JP2016504543A - トルク制限アセンブリ - Google Patents

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サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション
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Abstract

トルク制限アセンブリが開示され、略円筒形ベアリングおよび略円筒形ベアリング周りに配置されるトレランスリングを備えることができる。トルク制限アセンブリは内部構成部品と外部構成部品との間に設置され、内部構成部品と外部構成部品を回転可能に連結するように構成される。トルク制限アセンブリは、トルク閾値Tを超える場合に、内部構成部品および外部構成部品のうち少なくとも1つに対して回転するように構成される。【選択図】 図1

Description

本開示は概して、ベアリングアセンブリ、特にトルク制限アセンブリに関する。
本開示はトルク制限アセンブリに関し、トルクリミッタは、第1の部品が第2の部品の円筒穴内に位置する円筒部分を有する、アセンブリの部品間の締まり嵌めを提供する。特に、本開示は、シャフト等の円筒形構成要素と、シャフト周りに設置される外部構成部品との間の制限された締まり嵌めを提供するトルク制限アセンブリに関する。
トルクリミッタとしては一般に、シャフト周りに設置されるスリップ部材が挙げられる。別の部材をスリップ部材周りに設置することができ、穴の内壁に係合できる。シャフトおよび穴を有して形成される構成部品は、トルク限界を超えるまで一緒に回転することができる。トルク限界を超えると、シャフトはスリップ部材内で滑動できる。
本産業は、シャフトとシャフトに設置される構成部品との間の角運動を制限できる、トルク制限アセンブリの改善を引き続き必要としている。
本開示は、添付の図面を参照することによってよりよく理解することができ、またその多数の特徴および利点が当業者に対して明らかになる。
図1は、一実施形態に係るトルク制限アセンブリの端部平面図である。 図2は、図1の円Aに見られる、一実施形態に係るトルク制限アセンブリのセクションの拡大端部平面図である。 図3は、一実施形態に係るトルク制限アセンブリの端部平面図である。 図4は、一実施形態に係るトルク制限アセンブリの断面図である。 図5は、一実施形態に係る回転アセンブリ内に配置されたトルク制限アセンブリの断面図である。
異なる図面における同じ参照番号の使用は、類似または同一の項目を示す。
以下の記述は、ベアリングアセンブリ、特に、コンプレッサシャフトとコンプレッサプーリに形成される穴との間の空気調和装置用コンプレッサアセンブリ内に配置され得るトルク制限アセンブリに関する。一態様では、トルク制限アセンブリはコンプレッサシャフト周りに嵌合され、その後コンプレッサプーリがトルク制限アセンブリ周りに設置され得る。あるいは、トルク制限アセンブリをプーリに形成された穴の中に挿入でき、コンプレッサシャフトをトルク制限トレランスリングを通して挿入できる。
通常の設置では、トルク制限アセンブリは内部構成部品と外部構成部品との制限された締まり嵌めを提供できる。そのため、内部構成部品および外部構成部品は静的に結合でき、共に回転できる。内部構成部品と外部構成部品との間のトルクが締まり嵌めの力よりも大きくなる場合、内部構成部品および外部構成部品は互いに対して回転できる。内部構成部品と外部構成部品との間のトルクが締まり嵌めの力よりも小さくなる場合、2つの部品は再び係合できる。
本明細書に記載される実施形態の1つ以上に係るトルク制限トレランスリングは、金属基材およびその上に配置されるベアリング材料を有するベアリングを備えることができる。トレランスリングはベアリングを取り囲むことができ、トレランスリングの本体から半径方向外側に延びることができる複数の突起を含むことができる。トルク制限アセンブリは内部構成部品、例えば、シャフトの上、または外部構成部品、例えば、プーリに形成される穴の中に設置され得る。動作トルクが閾値を超えると、シャフトはプーリに対して移動でき、ベアリング内で滑動できる。
まず図1〜3を参照すると、トルク制限アセンブリが示され、全体を100と示す。図4は、トルク制限アセンブリ100の断面図を示す。
図1〜4に示すように、トルク制限アセンブリ100は、略円筒形本体104を有するベアリング102を備えることができる。本体104は、第1の軸端108および第2の軸端110を含むことができる側壁106を備えることができる。間隙112、例えば、第1の間隙が本体104の側壁106に形成され得る。間隙112は、本体104の側壁106の軸長全体に沿って延在でき、ベアリング102に裂け目を形成する。
特定の態様では、図2に示すように、ベアリング102は、基材114およびポリマー層116を有する積層体を含むことができる。特定の態様では、基材114は金属を含むことができる。ベアリング102は、図示されるような円筒に成形され得、内側シャフト接触面118を含むことができる。内側シャフト接触面118は、ポリマー層116を含むことができる。特定の態様では、積層体としては、金属基材を覆うフルオロポリマーの積層体を挙げることができる。フルオロポリマーは機械的接着を用いて、またはフルオロポリマーホットメルト接着剤による積層を用いて基材に接着可能である。例示的実施形態において、フルオロポリマーとしては、例えば、PTFEを挙げることができ、基材としては、例えば、アルミニウム、鋼、青銅、銅、またはこれらの合金を挙げることができる。特定の実施形態では、積層体は本質的に鉛を含まないことができる。
特定の態様では、ポリマー層116としては、グラファイト、ガラス、芳香族ポリエステル(EKONOL(登録商標))、青銅、亜鉛、窒化ホウ素、炭素、および/またはポリイミド等の1つ以上の充填剤を挙げることができる。さらに、一態様では、ポリマー層116は、グラファイトおよびポリエステル充填剤の両方を含むことができる。PTFE等のポリマー中のこれらの充填剤のそれぞれの濃度は、1重量%超、5重量%超、10重量%超、20重量%超、または25重量%超であってよい。金属とフルオロポリマーとの間、またはフルオロポリマーに内に埋め込まれる青銅メッシュ等の追加の層を使用することもできる。
このような材料の例としては、Saint−Gobain Performance Plastics Inc.から入手可能なNORGLIDE(登録商標)の製品ラインを挙げることができる。NORGLIDE製品の好適な例としては、NORGLIDE PRO、M、SM、T、およびSMTLが挙げられる。別の態様では、ベアリング102は、自動注油金属ベアリング材料を含むことができる。
特定の態様では、ベアリング102のポリマー層116の厚さは、ベアリング102の円周周りでさまざまであることができる。別の態様では、ポリマー層116は基材114上で実質的に均一であることができる。特定の態様では、ポリマー層116は、厚さTPLを有することができ、TPLは≧30μm、例えば≧50μm、≧75μm、または≧100μmであり得る。さらに、TPLは≦250μm、例えば≦200μmまたは≦150μmであり得る。本態様において、TPLは本明細書に記載されるTPLの任意の最大値と最小値の間の範囲(最大値および最小値を含む)内であることができる。
例えば、TPLは、≧30μmかつ≦250μm、例えば≧30μmかつ≦200μm、または≧30μmかつ≦150μmであり得る。さらに、TPLは、≧50μmかつ≦250μm、例えば≧50μmかつ≦200μm、または≧50μmかつ≦150μmであり得る。さらに、TPLは、≧75μmかつ≦250μm、例えば≧75μmかつ≦200μm、または≧75μmかつ≦150μmであり得る。さらに、TPLは、≧100μmかつ≦250μm、例えば≧100μmかつ≦200μm、または≧100μmかつ≦150μmであり得る。
別の態様では、基材114は、厚さTを有することができ、Tは≧100μm、例えば≧150μm、≧200μm、または≧250μmであり得る。さらに、Tは、≦5.0mm、例えば≦4.0mm、または≦2.0mmであり得る。本態様において、Tは本明細書に記載されるTの任意の最大値と最小値の間の範囲(最大値および最小値を含む)内であることができる。例えば、Tは≧100μmかつ≦5.0mm、例えば≧100μmかつ≦4.0mm、または≧100μmかつ≦2.0mmであり得る。さらに、Tは≧150μmかつ≦5.0mm、例えば≧150μmかつ≦4.0mm、または≧150μmかつ≦2.0mmであり得る。さらに、Tは≧200μmかつ≦5.0mm、例えば≧200μmかつ≦4.0mm、または≧200μmかつ≦2.0mmであり得る。さらに、Tは≧250μmかつ≦5.0mm、例えば≧250μmかつ≦4.0mm、または≧250μmかつ≦2.0mmであり得る。
図4に示すように、ベアリング102は、ベアリング102の第1の軸端108から延びる第1のフランジ120および第2の軸端110から延びる第2のフランジ122を備えることができる。各フランジ120、122は、ベアリング102の第1の軸端108または第2の軸端110から半径方向外側に、例えば、ベアリング102の中心から離れるように延びることができる第1の部分124を含むことができる。また、各フランジ120、122は、トルク制限アセンブリ100の中心軸128(図1に示す)に平行な方向に軸方向に延びることができる第2の部分126を含むことができる。特定の態様では、第1のフランジ120は、ベアリング102の第1の軸端108周辺に形成される第1のトレランスリングポケット130を含むことができ、第2のフランジ122は、ベアリング102の第2の軸端110周辺に形成される第2のトレランスリングポケット132を含むことができる。
トルク制限アセンブリ100は、ベアリング102周りに設置されかつベアリング102と係合するトレランスリング150を備えることができる。トレランスリング150は、側壁154を含むことができる略円筒形本体152を備えることができる。側壁154は、第1の軸端156および第2の軸端158を含むことができる。また、側壁154は未仕上げ部分160を含むことができ、複数の突起162は未仕上げ部分160から半径方向に、例えば半径方向外側に延びることができる。
別の態様では、図3に示すように、接触面118が外側接触面であり、かつトレランスリング150は、半径方向内側に延びる突起162を有することができるように、ベアリング102をトレランスリング150の周りに設置することができる。
いずれの態様でも、すなわち、突起162が半径方向内側または半径方向外側のどちらに延びていても、各突起162は未形成部分160から延びることができ、各突起162はトレランスリング150の未形成部分160に取り囲まれ得る。
図1〜3に示すように、トレランスリング150は、トレランスリング150の側壁154に形成される間隙164、例えば第2の間隙を備えることができる。間隙164は、側壁154の軸長全体に沿って延在でき、トレランスリング150に裂け目を形成する。
図4に示すように、トレランスリング150の第1の軸端156が、ベアリング102の第1の軸端108に形成される第1のトレランスリングポケット130に嵌入し、トレランスリング150の第2の軸端158が、ベアリング102の第2の軸端110に形成される第2のトレランスリングポケット132に嵌入するように、トレランスリング150はベアリング102に設置できる。さらに、トレランスリング150の未形成部分160はベアリング102の金属基材116に係合できる。
図示されるように、トレランスリング102は、ベアリング102の第1のフランジ120と第2のフランジ122の間に軸方向に取り付けられる。さらに、トレランスリング150の第1の軸端156はベアリング102の第1のフランジ120の第1の部分124と係合または当接でき、トレランスリング150の第2の軸端158はベアリング102の第2のフランジ122の第1の部分124と係合または当接できる。第1のフランジ120の第2の部分126はトレランスリング150の第1の軸端156に折り重なることができ、第2のフランジ122の第2の部分126はトレランスリング150の第2の軸端158に折り重なることができる。
特定の態様では、トレランスリング150の軸端156、158をベアリング102のフランジ122、124に取り付けることができる。例えば、フランジ122、124の各々はトレランスリング150のそれぞれに対応する軸端156、158に圧着され得る。さらに、各フランジ122、124はトレランスリング150のそれぞれに対応する軸端156、158に接合され得る。
図1および図3を再び参照すると、ベアリング102に形成される間隙112は、トルク制限アセンブリ100の中心を通ってトルク制限アセンブリ100を二等分する基準軸170から測った円周位置CL1に位置できる。CL1は、45°〜135°(45°および135°を含む)、例えば、50°〜130°(50°および130°を含む)、55°〜125°(55°および125°を含む)、60°〜120°(60°および120°を含む)、65°〜115°(65°および115°を含む)、70°〜110°(70°および110°を含む)、75°〜105°(75°および105°を含む)、80°〜100°(80°および100°を含む)、または85°〜95°(85°および95°を含む)の範囲内であることができる。別の態様では、CL1は本質的に90°であることができる。
図示されているように、トレランスリング150に形成される間隙164は、基準軸170から測った円周位置CL2に位置できる。特定の実施形態では、CL2は、225°〜315°(225°および315°を含む)、例えば、230°〜310°(230°および310°を含む)、235°〜305°(235°および305°を含む)、240°〜300°(240°および300°を含む)、245°〜295°(245°および295°を含む)、250°〜290°(250°および290°を含む)、255°〜285°(255°および285°を含む)、260°〜280°(260°および280°を含む)、または265°〜275°(265°および275°を含む)の範囲内であることができる。別の態様では、CL2は本質的に270°であることができる。
また、間隙112および間隙164は正反対の位置にあることができる。すなわち、間隙112および間隙164は、トルク制限アセンブリ100の中心を通る直線に本質的に沿って、トルク制限アセンブリ100の両側に位置できる。
特定の態様では、ベアリング102は、全体厚さTを含むことができ、トレランスリングは、最大厚さ(例えば、トレランスリングの側壁から突起162の先端まで)を測定したときの全体厚さTを含むことができる。この態様では、Tは、≧10%T、例えば≧25%T、≧50%T、≧75%T、または≧100%Tであり得る。さらに、Tは、≦500%T、例えば≦450%T、≦400%T、300≦%T、または200≦%Tであり得る。別の態様において、Tは本明細書に記載されるTの任意の最大値と最小値の間の範囲(最大値および最小値を含む)内であることができる。
例えば、Tは、≧10%Tかつ≦500%T、例えば≧10%Tかつ450≦%T、≧10%Tかつ≦400%T、≧10%Tかつ≦300%T、または≧10%Tかつ≦200%Tであり得る。Tは、≧25%Tかつ≦500%T、例えば≧25%Tかつ450≦%T、≧25%Tかつ≦400%T、≧25%Tかつ≦300%T、または≧25%Tかつ≦200%Tであり得る。Tは、≧50%Tかつ≦500%T、例えば≧50%Tかつ450≦%T、≧50%Tかつ≦400%T、≧50%Tかつ≦300%T、または≧50%Tかつ≦200%Tであり得る。Tは、≧75%Tかつ≦500%T、例えば≧75%Tかつ450≦%T、≧75%Tかつ≦400%T、≧75%Tかつ≦300%T、または≧75%Tかつ≦200%Tであり得る。さらに、Tは、≧100%Tかつ≦500%T、例えば≧100%Tかつ450≦%T、≧100%Tかつ≦400%T、≧100%Tかつ≦300%T、または≧100%Tかつ≦200%Tであり得る。
別の態様では、ポリマー層116は厚さTPLを有することができ、トレランスリング150はトレランスリング150の未形成部分160を測定した側壁厚さTSWを含むことができる。TPLは、≧1%TSW、例えば≧5%TSW、≧10%TSW、≧50%TSW、または≧75%TSWであり得る。さらに、TPLは、≦500%TSW、例えば≦450%TSW、≦400%TSW、300≦%TSW、または200≦%TSWであり得る。別の態様において、TPLは本明細書に記載されるTPLの任意の最大値と最小値の間の範囲内(最大値および最小値を含む)であることができる。
例えば、TPLは、≧1%TSWかつ≦500%TSW、例えば≧1%TSWかつ≦450%TSW、≧1%TSWかつ≦400%TSW、≧1%TSWかつ≦300%TSW、または≧1%TSWかつ≦200%TSWであり得る。TPLは、≧5%TSWかつ≦500%TSW、例えば≧5%TSWかつ≦450%TSW、≧5%TSWかつ≦400%TSW、≧5%TSWかつ≦300%TSW、または≧5%TSWかつ≦200%TSWであり得る。TPLは、≧10%TSWかつ≦500%TSW、例えば≧10%TSWかつ≦450%TSW、≧10%TSWかつ≦400%TSW、≧10%TSWかつ≦300%TSW、または≧10%TSWかつ≦200%TSWであり得る。TPLは、≧50%TSWかつ≦500%TSW、例えば≧50%TSWかつ≦450%TSW、≧50%TSWかつ≦400%TSW、≧50%TSWかつ≦300%TSW、または≧50%TSWかつ≦200%TSWであり得る。TPLは、≧75%TSWかつ≦500%TSW、例えば≧75%TSWかつ≦450%TSW、≧75%TSWかつ≦400%TSW、≧75%TSWかつ≦300%TSW、または≧75%TSWかつ≦200%TSWであり得る。さらに、TPLは、≧100%TSWかつ≦500%TSW、例えば≧100%TSWかつ≦450%TSW、≧100%TSWかつ≦400%TSW、≧100%TSWかつ≦300%TSW、または≧100%TSWかつ≦200%TSWであり得る。
図5は、回転アセンブリ200内に配置されたトルク制限アセンブリ100を示す。回転アセンブリ200は、内部構成部品202および外部構成部品204を備えることができる。トルク制限アセンブリ100をその間に設置することができる。使用中、閾値トルクTを超えた場合、内部構成部品202はトルク制限アセンブリ100のベアリング102内で滑動できる。他の場合では、内部構成部品102は外部構成部品204に静的に連結されたままであることが可能である。内部構成部品202と外部構成部品204との間に圧縮して設置される場合、トレランスリング150に形成される突起162により提供される半径方向力は、外部構成部品204に対して略垂直な力を提供できる。トレランスリング150により提供される垂直力によって、ベアリング102と内部構成部品202との比較的小さい摩擦に打ち勝つことができる締付力を提供でき、静摩擦F、すなわちベアリング102と内部構成部品202との間のトラクションを本質的に増大させることが可能である。しかし、ベアリング102と内部構成部品202との間の動摩擦FはFよりも大幅に低く留まる可能性があり、内部構成部品202と外部構成部品204との間のトルクTが閾値を超えると、内部構成部品202はトルク制限アセンブリ100内で滑動し始め得る。内部構成部品202が滑動するにつれ、比較的小さい動摩擦Fによりさらに滑動が促され、トルク制限アセンブリ100内で比較的容易にシャフトが回転できる。その後トルクが小さくなると、垂直力が比較的小さいFより大きくなり内部構成部品202に対するブレーキとして作用でき、ついには完全にFに打ち勝ち、Fが元どおりになる。
特定の態様では、Fは≧F、例えば≧2F、≧5F、または≧10Fであり得る。別の態様では、Fは≦100F、例えば≦75F、≦50F、または≦25Fであり得る。Fは、本明細書に記載されるFの任意の値を含み、その間の範囲内であり得る。例えば、Fは、≧2Fかつ≦100F、例えば≧2Fかつ≦75F、≧2Fかつ≦50F、または≧2Fかつ≦25Fであり得る。Fは、≧5Fかつ≦100F、例えば≧5Fかつ≦75F、≧5Fかつ≦50F、または≧5Fかつ≦25Fであり得る。Fは、≧10Fかつ≦100F、例えば≧10Fかつ≦75F、≧10Fかつ≦50F、または≧10Fかつ≦25Fであり得る。
半径方向力は、トレランスリング150の壁厚さに大いに依存する。壁厚さが大きくなり、半径方向力ばね定数が増加するにつれ、ベアリング上のポリマー層116の厚さを増加させることができる。
したがって、トルク制限アセンブリ100は比較的大きなトルク用途、例えば4000毎分回転数(RPM)超にて使用可能であり、このような用途で発生し得るさらに大きなトルクでもシャフトを滑動可能にすることによりトルクの変動を実質的に最小限に抑えることができる。
特定の態様では、回転アセンブリ200は、空気調和装置用コンプレッサアセンブリ、例えば自動車用ベルト駆動式空気調和装置用コンプレッサアセンブリであることができる。また、この特定の態様では、内部構成部品202は空気調和装置用コンプレッサから延びるコンプレッサシャフトであることができ、外部構成部品204はコンプレッサシャフト周りに設置されるコンプレッサプーリであることができる。駆動ベルト(図示せず)はコンプレッサプーリの外周周りに少なくとも部分的に延びることが可能である。
ベルトが動くにつれて、コンプレッサプーリが回転できる。コンプレッサシャフトが静的にコンプレッサプーリに連結された係合構成では、コンプレッサシャフトも回転できる。エアコンプレッサ内の故障、例えばベアリングの焼付きが起こった場合、コンプレッサシャフトはエアコンプレッサ内で動かなくなり、回転をやめる。シャフトが動かなくなると、コンプレッサシャフト/コンプレッサプーリアセンブリ内のトルクはトルク閾値を超えることができ、シャフトはプーリを損傷することなくベアリング内で回転できる。
したがって、トルクが閾値を超えた状態のため、ベアリング102は、深刻な損傷のリスクを伴わずにシャフトをその中で回転させることが可能である。そのため、駆動ベルト、コンプレッサプーリ、またはその他のベルトを駆動するかもしくは駆動ベルトにより駆動される構成部品への損傷リスクをかなり低減できる。
特定の態様では、トルク制限アセンブリ100のトレランスリング部分150は金属、金属合金、またはこれらの組み合わせから作製することができる。金属としては、鉄金属を挙げることができる。また、金属としては、鋼を挙げることができる。鋼としては、ステンレス鋼、例えば、オーステナイトステンレス鋼を挙げることができる。さらに、鋼としては、クロム、ニッケル、またはこれらの組み合わせを含むステンレス鋼を挙げることができる。例えば、鋼はX10CrNi18−8ステンレス鋼であることができる。さらに、トレランスリングとしては、≧350、例えば≧375、≧400、≧425、または≧450であり得るビッカース硬度VPNを含むことができる。VPNはまた、≦500、≦475、または≦450であり得る。VPNはまた、本明細書に記載される任意のVPN値を含み、その間の範囲内であり得る。別の態様では、トレランスリングはその腐食耐性を増加させるように処理され得る。特に、トレランスリングを不動態化できる。例えば、トレランスリングはASTM規格A967に従って不動態化できる。
別の態様では、トレランスリングを形成できる原料は、厚さtを有することができ、tは≧0.05mm、例えば、≧0.1mm、≧0.2mm、≧0.3mm、または≧0.4mmであり得る。別の態様では、tは≦1.0mm、例えば、≦0.75mmまたは≦0.5mmであり得る。さらに、tは上述のtの任意の最大値および最小値の間の範囲(最大値および最小値を含む)内であり得る。
例えば、tは、≧0.05mmかつ≦1.0mm、例えば、≧0.05mmかつ≦0.75mm、または≧0.05mmかつ≦0.5mmであり得る。さらに、tは、≧0.1mmかつ≦1.0mm、例えば、≧0.1mmかつ≦0.75mm、または≧0.1mmかつ≦0.5mmであり得る。別の態様では、tは、≧0.2mmかつ≦1.0mm、例えば、≧0.2mmかつ≦0.75mm、または≧0.2mmかつ≦0.5mmであり得る。さらに、tは、≧0.3mmかつ≦1.0mm、例えば、≧0.3mmかつ≦0.75mm、または≧0.3mmかつ≦0.5mmであり得る。加えて、tは、≧0.4mmかつ≦1.0mm、例えば、≧0.4mmかつ≦0.75mm、または≧0.4mmかつ≦0.5mmであり得る。
本明細書に記載される態様のいずれかに係るトレランスリングは、全体外径ODを有してもよく、ODは、≧5mm、例えば、≧10mm、≧20mm、≧30mm、または≧40mmであり得る。ODは、≦100mm、例えば、≦90mm、≦80mm、≦70mm、≦60mm、または≦50mmであり得る。ODは本明細書に記載されるODの任意の最大値および最小値の間の範囲(最大値および最小値を含む)内であり得る。
例えば、ODは、≧5mmかつ≦100mm、例えば、≧5mmかつ≦90mm、≧5mmかつ≦80mm、≧5mmかつ≦70mm、≧5mmかつ≦60mm、または≧5mmかつ≦50mmであり得る。例えば、ODは、≧10mmかつ≦100mm、例えば、≧10mmかつ≦90mm、≧10mmかつ≦80mm、≧10mmかつ≦70mm、≧10mmかつ≦60mm、または≧10mmかつ≦50mmであり得る。ODは、≧20mmかつ≦100mm、例えば、≧20mmかつ≦90mm、≧20mmかつ≦80mm、≧20mmかつ≦70mm、≧20mmかつ≦60mm、または≧20mmかつ≦50mmであり得る。さらに、ODは、≧30mmかつ≦100mm、例えば、≧30mmかつ≦90mm、≧30mmかつ≦80mm、≧30mmかつ≦70mm、≧30mmかつ≦60mm、または≧30mmかつ≦50mmであり得る。さらに、ODは、≧40mmかつ≦100mm、例えば、≧40mmかつ≦90mm、≧40mmかつ≦80mm、≧40mmかつ≦70mm、≧40mmかつ≦60mm、または≧40mmかつ≦50mmであり得る。
別の態様では、トレランスリングは、全体軸長Lを有することができ、Lは≧5mm、例えば、≧10mmまたは≧15mmであり得る。さらに、Lは、≦50mm、例えば≦40mm、≦30mm、または≦20mmであり得る。また、Lは上述のLの任意の最大値および最小値の間の範囲(最大値および最小値を含む)内であり得る。
例えば、Lは、≧5mmかつ≦50mm、例えば、≧5mmかつ≦40mm、≧5mmかつ≦30mm、または≧5mmかつ≦20mmであり得る。さらに、Lは、≧10mmかつ≦50mm、例えば、≧10mmかつ≦40mm、≧10mmかつ≦30mm、または≧5mmかつ≦20mmであり得る。さらに、Lは、≧15mmかつ≦50mm、例えば、≧15mmかつ≦40mm、≧15mmかつ≦30mm、または≧15mmかつ≦20mmであり得る。
別の態様では、各突起は、半径方向高さHを有することができ、Hは≧0.3mm、例えば、≧0.4mm、≧0.5mm、≧0.6mm、または≧0.7mmであり得る。Hはまた、≦1.5mm、例えば≦1.25mm、または≦1mmであり得る。Hは本明細書に記載されるHの任意の最大値および最小値の間の範囲(最大値および最小値を含む)内であり得る。
例えば、Hは、≧0.3mmかつ≦1.5mm、例えば、≧0.3mmかつ≦1.25mm、または≧0.3mmかつ≦1mmであり得る。さらに、Hは、≧0.4mmかつ≦1.5mm、例えば、≧0.4mmかつ≦1.25mm、または≧0.4mmかつ≦1mmであり得る。Hは、≧0.5mmかつ≦1.5mm、例えば、≧0.5mmかつ≦1.25mm、または≧0.5mmかつ≦1mmであり得る。さらに、Hは、≧0.6mmかつ≦1.5mm、例えば、≧0.6mmかつ≦1.25mm、または≧0.6mmかつ≦1mmであり得る。加えて、Hは、≧0.7mmかつ≦1.5mm、例えば、≧0.7mmかつ≦1.25mm、または≧0.7mmかつ≦1mmであり得る。
当業者は、本明細書に記載される特徴のうち1つ以上を有するトルク制限トレランスリングを利用できる他の用途があってもよいことを理解できる。
上記で開示された主題は例示的かつ非限定的なものであるとみなされなければならず、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の範囲内である、かかる変形、改良および他の実施形態をすべて包含するものであることが意図される。したがって、法律によって認められる最大限の範囲まで、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲およびそれらに相当するものの許容されるもっとも広い解釈によって定義されるべきであり、また、前述の発明を実施するための形態によって制限または限定されるものではない。
加えて、前述の発明を実施するための形態において、本開示を合理化する目的のために種々の特を単一の実施形態にまとめるかまたは記載することができる。この開示は、請求される実施形態が各請求項に明示的に列挙されるよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものと解釈されるべきではない。むしろ、以下の特許請求の範囲に反映されるように、発明の主題は開示される任意の実施形態のすべての特徴よりも少ない特徴を対象にすることが可能である。したがって、以下の特許請求の範囲は発明を実施するための形態に組み込まれ、各請求項は別々に請求される主題を定義するものとして単独で有効である。
項目。
項目1。
略円筒形ベアリングと、
略円筒形ベアリングの周りに配置されるトレランスリングと
を備えるトルク制限アセンブリであって、
トルク制限アセンブリは内部構成部品と外部構成部品との間に設置されるように構成され、トルク制限アセンブリは、内部構成部品と外部構成部品を回転可能に連結するように構成され、トルク制限アセンブリは、トルク閾値Tを超える場合に、内部構成部品および外部構成部品のうち少なくとも1つに対して回転するように構成される、トルク制限アセンブリ。
項目2。
内部構成部品と、
内部構成部品周りに配置される外部構成部品と、
内部構成部品と外部構成部品との間に配置されるトルク制限アセンブリと
を備えるアセンブリであって、トルク制限アセンブリは、
略円筒形ベアリングと、
略円筒形ベアリングの周りに配置されるトレランスリングと
を備え、
トルク制限アセンブリは、内部構成部品と外部構成部品を回転可能に連結し、トルク制限アセンブリは、トルク閾値Tを超える場合に、内部構成部品および外部構成部品のうち少なくとも1つに対して回転するように構成される、アセンブリ。
項目3。
シャフトと、
シャフトの周りに配置されるプーリと、
シャフトとプーリの間に設置されるトルク制限アセンブリと
を備えるアセンブリであって、トルク制限アセンブリは、
第1の間隙を含む略円筒形ベアリングと、
略円筒形ベアリングの周りに配置され、第2の間隙を含むトレランスリングと
を備え、
トルク制限アセンブリは、シャフトとプーリを回転可能に連結し、トルク制限アセンブリは、トルク閾値Tを超える場合に、シャフトおよびプーリのうち少なくとも1つに対して回転するように構成される、アセンブリ。
項目4。
略円筒形ベアリングは第1の間隙を含み、トレランスリングは第2の間隙を含む、項目1または2に記載のアセンブリ。
項目5。
第1の間隙は基準軸からの距離を測った円周位置CL1に位置し、CL1は、約45°〜約135°(約45°および約135°を含む)、例えば、50°〜130°(50°および130°を含む)、55°〜125°(55°および125°を含む)、60°〜120°(60°および120°を含む)、65°〜115°(65°および115°を含む)、70°〜110°(70°および110°を含む)、75°〜105°(75°および105°を含む)、80°〜100°(80°および100°を含む)、または85°〜95°(85°および95°を含む)の範囲内である、項目3または4のいずれか1つに記載のアセンブリ。
項目6。
L1は本質的に90°である、項目5に記載のアセンブリ。
項目7。
第2の間隙は基準軸からの距離を測った円周位置CL2に位置し、CL2は、約225°〜約315°(約225°および約315°を含む)、例えば、230°〜310°(230°および310°を含む)、235°〜305°(235°および305°を含む)、240°〜300°(240°および300°を含む)、245°〜295°(245°および295°を含む)、250°〜290°(250°および290°を含む)、255°〜285°(255°および285°を含む)、260°〜280°(260°および280°を含む)、または265°〜275°(265°および275°を含む)の範囲内である、項目1、2または3のいずれか1つに記載のアセンブリ。
項目8。
L2は本質的に270°である、項目7に記載のアセンブリ。
項目9。
第1の間隙および第2の間隙は正反対にある、項目1、2または3のいずれか1つに記載のアセンブリ。
項目10。
第1の間隙および第2の間隙は、アセンブリの中心を通る直線に本質的に沿って、アセンブリの両側に位置できる、項目1、2または3のいずれか1つに記載のアセンブリ。
項目11。
ベアリングは全体厚さTを含み、トレランスリングは全体厚さTを含み、T≧10%T、例えば≧25%T、≧50%T、≧75%T、または≧100%Tである、項目1、2または3のいずれか1つに記載のアセンブリ。
項目12。
≦500%T、例えば≦450%T、≦400%T、300≦%T、または200≦%Tである、項目10に記載の方法。
項目13。
略円筒形ベアリングは、基材および基材上に配置されるポリマー層を備え、ポリマー層は厚さTPLを含み、トレランスリングは側壁厚さTSWを含み、TPL≧1%TSW、例えば≧5%TSW、≧10%TSW、≧50%TSW、または≧75%TSWである、項目1、2または3のいずれか1つに記載のアセンブリ。
項目14。
PL≦500%TSW、例えば≦450%TSW、≦400%TSW、300≦%TSW、または200≦%TSWである、項目13に記載のアセンブリ。
項目15。
基材は金属を含む、項目13に記載のアセンブリ。
項目16。
ポリマー層は、低摩擦ポリマーを含む、項目13に記載のアセンブリ。
項目17。
略円筒形ベアリングは、第1のフランジを有する第1の軸端および第2のフランジを有する第2の軸端を含み、トレランスリングは、第1のフランジと第2のフランジとの間に配置される、項目1、2または3のいずれか1つに記載のアセンブリ。
項目18。
各フランジは、ベアリングの第1の軸端または第2の軸端から半径方向外側に延びる第1の部分を備え、トレランスリングの第1の軸端は、第1のフランジの第1の部分と係合し、トレランスリングの第2の軸端は、第2のフランジの第1の部分と係合する、項目17に記載のアセンブリ。
項目19。
各フランジは、軸方向内側に延びて、ベアリングの第1の軸端周りの第1のトレランスリングポケットおよびベアリングの第2の軸端周りの第2のトレランスリングポケットを形成する第2の部分を備え、トレランスリングの第1の軸端は第1のトレランスリングポケットに嵌入し、トレランスリングの第2の軸端は第2のトレランスリングポケットに嵌入する、項目18に記載のアセンブリ。
項目20。
トレランスリングの軸端はベアリングのフランジに取り付けられる、項目17に記載のアセンブリ。
項目21。
フランジはトレランスリングの軸端に圧着される、項目20に記載のアセンブリ。
項目22。
フランジはトレランスリングの軸端に接合される、項目20に記載のアセンブリ。
項目23。
トルク制限アセンブリは、トルク制限アセンブリと内部構成部品との間を測定したときの動摩擦力Fを提供するように構成され、トルク制限アセンブリは、トルク制限アセンブリと内部構成部品との間を測定したときの静摩擦力Fを提供するように構成され、F≧2FD、例えば、≧5F、または≧10Fである、項目1、2または3のいずれか1つに記載のアセンブリ。
項目24。
≦100F、例えば≦75F、≦50F、または≦25Fである、項目23に記載のアセンブリ。

Claims (15)

  1. 略円筒形ベアリングと、
    前記略円筒形ベアリングの周りに配置されるトレランスリングと
    を備えるトルク制限アセンブリであって、
    前記トルク制限アセンブリは内部構成部品と外部構成部品との間に設置されるように構成され、前記トルク制限アセンブリは、前記内部構成部品と前記外部構成部品を回転可能に連結するように構成され、前記トルク制限アセンブリは、トルク閾値Tを超える場合に、前記内部構成部品および前記外部構成部品のうち少なくとも1つに対して回転するように構成される、トルク制限アセンブリ。
  2. 内部構成部品と、
    前記内部構成部品周りに配置される外部構成部品と、
    前記内部構成部品と前記外部構成部品との間に配置されるトルク制限アセンブリと
    を備えるアセンブリであって、前記トルク制限アセンブリは、
    略円筒形ベアリングと、
    前記略円筒形ベアリングの周りに配置されるトレランスリングと
    を備え、
    前記トルク制限アセンブリは、前記内部構成部品と前記外部構成部品を回転可能に連結し、前記トルク制限アセンブリは、トルク閾値Tを超える場合に、前記内部構成部品および前記外部構成部品のうち少なくとも1つに対して回転するように構成される、アセンブリ。
  3. シャフトと、
    前記シャフトの周りに配置されるプーリと、
    前記シャフトと前記プーリの間に設置されるトルク制限アセンブリと
    を備えるアセンブリであって、前記トルク制限アセンブリは、
    第1の間隙を含む略円筒形ベアリングと、
    前記略円筒形ベアリングの周りに配置され、第2の間隙を含むトレランスリングと
    を備え、
    前記トルク制限アセンブリは、前記シャフトと前記プーリを回転可能に連結し、前記トルク制限アセンブリは、トルク閾値Tを超える場合に、前記シャフトおよび前記プーリのうち少なくとも1つに対して回転するように構成される、アセンブリ。
  4. 前記第1の間隙は基準軸からの距離を測った円周位置CL1に位置し、CL1は、約45°〜約135°(約45°および約135°を含む)の範囲内である、請求項3に記載のアセンブリ。
  5. 前記第2の間隙は基準軸からの距離を測った円周位置CL2に位置し、CL2は、約225°〜約315°(約225°および約315°を含む)の範囲内である、請求項3のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  6. 前記第1の間隙および前記第2の間隙は正反対にある、請求項3のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  7. 前記略円筒形ベアリングは、全体厚さTを含み、前記トレランスリングは、全体厚さTを含み、T≧10%Tである、請求項1、2または3のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  8. ≦500%Tである、請求項7に記載のアセンブリ。
  9. 前記略円筒形ベアリングは、基材および前記基材上に配置されるポリマー層を備え、前記ポリマー層は厚さTPLを含み、前記トレランスリングは側壁厚さTSWを含み、TPL≧1%TSWである、請求項1、2または3のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  10. PL≦500%TSWである、請求項9に記載のアセンブリ。
  11. 前記基材は金属を含む、請求項9に記載のアセンブリ。
  12. 前記略円筒形ベアリングは、第1のフランジを有する第1の軸端および第2のフランジを有する第2の軸端を含み、前記トレランスリングは、前記第1のフランジと前記第2のフランジとの間に配置される、請求項1、2または3のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  13. 各フランジは、前記ベアリングの前記第1の軸端または前記第2の軸端から半径方向外側に延びる第1の部分を備え、前記トレランスリングの第1の軸端は、前記第1のフランジの前記第1の部分と係合し、前記トレランスリングの第2の軸端は、前記第2のフランジの前記第1の部分と係合する、請求項12に記載のアセンブリ。
  14. 前記トレランスリングの前記軸端は前記略円筒形ベアリングの前記フランジに取り付けられる、請求項12に記載のアセンブリ。
  15. 前記トルク制限アセンブリは、前記トルク制限アセンブリと前記内部構成部品との間を測定したときの動摩擦力Fを提供するように構成され、前記トルク制限アセンブリは、前記トルク制限アセンブリと前記内部構成部品との間を測定したときの静摩擦力Fを提供するように構成され、F≧2Fである、請求項1、2または3のいずれか一項に記載のアセンブリ。
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