JP2016528455A - フリーホイール - Google Patents

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Abstract

本発明は、トルク伝達を遮断又はロックするフリーホイール、特に電気機械を自動車のパワートレーンに選択的に接続するフリーホイールであって、トルクを導入及び/又は導出する第1のレースと、第1のレースに対して大まかに同軸に配置される、トルクを導出及び/又は導入する第2のレースと、ロック位置とフリーホイール位置との間で旋回可能な少なくとも2つのロック要素であって、ロック位置においてトルク伝達すべく第1のレースを第2のレースにロックし、フリーホイール位置においてトルク伝達を遮断すべく第2のレースに対する第1のレースの相対回転を可能にするロック要素と、を備え、ロック要素と第2のレースとの間には、ロック位置において、製造公差tが存在し、第2のレースは、第1のレースに対して相対的に一ラジアル平面内で位置公差Tの分だけ変位可能であり、位置公差Tは、製造公差tより大きいフリーホイールに関する。第2のレースは、ラジアル平面内での位置移動によりロック要素に対して相対的に自動的にセンタリングされるとともに、第1のレースに対しては相対的に自動的にセンタリングされ得ないので、ロック要素と第2のレースとの間の製造公差tは、補償可能である。その結果、ロック位置においてすべてのロック要素が、トルクの伝達時に実質的に同じ負荷を受け、これにより、伝達すべきトルクが高くても長寿命のフリーホイールが実現可能である。

Description

本発明は、例えば電気機械を自動車のパワートレーンに選択的に接続すべく、選択的にトルク伝達を許容したり、遮断したりすることが可能なフリーホイールに関する。
図1に示す公知のラッチ式フリーホイール10は、内レース12と、内レース12に対して同軸に配置される相対回動可能な外レース14とを備えている。内レース12は、複数の収容ポケット16を有しており、収容ポケット16内には、ロックラッチとして構成されるそれぞれ1つのロック要素18が旋回可能に装入されている。その結果、ロック要素18は、ロック要素18が第1の周方向での相対回転時に外レース14のロック凹部20に係合する図示のロック位置と、ロック要素18が第1の周方向とは逆方向の第2の周方向での相対回転時に支持ばね22のばね力に抗してロック凹部20から外レース14により押し出されるフリーホイール位置との間で旋回可能である。図示の形態では、付加的に第2のロック要素24が設けられており、第2のロック要素24は、第2のロック要素24が第2の周方向での相対回転時に外レース14のロック凹部20に係合するロック位置と、第2のロック要素24が第1の周方向での相対回転時に支持ばね22のばね力に抗してロック凹部20から外レース14により押し出される図示のフリーホイール位置との間で旋回可能である。内レース12に対して相対回動可能な切り換えケージ26により、ロック要素18又は第2のロック要素24は、支持ばね22のばね力に抗してそれぞれのフリーホイール位置に強制移動され得る。
フリーホイールの寿命を損ねることなく、フリーホイールを用いて高いトルクを伝達することができるようにしたいという要求が常に存在する。
本発明の課題は、伝達すべきトルクが高くても長寿命のフリーホイールを実現する方策を示すことである。
上記課題は、本発明により、請求項1の特徴を有するフリーホイールと、請求項8の特徴を有するフリーホイールをセンタリングする方法とにより解決される。本発明の好ましい態様は、従属請求項に記載されている。従属請求項は、それぞれ単独でも、互いに組み合わされても、本発明の一態様をなし得る。
本発明により、トルク伝達を遮断又はロックするフリーホイール、特に電気機械を自動車のパワートレーンに選択的に接続するフリーホイールは、トルクを導入及び/又は導出する第1のレースと、第1のレースに対して大まかに同軸に配置される、トルクを導出及び/又は導入する第2のレースと、ロック位置とフリーホイール位置との間で旋回可能な少なくとも2つのロック要素であって、ロック位置においてトルク伝達すべく第1のレースを第2のレースにロックし、フリーホイール位置においてトルク伝達を遮断すべく第2のレースに対する第1のレースの相対回転を可能にするロック要素と、を備え、ロック要素と第2のレースとの間には、ロック位置において、製造公差tが存在し、第2のレースは、第1のレースに対して相対的に一ラジアル平面内で位置公差Tの分だけ変位可能であり、位置公差Tは、製造公差tより大きい。
第1のレースと第2のレースとの間でできる限り大きなトルクを伝達する場合、1つだけのロック要素を介した力伝達経路では、一般に不十分である。ロック要素は、ロック位置において第1のレースと第2のレースとに間に噛まれていて、圧縮荷重を受ける。その結果、全力伝達経路が唯一のロック要素を介して延びている場合、このロック要素は塑性変形、それどころか座屈してしまう場合がある。さらに、これによって、かなり大きな横方向力がフリーホイールの支持部に作用する恐れがある。それゆえ、できる限り大きなトルクが伝達されることが望まれる場合、できる限り多数のロック要素が同時に第1のレースと第2のレースとの間の力伝達経路内にトルク伝達のために有効となっていることが保証されるべきである。しかし、製造公差により、様々なロック要素がロック位置において同じ相対角度位置にあるときにラジアル方向で第1のレースから張り出す量にばらつきが生じる場合があり、その結果、1つのロック要素が運転中に塑性変形して初めて、その他のロック要素が有効となる可能性が原則として存在することが判っている。これにより、フリーホイールの寿命及び/又は最大で可能な伝達可能トルクは、大幅に減じられてしまう場合がある。ロック要素と第2のレースとの間でロック位置において生じる製造公差tは、特に、第1のレースに設けられた、ロック要素を旋回可能に支持する収容ポケットの位置公差と、収容ポケットに形状を付与する際の製造公差と、収容ポケット内でのロック要素の位置公差と、ロック要素の製造公差、特にロック要素の長さに関する製造公差と、第2のレース内に設けられるロック凹部の位置公差と、ロック凹部に形状を付与する際の製造公差との組み合わせとなる。これにより、ロック要素と第2のレースとの間の製造公差tは、長く延びた公差の連鎖の結果であり、そのため、公差要求の高まりは、フリーホイールの製造コストの大幅な上昇をもたらす。
本発明に係るフリーホイールの場合、第2のレースは、第1のレースに対して相対的に正確にセンタリングされていない。その代わりに第2のレースは、第1のレースに対して意図的に大まかにのみセンタリングされており、フリーホイールの回転軸線に対して垂直に延びる一ラジアル平面内での、第1のレースに対する第2のレースの相対位置の位置公差Tは、ロック要素と第2のレースとの間の製造公差tを上回っている。ロック要素のロック位置において、第2のレースは、まず、公差に起因して、1つのロック要素にのみ当接する場合がある。トルクがフリーホイールに導入されると、まず、第1のレース及び第2のレースは互いに相対的に回動しようとする。このとき、第2のレースは、第2のレースに既に接触しているロック要素において支持され、これにより、第1のレースの回転中心に対して偏心的に変位された回転中心周りに、第2のレースが別のロック要素に接触するまで回動することができる。ロック要素における支持は、必ずしも不撓である必要はなく、例えばロック要素の弾性変形及び/又はロック位置での第1のレースに対するロック要素の相対角度位置に関する遊びにより、ある程度柔軟性をもって構成されていてもよい。これにより第2のレースは、2つのロック要素への接触後、再び、第1のレースの回転中心に対して偏心的に変位された回転中心周りに、第2のレースが別のロック要素と接触するまで回動することができる(以下、同様)。これにより第2のレースは、第1のレースに対して相対的にラジアル平面内で実質的に自由に、第2のレースがロック位置においてすべてのロック要素に均等に支持されているようになるまで移動可能である。これにより第2のレースは、ロック要素と第2のレースとの間の製造公差tが粗くても、自動的にロック要素においてセンタリングされ得る。第2のレースは、ラジアル平面内での位置移動によりロック要素に対して相対的に自動的にセンタリングされるとともに、第1のレースに対しては相対的に自動的にセンタリングされ得ないので、ロック要素と第2のレースとの間の製造公差tは、補償可能である。その結果、ロック位置においてすべてのロック要素が、トルクの伝達時に実質的に同じ負荷を受け、これにより、伝達すべきトルクが高くても長寿命のフリーホイールが実現可能である。
第1のレースは、内レースとして構成されていることができる一方、第2のレースは、外レースとして構成されている。択一的に、第1のレースは、外レースとして構成されていることができる一方、第2のレースは、内レースとして構成されている。特に複数のロック要素が設けられており、複数のロック要素は、好ましくは周方向で均等に分配配置されている。フリーホイールは、特に切り換え可能に構成されている。このために、例えば第1のレースに対して相対回動可能な切り換えケージが設けられていてもよい。切り換えケージは、特に中立位置でロック要素に対して間隔を置いていることができ、ロック要素の、ロック位置とフリーホイール位置との間での旋回運動を許容する。好ましくは、切り換えケージは、第1の切り換え位置においてロック要素をフリーホイール位置に押し込み、かつ/又は第2の切り換え位置においてロック要素をロック位置に固定することができる。好ましくは、第1の周方向での相対回転時にロックを行う第1のロック要素と、第1の周方向とは逆方向の第2の周方向での相対回転時にロックを行う第2のロック要素とが設けられている。この場合、特に、第1のロック要素及び第2のロック要素の両方又は第1のロック要素のみ又は第2のロック要素のみが切り換え可能に構成されている。特に第1のロック要素及び第2のロック要素は、それぞれ対をなして設けられており、好ましくは、それぞれのフリーホイール位置において第1のレースの共通の収容凹部に押し込まれ得る。特に支持ばねは、ロック位置において第1のレースに対する最大で可能な所定の相対角度を規定すべく、ロック位置においてロック要素を当接部に押し付けることができる。第2のレースは、特に、第1のレースと第2のレースとの間でトルクを伝達すべく、ロック位置においてロック要素が特に支持ばねにより押し込まれることになるロック凹部を有している。ロック位置においてロック要素は、特に形状結合(formschluessig:形状による束縛)を介して第1のレースと第2のレースとの間に噛み込まれていることができる。
支持ばねは、特に、張り出した、弾性的に撓曲可能なばね金属薄板として構成されていることができ、ばね金属薄板は、好ましくは実質的に接線方向で、特に円く曲げられた端部にて、フリーホイール位置とロック位置との間でばね力によりロック要素に当接する。支持ばねは、特に第1の接線方向の端部にて第1のロック要素に、反対方向の接線方向を向いた第2の接線方向の端部にて第2のロック要素に作用することができる。フリーホイールは、特に自動車のエンジンの駆動軸に連結されるベルトプーリ、特に自動車の補機を駆動するベルトプーリ及び/又は自動車のエンジンを始動する好ましくはスタータジェネレータとして形成されるスタータを接続するベルトプーリ内に、ベルトプーリをフリーホイールを介して駆動軸に連結すべく設けられていることができる。特にベルトプーリを介して電気機械が自動車のパワートレーンに連結可能である。
特に位置公差T及び製造公差tに関して、1.0<T/t≦3.0、特に1.1≦T/t≦2.5、好ましくは1.2≦T/t≦2.0、特に好ましくは1.3≦T/t≦1.5が成立する。この範囲の位置公差Tで、第2のレースは、ラジアル平面内でロック要素において位置調整するに十分なスペースを有している。特に第2のレースのために、第1のレースに対して相対的に、特に安価なすきまばめが設けられていてもよい。
好ましくは、ロック位置における第1のレースに対するロック要素の最大の相対角度位置が、第2のレースとは別の当接部への当接により規定されており、当接部は、特に第1のレースにより形成されているか、又はロック要素をロック位置及び/又はフリーホイール位置において解放又は固定する、第1のレースに対して相対回動可能な切り換えケージにより形成されている。当接部により、第1のレースとは無関係に、ロック位置における第1のレースに対するロック要素の相対角度位置が規定可能であり、その結果、特に、ロック要素に対して相対的な第2のレースのセンタリング期間中のロック要素の過剰な傾倒は、回避可能である。特に、ロック要素が当接部に当接すると、第2のレースのための所定の回転中心が、第2のレースに当接するロック要素により規定され得る。
特に好ましくは、第1のレース及び/又は第2のレースは、プレセンタリングレースにおいて位置公差Tをもってセンタリングされている。プレセンタリングレースは、特にスリーブとして構成されていることができ、スリーブの内面あるいは外面においてプレセンタリングが位置公差Tをもって実施される。これにより、第1のレースに対して相対的なラジアル方向での第2のレースの過度に強い変位は、回避可能である。第2のレースが第1のレースに当接する前に、第1のレース及び/又は第2のレースの、プレセンタリングレースへの当接が実施可能である。これにより特に、例えば第1のレース及び/又は第2のレースの自重により、第1のレースと第2のレースとが、周囲の一箇所において接近して、ロック要素が、フリーホイール位置に押し込まれ、特に第2のレースのロック凹部から外れてしまい、これにより、ロック要素における第2のレースの自動的なセンタリングが困難になってしまうこと、又は失敗してしまうことは、回避可能である。
特に第1のレース及び/又は第2のレースは、ねじり振動ダンパの一部であり、特に第1のレース及び/又は第2のレースは、実質的に接線方向で作用するエネルギ蓄え器要素、特に弧状ばねを有するねじり振動デカップラの入力フランジ又は出力フランジを形成する。この場合、第1のレース及び/又は第2のレースは、特に、位置公差T内でのすべての極端位置でエネルギ蓄え器要素が作用することができるような延在長さをラジアル方向で有していることができる。このためにエネルギ蓄え器要素には、位置公差Tの範囲内での、ラジアル平面内での第1のレース及び/又は第2のレースの変位を許容する逃げ角を設定することができる。これによりねじり振動ダンパは、ラジアル平面内での第1のレース及び/又は第2のレースの位置変化に特に鈍感であることができる。好ましくは、フリーホイールの内レースは、堅固にトルク導入要素(特に自動車のエンジンの駆動軸)又はトルク導出要素(特に補機を接続するベルトプーリ)に接続されている一方、ねじり振動ダンパは、堅固にトルク導出要素又はトルク導入要素に接続されており、フリーホイールの外レースは、位置公差Tをもってラジアル平面内を内レースに対して相対的に可動に構成されている。
好ましくは、第2のレースに対して相対的な、第1の周方向での第1のレースの相対回転時にロックを行う、複数の第1のロック要素のセットが設けられており、特に少なくとも3つの第1のロック要素が設けられている。複数のロック要素により、ロック位置におけるトルクの伝達時にロック要素に作用する力は、相応の個数のロック要素に分配可能であるので、個々のロック要素の負荷は、相応により僅かである。さらに、発生する横方向力は、相互に補償可能である。特にロック要素は、第2のレースの所定のセンタリングを、特に3点センタリングを介して達成可能である。
特に好ましくは、第2のレースに対して相対的な、第1の周方向とは逆方向の第2の周方向での第1のレースの相対回転時にロックを行う、複数の第2のロック要素のセットが設けられており、特に少なくとも3つの第2のロック要素が設けられている。これにより、特に切り換え可能なフリーホイールは、周方向での2方の異なる相対回転時に有効となることができる。特に第1の周方向での第2のレースに対する第1のレースの相対回転時にも、第1の周方向とは逆方向の第2の周方向での第2のレースに対する第1のレースの相対回転時にも、ロック要素における第2のレースの自動的なセンタリングが実施可能である。
さらに本発明は、前述のように形成され、構成されていることのできるフリーホイールをセンタリングする方法であって、第2のレースに対して相対的な、第1の周方向での第1のレースの相対回転時にロックを行う、N個の複数のロック要素のセットを、フリーホイールのトルクフリー(トルク伝達のない)の状態で、ロック位置におき、第2のレースをn個のロック要素に当接させ、ここでnはNより小さく、次に、トルクを第1のレース及び/又は第2のレースに導入し、次に、第2のレースがn個より多いロック要素、特にN個のロック要素に当接するまで、ラジアル平面内で第1のレースに対する第2のレースの相対位置を変更する方法に関する。N及びnは、ゼロより大きい自然数、正整数である。好ましくは、センタリングの開始時、n=1である。ここで、n=2又はn=3も原則可能である。第2のレースは、ラジアル平面内での位置移動によりロック要素に対して相対的に自動的にセンタリングされるとともに、第1のレースに対しては相対的に自動的にセンタリングされ得ないので、ロック要素と第2のレースとの間の製造公差tは、補償可能である。その結果、ロック位置においてすべてのロック要素が、トルクの伝達時に実質的に同じ負荷を受け、これにより、伝達すべきトルクが高くても長寿命のフリーホイールが実現可能である。
特に第2のレースを、ラジアル平面内での相対位置の変更中、n個のロック要素において支持する。ロック要素における支持は、必ずしも不撓である必要はなく、例えばロック要素の弾性変形及び/又はロック位置での第1のレースに対するロック要素の相対角度位置に関する遊びにより、ある程度柔軟性をもって構成されていてもよい。これにより、第2のレースと接触する少なくとも1つのロック要素は、センタリング中、第2のレースのための、第1のレースの回転中心に対して偏心的に変位された回転中心を達成可能であり、その結果、第2のレースは、第2のレースが別のロック要素と接触するまで回動可能である。これにより第2のレースは、2つのロック要素との接触後、再び、第1のレースの回転中心に対して偏心的に変位された回転中心周りに、第2のレースが別のロック要素と接触するまで回動することができる(以下、同様)。これにより第2のレースは、第1のレースに対して相対的にラジアル平面内で実質的に自由に、第2のレースがロック位置においてすべてのロック要素に均等に支持されているようになるまで移動可能である。
以下に、本発明について、添付の図面を参照しながら、好ましい実施の形態を基にして例示的に説明する。以下に示す特徴は、それぞれ、単独でも、互いに組み合わされても、本発明の一態様をなし得るものである。
公知のラッチ式フリーホイールの概略断面図である。 図1に示す細部IIの概略図である。 本発明に係るフリーホイールの概略断面図である。
図3に示すラッチ式フリーホイール10として構成される本発明に係るフリーホイールは、第1のレースとして内レース12を備え、第2のレースとして、内レース12に対して同軸に配置され、相対回動可能な外レース14を備えている。内レース12は、複数の収容ポケット16を有している。収容ポケット16内には、ロックラッチあるいは止め爪として構成されるそれぞれ1つのロック要素18が旋回可能に装入されている。その結果、ロック要素18は、ロック要素18が第1の周方向での相対回転時に外レース14のロック凹部20に係合する図示のロック位置と、ロック要素18が第1の周方向とは逆方向の第2の周方向での相対回転時に支持ばね22のばね力に抗してロック凹部20から外レース14により押し出されるフリーホイール位置との間で旋回可能である。図示の実施の形態では、付加的に第2のロック要素24が設けられている。第2のロック要素24は、第2のロック要素24が第2の周方向での相対回転時に外レース14のロック凹部20に係合する図示のロック位置と、第2のロック要素24が第1の周方向での相対回転時に支持ばね22のばね力に抗してロック凹部20から外レース14により押し出されるフリーホイール位置との間で旋回可能である。内レース12に対して相対回動可能な切り換えケージ26により、ロック要素18又は第2のロック要素24は、支持ばね22のばね力に抗してそれぞれのフリーホイール位置に強制移動され得る。切り換えケージ26は、図3には示していない。このために切り換えケージ26は、当接部28でもってロック要素24を押圧することができる。
図2において、図1に示したラッチ式フリーホイール10に例示するように、複数の位置公差及び/又は製造公差に起因して、公差の連鎖が存在する場合がある。このような公差の連鎖は、ロック位置においてロック凹部20内にロック要素18,24と外レース14との間の製造公差tを引き起こし、このロック要素18,24を介した力伝達経路を中断してしまう恐れがある。製造公差tを自動的に補償すべく、外レース14は、製造公差tを上回る位置公差Tをもって例えばプレセンタリングレース30内に装入されており、これによりラッチ式フリーホイール10の一ラジアル平面内で内レース12に対して相対的に変位可能であることで、大まかにのみ内レース12においてセンタリングされている。プレセンタリングレース30は、垂直組み付け時に外レース14が重力の影響を受けて内レース12上まで降下するのを防止する。フリーホイール運転中、外レース14は、内レース12に対して相対的に自由に回転可能である。ロック位置においては、外レース14は、相対回転方向次第でロック要素18又は第2のロック要素24において、ロック要素18,24における外レース14の特に3点センタリングが実施され、製造公差tが補償されるまで、自動的にセンタリングされ得る。このとき、外レース14の中心は、内レース12の回転中心とは異なっている場合がある。
図3に示す実施の形態において、外レース14は、ねじり振動ダンパ34の出力フランジ32を有している。ねじり振動ダンパ34は、弧状ばね36として構成されるエネルギ蓄え器要素を有している。エネルギ蓄え器要素は、導入されたトルクを、振動を減衰しつつ出力フランジ32に放出可能である。弧状ばね36は、実質的に接線方向で外レース14の出力フランジ32に作用する。出力フランジ32は、ラジアル平面内での位置公差T分の変位時にも確実な力導入を可能にするラジアル方向の延在長さを有している。加えて弧状ばね36は、所定の逃げ角を許容するので、ロック要素18,24におけるセンタリング時の外レース14の位置変化が、ねじり振動ダンパ34の機能性を顕著に損ねることはない。ねじり振動ダンパ34は、図示の実施の形態において、ねじり振動デカップラとして構成されている。ねじり振動ダンパ34として、はずみ質量体(マス)が弾性材料を介して結合されているゴムダンパを設けることも可能である。この場合、特にプレセンタリングレース30は省略されてもよい。
10 ラッチ式フリーホイール
12 内レース
14 外レース
16 収容ポケット
18 ロック要素
20 ロック凹部
22 支持ばね
24 第2のロック要素
26 切り換えケージ
28 当接部
30 プレセンタリングレース
32 出力フランジ
34 ねじり振動ダンパ
36 弧状ばね

Claims (9)

  1. トルク伝達を遮断又はロックするフリーホイール、特に電気機械を自動車のパワートレーンに選択的に接続するフリーホイールであって、
    トルクを導入及び/又は導出する第1のレース(12)と、
    前記第1のレース(12)に対して大まかに同軸に配置される、トルクを導出及び/又は導入する第2のレース(14)と、
    ロック位置とフリーホイール位置との間で旋回可能な少なくとも2つのロック要素(18,24)であって、前記ロック位置においてトルク伝達すべく前記第1のレース(12)を前記第2のレース(14)にロックし、前記フリーホイール位置においてトルク伝達を遮断すべく前記第2のレース(14)に対する前記第1のレース(12)の相対回転を可能にするロック要素(18,24)と、
    を備え、
    前記ロック要素(18,24)と前記第2のレース(14)との間には、前記ロック位置において、製造公差tが存在し、前記第2のレース(14)は、前記第1のレース(12)に対して相対的に一ラジアル平面内で位置公差Tの分だけ変位可能であり、前記位置公差Tは、前記製造公差tより大きい、
    ことを特徴とするフリーホイール。
  2. 前記位置公差T及び前記製造公差tに関して、1.0<T/t≦3.0、特に1.1≦T/t≦2.5、好ましくは1.2≦T/t≦2.0、特に好ましくは1.3≦T/t≦1.5が成立する、請求項1に記載のフリーホイール。
  3. 前記ロック位置における前記第1のレース(12)に対する前記ロック要素(18,24)の最大の相対角度位置が、第2のレース(14)とは別の当接部(28)への当接により規定されており、前記当接部(28)は、特に前記第1のレース(12)により形成されているか、又は前記ロック要素(18,24)を前記ロック位置及び/又は前記フリーホイール位置において解放又は固定する、前記第1のレース(12)に対して相対回動可能な切り換えケージ(26)により形成されている、請求項1又は2に記載のフリーホイール。
  4. 前記第1のレース(12)及び/又は前記第2のレース(14)は、プレセンタリングレース(30)において前記位置公差Tをもってセンタリングされている、請求項1から3までのいずれか1項に記載のフリーホイール。
  5. 前記第1のレース(12)及び/又は前記第2のレース(14)は、ねじり振動ダンパ(34)の一部であり、特に前記第1のレース(12)及び/又は前記第2のレース(14)は、実質的に接線方向で作用するエネルギ蓄え器要素、特に弧状ばね(34)を有するねじり振動デカップラの入力フランジ又は出力フランジ(32)を形成する、請求項1から4までのいずれか1項に記載のフリーホイール。
  6. 前記第2のレース(14)に対して相対的な、第1の周方向での前記第1のレース(12)の相対回転時にロックを行う、複数の第1のロック要素(18)のセットが設けられており、特に少なくとも3つの第1のロック要素(18)が設けられている、請求項1から5までのいずれか1項に記載のフリーホイール。
  7. 前記第2のレース(14)に対して相対的な、前記第1の周方向とは逆方向の第2の周方向での前記第1のレースの相対回転時にロックを行う、複数の第2のロック要素(24)のセットが設けられており、特に少なくとも3つの第2のロック要素(24)が設けられている、請求項6に記載のフリーホイール。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載のフリーホイール(10)をセンタリングする方法であって、
    前記第2のレース(14)に対して相対的な、第1の周方向での前記第1のレース(12)の相対回転時にロックを行う、N個の複数のロック要素(18,24)のセットを、前記フリーホイール(10)のトルクフリーの状態で、前記ロック位置におき、前記第2のレース(14)をn個のロック要素(18,24)に当接させ、ここでnはNより小さく、
    次に、トルクを前記第1のレース(12)及び/又は前記第2のレース(14)に導入し、
    次に、前記第2のレース(14)がn個より多いロック要素(18,24)、特にN個のロック要素(18,24)に当接するまで、前記ラジアル平面内で前記第1のレース(12)に対する前記第2のレース(14)の相対位置を変更する、
    ことを特徴とする方法。
  9. 前記第2のレース(14)を、前記ラジアル平面内での相対位置の変更中、前記n個のロック要素(18,24)において支持する、請求項8に記載の方法。
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