JP2016518967A - 水環境の添加剤投与装置およびシステム、ならびにその方法およびソフトウェア - Google Patents

水環境の添加剤投与装置およびシステム、ならびにその方法およびソフトウェア Download PDF

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Abstract

添加剤識別デバイスを含む取外し可能な添加剤容器から水環境に添加剤を加えるための投与システムおよび方法が提供される。また投与システムは、添加剤容器の添加剤を識別するように、取外し可能な添加剤容器の添加剤識別デバイスと連動するように設計され構成された添加剤存在検出デバイスを含む。制御装置は、所望の添加剤を制御可能に分注する分注機構を制御するように、添加剤存在検出デバイスにより投与信号および添加剤の識別を使用する。複数の添加剤受領部は、各添加剤受領部内の添加剤をこのような投与システムにより適切に識別できるように、投与システム内に含んでもよい。【選択図】図1

Description

関連出願データ
本出願は、2013年3月15日に「水環境の添加剤投与装置およびシステム、ならびにその方法およびソフトウェア」という名称で出願された米国特許仮出願第61/798,315号の優先権の利益を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、一般に水環境内の水質を維持する分野に関する。詳細には、本発明は、水環境の添加剤投与装置およびシステム、ならびにその方法およびソフトウェアを対象とする。
水質を維持することは広範囲の環境に重要である。例えば、魚および/または他の水中生物を飼育するために、水質をある特定の許容範囲内に保って水中生物の健康を保たなければならない。別の例として、水泳および飛び込みプール、温水浴槽、および他のスポーツ、娯楽、ならびに水の身体治療における水は、水の透明度を維持するためだけでなく、水系感染症および/または処理薬品への過剰曝露から水中のユーザの身体の安全を守るためにも、一定基準の品質を保つ必要がある。さらに別の例として、摂取用に水を安全にする、分注システムの害を少なくする、また飲用者の健康を増進する(例えばフッ素および/または他の栄養素を加える場合)などの、多数の理由の任意の1つまたは複数のために、様々な化学成分に関して飲料水の品質を許容範囲内に維持する必要がある。これらは水質を維持かつ/または制御するために重要である設定のわずか数例であることが、当業者には容易に理解されよう。
本発明を説明するために、図面は本発明の1つまたは複数の実施形態の態様を示す。しかし、本発明は図面に示されたそのままの構成および手段に限定されないことを理解されたい。
本発明の様々な態様により作成された投与システムのハイレベルブロック図である。 本発明の様々な態様により作成された複数の受領部投与器のハイレベルブロック図である。 水槽システムサンプと係合された複数の受領部投与器の等角図である。 投与器の構成要素のサブセットを示す、図3の複数の受領部投与器の拡大背面等角図である。 図3の複数の受領部投与器の分注位置の1つの拡大等角断面図である。 図3の複数の受領部投与器などの、本開示の投与器と共に使用できる分注ロッドの拡大等角図である。 図6Aの分注ロッドの別の図である。 図3の複数の受領部投与器などの、本開示の投与器と共に使用できる分注ビンの拡大等角断面図である。 図7Aの分注ビンの別の図である。 図3の複数の受領部投与器の1対の分注ビンを示す拡大上部等角図である。一方の分注ビンは添加容器を収容しており、他方は添加容器を収容していない。 図3の複数の受領部投与器の1対の受領部の拡大上部等角図である。一方の受領部は分注ビンによって係合されており、他方は分注ビンによって係合されていない。 投与器に分注された添加剤の量および/または投与器に存在する添加剤の量を計るための、計量システムの使用に適した懸架投与機構支持部を示す、図3の複数の受領部投与器の拡大立面裏面図である。 添加剤容器内の添加剤を投与システムに同定するために無線周波数識別システムを利用する、添加剤容器および分注ビンの構成の垂直断面図である。 本開示の投与システムと共に使用するために適した離散分注器の垂直断面図である。 充填位置における分注棒を示す、本開示の投与システムと共に使用するために適した線形分注機構の部分断面図である。 分注位置における分注棒を示す、図13Aの線形分注機構の部分断面図である。 本開示の添加剤識別システムに使用できる、複数のスイッチシステムの部分断面図である。 本開示の知能投与システムと共に使用可能な、液体容器のための分注キャップの立面図である。 本開示の任意の1つまたは複数の自動化された態様、特徴、方法を実行するために使用できる、コンピューティング・システムを示すハイレベルブロック図である。 本開示の投与システムに使用するための分注ロッドの別の例を示す図である。
本開示は、上に収載された水環境などのあらゆる広範囲の水環境に1つまたは複数の添加剤を投与するために、とりわけシステム、デバイス、および装置ならびにそれに関する様々な方法およびソフトウェアを対象とし、また2012年12月13日に「水環境監視/測定システムに使用するための潜水可能な化学指標装置」という名称で出願された米国特許出願第13/713,495号に対処する。この出願はその開示、すなわち添加剤を投与する水環境と、監視装置、システム、方法、およびソフトエアと、自動監視の有無の双方に対して投与計算機、システム、装置、方法、およびソフトウェアを含む、自動式ならびに手動式投与と、投与システム、デバイス、および装置、ならびに本開示の様々な方法およびソフトウェアと共に利用できるコンピューティング・プラットフォームおよびネットワークの開示が、本明細書に組み込まれる。これらのシステム、デバイス、および装置、ならびに様々な方法およびソフトウェアの多数の例示的態様および実施形態は、以下に説明される。しかし、これらの例は例示に過ぎず、多くの変形が可能であり、このような変形は本開示の基礎的教示を使用して当業者が容易に作成できることを、当業者には理解されよう。
その点を考慮して、図1は、水112、および恐らく1つまたは複数の生命体または水に曝される無生物などの他の物質116を含有する、水環境108に添加剤104を投与するために適した例示的投与システム100を示す。当業者は容易に理解するように、添加剤104は、例えば水112の品質および/または性質を維持し、かつ/または水中に配置された、あるいは水に曝された1つまたは複数の生命体または無生物116を維持かつ/または育てるために、水環境108に必要とされることがある、あらゆる広範囲の添加剤であることが可能である。添加剤の例には、これに限定されないが、カルシウム、鉄、微量元素、ヨウ素、カリウム、動物性食品、植物性食品、肥料、マグネシウム、炭酸硬度、pH/pOH調整剤、医薬品添加剤、治療添加剤などが含まれる。投与システム100に関連して、添加剤104は、とりわけ(粒状にした、粉末にした、薄片にした、すり潰した、丸めた、挽いた、押し出して離散化した、押し潰した、または別法により粒子に離散化した)微粒子、分散を含む液体、およびゲルなどのあらゆる適切な形であることが可能である。概して添加剤104の形は、投与システム100の高レベルの機能性に無関係である。当業者および特定のタイプの水環境の作業者は、特定の適用に必要な添加剤を容易に理解し、したがってそれがその適用に添加剤104として使用するために適するはずであることを容易に理解するであろう。上記のように、水環境108の大きさ、および投与システム100の構成要素の大きさ、ならびに水環境に重要な変化をもたらす投与システムの機能に関する実用性以外に、概して水環境108が何であるかに対して基本的制約はない。本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される場合、用語「水環境」は水環境自体(例えば水槽、水泳プール、温水浴槽など)だけでなく、あらゆる付属物(例えばサンプ、混合室など)および/または実際の水環境から流入する、かつ/または実際の水環境に流出する水112を含有する、水環境の保守システム(例えば濾過システム、再循環システム、給水システム、復水補給水システムなど)も含むことに留意されたい。
投与システム100は、添加剤104を含有する添加剤容器128を受領するように適合された、受領部124を含む投与器120を備える。この例では、容器128は受領部124と取外し可能に係合される。一例では、容器128は、ユーザが適切な源から購入する容器などの包装済みの添加剤容器、またはユーザが自身の添加剤を加えた、ユーザが充填した容器のどちらでもよい。いずれの場合も、添加剤104および投与器120内の添加剤の存在についての識別情報132は、自動的に知らされ、かつ/または投与システム100によりあらゆる様々な方法(その多くは本明細書に説明されている)で発見される。添加剤104についてのこの認識で、投与システム100は、以下に説明するように適切な決定および/または適切な行為を行うことができる。
この認識を促すために、添加剤容器128は添加剤識別デバイス136を含み、投与器120は対応する添加剤存在検出デバイス140を含む。デバイス140は、必要な認識を得るために添加剤容器上にある、または近位にある添加剤識別デバイスと連動する。本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される場合、用語「連動(interface)」ならびにその異なる品詞および複数形は、添加剤識別デバイス136が添加剤存在検出デバイス140と共に使用されるように具体的に設計され、添加剤識別デバイスは、添加剤容器128および/またはその中身もしくは対象とする中身を投与器120および/または投与システム100の別の部分を識別する情報で符号化されるように設計されることを意味する。その最も単純な形では、情報のこのような符号化は、単に添加剤容器128(容器の固有の形状は添加剤識別デバイス136を提供する)と投与器120(投与器の一部の一致結合する形状は、添加剤存在検出デバイス140を提供する)との間の共形の嵌合、および/または容器(すなわち添加剤識別デバイス)上の物理的構造と投与器120(すなわち添加剤存在検出デバイス)上の物理的構造との間にキー嵌合を介して達成することができる。より複雑な形では、情報のこのような符号化は、適切な読取機(すなわち添加剤存在検出デバイス140)を介して、とりわけ電子的に(例えば固体記憶装置内に)、磁気的に(例えば磁気媒体内に)、光学的に(例えばバーコード、マトリックスコード、テキストなどとして)、または触覚的に(例えば隆起形体、窪んだ形体、隆起形体と窪んだ形体との組合せのパターンなど)読取可能であるように情報を符号化できる。読取可能な符号化に関して、可読デバイス、すなわち添加剤識別デバイス136は、これらの例ではそれぞれが固体記憶装置を含むデバイス(無線周波数識別(RFID)デバイスなど)、磁気媒体を含むデバイス(磁気ストライプなど)、光可読情報を含むデバイス(印刷ラベルなど)、および触覚可読構造(容器が形成された後、もしくは容器が形成されているとき、または別法としてキーシステムなどを通して容器に関連付けて、容器に固定する取付具上の添加剤容器128の中に形成された1つまたは複数の形体など)であるはずである。添加剤存在検出デバイス140に適切な読取機の例には、これに限定されないが、RFID読取機、磁気読取機、光読取機(例えばレーザスキャナーに基づく、光検出器に基づくなど)、および触覚読取機(例えばスイッチアレイに基づく)が含まれる。添加剤存在検出デバイス140に使用される読取機が何であろうと、読取機は、添加剤104(もしくは少なくとも添加剤を含有すると思われる容器)の存在を信号で伝える、かつ/または添加剤および/もしくは添加剤の適切な投与量を決定するために必要とされ得るその様々な起因を識別する具体的な情報を提供する、適切な読取機信号144を出力できる。添加剤識別デバイス136および添加剤存在検出デバイス140は、特に本明細書に表された例を考慮して様々な形をとることができることを、当業者には容易に理解されよう。
この例では、投与器120は、投与信号152に応答して添加剤104を分注する分注システム148を含む。分注システム148は、添加剤104の物理的分注を水環境104の中に実行する1つまたは複数の分注機構156、および投与信号152に応答して該1つまたは複数の分注機構を駆動する1つまたは複数のアクチュエータ160を含む。各分注機構156は、これに限定されないが、とりわけ回転機構(例えば分注受容型、および螺旋型)、弁機構(回転、仕切り、ボールなど)、線形可動受容機構、粉砕機構、およびおろし機構、ならびにそれらのあらゆる組合せなどを含む、あらゆる多数の分注機構であることが可能である。選択された各分注機構が特定の型の添加剤104に適切である限り、基本的に分注システム148に使用することができる分注機構(複数可)の型に制限はない。アクチュエータ160に使用できる例示的アクチュエータには、これに限定されないが、回転モータ、空気圧アクチュエータ、油圧アクチュエータ、圧電アクチュエータなど、およびそれらのあらゆる組合せが、接続するあらゆる変速機(減速ギア式変速機など)を伴い、または伴わず、および/または接続するあらゆる機械的リンクなしに含まれる。分注システム148として使用するために適切な分注システムの実施形態の一部が本明細書に説明されている。しかしこれらの実施形態は限定ではなく、むしろ例示とみなされるべきである。本明細書に提示された具体例によって示されたように、分注機構(複数可)156、アクチュエータ(複数可)160およびそれらの一部などの分注システム148の構成要素を、投与器120もしくは添加剤容器128または両方の一部もしくは付属品として配置し構成することができる。
投与器120は、任意選択として添加剤容器128内に含有された添加剤104の量、および/または分注操作中に分注システム148から分注された添加剤の量を決定するための情報を検知かつ/または制御できる、添加剤容量検知システム164を含むことができる。添加剤容量検知システム164として使用するために適切な検知システムの例には、とりわけ計量システム(例えばロードセルに基づく)、光学システム(レベル検知、流れ検知)、容積測定システム、流量計、およびレベル指示器(例えば浮動に基づく、音響センサに基づく、容量センサに基づくなど)が含まれる。基本的に添加剤容量検知システム164に対して使用できるシステムの型に制限はない。ロードセルに基づく計量システムのための例示的懸架構造は、図8に関連して以下に説明されている。
投与器120および/または添加剤容器128は、任意選択として添加剤容器から添加剤104を分注する支援をする、分注支援システム168を含むことができる。分注支援システム168に対して使用できる分注支援システムの例には、これに限定されないが、流動可能な固形の添加剤の流れを支援する振動器(例えば電圧、偏心質量など)、固体の添加剤をグラインダー、シェーバーなどに押圧するあるいは別法として移動させる送給機構、および経年で分離する傾向があるが、分注前に充分に混合する必要がある構成要素を有する添加剤を混合する混合器が含まれる。分注システム148と同様に、分注支援システムの様々な構成要素を、投与器120、添加剤容器128、受領部124、またはそれらのあらゆる組合せの一部または付属品として配置し構成することができる。分注支援システム168は、存在する場合、適切な分注支援制御信号172を介して制御することができる。
投与システム100が添加剤104の適切な投与量を水環境108の中に分注させる多数のあらゆる方法で、投与システム100を制御することができる。例えばユーザが情報を適切なユーザインターフェース176に入力することにより、投与システム100を「手動で」制御することができる。ユーザインターフェース176は、投与器120の一部、またはとりわけ汎用コンピューティング・デバイス(例えばスマートフォン、タブレット・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータなど)もしくは専用制御デバイスなどの適切な外部デバイス180上に配置された非搭載型投与器であることが可能である。ユーザインターフェース176が外部デバイス180上に配置される場合、外部デバイスは、ネットワーク、有線システム(例えばユニバーサル・シリアル・バス・システム、FIREWIRE(登録商標)システムなど)または無線システム(BLUETOOTH(登録商標)システム、WI−FI(登録商標)システム、ピコネット無線システムなど)およびそれらのあらゆる組合せなどの、あらゆる適切な通信システムを介して投与器120と通信してもよい。一例では、ユーザインターフェース176は、ユーザが添加剤の量、投与の速度、投与の期間などの1つまたは複数の投与のパラメータを入力する必要があることがある。別の例では、ユーザインターフェース176は、水量および影響を受ける水の成分の所望のレベルなど、ユーザがその成分の現在のレベルを入力することのみを必要とする、一定レベルの認識を有してもよい。これらの例のいずれにおいても、ユーザは水の試験を手動で行う、または投与システム100と一体化されていない監視デバイスを使用することで入力情報を決定してもよい。
投与器120が有し得る独立型機能性のレベルに依存して、投与器120は、投与信号(複数可)152、および/または入力の中でとりわけユーザ入力信号(複数可)192(ある場合)、読取機信号(複数可)144(ある場合)、および添加剤容量検知信号166(ある場合)の機能としての分注支援制御信号(複数可)172の発生などの必要な機能性を提供する、オンボード処理システム188を含んでもよい。当業者には容易に理解されるように、オンボード処理システム188は、マイクロプロセッサ、システムオンチップ、特定用途向け集積回路、ならびに支援回路およびシステムなどのあらゆる様々な公知の構成要素を含むことができる。含まれる場合、オンボード処理システム188は通信システム184と通信できる。オンボード処理システム188は、投与システム100などの投与システムに関連した制御装置の一部であってもよい。制御装置は、投与システムと関連した1つまたは複数のデバイス(例えば水環境監視装置194)および/または投与システムの1つまたは複数の構成要素(例えば制御装置の一部は複数の処理要素を横切って分布されてもよく、それぞれは対応する添加剤受領部と関連する)を横切って分布されてもよい。このように分布された制御装置において、制御装置は1つまたは複数の処理要素を含んでもよい。
他の例では、該1つまたは複数の投与パラメータは水質監視システム194または投与器120のオフボードに配置された他のデバイス(とりわけ供給タイマーなど)に由来してもよい。監視システムとして使用するために適切な水質監視システムの例は、2012年12月13日に「水環境監視/測定システムに使用するための潜水可能な化学指標装置」という名称で出願された米国特許出願第13/713,495号に説明されており、この出願は上に示されたように、このような監視システムの開示全体が参照により本明細書に組み込まれる。このような自動水質監視システムの使用を促進するために、図1の投与システム100は、監視システムからの情報に基づいて投与信号152を発生できる投与計算機196を含むことができる。投与計算機196として使用するために適切な投与計算機の例は、2012年12月13日に「水環境監視/測定システムに使用するための潜水可能な化学指標装置」という名称で出願された米国特許出願第13/713,495号に説明されており、この出願は上に示されたように、このような投与計算機の開示全体が参照により本明細書に組み込まれる。
使用される添加剤識別デバイス136および添加剤存在検出デバイス140の型に依存して、投与システム100は様々な方法で機能することができる。例えば特定の型の添加剤104のみが使用できるように、添加剤識別デバイス136および添加剤存在検出デバイス140が一部に独自にキー係合するかまたは嵌合している場合は、投与器120に添加剤容器128が独自にキー係合するかまたは共形係合することにより、適切な添加剤容器のみを投与器に設置できるという事実のみにより、投与システム120は確実に適切な添加剤104が使用されるようにする。この非知能システムでは、添加剤存在検出デバイス140は、異なる添加剤を唯一の受領部124を有する投与器120と共に使用できるようにユーザが交換できる、取外し可能なキー係合部または共形受容体(図示していないが図8を参照されたい)を含むことができることに留意されたい。また図8に関連して以下に示されるように、このような非知能システムは、取外し可能な添加剤受容体、例えば添加剤容器に、その受容体と嵌合する添加剤を識別する情報を符号化するあらゆる無線周波数、磁気、光学、および触覚デバイスなどの可読デバイスを提供することにより知能を作ることができる。したがって投与器120は対応する読取機(図示せず)で補強することができ、この読取機は、基本的に添加剤存在検出デバイス140に関連して上に説明された読取機のように、知能添加剤存在検出デバイスとして機能する。
上に提供された非知能の例とは対照的に、添加剤容器128が可読添加剤識別デバイス136および添加剤存在検出デバイス140を含む際、添加剤存在検出デバイス140は可読添加剤識別デバイスを読み取ることができ、処理システム188(存在する場合)または投与計算機196(存在する場合)などの読取信号が伝達する添加剤104についての情報を使用できる投与システム100の構成要素に読取信号144を提供できる。例として、それぞれが図1の投与器120と同様の複数の同様の投与器を、ラベル、含有する添加剤、および容器に固定された同様の添加剤識別デバイスの情報が符号化される以外は同じである添加剤容器内に、梱包済の形で入手可能な複数の添加剤を投与するために使用する水環境設定が想定できる。その結果としてこの例では、すべての投与器は同じであり、各容器をあらゆる投与器に係合することができる。各添加剤容器が対応する添加剤を独自に識別する、それ自体の可読添加剤識別デバイスを有して、投与システムは例えば投与計算機、処理システム、または両方を介して、対応するそれぞれの添加剤存在検出デバイス(すなわち読取機)からどの添加剤がどの投与器内にあるかを決定される。投与については、投与システムは次いでこの知能を利用して、必要に応じて適切な投与器に投与信号を送信することにより異なる添加剤の適切な投与量を制御できる。
複数の投与器の前述の例に関連して、図2は4つの受領部204A〜204Dを有する例示的複数の受領部投与器200を示す。4つの受領部204A〜204Dは各々同一であり、あらゆる添加剤を含有できる添加剤容器208A〜208Dを受領するように構成される。前述の複数の投与器の例と同様に、各受領部は対応する読取機212A〜212Dを有し、これらは添加剤存在検出器として機能し、対応する添加剤識別デバイス216A〜216Dを読み取ることができる。読取機212A〜212Dは、無線周波数、磁気、光学、触覚、スイッチマトリックスなどのあらゆる適切な型であることが可能であり、すべては同じ型であることが可能であるので、添加剤容器208A〜208Dが受領部204A〜204Dの間で交換可能である。それに応じて、添加剤識別デバイス216A〜216Dは読取機212A〜212Dによって読取り可能な型である。概して容器が異なる添加剤(同じ添加剤だが、異なる濃度または形(例えば液体に対する固体)の添加剤を含む)を含有する際に、容器間の唯一の差異は、各容器内の特定の添加剤に関する情報を含む添加剤識別デバイス216A〜216Dの符号である。当然のことながら、各添加剤容器208A〜208Dが人間のユーザに中身について知らせるために有することがある(特に梱包済を購入した場合)あらゆるラベルも、通常異なるはずである。
複数の受領部投与器200および同様の複数の受領部投与器を多くの方法で使用できることが当業者には理解されよう。例えば、4つ以下の異なる添加剤を常時準備する必要がある場合、それらの添加剤を必要なときに常に利用できるようにそれらの添加剤を常時複数の受領部投与器200内に保持することができる。特定の型の添加剤が他の添加剤より多く必要な場合は、2つ以上の受領部204A〜204Dに同時に同じ添加剤を投入することができる。複数の受領部投与器200、または投与器の投与操作を制御する投与制御装置220などのあらゆる投与制御装置は、添加剤識別デバイス216A〜216Dを読み取ると、読取機212A〜212Dから適切な信号224A〜224Dを受けて、どの添加剤がどの受領部204A〜204D内にあるかを自動的に認識する。さらに別の例では、問題の水環境、ここでは水環境228がいつもの投与添加剤に加えて臨時に指定の添加剤を必要とする場合、適切な添加剤容器(複数可)、例えば1つまたは複数の添加剤容器208A〜208Dを任意の4つの受領部204A〜204Dに設置することにより、このような臨時の添加剤を提供することができ、また読取機212A〜212Dの対応する読取機および容器(複数可)のそれぞれの添加剤識別デバイス(複数可)を介して、投与制御装置220は、どの投与機構(複数可)232A〜232Dが指定の投与に対して臨時の指定の添加剤(複数可)で作動するべきかを認識する。指定の投与が完了した後、ユーザは指定の添加剤容器(複数可)を取り除き、必要に応じて任意のいつもの投与添加剤容器と交換できる。
次に図3および4を参照すると、これらの図は追加の特徴および機能を有することに加えて、図2の複数の受領部投与器204および図1の投与器120のそれぞれに関して上に説明された特徴および機能の少なくとも一部を有する、4つの受領部投与器300を示す。図3および4に示された例では、投与器300は水サンプ組立体304(図3)上に装着されるように設計され構成されており、これは当業者には公知のように、家庭用および商用設備のどちらにも中程度から高級の水槽設備(図示せず)に共通の構成要素である。投与器300はサンプ組立体304と係合して示されているが、本開示に従って作成された同様の水槽向けの投与器のように、該投与器も、とりわけタンク(図示せず)自体またはタンクを装着した濾過筐体などの水槽設備の別の構成要素に装着できることが当業者には容易に理解されよう。
図4によりよく示されているように、この例では、投与器300は、取外し可能に受領して結合するように設計された対応するそれぞれの分注ビンに対して、4つの同一の受領部404A〜404Dを有する基部400を含む。3つの分注ビン、すなわちビン408A〜408Cは、それぞれ受領部404A〜404Cと係合するように図4に示されている。図4では、受領部404Dは空であるが、分注ビン408A〜408Cと同様の分注ビンを受領できる状態にある。この例では、分注ビン408A〜408Cは、各ビン上の係合部材(図示せず)を垂直に摺動係合することにより基部400と係合可能である。各ビンはT字形の垂直軌道に入るT字形断面を水平面に有し、その裏側構造412A〜412Dが図4で見られる。分注ビンを図3および4の投与器300と概ね同様である投与器内の基部と取外し可能および永久のいずれでも係合できる多くの方法があることを、当業者には容易に理解されよう。
図4を参照すると、各分注ビン408A〜408Cは、本体416A〜416Cを含む。本体416A〜416Cは対応する添加剤容器を受容するための受容体420A〜420Cである添加剤受領部を画定し、そのうちの1つのみ、すなわち添加剤容器424が図4(図3にも)に示されている。図1の添加剤容器128および図2の添加剤容器208A〜208Dのそれぞれと同様に、容器424などの分注ビン408A〜408Cに適切な各添加剤容器は、梱包済の容器またはユーザが充填可能/詰替可能な容器のいずれであることも可能である。一部の実施形態では、容器424などの添加剤容器を使用する必要はなく、分注ビンを直接適切な添加剤で充填することができることに留意されたい。この例では、各ビンは蓋(蓋428Bのみが示されているが)を含み、蓋は示された特定の例示では対応する本体416Aおよび416Bとヒンジ係合されている。他の例示では、各分注ビンに提供された蓋は、ビンに固定または別法により結合される必要はない。各蓋428Aおよび428Bは、ビン408Aの場合に容器424のフランジ432などの対応する添加剤容器のフランジをビンと対応するビンの本体、ここでは本体416Aとの間に捕捉するように設計され構成されて、対応する受容体(ここでは受容体420A)から水分が入り、その受容体内のあらゆる添加剤の中に水分が入るのを阻止するために、密封封止またはほぼ密封封止を形成する。代替例では、ビンは対応する蓋を有さなくてもよいことに留意されたい。分注機構(図示せず)を駆動するための電気モータ436も図4に示されており、この例では、分注機構は分注ビン408Aの一部である。以下に説明される図5は、モータ436または同様の駆動装置によって駆動できる分注機構500を示す。受領部404B〜404Dも対応する駆動装置(図5には示されていない)を有してもよいことに留意されたい。
図5は分注ビン504、分注駆動システム508、添加剤容器512、および投与器基部516に関連した分注機構500の例示的構成を示す。この例では投与器基部516は図3および4の投与器300の基部400と同様である。図5を参照すると、分注ビン504は、機械的インターロック構成520およびビンを所定の位置にロックするクリックフィットロック524を介して投与器基部516に取外し可能に取り付けられる。添加剤容器512は分注ビン504の受容体528に部分的に挿入されて示されており、これはこの例では梱包済の添加剤容器と共に使用するために適切であり、それに対応してユーザが容器を受容体528の中に挿入すると、添加剤容器の壁536を貫通するように設計され、構成され、配置された貫通構造532を含む。貫通後、壁536内の開口540は添加剤容器512内の添加剤(図示せず)を分注するために容器から流出させることができる。示された例示では貫通構造532は貫通刃であるが、他の例示では貫通構造は異なることが可能である。別の例では構造532は並んだ2枚の先端貫通刃であることが可能である。他の貫通構造の例には、これに限定されないが、とりわけ貫通後に添加剤が管状構造を通って流れる管状構造、他の貫通ナイフ構造、および薄切りナイフ構造が含まれる。材料ではとりわけ、本開示の貫通構造はジルコニアから作成することができ、ジルコニアは極めて硬質であり耐食性がよい。先ほどの例は、例えば添加剤容器を投与器受容体の中に垂直に設置する実施形態では添加剤容器の側壁を薄切りするために、また添加剤容器を投与器受容体の中に水平に設置する実施形態では添加剤容器の底壁を薄切りするために使用することができる。
示された例示では、分注ビン504は開口544を含み、開口544により添加剤が添加剤容器512から分注機構500に流れることができ、分注機構500はここでは分注受容体552を有する回転分注ロッド548を含み、分注受容体552は、分注作動中に分注ロッドが回転すると定期的に添加剤を受領する。示された例示では、分注ロッド548は分注ビン504内に形成された円筒受領部556内で回転可能であり、駆動システム508によって回転され、この例では駆動システム508は、ロッドの外部歯600(図6Aおよび6B)と連動する電気モータ560を含む。この例示では分注ビン504は、ビンの開口544および分注ロッド548の分注受容体552と位置合わせされた分注出口568を含む。当業者には容易に理解されるように、分注受容体552は、回転位置に依存して、分注ロッド548が開口544から分注出口568に添加剤が流れるのを完全に遮断できるように構成される。添加剤が分注ビン504の内部からビンの外へ流出するのを完全に封止させるために、1対のガスケット572Aおよび572Bは分注受容体552の両側に配置される。図6に示されたように、分注ロッド548は、1対の溝604Aおよび604Bを含み、1対の溝604Aおよび604Bはガスケット572Aおよび572Bのそれぞれ対応するガスケットを受領する。ガスケット572Aおよび572B(図5)が液蜜封止を形成する際に、分注ビン504および分注機構500を液体および乾燥した流動性添加剤の両方と共にユーザの所望通りに使用することができることに留意されたい。この多様性に起因して、システムをこれらの形の添加剤に万能にさせ、ユーザは概して使用される添加剤の形について心配する必要がない。
図6Aおよび6Bをさらに参照すると、この図はこの例示的分注ロッド548の分注受容体552の特定な構成を示す。上述のように、分注システム500(図5)は、液体および乾燥した流動性添加剤の両方と共に使用することが意図される。本発明者は、ある特定の乾燥した流動性添加剤を用いて、分注受容体552の半径方向に外方の後縁部604の形状および/または開口544の後縁部の形状が重要である可能性があることを発見した。そうなるのは、ある特定の添加剤、例えば結晶性添加剤は、縁部604および開口544の後縁部が互いに平行であり、せん断が困難な粒子を平行な縁部の間に捕捉した際に、分注ロッド548の回転に比較的大きい抵抗をもたらす可能性があるためである。しかし縁部604および開口544の後縁部が互いに対して傾斜すると、縁部604が開口544の後縁部を通過するいずれの時点でも、縁部が互いに平行であるときの2つの縁部の(短い方の)全長と対照的に、比較的小さい領域のみにせん断が起きるので、せん断抵抗は小さくなる。図6Aおよび6Bに示されたように、後縁部604はV字形をなすように作成される。それに対応して、開口544の後縁部(図5)は、とりわけ線形形状または後縁部604のV字形と反対方向のV字形などの、一致するV字形以外の形状に作成される。後者の例に関して、分注ロッド548が開口544を閉じるために回転される直前にV字形の2つの先端部が互いと直接隣接するように、2つのV字形を配置することができる。互いに平行でない線形状を含む他の形状が可能であることが当業者には理解されよう。
分注機構500および同様の分注機構が本発明の態様に従って作成されて、一例では水環境の投与は以下のように進めることができる。この例では、分注受容体552は正確に認識した容積612(図6)を有し、これは分注機構500と共に使用が望まれる添加剤の最小量以下である。この手法で投与量は決して必要以上に多くならない。加えて容積612が最小投与量以下で、容量より多くの投与量が必要に応じて何度でも分注ロッド548を単に回転させることによって得られ、投与された添加剤の総量は分注受容体552の回転数に容積612を乗じた数に匹敵する。当業者には容易に理解されるように、とりわけ特定の水環境に使用できる添加剤、水環境内の水量、分注ロッド548の最後の分注回転における添加剤容量が必要量を超える場合、分注受領器552のわずかな用量だけ過剰な最も危険な添加剤の投与に対する水環境の最小許容範囲、および所望の水の成分レベルと特定の添加剤を投与する決定をされた測定レベルとのずれについての情報の機能として、容積612を決定できる。他の実施形態では、本開示の分注機構によって分注される添加剤の量は、正確な容積の分注受容体を介する以外の手法、例えば添加剤容器内の添加剤のレベルを検知する、分注された添加剤の重量を検知する、流量計を使用するなどによって測定された重量または容積などの別の手法で決定することができる。
図17は、本開示による投与システム(投与システム100、投与システム500など)の分注機構に使用できる分注ロッド1700の別の例を示す。分注ロッド1700は、幅広部分から狭窄部分に先端で先細になる先細側面1702を含む。図6Aおよび6Bに示された分注ロッド548と同様に、分注ロッド1700も分注受容体1752を含む。この例では、分注受容体1752の縁部1704はロッド548の縁部と同様の形状に示されている。先細側面を有する分注ロッドは、あらゆる様々な構成ならびに様々な形状および構成の分注受容体を有してもよいことを留意されたい。例示的一態様では、先細分注ロッドは、先細分注ロッド受領部(例えば分注ビンの一部として)と共形嵌合する恩恵を提供できる。このような共形嵌合は、分注ロッドと分注ロッド受領部との間により良好な封止を提供できる。
再度図5を参照すると、この図は分離した分注ビン504および添加剤容器512を示すが、他の実施形態では分注ビンを除去し、分注機構500を添加剤容器に直接統合することができることに留意されたい。例えば統合された分注機構を備えたこのような添加剤容器は、梱包済の組立体として販売でき、これは使い捨てであることも可能である。例として図5を説明に使用すると、このような分注機構を改善した添加剤容器では、分注ビン504が添加剤容器であり直接添加剤を充填することが想定できる。次いで分注ビン504の蓋の代わりに、改善した添加剤容器を適切な閉鎖体、例えば箔、プラスチック、紙などで封止することができる。これは貫通構造532の必要性を排除するはずである。輸送および保管目的で、分注出口568に箔、プラスチック、紙などの取外し可能な封止(図示せず)を提供することができ、これらは投与器基部516上に設置する前にユーザが取り除くはずである。このような改善した容器の投与機構(投与機構500と同一または類似していることが可能である)間の減速ギア564との連動は図5に示されたのと同じであることが可能である。
図7Aおよび7Bは、図1の投与器120、図2の投与器200、および図3〜5の投与器基部516などの、本発明の態様に従って作成されたある特定の投与装置と共に使用可能な分注ビン700を示す。この例では、分注ビン700は、受容体704である添加剤受領部、分注ロッド筐体708、ブラケット712、およびヒンジピン716を含む。受容体704は、添加剤容器(図示せず)を上に説明されたあらゆる手法などで受領するように設計され構成される。分注ロッド筐体708は、図5および6A/6Bおよび図17の分注ロッド548と同様であることが可能な、分注ロッド(図示せず)を受領するように設計され構成される。本例では、分注ロッド筐体708は、同様の先細の分注ロッドを共形に受領するように設計され構成された先細の内壁720を有する。ヒンジピン716は、添加剤受容体704を封止し、ユーザが必要に応じて添加剤容器を挿入および取外しできる、蓋(図示せず)をヒンジで受領するように設計され構成される。図5の分注ビン504と同様に、図7Aおよび7Bの分注ビン700は、開口724を受容体704の底部に、また開口724と位置合わせした分注出口728を含み、これにより分注ロッドが回転すると分注ロッドの分注受容体(図示せず)が添加剤を開口付近から分注出口に運ぶことができる。この実施形態では、受容体704は、受容体内の添加剤の流れを支援するために開口724に傾斜する傾斜底部732を含む。
図8および9は例示的キーイングシステム800を示し、これを使用してユーザが図8の容器804などの適切な添加剤容器を、分注ビン808Aおよび808Bのいずれかなどの適切な分注ビンまたは受領部の中に確実に挿入することができる。この例では、キーイングシステム800は穴付き挿入部812Aおよび812Bを含み、これらはキーイングシステムと共に使用できる分注ビンの挿入受領部、ここではビン808Aおよび808Bの挿入受領部816Aおよび816Bそれぞれとユーザが係合可能である。それぞれが対応する型の添加剤に独自に対応する穴のパターンを有する穴付き挿入部812Aおよび812Bにより、分注ビン808Aおよび808Bのいずれか1つなどの市販の分注ビンを唯一の型の添加剤を受領するために「カスタマイズ」することができることを理解されたい。本例では、穴付き挿入部812Aはカルシウム添加剤用であり、穴付き挿入部812BはpH上昇緩衝添加剤用である。他の実施形態では、添加剤は特定の水環境に必要なあらゆる他の添加剤であってもよい。
このような実施形態では特定の穴付き挿入部に対するそれぞれの添加剤容器は、容器が分注ビンの中に適切に設置されると、穴付き挿入部と噛合するキー構造を有するはずである。これは図8および9に示されており、ここでは添加剤容器804は複数のフィン824A〜824Dを備えるキー構造820を有し、それらのフィンは穴付き挿入部812Aの対応するそれぞれの複数の穴828A〜828Dを係合する。穴付き挿入部812Bは穴828A〜828Dに対して異なる間隔を有し、これらの穴は、添加剤容器804上のフィン824A〜824Dの間隔が穴付き挿入部812B上の穴の間隔と一致しないので、ユーザが添加剤容器804を分注ビン808Bの中に挿入するのを防ぐはずであることに留意されたい。適切な添加剤が適切な分注ビンに確実に挿入されるように実施できる、多数の穴およびフィンの構成が容易に想定できる。相互係合する構造は穴およびフィンである必要はないが、それらの構造が一致する際に互いに係合でき、かつ添加剤と分注ビンとの間に一致点がない場合は互いに妨げることができる、事実上あらゆる構造であってもよいことに留意されたい。加えて本開示のキーイングシステムのキーイング構造は、添加剤容器および分注ビンのそれぞれの片側に存在する必要がないだけでなく、添加剤容器および分注ビンの両側にまったく存在する必要がないことに留意されたい。前者については、添加剤容器が多数面を有する場合(例えば円筒形状でなく、円錐台形状でなく、または多数の側面を有するとみなすことができない別の形状でない)、キーイング構造はすべての側面を含む2つ以上のあらゆる側面上にあることが可能である。後者については、噛合/干渉構造を例えば添加剤容器の底部上およびそれに対応して分注ビンの底部上、添加剤容器の1つまたは複数のフランジ(複数可)上、およびそれに対応して分注ビンのリム上などに配置できる。当業者は、本発明の範囲および精神の範囲内に収まる多くのキーイング構造を考案できよう。さらに分注ビンが図5の貫通構造532などの貫通構造を有する場合、図8の添加剤容器804を分注ビン808Bの中に挿入するよう試みた場合にあるはずであるように、キーイングシステムのキーイング構造の間に干渉がある場合、その干渉によりユーザが添加剤容器を、貫通構造が容器を貫通するはずである点に押し付けるのを防止することができることに留意されたい。これにより誤った添加剤が異なる添加剤向けの分注ビンを汚染するのを防ぐはずである。
図8に示された実施形態では、分注ビン808Aおよび808Bは、それぞれ識別(ID)装置受領部832Aおよび832Bを含み、これらはとりわけRFIDデバイスまたは磁気記憶装置などの対応するIDデバイス(その中に挿入されて示されている)を受領する。受領部832Aおよび832B内の各IDデバイスは、対応する穴付き挿入部812Aおよび812Bに一致するはずであり、この場合投与を制御するシステムに添加剤を識別する情報と共にプログラミングされるはずである。それに応じて投与システム全体(図示せず)は、IDデバイスを読み取るためにRFIDまたは磁気読取機などの読取機を含むことができる。
図9は、異なる視点からの穴付き挿入部812Aおよび812Bを示し、分注ビン808Aは存在し、分注ビン808B(図8)は存在せずに示され、穴付き挿入部812Bがビン808B内に設置され、ビン808Bがその設置場所にある場合は穴付き挿入部812Bがあるはずである上の場所に穴付き挿入部812Bが浮いて示されている。また図9は、分注ビン808Aを、ビンの残余部にヒンジで取り付けられた蓋900を有するように示す。この実施形態では蓋900は、図8の添加剤容器804の上端840などの、添加剤容器の上端を貫通するための貫通通気口904を含む。貫通通気口904(図9)は、添加剤が分注される際に陰圧(周囲圧力に対する)が添加剤容器の内側に形成されるのを防ぐために、空気を分注ビン808Aの外側から流すことができる。当業者は容易に理解するように、陰圧は適切な分注を妨害する恐れがある。一部の例として、添加剤容器804の上端840は、箔閉鎖、紙閉鎖、プラスチック閉鎖、上壁などであることが可能である。
図10は、添加剤容器内に存在する添加剤の重量を測定できるために、駆動モータ1004(これはステッピングモータであることが可能である)を投与基部1012に装着するための例示的懸架支持部1000を示す。当業者には理解されるように、懸架支持部1000を使用して図5の投与基部516を修正して、その投与基部に計量機能を与えることができる。図10を参照すると、懸架支持部1000は、基部1012内に戦略的に構成された構造部材1016および不連続部1020を含み、これらは図5において分注ロッド548が減速ギア564を圧迫する手法で、減速ギア1008の片側を圧迫する分注ビン、添加剤容器、および添加剤の重量の影響下で、重要に制御された手法で動くことができる分注機構支持部1024を形成する。分注ビンの投与基部1012への取付構成(図示せず)は、分注機構支持部1024の撓みが分注ビン、添加剤容器、および添加剤の重量に良好に相互関連するように、分注ビンの比較的摩擦のない垂直運動ができるように構成することができる。このように分注機構支持部1024の撓みの変化を、例えば1つまたは複数の適切に配置された歪ゲージ(図示せず)を使用して添加剤が分注される際に測定することにより、分注された添加剤の量を決定できる。このような測定は、分注機構が適切に機能している(例えば詰まっていない)かどうかを確認し、添加剤の正しい投与量が加えられたかどうかを判定するなどの、1つまたは複数のあらゆる様々な理由のために使用できる。別の例では、重量計測を使用して添加剤容器が投与器のビンの受領部内に存在するかどうかを判定できる。
図11は、本開示の投与システムなどの知能投与システムと共に使用できる、分注ビン/添加剤容器構成1100の別の例を示す。この例では、構成1100は分注ビン1104および添加剤容器1108を含み、添加剤容器1108は分注ビンと完全に係合して示されている。添加剤容器1108は添加剤1112を含有する梱包済の添加剤容器であり、カップの上端1128に接着された箔閉鎖などの適切な閉鎖1124によって封止された、上部開口1120を有する薄壁のカップ1116を備える。カップ1116はこの例では傾斜底部1132を有し、傾斜底部1132により添加剤1112がカップの底部において中心領域1136に流され、この場合添加剤容器1108を分注ビン1104に挿入中に貫通部材1140によりカップが貫通されることによって、添加剤を分注するために、ここでは開口1144を通して分注ビンの底部の中に流すことができる。示された例では、添加剤容器1108は一体型スタンド構造1148を含み、これによりユーザが利便性および整然とした保管のために添加剤容器を垂直に立てることができる。示された例では、スタンド構造1148は連続した裾部である。しかし他の実施形態では、スタンド構造1148はとりわけ離間した脚などの異なる形をとることができる。
添加剤容器1108は添加剤識別デバイス1152を含み、これは示された例ではRFIDデバイスである。他の実施形態では、添加剤識別デバイス1152は、とりわけ磁気デバイスまたは光可読デバイスなどの別の型であることが可能である。この例では添加剤容器1108はタブ1156を含み、これは添加剤識別デバイス1152を保持する。他の実施形態では、添加剤識別デバイス1152を添加剤容器1108上の他の場所に配置できる。それに応じて、分注ビン1104が固定される投与器、ここでは投与器1160は、添加剤容器1108上で使用される添加剤識別デバイス1152の型を読み取るように設計され構成された読取機1164を含む。添加剤識別デバイス1152がRFIDデバイスである場合、読取機1164はRFIDデバイス読取機であるはずである。また添加剤識別デバイス1152として使用される添加剤識別デバイスが書込可能なデバイスである場合、読取機1164は書込み機能を含むことができる。
分注ビン1104は示されたように添加剤容器1108のフランジ1172などの部分を圧縮可能なガスケット1176に圧迫することにより分注ビンの上端を密封封止するヒンジで連結された蓋1168を含む。蓋1168は、分注ビン1104上に形成された留め金1184と共に掛ける、掛け金1180を含む。他の蓋固定手段を示された掛け金/留め金構成の定位置に使用することができる。この例では、分注ビン1104は投与器1160から取外し可能である。この場合ビンと一体化された分注機構1188と共に、分注ビン1104を取外し可能にさせる理由は、添加剤の1つが一部しか使用されない場合であってもユーザに添加剤の交換を容易にさせるためである。添加剤容器はすでに分注ビン内に設置されたが、添加剤は一部しか使用されなかったときに、貫通部材によって生成された穴のために添加剤容器だけを取り外すことは困難である。それ故、添加剤容器を分注ビン内に保ち、分注ビン/添加剤容器の構成全体、ここでは構成1100を取り換えることが望ましい。この例では、分注ビン/添加剤容器の構成1100の保管を容易にするために、分注ビン1104はスタンド構造1192を含み、スタンド構造1192はこの例ではビンの外周の周囲に延在する裾部を備える。添加剤容器はあらゆる型のスタンド構造を含んでもよく、またはスタンド構造を含まなくてもよい。他の実施形態では、スタンド構造1192は離間した脚の組のように異なってもよい。
図12は例示的分注器1200を示し、分注器1200は本開示に説明された知能投与システムの任意の1つなどの、知能投与システムと共に使用できる。分注器1200は、単一体1204のような単一体として分注器と係合した、添加剤を分注するように設計され構成される。このような単一体は、例えば粉末などの他の形の添加剤を圧縮することによって形成することができる。この例では、分注器1200は、水環境(図示せず)の中に分注するために適切な離散化された粒子1212を生成するために、粉砕器、回転器またはおろし器、シェーバーなどの離散器1208を含む。離散器1208は回転型、線型、環状など、またはそれらのあらゆる組合せであることが可能である。示された実施形態では、離散器1208は適切な電気モータ1216によって駆動される回転粉砕機である。
一部の実施形態では、単一体1204を重力送りを介して離散器1208の中に送給させることができる。しかし他の実施形態では、分注器1200は任意選択として送給機構1220を含むことができ、この例では送給機構1220は、単一体1204を離散および分注操作中に離散器1208の中に送給する。送給機構1220は、あらゆる適切なアクチュエータ(複数可)1224によって駆動できる、ネジ機構、油圧機構、空気圧機構、バネ機構、磁気機構など、またはそれらのあらゆる組合せなどのあらゆる適切な機構であることが可能である。単一体1204を適切な筐体1228内に含有することができ、筐体1228は離散化された粒子を水環境の中に分注するための分注出口1232を含むことができる。本例は水平に配向された送給軸1236を有する分注器1200を示すが、他の実施形態では送給軸を、例えば分注出口1232およびモータ1216の配置の変更などの適切な変更に伴って、垂直などのそれ以外の方向に配向することができることに留意されたい。
添加剤識別デバイス1240に対応して、分注器1200に関連する投与器、ここでは投与器1252は、単一体1204を提供する添加剤識別デバイスの型を読み取るように設計され構成された読取機1256を含む。添加剤識別デバイス1240がRFIDデバイスである場合、読取機1256はRFIDデバイス読取機であるはずである。また添加剤識別デバイス1240として使用される添加剤識別デバイスが書込可能デバイスでもある場合、読取機1256は書込機能を含むことができる。
この例では、単一体1204は対応する添加剤識別デバイス1240と共に購入され、添加剤識別デバイス1240は上に説明されたあらゆる添加剤識別デバイスであることが可能である。しかし便宜上、添加剤識別デバイス1240は、上に説明された添加剤識別デバイスの任意の1つと同じであることが可能である。示された例では、添加剤識別デバイス1240は、単一体1204に取り付けられた上部キャップ1244に組み込まれている。他の例では、添加剤識別デバイス1240を、単一体1240から分離するなど、別の手法で提供できる。この場合デバイスを、識別デバイス受容体1248内などの分注器1200と適切に係合することができる。
図13Aおよび13Bは、本開示の投与システムなどの投与システムと共に使用できる、例示的線形分注機構1300を示す。分注機構1300は、分注ビンまたは添加剤容器のどちらであることも可能である容器1316の出口1312で交互に位置付けできる、分注受容体1308を有する往復移動バー1304、および往復移動バーの摺動に沿った摺動構造1324の分注出口1320を含む。往復移動バー1304を、ネジ機構(示されている)、油圧機構、空気圧機構、バネ機構、磁気機構など、またはそれらのあらゆる組合せなどの、あらゆる適切な作動機構1328により往復駆動させることができる。図13Aでは、分注受容体1308は、容器1316の出口1312と位置合わせして位置付けられ、分注受容体1308は容器からの添加剤1332で充填される。分注受容体1308内の添加剤1332の一部1336を分注するために、作動機構1328は、分注受容体1308が分注出口1320に位置合わせされるように(図13Bに示されているように)バー1304を押す。すると添加剤1332の一部1336は分注出口を通って水環境の中に落下する。次いで作動機構1320は、詰替えおよび次の分注のために分注受容体1308を戻して容器1316の出口1312と位置合わせできる。
往復移動バー1304を備える添加剤1332などの添加剤を投与するすべての態様は、図5の分注ロッド548に関連して受ける分注バーの運動の型を除いて、図5について上に説明された分注ロッド548と同じであることが可能である。例えば図13Aおよび13Bの分注受容体1308の容積は、部5の分注受容体552と同じ手法で決定でき、同様に出口1312および分注受容体1308の先端部および終縁部の配向により、ある特定の型の添加剤に対して高いせん断力を平行な縁部に生成する必要がなくなる。
図14は例示的電気スイッチに基づいた添加剤識別システム1400を示し、これを添加剤容器1404などの添加剤容器と共に使用して、添加剤(図示せず)のどの型が特定の添加剤容器内にあるかを、投与システム1408などの知能投与システムに識別することができる。添加剤識別システム1400は添加剤識別デバイス1412、ここでは添加剤容器1404上に形成された2つの突起部1416Aおよび1416Bを含み、これらは1つまたは複数の電気スイッチ、ここではスイッチ1420A〜1420Gと相互作用して、容器内の添加剤に独自にキー係合された1つの識別信号または信号の組1424を発生する。例えば突起部1416Aおよび1416Bはスイッチ1420Bおよび1420Eを閉じているが、スイッチ1420A、1420C、1420D、1420F、および1420Gは開いたままであり、これは0100100の信号パターン1424を発生さていると考えられる。「0」は開スイッチを示し、「1」は閉スイッチを示す。添加剤容器1404の製造業者は、添加剤としてカルシウムを含有する容器のみを示す場所に2つのスイッチが作動する突起部(例えば突起部1416Aおよび1416B)を使用するように指示することができる。それ故、投与システム1408を、カルシウムがスイッチ1420A〜1420Gと相互作用する容器内に存在することを示すために、0100100の信号パターン1424を認識するようにプログラミングすることができる。識別システム1400の使用例として、図8の穴付き挿入部812Aおよび812Bのそれぞれがスイッチ1420A〜1420Gのようなスイッチの組に置換され、フィン824A〜824Dがこのようなスイッチの組と相互作用することが想定できる。他の実施形態では、スイッチの組および対応する突起部を、とりわけ添加剤容器の底面、または添加剤容器の上部フランジに沿うなどの、添加剤容器の側面以外の場所に配置することができる。またスイッチの数は、本例に示された7つのスイッチ1420A〜1420Gと異なってもよいことにも留意されたい。さらにスイッチが示されたような添加剤容器上の1つまたは複数の突起部と相互作用するように構成される代わりに、スイッチは、添加剤容器上に存在する1つまたは複数の窪みと相互作用するように構成されることが可能である。当業者は、本開示の電気スイッチに基づく識別システムが、本開示の精神および範囲内で構成されることが可能な様々な方法を理解するであろう。
一部の環境では、蠕動ポンプなどの従来の分注装置は、本開示の知能投与システムなどの知能投与システムと共に使用するように適合されることが可能である。図15は、従来の蠕動ポンプ1504および蠕動ポンプにより水環境(図示せず)に分注するための液体添加剤1512を含有する添加剤容器1508を含む、蠕動ポンプ設備1500を示す。ポンプ1504および添加剤容器1508を知能投与システム1516などの知能投与システムに適合させるために、蠕動ポンプ設備1500は知能投与システムと統合する「スマートキャップ」1520を含む。この例のスマートキャップ1520は、添加剤容器1508に固定される添加剤識別デバイス1528を読み取るための読取機1524を含む。他の読取機および添加剤識別デバイスと同様に、読取機1524およびデバイス1528は、RF、磁気、光学、触覚(例えば図14のスイッチ1420A〜1420Gのスイッチに基づいた同様のセット)などのあらゆる適切な型であることが可能である。添加剤識別デバイス1528を、図15に示されたような支持リング1532などの上にあらゆる適切な手法で添加剤容器1508に固定することができる。読取機1524は、あらゆる適切な通信リンク、ここでは有線リンク1536を介して、知能投与システム1516と連通される。他の実施形態では、通信リンクは無線であることが可能である。この例では、スマートキャップ1520が添加剤容器1508と係合されると、読取機1524は添加剤識別デバイス1528を読み取り、知能投与システム1516に通知するので、投与システムは添加剤1512について認識し、計算された投与要求に従って蠕動ポンプ1504を適切に制御できる。また読取機1524は、添加剤識別デバイスの性質およびその使用に依存して、添加剤識別デバイス1528に書き込む機能も含むことができる。
この例では、スマートキャップ1520は蠕動ポンプ、ここでは蠕動ポンプ1504と共に使用するように設計されており、蠕動ポンプ1504は、ポンプが稼動していないときはドローチューブ1540内の添加剤を添加剤容器1508の中に戻して逆送することがわかっているので、スマートキャップはドローチューブ内で起きる逆送の量を検知するように設計され構成された逆送センサ1544を含む。逆送センサ1544からの情報は知能投与システム1516に提供され、蠕動ポンプ1504があらゆる所与の投与に対して作動する時間を調節するために、この情報を使用するように知能投与システム1516をプログラミングすることができる。例えば投与量が認識され、逆送が起こらず、蠕動ポンプ1504を基準時間TBase作動させなければならないことも認識した場合は、投与システム1516は逆送センサ1544からの逆送情報を使用して、ポンプが最後に作動した時以降に起きた逆送に反作用するために、ポンプを作動させる追加時間TAddを決定することができる。読取機1524と同様に、逆送センサ1544からの情報を知能投与システム1516に無線または有線のいずれの手段でも提供できる。スマートキャップ1520は、読取機1524、逆送センサ1544、およびドローチューブ1544のそれぞれを固定、結合、または他の手段によって係合できる、本体1548を備えてもよい。
またスマートキャップ1520は、本体1548の裏面上に存在する音響センサ、またはドローチューブ1540に沿って走る圧力によって作動する抵抗潜水センサなどの、液体レベルセンサ(図示せず)も含んでもよいことに留意されたい。
本明細書に説明された態様および実施形態を、コンピュータ分野の当業者には明らかになるように、本明細書の教示によるハードウェアおよび特別プログラミングを含む、1つまたは複数の機械(例えば知能投与システムの一部またはその構成要素である、1つまたは複数のコンピューティング・デバイス/コンピュータ・システム)を使用して好都合に実施できることに留意されたい。適切なソフトウェアの符号化は、ソフトウェア分野の当業者には明らかになるように、本開示の教示に基づいた熟練したプログラマーが容易に準備できる。
このようなソフトウェアは、機械可読記憶媒体を利用するコンピュータプログラム製品であってもよい。機械可読記憶媒体は、機械(例えばコンピューティング・デバイス)によって実行されるための一連の命令を記憶および/または符号化でき、かつ本明細書に説明された方法および/または実施形態の任意の1つを機械に実行させる、あらゆるハードウェア媒体であってもよい。機械可読記憶媒体の例には、これに限定されないが、磁気ディスク(例えば従来のフロッピー(登録商標)ディスク、ハードドライブディスク)、光ディスク(例えば読取可能、書込可能、および/または書換可能コンパクトディスク「CD」などのCD、読取可能、書込可能、および/または書換可能デジタルビデオディスク「DVD」などのDVD)、光磁気ディスク、読取専用メモリ「ROM」デバイス、ランダムアクセスメモリ「RAM」デバイス、磁気カード、光カード、固体記憶装置(例えばフラッシュメモリ)、EPROM、5PROM、ならびにそれらのあらゆる組合せが含まれる。本明細書で使用される場合、機械可読記憶媒体は単一媒体、ならびに例えば一群のコンパクトディスクまたはコンピュータ記憶装置と組み合わせた1つもしくは複数のハードディスクドライブなどの、一群の物理的に分離した媒体を含むことが意図される。本明細書で使用される場合、機械可読記憶媒体は信号を含まない。
またこのようなソフトウェアは、搬送波などのデータ担体上のデータ信号として運ばれる情報(例えばデータ)を含んでもよい。このようなデータ信号または搬送波は機械可読記憶媒体とはみなされないはずである。例えば機械実行可能情報は、データ担体内に組み込まれたデータ搬送信号として含まれてもよく、その中で信号は、機械(例えばコンピューティングデバイス)によって実行するための一連の命令、またはその一部、および機械に本明細書に説明された方法および/または実施形態の任意の1つを実行させるあらゆる関連情報(例えばデータ構造およびデータ)を符号化する。
コンピューティング・デバイスの例には、これに限定されないが、コンピュータ・ワークステーション、ターミナル・コンピュータ、サーバ・コンピュータ、ハンドヘルド・デバイス(例えば、タブレット・コンピュータ、個人デジタル端末「PDA」、携帯電話(スマートフォン)など)、ウェブ・アプライアンス、ネットワーク・ルータ、ネットワーク・スイッチ、ネットワーク・ブリッジ、その機械がとる行為を指定する一連の命令を実行できるあらゆる機械、およびそれらのあらゆる組合せが含まれる。
図16は、コンピューティング・システム1600の例示的一実施形態の図表を示し、その中で投与計算機、投与システム制御装置、知能投与システムなどの特定の機械を生成するように、1組の命令は、1つまたは複数のプロセッサ1604に本開示のあらゆる1つまたは複数の機能、態様、および/または方法を実行させる。例えば投与システムは(例えば投与システムの1つまたは複数の構成要素に亘って分散された)1つまたは複数のプロセッサを含んで、(例えば上に論じられた実施形態および実装形体による)添加剤の投与、添加剤の識別、添加剤の存在(例えば重量を介する)などに関連した信号を処理してもよい。複数のコンピューティング・システムを利用して、特定の機械または機械のシステムを生成するように、分散されたコンピューティング装置において本開示のあらゆる1つまたは複数の機能、態様、および/または方法を実行するための特別に構成された組の命令を実施してもよいことも企図される。
またコンピューティング・システム1600は、1つまたは複数のプロセッサ1604、および他の構成要素と例えばバス1612を介して通信するメモリ1608を含むこともできる。バス1612は、これに限定されないが、あらゆる様々なバス構造を使用して、メモリバス、メモリ制御装置、周辺バス、ローカルバス、およびそれらのあらゆる組合せを含むあらゆるいくつかの型のバスアーキテクチャを含んでもよい。
メモリ1608は、これに限定されないが、ランダムアクセスメモリ構成要素(例えば静的RAM「SRAM」、動的RAM「DRAM」など)、読取専用構成要素、およびそれらのあらゆる組合せを含む様々な構成要素(例えば機械可読ハードウェア記憶媒体)を含んでもよい。一例では、起動中などにコンピューティング・システム1600内の要素間の情報を転送するのに役立つ基本的ルーチンを含む、基本入出力システム1616(BIOS)はメモリ1608内に記憶されてもよい。メモリ1608は、本開示のあらゆる1つまたは複数の態様および/または方法を組み込む命令(例えばソフトウェア)1620も含んでもよい(例えば1つまたは複数の機械可読ハートウェア記憶媒体上に記憶される)。別の例では、メモリ1608は、これに限定されないが、オペレーティング・システム、1つまたは複数のアプリケーション・プログラム、他のプログラム・モジュール、プログラム・データ、およびあらゆるそれらの組合せを含む、あらゆる数のプログラム・モジュールをさらに含んでもよい。
またコンピューティング・システム1600は、これに限定されないが、上に説明された機械可読ハードウェア記憶媒体などの記憶デバイス1624も含んでもよい。記憶デバイス1624は、適切なインターフェース(図示せず)によりバス1612に接続されてもよい。例示的インターフェースには、これに限定されないが、SCSI、アドバンスト・テクノロジ・アタッチメント(ATA)、シリアルATA、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、IEEE1394(FIREWIRE)、およびそれらのあらゆる組合せが含まれる。一例では、記憶デバイス1624(またはその1つもしくは複数の構成要素)はコンピューティング・システム1600と(例えば外部ポートコネクタ(図示せず)を介して)取外し可能に連動してもよい。特に記憶デバイス1624および関連した機械可読媒体1628は、機械可読命令の不揮発性および/もしくは揮発性記憶装置、データ構造、プログラム・モジュール、ならびに/またはコンピューティング・システム1600のための他のデータを提供してもよい。一例では、ソフトウェア命令1620は、完全にまたは部分的に機械可読ハードウェア記憶媒体1628内に存在してもよい。別の例では、ソフトウェア命令1620は、完全にまたは部分的にプロセッサ1604内に存在してもよい。
またコンピューティング・システム1600は入力デバイス1632も含んでもよい。一例では、コンピューティング・システム1600のユーザは、コマンドおよび/または他の情報をコンピューティング・システム1600に1つまたは複数の入力デバイス1632を介して入力してもよい。入力デバイス1632の例には、これに限定されないが、英数字入力デバイス(例えばキーボード)、ポインティング・デバイス、ジョイスティック、ゲームパッド、オーディオ入力デバイス(例えばマイクロフォン、音声応答システムなど)、カーソル制御デバイス(例えばマウス)、タッチパッド、光走査装置、ビデオ・キャプチャ・デバイス(例えば静止カメラ、ビデオカメラ)、タッチスクリーン、およびそれらのあらゆる組合せが含まれる。入力デバイス(複数可)1632は、これに限定されないが、シリアル・インターフェース、パラレル・インターフェース、ゲームポート、USBインターフェース、FIREWIREインターフェース、バス1612への直接インターフェース、およびそれらのあらゆる組合せを含む、あらゆる様々なインターフェース(図示せず)を介してバス1612に連動してもよい。入力デバイス(複数可)1632は、以下にさらに論じられる表示装置(複数可)1636の一部または表示装置(複数可)1636から分離してもよい、タッチスクリーン・インターフェースを含んでもよい。入力デバイス(複数可)1632を、上に説明されたようにグラフィカル・インターフェース内の1つまたは複数のグラフ表示を選択するために、ユーザ選択デバイスとして利用してもよい。
またユーザは、コマンドおよび/または他の情報を記憶デバイス1624(例えば取外し可能なディスクドライブ、フラッシュドライブなど)および/またはネットワーク・インターフェースデバイス(複数可)1640を介してコンピューティング・システム1600に入力してもよい。任意の1つのネットワーク・インターフェースデバイス(複数可)1640などのネットワーク・インターフェースデバイスを利用して、コンピューティング・システム1600をネットワーク1644などの1つもしくは複数の様々なネットワーク、およびそれらに接続された1つもしくは複数の遠隔デバイス1648に接続してもよい。ネットワーク・インターフェースデバイスの例には、これに限定されないが、ネットワーク・インターフェースカード(例えばモバイル・ネットワーク・インターフェースカード、LANカード)、モデム、およびそれらのあらゆる組合せが含まれる。ネットワークの例には、これに限定されないが、広域ネットワーク(例えば、インターネット、エンタープライズ・ネットワーク)、ローカル・エリア・ネットワーク、電話ネットワーク、電話/音声プロバイダに関連したデータネットワーク、2つのコンピューティング・デバイス間の直接接続、およびそれらのあらゆる組合せが含まれる。ネットワーク1644などのネットワークは、有線および/または無線モードの通信を利用してもよい。概してあらゆるネットワークトポロジーを使用してもよい。情報(例えばデータ、ソフトウェア命令1620など)は、ネットワーク・インターフェースデバイス(複数可)1640を介してコンピューティング・システム1600に、かつ/またはコンピューティング・システム1600から通信されてもよい。
コンピューティング・システム1600は、表示可能な画像を表示デバイス(複数可)1636などの1つまたは複数の表示デバイスに通信するために、1つまたは複数の表示アダプタ1652をさらに含んでもよい。表示デバイスの例には、これに限定されないが、液晶表示装置(LCD)、陰極線管(CRT)、プラズマ表示装置、発光ダイオード(LED)表示装置、およびそれらのあらゆる組合せが含まれる。表示装置アダプタ(複数可)1652および表示デバイス(複数可)1636をプロセッサ(複数可)1604と連通して利用して、グラフィカル出力を提供してもよい。表示デバイスに加えて、コンピューティング・システム1600は、これに限定されないが、オーディオスピーカ、プリンタ、およびそれらのあらゆる組合せを含む、1つまたは複数の他の周辺出力デバイスを含んでもよい。このような周辺出力デバイスを、周辺インターフェース1656を介してバス1612に接続してもよい。周辺インターフェースの例には、これに限定されないが、シリアルポート、USB接続部、FIREWIRE接続部、パラレル接続部、およびそれらのあらゆる組合せが含まれる。
示されていないが、本開示の複数の受領部投与器の別の実施形態は、ある特定の型の分注機構を有する分注ビンのみがいかなる特定の受領部に使用できるように、投与器基部および分注ビンにキー係合する受領部投与器である。例えばすべての受領部より少ない受領部が、図5に示された分注機構500のような回転ロッドに基づいた分注機構のみを駆動するように構成されてもよい。しかし1つまたは複数の残りの受領部は、図12の分注器1200の分注機構などの分散器に基づいた分注機構のみを駆動するように構成されてもよい。この例では、回転ロッドに基づいた分注機構および対応するビンのための受領部は、分散器に基づいた分注機構のための受領部(複数可)から分離して独自にキー係合でき、また逆も可能であるので、回転ロッドに基づいた分注機構を有するビンは、分散器に基づいた分注器用の受領部と係合できず、分散器に基づいた分注器は、回転ロッドに基づいた分注機構を有するビン用の受領部と係合できない。このようなキーイングシステムは、図8のキーイングシステム800およびそのキーイングシステムに関連して説明された代替形態と同様であることが可能であることが、当業者には容易に理解されよう。またこのような投与器は、それぞれの型の分注機構とともに使用されるまさにその添加剤の識別のために、例えば図11および12に関連して上に説明された添加剤識別デバイスおよび対応する読取機を含んでよいことに留意されたい。
さらに他の実施形態では、流動性固体のみと機能するビンなどの、異なるビンが異なる分注機構を有する場合、流動性固体添加剤のみを互換性の分注機構を有するビンの中に設置できるように、添加剤容器およびビンにキー係合できる。例えば螺旋型分注機構が特定のビン上で使用される場合、流動性固体添加剤容器のみをそのビン内に設置でき、液体添加剤容器は設置できないように、そのビンおよびすべての添加剤容器をキー係合できる。またこのようなキーイングを含む投与器も、それぞれの型の分注機構とともに使用されるまさにその添加剤の識別のために、例えば図11および12に関連して上に説明された添加剤識別デバイスおよび対応する読取機を含んでよい。
例示的実施形態が上に開示され、添付図面に示された。様々な変更、削除および追加を、本発明の精神および範囲から逸脱することなく本明細書に具体的に開示されたものに行ってもよいことが当業者には理解されよう。

Claims (53)

  1. 添加剤識別デバイスを含む取外し可能な添加剤容器から添加剤を水環境に加える投与システムであって、
    前記取外し可能な添加剤容器を取外し可能に受領するように設計され構成された添加剤受領部と、
    前記取外し可能な添加剤容器が前記添加剤受領部と係合すると、所望の添加剤を前記水環境の中に制御可能に分注するように設計され構成された分注機構と、
    前記添加剤容器の前記添加剤を識別するように、前記取外し可能な添加剤容器の前記添加剤識別デバイスと連動するように設計され構成された添加剤存在検出デバイスと、
    前記分注機構および前記添加剤存在検出デバイスと作動連通する制御装置であって、前記制御装置は、前記所望の添加剤を制御可能に分注する前記分注機構を制御するように、前記添加剤存在検出デバイスにより投与信号および前記添加剤の前記識別に応答するように設計され構成される、制御装置と
    を備える、投与システム。
  2. 前記制御装置は、前記添加剤の前記識別が前記投与信号によって要求される所望の添加剤に対応しない場合、前記分注機構を、前記添加剤容器から前記添加剤を分注しないように制御するように設計され構成される、請求項1に記載の投与システム。
  3. 前記添加剤受領部は前記投与システムから取外し可能である、請求項1に記載の投与システム。
  4. 前記投与受領部は分注ビンの一部である受容体を含む、請求項1に記載の投与システム。
  5. 前記分注ビンは前記投与システムから取外し可能である、請求項1に記載の投与システム。
  6. 前記投与システムは複数の前記添加剤受領部を含み、各添加剤受領部は複数の前記分注機構の対応する1つおよび複数の添加剤存在検出デバイスの対応する1つに関連し、前記複数の添加剤存在検出デバイスのそれぞれは、前記制御装置が前記複数の添加剤受領部の対応する1つ内に位置付けられたあらゆる添加剤容器内に存在する対応する添加剤を識別できるように、前記制御装置と作動連通する、請求項1に記載の投与システム。
  7. 前記制御装置は、投与信号に対応する所望の添加剤を有する前記複数の添加剤受領部の選択した1つに対応する選択分注機構を制御するように、前記複数の添加剤受領部を制御するように設計され構成される、請求項6に記載の投与システム。
  8. 添加剤容量検知機構をさらに備える、請求項1に記載の投与システム。
  9. 前記添加剤容量検知機構は前記分注機構の分注ロッドを含む、請求項8に記載の投与システム。
  10. 前記添加剤容量検知機構は前記分注機構を含む、請求項8に記載の投与システム。
  11. 前記投与信号は前記投与システムに関連した監視デバイスからの情報に基づき、前記監視デバイスは前記水環境の1つまたは複数のパラメータを測定するために前記水環境と接触する、請求項1に記載の投与システム。
  12. 前記添加剤は所望の添加剤であり、前記取外し可能な添加剤容器上の前記添加剤識別デバイスは前記所望の添加剤に独自の少なくとも1つの第1のキー特徴を含み、前記添加剤存在検出デバイスは、前記取外し可能な添加剤容器が前記所望の添加剤を含有する、またはかつて含有した場合のみ、前記取外し可能な添加剤容器が前記添加剤受領部を完全に係合できるために、前記第1のキー特徴と独自に係合するように設計され構成された少なくとも1つの第2のキー特徴を含む、請求項1に記載の投与システム。
  13. 前記添加剤識別デバイスは機械可読デバイスを備え、前記添加剤存在検出デバイスは前記取外し可能な添加剤容器の前記機械可読デバイスを読み取るように設計され構成された読取機を含む、請求項1に記載の投与システム。
  14. 前記機械可読デバイスは無線周波数識別(RFID)デバイスを備え、前記読取機は、前記取外し可能な添加剤容器が前記添加剤受領部と実質的に係合するときのみ前記RFIDデバイスを読み取るように、前記添加剤受領部の近位に配置されたRFID読取機を備える、請求項13に記載の投与システム。
  15. 前記取外し可能な添加剤容器上の前記RFIDデバイスは書込可能なデバイスであり、前記RFID読取機は前記取外し可能な添加剤容器の前記RFIDデバイスに情報を書き込むように設計され構成される、請求項14に記載の投与システム。
  16. 前記機械可読デバイスは光可読デバイスを備え、前記読取機は、前記取外し可能な添加剤容器が前記添加剤受領部と実質的に係合するときのみ前記光可読デバイスを読み取るように、前記添加剤受領部の近位に配置された光読取機を備える、請求項13に記載の投与システム。
  17. 前記機械可読デバイスは磁気可読デバイスであり、前記読取機は、前記取外し可能な添加剤容器が前記添加剤受領部と実質的に係合するときのみ前記磁気可読デバイスを読み取るように、前記添加剤受領部の近位に配置された磁気読取機を備える、請求項13に記載の投与システム。
  18. 前記機械可読デバイスは触覚可読デバイスであり、前記読取機は、前記取外し可能な添加剤容器が前記添加剤受領部と実質的に係合するときのみ前記触覚可読デバイスを読み取るように、前記添加剤受領部の近位に配置された触覚読取機を備える、請求項13に記載の投与システム。
  19. 前記添加剤受領部は、前記添加剤容器が適切に位置付けられると、前記添加剤受領部によって受領された添加剤容器の壁を貫通するように設計され構成された貫通構成を含む、請求項1に記載の投与システム。
  20. 前記分注機構は分注ロッドを含む、請求項1に記載の投与システム。
  21. 前記分注ロッドは投与受容体を含む、請求項20に記載の投与システム。
  22. 前記分注受容体は、前記分注ロッドを回転させる必要がある力を低減するように成形され構成される、請求項21に記載の投与システム。
  23. 前記分注受容体はV字形に成形される、請求項22に記載の投与システム。
  24. 添加剤容器のフィン要素を受領するための穴付きキー機構をさらに備え、前記穴付きキー機構は、前記添加剤容器が前記穴付きキー機構に一致しないフィン要素を含む場合、添加剤容器が前記添加剤受領部の中に挿入されるのを防ぐように、前記添加剤受領部と物理的に関連付けられる、請求項1に記載の投与システム。
  25. 前記穴付きキー機構は取外し可能である、請求項24に記載の投与システム。
  26. 前記穴付きキー機構は前記添加剤受領部の一部である挿入受領部から取外し可能な穴付き挿入部を含み、前記穴付きキー機構は、前記穴付き挿入部に対応する添加剤を識別するように構成された穴付き挿入部識別デバイスを含み、前記添加剤受領部は前記穴付き挿入部識別デバイスを読み取るための穴付き挿入部識別読取機を含む、請求項25に記載の投与システム。
  27. 添加剤存在検出デバイスを有する水環境投与器と共に使用するための装置であって、
    前記装置が前記水環境投与器と係合すると、前記水環境投与器により水環境に投与されるための添加剤を含有するように設計され構成された容器であって、前記容器は前記添加剤で前記容器を充填するように設計され構成された充填開口を有する、容器と、
    前記容器が前記添加剤で充填された後、前記充填開口を密封封止するように設計され構成された封止と、
    前記装置が前記水環境投与器内に設置されると、前記容器内の前記添加剤を重力により出口開口に向かって流し込むように設計され構成されたホッパーと、
    前記容器と係合され、前記装置が前記水環境投与器と投与するように係合されると前記添加剤存在検出デバイスと連動し、前記装置が前記水環境投与器と投与するように係合されると、前記水環境投与器が前記容器内に存在する前記添加剤を識別できるように設計され構成された添加剤識別デバイスと
    を備える、装置。
  28. 前記水環境投与器は投与ドライバを含み、前記装置は、前記装置が前記水環境投与器内に設置されると、前記出口開口の近位に配置された投与機構をさらに備え、前記投与機構は、前記装置が前記水環境投与器と投与するように係合されると、前記投与機構を前記投与ドライバに駆動するように結合するためのドライブ・インターフェースを含む、請求項27に記載の装置。
  29. 前記投与機構は前記ホッパーの中に延在する、請求項28に記載の装置。
  30. 前記出口開口は永久開口であり、前記装置は前記装置の前記水環境投与器との係合機能として、前記永久開口を封止および開封する再封止部をさらに備える、請求項29に記載の装置。
  31. 前記出口開口は永久開口であり、前記装置は使い捨ての取外し可能な封止をさらに備える、請求項29に記載の装置。
  32. 前記添加剤は所望の添加剤であり、前記容器に係合された前記添加剤識別デバイスは前記所望の添加剤に独自の少なくとも1つの第1のキー特徴を含み、前記水環境の前記添加剤存在検出デバイスは、前記装置が前記所望の添加剤を含有する、またはかつて含有した場合のみ、前記装置が前記水環境投与器を完全に係合できるために、前記第1のキー特徴と独自に係合するように設計され構成された少なくとも1つの第2のキー特徴を含む、請求項27に記載の投与システム。
  33. 前記添加剤識別デバイスは機械可読デバイスを備え、前記添加剤存在検出デバイスは前記装置の前記機械可読デバイスを読み取るように設計され構成された読取機を含む、請求項27に記載の投与システム。
  34. 前記機械可読デバイスは無線周波数識別(RFID)デバイスを備える、請求項33に記載の投与システム。
  35. 前記容器と係合された前記RFIDデバイスは機械書込可能デバイスである、請求項34に記載の投与システム。
  36. 前記機械可読デバイスは光可読デバイスを備える、請求項33に記載の投与システム。
  37. 前記機械可読デバイスは磁気可読デバイスを備える、請求項33に記載の投与システム。
  38. 前記機械可読デバイスは触覚可読デバイスを備える、請求項33に記載の投与システム。
  39. 液体添加剤、および吸引管を介して前記液体添加剤を含有する容器から出た前記液体添加剤を吸引するポンプを利用する投与システムのための装置であって、前記容器は開口および添加剤識別デバイスを有し、
    前記容器を係合するように設計され構成された本体と、
    前記吸引管を受容し、前記本体が前記容器と係合されると前記吸引管が前記容器の前記開口を通って延在するように、前記吸引管を位置付けるように設計され構成された吸引管受容体と、
    前記本体が前記容器と係合されると、前記添加剤識別デバイスと連動するように設計され構成された添加剤存在検出デバイスと
    を備える、装置。
  40. 前記添加剤識別デバイスは第1のキー構造を備え、前記添加剤存在検出システムは第2のキー構造およびスイッチを備え、前記第2のキー構造は、前記第2のキー構造が前記第1のキー構造と独自に一致するときのみ前記スイッチを活性化する手法で、前記第1のキー構造と独自に一致するように設計され構成される、請求項39に記載の装置。
  41. 前記添加剤識別デバイスは少なくとも1つの構造特徴を備え、前記添加剤存在検出システムは前記少なくとも1つの構造特徴を触覚で読み取るための触覚読取機を備える、請求項39に記載の装置。
  42. 前記触覚読取機は複数の電気スイッチを備える、請求項41に記載の装置。
  43. 前記添加剤識別デバイスは機械可読デバイスを備え、前記添加剤存在検出デバイスは前記容器の前記機械可読デバイスを読み取るように設計され構成された読取機を含む、請求項39に記載の装置。
  44. 前記機械可読デバイスは無線周波数識別(RFID)デバイスを備え、前記読取機は、前記本体が前記容器と実質的に係合するときのみ前記RFIDデバイスを読み取るように、前記受容体の近位に配置されたRFID読取機を備える、請求項43に記載の装置。
  45. 前記取外し可能な添加剤容器上の前記RFIDデバイスは書込可能なデバイスであり、前記RFID読取機は前記容器の前記RFIDデバイスに情報を書き込むように設計され構成される、請求項44に記載の装置。
  46. 前記機械可読デバイスは光可読デバイスを備え、前記読取機は、前記本体が前記容器と実質的に係合するときのみ前記光可読デバイスを読み取るように、前記受容体の近位に配置された光読取機を備える、請求項43に記載の装置。
  47. 前記機械可読デバイスは磁気可読デバイスを備え、前記読取機は、前記本体が前記容器と実質的に係合するときのみ前記磁気可読デバイスを読み取るように、前記受容体の近位に配置された磁気読取機を備える、請求項43に記載の装置。
  48. 前記読取機から投与制御装置に情報を通信するように設計され構成された通信手段をさらに備える、請求項43に記載の装置。
  49. 前記本体が前記容器と係合され、前記ポンプが作動していないとき、前記容器の中への前記液体添加剤の逆流を検知するように設計され構成された配置された逆流センサをさらに備える、請求項39に記載の装置。
  50. 投与機構を有する投与ハードウェアを使用して投与器と係合された添加剤容器から水環境に添加剤を投与する方法であって、
    前記投与ハードウェアを介して前記投与器内の前記添加剤容器の存在を識別することと、
    前記投与ハードウェア内で、投与される前記添加剤の容量を示す電気信号を発生することと、
    前記添加剤を前記水環境の中に分注するように、前記電気信号の機能として前記投与機構を駆動することと
    を含む、方法。
  51. それぞれが異なる添加剤を含有する複数の添加剤容器の任意の1つを受領するように設計され構成された、複数の添加剤受領部を有する投与器から水環境に添加剤を投与する方法であって、
    投与ハードウェアを介して、どの前記異なる添加剤がどの前記複数の添加剤受領部の中に配置されているかを識別することと、
    前記投与ハードウェア内で、前記異なる添加剤の特定の1つが分注を必要とすることを示す電気信号を受信することと、
    前記投与ハードウェア内で、前記特定の添加剤を前記水環境の中に分注するように、前記識別することおよび前記電気信号の機能として投与機構を自動的に駆動することと
    を含む、方法。
  52. 前記液体添加剤を含有する容器から水環境に液体添加剤を投与する方法であって、
    投与ハードウェア内で、投与される前記液体添加剤の投与量の表示を受信することと、
    前記投与ハードウェア内で、前記投与量の前記表示の機能として投与ポンプ供給時間を決定することと、
    前記投与ハードウェア内で、前記液体添加剤の投与の直前以降に前記容器の中に逆流した前記液体の逆流容量の表示を決定することと、
    前記投与ハードウェア内で、前記逆流容量の前記表示の機能として投与前のポンプ供給時間を決定することと、
    前記投与ハードウェア内で、前記投与ポンプ供給時間および前記投与前のポンプ供給時間の機能としてポンプ制御信号を発生することと
    を含む、方法。
  53. 投与機構を有する投与ハードウェアを使用して投与器と係合された添加剤容器から水環境に添加剤を投与する方法であって、
    前記投与器の添加剤受領部内に取外し可能な添加剤容器を受領することと、
    前記投与ハードウェアを使用して前記添加剤容器内の添加剤の前記識別を識別することと、
    前記投与ハードウェア内で、投与される前記添加剤の容量を示す電気信号を発生することと、
    前記水環境の中に前記添加剤を分注するように前記電気信号および前記添加剤の前記識別の機能として前記投与機構を駆動することと
    を含む、方法。
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