JP4502778B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に無線LAN(Local Area Network)における無線信号の通信制御を行う無線通信システムに関する。
近年、電波や赤外線等の無線で通信を行う無線LANの普及が進み、市場は拡大し続けている。無線LANは、有線ケーブルを使わないLANであるため、ケーブル敷設の手間が省け、端末の設置や移動が自由に行えるので、企業だけでなく一般家庭においてもニーズは高まっており、今後さらなる発展が期待されている。
無線LANは、IEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11で規格が統一化され、IEEE802.11の拡張仕様として、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11gの3つの規格がある。
IEEE802.11aは、最大54Mbpsの速度で通信できる新しい規格であり、5GHz帯の周波数帯域を使用している。IEEE802.11bは、無線LANの標準規格であって、現在最も多く使用されており、最大11Mbpsの速度で通信でき、2.4GHz帯の周波数帯域を使用している。
また、IEEE802.11gは、IEEE802.11bと同じ2.4GHz帯の周波数帯域を使用しているが、およそ5倍の約54Mbpsの高速通信が可能である。さらに、IEEE802.11aと違って、IEEE802.11bと互換性があるため、アンテナや無線にかかわる部分もIEEE802.11bと同様に設計できる。これらの理由でIEEE802.11gは、今後の主流となる規格として注目されており、IEEE802.11g対応の製品開発が進んでいる。
無線LANでは、アクセスポイントと移動端末とが電波でつながれることで通信が行われる。ここで、無線LANで使われる“アクセスポイント”とは、LANにつないである中継器(無線局)のことを指す。
また、アクセスポイントは、自身の存在を示すために、ビーコン(Beacon)信号を発し、移動端末は、ビーコン信号のスキャン(探索)を行う。IEEE802.11g準拠の無線LAN接続においては、ビーコン信号は、チャネル(CH)1〜13までCH毎に周波数が決められており、各アクセスポイントは自身に設定された1つのCHのビーコン信号をエア中に発する。
そして、移動端末は、CH1〜13まで順にビーコン信号をスキャンして、あるCHの周波数を受信すると、そのCHでロック(固定)し、スキャン動作を停止して、該当のアクセスポイントと接続する。
図11は無線LANの接続動作を示す図である。アクセスポイント101は、CH1のビーコン信号を発している。移動端末114は、CH1〜CH13まで順にスキャン動作をしながら移動し、アクセスポイント101の無線エリアに入る。
移動端末114は、CH1を受信(捕捉)してアクセスポイント101を検出すると、スキャン動作を停止して、CH1の送信元のアクセスポイント101と無線接続する。なお、アクセスポイント101は、すでに移動端末111〜113と無線接続しているとすれば、合計4台の移動端末111〜114と無線接続することになる。
無線LAN接続に関する従来技術としては、移動端末の方から接続すべきアクセスポイントを選択する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−51368号公報(段落番号〔0025〕、〔0026〕,第1図)
CH(周波数)の異なるビーコン信号を発する複数のアクセスポイントが設置する場合、設置状況によっては、複数のCHが重なる無線エリアが存在することになる。この場合、その重なった無線エリアに移動端末が存在すると、移動端末の接続が同じアクセスポイント(CH)に集中するおそれがあり、アクセスポイント内の処理負荷が増大するといった問題があった。
図12〜図14は問題点を説明するための図である。図12に対し、2台のアクセスポイント101、102が設置されており、アクセスポイント101は、CH1のビーコン信号を発し、アクセスポイント102は、CH2のビーコン信号を発する。また、アクセスポイント101のCH1の無線エリアB1と、アクセスポイント102のCH2の無線エリアB2の他に、無線エリアB1、B2が重なる無線エリアB3が存在している。
移動端末111〜114は、すでにCH1でアクセスポイント101に接続し、移動端末115、116は、すでにCH2でアクセスポイント102に接続しているとする。また、無線エリアB3の重複領域内の移動端末117、118は、アクセスポイント101、102のどちらにも接続可能である。
ここで、図13のように、移動端末117、118がアクセスポイント102に接続するならば、アクセスポイント101、102の処理負荷は均等となり、例えば、2Mbpsのデータを、アクセスポイント101、102から移動端末111〜118のそれぞれに送信する場合には、アクセスポイント101、102では、8Mbps分のデータ送信をそれぞれ均等に行うことになる。
しかし、図14のように、移動端末117、118が、アクセスポイント101に接続するならば、アクセスポイント101の処理負荷が大きくなり、2Mbpsのデータを、アクセスポイント101、102から移動端末111〜118のそれぞれに送信する場合には、アクセスポイント101では12Mbps、アクセスポイント102では4Mbps分のデータ送信となる。
このように、従来では、移動端末の接続の仕方によって、一方のアクセスポイントでは処理負荷が増大し、他方のアクセスポイントでは処理負荷に余裕があるといった接続形態になるおそれがあり、非効率的な運用がなされてしまうといった問題があった。
一方、上記の従来技術(特開2002−51368号公報)では、移動端末がアクセスポイントのデータ通信のトラフィック量を検出し、トラフィック量の少ないアクセスポイントを選択する制御を行って、アクセスポイントの処理負荷の軽減を図っている。しかし、このような制御では、接続してくる移動端末にアクセスポイントの選択機能を持たせているため、一般市販の移動端末(ノートパソコン等)全部への機能追加をしなければならず、必ずしも最適な解決策とはいえない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、移動端末と接続するアクセスポイントの処理負荷を低減して、無線通信品質の向上を図った無線通信システムを提供することを目的とする。
記課題を解決するために、無線信号の通信制御を行う無線通信システムが提供される。無線通信システムは、ビーコン信号をスキャンし、捕捉できた周波数のビーコン信号を発信した局へ接続要求を送信する移動端末と、自局の存在を示すビーコン信号を発信する第1のビーコン信号発信部と、前記移動端末から新規の接続要求を受信した場合には、新規の接続要求から前記移動端末の識別情報を取得し、かつ前記移動端末の接続を拒否し、他局から接続拒否メッセージが通知された場合には、前記移動端末の接続を拒否し、他局から通知された接続許可メッセージを受信して、かつ前記移動端末からの接続要求を再度受信した場合には、前記移動端末との接続処理を行い、接続完了時には接続完了メッセージを生成する第1の接続処理部と、前記識別情報を他局へ通知し、他局から通知された前記接続許可メッセージ及び前記接続拒否メッセージを受信する第1の局間通信部と、から構成される第1の無線局と、自局の存在を示すビーコン信号を発信する第2のビーコン信号発信部と、前記第1の無線局から通知された前記識別情報を認識する識別情報認識部と、認識した前記識別情報を含む前記移動端末からの接続要求を、監視時間以内に受信するか否かの判断を行うための監視タイマを稼動する監視タイマ稼動部と、監視時間以内に前記識別情報を含む接続要求を受信した場合には、自局と他局のそれぞれの無線エリアが重複した無線エリア内に前記移動端末が存在するものと判断して、前記第1の無線局へ前記移動端末に対する前記接続拒否メッセージを生成し、かつ前記移動端末の接続処理指示を生成し、監視時間以内に前記識別情報を含む接続要求を受信しない場合には、前記重複した無線エリア内には前記移動端末は存在せず、前記第1の無線局の無線エリア内に前記移動端末が存在するものと判断して、前記第1の無線局へ前記移動端末に対する前記接続許可メッセージを生成し、かつ前記移動端末の接続を拒否する接続判断部と、接続完了メッセージにもとづいて、自局に現在接続している移動端末台数である自局接続台数と、他局に現在接続している移動端末台数である他局接続台数と、を管理する接続台数管理部と、前記接続処理指示を認識した後に、前記自局接続台数と前記他局接続台数による比較処理を行い、前記自局接続台数が前記他局接続台数より少ない場合は、前記移動端末との接続処理を行って、接続完了時には接続完了メッセージを生成し、前記自局接続台数が前記他局接続台数より多い場合は、前記移動端末との接続処理を拒否する第2の接続処理部と、前記第1の無線局から通知された前記識別情報を受信し、前記接続許可メッセージ及び前記接続拒否メッセージを前記第1の無線局へ通知し、自局で生成された接続完了メッセージを前記第1の無線局へ通知し、前記第1の無線局から通知された接続完了メッセージを受信する第2の局間通信部と、から構成される第2の無線局とを有する。
動端末と接続する無線局の処理負荷を軽減して、無線通信品質の向上を図ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は無線通信システムの原理図である。無線通信システム1は、移動端末10、無線局20−1、20−2を含み、無線信号の通信制御を行うシステムである。
無線局20−1、20−2は、有線ネットワークNWを介して互いに接続し、移動端末10と無線局20−1または無線局20−2は無線接続する。なお、無線局20−1、20−2は、実際には両方とも同じ機能を有するものである。また、以降では移動端末をSTA、無線局をAP(アクセスポイント)と呼ぶ。
STA10は、CH1〜13まで順にビーコン信号をスキャンして、あるCHの周波数を捕捉すると、そのCHでロックし、スキャン動作を停止する。そして、捕捉できた周波数のビーコン信号を発信したAPへ接続要求を送信する。
AP20−1は、I/F部21、ビーコン信号発信部22、接続台数管理部23、接続処理部24、局間通信部25から構成される。I/F部21は、STA10とAP20−1との無線LANインタフェース制御を行う。ビーコン信号発信部22は、自局の存在を示すビーコン信号を発信する(CH1〜13の内の自局に定められた1つのCHのビーコン信号を発信する)。ビーコン信号は、I/F部21を介してエア中に放射される。
接続台数管理部23は、接続完了メッセージにもとづいて、自局に現在接続している移動端末台数である自局接続台数と、他局に現在接続している移動端末台数である他局接続台数とを管理する。
接続完了メッセージは、STA10との接続が完了したときに、接続処理部24で生成されるメッセージである。接続台数管理部23は、自局(AP20−1)で生成された接続完了メッセージを受信すると、自局接続台数をカウントアップして記憶する。また、他局(AP20−2)で生成されて送信された接続完了メッセージを受信すると、他局接続台数をカウントアップして記憶する。
一方、STA10との接続が切断したときには、接続処理部24では接続切断メッセージが生成される。接続台数管理部23は、自局(AP20−1)で生成された接続切断メッセージを受信すると、自局接続台数をカウントダウンして記憶する。また、他局(AP20−2)で生成されて送信された接続切断メッセージを受信すると、他局接続台数をカウントダウンして記憶する。
接続処理部24は、STA10からの接続要求をI/F部21を介して受信して、自局接続台数と他局接続台数による比較処理を行う。そして、自局接続台数が他局接続台数より少ない場合は、STA10との接続処理を行って、接続完了時には接続完了メッセージを生成する。また、自局接続台数が他局接続台数より多い場合は、STA10との接続処理を拒否する。なお、接続処理部24は、STA10の接続の切断を認識した場合は、接続切断メッセージを生成する。
局間通信部25は、有線ネットワークNWを介して、AP20−1、20−2間で通信を行う機能を有し、例えば、自局(AP20−1)で生成された接続完了メッセージを他局(AP20−2)へ通知し、またはAP20−2から通知された接続完了メッセージを受信する(接続完了メッセージと同様に、接続切断メッセージのやりとりも行われる)。
次に無線通信システム1の動作について説明する。図2は無線通信システム1の全体動作を示すフローチャートである。
〔S1〕STA10は、AP20−1からのビーコン信号を捕捉し、接続要求をAP20−1へ送信する。
〔S2〕接続処理部24は、I/F部21を介して、接続要求を受信する。受信後、接続台数管理部23から、AP20−1が現在接続しているSTA接続台数(自局接続台数)と、AP20−2が現在接続しているSTA接続台数(他局接続台数)とを読み出して、比較処理を行う。
なお、接続台数管理部23は、AP20−2から送信された接続完了メッセージを、有線ネットワークNW及び局間通信部25を介して受信して、AP20−2に現在接続しているSTAの接続台数を、他局接続台数として記憶する。
〔S3〕AP20−2の他局接続台数よりAP20−1の自局接続台数が少ない場合はステップS4へいき、AP20−2の他局接続台数よりAP20−1の自局接続台数が多い場合はステップS7へいく。
〔S4〕接続処理部24は、STA10の接続処理を実行する。また、接続完了時には接続完了メッセージを生成し、接続完了メッセージを接続台数管理部23及び局間通信部25へ送信する。
〔S5〕接続台数管理部23は、接続完了メッセージを受信し、AP20−1の現在の接続台数をカウントアップして記憶する(AP20−1における接続台数の更新)。
〔S6〕局間通信部25は、有線ネットワークNWを介して、接続完了メッセージをAP20−2へ送信する。AP20−2は、接続完了メッセージを受信すると、AP20−2内部の接続台数管理部は、AP20−1の現在の接続台数をカウントアップして記憶する(AP20−2における接続台数の更新)。
〔S7〕接続処理部24は、STA10の接続処理を拒否し、接続拒否をSTA10へ送信する。
〔S8〕STA10は、AP20−1からの接続拒否を受信すると、あらたな接続先を見つけるためスキャン動作を開始して移動していく。そして、AP20−2の無線エリアに入ると、AP20−2において、AP20−1で行われた同様の接続制御が行われる。
次に接続処理部24で行う比較処理について説明する。AP20−1の接続処理部24は、自局接続台数と他局接続台数との差を示す接続台数差(=自局接続台数−他局接続台数)と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、接続台数差としきい値との比較を行って、STAの接続可否を行う。なお、しきい値は、接続台数差に応じて、AP20−1があらたに接続可能な台数を表す値に動的に設定されるものである。
図3は比較テーブルを示す図である。比較テーブルT1は、接続台数差としきい値との項目から構成される。この比較テーブルT1は、接続処理部24が接続台数差を算出し、この算出値に応じてしきい値が動的に設定されることで、接続処理部24内で作成されるテーブルである。
図中、接続台数差が−3以上ということは、他局であるAP20−2の現在の接続台数は、自局のAP20−1の現在の接続台数よりも3台以上多くSTAが接続していることを表している。
ここで、接続台数差が−3以上であったとき、しきい値は4なので、−3と4とを比較すると、−3<4であり、しきい値よりも接続台数差は小さい。しきい値よりも接続台数差が小さい場合には、STAの接続処理が行われる。
また、この場合、接続台数差(−3以上)に対応するしきい値には4が設定されているが、この4という値は、接続台数差が−3以上のとき、AP20−1にはあと4台のSTAが接続できることを表している(3台でAP20−1と同等の数の接続となるが、1台余分に接続可能としているので4にしている)。
次に接続台数差が0の場合について見ると、接続台数差が0ということは、AP20−1とAP20−2には、現在同じ数のSTAが接続していることになる。接続台数差が0であったとき、しきい値は1なので、0(接続台数差)<1(しきい値)であるから、しきい値よりも接続台数差は小さく、この場合には、STAの接続処理が行われる。また、しきい値が1であるから、接続台数差が0のとき、AP20−1にはあと1台のSTAが接続可能であることがわかる。
次に接続台数差が2の場合について見ると、接続台数差が2ということは、自局接続台数−他局接続台数=2なので、AP20−1の現在の自局接続台数は、AP20−2の接続台数よりも2台多くSTAが接続していることを表している。
ここで、接続台数差が2であったとき、しきい値は0なので、2(接続台数差)>0(しきい値)であるから、しきい値よりも接続台数差は大きい。しきい値よりも接続台数差が大きい場合には、STAの接続処理は行われない。また、しきい値が0であるから、このことからもAP20−1にはあらたなSTAは接続されないことがわかる。
ここで、上記で説明したしきい値は、比較処理に用いられるだけでなく、自局があらたに接続可能なSTA接続台数の値を表しているという特徴を持つので、例えば、ネットワーク管理者がAPに対してあと何台のSTAが接続可能であるかを知りたい場合などに、AP内部で自律的に設定されたしきい値を見ることで即座に知ることが可能になる。
図4は接続処理部24の接続処理動作を示すフローチャートである。
〔S11〕自局接続台数と他局接続台数を接続台数管理部23から読み取り、接続台数差(=自局接続台数−他局接続台数)を求める。
〔S12〕接続台数差に応じたしきい値を動的に設定し、比較テーブルT1を作成する。
〔S13〕接続台数差としきい値を比較する。しきい値よりも接続台数差が小さければステップS14へ、しきい値よりも接続台数差が大きければステップS15へいく。
〔S14〕STAの接続処理を行う。また、接続完了時は接続完了メッセージを生成する。
〔S15〕STAの接続を拒否する。
このような接続処理を行うことで、AP20−1、20−2には、互いにほぼ同数のSTAが接続するようになり、AP20−1、20−2の処理負荷が平均化されることになる。
次に接続処理部24で行う比較処理の変形例について説明する。上記の図3、図4で上述した比較処理では、AP20−1、20−2の接続台数差のみを考慮してSTAの接続可否を決定したが、変形例の場合では、現在接続しているSTA接続台数も考慮して比較処理を行う。
ここで、AP20−1の処理負荷が限界値に近づくような多数のSTAが、AP20−1にすでに接続しているような場合には、たとえそのときのAP20−1、20−2の接続台数差がしきい値よりも小さな値であったとしても、AP20−1にはあらたなSTA10が接続されるべきではない。
したがって、変形例の比較処理では、このようなことを解決するために、接続台数差及びAP20−1が現在接続しているSTA接続台数に応じて、STA10の接続可否の決定を行う。
図5は比較テーブルを示す図である。比較テーブルT2は、AP20−1に現在接続しているSTAの総接続数、接続台数差及びしきい値の項目から構成される。この比較テーブルT2は、STAの総接続数毎に、接続処理部24で算出された接続台数差に応じてしきい値が動的に設定されることで、接続処理部24内で作成されるテーブルである。
図に示す比較テーブルT2は、現在接続しているSTAの総接続数が5台未満、5台〜10台、11台〜20台の3つに場合分けをした例を示しており、それぞれの総接続数に応じての接続台数差によるしきい値が設定される。
ここで、接続台数差が−3以下の場合(他局のAP20−2の現在の接続台数が、自局のAP20−1の現在の接続台数よりも3台以上多くSTAが接続している場合)について見ると、総接続数が5台未満のとき、しきい値は4となっており、AP20−1にはさらに4台のSTAが接続可能である。
また、総接続数が5台〜10台のときの接続台数差が−3以下の場合、しきい値は3となっており、AP20−1にはさらに3台のSTAが接続可能である。すなわち、総接続数が5台〜10台の場合には、5台未満の場合と比べてAP20−1の処理負荷が大きいので、しきい値を小さく設定して、5台未満のときよりも接続可能台数を少なく設定している。
さらに、総接続数が11台〜20台のときの接続台数差が−3以下の場合、しきい値は2となっており、AP20−1には2台のSTAが接続可能である。すなわち、総接続数が11台〜20台の場合には、5台〜10台の場合と比べてAP20−1の処理負荷がさらに大きいので、しきい値を小さくて、5台〜10台のときよりも接続可能台数を少なく設定している。
なお、比較テーブルT2を用いた接続処理については、総接続数に応じた接続台数差としきい値との組み合わせが選ばれて、図3で上述した処理と同様な接続処理が行われる。
図6は接続処理部24の接続処理動作を示すフローチャートである。比較テーブルT2を用いての接続処理の動作フローである。
〔S21〕自局接続台数と他局接続台数を接続台数管理部23から読み取り、接続台数差(=自局接続台数−他局接続台数)を求める。
〔S22〕総接続数毎に、接続台数差に応じたしきい値を動的に設定し、比較テーブルT2を作成する。
〔S23〕現在接続しているSTA接続台数に対応する、接続台数差としきい値とを比較する。しきい値よりも接続台数差が小さければステップS24へ、しきい値よりも接続台数差が大きければステップS25へいく。
〔S24〕STAの接続処理を行う。接続完了時は接続完了メッセージを生成する。
〔S25〕STAの接続を拒否する。
このように、現在接続しているSTAの総接続数を考慮して接続処理を行うことで、AP20−1の処理負荷の範囲内に収まるように、AP20−1にSTAが接続するようになる。
次にSTA10の識別情報を認識してSTA10の接続可否を行う無線通信システムについて説明する。図7は無線通信システムの構成を示す図である。無線通信システム2は、STA10、第1の無線局(AP30)、第2の無線局(AP40)を含み、無線信号の通信制御を行うシステムである。
AP30、40は、有線ネットワークNWを介して互いに接続し、STA10とAP30またはAP40は無線接続する。なお、図ではAP30、40は互いに異なる構成要素を持つように記しているが、実際には両方とも同じ機能を有するものである。
AP30は、I/F部31、ビーコン信号発信部32(第1のビーコン信号発信部に該当)、接続台数管理部33、接続処理部34(第1の接続処理部に該当)、局間通信部35(第1の局間通信部に該当)から構成される。なお、I/F部31、ビーコン信号発信部32及び接続台数管理部33は、図1で上述した構成要素の動作と同じなので説明は省略する。
接続処理部34は、STA10から新規の接続要求を受信した場合には、新規の接続要求からSTA10の識別情報を取得する。識別情報にはSTA10のMAC(Media Access Control)アドレスを使用する。接続処理部34は、STA10の新規の接続要求から、MACアドレスを取得したら、STA10の接続は一旦拒否する。
また、接続処理部34は、AP40から接続拒否メッセージが通知された場合もSTA10の接続を拒否する。さらに、AP40から通知された接続許可メッセージを受信し、かつSTA10からの接続要求を再度受信した場合には、STA10との接続処理を行い、接続完了時には接続完了メッセージを生成する(STA10の接続の切断を認識した場合は、接続切断メッセージを生成する)。
局間通信部35は、有線ネットワークNWを介してAP40と通信を行い、接続処理部34で認識されたMACアドレスをAP40へ通知する。また、AP40から通知された接続許可メッセージ及び接続拒否メッセージを受信する(接続完了メッセージと同様に、接続切断メッセージのやりとりも行われる)。
AP40は、I/F部41、ビーコン信号発信部42(第2のビーコン信号発信部に該当)、接続台数管理部43、接続処理部44(第2の接続処理部に該当)、局間通信部45(第2の局間通信部に該当)、識別情報認識部46、監視タイマ稼動部47、接続判断部48から構成される。なお、I/F部41、ビーコン信号発信部42及び接続台数管理部43は、図1で上述した構成要素の動作と同じなので説明は省略する。
識別情報認識部46は、AP30から通知されたSTA10のMACアドレスを受信し認識する。監視タイマ稼動部47は、認識したMACアドレスを含むSTA10からの接続要求を、監視時間以内に受信するか否かの判断を行うための監視タイマを稼動する。
接続判断部48は、監視時間以内に、識別情報認識部46が認識したMACアドレスを含む接続要求を、I/F部41を介して受信した場合には、AP30、40のそれぞれの無線エリアが重複した無線エリア内にSTA10が存在するものと判断する。そして、AP30へSTA10に対する接続拒否メッセージを生成し、かつAP40で接続を行うためにSTA10の接続処理指示を生成する。
また、接続判断部48は、監視時間以内に、識別情報認識部46が認識したMACアドレスを含む接続要求を、I/F部41を介して受信しない場合には、重複した無線エリア内にはSTA10は存在せず、AP30の無線エリア内にSTA10が存在するものと判断する。そして、AP30へのSTA10に対する接続許可メッセージを生成し、かつAP40ではSTA10の接続を拒否する。
接続処理部44は、接続判断部48で生成された接続処理指示を認識した後に、AP40の自局接続台数とAP30の他局接続台数による比較処理を行い、接続処理を行う。この比較処理及び接続処理は、無線通信システム1の接続処理部24で行われる処理(図3〜図6)と同様なので説明は省略する。
局間通信部45は、有線ネットワークNWを介してAP30と通信を行い、接続許可メッセージ及び接続拒否メッセージをAP30へ通知する。また、AP40で生成された接続完了メッセージをAP30へ通知し、AP30から通知された接続完了メッセージやMACアドレスを受信する(接続完了メッセージと同様に、接続切断メッセージのやりとりも行われる)。
次に図8、図9を用いて無線通信システム2の動作について説明する。図8は無線通信システム2の全体動作を示すフローチャートである。また、図9はSTA10の移動の様子を示す図である。図8の動作フローのステップ番号を図9の対応する箇所に示す。
図9に対し、AP30、40は、有線ネットワークNWで接続する。また、AP30が発するCH1を受信できる領域を無線エリアA1、AP40が発するCH2を受信できる領域を無線エリアA2、無線エリアA1、A2が重複する領域を無線エリアA3とする。
〔S31〕STA10は、スキャン動作中、AP30からのビーコン信号(CH1)を捕捉すると接続要求をAP30へ送信する。
〔S32〕AP30の接続処理部34は、STA10からの接続要求を受信すると、接続要求に含まれるSTA10のMACアドレスを取得し、AP40へMACアドレスを送信する。また、AP30は、STA10の接続を一旦拒否する。
〔S33〕AP30との接続を拒否されたSTA10は、スキャン動作を再開し移動する。
〔S34〕AP40において、識別情報認識部46でAP30から送信されたMACアドレスが認識されると、監視タイマ稼動部47は、監視時間を刻む監視タイマを稼動する。
〔S35〕AP40の接続判断部48は、監視時間以内に、認識済みのMACアドレスを含む接続要求を受信するか否かを判断する。監視時間以内に受信した場合はステップS36へ、監視時間以内に受信しない場合はステップS38へいく。
〔S36〕監視時間内に接続要求を受信した場合、接続判断部48は、無線エリアA3内にSTA10が存在すると判断する。すなわち、監視時間内に、認識済みのMACアドレスを含む接続要求を受信したということは、AP30で接続を拒否されたSTA10は、あらたな接続先を探して移動し、AP40が発するCH2のビーコン信号を受信できる無線エリアA3まで到達したとみなしてよい。
したがって、この場合は、接続判断部48は、AP40でSTA10を接続するための接続処理指示を生成する。また、AP30へはSTA10を接続しないように接続拒否メッセージを生成し、接続拒否メッセージは、局間通信部45によりAP30へ送信される。
〔S37〕AP40の接続処理部44は、接続判断部48で生成された接続処理指示を受信すると、図3〜図6で上述したような接続処理を行う。そして、接続完了時には接続完了メッセージを生成する(接続完了メッセージは、接続台数管理部43へ通知されて、自局(AP40)接続台数がカウントアップされる。また、接続完了メッセージはAP30に対しても通知される)。
また、AP30の接続処理部34は、AP40から通知された接続拒否メッセージを受信すると、STA10の接続を拒否する(STA10からの接続要求を受けた場合であっても、AP40の方で接続処理が行われるので)。
〔S38〕監視時間内に接続要求を受信しない場合、接続判断部48は、無線エリアA3内にSTA10が存在しないものと判断する。すなわち、監視時間内に、認識済みのMACアドレスを含む接続要求を受信しないということは、AP30で一旦接続拒否されたSTA10は、あらたな接続先を探して移動しているが、まだAP40が発するCH2のビーコン信号を受信できる無線エリアA3に到達していないとみなしてよい。
したがって、このような場合は、AP40の接続判断部48は、AP30側でSTA10の接続がなされるように、AP30へSTA10に対する接続許可メッセージを生成し、接続許可メッセージは局間通信部45によりAP30へ送信される。また、AP40ではSTA10の接続を拒否する。
〔S39〕AP30は、AP40から通知された接続許可メッセージを受信し、かつSTA10からの接続要求を再度受信した場合には、STA10との接続処理を行い、接続完了時には接続完了メッセージを生成する(接続完了メッセージは、接続台数管理部33へ通知されて、自局(AP30)接続台数がカウントアップされる。また、接続完了メッセージはAP40に対しても通知される)。
図10は監視時間テーブルを示す図である。監視タイマ稼動部47は、監視時間テーブルT3を有する。監視時間テーブルT3は、AP40に現在接続しているSTA接続台数である総接続数と、監視時間(s)との項目を持つ。
図からわかるように、総接続数が多くなるほど、監視時間を増加させる。これは、AP40に現在接続するSTA接続台数が多いほど、AP40内の処理負荷が増えるため、新規に接続すべきSTAの接続処理が待たされる可能性があるからである。したがって、監視タイマ稼動部47は、総接続数が多くなるほど、監視時間を増加させ、総接続数に応じて監視時間を設定し、タイマを起動させる。
以上説明したように、無線通信システム1により、片方のAPだけに無線LAN接続が集中することが無くなり、AP間の処理負荷が平均化され、APの処理負荷の軽減化が可能になる。
また、無線通信システム2では、無線エリアの重なった地点のSTAの判別を行うことで、無線LANエリアが重なったエリアのSTAに対してのみ、図3〜図6で上述したような接続調整の処理を行うことができ、より正確にAP間の処理負荷の平均化が実現できる。
(付記1) 無線信号の通信制御を行う無線通信システムにおいて、
ビーコン信号をスキャンし、捕捉できた周波数のビーコン信号を発信した局へ接続要求を送信する移動端末と、
自局の存在を示す前記ビーコン信号を発信するビーコン信号発信部と、接続完了メッセージにもとづいて、自局に現在接続している移動端末台数である自局接続台数と、他局に現在接続している移動端末台数である他局接続台数と、を管理する接続台数管理部と、前記接続要求を受信して、前記自局接続台数と前記他局接続台数による比較処理を行い、前記自局接続台数が前記他局接続台数より少ない場合は、前記移動端末との接続処理を行って、接続完了時には接続完了メッセージを生成し、前記自局接続台数が前記他局接続台数より多い場合は、前記移動端末との接続処理を拒否する接続処理部と、自局で生成された接続完了メッセージを他局へ通知し、他局から通知された接続完了メッセージを受信する局間通信部と、から構成される無線局と、
を有することを特徴とする無線通信システム。
(付記2) 前記接続処理部は、前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局と他局の処理負荷が平均化するように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記1記載の無線通信システム。
(付記3) 前記接続処理部は、自局が現在接続している移動端末台数の総接続数と、前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値を、前記総接続数毎に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局の処理負荷の範囲内に収まるように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記1記載の無線通信システム。
(付記4) 無線信号の通信制御を行う無線局において、
自局の存在を示すビーコン信号を発信するビーコン信号発信部と、
接続完了メッセージにもとづいて、自局に現在接続している移動端末台数である自局接続台数と、他局に現在接続している移動端末台数である他局接続台数と、を管理する接続台数管理部と、
移動端末から送信された接続要求を受信して、前記自局接続台数と前記他局接続台数による比較処理を行い、前記自局接続台数が前記他局接続台数より少ない場合は、前記移動端末との接続処理を行って、接続完了時には接続完了メッセージを生成し、前記自局接続台数が前記他局接続台数より多い場合は、前記移動端末との接続処理を拒否する接続処理部と、
自局で生成された接続完了メッセージを他局へ通知し、他局から通知された接続完了メッセージを受信する局間通信部と、
を有することを特徴とする無線局。
(付記5) 前記接続処理部は、前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局と他局の処理負荷が平均化するように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記4記載の無線局。
(付記6) 前記接続処理部は、自局が現在接続している移動端末台数の総接続数と、前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値を、前記総接続数毎に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局の処理負荷の範囲内に収まるように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記4記載の無線局。
(付記7) 無線LAN上で、移動端末と無線局との無線接続を行う無線LAN接続方法において、
移動端末は、
ビーコン信号をスキャンし、捕捉できた周波数のビーコン信号を発信した局へ接続要求を送信し、
無線局は、
自局の存在を示す前記ビーコン信号を発信し、
接続完了メッセージにもとづいて、自局に現在接続している移動端末台数である自局接続台数と、他局に現在接続している移動端末台数である他局接続台数と、を管理し、
前記接続要求を受信して、前記自局接続台数と前記他局接続台数による比較処理を行い、前記自局接続台数が前記他局接続台数より少ない場合は、前記移動端末との接続処理を行って、接続完了時には接続完了メッセージを生成し、
前記自局接続台数が前記他局接続台数より多い場合は、前記移動端末との接続処理を拒否し、
自局で生成された接続完了メッセージを他局へ通知し、他局から通知された接続完了メッセージを受信することを特徴とする無線LAN接続方法。
(付記8) 前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局と他局の処理負荷が平均化するように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記7記載の無線LAN接続方法。
(付記9) 自局が現在接続している移動端末台数の総接続数と、前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値を、前記総接続数毎に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局の処理負荷の範囲内に収まるように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記7記載の無線LAN接続方法。
(付記10) 無線信号の通信制御を行う無線通信システムにおいて、
ビーコン信号をスキャンし、捕捉できた周波数のビーコン信号を発信した局へ接続要求を送信する移動端末と、
自局の存在を示すビーコン信号を発信する第1のビーコン信号発信部と、前記移動端末から新規の接続要求を受信した場合には、新規の接続要求から前記移動端末の識別情報を取得し、かつ前記移動端末の接続を拒否し、他局から接続拒否メッセージが通知された場合には、前記移動端末の接続を拒否し、他局から通知された接続許可メッセージを受信して、かつ前記移動端末からの接続要求を再度受信した場合には、前記移動端末との接続処理を行い、接続完了時には接続完了メッセージを生成する第1の接続処理部と、前記識別情報を他局へ通知し、他局から通知された前記接続許可メッセージ及び前記接続拒否メッセージを受信する第1の局間通信部と、から構成される第1の無線局と、
自局の存在を示すビーコン信号を発信する第2のビーコン信号発信部と、前記第1の無線局から通知された前記識別情報を認識する識別情報認識部と、認識した前記識別情報を含む前記移動端末からの接続要求を、監視時間以内に受信するか否かの判断を行うための監視タイマを稼動する監視タイマ稼動部と、監視時間以内に前記識別情報を含む接続要求を受信した場合には、自局と他局のそれぞれの無線エリアが重複した無線エリア内に前記移動端末が存在するものと判断して、前記第1の無線局へ前記移動端末に対する前記接続拒否メッセージを生成し、かつ前記移動端末の接続処理指示を生成し、監視時間以内に前記識別情報を含む接続要求を受信しない場合には、前記重複した無線エリア内には前記移動端末は存在せず、前記第1の無線局の無線エリア内に前記移動端末が存在するものと判断して、前記第1の無線局へ前記移動端末に対する前記接続許可メッセージを生成し、かつ前記移動端末の接続を拒否する接続判断部と、接続完了メッセージにもとづいて、自局に現在接続している移動端末台数である自局接続台数と、他局に現在接続している移動端末台数である他局接続台数と、を管理する接続台数管理部と、前記接続処理指示を認識した後に、前記自局接続台数と前記他局接続台数による比較処理を行い、前記自局接続台数が前記他局接続台数より少ない場合は、前記移動端末との接続処理を行って、接続完了時には接続完了メッセージを生成し、前記自局接続台数が前記他局接続台数より多い場合は、前記移動端末との接続処理を拒否する第2の接続処理部と、前記第1の無線局から通知された前記識別情報を受信し、前記接続許可メッセージ及び前記接続拒否メッセージを前記第1の無線局へ通知し、自局で生成された接続完了メッセージを前記第1の無線局へ通知し、前記第1の無線局から通知された接続完了メッセージを受信する第2の局間通信部と、から構成される第2の無線局と、
を有することを特徴とする無線通信システム。
(付記11) 前記第2の接続処理部は、前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局と他局の処理負荷が平均化するように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記10記載の無線通信システム。
(付記12) 前記第2の接続処理部は、自局が現在接続している移動端末台数の総接続数と、前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値を、前記総接続数毎に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局の処理負荷の範囲内に収まるように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記10記載の無線通信システム。
(付記13) 前記監視タイマ稼動部は、現在接続している移動端末台数に応じて、動的に監視時間を増減させることを特徴とする付記10記載の無線通信システム。
(付記14) 無線信号の通信制御を行う無線局において、
自局の存在を示すビーコン信号を発信するビーコン信号発信部と、
移動端末から新規の接続要求を受信した場合には、新規の接続要求から前記移動端末の識別情報を取得し、かつ前記移動端末の接続を拒否し、他局から接続拒否メッセージが通知された場合には、前記移動端末の接続を拒否し、他局から通知された接続許可メッセージを受信して、かつ前記移動端末からの接続要求を再度受信した場合には、前記移動端末との接続処理を行い、接続完了時には接続完了メッセージを生成する接続処理部と、
前記識別情報を他局へ通知し、他局から通知された前記接続許可メッセージ及び前記接続拒否メッセージを受信する局間通信部と
を有することを特徴とする無線局。
(付記15) 無線信号の通信制御を行う無線局において、
自局の存在を示すビーコン信号を発信するビーコン信号発信部と、
他局から通知された移動端末の識別情報を認識する識別情報認識部と、
認識した前記識別情報を含む前記移動端末からの接続要求を、監視時間以内に受信するか否かの判断を行うための監視タイマを稼動する監視タイマ稼動部と、
監視時間以内に前記識別情報を含む接続要求を受信した場合には、自局と他局のそれぞれの無線エリアが重複した無線エリア内に前記移動端末が存在するものと判断して、他局へ前記移動端末に対する前記接続拒否メッセージを生成し、かつ前記移動端末の接続処理指示を生成し、監視時間以内に前記識別情報を含む接続要求を受信しない場合には、前記重複した無線エリア内には前記移動端末は存在せず、他局の無線エリア内に前記移動端末が存在するものと判断して、他局へ前記移動端末に対する前記接続許可メッセージを生成し、かつ前記移動端末の接続を拒否する接続判断部と、
接続完了メッセージにもとづいて、自局に現在接続している移動端末台数である自局接続台数と、他局に現在接続している移動端末台数である他局接続台数と、を管理する接続台数管理部と、
前記接続処理指示を認識した後に、前記自局接続台数と前記他局接続台数による比較処理を行い、前記自局接続台数が前記他局接続台数より少ない場合は、前記移動端末との接続処理を行って、接続完了時には前記接続完了メッセージを生成し、前記自局接続台数が前記他局接続台数より多い場合は、前記移動端末との接続処理を拒否する接続処理部と、
他局から通知された前記識別情報を受信し、前記接続許可メッセージ及び前記接続拒否メッセージを他局へ通知し、自局で生成された前記接続完了メッセージを他局へ通知し、他局から通知された前記接続完了メッセージを受信する局間通信部と、
を有することを特徴とする無線局。
(付記16) 前記接続処理部は、前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局と他局の処理負荷が平均化するように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記15記載の無線局。
(付記17) 前記接続処理部は、自局が現在接続している移動端末台数の総接続数と、前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値を、前記総接続数毎に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局の処理負荷の範囲内に収まるように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記15記載の無線局。
(付記18) 前記監視タイマ稼動部は、現在接続している移動端末台数に応じて、動的に監視時間を増減させることを特徴とする付記15記載の無線局。
(付記19) 無線LAN上で、移動端末と無線局との無線接続を行う無線LAN接続方法において、
移動端末は、
ビーコン信号をスキャンし、捕捉できた周波数のビーコン信号を発信した局へ接続要求を送信し、
第1の無線局は、
自局の存在を示す前記ビーコン信号を発信し、
前記移動端末から新規の接続要求を受信した場合には、新規の接続要求から前記移動端末の識別情報を取得し、かつ前記移動端末の接続を拒否し、
他局から接続拒否メッセージが通知された場合には、前記移動端末の接続を拒否し、
他局から通知された接続許可メッセージを受信して、かつ前記移動端末からの接続要求を再度受信した場合には、前記移動端末との接続処理を行い、接続完了時には接続完了メッセージを生成し、
前記識別情報を他局へ通知し、他局から通知された前記接続許可メッセージ及び前記接続拒否メッセージを受信し、
第2の無線局は、
自局の存在を示すビーコン信号を発信し、
前記第1の無線局から通知された前記識別情報を認識し、
認識した前記識別情報を含む前記移動端末からの接続要求を、監視時間以内に受信するか否かの判断を行うための監視タイマを稼動し、
監視時間以内に前記識別情報を含む接続要求を受信した場合には、自局と他局のそれぞれの無線エリアが重複した無線エリア内に前記移動端末が存在するものと判断して、前記第1の無線局へ前記移動端末に対する前記接続拒否メッセージを生成し、かつ前記移動端末の接続処理指示を生成し、
監視時間以内に前記識別情報を含む接続要求を受信しない場合には、前記重複した無線エリア内には前記移動端末は存在せず、前記第1の無線局の無線エリア内に前記移動端末が存在するものと判断して、前記第1の無線局へ前記移動端末に対する前記接続許可メッセージを生成し、かつ前記移動端末の接続を拒否し、
接続完了メッセージにもとづいて、自局に現在接続している移動端末台数である自局接続台数と、他局に現在接続している移動端末台数である他局接続台数と、を管理し、
前記接続処理指示を認識した後に、前記自局接続台数と前記他局接続台数による比較処理を行い、前記自局接続台数が前記他局接続台数より少ない場合は、前記移動端末との接続処理を行って、接続完了時には接続完了メッセージを生成し、
前記自局接続台数が前記他局接続台数より多い場合は、前記移動端末との接続処理を拒否し、
前記第1の無線局から通知された前記識別情報を受信し、前記接続許可メッセージ及び前記接続拒否メッセージを前記第1の無線局へ通知し、自局で生成された接続完了メッセージを前記第1の無線局へ通知し、前記第1の無線局から通知された接続完了メッセージを受信することを特徴とする無線LAN接続方法。
(付記20) 前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局と他局の処理負荷が平均化するように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記19記載の無線LAN接続方法。
(付記21) 自局が現在接続している移動端末台数の総接続数と、前記自局接続台数と前記他局接続台数との差を示す接続台数差と、しきい値とを含む比較テーブルを有し、前記しきい値は、前記接続台数差にもとづき、自局があらたに接続可能な台数を表す値を、前記総接続数毎に動的に設定し、前記比較処理として、前記しきい値よりも前記接続台数差が小さい場合は前記移動端末の接続を行い、前記しきい値よりも前記接続台数差が大きい場合は前記移動端末の接続を拒否して、自局の処理負荷の範囲内に収まるように、前記移動端末の接続処理を行うことを特徴とする付記19記載の無線LAN接続方法。
(付記22) 現在接続している移動端末台数に応じて、動的に監視時間を増減させることを特徴とする付記19記載の無線LAN接続方法。
無線通信システムの原理図である。 無線通信システムの全体動作を示すフローチャートである。 比較テーブルを示す図である。 接続処理部の接続処理動作を示すフローチャートである。 比較テーブルを示す図である。 接続処理部の接続処理動作を示すフローチャートである。 無線通信システムの構成を示す図である。 無線通信システムの全体動作を示すフローチャートである。 STAの移動の様子を示す図である。 監視時間テーブルを示す図である。 無線LANの接続動作を示す図である。 問題点を説明するための図である。 問題点を説明するための図である。 問題点を説明するための図である。
符号の説明
1 無線通信システム
10 移動端末(STA)
20−1、20−2 無線局(AP)
21 I/F部
22 ビーコン信号発信部
23 接続台数管理部
24 接続処理部
25 局間通信部
NW 有線ネットワーク

Claims (2)

  1. 無線信号の通信制御を行う無線通信システムにおいて、
    ビーコン信号をスキャンし、捕捉できた周波数のビーコン信号を発信した局へ接続要求を送信する移動端末と、
    自局の存在を示すビーコン信号を発信する第1のビーコン信号発信部と、前記移動端末から新規の接続要求を受信した場合には、新規の接続要求から前記移動端末の識別情報を取得し、かつ前記移動端末の接続を拒否し、他局から接続拒否メッセージが通知された場合には、前記移動端末の接続を拒否し、他局から通知された接続許可メッセージを受信して、かつ前記移動端末からの接続要求を再度受信した場合には、前記移動端末との接続処理を行い、接続完了時には接続完了メッセージを生成する第1の接続処理部と、前記識別情報を他局へ通知し、他局から通知された前記接続許可メッセージ及び前記接続拒否メッセージを受信する第1の局間通信部と、から構成される第1の無線局と、
    自局の存在を示すビーコン信号を発信する第2のビーコン信号発信部と、前記第1の無線局から通知された前記識別情報を認識する識別情報認識部と、認識した前記識別情報を含む前記移動端末からの接続要求を、監視時間以内に受信するか否かの判断を行うための監視タイマを稼動する監視タイマ稼動部と、監視時間以内に前記識別情報を含む接続要求を受信した場合には、自局と他局のそれぞれの無線エリアが重複した無線エリア内に前記移動端末が存在するものと判断して、前記第1の無線局へ前記移動端末に対する前記接続拒否メッセージを生成し、かつ前記移動端末の接続処理指示を生成し、監視時間以内に前記識別情報を含む接続要求を受信しない場合には、前記重複した無線エリア内には前記移動端末は存在せず、前記第1の無線局の無線エリア内に前記移動端末が存在するものと判断して、前記第1の無線局へ前記移動端末に対する前記接続許可メッセージを生成し、かつ前記移動端末の接続を拒否する接続判断部と、接続完了メッセージにもとづいて、自局に現在接続している移動端末台数である自局接続台数と、他局に現在接続している移動端末台数である他局接続台数と、を管理する接続台数管理部と、前記接続処理指示を認識した後に、前記自局接続台数と前記他局接続台数による比較処理を行い、前記自局接続台数が前記他局接続台数より少ない場合は、前記移動端末との接続処理を行って、接続完了時には接続完了メッセージを生成し、前記自局接続台数が前記他局接続台数より多い場合は、前記移動端末との接続処理を拒否する第2の接続処理部と、前記第1の無線局から通知された前記識別情報を受信し、前記接続許可メッセージ及び前記接続拒否メッセージを前記第1の無線局へ通知し、自局で生成された接続完了メッセージを前記第1の無線局へ通知し、前記第1の無線局から通知された接続完了メッセージを受信する第2の局間通信部と、から構成される第2の無線局と、
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記監視タイマ稼動部は、現在接続している移動端末台数に応じて、動的に監視時間を増減させることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
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