JP2016518065A - 無線通信システムでmacエンティティを確立/リリースするための方法及びこのための装置 - Google Patents

無線通信システムでmacエンティティを確立/リリースするための方法及びこのための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、無線通信システムと関連する発明である。より具体的に、本発明は、無線通信システムでのMAC(Medium Access Control)エンティティの確立/リリースを行うための方法及び装置に関し、本発明の方法は、第1の類型セル上の第1の基地局と通信すること—ここで、端末は、第1の類型セルに対する第1のMAC(Medium Access Control)エンティティを含む。—、第1の基地局との通信を維持する間、端末が第2の基地局との通信を開始する場合、第2の類型セルに対する第2のMACエンティティを確立すること、及び端末が第1の基地局との通信を維持する間、第2の基地局との通信を中止する場合、第2の類型セルに対する第2のMACエンティティをリリースすることを含むことができる。

Description

本発明は、無線通信システムに関し、より詳細には、MAC(Medium Access Control)エンティティを確立(establish)/リリース(release)するための方法及びこのための装置に関する。
本発明が適用され得る無線通信システムの一例として、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;以下、「LTE」という)通信システムに対して概略的に説明する。
図1は、無線通信システムの一例としてE―UMTS網構造を概略的に示した図である。E―UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)システムは、既存のUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)から進化したシステムであって、現在3GPPで基礎的な標準化作業を進めている。一般に、E―UMTSは、LTE(Long Term Evolution)システムと称することもできる。UMTS及びE―UMTSの技術規格(technical specification)の詳細な内容は、それぞれ「3rd Generation Partnership Project;Technical SpecificationグループRadio Access Network」のRelease7とRelease8を参照することができる。
図1を参照すると、E―UMTSは、端末(User Equipment;UE)、基地局(eNode B;eNB)、及びネットワーク(E―UTRAN)の終端に位置し、外部ネットワークと連結される接続ゲートウェイ(Access Gateway;AG)を含む。基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/又はユニキャストサービスのために多重データストリームを同時に伝送することができる。
一つの基地局には一つ以上のセルが存在する。セルは、1.25、2.5、5、10、15、20Mhzなどの帯域幅のうち一つに設定され、多くの端末にダウンリンク又はアップリンク伝送サービスを提供する。互いに異なるセルは、互いに異なる帯域幅を提供するように設定することができる。基地局は、多数の端末に対するデータ送受信を制御する。ダウンリンク(Downlink;DL)データに対して、基地局は、ダウンリンクスケジューリング情報を伝送し、該当の端末にデータが伝送される時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ(Hybrid Automatic Repeat and reQuest)関連情報などを知らせる。また、アップリンク(Uplink;UL)データに対して、基地局は、アップリンクスケジューリング情報を該当の端末に伝送し、該当の端末が使用可能な時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ関連情報などを知らせる。各基地局間では、ユーザートラフィック又は制御トラフィックの伝送のためのインターフェースを使用することができる。核心網(Core Network;CN)は、AG、及び端末のユーザー登録などのためのネットワークノードなどで構成することができる。AGは、複数のセルで構成されるTA(Tracking Area)単位で端末の移動性を管理する。
無線通信技術は、WCDMA(登録商標)を基盤にしてLTEまで開発されてきたが、ユーザーと事業者の要求と期待は持続的に増加している。また、他の無線接続技術が継続して開発されているので、今後の競争力を有するためには新たな技術進化が要求される。ビット当たりの費用減少、サービス可用性の増大、融通性のある周波数バンドの使用、単純構造と開放型インターフェース、端末の適切なパワー消耗などが要求される。
本発明の課題は、無線通信システムでMACエンティティを確立/リリースするための方法及び装置の問題を解決するためになされたものである。本発明によって解決される技術的課題は、上述した技術的課題に限定されるものではなく、本技術分野の通常の技術者は、以下の説明から他の技術的課題を理解できるだろう。
本発明の課題は、第1の類型セル及び第2の類型セルを含む無線通信システムの端末の作動方法であって、前記第1の類型セル上の第1の基地局と通信すること―ここで、前記端末は、前記第1の類型セルに対する第1のMAC(Medium Access Control)エンティティ(entity)を含む―;前記第1の基地局との通信を維持する間、前記端末が第2の基地局との通信を開始する場合、前記第2の類型セルに対する第2のMACエンティティを確立すること;及び前記端末が前記第1の基地局との通信を維持する間、前記第2の基地局との通信を中止する場合、前記第2の類型セルに対する前記第2のMACエンティティをリリースすることを含む、端末の作動方法によって達成することができる。
本明細書に提供された本発明の他の側面によると、第1の類型セル及び第2の類型セルを含む無線通信システムの端末は、無線周波数(Radio Frequency)モジュール;及び前記無線周波数モジュールと連結され、前記第1の類型セル上の第1の基地局と通信するための第1のMAC(Medium Access Control)エンティティを含むプロセッサであって、前記プロセッサは、前記第1の基地局との通信を維持する間、前記端末が第2の基地局との通信を開始する場合、前記第2の類型セルに対する第2のMACエンティティを確立し、前記第1の基地局との通信を維持する間、前記端末が前記第2の基地局との通信を中断する場合、前記第2の類型セルに対する前記第2のMACエンティティをリリースするように構成することができる。
好ましくは、前記第2の基地局の前記第2の類型セルが前記端末に追加されたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を開始する。
好ましくは、前記第2の基地局の前記第2の類型セル上に無線ベアラ(radio bearer)が確立されたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を開始する。
好ましくは、前記第2の基地局の前記第2の類型セルが前記端末から除去されたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を中断する。
好ましくは、前記第2の基地局の前記第2の類型セルに対する各ベアラ(bearer)のうち一つのみがリリースされたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を中断する。
好ましくは、前記方法は、前記端末に追加されたり又は前記端末から除去される第2の類型セルの無線資源設定を含む設定情報を受信することをさらに含む。
好ましくは、前記設定情報は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングメッセージを介して受信される。
好ましくは、前記設定情報は、前記第1の類型セル上の前記第1の基地局又は前記第2の類型セル上の前記第2の基地局によって指示される。
本発明によると、MACエンティティの確立/リリースを無線通信システムで効果的に行うことができる。特に、MACエンティティの確立/リリースをセル変更手順で効果的に行うことができる。
本発明で得られる効果は、以上で言及した各効果に制限されず、言及していない他の効果は、下記の記載及び参照された各図面から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解され得るだろう。
以下で、添付の各図面は、本発明に関する理解を促進するためのものであって、詳細な説明と共に本発明に対する各実施例を提供する。
図面は、次の通りである。
無線通信システムの一例としてE―UMTS網構造を概略的に示した図である。
E―UTRAN(Evolved―Universal Terrestrial Radio Access Network)網構造を示すブロック図である。 一般的なE―UTRANとEPCの構造を示すブロック図である。
3GPP無線接続網規格を基盤にした端末とE―UTRANとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocoal)の制御平面(Control Plane)及びユーザー平面(User plane)の構造を示す図である。
E―UMTSシステムで用いられる物理チャンネル構造の一例を示す図である。
マクロセルとスモールセルとの間の二重連結性を示す概念図である。
二重連結性システムのセル変更手順に対する概念図である。
二重連結性のための無線プロトコル構造に対する概念図である。
二重連結性と連関した基地局の制御平面連結性に対する概念図である。 二重連結性と連関した基地局のユーザー平面連結性に対する概念図である。
本発明の実施例に係るMACエンティティの確立/リリースに対する概念図である。
本発明の実施例に係るセル変更におけるMACエンティティの確立に対する概念図である。 本発明の実施例に係るセル変更におけるMACエンティティの確立に対する概念図である。 本発明の実施例に係るセル変更におけるMACエンティティの確立に対する概念図である。
本発明の実施例に係るセル変更におけるMACエンティティリリースに対する概念図である。
本発明の実施例に係る通信装置のブロック図である。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)は、ヨーロッパシステム、GSM(登録商標)(Global system for mobile communication、GSM(登録商標))、及びGPRS(General Packet Radio Service)に基盤したWCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)で動作する3世代(3rd Generation、3G)非対称移動通信システムである。UMTSのLTE(Long―Term Evolution)は、UMTSを規格化する3GPPによって論議中にある。
3GPP LTEは、高速パケット通信を可能にする技術である。ユーザー及び提供者の費用を減少させ、サービス品質を改善し、カバレッジ(coverage)及びシステム容量を拡張及び改善することを目的とするLTE課題のための多くの方法が提案された。3G LTEは、上位―レベル要求であって、ビット(bit)当たりの費用減少、増加したサービス可用性、周波数帯域の柔軟性、単純な構造、開放型インターフェース、及び端末の適切な電力消耗を要求する。
以下で、添付の図面を参照して説明した本発明の各実施例により、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解され得るだろう。以下で説明する各実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用された各例である。
本明細書は、LTEシステム及びLTE―Aシステムを使用して本発明の実施例を説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、前記定義に該当するいずれの通信システムにも適用することができる。また、本明細書は、FDD方式を基準にして本発明の実施例に対して説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、H―FDD方式又はTDD方式にも容易に変形して適用することができる。
図2Aは、E―UTRAN(Evolved―Universal Terrestrial Radio Access Network)網構造を示すブロック図である。E―UMTSは、LTEシステムと称することもできる。通信網は、IMS及びパケットデータを通じたVoIP(Voice over IP)などの多様なサービスを提供するために広く配置される。
図2Aに示したように、E―UMTS網は、E―UTRAN(evolved UMTS terrestrial radio access network)、EPC(Evolved Packet Core)、及び一つ以上の端末を含む。E―UTRANは、一つのセルに位置することもできる一つ以上のeNB(evolved NodeB)20、及び複数の端末10を含むこともできる。一つ以上のE―UTRAN MME(Mobility Management Entity)/SAE(System Architecture Evolution)ゲートウェイ30は、ネットワークの終端に位置し、外部ネットワークに連結することもできる。
本明細書において、「ダウンリンク(downlink)」は、eNB20から端末10への通信を称し、「アップリンク(uplink)」は、端末10からeNB20への通信を称する。端末10は、ユーザーによって運搬される通信装備を称し、また、移動局(Mobile Station、MS)、ユーザー端末(User Terminal、UT)、加入者ステーション(Subscriber Station、SS)又は無線デバイスと称することもできる
図2Bは、一般的なE―UTRANとEPCの構造を示すブロック図である。
図2Bに示したように、eNB20は、ユーザー平面及び制御平面のエンドポイント(end point)をUE10に提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、セッション及び移動性管理機能のエンドポイントをUE10に提供する。eNB20及びMME/SAEゲートウェイ30は、S1インターフェースを介して連結することができる。
eNB20は、一般にUE10と通信する固定局であって、基地局(BS)又はアクセスポイントと称することもある。一つのeNB20はセルごとに配置することができる。ユーザートラフィック又は制御トラフィックを送信するためのインターフェースをeNB20間で使用することができる。
MMEは、eNB20に対するNASシグナリング、NASシグナリング保安、AS保安制御、3GPP接続ネットワーク間の移動性のためのインターCNノードシグナリング、(ページング再伝送の制御及び実行を含む)遊休モードUE接近性(Reachability)、(遊休及び活性モードのUEのための)トラッキング領域リスト管理、PDN GW及びサービングGW選択、MME変化が伴うハンドオーバーのためのMME選択、2G又は3G 3GPP接続ネットワークへのハンドオーバーのためのSGSN選択、ローミング、認証、専用ベアラ設定を含むベアラ管理、PWS(ETWS及びCMASを含む)メッセージ伝送のためのサポートを含む多様な機能を行う。SAEゲートウェイホストは、パー―ユーザー(Per―user)基盤のパケットフィルタリング(例えば、Kパケット検査を使用)、適法なインターセプション(Lawful Interception)、UE IP住所割り当て、ダウンリンクでの伝送ポートレベルパケットマーキング、UL及びDLサービスレベル課金、ゲーティング及びレート強化、APN―AMBRに基づいたDLレート強化を含む多様な機能を提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、明確性のために、本明細書で単純に「ゲートウェイ」と称する。しかし、MME/SAEゲートウェイ30は、MME及びSAEゲートウェイの両者を全て含む。
複数のノードは、eNB20とゲートウェイ30との間でS1インターフェースを介して連結することができる。各eNB20は、X2インターフェースを介して相互接続することができ、各隣接eNBは、X2インターフェースを有するメッシュネットワーク構造を有することができる。
図2Bは、一般的なE―UTRAN及び一般的なEPC構造を示すブロック図である。図2Bに示したように、eNB20は、ゲートウェイ30に対する選択、無線資源制御(RRC)活性化の間、ゲートウェイに向かうルーティング、ページングメッセージのスケジューリング及び送信、ブロードキャストチャンネル(BCCH)情報のスケジューリング及び送信、アップリンク及びダウンリンクの全てにおける各UE10のための動的資源割り当て、eNB測定の構成及び準備、無線ベアラ制御、無線承認制御(RAC)、及びLTE_ACTIVE状態での連結移動性制御などの各機能を行うことができる。EPCにおいて、ゲートウェイ30は、ページング発信、LTE_IDLE状態管理、ユーザー平面暗号化、システム構造エボリューション(SAE)ベアラ制御、及び非―接続層(NAS)シグナリングの暗号化及び無欠性保護などの各機能を行うことができる。
EPCは、移動性管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)、サービング―ゲートウェイ(serving―gateway、S―GW)、及びパケットデータネットワーク―ゲートウェイ(Packet Data Network―Gateway、PDN―GW)を含む。MMEは、主に各端末の移動性を管理する目的で用いられる連結及び可用性に対する情報を有する。S―GWは、E―TRANを終端点として有するゲートウェイで、PDN―GWは、パケットデータネットワーク(PDN)を終端点として有するゲートウェイである。
図3は、3GPP無線接続網規格を基盤にした端末とE―UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルの制御平面及びユーザー平面の構造を示す図である。制御平面は、端末(User Equipment;UE)とネットワークがコールを管理するために用いる各制御メッセージが伝送される通路を意味する。ユーザー平面は、アプリケーション層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが伝送される通路を意味する。
第1の層である物理層は、物理チャンネル(Physical Channel)を用いて上位層に情報伝送サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理層は、上位にある媒体接続制御(Medium Access Control)層とは伝送チャンネル(Transport Channel)を介して連結されている。前記伝送チャンネルを介して媒体接続制御層と物理層との間にデータが移動する。送信側と受信側の物理層間には、物理チャンネルを介してデータが移動する。前記物理チャンネルは、時間と周波数を無線資源として活用する。具体的に、物理チャンネルは、ダウンリンクでOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で変調され、アップリンクでSC―FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式で変調される。
第2の層の媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層は、論理チャンネル(Logical Channel)を介して上位層である無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層にサービスを提供する。第2の層のRLC層は、信頼性のあるデータ伝送をサポートする。RLC層の機能は、MAC内部の機能ブロックで具現することもできる。第2の層のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層は、帯域幅の狭い無線インターフェースでIPv4やIPv6などのIPパケットを効率的に伝送するために不必要な制御情報を減少させるヘッダー圧縮(Header Compression)機能を行う。
第3の層の最下部に位置した無線資源制御(Radio Resource Control;RRC)層は、制御平面のみで定義される。RRC層は、各無線ベアラ(Radio Bearer;RB)の設定(Configuration)、再設定(Re―configuration)及び解除(Release)と関連して論理チャンネル、伝送チャンネル及び物理チャンネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために第2の層によって提供されるサービスを意味する。このために、端末とネットワークのRRC層は、互いにRRCメッセージを交換する。
eNBの一つのセルは、1.25、2.5、5、10、15及び20MHzなどの各帯域のうち一つで動作するように設定することができ、帯域でダウンリンク又はアップリンク伝送サービスを提供するように設定することができる。異なる各セルは、異なる各帯域を提供するように設定することもできる。
E―UTRANから端末への送信のためのダウンリンク伝送チャンネル(Downlink transport Channel)は、システム情報を伝送するBCH(Broadcast Channel)、各ページングメッセージを伝送するPCH(Paging Channel)、及びユーザートラフィック又は各制御メッセージを伝送するためのダウンリンク共有チャンネル(Shared Channel、SCH)を含む。ダウンリンクマルチキャスト又はブロードキャストサービスのトラフィック又は制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して伝送することもでき、又は別途のダウンリンクMC(Multicast Channel)を介して伝送することもできる。
一方、端末からネットワークにデータを伝送するアップリンク伝送チャンネルとしては、初期制御メッセージを伝送するRACH(Random Access Channel)と、その他にユーザートラフィックや制御メッセージを伝送するアップリンクSCH(Shared Channel)とがある。伝送チャンネルの上位にあり、伝送チャンネルにマッピングされる論理チャンネルとしては、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、及びMTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
図4は、E―UMTSシステムで使用する物理チャンネル構造の一例を示した図である。物理チャンネルは、時間軸上にある多数のサブフレームと、周波数軸上にある多数のサブキャリア(Sub―carrier)とで構成される。ここで、一つのサブフレーム(Sub―frame)は、時間軸上に複数のシンボル(Symbol)で構成される。一つのサブフレームは、複数の資源ブロック(Resource Block)で構成され、一つの資源ブロックは、複数のシンボル及び複数のサブキャリアで構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、すなわち、L1/L2制御チャンネルのために該当のサブフレームの特定シンボル(例えば、1番目のシンボル)の特定サブキャリアを用いることができる。図4には、L1/L2制御情報伝送領域(ハッチング部分)とデータ伝送領域(ハッチングしていない部分)を示した。現在論議が進行中のE―UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)システムでは、10msの無線フレーム(radio frame)を使用し、一つの無線フレームは10個のサブフレーム(subframe)で構成される。また、一つのサブフレームは二つの連続するスロットで構成される。一つのスロットの長さは、0.5msである。また、一つのサブフレームは多数のOFDMシンボルで構成され、多数のOFDMシンボルのうち一部のシンボル(例えば、1番目のシンボル)は、L1/L2制御情報を伝送するために使用することができる。データ伝送のための時間単位である伝送時間間隔(Transmission Time Interval、TTI)は1msである。
基地局と端末は、一般に特定制御信号又は特定サービスデータを除いては、伝送チャンネルであるDL―SCHを用いるPDSCHを介してデータを送信/受信する。PDSCHのデータがいずれの端末(一つ又は複数の端末)に伝送されるもので、前記各端末がどのようにPDSCHデータを受信してデコーディング(decoding)しなければならないのかに対する情報などは、PDCCHに含まれて伝送される。
例えば、特定PDCCHが「A」というRNTI(Radio Network Temporary Identity)でCRCマスキング(masking)されており、「B」という無線資源(例えば、周波数位置)及び「C」という伝送形式情報(例えば、伝送ブロックサイズ、変調方式、コーディング情報など)を用いて伝送されるデータに関する情報が特定サブフレームを通じて伝送されると仮定する。この場合、セル内の端末は、自分が有しているRNTI情報を用いてPDCCHをモニタリングし、「A」RNTIを有している一つ以上の端末があると、前記各端末はPDCCHを受信し、受信したPDCCHの情報を通じて「B」と「C」によって指示されるPDSCHを受信する。
図5は、マクロセルとスモールセルとの間の二重連結性を示す概念図である。
一方、LTE―A以後の次期のシステムでは、トラフィック最適化などのためにカバレッジが大きいセル(例えば、マクロセル)内にカバレッジが小さい多数のセル(例えば、マイクロセル)を配置することができる。例えば、一つの端末に対してマクロセルとマイクロセルを併合することができ、マクロセルは主に移動性管理用途(例えば、PCell)で使用され、マイクロセルは主にスループットブースティング用途(例えば、SCell)で使用される状況を考慮することができる。この場合、一つの端末に併合される各セルは、互いに異なるカバレッジを有することができ、それぞれのセルは、地理的に離れた互いに異なる基地局(或いは、これに相応するノード(例えば、リレー))によってそれぞれ管理することができる(インター―サイトCA)。
二重連結性(dual connectivity)は、端末がマクロセルとスモールセルの全てに同時に連結できることを意味する。二重連結性で、ハンドオーバー(handover)可能性を低下させるためにマクロセル内のスケジューリング無線ベアラ(Scheduling Radio Bearer、SRB)又は他のDRBを維持する同時に、高い処理量を提供するために、いくつかのデータ無線ベアラ(Data Radio Bearer、DRB)はスモールセルにオフロード(offload)することができる。マクロセルは、周波数f1を通じてMeNB(Macro cell eNB)によって作動し、スモールセルは、周波数f2を通じてSeNB(Small cell eNB)によって作動する。周波数f1及びf2は同一であり得る。MeNBとSeNBとの間のバックホール(backhaul)インターフェースは、バックホールに相当する遅延があり、一つのノードでの中央化されたスケジューリングが不可能であるので、非―理想的である。
二重連結性による利得を得るために、例えば、SRBs又はリアルタイムトラフィックなどの他のトラフィックがマクロセルによって依然としてサービスされる間、遅延耐性(delay tolerant)であるベスト―エフォートトラフィック(best―effort traffic)はスモールセルにオフロードされる。
図6は、二重連結性システムのセル変更手順に対する概念図である。
端末は、セルが追加、変更、又は除去されたとき、セル変更手順を行う。より具体的に、セルをサポートする特定無線ベアラが追加、変更、又は除去されたとき、端末はセル変更手順を行う。
マクロセルとスモールセルとの間の二重連結性システムにおいて、セルが追加、変更、又は除去されたとき、端末は、マクロ(又はマスター)セル基地局(MeNB)と通信するRLC及びPDCPエンティティでスモールセル変更(Small Cell Change、SCC)手順を行う。スモールセル(例えば、ピコセル(pico―cell)、フェムトセル(femto―cell)など)は、サービングセル(例えば、マクロセル)のカバレッジより小さいカバレッジを有するセルであり得る。
MeNBは、マクロセルカバレッジ上の各基地局のうち一つの基地局であって、マクロセルカバレッジを提供する。MeNBは、少なくともS1―MME(制御平面に対するS1)を終端する基地局であってもよい。マクロセルは、PCell、及び付加的な一つ以上のSCellを含む、MeNBと連関した各サービングセルのグループであるマクロセルグループのうち一つであってもよい。
SeNBは、スモールセルカバレッジ上の各基地局のうち一つの基地局であって、スモールセルカバレッジを提供する。SeNBは、MeNBでない端末のために追加的な無線資源を提供する基地局であってもよい。スモールセルは、スペシャルSCell及び付加的な一つ以上のSCellを含む、SeNBと連関した各サービングセルのグループである各スモールセルグループのうち一つであってもよい。マクロセルのカバレッジとスモールセルのカバレッジは、互いに重畳する領域を含む。
端末がSCC手順を行うとき、スモールセル上に常住することもできるネットワークの全てのエンティティの無線ベアラ又はネットワークのRLC/MAC/PHY(又はRLCエンティティのみ)の無線ベアラのみがMeNBからSeNBに、SeNB1から他のSeNB2に、又はSeNBからMeNBに移動することもできる。PDCPエンティティは、変更されたセル(分割ベアラ構造)上に常住することもできる。
図6の(a)に示したように、MeNBに連結された端末がSeNB1下の領域に移動する場合、例えば、BE―DRB(Best Effort―DRB)などの一部のDRBは、SeNB1にオフロードすることができる。このような方式で、BE―DRBのRLC/MAC/PHYは、PDCPエンティティがMeNB内に維持された状態で、MeNBからSeNB1に変更される。
図6の(b)の場合、MeNBに連結された端末がSeNB1下の領域からSeNB2下の領域に移動する場合、SeNB1によってサービングされるBE―DRBはSeNB2に移動する。このような方式で、BE―DRBのRLC/MAC/PHYは、PDCPエンティティがMeNB内に維持された状態で、SeNB1からSeNB2に変更される。
図6の(c)の場合、MeNBに連結された端末がSeNB2下の領域外に移動する場合、SeNB2によってサービングされるBE―DRBはMeNBに移動する。このような方式で、BE―DRBのRLC/MAC/PHYは、PDCPエンティティがMeNB内に維持された状態で、SeNB2からMeNBに変更される。
図7は、二重連結性のための無線プロトコル構造に対する概念図である。
本実施例のE―UTRANは、X2インターフェース上の非―理想的バックホールを通じて連結された2個の基地局に位置し、2個の別個のスケジューラ(scheduler)によって提供された各無線資源を活用するように構成されたRRC連結(RRC_CONNECTED)状態の複数の受信/送信(Rx/Tx)端末によって二重連結性(Dual Connectivity、DC)動作をサポートすることができる。特定端末に対する二重連結性と関連する各基地局は、2つの異なる役割を仮定することもできる。基地局は、MeNB又はSeNBとして行動することもできる。二重連結性で、端末は、一つのMeNB及び一つのSeNBと連結することができる。
二重連結性(DC)動作において、特定ベアラが用いる無線プロトコル構造は、ベアラがどのように設定されているのかによる。3つの代案として、MCG(Master Cell Group)ベアラ701、分離ベアラ(split bearer)703及びSCG(Secondary Cell Group)ベアラ705が存在する。3つの代案は、図7に示している。SRB(Signaling Radio Bearer)は、常にMCGベアラであって、MeNBによって提供される各無線資源のみを用いる。
特に、二重連結性(DC)動作は、SeNBによって提供された各無線資源を用いるように設定された少なくとも一つのベアラを有するものとして説明することもできる。
図8Aは、二重連結性と連関した基地局の制御平面連結性に対する概念図で、図8Bは、二重連結性と連関した基地局のユーザー平面連結性に対する概念図である。
図8Aは、特定端末に対する二重連結性と連関した基地局の制御平面(Control Plane、C―Plane)を示す。MeNBは、S1―MME(制御平面に対するS1)に連結された制御平面であり、MeNBとSeNBは、X2―C(X2―制御平面)を通じて互いに連結される。
図8Aに示すように、二重連結性のための基地局間(Inter―eNB)制御平面シグナリングがX2インターフェースシグナリングによって行われる。MMEへの制御平面シグナリングは、S1インターフェースシグナリングによって行われる。MeNBとMMEとの間には、端末当たりに一つのS1―MME連結が存在する。それぞれの基地局は、例えば、SCGに対するSCell(Secondary Cell)を他の端末に提供する間、いくつかの端末にはPCell(Primary Cell)を提供する場合のように、各端末を独立的に取り扱わなければならない。特定端末に対する二重連結性と連関したそれぞれの基地局は、自分の無線資源を所有し、自分の各セルの各無線資源を割り当てること、及びX2インターフェースシグナリングを用いて行われるMeNBとSeNBとの間のそれぞれの調整に対して主に責任を有する。
図8Bは、特定端末に対する二重連結性と連関した基地局のユーザー平面(User plane、U―Plane)連結性を示す。ユーザー平面連結性は、ベアラオプション設定に従う。:1)各MCGベアラにおいて、MeNBはS1―Uを通じてS―GWにユーザー平面連結され、2)各分割ベアラにおいて、MeNBはS1―Uを通じてS―GWにユーザー平面連結され、追加的にMeNBとSeNBはX2―Uを通じて互いに連結され、3)各SCGベアラにおいて、SeNBはS1―Uを通じてS―GWと直接連結される。MCG及び分離ベアラのみが設定された場合、SeNBにはS1―U終端が存在しない。二重連結性において、各マクロセルのグループから各スモールセルのグループへのデータオフロードのためにスモールセルの改善が要求される。各スモールセルは、各マクロセルから離れて配置され得るので、端末の観点から複数のスケジューラが異なる各ノードに分離されて位置し、独立的に動作する。これは、異なるスケジューリングノードが異なる無線資源環境に出会うことを意味し、それぞれのスケジューリングノードが異なるスケジューリング結果を有することもあり得ることを意味する。
現在、端末は、一つのMACエンティティを有する。複数のスモールセルをサポートするために各スケジューリングノードの間に一つの共通(common)MACエンティティが利用/共有される場合、スケジューリングノードは、自分の無線環境に従ってMACエンティティを管理/調整するのに困難があり得る。これは、異なるスケジューリングノードが、非―理想的バックホールを通じて連結される可能性もあるためである。例えば、同一のMACエンティティを用いる他のスケジューリングノードがMACエンティティをリセット(reset)することを望まない一方、一つのスケジューリングノードは、端末のMACエンティティをリセットすることを望む場合もあり得る。
図9は、本発明の実施例に係るMACエンティティの確立/リリースに対する概念図である。
本発明において、端末は、端末が連結されたスモールセルの存在にMACエンティティの存在有無が依存するMACエンティティを維持することもできる。マクロセルに対する持続的(persistent)MACエンティティはM―MACと称することができる一方、スモールセルに対するMACエンティティはS―MACと称することができる。併せて、端末が維持する各S―MACエンティティの数は、端末が連結された各スモールセルの数と同一であってもよい。すなわち、S―MACエンティティとスモールセルとの間、各スモールセルのグループとベアラとの間には1―対―1マッピングが存在する。
端末が複数のスモールセルに連結された場合、端末は、複数のS―MACエンティティを維持することができる。この場合、それぞれのS―MACエンティティは、他のS―MACエンティティとは独立的に動作する。ネットワーク側で、M―MACエンティティはマクロセル基地局(MeNB)内に位置する一方、S―MACエンティティはスモールセル基地局(SeNB)内に位置する。
基本的に、端末は、マクロセルと通信するためにM―MACと称されるMACエンティティを維持することもできる。その後、マクロセルに加えて、端末がスモールセルに連結される場合、端末は、スモールセルと通信するためにS―MACと称されるMACエンティティを確立する。端末は、スモールセルに対する連結を解除するとき、S―MACをリリースする。
端末は、各スモールセル又は各ベアラのグループの数によって互いに独立的に動作する複数のS―MACを有することもできる。具体的に、端末は、スモールセル/スモールセルのグループ/ベアラに対するS―MACを確立することもでき、スモールセル/スモールセルのグループ/ベアラが変更されるとき、S―MACをリリースすることもできる。
本発明において、端末は、第1の類型セル上の第1の基地局(BS)と通信(S901)し、ここで、端末は、第1の類型セルに対する第1のMACエンティティを有する。
好ましくは、第1の基地局はMeNBであってもよく、第1の類型セルは、各マクロセルのうち一つであり、第1の類型セルに対する第1のMACエンティティはM―MACエンティティであってもよい。
端末は、端末に追加されたり又は端末からリリースされる第2の類型セルの無線資源設定を含む設定情報を受信(S903)することができる。
MeNB及びSeNBは、端末がS―MACエンティティを確立又はリリースしなければならないことを端末に指示する。設定情報は、端末に対するベアラ又は各ベアラの一部が異なるスモールセルによって提供されることを指示することもでき、設定情報は、1)ベアラ識別子、2)スモールセル識別子、3)スモールセルグループ識別子、4)S―MAC確立/再設定/リリース指示、及び5)S―MAC確立類型を含むこともできる。ベアラ識別子は、スモールセル又はスモールセルグループにRLC/MACが変更される必要があるRB(Radio Bearer)の識別子である。スモールセル識別子又はスモールセルグループ識別子は、変更される必要があるRBのターゲットセル(target cell)の識別子である。マクロセル及びスモールセルは、いずれもこのフィールドによって識別される。RRCシグナリングメッセージは、スモールセル又はスモールセルグループで用いられる各無線ベアラパラメーターをさらに含むこともできる。
好ましくは、第2の類型セルは、各スモールセルのうち一つである。
好ましくは、設定情報は、第1の類型セル上の第1の基地局又は第2の類型セル上の第2の基地局を通じて指示することもできる。また、設定情報は、RRCシグナリングを通じて受信することもできる。端末は、RRCシグナリングメッセージをSeNBから直接受信できると共に、SeNBからMeNBを通じて受信することができる。
好ましくは、RB設定(configuration)メッセージと称されるRRCシグナリングメッセージは、端末に、無線ベアラ(RB)設定をMeNBからSeNBに(スモールセル追加の場合)、SeNBから他のSeNBに(スモール変更の場合)、又はSeNBからMeNBに(スモールセル除去の場合)変更するように要請するために用いることもできる。
例えば、端末がMeNB又はSeNBからRRCシグナリングメッセージを受信する場合、端末は、S―MAC確立/再設定/リリースを行うこともできる。その後、ベアラ識別子によって指示された各ベアラは、新たな/異なるスモールセルによって提供することができる。
端末が第1の基地局との通信を維持しながら第2の基地局との通信を開始する場合、端末は、第2の類型セルに対する第2のMACエンティティを確立(S905)することもできる。
好ましくは、第2の類型セルに対する第2のMACエンティティはS―MACであってもよく、第2の基地局はSeNBであってもよく、第2の類型セルは各スモールセルのうち一つであってもよい。
好ましくは、第2の基地局の第2の類型セルが端末に追加された場合、端末は、第2の基地局との通信を開始することもでき、又は、第2の基地局の第2の類型セル上に無線ベアラが確立された場合、端末は第2の基地局との通信を開始することもできる。
基地局が第1の基地局との通信を維持する間、第2の基地局との通信を中断(stop)した場合、端末は、第2の類型セルに対する第2のMACエンティティをリリース(S907)することもできる。
好ましくは、端末から第2の基地局の第2の類型セルが除去された場合、端末は、第2の基地局との通信を中断することもでき、また、第2の基地局の第2の類型セル内の各無線ベアラのうち一つのみがリリースされた場合、端末は第2の基地局との通信を中断することもできる。
本発明と関連して、MeNB又はSeNBがRRCシグナリングメッセージを介して「ターゲットセルはスモールセル」であることを指示する設定情報を伝送した場合、端末は、ターゲットセルの識別子を確認することもでき、端末は、マクロセルからスモールセルに無線ベアラを移動させることもできる。指示された無線ベアラに対して、端末は、次のような各行動を行うことができる。:1)マクロセルに対するRLCを除去、2)スモールセルに対するRLCを確立、3)存在しない場合、スモールセルに対するS―MACを確立。その他に、スモールセルに対して既に存在するS―MACを用い、4)既存のPDCPをスモールセルに対するRLC/S―MACにマッピングする。
MeNB又はSeNBがRRCシグナリングメッセージを介して「ターゲットセルはマクロセル」であることを指示する設定情報を伝送した場合、端末は、ターゲットセルの識別子を確認することもでき、端末は、スモールセルからマクロセルに無線ベアラを移動させることもできる。指示された無線ベアラに対して、端末は、次のような各行動を行うことができる。:1)スモールセルに対するRLCを除去、2)スモールセル内に残っている各無線ベアラがない場合は、スモールセルに対するS―MACを除去、3)マクロセルに対するRLCを確立、及び4)既存のPDCPをマクロセルに対するRLC/S―MACにマッピングする。
MeNB又はSeNBがRRCシグナリングメッセージを介して「ターゲットセルは他のスモールセル」であることを指示する設定情報を伝送した場合、端末は、ターゲットセルの識別子を確認することもでき、端末は、スモールセルから他のスモールセルに無線ベアラを移動させることもできる。指示された無線ベアラに対して、端末は、次のような各行動を行うことができる。:1)既存のスモールセルに対するRLCを除去、2)既存のスモールセル内に残っている各無線ベアラがない場合は、既存のスモールセルに対するS―MACを除去、3)新たなスモールセルに対するRLCを確立、4)存在しない場合、新たなスモールセルに対するS―MACを確立。その他に、新たなスモールセルに対して既に存在するS―MACを用い、5)既存のPDCPを新たなスモールセルに対するRLC/S―MACにマッピングする。
S―MACを除去して確立する代わりに、スモールセルの変更時にS―MAC再設定を適用することもできる。この場合、端末は、S―MACをリセットし、新たなスモールセルで用いられる各パラメーターを適用する。
図10A、図10B、及び図10Cは、本発明の実施例に係るセル変更におけるMACエンティティの確立に対する概念図である。
端末が新たなスモールセルグループで設定された場合、端末は、MeNB又はSeNBからのS―MAC確立指示子を含むか、又はこれを含まないRRCシグナリングメッセージを受信することができる。
S―MAC確立指示子を含まないRRCシグナリングメッセージを端末が受信したとき、RRCシグナリングメッセージは、S―MAC確立指示子を含まないスモールセル識別子又はスモールセルグループ識別子を含み、各識別子がRRCシグナリングメッセージの受信時に用いられていない場合、端末は、これを端末に追加される新たなスモールセル又はスモールセルグループと見なすこともでき、S―MAC確立を行うこともできる。
端末がS―MAC確立を行う場合、RRCシグナリングメッセージによって指示されたベアラ又は各ベアラのうち一部は、新たに追加されたスモールセルによって提供される。これは、RRCシグナリングによって指示されたベアラ又は各ベアラの一部が、M―MACの代わりに新たなスモールセルに対するS―MACにマッピングされることによって実現することができる。
S―MAC確立の3つの類型として、例えば、「スモールセル当たりの」S―MAC確立、「各スモールセルのグループ当たりの」S―MAC確立、及び「ベアラ当たりの」S―MAC確立がある。S―MAC確立類型は、RRCシグナリングメッセージを用いて明示的に指示されたり、端末とMeNB/SeNBとの間に既に設定されることもある。
図10Aは、本発明の実施例に係るセル変更におけるスモールセル当たりのMACエンティティの確立に対する概念図である。
「スモールセル当たりの」S―MAC確立類型の場合、端末は、スモールセル当たりのS―MACを確立することもできる。端末は、各スモールセルの数と同一の数のS―MACを確立することもできる。ベアラ識別子によって指示された各ベアラは、M―MACの代わりにスモールセルの対応S―MACにマッピングされる。一つのスモールセルによって提供された少なくとも一つのベアラは、スモールセルの一つの共通S―MACにマッピングされる。
端末がこの類型のS―MAC確立を行う場合、端末は、RRCシグナリングメッセージのスモールセル識別子によって指示された新たなスモールセルに対する一つの共通S―MACを確立することもでき、また、RRCシグナリングによって指示されたベアラは、スモールセルの共通S―MACにマッピングされる。
図10Bは、本発明の実施例に係るセル変更におけるスモールセルグループ当たりのMACエンティティの確立に対する概念図である。
「スモールセルグループ当たりの」S―MAC確立類型の場合、端末は、スモールセルグループ当たりのS―MACを確立することもできる。スモールセルグループは、少なくとも一つのスモールセルを含むこともできる。各スモールセルの同一のグループ内で、端末は一つの共通S―MACを確立することもできる。スモールセルグループに属した各スモールセルによって提供される全てのベアラは、スモールセルグループの共通S―MACにマッピングされる。この類型のS―MAC確立において、端末は、スモールセルグループの数と同一の数のS―MACを確立することができる。
端末がこの類型のS―MAC確立を行う場合、RRCシグナリングメッセージによって指示された各ベアラは、スモールセルグループ識別子によって指示されたスモールセルグループの共通S―MACにマッピングされる。
図10Cは、本発明の実施例に係るセル変更におけるベアラ当たりのMACエンティティ確立に対する概念図である。
「ベアラ当たりの」S―MAC確立類型の場合、端末は、ベアラ当たりのS―MACを確立することもできる。S―MACの数は、ベアラの数と同一であり得る。この類型のS―MAC確立において、各ベアラが同一のスモールセルによって提供されるとしても、それぞれのベアラはスモールセルの対応S―MACにマッピングされることもある。
端末がこの類型のS―MAC確立を行う場合、RRCシグナリングメッセージによって指示されたベアラは、スモールセル識別子によって指示されたスモールセルの別途のS―MACにマッピングされることもある。
図11は、本発明の実施例に係るセル変更におけるMACエンティティリリースに対する概念図である。
スモールセル又はスモールセルグループが除去された場合、端末は、MeNB又はSeNBからのRRCシグナリングメッセージによるS―MACリリース指示を受信することもできる。端末がRRCシグナリングメッセージを受信した場合、端末は、後続S―MACと関連して、S―MACリリースを行うこともできる。
ベアラ、スモールセル、又は各スモールセルのグループにマッピングされたS―MACは、ベアラ識別子、スモールセル識別子又は各スモールセルのグループ識別子によって指示されることもある。また、スモールセル又は各スモールセルのグループのS―MACは、ベアラ識別子によって指示されることもある。
除去されたスモールセル又は除去されたスモールセルグループのS―MACを端末がリリースする場合、端末は、RRCシグナリングメッセージ内のスモールセル識別子、スモールセルグループ識別子、又はベアラ識別子によって指示された、スモールセル、スモールセルグループ、又は各ベアラと連関した全てのS―MACを削除/廃棄(delete/discard)することもでき、また、リリースされる既存のS―MACにマッピングされた各ベアラは、M―MACに再マッピング(re―mapping)されることもあり、マクロセルによってサービングされることもある。
図12は、本発明の実施例に係る通信装置のブロック図である。
図12に示した装置は、上述したメカニズムを行うように適応されたユーザー装置(User Equipment、UE)及び/又はeNBであってもよいが、同一の作業を行う任意の装置であってもよい。
図12に示したように、装置は、DSP(Digital Signal Processor)/マイクロプロセッサー110及びRF(Radio Frequency)モジュール(送受信機)135を含むこともできる。DSP/マイクロプロセッサ110は、送受信機135に電気的に連結され、送受信機135を制御する。装置は、設計者の選択によって、電力管理モジュール105、バッテリ155、ディスプレイ115、キーパッド120、メモリデバイス130、スピーカー145及び入力デバイス150をさらに含むこともできる。
特に、図12は、ネットワークから要請メッセージを受信するように構成された受信機135、及びネットワークにタイミング送/受信タイミング情報を送信するように構成された送信機135を含む端末を示すこともできる。このような送信機と受信機は、送受信機135を構成することができる。端末は、送受信機(受信機及び送信機)135に連結されたプロセッサ110をさらに含むことができる。
また、図12は、端末に要請メッセージを送信するように構成された送信機135、及び端末から送受信タイミング情報を受信するように構成された受信機135を含むネットワーク装置を示すこともできる。このプロセッサ110は、送受信タイミング情報に基づいて遅延を計算することもできる。
本発明は、本発明の精神及び必須特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化することができる。前記の詳細な説明は、別途に明示していない限り、制限的に解釈してはならなく、請求項で定義された範囲内で広義に解釈しなければならない。したがって、本発明の等価的範囲内での全ての変更及び修正は、本発明の範囲に含まれ、特許請求の範囲内で解釈されるだろう。
以上説明した各実施例は、本発明の各構成要素と各特徴が所定形態で結合されたものである。各構成要素又は特徴は、別途の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合されない形態で実施することができる。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することも可能である。本発明の各実施例で説明する各動作の順序は変更可能である。いずれかの実施例の一部の構成や特徴は他の実施例に含ませることができ、又は、他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替えることができる。特許請求の範囲で明示的な引用関係のない各請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新たな請求項として含ませ得ることは自明である。
本発明の実施例において、基地局(BS)によって行われると説明した特定動作は、上位ノードのBSによって行うこともできる。BSを含む複数のネットワークノードにおいて、MSとの通信のために行われる多様な動作が基地局によって行われたり、基地局以外の他のネットワークノードによって行われ得ることは明らかである。「eNB」という用語は、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「基地局(BS)」、アクセスポイントなどに取り替えることもできる。
上述した各実施例は、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせなどの多様な手段によって具現することもできる。
ハードウェア設定において、本発明の実施例に係る方法は、一つ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上で説明した機能又は動作を行うモジュール、手順、関数などの形態で具現することができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに格納してプロセッサによって駆動することができる。前記メモリユニットは、前記プロセッサの内部又は外部に位置し、既に公知となった多様な手段によって前記プロセッサとデータをやり取りすることができる。
本発明は、本発明の特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化できることは当業者にとって自明である。したがって、前記の詳細な説明は、全ての面で制限的に解釈してはならなく、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的解釈によって決定しなければならなく、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
上述した方法は、3GPP LTEシステムに適用される例を中心に説明したが、3GPP LTEシステム以外にも、多様な無線通信システムに適用することが可能である。
好ましくは、前記設定情報は、前記第1の類型セル上の前記第1の基地局又は前記第2の類型セル上の前記第2の基地局によって指示される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
第1の類型セル及び第2の類型セルを含む無線通信システムの端末の作動方法であって、
前記第1の類型セル上の第1の基地局と通信すること―ここで、前記端末は、前記第1の類型セルに対する第1のMAC(Medium Access Control)エンティティを含む。―;
前記第1の基地局との通信を維持する間、前記端末が第2の基地局との通信を開始する場合、前記第2の類型セルに対する第2のMACエンティティを確立すること;及び
前記端末が前記第1の基地局との通信を維持する間、前記第2の基地局との通信を中止する場合、前記第2の類型セルに対する前記第2のMACエンティティをリリースすることを含む、端末の作動方法。
(項目2)
前記第2の基地局の前記第2の類型セルが前記端末に追加されたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を開始する、項目1に記載の端末の作動方法。
(項目3)
前記第2の基地局の前記第2の類型セル上に無線ベアラが確立されたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を開始する、項目1に記載の端末の作動方法。
(項目4)
前記第2の基地局の前記第2の類型セルが前記端末から除去されたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を中断する、項目1に記載の端末の作動方法。
(項目5)
前記第2の基地局の前記第2の類型セルに対する各ベアラのうち一つのみがリリースされたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を中断する、項目1に記載の端末の作動方法。
(項目6)
前記端末に追加されたり又は前記端末から除去される第2の類型セルの無線資源設定を含む設定情報を受信することをさらに含む、項目1に記載の端末の作動方法。
(項目7)
前記設定情報は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングメッセージを介して受信された、項目6に記載の端末の作動方法。
(項目8)
前記設定情報は、前記第1の類型セル上の前記第1の基地局又は前記第2の類型セル上の前記第2の基地局によって指示された、項目6に記載の端末の作動方法。
(項目9)
第1の類型セル及び第2の類型セルを含む無線通信システムの端末であって、
無線周波数モジュール;及び
前記無線周波数モジュールと連結され、前記第1の類型セル上の第1の基地局と通信するための第1のMAC(Medium Access Control)エンティティを含むプロセッサを含み、
前記プロセッサは、前記第1の基地局との通信を維持する間、前記端末が第2の基地局との通信を開始する場合、前記第2の類型セルに対する第2のMACエンティティを確立し、前記第1の基地局との通信を維持する間、前記端末が前記第2の基地局との通信を中断する場合、前記第2の類型セルに対する前記第2のMACエンティティをリリースするように構成された、端末。
(項目10)
前記端末に前記第2の基地局の前記第2の類型セルが追加されたとき、前記プロセッサは前記第2の基地局との通信を開始する、項目9に記載の端末。
(項目11)
前記第2の基地局の前記第2の類型セル上に無線ベアラが確立されたとき、前記プロセッサは前記第2の基地局との通信を開始する、項目9に記載の端末。
(項目12)
前記第2の基地局の前記第2の類型セルが前記端末から除去されたとき、前記プロセッサは前記第2の基地局との通信を中断する、項目9に記載の端末。
(項目13)
前記第2の基地局の前記第2の類型セル内の各無線ベアラのうち一つのみがリリースされたとき、前記プロセッサは前記第2の基地局との通信を中断する、項目9に記載の端末。
(項目14)
前記無線周波数モジュールは、前記端末に追加されたり又は前記端末から除去される前記第2の類型セルの無線周波数設定を含む情報を受信するように構成された、項目9に記載の端末。
(項目15)
前記設定情報は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングメッセージを介して受信された、項目14に記載の端末。
(項目16)
前記設定情報は、前記第1の類型セル上の前記第1の基地局又は前記第2の類型セル上の前記第2の基地局によって指示された、項目14に記載の端末。

Claims (16)

  1. 第1の類型セル及び第2の類型セルを含む無線通信システムの端末の作動方法であって、
    前記第1の類型セル上の第1の基地局と通信すること―ここで、前記端末は、前記第1の類型セルに対する第1のMAC(Medium Access Control)エンティティを含む。―;
    前記第1の基地局との通信を維持する間、前記端末が第2の基地局との通信を開始する場合、前記第2の類型セルに対する第2のMACエンティティを確立すること;及び
    前記端末が前記第1の基地局との通信を維持する間、前記第2の基地局との通信を中止する場合、前記第2の類型セルに対する前記第2のMACエンティティをリリースすることを含む、端末の作動方法。
  2. 前記第2の基地局の前記第2の類型セルが前記端末に追加されたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を開始する、請求項1に記載の端末の作動方法。
  3. 前記第2の基地局の前記第2の類型セル上に無線ベアラが確立されたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を開始する、請求項1に記載の端末の作動方法。
  4. 前記第2の基地局の前記第2の類型セルが前記端末から除去されたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を中断する、請求項1に記載の端末の作動方法。
  5. 前記第2の基地局の前記第2の類型セルに対する各ベアラのうち一つのみがリリースされたとき、前記端末は前記第2の基地局との通信を中断する、請求項1に記載の端末の作動方法。
  6. 前記端末に追加されたり又は前記端末から除去される第2の類型セルの無線資源設定を含む設定情報を受信することをさらに含む、請求項1に記載の端末の作動方法。
  7. 前記設定情報は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングメッセージを介して受信された、請求項6に記載の端末の作動方法。
  8. 前記設定情報は、前記第1の類型セル上の前記第1の基地局又は前記第2の類型セル上の前記第2の基地局によって指示された、請求項6に記載の端末の作動方法。
  9. 第1の類型セル及び第2の類型セルを含む無線通信システムの端末であって、
    無線周波数モジュール;及び
    前記無線周波数モジュールと連結され、前記第1の類型セル上の第1の基地局と通信するための第1のMAC(Medium Access Control)エンティティを含むプロセッサを含み、
    前記プロセッサは、前記第1の基地局との通信を維持する間、前記端末が第2の基地局との通信を開始する場合、前記第2の類型セルに対する第2のMACエンティティを確立し、前記第1の基地局との通信を維持する間、前記端末が前記第2の基地局との通信を中断する場合、前記第2の類型セルに対する前記第2のMACエンティティをリリースするように構成された、端末。
  10. 前記端末に前記第2の基地局の前記第2の類型セルが追加されたとき、前記プロセッサは前記第2の基地局との通信を開始する、請求項9に記載の端末。
  11. 前記第2の基地局の前記第2の類型セル上に無線ベアラが確立されたとき、前記プロセッサは前記第2の基地局との通信を開始する、請求項9に記載の端末。
  12. 前記第2の基地局の前記第2の類型セルが前記端末から除去されたとき、前記プロセッサは前記第2の基地局との通信を中断する、請求項9に記載の端末。
  13. 前記第2の基地局の前記第2の類型セル内の各無線ベアラのうち一つのみがリリースされたとき、前記プロセッサは前記第2の基地局との通信を中断する、請求項9に記載の端末。
  14. 前記無線周波数モジュールは、前記端末に追加されたり又は前記端末から除去される前記第2の類型セルの無線周波数設定を含む情報を受信するように構成された、請求項9に記載の端末。
  15. 前記設定情報は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングメッセージを介して受信された、請求項14に記載の端末。
  16. 前記設定情報は、前記第1の類型セル上の前記第1の基地局又は前記第2の類型セル上の前記第2の基地局によって指示された、請求項14に記載の端末。
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