JP2016521924A - 無線通信システムにおける装置及び方法 - Google Patents

無線通信システムにおける装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、無線通信システムにおける装置及び方法を提供する。システムは、ユーザ機器の位置に対応する領域内におけるセル密集度及びセルタイプを確定し、確定されたセル密集度及び確定されたセルタイプに基づき、前記ユーザ機器の移動状態を確定し、確定された前記ユーザ機器の移動状態に基づき、前記ユーザ機器のセル再選択を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は一般的に無線通信分野に関し、さらに具体的に、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)のロング・ターム・エボリューション(LTE)及びそのLTEアドバンスト(LTE−A)における装置及び方法に関する。
LTEは最高速度が350km/hである高速列車のシナリオをサポートする。異なる移動状態の移動体端末のサービス品質を確保するために、LTEはネットワーク構造で相応に最適化されるだけでなく、対応のメカニズムも設計されて、異なるシナリオの必要に適応するように移動体端末が現在の移動状態に応じてメータ構成を自己適応に最適化する。
上記メカニズムは、LTEにおける移動体端末の移動状態推定(Mobility State Estimation、MSE)である。LTEにおける移動体端末の移動状態推定はセル再選択の回数の計数に基づくものである。慣習的な同質ネットワークでは、上記セル再選択の回数の計数に基づく移動状態推定は、移動体端末の移動状態を比較的に正確に推定することができる。しかしながら、異種混合ネットワークの取り入れにつれて、スモールセル配置位置のランダム性及びカバレッジの不均一性は上記セル再選択の回数の計数に基づく移動状態推定の正確さに大いに影響する。
異種混合ネットワークでは、マクロセル(Macro)において、異なる種類の低電力ノード(Low Power Node、LPN)、例えば、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムトセル基地局、リモートラジオユニット等が配置されている。また、異なる種類のスモールセルは送信電力が異なるため、そのカバレッジも異なる。慣習的な移動状態推定は、ネットワークにおける異なるセルのカバレッジが大体に同じであるという基本的な想定に基づいている。しかしながら、異種混合ネットワークでは、各種の低電力ノードが存在しているため、上記想定はもはや成立しなくなる。また、異種混合ネットワークにおいて移動体端末のセル切り替え又は再選択の回数が著しく増加するため、移動体端末が高速で移動している錯覚を与える傾向がある。さらに、移動状態推定の不正確さにより移動状態推定に関連するメカニズム、例えば、速度調整要素がさらに影響され、これにより、異種混合ネットワークにおいて移動体端末の移動性という基本的な要求を満たすことができない。
よって、シームレスで安定なネットワークカバレッジをユーザに提供するように、異種混合ネットワークにおいて移動体端末の移動性の安定性を確保する無線通信システムにおける装置及び方法を提供することが望まれる。
本発明の実施例によれば、ユーザ機器の位置に対応する領域内においてセル密集度及びセルタイプを確定し、確定されたセル密集度及び確定されたセルタイプに基づき、前記ユーザ機器の移動状態を確定し、確定された前記ユーザ機器の移動状態に基づき、前記ユーザ機器のセル再選択を制御するシステムが提供される。
本発明によれば、移動体端末の移動状態を推定するように、推定されるスモールセルの密集度により移動状態推定方式を確定することができるため、異種混合ネットワークにおいて移動体端末の移動性の安定性が確保され、ユーザにシームレスで安定なネットワークカバレッジを提供する。
下記の図面を組み合わせて本発明の実施例に対する具体的な説明を参照すると、本発明の上記及びその他の目的、特徴及びメリットをさらに理解することができる。図面において、同じ又は対応する技術的特徴又は部材は同じ又は対応する符号で表されている。
図1は本発明の実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を示すブロック図である。 図2は本発明の実施例に係る無線通信システムにおける装置のもう1つの構成を示すブロック図である。 図3は本発明の実施例に係る無線通信システムにおける装置のさらにもう1つの構成を示すブロック図である。 図4は本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。 図5は本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。 図6は本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。 図7は本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を示すブロック図である。 図8は本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。 図9は本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。 図10は、本発明に係る実施例を実施可能な情報処理装置の概略的なブロック図である。
以下、図面を組み合わせて本発明の実施例を説明する。明瞭なために、図面及び明細書には、本発明と関係なく、当業者が既知の部材及び処理に対する図示及び説明が省略された。
以下、図1を組み合わせて本発明の実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を説明する。図1は本発明の実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、無線通信システムにおける装置100は、スモールセル密集度評価ユニット102及び移動状態推定ユニット104を備えてもよい。
装置100におけるスモールセル密集度評価ユニット102は、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価することができる。
異種混合ネットワークの取り入れは、慣習的なセルアーキテクチャに変化をもたらし、且つ慣習的な移動状態推定方式に課題をもたらす。本発明の出願者は研究を経て、異種混合ネットワークをそれ自身の属性によりさらに分類することができることを見つけ出した。例えば、異種混合ネットワークにおいてスモールセル配置の密集度により異種混合ネットワークをさらに分類することができ、例えば、異種混合ネットワークをスモールセルの密集に配置される類別とスモールセルが密集に配置されていない類別に分類する。ここで、上記異種混合ネットワークをスモールセルの密集に配置される類別及びスモールセルの密集に配置されていない類別に分類することは例示に過ぎず、異種混合ネットワークにおいてスモールセル配置の密集度により異種混合ネットワークを3つまたはそれ以上の類別に分類してもよい。また、上記異種混合ネットワークにおいてスモールセル配置の密集度により異種混合ネットワークを分類することも例示に過ぎず、異種混合ネットワーク自身の他の属性により異種混合ネットワークをさらに分類してもよい。以下、主に、異種混合ネットワークにおいてスモールセル配置の密集度を例として説明する。
異種混合ネットワークにおいてスモールセル配置の密集度の異なりにより、慣習的なネットワークには異なる影響が与えられる。具体的に、スモールセルの密集に配置されていない異種混合ネットワークは、慣習的な同質ネットワークとそれほど大きく異ならない可能性がある。しかしながら、ホットスポットエリア、例えば都心、ショッピングモール、オフィス、オフィスビルなどにおいて通常に大量のビジネスが要求されている結果、これらのエリアにおいて大量のスモールセルの密集配置の要求も存在している。スモールセル密集度の増加につれて、慣習的なネットワークにおける移動体端末の移動性に対する影響は量から質へ変化する。例えば、スモールセルの密集配置により、移動体端末において頻繁にセル切り替えをもたらす可能性がある。スモールセル密集度の増加につれて、スモールセルの間の干渉が大きくなるため、移動体端末において切り替え失敗の確率もそれに応じて高くなる。また、スモールセルのカバレッジが比較的に小さいため、移動体端末において切り替えの回数もスモールセル密集度の増加につれて大きくなり、ピンポン切り替えの確率も大きくなる。また、移動体端末のユーザにとって、移動体端末のユーザのサービス品質の体験を直接に影響するのは、移動体端末において切り替え失敗の回数、及びピンポン切り替え回数等であり、上記分析から分かるように、スモールセルの密集配置により、移動体端末の切り替え失敗回数、及びピンポン切り替え回数等が大幅に上昇し、移動体端末のユーザのサービス体験が極大に低下される。よって、異種混合ネットワークにおける移動体端末の移動状態を推定する場合、異種混合ネットワークにおいてスモールセル配置の密集度は重要な要素である。異種混合ネットワークにおける移動体端末の移動状態推定の正確さを向上するために、スモールセルの密集度により移動体端末の移動状態推定方式を確定するように、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価する必要がある。
以下、如何に移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価するかについて具体的に説明する。ここで、下記移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価する各種の具体的な方式は例示に過ぎず、限定的なものではない。当業者は、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を確定できれば、下記各種の具体的なスモールセル密集度の評価方式を必要に応じて修正、置換又は変形することができる。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ユニット102は、移動体端末にサービスを提供する基地局から、どのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を受信し、スモールセルクラスタの情報により移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価してもよい。
異種混合ネットワークでは、大量のスモールセルはマクロセルのカバレッジ内に配置されており、移動体端末にサービスを提供する基地局は、各スモールセルが配置される実際の位置を知ることができる。よって、移動体端末にサービスする基地局は、スモールセルが配置される実際の位置により、互いに隣接して近くに分布されている複数のスモールセルを同じスモールセルクラスタに分け、どのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成する。スモールセルクラスタの情報により、該スモールセルクラスタに含まれるスモールセルの数及び各スモールセルの識別子情報を確定することができる。移動体端末が特定のスモールセルクラスタにおいて任意のスモールセルの識別子情報を検出すると、該移動体端末は該スモールセルが所属するスモールセルクラスタに近接していると判定されてもよい。よって、移動体端末は、該スモールセルクラスタに含まれるスモールセルの数により、該移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を確定してもよい。よって、本実施例によれば、スモールセル配置が密集するか否かを判定することは、移動体端末にサービスを提供する基地局側で実行されるのであり、基地局は、接近に分布しているスモールセルを同じスモールセルクラスタに区分してもよく、移動体端末は、スモールセルクラスタに含まれるスモールセルの数によりスモールセル配置の密集度を判定してもよい。また、本実施例によれば、移動体端末が1つのスモールセルを発見することは、該スモールセルが所属するスモールセルクラスタを発見することに相当するため、本実施例に係るスモールセル密集度の評価方式は、移動体端末の移動軌跡に影響されない。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセルクラスタの情報は隣接セルのリストに追加されるスモールセルの識別子索引情報により指示されてもよく、スモールセル識別子索引情報は、隣接スモールセルが同じクラスタに属することを指示するように、隣接スモールセルの識別子情報を備えてもよい。
隣接セルリスト又は他のシステム情報ブロックにスモールセル識別子索引情報を追加することにより、スモールセルクラスタの情報を指示しても良い。例えば、互いに隣接する先頭のm個のスモールセルを第1のスモールセルクラスタに分け、互いに隣接する次のn個のスモールセルを第2のスモールセルクラスタに分け、これにより類推する。ここで、m及びnは1以上の自然数である。スモールセル識別子索引情報は、該同じスモールセルクラスタに属する各隣接スモールセルのスモールセル識別子情報を備えてもよい。例えば、第1のスモールセルクラスタのスモールセル識別子情報は、第1のスモールセルクラスタに属する先頭のm個のスモールセルにおける各スモールセルの識別子情報を備えてもよく、第2のスモールセルクラスタのスモールセル識別子情報は、第2のスモールセルクラスタに属する次のn個のスモールセルにおける各スモールセルの識別子情報を備えてもよい。ここで、上記隣接セルリストに追加されるスモールセル識別子索引情報によりスモールセルクラスタの情報を指示する方式は、例示に過ぎず、限定ではなく、他の方式によりスモールセルクラスタの情報を指示しても良い。
具体的に、スモールセルクラスタの情報を隣接セルリストに追加して、スモールセルクラスタの情報が追加された隣接セルリストをシステム情報ブロックSIB4、SIB5で放送してもよい。また、スモールセルクラスタの情報を他のシステム情報ブロックに追加し、スモールセルクラスタの情報が追加された他のシステム情報ブロックをブロードキャストしてもよい。また、移動体端末のために、スモールセルクラスタの情報を指示する1つの新しいシステム情報ブロックを単独に設置してもよい。
スモールセルクラスタの情報において、スモールセルクラスタを唯一に識別するスモールセルクラスタ識別子を定義してもよい。各スモールセルクラスタ識別子は、該スモールセルクラスタに属するスモールセルの物理セル識別子を含む。システム情報負荷を減らすために、スモールセルを実際に配置する場合、接近に分布されるスモールセルにできるだけ連続番号を付けてもよい。このように、スモールセルクラスタ内におけるスモールセルの物理セル識別子の開始位置及び範囲を与えることにより、これらのスモールセルは該スモールセルクラスタに含まれるようになる。
具体的に、スモールセルクラスタの情報の放送はマクロ基地局側により実行されてもよい。スモールセルが一般的にマクロ基地局のカバレッジ内に分布するため、マクロ基地局は、マクロセルカバレッジ内におけるスモールセルの配置される実際位置により、スモールセルをクラスタし、形成されるスモールセルクラスタの情報をブロードキャストしてもよい。また、スモールセルクラスタが複数のマクロセルのカバレッジに属する状況も存在する可能性があるため、この場合、マクロ基地局はスモールセルクラスタの情報をブロードキャストする時、これらのスモールセルも含まれる必要がある。
また、スモールセルクラスタの情報のブロードキャストはスモールセルにより実行されてもよい。スモールセル基地局の間の情報の対話により、スモールセル基地局は1つのスモールセルクラスタを自己組織してもよく、又は、ネットワーク側においてスモールセルクラスタの配置を直接に行ってもよい。スモールセルクラスタが形成された後、各スモールセル基地局は、そのスモールセルクラスタ内において他のスモールセルの物理セルID識別子をブロードキャストしてもよい。よって、移動体端末は、1つのスモールセルにアクセスすれば、該スモールセルが属するスモールセルクラスタ内において他のスモールセルの情報を得ることができる。
また、本発明の1つの実施例によれば、移動体端末は、ネットワーク側から移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を指示する情報を直接に得てもよく、移動体端末自体により移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を推定する必要がない。例えば、ネットワーク側のマクロ基地局は、移動体端末の位置情報により、該移動体端末がスモールセルの密集領域に位置するか否かを確定し、移動体端末がスモールセルの密集領域に位置すると確定されると、移動体端末に通知し、移動体端末は、ネットワーク側のマクロ基地局に通知される情報によりスモールセルの密集度を得る。具体的に、マクロ基地局は、移動体端末からのGPS情報を受信し、GPS情報により移動体端末の位置情報を得ても良い。また、マクロ基地局は、従来技術における各種の測定方法により移動体端末の位置情報を大体に確定してもよく、例えば、マクロ基地局は、CID、E−CID、AOA、TDOA又は指紋(finger print)等の測定方法により、移動体端末の大体の位置情報を確定してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ユニットは、移動体端末がスモールセルからサービスを得る履歴により、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価してもよい。例えば、本発明の1つの具体的な実施例によれば、移動体端末は、スモールセルに切り替え又は再選択すること、又はスモールセルを通ってキャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信の中の少なくとも1つを行なうことにより、スモールセルからサービスを得てもよい。
異種混合ネットワークにおいてスモールセルが密集に配置される場合、複数のスモールセルが密集に分布される。移動体端末はある期間内にスモールセルからサービスを複数回得ると、移動体端末はスモールセルが密集に配置される領域内にある可能性が高い。よって、移動体端末がスモールセルからサービスを得る歴史により、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価してもよい。例えば、スモールセルを含む異種混合ネットワークにおいて、移動体端末は、スモールセルに切り替え又は再選択することによりスモールセルからサービスを得ても良い。
また、3GPPのスモールセル増強に、最初のシナリオがさらに広げられる。例えば、スモールセル増強においてキャリアアグリゲーションのシナリオが取り入れられ、該シナリオに、理想のバックホール(backhaul)及び非理想のバックホール(backhaul)も考慮される。また、スモールセル増強に二重接続のシナリオも取り入られる。また、スモールセル増強に多地点協調送信のシナリオ等も取り入られる。このように、未来の異種混合ネットワークでは、大量の低電力ノード及びマクロセルは、各種のモードを通って移動体端末を共同にサービスしようとしている。よって、多くの場合、移動体端末は、スモールセルに切り替え又は再選択することによりスモールセルからサービスを得るだけでなく、キャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信の中の少なくとも1つの方式によりスモールセルからサービスを得てもよい。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ユニット102は、移動体端末がサービスを得る目標セルのタイプはスモールセルであるか否か、及び所定時間内に移動体端末がサービスを得る目標セルはスモールセルである回数を計数し、回数を予定回数閾値に比べることにより移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価してもよい。
具体的に、移動体端末が切り替え又はスモールセルに再選択することによりスモールセルからサービスを得る場合、移動体端末が切り替え又は再選択する目標セルのタイプはスモールセルであるか否かを判定し、移動体端末に計数器を設定し、該計数器を用いて所定時間内に移動体端末がスモールセルに切り替え又は再選択する回数を計数してもよい。所定時間窓内に計数される回数を所定回数の閾値と比べることにより移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価してもよい。ここで、実際の要求に応じて、複数の所定回数閾値を設定しても良い。また、移動体端末は、スモールセルを通ってキャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信の中の少なくとも1つをすることによりスモールセルからサービスを得る場合、ここで言及される全てのキャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信等は、スモールセルとマクロセル、又はスモールセルとスモールセルとの間の協調のシナリオに関連するため、移動体端末に関連する各スモールセルに対してそれぞれ計数してもよい。例えば、移動体端末はスモールセルを通ってキャリアアグリゲーションを行なうことでスモールセルからサービスを得る場合、複数のメンバーキャリアは複数の異なるスモールセルに関連する可能性があるため、異なる到達時間又は物理セル識別子等により、これらのメンバーキャリアがそれぞれどれらの異なるスモールセルに属するかを区分し、そして、移動体端末に関連する各スモールセルに対してそれぞれ計数してもよい。また、二重接続又は多地点協調送信等の方式を用いる場合は類似するため、ここで詳しく説明しない。
本実施例によれば、所定時間内に移動体端末がサービスを得る目標セルはスモールセルである回数を計数することにより、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセル密集度を簡単で直観的に評価することができる。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ユニット102は、移動体端末がサービスを得る目標セルのタイプはスモールセルであるか否かを判定し、移動体端末がサービスを得るスモールセルの位置情報により移動体端末がサービスを得るスモールセルの間の距離を判定し、距離を所定距離閾値に比べることにより移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価してもよい。
具体的に、移動体端末はスモールセルに切り替え又は再選択することによりスモールセルからサービスを得る場合、移動体端末は、移動体端末が以前に接続されるソースセル、及び移動体端末が切り替え又は再選択する目標セルのタイプはスモールセルであるか否かを識別し、移動体端末が最近に成功に切り替え又は再選択する幾つかのスモールセルを記録してもよく、これにより、移動体端末が切り替え又は再選択するスモールセルの位置情報が得られる。移動体端末が切り替え又は再選択するスモールセルの位置情報により、移動体端末が切り替え又は再選択するスモールセルの間の距離を計算することができる。計算される移動体端末が切り替え又は再選択するスモールセルの間の距離を所定距離閾値と比較することにより、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価してもよい。例えば、比較により移動体端末が切り替え又は再選択する複数のスモールセルの間の距離が近いと判定されると、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルが密集に配置されると確定されてもよい。また、移動体端末はスモールセルを通ってキャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信の中の少なくとも1つによりスモールセルからサービスを得る場合、ここで、言及される全てのキャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信等は、スモールセルとマクロセル、又はスモールセルとスモールセルとの間の協調のシナリオに関連するため、移動体端末に関する各スモールセルに対して、距離閾値をそれぞれ計算し、そして、計算して得た複数の距離閾値の平均値を求める。例えば、移動体端末はスモールセルを通ってキャリアアグリゲーションによりスモールセルからサービスを得る場合、複数のメンバーキャリアは複数の異なるスモールセルに関する可能性があるため、異なる到達時間又は物理セル識別子等により、これらのメンバーキャリアがそれぞれどれらの異なるスモールセルに属するかを区分し、そして、移動体端末に関する各スモールセルに対してそれぞれ距離閾値を計算し、計算して得た複数の距離閾値の平均値を求めても良い。また、二重接続又は多地点協調送信等を用いる場合も類似するため、詳しく説明しない。
移動体端末がサービスを得るスモールセルの位置情報は各種の方式により得られても良い。例えば、隣接セルリストにおいてスモールセルの位置情報に関連するパラメータを追加し、移動体端末は、隣接セルリストにおける上記パラメータを照会することによりスモールセルの位置情報を得ても良い。さらに例えば、スモールセルのブロードキャストチャンネルにおいてスモールセルの位置情報をブロードキャストし、移動体端末はブロードキャストを受信することによりスモールセルの位置情報を得ても良い。さらに例えば、移動体端末は、スモールセルの位置情報を得るように、自分の要求に応じてスモールセルに要求情報を送信してもよい。また、スモールセルの位置情報は、経度情報及び緯度情報を用いて識別されてもよい。
本発明の1つの実施例によれば、上記所定距離閾値は、移動体端末がサービスを得るスモールセルのカバレッジにより確定される。例えば、上記所定距離閾値は、移動体端末がサービスを得るスモールセルのカバレッジに対応する各スモールセルの距離閾値の重付平均を計算することにより確定されてもよい。
移動体端末は、移動体端末がサービスを得るスモールセルの送信電力を取得し、移動体端末がサービスを得るスモールセルの送信電力により移動体端末がサービスを得るスモールセルのカバレッジを推定してもよい。移動体端末がサービスを得るスモールセルのカバレッジにより所定距離閾値を確定してもよく、且つ異なるスモールセルのカバレッジは異なるスモールセルの距離閾値に対応しても良い。本発明の1つの実施例によれば、スモールセルのカバレッジに対応するスモールセルの距離閾値をそれぞれ上記所定距離閾値として、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価するように、計算される移動体端末がサービスを得るスモールセルの間の距離を対応するスモールセルの距離閾値と比較してもよい。本発明のもう1つの実施例によれば、スモールセルのカバレッジに対応するスモールセルの距離閾値の算術平均数をそれぞれ上記所定距離閾値として、そして、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価するように、計算される移動体端末がサービスを得るスモールセルの間の距離を上記スモールセルの距離閾値の算術平均数と比較してもよい。本発明のさらにもう1つの実施例によれば、スモールセルのカバレッジに対応するスモールセルの距離閾値のそれぞれに、対応する重みを割り当て、スモールセルのカバレッジに対応するスモールセルの距離閾値の重付平均値を上記所定距離閾値として、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価するように、計算される移動体端末がサービスを得るスモールセルの間の距離を上記スモールセルの距離閾値の重付平均値に比較してもよい。
本実施例によれば、移動体端末がサービスを得るスモールセルの間の距離を計算するようにスモールセル配置の位置情報をさらに利用しているため、スモールセルが位置する領域内における密集度をさらに正確に得られる。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ユニット102は、さらに、移動体端末がサービスを得る目標セルの送信電力により、目標セルのタイプ及び/又はカバレッジを判定してもよい。
異種混合ネットワークにおいて大量の低電力ノード、例えばマイクロ基地局、ピコ基地局、フェムトセル基地局、リモートラジオユニット等が存在している。これらの低電力ノードはマクロセルのカバレッジ内に分布しており、異なる方式によりマクロセルとともに移動体端末にサービスを提供する。しかしながら、低電力ノードは送信電力、バックホール及びキャリアタイプ等の面において異なることにより、慣習的なネットワークアーキテクチャの複雑さが大幅に向上され、移動体端末の移動状態推定を含む多くのメカニズムの性能は大いに影響されている。よって、本発明では、異種混合ネットワークの上記特徴に対して、異種混合ネットワークにおけるセル基地局のタイプにより、移動体端末の移動状態推定を含む多くのメカニズムを最適化することができる。このために、異種混合ネットワークにおけるセル基地局のタイプを識別する必要がある。
現在のLTE標準では、移動体端末は、セル識別子により異なるセル基地局を区分することができる。しかしながら、セル識別子においてセル基地局のタイプに関する情報が含まれていない。よって、従来技術では、移動体端末は、セル基地局のタイプを識別することができない。これにより、本発明は、セル基地局のタイプを識別する多種類の方式を提出する。
本発明の1つの実施例によれば、移動体端末は、セル基地局の送信電力によりセル基地局のタイプを識別してもよい。異なるタイプのセル基地局は送信電力が異なり、送信電力によりセル基地局をマイクロ基地局、ピコ基地局、中継基地局、フェムトセル基地局、リモートラジオユニット等に区分しても良い。これらのセル基地局の送信電力の典型的な値は下記の表1に示されている。
Figure 2016521924
表1に示すように、セル基地局の送信電力により低電力ノード及びマクロ基地局を区分してもよい。以下、如何にセル基地局の送信電力によりセル基地局のタイプを識別するかについて具体的に説明する。
セル基地局のセル固有参照信号CRSの送信電力は、システム情報ブロックSIB2に指示されてもよく、移動体端末自身とセル基地局との間の経路損失を計算することができる。よって、上記セル基地局のセル固有参照信号CRSの送信電力により、セル基地局の送信電力を計算することができ、低電力ノードとマクロ基地局とを区分することができる。また、セル基地局の送信電力をセルのカバレッジにマップすることにより、セルのカバレッジを得ることができる。
本実施例によれば、移動体端末においてセル基地局の送信電力によりセル基地局のタイプを識別することができ、それは簡単で効果的であり、且つ現有の標準を変化する必要がない。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ユニット102は、移動体端末にサービスを提供する基地局からセルタイプを指示するセルタイプ情報を受信し、セルタイプ情報により目標セルのタイプを判定してもよい。
セルタイプ情報、例えばセルレベル識別子は、セル基地局のタイプを直接に指示するように、システム情報ブロックに追加されてもよい。例えば、異なるレベルのセルに番号を付けてもよく、例えば、マクロ基地局のセルレベル番号を00に設置し、マイクロ基地局のセルレベル番号を01に設置し、ピコ基地局のセルレベル番号を10に設置し、中継基地局のセルレベル番号を11に設置する。また、セルタイプ情報は、現在セルのシステム情報でブロードキャストされてもよいし、測定制御情報の隣接セル構成情報に追加されてもよい。
図1に戻って参照すると、装置100における移動状態推定ユニット104は、移動体端末の移動状態を推定するように、推定されるスモールセルの密集度により、移動状態推定方式を確定してもよい。
以上のように、スモールセル密集度評価ユニット102は移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価し、移動状態推定ユニット104は、移動体端末の移動状態を推定するように、推定されるスモールセルの密集度により移動体端末の移動状態推定方式を確定してもよく、これにより、移動体端末の移動状態推定の性能が向上される。以下、如何に推定されるスモールセルの密集度により移動体端末の移動状態推定方式を確定するかについて具体的に説明する。
本発明の1つの実施例によれば、移動状態推定ユニット104は、評価されるスモールセルの密集度が低い場合、移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数のみを計数し、移動体端末がマクロセル間での切り替え又は再選択する回数により移動体端末の移動状態を推定する。
評価されたスモールセルの密集度が低いと評価されると、密集しないで配置されるスモールセルが位置する異種混合ネットワークは慣習的な同質ネットワークとそれほど大きく相違しない可能性がある。よって、この場合、スモールセルの密集度が低いため、スモールセルがネットワークに与える影響は極めて限られるので、移動体端末がマクロセル間で切り替え又は再選択する回数のみを計数してもよい。そして、移動体端末がマクロセル間で切り替え又は再選択する回数により、移動体端末の移動状態を推定してもよい。本実施例の方式によれば、スモールセルが希少に分布する場合に良好な効果を得ることができ、且つ容易に実現できる。
本発明の1つの実施例によれば、移動状態推定ユニット104は、評価されるスモールセルの密集度が高い場合、移動体端末がサービスを得るスモールセルの位置情報により、移動体端末の移動距離を推定し、且つ移動体端末の移動距離により移動体端末の移動状態を推定してもよい。
異種混合ネットワークにおいてスモールセル配置の密集度の増加につれて、スモールセルが異種混合ネットワークに与える影響も大きくなる。よって、異種混合ネットワークにおいてスモールセルの密集度が高い場合、移動体端末の移動状態推定の正確さを向上するために、移動体端末がサービスを得るスモールセルの位置情報により、移動体端末の移動距離を推定してもよい。上述のように、移動体端末は、スモールセルに切り替え又は再選択することによりスモールセルからサービスを得て、又はスモールセルを通ってキャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信の中の少なくとも1つを行なうことによりスモールセルからサービスを取得しても良い。そして、移動体端末の移動距離により移動体端末の移動状態を推定してもよい。本実施例によれば、スモールセルの位置情報をさらに利用しているため、移動体端末の移動状態推定の正確さを向上することができる。
上記分析から分かるように、評価されるスモールセルの密集度により移動体端末の移動状態推定方式を確定することができ、確定された移動状態推定方式同士はよく補い合われ、異なる状況下の移動状態推定の性能を共同に確保することができ、異種混合ネットワークにおいて移動状態推定に生じる問題が解決される。
本発明の1つの実施例によれば、移動状態推定ユニット104は、移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数、及びスモールセルからサービスを得る回数を計数し、移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数、及びスモールセルからサービスを得る回数の重付和により移動体端末の移動状態を推定し、ここで、重付和を計算するように、推定されるスモールセルの密集度により、スモールセル及びマクロセルのセル重み因子を自己適応に調整する。
移動体端末の移動状態を推定するために、移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数、及びスモールセルからサービスを得る回数をそれぞれ計数し、スモールセル及びマクロセルのセル重み因子により、移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数、及びスモールセルからサービスを得る回数の重付和を計算し、計算された重付和により移動体端末の移動状態を推定してもよい。よって、スモールセル及びマクロセルのセル重み因子の設置により、移動体端末の移動状態推定の性能が大きく影響されるため、単一セットのセル重み因子は多種類の異種混合ネットワークにおける多種類の状況に適応しなくなる。移動体端末の移動状態推定の性能を向上するために、推定されたスモールセルの密集度により、上記重付和を計算するようにスモールセル及びマクロセルのセル重み因子を自己適応に調整してもよい。本実施例によれば、多種類の異種混合ネットワークにおける多種類の状況に適応するように、スモールセル及びマクロセルのセル重み因子は、スモールセルの密集度により自己適応に調整されてもよい。
また、上述のように、3GPPのスモールセル増強において、最初のシナリオはさらに広げられる。例えば、スモールセル増強にキャリアアグリゲーションのシナリオが取り入れられ、該シナリオでは、理想のバックホール(backhaul)及び非理想のバックホール(backhaul)がさらに考慮される。また、スモールセル増強において二重接続のシナリオがさらに取り入れられる。また、スモールセル増強において多地点協調送信のシナリオ等がさらに取り入れられる。よって、未来の異種混合ネットワークアーキテクチャでは、スモールセルとマクロセルとの間の協働モードがさらに豊富になるため、移動状態推定は、例えば、キャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信のシナリオにおいてさらに広げられる必要がある。
慣習的な移動状態推定は、成功したセル再選択またはセル切り替えの回数に基づいている。しかしながら、未来の異種混合ネットワークでは、大量の低電力ノード及びマクロセルは、各種のモードによって移動体端末を協働にサービスするようになっている。よって、多くの場合に、移動体端末は、1つのスモールセルに切り替え又は再選択することによりこのスモールセルからサービスを得るのではなく、接続状態の移動体端末はキャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信の中の少なくとも1つのモードによりスモールセルからサービスを得るのである。
接続状態の移動体端末があるスモールセルからサービスを得ることは、移動体端末がこのスモールセルのカバレッジ内にあるという意味である。しかしながら、慣習的な移動状態推定の方式により、移動体端末がセル切り替え又は再選択によりあるスモールセルに切り替え又は再選択する場合、即ち、移動体端末の主サービスセルが該スモールセルである場合に限って、該切り替え又は再選択は計数される。これにより、多くの他のシナリオ、例えば、キャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信等は、移動状態推定の考慮範囲から排除されてしまう。よって、未来の異種混合ネットワークの変更傾向を考慮に入れて、本発明では、移動体端末の移動状態推定を行なう場合、移動体端末は、スモールセルに切り替え又は再選択することによりスモールセルからサービスを得て、又はスモールセルを通ってキャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信の少なくとも1つの方式を行なうことによりスモールセルからサービスを得ても良い。
具体的に、移動体端末の移動状態推定を行なう場合、移動体端末がセルに切り替え又は再選択する回数だけでなく、キャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信の中の少なくとも1つにおいて、接続状態の移動体端末が1つのスモールセルからサービスを得る(例えば、キャリアアグリゲーションのモードに、スモールセルは移動体端末に1つのメンバーキャリアを割り当てるなど)場合も考慮されるべきである。
本発明の1つの実施例によれば、移動状態推定ユニット104は、所定領域を単位として移動体端末がスモールセルからサービスを得る回数を累算し、累算した結果が所定計数閾値よりも大きい場合、移動体端末が該所定領域内においてスモールセルからサービスを得られると確定する。
移動体端末が所定領域内にサービスを得る目標セルはスモールセルである回数を累算し、累算した結果を、移動状態推定と並行するように、スモールセルからサービスを得られるか否かを判定する他の基準とする。具体的な例として、各スモールセルクラスタを単位として、移動体端末が第1のスモールセルクラスタからもう1つのスモールセルクラスタに切り替えた後、計算を再開始するように、第1のスモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを得る回数を累算した結果をクリアし、又は、該累算の結果を所定時間帯で保留し、移動体端末が所定時間帯内に第1のスモールセルクラスタに再び切り替える場合、記憶される第1のスモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを得る回数の累算結果を継続に利用する。また、マクロセルが任意のスモールセルクラスタにも属しないため、移動体端末がマクロセルに再び切り替える場合は、スモールセルクラスタの間の切り替えに関わらない。ここで、上記スモールセルクラスタを所定領域とすることは例示に過ぎず、他の領域を所定領域にしてもよく、例えば、マクロ基地局のカバレッジを所定領域としてもよい。
以下、移動体端末がもう1つのスモールセルクラスタに切り替えることについて具体的に説明する。
本発明の1つの実施例によれば、どのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報により、移動体端末がもう1つのスモールセルクラスタに切り替えるか否かを判定してもよい。
例えば、移動体端末が切り替えられてなるスモールセルの識別子をスモールセルクラスタの情報に含まれるスモールセルの識別子に比べることにより、移動体端末が他の1つのスモールセルクラスタに切り替えられるか否かを判定してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセルの位置情報により移動体端末が切り替えを行なう2つの前記スモールセルの間の距離を確定し、確定された2つのスモールセルの間の距離により移動体端末がもう1つのスモールセルクラスタに切り替えるか否かを判定する。
例えば、移動体端末が以前に接続したソースセルの位置情報、及び移動体端末が切り替えられる目標セルの位置情報により、移動体端末が切り替えを行なう2つのスモールセルの間の距離を確定しても良い。切り替えを行なう2つスモールセル間の距離が大きすぎると、移動体端末がもう1つのスモールセルクラスタに切り替えると確定される。
本発明の1つの実施例によれば、移動体端末が連続に切り替え失敗、又は所定時間帯内に複数回の切り替え失敗に出会う場合、計数を再開始するように、該スモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを得る回数を累算する結果をクリアしてもよい。
移動体端末がもう1つのスモールセルクラスタに切り替えた後、計数を再開するために、第1のスモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを得る回数を累算した結果をクリアする必要がある以外に、移動体端末が連続切り替え失敗、又は所定時間帯内に複数回切り替え失敗に出会う場合に、計数を再開するために、第1のスモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを得る回数を累算する結果をクリアする必要がある。
本発明の1つの実施例によれば、移動状態推定ユニット104は、スモールセルからサービスを得られるか否かを判定するための他の判定条件(例えば、移動状態推定結果)に関わらず、スモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを得る回数を累算した結果を所定計数閾値に比べ、該累算結果が所定計数閾値よりも大きいであれば、移動体端末がスモールセルからサービスを得られると確定する。
現在では、移動体端末においてスモールセル切り替えのタイプは移動状態推定の結果によって決まるが、移動状態推定メカニズムは推定エラーを招く可能性がある。例えば、移動体端末がビル内のエレベータで移動する場合、各階に1回の切り替え又は再選択が発生する可能性がある。切り替え又は再選択のみに基づいて計数する移動状態推定戦略では、このような状況を高速移動状態に誤って判定し、移動体端末がスモールセルにアクセスすることを禁止してしまう可能性がある。しかしながら、実際に、移動体端末がスモールセルクラスタ内において成功に複数回切り替えられると、移動体端末自体の移動状態はスモールセル切り替えに適すると証明される。よって、所定領域内にスモールセルからサービスを得る回数の累算結果を移動状態推定と並行する他の単独の推定基準にしてもよい。所定範囲内に、例えば、1つのスモールセルクラスタ内に、スモールセルからサービスを得る回数の累算結果が所定計数閾値を超えると、移動体端末が該スモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを複数回成功して得ることを表す。さらに、移動体端末がスモールセルからサービスを複数回得られる以上、移動体端末自体の移動状態はスモールセル配置シナリオにおいて移動性要求を必ず満たす。よって、この場合、現在移動状態推定の結果により移動体端末がスモールセルからサービスを得られないと判定するとしても、移動状態推定の結果を考慮しなくてもよく、即ち、スモールセルからサービスを得られるか否かの他の判定条件、例えば、移動状態推定の結果に関わらず、所定領域内にスモールセルからサービスを得る回数の累算結果が所定計数閾値よりも大きければ、移動体端末がスモールセルからサービスを得られると確定する。
以下、図2を参照して本発明の実施例に係る無線通信システムにおける装置のもう1つの構成を説明する。図2は本発明の実施例に係る無線通信システムにおける装置のもう1つの構成を示すブロック図である。
図2に示すように、無線通信システムにおける装置200は、スモールセル密集度評価ユニット202、移動状態推定ユニット204及び移動性管理ユニット206を備える。ここで、装置200におけるスモールセル密集度評価ユニット202及び移動状態推定ユニット204の構成は、それぞれ図1に示す装置100におけるスモールセル密集度評価ユニット102及び移動状態推定ユニット104の構成と同じであるため、それを具体的に説明しない。以下、装置200における移動性管理ユニット206を詳しく説明する。
図2に示すように、移動性管理ユニット206は、推定されるスモールセルの密集度により、フリー状態の移動体端末によるセル再選択を制御し、及び/又は移動状態推定の結果により接続状態の移動体端末によるセル切り替えを制御してもよい。
フリーモードでは、移動性管理は移動体端末に制御され、主にセル再選択メカニズムに関する。推定されるスモールセルの密集度によりフリー状態の移動体端末によるセル再選択を制御してもよい。以下、スモールセルの密集度によりフリー状態の移動体端末によるセル再選択を制御することについて説明する。
本発明の1つの実施例によれば、移動性管理ユニット206は、推定されるスモールセルの密集度が高い場合に、フリー状態の移動体端末がスモールセルに対してセルサーチ及び/又はセル測定することを禁止し、推定されるスモールセルの密集度が低い場合、フリー状態の移動体端末がスモールセルに対してセルサーチ及び/又はセル測定をすることを許可してもよい。
移動体端末はスモールセル配置の密集度が高いシナリオにある場合、スモールセルの信号品質は、一般的にマクロセルの信号品質よりも高いので、移動体端末のセル再選択がトリガされる。しかしながら、スモールセルが密集に配置されるため、セル再選択が頻繁にトリガされる可能性があるので、移動体端末の消費電力が増加する。よって、スモールセルの密集度が高い場合に、移動体端末の消費電力を低減するために、フリー状態の移動体端末がスモールセルに対してセルサーチ及び/又はセル測定を行なうことを禁止し、マクロセルとの接続をできるだけ維持させる。また、スモールセルの密集度が低い場合、フリー状態の移動体端末がスモールセルに対してセルサーチ及び/又はセル測定を行なうことを許可してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、移動性管理ユニット206は、推定されるスモールセルの密集度が高い場合、マクロセルのサービス品質が第1の所定閾値よりも低く、又はスモールセルのサービス品質とマクロセルのサービス品質との差が所定第2の所定閾値よりも高いであると、フリー状態の移動体端末がスモールセルに対してセルサーチ及び/又はセル測定を行なうことを許可する。
また、幾つかの場合には、スモールセルはよりよいネットワークカバレッジを提供する。よって、スモールセルの密集度が高い場合、マクロセルのサービス品質が第1の所定閾値よりも低く、又はスモールセルのサービス品質とマクロセルのサービス品質との差が所定第2の所定閾値よりも高いであると、フリー状態の移動体端末がスモールセルに対してセルサーチ及び/又はセル測定を行なうことを許可する。
接続状態において、慣習的な移動性管理は基地局により制御され、主に、セル切り替えメカニズムに関する。以上のように、異種混合ネットワークの取り入れは、セル切り替えに対して極大の影響を与えており、切り替え失敗確率の向上により移動体端末の移動性を確保することができなくなる。ネットワークでは、移動体端末ユーザの体験に直接に影響するのは、切り替え失敗確率ではなく、切り替え失敗及びその回数である。よって、異種混合ネットワークにおいて移動体端末ユーザの体験を向上することは、移動性管理の重要な方面の1つであるようになる。セル切り替えを行なう場合、主な影響要素は移動体端末の移動状態である。よって、移動体端末は、移動体端末の移動状態の推定結果により、接続状態において移動体端末のセル切り替えを制御してもよい。
異種混合ネットワークにおいて切り替えは次の特徴を有する。即ち、移動体端末は速度が速いほど、スモールセルに切り替えることに適しないようになる。移動体端末の速度の向上につれて、スモールセル内において移動体端末の滞留時間、切り替えの反応時間は大幅に短くなる。また、スモールセルは、限られた送信電力により、カバレッジが限られる。よって、高速の移動体端末にとって、スモールセルにアクセスしようとすると、無線リンク失敗が生じやすいため、切り替えが失敗になるだけでなく、マクロセルに再び切り替えられやすい結果、ピンポン切り替えが招かれる。よって、接続状態の移動体端末によるセル切り替えを制御する場合、移動体端末の移動状態推定の結果を考慮する必要がある。
以下、図3を参照して本発明の実施例に係る無線通信システムにおける装置のもう1つの構成を説明する。図3は本発明の実施例に係る無線通信システムにおける装置のもう1つの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、無線通信システムにおける装置300は、スモールセル密集度評価ユニット302、移動状態推定ユニット304、移動性管理ユニット306及びビジネスタイプ区分ユニット308を備える。これにおいて、装置300におけるスモールセル密集度評価ユニット302、移動状態推定ユニット304及び移動性管理ユニット306の構成は、図2に示す装置200におけるスモールセル密集度評価ユニット202、移動状態推定ユニット204及び移動性管理ユニット206の構成とそれぞれ同じであるため、ここで具体的に説明しない。以下、装置300におけるビジネスタイプ区分ユニット308を詳しく説明する。
図3に示すように、ビジネスタイプ区分ユニット308は、移動体端末でのビジネスの時間遅延感度により移動体端末でのビジネスを異なるビジネスタイプに区分してもよい。
従来技術では、セル切り替えを行なう場合、移動体端末が位置するリンクの品質を考慮したが、移動体端末のビジネスタイプを考慮していない。しかしながら、実際に、移動体端末のビジネスタイプは、特に異種混合ネットワークの環境に、移動体端末においてセル切り替えを影響する。例えば、移動体端末のビジネスタイプを高時間遅延感度及び低時間遅延感度との2つのタイプに区分してもよい。例えば、時間遅延感度が高いビジネスは、セッションタイプ及びストリーミングメディアタイプのビジネスを備えてもよく、時間遅延感度が低いビジネスは、対話タイプ及びバックグラウンドタイプのビジネスを備えてもよい。時間遅延感度が高いビジネスは、時間遅延に対して低い許容度を有するため、時間遅延感度が高いビジネスを行なっている移動体端末に対しては、頻繁にセル切り替えを行なうことをできるだけ避けることが好ましい。また、時間遅延感度の低いビジネスは時間遅延に対して高い許容度を有するため、時間遅延感度の低いビジネスを行なっている移動体端末に対しては、分流のために、スモールセルに切り替えさせてもよい。よって、接続状態の移動体端末においてセル切り替えを制御する場合、移動体端末のビジネスタイプをさらに考慮してもよい。
例えば、移動体端末でのビジネスの時間遅延感度により移動体端末でのビジネスを時間遅延感度が高いビジネス及び時間遅延感度が低いビジネスに区分してもよい。また、時間遅延感度が高いビジネスの時間遅延感度係数を0に設置し、時間遅延感度の低いビジネスの時間遅延感度係数を1に設置してもよい。移動体端末のビジネスの時間遅延感度係数は、移動体端末のセル切り替え方式を確定する場合に参考として移動体端末の内部のみに用いられる。ここで、上記移動体端末でのビジネスの時間遅延感度により、移動体端末でのビジネスを時間遅延感度が高いビジネス及び時間遅延感度が低いビジネスに区分することは、例示に過ぎず、限定ではなく、移動体端末でのビジネスの時間遅延感度により移動体端末でのビジネスをさらに多いタイプに区分してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、ビジネスタイプ区分ユニット308は、さらに、移動体端末において接続状態にある複数のビジネスの中の少なくとも1つは時間遅延感度が高い場合、移動体端末の全てのビジネスを高時間遅延感度に区分してもよい。
移動体端末に複数のビジネスが接続されていると、移動体端末の接続状態にある複数のビジネスの中の少なくとも1つは高時間遅延感度である場合、移動体端末の全てのビジネス整体を高時間遅延感度に区分してもよい。これにより、移動体端末においてビジネスの時間遅延感度の要求が全体として満足される。
本発明の1つの実施例によれば、移動性管理ユニット306は、さらに、移動体端末の移動状態の推定結果及びビジネスタイプにより、接続状態の移動体端末が切り替え可能な目標セルを選別し、移動体端末のセル切り替えを行なうように、選別された目標セルに対してセル測定及び/又は測定報告行なってもよい。
移動体端末は、ネットワーク側から測定制御情報に提供される隣接セルのリスト構成情報を受信した後、これに基づき、隣接スモールセルのタイプを判定してもよく、例えば、これは隣接スモールセルのセルレベル識別子を照会することにより実現される。そして、移動体端末は、それ自体の移動状態を推定し、且つ移動体端末の移動状態推定結果及びビジネスタイプにより、接続状態の移動体端末が切り替え可能な目標セルを選別し、移動体端末のセル切り替えを行なうように選別された目標セルに対してセル測定及び/又は測定報告を行なってもよく、これにより、不必要な測定が減少され、移動体端末のセル切り替えがより目的を持つようになる。
異種混合ネットワークにおいてセル切り替え方式について、表2には、1つの具体的な例示が示されている。ここで、表2に示す異種混合ネットワークにおいてセル切り替え方式は例示に過ぎず、限定的なものではなく、他のセル切り替え方式を用いても良い。
Figure 2016521924
表2に示すセル切り替え方式では、移動体端末の移動状態の推定結果を高速、中速及び低速に区分してもよい。本発明の1つの実施例によれば、移動体端末の移動状態の推定結果のみにより、接続状態の移動体端末のセル切り替えを制御してもよい。例えば、表2に示すように、高速の移動体端末に対して、セル切り替えを行なうとき、マクロ基地局及び中継基地局のみを目標セルとして、即ち、高速の移動体端末は、マクロ基地局、中継基地局のみに切り替えられ、低速の移動体端末に対して、マクロ基地局、中継基地局、マイクロ基地局を何れも目標セルとして、即ち、低速移動体端末はマクロ基地局、中継基地局及びマイクロ基地局の中の何れか1つに切り替えられる。また、表2に示すセル切り替え方式では、移動体端末でのビジネスを時間遅延感度の高いビジネスというタイプ及び時間遅延感度の低いビジネスというタイプに区分してもよい。本発明のさらにもう1つの実施例によれば、移動体端末の移動状態の推定結果及びビジネスタイプにより、接続状態にある前記移動体端末の切り替え可能な目標セルを選別し、選別された結果により前記移動体端末のセル切り替えを行ってもよい。例えば、表2に示すように、中速の移動体端末の時間遅延感度が高いビジネスタイプに対しては、セル切り替え時に、マクロ基地局及び中継基地局のみを目標セルとして、中速の移動体端末の時間遅延感度が低いビジネスタイプに対しては、セル切り替え時に、マクロ基地局、中継基地局及びマイクロ基地局を何れも目標セルとしてもよい。
以下、図4を参照して本発明の実施例に係る無線通信システムに用いる方法を説明する。図4は本発明の実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。
図4に示すように、該方法はステップ400から開始する。ステップ400の後、該方法はステップ402に進む。
ステップ402はスモールセル密集度評価ステップである。ステップ402では、移動体端末が位置する領域内においてスモールセルの密集度を評価してもよい。
ステップ402の後、該方法はステップ404に進む。
ステップ404は移動状態推定ステップである。ステップ404では、移動体端末の移動状態を推定するように、推定されるスモールセルの密集度により移動状態推定方式を確定してもよい。
そして、該方法はステップ406で終了する。
図4に示す方法は図1に示す装置に対応する方法であるため、ここで具体的に説明しない。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ステップ402では、移動体端末にサービスを提供する基地局から、どのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を受信し、スモールセルクラスタの情報により移動体端末が位置する領域内においてスモールセルの密集度を評価してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセルクラスタの情報は、隣接セルリストに追加されるスモールセル識別子索引情報により指示されてもよく、スモールセル識別子索引情報は、隣接スモールセルが同じクラスタに属することを指示するように、隣接スモールセルのスモールセル識別子情報を備えてもよい。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ステップ402では、移動体端末がスモールセルからサービスを得る履歴により、移動体端末が位置する領域内においてスモールセルの密集度を評価してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ステップ402では、移動体端末がサービスを得る目標セルのタイプはスモールセルであるか否かを判定し、所定時間内に移動体端末がサービスを得る目標セルはスモールセルである回数を計数して、回数を所定回数閾値に比べることにより、移動体端末が位置する領域内においてスモールセルの密集度を評価してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ステップ402では、移動体端末がサービスを得る目標セルのタイプはスモールセルであるか否かを判定し、移動体端末がサービスを得るスモールセルの位置情報により移動体端末がサービスを得るスモールセルの間の距離を判定し、距離を所定距離閾値に比較することにより、移動体端末が位置する領域内においてスモールセルの密集度を評価してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、所定距離閾値は移動体端末がサービスを得るスモールセルのカバレッジにより確定されてもよい。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ステップ402では、さらに、移動体端末がサービスを得る目標セルの送信電力により、目標セルのタイプ及び/又はカバレッジを判定してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセル密集度評価ステップ402では、さらに、移動体端末にサービスを提供する基地局からセルタイプを指示するセルタイプ情報を受信し、セルタイプ情報により目標セルのタイプを判定してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、移動状態推定ステップ404では、さらに、評価されるスモールセルの密集度が低い場合、移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数のみを計数し、移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数により、移動体端末の移動状態を推定してもよい。
本発明の1つの実施例によれば、移動状態推定ステップ404では、評価されるスモールセルの密集度が高い場合、移動体端末がサービスを得るスモールセルの位置情報により、移動体端末の移動距離を推定し、移動体端末の移動距離により、移動体端末の移動状態を推定する。
本発明の1つの実施例によれば、移動状態推定ステップ404では、移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数、及びスモールセルからサービスを得る回数を計数し、移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数、及びスモールセルからサービスを得る回数の重付和により、移動体端末の移動状態を推定することができ、重付和を計算するように、推定されるスモールセルの密集度により、スモールセル及びマクロセルのセル重み因子は自己適応に調整される。
本発明の1つの実施例によれば、移動状態推定ステップ404では、所定領域を単位として移動体端末がスモールセルからサービスを得る回数を累算し、累算結果が所定計数閾値よりも大きい場合、移動体端末が該所定領域内にスモールセルからサービスを得られると確定される。
本発明の1つの実施例によれば、移動体端末は、スモールセルに切り替え又は再選択すること、及びスモールセルを通ってキャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信の中の少なくとも1つを行なうことにより、スモールセルからサービスを得られる。
以下、図5を参照して本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法のプロセスを説明する。図5は、本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。
図5に示すように、無線通信システムに用いる方法は、スモールセル密集度評価ステップ502、移動状態推定ステップ504及び移動性管理ステップ506を備える。該方法におけるスモールセル密集度評価ステップ502及び移動状態推定ステップ504のプロセスは、図4に示す方法におけるスモールセル密集度評価ステップ402及び移動状態推定ステップ404のプロセスとそれぞれ同じであるため、ここで、それらを具体的に説明しない。以下、該方法における移動性管理ステップ506を詳しく説明する。
図5に示すように、移動性管理ステップ506では、推定されるスモールセルの密集度によりフリー状態の移動体端末のセル再選択を制御し、及び/又は移動状態の推定結果により接続状態の移動体端末のセル切り替えを制御する。
本発明の1つの実施例によれば、移動性管理ステップ506では、推定されるスモールセルの密集度が高い場合に、フリー状態の移動体端末がスモールセルに対してセルサーチ及び/又はセル測定を行うことを禁止し、推定されるスモールセルの密集度が低い場合に、フリー状態の移動体端末がスモールセルに対してセルサーチ及び/又はセル測定を行うことを許可する。
本発明の1つの実施例によれば、移動性管理ステップ506では、さらに、推定されるスモールセルの密集度が高い場合、マクロセルのサービス品質が第1の所定閾値よりも低く、又はスモールセルのサービス品質とマクロセルのサービス品質との差が予め設定される第2の所定閾値よりも高いと、フリー状態の移動体端末がスモールセルに対してセルサーチ及び/又はセル測定を行うことを許可する。
以下、図6を参照して本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法のプロセスを説明する。図6は本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。
図6に示すように、無線通信システムに用いる方法は、スモールセル密集度評価ステップ602、移動状態推定ステップ604、移動性管理ステップ606及びビジネスタイプ区分ステップ608を備える。その中では、該方法におけるスモールセル密集度評価ステップ602及び移動状態推定ステップ604のプロセスは図5に示す方法におけるスモールセル密集度評価ステップ502及び移動状態推定ステップ504のプロセスとそれぞれ同じである、ここで具体的に説明しない。以下、該方法における移動性管理ステップ606及びビジネスタイプ区分ステップ608を詳しく説明する。
図6に示すように、ビジネスタイプ区分ステップ608では、移動体端末においてビジネスの時間遅延感度により移動体端末においてビジネスを異なるビジネスタイプに区分してもよく、移動性管理ステップ606では、移動体端末の移動状態の推定結果及びビジネスタイプにより、接続状態にある移動体端末の切り替え可能な目標セルを選別し、移動体端末のセル切り替えを行うように選別後の目標セルに対してセル測定及び/又は測定報告を行ってもよい。
以下、図7を組み合わせて本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を説明する。図7は、本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、無線通信システムにおける装置700は、スモールセル区分ユニット702及び送信ユニット704を備える。
装置700におけるスモールセル区分ユニット702は、互いに隣接するスモールセルをスモールセルクラスタに区分し、どのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成する。
異種混合ネットワークでは、多量のスモールセルがマクロセルのカバレッジ内に配置されており、移動体端末にサービスを提供する基地局は各スモールセルが配置される実際位置を知ることができる。よって、移動体端末にサービスを提供する基地局は、スモールセルが配置される実際位置により、分布距離が近く互いに隣接している複数のスモールセルを同じスモールセルクラスタに区分し、どのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成する。スモールセルクラスタの情報により、該スモールセルクラスタに含まれるスモールセルの数及び各スモールセルの識別子情報を確定することができる。
本発明の1つの実施例によれば、スモールセルクラスタの情報は、隣接セルリストに追加されるスモールセル識別子索引情報により指示され、スモールセル識別子索引情報は、隣接スモールセルが同じ同一クラスタに属することを指示するように、隣接スモールセルのスモールセル識別子情報を備えてもよい。
隣接セルリスト又は他のシステム情報ブロックにおいてスモールセル識別子索引情報を追加することにより、スモールセルクラスタの情報を指示してもよい。例えば、互いに隣接する先頭のm個のスモールセルを第1のスモールセルクラスタに区分し、互いに隣接する次ぎのn個のスモールセルを第2のスモールセルクラスタに区分し、これにより類推する。ここで、m及びnは1以上の自然数である。スモールセル識別子索引情報は、該同じスモールセルクラスタに属する各隣接スモールセルのスモールセル識別子情報を備えてもよい。例えば、第1のスモールセルクラスタのスモールセル識別子情報は、第1のスモールセルクラスタに属する先頭のm個のスモールセルにおける各スモールセルの識別子情報を備えてもよく、第2のスモールセルクラスタのスモールセル識別子情報は、第2のスモールセルクラスタに属する次のn個のスモールセルにおける各スモールセルの識別子情報を備えてもよい。ここで、上記隣接セルリストに追加されるスモールセル識別子索引情報により、スモールセルクラスタの情報を指示する方式は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、他の方式によりスモールセルクラスタの情報を指示してもよい。
図7に戻って参照すると、装置700における送信ユニット704は、さらに、スモールセルの位置情報及び/又は前記スモールセルのカバレッジに関連するパラメータ情報を移動体端末に送信してもよい。例えば、本発明の1つの実施例によれば、スモールセルのカバレッジに関連するパラメータ情報は、スモールセルの送信電力情報を備えてもよい。
上述のように、異種混合ネットワークでは、大量のスモールセルがマクロセルのカバレッジ内に配置され、移動体端末にサービスを提供する基地局は、各スモールセルが配置される実際位置及び/又はスモールセルのカバレッジに関連するパラメータ情報を知られる。例えば、スモールセルのカバレッジに関連するパラメータ情報は、スモールセルの送信電力情報を備えてもよい。よって、移動体端末にサービスを提供する基地局は、スモールセルの位置情報及び/又は前記スモールセルのカバレッジに関連するパラメータ情報を移動体端末に送信してもよい。また、上述のように、セル基地局のセル固有参照信号CRSの送信電力はシステム情報ブロックSIB2に指示されてもよく、移動体端末自身とセル基地局との間の経路損失の計算に用いられる。よって、移動体端末にサービスを提供する基地局は、セル基地局のセル固有参照信号CRSの送信電力を移動体端末に送信し、移動体端末は、上記セル基地局のセル固有参照信号CRSの送信電力によりセル基地局の送信電力を推定してもよい。
以下、図8を参照して本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を説明する。図8は、本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。
図8に示すように、該方法はステップ800から開始する。ステップ800の後に、該方法はステップ802に進む。
ステップ802はスモールセル区分ステップである。ステップ802では、互いに隣接するスモールセルをスモールセルクラスタに区分し、どのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成してもよい。
ステップ802の後、該方法はステップ804に進む。
ステップ804は送信ステップである。ステップ804では、スモールセルクラスタの情報を移動体端末に送信し、スモールセルクラスタの情報は移動体端末により移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価することに用いられる。
そして、該方法はステップ806で終了する。
図8に示す方法は図8に記載の装置と対応する方法であり、ここで具体的に説明しない。
以下、図9を参照して本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を説明する。図9は本発明のもう1つの実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。
図9に示すように、該方法はステップ900から開始する。ステップ900の後、該方法はステップ902に進む。
ステップ902はスモールセル区分ステップである。ステップ902では、基地局装置は、互いに隣接するスモールセルをスモールセルクラスタに区分し、どれらのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成してもよい。
ステップ902の後、該方法はステップ904に進む。
ステップ904は送信ステップである。ステップ904では、基地局装置はスモールセルクラスタの情報を移動体端末装置に送信してもよい。
ステップ904の後、該方法はステップ906に進む。
ステップ906はスモールセル密集度評価ステップである。ステップ906では、移動体端末装置は、基地局装置から受信したスモールセルクラスタの情報により移動体端末装置が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価してもよい。
ステップ906の後、該方法はステップ908に進む。
ステップ908は移動状態推定ステップである。ステップ908では、移動体端末装置は、移動体端末装置の移動状態を推定するように、推定されるスモールセルの密集度により移動状態推定方式を確定してもよい。
そして、該方法はステップ910で終了する。
以下、本出願の具体的な実施例を説明する。下記の実施例は例示的なものに過ぎず、限定的なものではない。
実施例1
移動体端末がネットワークに接続された後、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を判定する必要がある。
基地局補助の判定方法を用いる場合、マクロ基地局によりスモールセルクラスタの情報をブロードキャストすると、具体的に、スモールセルの密集度を判定するステップは、以下の通りである。
(1)移動体端末がマクロ基地局に接続された後、マクロ基地局によりブロードキャストされるシステム情報に基づき、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルクラスタの情報を取得し、
(2)移動体端末があるスモールセルのカバレッジに接近すると、該スモールセルの物理セル識別子をマクロ基地局によりブロードキャストされるスモールセルクラスタの情報とマッチングし、
(3)スモールセルクラスタの情報に含まれるスモールセルの数により、移動体端末の現在に位置する領域内におけるスモールセルの密集度を判定する。
基地局補助の判定方法を用いる場合、スモールセル基地局によりスモールセルクラスタの情報をブロードキャストすると、具体的にスモールセル密集度を判定するステップは以下の通りである。
(1)移動体端末がマクロセルからあるスモールセルに切り替えた後、スモールセルにブロードキャストされるシステム情報を復調し、該システム情報は該スモールセルが属するスモールセルクラスタの情報を含み、
(2)移動体端末が該スモールセルクラスタの情報を復調し、スモールセルクラスタの情報に含まれるスモールセルの数により、移動体端末の現在位置している領域内におけるスモールセルの密集度を判定する。
スモールセルの切り替え回数を計数する判断方法を用いる場合、具体的に、スモールセルの密集度を判定するステップは以下の通りである。
(1)移動体端末がソースセル及び目標セルのタイプを識別し、
(2)移動体端末がスモールセルに切り替え又は再選択する回数を計数し、移動体端末がスモールセルに成功に切り替え又は再選択すると、計数器に1を増加し、
(3)移動体端末は計数結果を設置される複数の所定閾値に比較し、比較結果により移動体端末の現在位置している領域内におけるスモールセルの密集度を判定し、
(4)移動体端末はもう1つのマクロセルに切り替え又は再選択するとき、計数器の値をクリアする。
セル基地局の位置情報で補助する判定方法を用いる場合、具体的に、スモールセルの密集度を判定するステップは、
(1)移動体端末がソースセル及び目標セルのタイプを識別し、移動体端末が最近に成功に接続した幾つかのスモールセルを記録し、
(2)移動体端末がセル基地局の送信電力を推定し、且つセル基地局の送信電力によりセル基地局のカバレッジを推定し、移動体端末はセル基地局の位置情報及び推定されるセル基地局のカバレッジにより、移動体端末が成功に接続した2つのスモールセルは接近するか否かを判定し、
(3)移動体端末は、接続される複数のスモールセルが何れも接近すると判定すると、移動体端末の現在位置している領域内におけるスモールセルの密集度が高いと判定する。
実施例2
移動体端末がスモールセルの密集度を判定した後、位置する領域内におけるスモールセルの密集度により移動体端末の移動状態推定方式を判定してもよい。その具体的なステップは以下の通りである。
(1)移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度が低いと判定すると、ソースセル及び目標セルのタイプを識別し、
(2)所定時間窓内に、移動体端末がマクロセルに切り替える回数を計数し、計数結果により移動体端末の移動状態推定を行い、
(3)移動体端末はスモールセルが密集に配置される領域内に入ると、移動体端末が接続するスモールセルの位置情報を取得して記録し、最近に記録されるスモールセルの位置情報を組み合わせて、移動体端末の移動距離を推定し、移動体端末の移動状態推定を行うように、累積的な移動距離を設定される複数の所定閾値に比較し、
(4)移動体端末はスモールセルが密集に配置されていない領域に戻すと、移動状態評価方式をマクロセル間の切り替えの回数を計数する方式に再び切り替えてもよい。
実施例3
実施例3は実施例2に対して、移動体端末がスモールセルの密集度により移動状態推定方式を切り替える必要がなく、シナリオによって異なる重み因子を設置することにおいて異なり、その具体的なステップは、以下の通りである。
(1)移動体端末はスモールセルが密集に配置されていない領域にあるとき、ソースセル及び目標セルのタイプを識別し、
(2)所定時間窓内に、移動体端末がマクロセル間で成功に切り替え又は再選択する回数、及びスモールセルからサービスを得る回数をセルの重み因子に基づき計数し、スモールセル及びマクロセルに異なるセル重み因子を割り当て、計数結果により移動状態推定を行い、
(3)移動体端末はスモールセルが密集に配置される領域に入ると、移動体端末はスモールセルの密集度によりもう1つのセットのセル重み因子を選択し、これにより、スモールセルのセル重み因子が適当に大きくなり、マクロセルのセル重み因子がそれに応じて小さくなり、調整後のセル重み因子により移動体端末がマクロセル間で成功に切り替え又は再選択する回数、及びスモールセルからサービスを得る回数をセル重み因子に基づいて計数し、計数結果により移動状態推定を行う。
実施例4
移動体端末が高層オフィスビルにあり、ビルの各層が1つのスモールセルにカバーされると、
(1)移動体端末がビルの異なる階の間で移動すると、ビル内に複数のスモールセルのカバレッジが存在しているため、移動体端末は短時間内にセルを複数回に切り替え又は再選択し、
(2)セル切り替え又は再選択の回数の計数に基づく移動状態推定方式を用いると、移動状態推定の結果に基づき、該移動体端末が中高速移動体端末に分けられるため、本出願に提出された移動性管理戦略により、この種類の移動体端末はスモールセルに切り替えられず、
(3)しかしながら、移動体端末は該スモールセルクラスタに入ると、移動体端末が該スモールセルクラスタ内においてスモールセルからサービスを得る回数を累算し、新しいスモールセルからスモールセルサービスを得る毎に、計数器の値に1を増加し、
(4)移動体端末が第1のスモールセルクラスタを離れ、又はもう1つの新しいスモールセルクラスタに入ると、計数器をクリアし、又は、最近のスモールセルクラスタの計数からの結果を所定時間帯で保存し、移動体端末が所定時間帯内に第1のスモールセルクラスタに再び切り替えると、保存される第1のスモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスをえる回数の累算結果を引き続いて利用し、
(5)移動体端末が連続して複数回失敗に遭遇すると、該スモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを得る回数の累算結果をクリアし、
(6)ところが、上記シナリオでは、移動体端末が該スモールセルクラスタ内にスモールセルサービスを得る回数の累算結果は所定閾値を超えることは、移動体端末はスモールセルが密集に配置される領域においてスモールセルからサービスの成功を複数回得て、スモールセルのサービスを得られることを表すため、このとき、移動状態推定の結果によりスモールセルからサービスを得られないことを示しているとしても、スモールセルからサービスを得られるか否かを判定する他の判定条件、例えば移動状態推定結果に関わらず、移動体端末が該スモールセルクラスタ内にスモールセルサービスを得る回数の累算結果により、スモールセルからサービスを得られる。
実施例5
移動体端末は最初に電源が入っていない状態であると、切り替え戦略を実行する具体的なステップは、
(1)移動体端末を電源投入し、最初の同期、ランダムアクセス、資源割り当ての後、ネットワークに接続し、
(2)移動体端末はネットワークとRRC接続を確立し、現在にビジネスが伝送されていると、移動体端末はRRC接続状態にあり、ビジネスが伝送されていないと、移動体端末がRRCフリー状態にあり、
(3)移動体端末が現在セルのタイプを識別し、例えば、セル基地局の送信電力により推定し、又はセルのセルレベル識別子を照会し、
(4)移動体端末はスモールセルが密集に配置されている領域にあるか否かを判定し、
(5)移動体端末は、位置している領域内におけるスモールセルの密集度により、移動体端末の移動状態推定方式を確定し、
(6)移動体端末がRRCフリー状態にあると、セル再選択が発生し、移動体端末がRRC接続状態にあると、セル切り替えが発生し、現在セルのサービス品質がある程度まで低下し、予め配置されるイベントのトリガ条件が満足されると、セル再選択又はセル切り替え過程がトリガされ、このとき、移動体端末は、移動体端末の移動性能を確保するように、具体的な状況により対応する戦略を実行し、
(7)移動体端末がRRCフリー状態にあるとき、移動体端末はスモールセルが密集に配置される領域にあることを検出すると、フリー状態の移動体端末がスモールセルをセルサーチ及び/又はセル測定することを禁止し、移動体端末はスモールセルが密集に配置されていない領域にあることを検出すると、フリー状態の移動体端末がスモールセルをセルサーチ及び/又はセル測定することを許可し、
(8)移動体端末は移動体端末でのビジネス感度により、移動体端末でのビジネスを時間遅延感度が高いビジネスタイプ及び時間遅延感度が低いビジネスタイプに区分し、
(9)移動体端末は、移動状態推定結果及び移動体端末でのビジネスタイプにより、接続状態の移動体端末の切り替え可能な目標セルを選別し、移動体端末のセル切り替えを行うように、選別後の目標セルをセル測定及び/又は測定報告し、これにより、不必要な測定が減少され、切り替えがさらに目的があるようになる。
また、本発明の実施例はプログラム製品をさらに提供し、該プログラム製品は、機械実行可能な命令をローディングしており、情報処理装置に上記命令を実行する場合、上記命令により、上記情報処理装置は、本発明の実施例に係る無線通信システムに用いる方法を実行する。
また、本発明の実施例はさらに記憶媒体を提供し、該記憶媒体は、機械読み取り可能なプログラムコードを含み、情報処理装置に上記プログラムコードを実行する場合、上記プログラムコードにより、上記情報処理装置は、本発明の実施例に係る無線通信システムに用いる方法を実行する。
それに応じて、上記機械読取可能な命令コードをロードしているプログラム製品を記憶する記憶媒体も本発明の公開に含まれている。前記記憶媒体は、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリスティック等を含むが、それらに限らない。
本発明の実施例に係る無線通信システムにおける装置及びその構成部件は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はそれらの組み合わせにより構成されてもよい。構成する場合に利用可能な具体的な手段又は方式は、当業者に熟知されているため、ここで省略する。ソフトウェア又はファームウェアにより構成される場合は、記憶媒体又はネットワークから該ソフトウェアを構成するプログラムを、専用ハードウェア構造を有する情報処理装置(例えば図10に示す情報処理装置1000)にインストールする。このコンピュータは各種のプログラムをインストールした後、各種の機能等を実現できる。
図10は本発明の実施例を実行可能な情報処理装置を示す概略的なブロック図である。
図10において、中央処理装置(CPU)1001は、読取専用記憶媒体(ROM)1002に記憶されるプログラム又は記憶部1008からランダムアクセスメモリ(RAM)1003にローディングするプログラムにより各種の処理を実行する。RAM1003は、必要に応じてCPU1001が各種の処理等を実行する場合に必要なデータをも記憶する。CPU 1001、ROM 1002及びRAM 1003はバス1004を介して互いに接続される。入力/出力インタフェース1005もバス1004に接続される。
入力部1006(キーボード、マウス等を含む)、出力部1007(例えば、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)等のディスプレイ、スピーカー等を含む)、記憶部1008(ハードウェア等を含む)、通信部1009(ネットワークインタフェースカード、例えば、LANカード、モデム等を含む)は、入力/出力インタフェース1005に接続される。通信部1009は、ネットワーク、例えば、インターネットを介して通信処理を実行する。駆動装置1010は必要に応じて入力/出力インタフェース1005に接続されてもよい。リムーバブルメディア1011、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等は、必要に応じて駆動装置1010に実装され、これにより、それから読み出されるコンピュータプログラムは必要に応じて記憶部1008にインストールされる。
ソフトウェアにより上記一連の処理を実現する場合、ネットワーク、例えば、インターネット、又は、記憶媒体、例えば、リムーバブルメディア1011からソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
ここで、このような記憶媒体は、図10に示すプログラムが記憶され、ユーザにプログラムを提供するように装置から分離して配信するリムーバブルメディア1011に限らない。リムーバブルメディア1011は、例えば、磁気ディスク(フロッピーディスクを含む)、光ディスク(光ディスク読取専用記憶媒体(CD−ROM)及びデジタル多用途ディスク(DVD))、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む)及び半導体メモリを含む。又は、記憶媒体は、ROM1002、記憶部1008に含まれるハードディスク等であってもよく、プログラムを記憶しており、それらを含む装置とともにユーザに配信される。
上記命令のコードは機械に読み取って実行される場合に、上記本発明の実施例に係る無線通信システムに用いる方法が実行される。
本発明の範囲及び趣旨から逸脱しない前提で当業者は様々な修正及び変形をすることができる。実施例の選択及び説明は、本発明の原理及び実際の応用を最適に解釈するためであり、当業者に理解させるためである。本発明は、要求の特定用途に適する各種の変化を有する各種の実施形態を有しても良い。
本発明の1つの実施例によれば、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価するスモールセル密集度評価ユニットと、前記移動体端末の移動状態を推定するように、評価される前記スモールセルの密集度により移動状態推定方式を確定する移動状態推定ユニットと、を備える無線通信システムにおける装置が提供される。
上記装置によれば、前記スモールセル密集度評価ユニットは、さらに、前記移動体端末にサービスを提供する基地局からどれらのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を受信し、前記スモールセルクラスタの情報により前記移動体端末が位置する領域内における前記スモールセルの密集度を評価する。
上記装置によれば、前記スモールセルクラスタの情報は隣接セルリストに追加されるスモールセル識別子索引情報により指示され、前記スモールセル識別子索引情報は、隣接スモールセルが同じクラスタに属することを指示するように、隣接スモールセルのスモールセル識別子情報を含む。
上記装置によれば、前記スモールセル密集度評価ユニットは、さらに、前記移動体端末がスモールセルからサービスを得る履歴により、前記移動体端末が位置する領域内における前記スモールセルの密集度を評価する。
上記装置によれば、前記スモールセル密集度評価ユニットは、前記移動体端末がサービスを得る目標セルのタイプはスモールセルであるか否かを判定し、所定時間内に前記移動体端末がサービスを得る目標セルはスモールセルである回数を計数し、前記回数を所定回数閾値に比較することにより、前記移動体端末が位置する領域内における前記スモールセルの密集度を評価する。
上記装置によれば、前記スモールセル密集度評価ユニットは、前記移動体端末がサービスを得る目標セルのタイプはスモールセルであるか否かを判定し、前記移動体端末がサービスを得るスモールセルの位置情報により、前記移動体端末がサービスを得るスモールセルの間の距離を判定し、前記距離を所定距離閾値に比較することにより、前記移動体端末が位置する領域内における前記スモールセルの密集度を評価する。
上記装置によれば、前記所定距離閾値は、前記移動体端末がサービスを得るスモールセルのカバレッジにより決定される。
上記装置によれば、前記スモールセル密集度評価ユニットは、さらに、前記移動体端末がサービスを得る前記目標セルの送信電力により、前記目標セルのタイプ及び/又はカバレッジを判定する。
上記装置によれば、前記スモールセル密集度評価ユニットは、さらに、前記移動体端末にサービスを提供する基地局からセルタイプを指示するセルタイプ情報を受信し、前記セルタイプ情報により前記目標セルのタイプを判定する。
上記装置によれば、前記移動状態推定ユニットは、さらに、評価される前記スモールセルの密集度が低い場合に、前記移動体端末がマクロセル間で切り替え又は再選択する回数のみを計数し、前記移動体端末がマクロセル間で切り替え又は再選択する回数により、前記移動体端末の移動状態を推定する。
上記装置によれば、前記移動状態推定ユニットは、さらに、評価される前記スモールセルの密集度が高い場合に、前記移動体端末がサービスを得るスモールセルの位置情報により、前記移動体端末の移動距離を推定し、前記移動体端末の移動距離により、前記移動体端末の移動状態を推定する。
上記装置によれば、前記移動状態推定ユニットは、さらに、前記移動体端末がマクロセル間で切り替え又は再選択する回数、及びスモールセルからサービスを得る回数をそれぞれ計数し、前記移動体端末がマクロセル間で切り替え又は再選択する回数、及びスモールセルからサービスを得る回数の重付和により、前記移動体端末の移動状態を推定し、ここで、推定される前記スモールセルの密集度により、前記重付和を計算するようにスモールセル及びマクロセルのセル重み因子を自己適応に調整する。
上記装置によれば、前記移動状態推定ユニットは、さらに、所定領域を単位として移動体端末がスモールセルからサービスを得る回数を累算し、前記累算の結果が所定計数閾値よりも大きい場合、前記移動体端末が該所定領域内においてスモールセルからサービスを得られると確定する。
上記装置によれば、前記移動体端末は、スモールセルに切り替え又は再選択すること、スモールセルを通ってキャリアアグリゲーション、二重接続及び多地点協調送信の中の少なくとも1つを行なうことにより前記スモールセルからサービスを得る。
上記装置によれば、前記移動状態推定ユニットは、さらに、スモールセルクラスタを単位として移動体端末がスモールセルからサービスを得る回数を累算し、移動体端末が第1のスモールセルクラスタからもう1つのスモールセルクラスタに切り替えた後、計数を再開するように、第1のスモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを得る回数の累算結果をクリアし、又は該累算結果を所定時間帯で保存し、移動体端末が所定時間帯内に第1のスモールセルクラスタに再び切り替える場合、保存される、第1のスモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを得る回数の累算結果を引き続いて利用する。
上記装置によれば、どれらのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報により、前記移動体端末がもう1つのスモールセルクラスタに切り替えるか否かを判定する。
上記装置によれば、前記スモールセルの位置情報により前記移動体端末が切り替えを行う2つの前記スモールセルの間の距離を確定し、確定された2つの前記スモールセルの間の距離により、前記移動体端末がもう1つのスモールセルクラスタに切り替えるか否かを判定する。
上記装置によれば、前記移動体端末が連続切り替え失敗、又は所定時間帯に複数回切り替え失敗に出会う場合に、計数を再開するように該スモールセルクラスタ内にスモールセルからサービスを得る回数の累算結果はクリアされる。
上記装置によれば、さらに、推定される前記スモールセルの密集度によりフリー状態の前記移動体端末のセル再選択を制御し、及び/又は前記移動状態の推定結果により接続状態の前記移動体端末のセル切り替えを制御する移動性管理ユニットを備える。
上記装置によれば、前記移動性管理ユニットは、さらに、推定される前記スモールセルの密集度が高い場合にフリー状態の前記移動体端末が前記スモールセルをセルサーチ及び/又はセル測定することを禁止し、推定される前記スモールセルの密集度が低い場合にフリー状態の前記移動体端末が前記スモールセルをセルサーチ及び/又はセル測定することを許可する。
上記装置によれば、前記移動性管理ユニットは、推定される前記スモールセルの密集度が高い場合、マクロセルのサービス品質が第1の所定閾値よりも低く、又は前記スモールセルのサービス品質とマクロセルのサービス品質との差が第2の所定閾値よりも高いと、フリー状態の前記移動体端末が前記スモールセルをセルサーチ及び/又はセル測定することを許可する。
上記装置によれば、前記移動体端末でのビジネスの時間遅延感度により前記移動体端末でのビジネスを異なるビジネスタイプに区分するビジネスタイプ区分ユニットをさらに備え、前記移動性管理ユニットは、さらに、前記移動体端末の前記移動状態の推定結果及び前記ビジネスタイプにより、接続状態の前記移動体端末の切り替え可能な目標セルを選別し、前記移動体端末のセル切り替えを行うように選別後の目標セルをセル測定及び/又は測定報告する。
上記装置によれば、前記ビジネスタイプ区分ユニットは、さらに、前記移動体端末の接続状態にある複数のビジネスの中の少なくとも1つが高時間遅延感度である場合、前記移動体端末のビジネス全体を高時間遅延感度に区分する。
本発明のもう1つの実施例によれば、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価するスモールセル密集度評価ステップと、前記移動体端末の移動状態を推定するように、推定される前記スモールセルの密集度により移動状態推定方式を確定する移動状態推定ステップと、を備える無線通信システムに用いる方法が提供される。
上記方法によれば、前記スモールセル密集度評価ステップでは、前記移動体端末がスモールセルからサービスを得る履歴により前記移動体端末が位置する領域内における前記スモールセルの密集度を評価する。
上記方法によれば、前記スモールセル密集度評価ステップでは、前記移動体端末がサービスを得る目標セルのタイプはスモールセルであるか否かを判定し、所定時間内に前記移動体端末がサービスを得る目標セルはスモールセルである回数を計数し、前記回数を所定回数閾値に比較することにより、前記移動体端末が位置する領域内における前記スモールセルの密集度を評価する。
上記方法によれば、前記スモールセル密集度評価ステップでは、前記移動体端末がサービスを得る目標セルのタイプはスモールセルであるか否かを判定し、前記移動体端末がサービスを得るスモールセルの位置情報により前記移動体端末がサービスを得るスモールセルの間の距離を判定し、前記距離を所定距離閾値に比較することにより前記移動体端末が位置する領域内における前記スモールセルの密集度を評価する。
上記方法によれば、前記移動状態推定ステップでは、評価される前記スモールセルの密集度が低い場合に、前記移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数のみを計数し、前記移動体端末がマクロセルの間で切り替え又は再選択する回数により前記移動体端末の移動状態を推定する。
上記方法によれば、前記移動状態推定ステップでは、評価される前記スモールセルの密集度が高い場合、前記移動体端末がサービスを得るスモールセルの位置情報により前記移動体端末の移動距離を推定し、前記移動体端末の移動距離により前記移動体端末の移動状態を推定する。
上記方法によれば、推定される前記スモールセルの密集度によりフリー状態の前記移動体端末のセル再選択を制御し、及び/又は前記移動状態の推定結果により接続状態の前記移動体端末のセル切り替えを制御する移動性管理ステップをさらに備える。
本発明のもう1つの実施例によれば、互いに隣接するスモールセルをスモールセルクラスタに区分し、どのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成するスモールセル区分ユニットと、前記スモールセルクラスタの情報を移動体端末に送信する送信ユニットと、を備え、前記スモールセルクラスタの情報は前記移動体端末により前記移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価することに用いられる無線通信システムにおける装置が提供される。
上記装置によれば、前記スモールセルクラスタの情報は、隣接セルリストに追加されるスモールセル識別子索引情報により指示され、前記スモールセル識別子索引情報は、隣接スモールセルが同じクラスタに属することを指示するように隣接スモールセル的スモールセル識別子情報を備える。
上記装置によれば、前記送信ユニットは、さらに、前記スモールセルの位置情報及び/又は前記スモールセルのカバレッジに関するパラメータ情報を前記移動体端末に送信する。
上記装置によれば、前記スモールセルのカバレッジに関するパラメータ情報は、前記スモールセルの送信電力情報を備える。
本発明のもう1つの実施例によれば、無線通信システムに用いる方法であって、互いに隣接するスモールセルをスモールセルクラスタに区分し、どれらのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成するスモールセル区分ステップと、前記スモールセルクラスタの情報を移動体端末に送信する送信ステップと、を備え、前記スモールセルクラスタの情報は、前記移動体端末により前記移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価することに用いられる方法が提供される。
本発明のもう1つの実施例によれば、互いに隣接するスモールセルをスモールセルクラスタに区分し、どれらのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成するスモールセル区分ステップと、前記スモールセルクラスタの情報を移動体端末に送信する送信ステップと、を備え、前記スモールセルクラスタの情報は前記移動体端末により前記移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価することに用いられる無線通信システムに用いる方法が提供される。
本発明のもう1つの実施例によれば、基地局装置が互いに隣接するスモールセルをスモールセルクラスタに区分し、どのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成するスモールセル区分ステップと、前記基地局装置が前記スモールセルクラスタの情報を移動体端末装置に送信する送信ステップと、前記移動体端末装置は前記基地局装置から受信した前記スモールセルクラスタの情報により前記移動体端末装置が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価するスモールセル密集度評価ステップと、前記移動体端末装置の移動状態を推定するように、前記移動体端末装置は推定される前記スモールセルの密集度により移動状態推定方式を確定する移動状態推定ステップと、を備える無線通信システムに用いる方法が提供される。
上記方法によれば、前記スモールセルクラスタの情報は隣接セルリストに追加されるスモールセル識別子索引情報により指示され、前記スモールセル識別子索引情報は、隣接スモールセルが同じクラスタに属することを指示するように隣接スモールセルのスモールセル識別子情報を備える。
本発明のもう1つの実施例によれば、コンピュータ可読な命令を有するコンピュータ記憶媒体が提供され、コンピュータ命令により、コンピュータは、移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価するスモールセル密集度評価ステップと、前記移動体端末の移動状態を推定するように、推定される前記スモールセルの密集度により移動状態推定方式を確定する移動状態推定ステップと、を実行する。
本発明のもう1つの実施例によれば、コンピュータ可読な命令を有するコンピュータ記憶媒体が提供され、コンピュータ命令により、コンピュータは、互いに隣接するスモールセルをスモールセルクラスタに区分し、どれらのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成するスモールセル区分ステップと、前記スモールセルクラスタの情報を移動体端末に送信する送信ステップとを実行し、前記スモールセルクラスタの情報は、前記移動体端末により前記移動体端末が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価する。
本発明のもう1つの実施例によれば、コンピュータ可読な命令を有するコンピュータ記憶媒体が提供され、コンピュータ命令により、コンピュータは、基地局装置が互いに隣接するスモールセルをスモールセルクラスタに区分し、どれらのスモールセルが互いに隣接するかを指示するスモールセルクラスタの情報を形成するスモールセル区分ステップと、前記基地局装置が前記スモールセルクラスタの情報を移動体端末装置に送信する送信ステップと、前記移動体端末装置は前記基地局装置から受信した前記スモールセルクラスタの情報により前記移動体端末装置が位置する領域内におけるスモールセルの密集度を評価するスモールセル密集度評価ステップと、前記移動体端末装置の移動状態を推定するように、前記移動体端末装置は推定される前記スモールセルの密集度により移動状態推定方式を確定する移動状態推定ステップと、を実行する。
本発明の実施例によれば、ユーザ機器の位置に対応する領域内においてセル密集度及びセルタイプを確定し、確定されたセル密集度及び確定されたセルタイプに基づき、前記ユーザ機器の移動状態を確定し、確定された前記ユーザ機器の移動状態に基づき、前記ユーザ機器のセル再選択を制御する、回路を含むシステムが提供される。
上記システムによれば、前記セルタイプは、少なくともマクロセルに対応する第1のセルタイプ及びスモールセルに対応する第2のセルタイプを備え、前記スモールセルは前記マクロセルよりも小さいカバレッジを有する。
上記システムによれば、前記回路は前記ユーザ機器にサービスを提供するセルから前記セル密集度を指示する情報を受信するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は前記ユーザ機器にサービスを提供するセルからスモールセルクラスタに存在している複数のスモールセルを指示する情報を受信するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを提供するセルから受信した識別子を、前記識別子を前記セル密集度に関連する情報に比較することにより前記セルの密集度を確定するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを提供するセルからスモールセルクラスタを指示する情報を受信するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、所定時間帯内に前記ユーザ機器がセルからサービスを得る回数を計数することにより前記セルの密集度を確定するように配置され、前記サービスは、スモールセルに対する接続、及びスモールセルを含む複数のセルに対する同時接続の中の少なくとも1つを備える。
上記システムによれば、前記回路は、計数される回路が所定閾値を超える場合、前記セルの密集度が高いと確定するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記システムがサービスを得るセルの間の距離を確定することにより前記セルの密集度を確定するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを提供するセルの送信電力に基づき前記セルの密集度及びセルタイプの中の少なくとも1つを確定するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを提供するセルから受信した信号に含まれる、基地局に対応する識別子に基づき、前記セルタイプを確定するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記スモールセルの密集度が低いと確定された場合、前記ユーザ機器がマクロセルからサービスを受信する回数を計数することにより、前記ユーザ機器の移動状態を確定するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記スモールセルの密集度が高いと確定された場合、前記ユーザ機器の移動距離を推定することにより、前記ユーザ機器の移動状態を推定するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記ユーザ機器がサービスを受信する複数のスモールセルのそれぞれに対応する位置情報の差異により、前記ユーザ機器の移動状態を推定するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記ユーザ機器がマクロセルからサービスを受信する第1の回数、及び前記ユーザ機器がスモールセルからサービスを受信する第2の回数を確定するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、確定されたセル密度により、第1の重み及び第2の重みを確定し、前記第1の重みを前記第1の回数に付けて、前記第2の重みを前記第2の回数に付けて、重付された前記第1の回数と重付された第2の回数との和を確定し、重付された前記第1の回数と重付された第2の回数との和に基づき、前記ユーザ機器の移動状態を推定するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記ユーザ機器が所定領域内にスモールセルからサービスを受信する回数を計数し、計数される回数を所定閾値に比較し、計数される回数が前記所定閾値を超えて、又は、前記ユーザ機器が前記領域から移動する場合、前記計数を再開するように配置される。
上記システムによれば、前記回路は、前記ユーザ機器の移動状態を指示する情報を基地局に伝送するように制御し、前記基地局から伝送される前記ユーザ機器の移動状態を指示する情報に基づく切り替え目標を受信するように配置される。
上記システムによれば、前記システムは前記ユーザ機器である。
本発明のさらにもう1つの実施例によれば、コンピュータ可読な命令を有する非一時的なコンピュータ可読媒体が提供され、システムが前記コンピュータ可読な命令を実行することにより、前記システムは、ユーザ機器の位置に対応する領域内においてセル密集度及びセルタイプを確定し、確定されたセル密集度及び確定されたセルタイプに基づき、前記ユーザ機器の移動状態を確定し、確定された前記ユーザ機器の移動状態に基づき、前記ユーザ機器のセル再選択を制御する。
本発明のさらにもう1つの実施例によれば、前記システムの回路により、ユーザ機器の位置に対応する領域内においてセル密集度及びセルタイプを確定するステップと、前記システムの回路により、確定されたセル密集度及び確定されたセルタイプに基づき、前記ユーザ機器の移動状態を確定するステップと、前記システムの回路により、確定された前記ユーザ機器の移動状態に基づき、前記ユーザ機器のセル再選択を制御するステップと、を備えるシステムに実行される方法が提供される。

Claims (21)

  1. ユーザ機器の位置に対応する領域内におけるセル密集度及びセルタイプを確定し、
    確定されたセル密集度及び確定されたセルタイプに基づき、前記ユーザ機器の移動状態を確定し、
    確定された前記ユーザ機器の移動状態に基づき、前記ユーザ機器のセル再選択を制御するように配置される回路を備える、システム。
  2. 前記セルタイプは、少なくともマクロセルに対応する第1のセルタイプ及びスモールセルに対応する第2のセルタイプを備え、前記スモールセルは前記マクロセルよりも小さいカバレッジを有する請求項1に記載のシステム。
  3. 前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを提供するセルから前記セル密集度を指示する情報を受信するように配置される請求項1に記載のシステム。
  4. 前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを提供するセルからスモールセルクラスタに存在している複数のスモールセルを識別する情報を受信するように配置される請求項2に記載のシステム。
  5. 前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを提供するセルから受信した識別子と前記識別子を前記セル密集度に関連する情報とを比較することにより、前記セルの密集度を確定するように配置される請求項1に記載のシステム。
  6. 前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを提供するセルからスモールセルクラスタを識別する情報を受信するように配置される請求項2に記載のシステム。
  7. 前記回路は、所定時間帯内に前記ユーザ機器にセルからサービスを得る回数を計数することにより前記セル密集度を確定するように配置され、
    前記サービスは、スモールセルに対する接続、及びスモールセルを含む複数のセルに対する同時接続のうちの少なくとも1つを含む請求項2に記載のシステム。
  8. 前記回路は、計数された回数が所定閾値を超える場合、前記セル密集度が高いと確定するように配置される請求項7に記載のシステム。
  9. 前記回路は、前記システムがサービスを得るセルの間の距離を確定することにより前記セル密集度を確定するように配置される請求項1に記載のシステム。
  10. 前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを提供するセルの送信電力に基づき前記セル密集度及びセルタイプうちの少なくとも1つを確定するように配置される請求項1に記載のシステム。
  11. 前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを提供するセルから受信した信号に含まれる、基地局に対応する識別子に基づき、前記セルタイプを確定するように配置される請求項1に記載のシステム。
  12. 前記回路は、前記セル密集度が低いと確定された場合、前記ユーザ機器にマクロセルからサービスを受信した回数を計数することにより、前記ユーザ機器の移動状態を確定するように配置される請求項2に記載のシステム。
  13. 前記回路は、前記セル密集度が高いと確定された場合、前記ユーザ機器の移動距離を推定することにより、前記ユーザ機器の移動状態を推定するように配置される請求項2に記載のシステム。
  14. 前記回路は、前記ユーザ機器にサービスを受信する複数のスモールセルのそれぞれに対応する位置情報の差異により、前記ユーザ機器の移動状態を推定するように配置される請求項13に記載のシステム。
  15. 前記回路は、前記ユーザ機器にマクロセルからサービスを受信する第1の回数、及び前記ユーザ機器にスモールセルからサービスを受信する第2の回数を確定するように配置される請求項2に記載のシステム。
  16. 前記回路は、
    確定されたセル密度により、第1の重み及び第2の重みを確定し、
    前記第1の重みを前記第1の回数に付けて、
    前記第2の重みを前記第2の回数に付けて、
    重み付けされた前記第1の回数と重み付けされた第2の回数との和を確定し、
    重み付けされた前記第1の回数と重み付けされた第2の回数との和に基づき、前記ユーザ機器の移動状態を推定するように配置される請求項15に記載のシステム。
  17. 前記回路は、
    所定領域内にスモールセルからサービスを前記ユーザ機器に受信する回数を計数し、
    計数された回数を所定閾値に比較し、
    計数された回数が前記所定閾値を超え、又は、前記ユーザ機器が前記領域から移動すると、前記計数を再開するように配置される請求項2に記載のシステム。
  18. 前記回路は、
    前記ユーザ機器の移動状態を指示する情報を基地局に伝送するように制御し、
    伝送された前記ユーザ機器の移動状態を指示する情報に基づく切り替え目標を前記基地局から受信するように配置される請求項1に記載のシステム。
  19. 前記システムは前記ユーザ機器である請求項1に記載のシステム。
  20. コンピュータ可読な命令を有する非一時的なコンピュータ可読媒体であって、システムが前記コンピュータ可読な命令を実行することにより、前記システムは、
    ユーザ機器の位置に対応する領域内においてセル密集度及びセルタイプを確定し、
    確定されたセル密集度及び確定されたセルタイプに基づき、前記ユーザ機器の移動状態を確定し、
    確定された前記ユーザ機器の移動状態に基づき、前記ユーザ機器のセル再選択を制御するであるコンピュータ可読な命令を有する非一時的なコンピュータ可読媒体。
  21. システムに実行される方法であって、
    前記システムの回路により、ユーザ機器の位置に対応する領域内におけるセル密集度及びセルタイプを確定するステップと、
    前記システムの回路により、確定されたセル密集度及び確定されたセルタイプに基づき、前記ユーザ機器の移動状態を確定するステップと、
    前記システムの回路により、確定された前記ユーザ機器の移動状態に基づき、前記ユーザ機器のセル再選択を制御するステップと、を備える方法。
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