JP2016501615A - 口腔ケア器具を製造する方法 - Google Patents

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Abstract

部材を供すること、および、一緒になって、円錐形のキャビティをその間に規定する非平行歯清掃エレメントのグループを供すること、ここで、該歯清掃エレメントの各第一の部分が該部材の第一の側面に配置され、および該歯清掃エレメントの各第二の部分が該部材の第二の側面に配置されるように、該歯清掃エレメントが該部材に形成された通路を通じて延びており;および、次いで、該歯清掃エレメントの第二の部分を共に該部材の第二の側面に固定することを含む、口腔ケア器具を製造する方法が提供される。【選択図】なし

Description

(発明の背景)
[0001]
口腔ケア器具、特に歯ブラシは毎日のように多くの人々によって用いられている。典型的な口腔ケア器具は、細長いハンドルおよび該ハンドルの一端に連結されたヘッドを含む。該ハンドルは、使用者が使用の間にそれによって口腔ケア器具を握り、操作する構造を提供する。該ヘッドは、典型的には、歯清掃エレメント、柔軟組織清掃エレメント、および/または口腔ケア剤のような、それらの意図された機能を行うように設計された1以上のエレメントを含む。
[0002]
歯ブラシは、プラークおよび残骸を歯の表面から除去することによって歯を清掃するのに用いられる1以上の歯清掃エレメントを有する口腔ケア器具である。慣用の歯ブラシは、歯を清掃するための歯磨剤を保持するそれらの能力が制限されている。口腔ケアの時間の間、歯磨剤は、典型的には、ブラシ毛のタフトのような歯清掃エレメントを通って滑り、清掃エレメントの歯との接触ゾーンから離れる。その結果、歯磨剤は、しばしば、接触ゾーンで濃縮されるよりはむしろ口の周りに広がる。従って、清掃過程の効率は低下する。
[0003]
何年にもわたって、口腔ケア器具が口腔ケア時間の間に使用者の口腔の改善された清掃を送達することができるように、口腔ケア器具の設計を改良する努力がなされてきた。そのような努力は、歯を清掃し、および/または磨くのに用いられている歯磨剤を良好に保持することが意図された構造を担うヘッドの開発を含むものであった。
[0004]
これらの努力に拘わらず、使用者の歯の改良された清掃および/または磨きを可能とするために、歯磨剤を良好に保持するための構造を有するヘッドを備えた口腔ケア器具に対する要望が依然として存在する。口腔ケア時間の後に清掃するのがより容易である口腔ケア器具に対する要望も存在する。
(本発明の概要)
[0005]
本発明は、部材を供すること、および、一緒になって、円錐形のキャビティをその間に規定する非平行歯清掃エレメントのグループを供すること、ここで、該歯清掃エレメントの各第一の部分が該部材の第一の側面に配置され、および該歯清掃エレメントの各第二の部分が該部材の第二の側面に配置されるように、該歯清掃エレメントが該部材に形成された通路を通じて延びており;および、次いで、該歯清掃エレメントの第二の部分を共に該部材の第二の側面に固定することを含む、口腔ケア器具を製造する方法を提供する。
[0006]
場合により、該部剤を供することが、該歯清掃エレメントの各々が該部材の第一の側面で第一の部分を有し、かつ該部材の第二の側面で第二の部分を有するように、該歯清掃エレメントを該通路に挿入すること、および、次いで一緒になって、該歯清掃エレメントがその間に該円錐形のキャビティを規定するように、該歯清掃エレメントを配置することを含む。
[0007]
場合により、該方法は、該歯清掃エレメントの複数のピックを該通路に挿入することを含む。場合により、該挿入が、該通路内に該複数のピックをそれぞれの異なる配向性で配置することを含む。
[0008]
場合により、該方法は、該通路内に該複数のピックをそれぞれの異なる方向から挿入することを含む。
[0009]
場合により、該挿入は、歯清掃エレメント220の少なくとも一部を歯清掃エレメント220の他の部分に対して異なる向きにて通路156中に配置することを含む。
[0010]
場合により、該方法は、すべての歯清掃エレメントが互いに実質的に平行に、該通路にすべての歯清掃エレメントを挿入することを含む。
[0011]
場合により、該配置することが、該歯清掃エレメントがその間に該円錐形のキャビティを規定するようにさせるために、該歯清掃エレメントの少なくとも一部を該歯清掃エレメントの他の部分に対して移動させることを含む。場合により、該配置することが、該歯清掃エレメントの第一の部分をモールド内へ導入することによって、該歯清掃エレメントの少なくとも一部を該歯清掃エレメントの他の部分に対して移動させることを含む。
[0012]
場合により、該配置することが、該歯清掃エレメントがその間に該円錐形のキャビティを規定するようにさせるために、該歯清掃エレメントの少なくとも一部を該歯清掃エレメントの他の部分に対して移動可能にすることを含む。場合により、該配置することが、該歯清掃エレメントの第一の部分をモールドに導入すること、および、該歯清掃エレメントを、例えば重力の影響下で、該モールドの形状に適合させることを含む。
[0013]
場合により、該固定は、該部材の第二の側面でメルトマットを形成するために、歯清掃エレメントの第二の部分を一緒に溶かすことを含む。
[0014]
場合により、該固定は、該部材に該歯清掃エレメントの第二の部分を固定することを含む。
[0015]
場合により、該方法は、該キャビティの頂部が、該グループの複数の歯清掃エレメントによって規定されるように、該複数の歯清掃エレメントを互いに接触させることを含む。
[0016]
場合により、該キャビティは、該部材の該第二の側に頂部を有していてよい。
[0017]
場合により、該キャビティは、該通路中に頂部を有してよい。
[0018]
場合により、該キャビティは完全な円錐の形状を有する。
[0019]
場合により、該キャビティは円錐台、例えば略円錐の形状を有する。
[0020]
場合により、該キャビティは直錐の形状を有する。
[0021]
場合により、該キャビティは、円錐または楕円錐または角錐の形状を有する。
[0022]
場合により、該キャビティが、該歯清掃エレメントの複数の遠位端によって規定された開口部を有しており、該開口部から該キャビティ内への距離が増すにつれて、該キャビティは断面積が減少する。
[0023]
場合により、該グループの非平行歯清掃エレメントは、一緒になって、該キャビティの周りの壁を規定し、該壁は該部材に隣接する近位端および該部材から遠位の遠位端を有し、該壁の遠位端は該歯清掃エレメントの複数の遠位端により規定される。場合により、該壁は連続壁である。場合により、該壁はその中にギャップを含まなくてよい。場合により、該キャビティに面する該壁の内部側からその対向する該壁の外部側までの測定された該壁の厚みは、該壁の該近位端におけるよりも該壁の該遠位端において小さくてよい。場合により、該壁は、該壁の近位端から該壁の遠位端まで厚みにテーパーが付されていてよい。
[0024]
場合により、該歯清掃エレメントのグループはブラシ毛のタフトを含む。
[0025]
場合により、該歯清掃エレメントのグループの一部または全部が、テーパーが付されたブラシ毛である。
[0026]
場合により、該通路はテーパーが付された通路である。
[0027]
場合により、該通路は、0.5〜2.0mmの、該部材の第一および第二の側の間の長さを有してよい。
[0028]
場合により、該部材は口腔ケア器具のヘッドの一部を構成し、該グループの非平行歯清掃エレメントは該ヘッドの第一の表面から延びている。
[0029]
場合により、該部材がプレートまたは膜を構成し、当該方法が、さらに、該グループの非平行歯清掃エレメントが口腔ケア器具のヘッドの第一の表面から延びるように該プレートまたは膜を該口腔ケア器具の該ヘッドに設けることを含む。
[0030]
場合により、該方法は、該ヘッドの第一の表面の反対側にある、該ヘッドの第2の表面の少なくとも一部を形成するために柔軟組織クリーナーを設けることを含む。場合により、該方法は、柔軟組織クリーナーを形成するために、前記メルトマット上へ物質を流すこと、および、該物質を硬化させることを含む。場合により、該方法は、柔軟組織クリーナーを前記メルトマットに付着させることを含む。
(図面の簡単な説明)
[0031]
本発明、およびその利点のより完全な理解は、添付の図面を考慮して以下の記載を参照することによって得ることができ、そこでは、同様な参照番号は同様な特徴を示す。
図1は、本発明の方法の第一の実施形態に従って製造された第一の口腔ケア器具の斜視図である; 図2は、図1の器具のヘッドの拡大平面図である。 図3は、図1の器具のヘッドの拡大斜視図である。 図4は、図2中の線4−4に沿ったヘッドの部分断面図である。 図5は、本発明の方法の第二の実施形態に従って製造された第二の口腔ケア器具の斜視図である; 図6は、図5の器具のヘッドの拡大平面図である。 図7は、本発明の方法の第三の実施形態に従って製造された第三の口腔ケア器具の斜視図である;および 図8は、図7の器具のヘッドの拡大平面図である。
(好ましい実施形態の詳しい説明)
[0040]
以下の好ましい実施形態(複数の実施形態)に関する説明は、性質上単なる例示であり、いかようにも本発明、その応用もしくは使用を限定するものではない。本発明の原理にかかる例示する実施形態の説明は、記載する詳細な説明全体の一部と看做される、添付する図面と関連して読み取られることを意図する。本文中で開示される本発明の実施形態の説明において、方向(direction)または配置(orientation)に関する言及はいずれも、説明の便宜を意図するだけのものであり、本発明の範囲をいかようにも限定することを意図するものではない。相対的用語、例えば「低い(lower)」、「高い(upper)」、「水平(horizontal)」、「垂直(vertical)」、「上方(above)」、「下方(below)」、「上(up)」、「下(down)」、「頂点(top)」および「底(bottom)」並びにそれらの派生語(例えば「水平方向に(horizontally)」、「下向き(downwardly)」、「上向き(upwardly)」など)は、後に記載するように又は議論のもと図面で示すように、配置を指すものと解されるべきである。これらの相対的用語は単に説明の便宜のためだけのものであり、特にそうであると明示的に示されない限り、装置が特定の配置に構成または操作されることを要求するものではない。「取り付けられた(attached)」、「固定された(affixed)」、「連結された(connected)」、「結合された(coupled)」、「相互接続された(interconnected)」などの用語および類義語は、特に異なると明記されない限り、構造体が、介在する構造体(intervening structure)を通じて、ならびに両方とも可動式もしくは剛直なアタッチメントまたは関連物(relationship)を通じて、直接または間接的に互いに固定または取付けられる関係を指す。さらに、本発明の特徴および利益は、好ましい実施形態を参照することで例示される。したがって、本発明は、単独で又は他の特徴との組合せで存在し得る特徴の、可能な非限定的な組合せの幾つかを例示するそのような好ましい実施形態に明示的に限定されるものではない。
[0041]
以下の詳しい説明において、本発明の方法は、手動の口腔ケア器具、より具体的には手動の歯ブラシの製造に使用される。しかしながら、他の実施形態においては、本発明の方法は、動力付歯ブラシの製造に使用され、ここで、該器具のヘッドに対して設けられた1つまたはそれ以上の清掃エレメントは、該器具の該ハンドルに対して移動されるように駆動可能である。なお更なる実施形態において、本発明の方法は、他の形態の口腔ケア器具、柔軟組織クリーニング器具、またはオーラルケア用に設計された他の器具の製造に使用される。本発明の範囲を逸脱することなく、他の実施形態が利用でき、構造的および機能的修飾をなすことができることは理解されるべきである。
[0042]
本文中で用いるように、用語「錐体」、およびその派生語、例えば「錐体の」および「錐体状に」は、完全な円錐および円錐台、例えば略円錐(frusto−cone)を網羅する。本文中で用いるように、キャビティに関する用語「頂部」は、該キャビティの開口端部からの該キャビティの最も深い部分または地点を意味する。
[0043]
図1〜4は口腔ケア器具100を例示し、このケースでは、歯ブラシは本発明の方法の第一の実施形態に従って製造した。歯ブラシ100はハンドル部120、ヘッド部140、およびヘッド部140に該ハンドル部120を連結させるネック部130を含む本体110を有する。ヘッド部140は本体110の末端部分であって、使用者の歯の表面のような、使用者の口中の表面を清掃するための清掃エレメントの組200が設けられている。
[0044]
器具100は、本体110のヘッド部140、清掃エレメントの組200、および柔軟組織クリーナー160を含むヘッド180を有し、その各々を以下でより詳細に記載する。本実施形態に対する変形において、柔軟組織クリーナー160は省略される。
[0045]
ヘッド部140は、第一の近位端141および第二の遠位端142を有する。ハンドル部120は、第一の近位端121および第二の遠位端122を有する。ネック部130は、ハンドル部120の遠位端122をヘッド部140の近位端141に連結させる。ネック部130は、一般に、ハンドル部120の少なくとも遠位端122よりも狭い断面積のものであり、いくつかの実施形態において、ネック部130は、一般に、ハンドル部120の全ての部分よりも狭い断面積のものである。
[0046]
本体110のハンドル部120は、使用者が歯ブラシ100を容易に握り、操作することができるメカニズムを彼/彼女に与え、快適さを維持しつつ使用者のために高度な制御を提供する人間工学的特徴を含み、多くの異なる形状および様々な構成で形成することができる。
[0047]
一般に、歯ブラシ100は(ハンドル部120の近位端121でもある)近位端101から、長手方向軸A−Aに沿って、(ヘッド部140の遠位端142でもある)遠位端102まで延びる。ハンドル部120は例示の実施形態においては非直線状構造であるが、器具100の長手方向軸A−Aは例示の実施形態においては直線状である。しかしながら、本発明はそのようには限定されず、ある実施形態においては、器具100は、器具100の直線状長手方向軸A−Aに沿って長手方向に整列した単純な直線状ハンドル部120を有してよい。
[0048]
ヘッド部140は、ネック部130を介してハンドル部120に連結されている。本実施形態において、ヘッド部140、ネック部130およびハンドル部120は、射出成型プロセスを用いて一体的構造として形成される。ヘッド部140は、ネック部130およびハンドル部120に対して実質的に移動できない。ヘッド部140、ハンドル部120およびネック部130は、一緒になって、単一の単位構造である。すなわち、本体110は一体的なかたまりである。しかしながら、他の実施形態においては、ヘッド部140およびネック部130は、一緒になって、ハンドル部120とは別の構成要素として形成されていてよく、その別々の構成要素は、限定されるものではないが、熱溶接、音波溶接、締まりばめ組立て、結合スリーブ、接着、ファスナー、およびスナップ−フィット連結を含めた当該分野で公知のいずれかの適当な技術によって製造過程の後半の段階で操作可能に連結される。ヘッドおよびネック部140、130およびハンドル部120は、単一のピースとして構築され、あるいは(連結技術を含めた)マルチピース組立ては全ての実施形態において本発明を限定するものではない。さらに、フライス加工および/または機械加工のような、他の製造技術を、ハンドル部120および/またはヘッド部140(またはそれらの構成要素)および/またはネック部130を作り出すために射出成型の代わりに、および/またはそれに加えて用いてよい。
[0049]
本実施形態において、ヘッド部140、ネック部130およびハンドル部120の各々を含む本体110は、硬い実質的に剛性の材料、特に硬質プラスチックポリプロピレン(PP)で構築される。しかしながら、本実施形態に対する変形において、ヘッド部140は、その代わり、または加えて、以下の硬質材料:ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、セルロース誘導体、スチレンアクリロニトリル(SAN)、アクリル、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)および熱可塑性物質の1以上で構築されていてよい。また、本実施形態に対する変形において、ハンドル部120および/またはネック部130は、その代わり、または加えて、1以上のそれらの材料で構築されてよい。任意の親指グリップ12がハンドル部120の前面側に設けられ、および任意の後部グリップ127が、ハンドル部120の前面側と反対のハンドル部120の後部側に設けられる。親指および後部グリップ125、127は本体110と非−単位であり、柔軟組織クリーナー160について以下議論される材料のいずれかで形成されていてよい。
[0050]
ヘッド180は、一般に、ヘッド180の前面側の第一の表面183、および第一の側と反対側の、かくして、第一の表面183の反対側のヘッド180の後部側の第二の表面184を含む。ヘッド180の第一の表面183および第二の表面184は、そのいずれも本発明を限定するものではない広く種々の形状および輪郭を取ることができる。例えば、第一および第二の表面183、184は平面状、輪郭に合致した、またはそれらの組合せとすることができる。第一の表面183および第二の表面184は、ヘッド180の末梢または外部側面185であるヘッド部140の末梢または外部側面145によって接合される。組200の清掃エレメントは、口腔表面、好ましくは歯と接触した清掃用のヘッド180の第一の表面183に設けられ、それから外部側に延びる。
[0051]
清掃エレメントの組200は歯を清掃するのに特に適しており、清掃エレメントの組200を用いて、歯の代わりに、または歯に加えて舌、歯肉、または頬のような口腔柔軟組織を清掃するのに用いることもできる。本文中で用いるように、用語「清掃エレメント」は、相対的表面接触を通じて、歯または柔軟組織のような口腔表面を清掃し、マッサージし、または磨くのに用いることができるいずれの構造も指す包括的な意味で用いられる。
[0052]
本実施形態において、清掃エレメントの組200は、その各々がヘッド180の第一の表面183から延び、以下により詳細に議論する以下の異なるタイプの清掃エレメントを含む:非平行歯清掃エレメント220、尖った清掃エレメント250、隆起した清掃エレメント260、および末端側および基部側清掃エレメント270のグループ210。
[0053]
図4を具体的に参照し、歯清掃エレメント220のグループ210を記載する。本実施形態において、器具100は歯清掃エレメント220の複数のグループ210を有する。しかしながら、本実施形態の変形例においては、以下で図7および図8を参照して記述されるように、非平行歯清掃エレメント220の1つのグループ210だけが提供される。簡潔性のために、第1の実施形態のグループ210のうちの1つのみを詳細に記載するが、第1の実施形態のグループ210の各々は実質的に同一の構成のものであることが理解されるであろう。
[0054]
グループ210の非平行歯清掃エレメント220の各々は、ヘッド180の第一の表面183から延びる可撓性ナイロンブラシ毛である。従って、非平行歯清掃エレメント220のグループ210は、ブラシ毛のタフトを含む。グループ210の歯清掃エレメント220の非平行な性質は、グループ210の歯清掃エレメント220の一部または全部がグループ210の歯清掃エレメント220の他の部分に対して平行でないことの結果である。歯清掃エレメント220の各々は、ヘッド180の第一の表面183から遠くの(場合により、テーパーが付された)遠位端221、その対向する近位端222を有し、ヘッド180のその遠位端221および第一の表面183の間で直線状、または実質的に直線状である。
[0055]
歯清掃エレメント220は、その間でキャビティ230を規定する。すなわち、キャビティ230は歯清掃エレメント220の間に位置し、歯清掃エレメント220によって結合されている。より具体的には、歯清掃エレメント220は、一緒になって、キャビティ230の周りの壁240を規定し、壁240は、ヘッド180の第一の表面183に隣接する遠位端242およびヘッド180の第一の表面183から遠位の遠位端241を有し、遠位端241は、複数の(場合により、全て)の歯清掃エレメント220の遠位端221によって規定される。壁240はキャビティ230を囲う。グループ210の歯清掃エレメント220が、グループ210の歯清掃エレメント220の各々がグループ210の歯清掃エレメント220の少なくとも1つの他の部分に接触するように、共に近接してパッキングされる本実施形態において、壁240はキャビティ230の周りの連続的壁240である。好ましくは、壁240はキャビティ230の周りに360度分だけ延びる。好ましくは、壁240はその中にギャップを含まない。
[0056]
本実施形態において、壁240の遠位端241は、実質的に直線状の側面プロフィールを有する。本実施形態においては、壁240の遠位端241は実質的に平面状である。さらに、壁240の遠位端241は、ヘッド180の第一の表面183に対して実質的に平行である。他の実施形態において、壁240の遠位端241は、平面状でなく、および/またはヘッド180の第一の表面183に対して平行でない。本実施形態に対するさらなる変形において、壁240の遠位端241は、非直線状プロフィール、S形状のプロフィール、波型プロフィール、鋸歯状プロフィール、U形状プロフィール、V形状のプロフィール、または尖ったプロフィールのような代替側面プロフィールを有していてよい。
[0057]
キャビティ230に面する壁240の内部側243から壁240の対向する外部側244に測定された壁240の厚みTは、壁240の近位端242におけるよりも壁240の遠位端242において小さい。すなわち、壁240の遠位端241における壁240の厚みT2は、壁240の近位端242における壁240の厚みT1未満である。壁240の最大厚みT1は壁240の近位端242におけるものであり、他方、壁240の最小厚みT2は壁240の遠位端241におけるものである。壁240の厚みは、壁240の近位端242および壁240の遠位端241の間で直線状に(すなわち、規則的な率にて)減少する。すなわち、壁240は、壁240の近位端242から壁240の遠位端241にかけて厚みにテーパーが付されている。さらに、壁240の遠位端241における壁240の断面積は、壁240の近位端242における壁240の断面積と実質的に等しい。さらに、壁240の遠位端241および近位端242の間のいずれかの地点において、壁240の厚みは、キャビティ230の周辺部の周囲全体で実質的に一定である。壁240は、好ましくは、回転対称である。
[0058]
キャビティ230は、壁240の遠位端241に開口部232、およびグループ210の歯清掃エレメント220の遠位端221から遠い、すなわち、キャビティ230の開口部232から遠いキャビティ230における位置に頂部231を有する。本実施形態において、頂部231は、グループ210の複数の歯清掃エレメント220が相互に接触している地点に形成される(図4参照)。頂部231、より具体的には、ヘッド180の第一の表面183の一部のような、いくつかの他のエレメントによるよりはむしろ歯清掃エレメント220によって形成された頂部231を有するキャビティ230の意義を以下に説明する。
[0059]
本実施形態において、頂部231はヘッド180における穴186内にあって、非平行歯清掃エレメント220のグループ210は穴186内から延びる。穴186は軸H−Hおよび軸H−Hに直交する断面積を有する。穴186の断面積は軸H−Hに沿って変化している。特に、穴186はテーパーが付された穴186であり、それにより、第一の表面183から穴186までの距離が増すにつれて、断面の面積は減少する。他の実施形態において、穴186はテーパーが付されていない。
[0060]
本実施形態において、キャビティ230は錐体形状であり、該錐体の軸Cは、頂部231を通過し、かつその周りで開口部232が回転対称を有する仮想的な直線である。より具体的には、本実施形態においては、キャビティ230は直充円錐の形状を有し、それにより、開口部232は円形であって、実質的に平面状であり、錐体の軸Cは開口部232の平面に対して直角に開口部232を通過する。変形において、開口部232は、その代わり、楕円形(および、場合により、実質的に平面状)によるものでよく、従って、キャビティは楕円錐体、場合により直楕円錐体の形状を有する。本実施形態に対するさらなる変形において、キャビティ230は、その代わり、斜円錐または楕円錐体の形状を取ってよく、そこでは、軸Cは開口部232の平面に対して直角ではない。他の実施形態において、キャビティ230が角錐の形状を有する場合(角錐は多角形を基礎とする錐体であることに注意されたし)、開口部232は四角形または三角形のような依然として異なる形状を取ることができよう。なお他の実施形態において、完全な円錐体の形状を有する代わりに、キャビティ230は、その代わり、略錐体のような円錐台の形状を有することができ、その場合、頂部231はそれ自体は点ではなく、その代わり、好ましくは、グループ210の複数の歯清掃エレメント220の材料によって形成された領域であろう。
[0061]
好ましくは、壁240上の2つの正反対のキャビティが面する点の間の距離(その点は、開口部232に位置する、またはそれに隣接するであろう)は、歯清掃エレメント220のいずれか1つの幅の少なくとも10倍である。換言すれば、好ましくは、開口部232の幅は、歯清掃エレメント220のいずれか1つの幅の少なくとも10倍である。より好ましくは、この倍数は少なくとも20倍であり、最も好ましくは、この倍数は少なくとも30倍、または少なくとも40倍である。好ましくは、該距離は、壁240の遠位端241において壁240の厚みT2の少なくとも5倍であり、最も好ましくは、該距離は、壁240の遠位端241において壁240の厚みT2の少なくとも10倍である。
[0062]
好ましくは、錐体キャビティの内角α、すなわち、キャビティ230の頂部231における角度は少なくとも20度である。より好ましくは、角度αは少なくとも25度、または少なくとも30度である。好ましくは、角度αは45度未満であり、より好ましくは、角度αは40度未満、または35度未満である。いくつかの実施形態において、この角度αは、グループ210の2つの正反対のキャビティ−が面する歯清掃エレメント220の間の角度である。
[0063]
本実施形態において、歯清掃エレメント220のグループ210の各々は、複数の可撓性ナイロンブラシ毛220を含む。しかしながら、本実施形態に対する変形において、グループ210の歯清掃エレメント220は、追加して、または代替として、限定されるものではないが、以下のいずれかの1以上を含む:剛直なブラシ毛、フィラメントブラシ毛、繊維ブラシ毛、ナイロンブラシ毛、ラセンブラシ毛、テーパーが付されたブラシ毛、ゴムブラシ毛、弾性突出、可撓性ポリマー突出、共押出されたフィラメント、フラグブラシ毛、縮れたブラシ毛、抗菌性ブラシ毛、およびそれらの組合せおよび/またはそのような材料または組合せを含有する構造。
[0064]
グループ210の歯清掃エレメント220は、アンカーを含まないタフティング(AFT)を用いてヘッド140に連結させることができる。別法として、清掃エレメント220は、清掃エレメント220のベースがタフトブロック内に、またはその下方に取り付けられるように、タフトブロック中の適当な開口部を通って延びることによってタフトブロックまたはセクションに取り付けることができよう。ステープル技術をその代わりに用いてよい。
[0065]
AFTにおいて、歯清掃エレメント220(エラストマーエレメントのようなブラシ毛または他のエレメント)を部材150中の通路156を通って延びるように配置し、該部材は、本実施形態においては、プレートであるが、本実施形態に対する変形においては、膜である。プレート150の第一の側153にある歯清掃エレメント220の各第一の部分、すなわち、自由な遠位端221は、清掃機能を実行する。プレート150の第二の側154にある歯清掃エレメント220の各第二の部分、例えば、近位端220は、熱によって融着されるか、または一緒に融解されて、メルトマット223を形成し、プレート150に対して所定の位置に係留される。プレート150は、超音波溶接によるなどして、予め作成されたヘッド部140に固定される。別法として、ヘッド部140の材料は、引き続いて、部材150上に成形されて、部材150を取り囲み、または実質的に取り囲む。
[0066]
図4に示されるように、膜150はヘッド部140への別の入り口であるプレートまたは膜であるが、本実施形態に対する変形においては、膜150はヘッド部140それ自体の一部であり、そのヘッド部140は器具100のハンドル部120および/またはネック部130とで単位となり、またはそうでなければそれに連結されてよく、かくして、ヘッド180の一部である。いずれの配置においても、穴186は部材150を通る通路156を含む。好ましくは、通路156は、0.5mm〜2.0mm、より好ましくは0.75mm〜1.5mmの部材150の第一および第二の側153、154の間の長さを有する。
[0067]
図4から、キャビティ230の頂部231は部材150の第二の側154にある穴186に配置される。しかしながら、本実施形態に対する変形において、頂部231は、穴186に含まれる通路156中に配置される。本実施形態において、部材150における通路156はテーパーが付された通路である。しかしながら、他の実施形態においては、これが当てはまる必要はない。
[0068]
ヘッド180の後側には、好ましくは、弾性材料から形成された柔軟組織クリーナー160が配置される。柔軟組織クリーナー160は、ヘッド180の第二の表面184に含まれる。柔軟組織クリーナー160は、パッドおよび該パッドから突出する複数の可撓性突起162を含む。好ましくは、該パッドは可撓性材料のものでもあり、該パッドおよび突起162は単位の構成要素である。好ましくは、該パッドおよび突起162は、熱可塑性エラストマー(TPE)、またはスチレン−エチレン/ブチレン−スチレン(SEBS)のようなエラストマーで作成される。
[0069]
本発明にかかる口腔ケア器具100を製造するいくつかの方法を記載する。大まかに述べれば、方法の各々は、以下を含む:膜150を準備し、一緒になって、その間で錐体形状キャビティ230を規定する非平行歯清掃エレメント220のグループ210を準備し、ここで、歯清掃エレメント220は、歯清掃エレメント220の各第一の部分221が部材150の第一の側153に配置され、かつ歯清掃エレメント220の各第二の部分220が部材150の第二の側154に配置されるように、部材150中に形成された通路156を通って延び、次いで、一緒になって、部材150の第二の側154において歯清掃エレメント220の第二の部分222を固定すること。
[0070]
図4で示すように、部材150は、器具100のヘッド部140に対する別の構成要素であるプレートまたは膜であってよい。別法として、部材はヘッド部140の一部である。ヘッド部140は、器具100のハンドル部120および/またはネック部130とで単位となっていてよく、またはそうでなければ、それらに連結されていてよい。
[0071]
図1に示された器具100を製造する方法は、歯清掃エレメント220の各々が部材150の第一の側153にある第一の部分221を有し、かつ部材150の第二の側154にある第二の部分222(本実施形態においては、近位端)を有するように、(その各々はブラシ毛、場合により、テーパーが付されたブラシ毛)をテーパーが付された通路156に挿入し、次いで、一緒になって、歯清掃エレメント220がその間で錐体形のキャビティ230を規定するように、歯清掃エレメント220を配置することを含む。
[0072]
より具体的には、1つの実施形態において、該挿入は、相互に整列された歯清掃エレメント220の複数の(好ましくは、2および4の間の)ピック(すなわち、個々のクラスター)を、ピックが相互に対して各異なる向きとなるよう通路156に配置することを含む。ピックの各々は、他のピックの各々に対して異なる方向から通路156に挿入されてよく、該挿入の間に該ピックは相互に対して各異なる向きであり、あるいはピックの全てが、例えば、部材150の第一および第二の側153、154の間の最も短い距離に対して平行な方向に、同一方向から通路156に挿入されてよく、該挿入の間に該ピックは相互に対して各異なる向きである。いずれにせよ、該挿入は、歯清掃エレメント220の少なくとも一部を歯清掃エレメント220の他の部分に対して異なる向きにて通路156中に配置することを含む。ピックは、同時に、または順次に、通路156に挿入されてよい。
[0073]
このプロセスに対する変形において、(個々のピックにおけるか、または1つの組としてかは問わず)歯清掃エレメント220は、全て、全ての歯清掃エレメント220が相互に対して実質的に平行となるように、通路156に挿入される。
[0074]
該配置は、歯清掃エレメント220の第一の部分221を(図示しない)金型に導入し、および金型を用いて清掃エレメント220を移動させることなどによって、歯清掃エレメント220の少なくとも一部を歯清掃エレメント220の他の部分に対して、および部材150に対して移動させて、歯清掃エレメント220がその間で錐体形状キャビティ230を規定するようにすることを含んでよい。別法として、該配置は、歯清掃エレメント220の第一の部分221を金型に導入し、歯清掃エレメント220を、例えば、重力の影響下で金型の形状に適合させることなどによって、歯清掃エレメント220の少なくとも一部が、歯清掃エレメント220の他の部分に対して、および部材150に対して移動可能として、歯清掃エレメント220がその間で錐体形状キャビティ230を規定するようにすることを含むことができる。
[0075]
いずれにせよ、最終的には、通路156を通って延びる歯清掃エレメント220は、相互に対して各異なる向きを有する。グループ210の歯清掃エレメント220の各々は、その遠位端221を部材150の第一の側153とし、その近位端222を部材150の第二の側154として、通路156を通って延びる。グループ210の歯清掃エレメント220は、それらが部材150の第二の側154で相互に接触し、部材150の第一の側153で相互から離れて広がるように位置させる。総じて、歯清掃エレメント220は、その間で、錐体形状キャビティ230を規定する。歯清掃エレメント220は、それらの近位端222において、またはそれらの各近位端222から短い距離をあけた各地点において相互に接触して、キャビティ230の頂部231を規定してよい。以上で詳述したように、器具100のキャビティ230は、直充円錐の形状を有する。他の実施形態において、歯清掃エレメント220の相対的向きに依存して、キャビティ230は、その代わり、先に議論した他の形状のいずれかを有してよい。
[0076]
次に、歯清掃エレメント220を保持し、歯清掃エレメント220の第二の部分222(すなわち、本実施形態においては近位端)を加熱して、第二の部分222を融解させ、相互に刺し込むことよって、歯清掃エレメント220を相互に対して各異なる向きで固定する。次いで、熱を逃がし、歯清掃エレメント220の第二の部分222を放冷し、歯清掃エレメント220のピックが、一緒になって、部材150の第二の側154において融着するようになるように、1つのモノリシック塊またはメルトマット223に硬化させる。いくつかの実施形態において、歯清掃エレメント220の第二の部分222は、この過程の間に部材150に固定されるようになる。
[0077]
好ましくは、この過程の結果、キャビティ230の頂部231が部材150の第二の側154で形成されるようになる。しかしながら、他の場合には、頂部231は通路156内で形成されるようになってもよい。頂部231の位置は、歯清掃エレメント220の材料が流動するにつれて、固定の過程の間に変化してもよい。頂部231が通路156に対して、および部材150に対してどこに形成されるかは、全体として、どれくらい相互の近くに歯清掃エレメント220が保持されるか、加熱が行われる時間の長さ、および歯清掃エレメント220の材料に依存する。いずれの場合にも、非平行歯清掃エレメント220の固定されたグループ210は、一緒に、先に議論した壁240を規定する。先にやはり議論したように、好ましくは、壁240は連続壁であり、より好ましくは、壁240はその中にギャップを含まない。さらに、本実施形態においては、通路156はテーパーが付されており、0.5および2.0mmの間の長さを有するが、本実施形態に対する変形では、通路156はテーパーが付されておらず、および/または異なる長さを有する。
[0078]
次に、該部材が、図1〜図4を参照して説明される実施形態のように、ヘッド部140とは別のプレートまたは膜150を含む実施形態において、歯清掃エレメント220のグループ210を含めた部材150を、部材150が器具100のヘッド180に設けられるようになるように、ヘッド部分140に付着される。この付着は、先に議論された方法のうちの1つによってもよい。部材150の第一の側153は、非平行歯清掃エレメント220のグループ210がヘッド180の第一の表面183から延びるように、ヘッド180の第一の表面183の一部または全てを効果的に形成する。本実施形態に対する変形において、部材150はヘッド180内に包埋されて終わってよい。部材150がヘッド部140の一部を含む代替実施形態において、この付着過程は省略することができる。
[0079]
図1〜図4に示された器具144を製造する方法は、柔軟組織クリーナー160を設けて、ヘッド180の第二の表面184の少なくとも一部を形成することを含み、ヘッド180のその第二の表面184は、ヘッド180の第一の表面183に対して反対側である。いくつかの実施形態において、柔軟組織クリーナー160は、グループ210の歯清掃エレメント220と、より具体的には、その近位端222と接触している。柔軟組織クリーナー160は、例えば、ヘッド部140に、およびグループ210の歯清掃エレメント220に接着されるTPEで作成された、予め作成された構成要素であってよい。別法として、該方法はTPEのような材料をメルトマット223上に、およびそれらの近位端222における、またはその周りの歯清掃エレメント220の間に残されたいずれかのギャップ中に流動させ、次いで、該材料を硬化させて、柔軟組織クリーナー160を形成することを含んでよい。柔軟組織クリーナー160は、かくして、グループ210の歯清掃エレメント220に結合させることができる。
[0080]
口腔ケア器具100は異なる方法によって製造してもよい。例えば、穴186、通路156および部材150は一緒に省略してもよい。歯清掃エレメント220は、ヘッド180の第一の側183に対して個々に設けてもよく、あるいは個々の歯清掃エレメント220を含めた単位構造をヘッド180の第一の側183に対して、または穴186に対して設けてもよい。そのような単位構造はTPEで作成されていてよい。
[0081]
錐体形のキャビティ230を設ける第一の利点は、それがヘッド180に練り歯磨きを保持するための大きな体積を与えることである。
[0082]
この構造の第二の利点は、歯清掃時間に続いて練り歯磨きを除去するのは容易であるということである。というのは、キャビティ230に捕獲された練り歯磨きは、それが捕獲され得るようになる場合、ヘッド180の第一の表面183へ下げるのが全くまたは実質的に不可能だからである。キャビティ230は点の形態である頂部231を有するのが好ましい。そのような場合には、練り歯磨きは、依然として、ヘッド180の第一の表面183まで下げるのが余りできない。
[0083]
錐体形状キャビティ230の第三の利点は、それが、歯を清掃する時に効果的である場所に練り歯磨きの大部分を保持することである。これは、壁240がキャビティ230の周りの連続壁240である実施形態における場合、より特別には、キャビティ230が点の形態である頂部231を有する場合である。
[0084]
該構造の第四の利点は、歯清掃エレメント220が可撓性である実施形態においては、歯清掃時間の間に、歯清掃エレメント220が(設けられた場合に、点頂部231の周りに)曲がり、屈曲し、または回転するのが可能で、それらの遠位端221において、またはその近くで相互に接触することである。かくして、キャビティ230は体積がかなり減少して、練り歯磨きをキャビティ230中に保持して、歯清掃の時間の間にキャビティ230から歯の上に完全に、または実質的に完全に排出されるのが可能である。その結果、練り歯磨きは、歯清掃エレメント220と歯との接触ゾーンに位置するようになり、かくして、練り歯磨きを用いる使用者の歯の改良された清掃および/または磨きを可能とする。
[0085]
以上で詳述したように、清掃エレメントの組200は、ヘッド180の第一の表面183から延び、かつ各尖った遠位端251を有する尖った清掃エレメント250を含む。各尖った清掃エレメント250において、尖った遠位端251は、ヘッド180の第一の表面183から遠い尖った清掃エレメント250のその部分である。いくつかの実施形態において、各尖った清掃エレメント250はエラストマー構成要素である。しかしながら、本実施形態においては、各尖った清掃エレメント250はブラシ毛のグループを含み、そこでは、ブラシ毛の各々はヘッド180の第一の表面183から遠い遠位端を有し、ここで、ブラシ毛の遠位端は、一緒になって、尖った清掃エレメント250の尖った遠位端251を規定する。ブラシ毛の一部または全部の遠位端は、それ自体、いずれの形状であってもよく、例えば平坦であっても、丸みを付けられていても、またはテーパーが付されていてよい。尖った清掃エレメント250の遠位端251は、グループ210を構成する非平行歯清掃エレメント220の遠位端221よりもヘッド180の第一の表面183から遠い。それらの形状、および非並行歯清掃エレメント220のグループ210に対する高さのため、尖った清掃エレメント250は、使用者の歯の間を清掃するにおいて特に有効である。
[0086]
図2に最良に示されるように、ヘッド180は第一の端部181および第二の端部182を有する。軸は第一および第二の端部181、182の間に延び、その軸は器具100の長手方法軸A−Aに対して平行であり、ヘッド180の長手方向中央に沿って延びる。該尖った清掃エレメント250の複数のものは、この軸に沿って間隔が設けられたヘッド180に配置される。さらに詳しくは、器具100は、複数の該先細の清掃エレメント250、および非平行歯清掃エレメント220の複数の該グループ210を含む。尖った清掃エレメント250は、ヘッド180の第一の端部181および第二の端部182の間で非平行歯清掃エレメント220のグループ210と互い違いとなっている。すなわち、尖った清掃エレメント250のいずれかの2つの間には、非平行歯清掃エレメント220の一対の横方向に間隔が設けられたグループ210がある。
[0087]
以上で詳述したように、清掃エレメントの組200は、ヘッド180の第一の表面183から延びる隆起した清掃エレメント260を含む。これらの清掃エレメント260の各々は、ヘッド180の第一の表面183から遠い隆起した清掃エレメント260のその部分である凸状遠位端261を有する。いくつかの実施形態において、各隆起した清掃エレメント260はエラストマー構成要素である。しかしながら、本実施形態においては、各隆起した清掃エレメント260はブラシ毛のグループを含み、ここで、ブラシ毛の各々はヘッド180の第一の表面183から遠い遠位端を有し、およびここで、ブラシ毛の遠位端は、一緒になって、隆起した清掃エレメント260の凸状遠位端261を規定する。ブラシ毛の遠位端は、それ自体、いずれの形状であってもよく、例えば平坦であっても、丸身を付けられていても、またはテーパーが付されていてもよい。隆起した清掃エレメント260の遠位端261は、グループ210を構成する非並行歯清掃エレメント220の遠位端221よりもヘッド180の第一の表面183から遠く、尖った清掃エレメント250の遠位端251とほぼ同一の、ヘッド180の第一の表面183からの距離である。それらの形状、および非平行歯清掃エレメント220のグループ210に対する高さのため、隆起した清掃エレメント260は、使用者の口の中の表面から歯石および残骸を一掃するにおいて特に有効である。
[0088]
図2において最良に示されるように、該隆起した清掃エレメント260の複数のものは、ヘッド180の第一の表面183の側稜に沿って長手方向に間隔を設けて配置される。隆起した清掃エレメント260の対が尖った清掃エレメント250のものと整列してヘッド180に長手方向に位置して、従って、隆起した清掃エレメント260がそれらの側面で尖った清掃エレメント250を近接して挟むように、隆起した清掃エレメント260は、ヘッド180の第一の端部181および第二の端部182の間で非平行歯清掃エレメント220のグループ210と互い違いとなっている。
[0089]
以上で詳述したように、清掃エレメントの組200は、ヘッド180の第一の表面183から延びる末端側および基部側清掃エレメント270を含む。末端側および基部側清掃エレメント270は、ヘッド180の第一および第二の端部181、182に配置される。いくつかの実施形態において、末端側および基部側清掃エレメント270の各々はエラストマー構成要素である。しかしながら、本実施形態において、各末端側および基部側清掃エレメント270はブラシ毛のグループを含み、ここで、ブラシ毛の各々はヘッド180の第一の表面183から遠い遠位端を有し、およびここで、ブラシ毛の遠位端は、一緒になって、ヘッド180の第一の表面183の中心から遠いピークを有する末端側および基部側清掃エレメント270の傾斜遠位端271を規定する。ブラシ毛の遠位端は、それ自体、いずれの形状であってもよく、例えば平坦であっても、丸身を付けられていても、またはテーパーが付されていてもよい。傾斜遠位端271のピークは、尖った清掃エレメント250の遠位端251とほぼ同一の、ヘッド180の第一の表面183からの距離である。ヘッド180でのそれらの形状、ピークの高さおよび位置決めのため、末端側および基部側清掃エレメント270は、使用者の歯の間の清掃においてやはり有効である。末端側清掃エレメント270は、使用者の口に到達して、最後尾の臼歯を効果的に清掃するのに使用できる。
[0090]
本発明の方法の第二実施形態に従って製造された第二の器具100を、図5および6に示す。図1〜図4に示された同様のエレメントは、同一の参照番号でもって図5および6に示される。簡潔性のために、2つの実施形態に共通するエレメントは、図5および6を再度参照して詳細に記載することはしない。第一の実施形態に対する前記した可能な変形の全ては、第二の実施形態に同等に適用可能である。
[0091]
第一の実施形態においては、ヘッド180は実質的に楕円または菱形形状を有していたが、第二の実施形態の器具100のヘッド180は、数字8の外縁と同様な平面図における外部側形状を有する。ヘッド180は、第一の端部181および第二の端部182を有する。軸は第一および第二の端部181、182の間に延び、その軸は器具100の長手方法軸A−Aに対して平行であり、ヘッド180の長手方向中央に沿って延びる。ヘッド180は、この軸に沿って間隔が設けられたヘッド180に配置された非平行歯清掃エレメント220の2つのグループ210のみを含む。
[0092]
2つのグループ210の各々を囲うのは、その各々が平面図において楔形状を有する複数の楔形清掃エレメント280である。いくつかの実施形態において、楔形状清掃エレメント280の各々はエラストマー構成要素である。しかしながら、本実施形態においては、各楔形状の清掃エレメント280はブラシ毛のグループを含み、ここで、ブラシ毛の各々はヘッド180の第一の表面から遠い遠位端を有し、ここで、ブラシ毛の遠位端は、一緒になって、キャビティ230の中央から遠いピークを有する楔形状の清掃エレメント280の傾斜遠位端281を規定する。ブラシ毛の遠位端は、それ自体、いずれの形状であってもよく、例えば平坦であっても、丸身を付けられていても、またはテーパーが付されていてもよい。
[0093]
ヘッド180の長手方向中央にて、ヘッド180の第一の表面183の外部側縁に設けられるのは、その各々が平面図において実質的に三角形の形状を有する、三角形形状の清掃エレメント290の対である。三角形形状の清掃エレメント290の各々の内向きの頂部は、該三角形形状の清掃エレメント290の他の部分の内向き頂部に面する。いくつかの実施形態において、三角形形状の清掃エレメント290の各々はエラストマー構成要素である。しかしながら、本実施形態においては、各三角形形状の清掃エレメント290はブラシ毛のグループを含み、ここで、ブラシ毛の各々はヘッド180の第一の表面183から遠い遠位端を有し、およびここで、ブラシ毛の遠位端は、一緒になって、内向き頂部から反対側の三角形の側面の中点においてピークを有する三角形形状の清掃エレメント290の尖った遠位端291を規定する。ブラシ毛の遠位端は、それ自体、いずれの形状であってもよく、例えば平坦であっても、丸身を付けられていても、またはテーパーが付されていてもよい。三角形形状の清掃エレメント290の遠位端291は、グループ210を構成する非平行歯清掃エレメント220の遠位端221よりもヘッド180の第一の表面183から遠い。それらの形状、および非平行歯清掃エレメント220のグループ210に対する高さのため、三角形形状の清掃エレメント290は、使用者の歯の間における清掃で特に効果的である。
[0094]
本発明の方法の第三の実施形態に従って製造された第三の器具を、図7および8に示す。図5および6に示された同様なエレメントは図7および8にて同一の参照番号で示される。簡潔性のために、2つの実施形態に共通するエレメントは、図7および8を参照して再度詳細に記載することはしない。第一および第二の実施形態に対する前記した可能な変形の全ては、第三の実施形態に等しく適用可能である。
[0095]
本発明の方法の第三の実施形態に従って製造された第三の器具100のヘッド180は平面図では実質的に楕円外形を有する。ヘッド180は、非平行歯清掃エレメント220の1つのグループ210のみを含む。歯清掃エレメント220は、一緒になって、楕円錐の形状を有するキャビティ230をその間に規定する。グループ210は、ヘッド180の楕円状外部側形状と実質的に共軸であるキャビティ230を持つヘッド180に配置される。
[0096]
グループ210を囲うのは、その各々が平面図において楔形状を有する、複数の楔形状の清掃エレメント280である。いくつかの実施形態において、楔形状清掃エレメント280の各々はエラストマー構成要素である。しかしながら、本実施形態においては、各楔形状の清掃エレメント280はブラシ毛のグループを含み、ここで、ブラシ毛の各々はヘッド180の第一の表面から遠い遠位端を有し、ここで、ブラシ毛の遠位端は、一緒になって、キャビティ230の中央から遠いピークを有する楔形状の清掃エレメント280の傾斜遠位端281を規定する。ブラシ毛の遠位端は、それ自体、いずれの形状であってもよく、例えば平坦であっても、丸身を付けられていても、またはテーパーが付されていてもよい。
[0097]
本発明を、本発明を実施する現在好ましい形態を含めた具体的な例に関して記載したが、当業者であれば、前記したシステムおよび技術の多数の変形および並べ替えがあるのを認識するであろう。本発明の範囲を逸脱することなく、他の実施形態が利用でき、構造的および機能的修飾をなすことができることは理解されるべきである。かくして、本発明の範囲は、添付する特許請求の範囲に記載されたように広く解釈されるべきである。

Claims (35)

  1. 部材を供すること、および、一緒になって、円錐形のキャビティをその間に規定する非平行歯清掃エレメントのグループを供すること、ここで、該歯清掃エレメントの各第一の部分が該部材の第一の側面に配置され、および該歯清掃エレメントの各第二の部分が該部材の第二の側面に配置されるように、該歯清掃エレメントが該部材に形成された通路を通じて延びており;および、
    該歯清掃エレメントの第二の部分を共に該部材の第二の側面に固定すること
    を含む、口腔ケア器具を製造する方法。
  2. 前記供することが、前記歯清掃エレメントの各々が前記部材の第一の側面で第一の部分を有し、かつ該部材の第二の側面で第二の部分を有するように、該歯清掃エレメントを該通路に挿入すること、および、
    次いで、該歯清掃エレメントが一緒になってその間に前記円錐形のキャビティを規定するように、該歯清掃エレメントを配置することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記歯清掃エレメントの複数のピックを前記通路に挿入することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記挿入が、前記通路内の複数のピックをそれぞれの異なる配向性で配置することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記通路内の複数のピックをそれぞれの異なる方向から挿入することを含む、請求項3または請求項4に記載の方法。
  6. 前記挿入が、前記通路内の前記歯清掃エレメントの少なくとも一部を、該歯清掃エレメントの他の部分に対して異なる配向性で配置することを含む、請求項2〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記歯清掃エレメントの全部が互いに実質的に平行であるように、該歯清掃エレメントの全部を前記通路内へと挿入することを含む、請求項2または請求項3に記載の方法。
  8. 前記配置することが、前記歯清掃エレメントがその間に前記円錐形のキャビティを規定するようにさせるために、該歯清掃エレメントの少なくとも一部を該歯清掃エレメントの他の部分に対して移動させることを含む、請求項2〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記配置することが、前記歯清掃エレメントの第一の部分をモールド内へ導入することによって、該歯清掃エレメントの少なくとも一部を該歯清掃エレメントの他の部分に対して移動させることを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記配置することが、前記歯清掃エレメントがその間に前記円錐形のキャビティを規定するようにさせるために、該歯清掃エレメントの少なくとも一部を該歯清掃エレメントの他の部分に対して移動可能にすることを含む、請求項2〜7のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記配置することが、前記歯清掃エレメントの第一の部分をモールドに導入すること、および、該歯清掃エレメントを該モールドの形状に適合可能とすることを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記固定することが、前記部材の第二の側面にてメルトマットを形成するために、前記歯清掃エレメントの第二の部分を一緒に溶解することを含む、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記固定することが、前記部材に対して前記歯清掃エレメントの第二の部分を固定することを含む、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記キャビティの頂部が前記グループの複数の歯清掃エレメントによって規定されるように、該複数の歯清掃エレメントを互いに接触させることを含む、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記キャビティが前記部材の第二の側面で頂部を有する、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記キャビティが前記通路内に頂部を有する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記キャビティが完全な円錐の形状を有する、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記キャビティが円錐台の形状を有する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記キャビティが直錐の形状を有する、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記キャビティが円錐または楕円錐または角錐の形状を有する、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記キャビティが前記歯清掃エレメントの複数の遠位端によって規定された開口部を有しており、該開口部から該キャビティ内への距離が増すにつれて、該キャビティは断面積が減少する、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記非平行歯清掃エレメントグループは、一緒になって、前記キャビティの周りの壁を規定し、該壁は前記部材に隣接する近位端および該部材から遠位の遠位端を有し、該壁の遠位端は該歯清掃エレメントの複数の遠位端により規定される、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記壁が連続壁である、請求項22に記載の方法。
  24. 前記壁がその中にギャップを含まない、請求項23に記載の方法。
  25. 前記キャビティに面する前記壁の内部側からその対向する該壁の外部側までの測定された該壁の厚みが、該壁の近位端よりも該壁の遠位端でより小さい、請求項22〜24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記壁が該壁の近位端から該壁の遠位端まで厚みにテーパーが付されていてよい、請求項25に記載の方法。
  27. 前記グループの歯清掃エレメントが、ブラシ毛のタフトを含む、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記グループの歯清掃エレメントの一部または全部がテーパーが付されたブラシ毛である、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記通路がテーパーを付された通路である、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記通路が前記部材の第1の側面と第二の側面との間に0.5〜2.0mmの長さを有する、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記部材が口腔ケア器具のヘッドの一部を構成し、および前記グループの非平行歯清掃エレメントが該ヘッドの第一の表面から延びている、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記部材がプレートまたは膜を構成し、当該方法が、前記グループの非平行歯清掃エレメントが口腔ケア器具のヘッドの第一の表面から延びるように該プレートまたは膜を該口腔ケア器具の該ヘッドに設けることを含む、請求項1〜30のいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記ヘッドの第2の表面の少なくとも一部を形成するために柔軟組織クリーナーを設けることを含み、該ヘッドの第2の表面が該ヘッドの第一の表面の反対側にある、請求項31または請求項32に記載の方法。
  34. 請求項12に従属する場合に、前記柔軟組織クリーナーを形成するために、メルトマット上に物質を流すこと、および、該物質を硬化させることを含む、請求項33に記載の方法。
  35. 請求項12に従属する場合に、前記柔軟組織クリーナーを前記メルトマットに付着させることを含む、請求項33または請求項34に記載の方法。
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