JP2016524771A - プログラムデータを更新する方法及びデバイス - Google Patents

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Abstract

本発明は、プログラムデータを更新する方法及びデバイスを開示し、データ処理技術の分野に属する。この方法は、ユーザの入力命令を受信するステップと、ユーザの入力命令に従って端末デバイスのスタートアップモードを決定し、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を端末デバイスに送信するステップとを含み、端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定された場合、制御命令は、強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令であり、強制ローディング・スタートアップモードは、端末デバイスが記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するスタートアップモードである。本発明では、ネットワークを使用することによる更新方式又は筐体を分解することによる更新方式を行わずに、強制ローディングにより端末デバイスのプログラムデータ更新を実現するため、ホストデバイスは、端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定し、端末デバイスは、記憶カードから取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行する。従って、データ更新の成功率が改善される。

Description

本発明は、データ処理技術の分野に関し、特にプログラムデータを更新する方法及びデバイスに関する。
データ処理技術の絶え間ない進展により、SD(Secure Digital、セキュア・デジタル)形式の製品の内蔵SD記憶チップの良好な記憶特性のため、SD形式の製品がより広範囲に使用されており、無線通信モジュールに統合する傾向が存在する。SD形式の製品に記憶されたプログラムデータは、或る間隔で更新される必要がある。従って、プログラムデータをどのように更新するかは、人が注目する問題である。
関連技術では、プログラムデータを更新する2つの方法が提供される。第1の方法では、SD形式の製品は、無線通信コンポーネントを含み、無線通信コンポーネントを使用することによりネットワークにアクセスし、プログラムデータは、ネットワークを使用することによりオンラインで更新される。第2の方法では、SD形式の製品の筐体は、USB(Universal Serial Bus、ユニバーサル・シリアル・バス)インタフェースを有するPCB(Printed Circuit Board、プリント回路基板)を取得するために分解される必要があり、これにより、記憶チップは、USBインタフェースを通じて更新のために更新される必要があるプログラムデータを接続されたコンピュータからダウンロードする。
本発明を実現する過程において、発明者は、前述の方法が少なくとも以下の問題を有することを見出した。
第1の方法では、無線ネットワークにアクセスされる必要があるため、ネットワークが利用可能でない場合、又は無線通信コンポーネントが損傷しているためネットワークにアクセスできない場合、プログラムデータは更新できず、従って、データ更新の成功率は比較的低い。第2の方法では、SD形式の製品の記憶チップを取得するためにSD形式の製品の筐体が分解される必要がある。しかし、SD形式の製品の構造は一般的には分解可能ではなく、その結果、筐体を分解する過程において製品の筐体及び関係するPCBパッドが損傷する可能性がある。この場合、プログラムデータは更新できず、従って、データ更新の成功率は比較的低い。
従来技術の問題を解決するために、本発明の実施例は、プログラムデータを更新する方法及びデバイスを提供する。技術的対策は以下の通りである。
第1の態様によれば、プログラムデータを更新する方法が提供される。この方法は、ホストデバイスに適用され、ユーザの入力命令を受信するステップと、ユーザの入力命令に従って端末デバイスのスタートアップモードを決定し、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を端末デバイスに送信するステップとを含み、端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定された場合、制御命令は、強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令であり、強制ローディング・スタートアップモードは、端末デバイスが記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するスタートアップモードである。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の可能な実現方式では、端末デバイスのスタートアップモードは、強制ローディング・スタートアップモードと、通常スタートアップモードとを含む。
第1の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第2の可能な実現方式では、端末デバイスのスタートアップモードが通常スタートアップモードであると決定された場合、制御命令は、通常スタートアップモードに入る第2の制御命令であり、通常スタートアップモードは、端末デバイスが内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、読み取られたデータに従って通常にスタートするスタートアップモードである。
第1の態様、並びに第1の態様の第1の可能な実現方式及び第2の可能な実現方式のうちいずれか1つの可能な実現方式を参照して、第1の態様の第3の可能な実現方式では、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を端末デバイスに送信した後に、端末デバイスにより送信されたデータ更新を実行するプロセスデータを受信し、プロセスデータに従って端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するステップを更に含む。
第2の態様によれば、プログラムデータを更新する方法が提供される。この方法は、端末デバイスに適用され、ホストデバイスにより送信された制御命令を受信するステップであり、制御命令は、端末デバイスのスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用され、スタートアップモードは、ホストデバイスにより決定されるステップと、制御命令が強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令である場合、第1の制御命令に従って強制ローディング・スタートアップモードに入るステップと、記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するステップとを含む。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実現方式では、この方法は、制御命令が通常スタートアップモードに入る第2の制御命令である場合、第2の制御命令に従って通常スタートアップモードに入るステップと、内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、読み取られたデータに従って通常にスタートするステップとを更に含む。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第2の態様の第2の可能な実現方式では、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行した後に、データ更新を実行するプロセスデータをホストデバイスに送信するステップであり、データ更新データのプロセスデータは、ホストデバイスにより端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するために使用されるステップを更に含む。
第3の態様によれば、ホストデバイスが提供される。ホストデバイスは、ユーザ入力モジュールと、プロセッサと、第1のインタフェースと、第2のインタフェースとを含む。第1のインタフェースは、端末デバイスに接続される。第2のインタフェースは、記憶カードに接続され、記憶カードは、端末デバイスによりデータ更新を実行するために使用されるプログラムデータを記憶する。ユーザ入力モジュールは、ユーザの入力命令を受信するように構成される。プロセッサは、ユーザ入力モジュールにより受信したユーザの入力命令に従って端末デバイスのスタートアップモードを決定し、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を端末デバイスに送信するように構成される。端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定された場合、プロセッサにより送信される制御命令は、強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令であり、強制ローディング・スタートアップモードは、端末デバイスが記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するスタートアップモードである。
第3の態様を参照して、第3の態様の第1の可能な実現方式では、端末デバイスのスタートアップモードが通常スタートアップモードであると決定された場合、プロセッサにより送信される制御命令は、通常スタートアップモードに入る第2の制御命令であり、通常スタートアップモードは、端末デバイスが内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、読み取られたデータに従って通常にスタートするスタートアップモードである。
第3の態様を参照して、第3の態様の第2の可能な実現方式では、ホストデバイスは、第1の制御回路を更に含む。プロセッサは、第1の制御回路を使用することにより、第1のインタフェースに対して、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を端末デバイスに送信することを駆動するように構成される。
第3の態様、並びに第3の態様の第1の可能な実現方式及び第2の可能な実現方式のうちいずれか1つの可能な実現方式を参照して、第3の態様の第3の可能な実現方式では、ホストデバイスは、表示部を更に含む。第1のインタフェースは、端末デバイスによりデータ更新を実行するプロセスデータを受信するように構成され、プロセスデータは、端末デバイスにより送信される。表示部は、第1のインタフェースにより受信したプロセスデータに従って端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するように構成される。
第4の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、プロセッサと、第1のインタフェースとを含む。第1のインタフェースは、ホストデバイスに接続するように構成される。第1のインタフェースは、ホストデバイスにより送信された制御命令を受信するように構成され、制御命令は、端末デバイスのスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用され、スタートアップモードは、ホストデバイスにより決定される。プロセッサは、第1のインタフェースにより受信した制御命令が強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令である場合、第1の制御命令に従って強制ローディング・スタートアップモードに入り、記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するように構成される。
第4の態様を参照して、第4の態様の第1の可能な実現方式では、プロセッサは、第1のインタフェースにより受信した制御命令が通常スタートアップモードに入る第2の制御命令である場合、第2の制御命令に従って通常スタートアップモードに入るように構成され、通常スタートアップモードは、端末デバイスが内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、読み取られたデータに従って通常にスタートするスタートアップモードである。
第4の態様を参照して、第4の態様の第2の可能な実現方式では、端末デバイスは、第2の制御回路を更に含む。プロセッサは、第2の制御回路を使用することにより、第1のインタフェースに対して、ホストデバイスにより送信され、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を受信することを駆動するように構成される。
第4の態様、並びに第4の態様の第1の可能な実現方式及び第2の可能な実現方式のうちいずれか1つの可能な実現方式を参照して、第4の態様の第3の可能な実現方式では、第1のインタフェースは、データ更新を実行するプロセスデータをホストデバイスに送信するように更に構成され、データ更新のプロセスデータは、ホストデバイスにより端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するために使用される。
本発明の実施例で提供される技術的対策によりもたらされる有利な効果は以下の通りである。
端末デバイスは、端末デバイスに接続されたホストデバイスにより決定されたスタートアップモードに入ることによりスタートする。端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードである場合、端末デバイスは、記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行する。端末デバイスのプログラムデータは、ネットワークを使用することによる更新方式又は筐体を分解することによる更新方式を行わずに、強制ローディングにより直接的に更新され得る。従って、データ更新の成功率が改善され得る。
本発明の実施例の技術的対策を明確に説明するために、以下に、実施例を説明するために必要な添付図面について簡単に紹介する。明らかに、以下の説明において、添付図面は、本発明の単にいくつかの実施例を示しているに過ぎず、当業者は、創造的取り組みを行うことなく、依然としてこれらの添付図面から他の図面を導き得る。
本発明の実施例によるプログラムデータを更新する方法のフローチャート 本発明の他の実施例によるプログラムデータを更新する方法のフローチャート 本発明の他の実施例によるプログラムデータを更新する方法のフローチャート 本発明の他の実施例によるホストデバイスの概略構成図 本発明の他の実施例によるホストデバイスの概略構成図 本発明の他の実施例によるホストデバイスの概略構成図 本発明の他の実施例による端末デバイスの概略構成図 本発明の他の実施例による端末デバイスの概略構成図 本発明の他の実施例によるプログラムデータを更新するシステムの概略構成図 本発明の他の実施例による回路接続関係の概略図
例示的な実施例について、ここに詳細に説明する。実施例の例は、添付図面に示されている。以下の説明が添付図面に関係する場合、特に言及しない限り、異なる図面における同じ番号は、同じ要素又は同一の要素を示す。以下の例示的な実施例に記載の実現方式は、本発明に従う全ての実現方式を表しているとは限らない。これに対して、これらは、本発明の特許請求の範囲に詳細に記載するいくつかの態様に従う装置及び方法の単なる例である。関係する技術では、SD形式の製品に記憶されたプログラムデータが更新される場合、SD形式の製品に含まれる無線通信コンポーネントを使用することによりネットワークにアクセスする必要があり、プログラムデータは、ネットワークを使用することによりオンラインで更新される。ネットワークが利用可能でない場合、又は無線通信コンポーネントが損傷しているためネットワークにアクセスできない場合、プログラムデータは更新できない。或いは、SD形式の製品の筐体を分解することにより、USBインタフェースを有するPCBが取得される。これにより、記憶チップは、USBインタフェースを通じて接続されたコンピュータからプログラムデータをダウンロードし、データ更新は、ダウンロードされたプログラムデータに従って実行される。SD形式の製品の構造は一般的には分解可能ではないため、筐体を分解する過程において、製品の筐体及び関係するPCBパッドが損傷する可能性がある。この場合、プログラムデータは更新できず、従って、データ更新の成功率は比較的低い。
前述の問題を回避し、データ更新の成功率を改善するために、本発明の実施例は、プログラムデータを更新する方法を提供する。この方法は、ホストデバイスに適用される。この実施例及び後の実施例のホストデバイスは、DC(Digital Camera、デジタルカメラ)、DV(Digital Video、デジタルビデオ)、カードリーダ等を含むが、これらに限定されない。ホストデバイスの製品の形式は、具体的にはこの実施例及び後の実施例で限定されない。図1を参照すると、この実施例で提供される方法の手順は、以下のステップを含む。
101:ユーザの入力命令を受信する。
102:ユーザの入力命令に従って端末デバイスのスタートアップモードを決定する。
103:決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を端末デバイスに送信する。
104:端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定された場合、制御命令は、強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令である。強制ローディング・スタートアップモードは、端末デバイスが記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するスタートアップモードである。
任意選択で、端末デバイスのスタートアップモードが通常スタートアップモードであると決定された場合、制御命令は、通常スタートアップモードに入る第2の制御命令であり、通常スタートアップモードは、端末デバイスが内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、読み取られたデータに従って通常にスタートするスタートアップモードである。
任意選択で、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を端末デバイスに送信した後に、この方法は、以下のステップを更に含む。
端末デバイスにより送信されたデータ更新を実行するプロセスデータを受信し、プロセスデータに従って端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示する。
この実施例で提供される方法によれば、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御情報が、端末デバイスに送信される。端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードである場合、端末デバイスは、強制ローディング・スタートアップモードに入るように制御される。端末デバイスは、記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行する。端末デバイスのプログラムデータは、ネットワークを使用することによる更新方式又は筐体を分解することによる更新方式を行わずに、強制ローディングにより直接的に更新され得る。従って、データ更新の成功率が改善され得る。
図2は、本発明の他の実施例によるプログラムデータを更新する方法のフローチャートである。本発明の他の実施例は、プログラムデータを更新する方法を提供する。この方法は、端末デバイスに関する。この実施例及び後の実施例の端末デバイスは、ネットワークモジュールを有するSDデータカード等を含むが、これに限定されない。端末デバイスの製品の形式は、具体的にはこの実施例及び後の実施例で限定されない。図2に示すように、この実施例で提供される方法の手順は、以下のステップを含む。
201:ホストデバイスにより送信された制御命令を受信する。制御命令は、端末デバイスのスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用され、スタートアップモードは、ホストデバイスにより決定される。
202:制御命令が強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令である場合、第1の制御命令に従って強制ローディング・スタートアップモードに入る。
203:記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行する。
任意選択で、制御命令が通常スタートアップモードに入る第2の制御命令である場合、第2の制御命令に従って通常スタートアップモードに入り、内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、読み取られたデータに従って通常にスタートする。
任意選択で、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行した後に、この方法は、以下のステップを更に含む。
データ更新を実行するプロセスデータをホストデバイスに送信する。データ更新のプロセスデータは、ホストデバイスにより端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するために使用される。
この実施例で提供される方法によれば、端末デバイスは、ホストデバイスにより送信された制御命令に従って、ホストデバイスにより決定されたスタートアップモードに入ることによりスタートする。スタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードである場合、記憶カードのプログラムデータが取得され、データ更新は、取得されたプログラムデータに従って実行される。プログラムデータは、ネットワークを使用することによる更新方式又は筐体を分解することによる更新方式を行わずに、強制ローディングにより直接的に更新され得る。従って、データ更新の成功率が改善され得る。
図3は、本発明の他の実施例によるプログラムデータを更新する方法のフローチャートである。本発明の他の実施例は、プログラムデータを更新する方法を提供する。この方法は、ホストデバイス、端末デバイス、記憶カード等に関する。図3に示すように、この実施例で提供される方法の手順は、以下のステップを含む。
301:ホストデバイスは、ユーザの入力命令を受信する。
ホストデバイスは、ユーザ入力モジュールと、第1のプロセッサと、第1のインタフェースと、第2のインタフェースとを含む。ホストデバイスの構造は、この実施例では限定されない。ホストデバイスによりユーザの入力命令を受信する方式は、ユーザ入力モジュールを使用することによりユーザの入力命令を受信することを含むが、これに限定されない。ユーザ入力モジュールは、モード選択スイッチ、タッチスクリーン、キーボード、マウス等でもよい。ユーザ入力モジュールの製品の形式は、具体的にはこの実施例では限定されない。異なる製品の形式のユーザ入力モジュールは異なる動作原理を有するため、異なる製品の形式のユーザ入力モジュールについて、ユーザの入力命令を受信する方式及び命令の具体的な形式も異なり、これは具体的にはこの実施例で限定されない。例えば、ユーザは、命令の入力を実現するためにモード選択スイッチを使用することにより、物理的なスイッチを切り換える。ユーザは、動作インタフェースにおいてタッチスクリーンのクリック信号を検出することにより、命令の入力を実現する。マウス及びキーボードは、ユーザがクリックした関係するキーを検出することにより、命令の入力を実現する。それぞれの製品の形式のユーザ入力モジュールは、異なる方式でユーザの入力命令を受信することが認識され得る。
302:ホストデバイスは、ユーザの入力命令に従って端末デバイスのスタートアップモードを決定する。端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定された場合、ステップ303が実行される。端末デバイスのスタートアップモードが通常スタートアップモードであると決定された場合、ステップ308が実行される。
前述のステップ301において、ホストデバイスによりユーザの入力命令を受信する複数の方式が存在し得るため、また、ユーザの入力命令に従ってホストデバイスにより端末デバイスのスタートアップモードを決定する複数の方式が存在し得る。これは、具体的にはこの実施例で限定されない。端末デバイスのスタートアップモードは、強制ローディング・スタートアップモードと、通常スタートアップモードとを含む。
理解を容易にするために、ユーザ入力モードがモード選択スイッチであることが一例として使用される。モード選択スイッチは、閉じた状態及び開いた状態である2つの状態を有してもよい。従って、モード選択スイッチの異なる状態は、ユーザの異なる入力命令に対応し、ユーザの異なる入力命令は、異なるスタートアップモードに対応してもよい。例えば、モード選択スイッチの閉じた状態に対応するユーザの入力命令は、端末デバイスの強制ローディング・スタートアップモードに関連してもよく、モード選択スイッチの開いた状態に対応するユーザの入力命令は、端末デバイスの通常スタートアップモードに関連してもよい。ユーザがモード選択スイッチを閉じた状態に切り換えた場合、端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定されてもよい。ユーザがモード選択スイッチを開いた状態に切り換えた場合、端末デバイスのスタートアップモードが通常スタートアップモードであると決定されてもよい。
或いは、モード選択スイッチの開いた状態に対応するユーザの入力命令は、端末デバイスの強制ローディング・スタートアップモードに関連してもよく、モード選択スイッチの閉じた状態に対応するユーザの入力命令は、端末デバイスの通常スタートアップモードに関連してもよい。ユーザがモード選択スイッチを閉じた状態に切り換えた場合、端末デバイスのスタートアップモードが通常スタートアップモードであると決定されてもよい。ユーザがモード選択スイッチを開いた状態に切り換えた場合、端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定されてもよい。
前述の処理の後に、端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定された場合、ステップ303が実行される。端末デバイスのスタートアップモードが通常スタートアップモードであると決定された場合、ステップ308が実行される。
303:ホストデバイスは、強制ローディング・スタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される第1の制御命令を端末デバイスに送信する。
ホストデバイスにより制御命令を端末デバイスに送信する方式は、具体的にはこの実施例で限定されず、ユーザの入力命令の形式に従って制御命令を端末デバイスに送信することを含むが、これに限定されない。
例えば、ユーザがモード選択スイッチを使用することにより命令を入力する場合、前述のステップ302の内容に従って、モード選択スイッチは、開いた状態でもよく、閉じた状態でもよい。ホストデバイスの第1のインタフェースは端末デバイスに接続されるため、ユーザがモード選択スイッチを閉じた状態に切り換えた場合、この場合、ホストデバイスと端末デバイスとの間のモード制御回路は、相互に接続状態になり、ホストデバイスは、電気信号の形式で制御命令を端末デバイスに送信してもよい。例えば、ホストデバイスは電源に接続され、モード選択スイッチが閉じた状態である場合、ホストデバイスと端末デバイスとの間のモード制御回路は、相互に接続状態になる。この場合、ホストデバイスと端末デバイスとの間のモード制御回路に電流が流れる。この理由は、回路が接続されており、或る接続点での電圧がアース接続点の電圧に比べて高レベル状態になり、すなわち、対応する電気信号が生成されるからである。この場合、これらの電気信号は、ホストデバイスにより端末デバイスに送信される制御命令として使用されてもよい。
前述の原理に基づいて、後の説明及び記載を容易にするために、モード選択スイッチが閉じた状態である場合、端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定されることが一例として使用される。図10を参照すると、図面において、端末デバイスは左側にあり、ホストデバイスは中央にあり、記憶カードは右側にある。ホストデバイスの左側のインタフェースは第1のインタフェースであり、ホストデバイスの右側のインタフェースは第2のインタフェースであり、端末デバイス側のインタフェースは第3のインタフェースである。第1のインタフェースは、端末デバイスとホストデバイスとの間の接続を実現するため、第3のインタフェースに接続される。第2のインタフェースは、ホストデバイスと記憶カードとの間の接続を実現するため、記憶カードに接続される。更に、端末デバイスは、AP(Application Processor、アプリケーションプロセッサ)を含み、APは、処理チップでもよい。処理チップは、リードアウトされた複数のピンを有する。図10に示すように、処理チップからリードアウトされたピンは、BOOT_MODE0、BOOT_MODE1、BOOT_MODE2等を含む。明らかに、実際の状況では、処理チップからリードアウトされたピンは、図10に示すピンのみを含まなくてもよく、処理チップのピンの数は、具体的にはこの実施例で限定されない。説明及び記載を容易にするために、本発明のこの実施例では、4つのスタートアップモード制御ピンが一例として使用される。すなわち、前述の3つのピンに加えて、1つのBOOT_MODE3が更に含まれ、スタートアップモードは、4つのピンを使用することにより制御される。
スタートアップモードは、4つのピンBOOT_MODE0、BOOT_MODE1、BOOT_MODE2及びBOOT_MODE3のレベル値を使用することにより制御されてもよい。具体的な制御方式について、以下の表1に参照が行われる。
Figure 2016524771
表1に示すように、表1に複数のスタートアップモードが存在する。オフチップ不揮発性メモリフラッシュNAND(Not AND)Flashスタートアップは、通常スタートアップモードであり、非セキュアeMMC(Embedded Multi Media Card、内蔵メモリ)スタートアップは、強制ローディング・スタートアップモードである。各スタートアップモードは、対応するスタートアップアドレスを有しており、アドレスは、スタートアップ中に記憶空間において実行される必要があるコードの位置である。更に、表1のBM[3]はBOOT_MODE3であり、BM[2]はBOOT_MODE2であり、BM[1]はBOOT_MODE1であり、BM[0]はBOOT_MODE0である。端末デバイスのスタートアップモードは、4つのピンのレベル値を異なるレベル値に設定することにより制御されてもよい。
端末デバイスが強制ローディング・スタートアップモード又は通常スタートアップモードでスタートすることを確保するために、図10において、ピンBOOT_MODE1及びピンBOOT_MODE2は、2つのピンが常に低レベルになることを確保するために接地される。表1を参照すると、BOOT_MODE3は常に高レベルに設定されるため、ピンBOOT_MODE1及びBOOT_MODE2の双方が低レベルになるということに基づいて、ピンBOOT_MODE0のレベル値を制御することは、端末デバイスが強制ローディング・スタートアップモード又は通常スタートアップモードでスタートすることを可能にしてもよい。
図10において、端末デバイス及びホストデバイスに関する回路は、モード制御回路であり、回路のVSS及びVDDは、それぞれ正及び負の電極である。端末デバイスがインタフェースを通じてホストデバイスの左側のインタフェーススロットに挿入された後に、モード選択スイッチが閉じている場合、正の電極VDD、インダクタR1、インダクタR0及び接地端子は、閉ループを形成する。従って、インダクタR0の左側の接続点のレベル値、すなわち、ピンBOOT_MODE0のレベル値は高レベルになる。表1の内容を参照すると、この場合、端末デバイスは、強制ローディング・スタートアップモードでスタートする。従って、ユーザがモード選択スイッチを閉じた状態に切り換えた後に、ピンBOOT_MODE0のレベル値は高レベルになる。これは、ホストデバイスがモード制御回路を使用することにより、第1のインタフェースに対して制御命令を端末デバイスに送信することを駆動することと等価である。制御命令は、強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令である。これに対して、ユーザがモード選択スイッチを開いた状態に切り換えた後に、ピンBOOT_MODE0のレベル値は低レベルになる。これは、ホストデバイスがモード制御回路を使用することにより、第2のインタフェースに対して制御命令を端末デバイスに送信することを駆動することと等価である。しかし、この場合、制御命令は、通常スタートアップモードに入る第2の制御命令である。
前述の処理において、端末デバイスのスタートアップモードを制御するために、一般的に特別のスタートアップピンが端末デバイスの処理チップに追加される点に留意すべきである。しかし、端末デバイスの処理チップは、一般的に複数の内蔵ピンを有する。従って、端末デバイスの処理チップのピン資源を節約するために、端末デバイスの処理チップの内蔵ピンから複数のピンがスタートアップピンとして選択されてもよい。相応して、この実施例で提供される方法では、端末デバイスの処理チップの内蔵ピンBOOT_MODE0、BOOT_MODE1及びBOOT_MODE2が、モード制御ピン、すなわち、スタートアップピンとして使用される。端末デバイスのスタートアップモードは、内蔵ピンを使用することにより制御され、これにより、端末デバイスの処理チップのピン資源が節約可能になる。これは、具体的にはこの実施例では限定されない。
304:端末デバイスは、ホストデバイスにより送信された第1の制御命令を受信し、第1の制御命令に従って強制ローディング・スタートアップモードに入る。
ホストデバイスにより送信された第1の制御命令を受信した場合、端末デバイスは、ホストデバイスにより送信された第1の制御命令に従って強制ローディング・スタートアップモードに入る必要がある。例えば、モード選択スイッチが閉じた状態に切り換えられた後に、ピンBOOT_MODE0のレベルは高レベルである。ホストデバイスがホストデバイス側のモード制御回路を制御することにより、第1のインタフェースに対して第1の制御命令を端末デバイスに送信することを駆動した後に、この場合、端末デバイスは、端末デバイス側のモード制御回路を使用することにより、端末デバイス側の第3のインタフェースに対してホストデバイスにより送信された第1の制御命令を受信することを駆動し、更に、第1の制御命令に従って強制ローディング・スタートアップモードに入ってもよい。
強制ローディング・スタートアップモードは、端末デバイスが、接続された他のデバイスを使用することによりスタートすることを示す。他のデバイスは、更新されたオペレーティングシステムのプログラムを記憶してもよい。従って、端末デバイスは、更新されたオペレーティングシステムのプログラムにより制御されてもよく、スタートアップが完了するまでスタートアップ処理を始める。本発明のこの実施例では、端末デバイスは、ホストデバイスの第2のインタフェースに接続された記憶カードのプログラムデータを使用することにより、強制ローディング・スタートアップモードでスタートする。
305:端末デバイスは、記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行する。
前述のステップ304においてホストデバイスの制御に従って強制ローディング・スタートアップモードに入った後に、端末デバイスは、記憶カードのプログラムデータを取得してもよい。端末デバイスにより記憶カードのプログラムデータを取得する方式は、具体的にはこの実施例では限定されず、事前に端末デバイスに第2のプライマリコントローラを配置し、端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであることをホストデバイスが決定した後に、第2のプライマリコントローラにより、記憶カードのプログラムデータを取得するように端末デバイスを制御することを含むが、これに限定されない。第2のプライマリコントローラは、SDIO(Secure Digital Input and Output、セキュア・デジタル入出力)インタフェース、DMA(Direct Memory Access、ダイレクトメモリアクセス)インタフェース、クロック制御コンポーネント、キャッシュ制御コンポーネント、コマンド制御コンポーネント等を含んでもよく、2つの構成の構造は具体的にはこの実施例で限定されない。
端末デバイスが記憶カードのプログラムデータを取得した場合、端末デバイスは、プライマリデバイスと等価であり、記憶カードは、セカンダリデバイスと等価であり、端末デバイスは、記憶カードのプログラムデータを読み取るため、第2のプライマリコントローラを通じてデータ読み取りコマンドを記憶カードに送信してもよい点に留意すべきである。相応して、通常スタートアップモードでは、ホストデバイスは、プライマリデバイスと等価であり、端末デバイス及び記憶カードは、セカンダリデバイスと等価であり、ホストデバイスは、端末デバイス又は記憶カードのプログラムデータを読み取るため、内蔵の第1のプライマリコントローラを通じてデータ読み取りコマンドを端末デバイス又は記憶カードに送信してもよい。
更に、端末デバイスにより、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行する方式は、具体的にはこの実施例で限定されず、端末デバイスのNANDに記憶されたプログラムデータを取得されたプログラムデータと置換することを含むが、これに限定されない。例えば、端末デバイスのオペレーティングシステムが更新される必要がある場合、記憶カードに記憶されたオペレーティングシステムのイメージファイルが取得された後に、イメージファイルは、更新されたオペレーティングシステムのデータに復元されてもよい。前に端末デバイスのNANDに記憶されていたオペレーティングシステムのデータは、更新されたオペレーティングシステムのデータと置換される。端末デバイスがプログラムデータを更新する処理中に電源オンであることを確保するため、ホストデバイスは、電源コンポーネントを更に含んでもよい。電源コンポーネントは、第1のインタフェースを通じて電源を端末デバイスに供給してもよい。
任意選択で、データ更新が前述のステップ301〜ステップ305の方法を使用することにより実行された後に、この実施例は、端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示し、結果を表示する方法を更に提供する。詳細については、次のステップに参照が行われる。更に、端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示し、結果を表示するために、ホストデバイスは、表示部を更に含んでもよい。これは、具体的にはこの実施例で限定されない。
306:端末デバイスは、端末デバイスによりデータ更新を実行するプロセスデータをホストデバイスに送信する。
このステップは任意選択のステップであり、端末デバイスによりホストデバイスに送信される、端末デバイスによりデータ更新を実行するプロセスデータは、具体的にはこの実施例で限定されない。プロセスデータは、クロックパルス波形を含むが、これに限定されない。端末デバイスによりホストデバイスに送信されるデータ更新のプロセスデータがクロックパルス波形である場合、ホストデバイスは、第1のインタフェースでクロックCLKピンを使用することにより、端末デバイスにより生成されたクロック波形を受信してもよい。ホストデバイスは、GPIO(General Purpose Input Output、汎用入出力)ピンを使用することにより、入力信号を取得する必要がある。従って、ホストデバイスのGPIOピンは、CLKピンとして使用されてもよく、これは具体的にはこの実施例で限定されない。この場合、ホストデバイスは、GPIOピンを使用することにより、端末デバイスにより送信されたクロックパルス波形を取得してもよい。
307:ホストデバイスは、端末デバイスによりデータ更新を実行するプロセスデータを受信する。プロセスデータは、端末デバイスにより送信される。プロセスデータに従って、端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示する。
端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するために、ホストデバイスは、表示部を含んでもよい。表示部は、端末デバイスにより送信されたプロセスデータに従って、端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示してもよい。説明を容易にするために、端末デバイスにより送信されたプロセスデータがクロックパルス波形であることが一例として使用される。ホストデバイスにより、プロセスデータに従って、端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示する方式は、具体的にはこの実施例で限定されず、端末デバイスにより実行されるデータ更新の、異なる周波数の波形に対応する状態又は結果を予め規定し、それぞれ受信した波形に対応する周波数を決定し、各波形に対応する周波数に従って、端末デバイスにより実行されるデータ更新の、各波形に対応する状態又は結果を決定し、端末デバイスにより実行されるデータ更新の、各波形に対応する状態又は結果に従って、表示部の表示方式を制御することを含むが、これに限定されない。表示部は、異なる表示方式で、端末デバイスがデータ更新を実行するプロセス及び結果を示す。
表示部は、LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)インジケータのような部分でもよく、これは具体的にはこの実施例で限定されない。
例えば、3つの周波数の波形が予め規定され、これらは、第1の周波数、第2の周波数及び第3の周波数である。第1の周波数の波形は、端末デバイスがデータ更新を実行する状態であることを示し、第2の周波数の波形は、端末デバイスがデータを更新することに失敗したことを示し、第3の周波数の波形は、端末デバイスが成功してデータを更新したことを示す。表示部がLEDインジケータである場合、3つの表示方式が予め規定されてもよい。第1の表示方式は、LEDインジケータが点滅することであり、端末デバイスがデータ更新を実行する状態であることを示す。第2の表示方式は、LEDインジケータが常時オンであることであり、端末デバイスが成功してデータを更新したことを示す。第3の表示方式は、LEDインジケータが常時オフであることであり、端末デバイスがデータを更新することに失敗したことを示す。
端末デバイスにより送信された波形を受信した後に、ホストデバイスは、波形に対応する周波数を決定してもよく、波形に対応する周波数がどの周波数と同じであるかを決定するために、波形に対応する周波数と、第1の周波数、第2の周波数及び第3の周波数のそれぞれとを比較する。波形に対応する周波数が第1の周波数と同じである場合、端末デバイスがデータ更新を実行する状態であると決定されてもよい。この場合、LEDインジケータが点滅する。波形に対応する周波数が第2の周波数と同じである場合、端末デバイスが成功してデータを更新したと決定されてもよい。この場合、LEDインジケータが常時オンになる。波形に対応する周波数が第3の周波数と同じである場合、端末デバイスがデータを更新することに失敗したと決定されてもよい。この場合、LEDインジケータが常時オフになる。
更に、前述のホストデバイスと端末デバイスと記憶カードとの間の接続関係については、図7に参照が行われてもよい。図面では、ホストデバイスの左側のインタフェースが第1のインタフェースであり、ホストデバイスの右側のインタフェースが第2のインタフェースであり、ホストデバイスは、第1のインタフェースを通じて端末デバイスに接続され、第2のインタフェースを通じて記憶カードに接続される。
端末デバイスが強制ローディング・スタートアップモードに入る方法の手順がここで終了し、端末デバイスが通常スタートアップモードに入る関係する方法の手順については、次のステップに参照が行われてもよい点に留意すべきである。
308:ホストデバイスは、通常スタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される第2の制御命令を送信する。
端末デバイスにより制御命令を送信する方式は、具体的にはこの実施例で限定されない。具体的な方法の処理については、前述のステップ303の内容に参照が行われよく、詳細はここでは再び説明しない。ここでの制御命令は、通常スタートアップモードに入る第2の制御命令である点に留意すべきである。
309:端末デバイスは、ホストデバイスにより送信された第2の制御命令を受信し、第2の制御命令に従って通常スタートアップモードに入る。
端末デバイスにより、ホストデバイスにより送信された制御命令を受信する方式は、具体的にはこの実施例で限定されず、端末デバイスにより通常スタートアップモードに入る方式も、具体的にはこの実施例で限定されない。具体的な方法の処理については、前述のステップ304の内容に参照が行われてもよく、ここでは再び説明しない。
端末デバイスが通常スタートアップモードに従ってスタートした後に、ホストデバイスは、通常に第1のインタフェースを通じて端末デバイスのデータを読み書きしてもよく、通常に第2のインタフェースを通じて記憶カードのデータを読み書きしてもよく、これは具体的にはこの実施例で限定されない点に留意すべきである。更に、端末デバイスが無線通信コンポーネントを含む場合、ホストデバイスは、端末デバイスの無線通信コンポーネントを使用することにより、ホストデバイスに記憶されたデータをネットワークに転送してもよく、これは具体的にはこの実施例で限定されない。ホストデバイスにより、端末デバイスの無線通信コンポーネントを使用することにより、ホストデバイスに記憶されたデータをネットワークに転送する方式は、具体的にはこの実施例で限定されず、事前にホストデバイスに第1のプライマリコントローラを配置し、事前に端末デバイスに第2のセカンダリコントローラを配置し、第1のプライマリコントローラにより、コマンド及びデータを第2のセカンダリコントローラに送信し、第2のセカンダリコントローラがコマンド及びデータを受信した後に、コマンド及びデータを無線通信コンポーネントに転送し、無線通信コンポーネントにより、コマンドに従ってデータをネットワークに転送することを含むが、これに限定されない。第1のプライマリコントローラ又は第2のセカンダリコントローラの構成の構造については、前述のステップ305の第2のプライマリコントローラの構成の構造に参照が行われてもよく、2つの構成の構造は具体的にはこの実施例で限定されない。
更に、図10に示すように、SWスイッチが開いた状態である場合、正の電極VDD、インダクタR1、インダクタR0及び接地端子は閉ループを形成しないため、この場合、ピンBOOT_MODE2のレベル値は、ホストデバイス及び端末デバイスのモード制御回路によって変化せず、すなわち、モード制御回路の影響が除去される。従って、端末デバイスは、通常スタートアップモードで動作してもよい。
前述のステップから、異なるスタートアップモードでデータを読み書きする要件に従って、端末デバイスが第2のプライマリコントローラを含むだけでなく、第2のセカンダリコントローラも含み、第2のプライマリコントローラ及び第2のセカンダリコントローラの双方が、データを取得又は送信するため、端末デバイスの制御チップのピンに接続される必要があることが認識され得る。従って、通常スタートアップモードでは端末デバイスがセカンダリデバイスとして機能し、第2のセカンダリコントローラが記憶カードと相互作用し、強制ローディング・スタートアップモードでは端末デバイスがプライマリデバイスとして機能し、第2のプライマリコントローラが他のセカンダリデバイスと相互作用することを確保するため、ピンが接続されるコントローラは、特定の方式で切り換えられてもよい。これは具体的にはこの実施例で限定されない。ピンが接続されるコントローラを切り換える方式は、事前に2段階スイッチを配置し、2段階スイッチを使用することにより、ピンが異なるコントローラに接続されることを可能にすることを含んでもよいが、これに限定されない。これは具体的にはこの実施例で限定されない。
310:端末デバイスは、内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、読み取られたデータに従って通常にスタートする。
内蔵NANDフラッシュメモリは、端末デバイスに対応するbootloader及びオペレーティングシステムのような関係するプログラムを記憶するため、ローカルに記憶されたプログラムデータに従って端末デバイスによりスタートする方式は、具体的にはこの実施例で限定されず、端末デバイスが電源オンになった場合、スタートアップが完了するまでオペレーティングシステムが端末デバイスの全体のスタートアップ処理を引き継いで制御し始めるため、bootloaderを自動的に実行し、bootloaderにより、オペレーティングシステムのプログラムを端末デバイスのメモリにロードすることを含むが、これに限定されない。
この実施例で提供される方法によれば、端末デバイスは、ホストデバイスにより決定されたスタートアップモードに従ってスタートする。端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードである場合、端末デバイスは、記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行する。端末デバイスのプログラムデータは、ネットワークを使用することによる更新方式又は筐体を分解することによる更新方式を行わずに、強制ローディングにより直接的に更新され得る。従って、データ更新の成功率が改善され得る。
図4は、本発明の他の実施例によるホストデバイスの概略構成図である。本発明の他の実施例は、ホストデバイスを提供し、ホストデバイスは、前述の図1〜図3に示す実施例のいずれかの実施例においてホストデバイスにより実行される方法を実行するように構成される。図4に示すように、ホストデバイスは、第1のインタフェース401と、第2のインタフェース402と、プロセッサ403と、ユーザ入力モジュール404とを含む。
第1のインタフェース401は、端末デバイスに接続され、第2のインタフェース402は、記憶カードに接続され、記憶カードは、端末デバイスによりデータ更新を実行するために使用されるプログラムデータを記憶する。
ユーザ入力モジュール404は、ユーザの入力命令を受信するように構成される。
プロセッサ403は、ユーザ入力モジュール404により受信したユーザの入力命令に従って端末デバイスのスタートアップモードを決定し、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を端末デバイスに送信するように構成される。端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定された場合、プロセッサ403により送信される制御命令は、強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令であり、強制ローディング・スタートアップモードは、端末デバイスが記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するスタートアップモードである。
任意選択の実施例として、端末デバイスのスタートアップモードが通常スタートアップモードであると決定された場合、プロセッサ403により送信される制御命令は、通常スタートアップモードに入る第2の制御命令であり、通常スタートアップモードは、端末デバイスが内蔵不揮発性フラッシュメモリを使用することにより通常にスタートするスタートアップモードである。
任意選択の実施例として、図5を参照すると、ホストデバイスは、第1の制御回路405を更に含む。
プロセッサ403は、第1の制御回路405を使用することにより、第1のインタフェース401に対して、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を端末デバイスに送信することを駆動するように構成される。
任意選択の実施例として、図6を参照すると、ホストデバイスは、表示部406を更に含む。
第1のインタフェース401は、端末デバイスによりデータ更新を実行するプロセスデータを受信するように構成され、プロセスデータは、端末デバイスにより送信される。
表示部406は、第1のインタフェース401により受信したプロセスデータに従って端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するように構成される。
この実施例で提供されるデバイスによれば、端末デバイスのスタートアップモードは、ユーザの入力命令に従って決定される。決定されたスタートアップモードに入るために使用される制御命令は、端末デバイスに送信される。端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードである場合、端末デバイスは、記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行する。端末デバイスのプログラムデータは、ネットワークを使用することによる更新方式又は筐体を分解することによる更新方式を行わずに、強制ローディングにより直接的に更新され得る。従って、データ更新の成功率が改善され得る。
図7は、本発明の他の実施例による端末デバイスの概略構成図である。本発明の他の実施例は、端末デバイスを提供し、端末デバイスは、前述の図1〜図3に示す実施例のいずれかの実施例において端末デバイスにより実行される方法を実行するように構成される。図7に示すように、端末デバイスは、プロセッサ501と、第1のインタフェース502とを含む。
第1のインタフェース502は、ホストデバイスに接続するように構成される。
第1のインタフェース502は、ホストデバイスにより送信された制御命令を受信するように構成され、制御命令は、端末デバイスのスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用され、スタートアップモードは、ホストデバイスにより決定される。
プロセッサ501は、第1のインタフェース502により受信した制御命令が強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令である場合、第1の制御命令に従って強制ローディング・スタートアップモードに入り、記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するように構成される。
任意選択の実施例として、プロセッサ501は、第1のインタフェース502により受信した制御命令が通常スタートアップモードに入る第2の制御命令である場合、第2の制御命令に従って通常スタートアップモードに入るように構成され、通常スタートアップモードは、端末デバイスが内蔵不揮発性フラッシュメモリを使用することにより通常にスタートするスタートアップモードである。
任意選択の実施例として、図8に示すように、端末デバイスは、第2の制御回路503を更に含む。
プロセッサ501は、第2の制御回路503を使用することにより、第1のインタフェース502に対して、ホストデバイスにより送信され、決定されたスタートアップモードに入るように端末デバイスを制御するために使用される制御命令を受信することを駆動するように構成される。
任意選択の実施例として、第1のインタフェース502は、データ更新を実行するプロセスデータをホストデバイスに送信するように更に構成され、データ更新のプロセスデータは、ホストデバイスにより端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するために使用される。
本発明で提供されるデバイスによれば、端末デバイスは、ホストデバイスにより決定されたスタートアップモードに従ってスタートする。スタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードである場合、記憶カードのプログラムデータが取得され、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新が実行される。プログラムデータは、ネットワークを使用することによる更新方式又は筐体を分解することによる更新方式を行わずに、強制ローディングにより直接的に更新され得る。従って、データ更新の成功率が改善され得る。
図9は、本発明の他の実施例に従ってプログラムデータを更新するシステムの概略構成図である。本発明の他の実施例は、データを更新するシステムを提供し、このシステムは、前述の図1〜図3に示す実施例のいずれかの実施例において提供される方法を実行するように構成される。図9に示すように、このシステムは、ホストデバイス601と、端末デバイス602と、記憶カード603とを含む。
ホストデバイス601は、前述の実施例で提供されるホストデバイスである。詳細については、前述の実施例の内容に参照が行われてもよく、詳細はここでは再び説明しない。
端末デバイス602は、前述の実施例で提供される端末デバイスである。詳細については、前述の実施例の内容に参照が行われてもよく、詳細はここでは再び説明しない。
記憶カード603は、端末デバイス602によりデータ更新を実行するために使用されるプログラムデータを記憶し、記憶カード603は、ホストデバイス601に接続される。詳細については、前述の実施例の内容に参照が行われてもよく、詳細はここでは再び説明しない。
この実施例で提供されるシステムによれば、端末デバイスは、ホストデバイスにより決定されたスタートアップモードに従ってスタートする。端末デバイスのスタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードである場合、端末デバイスは、記憶カードのプログラムデータを取得し、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行する。端末デバイスのプログラムデータは、ネットワークを使用することによる更新方式又は筐体を分解することによる更新方式を行わずに、強制ローディングにより直接的に更新され得る。従って、データ更新の成功率が改善され得る。
前述の実施例で提供されるホストデバイス及び端末デバイスがデータ更新を実行する場合、前述の機能モジュールの分割は、説明の例のみとして使用される点に留意すべきである。実際の用途では、前述の機能は、要件に従った実現のために異なる機能モジュールに割り当てられてもよい。すなわち、デバイスの内部構成は、前述の機能の全部又は一部を実現するために異なる機能モジュールに割り当てられてもよい。更に、前述の実施例で提供されるホストデバイス及び端末デバイスは、プログラムデータを更新する方法を記載する実施例と同じ発明概念に基づいている。具体的な実現処理については、方法の実施例に参照が行われ、詳細はここでは再び説明しない。
本発明の前述の実施例のシーケンス番号は、単なる例示的な目的のためのものであり、実施例の優先度を示すことを意図するものではない。
当業者は、前述の実施例のステップの全部又は一部がハードウェア又は関係するハードウェアに命令するプログラムにより実現されてもよいことを理解し得る。プログラムは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。前述の記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスクを含んでもよい。
前述の実施例は、本発明の単に例示的な実施例であり、本発明を限定することを意図するものではない。本発明の要旨及び原理から逸脱せずに行われる如何なる変更、等価置換及び改善も、本発明の保護範囲内に入るものとする。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第2の態様の第2の可能な実現方式では、取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行した後に、データ更新を実行するプロセスデータをホストデバイスに送信するステップであり、データ更新のプロセスデータは、ホストデバイスにより端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するために使用されるステップを更に含む。
ホストデバイスは、ユーザ入力モジュールと、プロセッサと、第1のインタフェースと、第2のインタフェースとを含む。ホストデバイスの構造は、この実施例では限定されない。ホストデバイスによりユーザの入力命令を受信する方式は、ユーザ入力モジュールを使用することによりユーザの入力命令を受信することを含むが、これに限定されない。ユーザ入力モジュールは、モード選択スイッチ、タッチスクリーン、キーボード、マウス等でもよい。ユーザ入力モジュールの製品の形式は、具体的にはこの実施例では限定されない。異なる製品の形式のユーザ入力モジュールは異なる動作原理を有するため、異なる製品の形式のユーザ入力モジュールについて、ユーザの入力命令を受信する方式及び命令の具体的な形式も異なり、これは具体的にはこの実施例で限定されない。例えば、ユーザは、命令の入力を実現するためにモード選択スイッチを使用することにより、物理的なスイッチを切り換える。ユーザは、動作インタフェースにおいてタッチスクリーンのクリック信号を検出することにより、命令の入力を実現する。マウス及びキーボードは、ユーザがクリックした関係するキーを検出することにより、命令の入力を実現する。それぞれの製品の形式のユーザ入力モジュールは、異なる方式でユーザの入力命令を受信することが認識され得る。
このステップは任意選択のステップであり、端末デバイスによりホストデバイスに送信される、端末デバイスによりデータ更新を実行するプロセスデータは、具体的にはこの実施例で限定されない。プロセスデータは、クロックパルス波形を含むが、これに限定されない。端末デバイスによりホストデバイスに送信されるデータ更新のプロセスデータがクロックパルス波形である場合、ホストデバイスは、第1のインタフェースでクロックCLKピンを使用することにより、端末デバイスにより生成されたクロック波形を受信してもよい。ホストデバイスは、GPIO(General Purpose Input/Output、汎用入出力)ピンを使用することにより、入力信号を取得する必要がある。従って、ホストデバイスのGPIOピンは、CLKピンとして使用されてもよく、これは具体的にはこの実施例で限定されない。この場合、ホストデバイスは、GPIOピンを使用することにより、端末デバイスにより送信されたクロックパルス波形を取得してもよい。
更に、前述のホストデバイスと端末デバイスと記憶カードとの間の接続関係については、図10に参照が行われてもよい。図面では、ホストデバイスの左側のインタフェースが第1のインタフェースであり、ホストデバイスの右側のインタフェースが第2のインタフェースであり、ホストデバイスは、第1のインタフェースを通じて端末デバイスに接続され、第2のインタフェースを通じて記憶カードに接続される。
更に、図10に示すように、モード選択スイッチが開いた状態である場合、正の電極VDD、インダクタR1、インダクタR0及び接地端子は閉ループを形成しないため、この場合、ピンBOOT_MODE2のレベル値は、ホストデバイス及び端末デバイスのモード制御回路によって変化せず、すなわち、モード制御回路の影響が除去される。従って、端末デバイスは、通常スタートアップモードで動作してもよい。

Claims (15)

  1. プログラムデータを更新する方法であり、ホストデバイスに適用される方法であって、
    ユーザの入力命令を受信するステップと、
    前記ユーザの前記入力命令に従って端末デバイスのスタートアップモードを決定し、前記決定されたスタートアップモードに入るように前記端末デバイスを制御するために使用される制御命令を前記端末デバイスに送信するステップと
    を有し、
    前記端末デバイスの前記スタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定された場合、前記制御命令は、前記強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令であり、前記強制ローディング・スタートアップモードは、前記端末デバイスが記憶カードのプログラムデータを取得し、前記取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するスタートアップモードである方法。
  2. 前記端末デバイスの前記スタートアップモードは、前記強制ローディング・スタートアップモードと、通常スタートアップモードとを有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末デバイスの前記スタートアップモードが前記通常スタートアップモードであると決定された場合、前記制御命令は、前記通常スタートアップモードに入る第2の制御命令であり、前記通常スタートアップモードは、前記端末デバイスが内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、前記読み取られたデータに従って通常にスタートするスタートアップモードである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記決定されたスタートアップモードに入るように前記端末デバイスを制御するために使用される制御命令を前記端末デバイスに送信した後に、
    前記端末デバイスにより送信されたデータ更新を実行するプロセスデータを受信し、前記プロセスデータに従って前記端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するステップを更に有する、請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の方法。
  5. プログラムデータを更新する方法であり、端末デバイスに適用される方法であって、
    ホストデバイスにより送信された制御命令を受信するステップであり、前記制御命令は、前記端末デバイスのスタートアップモードに入るように前記端末デバイスを制御するために使用され、前記スタートアップモードは、前記ホストデバイスにより決定されるステップと、
    前記制御命令が強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令である場合、前記第1の制御命令に従って前記強制ローディング・スタートアップモードに入るステップと、
    記憶カードのプログラムデータを取得し、前記取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するステップと
    を有する方法。
  6. 前記制御命令が通常スタートアップモードに入る第2の制御命令である場合、前記第2の制御命令に従って前記通常スタートアップモードに入るステップと、
    内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、前記読み取られたデータに従って通常にスタートするステップと
    を更に有する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行した後に、
    データ更新を実行するプロセスデータを前記ホストデバイスに送信するステップであり、データ更新の前記プロセスデータは、前記ホストデバイスにより前記端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するために使用されるステップを更に有する、請求項5又は6に記載の方法。
  8. ユーザ入力モジュールと、プロセッサと、第1のインタフェースと、第2のインタフェースとを有するホストデバイスであって、
    前記第1のインタフェースは、端末デバイスに接続され、
    前記第2のインタフェースは、記憶カードに接続され、前記記憶カードは、前記端末デバイスによりデータ更新を実行するために使用されるプログラムデータを記憶し、
    前記ユーザ入力モジュールは、ユーザの入力命令を受信するように構成され、
    前記プロセッサは、前記ユーザ入力モジュールにより受信した前記ユーザの前記入力命令に従って前記端末デバイスのスタートアップモードを決定し、前記決定されたスタートアップモードに入るように前記端末デバイスを制御するために使用される制御命令を前記端末デバイスに送信するように構成され、
    前記端末デバイスの前記スタートアップモードが強制ローディング・スタートアップモードであると決定された場合、前記プロセッサにより送信される前記制御命令は、前記強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令であり、前記強制ローディング・スタートアップモードは、前記端末デバイスが前記記憶カードのプログラムデータを取得し、前記取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するスタートアップモードであるホストデバイス。
  9. 前記端末デバイスの前記スタートアップモードが通常スタートアップモードであると決定された場合、前記プロセッサにより送信される前記制御命令は、前記通常スタートアップモードに入る第2の制御命令であり、前記通常スタートアップモードは、前記端末デバイスが内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、前記読み取られたデータに従って通常にスタートするスタートアップモードである、請求項8に記載のホストデバイス。
  10. 前記ホストデバイスは、第1の制御回路を更に有し、
    前記プロセッサは、前記第1の制御回路を使用することにより、前記第1のインタフェースに対して、前記決定されたスタートアップモードに入るように前記端末デバイスを制御するために使用される前記制御命令を前記端末デバイスに送信することを駆動するように構成される、請求項8に記載のホストデバイス。
  11. 前記ホストデバイスは、表示部を更に有し、
    前記第1のインタフェースは、前記端末デバイスによりデータ更新を実行するプロセスデータを受信するように構成され、前記プロセスデータは、前記端末デバイスにより送信され、
    前記表示部は、前記第1のインタフェースにより受信した前記プロセスデータに従って前記端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するように構成される、請求項8ないし10のうちいずれか1項に記載のホストデバイス。
  12. プロセッサと、第1のインタフェースとを有する端末デバイスであって、
    前記第1のインタフェースは、ホストデバイスに接続するように構成され、
    前記第1のインタフェースは、前記ホストデバイスにより送信された制御命令を受信するように構成され、前記制御命令は、前記端末デバイスのスタートアップモードに入るように前記端末デバイスを制御するために使用され、前記スタートアップモードは、前記ホストデバイスにより決定され、
    前記プロセッサは、前記第1のインタフェースにより受信した前記制御命令が強制ローディング・スタートアップモードに入る第1の制御命令である場合、前記第1の制御命令に従って前記強制ローディング・スタートアップモードに入り、記憶カードのプログラムデータを取得し、前記取得されたプログラムデータに従ってデータ更新を実行するように構成される端末デバイス。
  13. 前記プロセッサは、前記第1のインタフェースにより受信した前記制御命令が通常スタートアップモードに入る第2の制御命令である場合、前記第2の制御命令に従って前記通常スタートアップモードに入るように構成され、前記通常スタートアップモードは、前記端末デバイスが内蔵不揮発性フラッシュメモリのデータを読み取り、前記読み取られたデータに従って通常にスタートするスタートアップモードである、請求項12に記載の端末デバイス。
  14. 前記端末デバイスは、第2の制御回路を更に有し、
    前記プロセッサは、前記第2の制御回路を使用することにより、前記第1のインタフェースに対して、前記ホストデバイスにより送信され、前記決定されたスタートアップモードに入るように前記端末デバイスを制御するために使用される前記制御命令を受信することを駆動するように構成される、請求項12に記載の端末デバイス。
  15. 前記第1のインタフェースは、データ更新を実行するプロセスデータを前記ホストデバイスに送信するように更に構成され、データ更新の前記プロセスデータは、前記ホストデバイスにより前記端末デバイスがデータ更新を実行するプロセスを表示するために使用される、請求項12ないし14のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
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