JP2016222651A - ミグリトール含有口腔内崩壊錠 - Google Patents
ミグリトール含有口腔内崩壊錠 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016222651A JP2016222651A JP2016100795A JP2016100795A JP2016222651A JP 2016222651 A JP2016222651 A JP 2016222651A JP 2016100795 A JP2016100795 A JP 2016100795A JP 2016100795 A JP2016100795 A JP 2016100795A JP 2016222651 A JP2016222651 A JP 2016222651A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- miglitol
- orally disintegrating
- disintegrating tablet
- water
- hardness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
Description
本発明に係るミグリトール含有口腔内崩壊錠は、薬学分野において公知の製造方法に従って製造することができる。例えば、ミグリトール及び必要に応じて、上記各種添加剤などを含む混合物に、水不溶性ポリマーを含む溶液をスプレーしつつ流動層造粒又は転動流動層造粒する。
本明細書において、硬度は、シュロイニゲル錠剤硬度計(MODEL6D、シュロイニゲル社製)により各錠剤5錠について硬度を測定し、その平均値を錠剤硬度とする。
本明細書において、口腔内崩壊時間は、試験液として人口唾液を用い、トリコープテスタ(岡田精工社製)により評価する。
本明細書において、溶出試験は、第十六改正日本薬局方 溶出試験法 パドル法に準じ、パドル回転数:50回転、試験液:水900mlの条件にて、試験開始後15分の溶出率を測定することにより評価する。
本明細書において、安定性の評価として、液体クロマトグラフィーを用いてミグリトールの純度を評価する。ミグリトール由来の類縁物質のピーク面積からミグリトールのピーク面積に対する比率を算出し、総類縁物質とする。
流動層造粒装置(パウレック社製、機種:MP-01)にて、ミグリトール450gに、エチルセルロース(エトセル7FP、ダウケミカル)45gを溶解させたエタノール溶液をスプレーし、転動流動層造粒を行った。転動流動層造粒工程で得られた造粒物を、60℃で乾燥した。
実施例1においてはミグリトールに対して10質量%となるようエチルセルロース溶解液をスプレーしたが、実施例2においては、ミグリトールに対して25質量%となるようエチルセルロース溶解液をスプレーした。実施例2においては、エチルセルロース(エトセル7FP、ダウケミカル)112.5g、整粒品56.25g、プレミックス添加剤(D−マンニトール、カルメロース、結晶セルロース及びクロスポビドンの混合物)116.37gとし、結晶セルロースを添加しなかったこと以外は、実施例1と同様に口腔内崩壊錠を得た。
実施例3においては、ミグリトールに対して20質量%となるようエチルセルロース溶解液をスプレーした。流動層造粒装置(パウレック社製、機種:MP-01)にて、ミグリトール450gに、エチルセルロース(エトセル7FP、ダウケミカル)90gを溶解させたエタノール溶液をスプレーし、流動層造粒を行った。流動層造粒工程で得られた造粒物を、60℃で乾燥した。
実施例4においては、実施例3に対して、後添加するプレミックス添加剤(D−マンニトール、カルメロース、結晶セルロース及びクロスポビドン混合物)を別のプレミックス添加剤(D−マンニトール及びコーンスターチ混合物)に変更した。実施例3と同様に乾燥した造粒物を篩22号で整粒した後、整粒品にプレミックス添加剤(D−マンニトール及びコーンスターチ混合物)64.55g、クロスポビドン(コリドンCL−F、BASF)1.69g、スクラロース(三栄源エフ・エフ・アイ)0.15gを加えビニール袋で混合した。さらに、ステアリン酸マグネシウム(太平化学)1.13gを添加して混合し、ミグリトールを含む打錠前粉末を得た。打錠機(VELA5、菊水製作所社製)を用い、重量225mgとなるよう打錠前粉末を打錠し、実施例4のミグリトール含有口腔内崩壊錠を得た。
実施例5においては、ミグリトールに対して20質量%となるようエチルセルロース溶解液をスプレーするともに、滑沢剤としてタルクを添加して転動流動層造粒により造粒物を製した。流動層造粒装置(パウレック社製、機種:MP-01)にて、ミグリトール450gに、エチルセルロース(エトセル7FP、ダウケミカル)90g及びタルク(日本タルク)9gを溶解及び分散させたエタノールと水を8対2の割合で混合した溶解液をスプレーし、転動流動層造粒を行った。転動流動層造粒工程で得られた造粒物を、60℃で乾燥した。
実施例6においては、実施例5のタルクに替えて、ヒプロメロース(TC−5E、信越化学)を添加して溶媒としてエタノールと水を8対2の割合の混合液に溶解したこと以外は、実施例5と同様にミグリトール含有口腔内崩壊錠を得た。
実施例7においては、ミグリトール450gに、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート(AEA(登録商標)、三菱化学フーズ株式会社)90gを溶解させたエタノールと水を8対2の割合で混合した溶解液をスプレーし、転動流動層造粒を行ったこと以外は、実施例3と同様にミグリトール含有口腔内崩壊錠を得た。
実施例8においては、流動層造粒装置(パウレック社製、機種:MP-01)にて、ミグリトール450gに、アミノアルキルメタクリレートコポリマーRS(オイドラギット(登録商標)RS、EVONIK)90g、マクロゴール6000(日油株式会社)9g及びタルク(日本タルク)81gを溶解させたエタノールと水を8対2の割合で混合した溶解液をスプレーし、流動層造粒を行った。流動層造粒工程で得られた造粒物を、60℃で乾燥した。
比較例1として、エチルセルロースを添加せずに、口腔内崩壊錠を製した。ミグリトール25gに、プレミックス添加剤(D−マンニトール、カルメロース、結晶セルロース及びクロスポビドン混合物)69.9g、スクラロース(三栄源エフ・エフ・アイ)0.1g、結晶セルロース(セオラスUF711、旭化成ケミカルズ)1g、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(ノイシリンUFL2、富士化学工業)3gを加えビニール袋で混合した。さらに、ステアリン酸マグネシウム(太平化学)1gを添加して混合し、ミグリトールを含む打錠前粉末を得た。打錠機(VELA5、菊水製作所社製)を用い、重量300mgとなるよう打錠前粉末を打錠し、比較例1のミグリトール含有口腔内崩壊錠を得た。
比較例2として、ミグリトールに対して5質量%となるようエチルセルロースと水を8対2の割合で混合した溶解液をスプレーし、実施例6に準じて口腔内崩壊錠を製した。流動層造粒装置(パウレック社製、機種:MP-01)にて、ミグリトール450gに、エチルセルロース(エトセル7FP、ダウケミカル)22.5g及びヒプロメロース(TC−5E、信越化学)2.25gを溶解させたエタノール溶液をスプレーし、転動流動層造粒を行った。転動流動層造粒工程で得られた造粒物を、60℃で乾燥した。
比較例3においては、エチルセルロース溶解液に替えて、エタノールと水を8対2の割合で混合した溶液をミグリトールと粉末のエチルセルロースにスプレーした。ミグリトール450gに、エタノールと水を8対2の割合で混合した溶液をスプレーし、転動流動層造粒を行ったこと以外は、実施例3と同様に口腔内崩壊錠を得た。
打錠前粉末を打錠した際の、打錠障害(スティッキング)について評価した。評価結果を図1に示す。エチルセルロースを添加しない比較例1においては、スティッキングが生じ、比較例3に於いては、バインディングが生じた。一方、実施例1〜8の打錠前粉末においては、打錠障害が認められなかった。
シュロイニゲル錠剤硬度計(MODEL6D、シュロイニゲル社製)により実施例1〜8及び比較例1〜3の口腔内崩壊錠、5錠について硬度を測定し、その平均値をそれぞれの錠剤硬度とした。硬度の測定結果を図1に示す。また、25℃、湿度75%に1週間、開封状態で保存した口腔内崩壊錠の硬度も同様に測定し、図1に示す。エチルセルロースを添加しない比較例1においては、製造直後では硬度が得られたものの、保存後の硬度が20 Nを下回り、十分な硬度を維持できないことが明らかとなった。また、ミグリトールに対するエチルセルロースの添加量が5質量%の比較例2においては、保存後の硬度が23 Nと実施例に比して著しく低下した。保存後の硬度は20 N以上を維持していたが、後述するように口腔内崩壊時間が遅延した。粉末のエチルセルロースを添加し、エタノールと水の混合液を用いて造粒した比較例3においては、著しく低い硬度を示した。一方、実施例1〜8においては、保存後の硬度が20 Nを上回り、十分な硬度を維持できていることが明らかとなった。
試験液として人口唾液を用い、実施例1〜8及び比較例1〜3の口腔内崩壊錠をトリコープテスタ(岡田精工社製)により、それぞれ2錠評価した。口腔内崩壊時間の測定結果を図1に示す。実施例1〜8の口腔内崩壊錠においては、30秒以下の速やかな口腔内崩壊が確認された。一方、エチルセルロースを添加しない比較例1、ミグリトールに対するエチルセルロースの添加量が5質量%の比較例2及び粉末のエチルセルロースを添加し、エタノールと水の混合液を用いて造粒した比較例3においては、口腔内崩壊時間の著しい遅延が認められた。
試験液として900mlの水を用い、実施例1〜8及び比較例1〜3の口腔内崩壊錠を第十六改正日本薬局方 溶出試験法 パドル法に準じ、15分間撹拌し、溶出率を測定した。溶出率の測定結果を図1に示す。実施例1〜8の口腔内崩壊錠において、エチルセルロースを添加したことに伴う溶出率の低下は認められなかった。
実施例1〜8の口腔内崩壊錠の安定性の評価として、液体クロマトグラフィーを用いてミグリトールの純度を評価した。ミグリトール由来の類縁物質のピーク面積からミグリトールのピーク面積に対する比率を算出し、総類縁物質とした。また、60℃で2週間および、60℃湿度60%で2週間、開封状態で保存した口腔内崩壊錠の総類縁物質も同様に測定したが、実施例1〜8の口腔内崩壊錠において、保存前後での総類縁物質の増加は認められなかった。
Claims (3)
- ミグリトールと、水不溶性ポリマーを含有することを特徴とする、ミグリトール含有口腔内崩壊錠。
- 前記水不溶性ポリマーが、エチルセルロースであることを特徴とする、請求項1に記載のミグリトール含有口腔内崩壊錠。
- 前記ミグリトールに対して10質量%以上25質量%以下のエチルセルロースを含有することを特徴とする、請求項2に記載のミグリトール含有口腔内崩壊錠。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015106356 | 2015-05-26 | ||
| JP2015106356 | 2015-05-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016222651A true JP2016222651A (ja) | 2016-12-28 |
| JP6659457B2 JP6659457B2 (ja) | 2020-03-04 |
Family
ID=57747405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016100795A Active JP6659457B2 (ja) | 2015-05-26 | 2016-05-19 | ミグリトール含有口腔内崩壊錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6659457B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022003029A (ja) * | 2020-06-23 | 2022-01-11 | 東和薬品株式会社 | ゾニサミド原薬粒子およびその用途 |
| WO2023182332A1 (ja) * | 2022-03-22 | 2023-09-28 | 株式会社ダイセル | 口腔内崩壊錠用の添加剤組成物 |
-
2016
- 2016-05-19 JP JP2016100795A patent/JP6659457B2/ja active Active
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022003029A (ja) * | 2020-06-23 | 2022-01-11 | 東和薬品株式会社 | ゾニサミド原薬粒子およびその用途 |
| JP7745371B2 (ja) | 2020-06-23 | 2025-09-29 | 東和薬品株式会社 | ゾニサミド原薬粒子およびその用途 |
| WO2023182332A1 (ja) * | 2022-03-22 | 2023-09-28 | 株式会社ダイセル | 口腔内崩壊錠用の添加剤組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6659457B2 (ja) | 2020-03-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2842549B1 (en) | Orally disintegrating tablet and method for producing same | |
| EP3549585B1 (en) | Orally disintegrating tablet of edoxaban tosylate hydrate | |
| EP2742941B1 (en) | Pharmaceutical composition containing diamine derivative | |
| US20110053942A1 (en) | Orally disintegrating tablets | |
| JP5827299B2 (ja) | イルベサルタンとアムロジピンまたはその塩を含有する医薬組成物 | |
| JP6054940B2 (ja) | 1−(3−(2−(1−ベンゾチオフェン−5−イル)エトキシ)プロピル)アゼチジン−3−オールまたはその塩を含有する固形医薬組成物 | |
| JP7571394B2 (ja) | エドキサバンを含有する口腔内崩壊錠 | |
| JPWO2011115067A1 (ja) | 抗凝固剤の溶出改善方法 | |
| JP7046978B2 (ja) | 水溶解度及びバイオアベイラビリティが改善された組成物 | |
| JP2013147470A (ja) | 口腔内崩壊錠 | |
| WO2015145462A1 (en) | Pharmaceutical compositions of dabigatran | |
| JP2016094364A (ja) | 安定化および苦味抑制された口腔内崩壊製剤 | |
| JP2019019113A (ja) | メマンチン塩酸塩含有口腔内崩壊錠 | |
| JP6659457B2 (ja) | ミグリトール含有口腔内崩壊錠 | |
| JP2016124861A (ja) | オルメサルタンメドキソミル含有口腔内崩壊錠 | |
| JP7023186B2 (ja) | 認知症治療薬を含有する口腔内崩壊性錠剤 | |
| JP7761403B2 (ja) | 水不溶性ポリマーコーティング顆粒、それを含む製剤、口腔内崩壊錠及びそれらの製造方法 | |
| JP2016183188A (ja) | 口腔内崩壊錠 | |
| WO2019132840A1 (en) | A pharmaceutical formulation for oral administration comprising dabigatran etexilate | |
| JP2019202981A (ja) | レボセチリジン固形製剤 | |
| HK40009938B (en) | Orally disintegrating tablet of edoxaban tosylate hydrate | |
| HK40009938A (en) | Orally disintegrating tablet of edoxaban tosylate hydrate | |
| JP2020023466A (ja) | 速溶性薬物の苦味が抑制された口腔内崩壊錠 | |
| HK1206983B (en) | Orally disintegrating tablet and method for producing same |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190109 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190930 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191029 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191225 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200128 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200206 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6659457 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |