JP2016514933A - マルチバンドアンテナ - Google Patents

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Abstract

本発明は、マルチバンドアンテナに関する。このアンテナは、基板と、特定の周波数バンドで共振する、例えばPIFAなどの複数のアンテナを設けられた少なくとも1つの導電層とを有する。アンテナは、コンパクトなアンテナを実現するようにカスケード接続される。第1アンテナは、第1放射素子(30)、第1放射素子へ接続される第1給電素子(31)、及び第1接地帰路素子(32)を有し、第2アンテナは、第2放射素子(20)、第2放射素子へ接続される第2給電素子、及び第2接地帰路素子を有する。接地面(10)は、第1又は第2アンテナと同じ層において印刷される。

Description

本発明は、概して、無線通信システムのための、例えば、ホームネットワーキングデバイス又はモバイルデバイスのためのマルチバンドアンテナに関する。
例えばゲートウェイ及びセットトップボックスなどのホームネットワーキングデバイスは、ますます多くの無線標準規格に適合する必要がある。そのような標準規格は、例えば、2.4GHz及び5GHzバンドで動作するWLAN(Wireless Local Area Network)、2.4GHzバンドで動作するBluetooth(登録商標)及びRF4CE(Radio Frequency For Consumer Electronics)、1900MHzバンドで動作するDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)、及びUHFやLバンドで動作するLTE(Long Term Evolution)である。
複数の無線標準規格に適合可能なデバイスのこのような要望は、要求されるアンテナの数を増やし、続いてデバイスのコストを増大させる。MIMOシステムの要望もアンテナの数を増やす。n次MIMOシステムのためには、n個のアンテナが必要とされる。加えて、RF4CE又はDECTシステムのようなシステムのための放射ダイバーシティの要望もこの増加に寄与する。
種々のアンテナアーキテクチャが、そのようなマルチバンド無線システムのために可能である。図1A乃至1Cは、3つの可能なアンテナアーキテクチャを表す。
図1Aは、要求されるバンドごとに特定の単一バンドアンテナ及び特定のフィルタを有する第1のアンテナアーキテクチャを示す。この解決法は、夫々のアンテナと夫々のフィルタとの間にコネクタを要するために、非常に高価である。
図1Bは、夫々の要求されるバンドのための単一のワイドバンドアンテナ及び特定のフィルタを有する第2のアンテナアーキテクチャを示す。このアーキテクチャでは、アンテナが適切にインピーダンス整合される周波数バンド幅は、マルチバンドシステムの全ての周波数バンドをカバーすべきである。信号を異なるフィルタ及び関連するトランシーバへ向けるためにマルチプレクサが使用される。この解決法は、1つのコネクタ及び1つのマルチプレクサしか要しないために、比較的安価である。しかし、目標とする周波数バンド幅に応じて、このようなアンテナの設計は、極めて厄介なことがあり、サイズと性能(リターン損失、利得、効率、など)との間のトレードオフ解を生じさせ得る。加えて、ワイドバンドアンテナは、そのワイドバンド利得のためにEMI問題を大きくすることがある。
図1Cは、夫々の要求されるバンドのためのマルチバンドアンテナ及び特定のフィルタを有する第3のアンテナアーキテクチャを示す。このようなアンテナによれば、アンテナのリターン損失応答はマルチバンドである。このことは、アンテナが目標とする周波数バンドにおいてのみ適切に整合されることを意味する。この解決法は、1つのコネクタ及び1つのマルチプレクサしか要しないために、非常に安価である。
本発明は、前述の背景技術を鑑みて考案されたものである。
本発明の第1の態様に従って、少なくとも1つの導電層を備える基板を有し、前記少なくとも1つの導電層は、接地部分と、第1放射素子、該第1放射素子へ接続される第1給電素子(31)、及び前記第1放射素子と前記接地部分とへ接続される第1接地帰路素子(32)と、第2放射素子(20)、該第2放射素子へ接続される第2給電素子(21)、及び前記第2放射素子(20)と前記第1接地帰路素子(32)と前記接地部分(10)とへ接続される第2接地帰路素子(22)とを有し、前記第1放射素子(30)及び前記第1給電素子(31)は前記接地部分から横方向にオフセットされ、前記第1放射素子(30)、前記第1給電素子(31)及び前記第1接地帰路素子(32)は第1周波数バンドで共振する第1アンテナを形成するように配置され、前記第2放射素子(20)、前記第2給電素子(21)及び前記第2接地帰路素子(22)は、第2周波数バンドで共振する第2アンテナを形成するように配置され、前記第2放射素子の長さ(L20)は、前記第1放射素子の長さ(L30)と異なり、前記第2放射素子(20)及び前記第2給電素子(21)は、前記第1放射素子(30)及び前記第1給電素子(31)から横方向にオフセットされ、前記第1給電素子は、リンクによって前記第2給電素子へ接続されて、前記第2放射素子が前記第1給電素子を介して共通の給電ポート(80)へ接続されるようにする、マルチバンドアンテナが提供される。
前記第1アンテナ及び/又は前記第2アンテナは、平面形態において、例えば、プリント平面アンテナとして、設けられてよい。本発明の幾つかの実施形態では、前記第1アンテナ及び/又は前記第2アンテナは、例えば、逆Fアンテナ(PIFA)として形成されてよい。
幾つかの実施形態では、前記基板は、該基板によって互いから離された第1導電層及び第2導電層を設けられ、前記接地部分及び前記第1アンテナは、前記第1導電層において設けられ、前記第2アンテナは、前記第2導電層において設けられる。
2つのアンテナは、例えば、表面導電層及び底面導電層を備える基板上に作成される。第1アンテナの放射素子及び給電素子は、表面導電層において設けられてよく、第2PIFAの放射素子及び給電素子は、底面導電層において設けられる。
前記第2給電素子は、望ましくは、前記第2導電層において印刷されたマイクロとストリップラインによって、且つ、例えばビアホールなどのスルー接続を介して、前記第1給電素子へ接続される。前記マイクロストリップラインは、前記第1放射素子の下又は上に配置される。
本発明の実施形態に従って、前記第1接地帰路素子は、例えばビアホールなどのスルー接続によって前記接地部分へ接続される。
本発明の他の実施形態に従って、前記第2接地帰路素子は、例えばビアホールなどの前記スルー接続によって前記第1接地帰路素子へ接続される。
本発明の具体的な実施形態では、前記第1放射素子は、直線状の導電線において形成される。
他の実施形態では、前記第1放射素子は第1及び第2の連続部分を有し、前記第2の部分は前記第1の部分に垂直である。
本発明の具体的な実施形態では、前記第1放射素子の長さは、前記第2周波数バンドが前記第1周波数バンドよりも高いように、前記第2放射素子の長さよりも長い。
本発明の特定の実施形態では、前記リンクは、例えば、1つ以上のインダクタ及び/又はキャパシタといった、電子部品を有する。
本発明の特定の実施形態では、前記第1給電素子は、例えば、1つ以上のインダクタ及び/又はキャパシタといった、電子部品を有する。
本発明の特定の実施形態では、前記第2給電素子は、例えば、1つ以上のインダクタ及び/又はキャパシタといった、電子部品を有する。
有利に、前記第1給電素子の長さ及び幅は、前記第1アンテナのインピーダンスを、前記第1給電素子へ接続される無線周波数回路のインピーダンスと整合させるよう定義される。
有利に、前記第1給電素子は、キャパシタと直列にカスケード接続されたインダクタを介して前記無線周波数回路へ接続され、前記インダクタのインダクタンスは、前記第2アンテナと前記無線周波数回路とのインピーダンス整合を達成するように決定され、前記キャパシタのキャパシタンスは、前記第1アンテナと前記無線周波数回路とのインピーダンス整合を達成するように決定される。
本発明の実施形態は、2つよりも多い周波数バンドを有するマルチバンドアンテナにも関わる。
然るに、本発明の特定の実施形態では、当該アンテナは、第1及び第2の導電層間に配置される前記基板の第3導電層を更に有する。該第3導電層は、第3放射素子、該第3放射素子へ接続される第3給電素子、及び前記第3放射素子と前記接地部分とへ接続される第3接地帰路素子を有する。前記第3放射素子の長さは、前記第1放射素子及び前記第2放射素子の長さと異なる。前記第3放射素子及び前記第3給電素子は、前記第1放射素子、前記第2放射素子、前記第1給電素子、前記第2給電素子、及び前記接地部分から横方向にオフセットされる。前記第3放射素子、前記第3給電素子及び前記第3接地帰路素子は、第3周波数バンドで共振する、例えばプリント逆Fアンテナなどの第3アンテナを実質的に形成するように配置される。
このアンテナでは、アンテナ、例えばPIFAは、基板に取り付けられた3つの導電層の夫々1つにおいて印刷される。
特定の実施形態に従って、前記第1給電素子、前記第2給電素子及び前記第3給電素子は、給電ポートへ接続される。例えば、前記第2給電素子は、前記第2導電層において印刷された第1マイクロとストリップラインと、例えばビアホールなどの少なくとも1つのスルーコネクタとによって、前記第3給電素子へ接続される。前記第1マイクロストリップラインは、前記第3放射素子の下又は上に配置される。前記第1給電素子は、前記第3導電層において印刷された第2マイクロストリップラインと、少なくとも1つのスルーコネクタとによって、前記第3給電素子へ接続される。前記第2マイクロストリップラインは、前記第1放射素子の下又は上に配置される。
本発明の他の実施形態では、前記第1導電層及び前記第2導電層のうちの1つは、第3放射素子、該第3放射素子へ接続される第3給電素子、及び前記第3放射素子と前記接地部分とへ接続される第3接地帰路素子を更に有する。前記第3放射素子の長さは、前記第1放射素子及び前記第2放射素子の長さと異なる。前記第3放射素子及び前記第3給電素子は、前記第1放射素子、前記第2放射素子、前記第1給電素子、前記第2給電素子、及び前記接地部分から横方向にオフセットされる。前記第3放射素子、前記第3給電素子及び前記第3接地帰路素子は、第3周波数バンドで共振する、例えばプリント逆Fアンテナなどの第3アンテナを形成するように配置される。
この実施形態では、導電層のうちの少なくとも1つが少なくとも2つのアンテナを有する。
本発明の更なる態様は、本発明のいずれかの実施形態に従うマルチバンドアンテナを有する無線通信用電子デバイスを提供する。電子デバイスは、例えば、ゲートウェイデバイス又はセットトップボックスであってよい。
本発明の一般的な実施形態では、当該マルチバンドアンテナは、例えば、1つ以上の基板層によって分けられて重ね合わされたPIFAなどのプリント平面アンテナを含む、複数のアンテナから形成される。
本発明の実施形態は、例えば、図1Cのアーキテクチャに従って使用され得るマルチバンドアンテナを提供してよい。
本発明の実施形態に従って、コンパクト且つ安価なマルチバンドアンテナが提供され、マルチバンドアンテナは、複数の単一バンドアンテナの性能と遜色ない性能を備える。
本発明の実施形態は、これより、単なる一例として、以下の図を参照して記載される。
既に記載された図1A乃至1Cは、マルチバンドシステムのためのアンテナアーキテクチャの例を概略的に表す。 先行技術のPIFAの概略図である。 本発明に従うデュアルバンドアンテナの第2実施形態の概略図である。 図3のアンテナの第1放射素子及び第1給電素子を示す図3の部分図である。 図3のアンテナの第2放射素子及び第2給電素子を示す図3の部分図である。 図3の素子間の距離を示す図3の部分図である。 本発明に従うデュアルバンドアンテナの第2実施形態を概略的に表す。 本発明に従うデュアルバンドアンテナの第3実施形態を概略的に表す。 本発明に従うデュアルバンドアンテナの第4実施形態を概略的に表す。 本発明に従うデュアルバンドアンテナの第5実施形態を概略的に表す。 WLAN2.4GHz及び5GHzバンドで動作する図7で表されたデュアルバンドアンテナのリターン損失を図示的に表す。 WLAN2.4GHz及び5GHzバンドで動作する図7で表されたデュアルバンドアンテナについて、2.4GHzバンドでの利得を図示的に表す。 WLAN2.4GHz及び5GHzバンドで動作する図7で表されたデュアルバンドアンテナについて、5GHzバンドでの利得を図示的に表す。 WLAN2.4GHz及び5GHzバンドで動作する図7で表されたデュアルバンドアンテナについて、2.4GHzバンドでのアンテナ効率を図示的に表す。 WLAN2.4GHz及び5GHzバンドで動作する図7で表されたデュアルバンドアンテナについて、5GHzバンドでのアンテナ効率を図示的に表す。 WLAN2.4GHz及び5GHzバンドで動作する図7で表されたデュアルバンドアンテナについて、2.45GHzでの3D放射パターンを表す。 WLAN2.4GHz及び5GHzバンドで動作する図7で表されたデュアルバンドアンテナについて、5.5GHzでの3D放射パターンを表す。 WLAN2.4GHz及び5GHzバンドで動作する図7で表されたデュアルバンドアンテナについて、2.45GHzの周波数での電流分布を表す。 WLAN2.4GHz及び5GHzバンドで動作する図7で表されたデュアルバンドアンテナについて、5.5GHzの周波数での電流分布を表す。 本発明に従うスリーバンドアンテナの第1実施形態の概略図である。 図20の部分図である。 本発明に従うスリーバンドアンテナの第2実施形態の概略図である。 本発明に従うデュアルバンドアンテナの更なる実施形態の概略図である。
ここで説明される例示は、本発明の好適な実施形態を表し、かかる例示は、どのような方法でも、本発明の適用範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。
本発明の幾つかの実施形態では、例えばPIFAなどの複数のアンテナを有するマルチバンドアンテナが与えられる。図2は、単一のPIFAの例となる設計を表す。
図2の特定の実施形態では、PIFAアンテナは、2つの導電層を備える基板上に印刷される。表面導電層(斜線部)には、給電素子F、放射素子R及び接地帰路素子GRが印刷され、底面導電層には、接地部分又は接地面Gが印刷される。
放射素子Rは、基本的には、矩形線から成る。それはまた、その長さを縮めるように蛇行され得る。この素子の長さLは、アンテナの目標とするバンド幅の中心周波数での波長の4分の1に略等しい。
放射素子Rは、一方の端部が開放されて、他方の端部が接地帰路素子GR及びビアホールHによって接地部分Gへ短絡される。放射素子及び給電素子は、接地部分Gから横方向にオフセットされる。
放射素子Rは、放射素子に垂直に配置される給電素子Fによって給電される。両素子は、接地帰路素子GRとともに、接地面の垂直エッジと一種の逆F形状を形成する。この技術分野では、PIFAは、実質的に逆F形状を有するアンテナ、又は実質的にT形状を有するアンテナを指す。
幾つかのパラメータは、アンテナの目標とする性能を達成する要調整される:
・給電素子Fと接地部分Gの垂直エッジとの間のギャップd、放射素子の幅W、及び放射素子Rと接地面の水平エッジとの間のギャップdは、要求されるリターン損失レベルを満足しながら、アンテナを目標とするインピーダンスに整合させるよう定義される。
・放射素子Rの長さL及び幅W、並びに放射素子の端部Eと接地部分の右側の垂直エッジとの間のギャップdは、目標とするバンド幅及び放射性能(効率、利得)を達成するよう定義される。
本発明の特定の実施形態に従って、互いの上にスタックされる複数のPIFAに基づくマルチバンドアンテナが提案される。
図3乃至6は、本発明の第1実施形態に従うデュアルバンドアンテナを表す。
単一のPIFAに関して、デュアルバンドアンテナは、2つの導電金属層を備える基板において作られる。すなわち、基板は、基板の表面に取り付けられた最上層(斜線部)、及び基板の底面に取り付けられた最下層を備える。
放射素子30、給電素子31及び接地帰路素子32は、最上層において印刷される。放射素子30及び給電素子31は、接地部分10から横方向にオフセットされる。放射素子30は、接地帰路素子32及びビアホール60によって接地部分10へ接続される端部を備える。放射素子30の他方の端部は開放端である。給電素子31は、放射素子30に垂直に接続される。給電素子31の遊離端は、給電ポート80へ接続される。
この実施形態では、放射素子30は、2つの連続した長方形部分、すなわち、第1の部分30Aと、部分30Aに垂直な第2の部分30Bとを有する。
放射素子30、給電素子31及び接地帰路素子32は、それらが第1周波数バンドB1で共振する第1アンテナを形成するように配置される。この例では、第1アンテナは、第1のプリント逆Fアンテナとして実質的に形成される。放射素子30の長さL30は、λがバンドB1の中心周波数での波長であるとして、λ/4に略等しい。
本発明の実施形態では、最下層は、第2周波数バンドB2で共振する第2アンテナを形成する放射素子20、給電素子21及び接地帰路素子22を更に有する。接地帰路素子22は、接地部分10の一部である。接地部分10は、ドット(ドットを伴う領域)によって図に示されている。放射素子20及び給電素子21は、最上層の放射素子30及び給電素子31から横方向にオフセットされる。
この実施形態では、給電素子21及び31は、最下層において印刷されているマイクロストリップライン50の形をとるリンク素子を介して、且つ、基板を貫通するスルー接続によって、接続されている。この例では、スルー接続はビアホール70である。このように、2つの給電素子21及び31は、同じ給電ポート80へ接続される。特に、第2放射素子20は、第1放射素子30の給電素子を介して共通の給電ポート80へ接続される。
本発明の特定の実施形態に従って、放射素子20、給電素子21及び接地帰路素子22は、それらが第2周波数バンドB2で共振する第2のプリント逆Fアンテナを実質的に形成するように配置される。放射素子20の長さL20は、λがバンドB2の中心周波数での波長であるとして、λ/4に略等しい。
この具体的な実施形態は、本例ではPIFAとして形成され、互いの機能性が比較的独立している2つのカスケード接続されたアンテナをもたらす。夫々のアンテナは、他方のアンテナから独立に最適化され得る。周波数バンドB1で共振する第1アンテナのパラメータは、以下の値に作用することによって調整され得る:
・放射素子30の幅W30及び長さL30
・給電素子31の幅W31
・接地部分10の第1垂直エッジと給電素子31との間の距離d11(この距離は図6において見られる。);
・接地部分10の水平エッジと放射素子30の部分30Aとの間の距離d12(この距離は図6において見られる。);並びに
・接地部分10の第2垂直エッジと放射素子30の部分30Bとの間の距離d13(この距離は図6において見られる。)。
同様に、周波数バンドB2で共振する第2アンテナのパラメータは、以下の値に作用することによって調整され得る:
・放射素子20の幅W20及び長さL20
・給電素子21の幅W21
・マイクロストリップライン50の幅W50
・接地部分10の第1垂直エッジと給電素子21との間の距離d21(この距離は図6において見られる。);
・放射素子20と放射素子30の部分30Aとの間の距離d22(この距離は図6において見られる。);並びに
・放射素子20の開放端と放射素子30の部分30Bとの間の距離d23(この距離は図6において見られる。)。
本実施形態では、周波数B1で共振するPIFAの長さL30は、周波数バンドB1がバンドB2よりも低いように、周波数B2で共振するPIFAの長さL20よりも長い。
この実施形態では、放射素子30、給電素子31及び接地帰路素子32によって寄与されるPIFAは、低位バンドPIFAを形成し、放射素子20、給電素子21及び接地帰路素子22によって寄与されるPIFAは、高位バンドPIFAを形成する。
給電素子31の幅W31、距離d11及び長さL31は、周波数バンドB1で共振するPIFAのインピーダンスを、給電ポートへ接続される無線周波数回路のインピーダンスと整合させるよう定義される。
給電素子31の幅W31及び長さL31は、給電素子21の幅W21及び長さL21、マイクロストリップライン50の幅W50、並びに距離d21とともに、周波数バンドB2で共振するPIFAのインピーダンスを、給電ポートへ接続される無線周波数回路のインピーダンスと整合させるよう定義される。
図7で表されている好適な実施形態では、給電ポート80は、キャパシタ27と直列にカスケード接続されているインダクタ26を介して無線周波数回路へ接続される。インダクタ26のインダクタンスは、高位バンド(バンドB2)で共振するPIFAと無線周波数回路とのインピーダンス整合を達成するように決定され、キャパシタ27のキャパシタンスは、低位バンド(バンドB1)で共振するPIFAと無線周波数回路とのインピーダンス整合を達成するように決定される。
第1実施形態の変形例は、図8乃至10で表される。
図8に示される変形例では、放射素子30は、比較的真っ直ぐに形成されて、部分30Bの反対側で中央部分30Aに垂直に接続された第3の延長部分を有する。部分30B及び30Cは逆方向に延在する。ビアホール35は、部分30Cの遊離端に置かれる。
変形例として、放射素子30は、比較的真っ直ぐに形成されなくてよい。例えば、放射素子は、蛇行を形成する複数の直線部分を有してよい。
図9で表される他の変形例では、放射素子30は、単一の直線部分を有する。
図10で表される他の変形例では、例えば、より低いバンド幅を高位周波数バンドにおいて達成するように、スロット11が最下層においてエッチングされる。
このデュアルバンドアンテナは、例えば、WLANデュアルバンド2.4/5GHzアンテナであることができる。このアンテナは、例えば、厚さが1.2mmであるFR−4基板上に印刷される。この場合に、240×142mmのPCBサイズ上に22×8mmのデュアルバンドPIFAサイズを達成することが可能である。
そのようなアンテナの性能は、HFSS 3D−EMシミュレーションツールによってシミュレーションされており、以下で提示される。シミュレーションされたデュアルバンドアンテナは、その入力部で、0.7nFのキャパシタ27とカスケード接続された2.5nHのインダクタ26を有する。
このアンテナの性能は、図11乃至19で表される。図11は、リターン損失レベルは、両方のバンド[2.4Hz〜2.5GHz]及び[5.15GHz〜5.85GHz]において、一般に必要とされるレベル(−10dB)よりも低いことを示す。
図12及び図13は、シミュレーションされた利得が、夫々2.5GHz及び5GHzバンドにおいて約4dBi及び5dBiで一定レベルにあることを示す。
図14及び図15は、アンテナが約80〜85%といった高い効率を両周波数バンドにおいて示すことを示す。
図16及び図17は、夫々2.45GHz及び5.5GHzでの3D放射パターンを示す。それらは、主として正面に向けられた放射による単バンドPIFAを示すことができるものに類似する。
図18及び図19は、夫々2.45GHz及び5.5GHzでの電流分布を示す。図18は、高位バンドで共振する放射素子20が全く作動していないことを指し示し、このようにして、この要素が2.4GHzバンドで極めてトランスペアレントであることを実証する。5.5GHzにある高位バンドでアンテナを励起するとき、図19は、放射素子20が共振しており、一方、放射素子30が残留電流を駆動し、更には接地面がそれを囲むことを示す。
カスケード接続されたアンテナのこのトポロジは、2つよりも多い周波数バンドを有するマルチバンドアンテナに拡張され得る。例えば、それは、図20及び21で表される3バンドアンテナを設計するために使用され得る。
図20及び21のアンテナは、多相基板及び3つの重ね合わされた導電層を有する。それら導電層のうちの夫々1つは、基板層によって、隣接する導電層から分離される。それらの導電層は、最下層、中間層及び最上層として定義される。最下層は接地部分10を有する。
図3のデュアルバンドアンテナと比較して、図20及び21のアンテナは、中間層において印刷されて、B1及びB2とは異なる周波数バンドB3で共振する、例えばPIFAとして形成された更なるアンテナを有する。
最上層は、放射素子30、給電素子31及び接地帰路素子32から成る第1PIFAを有する。最下層は、放射素子20、給電素子21及び接地帰路素子22から成る第2PIFAを有する。そして、中間層は、放射素子40、給電素子41及び接地帰路素子42から成る第3PIFAを有する。
図3のデュアルバンドアンテナに関して、放射素子30は、接地帰路素子32及びビアホール60によって接地部分10へ接続される。放射素子40は、接地帰路素子42及びビアホール61によって接地部分10へ接続される。接地帰路素子22は、前記ビアホール61によって接地帰路素子42へ接続される。
給電素子21は、最下層において印刷されているマイクロストリップライン50aと、ビアホール70aとによって、給電素子41へ接続され、給電素子41は、中間層において印刷されているマイクロストリップライン50bと、ビアホール70bとによって、給電素子31へ接続される。
この実施形態では、放射素子20の長さが放射素子40の長さよりも短く、放射素子40の長さ自体は放射素子30の長さよりも短いので、放射素子30は低位周波数バンドで共振し、放射素子40は中間周波数バンドで共振し、放射素子20は高位周波数バンドで共振する。
カスケード接続されたPIFAのこのトポロジは、nバンドアンテナに拡張され得る。この実施形態では、夫々の導電層が単一のPIFAを有する。図22で表される3バンドアンテナの変形例では、導電層の1つが2つのPIFAを有する。3バンドアンテナは、ただ2つの導電層、すなわち、最下層及び最上層を有する。放射素子20、給電素子21及び接地帰路素子22から成るPIFAは、最下層において印刷され、放射素子30,40、給電素子31,41及び接地帰路素子32,42から成る2つの他のPIFAは、最上層において印刷される。
図20のスリーバンドアンテナに関して、放射素子30は、接地帰路素子32及びビアホール60によって接地部分10へ接続される。放射素子40は、接地帰路素子42及びビアホール61によって接地部分10へ接続される。それらの素子は最上層において作られる。
最下層において作られる放射素子20、給電素子21及び接地帰路素子22は、放射素子40と放射素子30との間に設置される。
接地帰路素子22は、接地部分10へ直接接続される。
給電素子41は、最上層において印刷されているマイクロストリップライン51と、ビアホール71とによって、給電素子21へ接続され、給電素子21は、最下層において印刷されているマイクロストリップライン50と、ビアホール70とによって、給電素子31へ接続される。
前述の実施形態では、第2アンテナの給電素子を第1アンテナの給電素子へ接続するリンク素子は、マイクロストリップラインを有し、一方、本発明の他の実施形態では、リンク素子の少なくとも部分は、例えば、1つ以上のインダクタ及び/又はキャパシタといった、1つ以上の電子部品によって構成されてよい。更には、第1及び/又は第2の給電素子の少なくとも部分は、そのような電子部品のうちの1つ以上から構成されてよい。
図23は、例えばインダクタ及び/又はキャパシタなどの1つ以上の電子部品がリンク素子50によって第1給電素子31の経路に沿って設けられる本発明の実施形態を表す。この例では、リンク素子50は、放射素子30から第1給電素子31の部分312に沿って延在する。1つ以上のインダクタ及び/又はキャパシタは、給電素子31の部分312と重なり合うリンク素子50のこの部分において含まれる。このように、第1給電線は、第1放射素子30より前に適応される。
そのような構成は、例えば、周波数バンド幅が広いLTE用途において適用されてよい。放射素子のためのアンテナの適応は、第1放射素子より前に給電線に対してなされてよい。他の実施形態では、電子部品は、給電素子31に設けられてよい。
複数の無線機能性を備えた電子デバイスは、本発明の実施形態に従って、このようにしてマルチバンドアンテナを設けられてよい。電子デバイスは、例えば、種々の無線標準規格に従って動作するゲートウェイデバイス、セットトップボックス又はモバイル無線デバイスであってよい。
本発明の実施形態に従うマルチバンドアンテナのこのトポロジは、次の利点を提供する:
・そのコンパクトさは、PCBにおいて多数のアンテナによって占有される面が削減されることを可能にする;
・サイズ低減は、PCTの費用が削減されることを可能にする;
・そのコンパクトさにかかわらず、達成される性能は、マルチ−シングルアンテナ性能に適合する;且つ
・製品化までの時間を削減する可能にするように、目標性能を達成するための設計を最適化することが容易であること。
本発明は、具体的な実施形態を参照して上述されてきたが、本発明は、具体的な実施形態に制限されず、変更は、本発明の適用範囲内において当業者に明らかである。
例えば、前述の例はプリント逆Fアンテナ(PIFA)に関して記載されてきたが、当然ながら、本発明は、他の適切に成形されたアンテナに適用されてよい。
更には、記載される実施形態は、基板の別々の導電層上に、例えば、対向する面上に設けられるアンテナ素子に関するが、当然ながら、本発明の代替の実施形態では、基板の同じ面上に複数のアンテナが設けられてよい。
多くの更なる変更及び変形は、添付の特許請求の範囲によってのみ決定される本発明の適用範囲を制限するよう意図されない、単に一例として与えられている前述の実例となる実施形態を参照して、当業者にそれら自体を示唆する。特に、異なる実施形態からの異なる特徴は、必要に応じて交換されてよい。

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの導電層を備える基板を有し、
    前記少なくとも1つの導電層は、
    接地部分と、
    第1放射素子、該第1放射素子へ接続される第1給電素子、及び前記第1放射素子と前記接地部分とへ接続される第1接地帰路素子と、
    第2放射素子、該第2放射素子へ接続される第2給電素子、及び前記第2放射素子と前記第1接地帰路素子と前記接地部分とへ接続される第2接地帰路素子と
    を有し、
    前記第1放射素子及び前記第1給電素子は前記接地部分から横方向にオフセットされ、前記第1放射素子、前記第1給電素子及び前記第1接地帰路素子は第1周波数バンドで共振する第1アンテナを形成するように配置され、
    前記第2放射素子、前記第2給電素子及び前記第2接地帰路素子は、第2周波数バンドで共振する第2アンテナを形成するように配置され、
    前記第2放射素子の長さは、前記第1放射素子の長さと異なり、前記第2放射素子及び前記第2給電素子は、前記第1放射素子及び前記第1給電素子から横方向にオフセットされ、
    前記第1給電素子は、リンクによって前記第2給電素子へ接続されて、前記第2放射素子が前記第1給電素子を介して共通の給電ポートへ接続されるようにする、
    マルチバンドアンテナ。
  2. 前記基板は、該基板によって互いから離された第1導電層及び第2導電層を設けられ、
    前記接地部分及び前記第1アンテナは、前記第1導電層において設けられ、
    前記第2アンテナは、前記第2導電層において設けられる、
    請求項1に記載のマルチバンドアンテナ。
  3. 前記リンクは、前記第2導電層において印刷されたマイクロストリップラインを有し、少なくとも1つのスルーコネクタによって前記第1導電層へ接続され、
    前記マイクロストリップラインは、前記第1放射素子の下又は上に配置される、
    請求項2に記載のマルチバンドアンテナ。
  4. 前記第1接地帰路素子は、少なくとも1つのスルーコネクタによって前記接地部分へ接続される、
    請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載のマルチバンドアンテナ。
  5. 前記第2接地帰路素子は、前記少なくとも1つのスルーコネクタによって前記第1接地帰路素子へ接続される、
    請求項4に記載のマルチバンドアンテナ。
  6. 前記第1放射素子は、直線状の導電線である、
    請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載のマルチバンドアンテナ。
  7. 前記第1放射素子は、第1及び第2の連続的な直線部分を有し、該第2の部分は該第1の部分に垂直である、
    請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載のマルチバンドアンテナ。
  8. 前記第1放射素子の長さは、前記第2周波数バンドが前記第1周波数バンドよりも高いように、前記第2放射素子の長さよりも長い、
    請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載のマルチバンドアンテナ。
  9. 前記第1給電素子の長さ及び幅は、前記第1アンテナのインピーダンスを、前記第1給電素子へ接続される無線周波数回路のインピーダンスと整合させるよう定義される、
    請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載のマルチバンドアンテナ。
  10. 前記第1給電素子は、キャパシタとカスケード接続されたインダクタを介して前記無線周波数回路へ接続され、
    前記インダクタのインダクタンスは、前記第2アンテナと前記無線周波数回路とのインピーダンス整合を達成するように決定され、
    前記キャパシタのキャパシタンスは、前記第1アンテナと前記無線周波数回路とのインピーダンス整合を達成するように決定される、
    請求項9に記載のマルチバンドアンテナ。
  11. 前記第1導電層と前記第2導電層との間に配置される前記基板の第3導電層を更に有し、
    前記第3導電層は、第3放射素子、該第3放射素子へ接続される第3給電素子、及び前記第3放射素子と前記接地部分とへ接続される第3接地帰路素子を有し、
    前記第3放射素子の長さは、前記第1放射素子及び前記第2放射素子の長さと異なり、
    前記第3放射素子及び前記第3給電素子は、前記第1放射素子、前記第2放射素子、前記第1給電素子、前記第2給電素子、及び前記接地部分から横方向にオフセットされ、
    前記第3放射素子、前記第3給電素子及び前記第3接地帰路素子は、第3周波数バンドで共振する第3アンテナを形成するように配置される、
    請求項2に記載のマルチバンドアンテナ。
  12. 前記第1給電素子、前記第2給電素子及び前記第3給電素子は、給電ポートへ接続される、
    請求項11に記載のマルチバンドアンテナ。
  13. 前記第2給電素子は、前記第2導電層において印刷された第1マイクロストリップラインと、少なくとも1つのスルーコネクタとによって、前記第3給電素子へ接続され、
    前記第1マイクロストリップラインは、前記第3放射素子の下又は上に配置され、
    前記第1給電素子は、前記第3導電層において印刷された第2マイクロストリップラインと、少なくとも1つのスルーコネクタとによって、前記第3給電素子へ接続され、
    前記第2マイクロストリップラインは、前記第1放射素子の下又は上に配置される、
    請求項12に記載のマルチバンドアンテナ。
  14. 前記第1導電層及び前記第2導電層のうちの1つは、第3放射素子、該第3放射素子へ接続される第3給電素子、及び前記第3放射素子と前記接地部分とへ接続される第3接地帰路素子を更に有し、
    前記第3放射素子の長さは、前記第1放射素子及び前記第2放射素子の長さと異なり、
    前記第3放射素子及び前記第3給電素子は、前記第1放射素子、前記第2放射素子、前記第1給電素子、前記第2給電素子、及び前記接地部分から横方向にオフセットされ、
    前記第3放射素子、前記第3給電素子及び前記第3接地帰路素子は、第3周波数バンドで共振する第3Fアンテナを形成するように配置される、
    請求項1に記載のマルチバンドアンテナ。
  15. 前記第1アンテナ、前記第2アンテナ及び/又は前記第3アンテナは、逆Fアンテナとして形成される、
    請求項1乃至14のうちいずれか一項に記載のマルチバンドアンテナ。
  16. 前記第1給電素子、前記第2給電素子及び/又は前記リンクの少なくとも部分は、1つ以上の電子部品を含む、
    請求項1乃至15のうちいずれか一項に記載のマルチバンドアンテナ。
  17. 請求項1乃至16のうちいずれか一項に記載のマルチバンドアンテナを有する無線通信用電子デバイス。
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