JP2016509239A - 血液凝固を分析するための装置及び方法 - Google Patents

血液凝固を分析するための装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016509239A
JP2016509239A JP2015561583A JP2015561583A JP2016509239A JP 2016509239 A JP2016509239 A JP 2016509239A JP 2015561583 A JP2015561583 A JP 2015561583A JP 2015561583 A JP2015561583 A JP 2015561583A JP 2016509239 A JP2016509239 A JP 2016509239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
movement
blood
period
move
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015561583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6680535B2 (ja
JP2016509239A5 (ja
Inventor
シャーリーン ユアン
シャーリーン ユアン
トレバー フアン
トレバー フアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Medtronic Inc
Original Assignee
Medtronic Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Medtronic Inc filed Critical Medtronic Inc
Publication of JP2016509239A publication Critical patent/JP2016509239A/ja
Publication of JP2016509239A5 publication Critical patent/JP2016509239A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6680535B2 publication Critical patent/JP6680535B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/49Blood
    • G01N33/4905Determining clotting time of blood
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/86Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood coagulating time or factors, or their receptors

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

本発明は、活性凝固時間に加えて、又はこれとは別に、凝固強度を評価するためのシステム、装置及び方法を含む。凝固強度は、血液内で物体を動かすために使用するエネルギーの量と相関付けることができる。凝固強度は、線維素溶解が生じる時間と相関付けることができる。凝固強度は、強磁性材料が血液中を動くシステムによって求めることができる。
【選択図】図1

Description

本開示は、一般には、とりわけ血液凝固などの流体特性変化を検出するための装置及び方法に関する。
血液凝固のポイントオブケア分析を行うための装置が数多く市販されている。これらの装置は、血液凝固、血小板機能及び出血性合併症に関する貴重な情報を提供するように構成されている。このような装置は、手術前又は手術中などの様々な状況において、適切なレベルの抗凝固療法、又は抗凝固療法を中断した後の血液状態を判断するためのその後の治療の決定又は維持を支援するのに役立つ。しかしながら、容易な検査又は追加情報を可能にするためのさらなる又は再構成された装置が望まれている。
例えば、心肺バイパス後の異常出血を示す患者にとっては、血液凝固及び血小板機能の容易で有益かつ正確な分析が重要となり得る。このような患者の半数以上は、不完全な外科的恒常性に起因して異常出血を示し、これは診断検査によって矯正されることが多いが、このような患者は、後天的な血小板機能異常、消費性凝固障害、ヘパリンリバウンド、プロタミン過剰、一次線溶などに起因して異常出血を示す者も多い。従って、血小板機能及び出血性合併症に関する情報を取得することは、不完全な外科的恒常性によるものではない異常出血の原因を特定し、再手術率を低減する役に立つことができる。
本開示では、とりわけ迅速かつ有益な血液凝固状態の評価を可能にするための方法及び装置について説明する。実施形態では、これらの装置及び方法が、活性凝固時間に加え、又はこれとは別に凝固強度を評価するように構成される。実施形態では、凝固強度が、血液中で物体を動かすために使用するエネルギーの量と相関付けられる。実施形態では、凝固強度が、線維素溶解が生じる時間と関連付けられる。実施形態では、強磁性材料が血液中を動くシステムによって凝固強度が求められる。
実施形態では、本明細書で説明するシステム、装置及び方法が、血液中で物体を動かすために使用するエネルギーの量を凝固強度と相関付ける。様々な実施形態では、この物体の動きをモニタし、エネルギー入力と組み合わせて用いて、凝固強度の特定をさらに強化することができる。
ある態様では、血液凝固を分析するように構成された装置又はシステムによって実行される方法が、血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすために又は動かそうと試みるためにエネルギーを消費するステップと、消費されたエネルギーの量を血液の凝固強度と相関付けるステップと、を含む。この方法は、チャンバ内の物体の動きの速度を検出するステップと、検出された物体の動きの速度を血液の凝固強度と相関付けるステップと、をさらに含む。
ある態様では、血液凝固を分析するように構成された装置又はシステムによって実行される方法が、
(a)血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすように構成されたエネルギーを付与するステップと、
(b)エネルギーの付与中又は付与後のチャンバ内の物体の動きを検出するステップと、
(c)検出された物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過するかどうかを判定するステップと、
(d)検出された物体の動きがステップ(c)の閾値を満たさず又は超過しないと判定された場合、物体を動かすように構成された追加エネルギーを付与するステップと、
(e)検出された物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過すると判定されるまで、或いは所定のエネルギー閾値が満たされ又は超過されるまで、ステップ(c)及び(d)を繰り返すステップと、
(f)物体を動かすために又は動かそうと試みるために付与されるエネルギーの量を凝固の強度と相関付けるステップと、
を含む。
実施形態では、本明細書で説明するシステム、装置及び方法が、線維素溶解が生じる時間を凝固強度と相関付ける。線維素溶解は、いずれかの好適な方法で判定することができる。例えば、線維素溶解は、血液が凝固したと判定された時点における血液中の物体の動きと比べて血液中の物体がより自由に動いているかどうかを判定することによって判定することができる。或いは、血液中における物体の動きの速度の閾値又は同様のものを用いて、線維素溶解が生じたかどうかを判定することもできる。
ある態様では、血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法が、
(a)血液を蓄えるチャンバ内で血液が凝固したかどうかを判定し、血液が凝固したと判定された時点を特定するステップと、
(b)血液が凝固したと判定された後の(例えば、検査サイクル中の)所定の時点に、血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かそうと(例えば、揚力、すなわちエネルギーの形で)試みるステップと、
(c)物体を動かそうと試みた後に、チャンバ内の物体の動き(例えば、距離又は速度)を検出するステップと、
(d)検出された物体の動きが(例えば、距離又は速度を表す)所定の閾値を満たし又は超過するかどうかを判定するステップと、
(e)検出された物体の動きがステップ(d)の閾値を満たしていない又は超過していないと判定された場合、血液を蓄えるチャンバ内で後続の(例えば、次の又は後続の検査サイクル中の)所定の時点に、物体を動かそうと試みるステップと、
(f)検出された物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過すると判定されるまでステップ(d)及び(e)を繰り返すステップと、
(g)血液が凝固したと判定された時点から、検出された物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過すると判定されるまでの時間長を求めるステップと、
(h)ステップ(g)において求められた時間長を凝固の強度と相関付けるステップと、
を含む。
ある態様では、血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法が、血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすステップと、ある期間中のチャンバ内の物体の動きを検出し、第2の期間中のチャンバ内の物体の動きを検出するステップと、第1の期間中の検出された物体の動きが凝固を示すかどうかを判定するステップと、を含む。この方法は、凝固が検出された時点で、検出された物体の第2の期間中の動きが、検出された物体の第1の期間中の動きよりも大きいかどうかを判定するステップと、第1の期間と第2の期間との間の経過時間を決定するステップと、凝固が検出された時点で、検出された物体の第1の期間中の動きが凝固を示すと判定され、かつ検出された物体の第2の期間中の動きが第1の期間中の検出された動きよりも大きいと判定された場合、経過時間の長さに血液凝固強度を相関付けるステップと、をさらに含む。
ある態様では、血液凝固を分析するように構成された装置又はシステムによって実行される方法が、血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすステップと、チャンバ内の物体の第1の期間中の動きを検出し、チャンバ内の物体の第2の期間中の動きを検出するステップと、検出された物体の第1の期間中の動きが凝固を示すかどうかを判定するステップと、を含む。この方法は、検出された物体の第2の期間中の動きが凝固減退を示すかどうかを判定するステップと、第1の期間と第2の期間との間の経過時間を求めるステップと、検出された物体の第1の期間中の動きが凝固を示すと判定され、かつ検出された物体の第2の期間中の動きが凝固減退を示す場合、経過時間の長さに血液凝固強度を相関付けるステップと、をさらに含む。
実施形態では、本明細書で説明するシステム、装置及び方法が、磁石の活性化によって血液内で動く強磁性物体を用いて凝固強度を判定する。このような強磁性物体を用いる既存のシステムは、ポイントオブケア血液分析のために容易に利用することができ、本明細書で説明する方法を実行するように容易に修正することができる。実施形態では、本明細書で説明するシステム、装置及び方法が、磁石の活性化による血液中の強磁性物体の動きの速度を、凝固強度に関する微妙な情報を提供するように制御する。
ある態様では、血液凝固を分析するように構成された装置又はシステムによって実行される方法が、血液が凝固したと判定された後に、血液を蓄えるチャンバ内で強磁性物体を動かすステップと、チャンバ内の強磁性物体の動きを検出するステップと、チャンバ内の検出された強磁性物体の動きを血液の凝固と相関付けるステップと、を含む。
ある態様では、血液凝固を分析するように構成された装置又はシステムによって実行される方法が、
(a)血液を蓄えるチャンバ内で強磁性物体を動かすためにエネルギーを入力するステップと、
(b)チャンバ内の強磁性物体の動きを検出し、初期物体移動距離又は初期物体移動速度を求めるステップと、
(c)検出された強磁性物体の動きが、凝固形成を表す所定の強磁性物体移動距離閾値(例えば、初期距離未満の距離)又は強磁性物体移動速度閾値(例えば、初期速度未満の速度)を満たすかどうかを判定するステップと、
(d)強磁性物体を初期移動距離だけ又は初期移動速度で動かすために、ステップ(a)と比較して増加したエネルギーを入力するステップと、
(e)チャンバ内の検出された強磁性物体の動きが、凝固を表す所定の強磁性物体移動距離閾値又は強磁性物体移動速度閾値を満たすまで、或いは所定のエネルギー閾値が満たされるまで又は超過されるまで、ステップ(c)〜(d)を繰り返すステップと、
を含む。
物体の動きの減少又は物体を動かすためのエネルギーの増加は凝固形成に対応し、開始時点と凝固時点との間のエネルギー差は凝固強度を表す。この時点で血液の凝固過程は完了し、又はほぼ完了するはずである。この方法は、線維素溶解分析をさらに含むことができる。例えば、この方法は、
(f)ステップ(e)において付与したエネルギーレベルで強磁性物体を動かすために又は動かそうと試みるためにエネルギーを付与するステップと、
(g)チャンバ内の強磁性物体の動きを検出するステップと、
(h)検出された第1の強磁性物体の動きが、凝固減退を表す所定の強磁性閾値を満たすかどうかを判定するステップと、
(i)検出された強磁性物体の動きが、凝固減退を表す所定の強磁性閾値を満たすまで、ステップ(f)〜(h)を繰り返すステップと、
(j)チャンバ内で強磁性物体を動かすために又は動かそうと試みるために、ステップ(e)と比較して減少したエネルギーを入力するステップと、
(k)チャンバ内の強磁性物体の動きを検出するステップと、
(l)検出された強磁性物体の動きが記初期物体移動距離又は初期物体移動速度に戻ったかどうかを判定するステップと、
(m)検出された強磁性物体の動きが初期物体移動距離又は初期物体移動速度に戻っていない場合、チャンバ内で強磁性物体を動かすために又は動かそうと試みるために、ステップ(i)において入力したものと同じレベルのエネルギーを入力するステップと、
(n)エネルギーが検査初期レベルに減少するまで、ステップ(j)〜(m)を繰り返すステップと、
をさらに含むことができる。
この時点で線維素溶解過程は完了するはずである。
本明細書で説明する装置、システム又は方法の1又は2以上の実施形態は、血液凝固などの液体特性の変化を評価するための従来の装置、システム又は方法を凌ぐ1又は2以上の利点を提供する。例えば、本明細書で説明する装置、システム及び方法は、より直接的な凝固強度測定、又は代替の凝固強度測定を可能にし、これらの各々は、血液分析の重要な領域に利点又は多様性をもたらす。これらの及びその他の利点は、以下の詳細な説明から容易に理解されるであろう。
血液分析システムの実施形態の選択した構成要素の概略図である。 血液を蓄えるチャンバ内で移動可能な物体を示す、血液分析システムの実施形態の選択した構成要素の概略図である。 血液分析装置の実施形態によって取得可能なデータを示すことができる、経時的な物体速度の予測トレースを示す概略図である。 血液分析装置の実施形態によって取得可能なデータを示すことができる、血液中で物体を動かすために入力されるエネルギーの経時的な予測トレースを示す概略図である。 本明細書で説明する方法の実施形態のフロー図である。 本明細書で説明する方法の実施形態のフロー図である。 本明細書で説明する方法の実施形態のフロー図である。 血液を蓄えるチャンバ内で移動可能な物体を示す、血液分析システムの実施形態の選択した構成要素の概略図である。
概略図は、必ずしも縮尺通りではない。図で使用する同じ番号は、同じ構成要素及びステップなどを示す。しかしながら、番号を用いた所与の図の構成要素の参照は、同じ番号を付けた別の図の構成要素を限定するものではないと理解されたい。また、異なる番号を用いた構成要素の参照は、これらの異なる番号の構成要素が同一又は同様のものであり得ないことを示すものではない。
以下の詳細な説明では、化合物、組成物、製品及び方法の複数の特定の実施形態を開示する。本開示の範囲又は思想から逸脱することなく、他の実施形態を想定することもできると理解されたい。従って、以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈すべきではない。
本明細書で使用する全ての科学用語及び技術用語は、別途定めがない限り、当業で一般的に使用されている意味を有する。本明細書に示す定義は、本明細書で頻繁に使用するいくつかの用語を容易に理解できるようにするためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用する単数形の名詞は、別途明確に示していない限り、複数形の態様も含む。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用する「又は」という用語は、内容において別途明確に示していない限り、一般に「及び/又は」を含む意味で用いられる。「及び/又は」という用語は、列挙した要素の1つ又は全て、或いは列挙した要素のいずれか2つ又はそれ以上の組み合わせを意味する。
本明細書で使用する「有する(have、having)」、「含む(include、including)」、「備える(comprise、comprising)」又は同様のものは、非制約的な意味で用いられ、一般に「含む(including)」を意味するが、これらに限定されるものではない。「基本的に〜から成る(consisting essentially of)」、「〜から成る(consisting of)」、及び同様のものは、「備える(comprising)」及び同様のものに含まれると理解されたい。本明細書で使用する「基本的に〜から成る(consisting essentially of)」は、組成物、製品、方法又は同様のものに関連する時には、組成物、製品、方法又は同様のものの構成要素が、列挙する構成要素、並びに組成物、製品、方法又は同様のものの基本的な及び新規の(単複の)特徴に実質的に影響を与えない他のいずれかの構成要素に限定されることを意味する。
「好ましい(preferred)」及び「好ましくは(preferably)」という用語は、特定の状況下で特定の利点をもたらすことができる本発明の実施形態を示す。しかしながら、同じ又はその他の状況下で他の実施形態が好ましい場合もある。さらに、1又は2以上の好ましい実施形態の記述は、他の実施形態が有用でないことを意味するものではなく、特許請求の範囲を含めた本開示の範囲から他の実施形態を除外するものでもない。
また、本明細書では、端点による数値範囲の列挙は、その範囲に含まれる全ての数字を含む(例えば、1〜5は、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、5などを含み、或いは10又はそれ未満は、10、9.4、7.6、5、4.3、2.9、1.62、0.3などを含む)。値の範囲を特定の値「まで(up to)」とする場合、この値も範囲に含まれる。
本明細書で使用する、「凝固強度」を求める又は相関付けるという表現は、活性凝固時間又は凝固形成の開始後に生じる凝固を示すパラメータを用いた計算又は推定を行ってパラメータを求め、又は凝固強度に相関付けることを意味する。
本明細書で言及する「頂部」、「底部」、「左側」、「右側」、「上方」、「下方」などのいずれかの方向又はその他の方向及び配向は、図面を明確に参照できるように記載するものであり、実際の装置又はシステム、或いは装置又はシステムの使用を限定するものではない。本明細書で説明する装置又はシステムは、数多くの方向及び配向で使用することができる。
本明細書では、血液中に配置された物体が、所定の距離又は速度よりも小さな距離だけ又は速度で動いた場合、或いは血液中で物体を動かすように構成されたエネルギーが、物体を所定の距離だけ又は速度で動かすことなく所定の閾値を超えた場合に、凝固が「完全に形成された」と判断される。
本明細書で使用する「所定の」閾値は、この値を別の値と比較する時点よりも前に決定される値である。この値は、比較対象の値よりも時間的に早く取得された基本データに基づくことができ、分析前にメモリに保存された値、又は同様のものとすることができる。
本開示は、一般に、とりわけ血液凝固などの流体特性の変化を検出するための装置及び方法に関する。特に、本明細書で説明する装置、システム及び方法は、とりわけ迅速かつ有益な血液凝固状態の評価を可能にする。実施形態では、これらの装置及び方法が、活性凝固時間に加え、又はこれとは別に凝固強度を評価するように構成される。実施形態では、凝固強度が、血液中で物体を動かすために使用するエネルギーの量と相関付けられる。実施形態では、凝固強度が、線維素溶解が生じる時間と相関付けられる。実施形態では、強磁性材料が血液中を動くシステムによって凝固強度が求められる。
実施形態では、本明細書で説明する方法が、血液凝固を分析するためのいずれかの好適な装置によって使用され、或いは本明細書で説明するシステムは、このような好適な装置を含む。例えば、米国特許第6,010,911号明細書、5,174,961号明細書、4,752,449号明細書、5,951,951号明細書、5,925,319号明細書、5,314,828号明細書及び5,541、892号明細書に記載されるようなプランジャ型のシステム又は装置、或いは、米国特許第5,626,209号明細書及び6,613,286号明細書に記載されるような電磁石によって動く強磁性粒子を使用するシステム又は装置を、本明細書に示す教示に従って使用することができ、或いはこのようなシステム又は装置を、本明細書で記載する方法を実行するように修正することができる。上述した特許の各々は、本明細書に示す開示と矛盾しない程度に、それぞれの全体が引用により本明細書に組み入れられる。いくつかの態様では、本明細書に示す説明が、電磁石によって動く強磁性粒子を使用するシステム及び装置に適合する。しかしながら、多くの場合、他の好適なシステム及び装置を用いて、本明細書で説明する方法を実行することもできると理解されたい。
血液凝固分析システムは、使用するシステムのタイプに関わらず、分析のために血液を導入できるチャンバ又は容器を含む。通常、システムは、血液の凝固に影響を及ぼすことができる1又は2以上の物質と血液を混合するように構成される。例えば、システムは、音波、超音波又はその他の波動、ワッシャ、プランジャ、ロッド、振動器(shaking)、又は同様のものを用いて血液と1又は2以上の物質とを混合することができる。これらの物質又は血液の攪拌は、血液の凝固を促すことができる。システムは、血液粘度の変化をモニタし、このような変化を凝固状態と相関付けるように構成される。例えば、システムは、血液粘度又は凝固状態が変化したかどうかを判定するために、波動のモニタリング、プランジャ又はワッシャなどの物体が動いた位置又は速度のモニタリング、又はロッドの相対位相のモニタリングなどを行うための1又は2以上の検出器を含むことができる。通常、システムは、血液凝固が生じるための時間を求めるように構成され、この時間は、しばしば活性凝固時間と呼ばれる。システムは、血液と、凝固に影響を与える異なる化学物質とを含むように構成された複数のチャンバを含むことができ、様々なチャンバ内の活性凝固時間の比較を用いて血液凝固過程に関する情報を得ることができる。
一例として、図1〜図2を参照すると、血液分析システム100の例の選択した構成要素の概略図が示されている。図示のシステム100は、チャンバ10に含まれる血液40中で移動可能な強磁性物体50を使用するシステムである。実施形態では、チャンバが、検査過程中に静止状態を保つように構成される。物体50は、電子機器60(図2の左側を参照)に動作可能に結合された電磁石20により、重力に抗して移動可能である。電子機器60は、電磁石20の活性化を制御するように構成される。物体50は、重力に抗して動くことができ、物体50が血液40中を落下する際にチャンバ10内の物体50が動いた位置及び速度を、やはり電子機器60に動作可能に結合されたセンサ30(図2の右側を参照)によって検出することができる。
電子機器60は、プロセッサ、メモリ、ユーザインターフェイス、タイマ又はカウンタ、或いは電源などを含むことができる。電子機器は、1又は2以上のマイクロプロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又はプログラムマブル論理回路などのいずれかの好適なプロセッサを含むことができ、本明細書におけるプロセッサの機能は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はこれらのいずれかの組み合わせとして具体化することができる。メモリは、本明細書で説明するシステム又は装置の機能をプロセッサが提供するように仕向ける命令を記憶することができ、本明細書で説明するシステム又は装置の機能を提供するためにプロセッサが使用する情報を記憶することができる。メモリは、RAM、ROM、CD−ROM、ハードディスク又はフロッピー(登録商標)磁気ディスク、或いはEEPROMなどの、いずれかの固定された又は取り外し可能な磁気、光学又は電気媒体を含むことができる。メモリは、メモリ更新を行うために使用できる、又はメモリ容量を増加させる取り外し可能メモリ部分を含むこともできる。電源は、本明細書で説明するシステム又は装置の構成要素に動作電力を供給することができる。電源は、動作電力を生じるためのバッテリ及び発電回路などのAC又はDC電源とすることができる。
引き続き図1〜図2を参照して分かるように、血液凝固時などに血液40の粘度が増加すると、血液40中を落下する物体50の動きの速度が低下する。電子機器60は、センサからのデータに基づいて、物体50の落下距離又は物体50の落下速度を求めるように構成される。電子機器60は、例えば、距離又は速度が初期距離又は速度に対していつ所定の量又は割合だけ減少したかを求めることによって活性凝固時間を検出するように構成することができる。上述したように、このようなタイプの血液凝固分析装置及びシステムに関するさらなる詳細は、例えば米国特許第5,626,209号明細書及び6,613,286号明細書に記載されている。
本明細書で説明するシステム及び装置は、ワッシャなどの移動可能な強磁性物体50を使用する上述したこのようなシステム及び装置とは異なり、活性凝固時間に加えて、又はこれに代えて、凝固強度を評価するように構成される。以下、このようなシステム及び装置によって使用できる方法の実施形態に関するさらなる詳細について説明する。
ここで図3を参照すると、血液分析装置又はシステムの実施形態によって取得可能なデータを示すことができる、時間に伴う物体(例えば、図1〜図2に示し、これに関連して説明したような強磁性物体50)の速度の予測トレース200の概略図を示している。図示のトレース200は、凝固過程中(トレース200の谷部の左側)及び線維素溶解過程中(トレース200の谷部の右側)に得られると予測されるデータを示すものである。血液が凝固し始める前、物体が血液中を落下する速度はほぼ一定のままである(トレース200の最も左端の部分を参照)。しかしながら、血液が凝固して固まり始めるにつれ、物体が血液中を落下する速度は低下し始める。活性凝固時間210の計算には、速度が基本又は初期速度の一定の割合又は量だけ低下した時点を使用する。しかしながら、活性凝固時間210が求められた後に(例えば、物体を重力に抗して上昇させ、落下する物体の速度をモニタする)さらなる検査又は分析サイクルを実行した場合、凝固強度に関する追加情報を得ることができる。図示のように、物体の速度は、血液が最大粘度に達するまで(例えば、トレース200の谷部によって示すように血液が完全に凝固又は凝塊するまで)低下し続けると予測される。多くの状況では、血液の粘度が高すぎることによって物体が移動(例えば、上昇又は落下)しなくなる。場合によっては、物体が凝血塊に閉じ込められることもある。凝固強度を求める際には、完全に凝固又は凝塊した血液を示すことができる、物体の最小速度を使用することができる。図3に示すように、凝固を示すトレース200の一部の傾斜220(又は凝固活性化後の速度の変化率)を用いて相対的凝固強度を求めることができ、より大きな傾斜220(より大きい変化率)は、より強い凝固を示すと予測される。これに加えて、又はこれとは別に、血液中の物体の初期又は基本速度から最小速度までの速度変化の大きさ230を用いて相対的凝固強度を求めることもでき、大きさ230が大きいほど、強い凝固を示すと予測される。
図3に示すように、特にトレース200の谷部の右側部分を参照すると、血液の変動が停止又は最小の期間後には、凝固が溶解し始め、血液の粘性が低下し、物体が血液中を動く速度が上昇する。物体の速度が最小速度から所定の量又は割合だけ上昇した時点を用いて、溶解時間240を求めることができる。
次に図4を参照すると、血液分析装置又はシステムの実施形態によって取得可能なデータを示すことができる、物体(例えば、図1〜図2に示し、これに関連して説明したような強磁性物体50)を動かす(又は動かそうと試みる)ために入力されるエネルギーの経時的な予測トレース201の概略図を示している。図示のトレース201は、凝固過程中(トレース201のピークの左側)及び線維素溶解過程中(トレース201のピークの右側)に得られると予測されるデータを示すものである。血液が凝固し始める前、物体を血液中で移動させるのに必要なエネルギーはほぼ一定のままである(トレース201の最も左端の部分を参照)。しかしながら、(物体が凝固内又はその下方に閉じ込められ、エネルギーが物体を上昇させるように構成されていると仮定した場合、)血液が凝固して固まり始めるにつれ、物体を血液中で動かすのに必要なエネルギーは増加し始める。活性凝固時間211の計算には、必要エネルギーが基本又は初期エネルギーの一定の割合又は量だけ増加した時点を使用することができる。図示のように、物体を動かすのに必要なエネルギーは、血液が最大粘度に達するまで(例えば、トレース201のピークによって示すように血液が完全に凝固又は凝塊するまで)増加し続けると予測される。多くの状況では、血液の粘度が高すぎことによって物体が移動(例えば、上昇又は落下)しなくなる。凝固強度(231)を求める際には、完全に凝固又は凝塊した血液を示すことができる、物体を動かす(動かそうと試みる)ために使用される最大エネルギーを使用することができる。
図4に示すように、トレース201のピークの右側部分を特に参照すると、血液の変動が停止又は最小の期間後には、凝固が溶解し始め、血液の粘性が低下し、物体を血液中で動かすのに必要なエネルギー量が減少する。物体を動かすのに必要な入力エネルギーが最大エネルギーから所定の量又は割合だけ減少した時点を用いて、線維素溶解時間241又は溶解時間251を求めることができる。
以下に示す図5〜図7は、血液凝固強度を分析するための装置又はシステムが使用できる方法のフロー図である。これらの方法は、電磁石を通じて血液中を動く強磁性物体を使用する装置又はシステムによって実施することができる。しかしながら、以下に示す方法の実施形態は、プランジャ又はロッドなどを使用する他のタイプの血液分析装置又はシステムによって実行することもできると理解されたい。以下に示す方法は、上記の図3〜図4を参照することによってより良く理解することができる。実施形態では、凝固強度が、血液中の物体の動きの変化率(例えば、図3の傾斜220)又は動きの変化量(例えば、図3の大きさ230)に相関付けられる。実施形態では、物体が凝固から抜け出るのに必要な溶解時間(図3の要素240)又はエネルギー量を用いて凝固強度を求める。以下の実施形態においても、凝固強度を求める際の要因としてエネルギー使用量を用いることについて説明する。
ここで図5を参照すると、凝固強度を求める方法の概要を示している。この方法は、例えば電磁石を活性化させることにより、血液を蓄えるチャンバ内で強磁性物体などの物体を動かすステップ(300)と、チャンバ内の血液中を動く、血液中を上昇又は下降する物体などの物体の動きの速度を検出するステップ(305)と、を含む。この方法は、例えば、動きが基準値に対して所定の量又は割合だけ減少したかどうか、又は凝固開始を示すものとして定められた閾値未満に減少したかどうかを判定することにより、物体の位置又は速度が凝固開始を示すどうかを判定するステップ(310)をさらに含む。検出された物体の動きが凝固開始を示すと判定された場合、例えば凝固開始の開始点からの時間長を求めることによって活性凝固時間を計算することができる(315)。その後、さらなる検査サイクルによって凝固強度を求めることができる。
図5に示すように、この方法は、カウンタ又はタイマを起動するステップ(320)と、例えば電磁石を活性化させることにより、血液を蓄えるチャンバ内で強磁性物体などの物体を動かすステップ(325)とをさらに含む。その後、血液中を落下する物体などの、チャンバ内の血液中の物体の動きの速度を検出し(330)、カウンタ又はタイマを増加させる(335)。この過程を、強磁性物体の(例えば、移動距離又は移動速度によって示される)移動閾値、又はカウント閾値に達するまで繰り返す(340)。これらのいずれかの閾値に達した場合には、血液中で物体を動かして物体の落下速度を求めるという循環過程を中止することができ、検出された物体の動きに関連するパラメータを計算又は求めることができる(345)。例えば、このパラメータは、速度変化の傾斜又は割合、或いは速度変化の大きさとすることができる。その後、これらのパラメータに凝固強度を相関付ける(350)。
図6を参照すると、血液中で物体を動かすのに必要なエネルギー入力に関連して凝固強度を求める方法を示している。図示の実施形態では、強磁性物体を動かすために電磁石を活性化させることなどの、物体を動かすように構成されたエネルギーを入力して(400)物体の動きを検出する(405)。この動きは、エネルギーの付与中又は付与後に検出することができる(400)。例えば、重力に抗した物体の動き(例えば、エネルギーの付与中)又は落下(例えば、エネルギーの付与後)を検出することができる。物体の動きが凝固を示すかどうかを判定することができる(410)。物体の動きが所定の凝固を表す閾値を示すものではないと判定された場合、図示のように所定の凝固を示す閾値に達したと判定されるまでこの過程を繰り返すことができる。
その後、再び物体を動かすように構成された、以前に入力したエネルギーよりも大きなエネルギー又は小さなエネルギーとすることができるエネルギーを入力して(415)物体の動きを検出する(420)。実施形態では、ステップ415におけるエネルギー入力が意図的に小さくされ、物体を動かさないこともある(或いは所定の速度で又は所定の距離だけ動かすこともある)。その後、物体が動いたかどうかを判定する(425)。この判定は、物体がいずれかの有意な量だけ動いたかどうか、或いは物体が動いた速度又は距離が所定の閾値を満たし又は超過したかどうかなどに関する判定とすることができる。
物体が動いておらず、或いは動いた距離又は速度が所定の閾値未満であったと判定された場合、エネルギー閾値に達したかどうかを判定する(435)。エネルギー閾値に達していない場合、入力エネルギーを増加して(440)物体の動きを検出する(420)。図示のように、この過程は、物体が所定の距離だけ又は所定の速度で動いたと判定される(425)まで、或いはエネルギー閾値に達したと判定される(435)まで繰り返される。その後、物体を動かすために又は動かそうと試みるために入力されたエネルギーの量に凝固強度を相関付ける。
図7では、凝固していない血液サンプル及び凝固した血液サンプル中で物体を動かすのに要したエネルギー量を求める。図7に示す方法では、図6に示す物体の動きを検出するステップなどのいくつかのステップを省略しているが、図7に示す方法では、必要に応じて又は望むようにこのようなステップを適用できると理解されたい。
図7に示す方法は、凝固していない血液中で物体を動かそうと試みるためにエネルギーを入力するステップ(450)を含む。図6に関して上述したように、物体が動いたかどうかを判定する(425)。物体が動いたと判定された場合、又は所定の閾値よりも大きく動いたと判定された場合、この過程を最終サイクルと同じエネルギーで繰り返す(460)。物体が動いていないと判定された場合、又は所定の閾値未満しか動いていないと判定された場合、エネルギー閾値に達したかどうかを判定する(435)。エネルギー閾値に達していない場合、物体を動かそうと試みるために入力するエネルギー量を増加させる(440)。図示のように、この過程は、物体が動いていない(或いは動いた距離又は速度が所定の閾値未満である)と判定される(425)まで、又はエネルギー閾値に達する(435)まで繰り返される。エネルギー閾値に達し、かつ物体が動いていない時点で、凝固が形成されたと見なされる。その後、物体を動かすために又は物体を動かそうと試みるために入力されたエネルギー量に凝固強度を相関付ける(430)。(例えば、図6に関して上述したように)活性凝固時間などを求めることもできる。
引き続き図7を参照すると、凝固が示された後には、線維素溶解分析を行うことができる。ステップ465に示すように、物体を動かそうと試みるために、凝固が認められた(エネルギー閾値が満たされて物体が閾値よりも大きく動かなかった)サイクルと同じエネルギーを入力して再び物体が動いたかどうかを判定する(470)。物体が動かなかった場合、或いは物体が動いた距離又は速度が所定の閾値未満であった場合、物体が動くまで、又は所定の閾値よりも大きく動くまで、このサイクルを前のサイクルと同じエネルギーで継続する(470)。経過時間などに基づいて線維素溶解分析(475)を行うことができる。図7には示していないが、線維素溶解時間又は凝固に関連するその他の側面を判定するために、或いはシステムがタイムアウトしたかどうかを判定するために、カウンタ又はタイマを使用することができると理解されたい。
これとは別に、又はこれに加えて、線維素溶解分析を支援するためにさらなるデータを収集することもできる。引き続き図7を参照すると、物体が動いた場合、又は所定の閾値よりも大きく動いた場合(470)、使用したエネルギーが血液凝固よりも前に使用していた初期エネルギー(ステップ450において使用したエネルギー)未満であったかどうかを判定する。未だ初期エネルギー(450)に達していない場合、物体を動かすためのエネルギーを減少させ(485)、物体が所定の距離又は速度よりも大きく動いたと判定されるまでこの過程(ステップ465及び470)を繰り返す(470)。この過程(ステップ480、485、465、470)を、初期エネルギー(450)に達するまで繰り返す(480)。その後、線維素溶解分析(溶解時間など)を行うことができる(475)。
図5〜図7に示す方法は、本明細書で想定される方法の例示にすぎない。他の同様の方法も想定され、本開示の思想に含まれると理解されたい。さらに、図5〜図7に示す方法は、互いに排他的であるように意図したものではなく、図5〜図7のうちの1つ又はそれ以上の図に示し本明細書で説明した1又は2以上のステップを、図5〜図7に関連して図示し説明した他の方法に組み込むこともできると理解されたい。
さらに、本明細書では、図5〜図7に関連して図示し説明した方法を、所与のチャンバ内の物体の動きの検出に関して説明したが、これらの方法は、複数のこのような物体及び複数のこのようなチャンバを使用するシステム及び装置に関連して使用することもできると理解されたい。
2チャンバシステムの例では、凝固形成及び活性凝固時間の特定を示すために第1のチャンバを使用し、凝固強度の特定又は線維素溶解検査のために、第1のチャンバと同じ機械的構成及び化学組成を有する第2のチャンバを使用することができる。凝固検出のために第1のチャンバ内で第1の強磁性物体を動かしている間、第2のチャンバ内の強磁性物体はチャンバの底部に存在する。第1のチャンバ内で凝固が開始したと判定されると、図5〜図7で概説した入力エネルギーの結果として、凝固強度の特定又は線維素溶解分析のために第2のチャンバ内の強磁性物体を動かすことができる。この2チャンバシステムでは、凝固形成時に物体が第2のチャンバのチャンバ底部に確実に位置し、これによりチャンバの頂部からの磁力が強磁性物体を持ち上げて凝固強度測定を行うことができる。チャンバの底部に凝固が形成され、凝固の内部又は下方に強磁性物体が閉じ込められていない状況では、チャンバの頂部からの持ち上げエネルギーによって凝固の変動を伴わずに物体が動かされ、従って凝固が溶解してワッシャが重力によってチャンバの底部に移動するまで凝固強度を正確に特定できない場合がある。
図8に、図1〜図2の部品又は構成要素と多くの部品又は構成要素を共有する単一チャンバシステムの例を示す。図8と図1〜図2との間では、同じ番号を付した部品又は構成要素は同一又は同様のものである。これらの部品又は構成要素については図1〜図2に関連して既に説明したので、図8では、相違点に重点を置いて手短に説明する。図8に示すように、システム100は、チャンバ10の頂部又は上方において強磁性物体50と磁石20の間に挿入される弾性的なスペーサ(例えば、付勢部材70)を含む。この弾性スペーサ又は付勢部材70は、物体を引き下げ又は押し下げて、凝固が確実に物体の上部に形成され又は物体を取り囲むように構成及び配置される。ワッシャの上部又は周囲に凝固が存在する場合、物体50の上昇及び下降運動によって凝固をかき乱して凝固強度を求めることができる。弾性スペーサ70は、血液適合性金属又はポリマー製のバネなどのあらゆる好適なものを使用することができる。血液凝固に影響を与える1又は2以上の化学物質を有する所与のチャンバから、活性凝固時間、凝固強度、線維素溶解などに関するデータを取得し、異なる化学物質を血液と混合した別のチャンバから取得した同様のデータと比較することができる。
本開示で説明した方法は、装置又はシステム、或いは様々な構成要素のためのものを含めて、少なくとも部分的にハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらのいずれかの組み合わせで実装することができる。例えば、これらの方法の様々な態様は、1又は2以上のマイクロプロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、又はその他のいずれかの同等の集積回路又は離散論理回路、並びにこのような構成要素のいずれかの組み合わせを含む1又は2以上のプロセッサ内に実装することができる。一般に、「プロセッサ」又は「処理回路」という用語は、単独の、又は他の論理回路又は他のいずれかの同等の回路と組み合わせた上述の論理回路のいずれかを意味することができる。
このようなハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアは、本開示で説明した様々な動作及び機能を支援するように、同じ装置内又は別個の装置内に実装することができる。また、説明したユニット、モジュール又は構成要素のいずれかは、異なるものではあるが相互運用可能な論理デバイスとして共に又は別個に実装することができる。異なる特徴をモジュール又はユニットとして示すことには、異なる機能面を強調するという意図があり、必ずしもこのようなモジュール又はユニットを別個のハードウェア又はソフトウェア構成要素によって実現しなければならないことを意味するものではない。むしろ、1又は2以上のモジュール又はユニットに関連する機能は、別個のハードウェア又はソフトウェア構成要素によって実行することも、或いは共通の又は別個のハードウェア又はソフトウェア構成要素内に統合することもできる。
本開示で説明したシステム、装置及び方法による機能は、ソフトウェアで実装される場合、RAM、ROM、NVRAM、EEPROM、フラッシュメモリ、磁気データ記憶媒体又は光学データ記憶媒体などのコンピュータ可読媒体上の命令として具体化することができる。このようなコンピュータ可読媒体は非一時的なものである。これらの命令は、1又は2以上のプロセッサにより実行されて、本開示で説明した機能の1又は2以上の態様を支援することができる。
本明細書では、方法、装置及びシステムの数多くの実施形態について説明した。以下、本明細書で説明した方法、装置及びシステムの選択した態様の概要を示す。
第1の態様では、血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法が、(i)凝固開始が検出された後に、血液を蓄えるチャンバ内で強磁性物体を動かすステップと、(ii)チャンバ内の強磁性物体の動きを検出するステップと、(iii)チャンバ内の検出された強磁性物体の動きを血液の凝固強度と相関付けるステップと、を含む。
第2の態様は、第1の態様の方法であり、チャンバ内で物体を動かすステップは、チャンバ内で物体を重力に抗して動かすステップを含み、チャンバ内の物体の動きを検出するステップは、重力に起因する物体の動きを検出するステップを含む。
第3の態様は、第1の態様の方法であり、チャンバ内で物体を動かすステップは、チャンバ内で物体を重力に抗して動かすステップを含み、チャンバ内の物体の動きを検出するステップは、重力に抗した物体の動きを検出するステップを含む。
第4の態様は、第1〜第3の態様のいずれかの方法であり、第1のチャンバ内の第1の物体の動きを検出するステップは、第1の期間中の動きを検出するステップと、第2の期間中の動きを検出するステップとを含み、チャンバ内の検出された物体の動きを凝固強度と相関付けるステップは、チャンバ内の物体の第1の期間中の動きを、チャンバ内の物体の第2の期間中の動きと比較するステップを含む。
第5の態様は、第4の態様の方法であり、チャンバ内の物体の動きを凝固強度と相関付けるステップは、第1の期間と第2の期間との間の物体の速度の変化率を求め、この速度の変化率を凝固強度と相関付けるステップを含む。
第6の態様は、第4又は第5の態様の方法であり、チャンバ内の物体の動きを凝固強度と相関付けるステップは、チャンバ内の物体の第1の期間中の動きと、チャンバ内の物体の第2の期間中の動きとの間の差分の大きさを求め、この大きさを凝固強度と相関付けるステップを含む。
第7の態様は、第1〜第6の態様のいずれかの方法であり、凝固開始を検出するステップをさらに含む。
第8の態様は、第7の態様の方法であり、凝固開始を検出するステップは、(i)血液を蓄えるチャンバ内で強磁性物体を動かすステップと、(ii)チャンバ内の強磁性物体の動きを検出するステップと、(iii)検出された動きが所定の閾値以下に減少したかどうかを判定するステップと、を含み、検出された動きが所定の閾値未満に減少した場合に凝固開始が検出される。
第9の態様は、血液凝固を分析するように構成された装置又はシステムによって実行される方法であり、この方法は、(a)血液を蓄えるチャンバ内で強磁性物体を動かすためにエネルギーを入力するステップと、(b)チャンバ内の強磁性物体の動きを検出し、初期物体移動距離又は初期物体移動速度を求めるステップと、(c)検出された強磁性物体の動きが、凝固形成を表す所定の強磁性物体移動距離閾値又は強磁性物体移動速度閾値を満たすかどうかを判定するステップと、(d)強磁性物体を初期移動距離又は初期移動速度で動かすために、ステップ(a)と比較して増加したエネルギーを入力するステップと、(e)チャンバ内の検出された強磁性物体の動きが、凝固を表す所定の強磁性物体移動距離又は強磁性物体移動速度閾値を満たすまで、或いは所定のエネルギー閾値が満たされるまで又は超過されるまで、ステップ(c)〜(d)を繰り返すステップと、を含む。
第10の態様は、第9の態様の方法であり、(f)ステップ(e)において付与したエネルギーレベルで強磁性物体を動かすために又は動かそうと試みるためにエネルギーを付与するステップと、(g)チャンバ内の強磁性物体の動きを検出するステップと、(h)検出された第1の強磁性物体の動きが、凝固減退を表す所定の強磁性閾値を満たすかどうかを判定するステップと、(i)検出された強磁性物体の動きが、凝固減退を表す所定の強磁性閾値を満たすまで、ステップ(f)〜(h)を繰り返すステップと、をさらに含む。
第11の態様は、第10の態様の方法であり、(j)チャンバ内で強磁性物体を動かすために又は動かそうと試みるために、ステップ(e)と比較して減少したエネルギーを入力するステップと、(k)チャンバ内の強磁性物体の動きを検出するステップと、(l)検出された強磁性物体の動きが初期物体移動距離又は初期物体移動速度に戻ったかどうかを判定するステップと、(m)検出された強磁性物体の動きが初期物体移動距離又は初期物体移動速度に戻っていない場合、チャンバ内で強磁性物体を動かすために又は動かそうと試みるために、ステップ(i)において入力したものと同じレベルのエネルギーを入力するステップと、(n)エネルギーが検査初期レベルに減少するまで、ステップ(j)〜(m)を繰り返すステップと、をさらに含む。
第12の態様は、血液の凝固を分析するためのシステムであり、このシステムは、第1〜第11又は第35〜第36の態様のいずれかの方法を実行するように構成される。
第13の態様は、第12の態様によるシステムであり、このシステムは、(i)血液を蓄えるためのチャンバと、(ii)チャンバ内に血液が存在する時にチャンバ内で移動可能な物体と、(iii)チャンバ内の物体の位置を検出するように構成された検出器と、(iv)これらの検出器及び物体に動作可能に結合され、チャンバ内の物体の動きを制御するように構成された電子機器とを備え、この電子機器は、検出器から受け取ったデータに基づいて、凝固強度に関連するパラメータを求めるようにさらに構成される。
第14の態様は、命令をプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体であり、この命令は、実行時にシステムに第1〜第11又は第35〜第36の態様のいずれかの方法を実行させる。
第15の態様は、血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法であり、(i)血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすステップと、(ii)チャンバ内の物体の第1の期間中の動きを検出し、第1のチャンバ内の物体の第1の期間よりも後の第2の期間中の動きを検出するステップと、(iii)検出された物体の第1の期間中の動きが凝固を示すかどうかを判定するステップと、(iv)検出された物体の第2の期間の動きが凝固を示すかどうかを判定するステップと、(v)第1の期間と第2の期間との間の経過時間を求めるステップと、(iv)検出された物体の第1の期間中の動きが凝固を示すと判定され、かつ検出された物体の第2の期間中の動きが凝固を示さないと判定された場合、経過時間の長さに血液凝固強度を相関付けるステップと、を含む。
第16の態様は、第15の態様の方法であり、検出された物体の第2の期間中の動きが凝固を示すかどうかを判定するステップは、検出された物体の第2の期間中の動きが、検出された物体の第1の期間中の動きよりも大きいかどうかを判定するステップを含む。
第17の態様は、血液の凝固を分析するためのシステムであり、このシステムは、第15又は第16の態様の方法を実行するように構成される。
第18の態様は、第17の態様によるシステムであり、このシステムは、(i)血液を蓄えるためのチャンバと、(ii)チャンバ内に血液が存在する時にチャンバ内で移動可能な物体と、(iii)チャンバ内の物体の位置を検出するように構成された検出器と、(iv)これらの検出器及び物体に動作可能に結合され、チャンバ内の物体の動きを制御するように構成された電子機器とを備え、この電子機器は、検出器から受け取ったデータに基づいて、凝固強度に関連するパラメータを求めるようにさらに構成される。
第19の態様は、命令をプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体であり、この命令は、実行時にシステムに第15又は第16の態様の方法を実行させる。
第20の態様は、血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法であり、(a)血液を蓄えるチャンバ内で、血液が凝固した後の第1の所定の時間内に物体を動かそうと試みるステップと、(b)第1の物体を動かそうと試みた後に、チャンバ内の物体の動きを検出するステップと、(c)検出された物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過するかどうかを判定するステップと、(d)検出された第1の物体の動きが、ステップ(c)における閾値を満たしていない又は超過していないと判定された場合、血液を蓄えるチャンバ内で後続の所定の時点に物体を動かそうと試みるステップと、(e)検出された物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過すると判定されるまで、ステップ(c)及び(d)が所定の回数繰り返されるまで、或いは所定の時間長が経過するまで、ステップ(c)及び(d)を繰り返すステップと、(f)ステップ(a)における第1の所定の時間から、ステップ(c)又はステップ(e)の条件が満たされるまでの時間長を求めるステップと、(g)ステップ(f)において求められた時間長を凝固の強度と相関付けるステップと、を含む。
第21の態様は、血液の凝固を分析するためのシステムであり、このシステムは、第20の態様の方法を実行するように構成される。
第22の態様は、第21の態様によるシステムであり、このシステムは、(i)血液を蓄えるためのチャンバと、(ii)チャンバ内に血液が存在する時にチャンバ内で移動可能な物体と、(iii)チャンバ内の物体の位置を検出するように構成された検出器と、(iv)これらの検出器及び物体に動作可能に結合され、チャンバ内の物体の動きを制御するように構成された電子機器とを備え、この電子機器は、検出器から受け取ったデータに基づいて、凝固強度に関連するパラメータを求めるようにさらに構成される。
第23の態様は、命令をプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体であり、この命令は、実行時にシステムに第20の態様の方法を実行させる。
第24の態様は、血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法であり、(i)凝固した血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすために又は動かそうと試みるためにエネルギーを消費するステップと、(ii)物体を動かすために又は動かそうと試みるために消費されたエネルギーの量を検出するステップと、(iii)消費されたエネルギーの量を血液の凝固強度と相関付けるステップと、を含む。
第25の態様は、第24の態様の方法であり、(i)チャンバ内の物体の動きを検出するステップと、(ii)検出された第1の物体の動きを血液の凝固強度と相関付けるステップと、をさらに含む。
第26の態様は、第25の態様の方法であり、血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすために又は動かそうと試みるためにエネルギーを消費するステップは、物体を第1の時点で動かすために又は動かそうと試みるために第1の期間中にエネルギーを消費するステップと、物体を第2の時点で動かすために又は動かそうと試みるために第2の期間中にエネルギーを消費するステップとを含み、第1のチャンバ内の第1の物体の動きを検出するステップは、第1の期間中の動きの速度を検出するステップと、第2の期間中の動きの速度を検出するステップとを含み、この方法は、物体の第1の期間中の動きの速度が、凝固を示す閾値未満であるかどうかを判定するステップをさらに含み、物体の第1の期間中の動きの速度が、凝固を示す閾値未満であると判定された場合、第2の期間中に消費されるエネルギーは、第1の期間中に消費されるエネルギーよりも低速で物体を動かすように構成される。
第27の態様は、第24の態様の方法であり、血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすために又は動かそうと試みるためにエネルギーを消費するステップは、物体を第1の時点で動かすために又は動かそうと試みるために第1の期間中にエネルギーを消費するステップと、物体を第2の時点で動かすために又は動かそうと試みるために第2の期間中にエネルギーを消費するステップとを含み、チャンバ内の物体の動きを検出するステップは、第1の期間中の動きを検出するステップと、第2の期間中の動きを検出するステップとを含み、この方法は、物体の第1の期間中の動きが、凝固を示す閾値未満であるかどうかを判定するステップと、物体を動かすために又は動かそうと試みるために第2の期間中にエネルギーを消費する前に所定の時間長を経過させるステップと、物体の第2の期間中の動きが、凝固を示す閾値未満であるかどうかを判定するステップと、をさらに含み、消費されたエネルギー量を血液の凝固強度と相関付けるステップは、物体の第1の期間中及び第2の期間中の動きが凝固を示す閾値未満である場合、第1の期間中に消費されたエネルギーの量を第2の期間中に消費されたエネルギーの量と比較するステップを含む。
第28の態様は、血液の凝固を分析するためのシステムであり、このシステムは、第27の態様の方法を実行するように構成される。
第29の態様は、第28の態様によるシステムであり、このシステムは、(i)血液を蓄えるための第1のチャンバと、(ii)チャンバ内に血液が存在する時にチャンバ内で移動可能な第1の物体と、(iii)第1の移動可能な物体に動作可能に結合されたエネルギー源と、(iv)エネルギー源に動作可能に結合されて、第1のチャンバ内の第1の物体の動きを制御する電子機器とを備え、この電子機器は、エネルギー源の制御に関連するパラメータに基づいて、凝固強度に関連するパラメータを求めるようにさらに構成される。
第30の態様は、命令をプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体であり、この命令は、実行時にシステムに第27の態様の方法を実行させる。
第31の態様は、血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法であり、(a)凝固した血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすように構成されたエネルギーを付与するステップと、(b)エネルギーの付与中又は付与後のチャンバ内の物体の動きを検出するステップと、(c)検出された物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過するかどうかを判定するステップと、(d)検出された物体の動きがステップ(c)の閾値を満たしていない又は超過していないと判定された場合、物体を動かすように構成された追加エネルギーを付与するステップと、(e)検出された物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過すると判定されるまで、或いは所定のエネルギー閾値が満たされ又は超過されるまで、ステップ(c)及び(d)を繰り返すステップと、(f)物体を動かすために又は動かそうと試みるために付与されるエネルギーの量を凝固の強度と相関付けるステップと、を含む。
第32の態様は、血液の凝固を分析するためのシステムであり、このシステムは、第31の態様の方法を実行するように構成される。
第33の態様は、第32の態様によるシステムであり、このシステムは、(i)血液を蓄えるための第1のチャンバと、(ii)チャンバ内に血液が存在する時にチャンバ内で移動可能な第1の物体と、(iii)第1の移動可能な物体に動作可能に結合されたエネルギー源と、(iv)エネルギー源に動作可能に結合されて、第1のチャンバ内の第1の物体の動きを制御する電子機器とを備え、この電子機器は、エネルギー源の制御に関連するパラメータに基づいて、凝固強度に関連するパラメータを求めるようにさらに構成される。
第34の態様は、命令をプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体であり、この命令は、実行時にシステムに第31の態様の方法を実行させる。
第35の態様は、第1〜第8の態様のいずれかの方法であり、(a)血液を蓄える第2のチャンバ内で第2の強磁性物体を動かすステップと、(b)第2のチャンバ内の第2の強磁性物体の動きを検出するステップと、(c)検出された第2の強磁性物体の動きが、凝固を示す閾値を満たすかどうかを判定するステップと、(d)検出された第2の強磁性物体の動きが、凝固開始を示す閾値を満たすまで、ステップ(a)〜(c)を繰り返すステップと、をさらに含み、凝固開始が検出された後に、血液を蓄える第1のチャンバ内で第1の強磁性物体を動かすステップは、検出された第2の強磁性物体の動きが、凝固開始を示す閾値を満たした後に、第1の強磁性物体を動かすステップを含む。
第36の態様は、第1〜第8の態様のいずれかの方法であり、(a)第1のチャンバ内で強磁性物体を動かすステップと、(b)第1のチャンバ内の第1の強磁性物体の動きを検出するステップと、(c)検出された第1の強磁性物体の動きが、凝固を示す閾値を満たすかどうかを判定するステップと、(d)検出された第1の強磁性物体の動きが、凝固開始を示す閾値を満たすまで、ステップ(a)〜(c)を繰り返すステップと、をさらに含み、第1の物体は、凝固形成時に凝固が物体の上部又は周囲に生じるように、付勢部材によってチャンバの底部に向かって付勢される。
以上、血液凝固を分析するための装置及び方法の実施形態を開示した。当業者であれば、本明細書で説明したリード、信号発生器などの装置、システム及び方法は、開示した以外の実施形態を用いて実施することもできることが解る。開示した実施形態は、限定ではなく例示目的で示したものである。本明細書において図及び実施形態に関連して説明したリードの構成要素は交換可能であることも解る。

Claims (36)

  1. 血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法であって、
    凝固開始が検出された後に、血液を蓄えている第1のチャンバ内で第1の強磁性物体を動かすステップと、
    前記第1のチャンバ内の前記第1の強磁性物体の動きを検出するステップと、
    前記第1のチャンバ内の前記検出された前記第1の強磁性物体の動きを前記血液の凝固強度と相関付けるステップと、を含む、
    ことを特徴とする方法。
  2. (a)血液を蓄えている第2のチャンバ内で第2の強磁性物体を動かすステップと、
    (b)前記第2のチャンバ内の前記第2の強磁性物体の動きを検出するステップと、
    (c)前記検出された前記第2の強磁性物体の動きが、凝固を示す閾値を満たすかどうかを判定するステップと、
    (d)前記検出された前記第2の強磁性物体の動きが、凝固開始を示す前記閾値を満たすまで、ステップ(a)〜(c)を繰り返すステップと、をさらに含み、
    凝固開始が検出された後に、血液を蓄える前記第1のチャンバ内で前記第1の強磁性物体を動かす前記ステップは、前記検出された前記第2の強磁性物体の動きが、凝固開始を示す前記閾値を満たした後に、前記第1の強磁性物体を動かすステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. (a)前記第1のチャンバ内で前記強磁性物体を動かすステップと、
    (b)前記第1のチャンバ内の前記第1の強磁性物体の動きを検出するステップと、
    (c)前記検出された前記第1の強磁性物体の動きが、凝固を示す閾値を満たすかどうかを判定するステップと、
    (d)前記検出された前記第1の強磁性物体の動きが、凝固開始を示す前記閾値を満たすまで、ステップ(a)〜(c)を繰り返すステップと、をさらに含み、
    前記第1の物体は、凝固形成時に該凝固が前記物体の上部又は周囲に生じるように、付勢部材によって前記チャンバの底部に向かって付勢される、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のチャンバ内で前記第1の物体を動かす前記ステップは、前記第1のチャンバ内で前記第1の物体を重力に抗して動かすステップを含み、前記第1のチャンバ内の前記第1の物体の動きを検出する前記ステップは、前記重力に起因する前記第1の物体の動きを検出するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のチャンバ内で前記第1の物体を動かす前記ステップは、前記第1のチャンバ内で前記第1の物体を重力に抗して動かすステップを含み、前記第1のチャンバ内の前記物体の動きを検出する前記ステップは、前記重力に抗した前記第1の物体の動きを検出するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のチャンバ内の前記第1の物体の動きを検出する前記ステップは、第1の期間中の動きを検出するステップと、第2の期間中の動きを検出するステップとを含み、
    前記第1のチャンバ内の前記検出された前記第1の物体の動きを前記凝固強度と相関付ける前記ステップは、前記第1のチャンバ内の前記第1の物体の前記第1の期間中の動きを、前記第1のチャンバ内の前記第1の物体の前記第2の期間中の動きと比較するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のチャンバ内の前記第1の物体の動きを前記凝固強度と相関付ける前記ステップは、前記第1の期間と前記第2の期間との間の前記第1の物体の速度の変化率を求め、該速度の変化率を前記凝固強度と相関付けるステップを含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1のチャンバ内の前記第1の物体の動きを前記凝固強度と相関付ける前記ステップは、前記第1のチャンバ内の前記物体の前記第1の期間中の動きと、前記第1のチャンバ内の前記第1の物体の前記第2の期間中の動きとの間の差分の大きさを求め、該大きさを前記凝固強度と相関付けるステップを含む、
    請求項6に記載の方法。
  9. 凝固開始を検出するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  10. 凝固開始を検出する前記ステップは、
    前記血液を蓄える前記第1のチャンバ内で前記第1の強磁性物体を動かすステップと、
    前記第1のチャンバ内の前記第1の強磁性物体の動きを検出するステップと、
    前記検出された動きが所定の閾値未満に減少したかどうかを判定するステップと、
    を含み、前記検出された動きが前記所定の閾値未満に減少した場合に凝固開始が検出される、
    請求項9に記載の方法。
  11. 血液凝固を分析するように構成された装置又はシステムによって実行される方法であって、
    (a)血液を蓄えるチャンバ内で強磁性物体を動かすためにエネルギーを入力するステップと、
    (b)前記チャンバ内の前記強磁性物体の動きを検出し、初期物体移動距離又は初期物体移動速度を求めるステップと、
    (c)前記検出された前記強磁性物体の動きが、凝固形成を表す所定の強磁性物体移動距離閾値又は強磁性物体移動速度閾値を満たすかどうかを判定するステップと、
    (d)前記強磁性物体を前記初期移動距離だけ又は前記初期移動速度で動かすために、ステップ(a)と比較して増加したエネルギーを入力するステップと、
    (e)前記チャンバ内の前記検出された前記強磁性物体の動きが、凝固を表す前記所定の強磁性物体移動距離閾値又は強磁性物体移動速度閾値を満たすまで、或いは所定のエネルギー閾値が満たされるまで又は超過されるまで、ステップ(c)〜(d)を繰り返すステップと、を含む、
    ことを特徴とする方法。
  12. (f)ステップ(e)において付与したエネルギーレベルで前記強磁性物体を動かすために又は動かそうと試みるためにエネルギーを付与するステップと、
    (g)前記チャンバ内の前記強磁性物体の動きを検出するステップと、
    (h)前記検出された前記第1の強磁性物体の動きが、凝固減退を表す所定の強磁性閾値を満たすかどうかを判定するステップと、
    (i)前記検出された前記強磁性物体の動きが、凝固減退を表す前記所定の強磁性閾値を満たすまで、ステップ(f)〜(h)を繰り返すステップと、をさらに含む、
    請求項11に記載の方法。
  13. (j)前記チャンバ内で前記強磁性物体を動かすために又は動かそうと試みるために、ステップ(e)と比較して減少したエネルギーを入力するステップと、
    (k)前記チャンバ内の前記強磁性物体の動きを検出するステップと、
    (l)前記検出された前記強磁性物体の動きが前記初期物体移動距離又は初期物体移動速度に戻ったかどうかを判定するステップと、
    (m)前記検出された前記強磁性物体の動きが前記初期物体移動距離又は初期物体移動速度に戻っていない場合、前記チャンバ内で前記強磁性物体を動かすために又は動かそうと試みるために、ステップ(i)において入力したものと同じレベルのエネルギーを入力するステップと、
    (n)エネルギーが検査初期レベルに減少するまで、ステップ(j)〜(m)を繰り返すステップと、をさらに含む、
    請求項14に記載の方法。
  14. 血液の凝固を分析するためのシステムであって、請求項1の方法を実行するように構成される、
    ことを特徴とするシステム。
  15. 血液を蓄えるためのチャンバと、
    前記チャンバ内に血液が存在する時に該チャンバ内で移動可能な物体と、
    前記チャンバ内の前記物体の位置を検出するように構成された検出器と、
    前記検出器及び前記物体に動作可能に結合され、前記チャンバ内の前記物体の動きを制御するように構成された電子機器と、
    を備え、前記電子機器は、前記検出器から受け取ったデータに基づいて、凝固強度に関連するパラメータを求めるようにさらに構成される、
    請求項14に記載のシステム。
  16. 命令をプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行時にシステムに請求項1の方法を実行させる、
    ことを特徴とする非一時的コンピュータ可読媒体。
  17. 血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法であって、
    血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすステップと、
    前記チャンバ内の前記物体の第1の期間中の動きを検出し、前記第1のチャンバ内の前記物体の前記第1の期間よりも後の第2の期間中の動きを検出するステップと、
    前記検出された前記物体の前記第1の期間中の動きが凝固を示すかどうかを判定するステップと、
    前記検出された前記物体の前記第2の期間中の動きが凝固を示すかどうかを判定するステップと、
    前記第1の期間と前記第2の期間との間の経過時間を求めるステップと、
    前記検出された前記物体の前記第1の期間中の動きが凝固を示すと判定され、かつ前記検出された前記物体の前記第2の期間中の動きが凝固を示さないと判定された場合、前記経過時間の長さに血液凝固強度を相関付けるステップと、を含む、
    ことを特徴とする方法。
  18. 前記検出された前記物体の前記第2の期間中の動きが凝固を示すかどうかを判定するステップは、前記検出された前記物体の前記第2の期間中の動きが、前記検出された前記物体の前記第1の期間中の動きよりも大きいかどうかを判定するステップを含む、
    請求項17に記載の方法。
  19. 血液の凝固を分析するためのシステムであって、請求項17の方法を実行するように構成される、
    ことを特徴とするシステム。
  20. 血液を蓄えるためのチャンバと、
    前記チャンバ内に血液が存在する時に該チャンバ内で移動可能な物体と、
    前記チャンバ内の前記物体の位置を検出するように構成された検出器と、
    前記検出器及び前記物体に動作可能に結合され、前記チャンバ内の前記物体の動きを制御するように構成された電子機器と、を備え、
    前記電子機器は、前記検出器から受け取ったデータに基づいて、凝固強度に関連するパラメータを求めるようにさらに構成される、
    請求項19に記載のシステム。
  21. 命令をプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行時にシステムに請求項17の方法を実行させる、
    ことを特徴とする非一時的コンピュータ可読媒体。
  22. 血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法であって、
    (a)血液を蓄えるチャンバ内で、前記血液が凝固した後の第1の所定の時間内に物体を動かそうと試みるステップと、
    (b)前記第1の物体を動かそうと試みた後に、前記チャンバ内の前記物体の動きを検出するステップと、
    (c)前記検出された前記物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過するかどうかを判定するステップと、
    (d)前記検出された前記第1の物体の動きが、ステップ(c)における前記閾値を満たしていない又は超過していないと判定された場合、前記血液を蓄える前記チャンバ内で後続の所定の時点に前記物体を動かそうと試みるステップと、
    (e)前記検出された前記物体の動きが前記所定の閾値を満たし又は超過すると判定されるまで、ステップ(c)及び(d)が所定の回数繰り返されるまで、或いは所定の時間長が経過するまで、ステップ(c)及び(d)を繰り返すステップと、
    (f)ステップ(a)における前記第1の所定の時間から、ステップ(c)又はステップ(e)の条件が満たされるまでの時間長を求めるステップと、
    (g)ステップ(f)において求められた前記時間長を前記凝固の強度と相関付けるステップと、を含む、
    ことを特徴とする方法。
  23. 血液の凝固を分析するためのシステムであって、請求項22の方法を実行するように構成される、
    ことを特徴とするシステム。
  24. 血液を蓄えるためのチャンバと、
    前記チャンバ内に血液が存在する時に該チャンバ内で移動可能な物体と、
    前記チャンバ内の前記物体の位置を検出するように構成された検出器と、
    前記検出器及び前記物体に動作可能に結合され、前記チャンバ内の前記物体の動きを制御するように構成された電子機器と、
    を備え、前記電子機器は、前記検出器から受け取ったデータに基づいて、凝固強度に関連するパラメータを求めるようにさらに構成される、
    請求項23に記載のシステム。
  25. 命令をプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行時にシステムに請求項22の方法を実行させる、
    ことを特徴とする非一時的コンピュータ可読媒体。
  26. 血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法であって、
    凝固した血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすために又は動かそうと試みるためにエネルギーを消費するステップと、
    前記物体を動かすために又は動かそうと試みるために消費された前記エネルギーの量を検出するステップと、
    前記消費されたエネルギーの量を前記血液の凝固強度と相関付けるステップと、を含む、
    ことを特徴とする方法。
  27. 前記チャンバ内の前記物体の動きを検出するステップと、
    前記検出された第1の物体の動きを前記血液の前記凝固強度と相関付けるステップと、をさらに含む、
    請求項26に記載の方法。
  28. 血液を蓄える前記チャンバ内で前記物体を動かすために又は動かそうと試みるためにエネルギーを消費する前記ステップは、前記物体を第1の時点で動かすために又は動かそうと試みるために第1の期間中にエネルギーを消費するステップと、前記物体を第2の時点で動かすために又は動かそうと試みるために第2の期間中にエネルギーを消費するステップとを含み、
    前記第1のチャンバ内の前記第1の物体の動きを検出する前記ステップは、前記第1の期間中の動きの速度を検出するステップと、前記第2の期間中の動きの速度を検出するステップとを含み、
    前記方法は、前記物体の前記第1の期間中の前記動きの速度が、凝固を示す閾値未満であるかどうかを判定するステップをさらに含み、
    前記物体の前記第1の期間中の前記動きの速度が、凝固を示す閾値未満であると判定された場合、前記第2の期間中に消費される前記エネルギーは、前記第1の期間中に消費される前記エネルギーよりも低速で前記物体を動かすように構成される、
    請求項27に記載の方法。
  29. 血液を蓄える前記チャンバ内で前記物体を動かすために又は動かそうと試みるためにエネルギーを消費する前記ステップは、前記物体を第1の時点で動かすために又は動かそうと試みるために第1の期間中にエネルギーを消費するステップと、前記物体を第2の時点で動かすために又は動かそうと試みるために第2の期間中にエネルギーを消費するステップとを含み、
    前記チャンバ内の前記物体の動きを検出する前記ステップは、前記第1の期間中の動きを検出するステップと、前記第2の期間中の動きを検出するステップとを含み、
    前記方法は、
    前記物体の前記第1の期間中の前記動きが、凝固を示す閾値未満であるかどうかを判定するステップと、
    前記物体を動かすために又は動かそうと試みるために前記第2の期間中にエネルギーを消費する前に所定の時間長を経過させるステップと、
    前記物体の前記第2の期間中の前記動きが、凝固を示す閾値未満であるかどうかを判定するステップと、をさらに含み、
    前記消費されたエネルギー量を前記血液の凝固強度と相関付ける前記ステップは、前記物体の前記第1の期間中及び前記第2の期間中の前記動きが凝固を示す閾値未満である場合、前記第1の期間中に消費されたエネルギーの量を前記第2の期間中に消費されたエネルギーの量と比較するステップを含む、
    請求項26に記載の方法。
  30. 血液の凝固を分析するためのシステムであって、請求項29の方法を実行するように構成される、
    ことを特徴とするシステム。
  31. 血液を蓄えるための第1のチャンバと、
    前記チャンバ内に血液が存在する時に該チャンバ内で移動可能な第1の物体と、
    前記第1の移動可能な物体に動作可能に結合されたエネルギー源と、
    前記エネルギー源に動作可能に結合されて、前記第1のチャンバ内の前記第1の物体の動きを制御する電子機器と、
    を備え、前記電子機器は、前記エネルギー源の制御に関連するパラメータに基づいて、凝固強度に関連するパラメータを求めるようにさらに構成される、
    請求項30に記載のシステム。
  32. 命令をプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行時にシステムに請求項29の方法を実行させる、
    ことを特徴とする非一時的コンピュータ可読媒体。
  33. 血液凝固を分析するように構成されたシステムによって実行される方法であって、
    (a)凝固した血液を蓄えるチャンバ内で物体を動かすように構成されたエネルギーを付与するステップと、
    (b)前記エネルギーの付与中又は付与後の前記チャンバ内の前記物体の動きを検出するステップと、
    (c)前記検出された前記物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過するかどうかを判定するステップと、
    (d)前記検出された前記物体の動きがステップ(c)の前記閾値を満たしていない又は超過していないと判定された場合、前記物体を動かすように構成された追加エネルギーを付与するステップと、
    (e)前記検出された前記物体の動きが所定の閾値を満たし又は超過すると判定されるまで、或いは所定のエネルギー閾値が満たされ又は超過されるまで、ステップ(c)及び(d)を繰り返すステップと、
    (f)前記物体を動かすために又は動かそうと試みるために付与される前記エネルギーの量を前記凝固の強度と相関付けるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  34. 血液の凝固を分析するためのシステムであって、請求項33の方法を実行するように構成される、
    ことを特徴とするシステム。
  35. 血液を蓄えるための第1のチャンバと、
    前記チャンバ内に血液が存在する時に該チャンバ内で移動可能な第1の物体と、
    前記第1の移動可能な物体に動作可能に結合されたエネルギー源と、
    前記エネルギー源に動作可能に結合されて、前記第1のチャンバ内の前記第1の物体の動きを制御する電子機器と、
    を備え、前記電子機器は、前記エネルギー源の制御に関連するパラメータに基づいて、凝固強度に関連するパラメータを求めるようにさらに構成される、
    請求項34に記載のシステム。
  36. 命令をプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行時にシステムに請求項32の方法を実行させる、
    ことを特徴とする非一時的コンピュータ可読媒体。
JP2015561583A 2013-03-07 2014-03-05 血液凝固を分析するための装置及び方法 Active JP6680535B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/788,283 US8921115B2 (en) 2013-03-07 2013-03-07 Apparatus and method for analyzing blood clotting
US13/788,283 2013-03-07
PCT/US2014/020580 WO2014138176A2 (en) 2013-03-07 2014-03-05 Apparatus and method for analyzing blood clotting

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016509239A true JP2016509239A (ja) 2016-03-24
JP2016509239A5 JP2016509239A5 (ja) 2017-04-06
JP6680535B2 JP6680535B2 (ja) 2020-04-15

Family

ID=50487109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015561583A Active JP6680535B2 (ja) 2013-03-07 2014-03-05 血液凝固を分析するための装置及び方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8921115B2 (ja)
EP (1) EP2965079B1 (ja)
JP (1) JP6680535B2 (ja)
WO (1) WO2014138176A2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9153114B2 (en) * 2014-02-07 2015-10-06 Ge Yi Fall detection method and system
CN104568665B (zh) * 2014-12-06 2017-07-07 深圳市前海安测信息技术有限公司 测量液体凝滞时间的方法
US11275076B2 (en) * 2016-12-19 2022-03-15 Medtronic, Inc. Systems and methods for assessing blood platelet function
US10429377B1 (en) 2019-03-15 2019-10-01 Coagulation Sciences Llc Coagulation test device, system, and method of use
US12078637B2 (en) 2020-04-13 2024-09-03 Medtronic Vascular, Inc. Apparatus and method for analyzing platelet aggregation

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5629209A (en) * 1995-10-19 1997-05-13 Braun, Sr.; Walter J. Method and apparatus for detecting viscosity changes in fluids
WO2002050535A1 (en) * 2000-12-21 2002-06-27 Braun Walter J Sr Apparatus for testing liquid/reagent mixtures
JP2006527363A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 アイ・ブイ・エム・デイ(ユー・ケイ)リミテツド 生体液体を分析するための方法およびデバイス
JP2008525784A (ja) * 2004-12-24 2008-07-17 インバーネス・メデイカル・スウイツツアーランド・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 低容量分析装置および方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3967934A (en) * 1969-06-13 1976-07-06 Baxter Laboratories, Inc. Prothrombin timer
US4752449A (en) 1982-10-15 1988-06-21 Hemotec, Inc. Apparatus for coagulation detection by gas flow or plunger sensing techniques
US5174961A (en) 1991-01-18 1992-12-29 Hemotec, Inc. High sensitivity coagulation detection apparatus
US5314826A (en) 1991-08-23 1994-05-24 Medtronic Hemotec, Inc. Platelet activation and function evaluation technique
US5441892A (en) 1992-10-15 1995-08-15 Medtronic Hemptec, Inc. Blood clot mass measuring technique
US6221672B1 (en) 1996-04-30 2001-04-24 Medtronic, Inc. Method for determining platelet inhibitor response
US5925319A (en) 1996-04-30 1999-07-20 Medtronic, Inc. Test cartridge for evaluating blood platelet functionality
US5951951A (en) 1997-04-30 1999-09-14 Medtronic, Inc. Platelet function evaluation technique for citrated whole blood
US6010911A (en) 1997-04-30 2000-01-04 Medtronic, Inc. Apparatus for performing a heparin-independent high sensitivity platelet function evaluation technique
US6613573B1 (en) 1999-02-22 2003-09-02 Haemoscope Corporation Method and apparatus for monitoring anti-platelet agents
US6541262B1 (en) 2000-04-28 2003-04-01 Medtronic, Inc. Method and device for testing a sample of fresh whole blood
US7422905B2 (en) * 2004-02-27 2008-09-09 Medtronic, Inc. Blood coagulation test cartridge, system, and method
US7399637B2 (en) * 2004-04-19 2008-07-15 Medtronic, Inc. Blood coagulation test cartridge, system, and method
WO2006036744A2 (en) 2004-09-22 2006-04-06 The Regents Of The University Of Colorado Methods for a global assay of coagulation and fibrinolysis
EP1681564B1 (de) * 2005-01-13 2009-05-06 Holger Behnk Gerät zum Messen des Gerinnungsverhaltens von Körperflüssigkeiten
US20070059840A1 (en) * 2005-05-16 2007-03-15 Haemoscope Corporation Hemostasis Analysis Device and Method
GB2444956A (en) * 2006-12-19 2008-06-25 Pentapharm Ag An apparatus and method for measuring the coagulation characteristics of a test liquid
US8372343B2 (en) 2007-12-07 2013-02-12 Sheldon Goldstein Multiple coagulation test cartridge and method of using same
SE533103C2 (sv) * 2008-04-01 2010-06-29 Tommy Forsell Blodviskositetsanalys
CN103649751B (zh) 2011-02-15 2017-03-29 海默索尼克斯有限公司 用于评估止血的装置、系统和方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5629209A (en) * 1995-10-19 1997-05-13 Braun, Sr.; Walter J. Method and apparatus for detecting viscosity changes in fluids
WO2002050535A1 (en) * 2000-12-21 2002-06-27 Braun Walter J Sr Apparatus for testing liquid/reagent mixtures
JP2006527363A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 アイ・ブイ・エム・デイ(ユー・ケイ)リミテツド 生体液体を分析するための方法およびデバイス
JP2008525784A (ja) * 2004-12-24 2008-07-17 インバーネス・メデイカル・スウイツツアーランド・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 低容量分析装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014138176A3 (en) 2014-10-30
US20140256052A1 (en) 2014-09-11
EP2965079A2 (en) 2016-01-13
JP6680535B2 (ja) 2020-04-15
US8921115B2 (en) 2014-12-30
WO2014138176A2 (en) 2014-09-12
EP2965079B1 (en) 2022-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6680535B2 (ja) 血液凝固を分析するための装置及び方法
JP5691168B2 (ja) 血液凝固系解析装置、血液凝固系解析方法及びプログラム
Hardeman et al. Methods in hemorheology
CA2741550C (en) Nmr detection of coagulation time
JP2012505406A5 (ja)
RU2017123385A (ru) Устройство и способ контроля для определения технического состояния устройства с гидро- или пневмоприводом
JP2019049561A (ja) 血液状態解析装置、血液状態解析システム、血液状態解析方法、および該方法をコンピューターに実現させるための血液状態解析プログラム
JP2020076766A5 (ja)
CN108051604B (zh) 一种凝血时间测定方法、装置及系统
JP2020030217A (ja) 血液凝固系解析装置、血液凝固系解析方法及びプログラム
WO2020133188A1 (zh) 一种凝血分析仪及其纤维蛋白原浓度检测方法
CN112236679A (zh) 凝血分析仪及其检测样本的方法、存储介质
Giannokostas et al. Quantifying the non-Newtonian effects of pulsatile hemodynamics in tubes
JP2016509239A5 (ja)
KR101745478B1 (ko) 적혈구 침강 속도 측정 장치 및 측정 방법
CN108020675B (zh) 一种凝血时间测定方法、装置及系统
US11275076B2 (en) Systems and methods for assessing blood platelet function
US20090315533A1 (en) Particle Counter with Electronic Detection of Aperture Blockage
CN111122841A (zh) 提高样本结果准确性的方法及样本分析仪
WO2017169261A1 (ja) 血液凝固系解析システム、血液凝固系解析方法及び血液凝固系解析用プログラム
RU2475859C2 (ru) Определение времени тревожной сигнализации сигнализатора опасности
EP3196638B1 (en) Electrical characteristic measuring device and program
US10113570B2 (en) System and method for in-situ state monitoring of a hydraulic system
JP6588471B2 (ja) 病理の検出のために血液試料を解析する方法
JP2017184999A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170301

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171204

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180910

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20181210

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6680535

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250