JP2016509818A - 指向送信を用いる長距離のデバイス検出 - Google Patents

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Abstract

検出(発見)ビーコンおよび検出ビーコン応答の送信および受信のために、方向性アンテナを使用して、長距離のデバイス検出(発見)について記述する。指向性アンテナを向けることを支援するために全方向の帯域送信についても言及される。個別のスケジューリングビーコンとともに、デバイス検出に必要な情報要素のみを含む検出ビーコンについて記述される。検出ビーコンは、検出範囲を増すためにより堅牢な符号化を含むことができるか、または、信号対雑音比を改善するためにより狭いチャネルを使用して送信され得る。

Description

本発明は、指向送信を用いる長距離のデバイス検出(デバイス発見)のための複数の手順に関する。
本出願は、2013年2月7日に出願した米国特許仮出願第61/762,127号明細書および2013年9月6日に出願した米国特許仮出願第61/874,800号明細書の利益を主張するものである。
ミリメートル波(mmW)周波数帯は、膨大な量のスペクトルを提供する。アメリカ合衆国では、60GHzの認可されていないスペクトルが、約7GHzの範囲を包含しており(この範囲は国によって変わる)、より多くのスペクトルが、潜在的には、認可されているスペクトル、簡易的に認可されている(lightly licensed)スペクトル、または認可されていないスペクトルとして使用可能になる可能性がある。mmW用途のためにリンクバジェットを閉じるために、高度に指向性を持つアンテナが必要であり、現実的なものになってきている(たとえば無線HDデバイス)。mmW帯域など、より高い周波数は、はるかに大きな空間的な再利用を可能にする可能性を持っている:より低い周波数で減縮され、6GHz未満では実際上はあり得ない相乗効果を持っている。さらに、ミリメートル波通信に使用されるより高い利得のアンテナは、より大きな指向性を持ち、これは、意図しない受信機に見られる干渉を低減することができる。mmW周波数では、より大きなキャリア帯域幅(BW)が、比較的低い断片的なBWで達成可能である。これは、大量のスペクトルを処理することができる単一の無線ソリューションを可能にすることができる。mmW周波数の利用は、また、高度に指向性を持つアンテナの使用によって、および帯域幅と引き替えに電力を手に入れることによって(シャノンの法則)、より低い電力消費につながる可能性がある。
mmWキャリアは、高い透過損失、高い反射損失、および小さな回析を持つ光に近い性質を持っており、ラインオブサイト(LOS)に左右される有効範囲(カバリッジ)につながる。ミリメートル波周波数は、また、60GHz帯に対する高い酸素吸収を含む、多くの伝播の課題(Propagation Challenge)にさらされる。
60GHz帯を使用するIEEE802.11ad標準は、その関連付けられた通信距離よりも短いデバイス検出範囲(デバイス発見範囲:device discovery range)のために悩まされている。言い換えると、IEEE802.11adデバイスは、その標準を介して相互に検出(発見:discover)することができる距離よりも長い距離を通じて、その標準を介して通信することができる。この制限されたデバイス検出範囲は、ネットワーク(ステーション(STA)を含む)で新しいノードになることを求めているデバイスが、ビーコン送信をスキャンする準全方向性(および結果的に低い利得の)アンテナパターンのためである。802.11adアクセスポイント(AP)は、セクタ化された(つまり、方向性のある高利得の)アンテナパターンを用いてビーコンを送信するが、組み合わせられたアンテナ利得(combined antenna gain)は、相互のビーム調整に続くデータ通信の間に使用されるものより小さい。
IEEE802.11ad標準の他の制限は、セクタ識別およびタイムスタンプの値のみ異なる、異なる方向において本質的に同じであるビーコンメッセージの送信から結果として生じる。これらのビーコンメッセージの各々は、各ビーコンにおいてすべての関連付けられたSTAに対するチャネル予約スケジュールを含む。この長いメッセージは、STAの相対位置にかかわらず、すべてのセクタで繰り返される。IEEE802.11ad標準の別の制限は、この標準におけるすべての通信が、mmWチャネルに限られるということである。
指向送信(directional transmissions)を用いる長距離のデバイス検出(デバイス発見)のための複数の手順について記述する。これらは、検出ビーコン(発見ビーコン)および検出ビーコン応答の指向受信(directional reception)を含み、指向性アンテナを向けることを支援するために全方向の帯域送信を使用し、個別の検出およびスケジューリングビーコンを使用し、ここで、検出ビーコンは、デバイス検出に必要な情報要素のみを含み、ビーコン受信および応答送信に指向性アンテナを使用する。検出ビーコンは、検出範囲を増すためにより堅牢な符号化を含むことができるか、または信号対雑音比を改善するために、より狭いチャネルを使用して送信され得る。これらの手順は、適切なように、別々または組み合わせて使用され得ることは明白であろう。より詳細には、添付の図面とともに例として提供される、以下の記述から理解できるであろう。
1つまたは複数の開示された実施形態が実装され得る例示的な通信システムを示すシステム図である。 図1Aに示された通信システム内で使用され得る例示的な無線送信/受信ユニット(WTRU)を示すシステム図である。 図1Aに示された通信システム内で使用され得る例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークを示すシステム図である。 IEEE802.11adデバイスの検出手順を示す図である。 ペアになったビーコン送信および応答のスロットを示す図である。 ペアになったビーコン送信および応答のスロットのフレーム構成を示す図である。 ペアではないビーコン送信および応答のスロットを示す図である。 ペアではないビーコン送信および応答のスロットのフレーム構成を示す図である。 可変の応答機ビーム幅検出を使用する、応答機の例示的なビームパターンを示す図である。 可変の応答機ビーム幅検出を使用する、応答機の例示的なビームパターンを示す図である。 可変の応答機ビーム幅検出を使用する、応答機の例示的なビームパターンを示す図である。 可変の応答機ビーム幅検出を使用する、応答機の例示的なビームパターンを示す図である。 STA/応答機の位置情報に基づくビーコン送信フォーカシングを示す図である。 STA/応答機の位置情報に基づくビーコン送信フォーカシングを示す図である。 送信フォーカシングのためのフレーム構成、ビーム構成を示す図である。 送信フォーカシングのためのフレーム構成、ビーム構成を示す図である。 送信フォーカシングのためのフレーム構成、ビーム構成を示す図である。 送信フォーカシングのためのフレーム構成、ビーム構成を示す図である。 送信フォーカシングのためのフレーム構成、ビーム構成を示す図である。 現在の802.11adビーコンならびに提案された検出およびスケジューリングビーコンのコンテンツを示す図である。 現在の802.11adビーコンおよび提案された検出ビーコンのフォーマットを示す図である。 方向性のある網目状ネットワークのデバイス検出手順を示す図である。 デバイス検出のエラー条件を処理するためのメッセージシーケンスを示す図である。 別のデバイス検出のエラー条件を処理するためのメッセージシーケンスを示す図である。 別のデバイス検出のエラー条件を処理するためのメッセージシーケンスを示す図である。 別のデバイス検出のエラー条件を処理するためのメッセージシーケンスを示す図である。 開始するメッシュノードでの例示的なデバイス検出段階を示すフローチャートである。 応答する新しいノードでの例示的なデバイス検出段階を示すフローチャートである。
図1Aは、1つまたは複数の開示された実施形態が実装され得る例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、複数の無線ユーザに、音声、データ、ビデオ、メッセージング、およびブロードキャストなどのコンテンツを提供する多重アクセスシステムでもよい。通信システム100は、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、複数の無線ユーザがそのようなコンテンツにアクセスできるようにすることができる。たとえば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)など、1または複数のチャネルアクセス方法を用いることができる。
図1Aに示すように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができる。ただし、開示された実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を意図することを理解されるであろう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境で動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスでもよい。例を挙げると、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成され得て、ユーザ装置(UE)、移動局、固定またはモバイルの加入者ユニット、ポケットベル、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家電などを含むことができる。
通信システム100は、また、基地局114aおよび基地局114bを含むことができる。基地局114a、114bの各々は、コアネットワーク106、インターネット110、および/またはネットワーク112など、1または複数の通信ネットワークへのアクセスを促進するために、WTRU102a、102b、102c、102dの少なくとも1つと無線でインターフェースするように構成された任意のタイプのデバイスでもよい。例を挙げると、基地局114a、114bは、無線基地局(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータなどでもよい。基地局114a、114bは、それぞれ単一の要素として描写されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互に接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることを理解されるであろう。
基地局114aは、RAN104の一部でもよく、これは、また、基地局制御装置(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、中継ノードなど、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)を含むことができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれ得る、特定の地理的な領域内で無線信号を送信および/または受信するように構成され得る。セルは、セルセクタにさらに分割され得る。たとえば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つの送受信機、つまり、セルの各セクタに1つを含むことができる。別の実施形態では、基地局114aは、マルチ入力マルチ出力(MIMO)技術を用いることができるため、セルの各セクタに対して複数の送受信機を利用することができる。
基地局114a、114bは、任意の適切な無線通信リンク(たとえば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光線、mmW周波数など)でもよいエアインターフェース116を通じて、WTRU102a、102b、102c、102dの1または複数と通信することができる。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立され得る。
より具体的には、上記のように、通信システム100は、多重アクセスシステムでもよく、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなど、1または複数のチャネルアクセス方式を用いることができる。たとえば、RAN104の基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装することができ、これは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインターフェース116を確立することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/またはEvolved HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
別の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS陸上無線アクセス(E−UTRA:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装することができ、これは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTE−Advanced(LTE−A)を使用してエアインターフェース116を確立することができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(つまり、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定標準2000(IS−2000:Interim Standard 2000)、暫定標準95(IS−95)、暫定標準856(IS−856)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))、GSM進化型高速データレート(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装することができる。
図1Aの基地局114bは、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントでもよく、たとえば、事業所、自宅、車両、キャンパスなど局所的な領域において無線接続を促進するために任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するためにIEEE802.11などの無線技術を実装することができる。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するためにIEEE802.15などの無線技術を実装することができる。さらに他の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラー方式のRAT(たとえば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1Aに示されたように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を持つことができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスすることを要求されない場合がある。
RAN104は、コアネットワーク106と通信することができ、これは、WTRU102a、102b、102c、102dの1または複数に、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)のサービスを提供するように構成された任意のタイプのネットワークでもよい。たとえば、コアネットワーク106は、呼制御、請求サービス、移動体の位置ベースのサービス、前払い式の電話、インターネット接続、ビデオ配布などを提供するか、かつ/またはユーザ認証などハイレベルなセキュリティ機能を実行することができる。図1Aには示されていないが、RAN104および/またはコアネットワーク106は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを用いる他のRANと直接的または間接的に通信できることを理解されるであろう。たとえば、E−UTRA無線技術を利用できるRAN104に接続されるのに加えて、コアネットワーク106は、また、GSM無線技術を用いる別のRAN(図示せず)と通信することができる。
コアネットワーク106は、また、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU102a、102b、102c、および102dのゲートウェイとして機能することができる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話ネットワークを含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートの伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する相互に接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの世界的なシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される有線または無線の通信ネットワークを含むことができる。たとえば、ネットワーク112は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを用いることができる、1つまたは複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100のWTRU102a、102b、102c、および102dの一部またはすべては、マルチモード機能を含むことができる。つまり、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを通じて異なる無線ネットワークと通信するために複数の送受信機を含むことができる。たとえば、図1Aに示されたWTRU102cは、基地局114a(セルラー方式の無線技術を用いることができる)、および基地局114b(IEEE802無線技術を用いることができる)と通信するように構成され得る。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bに示されるように、WTRU102は、プロセッサ118、送受信機120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取り外しができないメモリ106、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺装置138を含むことができる。WTRU102は、一実施形態に従いながら、前述の要素の下位の組み合わせを含むことができることを理解されるであろう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、特殊用途向けプロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアとともに用いる1または複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、書き替え可能ゲートアレイ(FPGA)回路、その他のタイプの集積回路(IC)、状態遷移機械などでもよい。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU102が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能を実行することができる。プロセッサ118は、送信/受信要素122に結合され得る、送受信機120に結合され得る。図1Bでは、プロセッサ118および送受信機120を個別のコンポーネントとして描写しているが、プロセッサ118および送受信機120は、電子パッケージまたはチップに統合され得ることを理解されるであろう。
送信/受信要素122は、エアインターフェース116を通じて基地局(たとえば基地局114a)との間で、信号を送信または信号を受信するように構成され得る。たとえば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナでもよい。別の実施形態では、たとえば、送信/受信要素122は、IR、UV、または可視光線信号を送信および/または受信するように構成されたエミッタ/検出器でもよい。さらに別の実施形態では、送信/受信要素122は、RFおよび光信号の両方を送信および受信するように構成され得る。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成され得ることを理解されるであろう。
さらに、送信/受信要素122は、単一の要素として図1Bに描写されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を用いることができる。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース116を通じて無線信号を送信および受信するために、2つ以上の送信/受信要素122(たとえば複数のアンテナ)を含むことができる。
送受信機120は、送信/受信要素122によって送信される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成され得る。上記のように、WTRU102は、マルチモード機能を持つことができる。したがって、送受信機120は、たとえば、UTRAおよびIEEE802.11など、複数のRATを通じてWTRU102が通信することを可能にするために複数の送受信機を含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(たとえば液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイ装置または有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ装置)に結合され得て、ユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、また、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力することができる。さらに、プロセッサ118は、取り外しができないメモリ106および/またはリムーバブルメモリ132など、任意のタイプの適切なメモリの情報にアクセスし、データを格納することができる。取り外しができないメモリ106は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)など、WTRU102に物理的に配置されていないメモリの情報にアクセスし、データを格納することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102の他のコンポーネントに電力を分配および/または制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適切なデバイスでもよい。たとえば、電源134は、1または複数の乾電池(たとえば、ニッケル−カドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、また、WTRU102の現在の位置に関して位置情報(たとえば経度および緯度)を提供するように構成され得る、GPSチップセット136に結合され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU102は、基地局(たとえば基地局114a、114b)からエアインターフェース116を通じて位置情報を受信、かつ/または2つ以上の近くの基地局から受信される信号のタイミングに基づいてその位置を決定することができる。WTRU102は、一実施形態に従いながら、任意の適切な位置決定方法を手段として位置情報を取得できることを理解されるであろう。
プロセッサ118は、追加の特徴、機能、および/または有線もしくは無線の接続を提供する、1または複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる、他の周辺装置138にさらに結合され得る。たとえば、周辺装置138は、加速度計、イーコンパス、衛星の送受信機、(写真またはビデオの)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビの送受信機、ハンドフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレイヤー、メディアプレイヤー、ビデオゲームプレイヤーモジュール、インターネットブラウザなどを含むことができる。
図1Cは、一実施形態によるRAN104およびコアネットワーク106のシステム図である。RAN104は、エアインターフェース116を通じて、WTRU102a、102b、および102cと通信するために、IEEE802.16無線技術を用いるアクセスサービスネットワーク(ASN)の場合がある。詳しくは下述されるように、WTRU102a、102b、102c、RAN104、およびコアネットワーク106の異なる機能エンティティの間の通信リンクは、基準点として規定され得る。
図1Cに図示されるように、RAN104は、基地局140a、140b、140c、およびASNゲートウェイ142を含むことができるが、RAN104は、実施形態に従いながら任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含むことができることを理解されるであろう。基地局140a、140b、140cはそれぞれ、RAN104の特定のセル(図示せず)に関連付けられている場合があり、それぞれ、エアインターフェース116を通じて、WTRU102a、102b、102cと通信するために1または複数の送受信機を含むことができる。一実施形態では、基地局140a、140b、140cは、MIMO技術を実装することができる。したがって、基地局140aは、たとえば、WTRU102aとの間で無線信号を送信し、無線信号を受信するために、複数のアンテナを使用することができる。基地局140a、140b、140cは、また、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、サービスの品質(QoS)ポリシー施工など、移動性管理機能を提供することができる。ASNゲートウェイ142は、トラフィック集合ポイントとして機能することができ、ページング、加入者プロファイルのキャッシュ、コアネットワーク106へのルーティングなどを担当する場合がある。
WTRU102a、102b、102cとRAN104の間のエアインターフェース116は、IEEE802.16仕様を実装するR1基準点として規定され得る。さらに、WTRU102a、102b、102cの各々は、コアネットワーク106との論理インターフェース(図示せず)を確立することができる。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク106の間の論理インターフェースは、R2基準点として規定され得て、これは、認証、承認、IPホスト構成管理、および/または移動性管理に使用され得る。
基地局140a、140b、140cの各々の間の通信リンクは、基地局間のWTRUハンドオーバおよびデータ転送を促進するためのプロトコルを含むR8基準点として規定され得る。基地局140a、140b、140cとASNゲートウェイ215の間の通信リンクは、R6基準点として規定され得る。R6基準点は、WTRU102a、102b、100cの各々に関連付けられた移動性イベントに基づいて移動性管理を促進するためのプロトコルを含むことができる。
図1Cに示すように、RAN104は、コアネットワーク106に接続され得る。RAN104とコアネットワーク106の間の通信リンクは、たとえば、データ転送および移動性管理の能力を促進するためのプロトコルを含むR3基準点として規定され得る。コアネットワーク106は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)144、認証、認可、課金(AAA)サーバ146、およびゲートウェイ148を含むことができる。前述の要素の各々は、コアネットワーク106の一部として描写されているが、これらの要素の任意の1つは、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または操作され得ることを理解されるだろう。
MIP−HAは、IPアドレス管理を担当することができ、WTRU102a、102b、102cが、異なるASNおよび/または異なるコアネットワークの間を動き回ることを可能にすることができる。MIP−HA144は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイスとの間の通信を促進するために、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。AAAサーバ146は、ユーザ認証およびユーザサービスのサポートを担当することができる。ゲートウェイ148は、他のネットワークとの網間接続を促進することができる。たとえば、ゲートウェイ148は、WTRU102a、102b、102cと、従来の陸線通信デバイスとの間の通信を促進するために、PSTN108など、回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。さらに、ゲートウェイ148は、他のサービスプロバイダによって所有および/または操作される他の有線または無線のネットワークを含む、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Cには示されていないが、RAN104は、他のASNに接続され得て、コアネットワーク106は、他のコアネットワークに接続され得ることを理解されるであろう。RAN104および他のASNの間の通信リンクは、R4基準点として規定され得て、これは、RAN104と他のASNとの間でWTRU102a、102b、102cの移動性を調整するためのプロトコルを含むことができる。コアネットワーク106と他のコアネットワークとの間の通信リンクは、R5参照として規定され得て、これは、ホームコアネットワークと訪問されたコアネットワークとの間の網間接続を促進するためのプロトコルを含むことができる。
他のネットワーク112は、IEEE802.11に基づく無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)160にさらに接続され得る。WLAN160は、アクセスルータ165を含むことができる。アクセスルータは、ゲートウェイ機能を含むことができる。アクセスルータ165は、複数のアクセスポイント(AP)170a、170bと通信している場合がある。アクセスルータ165とAP170a、170bとの間の通信は、有線イーサネット(登録商標)(IEEE802.3標準)、または任意のタイプの無線通信プロトコルを介する場合がある。AP170aは、WTRU102dとのエアインターフェースを通じて無線通信をしている。
本明細書では、指向送信(directional transmission)を使用する長距離のデバイス検出(デバイス発見)のための複数の例示的な手順について記述されている。これらは、検出ビーコン(発見ビーコン)および検出ビーコン応答(発見ビーコン応答)の指向受信、全方向の帯域送信により支援される指向受信、デバイス検出(デバイス発見)に必要な情報要素のみを含む低減されたサイズ検出ビーコン、および指向性アンテナを使用するビーコン受信および応答送信を含む。他の手順は、検出範囲(発見範囲)を広げるためにより堅牢に検出ビーコンを符号化することと、信号対雑音比(SNR)を改善するために検出ビーコンを送信するためにより狭いチャネルを使用することとを含む。これらの手順は、適切なように、別々または組み合わせて使用され得ることは明白であろう。さらに、これらの技術は、IEEE802.11ad標準に関して本明細書に説明されているが、それらが広く適用可能であり、IEEE802.11ad準拠デバイスとの使用に制限されていないことを理解されるであろう。
IEEE802.11adに基づくデバイスでは、セクタ化された(つまり、方向性のある)アンテナパターンを使用して、イニシエータがビーコンを送信した後にデバイス検出(デバイス発見)が発生し、ここで、ビーコンは準全方向性(準無指向性)アンテナパターンを使用して、応答機(レスポンダ:responder)によって受信され、セクタ化されたアンテナパターンを使用して、応答機(レスポンダ)による応答送信が続き、ここで、応答は、準全方向性アンテナパターンを使用して、イニシエータによって受信される。次いで、通信は、送信と受信の両方にセクタ化されたアンテナパターンを使用することを続行する。
検出シーケンスの間に使用されるアンテナパターンの組み合わせられた利得は、次の通信の間に使用されるアンテナパターンの組み合わせられたアンテナ利得よりも低いので、現在のIEEE802.11ad通信のデバイス検出範囲(発見範囲:discovery range)は、通信範囲(communication range)よりも小さい。
図2は、IEEE802.11adデバイス検出(デバイス発見)の手順を示している。
この実例では、開始するノード(initiating Node)は、指向性アンテナを使用して、ビームパターンで検出ビーコン(発見ビーコン)を送信する無線AP200である。本開示の全体にわたって、APは、検出目的のための開始するノード(initiating Node)の実例として頻繁に使用される。しかし、所与の実例で使用されるイニシエータのタイプにかかわらず、本明細書に記述された技術およびデバイスとともに、他のタイプのイニシエータを使用され得ることを理解されるであろう。
最初にステージ1 205を参照すると、ビームパターン2a〜2eに示されているように、AP200は、セクタ220a、220b、220c、220d、および220eの各々をカバーする連続的な指向性ビームを介してビーコンを送信する。ビームパターン2a〜2eに示されているように、応答するノードSTA210は、準全方向(omnidirectional:準無指向性)のパターン230を使用して、検出ビーコンをスキャンする。本開示の全体にわたってSTAは、検出(discovery)目的のために応答するノードの実例として頻繁に使用されるが、他のタイプのノードが使用され得ることを理解されるであろう。ビームパターン2a〜2eに図示されているように、準全方向のパターン230の受信範囲は、指向性ビーム220a〜220eの送信範囲未満である。
ここでステージ2 215を参照すると、AP200からビーコンを受信すると、STA210は、指向性アンテナを使用して、ビームパターンで検出ビーコン応答を送信する。STA210は、ビームパターン2f〜2jに示されているように、セクタ250f、250g、250h、250i、および250jの各々をカバーする連続的な(一連の)指向性ビームを介して応答を送信する。
APノード200は、ビームパターン2f〜2jに示されているように、準全方向のパターン240を使用して、検出ビーコン応答をスキャンする。ビームパターン2f〜2jに図示されているように、準全方向のパターン240の受信範囲は、指向性ビーム250f〜250jの送信範囲未満である。
本明細書にさらに説明されているように、検出範囲(発見範囲:discovery range)は、新しいノードがビーコン送信を指向的にスキャンする場合、開始するノード(initiating Node)がビーコン応答を指向的にスキャンする場合、または両方の場合に増加され得る。
指向受信を使用して、増加された検出範囲を達成するための例示的な手法は、ペアになったビーコン送信および応答スロットを使用することと、ペアでないビーコン送信および応答スロットを使用することと、以下にさらに記述されるような可変の方向性の応答機受信ビーム幅を使用することとを含む。
図3は、ビーコン応答スロットが直ちにビーコン送信スロットに続く、APに対する送信および受信のスロット構成を示している。このようにペアになったビーコン送信および応答スロットを使用して、AP/イニシエータは、ビーコン送信間隔の間に複数の方向でのビーコン送信を繰り返す。これには、ビーコン応答受信間隔において等しい数の応答スロットが続き、その間に、APは、同じビームパターンを通じて切り替わり、ビーコンを受信した可能性がある任意の新しいノードからのビーコン応答を指向的に(directionally:指向性を持って)スキャンする。
この実例では、ビーコン間隔(beacon interval)330は、ビーコン期間(beacon period)305およびデータ期間(data period)320を含む。ビーコン期間305は、ビーコン送信期間300とビーコン応答受信期間310に分割される。
ビーコン送信期間300の間に、AP/イニシエータは、M個のビーコンスロット(図示せず)で指向性ビーコン送信を繰り返し、それぞれが異なる方向をカバーしている。ビーコン応答受信期間310の間に、AP/イニシエータは、M個のビーコンスロットの各方向をそれぞれカバーする、M個のビーコン応答スロット(図示せず)の各々でビーコンに対する応答をスキャンする。その後、AP/イニシエータは、データ期間320の間にデータまたは他のメッセージを送信および/または受信することを続行することができ、これは、この実例ではビーコン間隔330の残りに対して継続する。次いで、AP/イニシエータは、別のビーコン間隔330’の間に、別のビーコン送信期間300’、応答受信期間310’、およびデータ期間320’に入る。このシーケンスは、1つのビーコン間隔の期間に繰り返す。
図4は、ペアになったビーコン送信および応答スロットの例示的なフレーム構成を示している。
図3に関して記述されたように、AP/イニシエータは、ビーコン送信期間300の間にM個のスロットでビーコン送信を繰り返し、それぞれが送信のために異なる方向をカバーする異なる指向性アンテナビームパターン(ビーム)を使用する。ビーコン応答受信期間310の間に、AP/イニシエータは、M個のスロットの各々において、ビーコンに対する応答をスキャンし、それぞれが受信のために異なる方向をカバーする指向性アンテナビームパターンを使用する。ビーコン応答受信期間310の間に受信に使用されたビームの順序は、ビーコン送信期間300の間に送信に使用されたビームの順序と同じである。応答受信期間310の間に、肯定応答期間340が、任意の受信されたビーコン応答の肯定応答を送信するために提供され、その後AP/イニシエータは、ビーコン間隔330の残りに対して、データ期間320の間にデータまたは他のメッセージを送信および/または受信することを続行することができる。
この実例では、受信期間310の間にAP/イニシエータによってビーコン応答が受信されなかったので、肯定応答は、肯定応答期間340の間にAP/イニシエータによって送信されない。肯定応答期間340は、ビーコン応答期間310の一部として示されているが、ビーコン応答が受信されていない場合、肯定応答期間340は、他の目的に使用され得る、および/またはデータ期間320に結合され得る。
AP/イニシエータから独立して、ステーション(STA)/応答機(レスポンダ)は、スキャン間隔400の間に特定の受信方向のビーコンをスキャンする。このとき、AP/イニシエータおよびSTA/応答機は同期されない。STA/応答機は、その受信ビームを異なる方向に切り替える前に、ビーコン方向スキャン間隔(BDSI:Beacon Directional Scan Interval)の間に、特定の受信方向にとどまる。
BDSIの長さは、以下のように規定される。
ビーコン方向スキャン間隔=(ビーコン間隔)*(ビーコンスロット繰り返し数)+(ビーコンスロット期間)
ここでは、ビーコンスロット繰り返し数は、すべてのサポートされた方向をカバーするビーコン送信サイクルを完了するのに必要なビーコン間隔の数であり、ビーコンスロット期間は、特定のアンテナ構成を使用して、1つのビーコン送信に必要な時間である。
BDSIは、イニシエータと応答機との間の最初の同期の欠如に対処するために、(ビーコン間隔)*(ビーコンスロット繰り返し数)に加えてビーコンスロット期間を含む。応答機は、各スキャン方向にビーコン反復を超えた余分なビーコンスロット期間の間にスキャンするので、ビーコンスロット内のスキャン方向切り替えによるビーコン受信の失敗が回避され得る。これは、応答機が最初のフレーム同期なしで検出されることを可能にする。応答機は、BDSIごとに受信方向を切り替えるので、応答機は、理想的な条件下で、および特定の組み合わせられた送信および受信アンテナ利得に対する範囲内の場合、K*(ビーコン方向スキャン間隔)期間にビーコンを確実に受信し、ここで、Kは、応答機によって使用される受信ビームの数である。
図4の例において、STA/応答機は、特定の方向にビーコンをスキャンし、この場合、スキャン間隔400の間に、ビーム8として指定されたそのビームを使用する。スキャン間隔400は、1つのBDSIに等しい。STA/応答機は、スキャン間隔400の間にビーム8でビーコンを受信せず、次のスキャン間隔410の間にビーム9でビーコンをスキャンすることに進む。この実例では、STA/応答機は、スキャン間隔410の間のビーム9をスキャンする間に、AP/イニシエータからビーコンを受信する。この受信されたビーコンは、そのスロット3の間にAP/イニシエータによって送信され、スロット3の間に送信されたとしてビーコンを識別する情報(ビーコンを送信するためにAP/イニシエータによって使用されるタイムスロットまたはビームの識別など)は、ビーコンでSTA/応答機に提供され得る。
ビーコン応答受信期間310’の間に、AP/イニシエータは、M個のスロットの各々で、ビーコンに対する応答をスキャンする。ビーコン応答は、AP/イニシエータが、それがビーコン応答を受信することができる方向にスキャンしているとき、つまりSTA/応答機に向けて十分に指向されたビームパターンで、スロット3の間にSTA/応答機から受信される。
AP/イニシエータは、受信期間310’の間に残りのスロットをスキャンし続けることができ、一部の実装では、それらのスロット(図示せず)の間に他の応答機から追加の応答を受信することができる。
各ビーコンは、次のビーコン応答時期の開始に関する情報を含むことができる。この場合、STA/応答機がビーコンを正常に受信した場合、それは、ビーコンによって提供されたように、AP/イニシエータの次のビーコン応答期間の開始時間に、その現在の方向性のあるスキャンを打ち切る。次いで、応答機は、正常なビーコン受信に使用されたビームを使用してビーコン応答を繰り返し送る。応答機は、応答をM回繰り返し、これらの送信は、イニシエータで受信スロットと同期される。上記のように、このスロット同期は、受信されたビーコンの情報により達成される。
図4の例において、STA/応答機は、ビーコン送信期間300’のスロット3の間にAP/イニシエータによって送信されたビーコンを受信する。ビーコンは、ビーコン応答期間310’の開始時間に関する情報を含む。ビーコン応答期間310’の開始時間に、STA/応答機は、スキャン間隔410を打ち切り(ビーコン応答期間310’の開始時間がスキャン間隔410の終了と一致しないかぎり。その場合、打ち切りは不要である)、ビーコンが受信された方向にアンテナビームを使用して、AP/イニシエータにビーコン応答をM回送り、それはこの場合、方向「9」(つまり、ビーム9)である。
一部の実装では、STA/応答機は、受信されたビーコンでビーム識別情報を受信することができ、ビーム識別情報に基づいて、イニシエータがビーコン応答をスキャンするために同じビームを使用するときのみ、ビーコン応答を送る。
応答機は、ビーコン応答をスキャンするためにイニシエータが同じビームを使用するときを予測することができる。図4の実例のように、AP/イニシエータの送信および受信のビームが、ビーコン期間内の方向の同じシーケンスに従う実装では、STA/応答機は、受信されたビーコンのビーム(つまり方向)識別子に単に基づいて、特定の方向にイニシエータが受信しているときを予測することができ、その時間にのみ送信することができる。
STA/応答機は、AP/イニシエータに対するその応答でビーコンが正常に受信されたAP/イニシエータビームの識別を含むことができる。この応答は、応答機に見られる最良のビームについてイニシエータに通知する。さらに、イニシエータは、ビーコン応答が正常に受信されるスロットに基づいて、応答機と通信する最良のビームを暗黙的に学習することができる。暗黙的および/または明示的なフィードバックから、イニシエータは、送信および受信のビームにおけるエラーを推定することができる。たとえば、AP/イニシエータにおける送信および受信のビームの不一致のために、応答機は、AP/イニシエータビーム9を介してビーコン送信機に対応するものとして、最も高い受信された信号強度を測定する場合があるが、STA/応答機からの応答がAP/イニシエータによって受信された場合、最も高い受信された信号強度は、受信ビーム10に対応することが可能である。暗黙的および明示的なフィードバックの組み合わせを使用することは、AP/イニシエータが、同じSTA/応答機に対して異なる送信および受信のビームを使用するか、または何らかの基準に基づいて単一の最適なビームを選択するかを可能にする。次に、イニシエータは、応答機に肯定応答を送るために、受信されたビーコン応答から学習された最良のビームを使用し、正常な検出を信号送信することができる。
ビーコン受信期間310’の間にビーコン応答を受信したら、AP/イニシエータは、肯定応答期間340’の間にSTA/応答機に肯定応答を送る。肯定応答は、それが応答を受信したビームを使用して指向的に送られ、これは、この場合、スロット3、つまりビーム3の間に使用されるアンテナビームパターンである。同時に、STA/応答機は、それがビーコン応答を送信した方向に肯定応答を指向的にスキャンし、これは、この場合、ビーム9である。
その後、AP/イニシエータは、ビーコン間隔330’の残りに対して、データ期間320’の間にデータまたは他のメッセージを送信および/または受信することを続行することができ、APビーム3およびSTAビーム9を使用するSTA/応答機との方向性の通信を含む。
別の手法(図示せず)では、応答機は、応答する前にすべての受信ビームを使用して、完全なスキャンサイクルを完了することができる。これは図4の手法と対照をなし、ここで、応答機は、ビーコンのその第1の受信に続いて第1のビーコン応答期間に、そのスキャンサイクルを打ち切る。応答する前にすべての受信ビームを使用して完全なスキャンサイクルを完了することは、応答機が、第1の受信されたビーコンが受信されたビームに対応しない場合がある、可能な最良のビームを使用して応答することを可能にする。イニシエータは、これらの手順のどれをそれが必要とするかを指定することができ、ビーコンで必要な手順を信号送信することができる。
このように最良の受信されたビーコン送信の方向にビーコン応答を送信することは、イニシエータと応答機との間の全体的な最良のビームのペアで収束するために、優れたビームトレーニングのためのより効率的な開始点を提供することができる。
別の可能な実装では、ビーコン応答スロットは、図3および図4に関して記述されたようにビーコン送信スロットに直ちに続かず、それどころかペアではなく、中間のデータ期間と交互に起こる。
図5は、イニシエータAPに対する送信および受信のスロット構成を示し、ここで、ビーコン送信および応答のスロットはペアではない。
この実例では、ビーコン間隔530は、ビーコン期間505およびデータ期間520を含む。
ビーコン期間505の間に、AP/イニシエータは、M個のビーコンスロット(図示せず)で指向性ビーコン送信を繰り返し、それぞれが異なる方向をカバーしている。その後、AP/イニシエータは、この実例では、ビーコン間隔530の残りに対して継続する、データ期間520の間にデータまたは他のメッセージを送信および/または受信することを続行することができる。次いで、AP/イニシエータは、別のビーコン間隔530’の間に、別のビーコン期間505’およびデータ期間520’に入る。このシーケンスは、ビーコン応答受信期間が発生することがスケジュールされるまで、1つのビーコン間隔の期間でK回繰り返す。この実例では、K=3、すなわち、スケジュールされたビーコン応答受信期間の前に、3つのビーコン間隔520、520’、および520”がある。
ビーコン応答受信期間550の間に、AP/イニシエータは、M個のビーコンスロットの各方向をそれぞれカバーする、M個のビーコン応答スロット(図示せず)の各々でビーコンに対する応答をスキャンする。その後、AP/イニシエータは、この実例では、ビーコン間隔570の残りに対して継続する、データ期間560の間にデータまたは他のメッセージを送信および/または受信することを続行することができる。このシーケンスは、1つのビーコン間隔の期間でK回まで繰り返すことができる(つまり、この実例では最大3回)。この実例では、それぞれスケジュールされたビーコン応答受信期間550、550’を持つ2つのビーコン間隔570、570’がある。
ビーコン間隔570’の終わりに、ビーコン間隔の全体的なシーケンスが再び始まる。この全体的な定期的なシーケンスの長さは、スーパービーコン間隔580と呼ばれ得る。
図6は、ペアでないビーコン送信および応答スロットの例示的なフレーム構成を示している。
図5に関して記述されたように、AP/イニシエータは、ビーコン送信期間505の間にM個のスロットでビーコン送信を繰り返し、それぞれが異なる方向をカバーしている。その後、AP/イニシエータは、ビーコン間隔530の残りに対して、データ期間520の間にデータまたは他のメッセージを送信および/または受信することを続行することができる。次いで、AP/イニシエータは、別のビーコン間隔530’の間に、別のビーコン期間505’およびデータ期間520’に入る。このシーケンスは、ビーコン応答受信期間が発生することがスケジュールされるまで、1つのビーコン間隔の期間でK回(この実例ではK=3)繰り返す。
AP/イニシエータから独立して、STA/応答機は、スキャン間隔600の間に特定の受信方向にビーコンをスキャンする。この時点で、AP/イニシエータおよびSTA/応答機は同期されない。STA/応答機は、その受信方向を異なるビームに切り替える前に、(上に規定されるようなBDSIの長さに等しい)スキャン間隔600の間、特定の受信方向にとどまる。
図6の例において、STA/応答機は、スキャン間隔600の間にビーム8でビーコンをスキャンする。STA/応答機は、スキャン間隔400の間にビーム8の方向にビーコンを受信せず、次のスキャン間隔610の間にビーム9でビーコンをスキャンすることに進む。
スキャン間隔610の間に、STA/応答機は、そのビーコン送信期間505’の間にAP/イニシエータによって送信されたビーコンを受信する。ビーコンは、それが送信された方向に関係する情報(ビーム識別番号「3」など)およびAP/イニシエータがビーコン応答期間に入ることがスケジュールされているときを識別するスケジュールを含む。
STA/応答機は、スキャン間隔610の残りの間にビーム9でビーコンをスキャンし続け、ビーコン応答を直ちに送信しない。スキャン間隔610が終了した後、STA/応答機は、スキャン間隔620の間にビーム10で、次いで、スキャン間隔630の間にビーム11でビーコンをスキャンし始める。
図6の例において、AP/イニシエータは、STA/応答機のスキャン間隔630の間に、ビーコン応答間隔550に入るようにスケジュールされる。受信されたビーコンでSTA/応答機がこのスケジュールを査定されたので、STA/応答機は、スキャン間隔630およびビーム11のそのスキャンを打ち切り、AP/イニシエータにビーコン応答を送信し始める。
ビーム9でビーコンが受信されたので、STA/応答機は、ビーム9でビーコンを送信する。一部の実装では、STA/応答機が、AP/イニシエータのビーコン応答間隔550の開始前に、2つ以上の方向(つまり2つ以上のビーム、図示せず)からビーコンを受信していた場合、それは、それが最高品質のビーコン送信(図示せず)を受信した方向にビームを使用して、ビーコン応答を送信するであろう。
ペアでないビーコン送信および応答スロットを使用して、イニシエータは、図3および図4に示したペアである送信および応答スロットと比較して、所与の時間期間においてより多くのビーコンを送ることができる。これは、所与のビーコン間隔の全体的なビーコン期間がビーコン送信に使用されるからであり、そのビーコン間隔に対してビーコン応答受信期間は省略される。これは、ビーコン応答期間が発生することがスケジュールされるまで、1または複数のビーコン間隔に対して発生する場合がある。ビーコン応答期間のスケジュールは、送信されたビーコンに含まれ得て、そこから、応答機は、スロット同期を達成するために、イニシエータにそれらの応答を送るときを学習する。
連続的なビーコン応答期間の間の各ビーコン送信期間では、イニシエータは、同じシーケンスのビーコン送信方向を繰り返す。方向のこの同じ順序は、以下のビーコン応答期間に応答スキャンに使用される。このシーケンスは、複数のビーコン応答期間の中で分離され得て、ビーコン送信と同じ順序に従うことを注意されたい。
ペアでないビーコン送信および応答スロットを使用する実装では、応答機は、理想的な条件の下で、および適切なイニシエータ/APの検出範囲内にある場合、2*K*(ビーコン方向スキャン間隔)の期間内に正常なビーコン応答を受信する。ここで、Kは、応答機での受信方向の数を示している。
検出遅延は、ビーコンの区域をスキャンするために応答機によって使用される受信ビームの数に比例する。区域をスキャンするためにより少数のより幅の広いビームを使用することによって、デバイス検出は迅速になるが、ブロードビームのために最大検出範囲は悪化する。他方では、同じ区域をスキャンするためにより多数のナロービームを使用することで検出範囲が増すが、検出遅延という犠牲がある。
しかしながら、可変の応答機受信帯域幅を使用することによって、より短い範囲により大きな検出時間を生じさせることなく、検出範囲を増やされ得る。
可変の応答機受信帯域幅を使用することで、応答機は、相当に広いビーム(つまりKの小さな値)で始まる。限定する場合には、Kは1に等しい場合があり、全方向または擬似の全方向性アンテナパターンに対応する。本明細書で使用する場合、擬似の全方向または準全方向性アンテナパターンは、全方向に、または最も広い到達可能なビームで送信または受信するように構成された指向性アンテナを表しており、これらの用語は、本明細書において区別なく使用され得る。準全方向性アンテナパターンは、最も広い到達可能なビーム幅を用いる方向性のあるマルチギガビット(DMG:directional multi-gigabit)アンテナ運転モードを含むことができる。ビーコンを受信せずに、すべてのK個のビームのスキャンサイクルを完了した後、応答機は、ビーム幅を減らし、より多数の受信方向で(つまり、より大きなKの値)、別のスキャンサイクルを始める。応答機は、ビーコンが受信されない各完全なスキャンサイクルの後に、そのビーム幅を進行的に減少させる。
より狭いビームの増加した数のために、各連続的なスキャンサイクルは、完了するのにより長い時間がかかるが、検出範囲は増加する。これは、それがイニシエータに近い場合、応答機が迅速に検出されることを可能にする一方、それがイニシエータから遠い場合、検出はより長い時間がかかる。さらに、これは旧来の(legacy)802.11adデバイスが単一の受信アンテナパターンを使用して普通に動作することを可能にする。
図7A〜図7Dは、徐々により細かくなり、一方でより多数の受信ビームの例示的なシーケンスを用いる、可変の応答機ビーム幅検出を使用する例示的な応答機700を示している。
図7Aでは、K=1であり、全方向または準全方向の受信パターン710の限定する場合に等しい。この実例では、AP/イニシエータビーコンが受信されていない場合、応答機は、図7Bの受信パターンに進む。
図7Bでは、K=4である。ここでは、範囲(レンジ)は、より狭いビーム720の使用によって増加される。しかしながら、より狭いビーム720がより小さなスキャン角度をカバーするので、図7Aの受信パターンによって1つのスキャン間隔でカバーされるのと同じ領域をカバーするのに4つのビーコンスキャン間隔が必要である。したがって、範囲内のイニシエータに対する最大の検出遅延(発見遅延)は、比例して増加される。4つのビーコンスキャン間隔内にAP/イニシエータビーコンが受信されない場合、応答機は、図7Cの受信パターンに進む。
図7Cでは、K=8である。ここでは、さらに狭いビーム730の使用によって、範囲(レンジ)はさらに増加される。しかしながら、より狭いビームが図7Aおよび図7Bのビーム720および710よりも小さなスキャン角度をカバーするので、図7Aのパターンを使用して1つのビーコンスキャン間隔または図7Bのパターンを使用して4つのビーコンスキャン間隔でカバーされるのと同じ領域をカバーするのに8つのビーコンスキャン間隔が必要である。したがって、範囲(レンジ)内のイニシエータに対する最大検出遅延は、比例して増加される。AP/イニシエータビーコンが4つのビーコンスキャン間隔内に受信されていない場合、応答機は、図7Dの受信パターンに進む。
図7Dは、さらにいっそう増加した範囲(レンジ)およびさらにより狭いビームパターン740を持つアンテナパターンを示しており、K=16である。検出範囲(発見範囲)および遅延はそれぞれ、図7Cのパターンからこのパターンに進むことによって、それに応じて増加される。
特定のアンテナパターン、スキャンされた区域、Kに対する値、および可変の応答機ビーム幅の進行は、望まれるように遅延および範囲を最適化するために変動させられ得ることを理解されるであろう。
各ビーコン期間は、次の3つのメッセージタイプを含むことができる:イニシエータによって送信されたビーコン(つまり、ビーコン送信メッセージ)、応答するノードによって送信されたビーコン応答(つまりビーコン応答メッセージ)、およびイニシエータによって送信され得るビーコン応答肯定応答(ACK:beacon response acknowledgement)。これらのメッセージの一部またはすべては、本明細書に記述された技術を促進するために、望ましいように修正され得る。
そのようなメッセージは、デバイス検出関連の情報を運ぶことができる。たとえば、ビーコン送信メッセージは、以下のフィールドを含むことができる。
セクタ/スロットID:現在のビーコン送信に対するスロット数またはセクタID。このカウンタは、各ビーコン期間の最初にリセットされる。
最大セクタ:現在の送信シーケンスでビーコンを送信するノードが送信することができるビーム(またはスロット)の総数。
ビーコン応答オフセット:ビーコン間隔の倍数で、イニシエータがビーコン応答をリスンする次のビーコン応答期間までの時間を示す。ゼロの値は、ビーコン応答期間が、現在のビーコン送信シーケンスに直ちに続くことができることを示す場合がある。
ビーコン応答メッセージは、以下のフィールドを含むことができる:
Txセクタ/スロットID:現在のビーコン応答送信に対するスロット数またはセクタID。
イニシエータセクタ/スロットIDエコー:ビーコンメッセージで受信されたセクタ/スロットIDのエコー。
RSSI:受信されたビーコンメッセージの電力。
ビーコン応答肯定応答(ACK)メッセージは、以下のフィールドを含むことができる:
応答機のセクタ/スロットIDエコー:ビーコン応答メッセージで応答機によって報告されたセクタ/スロットIDのエコー。
指向性ビーコン受信および応答受信手順を可能にするために、802.11ad媒体アクセス管理エンティティ(MLME)サービスアクセスポイント(SAP)インターフェースプリミティブに修正を行うことができることを注意されたい。たとえば、MLME−SCAN.requestは、STAが加入することを選択することができる潜在的な基本サービスセット(BSS)に関する調査を要求するプリミティブである。このプリミティブは、加入され得る他のBSSがあるかどうかをSTAが決定するために、ステーション管理エンティティ(SME)によって生成される。指向性ビーコン受信および応答受信で使用される例示的なMLME−SCAN.requestプリミティブパラメータは、以下を含むことができる:
MLME−SCAN.request(
BSSType、
BSSID、
SSID、
ScanType、
ProbeDelay、
ChannelList、
MinChannelTime、
MaxChannelTime、
Requestlnformation、
SSID List、
ChannelUsage、
AccessNetworkType、
HESSID、
MeshID、
DiscoveryMode、
ScanDirections、
VendorSpecificInfo)
この修正されたMLME−SCAN.requestプリミティブは、表1に示された特性を持つ場合がある新しいパラメータ「ScanDirections」を含む:
修正され得る別のプリミティブは、MLME−SCAN.confirmであり、これは、STAの動作環境を確認するためにMLME−SCAN.requestプリミティブに応じてMLMEによって生成され得る。MLME−SCAN.confirmプリミティブは、スキャンプロセスによって検出されたBSSのセットの記述を返す。
指向性ビーコン受信および応答受信で使用される例示的なMLME−SCAN.confirmプリミティブパラメータは、以下を含むことができる:
MLME−SCAN.confirm(
BSSDescriptionSet、
BSSDescriptionFromMeasurementPilotSet、
ResultCode、
ReceiveSectorlD、
VendorSpecificInfo)
この修正されたMLME−SCAN.requestプリミティブは、表2に示された特性を持つことができる新しいパラメータ「ReceiveSectorlD」を含む。
長距離の方向性のある帯域(DBand)デバイス検出を支援するために、一部の実装では全方向の(OBand)帯域メッセージが使用され得て、OBand支援の複数のモードが本明細書に記述されている。
OBandは、この場合、たとえば、24GHz、5GHz、テレビ用ホワイトスペース帯域、サブ1GHz帯など、全方向の通信を可能にするライセンス免除された周波数帯を表しているが、一部の用途では、全方向の通信を可能にする認可された周波数帯が使用され得る。
以下の実例では、STA/応答機がOBandで通信を始めると想定されており、これは、イニシエータとのOBand関連付け(アソシエーション)または単に関連付け(アソシエーション)前のビーコン受信を含むことができる。
デバイス検出のための全方向の帯域支援は、イニシエータ位置情報、応答機位置情報、および/またはビームトレーニングを提供するために、OBandを使用することを含むことができる。
イニシエータ位置情報を提供するためにOBand通信を使用して、イニシエータは、OBandビーコンメッセージの一部として、(GPS、Advanced GPS(AGPS)、または他の手段を介して取得された)その正確な位置情報をブロードキャストする。応答機は、OBandで動作を始め、DBand動作もサポートするAP/イニシエータからOBandビーコンをスキャンする。本明細書で使用される場合、DBandは、様々な方向性のある検出ビーコン、ビーコン応答、および本明細書に記述された応答の肯定応答技術を含む。応答機がAP/イニシエータの位置を含むDBand対応のAP/イニシエータからOBandビーコンを受信する場合、応答機は、応答機に比べて、APが配置されている方向を推定するために、それ自身の位置についての知識とともにその情報を使用する。次いで、応答機は、優れた受信ビームを用いて、APの方向にDBandビーコンをスキャンする。
イニシエータによってOBandを介して提供されるこのイニシエータ情報は、より広いビームまたはより多数のナロービームを使用してすべての方向をスキャンする代わりに特定の方向に向けられた少数のナロービームを使用して、応答機がイニシエータからのDBandビーコン送信をスキャンすることを可能にする。これは、検出範囲を増加させる、および/または検出遅延を減少させるという長所を持つことができる。
応答機の位置情報を提供するためにOBandを使用して、応答機は、OBandで動作を始め、DBand対応のデバイスからOBandビーコンをスキャンする。応答機は、DBand対応のイニシエータにOBandを介して、(GPS、AGPS、または他の手段から取得された)それ自身の正確な位置を送る。OBandを介してSTA/応答機の位置を受信すると、AP/イニシエータは、STA/応答機がAP/イニシエータに関連して配置された方向を推定するために、それ自身の位置についての正確な知識とともに、その情報を使用する。次に、AP/イニシエータは、次のDBandビーコン送信期間に、そのDBandビーコン送信シーケンスを変更し、STA/応答機の推定された方向にナロービームを使用して、DBandビーコンを送信する。このナロービームビーコン送信は、STA/応答機が、そのDBand受信方向を通じて循環することによってDBandビーコンをスキャンする間、決定された数のビーコン送信期間の間に繰り返される。
AP/イニシエータは、また、OBandメッセージを介してSTA/応答機にその位置を送ることができるため、STA/応答機は、また、ビーコン送信をスキャンするために狭い受信ビームを使用することができる。変更されたビーコン送信シーケンスのビームパターンは、図8Aおよび図8Bに示されている。
図8Aは、AP/イニシエータ800による5つの広ビームのDBandビーコン送信810、820、830、840、850を示しており、AP/イニシエータ800からのすべての方向をカバーしている。図8Aでは、AP/イニシエータ800は、DBand対応のSTA/応答機が配置されている方向についての知識を持っていない。
図8Bは、5つの狭ビームのDBandビーコン送信810’、820’、830’840’、850’を示しており、AP800からの可能な合計スキャン方向のすべて未満をカバーしている。図8Bでは、AP/イニシエータ800は、DBand対応のSTA/応答機の位置を含むOBandメッセージ(図示せず)を受信し、そこから、それは、STA/応答機が配置されている相対方向を計算することができる。STA/応答機の位置についてのこの知識を使用して、AP/イニシエータ800は、ビーコン送信810’、820’、830’、840’、850’に、より狭いビームを使用する。これらのより狭いビームは、ビーコン送信810、820、830、840、850(図8Aに図示)に使用されるワイドビームの範囲860より大きな範囲870を持つ。
STA/応答機は、また、OBandメッセージを介して、すべての観察されたOBandビーコンの測定された信号強度を含むレポートをDBand対応のAP/イニシエータに送ることができる。これは、APが、履歴情報を使用して、STA/応答機の位置を推定するのを支援する。次いで、AP/イニシエータは、記述されたようにフォーカスされたビーコンを送信することができる。
OBandは、また、ビームトレーニングフィードバックを提供するために使用され得る。たとえば、それがDBandビーコンを受信した方向を示すために、STA/応答機は、OBandメッセージを使用することができる。このフィードバックに基づいて、AP/イニシエータは、次のDBandビーコン応答に対してそれらの方向のみをスキャンすることができる。これは、応答のために少数の方向のみをスキャンしている間に、AP/イニシエータが、ビーコン送信のためにより優れた送信ビームを使用することを可能にする。この手順は、検出範囲を増加させ、検出遅延を減少させるという長所を持つことができる。
通常、AP/イニシエータは、ビーコン応答のためにすべての送信方向でスキャンすることが要求される場合がある。しかしながら、OBandフィードバックを使用することによって、AP/イニシエータは、送信方向のサブセットをスキャンすることができる。
図9A〜図9Eは、この手順の例示的なフレーム構成およびビームを示している。
APは、複数のビーコン送信期間の間に分離されたN個の方向にビーコンを送信し、それぞれがM回の反復を含む。図9Bは、第1の「スーパーセクタ」920を示しており、これを通じて、ビーコン間隔930のビーコン送信期間910の間に、M個のビーコン送信が1〜Mの方向に送信される。図9Cは、第2の「スーパーセクタ」920’を示しており、これを通じて、M個のビーコン送信は、ビーコン間隔930’のビーコン送信期間910’の間に、M+1〜2Mの方向に送信される。図9Dは、第3の「スーパーセクタ」を920”示しており、これを通じて、M個のビーコン送信は、2M+1〜N(この場合、N=3M)の方向に送信される。
DBandビーコン送信から独立して、APは、指向性ビーコン(図示せず)の受信された1または複数を持つSTA/応答機からOBandメッセージを受信することができる。OBandメッセージは、STA/応答機の位置に関する情報を含むことができ、AP/イニシエータに関連してSTA/応答機が配置されている方向を計算するために、AP/イニシエータによって使用され得る。
図9Eは、ビーコン間隔960のビーコン応答期間950の間にビーコン応答をスキャンするために使用される狭い受信ビームを示している。ここでは、APは、DBand対応のSTA/応答機がビーコンを受信した方向についての知識を使用する。これは、検出範囲を増加させるという長所を持つことができる。
方向性のある検出を促進するために分岐された検出およびスケジューリングビーコンも使用され得ることが注目される。
現在、IEEE802.11adで指定されているビーコンは、次の3つの目的を果たす:デバイス検出、ネットワーク同期、およびスケジュール分布。関連するSTAの数が大きい場合、ビーコンのスケジュール要素はかなり大きい場合がある。さらに、ビーコンは複数の方向に繰り返されるので、ビーコン送信は、完了するのに時間がかかる場合がある。さらに、すべての方向ですべてのSTAの送信スケジュールを繰り返すことは冗長である。したがって、ビーコンは、検出ビーコンおよびスケジューリングビーコンと呼ばれ得る、2つ部分に分割され得る。
検出ビーコンは、デバイス検出を可能にするための情報を含むことができ、すべてのサポートされている方向に定期的に送信される。スケジューリングビーコンは、関連付けられたSTAに別々に送られ得て、各々は、そのSTAに対する個々のスケジュールのみを提供する。
検出ビーコンコンテンツは、デバイス検出にとって不可欠な要素に制限され得る。たとえば、残りの情報(個々のチャネル予約スケジュールを含む)は、スケジューリングビーコンを使用して、既にAPを関連付けられているSTAに別々に送られ得る。
図10は、現在のIEEE802.11adビーコン1000のコンテンツ、ならびに検出ビーコン1010およびスケジューリングビーコン1020の提案されたコンテンツを示している。
より短い検出ビーコン1010は、SNRを増加させるためにビーコン1000よりも狭いチャネルで送信され得る。あるいは、より短い検出ビーコン1010は、ビーコン1000よりも堅牢に符号化され得て、これはより長い範囲をもたらすことができる。検出ビーコン1010の軽減されたペイロードのために、検出ビーコン1010は、同じ送信時間を維持しながら、オリジナルビーコン1000より堅牢に符号化され得る。これはデバイス検出範囲を増加させることができる。
図11は、オリジナルのIEEE802.11adビーコン1000(図10に図示)のメッセージコンテンツ1100の分布および検出ビーコン1010(図10に図示)のメッセージコンテンツ1110の分布を示している。メッセージコンテンツ1100は、プリアンブル1120、ヘッダ1130、およびビーコンフレームコンテンツ1140を含む。メッセージコンテンツ1110は、プリアンブル1150、ヘッダ1160、およびビーコンフレームコンテンツ1170を含む。
プリアンブル1120およびヘッダ1130は、それぞれプリアンブル1150および1160と同じ長さの場合がある。しかしながら、ビーコンフレームコンテンツ1170は、ビーコンフレームコンテンツ1140よりも少ない情報を含んでいるので、ビーコンフレーム1010(図10に図示)の送信時間のバランスは、たとえば、反復符号化方式で、ビーコンフレームコンテンツ1170を繰り返すために使用され得る。しかし、図11は検出ビーコンコンテンツの反復符号化を示しているが、送信時間の残りを使用して、他のコーディングオプションも用いられ得る。
さらに、AP/イニシエータは、遅延のためにデバイス検出範囲を犠牲にするために、異なるビーコン間隔でビーコンに対して可変の符号化利得を使用することができる。たとえば、小さな符号化利得を持つビーコン間隔のより高い割合、およびより大きな符号化利得を持つビーコン間隔のより低い割合がスーパーサイクルで使用され得る。
より大きな符号化利得で符号化されたビーコンは、より長い送信期間を必要とし、ビーコン間隔ごとにビーコン送信期間が修正されるので、大きな符号化利得で符号化されたビーコンは、すべてのサポートされている方向をカバーするために複数のビーコン間隔を通じて分散され得る。したがって、スーパーサイクルでは、小さな符号化利得を持つビーコンは、より大きな符号化利得を持つものよりも特定の方向により頻繁に繰り返される。
可変のビーコン符号化利得を介するデバイス検出範囲のそのような時間変動は、高密度のAP展開で役に立つ場合がある。平均では、STA/応答機は、より遠いアクセスポイント(AP)/イニシエータからのものより早く、より近いAP/イニシエータからビーコンを受信し、最初により近いAP/イニシエータとの関連付け(アソシエーション)またはビームトレーニングステップを開始する。次いで、STA/応答機は、さらに遠くに配置されているAP/イニシエータからビーコンを受信するために、より長い期間の間、スキャンすることができ、セカンダリリンクを確立するために、それらの1または複数との関連付け(アソシエーション)に向けてさらなるステップを開始することができる。これらのセカンダリリンクは、AP/イニシエータへのプライマリリンクがブロックされているか、そうでなければ失われた場合に使用され得る。
さらに、現在の802.11adビーコンと比較して、検出ビーコンのペイロードが軽減されるので、検出ビーコンは、主なデータチャネルより狭いチャネルで送信され得る。この結果として、信号対雑音比(SNR)が増加する可能性があり、これは検出範囲を増加させる可能性がある。
検出ビーコンを送信するためにより狭いチャネルが使用される場合、STA/応答機は、この検出チャネルで検出ビーコンを最初にスキャンすることができる。検出チャネルは、主なデータチャネルに関連して帯域内または帯域外のいずれでもよい。
長距離のデバイス検出手順は、方向性のあるメッシュアーキテクチャで使用され得る。ここでは、図4に関して記述された手順と同様に、APは、ビーコン送信間隔(BTI)の間に複数の方向にビーコンを順次に送信する。この後に、等しい数の応答スロットが続き、その間に、APは、同じビームパターンを切り替え、ビーコンを受信した新しいノードからのビーコン応答をスキャンする。APは、異なる方向をカバーするM個のスロットでビーコンを送信する。新しいノードは、特定の受信方向にビーコンをスキャンし、その受信ビームを切り替える前に、ビーコン方向スキャン間隔(本明細書に規定されるBDSI)に対する受信方向にとどまる。
応答機は、ビーコン方向スキャン間隔ごとに受信方向を切り替えるので、特定の組み合わせられた送信および受信アンテナ利得に対して適切なAP/イニシエータの範囲内にある場合、理想的な条件の下で、ここでKは応答機または新しいノードによって使用される受信ビームの数である場合、応答機は、K*(ビーコン方向スキャン間隔)期間にビーコンを確実に受信する。
新しいノードは、ビーコン方向スキャン間隔値を最初に知らない場合がある。したがって、それは、ビーコンスロット繰り返し数=1のときに取得される、BDSIに対して最も小さな値でビーコンをスキャンし始める場合がある。APを検出せずに、このドエルタイム値を用いて完全な方向性のあるスキャンを完了すると、それは、ビーコンスロット繰り返し数を2に増加させ、すべての方向をすべて再スキャンするなどできる。ビーコンを受信せずに、ビーコンスロット繰り返し数に対する適度に大きな値に到達すると、新しいノードは、別のチャネルに切り替えることができ、使用可能な場合は、方向性のあるスキャン手順を繰り返す。
例示的な実装では、1つのビーコン期間に収容され得るスキャン方向の数は、22である。約10°のブロードサイドビーム幅を持つ64要素のパッチアレイアンテナに対して、単一の仰角に対する方位において、+/−45°の範囲をカバーするために7本のビームで十分である。したがって、4本のそのようなアンテナからの28個のビームが完全な360°の有効範囲(カバリッジ)を提供することができる。上記の式に基づいて、新しいノードとAPの両方に各々64の要素を持つ同一のアンテナを想定すると、仰角ごとの完全な方向性のあるスキャンは、約28秒を必要とする。したがって、これは述べられた想定に対する最大のデバイス検出遅延である。しかしながら、新しいノードによって検出された第1のAPによって支援情報が提供される場合、より短いデバイス検出遅延が結果として生じる場合がある。このノードは、プライマリノードと呼ばれ得る。支援情報は、たとえば、APまたは他のノードの位置情報を含むことができ、プライマリノードによって示されたように、新しいノードが、他のAPが見つかることが期待される方向にそのスキャンを制限するようにできる場合がある。
応答機がビーコンを正常に受信した場合、それは、ビーコン応答期間の開始に対する示された時間に、その現在の方向性のあるスキャンを打ち切る。次いで、応答機は、ビーコンメッセージを送信するために使用される送信機セクタに関連付けられているビーコン応答間隔スロットでビーコン応答を送る。イニシエータおよび応答機は、最初はフレーム同期を欠き、これは、ビーコンが応答機/新しいノードによって受信されたときに達成されることに注意されたい。
このデバイス検出手順の一例は、図12に示されている。ここでは、AP/イニシエータは、ビーコン送信期間1200の間にM個のスロットのビーコン送信を繰り返し、それぞれが、送信のために異なる方向をカバーする異なる指向性アンテナビームパターン(ビーム)を使用する。ビーコン応答受信期間1210の間に、AP/イニシエータは、M個のスロットの各々において、ビーコンに対する応答をスキャンし、それぞれが、受信のために異なる方向をカバーする指向性アンテナビームパターンを使用する。ビーコン応答受信期間1210の間に受信に使用されたビームの順序は、ビーコン送信期間1200の間に送信に使用されたビームの順序と同じである。応答受信期間1210の間に、肯定応答期間1240が、任意の受信されたビーコン応答の肯定応答を送信するために提供され、その後、AP/イニシエータは、ビーコン間隔1230の残りに対して、データ期間1220の間にデータまたは他のメッセージを送信および/または受信することを続行することができる。
この実例では、受信期間1210の間にAP/イニシエータによってビーコン応答が受信されなかったので、肯定応答は、肯定応答期間1240の間にAP/イニシエータによって送信されない。肯定応答期間1240は、ビーコン応答期間1210の一部として示されているが、ビーコン応答が受信されていない場合、肯定応答期間1240は、他の目的に使用され得る、および/またはデータ期間1220に結合され得る。
AP/イニシエータから独立して、ステーション(STA)/応答機は、スキャン間隔1280の間に特定の受信方向のビーコンをスキャンする。このとき、AP/イニシエータおよびSTA/応答機は同期されない。STA/応答機は、その受信ビームを異なる方向に切り替える前に、ビーコン方向スキャン間隔(BDSI)の間に、特定の受信方向にとどまる。
STA/応答機は、特定の方向にビーコンをスキャンし、この場合、スキャン間隔1280の間に、ビーム8として指定されたそのビームを使用する。スキャン間隔1280は、1つのBDSIに等しい。STA/応答機は、スキャン間隔1280の間にビーム8でビーコンを受信せず、次のスキャン間隔1290の間にビーム9でビーコンをスキャンすることに進む。この実例では、STA/応答機は、スキャン間隔1290の間のビーム9をスキャンする間に、AP/イニシエータからビーコンを受信する。
受信されたビーコンは、そのスロット3の間にAP/イニシエータによって送信され、スロット3の間に送信されたとしてビーコンを識別する情報(ビーコンを送信するためにAP/イニシエータによって使用されるタイムスロットまたはビームの識別など)は、ビーコンでSTA/応答機に提供され得る。
この実例では、ビーコンは、ビーコン応答期間1210’の開始時間に関する情報を含む。ビーコン応答期間1210’の開始時間に、STA/応答機は、スキャン間隔1290を打ち切り(ビーコン応答期間310’の開始時間がスキャン間隔1290の終了と一致しないかぎり。その場合、打ち切りは不必要である)、ビーコンが受信された方向にアンテナビームを使用して、AP/イニシエータにビーコン応答をM回送り、それはこの場合、方向「9」(つまり、ビーム9)である。
一方、ビーコン応答受信期間1210’の間に、AP/イニシエータは、M個のスロットの各々において、ビーコンに対する応答をスキャンする。
ビーコン応答は、AP/イニシエータが、それがビーコン応答を受信することができる方向にスキャンしているとき、つまりSTA/応答機に向けて十分に指向されたビームパターンで、スロット3の間にSTA/応答機から受信される。
AP/イニシエータは、受信期間1210’の間に残りのスロットをスキャンし続けることができ、一部の実装では、それらのスロット(図示せず)の間に他の応答機から追加の応答を受信することができる。
ビーコン受信期間1210’の間にビーコン応答を受信したら、AP/イニシエータは、肯定応答期間1240’の間にSTA/応答機に肯定応答を送る。肯定応答は、それが応答を受信したビームを使用して指向的に送られ、これは、この場合、スロット3、つまりビーム3の間に使用されるアンテナビームパターンである。同時に、STA/応答機は、それがビーコン応答を送信した方向に肯定応答を指向的にスキャンし、これは、この場合、ビーム9である。
その後、AP/イニシエータは、ビーコン間隔1230’の残りに対して、データ期間1220’の間にデータまたは他のメッセージを送信および/または受信することを続行することができ、APビーム3およびSTAビーム9を使用して、STA/応答機との方向性の通信を含む。
新しいノードがすべての可能性のある方向のスキャンを完了すると、構成に依存して、ノードは、使用可能なネットワークを検出するために、別の使用可能なチャネルで方向性のあるスキャンを継続することができる。APが検出されるまで、新しいノードはスキャン段階にとどまる。
各ビーコン期間は、3つのビーコンメッセージタイプを含む。第1のメッセージは、ビーコン送信期間(BTI)に送信されるビーコンであり、接続されているノードから送信される(A→B)(つまり、ビーコン送信メッセージ)。次いで、ビーコン応答受信期間(BRI)の応答メッセージは、応答するノードから接続されているノードに送信され得る(B→A)(つまりビーコン応答メッセージ)。最後に、ビーコン応答肯定応答(ACK)は、接続されているノードから応答するノードに送信され得る(A→B)。メッセージは、以下のように情報を伝えることができる。
ビーコン送信メッセージは、以下のフィールドを含むことができる:
ネットワークID:オペレータIDを含む完全または部分的なネットワークID。新しいノードは、PLMN選択およびフィルタリングに、これを使用することができる。
ノードID:ネットワーク内でビーコンを送信するノードのID。
セクタID:送信されているビームのID。BTI内で一意だが、BTIの間で一意ではない。
最大セクタ:スイープ範囲を通じてカバリッジ(coverage)を提供するために、ビーコンを送信するノードが送信できるセクタ(またはビーム)の総数。
タイムスタンプ:約64チップ分解能(chip resolution)への送信されたメッセージの完全または部分的な時間情報。メッセージを交換するノード間のエア伝播時間を測定するために使用される。
ビーコン応答オフセット:次の利用可能なBRIを示し、その間に、APは、新しいノードのビーコン応答をリスンすることができる。現在のBTIに直ちに続くBRIは、新しいノード応答受信に利用可能でない場合がある。その理由は、それは、以前は別の新しいノードとの関連付け(アソシエーション)手順または干渉測定のために予約されていた場合があるからである。
BRI使用コード:次のBRIの目的を示している。有効なコードは、以下を示す値を含む:新しいノードビーコン応答(デフォルト)、干渉測定、他の新しいノード関連付け(アソシエーション)などに利用可能。
Tx電力情報:ビーコン送信に使用される送信電力。
制御スロット:制御期間ごとの制御スロットの数。
FCS:フレームチェックCRCシーケンス。
ビーコン応答メッセージは、以下のフィールドを含むことができる:
新しいノードID:応答するノードのMACアドレス。ネットワークは、そのデータベースのノード能力、およびノードが許可され得るかどうかをチェックする。
AP IDエコー:ビーコンを送信するノードのIDは、送信するノードおよび受信するノードが相互に識別したかどうかをチェックするためにエコーバックされる。
タイムスタンプエコー:エア伝播時間が計算され得るように、ノードのタイムスタンプを送信するビーコンはエコーバックされる。
ゲートウェイ表示(Indication):ゲートウェイノードが別のゲートウェイノードに直接的に接続するのを防ぐことが意図される。
追加の能力(capability)クラス情報:AP IDから学べない構成された能力。
RSSI:受信されたビーコンフレームの電力。
デルタRx利得:Rx利得とマックスRx利得の間の差。
FCS:フレームチェックCRCシーケンス。
ビーコン応答肯定応答メッセージ(ACK)は、以下のフィールドを含むことができる:
RxノードIDエコー:相互のノードIDを保証するためにエコーバックされた受信するノードのMACアドレス。
48ビットアドレスから24ビットへのハッシュ:適切なハッシュ関数を介して生成される。
ノードID:応答するノードは、このネットワークに対するノードIDを与えられる。0というノードIDは、ノードがネットワークに受け入れられていないことを意味する。ノードIDが0でない値を持つ場合のみ、FCS以外は、以下のメッセージフィールドが有効である:
時間調整(Time Adjust):このネットワークノードに送信する場合に適用するべきオフセット。
スケジュール:このネットワークノードへのリンクで新しいノードが最初にリスンできる制御スロットの指標(インジケータ)。
チャネル:最初のスケジュールメッセージ交換で使用されるチャネルを示すために使用される。
制御メッセージに対する電力調整:ビーコン応答メッセージに関する次の制御メッセージ送信のための電力調整。
構成メッセージ:システム情報および新しいノード構成データ(たとえば、チャネル品質インデックス(CQI)表の定義)。
ゴレイシーケンスインジケータ(Golay sequence indicator):GaおよびGbのシーケンスに使用するためのゴレイシーケンスのセットを指定する。ゴレイシーケンスインジケータは、このリンクでその次の送信のために、新しいノードがどのセットを使用できるかを示している。
FCS:フレームチェック巡回冗長検査(CRC)シーケンス。
デバイス検出エラー条件は、ビーコン応答肯定応答が新しいノードによって受信されていない場合、複数の同時のビーコン送信が衝突なしで発生した場合、および複数の同時のビーコン送信が衝突ありで発生した場合に発生する場合がある。
第1のケースが発生するのは、APからビーコンを受信したときに、新しいノードがビーコン応答メッセージを送るが、次いで、引き替えにビーコン応答肯定応答(Beacon response acknowledgement)を受信しない場合である。新しいノードは、失敗の原因を学習するために、次のビーコン送信間隔まで待つことができる。
新しいノードは、2つの理由の1つのために肯定応答(Acknowledgement)を受信していない場合がある。
図13は、第1の可能な理由を示すメッセージシーケンス図であり、ここで、APは、送信されたビーコン応答メッセージを受信しない。この場合、AP1300は、新しいノード1320にビーコン1310を送信する。新しいノード1320は、AP1300にビーコン応答1330を送信するが、AP1300は、新しいノード1320からビーコン応答メッセージ1330を受信していない場合がある。この場合、AP1300は、次のBTIにビーコンメッセージ1340でBRI使用コードフィールドの値を0に設定し、それがビーコン応答に利用可能であることを示す。ビーコン1340を受信すると、以前にビーコン応答1330を送信した新しいノードは、この使用コードから、そのビーコン応答1330がAP1300によって正しく受信されなかったと理解し、異なる送信アンテナパターンを使用して、BRIの間に、現在のビーコン期間にビーコン応答1350を再送信する。
図14は、第2の可能性のある理由を示すメッセージシーケンス図であり、ここで、新しいノードは、APから送信されたACKを受信しない。この場合、AP1400は、新しいノード1420によって受信されるビーコン1410を送信する。新しいノード1420は、AP1400にビーコン応答を送信し、これは、新しいノード1400からビーコン応答を受信する。次いで、APはビーコン応答肯定応答(ACK)メッセージ1440を送信するが、ACKメッセージは、新しいノード1420によって正しく受信されない。この場合、新しいノード1420は、以前のように同じ送信アンテナパターンを使用して、BRIの間に、現在のビーコン期間においてビーコン応答1450を再送信する。
図15Aおよび図15Bは、検出手順(Discovery procedure)が、衝突なしで同じBRIに応答する2つのノードを含む第2のケースを示すメッセージシーケンス図である。
このケースが発生する可能性があるのは、複数の新しいノード1500、1510が、BTI1530の間に共通のAP1520の方向に指示されたそれらの受信アンテナパターンを持ち、それぞれがAP1520からビーコン1550、1560を受信する場合である。
次いで、新しいノード1500、1510の各々は、以下のBRI1540の間にビーコン応答1570、1580を送信することができる。
複数の同時のビーコン応答送信1570、1580は衝突なしで発生する。その理由は、新しいノード1500、1510が、AP1520に関して異なる方向にあり、その結果として、衝突せずにBRI1540の間に異なるスロットで応答するためである。
しかし、単一のビーコン応答肯定応答(BRA)メッセージスロット1590のみがあるので、AP1520は、現在のビーコン期間2000にそれらの1つのみに応答することができる。したがって、AP1520は、新しいノード1500の方向に指向的に送信することによって、新しいノードの1つ、この場合、新しいノード1500にBRAメッセージ2010を送る。次いでデータ送信2015は、AP1520と新しいノード1500の間で開始する。
これもまたビーコン応答1580を送信した、他の新しいノード1510は、BRAメッセージ2010を受信せず(または異なるノードを宛先とするものとそれを識別し)、検出失敗の原因を学習するために、次のビーコン期間2020まで待たなければならない。
ビーコン期間2020に、BTI2030の間に、AP1520は、送信されたビーコンに対してBRI使用コードフィールド(図示せず)を1に設定し、新しいノード1510によって受信されたビーコン2040を含む。これは新しいノード1510(および他の受信するノード)に、BRI2050は、検出された新しいノード、この場合は新しいノード1500との新しいノード関連付け(アソシエーション)手順に使用され得ることを示す。
AP1520は、また、BTI2030に送信されたビーコンのビーコン応答オフセットフィールドを介して、現在の関連付け(アソシエーション)プロセスの期間を信号送信することができる。ビーコン応答オフセットフィールドにおいて0でない値を持つビーコンメッセージを受信する新しいノードは、検出のためにビーコン応答を送ることを試みる前に、示された数のビーコン間隔を待つ。
したがって、ビーコン応答肯定応答2010を受信しなかった新しいノード1510は、そのスキャンサイクルにおいて次のビームに切り替え、その関連付け(アソシエーション)プロセスを完了するために、検出された新しいノード1500を待たない。したがって、新しいノード1510は、別の方向に別のAP、この場合はAP2050との関連付け(アソシエーション)を同時に実行することができる。新しいノード1510は、AP2050からビーコン2060を受信し、AP2050にビーコン応答2070を送信し、AP2050から肯定応答2080を受信する。次に、データ通信2090は、新しいノード1510とAP2050との間で開始することができる。
BTI2030の間に受信されたビーコンのビーコン応答オフセットフィールドで指定されたビーコン間隔の数の後に、新しいノード1510は、BTI2070の間にAP1520から新しいビーコン2160を受信し、BRI2090の間にビーコン応答2180で応答し、AP1520から肯定応答メッセージACK2001を受信することができる。その後、データ送信2002は、新しいノード1510とAP1520との間で続行することができる。
第3のケースでは、複数の同時のビーコン応答が衝突する場合があり、これが発生するのは、複数の新しいノードが、BTIの間に共通のAPの方向に指示されたそれらの受信アンテナパターンを持つ場合である。
次いで、各新しいノードは、以下のBRIの間に応答するであろう。新しいノードが、同じ送信アンテナパターンによってカバーされている、APに関して同じおよその方向にある場合、複数の同時のビーコン応答で衝突が発生する。その結果、そのようなノードは、同じBRIスロットで応答し、応答の衝突を引き起こす。
応答の衝突には、複数の可能性のある結果がある場合がある。
第1の可能性は、応答が、著しく異なる電力レベルでAPに到着するため、メッセージの1つのみが、APによって正常に復号されることである。次いで、この可能性は、本明細書に記述された衝突なしの条件につながる。
第2の可能性は、ビーコン応答メッセージのいずれも、APによって正常に復号されないことである。この場合、APは、まだ、そのスロットで観察された高められた電力レベルのために、1または複数の新しいノードが、BRIスロットで応答したことを識別することができる。したがって、次のBTIでは、APは、BRI使用コードフィールドを0に設定し、検出されたノードIDフィールドに0でない値を設定する。これは、ビーコンを受信する新しいノードに、以前に送信されたビーコン応答がAPで衝突し、ビーコン応答送信を再度試みる前に、ランダムなバックオフを必要とすることを示している。例示的なランダムバックオフでは、新しいノードは、独立して、1と以前に構成された最大値との間の乱数を選択し、次いで、ビーコン応答送信を再度試みる前に、この値に等しい多数のビーコン間隔の間、待つことができる。再試行の結果、再び衝突が生じた場合、最初の最大値は、2倍になる場合があり、1と新しい最大値との間で乱数が選択される。最大値を2倍して、ビーコン応答送信を再度試みるこの手順は、新しいノードがAPにビーコン応答を送るための試みを廃棄する前に、以前に構成された固定された回数、繰り返され得る。
第3の可能性は、両方のビーコン応答メッセージが正常に復号されるということである(たとえば、デュアル受信機を必要とする場合がある、拡散および低い符号化率の結果)。
第4の可能性は、どちらのビーコン応答メッセージも復号されず、衝突に対する電力レベルしきい値が超えられないということである。これは、図13に関して記述された場合につながる。
図16は、本明細書に記述された技術による所与のビーコン期間の間に、イニシエータ/APによって使用可能な例示的なデバイス検出段階手順を示すフローチャートである。この実例において、イニシエータ/APは、メッシュノードとして記述されている。しかしながら、これらの手順は、他の種類のイニシエータとともに使用され得ることは明瞭であろう。
ステップ1600で、ビーコン期間が、メッシュノードの動作の第1のビーコン期間である場合、送信されたビーコンメッセージに対する使用コードおよび検出されたノードIDフィールドは、0に初期化される。
ステップ1605で、現在のビーコン期間のビーコン応答間隔がビーコン応答に利用可能かどうかが決定される。ビーコン応答間隔が使用可能な場合、フローはステップ1610に進む。ビーコン応答間隔が使用可能でない場合、フローはステップ1615に進む。
ステップ1610で、ビーコンは、以前のビーコン期間からの値を持つ使用コードを使用して、M個のスロットで送信される。
ステップ1615で、使用コードは、ステップ1610の間に送信に使用するために適切な0でない値に設定される。
ステップ1620で、スロット数は、k=1に初期化され、検出されたノード数は、i=0に初期化される。スロット数kは、タイムスロットkおよび方向kに対応し、ここで、メッシュノードは、そのタイムスロットの間に特定の指向性アンテナパターンを使用して、特定の方向をスキャンする。
ステップ1625で、メッシュノードは、スロット数kに対応するスロットおよび方向にビーコン応答をスキャンする。
ステップ1630で、信号エネルギがタイムスロットkの間に方向kで検出されるかどうかが決定される。信号エネルギが検出された場合、フローはステップ1640に進む。信号エネルギが検出されない場合、フローはステップ1635に進む。
ステップ1635で、kはインクリメントされる。
ステップ1640で、復号可能なメッセージがタイムスロットkの間に方向kで受信されたかどうかが決定される。復号可能なメッセージが受信された場合、フローはステップ1650に進む。復号可能なメッセージが受信されていない場合、フローはステップ1645に進む。
ステップ1645で、次のビーコン期間に送信されるビーコンメッセージに対する使用コードは、ビーコン応答メッセージの衝突が検出されたことを示す値に設定される。衝突は、信号エネルギがスロットkで検出されたが、復号可能なメッセージは、スロットkで受信されていないときに、メッシュノードによって推定される。
ステップ1650で、検出されたノード数iの値はインクリメントされ、kの現在の値が記録される。ノードID、RSSIなどを含む、受信されたビーコン応答メッセージの属性も記録される。
ステップ1655で、スロット数kがM(スロットの総数)より大きいかどうかが決定される。スロット数kがMより大きい場合、フローはステップ1660に進む。スロット数kがMより大きくない場合、フローはステップ1625に進み、ここで、メッシュノードは、スロットkでビーコン応答をスキャンし続ける。
ステップ1660で、iが0より大きいかどうか、言い換えると、新しいノードは、M個のスロットのいずれかの間に検出されたかどうかが決定される。iがゼロより大きい場合、フローは、ステップ1665に進む。iが0より大きくない場合、ビーコン期間は終了する。
ステップ1665で、iが1より大きいかどうか、言い換えると、ビーコン応答が1つを超える新しいノードから受信されたかどうかが決定される。iが1より大きい場合、フローはステップ1675に進む。iが1より大きくない場合、フローはステップ1670に進む。
ステップ1670で、ビーコン応答肯定応答は、新しいノードに送られ、その後、ビーコン期間が終了する。
ステップ1675で、メッシュノードは、ビーコン応答肯定応答の送り先である検出された新しいノードの1つを選択する。この選択は、RSSI、受信された応答の順序、またはその他の形に基づいて行うことができる。その後、フローはステップ1670に進む。
図17は、本明細書に記述された技術による新しいノードで使用可能な例示的なデバイス検出段階の手順を示すフローチャートである。
新しいノードの最初の開始の後に、ステップ1700で、ビーム数は、k=0に初期化される(1700)。ステップ1705で、以下の値の初期化が実行される:スキャン時間t=0、検出されたメッシュノード数i=0、リターンフラグ=0、および打ち切られたスキャン期間=ビーコン間隔。タイマーは、また、初期化の間に始動される。
ステップ1710で、新しいノードは、方向kにビーコンを指向的にスキャンする(1710)。
ステップ1715で、方向kに方向性のあるスキャンの間に、ビーコンメッセージが新しいノードによって受信されたかどうかが決定される。ビーコンメッセージが受信された場合、フローは、ステップ1720に進む。ビーコンメッセージが受信されていない場合、フローは、ステップ1745に進む。
ステップ1720で、ビーコンメッセージが、ゼロに等しい使用コードを含むかどうかが決定される。使用コードがゼロに等しい場合、フローは、ステップ1725に進む。使用コードがゼロに等しくない場合、フローは、ステップ1730に進む。
ステップ1725で、ビーコンメッセージがゼロに等しい使用コードを含む場合、kの現在の値およびレコードフラグ値1が記録される。次いで、フローはステップ1745に進む。
ステップ1730で、ビーコンメッセージが、イニシエータが、前のビーコンに対するビーコン応答の衝突を検出したことを示す値として、使用コードを含むかどうかが決定される。ビーコンメッセージが、検出された衝突を示している場合、フローは、ステップ1735に進む。ビーコンメッセージが、検出された衝突を示していない場合、フローは、ステップ1740に進む。
ステップ1735で、イニシエータが、前のビーコンに対するビーコン応答の衝突を検出したことが決定された場合、新しいノードは、ランダムなバックオフ手順を実行する。次いで、フローはステップ1710に進む。
ステップ1740で、使用コードがゼロに等しくなく、使用コードは、指標が前のビーコンに対するビーコン応答の衝突を検出したことを示していないことが決定された場合、検出されたメッシュノード数iがインクリメントされ、ビーコンメッセージ(たとえばスロット数、ノードID、RSSIなど)のコンテンツが記録され、打ち切られたスキャン期間が、ビーコンメッセージコンテンツから計算される。次いで、フローはステップ1745に進む。
ステップ1745で、スキャン時間tが、打ち切られたスキャン期間またはビーコン間隔のいずれかの小さい方よりも大きいかどうかが決定され、該当する場合、フローは、ステップ1750に進む。該当しない場合、フローはステップ1710に進み、ここで、新しいノードは、方向kをスキャンし続ける。
ステップ1750で、iが0より大きいかどうかが決定される。iが0より大きい場合、フローはステップ1785に進む。iがゼロより大きくない場合、ステップ1755でkはインクリメントされる。
ステップ1760で、kがMより大きいかどうかが決定される。kがMより大きい場合、フローは、ステップ1765に進む。kがMより大きくない場合、フローはステップ1710に進み、新しいノードは、方向kをスキャンし続ける。
ステップ1765で、レコードフラグがゼロに等しいかどうかが決定される。レコードフラグがゼロに等しい場合、フローは、ステップ1770に進む。レコードフラグがゼロに等しくない場合、フローはステップ1710に進み、ここで、新しいノードは方向kをスキャンする。
ステップ1770で、kの値は、ステップ1725の間に以前に記録された値に設定され、フローはステップ1710に進み、ここで、新しいノードは方向kをスキャンする。
ステップ1775で、別のチャネルが使用可能かどうかが決定される。別のチャネルが使用可能でない場合、フローはステップ1700に進み、ここで、ビーム数はk=0に初期化される。別のチャネルが使用可能な場合、フローはステップ1780に進み、ここで、新しいノードは、ステップ1700に進む前に次の利用可能なチャネルに切り替える。
ステップ1785で、iが1より大きいかどうかが決定され、該当する場合、フローは、ステップ1790に進む。iが1より大きくない場合、フローはステップ1755に進み、ここで、新しいノードはステップkをインクリメントする。
ステップ1790で、新しいノードは、応答するために、そこからそれがビーコンを受信したメッシュノードの1つを選択する。この選択は、RSSIまたは他の属性もしくは考察に基づく場合がある。次いで、フローはステップ1795に進む。
ステップ1795で、新しいノードは、メッシュノードのビーコン応答期間において、k番目のスロットの間に、選択されたメッシュノードにビーコン応答メッセージを送る。次いで、フローはステップ1797に進む。
ステップ1797で、ビーコン応答肯定応答メッセージが、選択されたメッシュノードから受信されたかどうかが決定され、該当する場合、新しいノードおよび選択されたメッシュノードは、関連付けることに進む。そうでない場合、フローは、ステップ1755に進む。
増加された検出範囲を達成するための別の手法は、パイロット送信を使用するデバイス検出を含む。
ここでは、イニシエータまたはAPは、検出パイロットシーケンスを送信し、デバイス検出のためにすべてのサポートされている方向にパイロットシーケンスを繰り返す。このパイロットシーケンスは、すべてのノードに共通な場合があるか、または各ノードは、一意のパイロットシーケンスを使用する場合がある。ビーコン送信のように、このシーケンスは、M個の送信スロットでM個の異なる方向に繰り返される。
一方、AP/イニシエータから独立して、応答機または新しいノードは、指向的にスキャンし、ビーコン間隔の間、そのスキャン方向を維持する。次に、それは、その期間の終わりに新しいスキャン方向に切り替える。この時点で、AP/イニシエータおよび新しいノード/応答機は、同期されない。
新しいノード/応答機がビーコンの各方向をスキャンしている間に、それは、信号エネルギが存在するかどうかを決定するためにエネルギ検出を用いる。特定の方向にスキャンしている間に、新しいノードが、エネルギ検出を介してビーコン送信スロットの1つにおいて信号エネルギを検出した場合、新しいノードは、そのスキャンを終了し、送信モードに切り替える。次いで、ビーコン送信間隔(BTI)に等しい期間の間、待った後、新しいノードは、ビーコン受信が発生したのと同じアンテナビームを使用して、パイロットシーケンス送信で応答する。
新しいノードは、その受信ビームが新しいノードに向けられている場合、イニシエータによる正常な受信を促進するために、同じ送信ビームを用いて、複数回、応答パイロットシーケンスの送信を繰り返すことができる。これは、新しいノードが範囲内にあることをイニシエータまたはAPに示す。次の期間の間に、次いで、新しいノードは、システム構成に基づいて、ノードの関連付け(アソシエーション)または拒否につながるメッセージ転送を開始することができる。
具体的な組み合わせを用いて機能および要素を上述したが、各機能または要素は、単独でまたは他の機能および要素と任意に組み合わせて使用できることを当業者は理解されるだろう。さらに、本明細書に記述された方法は、コンピュータまたはプロセッサによって実行するためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアに実装することができる。コンピュータ可読媒体の例は、(有線または無線の接続を通して送信される)電子信号およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータで読み出し可能な記憶媒体の例は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体記憶装置、内蔵型ハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、およびCD−ROMディスクなどの光学式媒体、ならびにデジタル多用途ディスク(DVD)などを含むが、これらに限定されない。WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータで使用される無線周波数送受信機を実装するために、ソフトウェアとともにプロセッサを使用され得る。
実施形態
1. 無線通信におけるデバイス検出(デバイス発見)ための方法であって、
受信のために複数のアンテナビームから各ビームを使用してビーコンをスキャンするステップと、
複数のアンテナビームからのビームを使用して、受信タイムスロットでビーコンが受信され、前記ビーコンに含まれていた情報に基づいている条件で、スキャンを打ち切るステップと、
受信タイムスロットに対応する送信タイムスロットの間に、前記ビームを使用して、ビーコン応答を送信するステップと
を含むことを特徴とする方法。
2. 前記ビーコンとは異なるスケジューリングビーコンを受信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態1に記載の方法。
3. 前記スケジューリングビーコンに含まれている情報に基づいて、ビーコン応答を送信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態2に記載の方法。
4. 前記ビーコンは、前記ビーコンを受信する前に、前記ビーコンが送信されてきた方向に関する情報を持たないデバイスによって受信されることを特徴とする実施形態1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
5. 前記ビーコンが送信されてきた方向に関する情報を受信するステップをさらに含み、前記情報は、全方向性アンテナパターンを使用して受信されることを特徴とする実施形態1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記情報に基づく方向に、前記複数のビームを向けるステップをさらに含むことを特徴とする実施形態5に記載の方法。
7. 全方向性アンテナパターンを使用して、位置情報を送信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
8. 前記ビーコン応答の最大範囲は、引き続く通信の最大範囲に少なくとも等しいことを特徴とする実施形態1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
9. 前記ビーコンは、引き続く通信よりも狭いチャネルを通じて受信されることを特徴とする実施形態1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
10. 前記ビーコンは、指向性アンテナを使用して指向的に(指向性を持って)送信されることを特徴とする実施形態1乃至9のいずれか一項に記載の方法。
11. 無線通信におけるデバイス検出のための方法であって、
複数のアンテナビームからの各ビームを使用して、ビーコンを送信するステップであって、これは、応答受信期間に関する情報を含むことと、
前記複数のアンテナビームから各ビームを使用してビーコン応答をスキャンするステップと、
前記ビーコン応答が、前記複数のアンテナビームからのビームを使用して、受信タイムスロットで受信されたという条件で、ビームを使用して、肯定応答を送信するステップと
を含むことを特徴とする方法。
12. 前記ビーコンとは異なるスケジューリングビーコンを送信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態11に記載の方法。
13. 前記ビーコン応答を受信した後に、次のビーコンの送信を遅延させるステップをさらに含むことを特徴とする実施形態11または12に記載の方法。
14. 前記ビーコン応答は、前記応答を受信する前に、前記ビーコン応答が送信されてきた方向に関する情報を持たないデバイスによって受信されることを特徴とする実施形態11乃至13のいずれか一項に記載の方法。
15. 前記応答が送信されてきた方向に関する情報を受信するステップをさらに含み、前記情報は、全方向性アンテナパターンを使用して受信されることを特徴とする実施形態11乃至14のいずれか一項に記載の方法。
16. 前記情報に基づく方向に複数のビームを向けるステップをさらに含むことを特徴とする実施形態15に記載の方法。
17. 全方向性アンテナパターンを使用して、位置情報を送信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態11乃至16のいずれか一項に記載の方法。
18. 前記ビーコンの最大範囲は、引き続く通信の最大範囲に少なくとも等しいことを特徴とする実施形態11乃至17のいずれか一項に記載の方法。
19. 前記ビーコンは、引き続く通信よりも狭いチャネルを通して送信されることを特徴とする実施形態11乃至18のいずれか一項に記載の方法。
20. 前記ビーコンは、指向性アンテナを使用して指向的に(指向性を持って)受信されることを特徴とする実施形態11乃至19のいずれか一項に記載の方法。

Claims (20)

  1. 無線通信におけるデバイス発見のための方法であって、
    受信のために複数のアンテナビームから各ビームを使用してビーコンをスキャンするステップと、
    前記複数のアンテナビームからのビームを使用して、受信タイムスロットでビーコンが受信され、ビーコンに含まれていた情報に基づいている条件で、前記スキャンを打ち切るステップと、
    前記受信タイムスロットに対応する送信タイムスロットの間に、前記ビームを使用して、ビーコン応答を送信するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記ビーコンとは異なるスケジューリングビーコンを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記スケジューリングビーコンに含まれている情報に基づいて、前記ビーコン応答を送信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記ビーコンは、前記ビーコンを受信する前に、前記ビーコンが送信されてきた方向に関する情報を持たないデバイスによって受信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記ビーコンが送信されてきた方向に関する情報を受信するステップをさらに備え、前記情報は、全方向性アンテナパターンを使用して受信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記情報に基づいた前記方向に、複数のビームを向けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 全方向性アンテナパターンを使用して、位置情報を送信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記ビーコン応答の最大範囲は、引き続く通信の最大範囲に少なくとも等しいことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記ビーコンは、引き続く通信よりもより狭いチャネル上を受信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記ビーコンは、指向性アンテナを使用して指向的に送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 無線通信におけるデバイス発見のための方法であって、
    複数のアンテナビームからの各ビームを使用して、ビーコンを送信するステップであって、これは、応答受信期間に関する情報を含むステップと、
    前記複数のアンテナビームから各ビームを使用して、ビーコン応答をスキャンするステップと、
    前記ビーコン応答が、前記複数のアンテナビームからのビームを使用して、受信タイムスロットの中で受信された条件で、前記ビームを使用して、肯定応答(Acknowledgement)を送信するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  12. 前記ビーコンとは異なるスケジューリングビーコンを送信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記ビーコン応答を受信した後に、引き続くビーコンの送信を遅延させるステップをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記ビーコン応答は、前記応答を受信する前に、前記ビーコン応答が送信されてきた方向に関する情報を持たないデバイスによって受信されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記応答が送信されてきた方向に関する情報を受信するステップをさらに備え、前記情報は、全方向性アンテナパターンを使用して受信されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 前記情報に基づく方向に、前記複数のビームを向けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 全方向性アンテナパターンを使用して、位置情報を送信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  18. 前記ビーコンの最大範囲は、引き続く通信の最大範囲に少なくとも等しいことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  19. 前記ビーコンは、引き続く通信よりもより狭いチャネル上を送信されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  20. 前記ビーコンは、指向性アンテナを使用して指向的に受信されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
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