JP2016505870A - バンディング効果が軽減した反射型若しくは半透過型オートステレオスコピックディスプレイ - Google Patents
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Abstract
オートステレオスコピックディスプレイは、ディスプレイに入る周辺光に対して、ディスプレイピクセルによって変調され、反射後にディスプレイから出る光よりも大きな光拡散度を与える、光拡散構成を使用する。
Description
本発明はオートステレオスコピックディスプレイに関し、特に異なるビューが異なる輝度で表示されることに関連するバンディングの問題に関する。本発明は特に反射型若しくは半透過型ディスプレイに関する。
オートステレオスコピック3Dディスプレイはマルチビューを生成するために視差バリア若しくはレンチキュラレンズを使用する。ディスプレイのピクセルを照らすために周辺光が使用される反射型若しくは半透過型ディスプレイの場合、こうした光学素子は不均一なピクセル照明を導入する。この効果は特に、限定されないが日光若しくは屋内スポットライトなどの(半)指向性照明条件下で見られる。不均一なピクセル照明の結果として、特定のビューが暗くなったり若しくは全く見えなくなったりすることさえある。
反射型ディスプレイは一般に発光型ディスプレイより自然に見えると考えられている紙状の外観を持つ。発光型ディスプレイと反射型ディスプレイの主な違いは採用される光源である。発光型ディスプレイでは液晶ピクセルとバックライトの組み合わせ若しくは発光ピクセル自体のいずれかが画像を生成するために使用される。他方、反射型ディスプレイはそのコンテンツを表示するために周辺光を選択的に反射する。結果として、発光型ディスプレイの視認性が一般に周辺光下で減少する場合に、反射型ディスプレイはこうした自然照明条件下で優れている。さらに、反射型ディスプレイは独自光源を利用しないので、わずかな電力量しか消費せず、例えば数週間に至るまでの極めて長いバッテリ寿命を容易にする、モバイルデバイスにおいて特に強い優位性を与える。
両方のタイプのディスプレイの組み合わせが半透過型ディスプレイであり、これはバックライトを使用しない反射モードで動作することができ、若しくはバックライトを伴う透過モードのピクセル動作へ切り替えて暗条件に適応することができる。この場合ディスプレイは透過型と反射型のピクセルから成る。
反射型ディスプレイのタイプ(電気泳動、エレクトロウェッティング、スタックエレクトロウェッティングなど)によって、ピクセルはそれ自体によって支配的に入射光を反射し得るか、反射モードと透過モードの間で切り替えられ得るか、若しくはその透過率を変化させる。後者の二つの場合、ピクセルを伝播した後の光はディスプレイ内部のバックリフレクタから反射される。このリフレクタは鏡面反射鏡、表面構造化鏡、若しくは拡散反射部品であり得る。
3Dディスプレイでは、2Dディスプレイの上に視差バリア若しくはレンチキュラレンズを置くことによって、空間に複数のビューを生成するオートステレオスコピック3Dディスプレイが作られ得る。ユーザは左右の眼で異なるビューを観察することによって画像の奥行きの錯覚を与えられる。二つよりも多くのビューを作り出すことによって、システムは限られた動きについて視差を調整することさえでき、それによって奥行き知覚を向上させる。
既存の3Dディスプレイは主に発光型ディスプレイを採用する。反射型ディスプレイに対する視差バリア若しくはレンチキュラレンズの使用は非常に重要であり、照明の違いのために発光型ディスプレイと本質的に異なる。この違いは、ピクセルを照らすときと、光がピクセルからユーザの方へ反射されるときの両方で、周辺光が同じ光学素子を二度通過しなければならないという事実に起因する。
図1はこの問題を図示する。ディスプレイはレンチキュラフォイル2で覆われた反射型ディスプレイである。図1(a)は指向性周辺照明1の下でのディスプレイを示す。周辺光は反射層にフォーカスされ、それによって利用可能なピクセル3の小サブセット4のみを照らす。図1(b)は照らされたピクセルのサブセットが限られた量のビュー5のみを生成し得ることを示す(図1(b)は他のビューコーンにおける同じピクセルからのビューは無視する)。
これは照明光がレンチキュラレンズピッチの方向にディスプレイにわたって不均一に分布するために生じる。結果として、対応するビューに関与する特定のピクセルがあまり、若しくは全く照らされなくなる。従って対応するビューは暗くなり、暗いバンドとしてユーザに知覚される。この効果は、直射日光や屋内頭上ライトなどの(半)指向性周辺照明条件下で特に顕著になる。
照明の指向性の影響を推定するために、オートステレオスコピック3Dディスプレイについて典型的なデバイスパラメータが考慮され得る。約1/6乃至1/8のピクセル面とレンズ頂点の間の距離に対するレンズピッチの典型的な比率は、7度乃至9.5度の一つのビューコーンの角度幅をもたらす。頭上ライト(ダウンライト若しくはTLチューブなど、天井高3mでランプサイズ10cm乃至20cm)でのオフィス照明の場合、デバイスにおける照明光線の典型的な角度広がりは2度乃至4度であり、これはビューのごく一部(1/5乃至1/2)しか観察者に見えないことを意味する。
典型的なハンドヘルドデバイスの場合、典型的には7度の発散角で光が一つのピクセル周辺を照らし得るので、問題はさらにもっと顕著になり得る。従って半指向性照明光をマルチピクセルに広げるために特別の手段と解決法が要求される。
本発明は独立請求項に定義されるディスプレイと方法を提供する。
本発明によれば、
ピクセルのアレイを持つディスプレイパネルと、
異なる方向に異なるピクセルグループからの像を提供するためのビュー形成構成と、
ディスプレイへの入射光とディスプレイピクセルによる変調後のディスプレイからの反射光の光路内の、非対称光拡散構成とを有する反射型若しくは半透過型オートステレオスコピックディスプレイが提供され、光拡散構成は入射光に対して反射光よりも大きな光拡散度を与える。
ピクセルのアレイを持つディスプレイパネルと、
異なる方向に異なるピクセルグループからの像を提供するためのビュー形成構成と、
ディスプレイへの入射光とディスプレイピクセルによる変調後のディスプレイからの反射光の光路内の、非対称光拡散構成とを有する反射型若しくは半透過型オートステレオスコピックディスプレイが提供され、光拡散構成は入射光に対して反射光よりも大きな光拡散度を与える。
非対称とは拡散特性が光拡散構成を通過する光の相対する方向によって異なることを意味する。
この構成は入射する周辺光を広げるためにディフューザを利用することによって不均一なピクセル照明を軽減する。ディフューザがその結果異なる出射ビューも混合してしまうことを防止するために、光の伝播方向によって異なる散乱プロファイルを持つ非対称ディフューザが使用される。
一実施例においてディスプレイは、出力面から順に、空気の屈折率よりも大きい第一の屈折率n1のレンズ体を有するレンチキュラレンズアレイ、粗面を持つ層と覆っているレプリカを有するディフューザを有し、レプリカはディスプレイパネル側のディフューザ層の屈折率n3よりも小さい屈折率n2を持つ。この実施例におけるレンズ体は外側を向く曲面を持つ。
別の実施例において、ディスプレイは出力面から順に、第一の屈折率n1のレンズ体と第2の屈折率n2を持つレプリカ層とを有するレンチキュラレンズアレイ、及び第三の屈折率n3を持つ層を有するディフューザを有し、粗い界面がレプリカ層とディフューザ層の間にあり、n2はn1及びn3の両方よりも小さい。この実施例におけるレンズ体は内側を向く曲面を持つ。
別の実施例において、ディスプレイは出力面から順に、粗い外面を持ち第一の屈折率n1を持つディフューザ、第二の屈折率n2を持つレプリカ層、及び第三の屈折率n3のレンズ体を有するレンチキュラレンズアレイを有し、n2はn1及びn3の両方よりも小さい。この実施例におけるレンズ体は外側を向く曲面を持つ。
別の実施例において、ディスプレイは出力面から順に、ディフューザを画定する粗い外面とレンズ体を画定する内面とを持つレンチキュラアレイであって、第一の屈折率n1を持つレンチキュラアレイ、及び第二の屈折率n2を持つレプリカを有し、n1はn2及び空気の屈折率よりも大きい。
この実施例において、レンチキュラの外面は、レンズ及び光散乱特性が一つの素子に組み合わされるように粗面化される。レンズの粗面は外側を向き、レンズ形状は内側を向く。従ってこの実施例におけるレンズ体は内側を向く曲面を持つ。
別の実施例において、光拡散構成はピクセルのアレイとピクセルアレイの後ろのバックリフレクタとの間に設けられる。これはディスプレイパネルの上の層として設けられるのではなくディスプレイパネル構造の中に組み込まれるデザインを提供する。そしてレンズ体は内側若しくは外側に湾曲することができ、実際、光散乱がディスプレイパネルに組み込まれるのでいかなるレンズ構成も使用されることができる。
光拡散構成はキノフォームディフューザ、若しくは例えば一次元プリズム構造及びディフューザを有し得るか、又は光散乱特性に対して同様の効果を持つ異なる光学微細構造を有し得る。
ディスプレイは反射型オートステレオスコピックディスプレイ、若しくは反射型ディスプレイピクセルと透過型ディスプレイピクセルを持つ半透過型オートステレオスコピックディスプレイ、若しくは二つのタイプの組み合わせを有し得る。
本発明はピクセルのアレイを持つディスプレイパネルと、異なる方向に異なるピクセルグループからの像を提供するためのビュー形成構成とを有する、オートステレオスコピックディスプレイのディスプレイパネルの照明の均一性を改良する方法も提供し、
方法は周辺環境からディスプレイに入る光と、ディスプレイピクセルによる変調後にディスプレイから出る反射光とを、ディスプレイに入る光に対してディスプレイから出る反射光よりも大きな光拡散度を与える非対称光拡散構成を用いて、散乱させるステップを有する。
方法は周辺環境からディスプレイに入る光と、ディスプレイピクセルによる変調後にディスプレイから出る反射光とを、ディスプレイに入る光に対してディスプレイから出る反射光よりも大きな光拡散度を与える非対称光拡散構成を用いて、散乱させるステップを有する。
本発明の実施例は添付の図面を参照して詳細に記載される。
本発明はディスプレイに入る光に対してディスプレイから出る光よりも大きな光拡散度を与える光拡散構成を用いるオートステレオスコピックディスプレイを提供する。
本発明はディスプレイに入射する光からより均一なピクセル照明を作り出し、それによって欠けているビュー及び暗バンドの効果を除去し、同時に反射型若しくは半透過型ディスプレイによって生成される異なるビュー間の余分なクロストークを回避する。
レンチキュラ/視差バリアとディスプレイの間、レンチキュラ/視差バリアより上、若しくはディスプレイの内部に光を散乱させる素子を導入することによって、入射光がより大きな領域にわたって散乱され、ピクセルにおける照明の均一性を増加する。
図2は図1と同じ参照記号を用いて本発明の効果を示す。
図2の実施例では、ディフューザ6がレンチキュラ2とピクセル面の間に導入され、これは入射光がより大きな領域にわたって散乱され、ピクセルにおける照明の均一性を増加することを意味する。より多くのピクセルが照らされるので、図2(b)に示す通りより多くのビュー5が生成される。
ピクセルから反射される光が適切なビューになることを確実にするために、素子6はディスプレイから出る光についてはあまり散乱させないべきである。
ホログラフィックディフューザは、一つの伝播方向に広い拡散特性を、他の伝播方向には狭い拡散特性をもたらすような挙動を提供し得る。代替的に同様の光学機能は、一次元プリズム構造と標準弱ボリューム若しくは表面ディフューザの組み合わせなど、既知の構成要素の組み合わせによって実現され得る。プリズム構造の代わりに、他の微細構造の台形構造、錐体、角錐台が同様の光学機能を提供するために使用され得る。
可能なディフューザの例が以下で論じられる。
光学ディフューザは、広告写真、ライティングデバイス及びディスプレイプロジェクタなどの多数の光学用途において、ランダム方向に光を散乱させることによって照明を成形する若しくは和らげるために、広く使用されている。従来のディフューザは光照射野をスクランブルするために多重散乱を利用し、しばしば比較的低い透過率をもたらす。従来のディフューザの位相限定表面レリーフホログラムであるキノフォームディフューザは、もっと高い透過率を可能にし、高度に設計された散乱プロファイルを可能にする。
図3は粗い側面10と滑らかな側面12を持つキノフォームディフューザの概略図である。差し込み図は座標系を示す。この配向において、角度(π/2≦θi,φi<3π/2)の下で到達する光は滑らかな側面(差し込み図の濃灰色の球面)に作用する。異なる角度(−π/2≦θi,φi<π/2)の下で到達する光は最初にディフューザの粗い側面(差し込み図の薄灰色の球面)に衝突する。
ディフューザの作用を記述する数学的枠組みが提示される。目的は単にディフューザの散乱プロファイルを(一次で)記述する四つのパラメータのセットを定義することである。パラメータの二つ、
はディフューザの滑らかな側面に入る光についての散乱プロファイルの角度幅を定義する。残り二つのパラメータ、
は粗い側面から入る光についての角度幅を定義する。読者は数学的詳細をスキップして直ちに最終結果に移ることを選ぶことができる。
はディフューザの滑らかな側面に入る光についての散乱プロファイルの角度幅を定義する。残り二つのパラメータ、
は粗い側面から入る光についての角度幅を定義する。読者は数学的詳細をスキップして直ちに最終結果に移ることを選ぶことができる。
最も一般的に、ディフューザの散乱特性は入射角(θi,φi)と出射角(θo,φo)に依存する散乱関数D(θi,φi,θo,φo)で定義される。多くのディフューザは出射角と入射角の相対的差のみに依存するように設計される。それによって散乱関数を次式に単純化することができる。
キノフォームディフューザの散乱面は常に二つの異なる屈折率を持つ二つの異なる材料の界面にある。続いて、散乱プロファイルはディフューザのどちら側に光が入るかにも依存する。ディフューザの滑らかな側面から入る光(π/2≦θi,φi<3π/2)は散乱関数DSを経験するが、一方粗い側面から入る光(−π/2≦θi,φi<2π)は関数DRに従って散乱される。
ガウス若しくは2D矩形プロファイルなど、ほとんどの散乱プロファイルの場合、散乱の角度範囲を示す典型的な幅値を定義することは容易である。残りの文中で我々は、完全な散乱プロファイルを記述するのにたった四つの幅パラメータ
を用いることによって議論を単純化するためにこの事実を使用する。例えば、2D矩形関数は
によって記述され、パラメータαR及びαSは関数を正規化し、矩形関数は
と定義される。
を用いることによって議論を単純化するためにこの事実を使用する。例えば、2D矩形関数は
によって記述され、パラメータαR及びαSは関数を正規化し、矩形関数は
と定義される。
図4は明確な双方向散乱プロファイルを持つディフューザを示す。概略図が図4の上部に示され、下部に、その面に垂直入射で粗面側から入るキノフォームディフューザを伝播する光(左画像)と滑面側から入る光(右画像)に対する測定結果が示される。
二次元"色"プロットは等高線図の形で測定強度分布をあらわす。"色"は赤‐黄‐青‐暗青色の順で減少する順に測定強度レベルに対応する(従って赤が最高強度であり暗青色が最低強度である)。
ディフューザはLedalight(登録商標)のホログラフィックキノフォームディフューザであり、二つの明確に区別できる散乱関数DS(左)及びDR(右)が透過光について下画像に見られる。粗面側からディフューザを照らすとおよそ60度の半値全幅(FWHM)を持つ広範な散乱プロファイルになる。光が最初にディフューザの滑面側を照らすようにディフューザが回転されると、およそ30度のFWHMを持つもっと狭い散乱分布になる。
光学系へのディフューザの導入は光照射野を拡大させる。ディフューザからの光学距離hにおいて元の照射野Eorigは近軸近似の下で
となる。
は畳み込み積をあらわす。結果として、完全に鮮明な画像はぼやけて見えることになる。距離hが大きくなり角度散乱プロファイルDが広くなるほど、画像はより不鮮明になる。
となる。
は畳み込み積をあらわす。結果として、完全に鮮明な画像はぼやけて見えることになる。距離hが大きくなり角度散乱プロファイルDが広くなるほど、画像はより不鮮明になる。
拡散特性の不均一性は、散乱及び曲げ関数が(それぞれ)ディフューザの粗面と滑面で起こる順序、並びに生じる異なる内部全反射への依存から生じる。
明確な双方向散乱プロファイルを持つ代替的な光学素子がある。
例えば、同様の光学機能は一次元プリズム構造と標準弱ボリューム若しくは表面ディフューザの組み合わせによって実現され得る。弱ボリューム若しくは表面ディフューザ16の上の1D伸長プリズムフォイル14の構造について光線追跡ソフトウェアでの光学シミュレーションの一実施例が図5に示される。最初にプリズム構造に入射する光は一方向に"スプリットビーム"状の伸長プロファイルを生じ、一方標準ディフューザ側からの構造の照明ではビームにおいてより狭い散乱分布が得られる。この実施例は光伝播方向に依存して異なる散乱プロファイルを実現する光学素子が標準光学部品の組み合わせで実現され得ることを示す。
シミュレーションは異なる側から構造に作用するコリメート光の角度透過分布を示す。二次元"色"プロットは等高線図の形で測定強度分布をあらわす。"色"は赤‐オレンジ‐黄‐緑‐青‐暗青色の順で減少する順に測定強度レベルに対応する(従って赤が最高強度であり暗青色が最低強度である)。出射光に対する散乱角度は二つの場合に明確に異なる。
本発明のディスプレイの第一の実施例が図6に示される。デバイスはディフューザ構造22,24の上にレンチキュラシート21を有する。ディフューザは散乱上面23を持つディフューザ層24を持つ。レプリカ22が散乱面の上に設けられる。レプリカは固体若しくは気体であり得、ディフューザ層24に異なる屈折率を持つ必要がある。ディスプレイは反射型ピクセル25を採用する。
レンチキュラシートは外側を向くレンズを形成し、すなわちレンズ面がピクセル面から見て外側に曲がるようにレンズ面の中心部がレンズ境界よりもディスプレイパネルから離れている。
レンチキュラシート21は屈折率n1を持つ。光学ディフューザ層24は屈折率n3を持つ。レンチキュラシート21とディフューザ層24の散乱面23の間のレプリカ層22は屈折率n2<n3を持つ。この層は、例えば、21と23の間に接着剤を挿入することによって、若しくはこの空洞を空気で満たすことによって作られ得る。ディフューザ層24の下はピクセルを持つディスプレイパネル25である。
レンチキュラシートのピッチと半径は通常ディスプレイに関して(散乱層がないかのように)、ただしそれぞれディフューザレプリカ層22とメインディフューザ層24における屈折率n2及びn3に起因する光路長を考慮して、設計されるべきである。
デバイスに入射する光は最初にディフューザ24の粗い側面を通って伝播し、従って散乱プロファイルDRを経験する。他方、ディスプレイ25から反射する光は散乱プロファイルDSに従って散乱する。散乱特性
及び散乱層の位置は最適な場合において
をもたらし、wはピクセルサイズ、n2はディフューザ24の屈折率、hはディフューザ24の厚さである。角度方向θはレンチキュラレンズピッチ方向に平行な垂直面に定義され、角度方向φはそれに垂直な垂直面に定義される。これらの条件下で、照明光は主にレンチキュラレンズピッチの方向(レンチキュラレンズが不均一照明を生じていた方向だった)にディスプレイ上に広がる。ディスプレイから反射される光は散乱層によって中程度に影響を受けるのみである。上記Ledalight(登録商標)のキノフォームディフューザはこれらの条件に適合し得るディフューザの一実施例である。
及び散乱層の位置は最適な場合において
をもたらし、wはピクセルサイズ、n2はディフューザ24の屈折率、hはディフューザ24の厚さである。角度方向θはレンチキュラレンズピッチ方向に平行な垂直面に定義され、角度方向φはそれに垂直な垂直面に定義される。これらの条件下で、照明光は主にレンチキュラレンズピッチの方向(レンチキュラレンズが不均一照明を生じていた方向だった)にディスプレイ上に広がる。ディスプレイから反射される光は散乱層によって中程度に影響を受けるのみである。上記Ledalight(登録商標)のキノフォームディフューザはこれらの条件に適合し得るディフューザの一実施例である。
図7から図9は構成要素のスタック順序と配向が異なる、異なる実施形態を示す。デバイスの適切な機能のために、異なる層材料が適切に選択される。例えば、層の屈折率についての制約はスタック順序に関連する。
図7はレンチキュラ26が図6の実施形態に対して逆さまに、すなわち内側を向いて置かれる第一のバリエーションを示す。この実施形態はレンズの界面上のフレネル反射に起因する損失を軽減するのに役立ち、光学層を観察者により見えにくくする。レンチキュラシートの下はレンズレプリカ27であり、これはスペーサとしても機能する。レンズレプリカ27の屈折率n2はレンチキュラ26の屈折率n1よりも小さい。層27はレンズレプリカ層27の下に置かれるディフューザ層29の散乱面28へのレプリカとしても機能する。ディフューザ29の下にピクセルを持つディスプレイパネル30がある。
図8の実施例では、屈折率n1を持つディフューザ層32が上部にあり、その拡散面31が外側を向いている。ディフューザ32の下に屈折率n2<n1を持つ層33が設けられ、これはスペーサとして及びレンチキュラ34へのレプリカとして機能する。レンチキュラ34は屈折率n3>n2を持つべきである。レンチキュラ34の下にディスプレイ35がある。
ディフューザがレンチキュラの上部にあるので、散乱特性
に対して異なる制約が存在する。第一のセットの制約は
であり、pはレンチキュラレンズピッチである。これら二つの条件は一つのビュー内部のピクセルがクロストークを示さないことを確実にする。
に対して異なる制約が存在する。第一のセットの制約は
であり、pはレンチキュラレンズピッチである。これら二つの条件は一つのビュー内部のピクセルがクロストークを示さないことを確実にする。
異なるビューがクロストークを示さないが、同時に照明光がマルチビューに広がる(若しくは、言い換えれば、マルチピクセルに広がる)という要件もある。この制約は
を確実にすることによって達成され、Θはレンチキュラシートを通して見た幅wを持つピクセルから作られるビューの角度幅である。Θの実際の値は元のピクセルの幅w、レンチキュラレンズのピッチpと半径r、レンチキュラシートの厚さh3、屈折率比n2/n3及びn1/n2によって決まる。
を確実にすることによって達成され、Θはレンチキュラシートを通して見た幅wを持つピクセルから作られるビューの角度幅である。Θの実際の値は元のピクセルの幅w、レンチキュラレンズのピッチpと半径r、レンチキュラシートの厚さh3、屈折率比n2/n3及びn1/n2によって決まる。
図9に示す第三の代替的なスタッキングの可能性は、ディフューザとして機能するように粗面化された一つの面36を持つレンチキュラ37から成る。レンチキュラ37の下はスペーサとして機能するレンズレプリカ38である。レンチキュラ37の屈折率n1はレプリカ38の屈折率n2よりも大きいべきである。レプリカ38の下はディスプレイ39である。
さらなる可能な代替案がある。ディスプレイの上部に追加部品を置く代わりに、素子がディスプレイ自体の内部に組み込まれることもできる。図10は代替実施形態を示す。ディフューザ42はピクセル面40と反射面43の間に置かれる。層41はスペーサとして及びディフューザへのレプリカとして機能する。
ピクセル面40は単層であり得るか若しくは積層多層ピクセル面であり得る。
この代替実施形態において、光はピクセル面40を通って二度伝播しなければならない;一度目はバックリフレクタへ向かってピクセルを通過する周辺照明光として散乱される前、二度目は散乱されて反射層43から反射された後。入射光と出射光は異なるピクセルを通って伝播する可能性があり、それによってクロストークを導入する。それにもかかわらず、この実施形態は依然としてピクセル照明の均一性を改良するのに役立つ。この実施形態はより単純な(及びもしかするとより安価な)鏡面反射バックミラー43の使用も可能にする。
図11は関連パラメータを示す追加の詳細とともに図6のバージョンを示す。典型的な反射型ディスプレイ、この場合よく知られ広く利用されているAmazon Kindle(登録商標)のための異なる所要パラメータの実施例が導出される。
この白黒反射型ディスプレイは167ピクセル/インチ(167ピクセル/2.54cmに相当)の解像度を持つE‐ink(登録商標)技術に基づく。良好な3D性能が5ビューで実現され得る。0.5mのハンドヘルドデバイスに対する典型的な視覚距離について、これは18度の一つのビューコーンの角度幅をもたらし、これは空気中で2.375mmの焦点距離を持つレンチキュラレンズの使用に対応し得る。
図11に示すものに対応する、重要なパラメータが下の表に要約される。レンチキュラレンズとディフューザの組み合わせを持つ典型的な反射型ディスプレイの場合、不均一なピクセル照明とこれによって生じるバンディングの効果を少なくとも二分の一に軽減することが可能である。散乱層の位置とその散乱特性は上記関係を満たす。
本発明は反射型及び半透過型オートステレオスコピック3Dディスプレイにとって興味深い。
本発明はディスプレイピクセルが(光を生成するのではなく)入射光を変調するディスプレイデバイスに一般に当てはまる。このタイプの最も一般的なディスプレイ技術は液晶ピクセルを使用し、反射型ディスプレイは液晶ディスプレイを用いて形成され得る。しかしながら、他のディスプレイ技術が使用されることができる。ピクセルはそれ自体反射型(E Ink(登録商標)ピクセルなど)であり得るか若しくは追加リフレクタを使用して透過型(LCDピクセルなど)であり得る。ピクセルは電気泳動技術(in plane型若しくはtransverse型のいずれか)、エレクトロウェッティング技術、エレクトロフルイディックシステムを使用し得るか、又はMEMSベースシステムであり得る。本発明はいかなる既知のディスプレイ技術にも適用され得る。
上記実施例はレンチキュラレンズの使用を示す。レンズは典型的にはピクセル列方向であるか若しくは(解像度の喪失が行列方向間で共有されるように)ピクセル列方向からわずかにオフセットされる。マイクロレンズが代わりに使用されることができ、各々がピクセルの小サブアレイをカバーする。マイクロレンズ構成の場合、マイクロレンズが一つよりも多くの方向に像形成特性を持ち得るという事実を反映して、拡散構成は好適には図4及び5に示す実施例よりも楕円状にならずに入射光と出射光の両方を拡散すべきである。しかしながら先と同様に、入射光の拡散は反射光の拡散を超えるべきである。さらに、本発明はバリアなど、他のタイプのビュー形成構成を使用するオートステレオスコピックディスプレイに適用され得る。
開示の実施形態への他の変更は、図面、開示、及び添付の請求項の考察から、請求される発明を実施する上で当業者によって理解されなされることができる。請求項において、"有する"という語は他の要素若しくはステップを除外せず、不定冠詞"a"若しくは"an"は複数を除外しない。特定手段が相互に異なる従属請求項に列挙されるという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示さない。請求項における任意の参照符号は範囲を限定するものと解釈されてはならない。
Claims (14)
- 反射型若しくは半透過型オートステレオスコピックディスプレイであって、
ピクセルのアレイを持つディスプレイパネルと、
異なる方向に異なるピクセルグループからの像を提供するためのビュー形成構成と、
前記ディスプレイへの入射光と前記ディスプレイピクセルによる変調後の前記ディスプレイからの反射光の光路内の、非対称光拡散構成とを有し、
前記光拡散構成が前記入射光に対して前記反射光よりも大きな光拡散度を与える、
ディスプレイ。 - 前記ディスプレイの出力面から順に、
空気の屈折率よりも大きい第一の屈折率n1のレンズ体を有するレンチキュラレンズアレイと、
粗面を持つ層及び覆っているレプリカを有するディフューザとを有し、前記レプリカが前記ディフューザ層の屈折率n3よりも小さい屈折率n2を持つ、請求項1に記載のディスプレイ。 - 前記レプリカが固体若しくは空気を有する、請求項2に記載のディスプレイ。
- 前記レンズ体が外側を向く曲面を有する、請求項2に記載のディスプレイ。
- 前記ディスプレイの出力面から順に、
第一の屈折率n1のレンズ体を有するレンチキュラレンズアレイと第二の屈折率n2を持つレプリカ層と、
第三の屈折率n3を持つ層を有するディフューザとを有し、
粗い界面が前記レプリカ層と前記ディフューザ層の間にあり、n2がn1及びn3の両方よりも小さい、請求項1に記載のディスプレイ。 - 前記レンズ体が内側を向く曲面を有する、請求項5に記載のディスプレイ。
- 前記ディスプレイの出力面から順に、
粗い外面を持ち、第一の屈折率n1を持つディフューザと、
第二の屈折率n2を持つレプリカ層と、
第三の屈折率n3のレンズ体を有するレンチキュラレンズアレイとを有し、n2がn1及びn3の両方よりも小さい、請求項1に記載のディスプレイ。 - 前記レンズ体が外側を向く曲面を有する、請求項7に記載のディスプレイ。
- 前記ディスプレイの出力面から順に、
ディフューザを画定する粗い外面と、レンズ体を画定する内面とを持つレンチキュラアレイであって、第一の屈折率n1を持つレンチキュラアレイと、
第二の屈折率n2を持つレプリカとを有し、n1がn2及び空気の屈折率よりも大きい、請求項1に記載のディスプレイ。 - 前記レンズ体が内側を向く曲面を有する、請求項9に記載のディスプレイ。
- 前記光拡散構成が前記ピクセルのアレイと前記ピクセルのアレイの後ろのバックリフレクタとの間に設けられる、請求項1に記載のディスプレイ。
- 前記光拡散構成がキノフォームディフューザを有する、請求項1に記載のディスプレイ。
- 前記光拡散構成が表面ディフューザと、プリズム構造、台形構造、錐体構造、若しくは角錐台構造の組み合わせを有する、請求項1に記載のディスプレイ。
- ピクセルのアレイを持つディスプレイパネルと、異なる方向に異なるピクセルグループからの像を提供するためのビュー形成構成とを有するオートステレオスコピックディスプレイのディスプレイパネルの照明の均一性を改良する方法であって、周辺環境から前記ディスプレイに入る光と、前記ディスプレイピクセルによる変調後に前記ディスプレイから出る反射光を、前記ディスプレイに入る光に対して前記ディスプレイから出る反射光よりも大きな光拡散度を与える非対称光拡散構成を用いて、散乱させるステップを有する、方法。
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