JP2016222208A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】排水性とトラクション性を維持しかつ、耐摩耗性と静粛性を向上させた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド踏面1に、複数の周方向主溝21,22,23により挟まれた1以上の陸部を有し、前記陸部は、前記複数の主溝に両端が開口する横溝42により複数のブロック7が形成され、前記ブロックには、一端が前記主溝に開口し、他端が前記ブロック内で終端し、かつ、タイヤ周方向に対して傾斜して延在する傾斜溝43が形成されており、前記傾斜溝は、前記周方向主溝に連結する連結部43aと、前記連結部に連結する広幅部43bと、前記広幅部に連結する狭幅部43cとを含み、前記広幅部及び前記狭幅部は、前記連結部よりもタイヤ周方向に対する傾斜角が小さく、前記ブロックには、一端が前記連結部に開口し、他端が前記周方向主溝に開口するサイプ52が形成されており、前記サイプは、屈曲部を有している、ことを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
従来、タイヤの排水性能とオフロードでの走行性能とを両立させるトレッドパターンとして、タイヤ周方向にジグザグ状に連続して延びる周方向主溝を有するパターンが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなトレッドパターンによれば、周方向主溝のタイヤ周方向成分により排水性を高めつつも、幅方向成分によるエッジ効果によりトラクション性能を確保することができる。特許文献1に記載のようなトレッドパターンを有するタイヤの中には、泥濘地、砂利道、雪路等の悪路におけるトラクション性能を確保するために、周方向主溝のタイヤ幅方向成分の割合を大きくしたタイヤがある。
特開2011−235853号公報
特許文献1のように、周方向主溝のタイヤ幅方向成分の割合を大きくしたタイヤでは、車外騒音が大きくなる傾向がある。近年、市街地等における車両走行時の通過騒音を低下させる要求が高まっており、泥濘地、砂利道、雪路等の悪路において高い排水性性能及びトラクション性能を有するタイヤにおいても、耐摩耗性を向上させ、しかも静粛性を向上させることができる手法が要求されている。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、高い排水性性能及びトラクション性能を維持しつつも、耐摩耗性を向上させ、しかも静粛性を向上させることができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の要旨構成は、以下の通りである。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド踏面に、タイヤ周方向に延びる複数の周方向主溝により挟まれた1以上の陸部を有し、前記陸部は、前記陸部を挟む前記複数の周方向主溝に両端が開口する横溝によって区画されて複数のブロックが形成されており、前記ブロックには、一端が前記周方向主溝に開口し、他端が前記ブロック内で終端し、かつ、トレッド踏面の展開視において、タイヤ周方向に対して傾斜して延在する傾斜溝が形成されており、前記傾斜溝は、前記周方向主溝に連結する連結部と、前記連結部に連結する広幅部と、前記広幅部に連結する狭幅部とを含み、トレッド踏面の展開視において、前記広幅部及び前記狭幅部は、前記連結部よりもタイヤ周方向に対する傾斜角が小さく、前記ブロックには、一端が前記連結部に開口し、他端が前記周方向主溝に開口するサイプが形成されており、トレッド踏面の展開視において、前記サイプは、屈曲部を有している、ことを特徴とする、ものである。
本発明の空気入りタイヤによれば、高い排水性性能及びトラクション性能を維持しつつも、耐摩耗性を向上させ、しかも静粛性を向上させることができる
ここで、「トレッド踏面」とは、適用リムに組み付けるとともに規定内圧を充填したタイヤを、最大負荷能力に対応する負荷を加えた状態で転動させた際に、路面に接触することになる、タイヤの全周にわたる外周面を意味する。なおここで、「適用リム」とは、タイヤサイズに応じて下記の規格に規定された標準リム(下記TRAのYEAR BOOKでは"Design Rim"。下記ETRTOのSTANDARDS MANUALでは"Measuring Rim"。)をいい、「規定内圧」とは、下記の規格において、最大負荷能力に対応して規定される空気圧をいい、「最大負荷能力」とは、下記の規格でタイヤに負荷されることが許容される最大の質量をいう。そして、その規格とは、タイヤが生産または使用される地域に有効な産業規格によって決められたものであり、例えば、アメリカ合衆国では、"The Tire and Rim Association, Inc.(TRA)"の"YEAR BOOK"であり、欧州では、"The European Tyre and Rim Technical Organisation(ETRTO)"の"STANDARDS MANUAL"であり、日本では、"日本自動車タイヤ協会(JATMA)"の"JATMA YEAR BOOK"である。
また、周方向主溝が「タイヤ周方向に延びる」とは、タイヤ周方向に向かって延びることを指し、タイヤ周方向に向かってジグザグ状に延びる場合や、タイヤ周方向に向かって湾曲しながら延びる場合も含まれる。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド踏面の展開視において、前記広幅部の溝幅は、前記狭幅部に向かって狭くなる、ことが好ましい。
この構成によれば、高い排水性性能を維持しつつも、ブロック剛性を高めて耐摩耗性能をさらに向上させることができる。
本発明の空気入りタイヤは、前記ブロックは、前記傾斜溝の前記他端側の延在方向の延長方向にある側壁に面取り部を有しており、前記傾斜溝は、トレッド踏面の展開視において、前記傾斜溝と前記面取り部とのタイヤ周方向の寸法が、前記ブロックのタイヤ周方向の最大寸法の200%以下となる位置まで延在している、ことが好ましい。
この構成によれば、高い排水性性能を維持しつつも、ブロック剛性を高めて耐摩耗性能をさらに向上させることができる。
本発明の空気入りタイヤにおいては、前記ブロックは、前記連結部及び前記サイプにより第1のブロック部分及び第2のブロック部分に分断されている、ことが好ましい。
この構成によれば、ブロック剛性を高めて耐摩耗性能をさらに向上させることができる。
本発明の空気入りタイヤにおいては、前記第1のブロック部分のタイヤ幅方向外側の側壁は、前記第2のブロック部分のタイヤ幅方向外側の側壁よりも、タイヤ幅方向外側に位置している、ことが好ましい。
この構成によれば、トラクション性能をさらに向上させることができる。
本発明の空気入りタイヤは、前記第1のブロック部分は、タイヤ周方向の寸法が、タイヤ幅方向外側に向かって小さくなる、ことが好ましい。
この構成によれば、ハンドリング性能を向上させて操縦安定性を高めることができる。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド踏面の展開視において、前記第2のブロック部分の、周方向主溝により区画される側壁の一方には、凸部が形成されている、ことが好ましい。
この構成によれば、トラクション性能をさらに向上させることができる。
本発明の空気入りタイヤにおいては、トレッド踏面の展開視において、前記第2のブロック部分の、周方向主溝により区画される側壁の一方には、凹部が形成されている、ことが好ましい。
この構成によれば、トラクション性能をさらに向上させることができる。
本発明の空気入りタイヤにおいては、少なくとも一つの前記周方向主溝は、タイヤ周方向に分断された複数の周方向分断主溝により構成されており、タイヤ周方向に隣接する2つの周方向分断主溝の間には、前記2つの周方向分断主溝を連結する連結溝が配置されており、前記連結溝は、トレッド踏面の展開視において、前記第1のブロック部分の、前記周方向分断主溝により区画される側壁にタイヤ周方向に隣接して配置されている、ことが好ましい。
この構成によれば、高い排水性能及びトラクション性能を維持しつつ、静粛性をさらに向上させることができる。
本発明によれば、高い排水性性能及びトラクション性能を維持しつつも、耐摩耗性を向上させ、しかも静粛性を向上させることができる空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1の連結溝の溝底のタイヤ幅方向の断面を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に例示説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる空気入りタイヤ(以下、単にタイヤとも称する)のトレッドパターンを示す展開図であり、タイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷とした状態のトレッド踏面を展開して示す図であり、図2は後述する図1の連結溝の溝底のタイヤ幅方向の断面を模式的に示す図である。以下、特段の説明がないかぎり、トレッドパターンの形状及び寸法は、上記状態での、又は、上記状態でトレッド踏面を展開視した場合についてのものである。
図1に示すように、本発明の一実施形態にかかるタイヤは、トレッド踏面1に、タイヤ周方向に延びる周方向主溝が形成されている。図1の例では、3本の周方向主溝21、22及び23を有しており、タイヤ幅方向の一方側の最外側の周方向主溝21及びタイヤ幅方向の他方側の最外側の周方向主溝22は、タイヤ周方向に沿って直線状に延びるように形成されている。また本実施形態では、タイヤ赤道面CL付近に、周方向主溝23が形成されている。本実施形態の周方向主溝23は、タイヤ周方向に分断された複数の周方向分断主溝24により構成されている。
本実施形態では、これらの周方向主溝21、22及び23により、タイヤの排水性を確保することができる。
なお、図1に示す実施形態では、最外側の周方向主溝21及び22は、タイヤ赤道面CL上の1点を中心として、点対称となるように形成されている。
本実施形態の周方向分断主溝24は、タイヤ周方向の一方側端24aのタイヤ幅方向の位置と、タイヤ周方向の他方側端24bのタイヤ幅方向の位置が異なるように形成されている。ここで「タイヤ周方向の一方側端のタイヤ幅方向の位置と、タイヤ周方向他方側端のタイヤ幅方向の位置が異なっている」とは、一方側端及び他方側端が、タイヤ幅方向で互いにオーバーラップしない部分を有していることをいう。図1に示すように、本実施形態では、一方側端24aと他方側端24bとはタイヤ幅方向において一部がオーバーラップするように、周方向分断主溝24が形成されている。このように、タイヤ周方向の一方側端24aのタイヤ幅方向の位置と、タイヤ周方向の他方側端24bのタイヤ幅方向の位置が異なるように周方向分断主溝24を形成することにより、周方向分断主溝24により得られるトラクション性能を高めている。
本実施形態の周方向分断主溝24は、タイヤ周方向の一方側端24aからタイヤ周方向に沿ってタイヤ周方向に延びる第1の周方向部分24cと、第1の周方向部分24cに接続されてタイヤ周方向に対して傾斜して延びる傾斜部分24dと、傾斜部分24dに接続されてタイヤ周方向の他方側端24bまでタイヤ周方向に沿ってタイヤ周方向に延びる第2の周方向部分24eとを含んで構成されている。また、本実施形態では、傾斜部分24dの溝壁は、面取りされて傾斜している。そのため、ブロック7のブロック剛性を高めて、耐摩耗性を高めることができる。
ここで、第1の周方向部分及び第2の周方向部分が「タイヤ周方向に沿ってタイヤ周方向に延びる」とは、タイヤ周方向に平行に延びる場合だけでなく、タイヤ周方向に対して5°〜20°の範囲で傾斜することを含むものである。また傾斜部分が、「タイヤ周方向に対して傾斜してタイヤ周方向に延びる」とは、第1の周方向部分及び第2の周方向部分よりも、タイヤ周方向に対して傾斜して延びることを意味する。
図1に示す本実施形態では、第1の周方向部分24c及び第2の周方向部分24eは、それぞれタイヤ周方向に平行に延びている。また傾斜部分24dは、タイヤ周方向に対して25°傾斜して延びている。
周方向分断主溝24を、周方向部分24c及び24eと、傾斜部分24dとを備えるように構成することにより、周方向部分24c及び24eで排水性を向上させるとともに、周方向部分24c及び24eよりタイヤ周方向に対する傾斜角度の大きい傾斜部分24dで大きな雪中剪断力を得てトラクション性能をさらに向上させることができる。
本実施形態では、タイヤ周方向に隣接する2つの周方向分断主溝24間に、周方向分断主溝24の一方側端24aと、この周方向分断主溝24とタイヤ周方向に隣接する他の周方向分断主溝24の他方側端24bとを連結する連結溝25が配置されている。連結溝25で隣接する2つの周方向分断主溝24を連結することにより排水性能及びトラクション性能を高めている。図2に示すように、連結溝25は、連結溝25のタイヤ幅方向に沿った溝底25aの断面形状が、連結溝25のタイヤ幅方向中心に向かって凹となる曲面状に形成されている。また、連結溝25のタイヤ幅方向に沿った溝底25aの断面形状を曲面状とすることにより、トラクション性能をより高めている。
図1に示す本実施形態では、上述のように、一方側端24aと他方側端24bとはタイヤ幅方向において一部がオーバーラップするように、周方向分断主溝24が形成されている。そのため本実施形態のトレッドパターンでは、隣接する2つの周方向分断主溝24間に、連結溝25によってタイヤ周方向に延びる流路が確保されて、十分な排水性を確保することができている。なお排水性の確保の観点からは、周方向分断主溝24の一方側端24aと隣接する他の周方向分断主溝24の他方側端24bとは、タイヤ幅方向において、一方側端24a及び他方側端24bにおける周方向分断主溝24のタイヤ幅方向寸法よりも離れていなければ、一方側端24aと他方側端24bとはタイヤ幅方向においてオーバーラップしていなくともよい。
周方向分断主溝24の一方側端24aと他方側端24bのタイヤ幅方向の位置を変え、隣接する2つの周方向分断主溝24を連結溝25で連結し、連結溝25のタイヤ幅方向に沿った溝底25aの断面形状を曲面状としているので、高いトラクション性能を維持しつつ、トレッド踏面全体における溝のタイヤ幅方向成分の割合が少なくなり、静粛性を向上させることができる。
図1に示すように、本実施形態では、3本の周方向主溝21、22および23並びにトレッド踏面端TE1及びTE2により複数の陸部が区画形成されている。具体的には、周方向主溝21とタイヤ幅方向一方側のトレッド踏面端TE1とにより、タイヤ幅方向の一方側の外側陸部31が区画形成され、周方向主溝21と周方向主溝23とによりタイヤ幅方向の一方側の中間陸部32が区画形成され、周方向主溝23と周方向主溝22とによりタイヤ幅方向の他方側の中間陸部33が区画形成され、周方向主溝22と他方側のトレッド踏面端TE2とにより、タイヤ幅方向の他方側の外側陸部34が区画形成されている。
図示例では、外側陸部31及び外側陸部34のタイヤ幅方向の寸法が等しくなるように形成されている。また、中間陸部32及び中間陸部33のタイヤ幅方向の寸法が等しくなるように形成されている。
本実施形態の外側陸部31には、一端がトレッド踏面端TE1に開口し、他端が周方向主溝21に開口するラグ溝41が形成されている。本実施形態では、外側陸部31にはさらに、周方向主溝21により区画される側壁に、タイヤ幅方向外側に凹となる凹部61が形成されている。凹部61を設けることにより、得られる雪中剪断力が大きくなり、トラクション性能を向上させることができる。一部の凹部61の底部は、周方向主溝21に向かうに従って、タイヤ径方向の寸法が大きくなるように階段状に構成されている。底部を階段状とすることにより、エッジ成分が増えて、トラクション性能をより向上させることができる。なお、全ての凹部61の底部を階段状としてもよく、全ての凹部61の底部を階段状としなくともよい。
本実施形態の外側陸部31にはまた、一端がトレッド踏面端TE1に開口し、他端が周方向主溝21に開口する複数のサイプ51が形成されている。本実施形態では、サイプ51は、屈曲点を有している。本実施形態では、外側陸部31に形成された一部のサイプ51aは、凹部61を介して周方向主溝21に開口している。
ここで「サイプ」とは、陸部の外表面から内部に切り込まれた薄い切り込みであって、接地時に閉じることが可能なものを指す。
本実施形態では、他方側の外側陸部34には、ラグ溝41、サイプ51、及び、凹部61が、一方側の外側陸部31と同様の構成で、形成されている。詳細には、外側陸部34では、ラグ溝41及びサイプ51は、一端がトレッド踏面端TE2に開口し、他端が周方向主溝22に(一部のサイプ51aは、凹部61を介して周方向主溝22に)開口している。凹部61は、外側陸部34の周方向主溝22により区画される側壁に、タイヤ幅方向外側に凹となるように形成されている。
本実施形態では、周方向主溝21及び23により挟まれた中間陸部32は、周方向主溝21及び23に両端が開口する横溝42によって区画されて複数のブロック7が形成されている。本実施形態では、横溝42は、タイヤ周方向に対して75°傾斜するように形成されている。なお、横溝42は、タイヤ周方向に対して30°〜90°傾斜していることが好ましい。
本実施形態の横溝42は、周方向分断主溝24の第1の周方向部分24cと傾斜部分24dとの接続部分に開口している。言い換えると、傾斜部分24dのタイヤ周方向の一方端は、周方向分断主溝24とタイヤ幅方向で隣接する他の周方向主溝21に開口する横溝42に連結されている。本実施形態では、中間陸部32にはさらに、周方向主溝21により区画される側壁に、タイヤ幅方向内側に凹となる凹部62が形成されている。そして横溝42は、凹部62を介して周方向主溝21に開口している。凹部62を設けることにより、得られる雪中剪断力が大きくなり、トラクション性能を向上させることができる。
本実施形態のブロック7には、タイヤ周方向に対して傾斜して延在する傾斜溝43が形成されている。本実施形態の傾斜溝43は、一端が周方向主溝21に開口し、他端がブロック7内で終端するように形成されている。このような傾斜溝43を設けることにより、排水性能を高めることができる。また、本実施形態の傾斜溝43は、一端が周方向主溝に連結される連結部43aと、連結部43aの他端に一端が連結される広幅部43bと、広幅部43bの他端に一端が連結され他端がブロック7内で終端する狭幅部43cとを含んで構成されている。
本実施形態では、広幅部43b及び狭幅部43cは、広幅部43b及び狭幅部43cの延在方向がタイヤ周方向に対して傾斜する角度が、連結部43aの延在方向がタイヤ周方向に対して傾斜する角度よりも小さくなるように形成されている。このような角度関係とすることにより、傾斜溝43によるパターンノイズを減少させて、静粛性能を向上させることができる。特に本実施形態では、広幅部43b及び狭幅部43cのタイヤ幅方向外側の溝壁は、段差が無く、一体的に形成されている。なお、広幅部43b及び狭幅部43cの延在方向がタイヤ周方向に対して傾斜する角度は、5〜45°であることが好ましい。また、連結部43aの延在方向がタイヤ周方向に対して傾斜する角度は、30〜90°であることが好ましい。
また本実施形態では、図1に示すように、広幅部43bは、狭幅部43cに向かって溝幅が狭くなるように形成されている。広幅部43bをこのように構成すると、排水性能を維持しつつ、ブロック剛性を高めて、耐摩耗性を高めることができる。なお、本実施形態では、連結部43a及び狭幅部43cは、溝幅が一定となるように形成されている。また、本実施形態では、広幅部43bは、連結部43aよりも溝幅が大きくなるように形成されている。
さらに本実施形態では、広幅部43bは、広幅部43bの延在方向の寸法が、連結部43aの延在方向の寸法の25〜2000%の範囲となるように形成されていることが好ましい。また、狭幅部43cは、狭幅部43cの延在方向の寸法が、連結部43aの延在方向の寸法の5〜2000%の範囲となるように形成されていることが好ましい。
ここで、連結部43a、広幅部43b及び狭幅部43cの延在方向の寸法とは、連結部43a、広幅部43b及び狭幅部43cの2つの各溝壁のトレッド踏面における延在方向の寸法の平均値をいう。
さらに本実施形態では、ブロック7は、傾斜溝43の他端側の延在方向の延長線上にある側壁が面取りされた面取り部71を有している。より詳細には、傾斜溝43の、狭幅部43cの広幅部43bに接続されていない側の端の延在方向の延長線上にある側壁が面取りされて、面取り部71が形成されている。特に本実施形態では、傾斜溝43の狭幅部43cは、周方向分断主溝24と、横溝42との接続部に向かって延在しており、面取り部71は、周方向分断主溝24の傾斜部分24dにより区画される側壁72から、横溝42により区画される側壁73にわたる部分に形成されている。なお、本実施形態では、面取り部71の形成により、周方向分断主溝24の傾斜部分24dの溝壁が面取りされて傾斜することとなっている。そのため、ブロック7のブロック剛性を高めて、耐摩耗性を高めることができる。
また本実施形態では、傾斜溝43の狭幅部43cは、図1のトレッド踏面の展開視において、傾斜溝43の狭幅部43cと面取り部71との間のタイヤ周方向の寸法が、ブロック7のタイヤ周方向の最大寸法の75%以下となる位置まで延在している。このような構成とすると、傾斜溝による排水性能を向上させることができる。
本実施形態では、ブロック7にはさらに、複数のサイプ52が形成されている。複数のサイプ52のうち、サイプ52aは、一端が傾斜溝43の連結部43aに開口するように形成されている。本実施形態では、サイプ52aは、トレッド踏面の展開視において、屈曲部を有している。そのため、エッジ成分を大きくして、トラクション性能を向上させることができる。特に本実施形態では、サイプ52aは、他端が周方向分断主溝24を連結する連結溝25に開口している。そのため、本実施形態では、ブロック7は、連結部43a及びサイプ52aにより、第1のブロック部分74及び第2のブロック部分75に分断されている。本実施形態ではサイプ52aを、周方向分断主溝24を連結する連結溝25に開口させることにより、排水性能を高めることができている。また、ブロック7を、第1のブロック部分74及び第2のブロック部分75に分断することにより、ブロック7の一部に応力が集中することを抑制して、ブロック剛性を高めて、耐摩耗性を向上させることができる。
またサイプ52aが屈曲部を有しているため、連結部43a及びサイプ52aにより2つに分断された部分が、サイドフォース等の力が加わって倒れ込むように変形する際に、互いに支え合うことができるので、連結部43a及びサイプ52aにより分断された一方の部分に大きな応力が集中することを抑制して、耐摩耗性を向上できる。
図1に示すように、本実施形態では、第1のブロック部分74のタイヤ幅方向外側の側壁は、後述する凸部77を除き、第2のブロック部分75のタイヤ幅方向外側の側壁よりも、タイヤ幅方向外側に位置するように構成されている。このような構成とすると、第2のブロック部分75のタイヤ幅方向外側の側壁のタイヤ周方向線上と、第1のブロック部分74のタイヤ幅方向外側の側壁のタイヤ周方向線上に、ブロックが存在しない領域が生じて、トラクション性能を向上させることができる。
また本実施形態では、第1のブロック部分74は、タイヤ周方向の寸法が、タイヤ幅方向外側に向かって小さくなるように形成されている。このように構成することにより、得られるエッジ成分の方向性が多様化するため、ハンドリング性能を向上させて操縦安定性を高めることができる。
また本実施形態では、第2のブロック部分75の、周方向主溝21により区画される側壁76には、凸部77が形成されている。凸部77を形成することにより、周方向主溝21の溝幅が狭い領域の形成により得られる雪中剪断力が大きくなり、トラクション性能を向上させることができる。
また本実施形態では、第2のブロック部分75の、周方向主溝21により区画される側壁76には、凹部78が形成されている。凹部78を形成することにより、凹部78内で雪中剪断力が得られるため、トラクション性能を向上させることができる。
さらに本実施形態では、連結溝25は、第1のブロック部分74の、周方向分断主溝24により区画される側壁の周方向に隣接して配置されている。このように連結溝25を配置することにより、得られる雪中剪断力が大きくなり、トラクション性能を向上させることができる。
本実施形態では、他方側の中間陸部33には、横溝42、傾斜溝43、サイプ52、凹部62、凸部77及び凹部78が形成されている。詳細には、他方側の中間陸部33では、横溝42は周方向主溝22及び23に開口し、傾斜溝43は、周方向主溝22に開口し、複数のサイプ52のうちサイプ52aは、周方向主溝22及び連結溝25に開口する。また、凹部62、凸部77及び凹部78は、周方向主溝22側の側壁に形成されている。
特に本実施形態では、中間陸部33は、タイヤ赤道面CL上の1点を中心として、中間陸部32と点対称となるように形成されている。
以下、本実施形態のタイヤの作用効果について説明する。
本発明の一実施形態のタイヤによれば、まず、中間陸部32及び33は、中間陸部32及び33を挟む複数の周方向主溝21、22及び23に両端が開口する横溝42によって区画されて複数のブロック7が形成されており、ブロック7には、一端が周方向主溝21及び22に開口し、他端がブロック7内で終端し、かつ、トレッド踏面の展開視において、タイヤ周方向に対して傾斜して延在する傾斜溝43が形成されている。このような傾斜溝43を設けることにより、排水性能を高めることができる。また、傾斜溝43は、周方向主溝21及び22に連結する連結部43aと、連結部43aに連結する広幅部43bと、広幅部43bに連結する狭幅部43cとを含み、トレッド踏面の展開視において、広幅部43b及び狭幅部43cは、連結部43aよりもタイヤ周方向に対する傾斜角が小さく、なるように形成されている。このような角度関係とすることにより、傾斜溝43によるパターンノイズを減少させて、静粛性能を向上させることができる。さらに、ブロック7には、一端が連結部43aに開口し、他端が周方向主溝23に開口するサイプ52aが形成されており、トレッド踏面の展開視において、サイプ52aは、屈曲部を有している。そのため、エッジ成分を大きくして、トラクション性能を向上させることができるとともに、サイプ52aにより分けられた部分が、サイドフォース等の力が加わって倒れ込むように変形する際に、互いに支え合うことができるので、サイプ52aにより分けられた一方の部分に大きな応力が集中することを抑制して、耐摩耗性を向上できる。よって、高い排水性性能及びトラクション性能を維持しつつも、耐摩耗性を向上させ、しかも静粛性を向上させることができる。
ここで、本発明にあっては、図1の一実施形態に示すように、トレッド踏面の展開視において、広幅部43bの溝幅は、狭幅部43cに向かって狭くなる、ことが好ましい。このような構成とすると、排水性能を維持しつつ、ブロック剛性を高めて、耐摩耗性を高めることができる。
さらに、本発明にあっては、図1の一実施形態に示すように、ブロック7は、傾斜溝43の他端側の延在方向の延長線上の側壁に面取り部71を有しており、傾斜溝43は、トレッド踏面の展開視において、傾斜溝43と面取り部71との間のタイヤ周方向の寸法が、ブロック7のタイヤ周方向の最大寸法の200%以下となる位置まで延在している、ことが好ましい。このような構成とすると、面取り部71の形成により、周方向分断主溝24の傾斜部分24dの溝壁が傾斜することとなるため、ブロック7のブロック剛性を高めて、耐摩耗性を高めることができる。また、傾斜溝43の延在長さを長くすることができるので、傾斜溝43による排水性能を向上させることができる。
また、本発明にあっては、図1の一実施形態に示すように、ブロック7は、連結部43a及びサイプ52aにより第1のブロック部分74及び第2のブロック部分75に分断されている、ことが好ましい。このような構成とすると、ブロック7の一部に応力が集中することを抑制して、ブロック剛性を高めて、耐摩耗性を向上させることができる。
本発明にあっては、図1の一実施形態に示すように、第1のブロック部分74のタイヤ幅方向外側の側壁は、第2のブロック部分75のタイヤ幅方向外側の側壁よりも、タイヤ幅方向外側に位置している、ことが好ましい。このような構成とすると、第2のブロック部分75のタイヤ幅方向外側の側壁のタイヤ周方向線上と、第1のブロック部分74のタイヤ幅方向外側の側壁のタイヤ周方向線上に、ブロックが存在しない領域が生じて、トラクション性能を向上させることができる。
本発明にあっては、図1の一実施形態に示すように、第1のブロック部分74は、タイヤ周方向の寸法が、タイヤ幅方向外側に向かって小さくなる、ことが好ましい。このように構成することにより、第1のブロック部分74により得られるエッジ成分の方向性が多様化するため、ハンドリング性能を向上させて操縦安定性を高めることができる。
本発明にあっては、図1の一実施形態に示すように、トレッド踏面の展開視において、第2のブロック部分75の、周方向主溝により区画される側壁76には、凸部77が形成されている、ことが好ましい。このような構成とすると、周方向主溝21の溝幅が狭い領域の形成により得られる雪中剪断力が大きくなり、トラクション性能を向上させることができる。
本発明にあっては、図1の一実施形態に示すように、トレッド踏面の展開視において、第2のブロック部分75の、周方向主溝により区画される側壁76には、凹部78が形成されている、ことが好ましい。このような構成とすると、凹部78内で雪中剪断力が得られるため、トラクション性能を向上させることができる。
本発明にあっては、図1の一実施形態に示すように、周方向主溝23は、タイヤ周方向に分断された複数の周方向分断主溝24により構成されており、タイヤ周方向に隣接する2つの周方向分断主溝24の間には、2つの周方向分断主溝24を連結する連結溝25が配置されており、連結溝25は、トレッド踏面の展開視において、第1のブロック部分74の、周方向分断主溝24により区画される側壁76のタイヤ周方向に隣接して配置されている、ことが好ましい。このような構成とすると、連結溝25で隣接する2つの周方向分断主溝24を連結することで高い排水性能を維持することができる。また、隣接する2つの周方向分断主溝24を連結溝25で連結しているので、トレッド踏面全体における、溝のタイヤ幅方向成分の割合を少なくしても、高いトラクション性能を維持しつつ、静粛性を向上させることができる。また、連結溝25を、周方向分断主溝24により区画される側壁76に隣接して配置することにより、得られる雪中剪断力が大きくなり、トラクション性能を向上させることができる。よって高い排水性能及びトラクション性能を維持しつつ、静粛性をさらに向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、トレッド踏面に、2本又は4本以上の周方向主溝が形成されていてもよい。他にも種々の変形、変更が可能である。
本発明の効果を確かめるため、実施例1〜9にかかるタイヤと、比較例1〜2にかかるタイヤとを試作し、タイヤの性能を評価する試験を行った。各タイヤの諸元は、以下の表1に示している。試験は、タイヤサイズ215/55R17の上記各タイヤを適用リムに組み付け、内圧を230kPaとして、車両に装着して行った。
<トラクション試験>
上記各タイヤについて、圃場(泥地)を5km/hの速度で走行したときのトラクション力を測定することにより行った。比較例1にかかるタイヤの評価結果を100とした場合の相対値で評価し、数値が大きい方がトラクション性に優れていることを示す。
<静粛性試験>
上記各タイヤについて、時速80km/hにて、室内ドラム試験機上で走行させた際のタイヤ側方音をJASO C606規格にて定める条件で測定して気柱共鳴音を評価した。比較例1にかかるタイヤの評価結果を100とした場合の相対値で評価し、数値が大きい方が静粛性に優れていることを示す。
<排水性試験>
上記各タイヤについて、テストコースにて水深6mmのウェット路面上を走行し、時速80km/hからブレーキをかけ静止するまでの制動距離を測定した。比較例1にかかるタイヤの評価結果を100とした場合の制動距離の比率の逆数で評価し、数値が大きい方が排水性に優れていることを示す。
<摩耗試験>
上記各タイヤについて、コンクリート路面上を40km/hの速度で20000km走行後の、ヒールアンドトゥ摩耗によって消失したラグのゴム体積を測定することにより行った。比較例1にかかるタイヤの評価結果を100とした場合の相対値で評価し、数値が大きい方が耐摩耗性に優れていることを示す。
<操縦安定性試験>
上記各タイヤについて、ドライ路面上を走行した際の走行性能をドライバーによる官能により評価した。比較例1にかかるタイヤの評価結果を100とした場合の相対値で評価し、数値が大きい方が操縦安定性に優れていることを示す。
Figure 2016222208
本発明によれば、高い排水性性能及びトラクション性能を維持しつつも、耐摩耗性を向上させ、しかも静粛性を向上させることができる空気入りタイヤを提供することができる。
1:トレッド踏面、 21、22、23:周方向主溝、 24:周方向分断主溝、 24a:一方側端、 24b:他方側端、 24c:第1の周方向部分、 24d:傾斜部分、 24e:第2の周方向部分、 25:連結溝、 25a:溝底、 31、外側陸部、 32:中間陸部、 33:中間陸部、 34:外側陸部、 41:ラグ溝、 42:横溝、 43:傾斜溝、 43a:連結部、 43b:広幅部、 43c:狭幅部、 51、52、52a:サイプ、 61、62:凹部、 7:ブロック、 71:面取り部、 72、73:側壁、 74:第1のブロック部分、 75:第2のブロック部分、 76:側壁、 77:凸部、 78:凹部、 CL:タイヤ赤道面、 TE1、TE2:トレッド端

Claims (9)

  1. トレッド踏面に、タイヤ周方向に延びる複数の周方向主溝により挟まれた1以上の陸部を有し、
    前記陸部は、前記陸部を挟む前記複数の周方向主溝に両端が開口する横溝によって区画されて複数のブロックが形成されており、
    前記ブロックには、一端が前記周方向主溝に開口し、他端が前記ブロック内で終端し、かつ、トレッド踏面の展開視において、タイヤ周方向に対して傾斜して延在する傾斜溝が形成されており、
    前記傾斜溝は、前記周方向主溝に連結する連結部と、前記連結部に連結する広幅部と、前記広幅部に連結する狭幅部とを含み、
    トレッド踏面の展開視において、前記広幅部及び前記狭幅部は、前記連結部よりもタイヤ周方向に対する傾斜角が小さく、
    前記ブロックには、一端が前記連結部に開口し、他端が前記周方向主溝に開口するサイプが形成されており、
    トレッド踏面の展開視において、前記サイプは、屈曲部を有している、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. トレッド踏面の展開視において、前記広幅部の溝幅は、前記狭幅部に向かって狭くなる、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ブロックは、前記傾斜溝の前記他端側の延在方向の延長線上にある側壁に面取り部を有しており、
    前記傾斜溝は、トレッド踏面の展開視において、前記傾斜溝と前記面取り部との間のタイヤ周方向の寸法が、前記ブロックのタイヤ周方向の最大寸法の200%以下となる位置まで延在している、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ブロックは、前記連結部及び前記サイプにより第1のブロック部分及び第2のブロック部分に分断されている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第1のブロック部分のタイヤ幅方向外側の側壁は、前記第2のブロック部分のタイヤ幅方向外側の側壁よりも、タイヤ幅方向外側に位置している、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記第1のブロック部分は、タイヤ周方向の寸法が、タイヤ幅方向外側に向かって小さくなる、請求項4又は5に記載の空気入りタイヤ。
  7. トレッド踏面の展開視において、前記第2のブロック部分の、周方向主溝により区画された側壁の一方には、凸部が形成されている、請求項4ないし6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. トレッド踏面の展開視において、前記第2のブロック部分の、周方向主溝により区画された側壁の一方には、凹部が形成されている、請求項4ないし7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  9. 少なくとも一つの前記周方向主溝は、タイヤ周方向に分断された複数の周方向分断主溝により構成されており、
    タイヤ周方向に隣接する2つの周方向分断主溝の間には、前記2つの周方向分断主溝を連結する連結溝が配置されており、
    前記連結溝は、トレッド踏面の展開視において、前記第1のブロック部分の、前記周方向分断主溝により区画される側壁にタイヤ周方向に隣接して配置されている、請求項4ないし8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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