JP2016529286A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 微粒子化した胎盤組織の成分と、任意に、生物学的に適合可能なフィラーと、１つまたは複数のキレート部分とを含む組成物であって、前記キレート部分が、前記胎盤組織の成分および／または前記フィラーと共有結合している、組成物。
2. 前記胎盤組織の成分および／またはフィラーが、同種間で架橋している、請求項１に記載の組成物。
3. 前記胎盤組織の成分および／またはフィラーが、別種間で架橋している、請求項１に記載の組成物。
4. 前記フィラーが、前記組成物中に存在しており、かつ生物学的に適合可能なポリマーである、請求項１に記載の組成物。
5. 前記生物学的に適合可能なポリマーが、コラーゲン、ヒアルロン酸（ｈｙｌａｕｒｏｎｉｃ ａｃｉｄ）、および可塑剤からなる群から選択される、請求項４に記載の組成物。
6. 前記１つまたは複数のキレート部分が、前記胎盤組織の成分および／またはフィラーを架橋する、請求項１に記載の組成物。
7. 前記キレート部分が、前記胎盤組織の成分および／またはフィラーを架橋しない、請求項１に記載の組成物。
8. 薬学的に許容可能な賦形剤をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
9. 薬理学的に活性のある金属イオンの治療有効量が、前記１つまたは複数のキレート部分にキレート化されている、請求項１に記載の組成物。
10. 前記薬理学的に活性のある金属イオンが、抗癌剤である、請求項１０に記載の組成物。
11. 前記抗癌剤が、白金のイオンを含む、請求項１１に記載の組成物。
12. 前記抗癌剤がシスプラチンである、請求項１２に記載の組成物。
13. 前記組成物が、前記金属イオンの徐放を提供する、請求項１０に記載の組成物。
14. 前記組成物が成形されている、請求項１に記載の組成物。
15. 前記微粒子化した胎盤組織の成分が、微粒子化した羊膜である、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の組成物。
16. 微粒子化した絨毛膜、ホウォートンゼリー、および／または微粒子化した中間組織層をさらに含む、請求項１６に記載の組成物。
17. 前記微粒子化した胎盤組織の成分が、微粒子化した絨毛膜である、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の組成物。
18. 固形腫瘍の処置後の前記腫瘍の再発または転移を阻止するのに使用するための請求項１〜１７のいずれか１項に記載の組成物。