JP2016503042A - アトピー性皮膚炎を処置するためのピドチモドの使用 - Google Patents

アトピー性皮膚炎を処置するためのピドチモドの使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、アトピー性皮膚炎を処置するためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩の使用を対象とする。本発明の処置については、ピドチモドまたはその生理学的に許容される塩が、好ましくは局所的に投与される。

Description

本発明は、アトピー性皮膚炎を処置するためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩の使用を対象とする。
アトピー性皮膚炎は、慢性湿疹の皮膚および時には耐え難いかゆみを特徴とする非伝染性の皮膚障害である。アトピー性皮膚炎はあらゆる年齢で出現し得るが、小児および若年成人において最も一般的である。症状は、通常、25歳前に和らぎ、患者の全体的な健康に影響を与えない。10人の赤ちゃんのうち約1人は、乳児湿疹と呼ばれるアトピー性皮膚炎の一形態を発症する。乳児湿疹は、皮膚から滲出液が出て痂皮になることを特徴とし、ほとんどの場合、顔および頭皮に発生する。この状態は、通常、小児の2歳の誕生日前に改善し、そのときまでは医学的配慮により症状を抑えることができる。アトピー性皮膚炎が乳児期後に発症する場合、発赤、水疱形成、滲出、痂皮形成はそれほど顕著ではない。患者のただれは、乾燥して、赤から茶色がかった灰色に変わり、皮膚が厚くなり、うろこ状になる場合がある。浅黒い肌の個体では、この状態は、顔色を明るくまたは暗くすることがある。この状態と関連するかゆみは、通常、夜に最もひどい。それは非常に激しいので、患者はただれが出血するまで引っかき、時には瘢痕および感染を引き起こし得る。アトピー性皮膚炎は、米国の人口の約3%に影響を与え、その状態である人々の約80%はまた、同じ状態または類似した状態を有する1または複数の親族を持っている。症状は女性において最も重篤になる傾向がある。アトピー性皮膚炎は、皮膚の任意の部分に噴出することができ、痂皮が形成され、指、手のひらまたは足の裏で厚くなった斑点部は何年も継続し得る。アレルギー反応は、多くの場合、アトピー性皮膚炎を誘発する一方で、状態は、遺伝性の過剰活性の免疫系または皮膚から異常に大量の湿気を失わせる遺伝的欠陥の結果であると考えられている。
アトピー性皮膚炎の処置には、コルチコステロイド軟膏、タクロリムスまたはピメクロリムスを含む局所免疫抑制剤および皮膚軟化剤が含まれる。他の処置に応答しない重篤な場合において、シクロスポリン、アザチオプリンおよびメトトレキサートなどの経口免疫抑制薬が時には処方される。しかしながら、それらは腎臓および肝臓に重大な副作用をもたらし得るので、これらの処置は、患者が定期的に血液検査を受けることを必要とする。
化学名が(4R)−3−(5−オキソ−L−プロリル)−1,3−チアゾリジン−4−カルボン酸であるピドチモドは、動物モデルおよびヒトにおける免疫応答を増加させる能力で知られている合成薬物であり、特許文献1において初めて開示された。動物とヒトの検体両方のインビトロ研究は先天性および適応免疫応答に良好な活性を記録し、またインビボでの臨床研究によって確認されたことから、小児の上気道および尿路の再発性感染の割合の減少におけるピドチモドの有効性が実証されている。同じ結果が成人の再発性気道感染において得られた。さらに重要なことには、これらの効果は、老化、ダウン症候群、手術および癌などの免疫欠如の設定においてより明白である(例えば、非特許文献1参照)。免疫系を刺激するその能力のために、ピドチモドは、免疫活性の増大によって特徴付けられるそれらの状態を悪化させると考えられ、その使用は、そのような疾患には推奨されない。
いかなる予想にも反して、今回驚くべきことに、ピドチモドは、免疫欠如によって特徴付けられる病気に対して活性であることに加えて、皮膚障害の典型的な皮膚の病変を減衰させることによって、アトピー性皮膚炎の患者に有益であり得ることが見出された。
伊国特許第1231723号
Riboldi et al. Int J Immunopathol Pharmacol.2009;22(2):255〜62
本発明の目的は、アトピー性皮膚炎の処置に使用するためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩の使用によって表される。
本発明の処置については、ピドチモドまたはその生理学的に許容される塩が、好ましくは局所的に投与される。
局所的に投与される場合、ピドチモドまたはその生理学的に許容される塩は、少なくとも薬学的に許容される賦形剤および/またはアジュバントと一緒にピドチモドまたはその生理学的に許容される塩を含有する半固体または液体製剤の形態であってもよく;このような製剤は、溶液、エマルジョンまたは懸濁液、クリーム、ゲルおよび軟膏の形態であってもよい。
このような半固体または液体製剤は、0.1%から20%、より好ましくは1%から15%、最も好ましくは5%から10%のw/w濃度のピドチモドを有し得る。それらは、皮膚病変に直接適用することによってアトピー性皮膚炎を処置するのに特に適している。
これらの医薬組成物は従来の技術に従って調製することができ、薬学的に許容される賦形剤、アジュバントおよび/または担体を含有してもよく、補足的またはいずれのケースでも有用な活性と組み合わせて1または複数の活性成分を含有してもよい。
本発明の処置にピドチモドと組み合わせて使用することができる活性薬剤としてはこれらに限定されないが免疫抑制剤、ビタミンDおよび類似体、ビタミンA関連化合物、コルチコステロイド、生物製剤が挙げられ;このような有効成分は、直接皮膚または爪の病変に、全身(経口、静脈内、筋肉内)経路または局所経路のいずれかによって、ピドチモドと一緒に投与されてもよく(すなわち、それらは、例えばピドチモドと同じ組成物中に含有されてもよい)、またはそれらはピドチモドとは別にもしくは時間的に接近して投与されてもよい。
免疫抑制剤の例としては、メトトレキサート、アザチオプリン、シクロスポリン、フマル酸、タクロリムスまたはピメクロリムスおよびコルチコステロイドが挙げられ;ビタミンD類似体の例としては、カルシトリオール、カルシポトリオールおよびタカルシトールが挙げられ;ビタミンA関連化合物の例としては、レチノイド、トレチノイン、イソトレチノイン、エトレチネート、アシトレチン、タザロテン、ベキサロテンおよびアダパレンが挙げられ;生物製剤の例としては、アレファセプト、エタネルセプトおよびモノクローナル抗体アダリムマブ、インフリキシマブ、ウステキヌマブが挙げられる。
本発明に従って調製される組成物の例としては、局所適用のためのクリーム、ゲル、軟膏、溶液、エマルジョンおよび懸濁液が挙げられる。
本発明の医薬組成物および使用については、以下の実施例によってさらに詳細に説明する。しかし、このような実施例は例示のためのものであり、限定するものではないことに留意されたい。
(実施例1)
以下のw/w%組成を有する水中油クリームを調製した:
1.ピドチモド 10.00%
2.トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン* 5.20%
3.乳酸 0.20%
4.EDTA二ナトリウム 0.10%
5.グリセリン 5.00%
6.キサンタンガム 0.25%
7.ヒドロキシプロピルキトサン 0.50%
8.乳化剤 15.50%
9.中鎖トリグリセリド 3.00%
10.2−オクチルドデシルアルコール 2.00%
11.ジエチレングリコールモノエチルエーテル 5.00%
12.DL−アルファ酢酸トコフェリル 0.50%
13.デカメチルシクロペンタシロキサン 3.00%
14.防腐剤 1.00%
15.精製水 100.00%まで適量
*トロメタミン
調製
主容器内で、成分1、2、3、4、5を水の一部に可溶化する。キサンタンガムを加え、均質になるまで十分に分散させる。別に、成分7を水の一部に可溶化し、次いで、撹拌しながら主容器にそれを加える。相を70〜75℃で加熱する。別の容器内で、成分8、9、10、11、12を合わせ、撹拌しながら70〜75℃で加熱する。同じ温度で加熱した二相を合わせ、約10分間均質化する。40°まで冷却し、シーケンス成分13および14に加え、各添加後に均質化する。
穏やかに撹拌しながら室温まで冷却する。
(実施例2)
以下のw/w%組成を有する局所溶液を調製した:
1.ピドチモド 10.00%
2.トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン 5.00%
3.EDTA二ナトリウム 0.10%
4.プロピレングリコール 5.00%
5.乳酸 0.15%
6.ヒドロキシプロピルキトサン 1.00%
7.精製水 100.00%まで適量
調製
成分1、2、3、4、6を水中に可溶化する。成分7を加え、透明な溶液が得られるまで混合する。
(実施例3)
以下のw/w%組成を有する体および頭皮用洗浄製剤を調製した:
1.ピドチモド 5.00%
2.トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン 2.50%
3.精製水 100.00%まで適量
4.ヒドロキシプロピルキトサン 1.500%
5.界面活性剤 43.00%
6.クエン酸一水和物 0.30%
7.塩化ナトリウム 1.00%
8.ベンジルアルコール 1.00%
9.ジエチレングリコールラウリルエーテル 2.00%
調製
主容器内で、界面活性剤混合物5を合わせる。成分8を加え、透明な溶液になるまで可溶化する。成分9を加え、均質になるまで混合する。別に、成分1、2、4、6を水の一部に可溶化し、撹拌しながら主容器にそれを加える。最後に、成分7を加えて粘度を調節する。透明な溶液になるまで混合する。
(実施例4)
以下のw/w%組成を有する局所ゲル製剤を調製した:
1.精製水 100.00%まで適量
2.ピドチモド 10.00%
3.トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン 5.00%
4.EDTA二ナトリウム 0.10%
5.グリセリン 5.00%
6.5−ウレイドヒダントイン 0.30%
7.増粘剤 0.80%
8.ヒドロキシプロピルキトサン 0.50%
9.防腐剤 0.33%
調製
主容器内で、成分1、2、3、4、5、6および9を合わせる。透明な溶液になるまで混合する。各添加後に、完全に分散するまで均質化する増粘剤を加える。別に、成分8を水の一部に可溶化し、撹拌しながら主容器にそれを加える。均質になるまで混合する。
(実施例5)
紅斑評価を用いて病状の改善の点から有効性を評価するために、ピドチモドの活性の評価をアトピー性皮膚炎を患っている患者で試験した。処置の安全性も評価した。試験は、肘または膝の前方屈曲しわが罹患をしていることを包含基準として有するアトピー性皮膚炎の臨床診断がされた5人の患者(22歳〜35歳、平均=29歳の女性4人および男性1人)について行った。患者は、ピドチモド処置の前と間に、局所的コルチコステロイドまたは任意の全身治療での任意の併用処置を取らなかった。
試験製品は、実施例1の組成物により毎日2塗布の用量で罹患皮膚に摂取した。
試行の間、以下の来診を行った:
・ベースライン−T0(製品使用前)
・中間来診−T6(処置の6週間後)
・最終来診−T12(処置の12週間後)
試験結果を干渉し得る関連する事象は試験期間中に発生しなかった。
製品の有効性は、5点の紅斑スコアを用いて表し、ベースライン時、中間来診および最終来診時のスコアを評価した。結果を以下の表に報告した:
ベースライン時の紅斑スコアの平均値は2.8、0.84の標準偏差(SD)であり;中間来診時に紅斑スコアの平均は2.4(SD=1.34)であったが、処置の終了時に紅斑スコア値の平均は1.2(SD=1.30)であった。得られた結果は、試験製品がT12対T0における紅斑スコアの統計的に有意な増加(スチューデントのt検定p<0.05)を測定したが、T6対T0では統計的に有意でないことを示した。
病状の臨床的証拠における改善が、すべての患者において示されており、軽度〜中等度の紅斑を有する患者においてより良好な効果を持つことを強調することは重要である。
さらに、処置は忍容性が非常に良好であり、副作用は報告されなかった。
結論では、ピドチモド(800mg/日)による処置は、12週間続いた処置の終了時に、ベースラインと比較して統計的に有意な結果(スチューデントのt検定p<0.05)とともに、アトピー性皮膚炎の重症度を測定するために必要な指標として特定されている紅斑スコアを改善することができ、それは軽度から中等度のアトピー性皮膚炎の処置におけるピドチモドの使用を示唆している。

Claims (13)

  1. アトピー性皮膚炎の処置に使用するためのピドチモドまたはその生理学的に許容されることを特徴とする塩。
  2. ヒトに投与されることを特徴とする請求項1に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  3. 局所的に投与されることを特徴とする請求項1に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  4. 半固体または液体製剤を用いて投与されることを特徴とする請求項3に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  5. 半固体製剤はクリーム、ゲル、軟膏またはエマルジョンであることを特徴とする請求項4に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  6. 前記液体製剤は溶液または懸濁液であることを特徴とする請求項4に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  7. 前記製剤は、0.1%から20%、好ましくは1%から15%、より好ましくは5%から10%のw/w濃度のピドチモドまたはその塩を有することを特徴とする請求項4に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  8. 少なくとも1つの付加的な活性成分と組み合わせてまたは時間的に接近して投与されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  9. 前記少なくとも1つの付加的な活性成分は、免疫抑制剤、ビタミンDおよび類似体、ビタミンA関連化合物、コルチコステロイド、生物製剤から選択されることを特徴とする請求項8に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  10. 前記少なくとも1つの免疫抑制剤は、メトトレキサート、アザチオプリン、シクロスポリン、フマル酸、タクロリムスまたはピメクロリムスおよびコルチコステロイドから選択されることを特徴とする請求項9に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  11. 前記少なくとも1つのビタミンD類似体は、カルシトリオール、カルシポトリオールおよびタカルシトールから選択されることを特徴とする請求項9に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  12. 前記少なくとも1つのビタミンA関連化合物は、レチノイド、トレチノイン、イソトレチノイン、エトレチネート、アシトレチン、タザロテン、ベキサロテンおよびアダパレンから選択されることを特徴とする請求項9に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
  13. 前記少なくとも1つの生物製剤は、アレファセプト、エタネルセプトおよびモノクローナル抗体アダリムマブ、インフリキシマブ、ウステキヌマブから選択されることを特徴とする請求項9に記載の使用のためのピドチモドまたはその生理学的に許容される塩。
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