JP2016506058A - プッシュ−プッシュ式カードリーダのロッキング作動装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、プッシュ−プッシュ式カードリーダのカード受入可能引出し部分を、ラッチされた挿入位置から、作動機構の2つの離間された作動部分の同時2点作動によって意図的に解放するための作動機構を有する作動装置に関する。
Description
本発明は、請求項1によるプッシュ−プッシュ式カードリーダの作動装置に関し、また、請求項8による作動装置を有するプッシュ−プッシュ式カードリーダに関する。
本発明は、特に、プッシュ−プッシュ原理によるカードリーダ用ロッキング作動装置に関し、カード受入れ引出し部分に対する第1の押圧が、スライドをカードの読取位置に対応する静止位置に移動し、第2の押圧がカード受入れ引出し部分にその取出位置からの戻り移動をもたらす。
本カードリーダが関連するカードタイプは、スマートカード、マイクロSDカードおよびカードリーダに一般的に提供される他のカードである。
従って本発明は、カードを受け入れるための作動可能な引出し部分の全てのタイプに適している。
概して、プッシュ−プッシュ式リーダは、制御カーブ、特に心臓型制御カーブを含み、これは第1の押圧のあと、カードを読取位置に保持すること、およびさらなる押圧のあと、前記カードを解放するために、対応するカード受入れ引出し部分をラッチすること、および最後に、カードをリーダから取り出すことができる非読取位置に前記カードを案内することを可能にする。
一般に、プッシュ−プッシュ式カードリーダ、特に、例としてマイクロSDカードまたはトランスフラッシュカード(そのカードサイズはSIM/カードまたは小型メモリカードのサイズより小さい)などの小型カード用のプッシュ−プッシュ式カードリーダは、絶えず小型化されている。
従ってプッシュ−プッシュ式カードリーダは、例として欧州特許出願公開第2,131,305 A2号明細書に開示され、前記プッシュ−プッシュ式カードリーダは、制御カーブダクト、および弾性要素に接続された制御要素を含み、いわゆるプッシュ−プッシュ機構を形成する。
前記出願に開示されているプッシュ−プッシュ機構は、接触支持体基部に対して2つの高低差だけを使用して制御カーブダクトを具現化すること、および結果として明らかにより平らな構造高さを達成することを可能にする。さらに、このタイプのカードリーダをオーバーヘッド位置に取り付けることを可能にし、それによりカードは落下を防止される。
しかしながら、このようにますます小型化する結果として、このタイプのプッシュ−プッシュ式カードリーダの作動に関して、厳密にはそのようなプッシュ−プッシュ式カードリーダの内外へ受入れ引出し部分を作動することに関して問題が生じている。
一方で、第1押圧を与えることにより、カード受入れ引出し部分が不意にカードリーダから取り出され得るという問題が生じ、他方で、カード受入れ引出し部分の紛失を防ぐことは容易に可能ではない。
このため、作動装置がプッシュ−プッシュ式カードリーダに配置され、前記作動装置は工具を用いてもっぱら作動可能である実施形態が従来技術から知られている。
従って、例として、プッシュ−プッシュ式カード接触装置が従来技術で開示され、ここでは開口が前端面に、実際にはカード受入れ引出し部分の挿入側前端面に設けられ、前記開口を介して、尖頭物を使用して作動装置を解放、すなわち作動することが可能である。
例として、曲がった事務所ステープルを使用して、開口を介して作動装置を起動し、およびこの方法で、カード受入れ引出し部分をそのラッチされた読出部分からロック解除することが可能である。
このタイプの実施形態の場合の欠点は、使用者がいずれの場合にも、カードを挿入するまたはカードを取り出すために、必要に応じてプッシュ−プッシュ式カードリーダを開けるために、利用可能な特別な工具または手助けする物体を有することが必要であるということである。
従って、従来技術で開示された小型化プッシュ−プッシュ式カードリーダの欠点は、カード受入れ引出し部分を簡単な方法で取り出すことができないという事実である。
他方、工具なしで作動できるカード受入れ引出し部分の場合の欠点は、カード受入れ引出し部分の前端面を押すことにより引出し部分が不意に解放されるという事実にある。これはまた、プッシュ−プッシュ式カード読取装置が導入される装置を使用する間、装置が例えばズボンのポケットの中などポケットの中で運ばれる場合または前記装置が別の物体と不意に接触させられる場合に起こり得る。
これらすべての場合において、カード受入れ引出し部分は不意に解放され、カード受入れ引出し部分の紛失につながり得る。
従って、プッシュ−プッシュ式カードリーダのカード受入れ引出し部分を意図的に解放するような作動装置を提供することが本発明の目的であり、本作動装置では、一方で、作動は工具なしで、換言すると手で可能であり、他方で、カード受入れ引出し部分の不意の、換言すると不測の解放は意図的に防止される。
この目的は、請求項1の特徴を有する作動装置によって達成される。さらに、本発明による作動装置を有するプッシュ−プッシュ式カードリーダが請求項8により提案される。
本発明の基本原理は、2つの作動部分を含むロッキング機構を有する作動装置を提供することであり、カード受入れ引出し部分は2つの作動部分が押圧によって同時に作動される場合のみ解放される。このようにして、圧力が作動装置のどこに適用される場合でも、解放が防止されることを保証できるが、力が等しく離間されて、換言すると対称的にロッキング機構に適用される可能性は非常に低い。従って、使用者は以下のことをする必要がある。すなわち、前記作動装置がロッキング式に偏向されず、むしろ力の均衡の結果として並行に移動され、結果としてカード受入れ引出し部分が第1の押圧で作動されるように指で作動装置を押すことによって圧力がロッキング機構の弾性ストリップの左側作動部分および右側作動部分のそれぞれに同時に適用されるような方法でロッキング機構を意図的に作動する必要がある。この押圧の結果として、カード受入れ引出し部分は、プッシュ−プッシュ式カードリーダから、厳密にはそのラッチされた挿入位置から、解放されることができる。
非常に一般的な記載において、作動装置を2点作動原理に従い機能する作動装置として記載することも可能である。ロッキング作動装置の1つの作動部分を押圧する場合、ロッキング機構は側方に傾くだけであり、回転移動の結果として、力は並行移動に変換されない。結果として、カード受入れ引出し部分の意図しない作動は防止される。
本発明によれば、作動装置は従って、プッシュ−プッシュ式カードリーダのカード受入れ引出し部分を、ラッチされた挿入位置から、互いに離間された2つの作動部分の同時2点作動によって、意図的に解放するように提供され、作動機構は、
a)弾性ストリップおよび弾性ストリップが形成する2つの作動部分を含むロッキング機構と、
b)結合手段であって、ロッキング機構を、カード受入れ引出し部分のラッチ位置からの意図的な解放が可能になるような方法で、カード受入れ引出し部分に関節式に、非対称2点作動の場合にロッキングした状態、または対称2点作動の場合に並行な状態のいずれかで結合し、ロッキング機構の単点作動の場合、カード受入れ引出し部分のラッチ位置からの意図的な解放が防止される結合手段と
を含む。
a)弾性ストリップおよび弾性ストリップが形成する2つの作動部分を含むロッキング機構と、
b)結合手段であって、ロッキング機構を、カード受入れ引出し部分のラッチ位置からの意図的な解放が可能になるような方法で、カード受入れ引出し部分に関節式に、非対称2点作動の場合にロッキングした状態、または対称2点作動の場合に並行な状態のいずれかで結合し、ロッキング機構の単点作動の場合、カード受入れ引出し部分のラッチ位置からの意図的な解放が防止される結合手段と
を含む。
換言すると、弾性ストリップを有するロッキング機構が提供され、前記ロッキング機構は「子供の揺り椅子(child’s rocker)」のように機能する。弾性ストリップは2つの作動部分を含む。ロッキング機構は関節式にカード受入れ引出し部分に結合されているため、使用者はロッキング機構を1本の指で作動することが可能であり、それにより使用者は、押圧すなわち力の適用ごとにロッキング運動を実行するだけである。例として、ロッキング機構が弾性ストリップの片側で、その第1作動部分で押されると、前記ロッキング機構は揺り椅子のように傾斜し、プッシュ−プッシュ式カードリーダのカード受入れ引出し部分は作動されない。従って、カード受入れ引出し部分は解放が防止される。使用者が弾性ストリップのロッキング機構の反対側の端部、実際にはその第2作動部分を押すと、ロッキング機構は(今度は他方のロッキング方向に)ロッキングした状態で解放され、カード受入れ引出し部分の作動は同じように防止される。
さらに、1つの有利な実施形態では、プッシュ−プッシュ式カードリーダはストッパを含み、ストッパに対して弾性ストリップの中央中間部分が支持される。中央中間部分は揺り椅子の支持点と比較可能であり、揺り椅子の支持点の周りで揺り椅子の各アームが回転式に移動可能である。これは、中央中間部分を押す場合、ロッキング機構の偏向が同じように排除されることを要求する。
反対に、弾性ストリップの1つの作動部分ならびに弾性ストリップの第2作動部分の両方が2点作動原理に従い、実際に力の均衡が広がるように同時に押されると、カード受入れ引出し部分全体は従って並行に移動され、従来技術で開示される従来型プッシュ−プッシュ機構が、カード受入れ引出し部分をその読出位置から取り外すことができるように解放される。
1つの有利な実施形態において、作動装置は、結合手段が可動式に結合部に接続するようにロッキング機構の中央中間部分内で具体化され、前記結合部がカード受入れ引出し部分の挿入側正面で具体化されるような方法で具体化される。
結果として、以下のことが保証される。すなわち、カード受入れ引出し部分に対するロッキング機構の単純な機械的接続の結果として、前記ロッキング機構がその中央中間部分で引出し部分に結合され、および結果的にロッキング機構がある種の中心軸の周りで対称的に配置される。
さらに、弾性ストリップが各々中央中間部分の横に各作動部分を形成し、ロッキング機構が、非対称的な作動力を各作動部分に適用することによってロッキングした様態で同様に偏向され、それにより、ロッキング機構の非対称2点作動の場合、カード受入れ引出し部分がまた、ラッチ位置から意図的に解放されないような方法で作動装置を具体化することが有利である。
これは、揺り椅子の一方側に他方側よりも大きい負荷が作用し、それにより均衡状態が支持点の周りで確立されず、むしろ揺り椅子が一方向に偏向される状況と概ね比較できる。
さらなる有利な実施形態において、作動装置は、弾性ストリップが挿入方向Sにおいて、実際にはプッシュ−プッシュ式カードリーダの挿入方向Sにおいて直線状に作動され、換言するとカード受入れ引出し部分は、対称的な作動力をロッキング機構の各作動部分に適用することによって、プッシュ−プッシュ式カードリーダの挿入方向において作動され、それによりカード受入れ引出し部分はラッチ位置から意図的に解放されるような方法で具体化される。
従って、本発明によれば、ある種のアダプタが提供され、アダプタは、カード受入れ引出し部分の、一般的に従来型プッシュ−プッシュ式カードリーダの場合カード受入れ引出し部分が押圧によって作動される場所に配置される。ロッキング機構が提供されるため、受入れ引出し部分の作動は結果的に、本明細書に開示される本発明による解放のあとでのみ起きる。
それに加えて、さらなる有利な実施形態において、作動装置は、中央中間部分に対して間隔d1の作動部分に作動力F1を、および中央中間部分から離間された他の作動部分間隔d2から作動力F2を同時に適用することによって、ロッキング機構が挿入方向Sにおいて直線状に、厳密には並行な状態に作動され、それによりカード受入れ引出し部分がラッチ位置から意図的に解放されるような方法で具体化される。
弾性アームとして具体化される2つの作動部分を有する弾性ストリップから具体化された弾性クリップからロッキング機構を具体化することがさらに有利である。
さらに、前記弾性クリップが、接続部分によって作動部分に接続された2つの端部側弾性アームを含み、および各々支持部分が前記弾性アームの端部に配置され、ロッキング機構が前記支持部分によってカード受入れ引出し部分に弾性的に支持されるか、前記カード受入れ引出し部分に接続されるような方法で弾性クリップが具体化されると有利である。このようにして、弾性式およびロッキング式に解放を可能にするロッキング機構を費用効果的な方法で提供することが可能である。
本発明のさらなる態様は、プッシュ−プッシュ式カードリーダであって、支持体およびカードを受け入れるように支持体上で前後に移動できるカード受入れ装置と、また、カード受入れ装置に対する第1の押圧の場合に支持体上でカード受入れ装置を読取位置に固定するように、かつ第2の押圧の場合にカード受入れ装置を支持体から解放するようにプッシュ−プッシュ機構とを有するプッシュ−プッシュ式カードリーダを提供することであり、カード受入れ装置は上記のような作動装置を含む。
本発明によるプッシュ−プッシュ式カードリーダがその支持体上にストッパを形成し、ストッパに対して弾性ストリップがその中央中間部分によって支持されると特に有利である。
このようにして、押圧の場合またはロッキング機構の作動の場合、対称的な力がその中央中間部分の領域において係合するが、単点作動のみ起こることが保証され得、同時にこのタイプの作動の場合、カード受入れ引出し部分が作動され得ないことが保証される。
上記実施形態の組合せおよび代替形態も同じく本発明の主題である。さらに、これ以降記載する例示的実施形態は非限定的であり、むしろ単に本発明の例示的実施形態を示していることに留意されたい。
本発明のさらなる詳細は、図面を参照する例示的実施形態の記載で明らかになる。
図1および図2は、本発明による作動装置10を含むプッシュ−プッシュ式カードリーダ1の第1の例示的実施形態を示す。
プッシュ−プッシュ式カードリーダ1は支持体3を含み、その中に、厳密にはその上に、支持体3に対する引き出しのような作動を可能にするカード受入れ装置2が配置されている。カード受入れ装置2の作動は、解放位置から読取位置へ、およびその逆に可能である。
プッシュ−プッシュ式カードリーダ1は、ロックアンドリリース装置4を、実際にはプッシュ−プッシュ機構4を含む。
既に従来技術から知られているように、心臓型湾曲構成を有する制御装置がプッシュ−プッシュ機構4に適している。代わりに、他の従来型プッシュ−プッシュ機構を使用することが可能であり、この機構は、第1の押圧を用いてカード受入れ装置をその読取位置から取り外し、例としてカードを挿入し、第2の押圧を用いて前記カードをその読取位置に戻すのに適しており、この際プッシュ−プッシュ機構4がカード受入れ装置2を読取位置にラッチする。
カード受入れ装置2は、挿入側正面5を含み、および正面5の反対側にある後側6も含む。さらに、カード受入れ装置2は、その長手側に各長手側縁部7a、7bを含む。カード受入れ装置2は、対応するプッシュ−プッシュ式カードリーダ1に適したカードを受け入れるために使用される。
作動装置10をカード受入れ装置2に接続するために結合部11が正面5に位置付けられる。
作動装置10は、本例示的実施形態では、カード受入れ装置2の正面5と本質的に平行に延在する弾性ストリップ12からのロッキング機構14として形成される。弾性ストリップ12は、各右側および左側弾性アーム17a、17bに接続され、それらはそれぞれ接続部分18a、18bによって弾性ストリップ12に接続される。
本例示的実施形態では、ロッキング機構14、従って弾性ストリップ12およびその弾性アーム17a、17bは、弾性金属シートから形成され、図1に示される形状を得るために何度も曲げられる。
ロッキング機構14は、結合手段13によって、回転可能な方法で結合部11に接続される。
換言すると、弾性ストリップ12、厳密にはロッキング機構14は揺り椅子を形成し、その回転点は結合部11および結合手段13によって形成される。弾性ストリップ12は中央中間部分16を含み、中央中間部分16は、結合部11および結合手段13の領域に、カード受入れ装置2の挿入方向Sに位置付けられる。
弾性ストリップは中央中間部分16に隣接して左側および右側それぞれに作動部分16a、16bを含む。使用者が例として作動部分16a、16bの一方を押すと、ロッキング機構14がロッキングした状態で偏向される。使用者が例として弾性ストリップ12の左側部分の図1の作動部分16aを押すと、弾性アーム17aの支持端部19aがカード受入れ装置2の正面5に沿って滑るが、ロッキング機構14は揺り椅子のように作動され、反対側にある作動部分16bはカード受入れ装置2の正面5から離れるように移動される。圧力が例えば指によって作動部分16bに適用されるならば、同じことが反対の移動方向で起きる。
従って作動装置10は以下の程度までの2点作動を含む。すなわち、カード受入れ装置2の挿入方向Sの並行移動は従って作動部分16aおよび作動部分16bが同時に押される場合だけ可能であり、その結果、ロッキング機構14はロッキングした状態で偏向されず、むしろ結合手段13および結合部11によって力を適用することによる同期された力作用によって、カード受入れ装置2は挿入方向Sに並行移動され、従って、カード受入れ装置2を解放するためにプッシュ−プッシュ機構4が解放するような方法で必要経路Xを進む。
経路Xは従って、プッシュ−プッシュ機構4を解放するために必要な作動経路を示す。結果的にカード受入れ装置2の作動が実行されるならば、その挿入方向における偏向は作動経路Xのそれより小さいため、プッシュ−プッシュ機構4は解放されず、それはロッキング機構14の片側作動の場合に当てはまる。
これは結果として常に作動部分16a、16bの一方の作動部分だけが押される場合に当てはまる。これらの場合、ロッキング機構14だけが解放され、必要であればカード受入れ装置2が各々必要作動経路Xよりも著しく短い最小限経路に沿って移動する。
その結果、以下のことが保証される。すなわち、作動装置10の同時作動、いわば2点作動の結果としてのみ、カード受入れ装置2を取り外すことができるようにプッシュ−プッシュ機構4を解放することができる。
他方、以下のことが保証される。すなわち、弾性ストリップ12に沿ったいずれの意図しない単点作動の結果として、ロッキング機構14の傾斜移動、厳密にはロッキング運動のみが生じ、カード受入れ装置2の意図しない解放は結果として防止される。
図2は、以下のことがどのように保証され得るかを示す。すなわち、中央中間部分16を押す場合、同様に、一方の作動点のみを押す結果としてプッシュ−プッシュ機構4の意図しない作動、従ってカード受入れ装置2の解放が起きることがどのように保証され得るかを示す。
明らかなように、支持体3はその前縁部30にストッパ20を含む。このストッパ20は、図2の例示的実施形態のように、支持体3が、その先がストッパ20を形成する矢印に類似する前縁部30を形成するような方法で具現化できる。ストッパ20は、弾性ストリップ12を作動すること、すなわち押し込むことができないように、中央中間部分16の領域において弾性ストリップ12に対して存在する。
しかしながら、図2による図において、2つの作動部分16a、16bが押される、従って2点作動が同時に起きると、従って弾性クリップ15が曲げられ、ロッキング機構14は作動されず、むしろ弾性ストリップ12の曲げ偏向が、各場合において、第1作動部分16aおよび第2作動部分16bにおいて起こり、その結果、弾性アーム17a、17b、厳密にはそれらの支持端部19a、19bがカード受入れ装置2の正面5を圧迫し、その結果、作動経路Xに沿った偏向が起こり、それによりプッシュ−プッシュ機構4が解放される。
しかしながら、2つの作動部分16a、16bの一方が解放されると、弾性ストリップ12の対応する部分が跳ね戻り、プッシュ−プッシュ機構4の偏向がもはや起こらないようにロッキング機構14の傾斜ロッキング運動が起こる。
図3は本発明の代替的な例示的実施形態を示す。
同じ参照番号は同じ構成要素を示す。
この場合、作動装置10は同様に弾性ストリップ12と、接続部分18a、18bによって弾性ストリップ12に接続された2つの弾性アーム17a、17bとを含む。弾性アーム17a、17bの端部は、カード受入れ装置2の結合部11に接続される。
ここで示されるロッキング機構14は、図1および図2による第1例示的実施形態のロッキング機構に対応する同じ方法でロッキングしないが、同様にロッキング運動にかけられ、この際、2つの作動部分16aまたは16bの一方が押される。この場合、中央中間部分16が押されると、弾性ストリップ12だけが、作動経路Xに沿ったカード受入れ装置2の十分な並行移動なしに曲がる。反対に以下のことが必要である。すなわち、作動部分16aおよび作動部分16bの両方を同時に押し、その結果、弾性ストリップ12を曲げることによって、必要な作動経路Xがカード受入れ装置2の挿入方向Sにおいて発生し、その結果、プッシュ−プッシュ機構4が解放されるような方法で、弾性アーム17a、17bが各々負荷を受ける。
1 プッシュ−プッシュ式カードリーダ
2 カード受入れ装置
3 支持体
4 ロックアンドリリース装置(プッシュ−プッシュ機構)
5 正面
6 後側
7a 長手側縁部
7b 長手側縁部
10 作動装置
11 結合部
12 弾性ストリップ
13 結合手段
14 ロッキング機構
15 弾性クリップ
16 中間部分
16a 作動部分
16b 作動部分
17a 弾性アーム
17b 弾性アーム
18a 接続部分
18b 接続部分
19a 支持部分
19b 支持部分
20 ストッパ
30 前縁部
S 挿入方向
X 作動経路
F1 作動力
F2 作動力
d1 間隔
d2 間隔
2 カード受入れ装置
3 支持体
4 ロックアンドリリース装置(プッシュ−プッシュ機構)
5 正面
6 後側
7a 長手側縁部
7b 長手側縁部
10 作動装置
11 結合部
12 弾性ストリップ
13 結合手段
14 ロッキング機構
15 弾性クリップ
16 中間部分
16a 作動部分
16b 作動部分
17a 弾性アーム
17b 弾性アーム
18a 接続部分
18b 接続部分
19a 支持部分
19b 支持部分
20 ストッパ
30 前縁部
S 挿入方向
X 作動経路
F1 作動力
F2 作動力
d1 間隔
d2 間隔
Claims (10)
- プッシュ−プッシュ式カードリーダ(1)のカード受入れ引出し部分(2)を、ラッチされた挿入位置から、互いに離間された、作動機構(10)の2つの作動部分(16a、16b)の同時2点作動によって、意図的に解放するように前記作動機構(10)を有する作動装置(10)であって、前記作動機構(10)が、
a)弾性ストリップ(12)および2つの作動部分(16a、16b)を含むロッキング機構(14)と、
b)結合手段(13)であって、前記ロッキング機構(14)を前記カード受入れ引出し部分(2)に関節式に結合し、その結果、前記ロッキング機構(14)を、前記作動部分(16a、16b)における、非対称2点作動の場合にロッキングした状態、または対称2点作動の場合に並行な状態のいずれかで作動することが可能であり、それにより前記カード受入れ引出し部分(2)を前記ラッチ位置から意図的に解放するようにし、前記ロッキング機構(14)の単点作動の場合、前記カード受入れ引出し部分(2)の前記ラッチ位置からの意図的な解放が防止される結合手段(13)と
を含む、作動装置(10)。 - 前記結合手段(13)が、可動式に結合部(11)に接続するように前記ロッキング機構(14)の中央中間部分(16)内で具体化され、前記結合部が前記カード受入れ引出し部分(2)の挿入側正面(5)で具体化されることを特徴とする、請求項1に記載の作動装置(10)。
- 前記弾性ストリップ(12)が各々前記中央中間部分(16)の横に各作動部分(16a、16b)を形成し、前記ロッキング機構(14)が、非対称的な作動力F1を前記各作動部分(16a、16b)に適用することによってロッキングした状態で偏向され、それにより、前記カード受入れ引出し部分(2)の前記ラッチ位置からの意図的な解放が実行されない、すなわち防止されることを特徴とする、請求項1または2に記載の作動装置(10)。
- 対称的な作動力F1を前記ロッキング機構(14)の前記各作動部分(16a、16b)に適用することによって、前記弾性ストリップ(12)が挿入方向Sにおいて直線状に作動され、それにより前記カード受入れ引出し部分(2)が前記ラッチ位置から意図的に解放されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の作動装置(10)。
- 前記中央中間部分(16)から間隔d1内の前記作動部分(16a)に作動力F1を、および前記中央中間部分(16)から間隔d1内の前記作動部分(16b)に作動力F1を同時に適用することによって、前記ロッキング機構(14)が挿入方向Sにおいて直線状に、厳密には並行な状態で作動され、それにより前記カード受入れ引出し部分(2)が前記ラッチ位置から意図的に解放されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の作動装置(10)。
- 前記ロッキング機構(14)が、弾性アームとして具体化される2つの作動部分(16a、16b)を有する弾性ストリップ(12)から具体化された弾性クリップ(15)を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の作動装置(10)。
- 前記弾性クリップ(15)が、接続部分(18a、18b)によって前記作動部分(16a、16b)に接続された2つの端部側弾性アーム(17a、17b)を含み、および各々支持部分(19a)が前記弾性アームの端部に配置され、および前記ロッキング機構(14)が前記支持部分によって前記カード受入れ引出し部分(2)に弾性的に支持されることを特徴とする、請求項6に記載の作動装置(10)。
- プッシュ−プッシュ式カードリーダ(1)であって、支持体(3)およびカードを受け入れるように前記支持体(3)上で前後に移動できるカード受入れ装置(2)と、また、前記カード受入れ装置(2)の第1の押圧の場合に前記支持体上で前記カード受入れ装置(2)を読取位置に固定するように、かつ第2の押圧の場合に前記カード受入れ装置(2)を前記支持体(3)から解放するようにプッシュ−プッシュ機構(4)とを有するプッシュ−プッシュ式カードリーダ(1)において、前記カード受入れ装置(2)が請求項1〜7のいずれか一項に記載の作動装置(10)を含むことを特徴とするプッシュ−プッシュ式カードリーダ(1)。
- 結合部(11)が前記カード受入れ装置(2)の正面に取り付けられ、前記作動装置(10)がその結合手段(13)によって関節式に前記結合部に結合されることを特徴とする、請求項8に記載のプッシュ−プッシュ式カードリーダ(1)。
- 前記支持体(3)がストッパ(20)を形成し、前記ストッパ(20)に対して前記弾性ストリップ(12)がその中央中間部分(16)によって支持されることを特徴とする、請求項8または9に記載のプッシュ−プッシュ式カードリーダ(1)。
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