JP2016512761A - 複合的な調整性のために構成されたゴルフクラブ - Google Patents

Abstract

ある実施形態では、調整可能なパターは、ゴルフボールを打つための実質的に平坦なフェイスを画定するクラブ本体、並びにホーゼルネック及びクラブ本体によって画定されるホーゼル穴に受け入れられるように構成されたホーゼルアダプタを含むホーゼルを含む。ホーゼルアダプタは内部チャネルを画定する。調整可能なパターはまた、ホーゼルネックに取付け可能なシャフト、及びハウジングカラムを含む。ホーゼルアダプタは、ホーゼルネックのライ角を調整するようにハウジングカラムに関して回転するように構成され、ホーゼル穴は、ライ角がホーゼルアダプタの回転によって所定値を超えて増加することを抑止するように構成される。【選択図】図１Ｄ

Description

本願は、２０１３年３月１５日出願のＵ．Ｓ． Ｐｒｏｖｉｓｉｏｎａｌ Ｐａｔｅｎｔ Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｎｏ．６１／７９９,５１３、発明の名称「Ｇｏｌｆ Ｃｌｕｂ Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｆｏｒ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｄｊｕｓｔａｂｉｌｉｔｙ」及び２０１３年１２月２日出願のＵ．Ｓ． Ｐｒｏｖｉｓｉｏｎａｌ Ｐａｔｅｎｔ Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｎｏ．６１／９１０,９０４、発明の名称「Ａｄｊｕｓｔａｂｌｅ Ｇｏｌｆ Ｃｌｕｂ」の優先権及び利益を主張し、これらの開示が、その全体において参照としてここに取り込まれる。

本願はまた、２０１４年３月１７日出願、発明の名称「Ａｄｊｕｓｔａｂｌｅ Ｇｏｌｆ Ｃｌｕｂ」及び整理番号Ｎｏ．ＶＩＫＡ−００２／０１ＵＳの係属中の米国特許出願に関連し、その開示が、その全体において参照としてここに取り込まれる。

開示のシステム及び方法は、調整可能なゴルフクラブに関する。特に、ただし限定ではなく、本開示は、ホーゼルネックの調整可能なライ角、パターのフェイスに対するシャフトの調整可能なオフセット距離及びフェイスのロフト角を含む１以上の構成を変えるために適合されるように構成された調整可能なパターに関する。

各個々のゴルファーは異なり、強度が異なり、サイズが異なり、及び異なるゴルフクラブストロークを有するものである。近年のゴルフクラブは、ゴルファーの強度、サイズ及びストロークのタイプに合うように調整される。しかし、ゴルフクラブのカスタム調整は非常に高価である。

ゴルフクラブによっては、いくらかの適応性をもって設計されている。しかし、これらの適応可能なゴルフクラブでは、組立てが非常に複雑なものとなり、百はないにしても多数の異なるサイズの構成部品が必要となることがある。結果として、これらの適応可能なゴルフクラブも非常に高価なものとなる。

現在のゴルフクラブは機能的であり、特定のゴルファーに対して調整され、または異なるゴルファーのために何らかの態様でカスタマイズ可能に適応されるが、それらは充分に適応可能ではなく、安価ではなく、あるいは満足のいくものではない。したがって、調整可能なパターは、現在の技術の欠点に対処するとともに他の新規かつ革新的な構成を提供する必要がある。

ここに開示される技術の例示的な実施形態が、以下に概説される図面に示される。これらの、または他の実施形態が、詳細な説明の箇所においてより完全に記載される。ただし、この概要または詳細な説明に記載される形態に本発明を限定する意図はないことが分かるはずである。当業者であれば、特許請求の範囲において表現される、開示される教示の精神及び範囲内のものとなる多数の変形例、等価物及び代替構成があることを認識できるはずである。

開示による一態様において、調整可能なパターは、ゴルフボールを打つための実質的に平坦なフェイスを画定するクラブ本体並びにホーゼルネック及びクラブ本体によって画定されるホーゼル穴に受け入れられるように構成されたホーゼルアダプタを含むホーゼルを含み、ホーゼルアダプタは内部チャネルを画定する。調整可能なパターはまた、ホーゼルネックに取付け可能なシャフト、及びハウジングカラムを含む。ホーゼルアダプタは、ホーゼルネックのライ角を調整するようにハウジングカラムに関して回転するように構成され、ホーゼル穴は、ライ角がホーゼルアダプタの回転によって所定値を超えて増加することを抑止するように構成される。

開示による他の態様において、調整可能なゴルフクラブヘッドは、ホーゼルネック及びホーゼルネックに結合されたホーゼルアダプタを備えるホーゼルを含み、ホーゼルアダプタは内部チャネルを画定する。調整可能なゴルフクラブヘッドは、ヒール部分、ヒール部分と反対側のトウ部分、トウ部分とヒール部分を接続するソール部分、及びソール部分の上面に結合されたホーゼルハウジングを備えたクラブ本体を更に含み、ホーゼルハウジングは、ホーゼルアダプタを受容するように構成されたホーゼル穴を画定し、ホーゼルハウジングは、ホーゼルハウジングの正面側のハウジング面を更に画定する。クラブ本体は、ハウジング面の背面側に結合されたハウジングカラムを更に備え、ハウジングカラムはホーゼル穴に少なくとも部分的に含まれ、ハウジングカラムはホーゼルとクラブ本体を結合するホーゼルアダプタの内部チャネルに受容されるように構成されている。ホーゼルアダプタは、ハウジングカラムに関して回転してホーゼルネックのライ角を調整するように構成され、ホーゼルハウジングは、ホーゼルアダプタの回転を抑止してホーゼルネックのライ角を最大値以下に維持するように構成される。

開示による他の態様では、調整可能なパターは、ゴルフボールを打つための実質的に平坦なフェイスを画定するクラブ本体、クラブ本体によって画定されるホーゼル穴に受け入れられるように構成されたホーゼルアダプタを含むホーゼル、及びホーゼルに取付け可能なシャフトを含む。調整可能なパターは、ホーゼル穴に受入れ可能な少なくとも１つのブッシングを更に含む。フェイスに対するシャフトのオフセット距離は、ホーゼルアダプタと少なくとも１つのブッシングの相対位置を平坦なフェイスの平面に平行な平面に略垂直な軸に沿って変化させることによって調整される。

開示による他の態様では、調整可能なゴルフクラブヘッドは、ホーゼルネック及びホーゼルネックに結合されたホーゼルアダプタを含むホーゼルを含み、ホーゼルアダプタは内部チャネルを画定する。調整可能なゴルフクラブヘッドは、クラブ本体及び少なくとも１つのブッシングを更に備え、少なくとも１つのブッシングは内部チャネルを画定する。クラブ本体は、ヒール部分、ヒール部分と反対側のトウ部分、トウ部分とヒール部分を接続するソール部分、及びソール部分の上面に結合されたホーゼルハウジングを含み、ホーゼルハウジングは、ホーゼルアダプタ及び少なくとも１つのブッシングを受容するように構成されたホーゼル穴を画定し、ホーゼルハウジングは、ホーゼルハウジングの正面側にハウジング面を更に画定する。クラブ本体は、ハウジング面の背面側に結合されたハウジングカラムを更に備え、ハウジングカラムはホーゼル穴に少なくとも部分的に含まれ、ハウジングカラムはホーゼルアダプタ及び少なくとも１つのブッシングの内部チャネルに受容されてホーゼル、少なくとも１つのブッシング及びクラブ本体を結合するように構成される。ハウジングカラム上の少なくとも１つのブッシングとホーゼルアダプタの相対位置は、ハウジング面に対するホーゼルのオフセットを調整するように再構成可能である。

開示による他の態様では、調整可能なゴルフクラブヘッドは、ゴルフボールを打つための実質的に平坦なフェイスを画定するフェイスユニット、及びフェイスと反対側の後方に向かって延在する少なくとも１つのガイドレールを含み、ガイドレールは、フェイスの平面に略平行な軸に関する回転半径によって特徴付けられる凸表面を有する。調整可能なゴルフクラブヘッドは、少なくとも１つのガイドレールの凸表面を受けるように構成された凹表面を有するソール部分を含むクラブ本体を更に含む。フェイスユニットのロフト角は、ガイドレールをソール部分に対して位置変化させることによって調整される。

開示による更に他の態様では、調整可能なゴルフクラブヘッドは、その正面側のフェイス及びフェイスと反対側の後方に向かってフェイスに略垂直に延在する少なくとも１つのガイドレールを含むフェイスユニットを含み、ガイドレールは下向き凸表面を有し、凸表面はフェイスに平行な軸に関する回転半径によって特徴付けられる。調整可能なゴルフクラブヘッドは、ヒール部分、ヒール部分と反対側のトウ部分、及びトウ部分とヒール部分を接続するソール部分を含むクラブ本体を更に含む。ソール部分は、少なくとも１つのガイドレールの下向き凸表面を受けるように構成された上向き凹表面によって特徴付けられる上面を含む。ガイドレールとクラブ本体のソール部分とは、フェイスに垂直な方向における複数の相対位置で１以上の締結具を介して結合されてフェイスユニットのフェイスのロフト角を調整するように構成される。

前述したように、上記実施形態及び実施例は例示目的に過ぎない。発明の多数の他の実施形態、実施例及び詳細は、以降の説明及び特許請求の範囲から、当業者には容易に認識される。

ここでの本開示及び教示の種々の課題及び有利な効果並びにより完全な理解は、添付図面との関連で捉えられると、以降の詳細な説明及び添付の特許請求の範囲の参照により明らかとなり、より容易に把握される。

図１Ａ−１Ｄは、それぞれ、開示による例示的な適応可能なブレードパターの上面図、側面図、正面図及び背面図である。 図１Ａ−１Ｄは、それぞれ、開示による例示的な適応可能なブレードパターの上面図、側面図、正面図及び背面図である。 図１Ａ−１Ｄは、それぞれ、開示による例示的な適応可能なブレードパターの上面図、側面図、正面図及び背面図である。 図１Ａ−１Ｄは、それぞれ、開示による例示的な適応可能なブレードパターの上面図、側面図、正面図及び背面図である。 図２Ａ−２Ｄは、それぞれ、開示による例示的な適応可能なマレットパターの上面図、側面図、正面図及び背面図である。 図２Ａ−２Ｄは、それぞれ、開示による例示的な適応可能なマレットパターの上面図、側面図、正面図及び背面図である。 図３Ａ、３Ｂ及び３Ｃは、開示による調整可能なパターの調整可能なホーゼルオフセット構成を示す側面図である。 図４Ａは、開示による調整可能なパターのホーゼル及びフェイスユニットの破断側面図である。 図４Ｂは、図４Ａのホーゼルの鳥瞰図である。 図４Ｃは、図４Ａのホーゼルの側面図である。 図５Ａ及び５Ｂは、開示によるブレードパターの第１の鳥瞰図及び第２の鳥瞰図である。 図６Ａ及び６Ｂは、それぞれ、図５Ａ及び５Ｂのブレードパターのトウ側の図及び上面図である。 図７Ａ及び７Ｂは、開示によるマレットパターの第１の鳥瞰図及び第２の鳥瞰図である。 図８Ａ及び８Ｂは、それぞれ、図７Ａ及び７Ｂのマレットパターのトウ側の図及び上面図である。 図９Ａ及び９Ｂは、それぞれ、図７Ａ、７Ｂ、８Ａ及び８Ｂのマレットパターのマレットパター本体及びホーゼルの正面鳥瞰図及び背面鳥瞰図である。 図１０Ａ及び１０Ｂは、図９Ａ及び９Ｂのマレットパター本体及びホーゼルの代替の背面鳥瞰図及び正面鳥瞰図である。 図１１Ａ及び１１Ｂは、図９Ａ、９Ｂ、１０Ａ及び１０Ｂのマレットパター本体及びホーゼルの上面鳥瞰図及び背面図である。 図１２Ａ、１２Ｂ及び１２Ｃは、図７Ａ、７Ｂ、８Ａ及び８Ｂのマレットパターのフェイスユニットの第１、第２及び第３の鳥瞰図である。 図１２Ａ、１２Ｂ及び１２Ｃは、図７Ａ、７Ｂ、８Ａ及び８Ｂのマレットパターのフェイスユニットの第１、第２及び第３の鳥瞰図である。 図１３は、図１２Ａ、１２Ｂ及び１２Ｃのフェイスユニットの側面図である。 図１４−１６の各々は、図１Ａ−１Ｄのパターの背面図であり、その各々は異なるライ角のパターを示す。 図１４−１６の各々は、図１Ａ−１Ｄのパターの背面図であり、その各々は異なるライ角のパターを示す。 図１４−１６の各々は、図１Ａ−１Ｄのパターの背面図であり、その各々は異なるライ角のパターを示す。 図１７は、図１Ａ−１Ｄのパターの底面図である。 図１８−１９の各々は、異なるロフト角のパターを示す図１のパターの各側面図である。 図１８−１９の各々は、異なるロフト角のパターを示す図１のパターの各側面図である。 図２０は図１Ａ−１Ｄのパターの側面図であり、図２１はその背面図であり、パターの重量調整性を説明する。 図２０は図１Ａ−１Ｄのパターの側面図であり、図２１はその背面図であり、パターの重量調整性を説明する。 図２２は他の実施形態による調整可能なパターの背面図であり、図２３はその側面図であり、パターの重量調整性を説明する。 図２２は他の実施形態による調整可能なパターの背面図であり、図２３はその側面図であり、パターの重量調整性を説明する。 図２４は他の実施形態による調整可能なパターの背面図であり、図２５はその底面図であり、パターの重量調整性を説明する。 図２４は他の実施形態による調整可能なパターの背面図であり、図２５はその底面図であり、パターの重量調整性を説明する。 図２６は他の実施形態による調整可能なパターのヘッドアセンブリの上面図であり、図２７はその底面図である。 図２６は他の実施形態による調整可能なパターのヘッドアセンブリの上面図であり、図２７はその底面図である。 図２８は図２６及び２７の調整可能なパターのヘッドアセンブリの正面図であり、図２９はその背面図である。 図２８は図２６及び２７の調整可能なパターのヘッドアセンブリの正面図であり、図２９はその背面図である。 図３０−３２は、それぞれ、図２６−２９のヘッドアセンブリ、及びホーゼルの上面図、側面図及び背面図である。 図３０−３２は、それぞれ、図２６−２９のヘッドアセンブリ、及びホーゼルの上面図、側面図及び背面図である。 図３０−３２は、それぞれ、図２６−２９のヘッドアセンブリ、及びホーゼルの上面図、側面図及び背面図である。 図３３Ａ−３３Ｃはパターの一部分の各模式図であり、シャフトオフセットの調整性を示す。

本開示は、異なるゴルファーに適するようにパターを調整する複合的な態様に備える調整可能なパターシステムを記載する。調整可能なパターは、ホーゼルネックの調整可能なライ角、パターのフェイスに対するシャフトの調整可能なオフセット距離及びフェイスのロフト角の少なくとも１つを与えるように調整されるよう構成される。

ここに記載される調整可能なパターは、調整性の概要である。単一の工具を用いて、次の仕様またはパラメータ：ロフト角、ライ角、シャフト長、ホーゼルオフセット、巧緻性及び重量の各々が、あらゆるゴルファーに適応されることができる。ある実施形態では、これらのパラメータの少なくとも３つが、ゴルフクラブ（例えば、パター）において調整されることができる。ある実施形態では、調整可能なパターは、少なくともある程度、ソフト感のあるアルミニウムで作製される。調整可能なパターはまた、振動減衰用ポリウレタンをホーゼルブッシング及びフェイスインサートに内蔵してスムーズなパフォーマンスに寄与することができる。ここでの実施形態はパターの調整性について説明するが、ここで説明する調整可能な構成は、他の種類のゴルフクラブに適用または内蔵できることが理解されるべきである。

図１Ａ−１Ｄに、調整可能なブレードパター１００−１のヘッドアセンブリ及びホーゼルの上面図、左側面図、正面図及び背面図をそれぞれ示す。ブレードパター１００−１は、フェイスユニット１１０（「フェイス」ともいう）、ブレード本体１３０−１（「本体」ともいう）及びホーゼル１５０を含む。ブレードパター１００−１はまた、ホーゼル１５０のシャフトアダプタ１６０に結合可能なシャフト（不図示）を含む。

フェイスユニット１１０は、実質的に平坦なフェイス１１２を画定する。フェイスユニット１１０は、２列の位置合せレール１１４を含む。位置合せレール１１４は、ねじまたは他の本体締結具１４４によってフェイスユニット１１０をブレード本体１３０−１に結合することを可能とするねじ溝１１６を画定する。フェイスユニット１１０は、ねじ溝１１６を介して本体ソール１３４における４個のねじ孔に挿通される４組のねじ及びナットによってブレード本体１３０−１に取り付けられる。

図１Ｂの左側面図（及び他の実施形態、例えば、図６Ｂ、８Ｂ及び１２Ａの実施形態など）に最も良く示されるように、位置合せレール１１４は、本体ソール１３４の凹状上面に嵌合するように構成された凸状下面で構成される。位置合せレール１１４の下面及び本体ソール１３４の上面の回転半径は、位置合せレール１１４が本体ソール１３４に沿って摺動して、より詳細を以下に記載するような可変ロフト角を与えることを可能とするようにサイズ採りされる。例えば、ロフト角は、約１度と５度の間で可変とされる。本実施形態における回転半径は約６２ｍｍである。

ブレード本体１３０−１は、トウ側部分及びヒール側部分１３２−１、本体ソール１３４、本体面１３５、及びホーゼル穴１３７（例えば、図４Ｂ、５Ａ及び１１Ｂの実施形態参照）を画定するホーゼルハウジング１３６を含む。ブレード本体１３０−１はまた、一対のホーゼルフランジ１４０を画定し、ハウジングカラム１３８が結合されるハウジング面１４２を含むハウジングカラム１３８（例えば、図４Ｂ、５Ａ及び１１Ｂの実施形態も参照）を含む。ブレード本体１３０−１は、４個の本体締結具１４４（例えば、ねじ）を介してフェイスユニット１１０に取り付けられる。ブレード本体１３０−１はまた、加重ねじ１４６を受容するように構成されたウエイトポートを含む。ウエイトポート及び加重ねじの更なる詳細及び機能は、以下により詳細に記載される。

ハウジングカラム１３８は、ホーゼルハウジング１３６によって画定されるホーゼル穴１３７に含まれる。ハウジングカラム１３８は、ホーゼルボルト１６２が円筒ハウジングカラム１３８にねじ込まれてホーゼル１５０及びブッシング１５８（またはそれ以上のもの）をブレード本体１３０−１に取り付けることができるように、内部チャネルに挿通される。ホーゼルボルト１６２は、ハウジングカラム１３８にねじ込まれ、ブッシング１５８及びホーゼル１５０に対する圧力を生成する。ホーゼルボルト１６２が締められるにつれて、それがブッシング１５８及びホーゼル１５０に対する応力を生成する。より詳細を以下に説明するように、ブレードパター１００−１の重量、ロフト角、ライ角及びオフセットは、特定のゴルファーの要求に合わせて調整されることができる。

図２Ａ−２Ｄに、調整可能なマレットパター１００−２のヘッドアセンブリ及びホーゼルの上面図、左側面図、正面図及び背面図をそれぞれ示す。マレットパター１００−２は、上記のパター１００−１と同じフェイスユニット１１０、ホーゼル１５０、ブッシング１５８、締結具１４４及びホーゼルボルト１６２を含む。調整可能なマレットパター１００−２はまた、マレット本体１３０−２を含む。マレット本体１３０−２は、ブレードパター１００−１よりも大きな加重ねじ１４６を受容する大きなヒールウエイトポート及びトウウエイトポートを含む。加重ポートは、例えば、マレット本体１３０−２の本体ソール１３４並びに／またはトウ側部分及びヒール側部分１３２にあればよい。マレット本体１３０−２のトウ側部分及びヒール側部分１３２−２は、ブレード本体１３０−１の２つの側方部分１３２−１のようなものではなく、単一の一体化部品またはモノリシックに形成された部品として形成できる。

マレット本体１３０−２はまた、ブレード本体１３０−１よりも深い幅寸法を有し、マレット型パターに一般に関連する大きなフットプリントを形成する。マレットパター１００−２はまた、ブレードパター１００−１よりも高い慣性モーメント（ＭＯＩ）を有し得る。ブレードパター１００−１の場合のように、重量、ロフト角、ライ角及びオフセットの調整性が、マレットパター１００−２においても得られる。

図３Ａ−３Ｃは、パター１００−１及び１００−２のオフセットの調整性を示す。ハウジングカラム１３８におけるブッシング１５８とホーゼル１５０の相対位置は、図３Ａ−３Ｃに示すような調整可能なホーゼルオフセットに備えるものである（説明の目的上、図３Ａ−３Ｃではブレード本体１３０−１は透明に示される）。オフセットは、パターのフェイス面１１２に対するホーゼルアダプタ１６０（またはシャフト）のオフセット距離として評価される。図３Ａは、ホーゼル１５０がフェイスユニット１１０に対して最も近くに配置されて２つのブッシング１５８がホーゼル１５０の背後にある最小オフセット構成を示す。図３Ｂは、１つのブッシング１５８がホーゼル１５０の前方にあり、１つのブッシング１５８がホーゼル１５０の背後にある中間オフセット構成を示す。このオフセットは「ゼロ」オフセットともいわれる。図３Ｃは、両ブッシング１５８がホーゼル１５０の前方にある最大オフセット構成を示す。このオフセットは「フェイス前進」オフセットともいわれる。ある実施形態では、単一のホーゼル（例えば、ホーゼル１５０）が、例えば、２つのブッシング（例えば、ブッシング１５８）を利用して様々なオフセットの選択肢を与えることができる。上述したように、ブッシングの向きをずらすことによって、オフセットについての３つの異なるホーゼル設定を与えることができる。単一のボルトによってホーゼル及びブッシングを適所に固定することができる。ブレードパター１００−１に関して図示及び説明したが、オフセットを調整するのにホーゼル１５０及びブッシング１５８に関して同じ構成をマレットパター１００−２に用いることができる。

ホーゼル１５０及びその本体１３０−１への接続を、図４Ａ−４Ｃを参照して説明する。ホーゼル１５０及びその本体１３０−１への接続をブレードパター１００−１に関して説明するが、ホーゼル１５０がマレットパター１００−２の本体１３０−２に同様に結合され得ることが理解されるべきである。ホーゼル１５０は、ホーゼルネック１５２、ホーゼルアダプタ１５４及びシャフトアダプタ１６０を含む。ホーゼルアダプタ１５４は、クラブ本体１３０（例えば、本体１３０−１または１３０−２）のハウジングカラム１３８を受容するように構成された内部チャネル１５５（図４Ｂに最も良く示される）を画定する。一対のブッシング１５８は、ハウジングカラム１３８を受容するように内部チャネルで各々構成される。ホーゼル１５０及びブッシング１５８は、ホーゼルボルト１６２を介してクラブ本体１３０−１、１３０−２に結合される。シャフトアダプタ１６０は、あらゆる長さのシャフト（不図示）を受け入れるように構成される。図４Ａ−４Ｃに示すように、ホーゼルアダプタ１５４は、本体１３０−１、１３０−２の一対のホーゼルフランジ１４０（図５Ａ、６Ｂ及び１１Ｂにおけるホーゼルフランジ１４０も参照）との関係で作用して、ホーゼルネック１５２が５８度未満のまたは７９度より大きいライ角（以下により詳細に説明するライ角）を有することを防止するホーゼルエッジ１５６（図４Ｂに最も良く示される）を含む。言い換えると、ホーゼルエッジ１５６は、ホーゼルフランジ１４０に当接または係合してホーゼル１５０の回転動作を制限する。図（例えば、１Ａ−１Ｄ、２Ａ−２Ｄ、４Ａ−４Ｃ）に示すホーゼル１５０は、右利き用ホーゼルである。一方、右利き用ホーゼル１５０のミラー反転形である左利き用ホーゼルは、Ｕ．Ｓ．Ｐｒｏｖｉｓｉｏｎａｌ Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｎｏ．６１／７９９,５１３（「‘５１３出願」）に示され、上記参照によりここに取り込まれる。

図５Ａ、５Ｂ、６Ａ及び６Ｂに、一実施形態による調整可能なブレードパター２００のヘッドアセンブリ及びホーゼルの種々の図を示す。ブレードパター２００は、例えば、上述したブレードパター１００−１と同一または類似に構成されていればよい。ブレードパター２００は、フェイスユニット２１０（「フェイス」ともいう）、ブレード本体２３０（「本体」ともいう）及びホーゼル２５０を含む。ブレードパター２００はまた、ホーゼル２５０のシャフトアダプタ２６０に結合可能なシャフト（不図示）を含む。

フェイスユニット２１０は、実質的に平坦なフェイス２１２を画定し、２列の位置合せレール２１４を含む。その位置合せレール２１４は、ねじまたは他の本体締結具（不図示）によってフェイスユニット２１０をブレード本体２３０に結合することを可能とするねじ溝２１６（例えば、図６Ｂ参照）を画定する。例えば、フェイスユニット２１０は、ねじ溝２１６を介して、本体ソール２３４（例えば、図５Ｂ参照）における４個のねじ孔２１７に挿通される４組のねじ及びネットを介してブレード本体２３０に取り付けられる。前各実施形態に関して上述したように、溝２１６によってフェイス２１０が本体２３０に調整可能に結合されることが可能となる。

ブレード本体２３０は、トウ側部分及びヒール側部分２３２、本体ソール２３４、及びホーゼル穴２３７（例えば、図５Ａ及び６Ｂ参照）を画定するホーゼルハウジング２３６を含む。ブレード本体２３０はまた、ホーゼルハウジング２３６がそこに結合または形成される一対のホーゼルフランジ２４０及び１つのハウジング面２４２を画定するハウジングカラム２３８を含む。ブレード本体２３０は、上述した４個の本体締結具を介してフェイスユニット２１０に結合される。ブレード本体２３０はまた、前各実施形態について上述され、より詳細が以下に記載されるように、加重ねじ（不図示）を受容するように構成されたウエイトポート２３３を含む。

ハウジングカラム２３８は、ホーゼルボルト（不図示）がハウジングカラム２３８内にねじ込まれてホーゼル２５０をブレード本体２３０に取り付けることができるようなねじ状の内部チャネル２３９を含む。ある実施形態では、前各実施形態について上述したように、２以上のブッシング（不図示）がハウジングカラム２３８に含まれて結合される。ホーゼルボルトは、ハウジングカラム２３８にねじ込まれ、ホーゼル２５０（及び含まれる場合にはブッシング）に対する圧力を生成する。ホーゼルボルトが締められるにつれて、それがホーゼル２５０（及びブッシング）に対する応力を生成する。前各実施形態の場合のように、ハウジングカラム２３８におけるホーゼル２５０（及びブッシング）の位置は、図３Ａ−３Ｃに対して上述したのと同一または類似の態様でホーゼルオフセットの調整性に備える。

ホーゼル２５０は、ホーゼルネック２５２、ホーゼルアダプタ２５４及びシャフトアダプタ２６０を含む。ホーゼルアダプタ２５４は、本体２３０のハウジングカラム２３８をそこに受けることができる内部チャネル２５５（例えば、図５Ａ及び６Ｂ参照）を画定する。（含まれる場合には）ブッシング各々も、ハウジングカラム２３８をそこに通して受けることができる内部チャネルで構成される。上述したように、ホーゼル２５０（及びハウジング）は、ホーゼルボルト（不図示）を介して本体２３０に結合される。ホーゼルアダプタ２５４はホーゼルエッジ２５６を含み、ホーゼル２５０がハウジングカラム２３８に載置されると、ホーゼルエッジ２５６は、ホーゼルフランジ２４０の一方をホーゼルハウジング２３６上に係合または当接させてハウジングカラム２３８に対するホーゼル２５０の回転を抑止または制限する。上述したように、これによってパター２００が、ＵＳＧＡによって許容される範囲外となるであろう５８度未満のまたは７９度より大きいライ角を有することを防止することができる。シャフトアダプタ２６０は、シャフト（不図示）を受け入れてシャフトをホーゼル２５０に結合するように構成される。

図７Ａ、７Ｂ、８Ａ及び８Ｂに、一実施形態による調整可能なマレットパター３００のヘッドアセンブリ及びホーゼルの種々の図を示し、図９Ａ−１３に、図７Ａ、７Ｂ、８Ａ及び８Ｂの調整可能なマレットパターの種々の図及び部分を示す。マレットパター３００は、例えば、上述したマレットパター１００−２と同一または類似に構成される。マレットパター３００は、フェイスユニット３１０（「フェイス」ともいう）、ブレード本体３３０（「本体」ともいう）及びホーゼル３５０を含む。ブレードパター３００はまた、ホーゼル３５０のシャフトアダプタ３６０に結合可能なシャフト（不図示）を含む。

フェイスユニット３１０は、実質的に平坦なフェイス３１２を画定し、２列の位置合せレール３１４を含む。位置合せレール３１４は、そこを通してねじまたは他の本体締結具（不図示）を受けてフェイスユニット３１０をブレード本体３３０に結合することができるねじ溝３１６（図８Ｂ及び１２Ａ−１２Ｃ参照）を画定する。例えば、フェイスユニット３１０は、ねじ溝３１６を通して本体ソール３３４（例えば、図７Ｂ参照）におけるねじ孔３１７にねじ込む４組のねじ及びナットを介してブレード本体３３０に取り付けられる。前各実施形態について上述したように、溝３１６によってフェイス３１０が本体３３０に調整可能に結合することが可能となる。

ブレード本体３３０は、トウ側部分及びヒール側部分３３２、本体ソール３３４、及びホーゼル穴３３７（例えば、図８Ｂ、９Ｂ、１１Ａ及び１１Ｂ参照）を画定するホーゼルハウジング３３６を含む。ブレード本体３３０はまた、ホーゼルハウジング２３６がそこに結合または形成される一対のホーゼルフランジ３４０及び１つのホーゼル面３４２（例えば、図１０Ｂ参照）を画定するハウジングカラム３３８を含む。ブレード本体３３０は、上述した４個の本体締結具を介してフェイスユニット３１０に結合される。ブレード本体３３０はまた、側方部分３３２の終端部に、前各実施形態について上述したような、そしてより詳細を以下に示すような加重ねじ（不図示）を受容するように構成されたウエイトポート３４３（例えば、図７Ａ、８Ａ及び１０Ａ参照）を含む。

ハウジングカラム３３８は、ホーゼルボルト（不図示）がハウジングカラム３３８にねじ込まれてホーゼル３５０をブレード本体３３０に結合することができるようなねじ状内部チャネル３３９を含む。ある実施形態では、前各実施形態について上述したように、２以上のブッシング（不図示）が含まれ、ハウジングカラム３３８に結合される。ホーゼルボルトは、ハウジングカラム３３８にねじ込まれ、ホーゼル３５０（及び含まれる場合にはブッシング）に対する圧力を生成する。ホーゼルボルトが締められるにつれて、それがホーゼル３５０（及びブッシング）に対する応力を生成する。前各実施形態の場合のように、ハウジングカラム３３８におけるホーゼル３５０（及びブッシング）の位置は、図３Ａ−３Ｃに関して上述したのと同一または類似の態様でホーゼルオフセットの調整性に備える。

ホーゼル３５０は、ホーゼルネック３５２、ホーゼルアダプタ３５４及びシャフトアダプタ３６０を含む。ホーゼルアダプタ３５４は、本体３３０のハウジングカラム３３８をそこに受けることができる内部チャネル３５５（例えば、図１０Ａ及び１１Ａ参照）を画定する。含まれる場合には、ブッシング（不図示）は、それを通してハウジングカラム３３８を受けることもできる内部チャネルで各々構成される。上述したように、ホーゼル３５０（及び含まれる場合にはブッシング）は、ホーゼルボルト（不図示）を介して本体３３０に結合される。ホーゼルアダプタ３５４はホーゼルエッジ３５６を含み、ホーゼル３５０がハウジングカラム３３８に載置されると、ホーゼルエッジ３５６は、ホーゼルフランジ３４０の１つをホーゼルハウジング３３６に係合または当接させてハウジングカラム３３８に対するホーゼル３５０の回転を抑止または制限する。上述したように、これによってパター２００が、ＵＳＧＡによって許容される範囲外となるであろう５８度未満のまたは７９度より大きいライ角を有することを防止することができる。シャフトアダプタ３６０は、シャフト（不図示）を受け入れてシャフトをホーゼル３５０に結合するように構成される。

上述した調整可能なパター１００−１、１００−２、２００及び３００の各々は、ここに記載されるように、例えば、パターの重量、ライ角、ロフト角、及び／またはシャフト若しくはホーゼルオフセットといったパターの１以上のパラメータを調整するように適合または構成されることができる。ブレードパター１００−１の調整性について、以下に図１４−２１を参照して（オフセットについては上記に図３Ａ−３Ｃを参照して）説明するが、同じ構成及び機能が、ここに記載される調整可能なパターの実施形態のいずれかに適用できることが理解されるべきである。

図１４−１６は、調整可能なブレードパター１００−１のライ角の調整性を示す。ライ角は、本体１３０−１（またはパターのソール１３４）の底面からホーゼル１５０及びシャフトアダプタ１６０の中心線までで評価される角度である（参照として取り込まれる‘５１３出願も参照）。図１４に示すように、ＵＳＧＡに不適合のライ角範囲が、ＮＣが付された領域で示され、許容可能なライ角範囲が、ＡＲが付された領域で示される。領域ＡＲは、シャフトアダプタ１６０の中心線が７９度で配置された状態での、５８度と７９度の間のライ角範囲を示す。図１４は７９度のライ角を有するパター１００−１を示し、図１５は範囲ＡＲの下端（すなわち５８度）におけるライ角を示す。図１６は、７２度のライ角で左利きユーザのために組み立てられたホーゼル１５０を示す。したがって、パター１００−１の主本体は巧緻性に対して自在であり、右利きまたは左利きユーザによる使用のために組み立てることができる。

パター１００−１（及びパター１００−２）は、ロフト角についても調整されることができる。ロフト角Ｌ（図１８及び１９参照）は、パター１００−１（１００−２）のソール部分１３４の底面１１３またはパターが配置される面Ｓに対するフェイス１１０の前面の角度である。ロフト角Ｌを調整するために、本体締結具１４４（例えば、図１７参照）が緩められてフェイスユニット１１０が前方または後方に摺動することが可能となり、それによりロフト角Ｌを変える。ホーゼルハウジング１３６は本体鋳物の一部であるので、ロフトがフェイス１１０上で変更される場合にホーゼルまたはシャフト位置に影響はない。ロフトは、例えば、１度から５度の範囲であればよい。図１８は１度のロフト角のパター１００−１を示し、図１９は５度のロフト角のパター１００−１を示す。

パター１００−１及び１００−２の重量も調整可能である。上述したように、パター１００−１及び１００−２は、パターのＭＯＩを増加させるのに使用できるヒールウエイトポート及びトウウエイトポートを含む。例えば、図２０及び２１に示すように、パター１００−１は、加重ねじまたはボルト１４６を受け入れることができる側方部分１３２−１において画定されたウエイトポートを含む。加重ねじまたはボルトは、ユーザが加重ボルト１４６を変更することによってパターの重量を調整できるような種々多様な重りであればよい。図２１は、例えば１０グラムを加重できる加重ボルト１４６、及び例えば５グラムを加重できる加重ボルト１４６の一実施例を示す。パター１００−１は、例えば、２０グラムまでの重さについて調整されて、所望の感覚または安定性をゴルファーに与えることができる。ある実施形態では、同じレンチを用いてライ角、ホーゼルオフセット及び重量を調整することができる。

図２２及び２３は、調整可能なパター４００の重量を調整する他の実施例を示す。調整可能なパター４００は、上述したパター１００−１または１００−２と同一または類似の構成及び／または機能を含むことができる。例えば、調整可能なパター４００は、クラブ本体４３０、ホーゼル４５０及びフェイス４１０を含む。本実施形態では、加重ねじまたはボルト４４６及び４４６´が、本体４３０の側方部分において本体４３０に画定されたウエイトポートに挿入される。前各実施形態の場合のように、加重ボルト４４６は、例えば１０グラムを加重でき、加重ボルト４４６´は、例えば５グラムを加重できる。ただし、異なる重量の加重ボルトが使用可能であることが理解されるべきである。さらに、パターの重量を調整するのに１以上の同一または異なる加重ボルトを用いることができる。

図２４及び２５は、調整可能なパター５００の重量を調整する他の実施例を示す。調整可能なパター３００は、上述したパター１００−１または１００−２と同一または類似の構成及び／または機能を含むことができる。例えば、調整可能なパター５００は、クラブ本体５３０、ホーゼル５５０及びフェイス５１０を含む。本実施形態では、加重ねじまたはボルト５４６及び５４６´が、本体５３０の底部において画定されたウエイトポートに挿入される。

図２６−３２は、他の実施形態による調整可能なパターの一部分を示す。図２６−３９は調整可能なパターのヘッドアセンブリを示し、図３０−３２はヘッドアセンブリ及びホーゼルを示す。調整可能なパター６００は、前各実施形態の構成部品、構成及び機能のいずれかを含む。調整可能なパター６００は、フェイスユニット６１０（「フェイス」ともいう）、本体６３０及びホーゼル６５０を含むヘッドアセンブリを含む。調整可能なパター６００はまた、ホーゼル６５０のシャフトアダプタ６６０（例えば、図３１及び３２参照）に結合可能なシャフト（不図示）を含む。

フェイスユニット６１０は、実質的に平坦なフェイス６１２を画定する。フェイスユニット６１０は、２列の位置合せレール６１４を含む（図２６及び３１参照）。位置合せレール６１４は、ねじまたは他の本体締結具６４４によってフェイスユニット６１０をブレード本体６３０に結合することを可能とするねじ溝６１６を画定する。フェイスユニット６１０は、ねじ溝６１６を通して、本体ソール６３４（図３１参照）における４個のねじ孔にねじ込む４組のねじ及びナットを介して本体６３０に結合される。

本体６３０はまた、トウ側部分及びヒール側部分６３２、本体ソール６３４、本体面（図２６）、及びホーゼル穴６３７（例えば、図２９参照）を画定するホーゼルハウジング６３６を含む。ホーゼルハウジング６３６は中心ホーゼルフランジ６４１を含む。本体６３０は、４個の本体締結具６４４（例えば、ねじ）を介してフェイスユニット６１０に取り付けられる。前各実施形態の場合のように、本体６３０の本体ソール６３４は、加重ねじ６４６（図２９）を受容するように構成されたウエイトポートを含む。

ホーゼル６５０は、ホーゼルアダプタ６５４、ネック６５２及びシャフトアダプタ６６０を含む。ホーゼルアダプタ６５４は、ネック６５２が中心フランジ６４１のいずれかの側に配置されるようにホーゼル穴６３７に受け入れられる。例えば、ホーゼルネック６５２は、右利きユーザ及び左利きのユーザの双方に対応するように位置決めされることができる。一対のブッシング６５８が、前各実施形態について上述したように本体６３０に結合され、ホーゼル６５０を本体６３０に固定するのにホーゼルボルト６６２（図３２）が用いられる。調整可能なパター６００はまた、前各実施形態について上述したようにウエイトポート及び加重ねじを含んでいてもよい。調整可能なパター６００は、前各実施形態について上述したように、重量、ライ角、ロフト角及びオフセットに調整性を与えるように構成される。

図３３Ａ−３３Ｃに調整可能なパターの一部分の模式図を示してパターのシャフトオフセットの調整性を説明する。図３３Ａ−３３Ｃに示すように、シャフトオフセットＯＳは、パターのフェイスに対するシャフトまたはホーゼルのシャフト接続部（例えば、シャフトアダプタ１６０）のオフセット距離である。シャフトオフセットは、パターの平坦なフェイスの平面に平行な平面に略垂直な軸に沿ってホーゼルとブッシングの相対位置を変えることによって調整される。

図３３Ａ−３３Ｃに示すように、パター７００は、クラブ本体（不図示）、ホーゼル７５０、ブッシング７５８、フェイス７１０及びホーゼルボルト７６２を含む。ホーゼル７５０は、取付け部７５４及びシャフトアダプタ７６０を含む。不図示であるが、パター７００はまた、パター１００−１及び／またはパター１００−２について図示及び説明したような前各実施形態について上述したのと同一または類似の構成部品を含み、類似または同一の機能を与えることができる。

図２５Ａは、「フルシャフト」オフセットＯＳのパター７５０を示す。この構成では、シャフトアダプタ７６０（及びシャフト）はフェイス７１０の前方に位置決めされる。この構成を実現するために、ホーゼルアダプタ７５４が２つのブッシング７５８の前方でクラブ本体に結合される。図２５Ｂは、「ハーフシャフト」オフセットＯＳのパター７００を示す。この構成では、フェイス７１０は、ホーゼル７５０のシャフトアダプタ７６０の中心線ＣＬに揃えて位置決めされる。例えば、フェイス７１０の前面上の位置Ｐは、シャフトアダプタ７６０の中心線ＣＬに対応する平面と同じ平面とともに、またはその平面内に配列される。この構成を実現するために、ホーゼルアダプタ７５４は、２つのブッシング７５８の間でクラブ本体に結合される。

図２５Ｃは、「ゼロ」オフセットＯＳのパター７００を示す。この構成において、ホーゼル７５０のシャフトアダプタ７６０の前方へのフェイス７１０のオフセット及び前進はない。この構成を実現するために、２つのブッシング７５８はホーゼル７５０のホーゼルアダプタ７５４の前方に配置される。パター７００は同一の２つのブッシング７５８を用いてシャフトオフセットの調整性を示しているが、追加の構成（シャフトオフセット設定）は、２より多いブッシング７５８を用いて、及び／または同一でないブッシングを用いて実現可能である。

上述の調整可能なパターの実施形態のいくつかは特定のパラメータの調整性を説明するものであるが、上述した調整可能なパター１００−１、１００−２、２００、３００、４００、５００、６００及び７００の各々は、例えば、上述したようにパターの重量、ライ角、ロフト角及び／またはシャフトオフセットといったパターの１以上のパラメータを調整するように構成できることが理解されるべきである。したがって、上述した実施形態の同じ構成及び機能が、ここに記載される調整可能なパターの他の実施形態に適用可能であることが理解されるべきである。

ある実施形態では、フェイスユニット（例えば、１１０、２１０、３１０など）、本体（例えば、１３０、２３０、３３０など）及びホーゼル（例えば、１５０、２５０、３５０など）の各々は、例えば、ＣＮＣ（コンピュータ数値制御）加工を用いて製造できる。ある実施形態では、フェイスユニット、クラブ本体及びホーゼルの各々は成形されることができる。

ホーゼル（例えば、１５０、２５０、３５０など）は、例えば、埋没材模型ステンレス鋼であればよい。マレット本体（例えば、１３０−２、３３０）は、例えば、ダイキャストアルミニウムであればよい。ブレード本体（例えば、１３０−１、２３０）は、例えば、埋没材模型ステンレス鋼であればよい。フェイスは、例えば、埋没材模型ステンレス鋼であればよい。ブッシング（例えば、１５８）は、例えば、ポリウレタンまたはアルミニウム製であればよい。ある実施形態では、ポリウレタンではなくアルミニウムから薄いブッシングが作製されて、薄いポリウレタン製ブッシングの座屈傾向を軽減させることができる。

結論として、ここに開示される技術は、とりわけ、ホーゼルネックの調整可能なライ角、パターのフェイスに対するシャフトの調整可能なオフセット距離及びフェイスのロフト角を含む１以上の構成を変えるために適合されるように構成された調整可能なパターを提供する。当業者であれば、多数の変形例及び代替例が、調整可能なパター、それらの使用及び構成に対してなされて、ここに開示される実施形態によって実現されるのと実質的に同じ結果を実現し得ることを直ちに認識するはずである。したがって、開示された例示的形態に特許請求の範囲を限定する意図はない。多数のバリエーション、変形例及び代替構成が、特許請求の範囲に表現されるような開示の範囲及び精神内のものとなる。

種々の実施形態を上述したが、それらは例示目的のみで、限定ではなく提示されたことが理解されるべきである。例えば、ある実施形態はパターを説明するが、他の実施形態において、あらゆるゴルフクラブが、ここに開示される構成を含むことができる。さらに、種々の実施形態を、特定の構成及び／または構成部品の組合せを有するものとして説明したが、実施形態のいずれかから任意の構成及び／または構成部品の組合せを、追加の構成及び／または構成部品とともに適宜有する他の実施形態が可能である。例えば、ある実施形態は、例えば、ライ角及び／またはロフト角といった特定の調整可能なパラメータのゴルフクラブを説明するが、ゴルフクラブは、調整可能なライ角及び調整可能なロフト角の双方を、例えば、ここに記載されるような重量、ホーゼルオフセットなどといった他の調整量とともに取り入れることができる。

Claims (24)

1. 調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
   正面側のフェイス、及び該フェイスと反対側の後方に向かって前記フェイスに略垂直に延在する少なくとも１つのガイドレールを含むフェイスユニットと、
   ホーゼルであって、
   ホーゼルネック、
   前記ホーゼルネックに結合され、内部チャネルを画定するホーゼルアダプタ、及び
   内部チャネルを画定する少なくとも１つのブッシング
   を備えた前記ホーゼルと、
   クラブ本体であって、
   ヒール部分、
   前記ヒール部分と反対側のトウ部分、
   前記トウ部分と前記ヒール部分を接続するソール部分、
   前記ソール部分の上面に結合されたホーゼルハウジングであって、前記ホーゼルアダプタ及び前記少なくとも１つのブッシングを受容するように構成されたホーゼル穴を画定し、前記ホーゼルハウジングの正面側にハウジング面を更に画定する前記ホーゼルハウジング、及び
   前記ハウジング面の背面側に結合されたハウジングカラムであって、前記ホーゼル穴に少なくとも部分的に含まれ、前記ホーゼルアダプタ及び前記少なくとも１つのブッシングの前記内部チャネルに受容されて、前記ホーゼル、前記少なくとも１つのブッシング及び前記クラブ本体を結合するように構成されている前記ハウジングカラム
   を備えた前記クラブ本体と
   を備え、
   前記ガイドレール及び前記クラブ本体の前記ソール部分が、前記フェイスユニットの前記フェイスのロフト角を調整するように複数の相対位置において１以上の締結具を介して結合されるように構成され、
   前記ホーゼルアダプタが、前記ホーゼルネックのライ角を調整するように前記ハウジングカラムに関して回転するように構成され、
   前記少なくとも１つのブッシングと前記ホーゼルアダプタの、前記ハウジングカラムにおける相対位置が、前記フェイスユニットの前記フェイスに対する前記ホーゼルのオフセットを調整するように再構成可能である、調整可能なゴルフクラブヘッド。
2. 調整可能なパターであって、
   ゴルフボールを打つための実質的に平坦なフェイスを画定するクラブ本体、
   ホーゼルネック、及び前記クラブ本体によって画定されるホーゼル穴に受け入れられるように構成されたホーゼルアダプタを含み、内部チャネルを画定するホーゼル、
   前記ホーゼルネックに取付け可能なシャフト、及び
   ハウジングカラム
   を備え、
   前記ホーゼルアダプタが、前記ホーゼルネックのライ角を調整するように前記ハウジングカラムに関して回転するように構成され、前記ホーゼル穴が、前記ライ角が前記ホーゼルアダプタの回転によって所定値を超えて増加すること抑止するように構成された、調整可能なパター。
3. 請求項２に記載の調整可能なパターにおいて、前記ホーゼルアダプタがエッジ要素を含み、前記ホーゼル穴がフランジ要素を含み、前記エッジ要素及び前記フランジ要素が協働して、前記ライ角が前記ホーゼルアダプタの回転によって前記所定値を超えて増加することを抑止する、前記調整可能なパター。
4. 請求項２に記載の調整可能なパターであって、前記ホーゼル穴に受入れ可能な少なくとも１つのブッシングを更に含み、
   前記フェイスに対する前記シャフトのオフセット距離が、前記ホーゼルアダプタと前記少なくとも１つのブッシングの相対位置を前記ハウジングカラムの軸に沿って変化させることによって調整される、前記調整可能なパター。
5. 調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
   ホーゼルであって、
   ホーゼルネック、及び
   前記ホーゼルネックに結合され、内部チャネルを画定するホーゼルアダプタ
   を備えた前記ホーゼルと、
   クラブ本体であって、
   ヒール部分、
   前記ヒール部分と反対側のトウ部分、
   前記トウ部分と前記ヒール部分を接続するソール部分、
   前記ソール部分の上面に結合されたホーゼルハウジングであって、前記ホーゼルアダプタを受容するように構成されたホーゼル穴を画定し、前記ホーゼルハウジングの正面側にハウジング面を更に画定する前記ホーゼルハウジング、及び
   前記ハウジング面の背面側に結合されたハウジングカラムであって、前記ホーゼル穴に少なくとも部分的に含まれ、前記ホーゼルアダプタの前記内部チャネルに受容されて前記ホーゼルと前記クラブ本体を結合するように構成されている前記ハウジングカラム
   を備えた前記クラブ本体と
   を備え、
   前記ホーゼルアダプタが、前記ホーゼルネックのライ角を調整するように前記ハウジングカラムに関して回転するように構成され、前記ホーゼルハウジングが、前記ホーゼルアダプタの回転を抑止して前記ホーゼルネックの前記ライ角を最大値に維持するように構成された、調整可能なゴルフクラブヘッド。
6. 請求項５に記載の調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
   正面側のフェイス及び該フェイスと反対側の後方に向かって前記フェイスに略垂直に延在する少なくとも１つのガイドレールを含むフェイスユニット
   を更に備え、
   前記ガイドレール及び前記クラブ本体の前記ソール部分が、前記フェイスユニットの前記フェイスのロフトを調整するように複数の相対位置において１以上の締結具を介して結合されるように構成された、前記調整可能なゴルフクラブヘッド。
7. 請求項５に記載の調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
   前記ホーゼル穴によって受容されるように構成された少なくとも１つのブッシングであって、前記ハウジングカラムを受容して前記少なくとも１つのブッシングと前記クラブ本体を結合するようにサイズ採りされた内部チャネルを画定する前記少なくとも１つのブッシング
   を更に備え、
   前記少なくとも１つのブッシングと前記ホーゼルアダプタの、前記ハウジングカラムにおける相対位置が、前記フェイスユニットの前記フェイスに対する前記ホーゼルのオフセットを調整するように再構成可能である、前記調整可能なゴルフクラブヘッド。
8. 調整可能なパターであって、
   ゴルフボールを打つための実質的に平坦なフェイスを画定するクラブ本体、
   前記クラブ本体によって画定されるホーゼル穴に受け入れられるように構成されたホーゼルアダプタを含むホーゼル、
   前記ホーゼルに取付け可能なシャフト、及び
   前記ホーゼル穴で受入れ可能な少なくとも１つのブッシング
   を備え、
   前記フェイスに対する前記シャフトのオフセット距離が、前記ホーゼルアダプタと前記少なくとも１つのブッシングの相対位置を前記平坦なフェイスの平面に平行な平面に略垂直な軸に沿って変化させることによって調整される、調整可能なパター。
9. 請求項８に記載の調整可能なパターにおいて、前記ホーゼルアダプタが内部チャネルを画定し、前記調整可能なパターが、前記ホーゼルアダプタの前記内部チャネルによって受容されるように構成されたハウジングカラムを更に含み、前記ハウジングカラムが前記軸に平行である、前記調整可能なパター。
10. 請求項９に記載の調整可能なパターにおいて、前記少なくとも１つのブッシングが内部チャネルを画定し、前記ハウジングカラムが、前記少なくとも１つのブッシングの前記内部チャネルによって受容されるように構成されている、前記調整可能なパター。
11. 請求項８に記載の調整可能なパターであって、前記ホーゼル穴に受入れ可能な追加のブッシングを更に含み、前記オフセット距離が、前記ホーゼルアダプタ及び前記少なくとも１つのブッシングの少なくとも一方に対する前記追加のブッシングの位置を前記軸に沿って変化させることによって更に調整可能である、前記調整可能なパター。
12. 請求項９に記載の調整可能なパターにおいて、前記ハウジングカラムが前記ホーゼル穴の内面に結合された、前記調整可能なパター。
13. 請求項１２に記載の調整可能なパターにおいて、前記内面が実質的に平坦であり、かつ前記平坦なフェイスの前記平面に平行である、前記調整可能なパター。
14. 調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
    ホーゼルであって、
    ホーゼルネック、
    前記ホーゼルネックに結合され、内部チャネルを画定するホーゼルアダプタ、及び
    内部チャネルを画定する少なくとも１つのブッシング
    を備えた前記ホーゼルと、
    クラブ本体であって、
    ヒール部分、
    前記ヒール部分と反対側のトウ部分、
    前記トウ部分と前記ヒール部分を接続するソール部分、
    前記ソール部分の上面に結合されたホーゼルハウジングであって、前記ホーゼルアダプタ及び前記少なくとも１つのブッシングを受容するように構成されたホーゼル穴を画定し、前記ホーゼルハウジングの正面側にハウジング面を更に画定する前記ホーゼルハウジング、及び
    前記ハウジング面の背面側に結合されたハウジングカラムであって、前記ホーゼル穴に少なくとも部分的に含まれ、前記ホーゼルアダプタ及び前記少なくとも１つのブッシングの前記内部チャネルに受容されて前記ホーゼル、前記少なくとも１つのブッシング及び前記クラブ本体を結合するように構成されている前記ハウジングカラム
    を備えた前記クラブ本体と
    を備え、
    前記少なくとも１つのブッシングと前記ホーゼルアダプタの、前記ハウジングカラムにおける相対位置が、前記ハウジングフェイスに対する前記ホーゼルのオフセットを調整するように再構成可能である、調整可能なゴルフクラブヘッド。
15. 請求項１４に記載の調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
    正面側のフェイス及び該フェイスと反対側の後方に向かって前記フェイスに略垂直に延在する少なくとも１つのガイドレールを含むフェイスユニット
    を更に備え、
    前記ガイドレール及び前記クラブ本体の前記ソール部分が、前記フェイスユニットの前記フェイスのロフトを調整するように複数の相対位置において１以上の締結具を介して結合されるように構成された、前記調整可能なゴルフクラブヘッド。
16. 請求項１４に記載の調整可能なゴルフクラブヘッドにおいて、前記ホーゼルアダプタが、前記ホーゼルネックのライ角を調整するように前記ハウジングカラムに関して回転するように構成された、前記調整可能なゴルフクラブヘッド。
17. 調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
    ゴルフボールを打つための実質的に平坦なフェイス及び該フェイスと反対側の後方に向かって延在する少なくとも１つのガイドレールを画定するフェイスユニットであって、前記ガイドレールが、前記フェイスの平面に略平行な軸に関する回転半径によって特徴付けられた凸表面を有する、前記フェイスユニット、及び
    前記少なくとも１つのガイドレールの前記凸表面を受けるように構成された凹表面を有するソール部分を含むクラブ本体
    を備え、
    前記フェイスユニットのロフト角が、前記ソール部分に対して前記ガイドレールを位置変化させることによって調整される、調整可能なゴルフクラブヘッド。
18. 請求項１７に記載の調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
    ホーゼルネック、及び前記クラブ本体によって画定されるホーゼル穴に受け入れられるように構成されたホーゼルアダプタを含むホーゼル
    を更に備え、
    前記ホーゼルアダプタが、前記ホーゼルネックのライ角を調整するように前記ホーゼル穴の長軸に関して回転するように構成された、前記調整可能なゴルフクラブヘッド。
19. 請求項１８に記載の調整可能なゴルフクラブヘッドにおいて、前記ホーゼル穴が、前記ライ角が前記ホーゼルアダプタの回転によって所定値を超えて増加することを抑止するように構成された、前記調整可能なゴルフクラブヘッド。
20. 調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
    正面側のフェイス及び該フェイスと反対側の後方に向かって前記フェイスに略垂直に延在する少なくとも１つのガイドレールを含むフェイスユニットであって、前記ガイドレールが、前記フェイスに平行な軸に関する回転半径によって特徴付けられる下向き凸表面を有する、前記フェイスユニットと、
    クラブ本体であって、
    ヒール部分、
    前記ヒール部分と反対側のトウ部分、及び
    前記トウ部分と前記ヒール部分を接続するソール部分であって、前記少なくとも１つのガイドレールの前記下向き凸表面を受けるように構成された上向き凹表面によって特徴付けられた上面を有する前記ソール部分
    を備えた前記クラブ本体と
    を備え、
    前記ガイドレール及び前記クラブ本体の前記ソール部分が、前記フェイスユニットの前記フェイスのロフト角を調整するように前記フェイスに垂直な方向における複数の相対位置において１以上の締結具を介して結合されるように構成された、調整可能なゴルフクラブヘッド。
21. 請求項２０に記載の調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
    ホーゼルであって、
    ホーゼルネック、及び
    前記ホーゼルネックに結合され、内部チャネルを画定するホーゼルアダプタ
    を備えた前記ホーゼル
    を更に備え、
    前記クラブ本体が、
    前記ソール部分の上面に結合されたホーゼルハウジングであって、前記ホーゼルアダプタを受容するように構成されたホーゼル穴を画定し、前記ホーゼルハウジングの正面側にハウジング面を更に画定する前記ホーゼルハウジング、及び
    前記ハウジング面の背面側に結合されたハウジングカラムであって、前記ホーゼル穴に少なくとも部分的に含まれ、前記ホーゼルアダプタの前記内部チャネルに受容されて、前記ホーゼルと前記クラブ本体を結合するように構成されている前記ハウジングカラム
    を更に備え、
    前記ホーゼルアダプタが、前記ホーゼルネックのライ角を調整するように前記ハウジングカラムに関して回転するように構成された、前記調整可能なゴルフクラブヘッド。
22. 請求項２０に記載の調整可能なゴルフクラブヘッドであって、
    内部チャネルを画定する少なくとも１つのブッシング
    を更に備え、
    前記ホーゼル穴が更に、前記少なくとも１つのブッシングを受容するように構成され、前記ハウジングカラムが更に、前記少なくとも１つのブッシングの前記内部チャネルに受容されるように構成され、
    さらに、前記少なくとも１つのブッシングと前記ホーゼルアダプタの、前記ハウジングカラムにおける相対位置が、前記フェイスユニットの前記フェイス対する前記ホーゼルのオフセットを調整するように再構成可能である、前記調整可能なゴルフクラブヘッド。
23. 調整可能なゴルフクラブであって、
    ゴルフボールを打つための実質的に平坦なフェイスを画定するゴルフクラブヘッドであって、ロフト角、ライ角及び重量によって特徴付けられ、前記ロフト角、前記ライ角及び前記重量の調整を可能とするように構成された前記ゴルフクラブヘッド、
    前記ゴルフクラブヘッドによって画定されるホーゼル穴に受け入れられるように構成されたホーゼルアダプタを含むホーゼルであって、該ホーゼルの位置が前記ゴルフクラブヘッドに対して調整可能である、前記ホーゼル、及び
    前記ホーゼルに取付け可能なシャフト
    を備えた調整可能なゴルフクラブ。
24. 調整可能なゴルフクラブであって、
    ロフト角、ライ角及び重量によって特徴付けられるゴルフクラブヘッド、
    前記ゴルフクラブヘッドに結合されたホーゼル、及び
    前記ホーゼルに取付け可能なシャフト
    を備え、
    前記ロフト角、前記ライ角、前記重量、及び前記ゴルフクラブヘッドに対する前記ホーゼルの位置のうちの少なくとも３つの調整を可能とするように構成された調整可能なゴルフクラブ。

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