JP2016500222A - マイクロホン装置、それを作動させる方法、および、それのシステム - Google Patents

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Abstract

本発明の実施態様は、マイクロホン装置を示しており、当該装置は、聴衆のメンバーまたは別のユーザへ投げることが可能であり、当該マイクロホン装置は、該マイクロホン装置の動きの状態を認識し、その投げの間に動きの状態が変更された場合に、動きの第1状態から別の動きの状態へと切り替え、かつ、該動きの状態に従って、マイクロホン装置の状態をミュート状態から非ミュート状態へと切り替える。【選択図】図1

Description

本発明は、非常に全般的なレベルでは可聴信号(audible signal)の無線通信の分野に属するが、より具体的には、その独立請求項が、マイクロホン装置を対象とする該独立請求項のプリアンブル部において記述するように、マイクロホン装置におけるマイクロホンを使用する分野に属する。
背景
会議におけるコミュニケーションは、大きい部屋またはプレゼンテーションのスペースでは、組織関係者にとって問題を有している。1方向の講演用等の視聴覚技術の形式においてだけでなく、多くの場合において、聴衆のディスカッション(即ち、聴衆とプレゼンターとの間の2方向のコミュニケーション)への参加が歓迎される。
一つの問題は、マイクロホンに関するものであり、該マイクロホンは、聴衆のメンバーにとって逆質問を容易にするために、それ自体が無線に変わってきた。しかしながら、混雑したスペースにおいて、スピーチについて何かを質問することまたは進んでコメントすることを意図している聴衆のメンバーは、その場面に相いれない状況に置かれている。前記のように、マイクロホンは、広い部屋においては必要または少なくとも便利であるが、部屋にいる人々から生じる騒音から聞き分けるように、聴衆のメンバーの声を得るためには、人から人へ、それぞれの人の手から、第1の人のちょうど隣に座る次の人へと渡される必要がある。これはスピードが遅い。特に、聴衆の多くのメンバーが無作為にお互いに遠くに位置している場合には遅い。貴重な時間が無駄になり、多くの場合には、聴衆のメンバーから別の人へマイクロホンを渡すために、マイクロホンランナーが雇われる。
多くの場合には、かかるイベントの性質も非常にフォーマルになり、質問を行うまたはコメントするためのバー(bar、横棒)は不必要に高くなる。また、マイクロホンを当てることおよび/またはマイクロホンを落とすことは、奇妙な音を引き起こし、聴衆や質問の話者にとって不快であり得るだけでなく、最悪の場合には、音響システム装置をひどく損傷する。
本発明の実施の態様は、これらの問題を解決し、または少なくとも緩和する。このことは、本発明の実施の態様によるマイクロホン装置によってなされる。
本発明によるマイクロホン装置は、その独立請求項で特徴部分において記述されたものを特徴とする。
本発明によるマイクロホン装置の操作方法はその独立請求項で特徴部分において記述されたことを特徴とする。
本発明によるマイクロホンシステムは、その独立請求項で特徴部分において記述されたことを特徴とする。
他の実施態様は、従属請求項、例、実施の態様において示された例とともに提示される図において示される。
実施態様は、適した部分において組み合わされ得る。
実施に態様によるマイクロホン装置は、筐体と、それの中にある、マイクロホンユニットと、通信機ユニットと、コントローラーユニットとを少なくとも有し、機能的には、メモリーとマイクロプロセッサ(204)とを有し、その特徴は、当該マイクロホン装置が、さらに、センサーユニットを有し、該センサーユニットは、当該マイクロホン装置の回転する動きの状態を検出するための、当該マイクロホン装置の回転する動きの該状態に対応した制御信号を供給するためのものであり、それにより、前記センサーユニットの制御において、前記通信機ユニット(202)または前記マイクロホンユニット(200)のうちの少なくとも1つが、制御信号の第1状態に対応する通信の第1状態から、制御信号の第2状態に対応する通信の第2状態へと設定されるようになっており、それは、前記制御信号が予め定められた範囲内の量的な値を有する場合にであって、該量的な値は、制御信号の値が、動きの第1状態に対応する第1制御信号レベルの範囲に属するか否か、または、動きの第2状態に対応する第2制御信号レベルの範囲に属するか否かの、動きの状態を定めるための値として、前記動きの状態を表すためのものである。
実施態様のこの集合では、前記マイクロプロセッサが、少なくとも1つのセンサーに従って、マイクロホン装置の動きの状態を決定する。当業者は、例えば、制御信号自体のための閾値範囲依存性(threshold range dependency)など、装置自体を制御するために制御信号に使用させる多くの方法を知っている。しかしながら、そのような既知の技術のみに従った、制御信号形成による装置の作動のための単なる閾値範囲依存性を請求することは、実施の態様の目的ではない。
この実施の態様では、当該マイクロホン装置は、投げることが可能なユニットであってよく、該ユニットは、マイクロホンまたはマイクロホンユニットを有する。マイクロホンユニットは、実施の態様では、マイクロホンを有していてもよいが、単なるマイクロホン構成要素の作動を制御するためといったような、オン/オフを切り替えるための、および/または、フィルターをかけるための、更なる電子機器をも有していてもよい。
実施の態様によれば、該マイクロホンユニットは、上記通信の第1状態が無音の状態であるように構成可能である。無音の状態では、該マイクロホンユニットが、マイクロホンシステムにおける外部装置のためにミュートされる。ミュートは、通信機ユニットおよびマイクロホンユニットのうちの少なくとも1つをミュートすることによってなされ得る。
実施の態様によれば、当該マイクロホン装置は、上記通信の第2状態がアクティブ状態、つまり音声の状態(state of voice)であるように構成可能である。アクティブ状態では、当該マイクロホン装置は、マイクロホンシステムにおける外部装置に対してアクティブである。アクティブ化は、通信機ユニットおよびマイクロホンユニットのうちの少なくとも1つをアクティブにすることによってなされ得る。
実施の態様では、第1および第2という表現は、主要な表現を互いに異ならせるべく、一時的な名称としてのみ使用され、従って、単に用語を単純化することのみを意図し、特性として第1および/または第2を含む表現における順序、品質または量を限定することを意図するものではない。
実施の態様では、第1状態または第2状態は、システム装置またはその部分へ更に配給される弱められた信号が存在する状態であり得る。
本発明の実施の態様によれば、当該マイクロホン装置は、外部ユニットとの双方向通信用の送信機−受信機ユニットを有する前述の通信機ユニットを有することができる。
この文脈において、双方向は、2方向通信を参照するために使用される。この変形の実施態様では、当該マイクロホン装置、または、コントローラーユニットを通じたその1つ部分または複数の部分は、外部マイクロホンシステム装置から送信される信号によって制御され得る。かかるシステム装置は、信号をマイクロホン装置へ送るための、ブルートゥース、WLAN、並びに、マイクロホン装置へ信号を送るための他の無線通信手段を有し得、これらは、かかる実施の態様では、当該マイクロホン装置の作動においてデータおよび/またはパラメータとして利用される信号を受信するための対応する手段を有する。このようにミュートは制御され得る。即ち、どの部分がミュート状態に保たれ、どれがアクティブに保たれるのかということが制御され得る。また、このように通信機はアクティブ状態に保たれ得るが、しかし、利用可能であろう信号を受信するために無視され得る。
変形の実施態様によれば、動きを検出するためのセンサーを有していない別個のマイクロプロセッサユニットが、信号を受信し、該信号によって何をすべきか、つまり、ミュート、音を弱めること等を決定する外部ユニット内にあり得る。そのようにして、受信機側において作業がなされ、かつ、投げることが可能なマイクロホン側においては作業はなされない。
実施の態様によれば、実施の態様による当該マイクロホン装置は、コントローラーユニットを有し、該コントローラーユニットは、マイクロホン信号としての、マイクロホン装置からの信号を、デジタル形式の電気信号にコード化(符号化)するようにプログラムされたコーダー(coder、符号器)を有する。該コーダーは、信号を電気形式にコード化するためのソフトウェアから構築された、適切な部分内にあり得る。このようにして、同じ部屋に使用中のいくつかのマイクロホン装置があったとしても、それらのシグナルが意図せず重なり合うことはなく、コード化によって分離可能であるように、信号は、秘密にされ、隠され、疑似乱数化され得る。
変形の実施態様では、当該マイクロホン装置のプロセッサにおいて実行するための、通信機経由ユニットが、受信したコマンドをデコード(復号化)または変換するためにコーダーが使用され得る。パラメータおよび他の情報は、当該マイクロホン装置の使用のためにそのようにデコードされ得る。また、信号処理コマンドおよび/またはデータは、上述したように外部ソースから当該マイクロホン装置へ通信され得る。実施の態様によれば、コーダーは、それ自体は公知の特定の無線通信プロトコルに一致させるために更新され得る。本発明の実施の態様によれば、当該マイクロホン装置は、センサーユニットを有し、該センサーユニットは、次の構成要素のうちの少なくとも1つを有し、該構成要素が:加速度計、ジャイロスコープ、磁力計、ポジションセンサー、ドップラー測定のための音響センサー、気圧センサー、他の圧力センサー、前記構成要素の少なくとも1種類を同等にまたは2よりも多く有する前記構成要素の組み合わせである。従って、かかる実施の態様の1例では、実際には、当該システムでは、2つの別々の変換器があり、1つは検知用であり、1つはマイクロホンであるということが述べられるべきである。
このように、装置が投げられているとき、および/または、着地したときの処理をよりうまく安定化させるべく、重複する方法が同時におよび/または順次になされ得る。また、部屋または空間の音響からの情報が、そのように受信され得る。本発明の実施の態様によれば、マイクロホン装置は、音響を測定するために、人間の可聴領域外の音を生成するための音響送信機を含む。
マイクロホン装置を作動させる方法は:
− 該マイクロホン装置の動きの状態を監視することを有し、
− 該マイクロホン装置の動きの状態を変更することを有し、
− 動きの状態の変更への応答として、対応する動きの状態に対して、制御信号の状態をセンサーユニットによって生成することを有し、
− 前記通信機ユニットまたは前記マイクロホンユニットのうちの少なくとも1つを、制御信号の第1状態に対応する通信の第1状態から、制御信号の第2状態に対応する通信の第2状態へと設定することを有し、
− 前記通信機ユニットまたは前記マイクロホンユニットのうちの少なくとも1つを、制御信号の第1状態に対応する通信の第1状態から、マイクロホン装置の動きの状態における更なる変化への応答としての制御信号の第2状態に対応する通信の第2状態へと、逆転(reversing)させることを有し、
− マイクロホン信号から外部ステーション(external station)へ送るためのデジタル電気信号を形成することを有する。
当該マイクロホン装置を作動させる方法における本発明の実施態様によれば、該マイクロホン装置は、第3状態である測定状態へと設定され、この状態では、前記マイクロホン装置は、該マイクロホン装置の少なくとも1つのマイクロホンからの信号から測定を行うようにプログラムされている。
本発明の実施の態様によれば、マイクロホンシステムが、実施の態様に示された少なくとも1つのマイクロホン装置に対する外部通信ユニットを有し、該外部通信ユニットが該少なくとも1つのマイクロホン装置と通信するように構成される。該通信は、無線でされ得る。該通信は、マイクロホンシステムのシステム要素間において無線信号で通信するために、それ自体は公知の電子的デジタルプロトコルに従い得る。実施態様では、該システム要素は、実施の態様に示されたようにマイクロホン装置であり得るが、システム要素として、マイクロホン装置との通信において使用されるシステム要素としての外部マイクロホンシステムユニットは、この文脈においてシステム要素として数えられ得る。外部システム要素は、マイクロホンシステムシステム要素から信号を受信可能な単なる受信機を含み得るが、別の実施態様では、予め定められた通信プロトコルに従って、無線で無線信号をシステム要素としてのマイクロホン装置へ送る送信機も含み得る。マイクロホンシステム要素における受信機も、受信機自体であり得、または、マイクロホンシステムとともに別々に操作可能なモジュールとしての送受信機自体に含まれ得る。
本発明の実施態様によれば、マイクロホン装置中の送信機は、ボディパック送信機によって具現化され得る。
本発明の実施態様は、適切な部分において組み合せ得る。有するという用語は、限定的でない用語(open term)として使用される。
以下において、本発明の実施態様の説明に添付される図面に対する参照がなされる。以下において図面の例が、本発明の実施態様について示されるが、図面において示された実施の態様のみに請求の範囲を限定することが意図されていないやり方において示される。
図1は、本発明の実施の態様を示している。 図2は、実施の態様による方法を示している。 図3は、制御信号生成において使用されるソフトウェアに対する概略図を示している。
図1は、本発明の実施の態様を示す。マイクロホン装置への音(sound)の経路は、102によって示され、立方体状に具体化されたマイクロホン装置のソフトセル(soft cell)100の上面に影を付して例示した楕円によって示される。実施の態様によれば、該ソフトセルはモジュールであり得、このモジュール内に、電子機器が別のモジュールとして配置され、または代替的には、セルは、一体化された電子機器(integrated electronics)を有する閉鎖モジュールであり得る。または変形例では、電子機器は、ソフトセル内においてモジュール構造に変化し得る。実施の態様によれば、他のソフト形態(soft forms)も代替的に使用され得る。この文脈において、ソフトは、テクスチャー構造(textural structure)を有し、マイクロホン装置が人間のオペレーターに当たる(ヒットする)ときに、顕著な損傷を生じさせないように覆い隠されていることを意味する。マイクロホン装置は、マイクロホンシステムを表す線103の内側に表され、マイクロホン装置は、機能しているシステム要素としてこのマイクロホンシステムに属し得る。外部受信機は、符号101によって示され、また、これらの2つのシステム要素の間に、無線通信が稲妻状の線によって示される。システム要素101は、他のシステム部品、またはスピーカーまたは他の視聴覚手段のための遠隔システムだけでなく、1つの実施態様では、データベースへの更なる接続も含み得る。1つの実施態様では、システム要素101は、送信機(transmitter)をも有し、このため、別のマイクロホン装置に対し、データベースからのデータ、コマンド、サウンド関連設定、スピーカーID、および/もしくはパラメータ、またはアップデート(更新)を通信し得る。変形の実施態様によれば、ミュート、差し替え音の追加、非ミュート(ミュート解除)、音の減衰、または他のマイクロホン装置において行われる処理が、システム要素101の制御において行われ得る。変形の実施態様によれば、このことは、システム要素101においてなされ得る。従って、これらの変形の実施態様において音処理は、受信機側においてなされ得る。
また、図1は、筐体(casing)100内、特に、ソフトシェル100の奥深くのケース104内の電子機器を示している。このことが、装置またはマイクロホン装置をキャッチする人に対する損傷によってシステム要素が初期化されることなく、マイクロホン装置が投げられ得ることを容易にする。電子機器は、システム要素101と通信するために調整された送信機を少なくとも含む、RF送受信機を含む。通信は、無線プロトコル自体にならうデジタル形式であり得る。しかしながら、別の実施の態様では、通信が、システム要素101におけるアナログ受信機用のアナログ形式に従い得、このシステム要素101が、外部システムに接続されたマイクロホンシステム要素101であり得る。
マイクロプロセッサCPU204は、コントローラーユニットに含まれるように示され、このコントローラーユニットは、破線で示された外側の箱によって示される。コントローラーユニットは、マイクロホン装置によってなされる処理および/またはパラメータ、測定テータを制御するために調整される。コントローラーユニットは、マイクロホン装置の動きの状態を検出するための移動(movement)センサー206をも含むように表される。センサーの実装は、加速度計、ジャイロスコープ、磁力計、気圧センサー、圧力センサーまたは動きの状態を検出するための他の手段を用いてなされ得る。実施態様では、これは、利用可能な音響信号に基づき得、またはマイクロホン装置からドップラー効果の助けを借りて送信され得る。CPUとマイクロホンユニット200との間には、ミュート/非ミュートが示されたボックスがある。このボックスは、制御信号によって操作可能であるように調整され、この制御信号に従って、マイクロホンユニットの状態が、マイクロホン装置の動きの第1状態および動きの第2状態に対応する、1の状態から別の状態へ変化する。任意の実施の態様によれば、単にマイクロホンのミュートのみを示すが、通信ユニットが、所望によりまたはマイクロホンユニットに加えて、投げている間またはキャッチする間にミュートされ得ることを当業者は実施の態様からよく理解する。
図2は、マイクロホン装置を操作する方法を対象にする本発明の実施の態様を図示する。
本発明の実施の態様によるマイクロホン装置を操作するための具体的な方法は、
− マイクロホン装置の動き(motion)の状態を認識するために、該動きの状態を監視(monitoring、モニター)すること211を有し、
− マイクロホン装置の動きの変化した状態を認識すること212を有し、
− 認識された動きの変化した状態に対する応答として、対応する動きの状態に対する、センサーユニット206による制御信号の状態を生成すること213を有し、図3は、本発明の簡潔な実施の態様においてソフトウェア処理に関連する制御信号生成を示しており、
− 通信機ユニット202またはマイクロホンユニット200のうちの少なくとも1つを、制御信号の第1状態に対応する第1の通信の状態から、制御信号の第2状態に対応する第2の通信の状態へと設定すること214を有し、
− 通信機ユニット202またはマイクロホンユニット200のうちの少なくとも1つを、制御信号の第1状態に対応する通信の第1状態から、マイクロホン装置の動きの状態の更なる変化に対する応答としての制御信号の第2状態に対応する、通信の第2状態へと、復元(restoring)すること215を有し、
− マイクロホン信号から、外部局へ送られるべきデジタル電気信号を形成すること216を有する。
実施の態様では、人がそれを単に手渡すこともあり得るため、動きが、投げるまたはキャッチする状態としてみられるか否かに応じて、動きの変化に起因する応答は無くてもよい。従って、マイクロホン装置のセンサーは、投げられることによる移動(movement)を指し示す(インジケートする)ように、マイクロプロセッサへ信号を伝え、マイクロホンユニットもしくは送信機または送受信機ユニット、あるいはその部品のいずれかをミュートすることにより、マイクロホン装置をミュート状態とするように調整される。
図3は、本発明の簡潔な実施の態様におけるソフトウェア処理に関する制御信号の形成を図示している。制御ユニットにおけるソフトウェアアルゴリズムは、図3の例にならって用いられ得る。ソフトウェアは、マイクロホン装置の動きの状態を常に監視する(方法の段階212において)。図3では、「ミュート」および「オン」(「アクティブ」)といった状態(状態1および状態2)のみが例として示されており、これらは、実施の態様におけるセンサーユニットのセンサーの動態(dynamics)を限定する意図はない。センサーが、投げるまたはキャッチする事象において、自由落下、回転または急加速もしくは急減速に相当する動きまたは加速を引き起こすときに、コントローラーユニットは、マイクロホンユニットおよび/または送信機のスイッチを切る制御信号を生成する。オプション的な実施の態様によれば、マイクロホン装置の送信を受信する外部マイクロホンシステム要素へマイクロホンユニットの状態が伝えられるが、マイクロホン装置の外部のマイクロホンシステム要素は、送信が音響システムへ伝えられない状態と組み合わせられる。
図3は、マイクロホン装置のセンサーを通じた、動きの状態の監視および制御信号の生成についての例を適切な方法で示している。該例によれば、制御信号(308)は、マイクロホン装置の動きの状態に従って、動きの状態に対応する制御信号の状態を通じて、マイクロホンおよび/または送信機を、ミュート307および/または非ミュート(un-mute)309するために使用される。図3の例では、状態1および状態2の状態は、当業者が実施の態様の例から理解するように、特定の状態に拘束されず、他の例にも拘束されない。
CPU301は、該例における制御では、動きの状態に対応する適切なシグナルレベルを有する制御信号308をも形成するために使用される。マイクロホン装置の制御ユニットは、常にセンサーを監視302し、少なくとも1つのセンサーが移動を指し示した場合に、動きの状態が検出され、かつ、音を、受信および/またはマイクロホンシステムの外部ユニットを経由して音響システムへ伝送することができることを示す「アクティブ」状態304に、制御信号の状態がなるような動きであることが確認303される。移動が検出された場合に、音を、受信および/またはマイクロホンシステムの外部ユニットを経由して音を音響システムへ伝送することができないことを示す「ミュート」状態307に、制御信号の状態がなるように設定される。ミュート状態305が存在したにもかかわらず、移動が全く検出されない場合には、制御信号の状態は、音を、受信および/またはマイクロホンシステムの外部ユニットを経由して音響システムへ伝送することができることを示す「アクティブ」状態309になるように設定される。実施の態様によれば、マイクロホン装置は、アクティブ状態(active sate)へとオンに切り替えるために、遅延される306。従って、キャッチ後の取扱いノイズは、適切なタイミング間隔で除去され得、実施の態様では、1秒よりも短い。
例えば、投げることが検出される場合に、制御ユニットの指し示し(インジケーション)に応じて、マイクロホン装置の動きの状態は、アクティブ状態(304)から図3のセットにおいて状態1の「ミュート」307に変更される。
制御ユニットの指し示し応じて、例えば、キャッチが検出された場合に、マイクロホン装置の動きの状態は、ミュート状態(305)から図3のセットにおける状態2の「アクティブ」309に変更され、キャッチ後の状態の切り替えを遅延(306)させることによって、実施態様ではユーザの取扱い音がオフに切り替えられる。マイクロホン装置の電子機器が、制御信号の制御において適切に状態を検出し、マイクロホンおよび/または送信機を対応する状態に切り替えることができるように、ミュート状態の状態1(307)またはアクティブ状態の状態2(309)に従って、制御信号308が生成される。このように、少し例を挙げるだけでも、例えば、回転状態、自由落下、静止状態、高加速状態、低加速状態を検出し得るが、示される例のみに限定するものではない。
各信号レベルの変化は、動きの変化のような、投げることによるマイクロホン装置の移動による結果でなくともよく、それゆえ、移動センサーを動作させることは、マイクロホン装置を投げることを示す状態の変化を意味するわけではないことを、当業者は実施の態様からよく理解し、よって、単に、この変化が顕著であるとみなされ、または投げることもしくはキャッチすることに起因する場合に、有益であるということである。例えば、人が両手に持ったマイクロホンを振った場合には、またはその人が動くことのやり方を変更した場合には、すなわち、立っていること、座っていること、またはそこへ移動していること等の移動の類型を、座ること、立つことおよび歩くことの状態同士の間において変更した場合には、オフに切り替わらないだろう。実施の態様によれば、マイクロホン装置のソフトウェアは、制御信号に従って、移動を認識するように構成される。
本発明の変形の実施態様によれば、少なくともマイクロホン、追加としてまたは所望により送信機が、投げることの間にミュートされるように、マイクロホン装置が、マイクロホンシステム要素101によって遠隔的に制御される。しかしながら、かかる実施の態様において、マイクロホン装置は、マイクロホン装置の外部の遠隔システム要素101からのコマンドを受信するように構成される。
本発明の実施の態様によれば、マイクロホン装置は、動きの第2状態または動きの第3状態と、1つの動きの第1状態とを識別するなど、動きの類型(タイプ)を識別するように構成される。本発明の実施の態様によれば、ユーザがマイクロホン装置を操作し、歩行し、座り、立ち上がり、回転等、キャッチおよび/または静止状態であり、一定の加速もしくは速度で落下し、または、一定の水平速度で移動している場合、言及された動きの状態(第1、第2、第3、など)が、マイクロホン装置の動きの状態であり得る。例えば、本発明の実施の態様によれば、静止の状態は、特にかかる実施の態様では、動きの第2状態であるとみなされ、この場合に、投げた結果としての移動を、静止していることまたは他の類型の移動と区別すれば十分であり、そのため、実際には、動きの中間的な状態を認識する必要はなく、まさに投げること(それが起こる時)およびキャッチすること(それが起こるとき)に、マイクロホン装置の動きの第1および第2状態となる。しかしながら、本発明の実施の態様によれば、センサーユニットの動態および量子化が、単独のセンサーがマイクロホン装置のために示し得る状態の数を限定し得る。いくつかのセンサー、特に異なる種類のものを使用することにより、必要に応じて、例えば、中間状態を示すためだけでなく、投げること、キャッチすること、落ちること、または他の動きから生じるユーザの移動などの、ごくわずかな動きの状態を明らかにするために、状態の数を増加し得る。そのようにして、それぞれキャッチまたは歩行の開始にそれぞれに関係付けられた高い値および低い値の加速度を識別し得る。実施の態様によれば、ソフトウェアは、運きの識別パラメータを適切に設定するための機能を有し、その動きの状態においてミュート/非ミュートが実行される。
本発明の変形の実施態様によれば、ソフトウェアは特徴部(feature)を持っており、その機能によれば、投げる間におよび/またはキャッチする間に、交換音(replacement sound)が鳴らされ、動きの状態が示される。実施の態様によれば、聴衆に対する動きの状態に従って、音の信号が調整され得る。例えば、音のレベルが下げられ得、すなわち、投げる、またはその一部の動作の間に、ある予め定められたレベルに弱められ得る。このことは、本実施の態様において使用された場合に、交換音に対してもなされ得る。本発明の実施の態様によれば、CPU内のプログラムは、マイクロホン装置の状態を把握し、それが投げられまたはキャッチされていることを判別し、話者がマイクロホンに話しているときに通常の使用によって引き起こされる、装置に対する単純な手ぶりおよび変形したものから移動を識別することにより、機能するように構成される。
固有の状態を判別するために、本発明の実施の態様は、他のものから回転、自由落下、および/または突然の加速もしくは減速を認識する、少なくとも1つのセンサーまたはセンサーの組み合わせを含む、センサーの集合(アンサンブル)を使用する。突然の加速または減速は、地面に対する装置の衝突として、または、キャッチされたとき、もしくはその物体が投げられていると意味し得るときであると、CPUによって把握される。かかる場合、応答は、マイクロホンユニットの信号をミュート/低下させることである。あるいは変形の実施態様では、自由落下も、センサーを使用することによって移動の類型として検出され、このセンサーが、今度は、マイクロホンが手に把持されておらず、それゆえ、空中にある、宙を舞っている、または投げられていることを発信し、CPUおよびそれゆえマイクロホンユニットに対し、かさねて応答を生成する。実施の態様では、回転が、既定の時間枠において回転の角速度、および/または、マイクロホンの複合的な回転とともに測定される。この回転は、ユーザによってマイクロホンが使用されておらず、それゆえまさにその実施の態様において停止される必要があることを示す。単に、いくつかのセンサーは、装置の全方向において正確な値を示すわけではないという理由から、状態の数を測定することが重要である。例えば、装置が投げられ、同時に回転している場合に、センサーが自由落下を検出する機能が損なわれるが、回転はそれでもまだ測定され得る。ミュート応答が引き起こされた場合、既定の時間枠の後にマイクロホンを「オン」に戻すであろうタイマーがセットされ、動きが本質的に終了している場合には(例えば、キャッチが原因で)、実施の態様では、通常、数ミリセカンドで測定されるが、プロセッサのメモリにおいて実行中のプログラムに照らして、動きの状態が声のアクティブ状態に一致するとしても、該時間枠の間、マイクロホン装置をミュートに保つ。
ミュート状態がアクティブ化された場合、マイクロホン装置は、ミュート状態であるが、時間枠が経過するまで、装置が音を集音する準備が整っているとしても、ミュート状態が維持される。センサーユニットのセンサーからの1つのミュートトリガーがアクティブである場合、装置が、ミュート状態になる。トリガーがアクティブでなくなった場合、装置が、1000ms未満のわずかな遅延後にアクティブ状態になる。
実施の態様によれば、マイクロホン装置は、動きのデフォルト(規定)状態に維持され得、動きの変更における変更が検出された場合に、動きの状態がデフォルト状態から変更される。
使用の例
本発明の実施の態様によれば、提案のマイクロホン装置は、聴衆に対して関与するように用いられること、質問および回答セッションを容易にすることを含む、投げることの可能なマイクロホン装置である(文脈に従って、流動(flowing)中のマイクロホンユニットまたはマイクロホンも同様である)。マイクロホンシステムを介する実施の態様によれば、落とすまたは投げることができない通常のマイクロホンとは異なり、本発明の実施の態様は、マイクロホン要素およびその筐体に当たる力に起因する大きな騒音を被ることなく、マイクロホンが投げられ、キャッチされたことを検出する場合に、マイクロホンユニットのマイクロホンをミュートにすることにより、この種の結果を回避し、それゆえ、大きな音(聴衆のメンバーに対する迷惑になり、マイクロホンユニットが接続される音響システムを損傷する可能性がある音)が回避される。
かかる実施の態様は、非制限的な方法において2〜3のことに言及するための、いくつかの利点を含む。最初に、特に混雑した集会では、マイクロホンを渡すことがずっと効率的になるため、質問すること、および聴衆への関与することがより素早くなる。また、本発明の実施の態様では、投げることおよびキャッチすることの過程を介してつながりを得て、進行を更に双方向的にすることによって、聴衆のメンバーを引きつける。最後に、本発明の実施の態様は、コストを節約する可能性があり、それは、多数の聴衆に対応するための多数の従来のマイクロホンを持つ必要があることから生じるコスト、および、マイクロホン「ランナー」の潜在的に対応する人数から生じるコスト、または、誰かが質問を提起するまでマイクロホンを保持する役割を割り当てられた人々から生じるコストである。本発明の実施の態様は、より小さな集団および異なる状況においても使用され得、例えば、それぞれ問題に関する意見を表現するチームメンバー間においてマイクロホンが渡される、チームのブレインストーミングセッションにおいて、または教室または講堂等の教育的環境内において使用され得る。
実施の態様によれば、マイクロホン装置は、マイクロプロセッサの音チェック、適切な部品の音の空間的測定において機能し得、同じシステムにおける外部ユニットに対して結果を通知し得る。
本発明の実施の態様によれば、話が開始できるように動きが止められると推測される場合には、アクティブ状態は遅延後にちょうどオンに切り替えられる。実施の態様によれば、遅延は800msよりも短く、好ましくは500msよりも短い。従って、マイクロホン装置の取扱いは、最初は静かになされ得る。
更なる実施の態様に関する例
本発明の実施の態様は、マイクロホンの設定においてマイクロホンが聴衆へ軽く放り投げられた場合に、自動的にミュートになるように構成される。実施の態様の非常に簡潔な形態では、少なくとも1つのセンサー(例えば、加速度計)が、マイクロホン装置の動きの状態に従って、マイクロホン装置のマイクロホンおよび/または無線送信機を、ミュート/非ミュートするための制御信号の生成において使用される。しかしながら、誤検出が最小限になるように重複するセンサーが使用される場合、改善が達成される。例えば、適切なセンサーは、加速度計およびジャイロスコープであり、後者は、マイクロホン装置を放り投げることの特徴をよく表す回転運動の検出に使用され得る。
当該装置は、組み込みセンサーを有し、該センサーは、マイクロホンが動いているときに無重力状態、方向、加速および投げる速さを検出する、加速度計、ジャイロスコープ、または磁力計等の、少なくとも1つのセンサーを含む少なくとも1つのセンサーユニットの集合によって実現される。ドップラー現象が測定において使用され得、特に、マイクロホン装置が使用されている空間からの測定、つまり、音およびエコー、並びに、マイクロホンユニットの処理を精度よく調整するために使用される他のデータを測定し得る測定状態において使用され得る。
従って、マイクロホンは、処理ユニットCPUを含むコントローラーユニットを用いて、自動的にミュートされ得る。センサーとして、マイクロホンの安定性を検出し、CPUに対して情報を送信し、CPUが、制御信号を生成し、マイクロホンの状態を非ミュート(アクティブ)状態へ切り替える。マイクロホンがアクティブである場合、無線インターフェース(RF)を経由して、外部スピーカーシステムまたは受信機へ音声を送信し得る。
実施の態様によれば、ミュート状態は、動きの第1状態、通信の第1状態に相当し、アクティブ状態は、動きの第2状態、通信の第2状態に相当する。当業者は、マイクロホンユニットおよび/または通信機ユニットがミュート状態またはアクティブ状態である、対応する実施の態様において、これらが、第1状態および第2状態に相当する制御信号の状態の指示に従って、ユニットからのそれぞれの信号を前方へ伝え得ることを、当業者は、ミュート状態およびアクティブ状態という表現から理解する。
実施の態様によれば、制御信号が、アナログ信号であり得、このアナログ信号に従って、実施の態様においてプリセット閾値に対応する状態を伝送することがコントローラーユニットにおいて検出される。実施の態様によれば、制御信号がデジタル信号であり得、このデジタル信号の実施の態様によれば、制御信号のプリセット状態に対応する整合パルス列がコントローラーユニットにおいて検出され、マイクロホン装置の更なる構成要素の処理のためにラッチされる。それぞれの実施の態様において、動きの状態を示す、閾値範囲または限界基準(threshold criteria)が、制御信号の種類に応じて生成され得る。
本発明の実施態様によれば、通信ユニットは、アナログ無線送信機を含み得るが、その代わりに、送信機はデジタル式であり得る。音響システム用に使用される外部システムの受信機に従って、送信機の種類が選択し得る。実施の態様によれば、送信機は、特定の種類の音響システム用の一つの種類のみであり得るが、本発明の実施の態様によれば、通信機ユニットは、外部音響システムの受信機にならって選択される両方の設備を含み得る。実施の態様によれば、外部システムは、アナログまたはデジタル送信機のどちらの種類が音響システムとともに使用される必要があるのかという情報を実施の態様に示されたマイクロホンシステムへ送信し得る。かかる自動認識は、外部システムの装置およびシステムを用いるマイクロホン装置の間の他のパラメータ変換も含み得る。
本発明の実施の態様によれば、発信機の送信機部分が入れ替え可能なモジュールであり得る。本発明の実施の態様によれば、モジュールは、素早く切り替え可能なアナログまたはデジタルの送信機である。実施の態様によれば、モジュールは、RF信号を受信する受信機も変形例において含み得る。実施の態様によれば、通信機ユニット202は、それ自体はマーケットにおいて一般に入手可能なボディパック送信機または送受信機によって具体化され得る。
マイクロホン装置のマイクロホンが、マイクロホンとして使用中でない場合に、例えば、投げているまたは放り投げている間に、実施の態様によれば、マイクロホンがミュートされるが、別の実施の態様によれば、送信機がミュートされる。実施の態様の更なる任意の変形によれば、両方がミュートされる。かかる変形の実施の態様において、マイクロホン装置のかかる実施の態様における受信機は、マイクロホンシステム要素からのコマンドによって動きの状態に従ってミュートまたはアクティブ化される部品を制御するべく、CPUへ伝えられるコマンドを受信するように機能性を残しておく必要がある。
更にそれ以上の実施例:
− 本発明の実施の態様では、ミュートは、実際の装置内または受信機内において行われ得、それによって装置は、その現在の状態およびそれゆえそれがミュートされる必要があるか否かについて認識する受信機にも、別個の信号を送信する。
− 本発明の実施の態様では、当該装置は、マイクロホンからくる音をミュートする代わりに、それを小さくし、問題になっている第2状態または第1状態がその状態となることを選択し得る。
− いくつかの変形の実施態様では、装置は、実施の態様に示されたマイクロホンシステムがマイクロホンからの音声を差し替えることも選択し、マイクロホンをミュートし、その後、その上に音を加え(例:マイクロホンが投げられる場合に、甲高いノイズを生成する)、提案する第2状態または第1状態をその状態とし得る。
− 変形の実施の態様では、マイクロホン装置は、電子機器への衝撃損傷および潜在的ユーザのけがを防ぐためのソフトシェル内において一体化され得る。
− 変形の実施の態様では、光および他の標識がその状態を示すために装置に取り付けられ得る。例について:当該マイクロホン装置が投げられた場合に、マイクロホン装置またはその部品が緑色に光る。
− 実施の態様によれば、当該マイクロホン装置は、組み込み送信機システムまたは無線インターフェースを使用する代わりに、ボディパック送信機に付属するスタンドアロンシステムであり得る。
− 本発明の実施の態様によれば、当該マイクロホン装置は、88MHz〜108MHzの範囲の放送チャネルに調整されたナノ送信機を含み、厳格な条件における使用を促進する。ナノ送信機は、現地法がその方法における共通の放送チャネルの使用を許可する場合に、非常に短い距離において使用可能なかかる送信機として知られ得る。
− 本発明の実施の態様によれば、キャッチがセンサーユニットによって認識され、当該マイクロホンおよび/または当該マイクロホン装置の送信機がそれに応じてミュートされる。
− 本発明の態様によれば、ソフトセルは、風船に類似した空気注入式構造により、もし全てでなければ、適切な部分において実現され得、その構造の内部に電子機器モジュールが搭載される。かかる実施の態様では、例えば、圧力センサーの支援により、制御ユニットにより生成される制御信号に従って、マイクロホンおよび/または送信機をミュート/非ミュートするために、その構造において圧力センサーを用いてキャッチが検出され得る。投げられている間のマイクロホン装置の高度を測定するために、高度の変化の特徴をよく表す圧力差を検出することができる気圧センサーを使用することにより、予期しない効果が得られる。

Claims (10)

  1. マイクロホン装置であって、当該マイクロホン装置は、筐体(100)と、それ(100)の中にある、マイクロホンユニット(200)と、通信機ユニット(202)と、コントローラーユニット(201)とを少なくとも有し、機能的には、メモリーとマイクロプロセッサ(204)とを有し、
    その特徴は、
    当該マイクロホン装置が、さらに、センサーユニット(206)を有し、該センサーユニットは、当該マイクロホン装置の回転する動きの状態を検出するための、当該マイクロホン装置の回転する動きの該状態に対応した制御信号を供給するための、ジャイロスコープを有し、それにより、前記センサーユニット(206)の制御において、前記通信機ユニット(202)または前記マイクロホンユニット(200)のうちの少なくとも1つが、制御信号の第1状態に対応する通信の第1状態から、制御信号の第2状態に対応する通信の第2状態へと設定されるようになっており、それは、
    前記制御信号が予め定められた範囲内の量的な値を有する場合にであって、該量的な値は、制御信号の値が、動きの第1状態に対応する第1制御信号レベルの範囲に属するか否か、または、動きの第2状態に対応する第2制御信号レベルの範囲に属するか否かの、動きの状態を定めるための値として、前記動きの状態を表すためのものである、
    前記マイクロホン装置。
  2. 前記通信の第1状態が、無音の状態(307)、音声が非アクティブである、請求項1に記載のマイクロホン装置。
  3. 前記通信の第2状態が、非ミュート状態(309)、音声がアクティブである、請求項1または2に記載のマイクロホン装置。
  4. 前記通信機ユニット(202)が、外部ユニットとの双方向通信のための送信機−受信機ユニットを有する、請求項1、2または3に記載のマイクロホン装置。
  5. 前記コントローラーユニットが、マイクロホン信号としての、マイクロホンユニットからの信号を、電気信号の形式へとコード化するようにプログラムされたコーダーを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載のマイクロホン装置。
  6. 前記センサーユニット(206)が、ジャイロスコープを有し、かつ、次の構成要素のうちの少なくとも1つを有し、該構成要素が:加速度計、磁力計、ポジションセンサー、ドップラー測定のための音響センサー、気圧センサー、他の圧力センサー、前記構成要素の少なくとも1種類を同等にまたは2よりも多く有する前記構成要素の組み合わせである、先行する請求項のいずれか1項に記載のマイクロホン装置。
  7. 前記通信機ユニット(202)が、送信機、受信機、および/または、トランシーバーユニットを有し、それらが、追加的なモジュールとして、当該マイクロホン装置に取り付け可能である、請求項1から6のいずれか1項に記載のマイクロホン装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のマイクロホン装置を作動させる方法であって、当該方法は、
    − 前記動きの状態を認識するために、前記マイクロホン装置の動きの状態を監視すること(211)、(302)を有し、
    − 前記マイクロホン装置の前記動きの状態の変更を認識すること(212)(303)を有し、
    − 前記認識された動きの状態の変更への応答として、対応する動きの状態に対して、制御信号の状態を持った制御信号(308)を、前記センサーユニット(206)によって生成すること(213)を有し、
    − 前記通信機ユニット(202)または前記マイクロホンユニット(200)のうちの少なくとも1つを、前記制御信号の第1状態に対応する通信の第1状態から、前記制御信号の第2状態に対応する通信の第2状態へと設定すること(214)を有し、
    − 前記通信機ユニット(202)または前記マイクロホンユニット(200)のうちの少なくとも一つを、制御信号の第2状態に対応する通信の第2状態から、前記マイクロホン装置の動きの状態の更なる変化への応答としての制御信号の状態に対応する、通信の第1状態へと復元すること(215)を有し、
    − 前記マイクロホンシステムの外部システム要素へ送られるべき電気信号を、前記マイクロホン信号から形成することを有する、
    前記方法。
  9. 前記マイクロホン装置が、第3状態である測定状態へと設定され、この状態では、前記マイクロホン装置は、該マイクロホン装置の少なくとも1つのマイクロホンからの信号から測定を行うようにプログラムされている、請求項8に記載の方法。
  10. マイクロホンシステム(103)であって、該マイクロホンシステムは、少なくとも1つの、請求項1から6のいずれか1項に記載のマイクロホン装置に対する、外部通信ユニット(101)を有し、前記外部通信ユニットは、前記少なくとも1つのマイクロホン装置と通信するように構成されている、前記マイクロホンシステム。
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