JP2016522664A - 無線電力受信装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】本発明の実施形態に係る無線電力送信装置から無線で電力を受信する無線電力受信装置は、磁性体と、前記磁性体に配置され、前記無線電力送信装置の送信コイルとカップリングされて電力を受信する受信コイル、及び前記受信コイルの内側に配置され、前記磁性体が外部磁場の影響により飽和されることを防止する磁性体飽和防止部を含む。【選択図】図1

Description

本発明は無線電力転送技術に関し、より詳しくは、無線電力受信装置の磁性体の特性の弱化を防止し、電力転送効率を向上させるための無線電力受信装置に関する。
無線で電気エネルギーを所望の機器に伝達する無線電力転送技術(wireless power transmissionまたはwireless energy transfer)は既に1800年代に電磁気誘導原理を用いた電気モータや変圧器が使われ始めて、その後にはラジオ波やレーザーのような電磁波を放射して電気エネルギーを転送する方法も試みられた。私達がしばしば使用する電動歯ブラシや一部無線カミソリも実際は電磁気誘導原理により充電される。電磁気誘導は導体の周辺で磁場を変化させた時、電圧が誘導されて電流が流れる現象をいう。電磁気誘導方式は小型機器を中心に商用化が速く進められているが、電力の転送距離が短いという問題がある。
現在まで無線方式によるエネルギー伝達方式は電磁気誘導の以外に共振及び短波長無線周波数を用いた遠距離送信技術などがある。
最近、このような無線電力転送技術のうち、電磁気誘導または共振を用いたエネルギー伝達方式が多く使われている。
電磁気誘導または共振を用いた無線電力転送システムは、送信側と受信側のコイルを通じて電力が無線で伝達されるので、ユーザは携帯用機器のような電子機器を容易に充電することができる。
また、無線電力転送システムの送信装置は受信装置との整列のために磁石を含んでいる。送信装置の送信コイルの内側に含まれた磁石によって送信側のコイルと受信側のコイルとの間の位置をガイドして送信側のコイルと受信側のコイルとの整列が合わせて電力転送効率が向上できる。
しかしながら、既存には送信装置に備えられた磁石が送信装置の送信コイルの内側に挿入される場合、前記磁石により発生する逆磁場と受信装置の磁性体により発生する磁場とが互いに相殺されて飽和電流が増加すれば、磁性体が飽和されて磁性体の特性が弱化できる。磁性体の特性が弱化すれば、受信コイルの特性、即ち受信コイルのインダクタンス(L)及び受信コイルの抵抗成分(R)が変化できるので、受信コイル200の品質指数(Q、Q=W*L/R)が減少できる。受信コイルのQ値が減少すれば、無線電力送信装置と無線電力受信装置との間の電力転送効率が減少できるので、前記磁石により磁性体が影響を受けないようにする方案が必要である。
本発明は、外部の磁場による影響によって無線電力受信装置の磁性体が飽和されることを防止する無線電力受信装置の提供を目的とする。
本発明は、無線電力送信装置に備えられた磁石によって無線電力受信装置の磁性体が飽和されることを防止して無線電力送信装置と無線電力受信装置との間の電力転送効率を向上させることができる無線電力受信装置の提供を目的とする。
本発明の実施形態に係る無線電力送信装置から無線で電力を受信する無線電力受信装置は、磁性体と、前記磁性体に配置され、前記無線電力送信装置の送信コイルとカップリングされて電力を受信する受信コイル、及び前記受信コイルの内側に配置され、前記磁性体が外部磁場の影響により飽和されることを防止する磁性体飽和防止部を含む。
前記磁性体飽和防止部は、前記磁性体が前記無線電力送信装置に備えられた磁石により飽和されることを防止することができる。
前記磁性体飽和防止部は、前記受信コイルで形成される磁場の方向を前記受信コイルの内側に変更させて前記磁性体の飽和を防止することができる。
前記磁性体飽和防止部は、金属で構成されたLパターン、円パターン、四角パターン、三角パターン、及び六角パターンのうち、少なくともいずれか1つを含むことができる。
前記磁性体飽和防止部は、Lパターン、円パターン、四角パターン、三角パターン、及び六角パターンのうち、少なくとも2つのパターンを含むことができる。
前記磁性体飽和防止部は、前記少なくとも2つのパターンのうちのいずれか1つのパターンは前記受信コイル内側中心に配置され、残りのパターンは前記受信コイル内側中心から一定距離だけ離隔して配置できる。
前記受信コイルの内側が形成する面積と前記磁性体飽和防止部が形成する面積との割合は0.204から0.716の範囲を有することができる。
本発明の多様な実施形態によれば、磁性体飽和防止部の構成により無線電力送信装置に備えられた磁石により無線電力受信装置の磁性体が飽和されることを防止することができる。
また、本発明の多様な実施形態に係る無線電力受信装置は、受信コイルで形成される磁場の方向を内側に変更させて受信コイルの内側に磁場を集中させることができる。これによって、無線電力送信装置と無線電力受信装置との間の電力転送効率が向上できる。
一方、その他の多様な効果は後述する本発明の実施形態に係る詳細な説明で直接的または暗示的に開示される。
本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置を説明するための平面図である。 本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置を説明するための斜視図である。 本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置に備えられた受信コイルのスペックを説明するための図である。 本発明の実施形態に従って磁性体飽和防止部を使用した場合、受信コイルで形成される磁場の方向を説明するための図である。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の実施形態に従って受信コイルの内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率を説明するための実験データ表である。 本発明の実施形態に従って受信コイルの内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率を説明するためのグラフである。
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施形態に対して本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。
まず、図1から図4を参照して、本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置10を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置を説明するための平面図であり、図2は本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置を説明するための斜視図であり、図3は本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置に備えられた受信コイルのスペックを説明するための図であり、図4は本発明の実施形態に従って磁性体飽和防止部を使用した場合、受信コイルで形成される磁場の方向を説明するための図である。
まず、図1から図2を参考すると、無線電力受信装置10は、磁性体100、受信コイル200、及び磁性体飽和防止部300を含むことができる。
磁性体100は、無線電力送信装置から受信する磁場の方向を変更させることができる。具体的に、磁性体100は無線電力送信装置に備えられた送信コイルから伝達を受ける磁場の方向を受信コイル200の内側に変更させて外部に漏出できる磁場の量を減少させることができる。これによって、外部に漏出される磁場の量を最小化させる遮蔽効果を得ることができる。
また、磁性体100は無線電力送信装置の送信コイルから伝達を受ける磁場の方向を受信コイル200の内側に変更させて受信コイル200が送信コイルから磁場を集中的に伝達を受けることができるようにする。
また、磁性体100は送信コイルから伝達を受ける磁場のうち、外部に漏出される磁場を吸収して熱として放出させることができる。このような磁性体100の役割によって外部に漏出されて人体に有害な影響を及ぼす磁場の量が減少できる。
磁性体100は、シート(sheet)または基板の形態を有することができる。磁性体100の上には後述する受信コイル200及び磁性体飽和防止部300が配置できる。
受信コイル200は無線電力送信装置に備えられた送信コイルとカップリングされて磁場を通じて送信コイルから無線で電力を受信することができる。一実施形態において、受信コイル200は送信コイルから電磁気誘導を通じて無線で電力を受信することができる。受信コイル200が受信した電力は交流電力であって、受信コイル200は受信した交流電力を整流回路を通じて負荷に伝達することができる。負荷は直流電力を必要とする任意の充電池または装置でありうる。
受信コイル200はスパイラルまたはヘリカル形態のパターンを有することができるが、これに限定されるものではない。
受信コイル200は磁性体100の上に配置されることができ、複数の導線が巻線されて形成された一定のパターンを有することができる。
本発明の実施形態に係る受信コイル200の詳細なスペックは、図3を参照して説明する。
図3を参照すると、無線電力転送に使われる周波数は100乃至150KHz範囲を有することができる。受信コイル200の厚さ(T)は0.1mmでありうる。受信コイル200を構成する1つの導線の幅は0.6mmでありうる。受信コイル200の巻線数は15ターンでありうる。受信コイル200の内径は20mmで、外径は40mmでありうる。受信コイル200を構成する導線間の間隔は0.12以上、0.14mm以下の範囲を有することができる。
また図1及び図2を説明する。
磁性体飽和防止部300は磁性体100の上に配置されることができ、受信コイル200の内側に配置できる。
磁性体飽和防止部300は、少なくとも1つの金属パターンを含む。この際、金属パターンは金属からなり、多角形パターンでありうる。多角形パターンは、円パターン、Lパターン、四角形パターン、三角形パターン、及び六角形パターンを含むことができるが、これに限定されるものではない。
磁性体飽和防止部300は、Lパターン及び円パターンを含むことができる。この場合、Lパターンは受信コイル200の内側中心に配置されることができ、円パターンはLパターンの一側に配置できる。一実施形態において、円パターンは多様な面積を有することができる。
磁性体飽和防止部300は、Lパターン及び四角パターンを含むことができる。この場合、Lパターンは受信コイル200の内側中心に配置されることができ、四角パターンはLパターンの一側に配置できる。四角パターンは正四角形パターンであって、多様な面積を有することができる。
磁性体飽和防止部300は、Lパターン及び三角パターンを含むことができる。この場合、Lパターンは受信コイル200の内側中心に配置されることができ、三角パターンはLパターンの一側に配置できる。三角パターンは正三角形パターンであって、多様な面積を有することができる。
磁性体飽和防止部300は、Lパターン及び六角パターンを含むことができる。この場合、Lパターンは受信コイル200の内側中心に配置されることができ、六角パターンはLパターンの一側に配置できる。
磁性体飽和防止部300は、Lパターン、四角パターン、及び円パターンのうちの1つのパターンのみを含むことができる。この場合、Lパターン、四角パターン、及び円パターンは、受信コイル200の内側に配置できる。一実施形態において、各パターンは受信コイル200の内側中心に配置されることもでき、受信コイル200の内側中心から一定距離だけ離隔して配置されることもできる。
一実施形態において、前記金属は、銅、金、銀のうちの少なくともいずれか1つで形成できるが、これに限定されるものではない。
多様なパターンを含むことができる磁性体飽和防止部300は、無線電力送信装置に備えられた磁石により磁性体100が飽和されることを防止することができる。これに対して具体的に説明する。無線電力送信装置は、送信コイルと受信コイルとの間の位置を整列するために送信コイルの内側に磁石を含むことができる。前記磁石により発生する逆磁場と磁性体100により発生する磁場とが互いに相殺されて飽和電流が増加すれば、磁性体100が飽和されて、磁性体100の特性が弱化できる。磁性体100の特性が弱化すれば、受信コイル200の特性、即ち受信コイル200のインダクタンス(L)及び受信コイル200の抵抗成分(R)が変化できるので、受信コイル200の品質指数(Q、Q=W*L/R)が減少できる。受信コイル200のQ値が減少すれば、無線電力送信装置と無線電力受信装置10との間の電力転送効率が減少できるので、前記磁石により磁性体100が影響を受けないようにする方案が必要である。
ここに、磁性体飽和防止部300は受信コイル200で形成される磁場を受信コイル200の内側に誘起させて無線電力送信装置に備えられた磁石により磁性体100が受ける影響を最小化させることができる。これによって、無線電力送信装置に備えられた磁石により無線電力受信装置10の磁性体100が飽和されることを防止することができ、無線電力送信装置の送信コイルと無線電力受信装置10の受信コイルとの間の電力転送効率が向上できる。これに対しては図4を参照して説明する。
図4では、便宜上、磁性体100と磁性体飽和防止部300の構成は図示しなかった。
図4を参照すると、受信コイル200の近くには磁場が一定方向に形成されている。特に、本発明の実施形態に従って磁性体飽和防止部(図示せず)を受信コイル200の内側に配置させれば、磁性体飽和防止部(図示せず)によって磁場の方向が受信コイル200の内側に変更されることを確認することができる。これに対しては図5乃至図23のシミュレーション結果を参照して詳細に説明する。
次に、図5乃至図23を説明する。
図5乃至図23は、本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。
図5乃至図23のH-Fieldで磁場は明度の低い色、即ち暗い色に行くほど強さが弱いことを意味する。各色に対する磁場の強さは各シミュレーション資料の左側上段に表示されている。
また、図5乃至図23の各々の図面で、(a)図面は無線電力受信装置の斜視図に基づいて磁場の放射パターンを示しており、(b)図面は無線電力受信装置の平面図に基づいて磁場の放射パターンを示している。
図5乃至図23で、受信コイル200のスペックは図3で説明したものと同一であり、特にシミュレーション結果で使用した周波数は150KHzであり、受信コイル200の線間の間隔は0.12mmである。
また、図5乃至図23で、便宜上、磁性体100の構成は省略した。
まず、図5は磁性体飽和防止部300を含まない場合の磁場放射パターンを示す。以下、図5と磁性体飽和防止部300を含んだ場合の磁場放射パターンとを比較して本発明の多様な実施形態を説明する。
図6を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び円パターン320を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、円パターン320はLパターン310の一側に配置できる。特に、円パターン320は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、円パターン320の直径は2mmである。Lパターン310及び円パターン320は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図6の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図6の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図7を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び円パターン321を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、円パターン321はLパターン310の一側に配置できる。特に、円パターン320は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、円パターン321の直径は4mmである。Lパターン310及び円パターン321は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図7の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図7の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図8を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び円パターン322を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、円パターン322はLパターン310の一側に配置できる。特に、円パターン322は受信コイル200の内側中心の下段に配置できる。ここで、円パターン321の直径は4mmである。Lパターン310及び円パターン322は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図8の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図8の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図9を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び円パターン323を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、円パターン323はLパターン310の一側に配置できる。特に、円パターン322は受信コイル200の内側中心の上段に配置できる。ここで、円パターン321の直径は4mmである。Lパターン310及び円パターン323は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図9の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図9の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図10を参考すると、磁性体飽和防止部300は円パターン324を含むことができる。円パターン324は受信コイル200の内側にある中心点から左側下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、円パターン324の直径は2mmである。円パターン324は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図10の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図10の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図11を参考すると、磁性体飽和防止部300は円パターン325を含むことができる。円パターン325は受信コイル200の内側にある中心から左側下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、円パターン325の直径は4mmである。円パターン325は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図11の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図11の場合がより大きいことを確認することができる。また、図10と図11を比較して見ると、円パターンの面積の大きい図11の実施形態が図10の実施形態に比べて受信コイル200の内側に形成される磁場の強さがより大きいことを確認することができる。
次に、図12を参考すると、磁性体飽和防止部300は円パターン326を含むことができる。円パターン326は受信コイル200の内側中心から下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、円パターン326の直径は4mmである。円パターン326は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図12の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図12の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図13を参考すると、磁性体飽和防止部300は円パターン327を含むことができる。円パターン327は円パターン327の中心と受信コイル200の内側にある中心とが一致するように配置できる。ここで、円パターン325の直径は8mmである。円パターン327は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図13の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図12の場合がより大きいことを確認することができる。また、図12と図13を比較して見ると、円パターンの面積がより大きく、円パターンの中心点が受信コイル200の内側中心点と一致する図13の実施形態が図12の実施形態に比べて受信コイル200の内側に形成される磁場の強さがより大きいことを確認することができる。
次に、図14を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び四角パターン331を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、四角パターン331はLパターン310の一側に配置できる。特に、四角パターン331は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、四角パターン331は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは3mmである。Lパターン310及び四角パターン331は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図14の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図14の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図15を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び四角パターン333を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、四角パターン333はLパターン310の一側に配置できる。特に、四角パターン333は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、四角パターン333は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは4mmである。Lパターン310及び四角パターン333は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図15の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図15の場合がより大きいことを確認することができる。また、図14と図15を比較して見ると、四角パターンの面積が大きい図15の実施形態が図14の実施形態に比べて受信コイル200の内側に形成される磁場の強さがより大きいことを確認することができる。
次に、図16を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び四角パターン335を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、四角パターン335はLパターン310の一側に配置できる。特に、四角パターン335は受信コイル200の内側中心から下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、四角パターン335は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは4mmである。Lパターン310及び四角パターン335は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図16の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図16の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図17を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び四角パターン337を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、四角パターン337はLパターン310の一側に配置できる。特に、四角パターン337は受信コイル200の内側中心から上段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、四角パターン337は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは4mmである。Lパターン310及び四角パターン337は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図17の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図17の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図18を参考すると、磁性体飽和防止部300は四角パターン339を含むことができる。四角パターン339は受信コイル200の内側中心から左側下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、四角パターン339は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは4mmである。四角パターン339は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図18の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図18の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図19を参考すると、磁性体飽和防止部300は四角パターン341を含むことができる。四角パターン341は受信コイル200の内側中心から下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、四角パターン341は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは4mmである。四角パターン341は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図19の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図19の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図20を参考すると、磁性体飽和防止部300は四角パターン343を含むことができる。四角パターン343は四角パターン343の中心と受信コイル200の内側中心とが一致するように配置できる。ここで、四角パターン343は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは8mmである。四角パターン343は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図20の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図20の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図21を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置できる。ここで、Lパターン310は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図21の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図21の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図22を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び三角パターン351を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、三角パターン351はLパターン310の一側に配置できる。特に、三角パターン351は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、三角パターン351は正三角形の形態でありうる。Lパターン310及び三角パターン351は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図22の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図22の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図23を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び六角パターン361を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、六角パターン361はLパターン310の一側に配置できる。特に、六角パターン361は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、六角パターン361は正三角形の形態でありうる。Lパターン310及び六角パターン361は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図23の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図23の場合がより大きいことを確認することができる。
このように、本発明の多様な実施形態によれば、多様なパターンを含む磁性体飽和防止部300の構成によって無線電力送信装置に備えられた磁石により無線電力受信装置10の磁性体100が飽和されることを防止することができる。
また、本発明の多様な実施形態に係る無線電力受信装置10は受信コイル200で形成される磁場の方向を内側に変更させて受信コイル200の内側に磁場を集中させることができる。これによって、無線電力送信装置と無線電力受信装置10との間の電力転送効率が向上できる。
次に、図24乃至図25を参照して本発明の実施形態に係る受信コイルの内側面積と四角パターンの面積対比電力転送効率の変化を説明する。
図24は本発明の実施形態に従って受信コイル200の内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率を説明するための実験データ表であり、図25は本発明の実施形態に従って受信コイル200の内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率を説明するためのグラフである。
図24乃至図25の実験資料で使われた受信コイル200のスペックは、次の通りである。受信コイル200の厚さ(T)は0.1mmであり、受信コイル200を構成する1つの導線の幅は0.6mmであり、受信コイル200の巻線数は15ターンであり、受信コイル200を構成する導線間の間隔は0.12mm以上、0.14mm以下の範囲を有する。
図24を参照すると、受信コイル200の内径、受信コイル200の内側面積、受信コイル200の内側中心に配置された四角パターンの面積、受信コイル200の内側面積と四角パターンの面積割合、受信コイル200の内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率、及び受信コイル200の内側に四角パターンのない場合の電力転送効率の実験データが図示されている。
受信コイル200の内径は受信コイル200の内側が形成する円の直径であり、受信コイルの内側面積は円の面積になることができる。受信コイル200の内側中心に配置された四角パターンは正四角パターンであって、その面積は正四角形の面積でありうる。
受信コイル200の内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率を図24及び図25を参照して説明すると、受信コイル200の内側中心にパターンが配置された場合の電力転送効率が受信コイル200の内側中心にパターンのない場合に比べてより大きいことを確認することができる。
現在、無線電力転送において電力転送効率は一般的に60乃至64%の範囲を有することができる。しかしながら、本発明の実施形態に従って受信コイル200の内側中心に磁性体の飽和を防止するためのパターンを配置すれば、図25に示すように、受信コイル200の内側中心に磁性体飽和防止のためのパターンの配置によって既存に比べて電力転送効率が向上することを確認することができる。特に、本発明の実施形態に従って受信コイル200の内側面積と受信コイル200の内側中心に位置した四角パターンが形成する面積の割合が0.204以上、0.716以下の範囲を有する場合、64%を超過する電力転送効率が得られるので、既存の無線電力転送技術で得ることができる電力転送効率より向上した効果を期待することができる。例えば、受信コイル200の内径は25mm以上、60mm以下であり、四角パターンの面積は100mm2以上、2025mm2以下でありうる。
以上、本発明の好ましい実施形態に対して図示及び説明したが、本発明は前述した特定の実施形態に限定されるものではなく、請求範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく当該発明が属する技術分野で通常の知識を有する者により多様な変形実施が可能であることは勿論であり、このような変形実施は本発明の技術的思想や展望から個別的に理解されてはならない。
本発明の実施形態に係る無線電力受信装置10は、携帯電話、スマートフォン(smart phone)、ノートブックコンピュータ(laptop computer)、ディジタル放送用端末機、PDA(Personal Digital Assistants)、PMP(Portable Multimedia Player)、ナビゲーションなどの移動端末機に装着できる。
しかしながら、本明細書に記載された実施形態に係る構成は移動端末機のみに適用可能な場合を除外すれば、ディジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末機にも適用できることを本技術分野の当業者であれば容易に分かる。
本発明は無線電力転送技術に関し、より詳しくは、無線電力受信装置の磁性体の特性の弱化を防止し、電力転送効率を向上させるための無線電力受信装置に関する。
無線で電気エネルギーを所望の機器に伝達する無線電力転送技術(wireless power transmissionまたはwireless energy transfer)は既に1800年代に電磁気誘導原理を用いた電気モータや変圧器が使われ始めて、その後にはラジオ波やレーザーのような電磁波を放射して電気エネルギーを転送する方法も試みられた。私達がしばしば使用する電動歯ブラシや一部無線カミソリも実際は電磁気誘導原理により充電される。電磁気誘導は導体の周辺で磁場を変化させた時、電圧が誘導されて電流が流れる現象をいう。電磁気誘導方式は小型機器を中心に商用化が速く進められているが、電力の転送距離が短いという問題がある。
現在まで無線方式によるエネルギー伝達方式は電磁気誘導の以外に共振及び短波長無線周波数を用いた遠距離送信技術などがある。
最近、このような無線電力転送技術のうち、電磁気誘導または共振を用いたエネルギー伝達方式が多く使われている。
電磁気誘導または共振を用いた無線電力転送システムは、送信側と受信側のコイルを通じて電力が無線で伝達されるので、ユーザは携帯用機器のような電子機器を容易に充電することができる。
また、無線電力転送システムの送信装置は受信装置との整列のために磁石を含んでいる。送信装置の送信コイルの内側に含まれた磁石によって送信側のコイルと受信側のコイルとの間の位置をガイドして送信側のコイルと受信側のコイルとの整列が合わせて電力転送効率が向上できる。
しかしながら、既存には送信装置に備えられた磁石が送信装置の送信コイルの内側に挿入される場合、前記磁石により発生する逆磁場と受信装置の磁性体により発生する磁場とが互いに相殺されて飽和電流が増加すれば、磁性体が飽和されて磁性体の特性が弱化できる。磁性体の特性が弱化すれば、受信コイルの特性、即ち受信コイルのインダクタンス(L)及び受信コイルの抵抗成分(R)が変化できるので、受信コイル200の品質指数(Q、Q=W*L/R)が減少できる。受信コイルのQ値が減少すれば、無線電力送信装置と無線電力受信装置との間の電力転送効率が減少できるので、前記磁石により磁性体が影響を受けないようにする方案が必要である。
本発明は、外部の磁場による影響によって無線電力受信装置の磁性体が飽和されることを防止する無線電力受信装置の提供を目的とする。
本発明は、無線電力送信装置に備えられた磁石によって無線電力受信装置の磁性体が飽和されることを防止して無線電力送信装置と無線電力受信装置との間の電力転送効率を向上させることができる無線電力受信装置の提供を目的とする。
本発明の実施形態に係る無線電力送信装置から無線で電力を受信する無線電力受信装置は、無線電力送信装置に含まれた送信コイルから伝達を受ける磁場の方向を変更させる磁性体、前記磁性体に配置され、電力を受信する受信コイル、及び前記受信コイルの内側に配置され、前記磁性体で発生する磁場と前記無線電力送信装置で発生する磁場とが互いに相殺される第1及び第2磁性体飽和パターンを含む。
本発明の多様な実施形態によれば、磁性体飽和防止部の構成により無線電力送信装置に備えられた磁石により無線電力受信装置の磁性体が飽和されることを防止することができる。
また、本発明の多様な実施形態に係る無線電力受信装置は、受信コイルで形成される磁場の方向を内側に変更させて受信コイルの内側に磁場を集中させることができる。これによって、無線電力送信装置と無線電力受信装置との間の電力転送効率が向上できる。
一方、その他の多様な効果は後述する本発明の実施形態に係る詳細な説明で直接的または暗示的に開示される。
本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置を説明するための平面図である。 本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置を説明するための斜視図である。 本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置に備えられた受信コイルのスペックを説明するための図である。 本発明の実施形態に従って磁性体飽和防止部を使用した場合、受信コイルで形成される磁場の方向を説明するための図である。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。 本発明の実施形態に従って受信コイルの内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率を説明するための実験データ表である。 本発明の実施形態に従って受信コイルの内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率を説明するためのグラフである。
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施形態に対して本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。
まず、図1から図4を参照して、本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置10を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置を説明するための平面図であり、図2は本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置を説明するための斜視図であり、図3は本発明の一実施形態に係る無線電力受信装置に備えられた受信コイルのスペックを説明するための図であり、図4は本発明の実施形態に従って磁性体飽和防止部を使用した場合、受信コイルで形成される磁場の方向を説明するための図である。
まず、図1から図2を参考すると、無線電力受信装置10は、磁性体100、受信コイル200、及び磁性体飽和防止部300を含むことができる。
磁性体100は、無線電力送信装置から受信する磁場の方向を変更させることができる。具体的に、磁性体100は無線電力送信装置に備えられた送信コイルから伝達を受ける磁場の方向を受信コイル200の内側に変更させて外部に漏出できる磁場の量を減少させることができる。これによって、外部に漏出される磁場の量を最小化させる遮蔽効果を得ることができる。
また、磁性体100は無線電力送信装置の送信コイルから伝達を受ける磁場の方向を受信コイル200の内側に変更させて受信コイル200が送信コイルから磁場を集中的に伝達を受けることができるようにする。
また、磁性体100は送信コイルから伝達を受ける磁場のうち、外部に漏出される磁場を吸収して熱として放出させることができる。このような磁性体100の役割によって外部に漏出されて人体に有害な影響を及ぼす磁場の量が減少できる。
磁性体100は、シート(sheet)または基板の形態を有することができる。磁性体100の上には後述する受信コイル200及び磁性体飽和防止部300が配置できる。
受信コイル200は無線電力送信装置に備えられた送信コイルとカップリングされて磁場を通じて送信コイルから無線で電力を受信することができる。一実施形態において、受信コイル200は送信コイルから電磁気誘導を通じて無線で電力を受信することができる。受信コイル200が受信した電力は交流電力であって、受信コイル200は受信した交流電力を整流回路を通じて負荷に伝達することができる。負荷は直流電力を必要とする任意の充電池または装置でありうる。
受信コイル200はスパイラルまたはヘリカル形態のパターンを有することができるが、これに限定されるものではない。
受信コイル200は磁性体100の上に配置されることができ、複数の導線が巻線されて形成された一定のパターンを有することができる。
本発明の実施形態に係る受信コイル200の詳細なスペックは、図3を参照して説明する。
図3を参照すると、無線電力転送に使われる周波数は100乃至150KHz範囲を有することができる。受信コイル200の厚さ(T)は0.1mmでありうる。受信コイル200を構成する1つの導線の幅は0.6mmでありうる。受信コイル200の巻線数は15ターンでありうる。受信コイル200の内径は20mmで、外径は40mmでありうる。受信コイル200を構成する導線間の間隔は0.12以上、0.14mm以下の範囲を有することができる。
また図1及び図2を説明する。
磁性体飽和防止部300は磁性体100の上に配置されることができ、受信コイル200の内側に配置できる。
磁性体飽和防止部300は、少なくとも1つの金属パターンを含む。この際、金属パターンは金属からなり、多角形パターンでありうる。多角形パターンは、円パターン、Lパターン、四角形パターン、三角形パターン、及び六角形パターンを含むことができるが、これに限定されるものではない。
磁性体飽和防止部300は、Lパターン及び円パターンを含むことができる。この場合、Lパターンは受信コイル200の内側中心に配置されることができ、円パターンはLパターンの一側に配置できる。一実施形態において、円パターンは多様な面積を有することができる。
磁性体飽和防止部300は、Lパターン及び四角パターンを含むことができる。この場合、Lパターンは受信コイル200の内側中心に配置されることができ、四角パターンはLパターンの一側に配置できる。四角パターンは正四角形パターンであって、多様な面積を有することができる。
磁性体飽和防止部300は、Lパターン及び三角パターンを含むことができる。この場合、Lパターンは受信コイル200の内側中心に配置されることができ、三角パターンはLパターンの一側に配置できる。三角パターンは正三角形パターンであって、多様な面積を有することができる。
磁性体飽和防止部300は、Lパターン及び六角パターンを含むことができる。この場合、Lパターンは受信コイル200の内側中心に配置されることができ、六角パターンはLパターンの一側に配置できる。
磁性体飽和防止部300は、Lパターン、四角パターン、及び円パターンのうちの1つのパターンのみを含むことができる。この場合、Lパターン、四角パターン、及び円パターンは、受信コイル200の内側に配置できる。一実施形態において、各パターンは受信コイル200の内側中心に配置されることもでき、受信コイル200の内側中心から一定距離だけ離隔して配置されることもできる。
一実施形態において、前記金属は、銅、金、銀のうちの少なくともいずれか1つで形成できるが、これに限定されるものではない。
多様なパターンを含むことができる磁性体飽和防止部300は、無線電力送信装置に備えられた磁石により磁性体100が飽和されることを防止することができる。これに対して具体的に説明する。無線電力送信装置は、送信コイルと受信コイルとの間の位置を整列するために送信コイルの内側に磁石を含むことができる。前記磁石により発生する逆磁場と磁性体100により発生する磁場とが互いに相殺されて飽和電流が増加すれば、磁性体100が飽和されて、磁性体100の特性が弱化できる。磁性体100の特性が弱化すれば、受信コイル200の特性、即ち受信コイル200のインダクタンス(L)及び受信コイル200の抵抗成分(R)が変化できるので、受信コイル200の品質指数(Q、Q=W*L/R)が減少できる。受信コイル200のQ値が減少すれば、無線電力送信装置と無線電力受信装置10との間の電力転送効率が減少できるので、前記磁石により磁性体100が影響を受けないようにする方案が必要である。
ここに、磁性体飽和防止部300は受信コイル200で形成される磁場を受信コイル200の内側に誘起させて無線電力送信装置に備えられた磁石により磁性体100が受ける影響を最小化させることができる。これによって、無線電力送信装置に備えられた磁石により無線電力受信装置10の磁性体100が飽和されることを防止することができ、無線電力送信装置の送信コイルと無線電力受信装置10の受信コイルとの間の電力転送効率が向上できる。これに対しては図4を参照して説明する。
図4では、便宜上、磁性体100と磁性体飽和防止部300の構成は図示しなかった。
図4を参照すると、受信コイル200の近くには磁場が一定方向に形成されている。特に、本発明の実施形態に従って磁性体飽和防止部(図示せず)を受信コイル200の内側に配置させれば、磁性体飽和防止部(図示せず)によって磁場の方向が受信コイル200の内側に変更されることを確認することができる。これに対しては図5乃至図23のシミュレーション結果を参照して詳細に説明する。
次に、図5乃至図23を説明する。
図5乃至図23は、本発明の多様な実施形態に係る磁場の放射パターンを示すH-Fieldである。
図5乃至図23のH-Fieldで磁場は明度の低い色、即ち暗い色に行くほど強さが弱いことを意味する。各色に対する磁場の強さは各シミュレーション資料の左側上段に表示されている。
また、図5乃至図23の各々の図面で、(a)図面は無線電力受信装置の斜視図に基づいて磁場の放射パターンを示しており、(b)図面は無線電力受信装置の平面図に基づいて磁場の放射パターンを示している。
図5乃至図23で、受信コイル200のスペックは図3で説明したものと同一であり、特にシミュレーション結果で使用した周波数は150KHzであり、受信コイル200の線間の間隔は0.12mmである。
また、図5乃至図23で、便宜上、磁性体100の構成は省略した。
まず、図5は磁性体飽和防止部300を含まない場合の磁場放射パターンを示す。以下、図5と磁性体飽和防止部300を含んだ場合の磁場放射パターンとを比較して本発明の多様な実施形態を説明する。
図6を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び円パターン320を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、円パターン320はLパターン310の一側に配置できる。特に、円パターン320は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、円パターン320の直径は2mmである。Lパターン310及び円パターン320は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図6の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図6の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図7を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び円パターン321を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、円パターン321はLパターン310の一側に配置できる。特に、円パターン320は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、円パターン321の直径は4mmである。Lパターン310及び円パターン321は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図7の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図7の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図8を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び円パターン322を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、円パターン322はLパターン310の一側に配置できる。特に、円パターン322は受信コイル200の内側中心の下段に配置できる。ここで、円パターン321の直径は4mmである。Lパターン310及び円パターン322は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図8の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図8の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図9を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び円パターン323を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、円パターン323はLパターン310の一側に配置できる。特に、円パターン322は受信コイル200の内側中心の上段に配置できる。ここで、円パターン321の直径は4mmである。Lパターン310及び円パターン323は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図9の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図9の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図10を参考すると、磁性体飽和防止部300は円パターン324を含むことができる。円パターン324は受信コイル200の内側にある中心点から左側下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、円パターン324の直径は2mmである。円パターン324は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図10の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図10の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図11を参考すると、磁性体飽和防止部300は円パターン325を含むことができる。円パターン325は受信コイル200の内側にある中心から左側下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、円パターン325の直径は4mmである。円パターン325は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図11の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図11の場合がより大きいことを確認することができる。また、図10と図11を比較して見ると、円パターンの面積の大きい図11の実施形態が図10の実施形態に比べて受信コイル200の内側に形成される磁場の強さがより大きいことを確認することができる。
次に、図12を参考すると、磁性体飽和防止部300は円パターン326を含むことができる。円パターン326は受信コイル200の内側中心から下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、円パターン326の直径は4mmである。円パターン326は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図12の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図12の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図13を参考すると、磁性体飽和防止部300は円パターン327を含むことができる。円パターン327は円パターン327の中心と受信コイル200の内側にある中心とが一致するように配置できる。ここで、円パターン325の直径は8mmである。円パターン327は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図13の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図12の場合がより大きいことを確認することができる。また、図12と図13を比較して見ると、円パターンの面積がより大きく、円パターンの中心点が受信コイル200の内側中心点と一致する図13の実施形態が図12の実施形態に比べて受信コイル200の内側に形成される磁場の強さがより大きいことを確認することができる。
次に、図14を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び四角パターン331を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、四角パターン331はLパターン310の一側に配置できる。特に、四角パターン331は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、四角パターン331は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは3mmである。Lパターン310及び四角パターン331は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図14の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図14の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図15を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び四角パターン333を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、四角パターン333はLパターン310の一側に配置できる。特に、四角パターン333は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、四角パターン333は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは4mmである。Lパターン310及び四角パターン333は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図15の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図15の場合がより大きいことを確認することができる。また、図14と図15を比較して見ると、四角パターンの面積が大きい図15の実施形態が図14の実施形態に比べて受信コイル200の内側に形成される磁場の強さがより大きいことを確認することができる。
次に、図16を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び四角パターン335を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、四角パターン335はLパターン310の一側に配置できる。特に、四角パターン335は受信コイル200の内側中心から下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、四角パターン335は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは4mmである。Lパターン310及び四角パターン335は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図16の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図16の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図17を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び四角パターン337を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、四角パターン337はLパターン310の一側に配置できる。特に、四角パターン337は受信コイル200の内側中心から上段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、四角パターン337は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは4mmである。Lパターン310及び四角パターン337は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図17の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図17の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図18を参考すると、磁性体飽和防止部300は四角パターン339を含むことができる。四角パターン339は受信コイル200の内側中心から左側下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、四角パターン339は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは4mmである。四角パターン339は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図18の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図18の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図19を参考すると、磁性体飽和防止部300は四角パターン341を含むことができる。四角パターン341は受信コイル200の内側中心から下段に一定距離だけ離隔して配置できる。ここで、四角パターン341は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは4mmである。四角パターン341は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図19の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図19の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図20を参考すると、磁性体飽和防止部300は四角パターン343を含むことができる。四角パターン343は四角パターン343の中心と受信コイル200の内側中心とが一致するように配置できる。ここで、四角パターン343は正四角形の形態であって、正四角形の一辺の長さは8mmである。四角パターン343は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図20の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図20の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図21を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置できる。ここで、Lパターン310は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図21の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図21の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図22を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び三角パターン351を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、三角パターン351はLパターン310の一側に配置できる。特に、三角パターン351は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、三角パターン351は正三角形の形態でありうる。Lパターン310及び三角パターン351は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図22の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図22の場合がより大きいことを確認することができる。
次に、図23を参考すると、磁性体飽和防止部300はLパターン310及び六角パターン361を含むことができる。Lパターン310は受信コイル200の内側中心に配置されることができ、六角パターン361はLパターン310の一側に配置できる。特に、六角パターン361は受信コイル200の内側中心から左側下段に配置できる。ここで、六角パターン361は正三角形の形態でありうる。Lパターン310及び六角パターン361は受信コイル200の内側に配置されて受信コイル200で形成される磁場の方向を受信コイル200の内側に集中させることができる。即ち、図5と図23の磁場の放射パターンとを比較して見ると、受信コイル200の内側に形成される磁場の強さは磁性体飽和防止部300が含まれた図23の場合がより大きいことを確認することができる。
このように、本発明の多様な実施形態によれば、多様なパターンを含む磁性体飽和防止部300の構成によって無線電力送信装置に備えられた磁石により無線電力受信装置10の磁性体100が飽和されることを防止することができる。
また、本発明の多様な実施形態に係る無線電力受信装置10は受信コイル200で形成される磁場の方向を内側に変更させて受信コイル200の内側に磁場を集中させることができる。これによって、無線電力送信装置と無線電力受信装置10との間の電力転送効率が向上できる。
次に、図24乃至図25を参照して本発明の実施形態に係る受信コイルの内側面積と四角パターンの面積対比電力転送効率の変化を説明する。
図24は本発明の実施形態に従って受信コイル200の内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率を説明するための実験データ表であり、図25は本発明の実施形態に従って受信コイル200の内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率を説明するためのグラフである。
図24乃至図25の実験資料で使われた受信コイル200のスペックは、次の通りである。受信コイル200の厚さ(T)は0.1mmであり、受信コイル200を構成する1つの導線の幅は0.6mmであり、受信コイル200の巻線数は15ターンであり、受信コイル200を構成する導線間の間隔は0.12mm以上、0.14mm以下の範囲を有する。
図24を参照すると、受信コイル200の内径、受信コイル200の内側面積、受信コイル200の内側中心に配置された四角パターンの面積、受信コイル200の内側面積と四角パターンの面積割合、受信コイル200の内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率、及び受信コイル200の内側に四角パターンのない場合の電力転送効率の実験データが図示されている。
受信コイル200の内径は受信コイル200の内側が形成する円の直径であり、受信コイルの内側面積は円の面積になることができる。受信コイル200の内側中心に配置された四角パターンは正四角パターンであって、その面積は正四角形の面積でありうる。
受信コイル200の内側面積と四角パターンの面積割合に従う電力転送効率を図24及び図25を参照して説明すると、受信コイル200の内側中心にパターンが配置された場合の電力転送効率が受信コイル200の内側中心にパターンのない場合に比べてより大きいことを確認することができる。
現在、無線電力転送において電力転送効率は一般的に60乃至64%の範囲を有することができる。しかしながら、本発明の実施形態に従って受信コイル200の内側中心に磁性体の飽和を防止するためのパターンを配置すれば、図25に示すように、受信コイル200の内側中心に磁性体飽和防止のためのパターンの配置によって既存に比べて電力転送効率が向上することを確認することができる。特に、本発明の実施形態に従って受信コイル200の内側面積と受信コイル200の内側中心に位置した四角パターンが形成する面積の割合が0.204以上、0.716以下の範囲を有する場合、64%を超過する電力転送効率が得られるので、既存の無線電力転送技術で得ることができる電力転送効率より向上した効果を期待することができる。例えば、受信コイル200の内径は25mm以上、60mm以下であり、四角パターンの面積は100mm 以上、2025mm 以下でありうる。
以上、本発明の好ましい実施形態に対して図示及び説明したが、本発明は前述した特定の実施形態に限定されるものではなく、請求範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく当該発明が属する技術分野で通常の知識を有する者により多様な変形実施が可能であることは勿論であり、このような変形実施は本発明の技術的思想や展望から個別的に理解されてはならない。
本発明の実施形態に係る無線電力受信装置10は、携帯電話、スマートフォン(smart phone)、ノートブックコンピュータ(laptop computer)、ディジタル放送用端末機、PDA(Personal Digital Assistants)、PMP(Portable Multimedia Player)、ナビゲーションなどの移動端末機に装着できる。
しかしながら、本明細書に記載された実施形態に係る構成は移動端末機のみに適用可能な場合を除外すれば、ディジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末機にも適用できることを本技術分野の当業者であれば容易に分かる。

Claims (14)

  1. 磁性体と、
    前記磁性体に配置され、電力を受信する受信コイルと、
    前記受信コイルの内側に配置され、少なくとも1つの金属パターンを含み、前記磁性体の飽和を防止する磁性体飽和防止部とを含むことを
    特徴とする、無線電力受信装置。
  2. 前記磁性体飽和防止部は、
    前記磁性体が前記電力を送信する無線電力送信装置に備えられた磁石により飽和することを防止することを特徴とする、請求項1に記載の無線電力受信装置。
  3. 前記磁性体飽和防止部は、
    前記受信コイルで形成される磁場の方向を前記受信コイルの内側に変更させて前記磁性体の飽和を防止することを特徴とする、請求項1に記載の無線電力受信装置。
  4. 前記磁性体飽和防止部は、
    1つの金属パターンを含むことを特徴とする、請求項1に記載の無線電力受信装置。
  5. 前記金属パターンは、
    前記受信コイルの内側中心に配置されることを特徴とする、請求項4に記載の無線電力受信装置。
  6. 前記金属パターンは
    前記受信コイルの内側中心から離隔して配置されたことを特徴とする、請求項4に記載の無線電力受信装置。
  7. 前記磁性体飽和防止部は、
    2つの金属パターンを含むことを特徴とする、請求項1に記載の無線電力受信装置。
  8. 前記金属パターンのうちのいずれか1つは前記受信コイルの内側中心に配置され、前記金属パターンのうちの他の1つは前記受信コイルの内側中心から離隔して配置されたことを特徴とする、請求項7に記載の無線電力受信装置。
  9. 前記金属パターンは
    Lパターン、円パターン、四角パターン、三角パターン、及び六角パターンを含むことを特徴とする、請求項1に記載の無線電力受信装置。
  10. 前記金属パターンは
    銅、金、及び銀のうちの少なくともいずれか1つで形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の無線電力受信装置。
  11. 前記磁性体飽和防止部の面積が大きいほど、前記受信コイルの内側に形成される磁場の強さがより大きいことを特徴とする、請求項1に記載の無線電力受信装置。
  12. 前記金属パターンの中心が前記受信コイルの内側中心に近いほど、前記受信コイルの内側に形成される磁場の強かがより大きいことを特徴とする、請求項1に記載の無線電力受信装置。
  13. 前記受信コイルの内側面積と前記磁性体飽和防止部との面積の割合は0.204以上、0.716以下であることを特徴とする、請求項1に記載の無線電力受信装置。
  14. 前記受信コイルの内径は25mm以上、60mm以下であり、
    前記磁性体飽和防止部の面積は100mm2以上、2025mm2以下であることを特徴とする、請求項13に記載の無線電力受信装置。
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