JP2016224471A - 双眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリック感が得られる眼幅位置を任意に設定し、その設定位置を解除せずに眼幅位置を変更可能であり、各部のシビアな調整が不要である双眼鏡を提供すること。
【解決手段】一対の筐体を所定の軸線回りに相対的に回転可能に支持する支持機構と、所定の軸線回りに回動可能に設けられ、一対の筐体と所定の軸線の軸方向に対向する回動部材と、一対の筐体の一方と回動部材との何れか一方に設けられた突出部と、一対の筐体の一方と回動部材との何れか他方に設けられ突出部と係合可能な凹部とを含むクリック機構と、回動部材の一対の筐体の他方に対する回動のロックおよびロックの解除を行うロック/解除部材と、を備えたクリック位置設定機構とを備え、支持機構は、ロック/解除部材が一対の筐体の他方に対する回動部材の回動をロックする際の、回動部材から一対の筐体の他方に働く所定の軸線の軸方向の力の伝達経路を外して、一対の筐体の一方を支持する。
【選択図】図3

Description

本発明は、双眼鏡に関する。
下記日本国特開平11−14893号公報には、少なくとも1箇所にクリック部を有し且つ固定ボディに沿って光軸方向と直交する方向にスライド移動可能に設けられたクリック板と、この固定ボディに対して光軸方向と直交する方向にスライド移動可能な可動ボディに取り付けられ且つ前記クリック部に係合可能な眼幅クリックバネと、前記クリック板を任意位置でロック及びロック解除可能なロック機構とを具備する、水平移動式双眼鏡が、開示されている。
この従来の水平移動式双眼鏡によれば、クリック感が得られる眼幅位置を任意に設定することができ、しかもその設定位置を解除しなくても眼幅位置を変更することができる。
特開平11−14893号公報
しかしながら、前記従来の双眼鏡では、前記クリック板は直接操作することができない構造が採用されている。このため、前記クリック板を任意の位置に設定するためには、前記ロック機構によるロック解除状態において、可動ボディをスライドさせることで、前記眼幅クリックバネを前記クリック板の凹部に係合させ、前記クリック板も引き連れて可動ボディを移動させることによって、使用者は前記クリック板を所望の位置に位置させて、クリック位置を設定しなければならない。したがって、このような動作を実現するためには、各部の摩擦やバネ力の調整をシビアに行わなければならず、それらの調整が困難である。
この点について、以下に、前記日本国特開平11−14893号公報中の実施の形態に即して具体的に説明する。
日本国特開平11−14893号公報では、その図5に示すように、「凹部21a」を設けた「クリック板21」を直接操作することができない構造であり、「上台板17」に保持されながら光軸と直行する方向に摺動する「クリック板21」は、「クリックバネ23」と「上台板17」に挟まれた構成となっている。
この構造では、「クリックバネ23」のバネ力が強いと、眼幅収納状態、すなわち「クリック板21」が最小眼幅位置にある状態から「可動ボディ15」を眼幅開方向に移動させる際に、「クリック板21」は、「クリックバネ23」により「上台板17」に押し付けられるため、「クリックバネ23」との摩擦が増える。この際、「クリック板21」と「クリックバネ23」との摩擦力が、「クリック板21」と「上台板17」との摩擦力に勝った場合には、「クリックバネ23」が「凹部21a」に係合していなくても「クリック板21」は「クリックバネ23」の移動と共に動いてしまう。
一方、「クリック板21」が「クリックバネ23」の移動と共に動かない程度に「クリックバネ23」のバネ力を弱めると、「クリックバネ23」が「クリック板21」の「凹部21a」に落ち込んだ後に「クリックバネ23」が「凹部21a」を乗り上げる力が「クリック板21」と「上台板17」の摩擦力よりも劣る場合には、「クリックバネ23」が「凹部21a」に係合していても、「クリックバネ23」の移動に拘わらず「クリック板21」は動かないことになる。
このように、各部の摩擦力や「クリックバネ23」のバネ力をシビアに調整しないと、「可動ボディ15」を眼幅開方向に移動させて、「クリックバネ23」を「クリック板21」の「凹部21a」に落ち込ませ、その後、「クリックバネ23」が「クリック板21」を引き連れて移動させるということができなくなる。つまり、日本国特開平11−14893号公報では、目的の動作をさせるための各部の摩擦やバネ力の調整が困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、クリック感が得られる眼幅位置を任意に設定することができしかもその設定位置を解除しなくても眼幅位置を変更することができる上に、所望の動作をさせるための各部のシビアな調整が不要である双眼鏡を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る双眼鏡は、望遠光学系をそれぞれ有する一対の筐体を所定の軸線回りに回動させることにより眼幅調整を行う双眼鏡において、前記一対の筐体を前記軸線回りに相対的に回転可能に支持する支持機構と、前記軸線回りに回動可能に設けられ、前記一対の筐体と前記所定の軸線の軸方向に対向する回動部材と、前記一対の筐体の一方と前記回動部材との何れか一方に設けられた突出部と、前記一対の筐体の一方と前記回動部材との何れか他方に設けられ前記突出部と係合可能な凹部とを含むクリック機構と、前記回動部材の前記一対の筐体の他方に対する回動のロックおよび当該ロックの解除を行うロック/解除部材と、を備えたクリック位置設定機構と、を備え、前記支持機構は、前記ロック/解除部材が前記一対の筐体の他方に対する前記回動部材の回動をロックする際の、前記回動部材から前記一対の筐体の他方に働く前記所定の軸線の軸方向の力の伝達経路を外して、前記一対の筐体の一方を支持することを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様は、前記クリック位置は、複数設けられていることを特徴とする双眼鏡である。
また、本発明の好ましい態様は、前記複数のクリック位置のうちの少なくとも1つのクリック位置と他のクリック位置とは、クリック感が互いに異なることを特徴とする双眼鏡である。
また、本発明の好ましい態様は、前記突出部は、前記所定の軸線の軸方向に突出することを特徴とする双眼鏡である。
また、本発明の好ましい態様は、前記突出部は、その突出方向に弾性部材で付勢されたボールで構成されたことを特徴とする双眼鏡である。
また、本発明の好ましい態様は、前記支持機構は、前記一対の筐体をその周りに回転可能に連結する軸部材を備え、前記ロック/解除部材は、前記軸部材に螺合されて、所定方向に回転させることで前記回動部材を前記軸部材の軸線方向に締め付けて前記回動部材の前記一対の筐体の他方に対する回動をロックするとともに、前記所定方向とは逆方向に回転させることで前記回動部材の前記締め付けを緩めて前記回動部材の前記一対の筐体の他方に対する回動のロックを解除する部材であることを特徴とする双眼鏡である。
また、本発明の好ましい態様は、前記支持機構は、前記一対の筐体の一方を前記軸線回りに回動可能に連結するとともに、前記一対の筐体の他方を、前記一対の鏡筒の他方の前記軸線周りの回動を規制して連結することを特徴とする双眼鏡である。
また、本発明の好ましい態様は、前記ロック/解除部材は、前記回動部材の前記所定の軸線周りの回動を規制することにより、前記一対の筐体の他方に対する前記回動部材の回動のロックを行うことを特徴とする双眼鏡である。
また、本発明の好ましい態様は、前記ロック/解除部材は、前記回動部材の前記軸方向の一方の側を覆う化粧蓋を兼ねることを特徴とする双眼鏡である。
本発明によれば、クリック感が得られる眼幅位置を任意に設定することができしかもその設定位置を解除しなくても眼幅位置を変更することができる上に、所望の動作をさせるための各部のシビアな調整が不要である双眼鏡を提供することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態による双眼鏡を示す概略平面図である。 図2は図1に示す双眼鏡を示す概略正面図である。 図3は図1中の軸MA付近を拡大しかつその大部分を破断して示す図である。 図4は図3中の第1の軸部材を接眼レンズ側から軸MA方向に見た図である。 図5は図1乃至図3中の操作部材を示す平面図である。 図6は図5中のA−A’矢視断面図である。 図7は図5中のB−B’線に沿った断面図である。 図8は図1に示す双眼鏡の所定の動作状態を示す概略正面図である。 図9は図1に示す双眼鏡の他の動作状態を示す概略正面図である。 図10は図1に示す双眼鏡の更に他の動作状態を示す概略正面図である。 図11は図1に示す双眼鏡の更に他の動作状態を示す概略正面図である。 図12は図1に示す双眼鏡の更に他の動作状態を示す概略正面図である。 図13は操作部材の変形例を示す平面図である。 図14は本発明の第2の実施の形態による双眼鏡の軸MA付近を拡大しかつその大部分を破断して示す図である。
以下、本発明による双眼鏡について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態による双眼鏡1を示す概略平面図である。図2は、図1に示す双眼鏡1を示す概略正面図である。図1及び図2は、眼幅を最大眼幅Aに調整した状態を示している。図3は、図1中の軸MAの付近を拡大しかつその大部分を破断して示す図である。図4は、図3中の第1の軸部材22を接眼レンズ12側から軸MA方向に見た図である。図4では、第1の軸部材22のみを示している。
本発明の第1の実施の形態による双眼鏡1は、望遠光学系をそれぞれ内部に有する左右一対の鏡体2R,2Lと、両鏡体2R,2Lをそれらの光軸OR,OLと平行な軸MAの回りに相対的に回動可能に連結する連結部3とを備え、軸MAを中心に鏡体2R,2Lを相対的に回動させることで眼幅調整を行うように構成されている。図1に示すように、軸MAは平面視で光軸OR,OLの間に位置している。
各鏡体2R,2Lは、それぞれ、対物レンズ11、接眼レンズ12、及び、対物レンズ11と接眼レンズ12との間の光路中に配置された正立プリズム13を有しており、これらが望遠光学系を構成している。連結部3の軸MA方向で接眼レンズ12側には、各望遠光学系の焦点合わせのためのフォーカスノブ14が設けられている。
連結部3は、鏡体2Rと一体的に設けられた腕部をなす連結部材21Rと、鏡体2Lと一体的に設けられた腕部をなす連結部材21Lと、フランジ部22aを有する円筒状の第1の軸部材22と、肉厚のフランジ部23aを有する円筒状の第2の軸部材23と、を有している。
本実施の形態では、連結部材21Rと連結部材21Lとが、軸MAを中心に相対的に回動できるように、軸MAと同軸の第1及び第2の軸部材22,23を介して接続されている。連結部材21R,21Lにはそれぞれ、軸MAの方向に延在する孔21Ra,21Laが形成されている。連結部材21Rの孔21Raと連結部材21Lの孔21Laとが軸MA上に同軸に連なるように配置され、これらの孔21Ra,21Laに、後述するように互いに螺合された第1及び第2の軸部材22,23が挿入されている。後述するように、第1及び第2の軸部材22,23が、連結部材21Rに対して一体的に固定されている。一方、連結部材21Lは、その孔21Laに挿入された第1の軸部材22により回動可能に支持されて、第1及び第2の軸部材22,23に対して回動可能となっている。これにより、連結部材21Rと連結部材21Lとが、軸MAを中心に相対的に回動できるようになっている。
以下の説明では、説明の便宜上、軸MA方向の接眼レンズ12側すなわち接眼レンズ12に向かう方向を図3中上側あるいは上方向といい、軸MA方向の対物レンズ11側すなわち対物レンズ11に向かう方向を図3中下側あるいは下方向という場合がある。
第1の軸部材22は、そのフランジ部22aを図3中の上側にして、図3中の上側から、軸MA上に連なった連結部材21R,21Lの孔21Ra,21La内に挿入されている。孔21Raの図3中の上側部分は、フランジ部22aをちょうど受け入れることができる形状に拡径して構成され、フランジ部22aの図3中の下面が連結部材21Rの当接面21Rbと当接することで、連結部材21Rに対する第1の軸部材22の図3中下方向への移動が規制されている。図4に示すように、第1の軸部材22のフランジ部22aには切欠き22bが形成されている。この切欠き22bに連結部材21Rの凸部(図示せず)が嵌合することによって、連結部材21Rに対する第1の軸部材22の軸MA回りの回動が規制されている。
第2の軸部材23は、そのフランジ部23aを図3中の下側にして、図3中の下側から、第1の軸部材22内に挿入されている。第2の軸部材23の図3中の上側部分の外周に形成された雄ねじ部23bが、第1の軸部材22の内周に形成された雌ねじ部22cに螺合され、第2の軸部材23のフランジ部23aの図3中の上面が連結部材21Rの軸MA方向対物レンズ11側端面に当接している。これにより、第1の軸部材22のフランジ部22a及び第2の軸部材23のフランジ部23aが図3中の上下からそれぞれ連結部材21Rを挟み付け、第1の軸部材22、さらには連結部材21Rに対する第2の軸部材23の図3中の上下方向の移動が規制されている。
第2の軸部材23のフランジ部23aには、フランジ部23aを軸MA方向に貫通するねじ孔23cが形成されている。ねじ孔23cにビス24が螺合され、ビス24の図3中の上端が連結部材21Rの軸MA方向対物レンズ11側端面に圧接されている。これにより、連結部材21R及び第1の軸部材22に対する第2の軸部材23の軸MA回りの回動が規制され、第2の軸部材23の外周の雄ねじ部23bと第1の軸部材22の内周の雌ねじ部22cとの螺合が、緩まないようになっている。なお、第2の軸部材23には、第2の軸部材23を螺合させるための工具(図示せず)を挿入し得る孔23dが形成されている。
以上によって、第1及び第2の軸部材22,23が連結部材21Rに対して一体的に固定されている。
連結部材21Lは、前述したように、第1及び第2の軸部材22,23に対して回動可能となっている。第1及び第2の軸部材22,23の螺合により、連結部材21Lがワッシャ(図示せず)を介して連結部材21Rに対して軸MA方向に押し付けられることによって、連結部材21R、前記ワッシャ及び連結部材21L間に所定の摩擦力が生ずるようになっている。この摩擦力は、左右の鏡体2R,2Lの重量に打ち勝って左右の鏡体2R,2Lのなす角度を任意の角度すなわち左右の鏡体2R,2Lを任意の眼幅に保持できるとともに、鏡体2R,2Lに所定の外力を加えることにより軸MAを中心として左右の鏡体2R,2Lを相対的に回動させることができる程度の大きさである。したがって、左右の鏡体2R,2Lを軸MAを中心として相対的に回動させることによって眼幅を調整することができる。
そして、本実施の形態による双眼鏡1は、一方の鏡体2Lの側に設けられたクリック用突出部としてのボール31と、回動操作により軸MAの回りに回動可能であるととともに、ボール31と係合する1つのクリック用凹部としてのV溝41aを有し、回動位置によってクリック位置を設定する操作部材41と、他方の鏡体2Rに対する操作部材41の回動のロック及びその解除を、操作に応じて行うロック/解除部材51と、化粧蓋61と、を更に備えている。
図5は、図1乃至図3中の操作部材41を示す平面図である。すなわち操作部材41を図3中の上側から軸MAの方向に見た図である。図6は、図5中のA−A’矢視断面図である。図7は、図5中のB−B’線に沿った断面図である。
本実施の形態では、操作部材41は環状部材として構成されている。操作部材41の軸方向の一方側の面(図3中の上面)には、1つのクリック用凹部として、径方向に延びたV溝すなわち断面V字状の溝41aが形成されている。もっとも、クリック用凹部は、クリック係合可能であれば、V溝に限らない。また、操作部材41には、後述するピン42を設けるための、内周と外周との間を貫通する貫通孔41bが複数形成されている。
操作部材41は、V溝41aが形成された側の面が図3中の上側にされて、第2の軸部材23のフランジ部23aの外周に嵌合され、フランジ部23aによって軸MA回りに回動自在に支持されている。フランジ部23aの外周には全周に渡って、係合溝23eが形成されている。操作部材41の貫通孔41bに、ピン42が操作部材41の内周側に突出するように圧入されている。このピン42が第2の軸部材23のフランジ部23aの係合溝23eと係合することによって、第2の軸部材23のフランジ部23aに対する操作部材41の軸MA方向への移動が規制されている。これにより、操作部材41は、軸MA方向に若干隙間をあけて連結部材21Rと対面した状態で、第2の軸部材23に対して軸MA回りに回動自在になっている。操作部材41の外周は外部に露出しており、使用者は、操作部材41の外周に軸MA回りの回動力を加える回動操作を行うことによって、操作部材41を軸MA回りに回動させることができる。
操作部材41のV溝41aとクリック係合するクリック用突出部としてのボール31は、操作部材41の回動により操作部材41のV溝41aと対面し得る位置に配置されている。このボール31は、連結部材21Lの図3中の下側の面、すなわち操作部材41に対向する面に開口して形成された軸MA方向に延在する孔21Lb内に収容された圧縮バネ32によって、図3中の下方向へ付勢されている。ボール31の大部分も、孔21Lb内に収容されている。これによって、ボール31は、連結部材21L側に設けられており、連結部材21Lに対して軸MA方向には移動可能であるが、連結部材21Lと一緒になって軸MA回りに回動する。連結部材21Lに対する相対的な操作部材41の軸MA回りの回動位置に応じて、ボール31が操作部材41のV溝41aと対面すると、ボール31が操作部材41のV溝41aに落ち込んでクリック係合する。図2及び図3は、ボール31がV溝41aにクリック係合している状態を示している。一方、連結部材21Lに対する相対的な操作部材41の軸MA回りの回動位置に応じて、ボール31が操作部材41のV溝41aと対面していなければ、ボール31は、V溝41aとのクリック係合が外れて、操作部材41の図3中の上面に乗り上がる。なお、クリック用突出部としては、圧縮バネ32で付勢されたボール31に限らず、例えば、板バネに設けられた突起を用いてもよい。
本実施の形態では、ロック/解除部材51は、環状部材として構成され、操作部材41の図3中の下側に操作部材41と同軸に配置されている。ロック/解除部材51の内周に形成された雌ねじ部51aが、第2の軸部材23のフランジ部23aの外周に形成された雄ねじ部23fに螺合されている。ロック/解除部材51の外周は外部に露出しており、使用者は、ロック/解除部材51の外周に軸MA回りの回動力を加える回動操作を行うことによって、ロック/解除部材51を軸MA回りの所定方向及び逆方向に回転させることができる。これにより、ロック/解除部材51は、軸MA回りに所定方向に回転させられると、操作部材41を軸MA方向、ここでは、図3中の上方向に締め付けて操作部材41の回動をロックする、すなわち操作部材41の回動を不能にするとともに、逆方向に回転させられると、操作部材41の前記締め付けを緩めて操作部材41の回動のロックを解除する、すなわち操作部材41の回動を可能にする。もっとも、本実施の形態では、ロック/解除部材51に代わるロック/解除部材として、他のロック機構による部材を採用してもよい。
本実施の形態では、化粧蓋61は、円盤状の蓋部61aと、蓋部61aの中心に突設された軸部61bとを有している。軸部61bの外周に形成された雄ねじ部61cが、第2の軸部材23のフランジ部23aの内周に形成された雌ねじ部23gに螺合されている。これにより、化粧蓋61の蓋部61aが、ロック/解除部材51の図3中の下側端部及び第2の軸部材23の図3中の下側を覆っている。
このように、本実施の形態では、化粧蓋61は、第2の軸部材23に螺合されて、ロック/解除部材51の操作部材41とは反対の側に位置する部位、つまり、ここでは、蓋部61aを有する部材となっている。化粧蓋61の蓋部61aの外周は外部に露出しており、使用者は、蓋部61aの外周に軸MA回りの回動力を加える回動操作を行うことによって、化粧蓋61を軸MA回りの所定方向及び逆方向に回転させることができる。これにより、化粧蓋61は、軸MA回りに所定方向に回転させられると、ロック/解除部材51を軸MA方向、ここでは、図3中の上方向に締め付けるとともに、逆方向に回転させられると、ロック/解除部材51の前記締め付けを緩める。
操作部材41の回動のロックを解除する場合には、化粧蓋61を緩めた後に、ロック/解除部材51を緩めればよい。一方、操作部材41の回動をロックする場合には、ロック/解除部材51を締め付けた後に、化粧蓋61を締め付ければよい。このように、化粧蓋61は、ロック/解除部材51と共にダブルナットと同様の状態を実現し、操作部材41の回動がロックされているときに、意図せずにロック/解除部材51が緩んでしまってそのロックが解除されてしまうことを、より確実に防止することができる。もっとも、本発明では、化粧蓋61は必ずしも設ける必要がなく、化粧蓋61を取り除いてもよい。この場合、第2の軸部材23の雌ねじ部23gは、例えば、三脚固定用ネジとして利用することができる。
なお、操作部材41、ロック/解除部材51及び化粧蓋61の回動操作を容易にするために、必要に応じて、それらの表面に、ローレット加工を施したり、ゴム等の摩擦係数の高い材料を設けたりしてもよい。
次に、図8乃至図12を参照して、本実施の形態による双眼鏡1の動作例について説明する。図8乃至図12は、本実施の形態による双眼鏡1の各動作状態を示す概略正面図であり、図2に対応している。これらの図において、眼幅Aは最大眼幅、眼幅Bは任意の眼幅、眼幅Cは最小眼幅を示している。ただし、A≧B≧Cである。なお、理解を容易にするため、図8乃至図12では、鏡体2R及び連結部材21Rを図中の同じ向きに固定して記載している。以下の説明において、上下左右は、図8乃至図12中の上下左右をいうものとする。
クリック感を得る眼幅を眼幅Bに設定する場合には、まず、操作部材41の回動操作を可能な状態とする。すなわち、化粧蓋61を緩めた後にロック/解除部材51を緩めることで、鏡体2R、連結部材21R並びに第1及び第2の軸部材22,23に対する軸MA回りの操作部材41の回動のロックを解除して、操作部材41の回動が可能な状態にする。図8は、最大眼幅Aとなっている状態において、操作部材41の回動操作が可能な状態にした例を示している。図8に示す例では、操作部材41のV溝41aは軸MAの下に位置し、連結部材21L側に設けられたボール31は軸MAの右に位置している。
次に、操作部材41の回動操作を可能な状態にしたまま、鏡体2R,2Lを軸MA回りに相対的に回動させることで、眼幅を所望の眼幅Bに変更する。図9は、図8に示す状態から、眼幅を眼幅Bに変更した状態を示している。図9では、操作部材41のV溝41aは軸MAの下に位置したままであるのに対し、連結部材21L側に設けられたボール31は、鏡体2R及び連結部材21Rに対する鏡体2L及び連結部材21Lの軸MA回りの回動に従って、軸MAの右斜め下の位置に変更されている。
その後、操作部材41を回動操作してクリック感が得られた回動位置で操作部材41の回動操作を停止することで、操作部材41のV溝41aを連結部材21L側に設けられたボール31にクリック係合させ、更に、操作部材41の回動をロックする。すなわち、ロック/解除部材51を締め付けた後に化粧蓋61を締め付けて、鏡体2R、連結部材21R並びに第1及び第2の軸部材22,23に対する軸MA回りの操作部材41の回動をロックする。図10は、図9に示す状態から、操作部材41のV溝41aを連結部材21L側に設けられたボール31にクリック係合させ、更に操作部材41の回動をロックした状態を示している。図10では、連結部材21L側に設けられたボール31は軸MAの右斜め下に位置したまま、操作部材41のV溝41aはボール31と同じ位置に変更されている。
以上により、クリック感を得る眼幅を眼幅Bに設定する動作が終了する。以上の説明では、その設定動作の最初の状態を、眼幅が最大眼幅Aである状態としたが、その設定動作の最初の状態は、他の任意の眼幅であってもよい。
クリック感を得る眼幅を眼幅Bに設定した後でも、鏡体2R,2Lを軸MA回りに相対的に回動させることで、眼幅を他の任意の眼幅に変更することができる。図11は、図10に示す状態から、眼幅を最大眼幅Aに変更した状態を示している。図11では、V溝41aの位置は図10と同じ位置のままであるが、連結部材21L側に設けられたボール31の位置は、鏡体2R及び連結部材21Rに対する鏡体2L及び連結部材21Lの軸MA回りの回動に従って、軸MAの右の位置に変更されている。図12は、図10に示す状態から、眼幅を最小眼幅Cに変更した状態を示している。図12では、V溝41aの位置は図10と同じ位置のままであるが、連結部材21L側に設けられたボール31の位置は、鏡体2R及び連結部材21Rに対する鏡体2L及び連結部材21Lの軸MA回りの回動に従って、V溝41aよりも下側の位置に変更されている。
このように眼幅を眼幅Bから変更した後に、クリック感を設定した眼幅Bへ戻す場合には、眼幅Bへ戻す方向、例えば、図11に示す状態から眼幅Bへ戻す場合には眼幅が小さくなる方向、図12に示す状態から眼幅Bへ戻す場合には眼幅が大きくなる方向に、鏡体2R,2Lを軸MA回りに相対的に回動させていく。すると、眼幅Bとなったときに、図10に示す状態、すなわちボール31がV溝41aに落ち込んで、ボール31とV溝41aとがクリック係合する状態となって、クリック感が得られる。したがって、使用者は、予め任意に設定した眼幅Bに簡単に戻すことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、クリック感が得られる眼幅位置を任意に設定することができ、しかも、その設定位置を解除しなくても眼幅位置を変更することができる。
そして、本実施の形態では、図9に示す状態から図10に示す状態へ変更する際などに、操作部材41を直接回動操作して、操作部材41の回動位置、すなわち、クリック位置を設定することができる。したがって、本実施の形態によれば、操作部材41の回動位置を設定するために、前述した日本国特開平11−14893号公報の双眼鏡のようなクリック係合を介した引き連れ移動、本実施形態にあっては、操作部材41が、ボール31とV溝41aとが係合した状態で連結部材21Lの回動に引き連れられて従動すること、を利用する必要がない。このため、本実施の形態によれば、各部の摩擦やバネ32のバネ力の調整をシビアに行う必要がなくなる。
ところで、前述した日本国特開平11−14893号公報の双眼鏡では、前記クリック板の眼幅開方向の幅が少なくとも眼幅調整範囲の2倍の長さ必要となるため、双眼鏡の眼幅調整範囲の制約や幅方向及び厚み方向のサイズアップを招いてしまう。
この点について、日本国特開平11−14893号公報中の実施の形態に即して具体的に説明すると、日本国特開平11−14893号公報の構成であると、「可動ボディ15」の眼幅開方向の移動範囲内で、「クリックバネ23」が「クリック板21」のクリックバネ側の面(凹部21aを含む)にある必要がある。
これは、「眼幅位置ロックレバー20」により「クリック板21」が摩擦係止され眼幅開方向の移動を制限された状態を考えると、「クリック板21」の眼幅開方向の幅は、眼幅最小で「クリックバネ23」が「クリック板21」の「凹部21a」に落ち込む場合の眼幅最大側への幅と、眼幅最大で「クリックバネ23」が「クリック板21」の「凹部21a」に落ち込む場合の眼幅最小側への幅が必要ということになる。
つまり、「クリック板21」の眼幅開方向の幅が少なくとも眼幅調整範囲の2倍の長さ必要となるということである。例えば、一般的な双眼鏡に多い眼幅調整幅が56mmから72mmの双眼鏡の場合は、少なくともクリック板の眼幅開方向の幅は32mm以上必要ということになる。これは、双眼鏡の眼幅調整範囲の制約や幅方向及び厚み方向の制約に繋がる。
これに対し、本実施の形態による双眼鏡1では、操作部材41の回動位置によってクリック位置を設定するので、眼幅調整範囲や双眼鏡1の大きさの自由度が高くなる。
本実施の形態では、前述した図5乃至図7に示すように、操作部材41には、クリック用凹部としてのV溝41aが1つしか形成されていない。これに対し、操作部材41に、複数のクリック用凹部として、複数のV溝41aを形成してもよい。図13は、操作部材41の変形例を示す平面図であり、図5に対応している。V溝41aの数は限定されるものではないが、図13に示す例では、操作部材41には、適当角度間隔をあけて3つのV溝41aが形成されている。この場合には、例えば、使用者は、真ん中のV溝41aによるクリック感が得られる所を所望の眼幅とし、他のV溝41aによるクリック感が得られたときに、所望の眼幅が近いことの予告として認識することができる。したがって、使用者は、より容易に所望の眼幅に調整することができる。
このように、操作部材41に複数のクリック用凹部を形成する場合、いずれか1つのクリック用凹部によるクリック感と他のいずれか1つのクリック用凹部によるクリック用凹部とが互いに異なるように、当該複数のクリック用凹部を構成してもよい。例えば、図13に示す例では、3つのV溝41aの深さは同一であって、それらにより得られるクリック感は同一であるが、真ん中のV溝41aの深さを他の2つのV溝41aよりも深くすることで、真ん中のV溝41aによるクリック感と他の2つのV溝41aによるクリック感とを異ならせてもよい。この場合、予告によるクリック感と所望の眼幅のクリック感とが異なるため、使用者は両者をより識別し易くなる。したがって、使用者は、より一層容易に所望の眼幅に調整することができる。
[第2の実施の形態]
図14は、本発明の第2の実施の形態による双眼鏡101の軸MAの付近を拡大しかつその大部分を破断して示す図であり、図3に対応している。図14において、図3中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
本実施の形態による双眼鏡101が前記第1の実施の形態による双眼鏡1と異なる所は、ロック/解除部材51が取り除かれ、化粧蓋61がロック/解除部材として兼用されている点のみである。
すなわち、本実施の形態では、化粧蓋61は、軸MA回りに所定方向に回転させられると、操作部材41を軸MA方向、ここでは、図14中の上方向に締め付けて操作部材41の回動をロックする、すなわち操作部材41の回動を不能にするとともに、逆方向に回転させられると、操作部材41の前記締め付けを緩めて操作部材41の回動のロックを解除する。すなわち操作部材41の回動を可能にする。
本実施の形態によっても、前記第1の実施の形態と同様の利点が得られる。なお、本実施の形態においても、操作部材41に複数のV溝41aを形成してもよい。
以上、本発明の各実施の形態及びその変形例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、前述した各実施の形態では、操作部材41にクリック用凹部としてのV溝41aを形成する一方で、鏡体2Lの側にクリック用突出部としてのボール31が設けられているが、逆に、操作部材41にクリック用突出部を設ける一方で、鏡体2Lの側にクリック用凹部を設けてもよい。

Claims (9)

  1. 望遠光学系をそれぞれ有する一対の筐体を所定の軸線回りに回動させることにより眼幅調整を行う双眼鏡において、
    前記一対の筐体を前記軸線回りに相対的に回転可能に支持する支持機構と、
    前記軸線回りに回動可能に設けられ、前記一対の筐体と前記所定の軸線の軸方向に対向する回動部材と、
    前記一対の筐体の一方と前記回動部材との何れか一方に設けられた突出部と、前記一対の筐体の一方と前記回動部材との何れか他方に設けられ前記突出部と係合可能な凹部とを含むクリック機構と、前記回動部材の前記一対の筐体の他方に対する回動のロックおよび当該ロックの解除を行うロック/解除部材と、を備えたクリック位置設定機構と、を備え、
    前記支持機構は、前記ロック/解除部材が前記一対の筐体の他方に対する前記回動部材の回動をロックする際の、前記回動部材から前記一対の筐体の他方に働く前記所定の軸線の軸方向の力の伝達経路を外して、前記一対の筐体の一方を支持することを特徴とする双眼鏡。
  2. 前記クリック位置は複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の双眼鏡。
  3. 前記複数のクリック位置のうちの少なくとも1つのクリック位置と他のクリック位置とは、クリック感が互いに異なることを特徴とする請求項2に記載の双眼鏡。
  4. 前記突出部は、前記所定の軸線の軸方向に突出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の双眼鏡。
  5. 前記突出部は、その突出方向に弾性部材で付勢されたボールで構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の双眼鏡。
  6. 前記支持機構は、前記一対の筐体をその周りに回転可能に連結する軸部材を備え、
    前記ロック/解除部材は、前記軸部材に螺合されて、所定方向に回転させることで前記回動部材を前記軸部材の軸線方向に締め付けて前記回動部材の前記一対の筐体の他方に対する回動をロックするとともに、前記所定方向とは逆方向に回転させることで前記回動部材の前記締め付けを緩めて前記回動部材の前記一対の筐体の他方に対する回動のロックを解除する部材であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の双眼鏡。
  7. 前記支持機構は、前記一対の筐体の一方を前記軸線回りに回動可能に連結するとともに、前記一対の筐体の他方を、前記一対の鏡筒の他方の前記軸線周りの回動を規制して連結することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の双眼鏡。
  8. 前記ロック/解除部材は、前記回動部材の前記所定の軸線周りの回動を規制することにより、前記一対の筐体の他方に対する前記回動部材の回動のロックを行うことを特徴とする請求項7に記載の双眼鏡。
  9. 前記ロック/解除部材は、前記回動部材の前記軸方向の一方の側を覆う化粧蓋を兼ねることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の双眼鏡。
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