって、該伝送装置に電気を供給するように設定される。
この実施形態によって、受信される可視光信号に対して光電変換を行うことによって電気信号を得、かつ、該電気信号に対して増幅、復号化及びデジタル・アナログ変換を行うことによってオーディオ信号に復元し、その後に音声出力インターフェース608によって該オーディオ信号をヘッドフォンまたは音響などの設備に出力することができる。
図7が本発明の実施形態に係るオーディオ信号が読み込まれた可視光信号のその他の伝送装置の構造を示す概略図である。該装置が以下を含む:
光電変換装置2042であって、オーディオ信号が読み込まれる可視光信号を受信し、該可視光信号を電気信号に変換し、光電変換を実現するように設定される。
復号化装置2046であって、光電変換によって得られる電気信号に対して復号化を行うことによってオーディオ信号に復元するように設定される。
音声出力インターフェース608であって、復元されるオーディオ信号を出力するように設定される。
電源302であって、該伝送装置に電気を供給するように設定される。
従来技術において可視光通信が主に白色光またはある単色光によって光信号の伝送を行い、その後にそれに応じる波長の光電ダイオードによって光信号の受信を実現するが、単個のLED変調帯域幅が制限されるため、このような送受信方式が採用される可視光信号の伝送速度が比較的に小さい。従って、本発明の実施形態は複数種類の異なる色の可視光信号によって伝送を行う方法を提供し、可視光信号のパラレル出力及び受信を実現する。該方法が可視光信号の伝送速度を高めることができる。
図8が本発明の実施形態に係る複数種類の異なる色の可視光信号のパラレル伝送の方法フローを示す図である。図8に示したように、該方法が下記ステップを含む:
ステップS802、シリアル電気信号を複数本のパラレル電気信号に変換する。
送信端末で、一本の電気信号即ちシリアル電気信号が入力される場合、それをN(N≧2)本の電気信号に変換し、パラレル入力する。
ステップS804、パラレル可視光信号を変調する。
N本のパラレル電気信号をそれぞれ可視光信号に変調し、各本の可視光信号の色がそれぞれ異なり、従って、N本の異なる色の可視光信号のパラレル出力を実現する。
ステップS806、複数本の可視光信号を受信する。
受信端末に異なる色の可視光信号を受信する。
ステップS808、光電変換を行う。
N本の可視光信号をN本のパラレル電気信号に変換し、その後にN本のパラレル電気信号を一本の電気信号に変換することによって出力する。
図9が本発明の実施形態に係る複数種類の異なる色の可視光信号によってパラレル伝送を行う装置の構造を示す概略図一である。図9に示したように、該装置が以下を含む:
シリアル・パラレル変換装置902であって、入力される一本のシリアル電気信号をN(N≧2)本のパラレル電気信号に変換することによって出力するように設定される。
複数台の符号化装置2022であって、それぞれ入力される電気信号に対して符号化を行うことによってLEDを変調することに適するように設定される。
複数台の駆動装置2024であって、それぞれ符号化されるパラレル電気信号を増幅し、後端のLEDを駆動するように設定される。
複数個のLED904であって、電光変換を実現し、可視光信号を送信するように設定される。具体的に言えば複数個のLEDが赤光LED、緑光LED、青光LEDである。そのうち、赤光LEDであって、電光変換を実現し、赤色可視光信号を送信するように設定される。緑光LEDであって、電光変換を実現し、緑色可視光信号を送信するように設定される。青光LEDであって、電光変換を実現し、青色可視光信号を送信するように設定される。
複数個のPD406であって、相手方から送信されるパラレル可視光信号を受信し、かつそれに対して光電変換を行うように設定される。例えば、赤光PD、緑光PD、青光PDとすることができる。そのうち、赤光PDであって、応答波長が赤色可視光波長範囲内にあり、赤色可視光信号を受信し、光電変換を実現し、電気信号を出力するように設定される。緑光PDであって、応答波長が緑色可視光波長範囲内にあり、緑色可視光信号を受信し、光電変換を実現し、電気信号を出力するように設定される。青光PDであって、応答波長が青色可視光波長範囲内にあり、青色可視光信号を受信し、光電変換を実現し、電気信号を出力するように設定される。
複数台の増幅装置2044であって、それぞれ光電変換される電気信号を増幅するように設定される。
パラレル・シリアル変換装置906であって、入力されるN本のパラレル電気信号を一本のシリアル電気信号に変換することによって出力するように設定される。
復号化装置2046であって、シリアル・パラレル変換装置906から出力される一本のシリアル電気信号に対して復号化を行うことによって相手方から送信される元信号に復元するように設定される。
本発明の実施形態において相応の色のLEDによって相手方がパラレル送信される複数種類の異なる色の可視光信号を受信し、さらにパラレル・シリアル変換方式によってシリアル電気信号に復元し、従って、LED変調帯域幅に対する需要を低下し、可視光信号の伝送速度を高めることができる。
図10は、本発明が提供した複数種類の異なる色の可視光信号によってパラレル伝送を行う装置の構造を示す概略図二である。図10に示したように、該装置が以下を含む:
パラレル・シリアル変換装置902であって、入力される一本のシリアル電気信号をN(N≧2)本のパラレル電気信号に変換することによって出力するように設定される。
複数台の符号化装置2022であって、それぞれ入力される電気信号に対して符号化を行うことによってLEDを変調することに適するように設定される。
複数台の駆動装置2024であって、符号化されるパラレル電気信号を増幅し、後端のLEDを駆動するように設定される。
複数個のLED904であって、電光変換を実現し、可視光信号を送信するように設定される。具体的に言えば複数個のLEDが赤光LED、緑光LED、青光LEDである。そのうち、赤光LEDであって、電光変換を実現し、赤色可視光信号を送信するように設定される。緑光LEDであって、電光変換を実現し、緑色可視光信号を送信するように設定される。青光LEDであって、電光変換を実現し、青色可視光信号を送信するように設定される。
複数枚のフィルタリングスライス908であって、それぞれ赤光学フィルタ、緑光学フィルタ、青光学フィルタとすることができる。そのうち、赤光学フィルタが異なる色の可視光信号から赤色可視光を濾別するように設定される。緑光学フィルタが異なる色の可視光信号から緑色可視光を濾別するように設定される。青光学フィルタが異なる色の可視光信号から青色可視光を濾別するように設定される。
複数個のPD406であって、複数枚のフィルタリングスライス908から濾別される可視光信号に対して光電変換を行うように設定される。該PD406が赤光PDを含むことができる。応答波長が赤色可視光波長範囲内にあり、赤色可視光信号を受信し、光電変換を実現し、電気信号を出力するように設定される。緑光PDであって、応答波長が緑色可視光波長範囲内にあり、緑色可視光信号を受信し、光電変換を実現し、電気信号を出力するように設定される。青光PDであって、応答波長が青色可視光波長範囲内にあり、青色可視光信号を受信し、光電変換を実現し、電気信号を出力するように設定される。
複数台の増幅装置2044であって、光電変換される電気信号を増幅するように設定される。
シリアル・パラレル変換装置906であって、入力されるN本のパラレル電気信号を一本のシリアル電気信号に変換することによって出力するように設定される。
復号化装置2046であって、シリアル・パラレル変換装置906から出力される一本のシリアル電気信号に対して復号化を行うことによって元入力信号に復元するように設定される。
本実施形態が相応の色のフィルタリングスライスによってそれぞれ相手方から送信される複数種類の異なる色のパラレル可視光信号を濾別し、さらにLEDによって受信し、シリアル・パラレル変換方式によってシリアル電気信号に復元し、従って、LED変調帯域幅に対する需要を低下し、可視光信号の伝送速度を高めることができる。
図11は、本発明が提供した複数種類の異なる色の可視光信号によってパラレル伝送を行う装置の構造を示す概略図三である。図11に示したように、該装置が以下を含む:
パラレル・シリアル変換装置902であって、入力される一本のシリアル電気信号をN(N≧2)本のパラレル電気信号に変換することによって出力するように設定される。
複数台の符号化装置2022であって、それぞれ入力される電気信号に対して符号化を行うことによってLEDを変調することに適するように設定される。
複数台の駆動装置2024であって、符号化されるパラレル電気信号を増幅し、後端のLEDを駆動するように設定される。
複数個のLED904であって、電光変換を実現し、可視光信号を送信するように設定される。具体的に言えば複数個のLEDが赤光LED、緑光LED、青光LEDである。そのうち、赤光LEDであって、電光変換を実現し、赤色可視光信号を送信するように設定される。緑光LEDであって、電光変換を実現し、緑色可視光信号を送信するように設定される。青光LEDであって、電光変換を実現し、青色可視光信号を送信するように設定される。
複数個のプリズム502であって、異なる色の可視光信号から赤色または緑光または青光を濾別するように設定される。
複数個のPD406であって、複数枚のフィルタリングスライス908から濾別される可視光信号に対して光電変換を行うように設定される。該PD406が赤光PDを含むことができる。応答波長が赤色可視光波長範囲内にあり、赤色可視光信号を受信し、光電変換を実現し、電気信号を出力するように設定される。緑光PDであって、応答波長が緑色可視光波長範囲内にあり、緑色可視光信号を受信し、光電変換を実現し、電気信号を出力するように設定される。青光PDであって、応答波長が青色可視光波長範囲内にあり、青色可視光信号を受信し、光電変換を実現し、電気信号を出力するように設定される。
複数台の増幅装置2044であって、光電変換される電気信号を増幅するように設定される。
シリアル・パラレル変換装置906であって、入力されるN本のパラレル電気信号を一本のシリアル電気信号に変換することによって出力するように設定される。
復号化装置2046であって、シリアル・パラレル変換装置906から出力される一本のシリアル電気信号に対して復号化を行うことによって元入力信号に復元するように設定される。
本発明の実施形態においてプリズムによってそれぞれ相手方から送信される異なる色のパラレル可視光信号を濾別し、さらにLEDによってプリズムから濾別される可視光信号を受信し、その後にパラレル・シリアル変換方式によってパラレル可視光信号をシリアル電気信号に復元し、従って、電光変換装置の変調帯域幅に対する需要を低下し、可視光信号の伝送速度を高めることができる。
本発明の実施形態において、異なる色の可視光が赤、橙、黄、緑、青、藍、紺、紫を含むがこれらに限定されない。LEDが普通LED灯、携帯電話LED、MP3のLED、MP4のLED、携帯電話ディスプレイ、タブレットコンピュータディスプレイ、MP3ディスプレイ、MP4ディスプレイなどを含むがこれらに限定されない。PDがPIN、APD、特定波長に応答するPIN、特定波長に応答するAPDなどを含むがこれらに限定されない。
従来技術において可視光通信が主にLEDによって可視光信号の送信を行い、光電ダイオードによって可視光信号の送信を行うが、単個の光電ダイオードの受信角度及び面積がすべて限られるため、単個の光電ダイオードが採用される可視光受信装置の受信角度及び面積も限られる。本実施形態が複数台の光電変換装置を採用し、それを異なる角度で受信装置の上に配置し、可視光信号の受信を行い、従って、可視光信号受信装置の受信角度及び面積を増加することができる。
図12が本発明の実施形態に係る複数台の光電変換装置によって可視光信号伝送を行う方法フローを示す図一である。本発明の実施形態において複数台の光電変換装置が複数本の光電ダイオードとすることができる。図12に示したように、該方法が下記ステップを含む:
ステップS1202、複数本の光電ダイオードを設ける。
各本の光電ダイオードを異なる角度で受信装置の上に配置し、従って、可視光信号受信装置の受信角度及び面積を高めることができる。
ステップS1204、可視光信号を受信する。
複数本の光電ダイオードが相手方から送信される可視光信号を受信し、かつ、光電変換を実現する。
ステップS1206、可視光信号を選択する。
各本の光電ダイオードが受信される可視光信号を電気信号に変換し、かつ、それぞれ各電気信号の平均パワーを算出し、各平均パワーの大きさを比較し、平均パワーがもっとも大きい電気信号を選択し、復号化を行うことによって相手方から送信される元信号を得る。
図13が本発明の実施形態に係る複数台の光電変換装置によって可視光信号伝送を行う方法フローを示す図二である。この実施形態において、複数台の光電変換装置が複数本の光電ダイオードとする。図13に示したように、該方法が以下を含む:
ステップS1302、複数本の光電ダイオードが可視光信号を受信する。
各本の光電ダイオードが異なる角度及び距離で受信装置の受信面の上に配置され、可視光信号を受信し、受信される可視光信号に対して光電変換を行うことによって電流信号を出力するように設定される。
ステップS1304、電流信号を電圧信号に変換する。
TIAが電流信号を電圧信号に変換する。
ステップS1306、電圧信号を二本に分ける。
出力分割装置がTIAから入力される電圧信号を二本に分け、一本が低域通過フィルタ(Low-pass Filter。LPFと略す)に出力し、もう一本が制御装置に出力する。
ステップS1308、各本の信号の平均パワーを算出する。
LPFが各本の信号の平均パワーを算出し、比較装置が比較を行うことに供する。
ステップS1310、平均パワーがもっとも大きい信号を選択する。
比較装置が2つずつに各本の電圧信号の平均パワーを比較し、平均パワーが比較的に大きい電圧信号を保留し、最後に平均パワーがもっとも大きい一本の電圧信号を選出し、その後に電圧信号を制御装置に帰還する。
ステップS1312、平均パワーがもっとも大きい電圧信号を出力する。
制御装置が比較装置が得る電圧信号によって平均パワーがもっとも大きい一本の電圧信号を出力する。
この実施形態において、各本の光電ダイオードが一定の距離で一つの平面の上に配置され、各本の光電ダイオードが受信される信号の大きさを比較し、その後に平均パワーがもっとも大きい一本の電圧信号を選択し、次ステップの処理を行う。
図14が本発明の実施形態に係る複数台の光電変換装置によって可視光信号受信を行う伝送装置の構造を示す概略図である。該光電変換装置が本実施形態において光電ダイオードとすることができる。図14に示したように、該装置が以下を含む:
複数台の光電変換装置2042であって、異なる角度及び距離で該伝送装置の受信面の上に配置され、可視光信号を受信し、光電変換を実現し、電流信号を出力するように設定される。
TIA602であって、電流信号から電圧信号までの変換、及び電圧信号の増幅を実現するように設定される。
出力分割装置1402であって、増幅装置2044から入力される電圧信号を二本に分け、一本がLPF1404に出力し、もう一本がMCU604に出力する。
LPF1404であって、入力される各本の電圧信号の平均パワーを算出し、比較装置1406が比較を行うことに供するように設定される。
比較装置1406であって、2つずつに各本の電圧信号の平均パワーを比較し、最後に平均パワーがもっとも大きい一本の電圧信号を選出し、その後に該電圧信号をMCU604に帰還する。
MCU604であって、比較装置1406が得る帰還情報によって平均パワーがもっとも大きい一本の電圧信号を出力するように設定される。
本発明の実施形態はまた光通信システムを提供し、該光通信システムが各種のマルチメディアデータを伝送するように設定されることが可能で、具体的な応用とし、光通信システムが光子会議システムとすることができ、以下、光子会議システムによってオーディオ信号を伝送することを例にし、本願の実施形態について詳しく説明する。
図15に参照し、図15が光子会議システムの一実施形態を示す図で、それが光送信装置10と光受信装置20を含み、光送信装置10が第一処理ユニット12と光送信ユニット13を含み、第一処理ユニット12が光送信ユニット13に接続する。第一処理ユニット12が入力される信号に対して処理を行うように設定され、入力されるアナログ信号に対してサンプリングを行うこと及びサンプリングデータに対してデジタル・アナログ変換を行うことを含み、若干の実施形態において、第一処理ユニット12がまたアナログ・デジタル変換される信号に対して暗号化などの処理を行う。その後に第一処理ユニット12が処理されるデータによって発光するように光送信ユニット13を制御し、サンプリングデータをそれに応じる光信号シーケンスに変換することによって外へ送信する。この実施形態において、光送信ユニット13がLEDを含み、LEDが第一処理ユニット12の制御下でオンまたはオフされ、従って、その点滅によって異なる1及び0シーケンスを与え、サンプリングデータに対して符号化を行うことによって外へ送信する。別の実施形態において、光送信ユニット13もLCDまたはその光送信元とすることができる。光受信装置20が光受信ユニット21、第二処理ユニット22と再生装置23を含み、第二処理ユニット22がそれぞれ再生装置23及び光受信ユニット21に信号接続し、本実施形態の中の再生装置23が音声再生装置とする。光受信ユニット21が光送信ユニット13から送信される光信号シーケンスを受信し、光電変換を行うことによって受信される光信号シーケンスを電気信号シーケンスに変換することによって第二処理ユニット22に出力するように設定される。第二処理ユニット22が電気信号シーケンスに対して処理を行い、処理内容が例えば電気信号に対してデジタル・アナログを行うことを含み、また、電気信号シーケンスの幅さが比較的に少ない場合、第二処理ユニット22の処理内容がまた電気信号に対して増幅を行うことを含むことができる。若干の実施形態において、第二処理ユニット22がまたアナログ・デジタル変換される信号に対して複合化処理を行う。最後に第二処理ユニット22がデジタル信号に対してデジタル・アナログ変換を行うことによって再生装置23に出力することによってスピーカで音を出すように再生装置23を駆動する。
この実施形態において、光送信装置10に入力される信号が二重チャネル信号とし、第一チャネル信号が第一音声チャネルオーディオ信号とし、第二チャネル信号が第二音声チャネルオーディオ信号とし、第一処理ユニット12がパラレル入力される二重音声チャネルオーディオ信号に対して時分割サンプリングを行う。第一処理ユニット12の各サンプリング周期が第一サンプリング時間帯と第二サンプリング時間帯を含み、第一処理ユニット12が第一サンプリング時間帯に第一音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行い、第二サンプリング時間帯に第二音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行うことによって第一処理ユニット12が第一音声チャネルオーディオ信号及び第二音声チャネルオーディオに対して交互サンプリングを行うようにさせる。第一処理ユニット12が各サンプリング時間帯のサンプリングデータに対してアナログ・デジタルなどの処理を行い、サンプリング順序によって発光するように光送信ユニット13を制御し、サンプリングデータをそれに応じるに光信号シーケンスに変換することによって外へ送信する。各サンプリング時間帯にサンプリングポイントを採集することができるが、複数個のサンプリングポイントを採集することもでき、そのため、一個の光信号シーケンスが一個の数値を表現することができるが、一連の数値を表現することもできる。光受信装置20の光受信ユニット21が光送信順序によって光信号シーケンスを受信し、光信号を電気信号に変換することによって第二処理ユニット22に伝送し、第二処理ユニット22が電気信号シーケンスに対して識別を行うことによって該電気信号シーケンスに応じる音声チャネルを判断し、認識結果によって処理される電気信号シーケンスを再生装置23に応じる音声チャネルに出力する。光信号が可視光信号またはその他の周波数帯域の光信号とすることができる。第一音声チャネルが左音声チャネルまたは右音声チャネルとし、第二音声チャネルが対応的に右音声チャネルまたは左音声チャネルとし、再生装置23が複数台のスピーカを備えるステレオ音響装置またはステレオヘッドホンとすることができる。ステレオ音響装置の複数台のスピーカの中に少なくとも一台が左音声チャネルオーディオ信号を再生し、少なくとも一台が右音声チャネルオーディオ信号を再生する。通常には、ステレオヘッドホンが二台のスピーカを備え、一台が左音声チャネルオーディオ信号を再生し、一台が右音声チャネルオーディオ信号を再生する。光送信装置10が送信する信号フレーム及び光受信装置20が受信される信号フレームが図16に示され、右音声チャネルの信号フレームが右音声チャネルの信号フレームが交差に行わる。
一具体実施形態において、第一音声チャネルオーディオ信号と第二音声チャネルオーディオとの間の間隔によって第一音声チャネルオーディオ信号か第二音声チャネルオーディオか区別することができ、例えば、光信号シーケンスを送信する場合、第一音声チャネルの光信号シーケンスと第二音声チャネルの光信号シーケンスとの間に第一設定時間間隔を備え、第二音声チャネルの光信号シーケンスと次の第一音声チャネルの光信号シーケンスとの間に第二設定時間間隔を備えるようにさせる。具体的な実施形態が第一音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行った後に第一設定時間間隔を延長した後にさらに第二音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行い、第二音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行った後に第二設定時間間隔を延長した後にさらに次の第二音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行う方式とすることができる。また、サンプリングを行う時に延長しないが、発光するように光送信ユニット13を制御する場合、第一音声チャネルのサンプリングデータによって光信号シーケンスを送信した後に第一設定時間間隔を延長した後にさらに第二音声チャネルのサンプリングデータによって光信号シーケンスを送信し、さらに第二音声チャネルのサンプリングデータによって光信号シーケンスを送信した後に第二設定時間間隔を延長した後にさらに第一音声チャネルのサンプリングデータによって光信号シーケンスを送信する方式とすることもできる。光送信装置がすくなくとも該第一設定時間間隔及び第二設定時間間隔によって電気信号シーケンスに応じる音声チャネルを識別する。第一設定時間間隔が第二設定時間間隔に一致することができるが、一致しなくてもよい。第一設定時間間隔が第二設定時間間隔に一致しない場合、光送信装置が直接に電気信号シーケンスの後の時間間隔によってそれに応じる音声チャネルを識別することができる。また、第一設定時間間隔が第二設定時間間隔に一致する場合、電気信号シーケンスの後の時間間隔に加え、また、初回にサンプリングを行う音声チャネル信号によって識別する必要がある。以下、第一設定時間間隔が第二設定時間間隔に一致し、先に左音声チャネルの信号に対してサンプリングを行うことを例にし、説明する。その送信端末のフロー図が図17に示され、下記ステップを含む:
ステップ100、左音声チャネル信号に対してサンプリング及びアナログ・デジタル変換を行う。
ステップ101、左音声チャネルのデジタル信号を送信することによって点滅するようにLEDを制御し、光信号形式によって左音声チャネルオーディオデータを送信する。
ステップ102、設定時間を延長する。
ステップ103、設定時間を延長し、さらに右音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリング及びアナログ・デジタル変換を行う。
ステップ104、右音声チャネルのデジタル信号を送信することによって点滅するようにLEDを制御し、光信号形式によって右音声チャネルオーディオデータを送信する。
ステップ105、設定時間を延長し、その後にステップ100に進む。
時分割多重化技術で上記ステップを循環に実行することによって継続的に二重音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行い、かつ、サンプリングデータを光信号形式によって外へ送信することができる。
その受信端末のフロー図が図18に示され、下記ステップを含む:
ステップ200、光送信装置から送信される光信号シーケンスを受信し、光信号シーケンスを電気信号シーケンスに変換する。
ステップ201、受信される光信号シーケンスを左音声チャネルデータとする。左音声チャネルの電気信号シーケンスに対して処理を行い、例えば、増幅及びA/D変換など、電気信号シーケンスをデジタル信号に処理する。もちろん、この分野の技術者が次のことを理解するものとし、電気信号シーケンスに対して増幅を行うことが選択可能処理とし、実際の要求に応じて決定される。初回に受信される光信号シーケンスに対し、初回に採集及び送信するものが左音声チャネルデータであるため、初回に受信される光信号シーケンスを左音声チャネルデータとする。デジタルに変換される電気信号シーケンスに対して処理(例えば、復号化)を行った後にアナログ・デジタル変換方式によってオーディオ信号に復元する。
ステップ202、左音声チャネルのオーディオ信号をステレオヘッドホンの左スピーカに出力することによって左音声チャネルの音を出す。
ステップ203、延長が検出されるかどうか判断し、具体的に、両個の光信号の間の時間間隔が設定される時間の長さを超えているかどうか判断する方式とすることができ、超える場合、延長が検出されると見なされる。延長が検出される場合、ステップ204に進みそうでなければ、ステップ200に進む。
ステップ204、光送信装置から送信される光信号シーケンスを受信し、光信号シーケンスを電気信号シーケンスに変換する。
ステップ205、ステップ204の中の出力される電気信号シーケンスを右音声チャネルデータとし、右音声チャネルの電気信号シーケンスに対して処理を行い、例えば、増幅及びA/D変換など、電気信号シーケンスをデジタル信号に処理する。上記とおり、この分野の技術者が次のことを理解するものとし、電気信号シーケンスに対して増幅を行うことが選択可能処理とし、実際の要求に応じて決定される。デジタルに変換される電気信号シーケンスに対して処理(例えば、復号化)を行った後にアナログ・デジタル変換方式によってオーディオ信号に復元する。
ステップ206、右音声チャネルのオーディオ信号をステレオヘッドホンの右スピーカに出力することによって右音声チャネルの音を出す。
ステップ207、延長が検出されるかどうか判断し、延長が検出される場合、ステップ200に進み、次の左音声チャネルを受信し、そうでなければ、継続にステップ204を実行する。
上記ステップによって、単一情報チャネルの光情報チャネルの中にステレオ二重音声チャネルのオーディオ情報チャネル伝送を実現することができる。左右音声チャネルの音声チャネルがヘッドセットによって外へ送信されるときに、時間前後の問題が存在するが、両者の延長が比較的に少ないため、人間の耳で延長を感知することができなく、従って、単一音声チャネルより良いステレオ音声が聞こえる。
若干の具体実施形態において、第一サンプリング時間帯がまた二個のサンプリング時間帯を含むことができ、二個のサンプリング時間帯にすべて第一音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行い、二個のサンプリング時間帯の間に設定される時間間隔が有されることが可能で、設定される時間間隔を有しないこともできる。二個のサンプリング時間帯にすべて第二音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行い、二個のサンプリング時間帯の間に設定される時間間隔を有することができるが、設定される時間間隔を有しなくてもよい。
図19に参照し、光送信効果を高めるために、複数台の第一処理ユニット12及び光送信ユニット13がそれぞれ設けられ、光送信装置がまたオーディオ信号スプリッタ11を含み、オーディオ信号スプリッタ11が各第一処理ユニット12に信号接続し、オーディオ信号スプリッタ11がパラレル入力される第一音声チャネルオーディオ信号及び第二音声チャネルオーディオ信号を複数対の第一音声チャネルオーディオ信号14及び第二音声チャネルオーディオ信号15に分け、かつ、各対の第一音声チャネルオーディオ信号14及び第二音声チャネルオーディオ信号15をそれぞれそれに応じる第一処理ユニット12に入力するように設定され、第一処理ユニット12がそれぞれ光送信ユニット13に信号接続する。
若干の実施形態において、複数台の光送信装置20があってもよく、図19に示したように、このように、各セットの光受信装置が一個のユーザに応じることができるようにさせる。可視光受信装置が移動することができる設備に設計され、ユーザとともに移動される。
別の実施形態において、光送信装置がまた一台の第一処理ユニット及び複数台の光送信ユニットを有することができ、一台の第一処理ユニットがそれぞれ複数台の光送信ユニットに接続する。
別の実施形態において、光受信効果を高めるために、光受信装置が一台の第二処理ユニット及び複数台の光受信ユニットを有することもでき、第二処理ユニットがそれぞれ複数台の光受信ユニットに信号接続する。各光受信装置が複数台の光受信ユニットを有するため、光受信面積を増幅することができ、従って、光通信距離及び通信品質を高める。
本実施形態が上記実施形態との区別が各チャネルのデータに対する区分方式が異なることにあり、本実施形態の中に各チャネルのデータにそれに応じるデータヘッドを追加することによって異なるチャネルのデータを区別する。例えば、第一音声チャネルオーディオ信号及び第二音声チャネルオーディオのサンプリングデータにデータヘッドを追加することによって第一音声チャネルオーディオ信号か第二音声チャネルオーディオか区別する。データヘッドとは各サンプリング時間帯にサンプリングされるデータによって構成されるデータパケットのパケットヘッドのことを指し、該データパケットを標記するために用いられる。例えば、第一処理ユニットが各サンプリング時間帯のサンプリングデータを設定される形式に処理し、第一サンプリング時間帯のサンプリングデータパケットの形式が下記のとおりである:第一データヘッド+第一音声チャネルオーディオ信号のサンプリングデータ。第二サンプリング時間帯のサンプリングデータパケットの形式が下記のとおりである:第二データヘッド+第二音声チャネルオーディオ信号のサンプリングデータ。その送信端末の処理フロー図が図20に示され、下記ステップを含む:
ステップ300、第一音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行う。
ステップ301、第一音声チャネルオーディオ信号のサンプリングデータに第一音声チャネルに応じるデータヘッドを追加する。
ステップ302、データヘッドが追加される第一音声チャネルオーディオ信号のサンプリングデータを光送信ユニットによって光信号シーケンスに変換することによって外へ送信する。
ステップ303、第二音声チャネルオーディオ信号に対してサンプリングを行う。
ステップ304、第二音声チャネルオーディオ信号のサンプリングデータに第二音声チャネルに応じるデータヘッドを追加する。
ステップ305、データヘッドが追加される第二音声チャネルオーディオ信号のサンプリングデータを光送信ユニットによって光信号シーケンスに変換することによって外へ送信する。
受信端末で、その処理フローが図21に示され、下記ステップを含む:
ステップ400、光受信装置の光受信ユニットが光送信ユニットから送信される光信号シーケンスを受信し、受信される光信号シーケンスを電気信号シーケンスに変換することによって出力する。
ステップ401、光受信装置の第二処理ユニットが電気信号シーケンスを受信し、電気信号シーケンスのデータヘッドを読み取る。
ステップ402、データヘッドによって電気信号シーケンスに応じる音声チャネルを識別する。第一データヘッドとする場合、該電気信号シーケンスに応じるものが第一音声チャネルとし、ステップ403に進み、第二データヘッドとする場合、該電気信号シーケンスに応じるものが第二音声チャネルとし、ステップ404に進む。
ステップ403、該電気信号シーケンスを第一音声チャネルに出力する。例えば、該電気信号シーケンスに対してD/A変換を行った後に再生装置の中の第一音声チャネルオーディオ信号を再生するために用いられるスピーカに出力する。
ステップ404、該電気信号シーケンスを第二音声チャネルに出力する。例えば、該電気信号シーケンスに対してD/A変換を行った後に再生装置の中の第二音声チャネルオーディオ信号を再生するために用いられるスピーカに出力する。
この具体実施形態において、データヘッドによって各チャネルのサンプリングデータに対して識別を行うため、光送信装置がデータに対してサンプリングを行う時にあるチャネルのデータに対してランダムにサンプリングを行うことができ、好ましい実施形態において、光送信装置がパラレル入力される複数チャネル信号に対してポーリング方式によってサンプリングを行い、そのサンプリング周期が若干のサンプリング時間帯を含み、各サンプリング時間帯に該サンプリング時間帯に応じるチャネルに対してサンプリングを行う。光送信装置が光送信ユニットによってサンプリングデータを送信する場合、サンプリング順序によって送信しなくてもよい。好ましい実施形態においてデータヘッドの中にそれに応じるチャネルの識別情報が含まれるだけではなく、また、サンプリング番号も含まれる。光送信装置がデータヘッドの中のサンプリング番号によって各チャネルのサンプリングデータをサンプリング順序によってそれに応じるチャネルに出力する。
本実施形態の中に別の各チャネルのデータに対して区分を行う方式を提供する。本実施形態の中に各チャネルのデータを異なる波長の光信号シーケンスに変換することによって異なるチャネルのデータを区分する。例えば、第一音声チャネルオーディオ信号のサンプリングデータを赤光に変換することによって外へ送信し、第二音声チャネルオーディオ信号のサンプリングデータを青光に変換することによって外へ送信する。光通信システムの構成が図22に示され、光送信装置10と光受信装置20を含み、光送信装置10が第一処理ユニット12と光送信ユニット13を含み、第一処理ユニット12が光送信ユニット13に信号接続する。光送信ユニット13が複数本のチャネルにそれぞれ応じる異なる発光波長を備える子光送信ユニット131を含み、各子光送信ユニット131がそれぞれ第一処理ユニット12に信号接続し、第一処理ユニット12が各チャネルに処理されるサンプリングデータによって光信号シーケンスを送信するように該チャネルに応じる子光送信ユニット131を制御し、例えば、あるチャネルのサンプリングデータによって該チャネルに応じる子光送信ユニット131の点滅を制御する。光受信装置20が光受信ユニット21と第二処理ユニット22を含む。光受信ユニット21が複数本のチャネルにそれぞれ応じる異なる光フィルタリング波長を備える子受信ユニット211を含み、各子受信ユニット211がそれぞれ第二処理ユニット22の対応ポートに信号接続し、各子受信ユニット211がそれぞれそれに応じる波長の光信号シーケンスを受信し、例えば、子受信ユニット211は波長が設定される光学フィルタを備え、それに応じる波長の光信号シーケンスを受信することができる。子受信ユニット211が光信号シーケンスを電気信号シーケンスに変換することによって第二処理ユニット22の対応ポートに出力し、第二処理ユニット22が受信ポートの電気信号シーケンスによって該電気信号シーケンスに応じるチャネルを識別する。
この具体実施形態において、光波長によって各チャネルのサンプリングデータに対して識別を行うため、光送信装置がデータに対してサンプリングを行う時にあるチャネルのデータに対してランダムにサンプリングを行うこともでき、好ましい実施形態において、光送信装置がパラレル入力される複数チャネル信号に対してポーリング方式によってサンプリングを行う。
別の実施形態において、複数台の子光送信ユニットも同じ発光波長のユニットとすることもでき、この場合、光受信ユニットの複数台の子受信ユニットが複数台の子光送信ユニットにそれぞれ応じ、かつ正対するように設定する必要があり、各子受信ユニットがそれに応じる子光送信ユニットが送信する光信号シーケンスのみ受信するようにさせる。このような実施形態において、光送信装置がデータに対してサンプリングを行う時にあるチャネルのデータに対してランダムにサンプリングを行うこともでき、好ましい実施形態において、光送信装置がパラレル入力される複数チャネル信号に対してポーリング方式によってサンプリングを行う。
本発明の実施形態が提供した無線光子会議システムの中に二重音声チャネルオーディオ信号伝送を実現する方法によって二重音声チャネルオーディオ信号を単一情報チャネルの光情報チャネルの中に伝送を行うことを実現することができ、従って、無線光子会議システムの中の参加者がより良いステレオ音声が聞こえ、受信側により良い効果を実現することができるようにさせる。
上記が二チャネルのオーディオ信号を例にし、説明し、本発明の実施形態が開示した内容によって、この分野の技術者が次のことを理解するものとし、本発明実施形態がまたより多いチャネル信号に適することができ、かつオーディオ信号のみ限定されるわけではなく、例えば、五チャネルまたは七チャネルの信号など、より多いチャネル信号に対し、光送信端末が複数チャネル信号に対してサンプリングを行う。
本発明の実施形態はまた信号の伝送装置を提供し、送信装置を含み、相手方の受信装置に第一信号を送信するように設定される。受信装置であって、上記相手方の送信装置から送信される第二信号を受信するように設定される。そのうち、上記第一信号の周波数と上記第二信号の周波数が異なり、かつ、上記第一信号及び/または上記第二信号が可視光周波数帯域にある。上記第一信号が第一色の可視光信号で、上記第二信号が第二色の可視光信号で、上記第一色と上記第二色が異なる。上記受信装置が以下を含む:複数台の異なる角度で設定された光電変換装置であって、上記相手方の送信装置から送信される上記第二色の可視光信号を受信するように設定される。比較装置であって、上記複数台の光電変換装置が受信される上記相手方の送信装置から送信される上記第二色の可視光信号の平均パワーの大きさを比較し、平均パワーがもっとも大きい一個の第二色の可視光信号を選択し、それに応じる処理を行うことによって相手方から送信される元信号を得るように設定される。
本発明のその他の実施形態において、上記第一信号が可視光信号で、上記第二信号が赤外線信号、WIFI信号またはブルートゥース信号である。
本発明のまた別の実施形態において、上記送信装置が以下を含む:符号化装置であって、入力される電気信号に対して符号化を行うように設定される。駆動装置であって、符号化される上記電気信号を増幅するように設定される。電光変換装置であって、増幅される上記電気信号に対して電光変換を行うことによって上記第一色の可視光信号を生成するように設定される。
本発明のまた別の実施形態において、上記送信装置がまた以下を含むことができる:第一光学フィルタであって、上記電光変換装置から生成される上記第一色の可視光信号に対してフィルタリングを行うことによってフィルタリングされる上記第一色の可視光信号を得るように設定される。
本発明のまた別の実施形態において、上記受信装置がまた以下を含む:光電変換装置であって、上記第二色の可視光信号に対して光電変換を行うことによって電気信号を生成するように設定される。増幅装置であって、上記電気信号を増幅するように設定される。復号化装置であって、増幅される上記電気信号に対して復号化を行うことによって相手方から送信される元信号を得るように設定される。
本発明のまた別の実施形態において、上記受信装置がまた以下を含む:第二光学フィルタであって、上記第二色の可視光信号に対してフィルタリングを行うことによってフィルタリングされる上記第二色の可視光信号を得るように設定される。上記光電変換装置がフィルタリングされる上記第二色の可視光信号に対して光電変換を行うように設定される。
本発明のまた別の実施形態において、上記元信号がオーディオ信号とすることができる。
本発明のまた別の実施形態において、上記伝送装置がまた以下を含むことができる:シリアル・パラレル変換装置であって、入力されるシリアル電気信号を複数本のパラレル電気信号に変換する。複数台の電光変換装置であって、上記複数本のパラレル電気信号を複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる上記第一色の可視光信号に変換し、かつ、上記相手方の受信装置に上記複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる上記第一色の可視光信号を送信するために用いられる。
本発明のまた別の実施形態において、上記伝送装置がまた以下を含むことができる:複数台の光電変換装置であって、上記相手方の送信装置から送信される複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる上記第二色の可視光信号を受信し、かつ、上記複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる上記第二色の可視光信号に対して光電変換を行うことによって複数本のパラレル電気信号を得るために用いられる。パラレル・シリアル変換装置であって、上記複数本のパラレル電気信号を一本の前記電気信号に変換するために用いられる。
本発明の実施形態はまた信号の伝送方法を提供し、以下を含む:光送信装置が相手方に第一信号を送信する。光受信装置が上記相手方からの第二信号を受信する。そのうち、上記第一信号の周波数と上記第二信号の周波数が異なり、かつ、上記第一信号及び/または上記第二信号が可視光周波数帯域にある。そのうち、上記第一信号が第一色の可視光信号で、上記第二信号が第二色の可視光信号で、上記第一色と上記第二色が異なる。上記相手方からの上記第二色の可視光信号を受信するものが複数台の異なる角度で設定された光電変換装置である。上記複数台の光電変換装置が受信される相手方からの可視光信号の平均パワーの大きさを比較し、上記平均パワーがもっとも大きい一個の第二色の可視光信号を選択し、それに応じる処理を行うことによって相手方から送信される元信号を得る。
好ましくは、上記第一信号が可視光信号で、上記第二信号が赤外線信号、WIFI信号またはブルートゥース信号である。
好ましくは、光送信装置が上記相手方に第一信号を送信する前に、上記方法がまた以下を含むことができる:入力される電気信号に対して符号化を行い、かつ、符号化される上記電気信号を増幅する。増幅される上記電気信号に対して電光変換を行うことによって上記第一色の可視光信号を生成する。
好ましくは、増幅される上記電気信号に対して電光変換を行うことによって上記第一色の可視光信号を生成し、以下を含むことができる:増幅される上記電気信号に対して電光変換を行うことによって光信号を得る。上記光信号に対してフィルタリングを行うことによって上記第一色の可視光信号を得る。
好ましくは、上記相手方からの上記第二信号を受信し、上記方法がまた以下を含むことができる:上記第二色の可視光信号に対して光電変換を行うことによって電気信号を生成する。上記電気信号を増幅し、かつ、増幅される上記電気信号に対して復号化を行うことによって相手方から送信される元信号を得る。
好ましくは、上記第二色の可視光信号に対して光電変換を行い、以下を含むことができる:上記第二色の可視光信号に対してフィルタリングを行うことによってフィルタリングされる上記第二色の可視光信号を得る。フィルタリングされる上記第二色の可視光信号に対して光電変換を行う。
好ましくは、入力される電気信号に対して符号化を行う前に、上記方法がまた以下を含むことができる:オーディオ信号に対して変換を行うことによって上記電気信号を生成する。
好ましくは、上記相手方に上記第一色の可視光信号を送信し、以下を含むことができる:上記相手方に複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる上記第一色の上記可視光信号を送信する。
好ましくは、上記相手方に複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる上記第一色の上記可視光信号を送信する前に、上記方法がまた以下を含む:入力されるシリアル電気信号を複数本のパラレル電気信号に変換する。上記複数本のパラレル電気信号を複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる上記第一色の可視光信号に変換する。
好ましくは、上記相手方からの上記第二色の可視光信号を受信し、以下を含む:上記相手方からの複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる第二色の可視光信号を受信する。
好ましくは、上記相手方からの複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる上記第二色の可視光信号を受信し、上記方法がまた以下を含む:上記複数本のパラレルかつ色がそれぞれ異なる上記第二色の上記可視光信号に対して光電変換を行うことによって複数本のパラレル電気信号を得る。上記複数本のパラレル電気信号を一本の上記電気信号に変換する。
好ましくは、上記光送信装置が相手方に第一信号、第二信号を送信する前に、また以下を含む:光送信装置がパラレル入力される複数チャネル信号に対してサンプリングを行う。光送信装置がサンプリングデータに対して処理を行い、各チャネルに処理されるサンプリングデータをそれに応じる光信号シーケンスに変換する。光受信装置が第一信号、第二信号を受信し、また以下を含む:
第一信号及び第二信号を特徴付ける光信号シーケンスを電気信号シーケンスに変換する。電気信号シーケンスに対して処理を行い、かつそれに応じるチャネルを識別する。識別結果によって処理される電気信号シーケンスをそれに応じるチャネルに出力する。
好ましくは、光送信装置の各サンプリング周期が複数個の複数チャネルにそれぞれ応じるサンプリング時間帯を含み、光送信装置が各サンプリング時間帯にそれに応じるチャネル信号に対してサンプリングを行う。
好ましくは、上記各チャネルに処理されるサンプリングデータをそれに応じる光信号シーケンスに変換することによって外へ送信する内容が以下を含む:サンプリング順序によって各チャネルに処理されるサンプリングデータをそれに応じる光信号シーケンスに変換することによって外へ送信する。上記光受信装置が少なくとも光信号シーケンスの受信順序によってそれに応じるチャネルを識別する。
好ましくは、サンプリング順序によって各チャネルに処理されるサンプリングデータをそれに応じる光信号シーケンスに変換することによって外へ送信する時に、送信の隣接している二チャネルの光信号シーケンスの間に設定される時間間隔が設けられる。上記光受信装置が光信号シーケンスの受信順序及び光信号シーケンスの間の時間間隔によってそれに応じるチャネルを識別する。
好ましくは、光送信装置がサンプリングデータに対して処理を行い、以下を含む:各チャネルのサンプリングデータに該チャネルに応じるデータヘッドを追加する。上記光受信装置が電気信号シーケンスのデータヘッドによってそれに応じるチャネルを識別する。または上記各チャネルに処理されるサンプリングデータをそれに応じる光信号シーケンスに変換することによって外へ送信する内容が以下を含む:各チャネルに処理されるサンプリングデータを該チャネルに応じる波長の光信号に変換することによって外へ送信する。上記光受信装置が電気信号シーケンスの波長によってそれに応じるチャネルを識別する。
上記の記載から分かるように、本発明が以下の技術的な効果を実現した:従来技術の中に上行・下行の伝送時に同じ色の光を採用することによる生じられる信号安定性が比較的に良くない課題を解決し、可視光信号の上行・下行の伝送の確実性を高める有益な効果を備える。
以上の記載内容が本発明の好ましい実施形態で、本発明を限定するために用いられなく、この分野の技術者にとって、本発明が様々な修正および変更を有することができる。本発明の精神及び原則の中に行われる任意の修正、同等置換、改良なだがすべて本発明の保護範囲内に含まれるものとする。