JP2016525382A - 容器から液体の意図せぬ流出を防ぐための方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

液体を保持するための容器1を有する装置が提供される。この装置はさらに、前記容器が支持部2から外れることを制御して可能にする制御可能なロック及び前記容器1が開くことを制御して可能にする制御可能なロックの少なくとも1つを含む。前記装置はさらに、前記少なくとも1つの制御可能なロックを制御するための制御器5を有する。前記装置は、前記容器が握られたときに生じる機械的相互作用を検知し、前記機械的相互作用を示す検知信号を発するための少なくとも1つのセンサを含むセンサユニットを具備し、前記制御器は、前記検知信号及び1つ以上の安全条件に応じて、前記少なくとも1つの制御可能なロックを制御する。

Description

本発明は、容器に保存された液体の意図せぬ流出を防ぐための手段を含む容器を有する装置に関する。
本発明はさらに、容器から液体の意図せぬ流出を防ぐための方法にも関する。
本発明はまたさらに、プログラム可能な装置により実施されるとき、この方法のステップを行うプログラムを有する記憶媒体にも関する。
熱い、冷たい又は刺激性の液体がこぼれるとき、これは当人に重大な危険を負わせる。
特開2008−61795は、制御可能なロックを備える蓋を有する電気調理器具を開示している。例えばICタグのような外部信号源がこの制御可能なロックを制御するのに使用される。外部信号源が無いと、この制御可能なロックは閉じられたままであるため、子供が不注意で熱湯をこぼし、それによって子供がけがをするのを防ぐことができる。
既知の装置の安全性が向上したとしても、ICタグの所有者は一時的に、健康上の問題で容器をちゃんと保持できないことが起こり得る。さらに、既知の装置は、小さな子供が前記ICタグを手に入れて、それによってこの装置の不注意による管理を得るという危険を含む。
本発明の目的は、容器に保存された液体の意図せぬ流出を防ぐための改善された手段を含む装置を提供することである。
本発明によれば、液体を保持するための容器を有する装置が提供される。この装置はさらに、前記容器が支持部から外れることを制御して可能にする制御可能なロック、及び前記容器が開くことを制御して可能にする制御可能なロックの少なくとも1つを有する。この装置はさらに、前記少なくとも1つの制御可能なロックを制御するための制御器を有する。前記装置は、前記容器が握られたときに生じる機械的相互作用を検知して、この機械的相互作用を示す検知信号を発するための少なくとも1つのセンサを含むセンサユニットを具備する。前記制御器は、前記検知信号及び1つ以上の安全条件に依存して前記少なくとも1つの制御可能なロックを制御する。
本発明による装置は、その動作が容器を持っているユーザの実際の状態により決定されるので、想定されるユーザの改善された安全性を提供する。
容器から液体を不注意によりこぼすことなく前記容器を持っているユーザの能力の信頼できる推定を提供するための様々なオプションが利用可能である。
ある実施例において、前記少なくとも1つのセンサは、容器を持ち運ぶためのハンドル内に配される及びこれら少なくとも1つのセンサは、ユーザの手とハンドルとの間の接触領域を測定するために配される。ここで前記検知信号は、前記接触領域の大きさを示し、前記1つ以上の安全条件は、第1のしきい値を含み、前記制御器は、前記示された大きさが前記第1のしきい値よりも小さい場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぎ、それによって前記容器が前記支持部から外れることを不能にする。それによって、ユーザが容器をしっかり保持していない場合、又は例えば手が小さすぎて必要とされるグリップ領域を覆うことができない子供の場合のような、ユーザが容器をしっかり保持することができない場合、ユーザが容器を支持部から外すことが防がれる。ある実施例において、前記少なくとも1つのセンサは、容器を持ち運ぶためのハンドル内に配される及びこれら少なくとも1つのセンサは、ユーザの手によりハンドルに及ぼされる力の大きさを測定するために配される。ここで前記検知信号は、前記力の大きさを示し、前記1つ以上の安全条件は、第2のしきい値を含み、前記制御器は、前記示された大きさが第2のしきい値よりも小さい場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぎ、それによって前記容器が前記支持部から外れることを不能にする。それによって、ユーザが容器をしっかり保持していない場合、ユーザが容器を支持部から外すことが防がれる。
特定の実施例において、前記容器は、各々が少なくとも1つの接触センサを備える2つ以上のハンドルを具備してもよい。その場合、制御器は、容器がこれらハンドルの各々において確実に保持されていることが確認されない場合、アンロックすることを防ぐ。この容器は例えば、2つの上記ハンドルを持つので、ユーザは、容器を支持部から外すため又は容器を用いて液体を注ぐために両手を必要とする。他の例として、容器は4つの上記ハンドルを備えてもよいので、容器は2人の人間により両手を用いて保持されなければならない。
ある実施例において、前記少なくとも1つのセンサは、振動の量を測定するために配される。ここで前記検知信号は、振動の量を示し、前記1つ以上安全条件は、第3のしきい値を含み、及び前記制御器は、前記示された量が前記第3のしきい値を超えている場合、制御可能なロックがアンロックすることを防ぎ、それによって前記容器が前記支持部から外れることを不能にする。それによって、容器を支持部から外した、容器を保持しようとする人間がこの容器から液体の意図せぬ流出をもたらしそうな震えの量を持つ場合、容器が前記支持部から外れることを不能にする。
ある実施例において、前記少なくとも1つのセンサは、容器を支持部から取り除こうとする力の大きさを測定するために配される。ここで前記検知信号は、前記力の大きさを示し、前記1つ以上の安全条件は、第4のしきい値を含み、前記制御器は、前記示された大きさが前記第4のしきい値よりも小さい場合、制御可能なロックがアンロックすることを防ぎ、それによって前記容器が前記支持部から外れることを不能にする。それによって、容器を支持部から持ち上げようとする人がこの容器を安定して保持するのには不十分な力であるように思われると、制御器は、容器が支持部から外れることを不能にする。
ある実施例において、前記1つ以上の安全条件は、前記第4のしきい値よりも大きな第5のしきい値を含む。ここで制御器は、前記示された大きさが前記第1のしきい値を超えている場合、制御可能なロックがアンロックすることを防ぎ、それによって前記容器が前記支持部から外れることを不能にする。それによって、ユーザが過度な力で容器を支持部から外すことが防がれる。
上述した安全対策の2つ以上が組み合わされてもよいことに注意されたい。例えば、前記装置は、接触領域のセンサ、グリップ力のセンサ及び震えのセンサの2つ以上を含んでもよく、前記制御器は、前記安全条件の各々が満たされるまで外れることを防いでもよい。
ある実施例において、前記1つ以上の安全条件が既定の連続する最小時間中に満たされるまで、前記制御器は、前記制御可能なロックがアンロックすることを可能にしない。これは前記1つ以上の安全条件のより信頼できる判定を可能にするので、これはあまり厳しくないしきい値を利用することを可能にするので、この追加の要件にもかかわらず、前記装置はさらに使い易くなる。
本発明による装置の実施例はさらに、容器の内部にある液体の特性を測定して、この測定される特性の値を示す検知信号を発するためのセンサを有する。ここで前記制御器は、前記検知信号により示される前記測定される特性の値に応じて、前記1つ以上の安全条件の少なくとも1つの安全条件に適合させるために配される。前記センサは例えば重量センサであり、前記測定される特性は、容器の内部にある液体の重量である。このようにして、容器が少量の液体しか含んでいない場合、安全条件は調節されてもよい。その代わりに若しくはそれに加えて、容器の内部にある液体の温度を測定するための温度センサが設けられてもよい。液体の温度が温度のしきい値よりも低いと温度センサが検知した場合、前記安全条件が緩和又は破棄されてもよい。
ある実施例において、前記装置は、前記検知信号を記録する(logging)及び/又は解析するための設備を含んでいる。このようにして、ユーザの健康状態が改善しているか又は悪化しているかを判断することができ、それに応じて前記安全条件が適合することができる。緊急の場合、医療専門家に通報されてもよい。
前記装置が一人よりも多くの人間による使用を目的とする場合、この装置は、検知した信号を個人に割り当てるためのユーザ識別ユニットを備えてもよい。このようにして、記録されたデータの信頼性が高められる。
さらに使い易くするために、前記制御器に結合され、前記少なくとも1つの安全条件が満たされたかをユーザに示すために配されるフィードバック要素が設けられてもよい。このようにして、容器を持ち上げられない又は開けられなくてもユーザは驚かない。フィードバック要素はさらに、前記1つ以上の安全条件を満たす方法の情報を提供してもよい。
本発明の他の目的は、容器から液体の意図せぬ流出を防ぐための改善した方法を提供することである。
それに応じて、液体を保持するための容器から液体の意図せぬ流出を防ぐための方法であり、前記容器は、容器が支持部から外れることを制御して可能にする制御可能なロック、及び前記容器が開くことを制御して可能にする制御可能なロックの少なくとも1つを有する装置の一部である。
前記方法は以下のステップ、
−前記容器を握るときに生じる機械的相互作用を検知するステップ、
−前記機械的相互作用を示す検知信号を発するステップ、並びに
−前記検知信号及び1つ以上の安全条件に依存して前記少なくとも1つの制御可能なロックを制御するステップ
を有する。
本発明の他の態様によれば、プログラム可能な装置により実施されるとき、この方法のステップを行うプログラムを有する記憶媒体が設けられる。
本発明が適用される装置の一例を示す。 本発明による装置の第1の実施例を概略的に示す。 本発明による装置の第1の実施例を概略的に示す。 本発明による装置の第2の実施例を概略的に示す。 本発明による装置の第2の実施例を概略的に示す。 本発明による装置の第3の実施例を概略的に示す。 本発明による装置の第3の実施例を概略的に示す。 本発明による装置の第4の実施例を概略的に示す。 本発明による装置の第4の実施例を概略的に示す。 本発明による装置の第5の実施例を概略的に示す。 本発明による装置の第5の実施例を概略的に示す。 本発明による方法の一例を概略的に示す。 本発明による装置の第6の実施例を概略的に示す。
これら及び他の態様は、図面を参照して詳細に開示されている。
様々な図面における同様の参照符号は、別段の指示がない限り同様の要素を示している。
図1は、本発明が適用される装置の一例を示す。本例において、前記装置は、容器1及び支持部2を含む給湯器である。
図2A及び2Bは、本発明による改善された安全手段を含む上記装置の一例を概略的に示す。図2Aは、液体Lを含む容器1及びその支持部2を示し、図2Bは、この装置に用いられる制御回路の実施例を概略的に示す。
図2A及び2Bに示される実施例において、前記装置は、前記容器が支持部2から外れることを制御して可能にする制御可能なロック3を有する。このロック3は、互いに協働する部品3a、3bを有し、その1つは容器内に配され、その1つは支持部内に配される。ロックされた状態において、部品3a、3bは、容器が支持部から外れることを防ぐために、互いにしっかりつかんでいる。一方、外れることを防ぐために磁石手段が用いられてもよい。この磁石手段は、外れることを防ぐのに十分な強さである永久磁石部品、及び外れることを可能にするために永久磁場を一時的に補償するための電磁気要素を含んでもよい。前記支持部は、容器を支えるのに十分な安定性を提供する、及び前記制御可能なロック3により容器が外れないとき、容器が動くことを防ぐことが可能であるべきである。支持部は、安定性を提供する及び容器が動くことを防ぐためにそれ自身が十分な重さでもよい。例えば、前記支持部は、重すぎてユーザが知らずに動かせない飲料調製装置の一部でもよい。一方、前記支持部は、キャリア、例えば壁、カウンター又は冷蔵庫の扉に付着される又は取り付けられる部品でもよい。
前記装置はさらに、制御可能なロック3を制御する制御器5を有する。前記装置は、容器が握られたときに生じる機械的相互作用を検知するための少なくとも1つのセンサを含むセンサユニット6を具備している。それに応答して、センサユニット6は機械的相互作用を示す検知信号Cを発する。検知信号C及び1つ以上の安全条件に応じて、制御器5は、制御信号Cを用いて制御可能なロック3を制御する。
制御信号Cを生成する様々なオプションが可能である。図2Aに示される実施例において、センサユニット6は、容器1を持ち運ぶためのハンドル11内に設けられる。ある実施例において、センサ6は、ユーザの手とハンドル11との間の接触領域を測定するために配される。このセンサ6は例えば、ハンドルの表面上に配される一連の感圧要素を含んでもよい。それに応じて、接触領域の大きさを示す検知信号Cが供給される。この検知信号は例えば、どの番号の感圧要素が圧力を検知したかを示してもよい。本実施例において、1つ以上の安全条件は第1のしきい値を含み、制御器5は前記示される大きさが前記第1のしきい値よりも小さい場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぐ。例えば、前記ハンドルが10個の感圧要素を備えてもよく、これら10個のうち3つよりも多くの感圧要素が圧力を感じない場合、アンロックが防がれる。それによって、ユーザが容器をちゃんと保持しない場合、ユーザが容器1を支持部2から外すことが防がれる。ユーザが容器をちゃんと保持することを促すために、信号Cにより制御される及び前記ロック3が外れたかをユーザに示すフィードバック要素9、例えば発光要素が設けられる。一方、例えば前記ロックをアンロックするとき、はっきり聞こえるクリック音を出すため又はハンドルに振動を誘発するために、音響信号又は検知信号が用いられてもよい。
もう1つの実施例において、前記センサは、ユーザの手によりハンドルに及ぼされる力の大きさを測定するために配される。そのためにセンサ6は、ハンドルに及ぼされる力の大きさを信号で伝える1つ以上の感圧要素を有する。各々が力を検知する1つよりも多くの感圧要素が使用される場合、前記検知信号は、これらの力の平均値若しくは最小値を前記大きさとして示してよい。前記力の大きさを測定するためのセンサを含む本実施例において、前記1つ以上の安全条件は第2のしきい値を含み、前記制御器は前記示される大きさが前記第2のしきい値よりも小さい場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぐ。それによって、ユーザが容器をしっかり保持していない場合、ユーザが容器1を支持部2から外すことが防がれる。
再びもう1つの実施例において、センサ6は、振動の量を測定するために配される、及び検知信号は振動の量を示す。このために加速度センサが使用されてもよい。振動/加速度センサがハンドル11に適切に配されていたとしても、このセンサは容器1のもう1つの部分に或いは支持部2に配されてもよい。前記1つ以上の安全条件は第3のしきい値を含み、前記制御器は前記示される振動の量が前記第3のしきい値を超えている場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぐ。それによって、容器を保持しようとする人間が、その容器を支持部から外したとき、容器から液体の意図せぬ流出をもたらしそうな震えの量を持つ場合、前記容器が支持部から外れることを不能にする。
上述した安全対策の2つ以上が組み合わされてもよいことに注意されたい。例えば、前記装置は、接触領域のセンサ、グリップ力のセンサ及び震えのセンサの2つ以上を含んでもよく、前記制御器は、前記安全条件の各々が満たされるまで外れることを防いでもよい。
他の安全対策として、前記制御器は、前記1つ以上の安全条件が少なくとも最小時間中に満たされたかを検証し、前記1つ以上の安全条件がその最小時間中に連続して満たされるまで、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぐためのタイマーを含んでもよい。
図3A及び3Bに示されるような実施例において、前記装置は、容器を支持部から取り除こうとする力の大きさを測定するために配されるセンサ7を含む。センサ7により供給される検知信号Cは、その力の大きさを示している。本実施例において、前記1つ以上の安全条件は第4のしきい値を含み、前記制御器5は前記示される大きさが前記第4のしきい値よりも小さい場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぐ。それによって、制御器は、容器を指示部から持ち上げようとする人がこの容器1を安定して保持するのに不十分な力であるように思われると、容器1が支持部2から外れることを不能にする。図3A及び3Bに示されるように、センサ7は、前記1つ以上の他のセンサ、例えば接触領域、グリップ力及び/又は震えを測定するセンサ6と組み合わされてもよく、制御器5は、センサ信号の組み合わせが前記容器が外れるのは安全上のリスクを含むことを示す場合、容器が外れることを不能にする。さらに、この実施例において、必要とされる安全条件が既定の最小時間中に連続して満たされるかを判断するために、タイマー手段が設けられてもよい。
安全機構に詳しくない人が過度の力を加えることにより容器を外そうとする場合、制御可能なロックがアンロックされていると、この容器の制御できない動きが起こる。これは、ユーザに適切に指示することにより防がれる。一方、前記1つ以上の安全条件が前記第4のしきい値よりも大きい第5のしきい値を含んでもよい。この場合、前記制御器は、示される大きさが前記第5のしきい値を超えている場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぐ。それによって、ユーザが過度の力を用いて容器を支持部から外すことが防がれる。
図4A及び4Bに説明される代替の安全対策として、容器1が開くことを制御して可能にする制御可能なロック4が設けられる。図2A、2B及び3A、3Bを参照して説明される実施例のように、容器が握られたときに生じる機械的相互作用を検知する及びこの機械的相互作用を示す検知信号Cを発する少なくとも1つのセンサを含むセンサユニット6を具備する。同様に、制御器は、検知信号C及び1つ以上の安全条件に応じて、制御可能なロック4を制御するための制御信号Cを発する。これら安全条件は、図2A、2B及び3A、3Bに示され、これらを参照して説明された実施例に対し詳細に述べたような、最小の接触領域、最小のグリップ力及び最大量の振動の1つ以上を含んでよい。さらに、追加の安全条件、例えば安全条件の1つ以上が満たされる最小時間が応用可能である。容器1を制御して可能なように開くための制御可能なロック4だけを持つ図4A及び4Bに示される実施例は、この容器の支持部が必要ないという利点を有する。それによって、(破線で示される)支持部2は無しに又は軽量にすることができる。ユーザが容器をしっかり持つことができないという状況が起こったとしても、容器が確実に保持されることが検出されるまで、容器を制御して開くための前記ロックがロック状態で維持されるので、健康リスクは防がれる。容器の向きを示す信号を供給するための追加の方位センサが設けられてもよく、制御器は、容器1内にある検出された液体の量を示す値を超えた傾斜角が検出されると、容器を閉じた状態に保つように前記ロック4を制御するために配される。すなわち、容器内にある検出された液体の量が多いほど、容器がしっかり保持されていたとしても、液体Lが容器1から大量に流れ出ないように許容される傾斜角は小さくなる。
図5A及び5Bは代替実施例を示し、ここで前記装置は、容器が支持部2から外れることを制御して可能にする制御可能なロック3及び容器1が開くことを制御して可能にする制御可能なロック4の両方を含んでいる。この実施例において、制御可能なロック3は、ユーザが容器1を支持部から不適切に外すことを防ぐ。容器を支持部から外した後、ユーザが突然の発作に襲われる不慮の事例において、制御可能なロック4は、容器1が開くことを防ぎ、それによって怪我を防ぐための補足的な方法を提供する。制御の突然の解放は深刻な健康上の問題の兆候であるため、例えば介護者に警告するために警告信号を警報センターに発する設備が含まれてもよい。
制御可能なロック3が容器を支持部2から外すことを制御して可能にする及び制御可能なロック4が容器1が開くことを制御して可能にする制御信号C及びCは同じでもよい。一方、容器が支持部2から外れることを可能にする制御信号Cを発するため、及び容器1が開くことを可能にする制御信号Cを発するために、互いに異なる安全条件が利用されてもよい。
図6A及び6Bは、他の実施例を説明している。ここではさらに、容器1内の液体Lの特性を測定し、測定される特性の値を示す検知信号Cを発するためのセンサ8が設けられている。制御器は、検知信号Cにより示される前記測定される特性の値に応じて、前記1つ以上の安全条件の少なくとも1つの安全条件を適合させるために配される。
示される実施例において、前記センサは温度センサ8であり、測定される特性は、容器1内の温度である。例えば、前記装置が給湯器である場合、前記少なくとも1つの安全条件は、検出される液体の温度が温度のしきい値、例えば35℃よりも低い場合、アンロック状態で維持されるということが適合される。それによって、ユーザは、容器を一杯にしようとするとき邪魔されず、給湯器内の水の残りの温度は、怪我をさせるほど十分な高さではない。
もう1つの例として、前記センサは重量センサでもよく、測定される特性は容器1内の液体Lの重量である。図3A及び3Bの実施例におけるセンサ7は、例えばこの特性を検知するために配されてもよい。制御器5が接触するグリップ領域を安全条件として検査する場合、この接触する領域に対する第1のしきい値は、測定される重量の値の増加と共に増えてもよい。同じく、制御器5がユーザの手により及ぼされる力を検査する場合、この力に対する第2のしきい値は、測定される重量の値の増加と共に増えてもよい。同様に、制御器5が振動の量を検査する場合、この振動の量に対する第3のしきい値は、測定される重量の値の増加と共に減ってもよい。同じく、容器を持ち上げようとする力の大きさに対する第4のしきい値は、測定される重量の値の増加と共に増えてもよい。
図7は、液体Lを保持するための容器1から液体の意図せぬ流出を防ぐための方法を説明している。容器は、例えば図2A、2Bから図6A、6Bまでに示される実施例の1つによる、この容器が支持部から外れることを制御して可能にする制御可能なロック3及び/又は容器1が開くことを制御して可能にする制御可能なロック4を有する装置の一部である。図7に説明される方法は、以下のステップを有する。
第1のステップS1において、容器1内にある液体Lの温度が測定される。その温度がしきい値の温度、例えば35℃を超えていない若しくは容器1内に液体が存在していないと判断される場合(N)、ステップS2において、制御器5は、ユーザが制限されずに容器を持つことができるように、前記ロック3及び/又は4をアンロックモードで制御する。前記温度が前記しきい値の温度を超えていると判断される場合(Y)、ステップS3において、制御器5は前記ロック3及び/又は4をデフォルトでロックモードに設定する。もう1つの実施例において、デフォルト状態のロック3及び/又は4は、液体の温度又は他の状態に関係なく常にロックされている。しかしながら、任意の第1のステップは、使い易ささを増大させる一方、ユーザの安全を危うくしない。しかしながら、如何なる場合においても、ロック3及び/又は4は、例えば停電の場合にロック3及び/又は4が不注意により外れることから守るために、機械的な手段により達成されるようなロックが機能しない安全状態があってもよいことに注意されない。
ステップS4において、容器がユーザにより確実に保持されているか判断される。この判断は、上述したようなグリップ力の検出、接触領域の検出及び振動の検出の1つ以上に基づいてもよい。そうでない場合(N)、ロックは外れない。検出される十分なグリップ力の不足は、ステップS5において視覚又は音響信号によりユーザに示される。ユーザが容器を確実に保持していることが検出されると(Y)、前記方法はステップS6に進む。
ステップS6において、容器を支持部から持ち上げようとするユーザにより及ぼされる力がその容器を保持するのに十分であるか検出される。加えて、この力が強すぎるか判断されてもよい。検出される力の大きさが安全要件に従っている場合、前記ロックはアンロックされる。そうでない場合(N)、検出される十分な持ち上げる力の不足又は検出される過度な持ち上げる力は、ステップS7において、現在許容される持ち上げる力は、例えばこの持ち上げる力の下限及び任意の上限にどの位関係しているかを示す視覚フィードバックによりユーザに示される。検証ステップS4及びS6の一方が無くてもよいことに注意されたい。ステップS6がステップS4の後続するステップとして示されているが、この順番は逆でもよい。一方、ステップS4及びステップS6の検証が同時に行われてもよい。
図8は、本発明による装置における追加の任意の特徴を示す。図面の明瞭性のために、以前の図面を参照して説明した幾つかの部品はこの図面に示されない。
上述した実施例において、制御器5は、容器が握られたときに生じる機械的相互作用を示す検知信号Cを受信する。さらに、制御器5は、1つ以上の追加の信号、例えば容器内にある液体の量を示す検知信号C及び/又はその液体の温度を示す検知信号Cを受信してもよい。それに応じて、制御器5は、容器が支持部から外れることを制御して可能にする制御可能なロック及び/又は容器が開くことを制御して可能にする制御可能なロックを制御するために、信号C及び/又はCを発する。さらに、制御器5は、前記1つ以上の安全条件が満たされるかに関するフィードバックをユーザに与える及び場合によっては、この(これら)安全手段を満たすために何を変更すべきかをユーザに知らせる、視覚、音響又は感覚手段を制御するために制御信号Cを使用してもよい。
加えて、前記装置は、前記検知信号を記録する及び/又は解析するための設備54を有してもよい。この記録/解析する設備54と制御器5との間の情報交換は、通信信号C54により行われる。ユーザの健康状態が良い方向に進んでいるのか又は悪い方向に進んでいるのか判断するために、記録された内容が医療専門家により調べられる。この記録された内容は、1つ以上の安全条件を適合させるために用いられてもよい。例えば、記録されたデータから、ユーザが発作又は卒中を起こす危険が高すぎると思われる場合、制御器は、満たされるべき安全要件を強化する或いはリセットが行われるまで前記ロックをロック状態に設定する。示される実施例において、前記制御器はさらに、トランシーバ52に結合され、トランシーバ52と通信信号C52を交換することが可能である。前記検知信号の解析から、ユーザの健康状態が危険であると思われる場合、直ちにこれが医療専門家に報告される。その代わりに又はそれに加えて、医療専門家は、このトランシーバを介して専門家の自由意思で前記記録された内容を検査してもよい。
前記装置は、この装置を用いて前記検知した信号Cを個人に関連付けるためのユーザ識別ユニット53をさらに含んでもよい。このユーザ識別ユニット53は、例えばハンドルを握ったユーザの指紋の検出により若しくは心拍信号のパターンを認識することにより、生体測定データからユーザのIDを決定してもよい。ユーザ識別ユニット53は、通信信号C53により制御器に信号を送る。1人よりも多くのユーザがこの装置を使用する場合、制御器は、前記検知した信号Cを夫々のユーザに選択的に関連付けることができる。それによって、記録されたデータは、さらに信頼できる、及びこのデータの解析は、個人のより正確な診断を提供することができる。
その代わりに又はそれに加えて、制御器5は、身体結合通信(BCC)用トランシーバ51に結合され、このトランシーバ51と通信信号C51を交換することが可能である。このようにして、前記制御器は例えば、ユーザが身に着けるIDカードとの身体結合通信により、ユーザのIDを認識してもよい。
当業者には明らかであるように、請求項に挙げられる要素は、それが単独で若しくは他の機能と連動したとしても、それが孤立して若しくは他の要素と協働したとしても、動作時に再現する又は特定の機能を再現するように設計される如何なるハードウェア(例えば分離回路若しくは集積回路)又はソフトウェア(例えばプログラム若しくはプログラムの一部)を含むことを意味している。本発明は、幾つかの別個の要素を有するハードウェアを用いて及び適切にプログラムされたコンピュータを用いて実施されることができる。幾つかの手段を列挙する装置の請求項において、これら手段の幾つかがハードウェアの同一のアイテムにより具現化されることができる。
「コンピュータプログラムプロダクト」は、例えばインターネットのようなネットワークを介してダウンロード可能な、若しくは他の何らかの手段で市場おいて売買できるコンピュータ読取可能媒体、例えばフロッピー(登録商標)ディスクに記憶される如何なるソフトウェアプロダクトを意味していると理解されるべきである。
第1、第2、第3等の用語が様々な要素、構成要素、モジュール及び/又はユニットを説明するために本明細書に用いられたとしても、これらの要素、構成要素、モジュール及び/又はユニットがこれらの用語により限定されるべきではないと理解される。これらの用語は、ある要素、構成要素、モジュール及び/又はユニットともう1つの要素、構成要素、モジュール及び/又はユニットとを区別するのに使われるだけである。従って、本明細書に論じられる第1の要素、構成要素、モジュール及び/又はユニットは、本発明が教示することから外れることなく、第2の要素、構成要素、モジュール及び/又はユニットと呼ばれることができる。
明細書に用いられるように、"有する"、"有している"、"含む"、"含んでいる"、"持つ"、"持っている"又はこれらの他の如何なる変形例も非排他的な包含を含めることを意図される。例えば、要素のリストを有する処理、方法、物品又は装置は、必ずしもこれらの要素だけに限定されるのではなく、明確に列挙されていない又はそのような処理、方法、物品若しくは装置に内在する他の要素を含んでもよい。さらに、反対のことがはっきり述べられていない限り、"又は"は包括的論理和を指し、排他的論理和を指していない。例えば、条件式"A又はB"は、Aは真(又は存在する)であり、Bは偽(又は存在しない)である、Aは偽(又は存在しない)であり、Bは真(又は存在する)である、並びにA及びBは共に真(又は存在する)である、の何れか1つを満たしている。
さらに、本発明の複数の要素及び構成要素を説明するために、単数形の使用が用いられる。これは単に便宜上のためであり、本発明の一般的意味を示すために行われている。このような記載は1つ又は少なくとも1つを含むと読み取られるべきであり、それが他の意味を持つことが明らかとならない限り、単数形は複数形も含んでいる。
他に規定されない限り、本明細書に使用される全ての技術及び科学用語は、本発明が属する当業者により一般に理解されるのと同じ意味を持つ。本明細書において説明されたのと類似若しくは同等の方法及び材料が、本発明の実施若しくは検査に用いられていたとしても、適切な方法及び材料が以下に説明される。本明細書に述べた全ての公報、特許出願、特許及び他の参照文献は、それら全てを参照することにより組み込まれる。対立する場合、定義を含む本明細書が管理する。加えて、前記材料、方法及び実施例は、単に例示的であり、限定を意図しない。

Claims (15)

  1. 液体を保持するための容器を有する装置であり、
    前記容器が支持部から外れることを制御して可能にする制御可能なロック及び前記容器が開くことを制御して可能にする制御可能なロックの少なくとも1つをさらに有し、並びに
    少なくとも1つの前記制御可能なロックを制御する制御器をさらに有する、装置において、
    前記装置は、前記容器が握られたときに生じる機械的相互作用を検知する及び前記機械的相互作用を示す検知信号を発するための少なくとも1つのセンサを含むセンサユニットを具備し、前記制御器は、前記検知信号及び1つ以上の安全条件に応じて前記少なくとも1つの制御可能なロックを制御することを特徴とする、装置。
  2. 前記少なくとも1つのセンサは、前記容器を持ち運ぶためのハンドル内に配され、前記少なくとも1つのセンサは、ユーザの手と前記ハンドルとの間の接触領域を測定するために配され、前記検知信号は、前記接触領域の大きさを示し、前記1つ以上の安全条件は、第1のしきい値を含み、並びに前記制御器は、前記示される大きさが前記第1のしきい値よりも小さい場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぎ、それによって前記容器が前記支持部から外れることを不能にする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのセンサは、前記容器を持ち運ぶためのハンドル内に配され、前記少なくとも1つのセンサは、ユーザの手により前記ハンドルに及ぼされる力の大きさを測定するために配され、前記検知信号は、前記力の大きさを示し、前記1つ以上の安全条件は、第2のしきい値を含み、並びに前記制御器は、前記示される大きさが前記第2のしきい値よりも小さい場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぎ、それによって前記容器が前記支持部から外れることを不能にする、請求項1に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのセンサは、振動の量を測定するために配され、前記検知信号は、振動の量を示し、前記1つ以上の安全条件は、第3のしきい値を含み、及び前記制御器は、前記示される量が前記第3のしきい値を超えている場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぎ、それによって前記容器が前記支持部から外れることを不能にする、請求項1に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのセンサは、前記容器を前記支持部から取り外そうとする力の大きさを測定するために配され、前記検知信号は、前記力の大きさを示し、前記1つ以上の安全条件は、第4のしきい値を含み、及び前記制御器は、前記示される大きさが前記第4のしきい値よりも小さい場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぎ、それによって前記容器が前記支持部から外れることを不能にする、請求項1に記載の装置。
  6. 前記1つ以上の安全条件は、前記第4のしきい値よりも大きい第5のしきい値を含み、前記制御器は、前記示される大きさが前記第5のしきい値を超えている場合、前記制御可能なロックがアンロックすることを防ぎ、それによって前記容器が前記支持部から外れることを不能にすることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 前記制御器は、前記1つ以上の安全条件が既定の連続する最小時間中に満たされるまで、前記制御可能なロックがアンロックすることを可能にしないことを特徴とする、請求項1乃至6の何れか一項に記載の装置。
  8. 前記容器内の液体の特性を測定する及び前記測定される特性の値を示す検知信号を発するためのセンサをさらに有し、前記制御器は、前記検知信号により示される前記測定される特性の値に応じて、前記1つ以上の安全条件の少なくとも1つの安全条件を適合させるために配される、請求項1乃至7の何れか一項に記載の装置。
  9. 前記センサは重量センサであり、前記測定される特性は、前記容器内の液体の重量である、請求項8に記載の装置。
  10. 前記センサは温度センサであり、前記測定される特性は、前記容器内の液体の温度である、請求項8に記載の装置。
  11. 前記検知信号を記録及び/又は解析するための設備を含む、請求項1乃至10の何れか一項に記載の装置。
  12. 前記検知信号を個人に関連付けるためのユーザ識別ユニットをさらに含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記1つ以上の安全条件は、前記記録及び解析される信号に従って適合させる、請求項11又は12に記載の装置。
  14. 前記制御器に結合され、前記少なくとも1つの安全条件が満たされているかを前記ユーザに示すために配される、フィードバック要素をさらに含む、請求項1乃至13の何れか一項に記載の装置。
  15. 液体を保持するための容器から液体の意図せぬ流出を防ぐための方法において、装置は、前記容器が支持部から外れることを制御して可能にする制御可能なロック及び前記容器が開くことを制御して可能にする制御可能なロックの少なくとも1つを有し、前記方法は、
    前記容器を握るときに生じる機械的相互作用を検知するステップ、
    前記機械的相互作用を示す検知信号を発するステップ、並びに
    前記検知信号及び1つ以上の安全条件に応じて、前記少なくとも1つの制御可能なロックを制御するステップ
    を有する方法。
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