JP2016531264A - 蒸気発生器の管束用の防振バー - Google Patents

蒸気発生器の管束用の防振バー Download PDF

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Abstract

本発明は、蒸気発生器のU字管束の2つの隣接する管群の管の湾曲部の間に挿入されることができる防振バー(20)あって、−管の振動を機械的に減衰させるように設計される、減衰要素と呼ばれる少なくとも1つの内部要素(22)と、−前記減衰要素(22)と接触している、打撃素子と呼ばれる少なくとも1つの外部要素(23−1、23−2)と、を備え、前記打撃素子が、束の管の湾曲部と接触しているように設計される、防振バー(20)に関する。

Description

本発明の技術分野は、加圧水型原子力プラントのうちの1つである。より詳細には、本発明の技術分野は、加圧水型原子炉用の蒸気発生器のうちの1つである。
本発明は、蒸気発生器の管束用の防振(振動抑制)バーに関する。
加圧水型原子炉のセクタは、燃料として低濃縮ウラン、および減速材および冷却材として軽水を使用する。これらの原子炉は、2つの異なる回路を含むので「間接サイクル」原子炉と呼ばれており、すなわち、一次回路は、原子炉によって生成されるエネルギーを取り出し、これを二次回路に伝達し、この二次回路は、このエネルギーを蒸気に、次いで電気に変換する。
図1は、加圧水型原子炉の蒸気発生器1を示している。蒸気発生器10は、束ラッパー12の内側に、管の束13が設けられる外郭11を含む。管の束13は、U字形に折り畳まれた管14から成る。各U字形に折り畳まれた管14は、半円形の湾曲部14−3によって連結される第1の真っ直ぐな脚部14−1および第2の真っ直ぐな脚部14−2を有する。束13の管14は、束13を構成するようにいくつかの並置された群に配置される。管群は、その湾曲部14−3が互いに異なる半径を有し、かつ図1の第1の断面P1に平行な、同じ垂直面に隣接して配置される管14を含む。より正確には、同じ管群14の湾曲部14−3は、束13の周縁からその中央部分まで減少している半径を有する。
したがって、束13は、
−実質的に円筒形状の、かつ束13の管14の真っ直ぐな脚部14−1、14−2を含む下部、
−管湾曲領域と呼ばれる実質的に半球状形状の、かつ束13の管14の湾曲部14−3を含む上部、
を有する。
図1は、流体循環一次回路の入口15−1および出口15−2、ならびに流体循二次回路の入口16−1および出口16−2を示している。蒸気発生器10が運転している間に、
−高温加圧水回路の入口15−1を通って到達し、束13の管14の内部を循環し、一次回路の出口15−2を通って出てきて、
−給水が、二次回路の入口16−1を通って到達し、管14の外側表面に接触させられ、徐々に沸騰させられることによって垂直方向に移動して、最後に蒸気として二次回路の出口16−2に出てくる。
管14の内部の一次流体循環および管14と接触している二次流体循環により、管14が振動することになる。管14を保持し、それらが衝突することを回避するために、管14の真っ直ぐな脚部14−1、14−2は、蒸気発生器10の高さに沿って互いに規則的な間隔をおいて配置されるスペーサ17に係合され、管湾曲領域を構成する、束13の管14の湾曲部14−3は、それぞれ束13の隣接する管の2つの群の間に挿入され、管湾曲領域の半径方向に沿って配置される、防振バー18によって保持される。
これらの防振バー18は、通常、V字形の構造体を構成するように管湾曲領域の内側に配置されるそれらの端部18−1で2つずつヒンジ連結される。それらのヒンジ留めされた端部18−1の反対側の防振バーの外側端部18−2は、通常、管湾曲領域の外側層を構成する管に対して突出している。これらの外側端部18−2は、通常、管湾曲領域の上面に配置される固定要素19に固定される。したがって、防振バー18は、蒸気発生器10が運転している場合にそれらの膨張を可能にしながら、それらの振動の最大限界に対して管湾曲領域の湾曲部14−3を保持する。
蒸気発生器10内の管の組立てを容易にするために、防振バー18と束の湾曲部14−3との間に組立て隙間が必要である。この隙間は、蒸気発生器10が運転中の場合、束湾曲部の残留振動を起こす。これらの残留振動は、短時間の激しい衝撃、ならびに防振バーとの接触領域における束湾曲部の早期摩耗および劣化を生じる摩擦を伴う。
この文脈において、本発明は、管/防振バー接触領域における束湾曲部の摩耗および劣化を最小限にし、したがってそれらの耐用年数を増加させると同時に、蒸気発生器の管束の管湾曲領域湾曲部の振動を制限することができる防振装置を提供することによって、前述の問題の解決策を提供する。
したがって、本発明は、蒸気発生器のU字形の管束の2つの隣接する管群の管の湾曲部の間に挿入されることができる防振バーであって、
−管の振動を機械的に減衰させるのに適している、減衰要素と呼ばれる少なくとも1つの内部要素と、
−前記減衰要素と接触している、打撃素子と呼ばれる少なくとも1つの外部要素と、
を備え、前記打撃素子が、束の管の湾曲部と接触するのに適している、防振バーに関する。
本発明のおかげで、減衰要素および打撃素子は、束湾曲部の摩耗および劣化を制限するために使用される。実際、摩耗は、防振バーと束湾曲部との間の摩擦の距離、ならびに接触力の強さおよび接触の繰返しに関連している。
本発明による防振バーの減衰要素により、力の強さおよび衝突後のリバウンドエネルギーを機械的に緩和することによって、したがって衝突の繰返しを低減することによって、衝突エネルギーの吸収が改善できるようになる。
先の段落において今述べたばかりの特徴に加えて、本発明による防振バーは、個々に、または任意の技術的に可能な組み合わせに従って採用される、次に述べるものの中で1つまたは複数の付加的な特徴を有することができる。
防振バーは、前記減衰要素と前記打撃素子との間にダンピングクリアランスを含み、前記ダンピングクリアランスは、粘性減衰を行う流体を含む。
打撃素子は、その硬度を改善することができる表面処理を含む。したがって、有利なことに、打撃素子の摩耗は低減される。
減衰要素は、板の形をしていることが有利である。したがって、いくつかの減衰要素が、重ね合わされることによって容易に結合され得る。いくつかの減衰要素は、重ね合わされることによって使用されることが有利である。実際、減衰要素は、衝突中に、微小な変形を受ける。前記減衰要素が第2の減衰要素に連続する場合は、前記減衰要素の微小な変形は、第2の減衰要素に対して前記減衰要素の微小摩擦となる。この微小摩擦は、減衰を発生させる。
防振バーは、有利なことに、
−コアを有するI字形の輪郭と、
−減衰要素、およびI字形の輪郭のどちらに側にも延在する第2の減衰要素と、を含む。I字形の輪郭は、防振バーの固定を助ける。
あるいは、減衰要素は、複数のストランドを有する可撓性ケーブルによって形成される。
防振バーは、有利なことに、
−第1の溝を有する第1の支持部材と、
−第2の溝を有する第2の支持部材と、を含み、
第1および第2の支持部材は、前記減衰要素と前記打撃素子との間に隙間を形成しながら、減衰要素および打撃素子を適切な位置に保持することができる。
本発明の防振バーは、有利なことに、粘性減衰を行うことができるようにする流体がある2つの連続する要素の間にダンピングクリアランスを有する。流体は、たとえば、空気、あるいは液体水−および/または気相水である。したがって、1つまたは複数の減衰要素、および1つまたは複数の打撃素子の組み合わせは、有利なことに、2つの連続する減衰要素および/または打撃素子の間に存在する流体と関係のある粘性減衰を行うのに使用される。複数の減衰要素が、有利なことに、この粘性減衰を最適化するために使用される。
打撃素子は、板であることが有利である。
あるいは、打撃素子は、減衰要素を取り囲む管であることが有利である。
減衰要素は、管の形をしていることが有利である。したがって、いくつかの減衰管は、互に嵌合されることによって容易に結合され得る。
また、本発明は、
−U字形に折り畳まれた管の束であり、各管が、半円形の湾曲部を有し、管が、いくつかの群になって配置され、各群は、その湾曲部が互いに異なる半径を有し、かつ同じ垂直面に隣接して配置される管を含み、湾曲部が、管湾曲領域と呼ばれる束の実質的に半球形状の上部を形成する、束と、
−管の2つの隣接する群の湾曲部の間に挿入され、管湾曲領域の半径方向に配置される、本発明による防振バーと、
を含む蒸気発生器に関する。
本発明およびその異なる適用は、次の説明を読み、添付の図を考察すると、よりよく理解されるであろう。
図は、本発明の目的を簡単に述べ、また決してそれを限定するものではないものとして示されている。
加圧水型原子炉の蒸気発生器の断面図である。 本発明の第1の実施形態による防振バーの断面図である。 本発明の第2の実施形態による防振バーの断面図である。 本発明の第3の実施形態による防振バーの断面図である。 本発明の第4の実施形態による防振バーの断面図である。 本発明の他の第4の実施形態による防振バーの断面図である。 本発明の第5の実施形態による防振バーの断面図である。
特に明記しない限り、異なる図に現れている同じ要素は、ただ1つの参照数字を持つ。
本発明は、図1に説明される加圧水型原子炉の蒸気発生器10などの蒸気発生器の防振バー20に関する。本発明の第1の実施形態による防振バー20は、図1の蒸気発生器10の防振バー18に置き換えることができる。
先に説明した図1は、加圧水型原子炉の蒸気発生器10の、第1の平面P1による、断面図を示している。
図2は、中心O、ならびに直交軸xおよびyを有する第2の平面P2による断面図を示しており、前記第2の平面P2は、本発明の第1の実施形態による防振バー20の、第1の平面P1に垂直である。
防振バー20は、
−複数の減衰板22と、
−第1の打撃板23−1および複数の減衰板22のどちらの側にも延在する第2の打撃板23−2と
を含む。
減衰板22は、重要な粘性減衰を与えることができる、適切な粗さを持つスンレス材料で作られることが有利である。第1および第2の打撃板23−1および23−2は、それらの硬度を改善するために、窒化などの表面処理を受けることができる。
減衰板22は、方向Oxに沿って、同じ幅L1を有することが好ましい。あるいは、減衰板22は、方向Oxに沿って、異なる幅を有することができる。減衰板22は、方向Oyに沿って、同じ高さHを有する。有利なことに、2つの連続する減衰板22は、それらの間に隙間25を有する。流体、たとえば、空気、あるいは液体水−および/または気相水は、隙間25に閉じ込められ、それにより、粘性減衰を与えることができるようになり、この粘性減衰は、減衰板22の機械的減衰に付加される。
図2に示される実施例においては、打撃素子23−1および23−2は、方向Oyに沿って高さHの打撃板である。第1および第2の打撃素子23−1および23−2は、方向Oxに沿って、同じ幅L2を有することが好ましい。あるいは、第1および第2の打撃素子23−1および23−2は、方向Oxに沿って、異なる幅を有することができる。
減衰板22ならびに第1および第2の打撃素子23−1および23−2は、第1の溶接ビード24−1によって、および第2の溶接ビード24−2によって一緒に保持される。
図3は、本発明の第2の実施形態による防振バー30について、中心O、ならびに直交軸xおよびyを有する第2の平面P2に沿った断面図を示している。
本発明の第2の実施形態による防振バー30は、
−防振バー30を固定するための要素を形成するI字形の輪郭31と、
−複数の減衰板32と、
−第1の打撃板33−1および第2の打撃板33−2と、
を含む。
I字形の輪郭31は、コア31−3によって連結される第1の端部31−1および第2の端部31−2を有する。減衰板32は、輪郭31のコア31−3のどちらの側にも輪郭31の第1の端部31−1と第2の端部31−2との間に延在する。第1の実施形態による減衰板22と同様に、第2の実施形態による減衰板32は、有利なことに、重要な機械的減衰を与えることができる材料で作られ、2つの連続する減衰板32は、有利なことに、それらの間に隙間35を有する。流体は、隙間35に閉じ込められ、それにより、減衰板32の機械的減衰に付加される、粘性減衰を与えることができるようになる。
第1および第2の減衰板33−1および33−2は、輪郭31の第1の端部31−1と第2の端部31−2との間に、減衰板32のどちらの側にも延在する。第1の実施形態による第1および第2の打撃板23−1および23−2と同様に、第2の実施形態による第1および第2の打撃板31−1および32−2は、それらの硬度を改善するために、窒化などの表面処理を受けることができる。
第1および第2の打撃板33−1および33−2は、第1の端部および第2の端部をそれぞれ有する。第1の打撃板33−1は、その第1の端部において、第1の溶接ビード34−1のおかげで輪郭31の第1の端部31−1に取り付けられる。第2の打撃板33−2は、その第1の端部において、第2の溶接ビード34−2のおかげで輪郭31の第1の端部31−1に取り付けられる。第1の打撃板33−1は、その第2の端部において、第3の溶接ビード34−3のおかげで輪郭31の第2の端部31−2に取り付けられる。第2の打撃板33−2は、その第2の端部において、第4の溶接ビード34−4のおかげで輪郭31の第2の端部31−2に取り付けられる。
I字形の輪郭31は、有利なことに、防振バー30の剛性を改善する。
図4は、本発明の第3の実施形態による防振バー40について、中心O、ならびに直交軸xおよびyを有する第2の平面P2に沿った断面図を示している。
本発明の第3の実施形態による防振バー40は、
−第1の溝41−1を有する第1の実質的に平行六面体の支持部材41と、
−第1の溝42−1を有する第2の実質的に平行六面体の支持部材42と、
−複数の減衰板43であり、その端部が、一方では第1の支持部材41の第1の溝41−1の中央部分に、他方では第2の支持部材42の第2の溝42−1の中央部分に挿入される、減衰板43と、
−第1の打撃板44、および複数の減衰板43のどちらの側にも延在する第2の打撃板45と、
を含む。
第1の実施形態による減衰板22、および第2の実施形態による減衰板32と同様に、第3の実施形態による減衰板43は、有利なことに、重要な機械的減衰を与えることができる材料で作られ、2つの連続する減衰板43は、有利なことに、それらの間に隙間46を有する。流体は、隙間46に閉じ込められ、それにより、粘性減衰を与えることができるようになり、この粘性減衰は、減衰板43の機械的減衰付加される。
第1の打撃板44は、その第1の端部において第1の切欠き44−1、およびその第2の端部において第2の切欠き44−2を有する。第1の打撃板44は、
−その第1の切欠き44−1のおかげで第1の支持部材41の溝41−1の第1の側部に、
−その第2の切欠き44−2のおかげで第2の支持部材42の溝42−1の第1の側部に、
埋め込まれる。
第2の打撃板45は、その第1の端部において第1の切欠き45−1、およびその第2の端部において第2の切欠き45−2を有する。したがって、第2の打撃板45は、
−その第1の切欠き45−1のおかげで第1の支持部材41の溝41−1の第2の側部に、
−その第2の切欠き45−2のおかげで第2の支持部材42の溝42−1の第2の側部に、
埋め込まれる。
第1の実施形態による第1および第2の打撃板23−1および23−2、ならびに第2の実施形態による第1および第2の打撃板31−1および31−2と同様に、第3の実施形態による第1および第2の打撃板44および45は、それらの硬度を改善するために、窒化などの表面処理を受けることができる。
したがって、第1および第2の支持部材41および42は、防振バー40と管との間の衝突中に、隙間46の存在と関係のある打撃板のおよび減衰板の、ある一定の変位を可能にしながら、適切な位置に、それらの端部において第1および第2の打撃板44および45の、ならびに減衰板43の保持を行う。
今まで説明した第1、第2および第3の実施形態は、複数の減衰板22、32、43、および第1の打撃板23−1、31−1、44および第2の打撃板23−2、31−2、45を導入し、減衰板および打撃板は、防振装置から分離される部材を形成する。それにもかかわらず、第1、第2および第3の実施形態の代替案によれば、減衰板および打撃板は、結合され得る。この代替案によれば、打撃板は、改善された硬度特性を有し得る減衰板の外側表面によって形成される。
図5aは、本発明の第4の実施形態による防振バー50について、中心O、ならびに直交軸xおよびyを有する第2の平面P2に沿った断面図を示している。
本発明の第4の実施形態による防振バー50は、
−第1の溝51−1を有する第1の実質的に平行六面体の支持部材51と、
−第2の溝52−1を有する第2の実質的に平行六面体の支持部材52と、
−複数のストランドを含む可撓性減衰ケーブル53と、
−第1の打撃板54および第2の打撃板55と、
を含む。
第1の打撃板54は、その第1の端部において第1の切欠き54−1、およびその第2の端部において第2の切欠き54−2を有する。第1の打撃板54は、
−その第1の切欠き54−1のおかげで第1の支持部材51の溝51−1の第1の側部に、
−その第2の切欠き54−2のおかげで第2の支持部材52の溝52−1の第1の側部に、
埋め込まれる。
第2の打撃板55は、その第1の端部において第1の切欠き55−1、およびその第2の端部において第2の切欠き55−2を有する。第2の打撃板55は、
−その第1の切欠き55−1のおかげで第1の支持部材51の溝51−1の第2の側部に、
−その第2の切欠き55−2のおかげで第2の支持部材52の溝52−1の第2の側部に、
埋め込まれる。
そのうえ、第1の打撃板54は、第1の半円形のキャビティ54−3を有し、第2の打撃板55は、第2の半円形のキャビティ55−3を有する。したがって、第1および第2の半円形のキャビティ54−3および55−3は、互に面して配置される場合は、円形キャビティ56を形成することができる。円形キャビティ56は、減衰ケーブル53を収容することができる。
減衰ケーブル53は、管との衝突中に機械的減衰を変形させ、形成することができる複数のストランドから成る可撓性ケーブルである。
作動クリアランスは、有利なことに、第1の打撃板54、減衰ケーブル53、および第2の打撃板55との間に存在する。作動クリアランスは、粘性減衰を与えることができるようになる流体を収容する。この粘性減衰は、減衰ケーブル53の機械的減衰に付加される。
第1の打撃板23−1、31−1、44、および先の実施形態による第2の打撃板23−2、31−2、45と同様に、本発明の第4の実施形態の第1の代替案による第1および第2の打撃板54および55は、それらの硬度を改善するために、窒化などの表面処理を受けることができる。
したがって、第1および第2の支持部材51および52は、防振バー50と管との間の衝突中に、作動クリアランスの存在と関係のある打撃板のおよび減衰ケーブル53の、ある一定の変位を可能にしながら、適切な位置に、それらの端部において第1および第2の打撃板54および55の保持を行う。
図5bは、本発明の前述した第4の実施形態の代替案による防振バー60について、中心O、ならびに直交軸xおよびyを有する第2の平面P2に沿った断面図を示している。
この代替実施形態による防振バー60は、打撃板を除いては前述した防振バー50と全く同じである。
実際、防振バー60は、
−第1の台形キャビティ64−3を有する第1の打撃板64と、
−第2の台形キャビティ65−3を有する第2の打撃板65と、
を含む。
したがって、第1および第2の台形キャビティ64−3および65−3は、互に面して配置される場合は、六角形キャビティ66を形成することができる。六角形キャビティ66は、減衰ケーブル53を収容することができる。
この代替案の利点は、圧縮を受ける減衰ケーブル53のより大きな半径方向変形、およびしたがってより大きな機械的減衰を可能にすることである。
図6は、本発明の第5の実施形態による防振バー70について、中心O、ならびに直交軸xおよびyを有する第2の平面P2に沿った断面図を示している。
本発明のこの第4の実施形態による防振バー70は、
−防振バー70の中実コアを形成する減衰板71と、
−減衰板71を取り囲む減衰管72と、
−減衰管72を取り囲む打撃管73と、
を含む。
減衰管72の、および打撃管73の壁の厚さは、たとえば0.5mmである。
減衰板71および減衰管72は、有利なことに、重要な機械的減衰を与えることができる材料で作られる。減衰板71および減衰管72は、有利なことに、それらの間に隙間74を有する。同様に、減衰管72および打撃管73は、有利なことに、それらの間に隙間75を有する。流体は、隙間74に、および隙間75に閉じ込められ、それにより、粘性減衰を与えることができるようになり、この粘性減衰は、減衰板71および減衰管72の機械的減衰に付加される。

Claims (11)

  1. 蒸気発生器(10)のU字形の管束(13)の2つの隣接する管群の管(14)の湾曲部(14−3)の間に挿入されることができる防振バー(20、30、40、50、60、70)であって、
    −管(14)の振動を機械的に減衰させるのに適応している、減衰要素と呼ばれる少なくとも1つの内部要素(22、32、43、53、71、72)と、
    −前記減衰要素(22、32、43、53、71、72)と接触している、打撃素子と呼ばれる少なくとも1つの外部要素(23−1、33−1、44、54、64、23−2、33−2、45、55、65、73)と、を備え、前記打撃素子が、束(13)の管(14)の湾曲部(14−3)と接触するのに適応していることを特徴とする、防振バー(20、30、40、50、60、70)。
  2. 前記減衰要素と前記打撃素子との間にダンピングクリアランス(35、75)を含み、前記ダンピングクリアランスが、粘性減衰を行う流体を含むことを特徴とする、請求項1に記載の防振バー(20、30、40、50、60、70)。
  3. 減衰要素(22、32、43)が、板の形をしていることを特徴とする、請求項1から2のいずれかに記載の防振バー(20、30、40)。
  4. −コア(31−3)を有するI字形の輪郭(31)と、
    −減衰要素(22、32、43)、および I字形の輪郭(31)のコア(31−3)のどちらに側にも延在する第2の減衰要素(22、32、43)と、
    を含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の防振バー(30)。
  5. 減衰要素が、複数のストランドを有する可撓性ケーブル(53)によって形成されることを特徴とする、請求項1から2のいずれかに記載の防振バー(50、60)。
  6. −第1の溝(41−1、51−1)を有する第1の支持部材(41、51)と、
    −第2の溝(42−1、52−1)を有する第2の支持部材(42、52)と
    を含み、
    第1および第2の支持部材(41、51、42、52)が、前記減衰要素と前記打撃素子との間にクリアランス(46)を形成しながら、減衰要素(22、32、43、53)および打撃素子(23−1、33−1、44、54、64、23−2、33−2、45、55、65)を適切な位置に保持することができることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の防振バー(40、50、60)。
  7. 前記バーが、粘性減衰を行うことができるようにする流体がある2つの連続する要素(22、32、43、53、23−1、33−1、44、54、64、23−2、33−2、45、55、65、71、72、73)の間にダンピングクリアランス(25、35、46、74、75)を有することを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の防振バー(20、30、40、50、60、70)。
  8. 打撃素子が、板であることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の防振バー(20、30、40、50、60)。
  9. 打撃素子が、減衰要素を取り囲む管であることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の防振バー(70)。
  10. 減衰要素が、管であることを特徴とする、メインクレームに記載の防振バー(70)。
  11. −U字形に折り畳まれた管(14)の束(13)であり、各管(14)が、半円形の湾曲部(14−3)を有し、管(14)が、いくつかの群になって配置され、各群は、その湾曲部(14−3)が互いに異なる半径を有し、かつ同じ垂直面に隣接して配置される管(14)を含み、湾曲部(14−3)が、管湾曲領域と呼ばれる束(13)の実質的に半球状の上部を形成する、束(13)と、
    −管(14)の2つの隣接する群の湾曲部(14−3)の間に挿入され、管湾曲領域の半径方向に配置される、請求項1から10のいずれか一項に記載の防振バー20、30、40、50、60)と、
    を含む蒸気発生器(10)。
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