JP2016521025A - 通信方法、基地局、ユーザ機器、およびシステム - Google Patents

通信方法、基地局、ユーザ機器、およびシステム Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、通信技術の分野に関し、通信方法、基地局、ユーザ機器、およびシステムを提供する。本方法は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信するステップと、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するステップとを含み、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得されてアップリンク受信モジュールによって受信される特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、通信方法、基地局、ユーザ機器、およびシステムに関する。
無線通信システムでは、特定の論理位置でのデータの送受信は、多重アクセス方式と呼ばれ、特定の論理位置は、時間、周波数、または拡散コードワードによって分類される。本システムは、多重アクセス方式で基地局と複数のユーザ機器との間の通信を実現する。
先行技術では、通信システムは、1つの多重アクセス方式で、基地局とユーザ機器との間の通信を実現する。例えば、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、直交周波数分割多重アクセス)多重アクセス方式を使用する通信技術では、基地局は、ダウンリンクデータを、異なるサブキャリアを使用することにより、異なるユーザ機器に送信し、ユーザ機器は、アップリンクデータを、対応するサブキャリアを使用することによって、基地局に送信する。基地局および異なるユーザ機器は、互いに直交するサブキャリアを使用することによって、通信を行うので、OFDMA多重アクセス方式を使用する通信システムでは、異なるユーザ機器は、互いに干渉せず、したがって、強い耐干渉性が利用可能である。
本発明を実施する処理の間、発明者は、先行技術が、少なくとも以下の問題を有することを発見した。すなわち、通信システムにおいて、1つの多重アクセス方式を全体に使用して基地局とユーザ機器との間の通信を実現するので、使用した多重アクセス方式の欠点が、多重アクセス方式の利点を伴う。従来のM2M(Machine to machine、機械から機械へ)サービスでは、異なる種類の要求を、同じネットワークで満たすことが必要である。例えば、通信システムでは、地下または鉱床などの環境にユーザ機器がある可能性があり、したがって、通信システムは、強い有効範囲を有し、通信システムの要求が、OFDMA多重アクセス方式で満たすことができることが求められる。しかしながら、高レート伝送を要求する、または通信システムにおいて大量の小データを送信する必要があるユーザ機器に対して、本要求は、OFDMA多重アクセス方式では満たすことができない。
1つの多重アクセス方式を既存の通信システムで使用するために、異なるユーザ機器の要求を同時に満たすことができないという問題を解決するために、本発明の実施形態は、通信方法、基地局、ユーザ機器、およびシステムを提供する。技術的解決策は、次の通りである。
第1の態様によれば、通信方法が提供され、本通信方法は、基地局の側で使用され、
特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信するステップであって、特定の多重アクセス方式が、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択される多重アクセス方式であるステップと、
ダウンリンクデータを、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信するステップであって、対応多重アクセス方式が、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる、多重アクセス方式である、ステップとを含み、
少なくとも2つの多重アクセス方式が、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、第1の多重アクセス方式が、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式が、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式が、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
第1の態様を参照すると、第1の態様の第1の可能な実装態様において、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信するステップの前に、本方法は、
少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に送信するステップをさらに含み、
所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。
第1の態様の第1の可能な実装態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に送信するステップの前に、本方法は、
所定の分類方式に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成するステップをさらに含み、
所定の分類方式は、3つの方式、すなわち、時間領域よる分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを含む。
第1の態様または第1の態様の第1もしくは第2の可能な実装態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するステップの前に、本方法は、
特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶するステップをさらに含み、
1対1の対応関係は、特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式であり、
特定の多重アクセス方式が第2の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第2の多重アクセス方式であり、
特定の多重アクセス方式が第3の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを含む。
第1の態様または第1の態様の第1、第2、もしくは第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するステップは、
ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式に対応する対応多重アクセス方式を検索するステップと、
発見された対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するステップとを含む。
第1の態様または第1の態様の第1、第2、第3、もしくは第4の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するステップの後、本方法は、
ダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックが受信されない場合、ダウンリンクデータを、少なくとも2つの多重アクセス方式の内の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式で、ユーザ機器にダウンリンクデータを再び送信するステップをさらに含む。
第1の態様または第1の態様の第1、第2、第3、第4、もしくは第5の可能な実装態様を参照すると、第6の可能な実装態様において、所定の条件は、多重アクセス方式選択範囲を含み、ユーザ機器に対応関係を提供するステップの前に、本方法は、
多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングをユーザ機器に送信するステップをさらに含み、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、ユーザ機器が、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択する場合の選択可能範囲である。
第2の態様によれば、通信方法が提供され、ユーザ機器の側で使用されて、
少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するステップと、
所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するステップと、
特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するステップと、
対応多重アクセス方式にある基地局によって、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信するステップとを含み、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することにより基地局によって取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式であり、
少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、第1の多重アクセス方式は、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
第2の態様を参照すると、第2の態様の第1の可能な実装態様において、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するステップは、
事前に記憶された対応関係を取得するステップを含み、ここで、対応関係は、事前に同意した対応関係であり、
または、
少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するステップは、所定の送信方式に従って基地局により送信された対応関係を受信するステップを含み、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知もしくはシグナリングを使用することによる通知を含む。
第2の態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、所定の条件は、以下の、すなわち、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の少なくとも1つを含み、所定の条件に従って、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するステップは、
所定の条件がサービス型のQOS優先度を含む場合、サービス型のQOS優先度が比較的高いとき第1の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するステップを含み、
所定の条件が信号強度を含む場合、信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき第2の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するステップを含み、
所定の条件がサービス型におけるデータブロックのサイズを含む場合、サービス型で送信されるデータブロックのサイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき第3の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するステップを含み、
所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を含む場合、多重アクセス方式選択範囲において定義された選択可能範囲から、多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するステップを含む。
第2の態様または第2の態様の第1もしくは第2の可能な実装態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するステップの前に、本方法は、
多重アクセス方式選択範囲を事前に記憶するステップをさらに含み、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、事前に同意した多重アクセス方式選択範囲であり、
または、
本方法は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されて基地局によって送信されるシグナリングを受信するステップと、シグナリングを使用することによって構成される多重アクセス方式選択範囲を記憶するステップとを、
さらに含む。
第2の態様または第2の態様の第1、第2、もしくは第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、多重アクセス方式選択範囲における2つまたは3つの選択可能な多重アクセス方式が存在し、所定の条件に従って、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するステップの後、本方法は、
各所定の時間間隔で、現在使用されている特定の多重アクセス方式が、所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するステップと、
判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているというものである場合、現在使用されている特定の多重アクセス方式を変更せずに保持するステップと、
または、
判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件を満たしていないというものである場合、所定の条件に従って、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択するステップを、
さらに含む。
第2の態様または第2の態様の第1、第2、第3、もしくは第4の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、対応多重アクセス方式にある基地局によって、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信するステップの後、本方法は、
基地局によって再び送信されたダウンリンクデータを受信するステップをさらに含み、ここで、再び送信されたダウンリンクデータは、基地局が、対応多重アクセス方式で、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックを受信しなかった後、少なくとも2つの多重アクセス方式の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式でユーザ機器に再び送信される。
第3の態様によれば、基地局が提供され、基地局は、
特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信するよう構成されるアップリンク受信モジュールであって、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択される多重アクセス方式である、アップリンク受信モジュールと、
対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するよう構成されるダウンリンク送信モジュールであって、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得されてアップリンク受信モジュールによって受信される特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である、ダウンリンク送信モジュールと、を含み、
少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、第1の多重アクセス方式は、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
第3の態様を参照すると、第3の態様の第1の可能な実装態様において、基地局は、
関係送信モジュールをさらに含み、
関係送信モジュールは、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に送信するよう構成され、
所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。
第3の態様の第1の可能な実装態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、基地局は、
所定の分類方式に従って少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成するよう構成される関係生成モジュールをさらに含み、
所定の分類方式は、3つの方式、すなわち、時間領域による分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを含む。
第3の態様または第3の態様の第1または第2の可能な実装態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、基地局は、
特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶するよう構成される関係記憶モジュールをさらに含み、ここで、1対1の対応関係は、
特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式であり、
特定の多重アクセス方式が第2の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第2の多重アクセス方式であり、
特定の多重アクセス方式が第3の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを含む。
第3の態様または第3の態様の第1、第2、もしくは第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、ダウンリンク送信モジュールは、
検索ユニットと送信ユニットとを含み、
検索ユニットは、ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式に対応し、アップリンク受信モジュールによって受信される対応多重アクセス方式を検索するよう構成され、
送信ユニットは、ダウンリンクデータを、検索ユニットによって発見された、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで、送信するよう構成される。
第3の態様または第3の態様の第1、第2、第3、もしくは第4の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、基地局は、
ダウンリンク送信モジュールによって送信されたダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックが受信されない場合、少なくとも2つの多重アクセス方式の内の対応多重アクセス方式とは異なり、関係提供モジュールによって提供される、別の多重アクセス方式でユーザ機器にダウンリンクデータを再び送信するよう構成される再送信モジュールをさらに含む。
第3の態様または第3の態様の第1、第2、第3、第4、もしくは第5の可能な実装態様を参照すると、第6の可能な実装態様において、所定の条件は、多重アクセス方式選択範囲を含み、基地局は、
多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングをユーザ機器に送信するよう構成されるシグナリング送信モジュールをさらに含み、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、ユーザ機器が、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択する場合の選択可能範囲である。
第4の態様によれば、ユーザ機器が提供され、ユーザ機器は、
少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するよう構成される関係取得モジュールと、
関係取得モジュールによって取得された少なくとも2つの多重アクセス方式から所定の条件に従って、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される方式選択モジュールと、
方式選択モジュールによって選択された、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成されるアップリンク送信モジュールと、
対応多重アクセス方式にある基地局によって、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信するよう構成されるダウンリンク受信モジュールであって、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することにより基地局によって取得されて、特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である、ダウンリンク受信モジュールと、を含み、
少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか2つもしくは3つすべてを含み、第1の多重アクセス方式は、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
第4の態様を参照すると、第4の態様の第1の可能な実装態様において、関係取得モジュールは、
少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するよう構成される関係取得モジュールと、
関係取得モジュールによって取得された少なくとも2つの多重アクセス方式から所定の条件に従って、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される方式選択モジュールと、
方式選択モジュールによって選択された、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成されるアップリンク送信モジュールと、
対応多重アクセス方式にある基地局によって、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信するよう構成されるダウンリンク受信モジュールであって、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することにより基地局によって取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である、ダウンリンク受信モジュールと、を含み、
少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか2つもしくは3つすべてを含み、第1の多重アクセス方式は、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
第4の態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、所定の条件は、以下の、すなわち、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の少なくとも1つを含み、方式選択モジュールは、
第1の選択ユニット、第2の選択ユニット、第3の選択ユニット、および第4の選択ユニットの少なくとも1つを含み、
第1の選択ユニットは、所定の条件がサービス型のQOS優先度を含む場合、サービス型のQOS優先度が比較的高いとき第1の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するよう構成され、
第2の選択ユニットは、所定の条件が信号強度を含む場合、信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき第2の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するよう構成され、
第3の選択ユニットは、所定の条件がサービス型におけるデータブロックのサイズを含む場合、サービス型で送信されるデータブロックのサイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき第3の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するよう構成され、
第4の選択ユニットは、所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を含む場合、多重アクセス方式選択範囲において定義された選択可能範囲から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される。
第4の態様または第4の態様の第1もしくは第2の可能な実装態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、ユーザ機器は、
多重アクセス方式選択範囲を事前に記憶するよう構成される一致記憶モジュールであって、多重アクセス方式選択範囲が事前に同意された多重アクセス方式選択範囲である一致記憶モジュール、
または、
多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用され、基地局によって送信されるシグナリングを受信するよう構成されるシグナリング受信モジュール、およびシグナリング受信モジュールによって受信されるシグナリングを使用することによって構成される多重アクセス方式選択範囲を記憶するよう構成される記憶モジュールをさらに含む。
第4の態様または第4の態様の第1、第2、もしくは第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、多重アクセス方式選択範囲には2つまたは3つの選択可能な多重アクセス方式が存在し、ユーザ機器は、
各所定の時間間隔で、アップリンク送信モジュールによって現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するよう構成される判断モジュールと、
判断モジュールの判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているというものである場合、現在使用されている特定の多重アクセス方式を変更せずに保持するよう構成される保持モジュールと、
判断モジュールの判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件を満たしていないというものである場合、所定の条件に従って第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択するよう構成される再選択モジュールとをさらに含む。
第4の態様または第4の態様の第1、第2、第3、もしくは第4の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、ユーザ機器は、
基地局によって再び送信されたダウンリンクデータを受信するよう構成される再受信モジュールをさらに含み、ここで、再び送信されたダウンリンクデータは、基地局が、対応多重アクセス方式にあり、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックを受信しなかった後、少なくとも2つの多重アクセス方式の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式で再びユーザ機器に送信される。
第5の態様によれば、通信システムが提供され、通信システムは、第3の態様の可能な実装態様のいずれか1つによる基地局と、第4の態様の可能な実装態様のいずれか1つによるユーザ機器とを含む。
第6の態様によれば、基地局が提供され、基地局は、
プロセッサ、受信器、および送信器を含み、
受信器は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信するよう構成され、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択される多重アクセス方式であり、
送信器は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによってプロセッサにより取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式であり、
少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、第1の多重アクセス方式は、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
第6の態様を参照すると、第6の態様の第1の可能な実装態様において、プロセッサは、事前にユーザ機器との対応関係を同意するよう特に構成され、
または、
送信器は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に送信するようさらに構成され、
所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。
第6の態様の第1の可能な実装態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、プロセッサは、所定の分類方式に従って少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成するようさらに構成され、
所定の分類方式は、3つの方式、すなわち、時間領域による分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを含む。
第6の態様または第6の態様の第1もしくは第2の可能な実装態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、基地局は、
特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶するよう構成されるメモリをさらに含み、1対1の対応関係は、
特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式であり、
特定の多重アクセス方式が第2の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第2の多重アクセス方式であり、
特定の多重アクセス方式が第3の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを含む。
第6の態様または第6の態様の第1、第2、もしくは第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、プロセッサは、ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式に対応して受信器によって受信される対応多重アクセス方式を検索するようさらに構成され、
送信器は、ダウンリンクデータを、プロセッサによって発見された、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで、送信するようさらに構成される。
第6の態様または第6の態様の第1、第2、第3、もしくは第4の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、プロセッサは、受信器がダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックを受信しなかった場合、少なくとも2つの多重アクセス方式の内の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式でユーザ機器にダウンリンクデータを再び送信するよう送信器を制御するようさらに構成される。
第6の態様または第6の態様の第1、第2、第3、第4、もしくは第5の可能な実装態様を参照すると、第6の可能な実装態様において、所定の条件は、多重アクセス方式選択範囲を含み、送信器は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングをユーザ機器に送信するようさらに構成され、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、ユーザ機器が、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択する場合の選択可能範囲である。
第7の態様によれば、ユーザ機器が提供され、ユーザ機器は、
プロセッサ、送信器、および受信器を含み、
プロセッサは、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するよう構成され、プロセッサは、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するようさらに構成され、
送信器は、プロセッサによって選択された、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成され、
受信器は、対応多重アクセス方式にある基地局によって、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することにより基地局によって取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式であり、
少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、第1の多重アクセス方式は、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
第7の態様を参照すると、第7の態様の第1の可能な実装態様において、プロセッサは、事前に記憶された対応関係を取得するよう特に構成され、ここで、対応関係は、事前に同意された対応関係であり、
または、
プロセッサは、所定の送信方式に従って基地局により送信された対応関係を受信するよう受信器を制御するようさらに特に構成され、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知もしくはシグナリングを使用することによる通知を含む。
第7の態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、所定の条件は、以下の、すなわち、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の少なくとも1つを含み、プロセッサは、所定の条件がサービス型のQOS優先度を含む場合、サービス型のQOS優先度が比較的高いとき第1の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するよう特に構成され、
プロセッサは、所定の条件が信号強度を含む場合、信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき第2の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成され、
プロセッサは、所定の条件がサービス型におけるデータブロックのサイズを含む場合、サービス型で送信されるデータブロックのサイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき第3の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成され、
プロセッサは、所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を含む場合、多重アクセス方式選択範囲において定義された選択可能範囲から、多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成される。
第7の態様または第7の態様の第1もしくは第2の可能な実装態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、ユーザ機器は、
メモリを更に含み、
メモリは、多重アクセス方式選択範囲を事前に記憶するよう構成され、多重アクセス方式選択範囲が事前に同意された多重アクセス方式選択範囲であり、
または、
受信器は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されて基地局によって送信されるシグナリングを受信するようさらに構成され、およびメモリは、受信器によって受信されるシグナリングを使用することによって構成される多重アクセス方式選択範囲を記憶するようさらに構成される。
第7の態様または第7の態様の第1、第2、もしくは第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、多重アクセス方式選択範囲には2つまたは3つの選択可能な多重アクセス方式が存在し、
プロセッサは、各所定の時間間隔で、送信器によって現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するようさらに構成され、
プロセッサは、判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているというものである場合、現在使用されている特定の多重アクセス方式を変更せずにおくようさらに構成され、
プロセッサは、判断モジュールの判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件を満たしていないというものである場合、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択するようさらに構成される。
第7の態様または第7の態様の第1、第2、第3、もしくは第4の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、受信器は、基地局によって再び送信されたダウンリンクデータを受信するようさらに構成され、ここで、再び送信されたダウンリンクデータは、基地局が、対応多重アクセス方式にあり、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックを受信しなかった場合、少なくとも2つの多重アクセス方式の内の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式でユーザ機器に再び送信される。
第8の態様によれば、通信システムが提供され、通信システムは、第6の態様の可能な実装態様のいずれか1つによる基地局と、第7の態様の可能な実装態様のいずれか1つによるユーザ機器とを含む。
本発明の実施形態で提供される技術的解決策の有益な効果は、以下の通りである。
基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信し、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択される多重アクセス方式であり、基地局はさらに、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信し、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。
本発明の実施形態での技術的解決策をより明確に説明するために、本実施形態を説明するために必要な添付図面を以下に簡潔に導入する。明らかに、以下の説明における添付図面は、単に本発明のいくつかの実施形態を示し、当業者は、創造的な努力なくこれらの添付図面から他の図面をさらに導出することができる。
本発明の一実施形態による通信方法の方法フローチャートである。 本発明の別の実施形態による通信方法の方法フローチャートである。 本発明の一実施形態による、時間分割方式での、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係の概略構成図である。 本発明の一実施形態による、周波数分割方式での、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係の概略構成図である。 本発明の一実施形態による、時間−周波数分割方式での、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係の概略構成図である。 本発明の別の実施形態による通信方法の方法フローチャートである。 本発明の一実施形態による通信システムの概略構成図である。 本発明の別の実施形態による通信システムの概略構成図である。 本発明の別の実施形態による通信システムの概略構成図である。 本発明の一実施形態による通信システムの構成ブロック図である。 本発明の別の実施形態による通信システムの構成ブロック図である。 本発明の別の実施形態による通信システムの構成ブロック図である。
本発明の目的、技術的解決策、および利点を明確にするために、以下に、添付図面を参照して、詳細に本発明の実施形態をさらに説明する。
本発明の実施形態は、ユーザ機器に対して2つ以上の多重アクセス方式を提供し、その結果、ユーザ機器は、サービス要求に従い、そのサービス要求を満たす多重アクセス方式を柔軟に選択することができる。本発明の実施形態で提供される3つの種類の多重アクセス方式を、以下に簡潔に紹介する。
1.第1の多重アクセス方式
第1の多重アクセス方式は、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、直交周波数分割多重アクセス)多重アクセス方式またはSC-FDMA(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、単一キャリア周波数分割多重アクセス)多重アクセス方式とすることができる。
OFDMA多重アクセス方式は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiple、直交周波数分割多元)変調技術に基づいて生成される多重アクセス方式である。OFDM変調技術では、チャネルは、いくつかの直交サブチャネルに分割される。高速データ信号が、並列低速サブデータ列に変換され、直交サブチャネルでの伝送のために変調される。それに対応して、OFDMA多重アクセス方式では、伝送帯域幅が、互いに重ならない一連の直交サブキャリアセットに分割され、異なるサブキャリアセットが、多重アクセスを実施するために、異なるユーザ機器に割り当てられる。OFDMA多重アクセス方式の特性のため、OFDMA多重アクセス方式を使用する通信システムでは、基地局およびユーザ機器は、互いに直交するサブキャリアを使用することによって通信データを送信する。理想的なケースでは、ユーザ機器の間に干渉は存在しない。さらに、OFDMAシステムは、利用可能帯域幅リソースを、帯域幅リソースを必要とするユーザ機器に動的に割り当て、システムリソースの最適な利用を実現する。SC-FDMA多重アクセス方式およびOFDMA多重アクセス方式は、ほとんどの部分に対する技術で同様であり、関連技術の詳細は、本明細書では再度説明しないが、SC-FDMA多重アクセス方式およびOFDMA多重アクセス方式はどちらも、効果的に干渉を防ぎ、スペクトル利用を改善し、高レートでデータを送信するという利点を有する。
2.第2の多重アクセス方式
第2の多重アクセス方式は、OFDMA+CDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多重アクセス)多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式である。
OFDMA+CDMA多重アクセス方式は、OFDMAとCDMAとを組み合わせた種類の複数のアクセスシステムである。この種類の既存の多重アクセス方式は、MC-CDMA(Multi Carrier-Code Division Multiple Access、マルチキャリア符号分割多重アクセス)多重アクセス方式、LDS-OFDMA(Low Density Signature Orthogonal Frequency Division Multiple Access、低密度署名直交周波数分割多重アクセス)多重アクセス方式などを含む。CDMAは、コード分割技術および多重アクセス技術に基づく通信システムである。本システムでは、特定のアドレスコードを、各ユーザ機器に割り当て、異なるアドレスコードが互いに直交し、したがって、アドレスコードは、時間、空間、および周波数で重なる可能性がある。基地局は、転送される必要があって、ある信号帯域幅を有する通信データを、その信号帯域幅よりはるかに大きな帯域幅を有する疑似ランダムコードを使用することによって変調し、その結果、もとの通信データの信号帯域幅が拡張される。基地局によって送信された変調済み情報を受信すると、ユーザ機器は、反転処理により、基地局によって送信された通信データを取得する。OFDMAおよびCDMAを組み合わせた種類は、従来のCDMAの強い耐干渉性および大容量の利点を有するだけでなく、OFDMAのマルチパス耐干渉性も有する。例えば、MC-CDMAシステムの場合、実際の通信処理の間、もとのデータ列は、まず、Nチャネルの並列データに複製され、各チャネルのデータが、長さNを有する周波数領域拡張コードの1桁と掛け合わされ、次いで、直交サブキャリアで伝送するために変調され、その結果、MC-CDMA多重アクセス方式を使用するシステムは、従来のCDMAの強い耐干渉性および大容量の利点を有するだけでなく、OFDMAのマルチパス耐干渉性も有する。
SC-FDMA+CDMA多重アクセス方式およびOFDMA+CDMA多重アクセス方式は、ほとんどの部分に対する技術で同様であり、関連技術の詳細は、本明細書では再度説明しないが、SC-FDMA+CDMA多重アクセス方式およびOFDMA+CDMA多重アクセス方式はどちらも、広カバレッジ領域の利点を有する。
3.第3の多重アクセス方式
第3の多重アクセス方式は、OFDMA+IDMA(Interleaver-Division Multiple Access、インターリーバ分割多重アクセス)多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
OFDMA+IDMAは、OFDMAおよびIDMAを組み合わせた新しい多重アクセス方式である。ユーザ機器の特有な識別子に対応するチップレベルインターリーバを使用して、チャネルからユーザ機器を区別する。従来のCDMAシステムと比較すると、IDMAは、より強い多重アクセス耐干渉性を有する。OFDMA+IDMA多重アクセス方式を使用するシステムは、比較的高いスペクトル利用、比較的大きなシステムスループット、およびより多くのユーザ機器を範囲に収めるという利点を有する。SC-FDMA+IDMA多重アクセス方式およびOFDMA+IDMA多重アクセス方式は、ほとんどの部分に対する技術で同様であり、関連技術の詳細は、本明細書では再度説明しないが、SC-FDMA+IDMA多重アクセス方式およびOFDMA+IDMA多重アクセス方式は大量の小データパケットを送信する、比較的大きな利点を有する。
図1を参照すると、図1は、本発明の一実施形態による通信方法の方法フローチャートである。この実施形態において、通信方法が基地局およびユーザ機器を含む通信システムに適用される一例を、説明のために主に使用する。本通信方法は、以下を含む。
ステップ102:ユーザ機器が、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する。
ユーザ機器が、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する。少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、第1の多重アクセス方式は、OFDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。多重アクセス方式は、さまざまな時間−周波数リソースに対応する。
ステップ104:ユーザ機器が、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択する。
ユーザ機器は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択し、ここで、所定の条件は、以下の、すなわち、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の少なくとも1つを含むことができる。
ステップ106:ユーザ機器は、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信する。
ユーザ機器は、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信する。特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択される多重アクセス方式である。
それに対応して、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたアップリンクデータを受信する。
ステップ108:基地局は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する。
基地局は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信し、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって基地局により取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
それに対応して、ユーザ機器は、対応多重アクセス方式にある基地局によって、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信する。
結論として、この実施形態で提供される通信方法によれば、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信し、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択される多重アクセス方式であり、基地局はさらに、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信し、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。
図2を参照すると、図2は、本発明の別の実施形態による通信方法の方法フローチャートである。この実施形態において、通信方法が基地局およびユーザ機器を含む通信システムに適用される一例を、説明のために主に使用する。本通信方法は、以下を含む。
ステップ201:基地局は、所定の分類方式に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成する。
基地局は、所定の分類方式に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成する。所定の分類方式は、3つの分類方式、すなわち、時間領域による分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを含む。第1の多重アクセス方式は、OFDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
本発明のこの実施形態において、少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の3つすべてを含み、第1の多重アクセス方式がOFDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式がOFDMA+CDMAであり、第3のアクセス方式がOFDMA+IDMA多重アクセス方式であることを、説明のために一例として使用する。図3a、図3b、および図3cを参照すると、図3a、図3b、および図3cは、それぞれ、本発明のこの実施形態における基地局の、時間分割、周波数分割、および時間−周波数分割の3つの異なる分類方式による、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係の概略構成図である。基地局の、時間分割方式、周波数分割方式、および時間−周波数分割方式の3つの異なる分類方式による、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係は、図3a、図3b、および図3cから見ることができる。具体的には、
第1に、時間分割方式では、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係である。
図3aでの時間分割方式では、OFDMA+IDMA多重アクセス方式を第1の期間内に使用してもよく、OFDMA多重アクセス方式を第2の期間内に使用してもよく、OFDMA+CDMA多重アクセス方式を第3の期間内に試用してもよく、それらの方式は、順に実行される。
第2に、周波数分割方式では、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係は、以下の通りである。
図3bの周波数分割方式では、異なる周波数帯が、3つの多重アクセス方式内を別々に占める。比較的高い周波数帯がOFDMA多重アクセス方式を占める可能性があり、あまり高くない周波数帯がOFDMA+IDMA多重アクセス方式を占める可能性があり、比較的低い周波数帯がOFDMA+CDMA多重アクセス方式を占める可能性がある。
第3に、時間−周波数分割方式では、3つの多重アクセス方式と、時間−周波数リソースとの間の対応関係である。
図3cの時間−周波数分割方式では、3つの多重アクセス方式が、各期間内で各周波数帯に使用される。例えば、第1の期間内では、異なる周波数帯がOFDMA+CDMA多重アクセス方式、OFDMA+IDMA多重アクセス方式、およびOFDMA多重アクセス方式で、別々に占め、使用される。第2の期間内では、異なる周波数帯もまた、3つの多重アクセス方式を占めるが、第1の期間と比較して、各多重アクセス方式で占める周波数帯は、変更されなくてもよく、または変更されてもよい。
ステップ202:基地局が、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信する。
基地局が、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信し、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。すなわち、
第1に、基地局が、システムブロードキャストを使用することによってユーザ機器に通知を送信し、ここで、通知は、対応関係を搬送する。
基地局が、システムブロードキャストで通知を送信する方式で、ユーザ機器に、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信する。例えば、基地局は、システムブロードキャストで通知を送信する方式で、ユーザ機器に、所定の分類方式に従って生成された対応関係を送信する。所定の方式が周波数領域による分類である場合、システムブロードキャストで基地局によって送信される通知は、図3bに示す3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を含み、すなわち、比較的高い周波数帯がOFDMA多重アクセス方式を占め、あまり高くない周波数帯がOFDMA+IDMA多重アクセス方式を占め、比較的低い周波数帯がOFDMA+CDMA多重アクセス方式を占める。
第2に、基地局は、シグナリングをユーザ機器に送信し、ここで、シグナリングは、対応関係を搬送する。
基地局が、シグナリングを送信する方式で、ユーザ機器に、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信する。例えば、基地局は、システムブロードキャストで通知を送信する方式で、ユーザ機器に、所定の方式に従って生成された対応関係を送信する。所定の方式が時間−周波数領域による分類である場合、基地局によって送信されるシグナリングは、図3cに示す、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を含み、すなわち、第1の期間内では、異なる周波数帯が、OFDMA+CDMA多重アクセス方式、OFDMA+IDMA多重アクセス方式、およびOFDMA多重アクセス方式で別々に占められ、使用される。第2の期間内では、異なる周波数帯もまた、3つの多重アクセス方式を占めるが、第1の期間と比較して、第2の期間内の各多重アクセス方式で占める周波数帯は、変更されなくてもよく、または変更されてもよい。
ステップ203:ユーザ機器が、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する。
基地局が、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信した後、ユーザ機器は、所定の送信方式に従って基地局により送信された対応関係を受信することができ、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。その場合、ユーザ機器は、その対応関係を記憶することができる。
ユーザ機器により、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するステップは、基地局によって送信される対応関係を受信するそのような手法に限定されないことにさらに留意すべきである。少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係が事前に同意された状況では、ユーザ機器は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を事前に記憶していてもよい。その場合、事前に記憶した対応関係を使用する必要がある場合、事前に記憶した対応関係が取得され、ここで、その対応関係は、事前に同意された対応関係である。
ステップ204:ユーザ機器が、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択する。
3つの多重アクセス方式は、別々に、それぞれの利点を有する。例えば、OFDMA多重アクセス方式は、高レートという利点を有し、OFDMA+CDMA多重アクセス方式は、広カバレッジ領域という利点を有し、OFDMA+IDMA多重アクセス方式は、大量の小データパケットの送信に適するという利点を有する。ユーザ機器は、所定の条件に従って最も適切な多重アクセス方式を選択することができ、ここで、所定の条件は、以下の、すなわち、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の少なくとも1つを含むことができる。具体的には、以下の通りである。
ユーザ機器が高レートの利点を必要とする場合、第1の多重アクセス方式が選択される。例えば、所定の条件がサービス型のQOS優先度を含む場合、サービス型のQOS(Quality of Service、サービス品質)優先度が比較的高いときに、第1の多重アクセス方式が特定の多重アクセス方式として選択される。
ユーザ機器が広カバレッジ領域という利点を必要とする場合、第2の多重アクセス方式が選択される。例えば、所定の条件が信号強度を含む場合、信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき、第2の多重アクセス方式が特定の多重アクセス方式として選択される。
ユーザ機器が大量の小データパケットを送信する必要がある場合、第3の多重アクセス方式が選択される。例えば、所定の条件がサービス型においてあるサイズのデータブロックを含む場合、サービス型で送信されるデータブロックのサイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき、第3の多重アクセス方式が特定の多重アクセス方式として選択される。
所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を含む場合、ユーザ機器は、多重アクセス方式選択範囲から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択する。例えば、ユーザ機器の多重アクセス方式選択範囲が第1の多重アクセス方式および第2の多重アクセス方式である場合、ユーザ機器は、第1の多重アクセス方式および第2の多重アクセス方式からのみ、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択することができ、特定の多重アクセス方式として第3の多重アクセス方式を選択することはできない。
ステップ205:ユーザ機器は、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信する。
ユーザ機器は、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信する。具体的には、特定の多重アクセス方式を選択すると、ユーザ機器は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の取得した対応関係に従って、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースを検索して、次いで、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで基地局にアップリンクデータを送信することができる。
それに対応して、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたアップリンクデータを受信する。
ステップ206:基地局が、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶する。
一般に、ユーザ機器は、多重アクセス方式にある基地局にアップリンクデータを送信し、基地局はまた、アップリンクデータを受信した場合に同じ多重アクセス方式にあるユーザ機器にダウンリンクデータを送信するが、ユーザ機器が第3の多重アクセス方式にある基地局にアップリンクデータを送信した場合、第3の多重アクセス方式においてIDMAによって要求されるデバイスの複雑さが比較的高くなるため、ユーザ機器がこの多重アクセス方式にある基地局にアップリンクデータを送信する場合、基地局は、一般に、第1または第2の多重アクセス方式にあるユーザ機器にダウンリンクデータを送信し、ユーザ機器のデバイスの複雑さが増すことを避ける。しかしながら、ユーザ機器がアップリンクデータを送信する多重アクセス方式と、基地局がダウンリンクデータを送信する多重アクセス方式との間には1対1の対応関係がある。ユーザ機器によって送信されたアップリンクデータを受信すると、基地局は、対応関係に従って取得されてユーザ機器がアップリンクデータを送信した多重アクセス方式と関連づけられた多重アクセス方式にあるユーザ機器にダウンリンクデータを送信する必要がある。したがって、ダウンリンクデータをユーザ機器に送信する前に、基地局は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を事前に記憶する必要がある。上記の1対1の対応関係は、特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式であり、特定の多重アクセス方式が第2の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第2の多重アクセス方式であり、特定の多重アクセス方式が第3の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを含む。
ステップ207:基地局は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する。
特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信すると、基地局は、特定の多重アクセス方式と関連づけられた対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信し、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶した対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって基地局により取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
それに対応して、ユーザ機器は、対応多重アクセス方式にある基地局によって、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信する。
結論として、この実施形態で提供される通信方法によれば、ユーザ機器は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得し、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信し、基地局は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。さらに、基地局は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を事前に記憶し、その結果、ユーザ機器によって送信されたアップリンクデータを受信すると、基地局は、事前に記憶された1対1の対応関係に従って取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられた対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信することができる。このようにして、基地局がユーザ機器によって識別不可能な方法でダウンリンクデータを送信するために通信が中断されるという問題が解決され、ユーザ機器のデバイスの複雑さを著しく増すことなく通信処理の平滑化を確実にする効果が達成される。
図4を参照すると、図4は、本発明の別の実施形態による通信方法の方法フローチャートである。この実施形態において、通信方法が基地局およびユーザ機器を含む通信システムに適用される一例を、説明のために主に使用する。本通信方法は、以下を含む。
ステップ401:基地局が、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングを、ユーザ機器に送信する。
実際の通信システムでは、いくつかのユーザ機器はデータを送受信するために1つの多重アクセス方式を使用するだけで済むため、基地局は、2つまたは3つの選択可能な多重アクセス方式を各ユーザ機器に提供する必要はない。例えば、地下または鉱床にあるユーザ機器は、高レートデータ伝送の必要はない可能性があり、全体にわたって大量の小データパケットを送信する必要がない可能性があり、カバレッジ領域のみが保証されることを必要とする。この場合、ユーザ機器は、全体にわたってOFDMA多重アクセス方式を使用することのみを必要とする。しかしながら、いくつかのユーザ機器は、複数の多重アクセス方式を使用してデータを送受信することを必要とし、そのようなユーザ機器は、例えば、可変サービス型を有し、使用のために異なる領域によく移動するユーザ機器である。この場合、ユーザ機器は、基地局が提供することのできる多重アクセス方式から、必要に応じて最適な多重アクセス方式を選択し、情報を基地局と交換してもよい。
したがって、基地局がユーザ機器と通信する前に、基地局は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングをユーザ機器に送信する必要があり、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、ユーザ機器が少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択する場合に選択可能な範囲である。例えば、通信システムにおいて、特定のユーザ機器のみが、第1の多重アクセス方式および第2の多重アクセス方式を使用することによって、基地局と通信することが許可され、またはユーザ機器の構成は、第1の多重アクセス方式および第2の多重アクセス方式のみをサポートし、したがって、基地局がユーザ機器と通信する前に、基地局は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングをユーザ機器に送信し、ここで、シグナリングは、選択可能な多重アクセス方式範囲が第1の多重アクセス方式または第2の多重アクセス方式であることをユーザ機器に通知するために使用される。
本発明のこの実施形態において、少なくとも2つの多重アクセス方式が、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の3つすべてを含むことを、説明のための一例としてまだ使用し、ここで、第1の多重アクセス方式は、OFDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。本発明のこの実施形態において、第1の多重アクセス方式がOFDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式がOFDMA+CDMAであり、第3のアクセス方式がOFDMA+IDMA多重アクセス方式であることを、説明のために一例として使用する。
それに対応して、ユーザ機器は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されて基地局によって送信される、シグナリングを受信する。
ステップ402:ユーザ機器が、シグナリングを使用することによって構成される多重アクセス方式選択範囲を記憶する。
多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されて基地局によって送信されるシグナリングを受信すると、ユーザ機器は、基地局によって送信されたシグナリングを使用することにより構成される多重アクセス方式選択範囲を記憶する。
別の実装態様において、多重アクセス方式選択範囲はまた、事前に同意されていてもよい。この場合、ユーザ機器は、多重アクセス方式選択範囲を事前に記憶し、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、事前に同意された多重アクセス方式選択範囲である。
ステップ403:基地局は、所定の分類方式に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成する。
基地局は、所定の分類方式に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成する。所定の分類方式は、3つの分類方式、すなわち、時間領域による分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを含む。
図3a、図3b、および図3cを参照すると、図3a、図3b、および図3cは、それぞれ、本発明のこの実施形態における基地局の、時間分割方式、周波数分割方式、および時間−周波数分割方式の3つの異なる分類方式による、3つの多重アクセス方式と、時間−周波数リソースとの間の対応関係の概略構成図である。基地局により提供される、時間分割方式、周波数分割方式、および時間−周波数分割方式の3つの異なる分類方式における、3つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係は、図3a、図3b、および図3cから見ることができる。
ステップ404:基地局が、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信する。
基地局が、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信し、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。
ステップ405:ユーザ機器が、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する。
基地局が、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信した後、ユーザ機器は、所定の送信方式に従って基地局により送信された対応関係を受信することができ、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。その場合、ユーザ機器は、その対応関係を記憶することができる。
ユーザ機器により、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するステップは、基地局によって送信される対応関係を受信するそのような手法に限定されないことにさらに留意すべきである。少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係が事前に同意されている状況では、ユーザ機器は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を事前に記憶していてもよい。その場合、事前に記憶した対応関係を使用する必要がある場合、事前に記憶した対応関係が取得され、ここで、その対応関係は、事前に同意された対応関係である。
ステップ406:ユーザ機器が、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択する。
3つの多重アクセス方式は、別々に、それぞれの利点を有する。例えば、OFDMA多重アクセス方式は、高レートという利点を有し、OFDMA+CDMA多重アクセス方式は、広カバレッジ領域という利点を有し、OFDMA+IDMA多重アクセス方式は、大量の小データパケットの送信に適するという利点を有する。ユーザ機器は、所定の条件に従って、最も適切な多重アクセス方式を選択することができる。具体的には、
ユーザ機器が高レートの利点を必要とする場合、第1の多重アクセス方式が選択される。例えば、所定の条件がサービス型のQOS優先度を含む場合、サービス型のQOS(Quality of Service、サービス品質)優先度が比較的高いときに、第1の多重アクセス方式が特定の多重アクセス方式として選択される。
ユーザ機器が広カバレッジ領域という利点を必要とする場合、第2の多重アクセス方式が選択される。例えば、所定の条件が信号強度を含む場合、信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき、第2の多重アクセス方式が特定の多重アクセス方式として選択される。
ユーザ機器が大量の小データパケットを送信する必要がある場合、第3の多重アクセス方式が選択される。例えば、所定の条件がサービス型においてあるサイズのデータブロックを含む場合、サービス型で送信されるデータブロックのサイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき、第3の多重アクセス方式が特定の多重アクセス方式として選択される。
この実施形態において、所定の条件は、多重アクセス方式選択範囲を含み、ユーザ機器は、多重アクセス方式選択範囲からのみ、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択することができる。
ステップ407:ユーザ機器は、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信する。
ユーザ機器は、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信する。
それに対応して、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたアップリンクデータを受信する。
ステップ408:基地局は、ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式に対応する対応多重アクセス方式を検索する。
一般に、ユーザ機器がアップリンクデータを基地局に送信する多重アクセス方式は、変わらない。しかしながら、通信処理中に、ユーザ機器が設置された環境が変わった場合、または通信システムに対する要求が変わった場合、ユーザ機器がアップリンクデータを基地局に送信する多重アクセス方式が変わり、したがって、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたアップリンクデータを受信すると、基地局は、ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式に対応する対応多重アクセス方式を検索する。例えば、ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、基地局によって発見された対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式である。このステップの前に、基地局が、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶してもよい。1対1の対応関係は、特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式であり、特定の多重アクセス方式が第2の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第2の多重アクセス方式であり、特定の多重アクセス方式が第3の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを含んでもよい。
ステップ409:基地局は、発見された対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する。
特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信すると、基地局は、ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式に対応する対応多重アクセス方式を検索し、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで、特定の多重アクセス方式に対応する対応多重アクセス方式にあるユーザ機器にダウンリンクデータを送信する。例えば、ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、基地局によって発見された対応多重アクセス方式は第1の多重アクセス方式であり、基地局は、第1の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで、発見された第1の多重アクセス方式にあるユーザ機器にダウンリンクデータを送信する。
それに対応して、ユーザ機器は、対応多重アクセス方式にある基地局によって、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信する。
ステップ410:基地局によって送信されたダウンリンクデータを受信すると、ユーザ機器は、受信フィードバックを基地局に送信する。
基地局によって送信されたダウンリンクデータを受信すると、ユーザ機器は、受信フィードバックを基地局に送信する。受信フィードバックを使用して、ユーザ機器が、基地局によって送信されたダウンリンクデータを受信したことを識別する。
それに対応して、基地局は、ユーザ機器によって送信された受信フィードバックを受信する。
ステップ411:基地局がダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信データを受信しない場合、基地局は、少なくとも2つの多重アクセス方式の内の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式でユーザ機器に再びダウンリンクデータを送信する。
通常の通信の場合、ユーザ機器にダウンリンクデータを送信すると、基地局は、ユーザ機器によって送信された受信フィードバックを受信する。基地局がダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信データを受信しない場合、そのことは、ユーザ機器が基地局によって送信されたダウンリンクデータを受信していないことを示し、したがって、基地局は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の内の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式でユーザ機器に再びダウンリンクデータを送信する。例えば、対応多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、基地局がダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックを受信していない場合、ダウンリンクデータは、第2の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで、第2の多重アクセス方式にあるユーザ機器に再び送信され、基地局がダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックをまだ受信していない場合、基地局がダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックを受信するまで、基地局は、第3の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで、第3の多重アクセス方式にあるユーザ機器にダウンリンクデータを再び送信する。
ステップ412:ユーザ機器が、各所定の期間で、最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断する。
ユーザ機器が移動状態にある可能性があるか、各期間で異なる環境にある可能性があるか、または通信を妨げる要因がユーザ機器の通信処理中に発生していると、所定の条件がもはや満たされないケースが生じ、したがって、ユーザ機器は、各所定の期間で、最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断する。
最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているという判断結果である場合、最近使用された特定の多重アクセス方式は、変更されずに保持される。
ステップ403:最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件を満たしていないという判断結果である場合、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択する。
結論として、この実施形態で提供される通信方法によれば、ユーザ機器は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得し、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信し、基地局は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。さらに、基地局は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を事前に記憶し、その結果、ユーザ機器によって送信されたアップリンクデータを受信すると、基地局は、事前に記憶された1対1の対応関係に従って取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられた対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信することができる。このようにして、基地局がユーザ機器によって識別不可能な方法でダウンリンクデータを送信するために通信が中断されるという問題が解決され、ユーザ機器のデバイスの複雑さを著しく増すことなく通信処理の平滑化を確実にする効果が達成される。さらに、固定期間ごとに、最近使用された多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかがチェックされ、多重アクセス方式を変更する必要があるかどうかを判断し、通信処理中に、より好ましくは、通信品質を保証する。
本発明の装置実施形態は、以下で提供され、本発明の方法実施形態を実行するように構成することができる。本発明の装置実施形態で開示されない技術的な詳細に対して、本発明の方法実施形態を参照する。
図5を参照すると、図5は、本発明の一実施形態による通信システムの概略構成図である。本通信システムは、基地局510と、ユーザ機器550とを含む。
基地局510は、アップリンク受信モジュール512と、ダウンリンク送信モジュール514とを含む。
アップリンク受信モジュール512は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたアップリンクデータを受信し、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択された多重アクセス方式である。
ダウンリンク送信モジュール514は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得され、アップリンク受信モジュール512によって受信された特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
ユーザ機器550は、関係取得モジュール552、方式選択モジュール554、アップリンク送信モジュール556、およびダウンリンク受信モジュール558を含む。
関係取得モジュール552は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する。
方式選択モジュール554は、関係取得モジュール554によって取得された少なくとも2つの多重アクセス方式から所定の条件に従って、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される。
アップリンク送信モジュール556は、方式選択モジュール554によって選択された、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成される。
ダウンリンク受信モジュール558は、対応多重アクセス方式にある基地局によって送信されたダウンリンクデータを、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで受信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって基地局により取得され、特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、第1の多重アクセス方式は、直交周波数分割多重アクセスOFDMA多重アクセス方式または単一キャリア周波数分割多重アクセスSC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+符号分割多重アクセスCDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+インターリーバ分割多重アクセスIDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
結論として、この実施形態で提供される通信システムによれば、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信し、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択される多重アクセス方式であり、基地局はさらに、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信し、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得され、特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。
図6を参照すると、図6は、本発明の別の実施形態による通信システムの概略構成図である。本通信システムは、基地局610と、ユーザ機器650とを含む。
基地局610は、関係生成モジュール611、関係送信モジュール612、アップリンク受信モジュール613、関係記憶モジュール614、およびダウンリンク送信モジュール615を含む。
関係生成モジュール611は、所定の分類方式に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成するよう構成され、ここで、所定の分類方式は、3つの方式、すなわち、時間領域による分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを含み、第1の多重アクセス方式は、OFDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
関係送信モジュール612は、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の、関係生成モジュール611によって生成された対応関係を送信するよう構成され、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。
アップリンク受信モジュール613は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたアップリンクデータを受信するよう構成され、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択された多重アクセス方式である。
関係記憶モジュール614は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶するよう構成され、ここで、1対1の対応関係は、
特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式であり、
特定の多重アクセス方式が第2の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第2の多重アクセス方式であり、
特定の多重アクセス方式が第3の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを含む。
ダウンリンク送信モジュール615は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得されてアップリンク受信モジュール613によって受信された特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
ユーザ機器650は、関係取得モジュール652、方式選択モジュール654、アップリンク送信モジュール656、およびダウンリンク受信モジュール658を含む。
関係取得モジュール652は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する。
方式選択モジュール654は、所定の条件に従って第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される。所定の条件は、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の内の1つまたは2つ以上の組み合わせを含む。
具体的には、方式選択モジュール654は、第1の選択ユニット654a、第2の選択ユニット654b、第3の選択ユニット654c、および第4の選択ユニット654dの少なくとも1つを特に含む。
第1の選択ユニット654aは、所定の条件がサービス型のQOS優先度を含む場合、サービス型のQOS優先度が比較的高いときに、特定の多重アクセス方式として第1の多重アクセス方式を選択するよう構成される。
第2の選択ユニット654bは、所定の条件が信号強度を含む場合、信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき、特定の多重アクセス方式として第2の多重アクセス方式を選択するよう構成される。
第3の選択ユニット654cは、所定の条件がサービス型においてあるサイズのデータブロックを含む場合、サービス型で送信されるデータブロックのサイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき、特定の多重アクセス方式として第3の多重アクセス方式を選択するよう構成される。
第4の選択ユニット654dは、所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を含む場合、多重アクセス方式選択範囲で定義された選択範囲から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される。
アップリンク送信モジュール656は、方式選択モジュール654によって選択された、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成される。
ダウンリンク受信モジュール658は、対応多重アクセス方式にある基地局によって送信されたダウンリンクデータを、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで受信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって基地局により取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
結論として、この実施形態で提供される通信システムによれば、ユーザ機器は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得し、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信し、基地局は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。さらに、基地局は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を事前に記憶し、その結果、ユーザ機器によって送信されたアップリンクデータを受信すると、基地局は、事前に記憶された1対1の対応関係に従って取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられた対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信することができる。このようにして、基地局がユーザ機器によって識別不可能な方法でダウンリンクデータを送信するために通信が中断されるという問題が解決され、ユーザ機器のデバイスの複雑さを著しく増すことなく通信処理の平滑化を確実にする効果が達成される。
図7を参照すると、図7は、本発明の別の実施形態による通信システムの概略構成図である。本通信システムは、基地局710と、ユーザ機器750とを含む。
基地局710は、シグナリング送信モジュール711、関係生成モジュール712、関係送信モジュール713、アップリンク受信モジュール714、関係記憶モジュール715、ダウンリンク送信モジュール716、フィードバック受信モジュール717、および再送信モジュール718を含む。
シグナリング送信モジュール711は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングをユーザ機器に送信するよう構成され、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、ユーザ機器が所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択する場合に選択可能な範囲である。少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか2つまたは3つすべてを含み、第1の多重アクセス方式は、直交周波数分割多重アクセスOFDMA多重アクセス方式または単一キャリア周波数分割多重アクセスSC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+符号分割多重アクセスCDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+インターリーバ分割多重アクセスIDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
関係生成モジュール712は、所定の分類方式に従って少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成するよう構成され、ここで、所定の分類方式は、3つの方式、すなわち、時間領域による分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを含む。
関係送信モジュール713は、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信するよう構成され、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。
アップリンク受信モジュール714は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたアップリンクデータを受信するよう構成され、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択された多重アクセス方式である。
関係記憶モジュール715は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶するよう構成され、ここで、1対1の対応関係は、特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式であり、特定の多重アクセス方式が第2の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第2の多重アクセス方式であり、特定の多重アクセス方式が第3の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを含む。
ダウンリンク送信モジュール716は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、関係記憶モジュール715によって事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得され、アップリンク受信モジュール714によって受信された特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
具体的には、ダウンリンク送信モジュール716は、検索ユニット716aおよび送信ユニット716bを特に含む。
検索ユニット716aは、ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式に対応する対応多重アクセス方式を検索するよう構成される。
送信ユニット716bは、検索ユニット716aによって発見された、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するよう構成される。
フィードバック受信モジュール718は、ユーザ機器によって送信された受信フィードバックを受信するよう構成される。
再送信モジュール718は、フィードバック受信モジュール717がダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックを受信していない場合、少なくとも2つの多重アクセス方式の内の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでユーザ機器にダウンリンクデータを再び送信するよう構成される。
ユーザ機器750は、一致記憶モジュール751、シグナリング受信モジュール752、記憶モジュール753、関係取得モジュール754、方式選択モジュール755、アップリンク送信モジュール756、ダウンリンク受信モジュール757、フィードバック送信モジュール758、再受信モジュール759、判断モジュール760、保持モジュール761、および再選択モジュール762を含む。
一致記憶モジュール751は、事前に同意された多重アクセス方式選択範囲を事前に記憶するよう構成される。
シグナリング受信モジュール752は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されて基地局によって送信される、シグナリングを受信するよう構成される。
記憶モジュール753は、基地局によって送信されてシグナリング受信モジュール752によって受信されるシグナリングを使用することによって構成される多重アクセス方式選択範囲を記憶するよう構成される。ユーザ機器750が所定の記憶モジュール751を含む場合、ユーザ機器750は、シグナリング受信モジュール752または記憶モジュール753を含まなくてもよく、ユーザ機器750がシグナリング受信モジュール752および記憶モジュール753を含む場合、ユーザ機器750は、所定の記憶モジュール751を含まなくてもよいことに留意されたい。
関係取得モジュール754は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する。
具体的には、関係取得モジュール754は、
事前に記憶された対応関係を取得するよう構成された一致取得ユニット754aを特に含み、ここで、対応関係は、事前に同意された対応関係であり、
または、関係取得モジュール754は、所定の送信方式に従って基地局により送信された対応関係を受信するよう構成される関係受信ユニット754bを特に含み、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知もしくはシグナリングを使用することによる通知を含む。
方式選択モジュール755は、関係取得モジュール754によって取得された少なくとも2つの多重アクセス方式から所定の条件に従って、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される。所定の条件は、以下の、すなわち、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の内の少なくとも1つを含む。
具体的には、方式選択モジュール755は、
第1の選択ユニット755a、第2の選択ユニット755b、第3の選択ユニット755c、および第4の選択ユニット755dの少なくとも1つを特に含む。
第1の選択ユニット755aは、所定の条件がサービス型のQOS優先度を含む場合、サービス型のQOS優先度が比較的高いとき、特定の多重アクセス方式として第1の多重アクセス方式を選択するよう構成される。
第2の選択ユニット755bは、所定の条件が信号強度を含む場合、信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき、特定の多重アクセス方式として第2の多重アクセス方式を選択するよう構成される。
第3の選択ユニット755cは、所定の条件がサービス型においてあるサイズのデータブロックを含む場合、サービス型で送信されるデータブロックのサイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき、特定の多重アクセス方式として第3の多重アクセス方式を選択するよう構成される。
第4の選択ユニット755dは、所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を含む場合、一致記憶モジュール751または記憶モジュール753に記憶された多重アクセス方式選択範囲で定義された選択範囲から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される。
アップリンク送信モジュール756は、方式選択モジュール755によって選択された、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成される。
ダウンリンク受信モジュール757は、対応多重アクセス方式にある基地局によって送信されたダウンリンクデータを、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで受信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって基地局により取得され、特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
フィードバック送信モジュール758は、ダウンリンク受信モジュール757がダウンリンクデータを受信した後に、基地局に受信フィードバックを送信するよう構成される。
再受信モジュール759は、基地局によって再び送信されたダウンリンクデータを受信するよう構成され、ここで、再び送信されたダウンリンクデータは、基地局が、対応多重アクセス方式にあり、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックを受信しないと、少なくとも2つの多重アクセス方式の内の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式で再びユーザ機器に送信される。
判断モジュール760は、各所定の期間で、最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するよう構成される。
保持モジュール761は、判断モジュール760の判断結果が、最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているというものである場合、最近使用された特定の多重アクセス方式を変更せずに保持するよう構成される。
再選択モジュール762は、判断モジュール760の判断結果が、最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件を満たしていないというものである場合、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択する。
結論として、この実施形態で提供される通信システムによれば、ユーザ機器は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得し、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信し、基地局は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。さらに、基地局は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を事前に記憶し、その結果、ユーザ機器によって送信されたアップリンクデータを受信すると、基地局は、事前に記憶された1対1の対応関係に従って取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられた対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信することができる。このようにして、基地局がユーザ機器によって識別不可能な方法でダウンリンクデータを送信するために通信が中断されるという問題が解決され、ユーザ機器のデバイスの複雑さを著しく増すことなく通信処理の平滑化を確実にする効果が達成される。さらに、固定期間ごとに、最近使用された多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかがチェックされ、多重アクセス方式を変更する必要があるかどうかを判断し、通信処理中に、より好ましくは、通信品質を保証する。
図8を参照すると、図8は、本発明の一実施形態による通信システムの構成ブロック図である。本通信システムは、基地局810と、ユーザ機器850とを含む。
基地局810は、プロセッサ811、受信器812、および送信器813を含む。
受信器812は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたアップリンクデータを受信するよう構成され、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択された多重アクセス方式である。
送信器813は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによってプロセッサ811により取得され、特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、第1の多重アクセス方式は、直交周波数分割多重アクセスOFDMA多重アクセス方式または単一キャリア周波数分割多重アクセスSC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+符号分割多重アクセスCDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+インターリーバ分割多重アクセスIDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
ユーザ機器850は、プロセッサ851、送信器852、および受信器853を含む。
プロセッサ851は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する。
プロセッサ851は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するようさらに構成される。
送信器852は、プロセッサ851によって選択された、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成される。
受信器853は、対応多重アクセス方式にある基地局によって送信されたダウンリンクデータを、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで受信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって基地局により取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
結論として、この実施形態で提供される通信システムによれば、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信し、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択される多重アクセス方式であり、基地局はさらに、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信し、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得され、特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。
図9を参照すると、図9は、本発明の別の実施形態による通信システムの構成ブロック図である。本通信システムは、基地局910と、ユーザ機器950とを含む。
基地局910は、プロセッサ911、受信器912、メモリ913、および送信器914を含む。
プロセッサ911は、所定の分類方式に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成するよう構成され、ここで、所定の分類方式は、3つの方式、すなわち、時間領域による分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを含み、少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、第1の多重アクセス方式は、直交周波数分割多重アクセスOFDMA多重アクセス方式または単一キャリア周波数分割多重アクセスSC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+符号分割多重アクセスCDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+インターリーバ分割多重アクセスIDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
送信器は、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信するようさらに構成され、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。
受信器912は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたアップリンクデータを受信するよう構成され、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択された多重アクセス方式である。
メモリ913は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶するよう構成され、ここで、1対1の対応関係は、特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式であり、特定の多重アクセス方式が第2の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第2の多重アクセス方式であり、特定の多重アクセス方式が第3の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを含む。
送信器914は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、メモリ913によって事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによってプロセッサにより取得され、特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
ユーザ機器950は、プロセッサ951、送信器952、および受信器953を含む。
プロセッサ951は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する。
プロセッサ951は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するようさらに構成される。
具体的には、プロセッサ951は、所定の条件がサービス型のQOS優先度を含む場合、サービス型のQOS優先度が比較的高いとき、第1の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するよう特に構成され、プロセッサ951は、所定の条件が信号強度を含む場合、信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき第2の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成され、プロセッサ951は、所定の条件がサービス型におけるデータブロックのサイズを含む場合、サービス型で送信されるデータブロックのサイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき、第3の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成され、プロセッサ951は、所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を含む場合、多重アクセス方式選択範囲において定義された選択可能範囲から、多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成される。
送信器952は、プロセッサ951によって選択された、特定の多重アクセス方式にある基地局に、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成される。
受信器953は、対応多重アクセス方式にある基地局によって送信されたダウンリンクデータを、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで受信するよう構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって基地局により取得され、特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
結論として、この実施形態で提供される通信システムによれば、ユーザ機器は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得し、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信し、基地局は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。さらに、基地局は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を事前に記憶し、その結果、ユーザ機器によって送信されたアップリンクデータを受信すると、基地局は、事前に記憶された1対1の対応関係に従って取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられた対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信することができる。このようにして、基地局がユーザ機器によって識別不可能な方法でダウンリンクデータを送信するために通信が中断されるという問題が解決され、ユーザ機器のデバイスの複雑さを著しく増すことなく通信処理の平滑化を確実にする効果が達成される。
図10を参照すると、図10は、本発明の別の実施形態による通信システムの構成ブロック図である。本通信システムは、基地局1010と、ユーザ機器1050とを含む。
基地局1010は、送信器1011、プロセッサ1012、受信器1013、およびメモリ1014を含む。
送信器1011は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングをユーザ機器に送信するよう構成され、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、ユーザ機器が所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択する場合に選択可能な範囲である。第1の多重アクセス方式は、OFDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA多重アクセス方式であり、第2の多重アクセス方式は、OFDMA+CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、第3の多重アクセス方式は、OFDMA+IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である。
プロセッサ1012は、所定の分類方式に従って少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を生成するようさらに構成され、ここで、所定の分類方式は、3つの方式、すなわち、時間領域による分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを含む。
送信器1011は、所定の送信方式に従って、ユーザ機器に、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信するようさらに構成され、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を含む。
受信器1013は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたアップリンクデータを受信するよう構成され、ここで、特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式からユーザ機器によって選択された多重アクセス方式である。
メモリ1014は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶するよう構成され、ここで、1対1の対応関係は、特定の多重アクセス方式が第1の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式であり、特定の多重アクセス方式が第2の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第2の多重アクセス方式であり、特定の多重アクセス方式が第3の多重アクセス方式である場合、対応多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを含む。
送信器1011は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するようさらに構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによってプロセッサにより取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
具体的には、プロセッサ1012は、ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式に対応する対応多重アクセス方式を検索するようさらに構成され、送信器1011は、ダウンリンクデータを、プロセッサ1012によって発見された、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで、送信するよう特に構成される。
受信器1013は、ユーザ機器によって送信された受信フィードバックを受信するようさらに構成される。
送信器1011は、受信器1013がダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックを受信していない場合、少なくとも2つの多重アクセス方式の内の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでユーザ機器にダウンリンクデータを再び送信するよう構成される。
ユーザ機器1050は、受信器1051、メモリ1052、プロセッサ1053、および送信器1054を含む。
メモリ1052は、事前に同意された多重アクセス方式選択範囲を事前に記憶するよう構成され、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、ユーザ機器がサービス型に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択する場合に選択可能な範囲である。
あるいは、受信器1051は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用され、基地局によって送信されるシグナリングを受信するよう構成され、メモリ1052は、基地局によって送信され、受信器1051によって受信されるシグナリングを使用することによって構成される多重アクセス方式選択範囲を記憶するようさらに構成される。
プロセッサ1053は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する。具体的には、プロセッサ1053は、事前に記憶された対応関係を取得するよう特に構成され、ここで、対応関係は、事前に同意された対応関係であり、または、プロセッサ1053は、所定の送信方式に従って基地局により送信された対応関係を受信するよう受信器1051を制御するようさらに特に構成され、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知もしくはシグナリングを使用することによる通知を含む。
プロセッサ1053は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するようさらに構成され、ここで、所定の条件は、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の内の1つまたは2つ以上の組み合わせを含む。
具体的には、プロセッサ1053は、所定の条件がサービス型のQOS優先度を含む場合、サービス型のQOS優先度が比較的高いとき、第1の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するよう特に構成され、プロセッサ1053は、所定の条件が信号強度を含む場合、信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき第2の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成され、プロセッサ1053は、所定の条件がサービス型におけるデータブロックのサイズを含む場合、サービス型で送信されるデータブロックのサイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき、第3の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成され、プロセッサ1053は、所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を含む場合、メモリ1052に記憶された多重アクセス方式選択範囲において定義された選択可能範囲内で、多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成される。
送信器1054は、基地局に、プロセッサ1053によって選択された特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成される。
受信器1051は、対応多重アクセス方式にある基地局によって送信されたダウンリンクデータを、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで受信するようさらに構成され、ここで、対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって基地局により取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である。
送信器1054は、受信器1051がダウンリンクデータを受信した後に、基地局に受信フィードバックを送信するようさらに構成される。
受信器1051は、基地局によって再び送信されたダウンリンクデータを受信するようさらに構成され、ここで、再び送信されたダウンリンクデータは、基地局が、対応多重アクセス方式にあり、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されたダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックを受信しないと、少なくとも2つの多重アクセス方式の対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式で再びユーザ機器に送信される。
プロセッサ1053は、各所定の期間で、最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するようさらに構成される。
プロセッサ1053は、最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしていると判断された場合、最近使用された特定の多重アクセス方式を変更せずに保持するようさらに構成される。
プロセッサ1053は、最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件を満たしていないと判断された場合、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択するようさらに構成される。
結論として、この実施形態で提供される通信システムによれば、ユーザ機器は、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得し、基地局は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信し、基地局は、対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する。このようにして、1つの多重アクセス方式が同じ通信システムで使用されるので、同時に満たすことができない異なるユーザ機器の要求を解決し、同じ通信システムがユーザ機器による選択のために同時に複数の多重アクセス方式を提供することができるため、異なるユーザ機器の要求を満たすという効果が達成される。さらに、基地局は、特定の多重アクセス方式と対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を事前に記憶し、その結果、ユーザ機器によって送信されたアップリンクデータを受信すると、基地局は、事前に記憶された1対1の対応関係に従って取得されて特定の多重アクセス方式と関連づけられた対応多重アクセス方式にあるユーザ機器に、対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信することができる。このようにして、基地局がユーザ機器によって識別不可能な方法でダウンリンクデータを送信するために通信が中断されるという問題が解決され、ユーザ機器のデバイスの複雑さを著しく増すことなく通信処理の平滑化を確実にする効果が達成される。さらに、固定期間ごとに、最近使用された多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかがチェックされ、多重アクセス方式を変更する必要があるかどうかを判断し、通信処理中に、より好ましくは、通信品質を保証する。
当業者は、本実施形態のステップのすべてまたは一部が、ハードウェアまたは関連ハードウェアに指示するプログラムによって実現することができることを理解されよう。プログラムは、コンピュータ読込み可能記憶媒体に記憶してもよい。記憶メディアは、リード・オンリー・メモリ、磁気ディスク、または光ディスクなどとすることができる。
上記の説明は、本発明の単なる例示的な実施形態であるが、本発明を限定することを意図していない。本発明の精神および原理から逸脱しないどんな変形例、同等の交換、および改良例は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
510 基地局
512 アップリンク受信モジュール
514 ダウンリンク送信モジュール
550 ユーザ機器
552 関係取得モジュール
554 方式選択モジュール
556 アップリンク送信モジュール
558 ダウンリンク受信モジュール
610 基地局
611 関係生成モジュール
612 関係送信モジュール
613 アップリンク受信モジュール
614 関係記憶モジュール
615 ダウンリンク送信モジュール
650 ユーザ機器
652 関係取得モジュール
654 方式選択モジュール
654a 第1の選択ユニット
654b 第2の選択ユニット
654c 第3の選択ユニット
654d 第4の選択ユニット
656 アップリンク送信モジュール
658 ダウンリンク受信モジュール
710 基地局
711 シグナリング送信モジュール
712 関係生成モジュール
713 関係送信モジュール
714 アップリンク受信モジュール
715 関係記憶モジュール
716 ダウンリンク送信モジュール
716a 検索ユニット
716b 送信ユニット
717 フィードバック受信モジュール
718 再送信モジュール
750 ユーザ機器
751 一致記憶モジュール
752 シグナリング受信モジュール
753 記憶モジュール
754 関係取得モジュール
754a 一致取得ユニット
754b 関係受信ユニット
755 方式選択モジュール
755a 第1の選択ユニット
755b 第2の選択ユニット
755c 第3の選択ユニット
755d 第4の選択ユニット
756 アップリンク送信モジュール
757 ダウンリンク受信モジュール
758 フィードバック送信モジュール
759 再受信モジュール
760 判断モジュール
761 保持モジュール
762 再選択モジュール
810 基地局
811 プロセッサ
812 受信器
813 送信器
850 ユーザ機器
851 プロセッサ
852 送信器
853 受信器
910 基地局
911 プロセッサ
912 受信器
913 メモリ
914 送信器
950 ユーザ機器
951 プロセッサ
952 送信器
953 受信器
1010 基地局
1011 送信器
1012 プロセッサ
1013 受信器
1014 メモリ
1050 ユーザ機器
1051 受信器
1052 メモリ
1053 プロセッサ
1054 送信器
第1の態様または第1の態様の第1、第2、第3、第4、もしくは第5の可能な実装態様を参照すると、第6の可能な実装態様において、所定の条件は、多重アクセス方式選択範囲を含み、ユーザ機器に対応関係を送信するステップの前に、本方法は、
多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングをユーザ機器に送信するステップをさらに含み、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、ユーザ機器が、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択する場合の選択可能範囲である。
第2の態様を参照すると、第2の態様の第1の可能な実装態様において、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するステップは、
事前に記憶された対応関係を取得するステップを含み、ここで、対応関係は、事前に同意した対応関係であり、
または、
少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するステップは、所定の送信方式に従って基地局により送信された対応関係を受信するステップを含み、ここで、所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知もしくはシグナリングを使用することによる通知を含む。
第2の態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、所定の条件は、以下の、すなわち、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の少なくとも1つを含み、所定の条件に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するステップは、
所定の条件がサービス型のQOS優先度を含む場合、サービス型のQOS優先度が比較的高いとき第1の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するステップを含み、
所定の条件が信号強度を含む場合、信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき第2の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するステップを含み、
所定の条件がサービス型におけるデータブロックのサイズを含む場合、サービス型で送信されるデータブロックのサイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき第3の多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するステップを含み、
所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を含む場合、多重アクセス方式選択範囲において定義された選択可能範囲から、多重アクセス方式を特定の多重アクセス方式として選択するステップを含む。
第2の態様または第2の態様の第1もしくは第2の可能な実装態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するステップの前に、本方法は、
多重アクセス方式選択範囲を事前に記憶するステップをさらに含み、ここで、多重アクセス方式選択範囲は、事前に同意した多重アクセス方式選択範囲であり、
または、
本方法は、多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されて基地局によって送信されるシグナリングを受信するステップと、シグナリングを使用することによって構成される多重アクセス方式選択範囲を記憶するステップとを、
さらに含む。
第2の態様または第2の態様の第1、第2、もしくは第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、多重アクセス方式選択範囲における2つまたは3つの選択可能な多重アクセス方式が存在し、所定の条件に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するステップの後、本方法は、
各所定の時間間隔で、現在使用されている特定の多重アクセス方式が、所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するステップと、
判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているというものである場合、現在使用されている特定の多重アクセス方式を変更せずに保持するステップ、
または、
判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件を満たしていないというものである場合、所定の条件に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択するステップを、
さらに含む。
第3の態様または第3の態様の第1、第2、第3、もしくは第4の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、基地局は、
ダウンリンク送信モジュールによって送信されたダウンリンクデータに対するユーザ機器の受信フィードバックが受信されない場合、少なくとも2つの多重アクセス方式の内の対応多重アクセス方式とは異なり別の多重アクセス方式でユーザ機器にダウンリンクデータを再び送信するよう構成される再送信モジュールをさらに含む。
第4の態様を参照すると、第4の態様の第1の可能な実装態様において、関係取得モジュールは、事前に記憶された対応関係を取得するよう構成された一致取得ユニットであって、対応関係が、事前に同意した対応関係である一致取得ユニット、または、所定の送信方式に従って基地局により送信された対応関係を受信するよう構成される関係受信ユニットであって、所定の送信方式が、システムブロードキャストを使用することによる通知もしくはシグナリングを使用することによる通知を備える関係受信ユニットを含む。
第4の態様または第4の態様の第1、第2、もしくは第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、多重アクセス方式選択範囲には2つまたは3つの選択可能な多重アクセス方式が存在し、ユーザ機器は、
各所定の時間間隔で、アップリンク送信モジュールによって現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するよう構成される判断モジュールと、
判断モジュールの判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているというものである場合、現在使用されている特定の多重アクセス方式を変更せずに保持するよう構成される保持モジュールと、
判断モジュールの判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件を満たしていないというものである場合、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択するよう構成される再選択モジュールとをさらに含む。
第7の態様または第7の態様の第1、第2、もしくは第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、多重アクセス方式選択範囲には2つまたは3つの選択可能な多重アクセス方式が存在し、
プロセッサは、各所定の時間間隔で、送信器によって現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するようさらに構成され、
プロセッサは、判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているというものである場合、現在使用されている特定の多重アクセス方式を変更せずにおくようさらに構成され、
プロセッサは、判断結果が、現在使用されている特定の多重アクセス方式が所定の条件を満たしていないというものである場合、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択するようさらに構成される。
OFDMA多重アクセス方式は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多元)変調技術に基づいて生成される多重アクセス方式である。OFDM変調技術では、チャネルは、いくつかの直交サブチャネルに分割される。高速データ信号が、並列低速サブデータ列に変換され、直交サブチャネルでの伝送のために変調される。それに対応して、OFDMA多重アクセス方式では、伝送帯域幅が、互いに重ならない一連の直交サブキャリアセットに分割され、異なるサブキャリアセットが、多重アクセスを実施するために、異なるユーザ機器に割り当てられる。OFDMA多重アクセス方式の特性のため、OFDMA多重アクセス方式を使用する通信システムでは、基地局およびユーザ機器は、互いに直交するサブキャリアを使用することによって通信データを送信する。理想的なケースでは、ユーザ機器の間に干渉は存在しない。さらに、OFDMAシステムは、利用可能帯域幅リソースを、帯域幅リソースを必要とするユーザ機器に動的に割り当て、システムリソースの最適な利用を実現する。SC-FDMA多重アクセス方式およびOFDMA多重アクセス方式は、ほとんどの部分に対する技術で同様であり、関連技術の詳細は、本明細書では再度説明しないが、SC-FDMA多重アクセス方式およびOFDMA多重アクセス方式はどちらも、効果的に干渉を防ぎ、スペクトル利用を改善し、高レートでデータを送信するという利点を有する。
ユーザ機器が移動状態にある可能性があるか、各期間で異なる環境にある可能性があるか、または通信を妨げる要因がユーザ機器の通信処理中に発生していると、所定の条件がもはや満たされ得ないケースが生じ、したがって、ユーザ機器は、各所定の期間で、最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断する。
ステップ413:最近使用された特定の多重アクセス方式が所定の条件を満たしていないという判断結果である場合、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択する。
方式選択モジュール554は、関係取得モジュール552によって取得された少なくとも2つの多重アクセス方式から所定の条件に従って、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される。
方式選択モジュール654は、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される。所定の条件は、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の内の1つまたは2つ以上の組み合わせを含む。
フィードバック受信モジュール717は、ユーザ機器によって送信された受信フィードバックを受信するよう構成される。
記憶モジュール753は、基地局によって送信されてシグナリング受信モジュール752によって受信されるシグナリングを使用することによって構成される多重アクセス方式選択範囲を記憶するよう構成される。ユーザ機器750が一致記憶モジュール751を含む場合、ユーザ機器750は、シグナリング受信モジュール752または記憶モジュール753を含まなくてもよく、ユーザ機器750がシグナリング受信モジュール752および記憶モジュール753を含む場合、ユーザ機器750は、一致記憶モジュール751を含まなくてもよいことに留意されたい。

Claims (41)

  1. 基地局の側で使用される通信方法であって、
    特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、前記特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信するステップであって、前記特定の多重アクセス方式が、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から前記ユーザ機器によって選択される多重アクセス方式であるステップと、
    ダウンリンクデータを、対応多重アクセス方式にある前記ユーザ機器に、前記対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信するステップであって、前記対応多重アクセス方式が、事前に記憶された対応関係に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得されて前記特定の多重アクセス方式と関連づけられる、多重アクセス方式である、ステップとを具備し、
    前記少なくとも2つの多重アクセス方式が、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、前記第1の多重アクセス方式が、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、前記第2の多重アクセス方式が、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA 多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、前記第3の多重アクセス方式が、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である、通信方法。
  2. 前記特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、前記特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信する前記ステップの前に、前記少なくとも2つの多重アクセス方式と前記時間−周波数リソースとの間の対応関係を、所定の送信方式に従って、前記ユーザ機器に送信するステップをさらに備え、
    前記所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも2つの多重アクセス方式と前記時間−周波数リソースとの間の対応関係を、所定の送信方式に従って、前記ユーザ機器に送信する前記ステップの前に、所定の分類方式に従って、前記少なくとも2つの多重アクセス方式と前記時間−周波数リソースとの間の前記対応関係を生成するステップをさらに備え、
    前記所定の分類方式が、3つの方式、すなわち、時間領域よる分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 対応多重アクセス方式にある前記ユーザ機器に、前記対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する前記ステップの前に、
    前記特定の多重アクセス方式と前記対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶するステップをさらに備え、前記1対1の対応関係は、
    前記特定の多重アクセス方式が前記第1の多重アクセス方式である場合、前記対応多重アクセス方式は、前記第1の多重アクセス方式であり、
    前記特定の多重アクセス方式が前記第2の多重アクセス方式である場合、前記対応多重アクセス方式は、前記第2の多重アクセス方式であり、
    前記特定の多重アクセス方式が前記第3の多重アクセス方式である場合、前記対応多重アクセス方式は、前記第1の多重アクセス方式、前記第2の多重アクセス方式、および前記第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 対応多重アクセス方式にある前記ユーザ機器に、前記対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する前記ステップは、
    前記ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式と関連づけられる対応多重アクセス方式を検索するステップと、
    前記発見された対応多重アクセス方式にある前記ユーザ機器に、前記対応多重アクセス方式に対応する前記時間−周波数リソースで前記ダウンリンクデータを送信するステップと
    を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 対応多重アクセス方式にある前記ユーザ機器に、前記対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信する前記ステップの後、前記ダウンリンクデータに対する前記ユーザ機器の受信フィードバックが受信されていない場合、前記ダウンリンクデータを、前記少なくとも2つの多重アクセス方式の内の前記対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式にある前記ユーザ機器に前記ダウンリンクデータを再び送信するステップをさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記所定の条件は、多重アクセス方式選択範囲を備え、前記ユーザ機器に対応関係を提供する前記ステップの前に、前記方法は、前記多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングを前記ユーザ機器に送信するステップをさらに備え、
    前記多重アクセス方式選択範囲は、前記ユーザ機器が、前記所定の条件に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択する場合の、選択可能範囲である、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. ユーザ機器の側で使用される通信方法であって、
    少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するステップと、
    所定の条件に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するステップと、
    前記特定の多重アクセス方式にある基地局に、前記特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するステップと、
    対応多重アクセス方式にある前記基地局によって、前記対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信するステップであって、前記対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することにより前記基地局によって取得されて前記特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式である、ステップとを備え、
    前記少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを備え、前記第1の多重アクセス方式は、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、前記第2の多重アクセス方式は、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA 多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、前記第3の多重アクセス方式は、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である、通信方法。
  9. 少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得する前記ステップは、
    前記事前に記憶された対応関係を取得するステップであって、前記対応関係が、事前に同意された対応関係であるステップ、または、
    所定の送信方式に従って前記基地局により送信された前記対応関係を受信するステップであって、前記所定の送信方式が、システムブロードキャストを使用することによる通知もしくはシグナリングを使用することによる通知を備えるステップを備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記所定の条件は、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の少なくとも1つを備え、所定の条件に従って前記少なくとも2つの方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択する前記ステップは、
    前記所定の条件がサービス型のQOS優先度を備える場合、前記サービス型の前記QOS優先度が比較的高いとき前記第1の多重アクセス方式を前記特定の多重アクセス方式として選択するステップを含み、
    前記所定の条件が信号強度を備える場合、前記信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき前記第2の多重アクセス方式を前記特定の多重アクセス方式として選択するステップを備え、
    前記所定の条件がサービス型におけるデータブロックのサイズを備える場合、前記サービス型で送信される前記データブロックの前記サイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき前記第3の多重アクセス方式を前記特定の多重アクセス方式として選択するステップを備え、
    前記所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を備える場合、前記多重アクセス方式選択範囲において定義された選択可能範囲から、多重アクセス方式を前記特定の多重アクセス方式として選択するステップを備える、請求項8に記載の方法。
  11. 所定の条件に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択する前記ステップの前に、
    前記多重アクセス方式選択範囲を事前に記憶するステップであって、前記多重アクセス方式選択範囲が、事前に同意された多重アクセス方式選択範囲であるステップ、または、
    前記多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されて、前記基地局によって送信されるシグナリングを受信するステップと、前記シグナリングを使用することによって構成される前記多重アクセス方式選択範囲を記憶するステップをさらに備える、請求項8から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記多重アクセス方式選択範囲には2つまたは3つの選択可能な多重アクセス方式が存在し、所定の条件に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択する前記ステップの後、前記方法は、
    各所定の時間間隔で、現在使用されている特定の多重アクセス方式が、前記所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するステップと、
    判断結果が、前記現在使用されている特定の多重アクセス方式が前記所定の条件をまだ満たしているというものである場合、前記現在使用されている特定の多重アクセス方式を変更せず保持するステップ、または
    判断結果が、前記現在使用されている特定の多重アクセス方式が前記所定の条件を満たしていないというものである場合、前記所定の条件に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式から、前記特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択するステップをさらに備える、請求項8から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 対応多重アクセス方式にある前記基地局によって、前記対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信する前記ステップの後、前記方法は、
    前記基地局によって再び送信された前記ダウンリンクデータを受信するステップをさらに備え、再び送信された前記ダウンリンクデータは、前記基地局が、前記対応多重アクセス方式で、前記対応多重アクセス方式に対応する前記時間−周波数リソースで送信された前記ダウンリンクデータに対する前記ユーザ機器の受信フィードバックを受信しなかった後、再び前記少なくとも2つの多重アクセス方式の内の前記対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式で前記ユーザ機器に送信される、請求項8から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 基地局であって、
    特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、前記特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信するよう構成されるアップリンク受信モジュールであって、前記特定の多重アクセス方式が、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から前記ユーザ機器によって選択される多重アクセス方式であるアップリンク受信モジュールと、
    ダウンリンクデータを、対応多重アクセス方式にある前記ユーザ機器に、前記対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信するよう構成されるダウンリンク送信モジュールであって、前記対応多重アクセス方式が、事前に記憶された対応関係に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって取得され、前記アップリンク受信モジュールによって受信された前記特定の多重アクセス方式と関連づけられる、多重アクセス方式である、ダウンリンク送信モジュールとを備え、
    前記少なくとも2つの多重アクセス方式が、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを備え、前記第1の多重アクセス方式が、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、前記第2の多重アクセス方式が、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA 多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、前記第3の多重アクセス方式が、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である、基地局。
  15. 関係送信モジュールをさらに備え、
    前記関係送信モジュールは、前記少なくとも2つの多重アクセス方式と前記時間−周波数リソースとの間の対応関係を、所定の送信方式に従って、前記ユーザ機器に送信するよう構成され、
    前記所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を備える、請求項14に記載の基地局。
  16. 所定の分類方式に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式と前記時間−周波数リソースとの間の前記対応関係を生成するよう構成される関係生成モジュールをさらに備え、
    前記所定の分類方式が、3つの方式、すなわち、時間領域による分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを備える、請求項15に記載の基地局。
  17. 前記特定の多重アクセス方式と前記対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶するよう構成される関係記憶モジュールをさらに備え、
    前記1対1の対応関係は、前記特定の多重アクセス方式が前記第1の多重アクセス方式である場合、前記対応多重アクセス方式は、前記第1の多重アクセス方式であり、
    前記特定の多重アクセス方式が前記第2の多重アクセス方式である場合、前記対応多重アクセス方式は、前記第2の多重アクセス方式であり、
    前記特定の多重アクセス方式が前記第3の多重アクセス方式である場合、前記対応多重アクセス方式は、前記第1の多重アクセス方式、前記第2の多重アクセス方式、および前記第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを備える、請求項14から16のいずれか一項に記載の基地局。
  18. 前記ダウンリンク送信モジュールは、検索ユニットと送信ユニットとを備え、
    前記検索ユニットは、前記ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式と関係づけられ、前記アップリンク受信モジュールによって受信される対応多重アクセス方式を検索するよう構成され、
    前記送信ユニットは、前記ダウンリンクデータを、前記検索ユニットによって発見された、前記対応多重アクセス方式にある前記ユーザ機器に、前記対応多重アクセス方式に対応する前記時間−周波数リソースで、送信するよう構成される、請求項14から17のいずれか一項に記載の基地局。
  19. 前記ダウンリンク送信モジュールによって送信された前記ダウンリンクデータに対する前記ユーザ機器の受信フィードバックが受信されない場合、前記少なくとも2つの多重アクセス方式の内の前記対応多重アクセス方式とは異なり、前記関係提供モジュールによって提供される、別の多重アクセス方式で前記ユーザ機器に前記ダウンリンクデータを再び送信するよう構成される再送信モジュールをさらに備える、請求項14から18のいずれか一項に記載の基地局。
  20. 前記所定の条件は、多重アクセス方式選択範囲を備え、前記基地局は、
    前記多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングを前記ユーザ機器に送信するよう構成されるシグナリング送信モジュールをさらに備え、前記多重アクセス方式選択範囲は、前記ユーザ機器が、前記所定の条件に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択した場合の、選択可能範囲である、請求項14から19のいずれか一項に記載の基地局。
  21. ユーザ機器であって、
    少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するよう構成される関係取得モジュールと、
    前記関係取得モジュールによって取得された前記少なくとも2つの多重アクセス方式から所定の条件に従って、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される方式選択モジュールと、
    前記方式選択モジュールによって選択された、前記特定の多重アクセス方式にある前記基地局に、前記特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成されるアップリンク送信モジュールと、
    対応多重アクセス方式にある前記基地局によって、前記対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信するよう構成されるダウンリンク受信モジュールとを備え、前記対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することにより前記基地局によって取得されて前記特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式であり、
    前記少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式のいずれか2つもしくは3つすべてを備え、前記第1の多重アクセス方式は、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、前記第2の多重アクセス方式は、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、前記第3の多重アクセス方式は、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である、ユーザ機器。
  22. 前記関係取得モジュールは、
    前記事前に記憶された対応関係を取得するよう構成された一致取得ユニットであって、前記対応関係が、事前に同意された対応関係である一致取得ユニット、
    または、
    所定の送信方式に従って前記基地局により送信された前記対応関係を受信するよう構成される関係受信ユニットであって、前記所定の送信方式が、システムブロードキャストを使用することによる通知もしくはシグナリングを使用することによる通知を備える関係受信ユニットを備える、請求項21に記載のユーザ機器。
  23. 前記所定の条件は、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の少なくとも1つを備え、
    前記方式選択モジュールは、第1の選択ユニット、第2の選択ユニット、第3の選択ユニット、および第4の選択ユニットの少なくとも1つを備え、
    前記第1の選択ユニットは、前記所定の条件がサービス型のQOS優先度を備える場合、前記サービス型の前記QOS優先度が比較的高いとき前記第1の多重アクセス方式を前記特定の多重アクセス方式として選択するよう構成され、
    前記第2の選択ユニットは、前記所定の条件が信号強度を備える場合、前記信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき前記第2の多重アクセス方式を前記特定の多重アクセス方式として選択するよう構成され、
    前記第3の選択ユニットは、前記所定の条件がサービス型におけるデータブロックのサイズを備える場合、前記サービス型で送信される前記データブロックの前記サイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき前記第3の多重アクセス方式を前記特定の多重アクセス方式として選択するよう構成され、
    前記第4の選択ユニットは、前記所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を備える場合、前記多重アクセス方式選択範囲において定義された選択可能範囲から、前記特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するよう構成される、請求項21に記載のユーザ機器。
  24. 前記多重アクセス方式選択範囲を事前に記憶するよう構成される一致記憶モジュールであって、前記多重アクセス方式選択範囲が事前に同意された多重アクセス方式選択範囲である一致記憶モジュール、
    または、
    前記多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用され、前記基地局によって送信されるシグナリングを受信するよう構成されるシグナリング受信モジュール、および前記シグナリング受信モジュールによって受信される前記シグナリングを使用することによって構成される前記多重アクセス方式選択範囲を記憶するよう構成される記憶モジュールをさらに備える、請求項21から23のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  25. 前記多重アクセス方式選択範囲には2つまたは3つの選択可能な多重アクセス方式が存在し、前記ユーザ機器は、各所定の時間間隔で、前記アップリンク送信モジュールによって現在使用されている特定の多重アクセス方式が前記所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するよう構成される判断モジュールと、
    前記判断モジュールの判断結果が、前記現在使用されている特定の多重アクセス方式が前記所定の条件をまだ満たしているというものである場合、前記現在使用されている特定の多重アクセス方式を変更せずに保持するよう構成される保持モジュールと、
    前記判断モジュールの前記判断結果が、前記現在使用されている特定の多重アクセス方式が前記所定の条件を満たしていないというものである場合、前記所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、前記特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択するよう構成される再選択モジュールと
    をさらに備える、請求項21から24のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  26. 前記基地局によって再び送信された前記ダウンリンクデータを受信するよう構成される再受信モジュールをさらに備え、再び送信された前記ダウンリンクデータは、前記基地局が、前記対応多重アクセス方式にあり、前記対応多重アクセス方式に対応する前記時間−周波数リソースで送信された前記ダウンリンクデータに対する前記ユーザ機器の受信フィードバックを受信しないと、前記少なくとも2つの多重アクセス方式の内の前記対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式で前記ユーザ機器に再び送信される、請求項21から25のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  27. 通信システムであって、請求項14から20のいずれか一項に記載の前記基地局と、請求項21から26のいずれか一項に記載の前記ユーザ機器とを備える、通信システム。
  28. 基地局であって、プロセッサと、受信器と、送信器とを備え、
    前記受信器は、特定の多重アクセス方式にあるユーザ機器によって、前記特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるアップリンクデータを受信するよう構成され、前記特定の多重アクセス方式は、所定の条件に従って、少なくとも2つの多重アクセス方式から前記ユーザ機器によって選択される多重アクセス方式であり、
    前記送信器は、対応多重アクセス方式にある前記ユーザ機器に、前記対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでダウンリンクデータを送信するよう構成され、前記対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することによって前記プロセッサにより取得されて、前記特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式であり、
    前記少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを備え、前記第1の多重アクセス方式は、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、前記第2の多重アクセス方式は、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、前記第3の多重アクセス方式は、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である、基地局。
  29. 前記送信器は、所定の送信方式に従って、前記ユーザ機器に、前記少なくとも2つの多重アクセス方式と、前記時間−周波数リソースとの間の対応関係を送信するようさらに構成され、
    前記所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知またはシグナリングを使用することによる通知を備える、請求項28に記載の基地局。
  30. 前記プロセッサは、所定の分類方式に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式と前記時間−周波数リソースとの間の前記対応関係を生成するようさらに構成され、
    前記所定の分類方式が、3つの方式、すなわち、時間領域による分類、周波数領域による分類、および時間−周波数領域による分類のいずれか1つを備える、請求項29に記載の基地局。
  31. 前記特定の多重アクセス方式と前記対応多重アクセス方式との間の1対1の対応関係を記憶するよう構成されるメモリをさらに備え、前記1対1の対応関係は、
    前記特定の多重アクセス方式が前記第1の多重アクセス方式である場合、前記対応多重アクセス方式は、前記第1の多重アクセス方式であり、
    前記特定の多重アクセス方式が前記第2の多重アクセス方式である場合、前記対応多重アクセス方式は、前記第2の多重アクセス方式であり、
    前記特定の多重アクセス方式が前記第3の多重アクセス方式である場合、前記対応多重アクセス方式は、前記第1の多重アクセス方式、前記第2の多重アクセス方式、および前記第3の多重アクセス方式のいずれか1つである、ということを備える、請求項28から30のいずれか一項に記載の基地局。
  32. 前記プロセッサは、前記ユーザ機器によって最近使用された特定の多重アクセス方式に対応して前記受信器によって受信される対応多重アクセス方式を検索するようさらに構成され、
    前記送信器は、前記ダウンリンクデータを、前記プロセッサによって発見された、前記対応多重アクセス方式にある前記ユーザ機器に、前記対応多重アクセス方式に対応する前記時間−周波数リソースで、送信するようさらに構成される、請求項28から31のいずれか一項に記載の基地局。
  33. 前記プロセッサは、前記受信器が前記ダウンリンクデータに対する前記ユーザ機器の受信フィードバックを受信しなかった場合、前記少なくとも2つの多重アクセス方式の内の前記対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式で前記ユーザ機器に前記ダウンリンクデータを再び送信するよう前記送信器を制御するようさらに構成される、請求項28から32のいずれか一項に記載の基地局。
  34. 前記所定の条件は、多重アクセス方式選択範囲を備え、
    前記送信器は、前記多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用されるシグナリングを前記ユーザ機器に送信するようさらに構成され、前記多重アクセス方式選択範囲は、前記ユーザ機器が、前記所定の条件に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式から多重アクセス方式を選択した場合の、選択可能範囲である、請求項28から33のいずれか一項に記載の基地局。
  35. ユーザ機器であって、プロセッサと、送信器と、受信器とを備え、
    前記プロセッサは、少なくとも2つの多重アクセス方式と時間−周波数リソースとの間の対応関係を取得するよう構成され、
    前記プロセッサは、所定の条件に従って少なくとも2つの多重アクセス方式から、特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するようさらに構成され、
    前記送信器は、前記プロセッサによって選択された、前記特定の多重アクセス方式にある基地局に、前記特定の多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースでアップリンクデータを送信するよう構成され、
    前記受信器は、対応多重アクセス方式にある前記基地局によって、前記対応多重アクセス方式に対応する時間−周波数リソースで送信されるダウンリンクデータを受信するよう構成され、前記対応多重アクセス方式は、事前に記憶された対応関係に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式を検索することにより前記基地局によって取得されて、前記特定の多重アクセス方式と関連づけられる多重アクセス方式であり、
    前記少なくとも2つの多重アクセス方式は、第1の多重アクセス方式、第2の多重アクセス方式、および第3の多重アクセス方式の少なくとも2つを含み、前記第1の多重アクセス方式は、Orthogonal Frequency Division Multiple Access OFDMA多重アクセス方式またはSingle-carrier Frequency-Division Multiple Access SC-FDMA多重アクセス方式であり、前記第2の多重アクセス方式は、OFDMA+Code Division Multiple Access CDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+CDMA多重アクセス方式であり、前記第3の多重アクセス方式は、OFDMA+Interleaver-Division Multiple Access IDMA多重アクセス方式またはSC-FDMA+IDMA多重アクセス方式である、ユーザ機器。
  36. 前記プロセッサは、前記事前に記憶された対応関係を取得するよう特に構成され、前記対応関係は、事前に同意された対応関係であり、
    または、
    前記プロセッサは、所定の送信方式に従って前記基地局により送信された前記対応関係を受信するよう前記受信器を制御するようさらに特に構成され、前記所定の送信方式は、システムブロードキャストを使用することによる通知もしくはシグナリングを使用することによる通知を備える、請求項35に記載のユーザ機器。
  37. 前記所定の条件は、サービス型のQOS優先度、信号強度、サービス型におけるデータブロックのサイズ、および多重アクセス方式選択範囲の少なくとも1つを備え、
    前記プロセッサは、前記所定の条件がサービス型のQOS優先度を備える場合、前記サービス型の前記QOS優先度が比較的高いとき前記第1の多重アクセス方式を前記特定の多重アクセス方式として選択するよう特に構成され、
    前記プロセッサは、前記所定の条件が信号強度を備える場合、前記信号強度が第1の事前設定された閾値未満であるとき前記第2の多重アクセス方式を前記特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成され、
    前記プロセッサは、前記所定の条件がサービス型におけるデータブロックのサイズを備える場合、前記サービス型で送信される前記データブロックの前記サイズが第4の事前設定された閾値未満であるとき前記第3の多重アクセス方式を前記特定の多重アクセス方式として選択するようさらに特に構成され、
    前記プロセッサは、前記所定の条件が多重アクセス方式選択範囲を備える場合、前記多重アクセス方式選択範囲において定義された選択可能範囲から、前記特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を選択するようさらに特に構成される、請求項35に記載のユーザ機器。
  38. メモリをさらに備え、
    前記メモリは、前記多重アクセス方式選択範囲を事前に記憶するよう構成され、前記多重アクセス方式選択範囲が、事前に同意された多重アクセス方式選択範囲であり、
    または、前記受信器が、前記多重アクセス方式選択範囲を構成するために使用され、前記基地局によって送信されるシグナリングを受信するようさらに構成され、および前記メモリが、前記受信器によって受信される前記シグナリングを使用することによって構成される前記多重アクセス方式選択範囲を記憶するようさらに構成される、請求項35から37のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  39. 前記多重アクセス方式選択範囲には2つまたは3つの選択可能な多重アクセス方式が存在し、
    前記プロセッサは、各所定の時間間隔で、前記送信器によって現在使用されている特定の多重アクセス方式が前記所定の条件をまだ満たしているかどうかを判断するようさらに構成され、
    前記プロセッサは、判断結果が、前記現在使用されている特定の多重アクセス方式が前記所定の条件をまだ満たしているというものである場合、前記現在使用されている特定の多重アクセス方式を変更せずに保持するようさらに構成され、
    前記プロセッサは、前記判断モジュールの判断結果が、前記現在使用されている特定の多重アクセス方式が前記所定の条件を満たしていないというものである場合、前記所定の条件に従って前記少なくとも2つの多重アクセス方式から、前記特定の多重アクセス方式として多重アクセス方式を再び選択するようさらに構成される、請求項35から38のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  40. 前記受信器は、前記基地局によって再び送信された前記ダウンリンクデータを受信するようさらに構成され、再び送信された前記ダウンリンクデータは、前記基地局が、前記対応多重アクセス方式にあり、前記対応多重アクセス方式に対応する前記時間−周波数リソースで送信された前記ダウンリンクデータに対する前記ユーザ機器の受信フィードバックを受信していない場合、前記少なくとも2つの多重アクセス方式の内の前記対応多重アクセス方式とは異なる別の多重アクセス方式で再び前記ユーザ機器に送信される、請求項35から39のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  41. 通信システムであって、請求項28から34のいずれか一項に記載の前記基地局と、請求項35から40のいずれか一項に記載の前記ユーザ機器とを備える、通信システム。
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