JP2016501329A - 金属プロファイルにおける取付点および/または静的荷重を固定するための取付要素 - Google Patents

金属プロファイルにおける取付点および/または静的荷重を固定するための取付要素 Download PDF

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Abstract

特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイル(2)における動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点(7)を固定するための、本発明に係わる取付要素(1)。転落が防止されている場合には金属プロファイルの過荷重および変形が生じることを阻止するために、本発明に係わる取付要素は、第1の脚部(4)および第2の脚部(5)を有する角度つきブラケット(3)を具備する。第1の脚部(4)には、取付点(7)および/または静的荷重を取付要素(1)と結合させるための少なくとも1つの結合手段(22)が設けられている。この少なくとも1つの結合手段(22)が雌ねじ(8)を有することは好ましい。第2の脚部(5)は、該第2の脚部(5)を金属プロファイル(2)に螺着させるための少なくとも1つの開口部を有する。第2の脚部(5)は、少なくとも部分的に、波形部材(10)を有する。【選択図】 図3

Description

本発明は、特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイルにおける動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点を固定するための取付要素に関する。
落下防止装置は、落下高さが損傷を引き起こすことになるような転落を回避するために使用される。このことを、安全手段、例えば、足場、セーフティネットまたはロープ停止安全装置(Selsicherungen)の使用によって、行なうことができる。このような安全手段のために、取付点を準備することができる。この場合、通常は、取付点を算定または設計し、および取付点を固定するために、規格EN795を使用する。
EN795に基づくクラスA1の取付点を、金属製スタッド壁、上張り式枠、または吊り天井に取り付けることができるシステムは、市場で知られていない。何故ならば、これらの構造要素に対して、規格の定めるように許容可能されるブラケット荷重または吊り荷重は、人を転落から防止する際にEN795に定めるように生じる静的および動的点荷重よりもはるかに小さいからである。金属製スタッド壁、上張り式枠、または吊り天井は、比較的軽量なかつ脆い構造要素であって、これらの構造要素は、その性質上、基本的には、空間の分離のためにまたはクラッディングのために設計されてはいるが、いずれにせよ、特に静的支持のためには設計されていない。従って、水平方向または垂直方向の集中荷重の導入が、限定的にのみ可能である。人を転落から防止する際に規格通りに生じる静的および動的点荷重を、これらの構造要素に容易に導入することはできない。
このことの主な理由は、人を転落から防止するための取付点が、主として、上記の構造要素の場合には金属プロファイルからなる各々の下部構造体にしっかりと結合されていることである。取付点自体は、荷重の際には、わずかに例外的に、重大な変形を許容しない。このことは、かなりの反力、および金属プロファイルにおける許容できないほどに大きな変形をもたらす。
従って、本発明の課題は、特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイルにおける動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点を固定することを可能にする手段を提供することであって、この手段は、人を転落から防止する際にEN795に定めるように生じる静的および取り分け動的点荷重の場合に、金属プロファイルの過荷重および許容できないほどに大きい変形が生じることを回避する。
上記の課題を解決するための本発明の要点は、特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイルにおける動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点を固定するための、かつエネルギ吸収機能を有する取付要素を提供することである。従って、転落の防止の際に生じる動的力を、残りの荷重が金属プロファイルの過荷重および許容できない大きな変形をもたらさないほどに、緩和することができる。動的力を、取付点を介して導入することは好ましい。取付点は、厳密に言えば、それ自体、当然ながら、極めて低い静的荷重でもある。しかしながら、静的荷重とは、金属プロファイルの許容できない大きな変形をまだもたらさないはるかに大きな荷重、例えば、ボイラ、シンク、より正確に言えば、ボイラまたはシンクの重量を意味する。
動的力を緩和するために、本発明に係わる取付要素は、第1の脚部および第2の脚部を有する角度つきブラケットを具備する。2つの脚部は、角度つきブラケットの横断面が好ましくはL字形になるように、好ましくは直角の、角度を形成する。取付点または静的荷重を結合するために、第1の脚部は、少なくとも1つの結合手段を有する。取付点との結合を通常は螺着によって作り出すので、結合手段が雌ねじを有することは好ましい。しかし、特に、静的荷重または吊り荷重を受けるためには、当然ながら、ねじジョイントの代わりに、バヨネットジョイント等を設けることも考えられる。
第2の脚部は、取付要素を金属プロファイルと結合させるために用いられる。典型的には、DIN18182−1またはDIN EN 14195に定めるように設計されている金属プロファイルを使用する。これらの金属プロファイルは、通常は、建設現場で孔を穿つ必要なしに、金属プロファイルを互いに結合または螺着することができるために用いる孔を有する。
金属製スタッド壁では補強材として使用されるいわゆるUA金属プロファイルは、各々の金属プロファイルの長手方向に沿って、少なくとも一列の長孔を有する。金属プロファイルの高さに従って、別の列の長孔が存在してもよい。長孔の2つの列の間には、一列の丸孔が設けられていてもよい。UA金属プロファイルのシートの厚さは、通常、均一に2mmである。
取付要素を金属プロファイルと結合させるために、第2の脚部は少なくとも1つの開口部を有する。この開口部を通して、金属プロファイルの複数の孔、好ましくは長孔を使用して、螺着を行なうことができる。
取付要素にエネルギ吸収体の機能を備えるために、第2の脚部は、少なくとも部分的に波形部材を有する。この波形部材は、特に動的な荷重の場合に、第2の脚部の可塑変形を容易にする。すなわち、波形部材を、アコーディオンと同じように、伸縮することができるのである。この可塑変形によって、エネルギを吸収する。このことによって、金属プロファイルに作用する荷重を軽減する。
このことに対応して、本発明によれば、特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイルにおける動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点を固定するための取付要素が設けられている。該取付要素は、第1の脚部および第2の脚部を有する角度つきブラケットを具備し、第1の脚部には、取付点および/または静的荷重を取付要素と結合させるための少なくとも1つの結合手段が設けられており、少なくとも1つの結合手段は、好ましくは、雌ねじを有し、第2の脚部は、該第2の脚部を金属プロファイルに螺着させるための少なくとも1つの開口部を有し、第2の脚部は、少なくとも部分的に、波形部材を有する。
金属プロファイル、特にUA金属プロファイルを、典型的には、1重に、2重にまたは3重にクラッディングすることができる。この場合、クラッディングは、一般的には、夫々1.25cmないし1.5cmの厚みを有する石膏ボードまたは石膏繊維ボードからなる。この場合、クラッディングを、層の数から生じる実際の全体の厚さで、金属プロファイルの端面に、通常は螺着によって固定する。クラッディングの実際に生じる全体の厚さに対する取付点の位置を調整することができるために、本発明に係わる取付要素の好ましい実施の形態では、第2の脚部には、長孔として設計されている2つの開口部が設けられていることが意図されている。これらの長孔は、取付要素を、クラッディングの(全体の)厚さに平行な方向、または金属プロファイルの端面に垂直な方向に、所望の位置が見つかるまで、移動することを可能にする。この位置では、取付要素を、続いて、取付要素の長孔および金属プロファイルの孔、好ましくは長孔の中を導かれるねじを締めつけることによって、固定する。
第2の脚部の波形部材の伸縮による上記のエネルギ吸収は、波形部材の振幅の増減を引き起こす。この振幅は、第2の脚部の面から突出している。波の山は、第2の脚部の面から離れた方向における振幅を表わす。波の谷は、逆方向における振幅を表わす。
波形部材の簡単な製造にとっては、波形部材の波の山および波の谷が直線状に延びていることが、有利であることが分かった。換言すれば、基礎になっている波の同じ位相の諸点が直線上にある。波の山および波の谷の延在方向は、これらの点に対し平行である。
2つの脚部は、夫々、内側表面を有し、これらの内側表面は、角部に沿って交差している。この場合、内側表面は、該内側表面が、角部に垂直な面において測定される180°未満の角度を形成するように、互いに向けられている。
特に簡単に製造可能な波形部材を保証するために、本発明に係わる取付要素の好ましい実施の形態では、波形部材が、一定の波長を有することが意図されている。しかし、当然ながら、例えば、転落の際に生じる力の緩和における向上を実現することができるように、変化する波長を備えることも考えられる。
特に多くのエネルギを吸収するために、本発明に係わる取付要素の更なる好ましい実施の形態では、波形部材が、第2の脚部全体に亘って延びていることが意図されている。
第2の脚部の波形部材の可塑変形のほかに、エネルギを吸収するための更なる機構も利用することができる。この場合、第2の脚部と金属プロファイルとの間に作用する摩擦力に抗して取付要素の回転が生じるのは、荷重が、十分に大きな方向成分をもって、角部に平行に作用するときである。かくして、吸収されるエネルギを熱に変換し、金属プロファイルに作用する荷重を軽減する。
このような回転を可能にするために、本発明に係わる取付要素の特に好ましい実施の形態では、2つの長孔は、湾曲しており、一方の長孔の湾曲は、他方の長孔の湾曲と逆向きであることが意図されている。
取付要素を移動させるための上記の可能性を同時に維持するために、本発明に係わる取付要素の更なる好ましい実施の形態では、2つの長孔は、夫々、仮想の円弧部に沿って延びていること、および仮想の円弧部は、共通の円の中心点を有しないことが意図されている。従って、仮想の円弧部は、比較的大きな曲率半径を有する。
この場合、長孔は、一方の仮想の円弧部の延長線が、他方の仮想の円弧部の延長線と交差せず、他方の仮想の円弧部自体と交差するように、設けられていてもよい。長孔は、通常は、仮想の円弧部および延長線によって、上記交点に基づいて、共通の面が囲まれているように、設けられている。従って、本発明に係わる取付要素の更なる好ましい実施の形態では、一方の仮想の円弧部の延長線は、夫々、他方の仮想の円弧部と、および/または、夫々、該他方の仮想の円弧部の延長線と交差することが、意図されている。
取付要素が金属プロファイルに取り付けられており、かつ、動的荷重が、発生しなかったとき、角部は、通常は、金属プロファイルの端面に平行に延びている。荷重の際に、典型的には、支配的な方向成分を有する力は、金属プロファイルの端面に平行に従ってまた角部に平行に作用する。この平行な方向成分は、取付要素の上記の回転を引き起こす。遅くとも回転後に、荷重は、角部に垂直である方向成分を有する。今や波形部材の伸縮によってエネルギ吸収を可能にするためには、波形部材の波の山および波の谷の延在方向が、いずれにせよ、角部に垂直でないほうがよい。従って、本発明に係わる取付要素の好ましい実施の形態では、波形部材が、第2の脚部の面から突き出ており、かつ波の山および波の谷によって形成される振幅を有し、波の山および波の谷の延在は直線状であること、および、波の山および波の谷の延在方向は、角部と共に、第2の脚部の面において測定される90°とは異なる角度を形成し、あるいは角部と平行に延びており、角部に沿って、第1の脚部の内側表面および第2の脚部の内側表面が交差しており、内側表面は、角部に垂直な面において測定される180°未満の角度を形成することが意図されている。
従って、遅くとも取付要素の回転後に、以下の状況が存在する。すなわち、角部に平行に延びている荷重の方向成分に沿って目線を向けると、第2の脚部の第1の変形領域では、波状部材の伸展が生じ、該変形領域に続く、第2の脚部の第2の変形領域では、波形部材の収縮が生じる。以下、第1の変形領域にある長孔を、第1の長孔と言い、第2の変形領域にある長孔を第2の長孔と言う。
第2の脚部を金属プロファイルと螺着する際に、波形部材を有する第2の脚部を金属プロファイル2へ押圧する。十分に大きなナットまたはワッシャ、および/または、螺着のために使用されるねじの十分に大きなねじ頭を選択するとき、螺着の領域には、第2の脚部の弾性変形が生じる。すなわち、波形部材の振幅を、螺着しない状態と比較して減少するのである。典型的には、ナット、ワッシャ、またはねじ頭の十分な大きさまたは直径に関しては、これらの部品のうちのどれが第2の脚部と接触しているかに応じて、少なくとも半分の波長に対応するほうがよい。従って、特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイルにおける動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点を固定するための、本発明に係わる取付要素を使用する際に、第2の脚部は、金属プロファイルとの螺着の際に、弾性変形し、かつ、振幅は、螺着なしの状態と比較して、少なくとも部分的に減少されることが意図される。
第2の脚部の、一方では所要の弾性、他方では必要な可塑変形を可能にするために、本発明に係わる取付要素の好ましい実施の形態では、角度つきブラケットは、金属から製造されていることが意図されている。
取付要素の上記の回転の際には、第2の長孔の中のねじは、回転点として機能し、第1の長孔はガイドとして機能する。上述のように、この場合、エネルギを、熱への変換によって減じる。何故ならば、回転が摩擦の下で生じるからである。第1の回転は、ねじが第1の長孔9に達したときに、明らかに終了する。
残りの荷重と、第2の長孔16における第2の長孔35の正確な位置とに従って、続いて、更なる第2の回転が生じることが可能である。このとき、第1の長孔9に設けられているねじは、回転点として機能する。この第2の回転が終了するのは、ねじが第2の長孔16の端部に達するときである。
最後に、金属プロファイルに沿った取付要素の直線的な摺動が生じることが可能である。金属プロファイルの長孔がガイドとして機能する。この場合でもエネルギを、熱への変換によって減少させる。何故ならば、このような摺動も、第2の脚部5と金属プロファイル2との間の摩擦の下で生じるからである。第1の回転の、第2の回転の、直線的な摺動の、ならびに、波形部材の圧縮および/または伸展による可塑変形の、正確な順番は、変化することが可能である。詳細、例えば、金属プロファイルの表面状態、第2の脚部を金属プロファイルと螺着するために使用されるねじまたはナットの正確な締付トルク、掛ける荷重の正確な方向成分、および荷重の時間的経過等が、役割を果たしている。各々のクラッディングの剛性は、これらの作業では、同様に役割を果たすが、上記の考察(では、考慮されない。
既述のように、取付点を取付要素と結合させるために、結合手段が、雌ねじを有することは好ましい。これらの結合手段は、第1の脚部に動かないように固定されていなければならない。何故ならば、結合手段は、クラッディングの取付後には、もはや手が届かないからである。従って、結合手段としては、特に、第1の脚部に例えば溶接によって固定されているねじスリーブが適切である。安価な代替手段は、インサートナットである。従って、本発明に係わる取付要素の好ましい実施の形態では、第1の脚部の内側表面には、2つのねじスリーブまたはインサートナットが、結合手段として取り付けられていることが意図されている。
荷重を取付点および/または静的荷重から取付要素へ最適に伝達することができるために、取付点は、第1の脚部または取付要素に出来る限り平面接触することが意図される。従って、本発明に係わる取付要素の更なる好ましい実施の形態では、第1の脚部には、取付点および/または静的荷重の、取付要素への平面接触を可能にするために、接続プレートが設けられていることが意図されている。
この場合、接続プレートは、別個に製造された部品として、第1の脚部に固定されていてもよい。しかし、当然ながら、省スペースの代替手段に、接続プレートが、第1の脚部自体によって形成されることが考えられる。従って、本発明に係わる取付要素の好ましい実施の形態では、接続プレートは、第1の脚部によって形成されることが意図されている。
接続プレートが存在する場合、取付点および/または静的荷重を結合手段の雌ねじと結合させることができるためには、本発明に係わる取付要素の好ましい実施の形態では、接続プレートは、螺着によって取付点および/または静的荷重を取付要素と結合させることができるために、ねじスリーブまたはインサートナットの雌ねじを取り囲むように、各々の取付開口部を有することが意図されている。この場合に、傾けることなしに螺着を可能にするために、雌ねじの軸は、接続プレートに垂直にある。
視覚的に特に魅力的な解決策は、取付点を箱形の容器に埋め込むことである。従って、本発明に係わる取付要素の好ましい実施の形態では、接続プレートは、箱形の容器の背面に設けられており、あるいはこの背面を形成し、箱形の容器は、更に、前面を有し、該前面には、開口部が設けられていることが意図されている。
箱形の容器は、更に、取付要素を容易に平らする。この目的のために、箱形の容器に、好ましくはプラスチック製の取付用コア(Montagekern)を据え付ける。この取付用コアは、箱形の容器を満たし、かつ、開口部を、平らな前面が生じるように、閉じる。取付用コアが、全体構造の耐火に貢献するために、ISO1182に定めるクラスA1の不燃性材料からなることも考えられる。取付要素を平らにした後に、取付用コアを除去し、かつ、取付点を取り付けることができる。差し当たり取付点が不要であるときは、取付用コアは箱形の容器にとどまり、かつ、取付用コアの存在が視覚的に目立たないように、上塗りされてもよい。
本発明に係わる取付要素は、動的荷重を受けるべく取付点を固定するために適切であるだけではない。取付要素は、静的荷重も受けることができる。静的荷重の大きさは、可塑変形が、上述のように、生じないほどである。かような静的荷重を、換気ダクト、空調、給湯器または洗面台を取付要素に取り付けることによって、発生させる。ここでは、取付用コアを箱形の容器に据えておくことが可能である。すなわち、螺着によって調整される圧力を吸収することができるように、取付用コアを、耐圧性の材料で製造されているのである。この場合、取付用コアは、ねじスリーブまたは挿入ナットへの接近を可能にするために、除去することができるところのストッパを有することは好ましい。
今や、実施の形態を参照して本発明を詳述する。図面は、典型例であり、本発明の思想を表わすが、限定的または確定的に描写することは意図されない。
取付要素の第2の脚部の内側表面の見える、本発明に係わる取付要素の側面図を示す。 逆方向から見た、図1の取付要素の側面図を示す。 図1の取付要素の平面図を示す。 取付要素の箱形の容器の見える、図1の取付要素の正面図を示す。 取付要素の箱形の容器の見える、図1の取付要素の正面図を示す。取付点が取り付けられている。 図1の3つの取付要素が螺着された金属プロファイルの側面図を示す。各々の箱形の容器と金属プロファイルの端面との間の夫々に異なる間隔がある。 図6に類似した側面図を示す。しかし、金属プロファイルには取付要素が1つしか螺着されておらず、取付要素は、回転位置にある。
図1の側面図は、特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイル2(図6および図7を参照せよ)における動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点7(図5を参照せよ)を固定するための、本発明に係わる取付要素1の、その実施の形態を示す。取付要素1は、第1の脚部4および第2の脚部5を有する角度つきブラケット3を具備する。図1は、第2の脚部5の内側表面15の平面図を示す。第2の脚部5には、第1の長孔9および第2の長孔16が明瞭に認められる。両者は、螺着によって角度つきブラケット3を金属プロファイル2に取り付けるために使用される。
第1の脚部4は、内側表面14(図3を参照せよ)を有し、この内側表面には、2つのインサートナット22が取り付けられている。これらのインサートナットは、取付点7を取付要素1と結合させるための、雌ねじ8(図4を参照せよ)を有する結合手段として使用される。
取付点7を下げた位置に取り付けることができるように、箱状の容器24が設けられている。容器の背面26は、接続プレート6によって形成される。接続プレート6は、同様に、取付点7を平面接触させること、従ってまた、倒壊の予防の場合には、荷重を取付要素1に最適に伝達させることを保証する。
箱形の容器24は、更に、前面25を有する。前面は、理想的には、金属プロファイル2のクラッディング(図示せず)の表面と面一で終わり、かつ、開口部27を有する。
箱形の容器24の深さ40は、背面26と前面25の間の、背面26に垂直に測定される間隔から生じる。この深さ40は、取付点7の収容を可能にし、この取付点がクラッディング(図示せず)の表面から突出することはない。図示した実施の形態では、開口部27は、取付要素1の、図4に示した正面図で、箱形の容器24の方を見て認められるように、実質的に前面25全体に亘って延びている。図4では、更に、取付開口部23が認められる。これらの取付開口部は、インサートナット22の雌ねじ8を取り囲むように設けられている。その目的は、取付点7を固定要素1で問題なく螺着することできるためである。
図5は、取付点7を取り付けた箱形の容器24の見える、取付要素1の正面図を示す。取付点7は、インサートナット22の雌ねじ8に適合するねじ32によって、取付要素1と結合されており、かつ、この場合、箱形の容器24に完全に収納されている。
取付要素1を使用しないときは、箱形の容器24に、取付用コア(図示せず)を設けることができる。取付用コアは、開口部27を完全に閉じ、従ってまた、汚れ等の、箱形の容器24への侵入を阻止する。この取付用コアが耐圧プラスチックから製造されており、かつ、取付用コアを、埋めて平らにし、下地を作り、かつ上塗りをすることもできることは好ましい。
図3は、取付要素1の平面図を示す。この図では、第1の脚部4および第2の脚部5によって形成されるL字部材が、特によく見て取れる。ここでは、図の平面は、2つの内側表面14,15に対し垂直にある。両者は、角部13(図1を参照せよ)で交差している。ここでは、角部13は、図3の図平面に対し垂直にある。図3の図示した実施の形態では、内側表面14,15によって形成される、図平面において測定される角度は、90°である。一般的には、この角度は、いずれにせよ180°未満である。
更に図3で良好に認められることは、第2の脚部5が、波の山11および波の谷12を有する波形部材10を具備することである。図示した実施の形態では、波形部材10は第2の脚部5全体に亘って延びている。波の山11および波の谷12は、第2の脚部5の面31から突き出ている。ここでは、波の山11は、第2の脚部5の面31から離れた方向、つまり図示した実施の形態では面31に対し垂直である方向における波形部材10の振幅30を表わす。波の谷12は、逆方向における振幅30を表わす。2つの連続する波の山11および2つの波の谷12夫々の間隔は、波長28を定める。この間隔を、面31において、かつ波の山11および波の谷12の延在方向に対し垂直に測定する。
図3の示した実施の形態では、波の山11および波の谷12は、真っ直ぐに、角部13に対し平行に延びている。すなわち、角部の延在方向は、図の平面に対し垂直である。しかし、波の山11および波の谷12の延在方向の決定は、いずれにせよ、以下のように、すなわち、面31において測定された、角部13と形成される角度が、90°とは異なっているように、選択されている。このことの理由は、取付要素1が金属プロファイル2に取り付けられており、かつ、まだ動的荷重、特に、クラスA1の取付点に関する基準EN 795に規定された荷重が生じなかったとき、角部13が、通常は、金属プロファイル2の端面34(図6および図7を参照せよ)に平行に延びているからである。角部13に対し垂直に、あるいは図3に示した取付要素1の波の山11および波の谷12の延在方向に対し垂直に、十分に大きな方向成分を有する荷重の場合に、第2の脚部5の可塑変形が、波形部材10の伸張または圧縮によって生じることが可能である。伸張の際には、振幅30が減少し、圧縮の際には、振幅は増加する。この可塑変形によって、エネルギを吸収し、金属プロファイル2へ作用する荷重を減少させることができる。
図6は、3つの取付要素1が取り付けられた金属プロファイル2の側面図を示す。各々の取付要素1の取付は、螺着によって行なう。取付要素1の長孔9,16に、夫々1つのねじ35が設けられている。金属プロファイル2は、同様に、長孔29を有する。これらの長孔は、図示した実施の形態では、2列で、金属プロファイル2の長手方向延在部に沿って設けられている。2列の長孔29の間には、一連の丸孔33が設けられている。取付要素1との螺着のために、長孔29を使用する。すなわち、各々のねじ35は、取付要素1の長孔9,16にだけでなく、金属プロファイル2の長孔29にも設けられている。
取付要素1は、箱形の容器24の前面25が、金属プロファイル2の端面34平行に設けられているように、金属プロファイル2に取り付けられている。取付要素1の長孔9,16は、各々の前面25と、端面34との間隔37を調整することができる。図6には、このことを、3つの取付要素1に基づいて示す。図で最上の取付要素1では、間隔は最大であり、図で最下の取付要素1では、最小である。図で真ん中の取付要素1では、間隔37は、これら2つの極値の間にある。かようにして、端面34に取り付けられたクラッディング(図示せず)の異なる厚みを考慮することができる。その目的は、箱形の容器24の前面25を、クラッディング(図示せず)の表面と面一で終わるためである。
典型的な動的荷重の場合には、荷重の支配的な方向成分は、金属プロファイル2の端面34に対し平行に、従ってまた、まず角部13に平行に延びている。動的荷重の、端面34に平行に延びているこの方向成分が、十分に大きいときは、第2の脚部5と金属プロファイル2との間に作用する摩擦力に抗して、取付要素1の回転が生じる。かくして、吸収されるべきエネルギを、熱に変換し、かつ金属プロファイル2への荷重を減少させる。
取付要素1の長孔9,16は、回転を可能にするために、湾曲状に設計されている。これに対応して、ねじ35が、取付要素1の長孔9,16の中のみならず、金属プロファイル2の長孔29の中でもスライドするのは、クラッディングの厚みを適切に考慮に入れるために、取付要素1を、金属プロファイル2の端面34に垂直に移動するときである。
図2は、取付要素1の更なる側面図を示す。この側面図では、湾曲した長孔9,16を特によく見ることができる。第1の長孔9は、第1の仮想の円弧部17(破線で示す)に沿って延びている。第2の長孔16は、第2の仮想の円弧部18(同様に破線で示す)に沿って延びている。第1の仮想の円弧部17および第2の仮想の円弧部18は、逆向きの湾曲部を有するが、共通の中心点を有しない。両者は、更に、第1の仮想の円弧部17の延長線19が、第2の仮想の円弧部18の延長線20と交差しているように、設けられている。延長線19,20は、図2では、同様に破線で示されている。従って、延長線19,20を含めた円弧部17,18によって、共通の面21が取り囲まれている。この面は、部分的に、第2の脚部5の外側に位置している。
第2の脚部5を螺着する際に、波形部材10を金属プロファイル2へ押圧する。すなわち、第2の脚部5と金属プロファイル2との間の全面的な接触は存在しないのである。半分の波長28よりも大きい直径を有するワッシャ36によって、ナット41の締付により、少なくとも各々のねじ35の領域で、波形部材10の弾性変形を引き起こす。この場合、波形部材10を羽根のように圧縮する。すなわち、振幅30を減少させる。一方ではこの弾性を、他方では必要な可塑変形性を保証するために、角度つきブラケット3は、金属から製造されている。
既に上述したように、端面34に対し平行な十分に大きい方向成分を有する動的荷重の場合、まず、取付要素1の回転が生じる。より正確に言えば、取付要素1の第1の回転が生じる。ねじ35は、第2の長孔16の中で、回転点または回転軸として機能し、かつ、第1の長孔9は、長孔9に設けられたねじ35のためのガイドとして機能する。この場合、エネルギを、熱変換によって減じる。何故ならば、第1の回転が、第2の脚部5と金属プロファイル2との間の摩擦の下で生じるからである。第1の回転は、ねじが第1の長孔9の端部に達したときに、明らかに終了する。
残りの荷重と、第2の長孔16における第2の長孔35の正確な位置とに従って、続いて、更なる第2の回転が生じることが可能である。このとき、第1の長孔9に設けられており、かつこの長孔の端部と接触するねじ35は、回転点または回転軸として機能する。第2の回転が終了するのは、ねじが第2の長孔16の端部に達するときに、すなわち、ねじ35が、第2の長孔16の中で、長孔の端部と接触するときである。第2の回転も、第2の脚部5と金属プロファイル2との間の摩擦の下で生じるので、第2の回転の際でも、エネルギを、熱変換によって減じることは、明らかである。
動的荷重が、角部13に対し垂直な方向成分を有さず、角部13に対し平行な方向成分のみを有しているときでも、回転がなされた後に、動的荷重の方向成分は、角部13に対し垂直にある。
動的荷重の、角部13に対し垂直な方向成分が、十分に大きいとき、波形部材10の圧縮および/または伸展による可塑変形が生じることが可能である。例えば、第2の脚部5の第1の変形領域38で、波形部材10の伸展が生じ、第2の変形領域39で、波形部材10の圧縮が生じることが可能である。図6および7の例では、夫々、第1の長孔9は、第1の変形領域38にあり、第2の長孔16は第2の変形領域39にある。
最後に、残りの荷重に従って、金属プロファイル2に沿った取付要素1の直線的な摺動が生じることが可能である。この場合、金属プロファイル2の長孔29がガイドとして機能する。ガイドでは、ねじ35が各々の長孔29の端部にぶつかるまで、ねじが直線状に移動する。第2の脚部5と金属プロファイル2との間の摩擦により、このような直線的な摺動でも、エネルギを、熱への変換によって減少させる。第1の回転の、第2の回転の、直線的な摺動の、波形部材10の圧縮および/または伸展による可塑変形の正確な順番は、変化することが可能である。詳細、例えば、金属プロファイル2の表面状態、第2の脚部5を金属プロファイル2と螺着するために使用されるねじ35またはナットの正確な締付トルク、掛ける荷重の正確な方向成分、および荷重の時間的経過等が、役割を果たしている。
更に、2つのねじ35の正確な初期位置が尺度となる。例えば、直線的な摺動は明らかに生じることがないのは、2つのねじ35が、既に初期位置43で、各々の長孔29の端部に設けられている場合である。
図7は、図6では中間の取付要素1によって占められる初期位置43から、第1のおよび第2の回転によっておよび直線状の摺動によって、最終位置44に達した取付要素1を示す。この最終位置44で、第1の長孔9のねじ35と、第2の長孔16のねじ35との間の間隔42は、初期位置43におけるよりも大きい。この間隔42を、第2の脚部5の平面31で測定する。この平面は、図6および図7の場合には、図の平面に対し平行に位置している。
1 取付要素
2 金属プロファイル
3 角度つきブラケット
4 角度つきブラケットの第1の脚部
5 角度つきブラケットの第2の脚部
6 接続プレート
7 取付点
8 雌ねじ
9 第1の長孔
10 波形部材
11 波の山
12 波の谷
13 角部
14 第1の脚部の内側表面
15 第2の脚部の内側表面
16 第2の長孔
17 第1の仮想の円弧部
18 第2の仮想の円弧部
19 第1の仮想の円弧部の延長線
20 第2の仮想の円弧部の延長線
21 取り囲まれた面
22 インサートナット
23 取付開口部
24 箱形の容器
25 箱形の容器の前面
26 箱形の容器の背面
27 開口部
28 波長
29 金属プロファイルの長孔
30 振幅
31 第2の脚部の面
32 取付点7を取り付けるためのねじ
33 金属プロファイルの丸孔
34 金属プロファイルの端面
35 第2の脚部を金属プロファイルと螺着させるためのねじ
36 ワッシャ
37 箱形の容器の前面と、金属プロファイルの端面との間の間隔
38 第2の脚部の第1の変形領域
39 第2の脚部の第2の変形領域
40 箱形の容器の深さ
41 ナット
42 第2の脚部を金属プロファイルと螺着させるためのねじ同士の間隔
43 初期位置
44 最終位置。
本発明は、特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイルにおける動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点を固定するための取付要素に関し、この取付要素は、第1の脚部および第2の脚部を有する角度つきブラケットを具備し、第1の脚部および第2の脚部はL字形を形成し、第1の脚部には、取付点および/または静的荷重を取付要素と結合させるための少なくとも1つの結合手段が設けられており、少なくとも1つの結合手段は、好ましくは、雌ねじを有し、第2の脚部は、少なくとも部分的に、波形部材を有し、波形部材は、第2の脚部の面から、この面に垂直な方向に突き出ており、かつ波の山および波の谷によって形成される振幅を有し、基礎になっている波の同じ位相の諸点が直線上にあり、それ故に、波の山および波の谷は、直線状に延びている。
このことの主な理由は、人を転落から防止するための取付点が、主として、上記の構造要素の場合には金属プロファイルからなる各々の下部構造体にしっかりと結合されていることである。取付点自体は、荷重の際には、わずかに例外的に、重大な変形を許容しない。このことは、かなりの反力、および金属プロファイルにおける許容できないほどに大きな変形をもたらす。
特許文献1からは、ストリップ状の部分を有する取付点を固定するための取付要素が公知である。これらの部分は、カラビナを通すことができるアイを有する。取付要素は、更に、雷文状の部分を有する。これらの部分を、例えばねじ結合手段によって、プロファイルまたはジョイントに固定することができる。転落の際には、雷文状の部分が引き離される。このことによって、転落の制動を達成する。
特許文献2からは、ふいご状の構造を有する、屋根に取り付けるための取付要素が公知である。取付要素は、折り畳まれたU字形のプレートを有する。このプレートは、センタプレートによって結合され、向かい合って設けられた、溝を有する2つのプレートによって形成される。溝を備えた2つのプレートは、センタプレートに向けて、取付要素を屋根に設けるための開口部を有するブレードを具備する。更に、取付要素は、安全ロープを固定するための、センタプレートに設けられた要素を有する。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] CH 704527 A1
[特許文献2] FR 2956586 A3
図7は、図6では中間の取付要素1によって占められる初期位置43から、第1のおよび第2の回転によっておよび直線状の摺動によって、最終位置44に達した取付要素1を示す。この最終位置44で、第1の長孔9のねじ35と、第2の長孔16のねじ35との間の間隔42は、初期位置43におけるよりも大きい。この間隔42を、第2の脚部5の平面31で測定する。この平面は、図6および図7の場合には、図の平面に対し平行に位置している。
ここに出願当初の特許請求の範囲の記載を付記する。
[条項1] 特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイル(2)における動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点(7)を固定するための取付要素(1)であって、
第1の脚部(4)および第2の脚部(5)を有する角度つきブラケット(3)を具備し、前記第1の脚部(4)には、前記取付点(7)および/または前記静的荷重を前記取付要素(1)と結合させるための少なくとも1つの結合手段(22)が設けられており、前記少なくとも1つの結合手段(22)は、好ましくは、雌ねじ(8)を有し、前記第2の脚部(5)は、該第2の脚部(5)を金属プロファイル(2)に螺着させるための少なくとも1つの開口部を有し、前記第2の脚部(5)は、少なくとも部分的に、波形部材(10)を有する、取付要素(1)。
[条項2] 前記第2の脚部(5)には、長孔(9,16)として設計されている2つの開口部が設けられていることを特徴とする条項1に記載の取付要素(1)。
[条項3] 前記波形部材(10)は、前記第2の脚部(5)の面(31)から突き出ており、かつ波の山(11)および波の谷(12)によって形成される振幅(30)を有し、前記波の山(11)および前記波の谷(12)の延在は直線状であること、および、前記波の山(11)および前記波の谷(12)の延在方向は、角部(13)と共に、前記第2の脚部(5)の面(31)において測定される90°とは異なる角度を形成し、あるいは前記角部(13)と平行に延びており、前記角部(13)に沿って、前記第1の脚部(4)の内側表面(14)および前記第2の脚部(5)の内側表面(15)が交差しており、前記内側表面(14,15)は、前記角部(13)に垂直な面において測定される180°未満の角度を形成することを特徴とする条項1または2に記載の取付要素(1)。
[条項4] 前記波形部材(10)は、一定の波長(28)を有することを特徴とする条項1ないし3のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
[条項5] 前記波形部材(10)は、前記第2の脚部(5)全体に亘って延びていることを特徴とする条項1ないし4のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
[条項6] 前記2つの長孔(9,16)は、湾曲しており、前記一方の長孔(9)の湾曲は、前記他方の長孔(16)の湾曲と逆向きであることを特徴とする条項2ないし5のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
[条項7] 前記2つの長孔(9,16)は、夫々、仮想の円弧部(17,18)に沿って延びていること、および前記仮想の円弧部(17,18)は、共通の円の中心点を有しないことを特徴とする条項6に記載の取付要素(1)。
[条項8] 前記一方の仮想の円弧部(17,18)の延長線(19,20)は、夫々、他方の仮想の円弧部(17,18)と、および/または、夫々、該他方の仮想の円弧部(17,18)の前記延長線(19,20)と交差することを特徴とする条項7に記載の取付要素(1)。
[条項9] 前記第1の脚部(4)の前記内側表面(14)には、2つのねじスリーブまたはインサートナット(22)が、結合手段として取り付けられていることを特徴とする条項1ないし8のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
[条項10] 前記第1の脚部(4)には、前記取付点(7)および/または前記静的荷重の、前記取付要素(1)への平面接触を可能にするために、接続プレート(6)が設けられていることを特徴とする条項1ないし9のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
[条項11] 前記接続プレート(6)は、前記第1の脚部(4)によって形成されることを特徴とする条項10に記載の取付要素(1)。
[条項12] 前記接続プレート(6)は、螺着によって前記取付点(7)および/または前記静的荷重を前記取付要素(1)と結合させることができるために、前記ねじスリーブまたはインサートナット(22)の前記雌ねじ(8)を取り囲むように、各々の取付開口部(23)を有することを特徴とする条項10または11に記載の取付要素(1)。
[条項13] 前記接続プレート(6)は、箱形の容器(23)の背面(26)に設けられており、あるいはこの背面(26)を形成し、前記箱形の容器(23)は、更に、前面(25)を有し、該前面(25)には、開口部(27)が設けられていることを特徴とする条項10ないし12のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
[条項14] 前記角度つきブラケット(3)は、金属から製造されていることを特徴とする条項1ないし13のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
[条項15] 特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイル(2)における動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点(7)を固定するための条項1ないし14のいずれか1項に記載の取付要素(1)の使用であって、前記第2の脚部(5)は、前記金属プロファイル(2)との螺着の際に、弾性変形し、かつ、前記振幅(30)は、螺着なしの状態と比較して、少なくとも部分的に減少される。

Claims (15)

  1. 特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイル(2)における動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点(7)を固定するための取付要素(1)であって、
    第1の脚部(4)および第2の脚部(5)を有する角度つきブラケット(3)を具備し、前記第1の脚部(4)には、前記取付点(7)および/または前記静的荷重を前記取付要素(1)と結合させるための少なくとも1つの結合手段(22)が設けられており、前記少なくとも1つの結合手段(22)は、好ましくは、雌ねじ(8)を有し、前記第2の脚部(5)は、該第2の脚部(5)を金属プロファイル(2)に螺着させるための少なくとも1つの開口部を有し、前記第2の脚部(5)は、少なくとも部分的に、波形部材(10)を有する、取付要素(1)。
  2. 前記第2の脚部(5)には、長孔(9,16)として設計されている2つの開口部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の取付要素(1)。
  3. 前記波形部材(10)は、前記第2の脚部(5)の面(31)から突き出ており、かつ波の山(11)および波の谷(12)によって形成される振幅(30)を有し、前記波の山(11)および前記波の谷(12)の延在は直線状であること、および、前記波の山(11)および前記波の谷(12)の延在方向は、角部(13)と共に、前記第2の脚部(5)の面(31)において測定される90°とは異なる角度を形成し、あるいは前記角部(13)と平行に延びており、前記角部(13)に沿って、前記第1の脚部(4)の内側表面(14)および前記第2の脚部(5)の内側表面(15)が交差しており、前記内側表面(14,15)は、前記角部(13)に垂直な面において測定される180°未満の角度を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の取付要素(1)。
  4. 前記波形部材(10)は、一定の波長(28)を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
  5. 前記波形部材(10)は、前記第2の脚部(5)全体に亘って延びていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
  6. 前記2つの長孔(9,16)は、湾曲しており、前記一方の長孔(9)の湾曲は、前記他方の長孔(16)の湾曲と逆向きであることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
  7. 前記2つの長孔(9,16)は、夫々、仮想の円弧部(17,18)に沿って延びていること、および前記仮想の円弧部(17,18)は、共通の円の中心点を有しないことを特徴とする請求項6に記載の取付要素(1)。
  8. 前記一方の仮想の円弧部(17,18)の延長線(19,20)は、夫々、他方の仮想の円弧部(17,18)と、および/または、夫々、該他方の仮想の円弧部(17,18)の前記延長線(19,20)と交差することを特徴とする請求項7に記載の取付要素(1)。
  9. 前記第1の脚部(4)の前記内側表面(14)には、2つのねじスリーブまたはインサートナット(22)が、結合手段として取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
  10. 前記第1の脚部(4)には、前記取付点(7)および/または前記静的荷重の、前記取付要素(1)への平面接触を可能にするために、接続プレート(6)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
  11. 前記接続プレート(6)は、前記第1の脚部(4)によって形成されることを特徴とする請求項10に記載の取付要素(1)。
  12. 前記接続プレート(6)は、螺着によって前記取付点(7)および/または前記静的荷重を前記取付要素(1)と結合させることができるために、前記ねじスリーブまたはインサートナット(22)の前記雌ねじ(8)を取り囲むように、各々の取付開口部(23)を有することを特徴とする請求項10または11に記載の取付要素(1)。
  13. 前記接続プレート(6)は、箱形の容器(23)の背面(26)に設けられており、あるいはこの背面(26)を形成し、前記箱形の容器(23)は、更に、前面(25)を有し、該前面(25)には、開口部(27)が設けられていることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
  14. 前記角度つきブラケット(3)は、金属から製造されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の取付要素(1)。
  15. 特に金属製スタッド壁の、上張り式枠の、または吊り天井の金属プロファイル(2)における動的荷重および/または静的荷重を受けるために、特にそのために適切である取付点(7)を固定するための請求項1ないし14のいずれか1項に記載の取付要素(1)の使用であって、前記第2の脚部(5)は、前記金属プロファイル(2)との螺着の際に、弾性変形し、かつ、前記振幅(30)は、螺着なしの状態と比較して、少なくとも部分的に減少される。
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