JP2016526356A - デジタル無線通信 - Google Patents

デジタル無線通信 Download PDF

Info

Publication number
JP2016526356A
JP2016526356A JP2016517676A JP2016517676A JP2016526356A JP 2016526356 A JP2016526356 A JP 2016526356A JP 2016517676 A JP2016517676 A JP 2016517676A JP 2016517676 A JP2016517676 A JP 2016517676A JP 2016526356 A JP2016526356 A JP 2016526356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
encoding scheme
connection
reconnection
protocol
bits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016517676A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016526356A5 (ja
Inventor
アレクサンドル エンゲリエン‐ロペス、ダヴィッド
アレクサンドル エンゲリエン‐ロペス、ダヴィッド
スヴェレ ヴィクルン
スヴェレ ヴィクルン
フィル コービシュレイ
フィル コービシュレイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nordic Semiconductor ASA
Original Assignee
Nordic Semiconductor ASA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nordic Semiconductor ASA filed Critical Nordic Semiconductor ASA
Publication of JP2016526356A publication Critical patent/JP2016526356A/ja
Publication of JP2016526356A5 publication Critical patent/JP2016526356A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/19Connection re-establishment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/309Measuring or estimating channel quality parameters
    • H04B17/318Received signal strength
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0023Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the signalling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/08Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by repeating transmission, e.g. Verdan system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/04Arrangements for maintaining operational condition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • H04W28/22Negotiating communication rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/80Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/1607Details of the supervisory signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)

Abstract

第1デバイス2と第2デバイス8との間のデジタル無線通信の方法であって、各々のデバイスは無線送信部4または10と無線受信部6または12とを含む。本方法は、a)第1デバイス2および第2デバイス8が、少なくとも一つの予め定義されたメッセージ・フォーマットを持つ所定のプロトコルを使用して接続を確立するステップと、b)第1デバイス2および第2デバイス8が、上記接続が切れた場合に、再接続の確立の合意を、前記予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットを複数の送信ビットによって表す符号化方式を用いて行うステップとを含む。【選択図】図2

Description

本願は、短距離無線通信に関し、特に、アドホック短距離無線通信プロトコル、例えば、Bluetooth(登録商標)プロトコル、または、最新のBluetooth Low Energyプロトコルに関するが、これに限定されない。
Bluetooth Low Energy (BLE)のコア仕様バージョン4.0では、固定データ速度1Mbps、最大送信出力電力10ミリワット、かつ、最低受信感度が、ビット誤り率(Bit Error Rate、BERと略す)0.1%で−70dBと規定されている。これらの仕様の総合効果で、BLE対応デバイス同士が通信可能な最大有効距離が決まる。到達可能な実効距離は、雑音や障害物などの環境要因に依存するが、10〜100メートルのオーダーになる。
第1の態様をみると、本発明が提供するものは、第1デバイスと第2デバイスとの間のデジタル無線通信の方法であって、各々のデバイスは無線送信部と無線受信部とを含む。該方法は、
a)該第1デバイスと第2デバイスとが、少なくとも一つの予め定義されたメッセージ・フォーマットを持つ所定のプロトコルを使用して接続を確立するステップと、
b)前記第1デバイスおよび前記第2デバイスが、前記接続が切れた場合に、再接続の確立の合意を、前記予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットを複数の送信ビットによって表す符号化方式を用いて行うステップと、を含む。
本発明の範囲は、第1デバイスと第2デバイスとを含むデジタル無線通信システムに及ぶ。該デバイスの各々は無線送信部および無線受信部を含み、
a)該第1デバイスと第2デバイスとは、少なくとも一つの予め定義されたメッセージ・フォーマットを持つ所定のプロトコルを使用して接続を確立するように構成され、かつ、
b)前記第1デバイスと前記第2デバイスとは、前記接続が切れた場合に、再接続の確立の合意を、前記予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットを複数の送信ビットで表す符号化方式を用いて行うように構成される。
本発明の範囲は、さらに、無線送信部および無線受信部を含む第1のデジタル無線デバイスに及ぶ。該デバイスの構成は、
a)第2のデジタル無線デバイスとの接続確立を、少なくとも一つの予め定義されたメッセージ・フォーマットを持つ所定のプロトコルを使用して行い、かつ、
b)前記接続が切れた場合に、再接続の確立の合意を、前記予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットを複数の送信ビットで表す符号化方式を用いて行うように、されている。
したがって、当業者は、本発明によれば、所定のプロトコルを動作させる2つのデバイスが、いくつかのビットを複数の送信ビットで表す符号化方式の適用に合意することができることを理解されるであろう。この利点は、実際に送信されたビットの一部を受信できない場合または正確に復元できない場合でも、被符号化ビットを容易に復元できることである。この意味は、送信ビット(以降「チップ」と呼ぶ)のBERが非常に高い場合でも、該プロトコルで指定されたBERを被符号化ビットに対しては達成できるということである。実用的な面では、この意味は、所与の送信電力と受信機利得で、該プロトコルに従う符号化を適用する接続は、この符号化方式を適用しない場合よりも距離を延長できるということである。このような動作は、該プロトコルの長距離モードとみなすことができる。
本発明の実施形態によれば、初期接続時、再接続が必要なときにはいつでも前記符号化方式を適用することに合意することにより、2つのデバイスが非常に遠く離れているため前記プロトコルで従来方式の接続を確立することができない場合でも、再接続することができるようになる。
Bluetooth Low Energy (BLE)の環境では、上述の構成は、長距離モードの導入に対応するコア仕様への拡張を表す。該拡張によってBLEの利用範囲が広がる可能性がある。
当業者にはわかるであろうが、各データ・ビットを複数のチップで表すと、実現可能な有効データ速度が低下する。より具体的には、各データ・ビットを固定長のシーケンスで表わす場合、この有効データ速度は前記チップの通信速度を該シーケンスの長さで割った値になる。したがって、該シーケンスの長さと該データ速度の間にはトレードオフの関係がある。一方、データBERが与えられている場合、より長いシーケンスを使用するほど、抜け落ちたチップに対する許容誤差をより大きくできるので、到達距離をより長くできる。符号化シーケンスを適用したデータを受信する能力の増加を符号化利得と呼ぶ。従って、シーケンスの長さと符号化利得の大きさの間には直接の比例関係がある。
実施形態の一つの組では、前記第1デバイスにはマスタ・デバイスがあり、前記第2デバイスにはスレーブ・デバイスがある。本発明の方法は、前記符号化方式を使用して再接続を確立する、該実施形態の組の第1デバイスと第2デバイスとに拡張される。
前記符号化方式には多くの異なる形式があり、そのいずれかの形式を取ることができる。例えば、実施形態の一つの組では、単に、メッセージまたはメッセージの一部に、各ビットを指定された回数繰り返すステップを含んでもよい。該実施形態の一つの組では、メッセージの一部を形成する文字列を指定された回数繰り返し含むことができる。好ましい実施形態では、複数チップから成る個々の固定シーケンスを使用して、各データ・ビットを表す。この形式は、直接シーケンス・スペクトラム拡散(Direct Sequence Spread Spectrum、DSSSと略す)として知られている。また、上記の方法(およびその他の方法)の任意の組み合わせも使用することができる。
前記符号化方式は予め決めておくことができる。または、実施形態の組の一つでは、該符号化方式は、2つのデバイス間で、接続中または接続確立中に合意される。例えば、該符号化方式は、Bluetooth(登録商標)プロトコルやBluetooth Low Energyプロトコルで動作するデバイスのボンディング手順で交換される情報の一部とすることができる。該デバイスは、多くの可能な所定の方式の中から一つを採用するように合意することができる。または、一つのデバイスが他のデバイスに、適用する符号化方式に関する情報を提案することができる。この情報には、符号化方式のタイプ(例えば、ビット反復、文字列反復、DSSS等)および/またはシーケンスの長さ(したがって、符号化利得)を含むことができる。
前記第1デバイスよび第2デバイスの間の接続中または接続確立時に、これらのデバイスは、再接続が必要なときに前記符号化方式を採用することに合意することができる。この結果、簡単に、いつでも、該第1デバイスと第2デバイスとの両方が1つの符号化方式の再接続への適用に対応できることになる。あるいは、別の基準が満たされる場合にのみ合意してもよい。例えば、接続中の通信自体に該符号化方式を適用する必要がある場合である。
前記第1デバイスと前記第2デバイスとは、前記符号化方式を採用することに、多様な方法で合意に達することができる。実施形態の組の一つでは、前記デバイスは、初期ペアリング後のネゴシエーション・フェーズ中に該符号化方式の採用に合意することができる。この合意の達成は、前記第1デバイスと前記第2デバイスとのどちらかが、予め定義されたメッセージ・フォーマットのメッセージ内にあるフラグまたは他のフィールドを設定して、該デバイスが該符号化方式に対応していることを示すことによってなされることができる。他方のデバイスは、他方のデバイス自身も該符号化方式に対応していると言う確認応答を送信してもよい。
好ましい実施形態の組では、該符号化方式は、Bluetooth仕様またはBluetooth Low Energy仕様のコア仕様v4.0に従って、ペアリング・フェーズ後のボンディング・フェーズの間に合意される。
前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の接続が切れたとき、該デバイスの一方または両方が再接続の確立を試みることができる。該デバイスの一方または両方は、再接続要求を示すメッセージを送信するように構成されてもよい。例えば、該デバイスの一方または両方が、Bluetoothコア仕様v4.0で定義されているアドバタイズ・ステートに入ることができる。他方のデバイスは、再接続確立要求を示すメッセージをリッスンするように構成できる。例えば、一方または両方のデバイスが、スキャニング・ステートに入ることができる。例えば、マスタ・デバイスがある場合、該デバイスはスキャニング・ステートに入るように構成することができる。
実施形態の組の一つにおいて、前記デバイスの一方、例えば、前記スレーブ・デバイスの一つは、再接続要求を示すメッセージを送信するように構成される。好ましくは、該メッセージは、少なくとも部分的に該符号化方式に従って符号化される。同様に、他方のデバイス、例えば、マスタ・デバイスは、好ましくは、少なくとも部分的に該符号化方式を使用して符号化されたメッセージをリッスンするように構成される。
上記のような構成は、それ自体、新規かつ進歩性があると考えられる。したがって、第2の態様から見ると、本発明は、第1デバイスと第2デバイスとの間のデジタル無線通信の方法であって、各々のデバイスは無線送信部と無線受信部とを含み、以下のステップを含む方法、を提供する。該ステップは、
a)該第1デバイスと第2デバイスとが、所定のプロトコルを使用して接続を確立するステップ、および、
b)該接続が切れた場合、該第1デバイスと第2デバイスとの一方が、再接続の確立要求を示すアドバタイズ・メッセージを所定のメッセージ・フォーマットで送信するステップであって、該アドバタイズ・メッセージは、少なくとも部分的に一つの符号化方式を用いて符号化され、該符号化方式では、前記予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットが、複数の送信ビットによって表されるようなステップ、である。
本発明の第2の態様は、第1デバイスと第2デバイスとを含むデジタル無線通信システムに範囲が及び、該デバイスの各々は前記無線送信部および無線受信部を含み、
a)該第1デバイスと第2デバイスとは、所定のプロトコルを使用して接続を確立するように構成され、かつ、
b)該接続が切れた場合、該第1デバイスと第2デバイスとの一方が、再接続の確立要求を示す所定のメッセージ・フォーマットのアドバタイズ・メッセージを送信するように構成される。ここで、該アドバタイズ・メッセージは、少なくとも部分的に一つの符号化方式を用いて符号化され、該符号化方式では、該予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットが複数の送信ビットによって表される。
本発明の第2の態様は、さらに、無線送信部および無線受信部を有するデジタル無線デバイスに範囲が拡張される。該デバイスの構成は以下のようになされる。すなわち、
a)他方のデジタル無線デバイスとの接続を所定のプロトコルを使用して確立し、かつ、
b)該接続が切れた場合、再接続確立要求を示す、所定のメッセージ・フォーマットのアドバタイズ・メッセージを送信する。ここで、該アドバタイズ・メッセージは、少なくとも部分的に一つの符号化方式を用いて符号化され、該符号化方式では、該予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットが、複数の送信ビットによって表される。
上述のように、本発明の実施形態または本発明の態様では、前記符号化方式が、少なくとも、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の再接続の確立に使用される。例えば、該符号化方式は、再接続アドバタイズメント・パケット、例えば、Bluetoothアドバタイズメント・パケットに使用することができる。
追加の、または代替的な特徴として、該符号化方式は、前記再接続確立後の後続の通信パケットに使用することができる。該符号化方式は、再接続が持続する間、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間のすべての後続の通信に使用することができる。しかし、好ましい実施形態の組では、基準が満たされれば該符号化方式を変更することができる。該符号化方式は、単に停止することによって変更することができる(すなわち、もはや符号化を適用しない場合)。または、異なる符号化方式(例えば、異なる符号化利得をもつ方式)を適用することによって変更できる。
符号化方式を変更するかどうかを決定するために使用する判定基準は、2つのデバイスの間の信号品質の測定値を含んでもよい。該信号品質の測定値は、例えば、ビット誤り率スレッシュホールド、または、雑音もしくは混信の推定値が含む。あるいは、該信号品質の測定値にはデバイス間の離間距離の推定値を含んでもよい。好ましい実施形態の組では、前記判定基準は、相手のデバイスから受信した信号の強度の推定値を含む。したがって、実施形態の1つの組では、該符号化方式の変更は、一つのデバイスからの受信信号の強度が、スレッシュホールド・レベルより上または下であると判定された場合になされる。前記第1デバイスと前記第2デバイスとは、それぞれ、所定の符号化方式を変更するかどうかを決定するために、相手から受信した信号強度を判定するように構成することができる。または、2つのデバイスのうちどちらか一方、例えば、マスタ・デバイスだけが該動作をおこなうように構成してもよい。
上述の構成で、例えば、受信信号強度が強い場合に、符号化利得の低減(したがって、データ速度の増加)をすることができる。またはその逆も可能である。
本発明のいずれかの態様における実施形態の組では、前記所定のプロトコルは、Bluetooth Special Interest Groupが発行したBluetooth(登録商標)プロトコル、例えばBluetooth Low Energy コア仕様v4.0で定義されたプロトコルと互換性がある。例えば、該所定のプロトコルは、Bluetooth Low Energy コア仕様v4.0の修正版として、特に、本明細書に記載した特徴に適合するようにしてもよい。
本発明の特定の実施形態を、添付図面を参照しながら説明するが、これは単なる実施例としての説明に過ぎない。
相互通信する第1デバイスと第2デバイスとを示す概略図である。 本発明の一実施形態によるデバイスの処理手順の説明図である。 ボンディング手順のより詳細な説明図である。 接続時にデータ速度を変更するための処理手順の説明図である。 パケットの構成と適用可能な符号化方式を表わした図である。
図1は、無線送信部4と無線受信部6とを有するマスタ・デバイス2(セントラル・デバイスとしても周知)を示し、かつ、同様に無線送信部10と無線受信部12とを有するスレーブ・デバイス8(ペリフェラル・デバイスとしても周知)を示す。マスタ・デバイス2とスレーブ・デバイス8は、以下の説明で反対に記載されている場合を除いて、Bluetooth Low Energy(BTLE)コア仕様バージョン4.0に従って動作する。
図2は、本明細書に記載した実施形態の動作の全体概要を示す。第1のステップ14では、マスタ・デバイス2とスレーブ・デバイス8は、通常のボンディング手順に入る。該手順は、図3を参照して以降で説明する。該手順は、マスタ・デバイス2がボンディング・フラグをボンディングと設定することから始まる。スレーブ・デバイス8もまた、ボンディング・モードに入ると想定されている。
図3を参照すると、マスタ・デバイス2は、ペアリング要求16をスレーブ・デバイス8へ送信する。該ペアリング要求16は、能力およびセキュリティに関する様々な情報を含み、例えば、入力/出力(IO)能力、およびネゴシエーション処理手順中に送信情報を暗号化するために使用される短期キー(Short Term Key、STKと略す)を含む。スレーブ・デバイス8は、ペアリング応答18を発行する。該応答18は、マスタ・デバイス2が指定した能力との互換性を示す。該手順には標準的なペアリング動作のフェーズ1がある。
ペアリング動作のフェーズ2では、前記STKを使用して2つのデバイス間でデータを交換することができる。この時点での2つのデバイス2およびデバイス8の間のペア接続は一回限りのものであり、該接続が切れると前記手順を新たに繰り返す必要がある。
次の通信段階、すなわち、ペアリング接続がボンディング接続に変換されるフェーズ3に当たる段階では、マスタ・デバイス2は、追加情報である識別およびセキュリティ情報20を送信する。該情報は、前記STKを使用して暗号化される。該追加情報には、長期キー(Long Term Key、LTKと略す)が含まれ、該マスタとスレーブ間の以降の通信の暗号化に使用される。より重要なことは、該追加情報には、マスタ・デバイス2が長距離モードに対応していることを示す通知情報が含まれることである。該通知情報には、例えば、デバイス間の接続が切れた場合に再接続を確立する際に、デバイス間に適用されるデータ速度または符号化利得に関する仕様が含まれる。該情報は、マスタ2とスレーブ8の両方のメモリに格納され、後で再接続がある場合に両デバイスが互いを認識するために使用される。
一つの実施可能な例では、前記マスタは、例えば、6デシベルの符号化利得を指定することができる。該利得は、元の値の25%のデータ速度、すなわち、Bluetooth Low Energyシステムで250kbpsになる。この符号化利得は、前記パケットまたは部分パケットの各ビット、すなわち該符号化利得の適用対象である各ビットを、4つのチップによって、すなわち長さ4のシーケンスを使用して、表すことによって得ることができる。これは、以下で説明する図5を参照して、より詳細に検討する。
スレーブ・デバイス8は、次に、マスタ・デバイス2へ確認応答22を返送し、要求された符号化利得に対応できることを確認応答する。該スレーブ・デバイスが要求された符号化利得に対応することができない場合、前記確認メッセージ22には、符号化利得の代替案を含めることができる。
その後、ステップ24で、マスタ・デバイス2とスレーブ・デバイス8は、標準の1Mbpsのデータ速度で、LTKによる暗号化を用いて、互いに通信することができる。あるいは、該デバイス同士は、接続の再確立のために合意した、より低いデータ速度、例えば250kbpsで通信することができる。このより低いデータ速度の選択は、該マスタが、該スレーブから受信する信号の強度を測定し、該強度が所定のスレッシュホールドより下であると判定することによって行うことができる。このデータ速度の選択に関しては、図4を参照して以降で説明する。
図2に戻って、ステップ26では、前記マスタと前記スレーブとの間の接続が、次の時点で切断されたと仮定されている。該切断の理由には、例えば、前期デバイスの1つが、指定したタイムアウト期間内に期待したメッセージを受信できないことがある。スレーブ・デバイス8は、再接続を確立しようとしてアドバタイズメント・パケット28をマスタ・デバイス2に送信する。しかし、該アドバタイズメント・パケットは標準の1Mbpsのデータ速度で送信されず、該パケットの一部は、以前にボンディング手順のフェーズ3の間に合意された符号化利得で提供されるために、より低いデータ速度で送信される。
マスタ・デバイス2は、アドバタイズメント・パケット28の一つを受信すると、前記ボンディング手順中のデータ速度に関する事前のネゴシエーションおよび合意により、正しい符号化シーケンスを復調器に適用してパケットを抽出する。もし、該マスタが正しいデータ速度を適用しない場合、該パケットは自ずと受信拒否される。該符号化利得と低いデータ速度をアドバタイズメント・パケット28に適用する結果、マスタ2は、標準のデータ転送速度のパケットを送信する場合よりも遠距離で確実にパケット28を受信する機会が増える。
次の接続30が確立され、マスタ・デバイス2とスレーブ・デバイス8との間で継続的な通信が可能になる。この通信は、最初、前記アドバタイズメント・パケットに使用された低いデータ速度から開始される。この理由は、前記符号化利得が、交信されるパケットに適用されるからである。しかし、マスタ・デバイス2が、スレッシュホールドより高い強度を持つ受信信号をスレーブ・デバイスから検出すると、図4に示すプロトコルを使用して前記符号化利得を下げるための判定条件が満たされる。
図4に示すように、マスタ2とスレーブ8は、最初、接続状態32にある。マスタ2は、通常実行するチェックに続いて、スレーブ8からの受信信号の強度がスレッシュホールドより大きいと判断する。信号強度が大きくなる代表的な理由には、該マスタ・デバイスとスレーブ・デバイスの間の距離が縮まることがある。強くなった信号強度を活用するために、マスタ2は、特別なパケット34を送信してデータ速度の高速化を始める。パケット34には、適用したい新たなデータ速度を指定したフィールドが含まれる。例えば、該フィールドでは、より低い符号化利得、従って、より高いデータ速度に対応する、より短いシーケンス長が指定される。マスタ2は、どのデータ速度をスレーブ8がサポートすることができるかを、以前実行されたボンディング手順の第3フェーズの間に交換される能力情報から認識することができるので、追加のネゴシエーション手順をとる必要はない。パケット34は、次のパケットまたは次のイベントから制御手順を開始してもよいし、単にデータ速度の変更のみを進めてもよい。
一定の数の(この数は開始パケット34内で指定される)イベント38の後、マスタ2とスレーブ8は、ステップ40で新しいデータ速度での通信を始める。これは、該デバイスの各々が、新しいシーケンス長を送信パケットの全部または一部に適用し、そして、受信用復調器の構成を新しいシーケンス長の受信パケットに応答するように設定することを意味する。
上述した手順は、前記接続中に任意の回数繰り返すことができる。前記信号強度が増加し続ける場合には前記符号化利得を緩和し、また、前記デバイス同士が離間する方向に移動して該信号強度が低下する場合には該符号化利得を再び増加させる。
上述の手順は受信信号の強度に基づいているが、これは、必須ではない。例えば、該手順は、ビット誤り率スレッシュホールド、または、デバイスの離間距離若しくは接続品質に関連する他のパラメータに基づいてもよい。
図5には典型的なパケット構成が示されている。該パケットは、長さの異なる4つのフィールドに分割されている。第1のフィールドはプリアンブル42である。該フィールドは単一オクテットの交番ビットで構成され、周波数復調およびタイミング復調等のために受信機が使用する。表の下にはいくつかの例が記載され、4倍の符号化利得をどのようにプリアンブル「10101010」に適用することができるかを示している。最上段の例では、元のシーケンスが単に4回繰り返されている。従って、元の文字列のn番目のビットは、拡張シーケンス中の4つのビット(別名「チップ」)、すなわち、拡張された文字列の位置n、n+8、n+16、n+24の位置にあるビットで表される。
中段の例では、各ビットが4回繰り返されている。この例でもまた、確かに、前記元の文字列内の各ビットが拡張文字列内の4つのチップによって表されている。
最下段の例では、直接シーケンス・スペクトラム拡散が使用されている。この例では、各「1」のビットはシーケンス「1101」で表され、かつ、各「0」のビットは「0010」で表される。もちろん、異なるシーケンスを使用することができ、特に、長さの異なるシーケンスを、要求される符号化利得に応じて使用することができる。各ビットに対して使用される実際のシーケンスは、ボンディング手順のフェーズ3の間に合意することができる。
図5では前記プリアンブルを用いて、符号化利得がどのように適用されるかを示す簡単な例を示したが、例示の実施形態では、符号化利得を該プリアンブルには全く適用しないで、該プリアンブルをまだ受信器での初期化に使用できるようにしている。
前記パケット内の前記フィールドには、該パケットの宛先である前記デバイスのアドレスを示す「Access Address 44」、該パケットによって伝達されるメッセージの実際の内容の入った「Protocol Data Unit (PDU) 46」、及び、エラーチェックで使用するためにPDU 46から所定の式で生成される循環冗長チェック「Cyclic Redundancy Check (CRC) 48」のフィールドがある。
実施例の実装では、「Access Address 44」、「PDU 46」、および「CRC 48」は、すべて、DSSSを使用して符号化される。該「CRC 48」は、DSSS符号化実行前に「PDU 46」から計算される。

Claims (60)

  1. 第1デバイスと第2デバイスとの間のデジタル無線通信の方法であって、
    該デバイスの各々は無線送信部と無線受信部とを含み、
    該方法は、
    a)該第1デバイスと該第2デバイスとが、少なくとも一つの予め定義されたメッセージ・フォーマットを持つ所定のプロトコルを使用して接続を確立するステップと、
    b)該第1デバイスと該第2デバイスとが、該接続が切れた場合に、再接続の確立の合意を、前記予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットを複数の送信ビットによって表す符号化方式を用いて行うステップと、を含むこと、
    を特徴とする方法。
  2. 前記第1デバイスにはマスタ・デバイスがあり、前記第2デバイスにはスレーブ・デバイスがあること、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記符号化方式は、各データ・ビットを表す、複数チップから成る個々の固定シーケンスを含むこと、
    を特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記第1デバイスおよび前記第2デバイスが、接続中または接続確立中に、前記符号化方式に合意するステップを含むこと、
    を特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1デバイスと前記第2デバイスとが、初期ペアリング後のネゴシエーション・フェーズ中に前記符号化方式の採用に合意するステップを含むこと、
    を特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1デバイスと前記第2デバイスとが、Bluetooth(登録商標)またはBluetooth Low Energyの仕様に従って、ペアリング・フェーズ後のボンディング・フェーズの間に前記符号化方式の採用に合意するステップを含むこと、
    を特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記接続が切れた場合に、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの少なくとも一方が、再接続要求を示すメッセージを送信するステップを含むこと、
    を特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記メッセージは、少なくとも部分的に前記符号化方式に従って符号化されること、
    を特徴と請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1デバイスと前記第2デバイスとのうちの一方のデバイスが、少なくとも部分的に前記符号化方式を使用して符号化されたメッセージをリッスンするように構成されること、
    を特徴とする請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記第1デバイスと前記第2デバイスとが、前記符号化方式を使用して再接続を確立するステップを含むこと、
    を特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記再接続確立後の後続の通信パケットに、前記符号化方式を使用するステップを含むこと、
    を特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 基準が満たされた場合に前記符号化方式を変更するステップを含むこと、
    を特徴とする、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記判定基準には、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の信号品質の測定値を含むこと、
    を特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記判定基準には、前記第1デバイスと前記第2デバイスとのうちの一方のデバイスから他方のデバイスへの受信した信号の強度の推定値を含むこと、
    を特徴とする、請求項12または13に記載の方法。
  15. 一つのデバイスからの受信信号の強度が、スレッシュホールド・レベルより上または下であると判定された場合に、前記符号化方式を変更するステップを含むこと、
    を特徴とする、請求項11から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記所定のプロトコルは、Bluetooth(登録商標)プロトコルまたはBluetooth Low Energyプロトコルと互換性があること、
    を特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  17. 無線送信部および無線受信部を含む第1のデジタル無線デバイスであって、
    a)少なくとも一つの予め定義されたメッセージ・フォーマットを持つ所定のプロトコルを使用して、第2のデジタル無線デバイスとの接続を確立し、かつ、
    b)前記接続が切れた場合に、前記予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットを複数の送信ビットで表す符号化方式を使用して再接続を確立することに該第2のデジタル無線デバイスと合意する、
    ように構成されること、
    を特徴とする、デバイス。
  18. 前記符号化方式は、各データ・ビットを表すために、複数チップから成る固定シーケンスをそれぞれ含むこと、
    を特徴とする、請求項17に記載のデバイス。
  19. 前記第2デバイスとの前記符号化方式に関する合意を、接続中または接続確立中に行うように構成されること、
    を特徴とする、請求項17または18に記載のデバイス。
  20. 初期ペアリング後のネゴシエーション・フェーズ中に、前記第2デバイスと前記符号化方式に合意するように構成されること、
    を特徴とする、請求項19に記載のデバイス。
  21. Bluetooth(登録商標)プロトコルまたはBluetooth Low Energyプロトコルに従って、ペアリング・フェーズ後のボンディング・フェーズの間に前記符号化方式を採用することに、前記第2デバイスと合意するように構成されること、
    を特徴とする、請求項17〜20のいずれか一項に記載のデバイス。
  22. 前記接続が切れた場合に、再接続要求を示すメッセージを送信するように構成されること、
    を特徴とする、請求項17〜21のいずれか一項に記載のデバイス。
  23. 前記メッセージを、少なくとも部分的に前記符号化方式に従って符号化するように構成されること、
    を特徴とする、請求項22に記載のデバイス。
  24. 少接続が切れた場合に、前記符号化方式を使用して少なくとも部分的に符号化されたメッセージをリッスンするように構成されること、
    を特徴とする、請求項22または23に記載のデバイス。
  25. 再接続が確立後された後、後続の通信パケットに、前記符号化方式を使用するように構成されること、
    を特徴とする、前記請求項17〜24のいずれか一項に記載のデバイス。
  26. 基準が満たされた場合に前記符号化方式を変更するように構成されること、
    を特徴とする、請求項25に記載のデバイス
  27. 前記判定基準には、前記第2デバイスからの信号の品質の測定値を含むこと、
    を特徴とする、請求項26に記載のデバイス。
  28. 前記判定基準には、一方のデバイスから他方のデバイスへの信号の受信強度の推定値を含むこと、
    を特徴とする、請求項26または27に記載のデバイス。
  29. 第2デバイスからの受信信号の強度が、スレッシュホールド・レベルより上または下であると判定された場合に、前記符号化方式を変更するように構成されること、
    を特徴とする、請求項25〜28のいずれか一項に記載のデバイス。
  30. 前記所定のプロトコルは、Bluetooth(登録商標)プロトコルと互換性があること、
    を特徴とする請求項17〜29のいずれか一項に記載のデバイス。
  31. 第1デバイスと第2デバイスとを含むデジタル無線通信システムであって、
    該デバイスの各々は無線送信部および無線受信部を含み、
    a)該第1デバイスと該第2デバイスとは、少なくとも一つの予め定義されたメッセージ・フォーマットを持つ所定のプロトコルを使用して接続を確立するように構成され、かつ、
    b)前記第1デバイスと前記第2デバイスとは、前記接続が切れた場合に、再接続の確立の合意を、前記予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットを複数の送信ビットで表す符号化方式を用いて行うように構成されていること、
    を特徴とするシステム。
  32. 前記第1デバイスと前記第2デバイスとのうちの一方または両方が、請求項17から30のいずれか一項に記載のデバイスを含むこと、
    を特徴とする請求項31に記載のシステム。
  33. 第1デバイスと第2デバイスとの間のデジタル無線通信の方法であって、
    該デバイスの各々は無線送信部と無線受信部とを含み、該方法は、
    a)該第1デバイスと該第2デバイスとが所定のプロトコルを使用して接続を確立するステップ、および、
    b)該接続が切れた場合、該第1デバイスと該第2デバイスとのうちの一方が、再接続の確立要求を示すアドバタイズ・メッセージを所定のメッセージ・フォーマットで送信し、該アドバタイズ・メッセージは、少なくとも部分的に一つの符号化方式を用いて符号化され、該符号化方式では、前記予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットが、複数の送信ビットによって表されること、
    を特徴とする方法。
  34. 前記第1デバイスにはマスタ・デバイスがあり、前記第2デバイスにはスレーブ・デバイスを含むこと、
    を特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記符号化方式は、各データ・ビットを表すために、複数チップから成る固定シーケンスをそれぞれ含むこと、
    を特徴とする、請求項33または請求項34に記載の方法。
  36. 前記第1デバイスおよび前記第2デバイスが、接続中または接続確立中に、前記符号化方式に合意するステップを含むこと、
    を特徴とする、請求項33〜35のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記第1デバイスと前記第2デバイスとが、初期ペアリング後のネゴシエーション・フェーズ中に前記符号化方式の採用に合意するステップを含むこと、
    を特徴とする、請求項36に記載の方法。
  38. 前記第1デバイスと前記第2デバイスとが、Bluetooth(登録商標)またはBluetooth Low Energyの仕様に従って、ペアリング・フェーズ後のボンディング・フェーズの間に前記符号化方式の採用に合意するステップを含むこと、
    を特徴とする、請求項33〜37のいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記第2デバイスが、前記接続が切れた場合、前記アドバタイズ・メッセージをリッスンするように構成されること、
    を特徴とする請求項33〜38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記第1デバイスと前記第2デバイスとが、前記符号化方式を使用して再接続を確立するステップを含むこと、
    を特徴とする、前記請求項33〜39のいずれか一項に記載の方法。
  41. 前記再接続確立後の後続の通信パケットに対して前記符号化方式を使用するステップを含むこと、
    を特徴とする、請求項40に記載の方法。
  42. 判定基準が満たされた場合に前記符号化方式を変更するステップを含むこと、
    を特徴とする、請求項40または41に記載の方法。
  43. 前記判定基準には、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の信号品質の測定値を含むこと、
    を特徴とする、請求項42に記載の方法。
  44. 前記判定基準には、前記デバイスのうちの一方から他方のデバイスへの受信信号の強度の推定値を含むこと、
    を特徴とする、請求項42または43に記載の方法。
  45. 一つのデバイスからの受信信号の強度が、スレッシュホールド・レベルより上または下であると判定された場合に、前記符号化方式を変更するステップを含むこと、
    を特徴とする、請求項41から44のいずれか一項に記載の方法。
  46. 前記所定のプロトコルは、Bluetooth(登録商標)プロトコルまたはBluetooth Low Energyプロトコルと互換性があること、
    を特徴とする、請求項33から45のいずれか一項に記載の方法。
  47. 無線送信部および無線受信部を有するデジタル無線デバイスであって、
    該デバイスは、
    a)他のデジタル無線デバイスとの接続を所定のプロトコルを使用して確立し、かつ、
    b)該接続が切れた場合、再接続確立要求を示す、所定のメッセージ・フォーマットのアドバタイズ・メッセージを送信し、かつ、該アドバタイズ・メッセージは、少なくとも部分的に一つの符号化方式を用いて符号化され、該符号化方式では、該予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットが、複数の送信ビットによって表される、ように構成されること、
    を特徴とするデバイス。
  48. 前記符号化方式は、各データ・ビットを表すために、複数チップから成る固定シーケンスをそれぞれ含むこと、
    を特徴とする、請求項47に記載のデバイス。
  49. 前記他のデバイスとの前記符号化方式に関する合意を、接続中または接続確立中に行うように構成されること、
    を特徴とする、前記請求項47または48に記載のデバイス。
  50. 初期ペアリング後のネゴシエーション・フェーズ中に、前記他のデバイスと前記符号化方式に合意するように構成されること、
    を特徴とする、請求項49に記載のデバイス。
  51. Bluetooth(登録商標)プロトコルまたはBluetooth Low Energyプロトコルに従って、ペアリング・フェーズ後のボンディング・フェーズの間に前記符号化方式を採用することに、前記他のデバイスと合意するように構成されること、
    を特徴とする、請求項47〜50のいずれか一項に記載のデバイス。
  52. 無線送信部および無線受信部を有するデジタル無線デバイスであって、
    該デバイスの構成は、
    a)他のデジタル無線デバイスとの接続を所定のプロトコルを使用して確立し、かつ、
    b)該接続が切れた場合、再接続確立要求を示す、所定のメッセージ・フォーマットのアドバタイズ・メッセージをリッスンし、かつ、該アドバタイズ・メッセージは、少なくとも部分的に一つの符号化方式を用いて符号化され、該符号化方式では、該予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットが、複数の送信ビットによって表される、ようになされること、
    を特徴とするデバイス。
  53. 前記再接続確立後の後続の通信パケットに対して、前記符号化方式を使用するように構成されること、
    を特徴とする、請求項47〜52のいずれか一項に記載のデバイス。
  54. 判定基準が満たされた場合に前記符号化方式を変更するように構成されること、
    を特徴とする、請求項53に記載のデバイス。
  55. 前記判定基準には、前記他のデバイスからの信号の品質の測定値を含むこと、
    を特徴とする、請求項54に記載のデバイス。
  56. 前記判定基準には、前記デバイスの一つから前記他のデバイスへ送信される信号の受信強度の推定値を含むこと、
    を特徴とする、請求項54または55に記載のデバイス。
  57. 他のデバイスからの受信信号の強度が、スレッシュホールド・レベルより上または下であると判定された場合に、前記符号化方式を変更するように構成されること、
    を特徴とする、請求項53〜56のいずれか一項に記載のデバイス。
  58. 前記所定のプロトコルは、Bluetooth(登録商標)プロトコルと互換性があること、
    を特徴とする請求項47〜57のいずれか一項に記載のデバイス。
  59. 第1デバイスと第2デバイスとを含むデジタル無線通信システムであって、
    各々のデバイスは無線送信部と無線受信部とを含み、
    a)該第1デバイスと該第2デバイスとが所定のプロトコルを使用して接続を確立するように構成され、
    b)該接続が切れた場合、該第1デバイスと該第2デバイスとの一方が、再接続の確立要求を示す、予め定義されたメッセージ・フォーマットを持つアドバタイズ・メッセージを送信するように構成され、該アドバタイズ・メッセージは、少なくとも部分的に一つの符号化方式を用いて符号化され、該符号化方式では、該予め定義されたメッセージ・フォーマットで指定された少なくともいくつかのビットが、複数の送信ビットによって表されること、
    を特徴とするシステム。
  60. 前記第1デバイスと前記第2デバイスとの一方または両方が、請求項47から58のいずれか一項に記載のデバイスを含むこと、
    を特徴とする請求項59に記載のシステム。
JP2016517676A 2013-06-05 2014-06-04 デジタル無線通信 Pending JP2016526356A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1310026.8A GB2514816A (en) 2013-06-05 2013-06-05 Digital radio communication
GB1310026.8 2013-06-05
PCT/GB2014/051719 WO2014195696A1 (en) 2013-06-05 2014-06-04 Digital radio communication

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016526356A true JP2016526356A (ja) 2016-09-01
JP2016526356A5 JP2016526356A5 (ja) 2017-07-20

Family

ID=48805785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016517676A Pending JP2016526356A (ja) 2013-06-05 2014-06-04 デジタル無線通信

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9924558B2 (ja)
EP (1) EP3005596A1 (ja)
JP (1) JP2016526356A (ja)
KR (1) KR20160017028A (ja)
CN (1) CN105308893A (ja)
GB (1) GB2514816A (ja)
TW (1) TW201448646A (ja)
WO (1) WO2014195696A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019146023A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 シチズン時計株式会社 携帯機器
JP2021150845A (ja) * 2020-03-19 2021-09-27 株式会社東芝 無線通信装置及び無線通信システム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6217731B2 (ja) * 2015-02-04 2017-10-25 カシオ計算機株式会社 データ処理システム及びデータ処理方法
JP6627492B2 (ja) * 2015-12-24 2020-01-08 カシオ計算機株式会社 無線通信装置、電子時計、無線通信方法及びプログラム
US9998849B2 (en) 2016-06-10 2018-06-12 Apple Inc. Adaptable schema based payloads
CN105978595B (zh) * 2016-07-27 2019-01-18 矽力杰半导体技术(杭州)有限公司 多模接收装置、多模发送装置和多模收发方法
GB2566324B (en) * 2017-09-11 2019-11-20 Dyson Technology Ltd Method of establishing wireless connection between a mobile controller and a controllable device
US10805037B2 (en) * 2017-12-06 2020-10-13 Qualcomm Incorporated Modulation selection based on demodulation data
US20190239140A1 (en) * 2018-01-30 2019-08-01 Qualcomm Incorporated Wlan performance while coexisting with bluetooth low energy communications
DE102018202176A1 (de) * 2018-02-13 2019-08-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Master-Slave-System zur Kommunikation über eine Bluetooth-Low-Energy-Verbindung
CN109561467B (zh) * 2018-12-27 2023-02-28 日立电梯(中国)有限公司 无线数据处理方法和无线发送、接收设备

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030043930A1 (en) * 2001-08-30 2003-03-06 Martin Morris Method and apparatus for range extension of low-power wireless communication links
US20050071714A1 (en) * 2003-09-25 2005-03-31 Mineo Soga Data transmission apparatus adaptive to data quality on radio-transmission and a method of data transmission therefor

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2127616C (en) * 1993-07-16 1999-02-09 Osamu Kato Mobile communication unit
DE69940996D1 (de) * 1999-04-01 2009-07-30 Lucent Technologies Inc Verbesserte Datenratensteuerung zur drahtlosen Kommunikation
GB2350027B (en) * 1999-05-08 2001-07-18 3Com Corp Monitoring of connection between network devices in a packet-based communication system
US6839325B2 (en) * 2000-06-09 2005-01-04 Texas Instruments Incorporated Wireless communication system which uses ARQ packets to ACK a plurality of packets from an 802.15 superpacket
US7911950B2 (en) * 2006-07-03 2011-03-22 Cisco Technology, Inc. Adapter and method to support long distances on existing fiber
JP5275928B2 (ja) * 2009-07-07 2013-08-28 株式会社デンソー 近距離無線通信装置
JP5278506B2 (ja) * 2011-06-30 2013-09-04 株式会社デンソー 近距離無線通信装置
US9456467B2 (en) * 2011-08-30 2016-09-27 Reseiwe A/S Rate-less wireless communication using protocol coding

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030043930A1 (en) * 2001-08-30 2003-03-06 Martin Morris Method and apparatus for range extension of low-power wireless communication links
US20050071714A1 (en) * 2003-09-25 2005-03-31 Mineo Soga Data transmission apparatus adaptive to data quality on radio-transmission and a method of data transmission therefor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019146023A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 シチズン時計株式会社 携帯機器
JP2021150845A (ja) * 2020-03-19 2021-09-27 株式会社東芝 無線通信装置及び無線通信システム
JP7309644B2 (ja) 2020-03-19 2023-07-18 株式会社東芝 無線通信装置及び無線通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP3005596A1 (en) 2016-04-13
KR20160017028A (ko) 2016-02-15
CN105308893A (zh) 2016-02-03
WO2014195696A1 (en) 2014-12-11
US9924558B2 (en) 2018-03-20
GB201310026D0 (en) 2013-07-17
US20160128126A1 (en) 2016-05-05
TW201448646A (zh) 2014-12-16
GB2514816A (en) 2014-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016526356A (ja) デジタル無線通信
US9681477B2 (en) Digital radio communication
US9712951B2 (en) Extended bluetooth communication modes
US8165080B2 (en) Addressing schemes for wireless communication
CN106603400B (zh) 一种基于窄带物联网的数据传输方法及网关
JP2016526356A5 (ja)
US20210400096A1 (en) Method and apparatus for receiving audio data by using bluetooth technology
JP2016524872A5 (ja)
US20150249946A1 (en) Network connection method and device supporting same
WO2017033531A1 (ja) 通信装置および通信方法
TW201532454A (zh) 用於媒體存取控制(mac)標頭壓縮之裝置及方法
US20200329400A1 (en) System and method for construction of a protocol data unit using selective relay
CN115004753A (zh) 用于感知测量建立的通信方法和通信装置
WO2017094331A1 (ja) 情報処理装置、通信システム、情報処理方法およびプログラム
US20170187487A1 (en) Method for rate indication
US8830941B2 (en) Turbo modes for BAN-based communications
CN114337889A (zh) 数据传输方法、接收方法、通信装置以及计算机存储介质
TW201503618A (zh) 數位無線電通訊
KR101648458B1 (ko) 무선랜 환경에서의 데이터 패킷 길이를 이용한 원격 무선랜 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170605

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190910