JP2016528985A - 粉末食品を収容するカプセルを用いて飲料を作るための水平ユニット - Google Patents

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Abstract

カプセルを用いて飲料を作るための水平ユニットは、少なくとも第1の部分(4)および第2の部分(6)であって、それら部分の間にカプセル(2)用のチャンバ(8)が形成される動作位置とそれら部分が離間するカプセル(2)挿入位置との間で移動可能な前記少なくとも第1の部分(4)および第2の部分(6)と、チャンバ(8)と関連する水注入手段(13)および飲料回収手段(14)とを備える。飲料回収手段(14)は、作用位置と非作用位置の間で移動可能な少なくとも1つの穿孔要素(44)と、第1の部分(4)と関連するとともに、引掛け配置と解除配置の間で切換可能な引掛け手段(46)と、穿孔要素(44)に作用して穿孔要素(44)を非作用位置へ移動させる第1の弾性手段(47)とを備える。作用位置では、穿孔要素(44)はハウジング(5)に挿入されたカプセル(2)を穿孔し、非作用位置では、穿孔要素(44)はカプセル(2)の底部から離間している。引掛け配置では引掛け手段(46)は穿孔要素(44)を作用位置に保持する。第1の部分(4)および/または第2の部分(6)の挿入位置から動作位置への移動時、第2の部分(6)は引掛け手段(46)を引掛け配置から解除配置へ切換える一方、逆方向への移動時は、第2の部分(6)は穿孔要素(44)を非作用位置から作用位置へ移動させる。【選択図】図2

Description

本発明は、粉末食品を収容するカプセルを用いて飲料を作るための水平ユニットに関する。
特に、好ましくは本発明の対象となる水平軸線を有するユニットは、粉末食品の抽出に水を使い、第1の部分および第2の部分を備えた装置である。これら第1の部分および第2の部分のうち少なくとも一方は、上記2つの部分が連結するとともにカプセルを保持することができる抽出チャンバがそれら部分の間に形成される動作位置と、それら2つの部分が離間するとともにカプセルをユニットに挿入することが可能なカプセル挿入位置との間で、他方に対して水平線に沿って移動可能である。実際には、挿入位置では、カプセルは、2つの収斂する側部要素から構成される保持手段に達するまで、重力を用いて上方から挿入することができる。2つの側部要素はその後ユニット閉鎖工程では引き離されてハウジング内のカプセルを開放することができる。
前記2つの移動可能な部分と関連して、チャンバと動作可能に関連する水注入手段および飲料回収手段が存在する。水注入手段はチャンバに収容されたカプセルに水を送るためのものであり、飲料回収手段はカプセルから出てくる飲料を回収するためのものである。
本発明が特に対象としているのは、飲料が出てくる壁が閉じており、したがってユニット内で穿孔を行わなくてはならないカプセルを用いる水平ユニットである。
現在のところ、カプセルの底部を刺突するための従来技術の解決策にはさまざまなものがある。
特に、最も普及している解決策は、カプセルを、ユニット閉鎖時に刺突用スパイクによって刺突するというものであり、これら刺突用スパイクは、カプセル用ハウジングの内側に、カプセルと衝突する位置で固定した形で設けられる。
また別の従来技術としては、カプセルの底部が飲料の抽出時にのみ刺突される、というものもあり、この場合の刺突は、カプセル内圧力の上昇によりカプセルの底部が膨張し、固定された刺突用スパイクに突かれて裂けることによって生じる。この刺突用スパイクは、最初は底部から離れているか(例えば特許文献1参照)、底部と接触しているか(特許文献2参照)、または底部に一部挿入されていてもよい。
特許文献3には別の解決策が記載されており、そこでは移動可能な刃が用いられ、その刃は、カプセルがハウジングに配置されると、カプセルの底部に押し付けられてカプセルを刺突し、抽出が始まる前には取り除かれる。
欧州特許第468078号明細書 欧州特許第507905号明細書 欧州特許第2000063号明細書
出願人の考えでは、これらの従来技術の解決策のなかでも特許文献3に記載された解決策を用いると、最も良質なエスプレッソコーヒーを供給することが可能になる。しかしながら、この解決策にも欠点がないわけではない。特にプラスチックからなるカプセルに用いた場合、刃が作用したときに、カプセルの底部が切れるというよりはむしろ変形してしまうおそれがあり、したがって刃による正確なカプセルの刺突ができないおそれがある。
このような状況において、本発明の基礎をなす技術上の目的は、上述の欠点を克服する、粉末食品を収容するカプセルを用いて飲料を作るための水平ユニットを提供することである。
特に、本発明の技術上の目的は、カプセルの底部を、できるだけ最良の要領で、特に線状の切り口を付けることで穿孔することができる、粉末食品を収容するカプセルを用いて飲料を作るための水平ユニットを提供することである。
特定した技術上の目的および示した意図は、添付の特許請求の範囲に記載した、粉末食品を収容するカプセルを用いて飲料を作るための水平ユニットにより実質的に実現される。
閉配置にある、本発明にしたがって作製された水平ユニットの軸測投影図である。 図1のユニットの垂直方向軸平面における断面図である。 開配置にある図2のユニットを示す図であり、供給前のカプセルが挿入された状態にある。 図3のユニットの図9の線IV―IVにおける断面図である。 次の中間配置にある図3のユニットを示す図であり、閉じている途中である。 図5のユニットの図13の線VI―VIにおける断面図である。 次の配置にある図6のユニットを示す図であり、閉配置に向かっている状態にある。 図1のユニットの下部フレームの上面図である。 図3のユニットの水平軸面における断面図である。 図9に示すユニットが開配置から閉配置まで連続的に移行する工程のうちの一過程を示す図である。 図9に示すユニットが開配置から閉配置まで連続的に移行する工程のうちの一過程を示す図である。 図9に示すユニットが開配置から閉配置まで連続的に移行する工程のうちの一過程を示す図であり、特に図6の配置に対応する。 図9に示すユニットが開配置から閉配置まで連続的に移行する工程のうちの一過程を示す図であり、特に図7の配置に対応する。 図9に示すユニットが開配置から閉配置まで連続的に移行する工程のうちの一過程を示す図であり、特に閉配置を示す。 上記ユニットが閉配置から開配置まで移行する間の中間配置を示す図である。
本発明のさらなる特徴や利点は、好適だが非限定的であり、また添付図面に例示される、粉末食品を収容するカプセルを用いて飲料を作るための水平ユニットのいくつかの実施形態を参照しつつ、下記の詳細な説明においてより明らかとなる。
添付図面では、参照符号1は、本発明に係る粉末食品を収容するカプセル2を用いて飲料を作るための水平ユニットの全体を示す。
水平ユニット1は概して支持構造体3を備えている。その構造体には、少なくとも第1の部分4と第2の部分6が設けられており、第1の部分4は、抽出対象である粉末食品を収容するカプセル2を受けるハウジング5を形成し、第2の部分6は、ハウジング5を閉じる要素の形状をしている。好適な実施形態では、ハウジング5の大きさは、カプセル2をほぼ完全に収容できるサイズであることに留意されたい。実際、ハウジング5の外部に残るのは、カプセル2の放射状の環状フランジ7のみである(図2、14参照)。
第1の部分4と第2の部分6のうち少なくとも一方が、動作位置(図2、14)と挿入位置(図3、9)の間で、他方に対して移動可能である。動作位置では、2つの部分4、6は連結するとともに、ハウジング5において、カプセル2をその中に保持することができる抽出チャンバ8がそれら部分の間に形成される。カプセル2を挿入するための位置では、2つの部分4、6は離間しており、カプセル2をそれらの間に配置することが可能となる。2つの部分4、6は、使用時のカプセル2の中心線に対応するハウジング5の中心線と平行な軸線にほぼ沿って互いに移動可能である。また使用時、軸線は略水平に配置される。
添付図面に例示する好適な実施形態では、特に、第1の部分4は支持構造体3に対して固定されている一方、第2の部分6は、支持構造体3および第1の部分4に対して移動する。より詳細には、支持構造体3は、互いに連結する上部フレーム9および下部フレーム10を備え、それらの間には軸線と平行な誘導スリット11が形成されており、またそこには移動可能な第2の部分6が(スリット11と平行な細形アーム12により)摺動可能に連結している(この構成は以下でより詳細に説明する)。
ユニット1は、チャンバ8と動作可能に関連している水注入手段13および飲料回収手段14も備えており、使用時、水注入手段13はチャンバ8に収容されたカプセル2内に水を送り、飲料回収手段14はカプセル2から出てくる飲料を回収する。水注入手段13と飲料回収手段14は、その一方が第1の部分4と、その他方が第2の部分6と関連していると有利であり、必要に応じて、それらは蓋用の刺突手段15および/またはカプセル2の底部用の穿孔手段16を備えてもよい(例示した実施形態では両方が示されている)。しかしながら、本発明の主態様である穿孔手段16の特定の構造は、本ユニットの他の部分の説明を行った後に、より詳細に以下で説明する。
概して、本発明に係るユニット1は、支持構造体3と少なくとも第1の部分4と第2の部分6のうちの移動可能な部分(例示した実施形態では第2の部分6)との間に設けられた、2つの部分4、6を相互移動させる移動手段17を備える。
相互移動手段17は、支持構造体3に回転可能に接続された移動軸18と、クランク19と、接続ロッド21とを備えていると有利である。移動軸18は、使用時に略水平に配置される軸線に対して垂直に配置される。クランク19は、軸18に嵌合する内側端および外側端20を備える。接続ロッド21は、クランクの外側端20に回転可能に接続された後端22と、第1の部分4および第2の部分6のうちの移動可能な部分(したがって例示した実施形態では第2の部分6)に回転可能に接続された前端23とを備える。必要に応じて、移動手段17は(移動軸18に固定されたレバーを用いて)手動操作してもよいし、(やはり移動軸18に連結されたモータにより)モータ駆動させてもよい。
本ユニットは水平ユニット1であるため、挿入位置においては、第1の部分4および第2の部分6は軸線に沿って離間しており、ユニット1は、保持領域にカプセル2を保持する保持手段24を備えている。保持領域は、第1の部分4と第2の部分6が挿入位置にあるとき、それら部分間に存在する。実際、カプセル2は、例えば上部フレーム9につくられた開口25を介して上方からユニット1に挿入することができる。(開口25は、前記移動可能な部分に固定された移動パネル26により、第1の部分4と第2の部分6が動作位置にあるときに選択的に閉じることができる。)
保持手段24は、概して、そして既知の要領で、カプセル2を保持可能な第1配置(カプセル2は重力の影響により保持手段24に到達することができる)とカプセル2を保持できない第2配置との間で切換え可能である。
有利には、保持手段24は2つの対向する誘導要素27を備えており、各誘導要素27は座部28を形成し、各座部28は互いに向き合うよう配置されている。また各誘導要素27はカプセル2の一部を収容するように構成されている。好適な実施形態では、各座部28は主に垂直方向に延在するチャネルから構成され、その下部は他方の座部28に向けて収斂し、そこにはカプセル2の放射状の環状フランジ7を挿入することができる(図4)。
好適な実施形態では、各誘導要素27は、(少なくとも部分的に、)軸線と略直交する(ひいては使用時は垂直な)分岐面において、互いに遠ざかるまたは近づくことにより、第1配置と第2配置(またはその逆)の間で移動可能である。
第2配置では、誘導要素27同士は第2配置にあるときよりも少なくとも部分的に離れている。
また例示する実施形態では、保持手段24は第2の部分6とともに移動して、カプセル2をハウジング5に挿入し、次いで、第1の部分4と第2の部分6が動作位置に達する前に、カプセル2を遊離した状態にする。実際、第1の部分4および/または第2の部分6の挿入位置から動作位置への移動時、保持手段24は、カプセル2の少なくとも大部分がハウジング5に挿入されるまで、第1配置に少なくとも残留していると有利である。保持手段はその後第2配置に移行する。
添付図面に例示する好適な実施形態によれば、各誘導要素27は、分岐面に存在し使用時は略水平な分岐線に沿って、第2の部分6と摺動可能に関連しており、保持手段24は、各誘導要素27と第2の部分6の間に設けられて誘導要素27を第1配置へ押し進める補助的弾性手段29も備える。
また各誘導要素27は、摺動路31に摺動可能に連結する少なくとも1つの追従足30(有利には2つ、1つは上部に設置し、もう1つは下部に設置する)を備えており、摺動路31は第1の部分4対して固定されている(したがって、例示した実施形態では移動しない)。第1の部分4および/または第2の部分6の動作位置と挿入位置の間での移動により、追従足30の摺動路31に対する相対摺動が生じる。また摺動路31はカム形状をしているため、第1の部分4および/または第2の部分6の挿入位置から動作位置(またはその逆)への移動の後に、関連する誘導要素27を第1配置から第2配置(またはその逆)まで移行させる。図8に示すように(下部フレーム10のみが示される)、各摺動路31は遠位伸張部32(第1の部分4に対して遠位)および近位伸張部33(第1の部分4に対して近位)を備えていると有利であり、それらは軸線と平行に延在し、傾斜伸張部34によって接続している。また各摺動路31の遠位伸張部32同士は、近位伸張部33同士よりも近い位置にある。すなわち、追従足30が遠位伸張部32にあるときは、誘導要素27は第1配置をとるが、追従足30が近位伸張部にあるときは、誘導要素27は対応する第2配置をとる。
また摺動路31は、できるだけ最良の要領で追従足30を誘導できるように、追従足30の形状に実質的に沿う形状を有していると有利である。しかしながら、補助的弾性手段29により誘導要素27が第1配置(ひいては軸線)に向かって押し進められる例示する実施形態では、各摺動路31は、遠位伸張部32の配置端(そこは、第1の部分4と第2の部分6が挿入位置にあるとき追従足30が位置する場所である)に拡大部35を備えていると有利である。実際には、この措置をとることで、保持領域では、ユニット1を閉じたり再度開けたりしなくても、2つの誘導要素27を手動で引き離すことにより、ユニット1からカプセル2を取り出すことができる(誘導要素27同士を引き離すのにカプセル2を上方から押すだけで十分な場合もある)。
保持手段24および摺動路31によるその移動と関連して上記で説明した内容は、本特許出願で説明する他の技術態様から独立した用途においても用いられうることに留意されたい。したがって、この内容は、それら態様のみに関連する特定の分割特許出願の主題を形成しうるものである。
水平ユニット1は、カプセル2をハウジング5から排出する排出手段36も備えている。排出手段36は、第1の部分4と第2の部分6が動作位置から挿入位置まで移動するときに作用し、保持手段24とは分離したものである。
例示する実施形態では、排出手段36は、第1の部分4と摺動可能に関連するとともに、チャンバ8に配置されたヘッド38およびチャンバ8の外部に(そして有利には第1の部分の外部に)配置された駆動部39が設けられた少なくとも1つの押し込み器37を備える。押し込み器37は、ヘッド38によりカプセル2のハウジング5への挿入が可能となる第1の位置と、ヘッド38によりカプセル2のハウジング5への挿入が妨げられる第2の位置との間で移動可能である。第1の位置から第2の位置へ移行する際、ヘッド38は使用時、カプセル2をハウジング5から排出させる。これは、第1の位置にあるとき、ヘッド38はチャンバ8が閉じた状態でカプセル2が配置されるハウジング5の内側空間を占有し、有利にはカプセル2の重力の中心をハウジング5の外側に保つからである。
押し込み器37の移動は少なくとも1つの駆動要素40により保証される。駆動要素40は、第2の部分6に固定され、第1の部分4および/または第2の部分6が動作位置から挿入位置まで移動する間のうち少なくとも一時は駆動部39に連結可能である。実際には、第1の部分4および/または第2の部分6が動作位置から挿入位置まで移動する間、駆動要素40は、第1の位置から第2の位置まで押し込み器37を移動させてチャンバ8に収容されたカプセル2を排出する。
好適な実施形態では、第1の部分4および/または第2の部分6の動作位置から挿入位置への移動は、動作位置から第1の中間位置まで伸びる第1の行路と、この中間位置から挿入位置まで伸びる第2の行路とを含む軌道に沿って行われる。その移動時、駆動要素40は、第1の行路では駆動部39から離れた状態で駆動部39に対して相対移動し、中間位置では第1の位置に位置する押し込み器37の駆動部39に連結し、第2の行路では押し込み器37を第1の位置から第2の位置まで移動させる。第2の行路では、駆動要素40は駆動部39上に静止し、駆動部39を第1の位置に向かって押し進めると好ましい。
第1の部分4および/または第2の部分6の挿入位置から動作位置までの移動は、最初は第2の行路に沿って進み次いで第1の行路に沿って進む代わりに、動作位置から挿入位置までの移動とは逆の軌道に沿って行われると有利である。好適な実施形態では、カプセル2のハウジング5への挿入を容易にするために、上記移動時、駆動要素40は、第2の行路では、駆動部39と連結して押し込み器37を第2の位置から第1の位置まで移動させ、次の第1の行路では、駆動部39から離れて駆動部39に対して相対移動すると有利である。
この目的のため、好適な実施形態では、駆動要素40および駆動部39のうち一方には磁石41を設け、他方には強磁性要素42を設けて、駆動要素40が押し込み器37と接触しているとき、磁石41は強磁性要素42を保持できるようにしている。このようにして、第2の行路に沿う挿入位置から動作位置までの移動の間、駆動要素40は、磁石41から強磁性要素42に印加された磁力により、押し込み器37を引くことができる。これに対して、この「引き」は第1の行路においてはストップする。これは、中間位置において駆動部39がそのストロークの終端に達し、駆動要素40に対する次の移動により磁石41は強磁性要素42から離れるからである(図10参照)。
好適な実施形態では、第2の部分6は、軸線と略平行な線に沿って細長く延在する少なくとも1つの細形アーム12を備える。アーム12は第1の部分4と少なくとも一部並んで延在し、連結部と連結可能かつ駆動要素40を構成する自由端を備える。特に、自由端は、自由端に隣接するアームの残りの部分に対して垂直方向に、中心線に向かって延在する。
しかしながら、水平ユニット1は第2の部分6に固定された少なくとも2つの駆動要素40を備えていると有利である。それら2つの駆動要素40は、第2の部分6の両側に配置され、それぞれが駆動部39の別の部分に連結可能である。例示した実施形態では、特に、第2の部分6は、軸線と略平行な線に沿って細長く延在するとともに、第1の部分4および第2の部分6が少なくとも動作位置にあるとき、少なくとも部分的に第1の部分4の両側に延在する(添付図面では、常に部分的に第1の部分4の両側に延在する)2つの細形アーム12を備える。そして各アーム12は、連結部と連結可能であるとともに対応する駆動要素40を構成する自由端を備える。また、例示した場合では、2つのアームは互いに実質的に鏡像関係にあり、誘導要素27は対応する細形アーム12に分岐線に沿って摺動可能に設けられている。
好適な実施形態では、押し込み器37は、チャンバ8に位置する少なくとも2つのヘッド38を備え(有利にはカプセル2の底部に対して作用するような位置に備える)、ヘッド38は駆動部39に接続され、駆動部39は(水平面において)中心線を横断する方向に主に延在する。実際、図15に示すように、駆動部39はC字形状で水平面に延在し、C字形状の端部は中心線に対して外側に突出し、駆動要素40に接続可能である。
図9に見られるように、第2の部分6は本体43を備え、本体43は動作位置にあるときハウジング5を閉じ、本体43には注入手段が少なくとも部分的に設けられている。本体43は、相互移動手段17の接続ロッド21の前端23および2つの細形アーム12の両方と回転可能に接続されている。移動線に対する本体43の正しい向きは、本体43が移動パネル26とさらに接続されていることにより保証される。移動パネル26は上部フレーム上に摺動可能に誘導される。
既に述べたように、本発明の革新的な態様は、上述の飲料回収手段14と、その一部である、カプセル2の底部を穿孔する穿孔手段16とに関する。
本発明によれば、それらは、作用位置と非作用位置の間で移動可能な少なくとも1つの穿孔要素44を備える。作用位置では、穿孔要素44は使用時、ハウジング5に挿入されたカプセル2に衝突してカプセル2を穿孔することができ(図5参照)、非作用位置では、穿孔要素44は作用位置と比べて後退した位置にあり、使用時は、チャンバ8に挿入されたカプセル2の底部から離間している(図2参照)。穿孔要素44は、中心線と平行な面に延伸し、ひいてはカプセル2の底部に線状の切り口を付けることができる少なくとも1つの刃45を備えていると好ましい。穿孔要素44は中心線と平行に移動すると有利である。
また飲料回収手段14は、第1の部分4と動作可能に関連する引掛け手段46を備えており、引掛け手段46は、引掛け配置と解除配置の間で切換可能である。引掛け配置にあるときは、引掛け手段46は穿孔要素44を作用位置に保持する一方、解除位置にあるときは、穿孔要素44の作用位置から非作用位置への移動を可能にする。
図3および図9に示すように、第1の部分4および第2の部分6が挿入位置にあるとき、穿孔手段16は作用位置にあり、引掛け手段46は引掛け配置にある。一方、図2、7、および14に示すように、第1の部分4および第2の部分6が動作位置にあるとき、穿孔手段16は非作用位置にあり、引掛け手段46は(引掛け配置をとることも可能だが)好ましくは解除配置にある。
第1の弾性手段47が穿孔要素44に動作可能に作用して穿孔要素44を非作用位置へ移動させる。第1の弾性手段47は、第1の部分の外部にある穿孔要素44の基部48と第1の部分4との間に位置するコイルばねから構成されていると有利である。刃45は基部48に固定され、摺動可能かつ封止状態でスルーホールに挿入され、スルーホールは、カプセル2から出てくる飲料のためのドレンチャネル49と連通している。
第1の部分4および/または第2の部分6が挿入位置から動作位置まで移動する間、動作位置に近いとき、あるいは動作位置において、第2の部分6は、引掛け手段46を引掛け配置から解除配置まで切換える。一方、第1の部分4および/または第2の部分6が動作位置から挿入位置まで移動する間、第2の部分6は穿孔要素44を非作用位置から作用位置まで移動させる。
好適な実施形態では、引掛け手段46は少なくとも1つの成形体50を備え、成形体50は、軸線を横断する線に沿って細長く、また少なくとも1つの引掛け歯51を備える中央部と2つの端部52とを備える。引掛け歯51は、引掛け配置に穿孔要素44を保つために、引掛け配置にある穿孔要素44と連結可能である(図5参照)。これに対して、成形体50の2つの端部52は、第2の部分6と動作可能に接続されている。特に例示した実施形態では、2つの端部52は、第2の部分6と摺動可能に連結しており、動作位置と挿入位置との間での移動時、第2の部分6上を摺動する(図6、7参照)。特に、好適な実施形態では、成形体50の各端部52は、第2の部分6の対応する細形アーム12と相互作用し、成形体50を引掛け位置から解除位置まで移動させるのは細形アーム12である。
一方、成形体50は、軸線および上記横断線の両方と略直交する摺動線(したがって、摺動線は、有利には使用時に垂直線となる)にしたがって第1の部分4と摺動可能に関連する。したがって成形体50は、引掛け手段46の引掛け配置に対応する引掛け位置と、引掛け手段46の解除配置に対応する解除位置との間で移動することができる。
より詳細には、成形体50の各端部は、対応する細形アーム12と摺動自在に関連しており(摺動線と平行な静止線に沿ってアーム上に静止している)、各アームは、摺動線と平行な線に沿って盛り上がっている少なくとも1つの凸領域53が形成されている静止面を備えている(対照的に、凸領域53の外側では静止面は、軸線を横断するいかなる面においても同一の関連位置に不変の輪郭を有する)。これに対し、凸領域53は、軸線に垂直な面においてこれと同様となる。このようにして、凸領域53は全体として、成形体50の端部52と相互作用して、成形体50を引掛け位置から解除位置まで移動させるように構成されている(以下でその方法をより詳細に示す)。
成形体50および/または穿孔要素44は、成形部54を備えていると好ましく、成形部54は、穿孔要素44が作用位置と非作用位置の間で移動する際の線に対して角度をなすように設定された表面を実質的に備えている。穿孔要素44が非作用位置から作用位置まで移動する間、穿孔要素44と成形体50とが成形部54において相互作用することにより、成形体50は引掛け位置から解除位置まで移行する。
また引掛け手段46は第2の弾性手段55を備えており、第2の弾性手段55は、成形体50に動作可能に作用して成形体50を引掛け位置へ押し進め、その端部52の細形アーム12との接触を保持する。
添付図面から明らかなように、好適な実施形態では、引掛け手段46は、摺動線に沿って互いに対向するように設けられた2つの成形体50を備えており、それら成形体50は、ともに引掛け位置にあるときは互いに近づき、ともに解除位置にあるときは互いに離間する。第2の弾性手段55は、成形体50の対応する端部52の間に設けられた2つのコイルばねを備えており、これにより端部52同士は互いに引き合う。すなわち、一方では、成形体50のうち1つは穿孔要素44の上で作用し、もう1つはその下で作用し、他方では、成形体50の端部52のうち1つは対応する細形アーム12の上で連結し、もう1つはその下で連結する。アーム12は、2つの凸領域53を備え、うち1つは下方に突出し、もう1つは上方に突出する(「上」、「下」、「上方」、「下方」という語は、使用時のユニット1の位置を参照して理解されるべきである)。
本発明が、粉末食品を収容するカプセル2に熱湯を通過させて飲料を作る、上述の種類の水平ユニット1を備えた機械装置にも関連することは自明である。上記機械装置は、既知の要領で、注入手段に水を供給する手段や、回収手段の出口において飲料を吐出する手段などを備えてもよい。
本発明に係るユニット1の動作は、上記した構造の説明に基づくものである。
第1の部分4および第2の部分6が挿入位置にあるとき(図3、9参照)、移動パネル26は、上部フレーム9を通して開口25を開いたままにするため、そこからカプセル2を挿入することが可能になる。
この要領で挿入されたカプセル2は、重力により、関連する摺動路31の遠位伸張部32に追従足30が挿入されるとともに補助的弾性手段29が作用して、第1配置に位置する保持手段24に達する。カプセル2の上部放射状フランジはチャネルに挿入され、カプセル2は第1の部分4と第2の部分6の間で停止する(図4参照)。
この時点で、相互移動手段17が動作し、第1の部分4および第2の部分6を動作位置に移動させる(図2、14参照)。
磁石と強磁性要素の相互作用により(図9参照)、第1の部分4および/または第2の部分6の挿入位置から動作位置までへの移動は、最初に押し込み器37を第2の位置から第1の位置まで移動させる。しかしながら、中間位置に達したとき、駆動部39がそのストロークの終端に達するため、駆動要素40は駆動部39からは離れた状態でその移動を続けることになる。(図10、11参照)。
またチャンバ8が閉じる間、追従足30は、近位伸張部に達するまで(図12参照)摺動路31に沿って摺動する。したがって、誘導要素27は第2配置へ移動し、カプセル2はハウジング5から放出される。
またユニット1が閉じる間、カプセル2の底部および必要に応じてその蓋も刺突される(図11、12参照)。特に、添付図面に例示した本発明の好適な実施形態によれば、カプセルをハウジングに挿入する際、カプセルの底部は(保持手段および/または第2の部分により)穿孔要素44に押し付けられる。穿孔要素44はカプセルの底部を穿孔し、したがって飲料の流出を可能にする孔が形成される。底部が穿孔された後、動作位置に達する直前、成形体50の端部52はアームの凸領域53と隣接する(図6参照)。第2の部分6と第1の部分4の間のその後の相対移動により、端部52は凸領域53上に乗り上げ(図7参照)、したがって成形体50同士は引き離され、穿孔要素44から外れる(図13)。その時点で遊離状態にある穿孔要素44は、次いで第1の弾性手段47により非作用位置へ移動させられ(図14参照)、飲料流出を可能にするカプセル2の穿孔底部から外される。
最後に、カプセル2の抽出が完了すると、相互移動手段17は第1の部分4および/または第2の部分6を動作位置から挿入位置まで移動させる。すなわち、駆動要素40は最初は駆動部39に対して摺動するが、中間位置では駆動部39に係合し(図16参照)、そこから後は押し込み器37を第1の位置から第2の位置まで押し進める。したがって、押し込み器37のヘッド38はカプセル2の底部に作用し、カプセル2をハウジング5から排出する。
本発明は有意義な利点をもたらす。
実際には、本発明に係る底部穿孔手段は、一方では、挿入工程時にカプセルの所定の刺突を保証する一方、他方では、特に穿孔手段に刃を用いる場合、特許文献3に記載のものと同質の利益をもたらす。
最後に、本発明は比較的容易に製造することができ、本発明の実施に関連するコストもそれほど高いものではないことに留意されたい。
上記発明は、発明の概念の範囲から逸脱することなく、幾通りかの方法で修正および利用することができる。
さらに、本発明のすべての詳細は、他の技術的に同等の要素および材料で代用することができる。また種々のコンポーネントの形状ならびに寸法は、必要に応じて変更可能である。
1 水平ユニット
2 カプセル
3 支持構造体
4 第1の部分
5 ハウジング
6 第2の部分
7 環状フランジ
8 抽出チャンバ
9 上部フレーム
10 下部フレーム
11 スリット
12 細形アーム
13 水注入手段
14 飲料回収手段
15 刺突手段
16 穿孔手段
17 移動手段
18 動作軸
19 クランク
20 外側端
21 接続ロッド
22 後端
23 前端
24 保持手段
25 開口
26 パネル
27 誘導要素
28 座部
29 補助的弾性手段
30 追従足
31 摺動路
32 遠位伸張部
33 近位伸張部
34 傾斜伸張部
35 拡大部
36 排出手段
37 押し込み器
38 ヘッド
39 駆動部
40 駆動要素
41 磁石
42 強磁性要素
43 本体
44 穿孔要素
45 刃
46 引掛け手段
47 第1の弾性手段
48 基部
49 チャネル
50 成形体
51 引掛け歯
52 端部
53 凸領域
54 成形部
55 第2の弾性手段

Claims (11)

  1. 支持構造体(3)と、
    少なくとも第1の部分(4)および第2の部分(6)であって、
    前記第1の部分(4)は、前記支持構造体(3)に設けられ、抽出対象である粉末食品を収容するカプセル(2)を受けるハウジング(5)を形成し、
    前記第2の部分(6)は、前記支持構造体(3)に設けられ、前記ハウジング(5)を閉じる要素の形状をなしており、
    前記第1の部分(4)および前記第2の部分(6)のうちの少なくとも一方は、前記2つの部分が連結するとともに前記ハウジング(5)では前記カプセル(2)を保持できる抽出チャンバ(8)が前記2つの部分の間に形成される動作位置と、前記2つの部分が離間するとともに前記カプセル(2)を前記2つの部分間に配置することが可能なカプセル(2)挿入位置との間で、他方に対して水平方向に移動可能であり、前記2つの部分(4)、(6)は、前記ハウジング(5)の中心線と平行な軸線にほぼ沿って互いに移動可能であり、前記軸線は、使用時、略水平に配置される、
    前記少なくとも第1の部分(4)および第2の部分(6)と、
    前記チャンバ(8)と動作可能に関連する水注入手段(13)および飲料回収手段(14)であって、使用時、前記水注入手段(13)は、前記チャンバ(8)に収容された前記カプセル(2)に水を送り、前記飲料回収手段(14)は、前記カプセル(2)から出てくる飲料を回収する、前記水注入手段(13)および前記飲料回収手段(14)と、
    前記支持構造体(3)と少なくとも前記第1の部分(4)および第2の部分(6)のうちの移動可能な部分との間に設けられた、前記2つの部分(4)、(6)を相互に移動させる移動手段(17)と、
    前記第1の部分(4)と前記第2の部分(6)が前記挿入位置にあるときに前記第1の部分(4)と前記第2の部分(6)の間に配置されたカプセル(2)を保持する保持手段(24)と、
    前記第1の部分(4)と前記第2の部分(6)が前記動作位置から前記挿入位置まで移動するとき前記カプセル(2)を前記ハウジング(5)から排出する排出手段(36)とを備えた、粉末食品を収容するカプセルを用いて飲料を作るための水平ユニットにおいて、
    前記飲料回収手段(14)は、前記カプセル(2)の底部を穿孔する穿孔手段(16)を備え、該穿孔手段(16)は、作用位置と非作用位置との間で移動可能な少なくとも1つの穿孔要素(44)を備え、前記作用位置では、使用時、前記穿孔要素(44)は前記ハウジング(5)に挿入されたカプセル(2)と衝突して前記カプセル(2)を穿孔し、前記非作用位置では、前記穿孔要素(44)は前記作用位置と比べて後退した位置にあるとともに、使用時は前記チャンバ(8)に挿入されたカプセル(2)の底部から離間しており、
    前記飲料回収手段(14)は、前記第1の部分(4)と動作可能に関連するとともに引掛け配置と解除配置との間で切換可能な引掛け手段(46)を備え、前記引掛け配置では、前記引掛け手段(46)は前記穿孔要素(44)を前記作用位置に保持し、前記解除配置では、前記引掛け手段(46)により前記穿孔要素(44)は前記作用位置から移動することが可能になり、前記第1の部分(4)および前記第2の部分(6)が前記挿入位置にあるときは、前記穿孔手段(16)は前記作用位置に、前記引掛け手段(46)は引掛け配置にあり、
    前記飲料回収手段(14)は、前記穿孔要素(44)に動作可能に作用して前記穿孔要素(44)を前記非作用位置へ移動させる第1の弾性手段(47)を備え、
    前記第1の部分(4)および/または前記第2の部分(6)の前記挿入位置から前記動作位置までの移動時、前記動作位置に近いとき、あるいは前記動作位置において、前記第2の部分(6)は、前記引掛け手段(46)を前記引掛け配置から前記解除配置まで切り換え、
    前記第1の部分(4)および/または前記第2の部分(6)の前記動作位置から前記挿入位置までの移動時、前記第2の部分(6)は、前記穿孔要素(44)を前記非作用位置から前記作用位置まで移動させることを特徴とする水平ユニット。
  2. 前記穿孔要素(44)は、少なくとも1つの刃(45)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の水平ユニット。
  3. 前記引掛け手段(46)は、前記軸線を横断する線に沿って細長い少なくとも1つの成形体(50)を備え、該成形体(50)は、前記引掛け配置に前記穿孔要素(44)を保つために前記引掛け配置にある前記穿孔要素(44)と連結可能な少なくとも1つの引掛け歯(51)を備える中央部と、前記第2の部分(6)に動作可能に接続された2つの端部(52)とを備えるとともに、前記成形体(50)は、前記軸線および前記横断線の両方と略直交する摺動線に沿って、前記引掛け配置に対応する引掛け位置と前記解除配置に対応する解除位置との間で第1の部分(4)と摺動可能に関連していることを特徴とする、請求項1または2に記載の水平ユニット。
  4. 前記成形体(50)および/または前記穿孔要素(44)は、前記穿孔要素(44)が前記作用位置と前記非作用位置の間で移動する際の線に対して角度をなすよう設定された表面を実質的に備えた成形部(54)も備え、前記穿孔要素(44)が前記非作用位置から前記作用位置まで移動する間、前記穿孔要素(44)と前記成形体(50)とが前記成形部(54)において相互作用することにより、前記成形体(50)は前記引掛け位置から前記解除位置まで移行することを特徴とする、請求項3に記載の水平ユニット。
  5. 前記引掛け手段(46)は、前記成形体(50)に動作可能に作用して前記成形体(50)を前記引掛け位置へ移動させる第2の弾性手段(55)も備えることを特徴とする、請求項3または4に記載の水平ユニット。
  6. 前記第2の部分(6)は、前記軸線に略平行な線に沿って細長く、かつ、前記第1の部分(4)および前記第2の部分(6)が少なくとも前記動作位置にあるときに前記第1の部分(4)の両側において少なくとも部分的に延在する2つの細形アーム(12)を備え、各細形アーム(12)は、前記成形体(50)の対応する端部(52)と相互作用して前記成形体(50)を前記引掛け位置から前記解除位置まで移動させることを特徴とする、請求項3〜5のいずれか一項に記載の水平ユニット。
  7. 前記成形体(50)の前記各端部(52)は、対応する前記アーム(12)と摺動可能に関連しており、前記アーム(12)のそれぞれは前記摺動線に平行な線に沿って盛り上がる少なくとも1つの凸領域(53)を備えており、前記凸領域(53)は、前記成形体(50)の端部(52)と相互作用するとき、前記成形体(50)を前記引掛け位置から前記解除位置まで移動させるように構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の水平ユニット。
  8. 前記引掛け手段(46)は、前記摺動線に沿って互いに対向するように設けられた2つの前記成形体(50)を備え、該2つの成形体は、ともに引掛け位置にあるときは互いに近づき、ともに解除位置にあるときは互いに離間することを特徴とする、請求項3〜7のいずれか一項に記載の水平ユニット。
  9. 前記第1の部分(4)および前記第2の部分(6)が前記動作位置から前記挿入位置まで移動するときに前記カプセル(2)を前記ハウジングから排出する排出手段(36)をさらに備えた前記水平ユニットにおいて、前記排出手段(36)は、前記第1の部分(4)と摺動可能に関連するとともに、前記チャンバ(8)に位置するヘッド(38)および前記チャンバの外部に位置する駆動部(39)が設けられた少なくとも1つの押し込み器(37)を備え、該押し込み器(37)は、前記ヘッド(38)によりカプセル(2)の前記ハウジング(5)への挿入が可能となる第1の位置と、前記ヘッド(38)によりカプセル(2)の前記ハウジング(5)への挿入が妨げられる第2の位置との間で移動可能であり、前記第2の部分(6)は、前記駆動部(39)に作用して前記押し込み器(37)を前記第1の位置に移動させ、前記穿孔要素(44)は、前記押し込み器(37)に摺動可能に連結して、前記作用位置から前記非作用位置まで移行するときは前記押し込み器(37)に対して移動し、前記押し込み器(37)がそれ自体の第1の位置から第2の位置まで移行するときは前記押し込み器(37)によって前記作用位置へ移動させられることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の水平ユニット。
  10. 前記第1の部分(4)は前記支持構造体(3)に対して固定されており、前記第2の部分(6)は前記第1の部分(4)に対して移動し、前記保持手段(24)は、前記第2の部分(6)とともに移動することにより前記カプセル(2)を前記ハウジングに挿入し、次いで、前記第1の部分(4)および前記第2の部分(6)が前記動作位置に達する前に、前記カプセル(2)を遊離させることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の水平ユニット。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の水平ユニット(1)を備えることを特徴とする、粉末食品を収容するカプセルに熱湯を通過させることにより飲料を作る機械装置。
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