JP2016504981A5 - - Google Patents

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内容物の分注を容易とする取り外し不可能なクロージャを備えた容器
本発明は、調整された分量で分注される必要がある流体を収容するために使用される容器に関する。特に、本発明は、分注用の容器、ボトルなどに容易かつ堅固に閉じ付けることが可能な容器クロージャに関するものである。
多くの努力傾注分野において、樽、プラスチック容器、缶、および他の流体容器が、流体の安全な貯蔵を可能とするために採用される。容器に収容される流体は、単一用途または複数用途に適し得るものであって、油、燃料、化学剤、洗剤などの流体を含むことができる。製造施設の設備管理者の場合について考えてみる。製造エリアの床は、グリースなどが落ちるので、徹底的に清掃しなければならず、安全性および生産性を維持するためには、液体洗剤を施する回転スクラブ洗浄機を使用した後に、液体吸引機を使用して、床を清掃する必要がある。スクラブ洗浄機は、例えば水とグリース除去剤が充填されたタンクを備える。使用前に、特定の用量のグリース除去剤がスクラブ洗浄機の水タンクに添加される。容器に装着された分注機能を有するホースによって、分注量が適宜供給される。特に、作業員が手袋をはめた手でカップを使用して、開いた容器から所要量をすくい取る場合と比較して、洗浄機に充填する際の無駄がない。無駄が最小限に抑えられるだけではなく、所要用量を使用して、これにより例えば、負担が大きい安全衛生勧告を満たすように、適切なクリーニングが達成される。医療機器製造業、医薬品製造業、食品製造業など、いくつかの業種では、義務的な清掃基準が定められている。典型的には水である溶媒の単位量に対して規定用量の化学剤を用いることで、国家基準/地域基準を維持することができる。
例えば、商業クリーニング業またはいずれかの業種で現在使用されている化学剤は、典型的には、例えば5リットル(1ガロン)容器である標準的なブロー成形容器に収容される。図1aは、標準型5リットル容器を示している。この容器は、一体型ハンドルと、蓋が螺合接続されるネジ部付きトップ開口と、を有して、ブロー成形されたものである。容器キャップは、標準的なネジ式嵌合を採用していて、ボトルへの充填およびボトルからの分注のために完全に取り外すことができる。異なる容器開口の特定の形式は、図1bと図1cに示す20リットルと200リットルの容器など、異なるサイズの容器に見られることがある。薬剤容器が分注器に接続される際に、キャップは完全に取り外されて、分注器からのフレキシブルチューブが、ボトルの首部に挿通される。ユーザが、分注システムを介してではなく、洗剤をボトルから直接分注することを望む場合に、これを制限するものは何もない。また、一部の家庭では、特殊流体を独自の家庭用容器に移すことを利用していることも報告されている。実際に、いくつかの作業に使用される多くの洗剤があり、それらは、例えば、あらゆる床、壁および外装、あらゆる塗装面および自動車のタイプを含むウォッシャブル硬表面、さらには衣類の、クリーニング全般に適し得る。このような製品は、個人的な不正使用のために別の容器に移されることがある。
他の分野では、グリースおよび油を作業場で分注することが必要となり、場合によっては、添加剤を正確に分注しなければならず、その製品は高価であり得る。図2を参照すると、単一のドラム缶22または小容器の運搬およびそこからの流体の分注のための独自のシステム20を示している。樽が直立しているときの最上部のキャップは、水平姿勢にするだけで、図示はしていないが、最下点にすることが可能である。このようなシステムは、こぼれたものを捕捉するように構成することができる。
自動車用潤滑剤、家庭用化学品、農業製品などを収容するボトル/容器は、追加の分注装置なしでは、分注のための装備が不十分である。市販の外付け分注装置(例えば、漏斗、弁、チューブ)は、効果が限られている。それらは、一般に剛性であり、すなわち柔軟性または可撓性がない。それらは、一般に長さ/レンジが限られていて、例えば、モータオイルに関して、漏斗フラスコによってエンジンのクランクシャフトに分注することはできるが、トランスミッションの注入口に到達することはできない。それらは、一般に再利用のために洗浄および保管を必要とし、すなわち、その有用性は、可能な使用回数および到達可能性に関係している。また、それらは、ボトル/容器とは別々に販売されていて、例えば、消費者がモータオイルを購入する際に、直ちに利用できる漏斗を持っている場合を除き、消費者はオイルを効果的に分注することはできない。
流体を分注することに加えて、容器は、さらに、適切な条件で収納され、積み重ねられなければならない。企業は日常的に、容量が数リットルから205リットル(45ガロン)のドラム缶にまで及ぶ容器、および1000リットル(219ガロン)の工業用バルク容器(IBC)に、汚染可能性のある様々な物質を貯蔵して、移動させる。これらの容器は、該当する法律に従って保管されなければならない。
油、化学剤、または汚染可能性のある他の物質の容器は、地表水および地下水を汚染させることがある。汚染は、容器の不適切な保管および取り扱い、不測の漏れ、破壊行為および盗難、過充填または貯蔵構造体の破損、火災および汚染消火水からの流出、欠陥または損傷のある排水系など、いくつかの原因からの流出に起因し得る。これらは、すべて潜在的危険である。さらに、例えば、液状食品および飲料、洗剤および製紙スラッジなど、人体に有害ではないものの、こぼれると汚染の原因となる多くの物質がある。例えば、イングランドとウェールズでは、油貯蔵は、汚染防止(油貯蔵)(イングランド)条例2001(OSRイングランド)によって規制されている。これらの条例によってカバーされる油には、石油、軽油、植物油、合成油、および鉱油が含まれる。これらの条例は、ドラム缶およびIBCなど、200リットルを超える容器に油を屋外で貯蔵するほとんどの工業用地、商業用地、公共施設用地、および3500リットル超を貯蔵する国内の施設に適用される。
飲食物用の容器の分野では、流体、ペースト、クリーム、エマルション、および粉末の分注の調整において同様の問題が生じ得る。トマトケチャップ、サラダドレッシング、マヨネーズなどの調味料の分注は1つの課題である。レストランなどでは、大量買いすることを望み、正確な分注の実施を可能にする分注手段を有して、小盗みを減らしている。同様に、スポーツ飲料はストローで摂取することができるが、その容器がストローまたはチューブを非密封式に挿し込むことができるものである場合、細心の注意が払われない限り、こぼすことなく飲料を摂取することはできない。
このように、周知の容器と分注システムは、必ずしも安全性を提供するものではなく、また、いずれも「ユニバーサル(汎用)」チューブ吸引分注装置を受容するように構成されておらず、さらに/または使用が複雑である。容器用として現在までに生産および使用されているキャップおよび同様のクロージャシステムは、容器に対して装着された後に再び外せるように設計されている。
特許文献1には、不適格者には容器を開けられないようにする安全性を付帯させた30種類のクロージャと、その容器との組み合わせが開示されている。
US2011303670 (Baker R.J.)
本発明は、上記で指摘した問題に対するソリューションを提供することを目的とする。本発明は、分注要件に容易に適応する容器クロージャであって、手軽かつ容易に低コストで製造することができるものを提供することを目的とする。
本発明の広い一態様により、容器に装着されるキャップを提供する。キャップは、そのような容器に不可逆的に装着されるものであって、容器からの流体の制御送達の実施を可能とするチューブを挿通するための開孔を有する。有孔キャップは、好ましくは、ネジ式キャップ、押し込み式キャップのいずれかを含み、それに施されたデテントまたはグルーを有し、容器に関連付けられた雄型または雌型の開口用のものである。このような構成では、キャップは、手動で装着するか、または無摩耗もしくは低摩耗の機械プロセスで取り付けることが可能である。一部のタイプのクロージャの装着においては、例えば金属フランジを容器に締結するために、高価な機械を必要とし、それらの機械は、一般に、2つの部品を封着関係で繋ぎ合わせるための溶接部または巻きフランジの形成に起因する摩耗の後に、機械設備を一新する必要がある。
本発明の具体的な一態様により、流体を収容するとともに、そこから抽出チューブを介して抽出するための、容器とクロージャの組み合わせを提供する。容器は、開口を備えて、閉じたボリュームを有し、クロージャは、容器の開口を閉じるように構成されている。クロージャは開孔を備え、クロージャは、装着されると、容器開口から取り外すことは不可能である。クロージャの開孔は、開孔を通した流体の一方向の流れを許可する一体型弾性弁部材によって画成されている。弁は、容器からの流体の自由な流れを阻止するための第1の閉状態と、弁に密封係合した抽出チューブを用いることによる容器からの流体のチューブを通した抽出及び分注を許可するための第2の開通状態と、の間で交互に機能させることができる。一体型弾性弁部材を備えることによって、簡単な製造プロセスで、例えば2ショットプロセスとして知られるプロセスで、弁をクロージャと共に簡便に製造することができる。これにより、内側の弁は弾性プラスチック材料から製造され、外囲/容器係合部は、より硬質のプラスチック材料から製造される。
本発明は、容器と有孔クロージャとを含むだけではなく、さらにチューブも含むことができる。例えば、本発明は、チューブと共に有孔クロージャを備えたスポーツ飲料容器を含み得る。チューブは、ストローとして機能することができ、これにより、スポーツ飲料などの飲料を適宜摂取することができる。キャップは、飲料がその入れ換えで汚染することを防止し、これは、競技会の設定において、例えば飲料の供給の画一性を確保するために、有用であり得る。チューブは、ペースト/ソースのサイフォン/吸引分注手段を含むか、またはペースト/ソースのサイフォン/吸引分注手段に関連付けられることができ、これにより、ケチャップ、マスタードなどの調味料を分注することができる。
好適には、有孔クロージャまたはキャップは、協働するデテント機構によって、容器に不可逆的に締結されるものであり、そのデテント機構は、有孔クロージャが取り外されたことを示す脆弱デバイスとして多くの消費者製品に関連付けられているものと類似しているが、ただし、デテント体は、脆弱ではなく、有孔クロージャの取り外しを防ぐものである。不可逆的装着方法として、容器の開口と有孔クロージャの組み合わせのうち一方の部品からのバーブであって、他方の部品の比較的軟質の表面に物理的に係合するバーブを用いるか、または逆摩擦効果を有することで取り外しを防ぐことによる、ワンウェイ押し込み式有孔クロージャなど、他の方法を採用することもできる。また、その組み合わせの対応する部品を、グルーもしくは溶剤による接着によって、または熱溶着によって、不可逆的または永久的に接続することもできる。簡単なメカニカルラチェット・ワンウェイ・ロック機構を採用することもでき、また、より精巧な他のメカニカル・ワンウェイ機構を採用することもできる。クロージャキャップは、堅固に装着されたら、流体内容物を抽出するための適切な形式の分注チューブを挿通できる状態となる。この有孔クロージャの安全機能によって、簡単かつコスト効果的な方法で、流体内容物の使用ミスが排除される。本発明の有孔クロージャによって、内容物の誤用、こぼれ、小盗み、浪費、および相互汚染を、簡単かつ効果的に防ぐことができる。
本発明の有孔クロージャは、オーバモールドと共に射出成形の十分に確立された技術によって簡便に製造することができ、これにより、周知のキャップクロージャの製造と同等の許容レベルの生産コストが維持される。
本発明の別の態様において、容器と有孔クロージャの組み合わせを提供する。容器は、略円状のリムまたは開口を備えて、閉じたボリュームを有する。有孔クロージャは、リムに当接して密封係合するための内側部分と、容器のリムに堅固に配置するための協働手段を備えるとともに内側部分から垂下する壁部と、を有するクロージャ要素を含み、有孔クロージャの外壁が有孔クロージャの外側を囲んでいる。有孔クロージャは、閉鎖可能シール体につながる窪みによって画成されていて、そのシール体は、分注装置のチューブを受容するように機能する。
有孔クロージャは、容器に堅固に配置されたら、容器またはクロージャをいずれも損傷することなく、容器から取り外すことは不可能であり、これにより、流体を測定量で分注する必要がある洗浄製剤、潤滑剤混合物などの調合において、意図しない偶発的な流体の分注が防止される。簡単な例では、本発明を用いて、洗浄流体用の標準的な容器を制御することができ、これによって、洗浄プロセスのために計量された量の添加剤を水に加えることを可能とするために、分注器を使用することができる。分注器に関連付けられたチューブがあることで、正確に計量された分量を供給することができ、無駄が節減され、偶発的な過剰注入が防止される。好ましくは、有孔クロージャと容器が最初に嵌合される際に、それらは互いに、不可逆的に締結される。先の例では、クロージャは、手締めによって簡単に締め付けることができる。また、取り外し不可能に固定される有孔クロージャを備えることによって、権限のない者により、そのような有孔クロージャを備えた容器から流体を抜き取られることが、簡単な方法で防止される。さらに、これによって、毒性流体またはその他の有害な流体の安全な廃棄という点で重要な効果を得ることができる。残った流体を取り出すことはできなく、容器と有孔クロージャの組み合わせは再利用できないので、容器と有孔クロージャの組み合わせは、適宜、安全な/認可されたルートで処分されなければならない。
協働手段は、相互に係合するネジ部、または相互に係合するバヨネット締結要素を含むことができる。協働手段は、デテント手段を含むことができ、これにより、例えば、有孔クロージャに関連付けられたクリップが、開口の周囲で容器に関連付けられたカラーなどのデテント手段の上から配置される。このようなデテント機構は、開口を、回転取付けコネクタで必要とされるような円形開口に限定する必要がないことを意味する。
また、キャップが元々の装備品である場合には、有孔クロージャを接着剤で固定することもできる。コンツアード有孔クロージャを装着することができ、これにより、有孔クロージャと容器は、対応する分注装置を用いた場合のみ機能し得る。
好ましくは、シール体は、2フラップ構成(「ダックビル型シール」としても知られている)、またはその変形であるマルチフラップ構成を有することができる。シール部材は、略円錐形状のチューブ送入部を有することができ、その中に、ある程度のラジッドネスを提供するために成形された螺旋線要素を有する。ダックビル型シール体は、略矩形管状のチューブに密封するように構成することができる。シール体は、さらに、分注用チューブによって開いたときに、空気が容器内に入るためのスペースを提供することもできる。分注手段は一般に真空力を用いて流体を移動させるので、容器内の不完全真空によって、分注量の大きさは減少する。別の例では、ある種の流体で必要とされることがあるように、中央シールが気密である必要がある場合に、チューブとキャップとの間のシールとして、気密シールを提供することができる。例えば、開孔は、その開孔に挿通して接続されるチューブのチューブ寸法よりも僅かに小さい概寸の環を画成することができ、これにより、使用時のシールは気密または流体密となる。また、この密着嵌合によって、チューブが引き抜かれる際にチューブの外壁に付いていることがある流体を除去することができる。開孔縁は、開孔の周りに増量したポリマ/ゴム材を設けることによって補強することができ、好ましくは、渦巻きバネで規定される閉ループによって、さらに補強することができ、これにより、より大きな強度が開孔に与えられる。さらに、例えば空気の供給による圧力補償の実施を可能とするために一方向弁を設けることができ、これにより、流体の分注において生じる真空問題が回避される。
一般的に上向きの開口を有する容器に、流体チューブが挿し込まれると、チューブ内の分注される流体の重量によってチューブの重量が増加することで、シール体に作用する力が生じて、(公称では円状のチューブまたは管である場合に)開孔をいくらか楕円化させる傾向があることは理解される。そこで、本発明の別の態様では、(流体容器の頂部に有孔クロージャがある通常使用時のユーザから見て)有孔クロージャの最上部に位置する求心孔が設けられる。求心孔は、開孔を備えたさらなるポリマ部材、またはアイリス絞りに類似したデバイスを含むことができ、これにより、チューブおよびその中の流体の重量からの応力を、この第1の上側開孔によって受ける。
本発明は、例えば企業の在庫部門において、流体が規定の用途に関してのみ使用されることを確保するために利用することができる。そのような場合は、何らかの保護シールが取り除かれて、容器が最初に開かれた後に、キャップが装着される。また、容器は、本発明による有孔クロージャを、ストッパと共に装備することができ、これにより、分注チューブが挿入されている場合の輸送中の流体の損失を防止し、使用時には、その容器から流体を抽出する前および後における輸送中の流体の損失を防止する。
本発明の別の態様により、容器と共に使用するための有孔クロージャを提供する。有孔クロージャを、ネジ式、クリップ止め、またはその他の方法で保持することで、有孔クロージャを取り外し不可能に確保することができ、これによって、良好な在庫管理および/または容器内の液体の効果的な分注が可能となる。廃棄の際には、栓を提供して、分注チューブ用の開孔を閉じるのに役立てることができ、これにより、容器を公式ルートで適切に廃棄することができる。栓は、デテント、ワンウェイ・ネジ式、または他の方法によって、取り外し不可能に装着することができる。本発明は、一体成形による一体型のクロージャと弁の組み合わせとして記載されているが、これらを別々のアイテムとして構成することは可能である。
本発明は、このように、製造が簡単な容器栓を提供し、それは、あらゆる業種に課されるセキュリティ要件および安全衛生要件を満たすこと、ならびに商慣習の妨げとみなされることもある規則および規定の順守を強化することを可能とし得るものである。また、医療機器製造、医薬品製造、食品製造などに関わるいくつかの業種では、分注装置を用いた流体の制御に関して、さらなる義務的な基準がある。本発明は、そのようなさらなる基準の順守を支援することができる。
特に、本発明は、クリーニング用、製造(製造プロセス)用、園芸および農業用、潤滑および/または保護用、医薬用、食用および飼料用の目的に関連して、使用可能に、流体、スピリッツ、ソース、ジェル、粉末、クリーム、グリース、油、軟膏のうちの1つで充填される容器を提供できる。容器とクロージャの組み合わせとしては、液体、スピリッツ、ソース、ジェル、粉末、クリーム、グリース、油、または軟膏の、サイフォン作用または吸引による分注を可能とする分注装置を備えてもよい。また、本発明は、使用可能に食料品が充填され、当該組み合わせは、流体、スピリッツ、ソース、ジェル、粉末、クリーム、グリース、油、または軟膏の、サイフォン作用または吸引による分注を可能とするストローを備える容器を提供できる。クロージャの前記弁としては、nフラップ・ダックビル弁を含み、挿入するための前記チューブは、ラメ曲線楕円部分のn個の要素を含み、これにより、使用時に、前記チューブと前記弁との間のシールを補助してもよい。
従って、要約すると、本発明により、使い方が簡単なキャップを提供することができ、それは、容器に一度装着したら取り外しが不可能であり、吸引/サイフォンによる分注手段に関連付けられたチューブ、およびボトルの飲料用ストローのようなチューブを配置するためのものである。ボトル、ドラム缶、ブリキ缶、缶、袋、または箱であるかに関わらず、任意のタイプの容器または入れ物から、あらゆる用途の流体が、チューブ、サイフォン、ストロー、シリンジ、ホース、またはパイプなどの分注手段によって分注される。
本発明についてより良く理解するため、単なる例として、添付の図面に示す図を以下で参照する。
従来技術による容器を示している説明図 従来技術による容器を示している説明図 従来技術による容器を示している説明図 支持体の上の従来技術による容器を示している説明図 図1に示すような一種の容器に取り付けられた本発明の第1の実施形態を示している説明図 図3の蓋の内側を示している説明図 図3の蓋の内側を示している説明図 チューブが挿通された、図3の蓋の内側を示している説明図 第1の実施形態の外側頂部の、第1の視点からの説明図 第1の実施形態の外側頂部の、第2の視点からの説明図 第1の実施形態の側面図 有孔クロージャを断面で示している説明図 容器頂部に嵌合したときの有孔クロージャを断面で示している説明図 有孔クロージャ保持機構の変形例を示している説明図 チューブの周りに位置する追加の密封機構を示している説明図 本発明の別実施例の説明図 本発明の別実施例の説明図 本発明の別実施例の説明図 本発明の別実施例の説明図 本発明の別実施例の説明図 本発明の別実施例の説明図 本発明の別実施例の説明図 本発明の別実施例の説明図 本発明の別実施例の説明図 本発明の別実施例の説明図 本発明のさらなる変形例を示している説明図 本発明のさらなる変形例を示している説明図 本発明のさらに別の変形例を示している説明図 本発明の別の実施形態を示している説明図 第1の応力除去アセンブリ付きクロージャを示している説明図 第1の応力除去アセンブリ付きクロージャを示している説明図 第2の応力除去アセンブリ付きクロージャを示している説明図 第2の応力除去アセンブリ付きクロージャを示している説明図 第2の応力除去アセンブリ付きクロージャを示している説明図 クロージャ装置と開口との間に永久接続を形成する方法を示している説明図 クロージャ装置と開口との間に永久接続を形成する方法を示している説明図 クロージャ装置と開口との間に永久接続を形成する方法を示している説明図 クロージャ装置と開口との間に永久接続を形成する方法を示している説明図 クロージャ装置と開口との間に永久接続を形成する方法を示している説明図 本発明による取り外し不可能な一方向ネジ式有孔クロージャの一形態を示している説明図 本発明のさらなる態様による栓を示している説明図 本発明の別の態様による有孔クロージャを、カバー付きとカバー無しで示している説明図 本発明の別の態様による有孔クロージャを、カバー付きとカバー無しで示している説明図 容器とキャップの組み合わせを、挿入された飲料用ストローと共に示している説明図 本発明の別の態様によるチューブの断面を示している説明図 本発明の別の態様による、さらなる実施形態の斜視図 図23のさらなる実施形態の代替構成の平面図 図23のさらなる実施形態の代替構成の平面図
以下、単なる例として、本発明を実施するために本発明者により企図される最良の形態について説明する。以下の説明では、本発明についての完全な理解を与えるため、様々な具体的詳細が記載される。これらの詳細を種々に変形して本発明を実施できることは、当業者には明らかである。誤解を避けるため、クロージャという用語は、ボトル、ジャグ、ジャー、チューブ、缶、容器、樽、ケグなどを、閉鎖または密封するために使用される装置を意味する。クロージャは、キャップ、カバー、蓋、プラグ、栓などであり得る。
ここで、図3、4、および5を参照すると、本発明の第1の実施形態を示している。図1にあるような標準的な5リットル容器36に装着された有孔クロージャ30を示している。有孔クロージャは、容器の開口のリムに当接する内側シール部材を有する。容器のリムは図示されていないが、そのような例は周知であり、典型的には、容器の内部への開口の周りに長さの短い略円筒状の壁を有し、その外壁は、有孔クロージャの内壁と相互に係合可能なネジ部を有する。好適には、有孔クロージャ30は、ロック機構を有し、これにより、螺合によって一度装着されると、有孔クロージャの取り外しは不可能である。ワンウェイ・デテント機構またはバーブ機構は、チャイルドプルーフ・キャップで広く使用されていて、同様のデテント解除機構は、解除不可能であることを確保するように構成することが可能である。また、キャップを取り外すための工具を挿入することができないように、または少なくとも取り外しおよびその後の再装着ができないようにすることにより不正開封が確認できるように、シュラウドを有孔クロージャの壁から垂下させることもできる。有孔クロージャは、同じく広く使用されているように押し込み式で、取り外し不可能に装着することも可能である。有孔クロージャは、中央窪み32を備えた上外面31を有する。キャップを使い始めに堅固に締め付けることを可能とするために利用できるローレット形成部34が、有孔クロージャの外壁33に沿って設けられている。
図4は、有孔クロージャ30の内側の図を示している。中央窪み32の内側は、外側から見て、有孔クロージャの内側から内向きに延出していて、同図では自己密封による閉位置で示している弾性シール部材41を備えた開孔を有する。有孔クロージャ内に周辺内側シール部材42が配置されていて、これによって、使用時および容器に対して有孔クロージャが閉じ付けられているときに、それらの間から流体が漏出することを防ぐシールが形成される。開孔シール部材41および内側シール部材42のシール材は、射出成形工程で同時に同じプラスチック材料から簡便に製造される。シール材は、ニトリルブタジエンゴムなどの熱可塑性ゴムから簡便に製造されるが、ただし、このようなシール材の適合性/適性は、容器内に収容される流体に関して判断されなければならない。ニトリルブタジエンゴム(NBR)は、典型的には、2−プロペンニトリルと種々のブタジエン単量体(1,2−ブタジエン、1,3−ブタジエン)の不飽和共重合体群を含み、具体的な物理的および化学的特性は、重合体のニトリル組成に応じて変化する。この種の合成ゴムは、一般に、油、燃料、および他の化学剤に対して耐性があり(重合体に含まれるニトリルが多いほど、耐油性は高くなるが、材料の可撓性は低くなる)、典型的な使用可能温度範囲は、−40℃〜108℃である。また、例えば、ネオプレンを選択することもでき、多くの他の種類の適した材料がある。有孔クロージャの内壁は、有孔クロージャが関連付けられる容器の外側のネジ部に対応した雌ネジ部43を規定していて、これにより、その容器は、容器開口の上側シール縁に関して密封される。参照符号44は、有孔クロージャの内周に配置されたワンウェイ安全デテント歯部を示していて、これらは、容器に関連付けられた対応するデテント歯部と協働する。この場合、容器は、弾性「スクイズ解除」チャイルドプルーフ・キャップと共に使用するように構成された、図4aに参照符号46で示すデテント歯部を備えた標準的な5リットル容器である。そのようなキャップとは異なり、本発明は、固有の可撓性からも破砕性からも、いかなる譲歩も示さない有孔クロージャまたはキャップを提供するものであり、周知の不正開封防止(タンパーエビデント)キャップの一部は、そのように機能し、これにより、本発明による有孔クロージャは、容器に一度装着されたら取り外し不可能であることが確保される。図5は、プラスチックチューブ50が挿通されてシール部材41で保持された、有孔クロージャを示している。
そこで、本発明により、第1の実施形態において、ネジ部付き出口を備えた射出成形による半硬質の蓋など、容器内への送達チューブの挿入を可能とする。この第1の実施形態では、有孔クロージャが装着されて、チューブが挿通されると、その後、流体を分注することが可能である。例えば、清掃部門の貯蔵庫では、容器が使用中に落下するなどの可能性を低くするために、容器はベンチまたは壁に装着される。分注チューブを容易に挿入することができ、有孔クロージャを使用することで、ボトルの内容物が有孔クロージャから漏出または流出することが防止される一方で、計量カップまたは同様のものの使用の有無にかかわらず容器全体を手作業で移すのではなく、吸引分注装置に関連付けられたチューブによって、分注される流体の調整が可能となる。容器内の流体が取り出された後に、チューブが引き抜かれる際に、チューブに付着している残りの流体は、チューブの周りを拭うクロージャの弁によって略取り除かれ、使用エリアおよびアセンブリ自体を可能な限り清浄な状態に維持する助けとなる。有孔クロージャの中央領域コンポーネントから垂下する内壁は、この蓋を標準的なブロー成形容器に装着することを可能とする雌ネジ部を有する。半硬質の蓋は、その内縁の内側にバーブ形状部を有する。有孔クロージャがボトルに装着されて、定位置にねじ込まれると、バーブ形状部は、ブロー成形ボトルの首部に位置する既存のバーブ形状部の上に配置される。バーブ形状部は、その向きによって、有孔クロージャを定位置にロックするように作用して、有孔クロージャがブロー成形ボトルから外れることを防止する。また、容器の出口の首部に関連付けられた対応するデテントの周りに配置される鉤状のフランジを備えた押し込み式の有孔クロージャも可能であるが、容器の既存のネジ部付き出口を利用することで、的確な閉じ付けが簡単に確保できる。
半硬質の蓋の成形品は、その蓋の上に可撓性ポリマをオーバモールドすることを可能とするプリフォーム部品として機能する。半硬質の蓋は、中央に開いた開孔を有し、その中に、可撓性材料でダイヤフラムが成形される。ダイヤフラムは、蓋の外側からボトル内にチューブを挿入することを許可するが、ダイヤフラムシールへの入口がテーパ状であることで、反対方向からの挿入は許可しない特殊形状のものである。チューブが取り外されると、ダイヤフラムは閉じて、ボトル内の液体が漏れるのを防ぐ。ダイヤフラムは、ダックビル弁またはクロススリット弁などのスリット弁の形状に倣った形状をしている。クロススリット弁を下側から見ると、ダイヤフラムは十字形を成している。十字状の膜の肩部はダイヤフラム本体へと斜めにテーパ状になっている。容器内に保持された液体によって、弁に圧力が加えられると、これらの斜めの面に液体が作用して、弁を閉じさせ、容器からの内容物の漏出の可能性を低減するように作用する。十字状の膜は、円錐形のダイヤフラムにおいて4つのインデント形状部を形成する。これらは、十字状の面が対面するところに中央の折り目線を有する。チューブがダイヤフラムを外側から通り抜けるときに、これらの形状部が外側に折れ曲がることで、ダイヤフラムが開いてチューブの外側を把持することが可能となる。チューブがボトルから引き抜かれると、インデント形状部がそれらの元の成形形状に自然に戻って、クロススリット弁の形状の完全性が維持される。また、4つのスリット(すなわちクロススリット)よりも多くのスリットを有する弁も、三星形スリット弁も存在する。このようなスリット弁は、本質的に逆止弁であり、それは精密成形による一体型弾性弁とすることができ、それは、低差圧で確実な逆流防止を提供するもの、すなわち、逆流によって負差圧が生成されることで逆流を防止するものである。スリット逆止弁は、具体的な要件に応じて、さらには弁のサイズ、形状、および複合特性から、特定の閉圧範囲で機能を開始するように直接的に設計することができる。スリット逆止弁は、数ミリメートルほどの水の低い圧力で作動するように設計することができる。
次に図6、7、8を参照すると、容器キャップを、平面図、斜視図、側面図でそれぞれ示している。図6および7に、弾性プラスチック材料から製造された中央窪み32を示している。注目されるのは、窪み領域から放射状に広がる、半硬質キャップ部材61に規定されたアパーチャを含むスポーク状パターン62が設けられていて、これは、様々に異なる色で供給される場合の個々の流体を識別する助けとなり得るパターンを提供するだけではなく、半硬質有孔クロージャへの弾性プラスチック材料の機械的接合も助けるということである。外側の半硬質の(すなわち、中央の弾性プラスチック材料よりも低弾性の)蓋は、高密度ポリエチレン(HDPE)またはポリプロピレン、および同様のプラスチック材料などの材料から製造することができる。当然のことながら、黄銅、アルミニウム合金、および他の金属など、他の材料を使用して、半硬質キャップ部材を製造することもできる。
次に図9および10を参照すると、有孔クロージャを断面で示していて、図10では、さらに容器またはボトルの開口部を含めて示している。弁41をより詳細に見ることができ、それは、そこに挿通されたチューブを緩く取り囲むが、そこから流体が分注されるときに空気が容器内に流入することだけは許可する。分注手段は一般に真空力を用いて流体を移動させるということを考えると、容器内の不完全真空によって、分注量の大きさは減少する。ある種の流体で必要とされることがあるように、中央シールが気密である必要がある場合には、チューブと有孔クロージャとの間に気密シールを提供することができる。この場合、上記でチューブ用に規定された弁に加えて、密着嵌合するOリングを固定することができ、このOリングにより、開孔とチューブとの間に流体密シールを形成する。当然のことながら、具体的なチューブ直径に応じて、様々に異なるシール体が必要とされる。さらには、容器の閉じたボリューム内への空気の進入を可能とするために一方向弁を設ける必要があり、これにより、流体の分注において生じる真空問題が回避される。
次に図11を参照すると、さらなる変形例を示している。有孔クロージャ30は、内壁に、1100、1101で示すデテント機構を備える。弁は、同じままであり、シール部材41、内縁シール42を備える。容器の首部外側の雄ネジ部に代えて、第2のデテント要素1102、1103を示している。図12は、さらに別の変形例を示していて、インデント要素をクローズアップして示しているが、キャップと容器の接続の詳細は示していない。この場合、チューブ50は、楔断面シール要素1203による支援を受けて、密着嵌合する有孔クロージャの本体1202によって、入口に対して密封係合する。例えば製品が特に有害なものであるならば、チューブが外れることを防ぐために、追加の戻り止めスパイク(図示せず)を配置することができる。この実施形態は、チューブ50の周りに密封係合するので、分注チューブが容器のガス空間内で適度な相対真空を維持することを確保する別ラインをさらに持つ場合はもちろん別として、そうでなければ、別の入口弁を、有孔クロージャ内に、または容器に対して追加して、設けなければならない。参照符号41は、図4および5において、チューブが挿入されるときに変位するシール体を示していて、このシール体によって、チューブが定位置に配置された後および挿入される前の、容器の内容物の密封が可能となる。
容器は、本発明による有孔クロージャを装備することができ、その場合、有孔クロージャは、容器に接着締結することができる。輸送中の流体の損失を防ぐためのストッパ状要素を開孔内に設けることができる。適切な粘着テープを使用することにより、有孔クロージャを保持することができる。別の例では、シャンパンのコルク留めの形式のツイストワイヤ・シールファスナを使用することができる。その他の固定機構を採用することができる。
図4を再び参照して、開孔弁は、好適にはクロススリット弁を含み、図12aは、その平面図であり、図6に示されているのと反対のクロージャの面である。図12bおよび12cは、熱可塑性エラストマなどの弾性プラスチック材料から製造された開孔弁を、斜視図と平面図でそれぞれ示していて、それは、クロージャのポリプロピレンなどのプラスチック材料から簡便に製造される、より硬質の外側のプラスチック成形品とは別である。その他の材料は、当業者には周知である。図12dは、図12cのC−C線における断面図である。図12fは、図12eのD−D線における断面図である。周知のように、熱可塑性エラストマは、ポリプロピレンに良好に接合し、その射出成形は、周知のように、手動または自動の2ショット射出プロセスで簡便に実施される。使用され得る他の適切な材料として、シリコンゴム、天然ゴム、ポリブチレン、適切な弾性値を有するABSポリマが可能であり、それらは、収容される液体、および容器からの液体の流れを可能とするために採用されるチューブに適合するように、プラスチック材料の摩擦を制御するための潤滑剤などの添加剤を用いて形成することができる。
製造時に弁が閉状態で密封するように開孔弁を成形することが好適である。これにより、本発明による有孔クロージャを、まだ使用されていない流体がその中に入った容器に対して閉じ付ける際に、こぼれないことが保証される。好適には、弁部材は、図4、12a、12cなどにおいて十字スリット120の周縁で隣接して密封され、その接続部材を参照符号121で示している。図12g〜12hを参照すると、弁124、125がスリット121を画成していて、斜めの切り口123を有するチューブ122が、弁124、125のフレア状の上面に達すると、スリットが分かれて開く。図12iを参照すると、チューブによって、ポリマ材が細い接合領域121において開かれていて、弁の周縁がチューブの外面に係合している。あるいは、例えば、弁は逆V字プロファイルの下縁であってもよく、スリットは、成形工程の一部としてか、または製造における追加の工程段階としてか、いずれかにより製造される。このVノッチ・スリットは、管を挿入する際に弁の膜を破る助けとなるが、このようなスリットを設けるかどうかは、開孔弁のサイズおよび使用される材料に依存する。初めてチューブを挿入する際に、弁のモールドラインは、その後の弁のシール性を損なうことなく、押し開かれる。すなわち、このさらなる実施形態では、輸送およびコンプライアンスを目的として、クロージャの開孔弁は、チューブまたは管を最初に挿入する前は密封されているように製造することができる。チューブは、チューブの管軸に対して斜めにカットされるか、または先端要素がチューブに締結されると好ましいことが判明していて、これにより、チューブの挿入が容易となる。図12hおよび12iを参照すると、挿入端で斜めにカットされたチューブを示している。図12jを参照して、チューブ122は、チューブの放射軸に対して垂直にカットされたチューブの端に装着された有孔端クロージャ要素128を備えることができる。この有孔端は、チューブ内に流体を導入するためのいくつかの開口129を有することによって、さらなる効果を得る。単一の開口を有するのではないことにより、その単一の開口がデブリで塞がれたり、または容器壁と密着したりする可能性が排除される。さらに、このチューブ終端にオプションとして逆止弁を関連付けることができる。
なお、第1の実施形態は、5リットル容器を参照して提示したが、有孔クロージャ、可撓性有孔ダイヤフラムは、いくつかの標準的な直径のチューブに適応するために様々なサイズに製造することができ、また、バヨネット式、クリップオーバ式、または左巻きか右巻きかに関わらずネジ式で、構成することができる。それは、任意のサイズの容器用、および任意のサイズのチューブ用に構成することができる。従って、例えば、容器は、そこから流体を分注することが必要な、20リットル容器、または他の一般的に使用される容器とすることができるが、ただし、出口に首部を有し、本発明による有孔クロージャまたはキャップを配置することが可能なネジ部または他の手段を備えることが条件となる。また、容器に対する有孔クロージャの接続は、図示のような押し込み設計の容器に適合する雄型または雌型のいずれかのクリップ設計による押し込み設計を備えることもできる。ほとんどの開孔は、それらのネジ部付き開口が円形であるという理由から、円形形状である傾向があるが、デテント/クリップ機構を採用した場合、開孔は円形である必要はなく、方形、矩形、その他の多角形、または不規則形状の開孔を用いることができる。例えば、特に有害な流体の場合に、不規則形状を提供することができ、その種の流体には、適切に形状決定されたクロージャが使用されるべきである。別のシナリオでは、容器および有孔クロージャの特定の製造業者と関連付けた形状とすることができる。製造業者のロゴの輪郭によって、開口と、ひいては対応する有孔クロージャの開孔の形状を規定することが想定できる。
次に図13aおよび13bを参照すると、(限定するものではなく、典型例として)略矩形のチューブと共に使用するための、弁の変形例を示している。図13aは、弁1301のフラップの片側を示している。図13bは、チューブが配置される前の、容器の内側から見た弁1301を示している。この場合の弁1301は、単純なシングルスリット、2フラップのダックビル弁である。フラップのクチバシは、上述のクロススリット弁と同様にテーパ状になっていて、その機能においては、液体により作用する圧力を利用して弁を閉鎖させる。他のタイプの一方向弁または逆止弁が知られている。
図16aおよび16bを参照すると、応力除去部材を備えた、さらなるタイプの有孔クロージャを示していて、応力除去部材は、導入されたチューブを弁の略中心に進入させてシール開孔へと促すように機能し、このため、過度の力によってチューブが開孔の中心軸に対して略軸上以外の位置となることはない。応力除去要素1701は、シール開孔に挿通されることが想定されるチューブよりも大きい開孔1702を有する有孔膜を含み、応力除去要素は、多くの場合、数メートルの長さを有して液体で満たされたチューブによって生じることで開孔シールにかかる力に対して、より堅牢な開孔を提供する。
図17a〜17cは、第2のタイプの応力除去部材を、アイリス絞りの斜視図、断面図、および断面斜視図でそれぞれ示していて、アイリス絞り要素1704は、弾性付勢された要素1705を含み、それらは、周知のように、それらが形成された開孔1706を縮小する目的のものであり、それらの要素は、本発明のシール開孔に挿通させて誘導されるチューブから生じる重量を受けるのに十分に堅牢である。
図18aは、図1cに示したもののような容器1800における開口1802を示している。開口1802は、断面で示されていて、容器の外壁1805から垂下する筒部1804によって画成されている。筒部の下縁によって、リム1806が規定される。図18bは、本発明により、そのような雌型開口に係合するための第1の型式の有孔クロージャ1810を示していて、有孔クロージャ装置は、リム1806に垂下する逆向きリップ1812を備えたプラスチック本体を有し、開孔を通る軸方向に(矢印Aで示す方向に)何らかの力が加えられた場合には、その後、さらに動かすことは阻止されるか、または少なくとも制限される。そのような設計の場合、雌型開口1802の長さは、挿入部の長さに略一致していることが適切である。図18cに関して、クロージャ装置1820の挿入部の外面1822に、バーブ1824が配置されている。クロージャ装置を取り外すための何らかの動きがあると、バーブが開口の内壁に刺さり、これによって、開口からクロージャ装置がさらに動くことは制限される。
図18dは、第3の型式の有孔クロージャ1830を示していて、バーブ1832が、セルフタッピング・ネジ部1834と協働することで、有孔クロージャ装置を不可逆的に締結することを可能としていて、クロージャ装置を外すことは、ネジ部に対して平行に離間したバーブによって阻止される。クロージャ装置を取り外すための何らかの動きがあると、バーブが開口の内壁に刺さり、これによって、開口からクロージャ装置がさらに動くことは制限される。図18eに関して、クロージャ装置1840のシャフトは、接着剤1842でコーティングされていて、これにより、開口1804に一度挿入されたら切り離しを阻止する。同様に、熱可塑性プラスチック部品を相互に加熱溶接するために、加熱システムを用いることができる。当然のことながら、当業者であれば、クロージャ装置と開口との間に永久接続を形成する同様の方法に精通している。
図19は、より精巧なメカニカル・ワンウェイ・クロージャシステムを、開孔1908の詳細は省略して示していて、この場合、有孔クロージャ1900は、その外面1905に配置された複数の三角鋸歯突起1904を有する内キャップ1902と、内キャップ1902に対して外嵌されて回転される外キャップ1906と、を備え、外キャップは、その内面に配置されたローレット形状部1907を備える。外キャップのローレット形状部1907は、内キャップの鋸歯突起1904に対して、相補的であって、同じような角度が付けられていて、このため、外キャップを開方向に回転させると、ローレット形状部1907が自由に動くか、または鋸歯突起1904上でラチェット乗り越え動作する。これとは対照的に、クロージャシステムが、相補的ネジ部を有する開口に配置されると、その後、ローレット形状部1907が鋸歯突起1904にぶつかることで、それらのキャップをそろって回転させて、容器に係合させる。
理解されるように、さらに別の実施形態では、有孔クロージャは、ネジ切削バーブを備えることができ、これにより、開口の外周である(雄型)か、または内筒である(雌型)かに関わりなく、開口に螺合する。
図20は、さらに別のシステムを示していて、この場合、容器の流体が空になった後に、有孔クロージャ2002に栓2000が挿入され、これによって、容器から分注管を取り外した後に、無用な漏出なく、容器を流体の残りと共に安全に廃棄することができる。理解されるように、栓は、ネジ式、逆棘、接着など、いくつかの方式で固定することができる。また、栓は、最初の使用前に開孔内に(ただし、不可逆的ではなく)配置することもでき、これによって、有孔クロージャを、最初の使用前に、できる限り清浄に維持する。
図21aは、本発明のさらに別の実施形態を示していて、この場合、クロージャ210は、例えばスポーツ飲料容器に装備するのに適している。クロージャの開孔211に、ストローを挿通することができる。図21bは、ストローで使用する前または後に、開孔を上から覆うカバー212を示していて、これにより、ストローが挿し込まれていないときに、埃、ゴミ、または他の物質が弁アセンブリに進入し得ないようにする。当然のことながら、キャップおよび容器の製造に使用される材料は、食品グレードであり、また、残留離型剤は、洗い流されるか、または他の方法で有孔クロージャキャップから除去される。なお、これの変形例により、食品グレードの容器を、好適には、サイフォンまたは吸引構成を有する分注手段と共に使用するものとして、ケチャップ、マスタード、マヨネーズなどのような、食用ソース、クリーム、ペーストの分注用に用いることが可能となる。本発明を用いることにより、スポーツ飲料メーカは、特にプロの競輪選手である一部のアスリートで懸念があった不正開封が不可能な飲料を提供することができる。図21cは、有孔キャップ210が装着された飲料容器214を、配置済みのストロー213と共に示している。
本発明のさらに別の態様では、使用時に向上したシール性を提供するために、チューブと弁の組み合わせを選択することができる。例えば、チューブは、n個のスーパー楕円部分を有することにより、一般的なnフラップ・ダックビル弁に対応するように寸法設定することができる。図22は、そのような実施形態220を示していて、2つのスーパー楕円部分221、222を有し、チューブの楕円壁部分224、225と、対応する2フラップ・ダックビルの内面との間のシールとして最大限のシール性で、中空中心226の流れにおいて液体流が得られるように寸法設定されている。なお、この設計によって、弁に対してより効果的に密封することができること、すなわち、特定のシール要件に対して、より低弾性のプラスチックチューブを使用することが可能となる。この設計は、3フラップ、4フラップ、5フラップなどのダックビル型シールに対応して、ラメ曲線楕円部分を有する三星形、四星形、五星形などに拡張することができる。スーパー楕円部分221を参照すると、これは、2つの逆向きのラメ曲線によって部分的に囲まれた領域として記述することができ、nフラップ・ダックビルの場合、対応するチューブは、n個の楕円部分を有し得る。特殊流体用に適合させたチューブ、すなわちスーパー楕円星形構成を有するチューブを、例えば、容器からの流体の最大限の使用量の取り出しを確保するように延びる十分な長さで、提供することが可能である。また、例えば、特定の特殊要件に応じて、通常のチューブに取り付ける硬質または半硬質のチューブ延長部を備えることも可能である。当然のことながら、基本的な多角形形状を採用することもできる。スーパー楕円設計をnフラップ・ダックビルと共に用いることを、一般に、上述の設計に適用できる。また、適合させたチューブ−容器開孔を使用することは、蓋、チューブ、分注弁の色分けを用いることに追加して、またはそれとは別に、採用することができ、これにより、いくつかの種類の流体が、必要に応じてさらに色分けされた適切なチューブによって常に扱われる。
図23は、チューブ応力低減フィンガに関係した3つの内向きフィンガを備えた、本発明のさらに別の実施形態を示している。図24aは、8つの応力低減フィンガを備えた、別の実施形態を示している。チューブにおける弾性が不足している(例えば、冬の周囲温度で、それが剛性である)場合に、チューブを挿入すると、チューブは斜めに弁(図23〜24bには示していない)に挿通することがあり、これによって、チューブの周りで弁の完全なシール性が損なわれ得るので、これらのフィンガは、チューブを誘導するように機能する。このような応力低減フィンガ要素を開孔の入口部分に設けることにより、中心に配置されたチューブ242を表示して図24bに示すように、チューブは、弁の入口で中心に位置する可能性が高くなり、これにより、十分なシール性が確保される。
本発明のさらに別の態様により、分注装置を備えたクロージャを提供し、これによれば、クロージャが一度装着されて、それに固定された容器は、分注ユニットを備える。分注器は、弁を備えた本体と、本発明の有孔クロージャに挿通可能なチューブと、を有し、弁または他のタイプの機構は、チューブから流体を受け取るとともに、測定用量または流量を、これを通して出口まで通過させるように機能し、この場合の出口は、チューブ、スプレーノズル、またはスパウトである。分注ユニットの本体は、好適には、有孔クロージャに取り外し可能に装着されるものであって、有孔クロージャの特定の形状部と係合するような形状に構成され、それは場合によっては、双方に配置されて協働するネジ部のセットによるものであり、これにより、例えば、有孔クロージャを備えた容器は、取り外し可能に関連付けられた分注器を備えることができる。
本発明は、製造が簡単な容器栓を提供し、それは、あらゆる業種に課される安全衛生要件を満たすこと、ならびにコンプライアンスを強化することを可能とし得るものである。EUでは、例えば、認定を与えるエコラベル方式がある。この方式は、独立な、有資格の科学者による認証ならびにコンプライアンスチェックを伴うものであり、消費者に信頼されている。このことは、ひいては、企業が自社の製品を、欧州連合全体にわたって、さらには、そのような認定が他の国家規格と同等であるとみなされる他国で、販売することができることを意味する。こうして、企業は、自社の主要目的に集中し、評判を高めること、企業の社会的責任を表明すること、および売上高を伸ばすことによって、企業ならびにその製品に付加価値を与えることが、より容易に可能となる。本発明は、液体製品の経済的使用を保証することによって、企業が、かかる認定および他所での同様の認定を得ることを支援できる。

Claims (15)

  1. 流体を収容するとともに、そこから抽出チューブを介して抽出するための、容器とクロージャの組み合わせであって、
    前記容器(36)は、開口を備えて、閉じたボリュームを有し、前記クロージャ(30)は、前記容器の前記開口を閉じるように構成されていて、前記クロージャは開孔を備え、前記クロージャは、前記容器開口に装着されると、そこから取り外すことは不可能であり、前記クロージャの前記開孔は、一体型一方向弾性弁部材(41)を有し、
    前記弁は、
    前記容器からの流体の流れを阻止するための第1の閉状態と、
    該弁に対して密封係合した抽出チューブ(50)を用いることによる前記容器からの流体の前記チューブを通した抽出及び分注を許可するための第2の開通状態と、で機能させることができる
    ことを特徴とする容器とクロージャの組み合わせ。
  2. 前記容器の前記開口は、円形断面を有する
    請求項1に記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  3. 前記開口は、前記容器の壁内の単純な開口、前記容器の外面から直立するダクト(雄型開口)、前記容器の外面から垂下するダクト(雌型開口)、のうちの1つを含む
    請求項1または2に記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  4. 前記容器と前記クロージャは、相互に係合する下記のいずれかのネジ部(43)によって嵌合することで締結される
    すなわち、前記容器開口と前記クロージャのうち一方に設けられたバーブ(44)が相互に係合することによって、前記容器と前記クロージャは、互いに対して相互に保持され、前記バーブは、一方の要素が他方の要素の中に進入することを許可する一方、表面間の摩擦係合によって、または第1の表面のバーブが第2の表面に突き刺さることによって、取り外しを阻止するか、
    または、前記クロージャは、装着されると、前記容器と前記クロージャの互いに対向する部品間の接着作用によって、前記容器開口から取り外すことが不可能であり、このとき、前記互いに対向する部品は、接着剤、溶剤接着、または熱接着のいずれかによって相互に接着接合されるか、
    または、前記容器と前記クロージャは、戻り止めバヨネット締結要素が相互に係合することにより締結されるか、
    または、前記容器と前記クロージャは、セルフタッピング・ネジ式締結具によって締結されるか、
    または、前記容器と前記クロージャは、デテント手段の協働によって締結される
    請求項1ないし3のいずれかに記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  5. 前記容器と前記クロージャは、それらの間に嵌合部を有し、それらの嵌合面は互いに対応する輪郭を有し、これにより、前記クロージャおよび前記容器は、対応する分注装置を用いた場合のみ機能することができる
    請求項1ないしのいずれかに記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  6. 前記嵌合部は、略円形である
    請求項に記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  7. 対応するチューブが装着されたときの前記開孔は、前記容器内に進入する空気が、前記開孔と前記対応するチューブとの間を通過することを許可し、これにより、前記容器内において、製品がそこから取り出される際の真空逃がしを提供する
    請求項1ないしのいずれかに記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  8. 前記クロージャは一方向弁を装備し、これにより、使用時に、前記容器内の不完全真空の条件下で、前記容器内への空気の流入を可能とする
    請求項1ないしのいずれかに記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  9. チューブをさらに備え、該チューブは、前記弁が前記第1の位置にあるときには、前記容器または前記弁の中に存在せず、前記第2の開通状態にあるときには、前記弁の中に配置されている
    請求項1ないしのいずれかに記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  10. 2つの管を有するチューブをさらに備え、一方の管は流体の分注用であり、他方の管は前記容器内への空気の流入用であり、これにより、前記容器内の不完全真空の条件下で生じる分注問題が回避される
    請求項1ないしのいずれかに記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  11. 前記開孔は、シングルスリット弁またはマルチスリット弁を有する
    請求項1ないしのいずれかに記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  12. 対応するチューブが装着されたときの前記開孔は、前記チューブと前記開孔との間において気密である
    請求項1ないしのいずれかに記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  13. 前記開孔は、分注装置の管またはチューブと形状が対応している
    請求項1ないしのいずれかに記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  14. 前記開孔のサイズは、前記チューブの外径よりも小さく、これにより、前記チューブは、前記開孔と密封係合する
    請求項12に記載の容器とクロージャの組み合わせ。
  15. 請求項1ないし14のいずれか1つに記載の組み合わせにおいて使用するためのものである
    ことを特徴とするクロージャ。
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