JP2016527025A5

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Info

Publication number: JP2016527025A5
Application number: JP2016529844A
Authority: JP
Filing date: 2014-07-22
Publication date: 2016-10-20
Anticipated expiration: 2034-07-22

Claims

壁を有する導管を備えるグラフトであって、
前記導管は、
本体領域の流入端における少なくとも１つの流入開口と、
前記少なくとも１つの流入開口とは反対の流出領域の流出端における流出開口と
を備え、
前記壁は、支持構造および生体適合性層を備え、前記流出領域に沿った前記支持構造は、第１の形状から第２の形状までに構成可能であり、前記第２の形状は、その長さの少なくとも一部分に沿った拡張された直径を有する拡開形状であり、前記流出領域に沿った前記支持構造が、前記支持構造に対する前記生体適合性層によって生じる連続的印加荷重から生じる連続的圧縮応力下にあるために、前記第１の形状は、前記流出領域に沿った、前記拡張された直径よりも小さい拘束された直径を有する、グラフト。
前記流出領域内の前記連続的印加荷重から生じる圧縮応力は、前記本体領域内の連続的印加荷重から生じる圧縮応力を上回る、請求項１に記載のグラフト。
前記流出領域内の前記連続的印加荷重から生じる前記支持構造によって被られる圧縮応力は、前記流出領域における前記支持構造が前記第１の形状にあるときに、前記流出領域内の前記支持構造の弾性変形を生じさせる、請求項１に記載のグラフト。
前記支持構造は、前記生体適合性層と組み合わせて前記壁を形成するのに先立って、前記拡開状態をとり、前記拡開状態は、複数の有効外径寸法を有し、前記支持構造は、前記生体適合性層と組み合わせて前記壁を形成した後、前記第１の形状をとり、前記第１の形状は、略均一有効外径寸法を有する、請求項１に記載のグラフト。
前記流出領域に沿った前記複数の有効外径寸法は、前記少なくとも１つの流入開口から徐々により遠位になる、前記支持構造に沿った各区画において徐々により大きくなる、有効外径寸法を備える、請求項４に記載のグラフト。
前記略均一有効外径寸法は、前記本体領域に沿った一定有効外径寸法にほぼ等しく、前記第１の形状にあるときに、前記流出領域に沿った前記支持構造の前記拘束された直径にほぼ等しい、請求項５に記載のグラフト。
前記流出領域内の前記支持構造に印加される半径方向拡張力を備える反力の印加に続き、前記グラフトは、塑性的に変形された生体適合性層をもたらすように再構成する、請求項６に記載のグラフト。
前記流出領域内の前記支持構造に印加される半径方向拡張力を備える反力は、前記拘束された直径から、前記流出領域内の前記支持構造の少なくとも一部分に沿った前記拡張された直径までに、前記流出領域に沿った前記支持構造を再構成する、請求項６に記載のグラフト。
前記導管は、少なくとも、第１の流入開口と第２の流入開口とをさらに備える、請求項１に記載のグラフト。
第２の流入開口の長手軸は、非平行角度において、第１の流入開口の長手軸に交差する、請求項１に記載のグラフト。
前記支持構造は、形状記憶合金から構築される、請求項１に記載のグラフト。
前記支持構造は、ジグザグワイヤ形状を備える、請求項１に記載のグラフト。
前記生体適合層は、前記支持構造を封入する、請求項１に記載のグラフト。
壁を有する導管を備える血管グラフトであって、
前記導管は、
本体領域の流入端における少なくとも１つの流入開口と、
前記少なくとも１つの流入開口とは反対の流出領域の流出端における流出開口と
を備え、
前記壁は、支持構造および生体適合性層を備え、前記生体適合性層と組み合わせて前記壁を形成するのに先立って、前記支持構造は、前記本体領域に沿った一定有効外径寸法を備える、前記支持構造の長さに沿った複数の有効外径寸法と、前記少なくとも１つの流入開口から徐々により遠位になる、前記支持構造に沿った各区画において徐々により大きくなる、前記流出領域に沿った有効外径寸法によって定義される、前記流出領域に沿った拡開形状とを備え、
前記生体適合性層と組み合わせて前記壁を形成した後、前記流出領域内の前記支持構造は、前記流出領域に沿った前記支持構造を、前記少なくとも１つの流入開口から徐々により遠位になる、前記支持構造に沿った各区画において徐々に大きくならない拘束された有効外径寸法に維持する、前記生体適合性層によって生じる連続的印加荷重から生じる連続的圧縮応力下にあり、
前記流出領域内の前記支持構造への反力の印加後、前記流出領域内の前記支持構造は、前記拘束された有効外径寸法から、その少なくとも一部分が前記拘束された有効外径寸法を少なくとも１ミリメートル上回る、拡張された有効外径寸法までに再構成される、血管グラフト。
グラフトであって、前記グラフトは、拡張可能流出領域を有する支持構造と、第１の形状から第２の形状までに構成可能な生体適合性層と備え、前記第２の形状は、その長さの少なくとも一部分に沿った拡張された直径を有する拡開形状であり、前記生体適合層が、連続半径方向内向き圧縮応力下に前記拡張可能流出領域に沿った前記支持構造を拘束するために、前記第１の形状は、前記拡張された直径よりも小さい拘束された直径を有する、グラフト。