JP2016527488A - 接触面を備えたセンサエレメント - Google Patents

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Abstract

本発明は、特にガスの物理的な特性を検出するため、特に内燃機関の排ガスのガス成分の濃度又は排ガスの温度又は排ガスの固体成分又は液体成分の濃度を検出するためのセンサエレメントであって、当該センサエレメント(20)は、例えば固体電解質シート(21)を有し、かつその長手方向において、互いに反対側に位置する第1の端部領域(201)と第2の端部領域(202)とを有しており、このとき当該センサエレメント(20)は、第2の端部領域(202)の外側に、特に第1の端部領域(201)に機能エレメントを有していて、該機能エレメントは、第2の端部領域(202)において当該センサエレメント(20)の外面に配置された接触面(43,44)と導電接続されているセンサエレメントにおいて、接触面(43)は、第1の端部領域(201)とは反対の側に丸み部、例えば所定の半径(R)を有する丸み部を有していることを特徴とする。接触面(43,44)は特にそれぞれ3つの部分領域、すなわちヘッド領域(432,442)、ネック領域(433,443)及びボディ領域(431,441)から成っている。

Description

本発明は、例えば排ガスセンサとして、特に、自動車において極めて広く普及しているラムダセンサとして使用される公知のセンサエレメントを出発点とする。しかしながら、他の形式のセンサエレメントに対しても、例えば排ガスにおける他のガス状の成分を検出するセンサや微粒子センサ又はこれに類したセンサにも、本発明は使用可能である。
本発明は特に、焼結された又は焼結可能なセラミックス製のセンサエレメントであって、例えば、場合によってはプリントされた個々のセラミックス・グリーンシートの集合、特に積重ねによって製造されたセンサエレメントに関する。
センサエレメントは、特に少なくとも1つの電気的な、電気化学的な及び/又は電子的な機能エレメントを、センサエレメントの、通常は排ガスに向けられた第1の端部領域に有している。このときセンサエレメントに対する給電可能性は、通常は排ガスとは反対側に位置する第2の端部領域においてセンサエレメントの外面に設けられた接触面によって与えられている。
導電性の他に、接触面からは、センサエレメントの運転時及び製造時に、高い温度耐性及び化学的な耐性が要求される。従って、例えばプラチナ又はこれに類した金属のような貴金属を使用することが広まっている。このような貴金属は比較的高価であるので、一般的には、接触面を可能な限り小さくすることが望まれている。
他方において接触面を小さくすることは、センサエレメントの製造誤差に基づいて又は、金属製のワイヤ、ピン、ばね又はこれに類したもののような、センサにおいてセンサエレメントと共働する接触エレメントの製造誤差に基づいて、接触接続がもはやどうしても確実に保証されないような場合に、危機的であると見なさねばならない。
独国特許出願公開第10208533号明細書、独国特許出願公開第102004047783号明細書及び独国特許出願公開第102009055416号明細書に基づいて、既に接触面を備えたセンサエレメントが公知である。これらの接触面は、機能エレメントとは反対側の端部領域において方形に形成されている。
発明の利点
請求項1の特徴部に記載のように構成された本発明に係るセンサエレメントには、電気的な接触接続との関係において取付けエラーを増加させることなしに、センサエレメントもしくはセンサエレメントの接触面を、減じられた材料使用で、ひいては安価に製造することができる、という利点がある。
そのために本発明によれば、接触面は、第1の端部領域とは反対の側に丸み部を有している。
特に迅速にタイミング制御された自動化された組立て後における、接触面と所属の接触エレメントとの相対位置の製造ばらつきに関する、出願人の調査によれば、相対位置に関するばらつきは、長手方向及び横方向において発生するので、接触面の長さ及び幅を相応の分散幅以下に減じると、組立てエラーを生ぜしめることになる、ということが判明した。
同じ調査によって、特に自動化された組立て後における接触面と所属の接触エレメントとの、長手方向における相対位置のばらつきは、横方向におけるばらつきと、まったくもしくは無視できるほど僅かしか関係していない、ということも判明した。
従って結局のところ、検査目的のために使用される真っ直ぐでなお十分に大きく寸法設定された方形の接触面には、長手方向における縁部領域においても、横方向における縁部領域においても、ある程度の頻度で、接触エレメントが当接する。しかしながら、実際には消失してしまうほど小さな頻度で、これらの方形の接触面には、排ガスとは反対側に位置する端部領域における接触エレメントが当接する。このことを背景にして、なぜ、この領域における接触面の丸み部が取付けエラーの頻度を高めないかが明らかになる。
従って本発明のように設けられた丸み部はまた、特に、それ自体がまったく又はある程度までしか縮小化されておらず、ゆえに高められた組立て要求が課せられているセンサエレメントにおいても、特に接触面を縮小することを可能にする。結局のところ、センサエレメントの1つの接触面、複数の接触面又はすべての接触面の単位面積は、(センサエレメントへの投影図で見てもしくはセンサエレメントの最大面積への投影図で見て)それぞれ、センサエレメントの最大面積の単位面積の2%以下に、特にそれどころかセンサエレメントの最大面積の単位面積のそれぞれ1.5%以下に減じられていてよい。
追加的に又は択一的に、センサエレメントの1つの接触面、複数の接触面又はすべての接触面の長さは、センサエレメントの長さの9%以下に、特にそれどころかセンサエレメントの長さの8%以下に減じられていてよい。追加的に又は択一的に、センサエレメントの1つの接触面、複数の接触面又はすべての接触面の幅は、センサエレメントの幅の35%以下に、特にそれどころかセンサエレメントの幅の31.5%以下に減じられていてよい。
本発明は特に、高さ(焼結された場合)が1.2mm以上であり、かつ/又はセンサエレメントの長さ(焼結された場合)が50mm以上であり、かつ/又はセンサエレメントの幅(焼結された場合)が4.5mm以上であり、かつ高められた組立て要求が課せられているセンサエレメントにも、好適に適用することができる。焼結されていないセンサエレメントに対する値は、25%増しである。
「長手方向」、「横方向」及び「高さ方向」という概念は、本出願の枠内においては、基本的に単に、方形の基準系の意味において使用される。しかしながらいずれにせよ、これらの方向は特に、センサエレメントによって際立たされた方向であってよく、例えば特に直方体形状のセンサエレメントでは、長手方向は、センサの最長の側縁が指し示す方向であり、高さ方向はセンサエレメントの最短の側縁が指し示す方向であり、かつ/又は横方向はセンサエレメントの、中間の長さを有する側縁が指し示す方向であってよい。例えば棒状のセンサエレメントでは、長手方向は、それを中心にして棒状のセンサエレメントが回転対称もしくはほぼ回転対称である軸線の方向を指し示すことができる。
1つの方向が主として引き合いに出されるような場合、この記載は、狭義における方向だけではなく、当該方向に対して僅かな偏差、例えば15°以下の偏差を有する方向、及び/又は当該方向に対して少なくとも直交していない方向をも考慮される。1つの方向は1つの構造体によって追加的に、この構造体が小さな部分領域、例えばこの構造体の10%以下を含む部分領域においてしか偏差を有していない場合でも、実現されている。
本出願の枠内において「センサエレメントの長さ」というのは、センサエレメントの長手方向における延在長さを意味し、「センサエレメントの幅」というのは、センサエレメントの横方向における延在長さを意味し、「センサエレメントの高さ」というのは、センサエレメントの高さ方向における延在長さを意味する。この方向は、センサエレメントに対する平面図のためにも基準となる。
「センサエレメントの端部領域」という概念は、本出願の枠内では、長手方向に関連して、基本的には単に、センサエレメントの関連する部分領域であって、センサの該当する端部を有していて、センサエレメントの長さの50%以下を構成する部分領域を意味する。従って1つの端部領域と反対側に位置する端部領域とは、例えば単に1つの面において互いに交わっている。幾分狭められた意味では、センサエレメントの端部領域は、センサエレメントの関連する部分領域であって、センサの該当する端部を有していて、センサエレメントの長さの1/3以下又は1/4以下を構成する部分領域を意味することができる。
「機能エレメント」という概念は、本出願では基本的に狭義に解釈すべきではない。例えば機能エレメントというには、センサエレメントの外側空間に接続する貴金属電極又はサーメット電極、及び/又は、特に20℃において最大30オームの電気抵抗を有する電気抵抗ヒータ、及び/又はこれに類したものであってよい。
「1つの側に丸み部を有する接触面」という概念は、本出願の枠内においては単に、接触面が等しい長さと等しい幅の方形の接触面から生じていて、該当する側において少なくとも角隅領域の材料が除去されていることを想起させるものと解釈することができる。
このときに生じる輪郭は、特に狭義の数学的な意味において、完全に又は部分的に円弧状であってよく、かつ特に90°〜180°の円弧中心角を有することができるが、基本的には単に、角隅領域から材料を除去するだけでもよい。従って「丸み部」という概念は、直線的な斜めの面取り部をも含む。
前者の場合、「曲率半径」という概念は自然な形で生じるが、狭義の数学的な意味における円弧状の丸み部ではない場合には、「曲率半径」という概念は、平均的に実際の輪郭から極めて僅かに異なっている、円弧状の丸み部の曲率半径によって与えられている。これについては以下において例を挙げてさらに説明する。
本発明の好適な態様では、曲率半径はある特定の最小値であるか又はそれを上回る値である。このとき本発明の好適な作用が特に顕著になる。焼結されたセンサエレメントにおける、例えば0.3mm;0.4mm;0.5mm又は0.6mmのようなメートル法による最小値の他に、択一的に又は追加的に、センサエレメントの幅における割合として測定される最小値、例えば6%;8%;10%又は12%のような最小値、及び/又は接触面の幅における割合として測定される最小値、例えば15%;23%;30%又は45%のような最小値が考慮される。
好適な極端な場合、丸み部は最大であり、つまり接触面の端部部分は、半円形又は半円形に類似した形状である。このとき曲率半径は、接触面の幅の半分によって与えられている。
本発明の特殊な構成であるセンサエレメントでは、機能エレメントに向かい合って位置する端部領域に、接触面に加えて追加的に、別の接触面が例えば並んで配置されている。
この別の接触面は、例えば電気式のヒータのような、接触面と同じ機能エレメントに接触接続することも、又は例えば別の電極のような、接触面とは異なった機能エレメントに接触接続することも可能である。
基本的には、別の接触面は、同様に、本出願の枠内において接触面に対して記載された特徴又は本出願の枠内において接触面に対して記載された特徴の組合せによって構成されていてよい。特に接触面と別の接触面とは、鏡面対称であっても、又はセンサエレメントの長手方向において延びる軸線、特にセグメントに対して横方向で見て中心において延びる軸線に対してほぼ鏡面対称であってよい。
接触面が2つ設けられている場合、両接触面の間には間隔が形成されており、この間隔は通常、両接触面の間における分路(Nebenschluss)が、製造誤差及び製造欠陥(「Verschmieren」)の枠内においても確実に排除されるように、十分に大きく寸法設定されている。典型的には、室温20℃においてメガオームのオーダにおける、接触面の間の絶縁抵抗が要求され、かつ例えば400℃の最高運転温度では10万オームのオーダにおける、接触面の間の絶縁抵抗が供給される。
出願人の実験によれば、接触面の間における分路抵抗力(Nebenschlussfestigkeit)は、一方又は両方の接触面に、特に接触面の互いに向かい合っている角隅領域に、本発明のように丸み部を形成することによって、著しく高まることが判明している。このことは、接触面の間における間隔(最短接続部)が丸み部の仮想の工程によって減じられていない場合に言えることである。この効果は推測するに、鋭い縁部の領域において発生する電位ピークもしくは最大電界強さ等に起因すると思われる。
これに関連した別の好適な態様では、曲率半径は、ある特定の最小値であるか又はそれを上回る値である。このようになっていると、本発明の好適な作用は特に顕著になる。曲率半径は、好ましくは、センサエレメントに形成された接触面の間における間隔よりも大きい値であるか、又はセンサエレメントに形成された接触面の間における間隔のある特定の割合、例えば10%;30%又は50%よりも大きい値である。
本発明の特別な構成は、センサエレメントの内部に配置された機能エレメント及び/又はセンサエレメントの内部に配置された導体路と共働する、少なくとも1つの接触面を備えたセンサエレメントに関する。センサエレメントの内部に位置する領域への接触面の電気的な接続は、貫通部を介して行われ、この貫通部は、接触面を起点として、例えば該接触面に対して垂直に、センサエレメントの内部に延びており、例えば独国特許出願公開第102009028194号明細書に開示されているような従来の技術に基づいて公知である。
貫通部が、接触面と機能エレメントとの間における電気的な接続部の、製造技術的に機械的にかつ電気的に敏感な領域である、ということは重要である。この理由から、貫通部が接触面に当接する領域が、センサエレメントを接触面に例えば摩擦力結合式に、センサエレメントの外側から電気的に接触接続させる接触エレメントと、機械的に相互作用しないということが望まれている。
このような理由から特に、接触面は、接触エレメントとの機械的な相互作用のために設けられた第1の領域(以下においてボディ領域と呼ぶ)と、接触エレメントとの機械的な相互作用のために設けられたのではなく、貫通部への接続部である第2の領域(以下においてヘッド領域)とを有している。
ボディ領域が真っ直ぐな側縁を備えた楕円形に形成されているのに対して、ヘッド領域は特に円形又は円形リング状に形成されている。ボディ領域とヘッド領域との間には第3の領域(以下においてはネック領域と呼ぶ)が形成されており、このネック領域の機能は、最小の材料需要で、ボディ領域とヘッド領域とを電気的に接続した状態で互いに間隔をおいて位置させることである。接触面と機能エレメントとの間における接触接続可能性及び電気的な接続を達成しながら材料需要を最小にするために、接触面の幅は、ボディ領域及びヘッド領域における幅よりも小さく、つまりヘッド領域に関して言えば、好ましくは少なくとも5%又はそれどころか25%も小さく、かつ/又はボディ領域に関して言えば、好ましくはそれぞれ少なくとも15%又はそれどころか50%も小さい。
貫通部を、通常高められた温度が、ひいては減じられた耐絶縁性が存在している機能エレメントの方向に過剰に大きく移動させないために、好ましくは、ネック領域の長手方向長さは、例えばボディ領域及び/又はヘッド領域の長手方向長さよりも小さな長さに制限されている。
さらに、貫通部を、センサエレメントの横方向において中心をずらして配置された接触面を起点として、センサ中心に向かって横方向に方向付けると、好適であることが判明している。相応に、接触面のヘッド領域をセンサ中心に向かって横方向に方向付けることも可能である。
このことを実現するために、本発明の特別な態様では、接触面のボディ領域は、第1の対称軸線を有していて、該第1の対称軸線は特にセンサエレメントの長手方向に延びており、接触面のヘッド領域及びネック領域は、共通の第2の対称軸線を有しており、第1の対称軸線と第2の対称軸線とは、互いの間に5°〜25°の角度を成している。
本発明との関連において、導体路、給電体、貫通部及び接触面のための特殊な材料選択がさらに目標到達のために好適である。このとき基本的には、83質量%以上の貴金属成分を備えた材料が好適であり、このように構成されていると、最少の貴金属使用によって予め設定されたオーム抵抗を得ることができる。少なくとも加熱装置に通じる給電体のためには、95質量%以上の貴金属成分が、例えば98質量%の貴金属成分が好ましい。少なくとも1質量%のAl23 、より良好には1.5質量%のAl23 、好ましくは最大2.5質量%のAl23を成分として含んでいると、この構造体の電気抵抗の正確な調節可能性を得るために有利であることが判明している。少なくとも加熱装置に通じる給電体は、加熱装置と一体にかつ同じ材料から構成されていてよい。
追加的に又は択一的に、サーメット電極に通じる給電体のため及び/又は少なくとも1つの接触面のために、少なくとも加熱装置に通じる給電体のためよりも僅かな貴金属成分が、好ましくは例えば83質量%〜87質量%の貴金属成分が設けられており、このとき特にサーメット電極に通じる給電体には、合わせて12質量%〜16質量%のZrO2及びY23の成分が設けられている。サーメット電極に通じる給電体をサーメット電極と一緒に1つのプロセスステップにおいてかつ同じ材料から製造することができると好適である。サーメット電極に通じる給電体もしくはサーメット電極のためにも、好ましくは0.2質量%〜1質量%のAl23成分が好適である。
追加的に又は択一的に、少なくとも1つの貫通部のためには、加熱装置に通じる少なくとも1つの給電部のためよりも僅かな貴金属成分、例えば83質量%〜87質量%の貴金属成分が設けられており、このとき貫通部には合わせて3質量%〜8質量%のZrO2及びY23の成分と、追加的に6質量%〜12質量%のNb25の成分とが設けられている。貫通部は製造プロセスにおいてより良好に取扱い可能であることが好ましい。特に相応のペーストは良好な流動特性を有し、センサエレメントの内部における貫通部に対する良好なセラミックスの結合を可能にする。これによってさらに、主としてYSZから成るセンサエレメントとの関連において、貫通部の縁部領域には、減じられた酸素イオン伝導率が形成され、このことはセンサエレメントの機能性を改善する。
上に述べた貴金属成分は、特にプラチナから成っていてよい。択一的に、特に少なくとも1つの貫通部に関して言えば、金属相を安定化させるために、材料の組成全体に対して0.2質量%〜0.8質量%の成分がロジウムから成っており、かつ/又は材料の組成全体に対して0.2質量%〜1質量%の成分がパラジウムから成っていてよい。
別の貴金属成分を設けることも常に可能である。
本発明に係るセンサエレメントを分解して概略的に示す斜視図である。 第3の固体電解質シートの第2の端部領域における接触面と別の接触面とを拡大して示す図である。 第1の固体電解質シートの第2の端部領域における接触面と別の接触面とを拡大して示す図である。 センサエレメントの第2の端部領域における第1の固体電解質シートを、上から見た平面図である。 センサエレメントの第2の端部領域における第1の固体電解質シートの変化形態を示す図である。 センサエレメントの第2の端部領域における第3の固体電解質シートを、上から見た平面図である。 センサエレメントの第2の端部領域における第3の固体電解質シートの変化形態を示す図である。 貫通部を通りかつセンサエレメントの長手方向に対して垂直な平面において、センサエレメントを断面した図である。 センサエレメントのほぼ半分の長さの領域でセンサエレメントの長手方向に対して垂直な平面において、センサエレメントを断面した図である。
図1には、本発明の1つの実施の形態として、センサエレメント20の全体図が示されており、このセンサエレメント20は、内燃機関(図示せず)の排ガス中における酸素濃度を測定するために働くガス測定センサ(図示せず)のハウジング内に配置されていてよい。相応の機能エレメントを備えていれば、本発明はもちろん、例えば微粒子測定のためのセンサのような他のセンサのためのセンサエレメントにも適している。
センサエレメントは、図1では長手方向において左から右に向かって延びており、センサエレメント20の第1の端部領域201は右側に示され、センサエレメント20の第2の端部領域202は左側に示されている。規定通りの取付け及び運転において、センサエレメント20の第1の端部領域201は、排ガスに向けられ、センサエレメント20の第2の端部領域202は、排ガスとは反対側に向けられている。
さらに図1においてセンサエレメント20は、横方向において前から後ろに向かって、かつ高さ方向において下から上に向かって延びている。
センサエレメント20は、プリントされたセラミックス層から構成されており、これらのセラミックス層は本実施の形態では、第1、第2及び第3の固体電解質シート21,22,23として形成されていて、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)を含有している。固体電解質シート21,22,23は、本実施の形態では、焼結工程の前に、72mmの長さ、5mmの幅及び540μmの高さを有している。焼結されたセンサエレメント20のシートは、20%減じられた縁部長さを有する。
第1の固体電解質シート21は、センサエレメント20から見て外方を向いた大面積部において、図1では下側に、センサエレメント20の第2の端部領域202に、接触面43と別の接触面44を備えており、両接触面43,44はここではプリントされている(図3も参照)。
第1の固体電解質シート21は、センサエレメント20から見て内方を向いた大面積部において、図1では上側に、センサエレメント20の第1の端部領域201に、蛇行状の加熱装置311を機能エレメント31として備えており、この機能エレメント31は、センサエレメント20の第1の端部領域201を加熱するために働く。蛇行状の加熱装置311の延長部において該加熱装置311の両端部には、各1つの導体路321,322が接続されており、このとき加熱装置311から導体路321,322への移行部は、構造体幅及び/又は構造体高さの増大によって、つまり長さ当たりの電気抵抗の減少によって特徴付けられている。
導体路321,322は、排ガス側に、給電体323,325と呼ばれる部分を有しており、この部分は、本実施の形態では一定幅を有している。導体路321,322は、さらに排ガスとは反対側に、カラー324,326と呼ばれる部分を有しており、この部分は、本実施の形態ではリング状に形成されている(図4も参照)。
第1の固体電解質シート21は、センサエレメント20から見て内方を向いた大面積部に、図1では上側に、さらに絶縁層330及びシールフレーム331並びにシート結合層333を備えており、これらはここではプリントされている。
第1の固体電解質シート21は、第2の端部領域202に2つの貫通部501,502を有しており、両貫通部501,502は、鉛直方向で第1の固体電解質シート21を貫いて延びていて、各1つの接触面43,44を、導体路321,322のカラー324,326と導電接続させている(図6参照)。
第2の固体電解質シート22は、両側に各1つのシート結合層333を備えていて、さらに第2の固体電解質シート22は、基準ガス通路35を有しており、この基準ガス通路35は、長手方向において、排ガスとは反対側に配置された基準ガス開口351から、センサエレメント20の第1の端部領域201内にまで延びていて、このとき横方向においては真ん中を延びている。基準ガス通路35は、充填されずに形成されていて、特にこの基準ガス通路35内には多孔性の充填物が設けられていない。
第3の固体電解質シート23は、センサエレメント20から見て内方を向いた大面積部に、図1において下側に、基準ガス通路35に向かい合って、酸素濃度を測定する機能エレメント31としてのサーメット電極312を備えている。サーメット電極312の延長部には、該サーメット電極312の端部に、導体路328が接続されており、このときサーメット電極312から導体路328への移行部は、構造体幅の減少によって特徴付けられている。
導体路328は排ガス側に、給電体327と呼ばれる部分を有しており、この部分は、本実施の形態では、一定幅を有している。導体路328はさらに、排ガスとは反対側に、カラー329と呼ばれる部分を有していて、この部分は、本実施の形態ではリング状に形成されている(図5も参照)。第3の固体電解質シート23のこの側に、少なくともそれ以外はプリントされずに、シート結合層333が設けられている。
第3の固体電解質シート23は、センサエレメント20から見て外方を向いた大面積部に、図1において上側に、センサエレメント20の第2の端部領域202において、接触面45及び別の接触面46を備えており、両接触面45,46はここではプリントされている(図2も参照)。
別の接触面46には、例えば一定幅を有する導体路320が接続されており、この導体路320は、センサエレメント20の第1の端部領域201に配置された別のサーメット電極313にまで延びている。導体路320は、例えばシール性のカバー層361によって覆われており、別のサーメット電極313は、多孔性の層362を備えているので、外室と別のサーメット電極313との間における通信(Kommunikation)が保証されている。
第3の固体電解質シート23は、第2の端部領域202に貫通部503を有しており、この貫通部503は、鉛直方向で第3の固体電解質シート23を貫いて延びていて、接触面45をカラー329と導電接続させている(図6参照)。
図2において、センサエレメント20の、排ガスとは反対側に位置する第2の端部領域202は、第3の固体電解質シート23を上から見て示されている。ここでは、センサエレメント20の、排ガスに向けられた第1の端部領域201への視線で、接触面45は左側に配置されている。
接触面45は、3つの部分領域から、つまりボディ領域451、ヘッド領域452及びネック領域453から成っている。ボディ領域451は、接触面45の、排ガスとは反対の側に配置されている。ボディ領域451は縦長の基本形状を有しており、この基本形状は、等しい長さと幅の方形から、角隅を最大に丸く面取りすることによって、つまりボディ領域451もしくは接触面45の半分の幅に相当する曲率半径Rを有する丸み部を設けることによって形成されている。このようにして、ボディ領域451もしくは接触面45の半円形の端部領域が、接触面45の、排ガスとは反対の側において生ぜしめられる。
焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、ボディ領域451の長さは本実施の形態では2.5mm以上であり、ボディ領域451の幅は1.5mm以上である(焼結された場合:−20%)。ボディ領域451は、センサエレメント20の左側の外縁部から0.4mm以下の間隔をおいて位置し、センサエレメント20の前側の外縁部からは1.3mm以下の間隔をおいて位置している。
ヘッド領域452は、接触面45の、排ガスに向けられた側に配置されている。ヘッド領域452は、例えばリング状に形成されていて、焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、0.5mm以下の内径と1mm以上の外径を有している(焼結された場合:−20%)。
ネック領域453は、ボディ領域451とヘッド領域452との間に形成されている。ネック領域453は、ボディ領域451及びヘッド領域452に対して、接触面45の狭窄部を形成しており、焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、例えば0.3mmの最小幅と0.3mmの長さを有している(焼結された場合:−20%)。
ボディ領域451は、本実施の形態では、センサエレメント20の長手方向に延びる軸線に関して鏡面対称の形状を有している。ヘッド領域452及びネック領域453も同様に鏡面対称の形状を有しているが、両領域452,453は、センサエレメント20の平面図で見て、数学での負の回転方向で、センサエレメント20の長手方向軸線に対して9°回動させられているので、ヘッド領域452及びネック領域453は全体として幾分センサ中心に向かって傾いている。
接触面45のヘッド領域452は、第3の固体電解質シート23を貫く貫通部503と導電接続されている。
図2において、さらに、センサエレメント20の、排ガスに向けられた第1の端部領域201への視線方向で見て、別の接触面46が接触面45の右隣に配置されている。この別の接触面46の配置形態及びサイズは、この意味において、つまり左右を交換すると、接触面45のボディ領域451の配置形態及びサイズに相当しており、なおこのとき、接触面45と別の接触面46との間には、焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、少なくとも0.6mmの間隔が存在する(焼結された場合:−20%)。
別の接触面46は、単に、接触面45のボディ領域451に相当する部分から成っており、つまりヘッド領域とネック領域を有していない。また別の接触面46は、貫通部とも共働せず、その代わりに、別のサーメット電極313に通じる導体路328に直に接触接続している。このとき長手方向における導体路328の中心軸線は、焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、長手方向における別の接触面46の中心軸線に対して、0.1mm〜0.4mm、本実施の形態では0.2mm、横方向で内方に向かってずらされている(焼結された場合:−20%)。
接触面45,46は、83質量%〜87質量%の貴金属成分と、合わせて12質量%〜16質量%のZrO2及びY23の成分を有している。
図3には、センサエレメント20の、排ガスとは反対側に位置する第2の端部領域202が、図1において下方を向いた第1の固体電解質シート21を下から見た図で示されている。図3において、センサエレメント20の、排ガスに向けられた第1の端部領域201への視線方向で見て、接触面43は左側に配置されている。
接触面43は、3つの部分領域から、つまりボディ領域431、ヘッド領域432及びネック領域433から成っている。ボディ領域431は、接触面43の、排ガスとは反対の側に配置されている。ボディ領域431は縦長の基本形状を有しており、この基本形状は、等しい長さと幅の方形から、角隅を最大に丸く面取りすることによって、つまりボディ領域431もしくは接触面43の半分の幅に相当する曲率半径Rを有する丸み部によって形成されている。このようにして、ボディ領域431もしくは接触面43の半円形の端部領域が、接触面43の、排ガスとは反対の側において生ぜしめられる。
焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、ボディ領域431の長さは本実施の形態では2.5mm以上であり、ボディ領域431の幅は1.5mm以上である(焼結された場合:−20%)。ボディ領域431は、センサエレメント20の左側の外縁部から0.4mm以下の間隔をおいて位置し、センサエレメント20の前側の外縁部からは1.3mm以下の間隔をおいて位置している。
ヘッド領域432は、接触面43の、排ガスに向けられた側に配置されている。ヘッド領域432は、例えばリング状に形成されていて、焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、0.5mm以下の内径と1mm以上の外径を有している(焼結された場合:−20%)。
ネック領域433は、ボディ領域431とヘッド領域432との間に形成されている。ネック領域433は、ボディ領域431及びヘッド領域432に対して、接触面43の狭窄部を形成しており、焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、例えば0.9mmの最小幅と0.3mmの長さを有している(焼結された場合:−20%)。
接触面43のネック領域433は、著しく広幅であり、図2における接触面45のネック領域453に比べて2よりも大きな係数だけ広幅である。加熱装置311の接触面43を介して高い電流が供給されるが、これに対して、サーメット電極312の接触面45を介しては比較的僅かな電流しか供給されない。その結果接触面43は、減じられたオーム抵抗もしくは拡大されたネック領域433をもって形成されている。
ボディ領域431は、本実施の形態では、センサエレメント20の長手方向に延びる軸線に関して鏡面対称の形状を有している。ヘッド領域432及びネック領域433も同様に鏡面対称の形状を有しているが、両領域432,433は、センサエレメント20の平面図で見て、数学での負の回転方向で、センサエレメント20の長手方向軸線に対して9°回動させられているので、ヘッド領域432及びネック領域433は全体として幾分センサ中心に向かって傾いている。
接触面43のヘッド領域432は、第1の固体電解質シート21を貫く貫通部501と導電接続されている。
図3において、さらに、センサエレメント20の、排ガスに向けられた第1の端部領域201への視線方向で見て、別の接触面44が接触面43の右隣に配置されている。この別の接触面44の配置形態及びサイズは、この意味において、つまり左右を交換して正の回転方向を負の回転方向と交換すると、接触面43の配置形態及びサイズに相当しており、なおこのとき、接触面43と別の接触面44との間には、焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、少なくとも0.6mmの間隔が存在する(焼結された場合:−20%)。
接触面43,44は、83質量%〜87質量%の貴金属成分と、合わせて12質量%〜16質量%のZrO2及びY23の成分を有している。
図4には、センサエレメント20の、排ガスとは反対側に位置する第2の端部領域202が、第1の固体電解質シート21を図1において上から見た図で示されている。図4において、センサエレメント20の、排ガスに向けられた第1の端部領域201への視線方向で見て、導体路322は右側に配置されている。この導体路322は、2つの部分領域、つまり給電体325とカラー326とから成っている。
給電体325は、導体路322の排ガス側の部分を形成しており、排ガス側における加熱装置311から、給電体325の、排ガス側とは反対の側に配置されたカラー326にまで延びている。本実施の形態では、それぞれ焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、給電体325は、1.2mmの幅Bを有し、排ガス側においてセンサエレメント20の長手方向中心軸線に対して横方向に0.25mmの間隔をおいて延びている(焼結された場合:−20%)。排ガスとは反対側の端部領域において、給電体325は、右に向かって、つまり外方に向かって18°の角度を成して曲げられている。
カラー326は、リング状に形成されていて、本実施の形態では、180°の円弧を描いており、この円弧の外径は、給電体325の幅Bと同じであり、円弧の内径は0.4mmである。従ってカラー326の幅bは、それぞれ焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、0.3mmである(焼結された場合:−20%)。カラー幅bと給電体幅Bとの幅比は、0.33である。
貫通部501の電気抵抗は、センサの運転時に発生し得る、もしくは典型的に発生し得る温度分布に関して、導体路322の電気抵抗と同じであるか又はほぼ同じである。例えば20℃の均一な温度分布の他に、このとき択一的に、不均一な温度分布に合わせることも可能である。例えば加熱装置311の領域における1100℃の温度と、貫通部501の領域における200℃、300℃又はそれどころか400℃の温度との間の、長手方向における均一な温度上昇を基礎とすることができる。
機能エレメントの、特に接触面43との加熱装置311の電気接続部の電気抵抗は、例えば20℃において2.5オームの範囲にある。
図4において、さらに、センサエレメント20の、排ガスに向けられた第1の端部領域201への視線方向で見て、導体路321が、長手方向中心軸線に関して、導体路322に対して対称に配置されている。導体路321の配置形態及びサイズは、この意味において、つまり左右を交換すると、導体路322の配置形態及びサイズに相当している。
給電体325,323は、95質量%以上の、例えば98質量%の貴金属成分と、少なくとも1質量%のAl23とを有している。
貫通部502の電気抵抗は、センサの運転時に発生し得るもしくは典型的に発生し得る温度分布に関して、導体路321の電気抵抗と同じであるか又はほぼ同じである。例えば20℃の均一な温度分布の他に、このとき択一的に、不均一な温度分布に合わせることも可能である。例えば加熱装置311の領域における1100℃の温度と、貫通部501の領域における200℃、300℃又はそれどころか400℃の温度と間の、長手方向における均一な温度上昇を基礎とすることができる。
図4aには、変化形態として、給電体323,325を僅かに変えられたセンサエレメント20が示されており、この変化形態の変更箇所は、単に、給電体323,325の幅Bが、1.2mmの代わりに1.08mmであること、つまりカラー324,326に比べて僅かだけ(10%)減じられていることにある。メートル法による値は、焼結されていないセンサエレメント20に関するものである(焼結された場合:−20%)。
図5には、センサエレメント20の、排ガスとは反対側に位置する第2の端部領域202が、第3の固体電解質シート23の下側を図1の下から見た図で示されている。そこでは、センサエレメント20の、排ガスに向けられた第1の端部領域201への視線で、導体路328は右側に配置されている。この導体路328は、2つの部分領域、つまり給電体327とカラー329とから成っている。
給電体327は、導体路の排ガス側の部分を形成していて、排ガス側におけるサーメット電極312から、給電体327の排ガスとは反対の側に配置されたカラー329にまで延びている。本実施の形態において給電体327は、0.4mmの幅Bを有していて(焼結された場合:−20%)、かつ排ガス側において、センサエレメント20に給電体327を鉛直方向で投影して見た場合に給電体327が基準ガス通路35の内部に配置されているように延びている。このように構成されていると、給電体327のこの部分は、製造プロセス中に圧壊に対して十分に保護される。
排ガスとは反対の側に位置する端部領域において給電体327は、右に向かって、つまり外方に向かって、25°未満の角度、ここでは8°の角度を成して曲げられている。排ガスとは反対の側に位置するこの端部領域において、給電体327は、センサエレメント20に給電体327を鉛直方向で投影して見た場合に、基準ガス通路35の縁部と交差している。比較的小さな交差角によって、導体路328と基準ガス通路35の縁部との間において長いオーバラップゾーンが生じ、ひいては製造プロセス中における給電体327の圧壊に対する良好な保護が達成される。
カラー329はリング状に形成されている。焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、カラー329の幅bは0.3mmである(焼結された場合:−20%)。カラー幅bと給電体幅Bとの幅比は、0.75である。
給電体327は、83質量%〜87質量%の貴金属成分と、合わせて12質量%〜16質量%のZrO2及びY23の成分を有している。
貫通部503の電気抵抗は、センサの運転時に発生し得る、もしくは典型的に発生し得る温度分布に関して、導体路328の電気抵抗と同じであるか又はほぼ同じである。例えば20℃の均一な温度分布の他に、このとき択一的に、不均一な温度分布に合わせることも可能である。例えばサーメット電極312の領域における750℃の温度と、貫通部503の領域における200℃、300℃又はそれどころか400℃の温度との間の、長手方向における均一な温度上昇を基礎とすることができる。
図5aには、変化形態として、給電体328を僅かに変えられたセンサエレメント20が示されており、この変化形態の変更箇所は、単に、排ガスとは反対側に位置する端部領域における給電体328の幅Bが、給電体328の、排ガスに向けられた領域に対して、50%高められていて、0.4mmから0.6mmになっていることにある。メートル法による値は、焼結されていないセンサエレメント20に関するものである(焼結された場合:−20%)。
貫通部501,502,503を通りかつセンサエレメント20の長手方向に対して垂直な平面において、図1〜図5に示したセンサエレメント20を断面した図が、図6に概略的に示されている。
貫通部501,502,503は、センサエレメント20の貫通接触接続孔601,602,603の半径方向壁の導電性の被覆体として形成されている。これらの貫通接触接続孔601,602,603の直径は、焼結されていないセンサエレメント20に関して言えば、例えば0.6mmである(焼結された場合:−20%、つまり0.48mm)。
図面から明らかなように、センサエレメント20への投影図で見て、貫通部501,502,503はそれぞれ基準ガス通路35と合致しないように形成されている。
貫通部501,502,503は、83質量%〜87質量%の貴金属成分と、合わせて3質量%〜8質量%のZrO2及びY23の成分と、追加的に6質量%〜12質量%のNb25の成分とを有している。
センサエレメント20のほぼ半分の長さの領域でセンサエレメント20の長手方向に対して垂直な平面において、図1〜図5に示したセンサエレメント20を断面した図が、図7に概略的に示されている。
図面から明らかなように、センサエレメント20への投影図で見て、サーメット電極312に通じる導体路328もしくは給電体327は、その全幅にわたって基準ガス通路35と合致703している。さらに、抵抗加熱体に通じる導体路321,322もしくは給電体323,325は、その幅のそれぞれ約10%以上が、基準ガス通路35と合致701,702している。

Claims (12)

  1. 特にガスの物理的な特性を検出するため、特に内燃機関の排ガスのガス成分の濃度又は排ガスの温度又は排ガスの固体成分又は液体成分の濃度を検出するためのセンサエレメントであって、当該センサエレメント(20)は、その長手方向において、互いに反対側に位置する第1の端部領域(201)と第2の端部領域(202)とを有しており、このとき当該センサエレメント(20)は、前記第1の端部領域(201)に機能エレメント(31,311,312,313)を有していて、該機能エレメントは、前記第2の端部領域(202)において当該センサエレメント(20)の外面に配置された接触面(43,44,45,46)と導電接続されているセンサエレメントにおいて、
    前記接触面(43)は、前記第1の端部領域(201)とは反対の側に丸み部を有していることを特徴とする、センサエレメント。
  2. 前記丸み部の曲率半径(R)は、当該センサエレメント(20)の幅の6%以上、特に12%以上である、請求項1記載のセンサエレメント。
  3. 前記丸み部の曲率半径(R)は、0.3mm以上、特に0.6mm以上である、請求項1又は2記載のセンサエレメント。
  4. 前記丸み部の曲率半径(R)は、前記接触面(43,44,45,46)の幅の15%以上、特に30%以上であり、例えば最大である、請求項1から3までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  5. 前記接触面(43,44,45)は、ボディ領域(431,441,451)、ヘッド領域(432,442,452)及びネック領域(433,443,453)を有しており、このとき前記ボディ領域(431,441,451)は、前記接触面(43,44,45)の、前記第1の端部領域(201)とは反対の側に配置されていて、特に楕円形であり、前記ヘッド領域(432,442,452)は、前記接触面(43,44,45)の、前記第1の端部領域(201)に向いた側に配置されていて、特に円形又は円形リング状であり、前記ボディ領域(431,441,451)と前記ヘッド領域(432,442,452)との間に、前記ネック領域(433,443,453)が配置されていて、該ネック領域(433,443,453)において前記接触面(43,44,45)の幅は、前記ボディ領域(431,441,451)及び前記ヘッド領域(432,442,452)におけるよりも小さい、請求項1から4までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  6. 前記接触面(43,44,45)の前記ボディ領域(431,441,451)は、第1の対称軸線を有していて、該第1の対称軸線は特に当該センサエレメント(20)の長手方向に延びており、前記接触面(43,44,45)の前記ヘッド領域(432,442,452)及び前記ネック領域(433,443,453)は、共通の第2の対称軸線を有しており、前記第1の対称軸線と前記第2の対称軸線とは、互いの間に5°〜25°の角度を成している、請求項5記載のセンサエレメント。
  7. 前記接触面(43,44,45)は、前記センサエレメント(20)の横方向において中心をずらして配置されていて、前記ヘッド領域(432,442,452)及び前記ネック領域(433,443,453)は、前記ボディ領域(431,441,451)から見て、当該センサエレメント(20)の横方向における中心に向かって傾けられて配置されている、請求項6記載のセンサエレメント。
  8. 当該センサエレメント(20)の前記第2の端部領域(202)には前記接触面(43,44,45,46)の他に、別の接触面(43,44,45,46)が配置されており、このとき該別の接触面(43,44,45,46)は、前記機能エレメント(31,311,312,313)及び/又は別の機能エレメント(31,311,312,313)と導電接続されており、前記接触面(43,44,45,46)と前記別の接触面(43,44,45,46)との間には、間隔が形成されていて、前記丸み部の曲率半径(R)は、前記接触面(43,44,45,46)と前記別の接触面(43,44,45,46)との間の前記間隔の10%以上であり、特に前記接触面(43,44,45,46)と前記別の接触面(43,44,45,46)との間の前記間隔の30%以上である、請求項1から7までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  9. 前記丸み部の曲率半径(R)は、前記接触面(43,44,45,46)と前記別の接触面(43,44,45,46)との間の間隔以上である、請求項8記載のセンサエレメント。
  10. 前記接触面(43,44)と前記別の接触面(43,44)とは、当該センサエレメント(20)の長手方向に延びる軸線に対して鏡面対称である、請求項8又は9記載のセンサエレメント。
  11. 前記機能エレメント(31,311,312)は、当該センサエレメント(20)の内部に配置されており、このとき前記機能エレメント(31,311,312)と前記接触面(43,44,45)との間における導電接続部は、当該センサエレメント(20)の内部においてほぼ長手方向に延びる導体路(321,322,328)を有し、かつ当該センサエレメント(20)の長手方向及び横方向に対してほぼ垂直に延びる貫通部(501,502,503)を有している、請求項1から10までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  12. 請求項1から11までのいずれか1項記載のセンサエレメント(20)と金属製の接触エレメントとを備えたセンサであって、前記金属製の接触エレメントは、前記センサエレメント(20)を前記接触面(43,44,45,46)において、摩擦力結合式及び/又は形状結合式に、前記センサエレメント(20)の外側から電気的に接触接続させていることを特徴とするセンサ。
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