JP2010130209A - 無線通信システム及び無線端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の無線メディアを統合する際に、低い伝送レートの通信を避けるように動的に無線メディアを選択して通信する。
【解決手段】複数の無線メディアを有する無線基地局と複数の無線メディアを有する無線端末を備える無線通信システムにおいて、前記無線端末は、無線メディア毎に設定された所定の閾値より平均伝送レートが大きい無線メディアを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記無線メディアを前記無線基地局へ通知する通知手段と、前記無線基地局との下り方向の通信に使用する無線メディアを前記選択手段により選択された無線メディアに切り替える第1の切替手段とを有し、前記無線基地局は、前記無線端末との下り方向の通信に使用する無線メディアを前記無線端末から通知された無線メディアに切り替える第2の切替手段を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信システム及び無線端末に関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)や携帯電話網などの様々な無線メディアが開発されている。それら複数の無線メディアをシームレスに統合するための技術が、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された技術では、複数の無線メディアに対応したコグニティブ端末及びコグニティブ基地局を用いて異種無線システムを統合する。コグニティブ基地局は、無線環境を認識し、その認識結果に基づいて使用する無線メディアを選択する。
また、非特許文献1には、一つの無線メディアのみに対応した一般端末、複数の無線メディアに対応したコグニティブ端末及び基地局からなる無線通信システムにおいて、一般端末及びコグニティブ端末における無線リソースのバランスを保つための無線I/F(インタフェイス)(EV−DO方式)の無線リソース制御方法が提案されている。
また、非特許文献2には、携帯電話の無線通信システムにおいて、複数端末間の公平性と高スループットを両立させるスケジューラが記載されている。
また、特許文献2には、同一無線メディアの無線モジュールを複数備えた端末が、複数チャネルを併用して、スループットを向上させるためのスケジューラが記載されている。
特開2008−85759号公報 特開2003−9240号公報 松本 謙尚他「コグニティブ無線のための無線下りパケットスケジューリング方式の提案」、電子情報通信学会技術報告 NS2006-102 A. Jalali他「Data Throughput of CDMA-HDR a High Efficiency-High Data Rate Personal Communication Wireless System」、Proc. of IEEE VTC2000 Spring
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、無線メディアの切替判断を基地局主体で行っているため、端末台数が増加した場合に基地局の制御負荷が増大する、という問題がある。
また、非特許文献1に記載された技術では、無線メディアにおける無線リソース制御方式、つまり、既存のスケジューラの改修が必要となる、という問題がある。
また、非特許文献2及び特許文献2に記載された技術では、複数の無線メディアを統合することは考慮されていない、という問題がある。
また、上述した何れの従来技術においても、セル外周部に位置する等の為に、低い伝送レートしか確保できない端末を他の端末と同等に処理している。このために、低い伝送レートの端末が多量の無線リソースを消費し、他の端末が利用可能な無線リソースが減少する場合がある、という問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の無線メディアを統合する際に、低い伝送レートの通信を避けるように動的に無線メディアを選択して通信することが可能な無線通信システム及び無線端末を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、複数の無線メディアを有する無線基地局と複数の無線メディアを有する無線端末を備える無線通信システムにおいて、前記無線端末は、無線メディア毎に設定された所定の閾値より平均伝送レートが大きい無線メディアを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記無線メディアを前記無線基地局へ通知する通知手段と、前記無線基地局との下り方向の通信に使用する無線メディアを前記選択手段により選択された無線メディアに切り替える第1の切替手段とを有し、前記無線基地局は、前記無線端末との下り方向の通信に使用する無線メディアを前記無線端末から通知された無線メディアに切り替える第2の切替手段を有する、ことを特徴とする無線通信システムである。
また、本発明の一態様は、上記の無線通信システムにおいて、前記選択手段は、前記無線端末が使用するアプリケーションに対応する所定の閾値より平均伝送レートが大きい無線メディアを優先的に選択することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の無線通信システムにおいて、前記選択手段は、瞬時的な伝送レートが伝送レートの平均値に対して良いものを優先的に選択することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の無線通信システムにおいて、前記選択手段は、複数の無線メディアを選択し、前記無線基地局は、前記無線端末から通知された無線メディアから通信可能な無線メディアを1つ選択する無線メディア選択手段を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、複数の無線メディアを有する無線端末において、無線メディア毎に設定された所定の閾値より平均伝送レートが大きい無線メディアを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記無線メディアを無線基地局へ通知する通知手段と、前記無線基地局との下り方向の通信に使用する無線メディアを前記選択手段により選択された無線メディアに切り替える第1の切替手段とを有することを特徴とする無線端末である。
また、本発明の一態様は、上記の無線端末おいて、前記選択手段は、前記無線端末が使用するアプリケーションに対応する所定の閾値より平均伝送レートが大きい無線メディアを優先的に選択することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の無線端末おいて、前記選択手段は、瞬時的に伝送レートが良いものを優先的に選択することを特徴とする。
本発明によれば、無線メディアを切り替える機能を端末にもたせているため、端末台数が増加した場合であっても、無線基地局にかかる切り替えのための負荷を増加させずにすませられる。
また、無線端末は、平均伝送レートが所定の閾値より大きい無線メディアを選択しているため、伝送レートが低い無線メディアを選択することを防ぐことができる。このため、低い伝送レートの端末が多量の無線リソースを消費して他の端末が利用可能な無線リソースが減少することを防ぐことができ、無線リソースを有効活用することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の実施形態によるコグニティブ基地局が構成するネットワークを示す概略図である。
コグニティブ基地局は、マクロセル無線モジュール14a、マイクロセル無線モジュール14bおよびピコセル無線モジュール14cを備える。マクロセル無線モジュール14aは、最も広範な通信エリアを提供するマクロセルを形成する。マクロセルとしては、例えば、携帯電話サービスを提供するセルラーシステムのセルである。マイクロセル無線モジュール14bは、マクロセルよりも狭い範囲の通信エリアを提供するマイクロセルを形成する。マイクロセルとしては、例えば、「IEEE802.16」準拠のMobile WiMAX又は「IEEE802.20」準拠のMBWA(Mobile Broadband Wireless Access)などのセルである。ピコセル無線モジュール14cは、マイクロセルよりも狭い範囲の通信エリアを提供するピコセルを形成する。ピコセルとしては、例えば、「IEEE802.11」準拠の無線LANなどのセルである。マイクロセルおよびピコセルは、マクロセル内に配置される。なお、無線メディアの種類は、本実施形態で扱うものに限定されない。
マクロセル無線モジュール14a、マイクロセル無線モジュール14bおよびピコセル無線モジュール14cは、各々のセルの配置に対応した場所に設置される。各無線モジュール14a,14b,14cは、別途設けられたスイッチ13に通信回線を介して接続される。なお、図1では、コグニティブ基地局が備える他の構成については省略している。
図1に示されるように、スイッチ13には、マクロセルが一つだけ収容される。そして、そのマクロセルに内含されるマイクロセルおよびピコセルの全てが、該マクロセルと同じスイッチ13に収容される。これにより、一つのマクロセルと、該マクロセルに内含されるマイクロセルおよびピコセルの全てとは、同一のスイッチ13に収容され、同じリンク層で処理される。
図2は、本実施形態におけるコグニティブ基地局10の構成を示すブロック図である。図2において、コグニティブ基地局10は、コア網側インタフェイス11、仮想MAC(Media Access Control)処理部12、スイッチ13、複数の無線メディアの無線モジュール14および無線環境認識部15を備える。本実施形態では、複数の無線メディアの無線モジュール14として、マクロセル無線モジュール14aと、マイクロセル無線モジュール14bと、ピコセル無線モジュール14cとを有する(以下、特に区別しないときは「無線モジュール14」と称する)。
コグニティブ基地局10は、コア網側インタフェイス11を介して、無線通信ネットワークのコアネットワークと接続する。各コグニティブ基地局10は、コアネットワークを介して相互に接続される。また、各コグニティブ基地局10は、コアネットワークを介して、インターネット等の無線通信ネットワークの外部のネットワークに接続することができる。
コア網側インタフェイス11は、コアネットワークとの間で、ネットワーク層の通信データとして、本実施形態ではIP(Internet Protocol)パケットを送受する。
仮想MAC処理部12は、仮想MACアドレスを用いたリンクを確立するための処理を行う。仮想MACアドレスは、物理アドレスであり、基地局および端末局の各々に対して、唯一に予め付与される。コグニティブ基地局10の仮想MAC処理部12は、コグニティブ端末の仮想MAC処理部との間で、仮想MACアドレスを用いたリンクを確立する。仮想MAC処理部12は、このリンクを用いて伝送するフレームを生成する。このフレームのことを、説明の便宜上、「リンクフレーム」と称する。リンクフレームには、コアネットワークから受信されたIPパケットが格納される。仮想MAC処理部12は、生成したリンクフレームをスイッチ13に出力する。また、仮想MAC処理部12は、スイッチ13からリンクフレームを受け取り、該リンクフレームからIPパケットを取り出してコア網側インタフェイス11に出力する。
スイッチ13は、仮想MAC処理部12から入力されるリンクフレームを各無線モジュール14へ分配し、又、各無線モジュール14から入力されるリンクフレームを仮想MAC処理部12へ出力する。
無線モジュール14は、自己に固有のMACアドレスを有する。無線モジュール14に固有のMACアドレスのことを、仮想MACアドレスと区別するために、説明の便宜上、「実MACアドレス」と称する。実MACアドレスは、従来、利用されているものである。無線モジュール14は、同じ無線メディアの無線モジュールとの間で、実MACアドレスを用いた無線リンクを確立する。無線リンクは、周波数チャネル単位で確立される。
無線モジュール14は、無線リンクを用いて伝送する無線フレームを生成する。無線フレームには、スイッチ13から受け取ったリンクフレームが格納される。また、無線モジュール14は、無線リンクにより受信した無線フレームからリンクフレームを取り出してスイッチ13に出力する。
無線環境認識部15は、無線環境を認識し、その認識結果に基づき、スイッチ13に対して、仮想MAC処理部12から入力されるリンクフレームの分配先を指示する。具体的に説明すれば、まず、無線環境認識部15は、各無線モジュール14から無線情報を取得する。また、センサーアンテナ16を設け、センサーアンテナ16で観測したデータから無線情報を得てもよい。無線情報としては、例えば、RSSI(Received Signal Strength Indicator)の値、バックグラウンド雑音レベル、変調方式、送信バッファに蓄積されている送信待ちのデータ量、送信失敗を示すNACK信号を相手局から受信した回数、相手局から受信した無線フレームの不良率などが挙げられる。
無線環境認識部15は、その無線情報に基づいて、各無線メディアの通信状況を判断する。例えば、どの無線メディアが良好な通信状態であるのかを判断する。さらには、どの無線メディアのどの周波数チャネルが良好な通信状態であるのかを判断する。また、長期的な統計データや短期的な統計データを用いて、将来的に良好な通信状態が得られるであろう無線メディア、さらにはその周波数チャネルを特定する推定処理を行う。
無線環境認識部15は、各無線メディアの通信状況に基づき、スイッチ13に対して、仮想MAC処理部12から入力されるリンクフレームの分配先を指示する。リンクフレームの分配先としては、現時点で良好の通信状態であるもの、もしくは、将来的に良好な通信状態が得られるであろうものであって、一つ若しくは複数の無線モジュール14を指示し、さらにはその無線モジュール14における周波数チャネルを一つ若しくは複数を指示する。また、分配比率についても、各無線メディアの通信状況に基づいて決定し、スイッチ13に指示するようにしてよい。
スイッチ13は、無線環境認識部15から指示された分配先へ、仮想MAC処理部12から受け取ったリンクフレームを順番に出力する。なお、無線環境認識部15から分配比率が指示された場合には、その分配比率に従って、各分配先へリンクフレームを分配し出力する。
図3は、本実施形態におけるコグニティブ端末100の構成を示すブロック図である。図3において、コグニティブ端末100は、ユーザ網側インタフェイス101、仮想MAC処理部102、スイッチ103、複数の無線メディアの無線モジュール104および無線環境認識部105を備える。本実施形態では、複数の無線メディアの無線モジュール14として、マクロセル無線モジュール104aと、マイクロセル無線モジュール104bと、ピコセル無線モジュール104cとを有する(以下、特に区別しないときは「無線モジュール104」と称する)。
コグニティブ端末100は、ユーザ網側インタフェイス101を介して、例えばLANなどのユーザネットワークと接続する。各コグニティブ端末100は、ユーザネットワークを介して、インターネット等の無線通信ネットワークの外部のネットワークに接続することができる。ユーザ網側インタフェイス101は、ユーザネットワークとの間で、ネットワーク層の通信データとして、本実施形態ではIPパケットを送受する。
仮想MAC処理部102は、仮想MACアドレスを用いたリンクを確立するための処理を行う。コグニティブ端末100の仮想MAC処理部102は、コグニティブ基地局10の仮想MAC処理部12との間で、仮想MACアドレスを用いたリンクを確立する。仮想MAC処理部102は、このリンクを用いて伝送するリンクフレームを生成する。仮想MAC処理部102は、生成したリンクフレームをスイッチ103に出力する。また、仮想MAC処理部102は、スイッチ103からリンクフレームを受け取り、該リンクフレームからIPパケットを取り出してユーザ網側インタフェイス101に出力する。
スイッチ103は、仮想MAC処理部102から入力されるリンクフレームを各無線モジュール104へ分配し、又、各無線モジュール104から入力されるリンクフレームを仮想MAC処理部102へ出力する。
無線モジュール104は、自己に固有の実MACアドレスを有する。無線モジュール104は、同じ無線メディアの無線モジュールとの間で、実MACアドレスを用いた無線リンクを確立する。無線モジュール104は、無線リンクを用いて伝送する無線フレームを生成する。無線フレームには、スイッチ103から受け取ったリンクフレームが格納される。また、無線モジュール104は、無線リンクにより受信した無線フレームからリンクフレームを取り出してスイッチ103に出力する。
無線環境認識部105は、各無線モジュール104から伝送レートを取得し、取得した伝送レートに基づいて無線モジュール104を選択する。具体的には、無線環境認識部105は、各無線モジュール104から無線情報を取得する。或いは、センサーアンテナ106を設け、センサーアンテナ106で観測したデータから無線情報を得ても良い。また、無線環境認識部105は、コグニティブ基地局10からコグニティブ端末100へ無線フレームが送信される方向(以下、下り方向とする)の通信に、選択した無線モジュール104を使用するようスイッチ103に対して指示する。無線環境認識部105の処理の詳細については後述する。
なお、コグニティブ端末100のマクロセル無線モジュール104aは、コグニティブ基地局10のマクロセル無線モジュール14aと無線リンクを確立する。また、コグニティブ端末100のマイクロセル無線モジュール104bは、コグニティブ基地局10のマイクロセル無線モジュール14bと無線リンクを確立する。また、コグニティブ端末100のピコセル無線モジュール104cは、コグニティブ基地局10のピコセル無線モジュール14cと無線リンクを確立する。
[実施例1]
次に、図4を参照して、下り方向における無線メディア切替処理について説明する。図4は、本実施例における無線メディア切替処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS1では、コグニティブ端末100において、無線環境認識部105が、全ての無線モジュール104のそれぞれの時刻tにおける瞬時伝送レートR(t)を取得する。R(t)は、無線モジュール104を識別するための無線モジュールIDがiである無線モジュール104の瞬時伝送レートである。瞬時伝送レートR(t)は、例えば、パイロットチャネルのCIRから換算した伝送レート値である。なお、無線環境認識部105は、下り方向の無線フレーム送信の有無に関わらず、監視された値を瞬時伝送レートR(t)とする。また、無線環境認識部105は、予め設定された所定時間毎に瞬時伝送レートR(t)を取得している。次に、無線環境認識部105は、全ての無線モジュール104のそれぞれの平均伝送レートavgR(t)を算出する。平均伝送レートavgR(t)は、無線モジュールIDがiである無線モジュール104の平均伝送レートである。平均伝送レートavgR(t)は、以下の式(1)により算出される。ただし、ticは、無線モジュールIDがiである無線モジュール104に固有の定数である。
Figure 2010130209
そして、無線環境認識部105は、瞬時伝送レートR(t)と平均伝送レートavgR(t)から評価関数F(t)を算出する。評価関数F(t)は、以下の式(2)により算出される。評価関数F(t)は、平均伝送レートavgR(t)に対する瞬時伝送レートR(t)の大小関係を表す。
Figure 2010130209
次に、ステップS2では、無線環境認識部105は、切替先無線モジュールを選択する。この切替先無線モジュール選択処理の詳細については後述する。
次に、ステップS3では、無線環境認識部105は、現在下り方向の通信に使用している無線モジュール104が切替先無線モジュールと同一であるか否かを判定する。同一の無線モジュール104である場合には、ステップS1へ戻る。一方、同一の無線モジュール104でない場合には、ステップS4へ進む。
ステップS4では、無線環境認識部105は、コグニティブ基地局10に無線モジュール切替要求を送信する。無線モジュール切替要求は、コグニティブ端末100を識別するための端末IDと切替先情報を含むデータである。切替先情報には、切替先無線モジュールの無線モジュールIDと、瞬時伝送レートと、平均伝送レートとが含まれる。
次に、ステップS5では、コグニティブ基地局10において、無線環境認識部15が、切替タイミングを決定する。具体的には、無線環境認識部15は、切替タイミングを所定時間後或いは所定フレーム数後とする。
そして、ステップS6では、無線環境認識部15が、無線モジュール切替要求のあったコグニティブ端末100に無線モジュール切替応答を送信する。無線モジュール切替応答は、端末IDと切替タイミングを含むデータである。
次に、ステップS7では、コグニティブ端末100において、無線環境認識部105が、受信した切替タイミング時に、下り方向の通信に使用する無線モジュールとして切替先無線モジュールをスイッチ103へ指示する。
次に、ステップS8では、スイッチ103が、下り方向の通信に使用する無線モジュール104を切替先無線モジュールに切り替える。
同様に、ステップS9では、コグニティブ基地局10において、無線環境認識部15が、切替タイミング時に、コグニティブ端末100へ送信するリンクフレームの分配先として切替先無線モジュールに対応する無線モジュール14をスイッチ13へ指示する。切替先無線モジュールに対応する無線モジュール14とは、切替先無線モジュールと無線リンクを確立する無線モジュール14である。
そして、ステップS10では、スイッチ13は、コグニティブ端末100へ送信するリンクフレームを切替先無線モジュールに対応する無線モジュール14へ出力する。
このようにして、コグニティブ端末100とコグニティブ基地局間の下り方向における通信の無線メディアを切り替える。
次に、図5を参照して、コグニティブ端末100による切替先無線モジュール選択処理について説明する。図5は、本実施形態における切替先無線モジュール選択処理の手順を示すフローチャートである。この図における処理は図4のステップS2に対応する。
まず、ステップS101では、無線環境認識部105は、avgR(t)>RithかつavgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104があるか否かを判定する。Rithは、無線モジュールIDがiである無線モジュール104に設定された閾値である。また、RQoSは、コグニティブ端末100が使用するアプリケーションのQoS(Quality of Service)クラス毎に設定された閾値である。なお、Rith及びRQoSは、コグニティブ基地局10からコグニティブ端末100に通知される。無線環境認識部105は、avgR(t)>Rithを満たす無線モジュール104を選択することにより、極端に無線状況が悪い無線モジュール104を除外する。これは、コグニティブ端末100がその無線モジュール104に対応する無線メディアのセル外周部に位置している可能性があるためである。また、無線環境認識部105は、avgR(t)>RQoSを選択することにより、コグニティブ端末100が使用するアプリケーションのQoSを満たす伝送レートを確保する。avgR(t)>RithかつavgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104がある場合には、ステップS102へ進む。一方、avgR(t)>RithかつavgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104がない場合には、ステップS103へ進む。
ステップS102では、無線環境認識部105は、avgR(t)>RithかつavgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104であって、評価関数F(t)が最大である無線モジュール104を切替先無線モジュールとする。つまり、無線環境認識部105は、コグニティブ端末100の位置がセル外周部以外となる無線メディアに対応する無線モジュール104であって、アプリケーションのQoSを満たす伝送レートを確保し、かつ、瞬時的に伝送レートの良い無線モジュール104を選択する。
一方、ステップS103では、無線環境認識部105は、avgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104があるか否かを判定する。avgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104がある場合には、ステップS104へ進む。一方、avgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104がない場合には、ステップS105へ進む。
ステップS104では、無線環境認識部105は、avgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104であって、評価関数F(t)が最大である無線モジュール104を切替先無線モジュールとする。つまり、無線環境認識部105は、アプリケーションのQoSを満たす伝送レートを確保し、かつ、瞬時的に伝送レートの良い無線モジュール104を選択する。
一方、ステップS105では、無線環境認識部105は、avgR(t)>Rithを満たす無線モジュール104があるか否かを判定する。avgR(t)>Rithを満たす無線モジュール104がある場合には、ステップS106へ進む。一方、avgR(t)>Rithを満たす無線モジュール104がない場合には、ステップS107へ進む。
ステップS106では、無線環境認識部105は、avgR(t)>Rithを満たす無線モジュール104であって、評価関数F(t)が最大である無線モジュール104を切替先無線モジュールとする。つまり、無線環境認識部105は、コグニティブ端末100の位置がセル外周部以外となる無線メディアに対応する無線モジュール104であって、瞬時的に伝送レートの良い無線モジュール104を選択する。
一方、ステップS107では、無線環境認識部105は、平均伝送レートavgR(t)が最大である無線モジュール104を切替先無線モジュールとする。これは、利用可能な無線モジュールが存在しない状況を避けるためである。
このように、本実施形態によれば、コグニティブ端末100が無線モジュール切り替えの判断を行っているため、端末台数が増加した場合であっても、コグニティブ基地局10にかかる負荷は変わらない。このため、端末台数が増加しても、コグニティブ基地局10の制御負荷を増加させずにすませられる。
また、コグニティブ端末100は、低い伝送レートしか得られない無線モジュール104を避けて切替先無線モジュールを選択している。このため、低い伝送レートの端末が多量の無線リソースを消費して他の端末が利用可能な無線リソースが減少することを防ぐことができ、無線リソースを有効活用することができる。
[実施例2]
次に、本実施形態における他の実施例について説明する。本実施例では、コグニティブ端末100は複数の切替先無線モジュール候補を選択する。そして、コグニティブ基地局10が、選択された複数の切替先無線モジュール候補から切替先無線モジュールを選択する。
図6を参照して、下り方向における無線メディア切替処理について説明する。図6は、本実施例における無線メディア切替処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS21では、コグニティブ端末100において、無線環境認識部105が、全ての無線モジュール104のそれぞれの瞬時伝送レートR(t)を取得する。次に、無線環境認識部105は、全ての無線モジュール104のそれぞれの平均伝送レートavgR(t)を算出する。そして、無線環境認識部105は、瞬時伝送レートR(t)と平均伝送レートavgR(t)から評価関数F(t)を算出する。平均伝送レートavgR(t)及び平均伝送レートavgR(t)の算出方法は実施例1と同様である。
次に、ステップS22では、無線環境認識部105は、切替先無線モジュール候補をn個選択する。nは予め設定された2以上の整数である。この切替先無線モジュール候補選択処理の詳細については後述する。
次に、ステップS23では、無線環境認識部105は、切替先無線モジュール候補に現在下り方向の通信に使用している無線モジュール104があるか否かを判定する。無線モジュール104がある場合には、ステップS21へ戻る。一方、無線モジュール104がない場合には、ステップS24へ進む。
ステップS24では、無線環境認識部105は、コグニティブ基地局10に無線モジュール切替要求を送信する。無線モジュール切替要求は、コグニティブ端末100を識別するための端末IDと切替先情報を含むデータである。切替先情報には、n個の切替先無線モジュール候補の無線モジュールIDと、瞬時伝送レートと、平均伝送レートと、候補順位と、が含まれる。
次に、ステップS25では、コグニティブ基地局10において、無線環境認識部15が、各切替先無線モジュール候補における無線システムの混雑度を確認し、コグニティブ端末10を収容可能な無線システムの切替先無線モジュール候補であって、候補順位が最上位のものを切替先無線モジュールとして選択する。
次に、ステップS26では、無線環境認識部15が、無線切替タイミングを決定する。
そして、ステップS27では、無線環境認識部15が、無線モジュール切替要求のあったコグニティブ端末100に無線モジュール切替応答を送信する。無線モジュール切替応答は、端末IDと、切替先無線モジュールと、切替タイミングとを含むデータである。
次に、ステップS28では、コグニティブ端末100において、無線環境認識部105が、受信した切替タイミング時に、下り方向の通信に使用する無線モジュールとして切替先無線モジュールをスイッチ103へ指示する。
次に、ステップS29では、スイッチ103が、下り方向の通信に使用する無線モジュール104を切替先無線モジュールに切り替える。
同様に、ステップS30では、コグニティブ基地局10において、無線環境認識部15が、切替タイミング時に、コグニティブ端末100へ送信するリンクフレームの分配先として切替先無線モジュールに対応する無線モジュール14をスイッチ13へ指示する。
そして、ステップS31では、スイッチ13は、コグニティブ端末100へ送信するリンクフレームを切替先無線モジュールに対応する無線モジュール14へ出力する。
次に、図7を参照して、コグニティブ端末100による切替先無線モジュール候補選択処理について説明する。図7は、本実施形態における切替先無線モジュール候補選択処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS201では、無線環境認識部105は、avgR(t)>RithかつavgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104があるか否かを判定する。avgR(t)>RithかつavgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104がある場合には、ステップS202へ進む。一方、avgR(t)>RithかつavgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104がない場合には、ステップS203へ進む。
ステップS202では、無線環境認識部105は、avgR(t)>RithかつavgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104であって、評価関数F(t)の降順に並べた上位n個を切替先無線モジュール候補とする。また、無線環境認識部105は、上位の無線モジュール104から順に候補順位を高くする。
一方、ステップS203では、無線環境認識部105は、avgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104があるか否かを判定する。avgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104がある場合には、ステップS204へ進む。一方、avgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104がない場合には、ステップS205へ進む。
ステップS204では、無線環境認識部105は、avgR(t)>RQoSを満たす無線モジュール104であって、評価関数F(t)の降順に並べた上位n個を切替先無線モジュール候補とする。また、無線環境認識部105は、上位の無線モジュール104から順に候補順位を高くする。
一方、ステップS205では、無線環境認識部105は、avgR(t)>Rithを満たす無線モジュール104があるか否かを判定する。avgR(t)>Rithを満たす無線モジュール104がある場合には、ステップS206へ進む。一方、avgR(t)>Rithを満たす無線モジュール104がない場合には、ステップS207へ進む。
ステップS206では、無線環境認識部105は、avgR(t)>Rithを満たす無線モジュール104であって、評価関数F(t)の降順に並べた上位n個を切替先無線モジュール候補とする。また、無線環境認識部105は、上位の無線モジュール104から順に候補順位を高くする。
一方、ステップS207では、無線環境認識部105は、平均伝送レートavgR(t)の降順に並べた上位n個を切替先無線モジュール候補とする。また、無線環境認識部105は、上位の無線モジュール104から順に候補順位を高くする。
このように、本実施形態によれば、コグニティブ端末100が複数の切替先無線モジュール候補を選択し、コグニティブ基地局10が切替先無線モジュール候補から切替先無線モジュールを選択する。これにより、例え候補順位が最上位の無線モジュール104に切り替えができない場合であっても、現在使用中の無線モジュール104より無線状況の良いいずれかの無線モジュール104に切り替えが可能になる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では、コグニティブ基地局10が備える、マクロセル無線モジュール14aと、マイクロセル無線モジュール14bと、ピコセル無線モジュール14cと、スイッチ13とが、分散して設置されるが、同一場所、同一筐体に設置されてもよい。
また、本実施形態では、上述した切替先無線モジュール選択処理においてステップS107で平均伝送レートavgR(t)が最大である無線モジュール104を選択しているが、評価関数F(t)が最大である無線モジュールを選択してもよい。これにより、平均状態よりも無線状況が最も良い無線モジュール104を選択可能となる。同様に、上述した切替先無線モジュール候補選択処理においてステップS207で平均伝送レートavgR(t)の降順に並べた上位n個を切替先無線モジュール候補としているが、評価関数F(t)の降順に並べた上位n個を切替先無線モジュール候補としてもよい。これにより、平均状態よりも無線状況が良い上位n個の無線モジュール104を切替先無線モジュール候補として選択可能となる。
本発明の実施形態によるコグニティブ基地局が構成するネットワークを示す概略図である。 本実施形態におけるコグニティブ基地局の構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるコグニティブ端末の構成を示すブロック図である。 実施例1における無線メディア切替処理の手順を示すフローチャートである。 実施例1における切替先無線モジュール選択処理の手順を示すフローチャートである。 実施例2における無線メディア切替処理の手順を示すフローチャートである。 実施例2における切替先無線モジュール候補選択処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10…コグニティブ基地局 11…コア網側インタフェイス 12…仮想MAC処理 13…スイッチ 14a…マクロセル無線モジュール 14b…マイクロセル無線モジュール 14c…ピコセル無線モジュール 15…無線環境認識部 16…センサーアンテナ 100…コグニティブ基地局 101…コア網側インタフェイス 102…仮想MAC処理 103…スイッチ 104a…マクロセル無線モジュール 104b…マイクロセル無線モジュール 104c…ピコセル無線モジュール 105…無線環境認識部 106…センサーアンテナ

Claims (7)

  1. 複数の無線メディアを有する無線基地局と複数の無線メディアを有する無線端末を備える無線通信システムにおいて、
    前記無線端末は、
    無線メディア毎に設定された所定の閾値より平均伝送レートが大きい無線メディアを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記無線メディアを前記無線基地局へ通知する通知手段と、
    前記無線基地局との下り方向の通信に使用する無線メディアを前記選択手段により選択された無線メディアに切り替える第1の切替手段とを有し、
    前記無線基地局は、
    前記無線端末との下り方向の通信に使用する無線メディアを前記無線端末から通知された無線メディアに切り替える第2の切替手段を有する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記選択手段は、前記無線端末が使用するアプリケーションに対応する所定の閾値より平均伝送レートが大きい無線メディアを優先的に選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記選択手段は、瞬時的な伝送レートが伝送レートの平均値に対して良いものを優先的に選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  4. 前記選択手段は、複数の無線メディアを選択し、
    前記無線基地局は、前記無線端末から通知された無線メディアから通信可能な無線メディアを1つ選択する無線メディア選択手段を有する
    ことを特徴とする請求項1から3いずれか1の項に記載の無線通信システム。
  5. 複数の無線メディアを有する無線端末において、
    無線メディア毎に設定された所定の閾値より平均伝送レートが大きい無線メディアを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記無線メディアを無線基地局へ通知する通知手段と、
    前記無線基地局との下り方向の通信に使用する無線メディアを前記選択手段により選択された無線メディアに切り替える第1の切替手段と
    を有することを特徴とする無線端末。
  6. 前記選択手段は、前記無線端末が使用するアプリケーションに対応する所定の閾値より平均伝送レートが大きい無線メディアを優先的に選択することを特徴とする請求項5に記載の無線端末。
  7. 前記選択手段は、瞬時的に伝送レートが良いものを優先的に選択することを特徴とする請求項5又は6に記載の無線端末。
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