JP2016524233A - 圧力調整器を診断するためのシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

プロセスプラント中の圧力調整器のための診断のシステム及び方法が提供される。診断装置は、圧力調整器に動作可能に連結されたプロセッサと、プロセッサに動作可能に連結されたメモリと、圧力調整器の吸気弁、圧力調整器の排気弁、及びプロセッサに動作可能に連結されたセンサとを含む。診断モジュールは、メモリに記憶され、プロセッサによって実行されたときに、診断ツールをユーザインターフェースに提示する。

Description

本開示は、プロセス制御システムを対象とし、より具体的には、フィールドデバイス、例えば、圧力調整器及びその構成要素の完全性レベルを査定することを対象とする。
化学プロセス、石油プロセス、または他のプロセスで用いられるもののような分散型または拡張可能なプロセス制御システムなどのプロセス制御システムは、一般的には、少なくとも1つのホストまたはユーザワークステーションに対して、かつ1つ以上のフィールドデバイスに対して、アナログバス、デジタルバス、または組み合わされたアナログ/デジタルバスを介して通信可能に連結された1つ以上のプロセスコントローラを含む。例えば、制御弁、弁ポジショナ、スイッチ、及び送信機(例えば、温度、圧力、流量のセンサ)を含み、弁の開閉及びプロセスパラメータの測定などのプロセス内での機能を実施し得る。プロセスコントローラは、フィールドデバイスによって行われたプロセス測定を示す信号及び/またはフィールドデバイスに関する他の情報を受信して、この情報を用いて、制御ルーチンを実施して制御信号を生成し、これらの制御信号は、バスを介してフィールドデバイスに送信されて、プロセスの動作を制御する。フィールドデバイス及びコントローラの各々からの情報は、一般的には、プロセスの現在状態を観察すること、プロセスの動作を修正することなどのプロセスに関する任意の所望の機能をオペレータが実施することを可能とするために、ユーザのワークステーションによって実行される1つ以上のアプリケーションに対して利用可能にされる。フィールドデバイスが故障した場合には、プロセス制御システム全体の動作状態を危険にさらし得る。
本開示の一態様は、プロセス制御システム中の圧力調整器を診断するための方法を含む。本方法は、診断アプリケーションを実行する要求をプロセッサで受信することを含み、要求が、プロセス制御システムに通信可能に連結されたユーザインターフェースから開始される。本方法は、診断アプリケーションを実行する要求を受信したことに応答して、診断ページをユーザインターフェースに表示することを含み、診断ページが、診断ツールと関連付けられた選択可能項目を含む。本方法は、選択可能項目の選択を受信し、診断ツールに関連付けられたコマンドを自動的に実行する。
本開示の別の態様は、圧力調整器に動作可能に接続されたコントローラを有する制御システムのための診断装置を含む。本診断装置は、圧力調整器に動作可能に連結されたプロセッサと、プロセッサに動作可能に連結されたメモリと、圧力調整器の吸気弁、圧力調整器の排気弁、及びプロセッサに動作可能に連結されたセンサと、プロセッサに動作可能に連結されたユーザインターフェースと、メモリに記憶された診断モジュールであって、プロセッサによって実行されたときに、診断ツールをユーザインターフェースに提示する、診断モジュールとを含む。
本開示のさらなる態様は、1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、1つ以上のプロセッサに、圧力調整器の出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を要求するメッセージを表示させ、出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を受信させ、出力ポートと関連付けられた位置での圧力を吸気弁圧力レベルに設定するための信号を送信させ、吸気弁圧力レベルを監視させ、吸気弁圧力レベルが、第1の期間内に吸気弁圧力閾値以上である場合、第1のコマンドを実行させ、吸気弁圧力レベルが、第1の期間内に吸気弁圧力閾値を下回る場合、第2のコマンドを実行させ、出力ポートと関連付けられた位置での圧力を排気弁圧力レベルに設定するための信号を送信させ、排気弁圧力レベルを監視させ
、排気弁圧力レベルが、第2の期間内に排気弁圧力閾値以下である場合、第3のコマンドを実行させ、かつ排気弁圧力レベルが、第2の期間内に排気弁圧力閾値を上回る場合、第4のコマンドを実行させる、命令が記憶された有形のコンピュータ可読媒体を含む。
本明細書に記載される本発明に係る態様にさらに従って、前述の実施形態のうちのいずれか1つ以上は、以下の形態のうちのいずれか1つ以上をさらに含み得る。
1つの形態では、診断ツールは、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器の吸気弁及び/または排気弁を自動的に試験する弁漏れ試験である。
別の形態では、弁漏れ試験は、圧力調整器の出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を要求するメッセージを表示することと、出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を受信することと、出力ポートと関連付けられた位置での圧力を吸気弁圧力レベルに設定する信号を送信することと、吸気弁圧力レベルを監視することと、吸気弁圧力レベルが、第1の期間内に吸気弁圧力閾値以上である場合、第1のコマンドを実行することと、吸気弁圧力レベルが、第1の期間内に吸気弁圧力閾値を下回る場合、第2のコマンドを実行することと、出力ポートと関連付けられた位置での圧力を排気弁圧力レベルに設定する信号を送信することと、排気弁圧力レベルを監視することと、排気弁圧力レベルが、第2の期間内に排気弁圧力閾値以下である場合、第3のコマンドを実行することと、排気弁圧力レベルが、第2の期間内に排気弁圧力閾値を上回る場合、第4のコマンドを実行することとを含む。
別の形態では、第1のコマンドの実行は、吸気弁と関連付けられた不合格メッセージを表示する。
別の形態では、第2のコマンドの実行は、吸気弁と関連付けられた合格メッセージを表示する。
別の形態では、第3のコマンドの実行は、排気弁と関連付けられた不合格メッセージを表示する。
別の形態では、第4のコマンドの実行は、排気弁と関連付けられた合格メッセージを表示する。
別の形態では、第1の期間は、第2の期間に等しい。
別の形態では、第1の期間及び/または第2の期間は、30秒である。
別の形態では、吸気弁閾値レベルは、設定された吸気弁圧力レベルを0.3psi上回る。
別の形態では、排気弁閾値レベルは、設定された排気弁圧力レベルを0.3psi下回る。
別の形態では、診断ツールは、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器の動作パラメータに関連する情報をユーザインターフェースに自動的に表示するシステムチェックである。
別の形態では、診断ツールは、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器の機械的調整器を試験するための情報を自動的に表示する機械的調整器漏れ試験である。
別の形態では、診断ツールは、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器を調節するための情報を自動的に表示する調節手順である。
別の形態では、プロセッサは、コマンドと関連付けられた警告をワークステーションに送信する。
本開示の原理に従って構成された1つ以上のフィールドデバイスを有するプロセス制御システムの略図である。 本開示の原理に従って構成された弁調整器の例の1つのバージョンの断面側面図である。 圧力調整器の完全性を査定するための例示の診断ツールのリストを示すスクリーンショットである。 システムチェック診断ツールと関連付けられた例示の情報を示すスクリーンショットである。 調整器漏れチェック診断ツールと関連付けられた例示の情報を示すスクリーンショットである。 調節チップ診断ツールと関連付けられた例示の情報を示すスクリーンショットである。 ソレノイド漏れ試験中にユーザに提供された情報の例示のスクリーンショットを示す。 ソレノイド漏れ試験中にユーザに提供された情報の例示のスクリーンショットを示す。 ソレノイド漏れ試験中にユーザに提供された情報の例示のスクリーンショットを示す。 例示のソレノイド漏れ試験のフロー図である。
本開示は、例えば、圧力調整器などのプロセス制御システムのフィールドデバイスをチェックするための診断ツールを提供することを対象とする。
ここで図1を参照すると、本開示の1つのバージョンに従って構成されたプロセス制御システム10が、プロセスコントローラ11と通信する1つ以上のフィールドデバイス15、16、17、18、19、20、21、22、及び71を組み込んでいるところが示されており、コントローラ11は、次いで、データヒストリアン12及び1つ以上のユーザワークステーション13と通信しており、これらは各々が、ユーザインターフェース14、例えば、キーボード及び表示画面を有する。そのように構成されているため、コントローラ11は、フィールドデバイス15、16、17、18、19、20、21、22、及び71ならびにユーザワークステーション13に信号を送達し、かつこれらから信号を受信して、プロセス制御システム10を制御する。
さらに詳細には、図1に示されるバージョンのプロセス制御システム10のプロセスコントローラ11は、入/出力(I/O)カード26及び28を介し、フィールドデバイス15、16、17、18、19、20、21、及び22に対してハードワイアド通信接続を介して接続される。データヒストリアン12は、データを記憶するための、任意の所望される種類のメモリならびに任意の所望されるもしくは既知のソフトウェア、ハードウェア、もしくはファームウェアを有する任意の所望される種類のデータ収集ユニットであり得る。その上、データヒストリアン12は分離されたデバイスとして図1に図示されるが、それは、その代わりにまたはそれに加えて、ワークステーション13のうちの1つまた
はサーバなどの別のコンピュータデバイスの一部であり得る。例えば、Emerson Process Managementによって販売されているDeltaV(商標)コントローラであり得るコントローラ11は、例えば、Ethernet接続部であり得る通信ネットワーク29を介してワークステーション13に、かつデータヒストリアン12に通信可能に接続される。
述べたように、コントローラ11は、例えば、標準の4〜20mAの通信、及び/または、FOUNDATION(登録商標)Fieldbus通信プロトコル、HART(登録商標)通信プロトコルなどの任意のスマート通信プロトコルを用いる任意の通信を含むハードワイアド通信を実現するための任意の所望されるハードウェア、ソフトウェア、及び/またはファームウェアの使用を含み得るハードワイアド通信方式を用いてフィールドデバイス15、16、17、18、19、20、21、及び22に通信可能に接続されているとして図示されている。フィールドデバイス15、16、17、18、19、20、21、及び22は、センサ、制御弁アセンブリ、送信機、ポジショナなどの任意の種類のデバイスであり得、I/Oカード26及び28は、任意の所望される通信プロトコルまたはコントローラプロトコルに適合する任意の種類のI/Oデバイスであり得る。図1に図示される実施形態では、フィールドデバイス15、16、17、18は、アナログ回線上でI/Oカード26に通信する標準の4〜20mAデバイスであるが、一方、デジタル式フィールドデバイス19、20、21、22は、Fieldbusプロトコル通信部を用いてデジタルバス上でI/Oカード28に通信する、HART(登録商標)通信デバイス及びFieldbusフィールドデバイスなどのスマートデバイスであり得る。当然ながら、フィールドデバイス15、16、17、18、19、20、21、及び22は、将来開発される任意の基準またはプロトコルを含む任意の他の所望される基準(複数可)またはプロトコルに適合し得る。
加えて、図1に示されるプロセス制御システム10は、制御されるプラント中に配置された、いくつかの無線フィールドデバイス60、61、62、63、64、及び71を含む。フィールドデバイス60、61、62、63、64は、送信機(例えば、プロセス変量センサ)として示され、一方、フィールドデバイス71は、例えば、制御弁及びアクチュエータを含む制御弁アセンブリとして示されている。無線通信が、現在既知であるもしくは将来開発されるハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の所望される無線通信機器を用いて、コントローラ11とフィールドデバイス60、61、62、63、64、71との間に確立され得る。図1に図示されるバージョンでは、アンテナ65が、送信機60に連結され、その無線通信を行うための専用とされており、一方、アンテナ67を有する無線ルータまたは他のモジュール66は、送信機61、62、63、64の無線通信を一緒に取り扱うために連結される。同様に、アンテナ72は、制御弁アセンブリ71に連結されて、制御弁アセンブリ71の無線通信を行う。フィールドデバイスまたは関連付けられたハードウェア60、61、62、63、64、66、71は、プロセスコントローラ11と、送信機60、61、62、63、64、及び制御弁アセンブリ71との間に無線通信を実現するためにアンテナ65、67、72を介して無線信号を受信、復号化、ルーティング、符号化、及び送信するために、適切な無線通信プロトコルによって用いられるプロトコルスタック動作を実施し得る。
所望であれば、送信機60、61、62、63、64は、様々なプロセスセンサ(送信機)とプロセスコントローラ11との間に唯一のリンクを構成することが可能であり、したがって、プロセスの性能が損なわれないことを保証するために正確な信号をコントローラ11に送信するために依存される。送信機60、61、62、63、64は、しばしば、プロセス変量送信機(PVT)とも呼ばれ、したがって、全体的な制御プロセスの制御に重要な役割を演じ得る。加えて、制御弁アセンブリ71は、制御弁アセンブリ71内の
センサによる測定値を提供し得る、または、制御弁アセンブリ71によって生成されたまたは計算された他のデータを、その動作の一部としてコントローラ11に提供し得る。当然ながら、公知のように、制御弁アセンブリ71はまた、制御信号をコントローラ11から受信して、全体的プロセス内で、物理的パラメータ、例えば、流量を発効させ得る。
プロセスコントローラ11は、各々がそれぞれのアンテナ75、76に接続された1つ以上のI/Oデバイス73、74に連結され、これらのI/Oデバイス及びアンテナ73、74、75、76は、送信機/受信機として動作して、1つ以上の無線通信ネットワークを介して無線フィールドデバイス61、62、63、64、71との無線通信を行う。フィールドデバイス(例えば、送信機60、61、62、63、64、及び制御弁アセンブリ71)間の無線通信は、WirelessHART(登録商標)プロトコル、Emberプロトコル、WiFiプロトコル、IEEE無線基準などの1つ以上の公知の無線通信プロトコルを用いて実施され得る。またさらに、I/Oデバイス73、74は、プロセスコントローラ11と、送信機60、61、62、63、64、及び制御弁アセンブリ71との間に無線通信を実現するためにアンテナ75、76を介して無線信号を受信、復号化、ルーティング、符号化、及び送信するために、これらの通信プロトコルによって用いられるプロトコルスタック動作を実施し得る。
図1に図示されるように、コントローラ11は、メモリ78に記憶された1つ以上のプロセス制御ルーチン及び/または診断ルーチン(または他のモジュール、ブロック、もしくは、それらのサブルーチン)を実施するまたは監督するプロセッサ77を、従来は含む。メモリ78に記憶されたプロセス制御ルーチン及び/または診断ルーチンは、処理プラント内に実装されている制御ループを含み得る、または、これと関連付けられ得る。一般的に、かつ一般的に公知のように、プロセスコントローラ11は、1つ以上の制御ルーチン及び/または診断ルーチンを実行して、フィールドデバイス15、16、17、18、19、20、21、22、60、61、62、63、64、71、ユーザワークステーション13、及びデータヒストリアン12と通信して、任意の所望の様式(複数可)でプロセスまたはデバイスを制御及び/または診断する。加えて、各々が制御弁アセンブリとして示されている図1のフィールドデバイス18、22、71のうちのいずれの1つも、アクチュエータの健全性及び完全性の診断及び/または監視を容易化するためにプロセスコントローラ11と通信するために、本開示の原理に従って構成されたインテリジェント制御弁アクチュエータを含むことが可能である。
説明のために、ここで図2を参照すると、図1からのフィールドデバイス71は、本開示の原理に従って構成されたインテリジェント調整器アセンブリ100として図示されている。図2では、インテリジェント調整器アセンブリ100は、調整器102、パイロットデバイス104、及びフィードバック圧力センサ106を含む。加えて、図2は、説明するように、パイロットデバイス104とのユーザの対話を可能とするために、パイロットデバイス104に通信可能に連結されたオプションのパソコンデバイス108を示す。
調整器102は、弁本体110及び制御アセンブリ112を含む。弁本体110は、入口114、出口116、及び、座面120を画定するギャラリー118を画定する。制御アセンブリ112は、弁本体110内で担持され、隔壁アセンブリ124に動作可能に接続された制御要素122を含む。制御要素122は、隔壁アセンブリ124にわたる圧力変化に応答して、座面120と密封係合する閉鎖位置と、座面120から離隔された開放位置との間で可動である。示されるように、隔壁アセンブリ124は、調整器102の弁本体110の隔壁空洞128内に配置された隔壁126を含む。隔壁126の底部表面130は、弁本体110の出口116と流体連通しており、隔壁126の頂部表面132は、弁本体110のパイロット開口部150を介してパイロットデバイス104と流体連通している。
パイロットデバイス104は、弁本体134、吸気弁136、排気弁138、圧力センサ140、及び出口アダプタ142を含む。弁本体134は、入口ポート144、排気ポート146、及び出口ポート148を画定する。入口ポート144は、説明するように、調整器102のドーム152に充填される供給ガスの供給源に接続されるように適合される。示されるように、吸気弁136は入口ポート144に隣接して配置され、排気弁138は排気ポート146に隣接して配置され、出口アダプタ142は、出口ポート148から弁本体110内のパイロット開口部150に延在する。したがって、出口アダプタ142は、パイロットデバイス104と調整器102との間に流体連通を提供する。圧力センサ140は、パイロットデバイス104の弁本体134中の、吸気弁と排気(出口)弁136、138との間の位置に配置される。したがって、圧力センサ140は、吸気弁136と排気弁138との間の、ならびに、出口ポート148、出口アダプタ142、及び、隔壁126の頂部表面132に隣接する隔壁空洞128の中の圧力を感知するように動作可能である。隔壁空洞128のこの部分は、調整器102のドーム152と呼ぶことが可能である。パイロットデバイス104の1つのバージョンでは、吸気弁136及び排気弁138は、Pulse Width Modulation(PWM)ソレノイド弁などのソレノイド弁であり得、圧力センサ140は、圧力トランスジューサであり得る。さらに、吸気弁136及び排気弁138ならびに圧力センサ140は、以下に説明するように、論理を記憶する及び/またはパイロットデバイス104の機能性の一部もしくは全てを指示することが可能なオンボードコントローラ154または遠隔コントローラ108に通信可能に連結することが可能である。
図2をさらに参照すると、アセンブリ100のフィードバック圧力センサ106は、調整器102の出口116での圧力を検出して、信号をパイロットデバイス104に、より具体的には、パイロットデバイス104のオンボードコントローラ154に送信するように配置された圧力トランスジューサを含む。フィードバック圧力センサ106からオンボードコントローラ154によって受信された信号に基づいて、パイロットデバイス104は、吸気弁136及び排気弁138を開放及び/または閉鎖して、調整器102のドーム152中の圧力を制御し、調整器102は次いで、制御要素122の位置及び、最終的には、調整器102の出口116での圧力を制御する。
具体的には、通常動作中は、調整器102の出口116での圧力は、調整器102のドーム152中の圧力を調整することによって、所望のように制御され、維持される。これは、パイロットデバイス104及びフィードバック圧力センサ106の動作を介して達成される。例えば、1つのバージョンでは、フィードバック圧力センサ106は、25ミリ秒毎に出口116での圧力を検出して、信号を、パイロットデバイス104のオンボードコントローラ154に送信する。オンボードコントローラ154は、出口116での圧力を示すこの信号を所望のセットポイント圧力と比較して、出口圧力がセットポイント圧力を下回るか、これに等しいか、またはこれを上回るかを決定する。この決定に基づいて、パイロットデバイス104は、吸気弁136と排気弁138とのどちからまたは両方を操作して、ドーム152中の圧力を調整する。すなわち、感知された出口圧力が所望のセットポイント圧力を下回れば、オンボードコントローラ154は、吸気弁136を起動する(例えば、吸気弁136に開放するように、そして排気弁138には閉鎖するように命令する)。この構成では、ガスがパイロットデバイス104の入口ポート144に入ってドーム152中の圧力を増加させ、これが、隔壁アセンブリ124に、図2の方位に対して下向きに制御要素122を付勢させ、これが調整器102を開放して、流量及び、最終的には出口116での圧力を増加させる。対照的に、フィードバック圧力センサ106によって出口116で感知された圧力が所望のセットポイント圧力よりも高いと決定された場合、オンボードコントローラ154は、排気弁138を起動する(例えば、排気弁138に開放するように、そして吸気弁136には閉鎖するように命令する)。この構成では、
ドーム152中のガスが、パイロットデバイス104の排気ポート146を通じて排出して、隔壁126の頂部表面132上の圧力を減少させる。これが、出口圧力が、隔壁アセンブリ124及び制御要素122を図2の方位に対して上向きに付勢することを許容し、これが、調整器102を閉鎖して、流量及び、最終的には出口116での圧力を減少させる。
前述の説明に基づいて、パイロットデバイス104及びフィードバック圧力センサ106が互いに組み合わされて動作して、間欠的にではあるが、頻繁に調整器102の出口116での圧力を監視して、出口116での圧力がセットポイント圧力に等しくなるまでドーム152中の圧力を調整することを理解すべきである。
調整器アセンブリ100の正確さは、プロセス制御システムの動作には不可欠である。調整器アセンブリ100の全体的動作性を保証するために、調整器アセンブリの診断チェックが定期的に実行され得る。診断モジュールは、プロセスコントローラ11のプロセッサまたはオンボードプロセッサ154によって実行されて、調整器アセンブリ100の動作性を維持するための診断ツールをシステム要員に提供し得る。診断モジュールは、システム10のメモリデバイス12、78に記憶されるまたは遠隔デバイスからシステムにダウンロードされ得る。プロセッサのうちの1つによって実行されたとき、診断モジュールは、制御要員に対して利用可能な表示用の診断ツールのリストをワークステーション13のユーザインターフェース14上に提示し得る。診断ツール302のリストを含む実施例のページ300が、図3に図示されており、診断ツールタブ304の選択に応答して、ワークステーション13のユーザインターフェース14に表示されるように提示され得る。制御要員に対して利用可能な診断ツール302の例示のリストは、システムチェック306、調整器漏れ試験310、調節チップ312、及びソレノイド漏れ試験308を含み得る。
システムチェックタブ306が選択されると、システムチェック情報が、ワークステーション13のユーザインターフェース14でユーザに対して表示され得る。システムチェック情報は、リストまたは一連のスライドの形態で提供され得る。1つのスライド/ページ400の例を図4に示す。システムチェック情報は、供給圧力のチェック、システム圧力のチェック、構成要素の構成及び/または動作、制御モジュールの設定、例えば、外部及び/または内部のフィードバック、プロット化もしくはグラフ化システム情報、センサ設定及びディスプレイ、ならびに調整器比率、に関連する制御要員に対するプロンプトを含み得る。
調整器漏れチェックタブ310が選択されると、調整器漏れチェック情報が、ワークステーション13のユーザインターフェース14でユーザに表示される。調整器漏れチェック情報は、リストまたは一連のスライドの形態で提供され得る。1つのスライド/ページ500の例を図5に示す。調整器漏れチェック情報は、調整器アセンブリの主弁、通気弁、Oリング(複数可)、ドーム、及び空気アクチュエータに関連する、可能な漏れ経路を含み得る。
調節チップタブ312が選択されると、調整器アセンブリ100を調節するための情報が、ワークステーション13のユーザインターフェース14でユーザに表示される。調節情報は、リストまたは一連のスライドの形態で提供され得る。1つのスライド/ページ600の例を図6に示す。調節情報は、パラメータ及び/またはセットポイントの変化に対する観察された応答、パラメータ及び/またはセットポイントを選択するためのガイド、特定の応答、例えば、種類、時間、安定性、リンギング、オーバーシュート、オフセット/定常状態、立ち下がり時間、立ち上がり時間、フィードバック、セットポイント(複数可)、セットポイントソース、発振、ワインドアップ、デッドバンド、積分、微分、比例
、積分、積分最大値、積分最小値、及び周波数を達成するためのステップを含み得る。
ソレノイド漏れ試験タブ308が選択されると、ソレノイド漏れ試験が、コントローラによって及び/または制御要員からの要求に応答して自動的に実行され得る。ソレノイド漏れ試験の実行中、様々な情報が、ワークステーションの表示画面上に現れて、試験プロセス及び/または試験結果に関してユーザに督促する及び/または警告する。ソレノイド漏れ試験に関連するいくらかの例示の情報を、図7A〜7Cに示すが、これは、漏れ試験がまさに開始されるところであることをユーザに通知して、ソレノイドがプロセス調整器から隔離されたという確認を要求するポップアップウインドウ700、ソレノイドがプロセス調整器から隔離されたという情報を要求するフォローアップポップウインドウ702、及び吸気弁試験が開始されたことを示すポップアップウインドウ704を含む。ここには示されない他の情報は、吸気弁が合格または不合格であったことを示すポップアップウインドウ、排気弁試験が開始されたことを示すポップアップウインドウ、排気弁が合格または不合格であったことを示すポップアップウインドウを含み得る。
調整器アセンブリのコントローラによって実行されることが可能な実施例のソレノイド漏れ試験のフロー図800を図8に示す。ソレノイド漏れ試験を実行する要求が、ワークステーションからプロセッサにおいて受信され得る(ブロック802)。ソレノイド漏れ試験は、1つ以上のプロセッサによって自動的に実行され得るが、試験は、ユーザが介入することを許容するように構成され得る。ソレノイド漏れ試験中、吸気弁136と排気弁138との両方が、閉鎖位置にあり、一方または両方の弁が試験され得る。吸気弁を試験するためには、被制御出力ポートを空にする信号がプロセッサから送信される(ブロック804)。出力ポートを空にした後、出力ポートに関連付けられた吸気弁圧力レベルは、好ましくは0psiに近い。出力ポート148と関連付けられた圧力センサは、ある期間、例えば、30秒間、排気ポートの吸気弁圧力レベルを監視する(ブロック806)。監視された吸気弁圧力レベルは、吸気弁圧力閾値と比較される(ブロック808)。監視された吸気弁圧力レベルが上がって吸気弁圧力閾値を満たすまたは超えると、吸気弁は漏れていることがあり得る(ブロック810)。吸気弁圧力閾値は、吸気弁試験の開始時に測定された吸気弁圧力レベルを0.3psi上回るところに設定され得る。監視された吸気弁圧力レベルが、試験中全体にわたって吸気弁圧力閾値を下回ったままである場合、吸気弁は、試験に合格したとみなされる(ブロック812)。吸気弁試験が完了すると、排気弁が試験され得る。被制御出力ポートを約100psiの排気弁圧力レベルにまで充填する信号が、プロセッサから送信される(ブロック814)。排気ポート148と関連付けられた圧力センサは、ある期間、例えば、30秒間、排気弁圧力レベルを監視する(ブロック816)。排気ポートの監視された排気弁圧力レベルは、排気弁圧力閾値と比較され(ブロック818)、監視された排気弁圧力レベルが排気弁圧力閾値以下となる場合、排気弁は漏れていることがあり得る(ブロック820)。排気弁圧力閾値レベルは、排気弁試験の開始時に存在した排気弁圧力レベルを0.3psi下回るところに設定され得る。監視された排気弁圧力レベルが、試験中全体にわたって排気弁圧力閾値を上回ったままである場合、排気弁は試験に合格したとみなされる(ブロック822)。
吸気弁試験と排気弁試験のどちらかまたは両方が、任意の順序で実行され得ることとを理解すべきである。すなわち、吸気弁試験のみが実施され得るし、排気弁試験のみが実施され得るし、または両方の試験が実施され得るし、吸気弁試験を、排気弁試験の前または後で実施され得る。吸気弁試験及び/または排気弁試験の結果が、様々な位置でユーザに提供され得る。例えば、試験結果は、ワークステーション13のユーザインターフェース14またはコンピューティングデバイス108の表示画面に提示され得る。加えて、試験結果は、有線または無線通信を介して、電話、タブレット、ラップトップなどのモバイルコンピューティングデバイスに送信され得る。
制御要員の生産性が、内部弁の完全性を評価する本明細書に記載される診断ツールを利用することによって改善され得ることが上記の説明から明らかである。制御要員は、故障している及び/または低性能の弁を迅速に査定して特定し、制御システム内の他の領域を調査すべきであるかどうか決定することができる。
本明細書全体にわたって、複数のインスタンスが、1つのインスタンスとして説明される構成要素、動作、または構造を実現し得る。1つ以上の方法の個々の動作を個別の動作として図示及び説明したが、個々の動作のうちの1つ以上を同時に実施し得るし、図示された順序に動作を行う必要はない。実施例の構成中で個別の構成要素として提示される構造及び機能は、合成された構造またが構成要素として実施され得る。同様に、1つの構成要素として提示された構造及び機能は、個別の構成要素として実施され得る。これら及び他の変形、修正、追加、及び改善は、本明細書の主題の範囲に入る。
例えば、制御システム10は、限られないが、LAN、MAN、WAN、モバイル、有線もしくは無線のネットワーク、私的ネットワーク、または仮想ネットワークの任意の組み合わせを含み得る。さらに、説明を簡略化して明瞭にするために2つのワークステーションのみが図1に図示されるが、任意の数のワークステーションまたはユーザインターフェースがサポートされ、実装可能であることが理解される。
加えて、ある特定実施形態が、論理またはいくつかの構成要素、モジュール、または機構を含むものとして本明細書に記載される。モジュールは、ソフトウェアモジュール(例えば、機械可読媒体上でまたは送信信号中で具現化されたコード)か、または、ハードウェアモジュールかのどちらかを構成し得る。ハードウェアモジュールは、ある特定の動作を行うことのできる有形のユニットであり、ある特定の様式で構成または配置し得る。実施例の実施形態では、1つ以上のコンピュータシステム(例えば、スタンドアロン、クライアント、またはサーバコンピュータシステム)またはコンピュータシステムの1つ以上のハードウェアモジュール(例えば、プロセッサまたはプロセッサの群)は、本明細書に説明するようにある特定の動作を行うように動作するハードウェアモジュールとしてソフトウェア(例えば、アプリケーションまたはアプリケーション部分)によって構成され得る。
様々な実施形態では、ハードウェアモジュールは、機械的または電子式に実装され得る。例えば、ハードウェアモジュールは、ある特定の動作を行うように永久的に構成された専用の回路または論理(例えば、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)または特定用途向け集積回路(ASIC)などの特殊目的プロセッサ)を備え得る。ハードウェアモジュールはまた、ある動作を行うようにソフトウェアによって一時的に構成された(例えば、汎用プロセッサまたは他のプログラム可能プロセッサに含まれるような)プログラム可能論理または回路を備え得る。ハードウェアモジュールを機械的に、または専用のかつ永久的に構成された回路に、または一時的に構成された回路(例えば、ソフトウェアによって構成されたもの)に実装する判断は、経費及び時間に対する考慮が要因となり得ることが理解されるであろう。
したがって、ハードウェアという用語は、有形のエンティティを範囲に収める、すなわちある特定の様式で動作するように、または、本明細書に記載するある特定の動作を行うように、物理的に構築された、または永久的に構成された(例えば、ハードワイアドされた)、または一時的に構成された(例えば、プログラムされた)エンティティであると理解すべきである。ハードウェアモジュールが一時的に構成された(例えば、プログラムされた)実施形態を考慮すると、ハードウェアモジュールの各々は、任意の1つに時点で構成されるまたはインスタンス化される必要はない。例えば、ハードウェアモジュールがソフトウェアを用いて構成された汎用プロセッサを備える場合、汎用プロセッサは、異なる
時点でそれぞれ異なるハードウェアモジュールとして構成され得る。ソフトウェアは、したがって、例えば、1つのインスタンス時間では特定のハードウェアを構築し、異なるインスタンス時間では異なるハードウェアモジュールを構築するようにプロセッサを構成し得る。
ハードウェア及びソフトウェアのモジュールは、他のハードウェア及び/またはソフトウェアのモジュールに情報を提供し、かつこれらから情報を受信することができる。したがって、説明するハードウェアモジュールは、通信的もしくは通信可能にまたは動作的に連結されているとみなされ得る。このようなハードウェアまたはソフトウェアのモジュールのうちの複数個が同時に存在する場合、通信が、ハードウェアまたはソフトウェアを接続する(例えば、適切な回路及びバスを介しての)信号送信によって達成され得る。複数のハードウェアモジュールまたはソフトウェアが異なる時点で構成されるまたはインスタンス化される実施形態では、このようなハードウェアまたはソフトウェアのモジュール間の通信は、例えば、複数のハードウェアまたはソフトウェアのモジュールがアクセスするメモリ構造中での情報の記憶及び読み出しによって達成され得る。例えば、1つのハードウェアまたはフトウェアのモジュールは、ある動作を行い、その動作の出力を、それが通信的に連結されているメモリデバイスに記憶し得る。さらなるハードウェアまたはフトウェアのモジュールが、次に、後になって、メモリデバイスにアクセスして、記憶された出力を読み出して処理し得る。ハードウェア及びソフトウェアのモジュールはまた、入力デバイスまたは出力デバイスとの通信を開始し得るし、リソース(例えば、情報の集成)上で動作することができる。
本明細書に記載される実施例の方法の様々な動作は、関連の動作を行うように、(例えば、ソフトウェアによって)一時的に構成されたまたは永久的に構成された1つ以上のプロセッサによって少なくとも部分的に行われ得る。一時的に構成されようと永久的に構成されようと、このようなプロセッサは、1つ以上の動作または機能を行うように動作するプロセッサ実装されたモジュールを構築し得る。本明細書中で言及されるモジュールは、一部の実施例では、プロセッサ実装されたモジュールを含み得る。
同様に、本明細書に記載される方法またはルーチンは、少なくとも部分的にはプロセッサ実装され得る。例えば、ある方法の動作の少なくとも一部が、1つもしくは複数のプロセッサまたはプロセッサ実装ハードウェアモジュールによって行われ得る。動作のある特定のものの実行は、1つのマシン内に存在するだけではなく、いくつかのマシンにわたって展開され得る1つまたは複数のプロセッサに分散され得る。いくつかの実施例の実施形態では、1つまたは複数のプロセッサは、(例えば、プラント環境、事務所環境、またはサーバファーム内の)1つの場所に位置し得るが、他の実施形態では、プロセッサは、いくつかの場所にわたって分散され得る。
1つまたは複数のプロセッサはまた、「クラウドコンピューティング」環境中で関連動作の実行をサポートするように、または、「ソフトウェアズアサービス」(SaaS)として動作し得る。例えば、動作の少なくとも一部は、(プロセッサを含むマシンの例としての)コンピュータの群によって行われ得、これらの動作は、ネットワーク(例えば、インターネット)を介して、及び、1つ以上の適切なインターフェース(例えば、アプリケーションプログラムインターフェース(API))を介してアクセス可能である。
動作のうちのある特定のものの実行は、1つのマシン内に存在するだけではなく、いくつかのマシンにわたって展開される1つ以上のプロセッサに分散され得る。いくつかの実施例の実施形態では、1つもしくは複数のプロセッサまたはプロセッサ実装モジュールは、(例えば、プラント環境または事務所環境内の)1つの場所に位置し得る。他の実施例の実施形態では、1つもしくは複数のプロセッサまたはプロセッサ実装モジュールは、い
くつかの地理的位置に分散され得る。
本明細書の一部は、機械メモリ(例えば、コンピュータメモリ)内のビットまたはバイナリデジタル信号として記憶されたデータに対する動作のアルゴリズムまたは記号的表現として提示され得る。これらのアルゴリズムまたは記号的表現は、自身の作業の本質を当業者に伝達するために、データ処理技術の当業者によって用いられる技法の例である。本明細書で用いられる「アルゴリズム」または「ルーチン」は、所望の結果をもたらす首尾一貫した一連の動作または類似した処理である。この文脈では、アルゴリズム、ルーチン、及び動作には、物理量の物理的操作が伴う。一般的に、しかし必然的ではないが、このような量は、機械によって記憶され、アクセスされ、転送され、組み合わされ、比較され、さもなければ操作されることが可能な電気信号、磁気信号、または光信号の形態を取り得る。時として、主として一般的に用いられるという理由で、このような信号を、「データ」、「コンテンツ」、「ビット」、「値」、「要素」、「記号」、「文字」、「項」、「数字」、「数値」などの語を用いて言及することが便利である。しかしながら、これらの語は、単に簡便な標識であり、適切な物理量と関連つけられるものである。
具体的に別様に述べられない限り、「処理する」、「計算する」(computing、calculating)、「決定する」、「提示する」、「表示する」などの語を用いる本明細書中の考察は、1つ以上のメモリ(例えば、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、またはそれらの組み合わせ)、レジスタ、または、情報を受信し、記憶し、送信し、または表示する他の機械構成要素内で物理的(例えば、電気的、磁気的、または光学的)な量として提示されるデータを操作または変換する機械(例えば、コンピュータ)の行為またはプロセスを指し得る。
本明細書で用いられる、「一実施形態」または「実施形態」に対する任意の言及は、実施形態に関連して説明される特定の要素、特長、構造、または特徴が、少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。本明細書中の様々な位置における「一実施形態では」という表現の出現は、必ずしもすべてが、同一の実施形態に言及しているわけではない。
一部の実施形態は、「連結される」及び「接続される」という表現をそれらの派生語と一緒に用いて記載され得る。例えば、いくつかの実施形態は、2つ以上の要素が直接的な物理的または電気的接触状態にあることを示すために、「連結される」という用語を用いて記載され得る。しかしながら、「連結される」という用語はまた、2つ以上の要素が互いに直接接触していないが、なおも、互いと協同するまたは相互作用することを意味し得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
本明細書で用いられる、「備える」、「備えている」、「含む」、「含んでいる」、「有する」、「有している」という用語またはそれらの任意の他の変形は、非排他的な包含を網羅することを意図する。例えば、要素のリストを含むプロセス、方法、物品、または装置は、必ずしもこれらの要素にのみ限定されず、明示的には列挙されていないまたはこのようなプロセス、方法、物品、もしくは装置に本来伴わない他の要素を含み得る。さらに、反対であると明示的に述べられていない限り、「または」は、包含的またはのことであり、排他的またはではない。例えば、AまたはBという条件は、以下のうちのいずれか1つによって満たされる:Aは真であり(または存在し)Bは偽である(または存在しない)、Aは偽であり(または存在せず)Bは真実である(または存在する)、AとBとの両方が真である(または存在する)。
加えて、「a」または「an」の使用は、本明細書中の実施形態の要素及び構成要素を説明するために用いられる。これは、単に利便性のために、そして、本明細書の一般的な意味を与えるためにそうされる。この明細書は、1つまたは少なくとも1つ、しかも単数
形を含むものと読まれるべきであり、また、そうでないと意味することが明らかでない限り複数形をも含む。
またさらに、例証のみの目的のために、図面は、プロセス制御システム内のフィールドデバイスを診断するためのシステム及び方法の好ましい実施形態を示す。当業者は、本明細書に例証される構造及び方法の代替の実施形態が、本明細書に記載される原理から逸脱することなく用いられ得ることを、上の考察から容易に認識するであろう。
「本明細書で用いられる、「___」という用語はこれにより・・・を意味するように定義される」という文章または類似した文章を用いて本特許中に明示的に用語が定義されない限り、その用語の意味を、その平易なまたは通常の意味を超えて、明示的にもまたは暗示的にも限定する意図はなく、そのような用語は、(特許請求の範囲の文言以外の)本特許の任意の章で与えられる任意の表明に基づいて範囲が限定されるものと解釈されるべきではないと、また理解すべきである。本特許の末尾の特許請求の範囲で列挙される任意の用語が本特許中で1つの意味と首尾一貫した様式で言及される限りにおいて、それは、単に読者が混乱しないように明瞭化するためになされるものであり、そのような特許請求の範囲の用語が、その1つの意味に、暗示的にまたは別様に限定され得ることを意図するものではない。最後に、特許請求の範囲の要素が、任意の構造を列挙することなく「手段」という用語及び機能を列挙することによって定義されない限り、任意の特許請求の範囲の要素の範囲は、米国特許法第112条(f)項及び/または前AIA特許法第112条の出願の第6節に基づいて解釈されるべきであることを意図するものではない。
当然ながら、本明細書に記載されるシステム、方法、及び技法の応用及び恩典は、上記の実施例だけに限定されるわけではない。本明細書に記載されるシステム、方法、及び技法を用いることによって、他の多くの応用及び恩典が可能である。さらに、前述の本文は、多くの異なる実施形態の詳細な説明を記述しているが、本特許の範囲は、本特許の末尾に記載される特許請求の範囲の言葉によって定義されることを理解すべきである。詳細な説明は、例示のみとすて解釈されるべきであり、すべての可能な実施形態を説明しているわけではなく、それは、すべての可能な実施形態を説明することは、たとえ不可能ではないとしても非現実的であるからである。多くの代替実施形態が、現在の技術または本特許の出願日以降に開発された技術を用いて実装され得、それらは、特許請求の範囲内に依然として含まれるであろう。例として、かつ限定的でなく、本明細書の開示は、少なくとも以下の態様を企図する。
態様1−プロセス制御システム内の圧力調整器を診断するための方法であって、診断アプリケーションを実行する要求をプロセッサで受信することであって、要求が、プロセス制御システムに通信可能に連結されたユーザインターフェースから開始される、受信することと、診断アプリケーションを実行する要求を受信したことに応答して、診断ページをユーザインターフェースに表示することであって、診断ページが、診断ツールと関連付けられた選択可能項目を含む、表示することと、選択可能項目の選択を、プロセッサで受信することと、診断ツールと関連付けられたコマンドを、プロセッサで自動的に実行することと、を含む、方法。
態様2−診断ツールが、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器の吸気弁及び/または排気弁を自動的に試験する弁漏れ試験である、態様1に記載の方法。
態様3−弁漏れ試験が、圧力調整器の出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を要求するメッセージを、ユーザインターフェースを介して表示することと、出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を、プロセッサを介して受信することと、出力ポートと関連付けられた位置での圧力を吸気弁圧力レベルに設定する信号を、プロセッサを介して送信
することと、吸気弁圧力レベルを、プロセッサを介して監視することと、吸気弁圧力レベルが、第1の期間内に吸気弁圧力閾値以上である場合、第1のコマンドを、プロセッサを介して実行することと、吸気弁圧力レベルが、第1の期間内に吸気弁圧力閾値を下回る場合、第2のコマンドを、プロセッサを介して実行することと、出力ポートと関連付けられた位置での圧力を排気弁圧力レベルに設定する信号を、プロセッサを介して送信することと、排気弁圧力レベルを、プロセッサを介して監視することと、排気弁圧力レベルが、第2の期間内に排気弁圧力閾値以下である場合、第3のコマンドを、プロセッサを介して実行することと、排気弁圧力レベルが、第3の期間内に排気弁圧力閾値を上回る場合、第4のコマンドを、プロセッサを介して実行することと、を含む、態様1または2のいずれかに記載の方法。
態様4−第1のコマンドを実行することが、吸気弁と関連付けられた不合格メッセージを送信することを含む、態様1〜3のいずれか一項に記載の方法。
態様5−第2のコマンドを実行することが、吸気弁と関連付けられた合格メッセージを送信することを含む、態様1〜4のいずれか一項に記載の方法。
態様6−第3のコマンドを実行することが、排気弁と関連付けられた不合格メッセージを送信することを含む、態様1〜5のいずれか一項に記載の方法。
態様7−第4のコマンドを実行することが、排気弁と関連付けられた合格メッセージを送信することを含む、態様1〜6のいずれか一項に記載の方法。
態様8−第1の期間が第2の期間に等しい、態様1〜7のいずれか一項に記載の方法。
態様9−第1の期間が30秒である、態様1〜8のいずれか一項に記載の方法。
態様10−第2の期間が30秒である、態様1〜9のいずれか一項に記載の方法。
態様11−吸気弁閾値レベルが、設定された吸気弁圧力レベルを0.3psi上回る、態様1〜10のいずれか一項に記載の方法。
態様12−排気弁閾値レベルが、設定された排気弁圧力レベルを0.3psi下回る、態様1〜11のいずれか一項に記載の方法。
態様13−診断ツールが、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器の動作パラメータに関連する情報をユーザインターフェースに自動的に表示するシステムチェックである、態様1〜12のいずれか一項に記載の方法。
態様14−診断ツールが、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器の機械的調整器を試験するための情報を自動的に表示する機械的調整器漏れ試験である、態様1〜13のいずれか一項に記載の方法。
態様15−診断ツールが、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器を調節するための情報を自動的に表示する調節手順である、態様1〜14のいずれか一項に記載の方法。
態様16−圧力調整器に動作可能に接続されたコントローラを有する制御システムのための診断装置であって、圧力調整器に動作可能に連結されたプロセッサと、プロセッサに動作可能に連結されたメモリと、圧力調整器の吸気弁、圧力調整器の排気弁、及びプロセ
ッサに動作可能に連結されたセンサと、プロセッサに動作可能に連結されたユーザインターフェースと、メモリに記憶された診断モジュールであって、プロセッサによって実行されたときに、診断ツールをユーザインターフェースに提示する、診断モジュールと、を備える、診断装置。
態様17−診断ツールは、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器の吸気弁及び/または排気弁を自動的に試験する弁漏れ試験である、態様項16に記載の診断装置。
態様18−診断ツールが、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器の動作パラメータに関連する情報をユーザインターフェースに自動的に表示するシステムチェックである、態様16または17のいずれかに記載の診断装置。
態様19−診断ツールが、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器の機械的調整器を試験するための情報を自動的に表示する機械的調整器漏れ試験である、態様16〜18のいずれか一項に記載の診断装置。
態様20−診断ツールが、プロセッサによって実行されたときに、圧力調整器を調節するための情報を自動的に表示する調節手順である、態様16〜19のいずれか一項に記載の診断装置。
態様21−1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、1つ以上のプロセッサに、圧力調整器の出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を要求するメッセージを表示させ、出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を受信させ、出力ポートと関連付けられた位置での圧力を吸気弁圧力レベルに設定するための信号を送信させ、吸気弁圧力レベルを監視させ、吸気弁圧力レベルが、第1の期間内に吸気弁圧力閾値以上である場合、第1のコマンドを実行させ、吸気弁圧力レベルが、第1の期間内に吸気弁圧力閾値を下回る場合、第2のコマンドを実行させ、出力ポートと関連付けられた位置での圧力を排気弁圧力レベルに設定するための信号を送信させ、排気弁圧力レベルを監視させ、排気弁圧力レベルが、第2の期間内に排気弁圧力閾値以下である場合、第3のコマンドを実行させ、かつ排気弁圧力レベルが、第3の期間内に排気弁圧力閾値を上回る場合、第4のコマンドを実行させる、命令が記憶された有形の非一時的コンピュータ可読媒体。
態様22−1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、1つ以上のプロセッサに、コマンドと関連付けられた警告をワークステーションに送信させる、さらなる命令が記憶された態様21に記載の有形の非一時的コンピュータ可読媒体。
方法、装置、及び製品のある例が本明細書に記載されているが、本特許が網羅する範囲はそれらに限定されない。対照的に、本特許は、文字通りまたは等価物の原理によって、添付の特許請求の範囲内に適正に入るすべての方法、装置、及び製品を網羅する。

Claims (22)

  1. プロセス制御システム内の圧力調整器を診断するための方法であって、
    診断アプリケーションを実行する要求をプロセッサで受信することであって、前記要求が、前記プロセス制御システムに通信可能に連結されたユーザインターフェースから開始される、受信することと、
    診断アプリケーションを実行する要求を受信したことに応答して、診断ページを前記ユーザインターフェースに表示することであって、前記診断ページが、診断ツールと関連付けられた選択可能項目を含む、表示することと、
    前記選択可能項目の選択を、プロセッサで受信することと、
    前記診断ツールと関連付けられたコマンドを、プロセッサで自動的に実行することと、を含む、前記方法。
  2. 前記診断ツールが、前記プロセッサによって実行されたときに、前記圧力調整器の吸気弁及び/または排気弁を自動的に試験する弁漏れ試験である、請求項1に記載の前記方法。
  3. 前記弁漏れ試験が、
    前記圧力調整器の出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を要求するメッセージを、ユーザインターフェースを介して表示することと、
    前記出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を、プロセッサを介して受信することと、
    前記出力ポートと関連付けられた位置での圧力を吸気弁圧力レベルに設定する信号を、プロセッサを介して送信することと、
    前記吸気弁圧力レベルを、プロセッサを介して監視することと、
    前記吸気弁圧力レベルが、第1の期間内に吸気弁圧力閾値以上である場合、第1のコマンドを、プロセッサを介して実行することと、
    前記吸気弁圧力レベルが、前記第1の期間内に前記吸気弁圧力閾値を下回る場合、第2のコマンドを、プロセッサを介して実行することと、
    前記出力ポートと関連付けられた前記位置での前記圧力を排気弁圧力レベルに設定する信号を、プロセッサを介して送信することと、
    前記排気弁圧力レベルを、プロセッサを介して監視することと、
    前記排気弁圧力レベルが、第2の期間内に排気弁圧力閾値以下である場合、第3のコマンドを、プロセッサを介して実行することと、
    前記排気弁圧力レベルが、前記第2の期間内に前記排気弁圧力閾値を上回る場合、第4のコマンドを、プロセッサを介して実行することと、を含む、請求項1または2のいずれかに記載の前記方法。
  4. 第1のコマンドを実行することが、前記吸気弁と関連付けられた不合格メッセージを送信することを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の前記方法。
  5. 第2のコマンドを実行することが、前記吸気弁と関連付けられた合格メッセージを送信することを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の前記方法。
  6. 第3のコマンドを実行することが、前記排気弁と関連付けられた不合格メッセージを送信することを含む、請求項1〜5のいずれかに記載の前記方法。
  7. 第4のコマンドを実行することが、前記排気弁と関連付けられた合格メッセージを送信することを含む、請求項1〜6のいずれかに記載の前記方法。
  8. 前記第1の期間が前記第2の期間に等しい、請求項1〜7のいずれかに記載の前記方法。
  9. 前記第1の期間が30秒である、請求項1〜8のいずれかに記載の前記方法。
  10. 前記第2の期間が30秒である、請求項1〜9のいずれかに記載の前記方法。
  11. 前記吸気弁閾値レベルが、前記設定された吸気弁圧力レベルを0.3psi上回る、請求項1〜10のいずれかに記載の前記方法。
  12. 前記排気弁閾値レベルが、前記設定された排気弁圧力レベルを0.3psi下回る、請求項1〜11のいずれかに記載の前記方法。
  13. 前記診断ツールが、前記プロセッサによって実行されたときに、前記圧力調整器の動作パラメータに関連する情報を前記ユーザインターフェースに自動的に表示するシステムチェックである、請求項1〜12のいずれかに記載の前記方法。
  14. 前記診断ツールが、前記プロセッサによって実行されたときに、前記圧力調整器の機械的調整器を試験するための情報を自動的に表示する機械的調整器漏れ試験である、請求項1〜13のいずれかに記載の前記方法。
  15. 前記診断ツールが、前記プロセッサによって実行されたときに、前記圧力調整器を調節するための情報を自動的に表示する調節手順である、請求項1〜14のいずれかに記載の前記方法。
  16. 圧力調整器に動作可能に接続されたコントローラを有する制御システムのための診断装置であって、
    前記圧力調整器に動作可能に連結されたプロセッサと、
    前記プロセッサに動作可能に連結されたメモリと、
    前記圧力調整器の吸気弁、前記圧力調整器の排気弁、及び前記プロセッサに動作可能に連結されたセンサと、
    前記プロセッサに動作可能に連結されたユーザインターフェースと、
    前記メモリに記憶された診断モジュールであって、前記プロセッサによって実行されたときに、診断ツールを前記ユーザインターフェースに提示する、診断モジュールと、
    を備える、前記診断装置。
  17. 前記診断ツールが、前記プロセッサによって実行されたときに、前記圧力調整器の吸気弁及び/または排気弁を自動的に試験する弁漏れ試験である、請求項16に記載の前記診断装置。
  18. 前記診断ツールが、前記プロセッサによって実行されたときに、前記圧力調整器の動作パラメータに関連する情報を前記ユーザインターフェースに自動的に表示するシステムチェックである、請求項16〜17のいずれかに記載の前記診断装置。
  19. 前記診断ツールが、前記プロセッサによって実行されたときに、前記圧力調整器の機械的調整器を試験するための情報を自動的に表示する機械的調整器漏れ試験である、請求項16〜18のいずれかに記載の前記診断装置。
  20. 前記診断ツールが、前記プロセッサによって実行されたときに、前記圧力調整器を調節するための情報を自動的に表示する調節手順である、請求項16〜19のいずれかに記載
    の前記診断装置。
  21. 1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに、
    前記圧力調整器の出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を要求するメッセージを表示させ、
    前記出口ポートが塞がれて隔離されたという確認を受信させ、
    前記出力ポートと関連付けられた位置での前記圧力を吸気弁圧力レベルに設定するための信号を送信させ、
    前記吸気弁圧力レベルを監視させ、
    前記吸気弁圧力レベルが、第1の期間内に吸気弁圧力閾値以上である場合、第1のコマンドを実行させ、
    前記吸気弁圧力レベルが、前記第1の期間内に前記吸気弁圧力閾値を下回る場合、第2のコマンドを実行させ、
    前記出力ポートと関連付けられた前記位置での前記圧力を排気弁圧力レベルに設定するための信号を送信させ、
    前記排気弁圧力レベルを監視させ、
    前記排気弁圧力レベルが、第2の期間内に排気弁圧力閾値以下である場合、第3のコマンドを実行させ、かつ
    前記排気弁圧力レベルが、前記第2の期間内に前記排気弁圧力閾値を上回る場合、第4のコマンドを実行させる、命令が記憶された有形の非一時的コンピュータ可読媒体。
  22. 1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに、前記コマンドと関連付けられた警告をワークステーションに送信させる、さらなる命令が記憶された請求項21に記載の前記有形の非一時的コンピュータ可読媒体。
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