JP2016223914A - 検体前処理方法及び検体前処理装置 - Google Patents
検体前処理方法及び検体前処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016223914A JP2016223914A JP2015110616A JP2015110616A JP2016223914A JP 2016223914 A JP2016223914 A JP 2016223914A JP 2015110616 A JP2015110616 A JP 2015110616A JP 2015110616 A JP2015110616 A JP 2015110616A JP 2016223914 A JP2016223914 A JP 2016223914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- serum
- color
- blood collection
- image
- collection tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
【解決手段】ラベルが貼付された採血管をカラー撮像した検体画像に基づいて血清下面の位置を検出する工程と、血清下面の位置情報に基づいて抽出した血清の部分領域の色特徴量を分岐用閾値と比較する工程と、比較の結果、色空間における血清と血清上部に位置する背景との距離が大きいと判定されたときは、血清用色閾値を用いて血清上面の位置を検出し、前記比較の結果、色空間における血清と前記背景との距離が小さいと判定されたときは、検体画像から生成したエッジ強度画像の画素値を採血管径方向画素ライン毎に積算して抽出される複数のエッジを用いて血清上面の位置を検出する工程と、検出された血清の情報を出力する工程と、を有する。
【選択図】図5
Description
上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第1の実施例に係る検体前処理装置を、図1乃至図6を用いて説明する。図1は、第1の実施例に係る検体前処理装置を含む生体試料分析装置の全体構成を示す概略図である。患者から採取した生体試料(血液)を前処理して、自動分析装置で分析する構成を示している。生体試料分析装置120は、前処理システム100と、前処理システム100全体を制御する制御用PC111と、前処理システム100に接続されて生体試料の成分を分析する自動分析装置112とを有する。前処理システム100は、搬送ライン101、投入モジュール102、遠心分離モジュール103、検体チェックモジュール(検出装置)104、開栓モジュール105、バーコードなどのラベラ106、分注モジュール107、閉栓モジュール108、分類モジュール109、収納モジュール110を基本要素とする複数のモジュールからなる。
本実施例では、実施例1と同様の領域検出方法を実施可能な別の構成を示す。
図12は、第2の実施例の検体チェックモジュールの構成例を示す概略図である。この検体チェックモジュールは、カメラ201、情報処理部301、出力部302、メモリ303、把持機構1201、採血管ホルダ1202、移動機構1203、上下制御ドライバ1204、回転機構1205、回転制御ドライバ1206、光源1207a,1207b、光源用ドライバ1208a,1208b、背景板1209、データバス1210、コントローラ1211を有する。
実施例1、実施例2では、血清の部分領域の色特徴量に基づいて血清上面の位置検出方法を選択した。本実施例では、色特徴量に依らず、エッジを用いて血清上面の位置を検出する方法を説明する。
Claims (15)
- ラベルが貼付された採血管をカラー撮像した検体画像に基づいて血清下面の位置を検出する工程と、
前記血清下面の位置情報に基づいて抽出した血清の部分領域の色特徴量を分岐用閾値と比較する工程と、
前記比較の結果、色空間における血清と血清上部に位置する背景との距離が大きいと判定されたとき、血清用色閾値を用いて血清上面の位置を検出し、前記比較の結果、色空間における血清と前記背景との距離が小さいと判定されたとき、前記検体画像から生成したエッジ強度画像の画素値を採血管径方向画素ライン毎に積算して抽出される複数のエッジを用いて前記血清上面の位置を検出する工程と、
検出された血清の情報を出力する工程と、
を有する検体前処理方法。 - 前記血清用色閾値を用いた血清上面の位置の検出では、前記血清用色閾値を用いた閾値処理によって前記検体画像から血清の領域を含む領域を抽出し、前記抽出した領域の採血管径方向画素ライン毎の画素値平均値に基づいて血清と前記背景の境界を決定する、請求項1に記載の検体前処理方法。
- 前記エッジを用いた前記血清上面の位置の検出では、前記検体画像のエッジ除去画像を生成し、前記エッジ除去画像を前記複数のエッジによって分割して得られる採血管軸方向の複数の領域の色特徴量をそれぞれ算出し、前記色特徴量に基づいて前記複数のエッジの中から血清と前記背景の境界を決定する、請求項1に記載の検体前処理方法。
- 前記採血管軸方向の複数の領域は、それぞれ隣接する前記エッジによって挟まれた領域である、請求項3に記載の検体前処理方法。
- 前記血清の部分領域は、前記検出された血清下面の位置から上方に予め定められた距離の領域である、請求項1に記載の検体前処理方法。
- 前記血清用色閾値は前記血清の部分領域の色特徴量に基づいて設定される、請求項1に記載の検体前処理方法。
- 前記血清の情報には血清量と血清種別が含まれる、請求項1に記載の検体前処理方法。
- ラベルが貼付された採血管をカラー撮像した検体画像に基づいて血清下面の位置を検出する工程と、
血清上面の候補として、前記検体画像から生成したエッジ強度画像の画素値を採血管径方向画素ライン毎に積算して前記採血管径方向の複数のエッジを抽出する工程と、
前記検体画像のエッジ除去画像を生成する工程と、
前記エッジ除去画像を前記複数のエッジによって分割して得られる採血管軸方向の複数の領域の色特徴量をそれぞれ算出する工程と、
隣接する前記領域間の色特徴量の最大差を予め定められた閾値と比較する工程と、
前記比較の結果、隣接する領域間の色特徴量の最大差が前記閾値以上と判定されたとき、前記隣接する領域間の色特徴量の差が最大のエッジ位置を血清上面として検出し、前記比較の結果、隣接する領域間の色特徴量の最大差が前記閾値より小さいと判定されたとき、前記血清上面の候補の前記採血管径方向ライン毎の画素値積算値の極大値に基づいて血清上面の位置を検出する工程と、
検出された血清の情報を出力する工程と、
を有する検体前処理方法。 - 前記血清の情報には血清量と血清種別が含まれる、請求項8に記載の検体前処理方法。
- 撮像部と、
前記撮像部が撮像した画像を情報処理する情報処理部と、
出力部とを有し、
前記情報処理部は、ラベルが貼付された採血管を前記撮像部でカラー撮像した検体画像に基づいて血清下面の位置を検出する処理、前記血清下面の位置情報に基づいて抽出した血清の部分領域の色特徴量を分岐用閾値と比較する処理、前記比較の結果、色空間における血清と血清上部に位置する背景との距離が大きいと判定されたとき、血清用色閾値を用いて血清上面の位置を検出する処理、前記比較の結果、色空間における血清と前記背景との距離が小さいと判定されたとき、前記検体画像から生成したエッジ強度画像の画素値を採血管径方向画素ライン毎に積算して抽出される複数のエッジを用いて前記血清上面の位置を検出する処理を行い、
前記出力部は検出された血清の血清量と血清種別の情報を出力する、検体前処理装置。 - 前記血清用色閾値を用いた血清上面の位置の検出では、前記血清用色閾値を用いた閾値処理によって前記検体画像から血清を含む領域を抽出し、前記抽出した領域の採血管径方向画素ライン毎の画素値平均値に基づいて血清と前記背景の境界を決定する、請求項10に記載の検体前処理装置。
- 前記エッジを用いた前記血清上面の位置の検出では、前記検体画像のエッジ除去画像を生成し、前記エッジ除去画像を前記複数のエッジによって分割して得られる採血管軸方向の複数の領域の色特徴量をそれぞれ算出し、前記色特徴量に基づいて前記複数のエッジの中から血清と前記背景の境界を決定する、請求項10に記載の検体前処理装置。
- 前記採血管軸方向の複数の領域は、それぞれ隣接する前記エッジによって挟まれた領域である、請求項12に記載の検体前処理装置。
- 前記血清の部分領域は、前記検出された血清下面の位置から上方に予め定められた距離の領域である、請求項10に記載の検体前処理装置。
- 前記血清用色閾値は前記血清の部分領域の色特徴量に基づいて設定される、請求項10に記載の検体前処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015110616A JP6422824B2 (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 検体前処理方法及び検体前処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015110616A JP6422824B2 (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 検体前処理方法及び検体前処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016223914A true JP2016223914A (ja) | 2016-12-28 |
JP6422824B2 JP6422824B2 (ja) | 2018-11-14 |
Family
ID=57748674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015110616A Active JP6422824B2 (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 検体前処理方法及び検体前処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6422824B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020516885A (ja) * | 2017-04-13 | 2020-06-11 | シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッドSiemens Healthcare Diagnostics Inc. | 検体評価中にラベル補正する方法及び装置 |
CN113302472A (zh) * | 2019-01-25 | 2021-08-24 | 株式会社日立高新技术 | 生物体试样检测装置 |
JP2022015923A (ja) * | 2020-07-10 | 2022-01-21 | あおい精機株式会社 | 検体情報検出装置、及び検体情報検出方法 |
WO2023248789A1 (ja) * | 2022-06-23 | 2023-12-28 | 株式会社日立ハイテク | 試料状態判定装置、試料状態判定方法及び試料検査装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09133687A (ja) * | 1995-11-13 | 1997-05-20 | Meiji Denki Kogyo Kk | 採血試験管における血清量測定装置 |
JP2011247635A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Hitachi High-Technologies Corp | 生体試料の分析装置 |
JP2012159318A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Hitachi High-Technologies Corp | 分析装置 |
JP2014006094A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Hitachi High-Technologies Corp | 検出装置および生体試料分析装置 |
JP2015014506A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 検出装置および生体試料分析装置 |
-
2015
- 2015-05-29 JP JP2015110616A patent/JP6422824B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09133687A (ja) * | 1995-11-13 | 1997-05-20 | Meiji Denki Kogyo Kk | 採血試験管における血清量測定装置 |
JP2011247635A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Hitachi High-Technologies Corp | 生体試料の分析装置 |
JP2012159318A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Hitachi High-Technologies Corp | 分析装置 |
JP2014006094A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Hitachi High-Technologies Corp | 検出装置および生体試料分析装置 |
JP2015014506A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 検出装置および生体試料分析装置 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020516885A (ja) * | 2017-04-13 | 2020-06-11 | シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッドSiemens Healthcare Diagnostics Inc. | 検体評価中にラベル補正する方法及び装置 |
JP7012746B2 (ja) | 2017-04-13 | 2022-01-28 | シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッド | 検体評価中にラベル補正する方法及び装置 |
US11538159B2 (en) | 2017-04-13 | 2022-12-27 | Siemens Healthcare Diagnostics Inc. | Methods and apparatus for label compensation during specimen characterization |
CN113302472A (zh) * | 2019-01-25 | 2021-08-24 | 株式会社日立高新技术 | 生物体试样检测装置 |
CN113302472B (zh) * | 2019-01-25 | 2024-03-08 | 株式会社日立高新技术 | 生物体试样检测装置 |
JP2022015923A (ja) * | 2020-07-10 | 2022-01-21 | あおい精機株式会社 | 検体情報検出装置、及び検体情報検出方法 |
WO2023248789A1 (ja) * | 2022-06-23 | 2023-12-28 | 株式会社日立ハイテク | 試料状態判定装置、試料状態判定方法及び試料検査装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6422824B2 (ja) | 2018-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108603835B (zh) | 被适配成根据多个侧视图来量化试样的方法和装置 | |
US11035870B2 (en) | Systems, methods and apparatus for identifying a specimen container cap | |
JP6927465B2 (ja) | 検体中の妨害因子を分類するためのモデルベース方法及び装置 | |
CN110050190B (zh) | 生物试样分析装置 | |
US11042788B2 (en) | Methods and apparatus adapted to identify a specimen container from multiple lateral views | |
WO2015002218A1 (ja) | 検出装置および生体試料分析装置 | |
EP3610270B1 (en) | Methods and apparatus for label compensation during specimen characterization | |
JP6422824B2 (ja) | 検体前処理方法及び検体前処理装置 | |
JP6453564B2 (ja) | 検出装置 | |
EP4071485A1 (en) | Sample analysis system and method, cell image analyzer, and storage medium | |
JPWO2015056649A1 (ja) | 検体検査自動化システムおよび容量チェックモジュールならびに生体試料のチェック方法 | |
JP7454664B2 (ja) | 継続的な性能ベースの訓練を用いる診断分析システムを使用した自動検体特性評価のための方法および装置 | |
JP7041240B2 (ja) | 生体試料分析装置 | |
JP7171460B2 (ja) | 検体検査装置、及びシステム | |
JP7407282B2 (ja) | 管アセンブリタイプを識別する装置および方法 | |
JP7458481B2 (ja) | 自動診断分析システムにおいて検体のhiln決定に使用される訓練画像をハッシュおよび検索するための方法および装置 | |
US20220383618A1 (en) | Apparatus and methods of training models of diagnostic analyzers | |
JP2024525548A (ja) | 自動診断分析システムの場所特異的適応 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171030 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6422824 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |