JP2016220462A - Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータの制御回路およびdc−dcコンバータの基準電圧生成回路 - Google Patents

Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータの制御回路およびdc−dcコンバータの基準電圧生成回路 Download PDF

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Takeshi Omori
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Abstract

【課題】DC−DCコンバータにおいて、出力電圧の急激な変化を防止する。
【解決手段】入力電圧を昇圧または降圧した出力電圧を出力するDC−DCコンバータであって、OVP基準電圧を生成するOVP基準電圧生成部と、OVP基準電圧と、出力電圧に対応するフィードバック電圧とを比較するOVP比較部と、OVP比較部の出力に基づいて出力電圧を生成する出力部とを備え、OVP基準電圧生成部は、複数の基準電圧を生成する基準電圧生成部と、OVP基準電圧として、複数の基準電圧のうちいずれの基準電圧を出力するかを切り替える切替部とを有し、基準電圧生成部は、OVP基準電圧が第1基準電圧に切り替わったときに、第1基準電圧を予め定められた増加率で徐々に上昇させるDC−DCコンバータを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、DC−DCコンバータ、制御回路および基準電圧生成回路に関する。
従来、負荷に電圧を印加するDC−DCコンバータが知られている(例えば特許文献1参照)。DC−DCコンバータは、出力電圧が所定の目標値となるように動作する。
特許文献1 特開2010−220454号公報
出力電圧が目標値に向けて急激に変化すると、オーバーシュート等が発生してしまい、好ましくない。
本発明の第1の態様においては、入力電圧を昇圧または降圧した出力電圧を出力するDC−DCコンバータであって、OVP基準電圧を生成するOVP基準電圧生成部と、OVP基準電圧と、出力電圧に対応するフィードバック電圧とを比較するOVP比較部と、OVP比較部の出力に基づいて出力電圧を生成する出力部とを備え、OVP基準電圧生成部は、複数の基準電圧を生成する基準電圧生成部と、OVP基準電圧として、複数の基準電圧のうちいずれの基準電圧を出力するかを切り替える切替部とを有し、基準電圧生成部は、OVP基準電圧が第1基準電圧に切り替わったときに、第1基準電圧を予め定められた増加率で徐々に上昇させるDC−DCコンバータを提供する。
本発明の第2の態様においては、OVP基準電圧を生成するOVP基準電圧生成部と、OVP基準電圧と、出力電圧に対応するフィードバック電圧とを比較して、後段回路を制御する制御信号を出力するOVP比較部とを備え、OVP基準電圧生成部は、複数の基準電圧を生成する基準電圧生成部と、OVP基準電圧として、複数の基準電圧のうちいずれの基準電圧を出力するかを切り替える切替部とを有し、基準電圧生成部は、OVP基準電圧が第1基準電圧に切り替わったときに、第1基準電圧を予め定められた増加率で徐々に上昇させるDC−DCコンバータの制御回路を提供する。
本発明の第3の態様においては、複数の基準電圧を生成する基準電圧生成部と、OVP基準電圧として、複数の基準電圧のうちいずれの基準電圧を出力するかを切り替える切替部とを有し、基準電圧生成部は、OVP基準電圧が第1基準電圧に切り替わったときに、第1基準電圧を予め定められた増加率で徐々に上昇させるDC−DCコンバータの基準電圧生成回路を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の実施形態に係るDC−DCコンバータ100の構成例を、負荷300とともに示す図である。 OVP基準電圧生成部10の構成例を示す図である。 DC−DCコンバータ100の動作例を示す図である。 DC−DCコンバータ100の他の動作例を示す図である。 第1基準電圧生成部31の他の構成例を示す図である。 放電制御部30を制御する他の構成例を示す図である。 PWM制御部90の構成例を示す図である。 PWM制御部90の構成例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係るDC−DCコンバータ100の構成例を、負荷300とともに示す図である。DC−DCコンバータ100は、入力電圧を昇圧または降圧した出力電圧を出力する。DC−DCコンバータ100は、PWM制御等の所定の制御方式で、出力電圧を所定の目標電圧に制御する。
また、DC−DCコンバータ100は、出力電圧が過電圧状態になった場合には、出力電圧を低下させる過電圧保護機能を有する。本例のDC−DCコンバータ100は、当該過電圧保護回路機能を用いて、出力電圧が急激に変化することを防ぐ機能を更に有する。DC−DCコンバータ100は、制御回路110および出力部200を備える。
本例の出力部200は、1以上のスイッチ(本例ではスイッチ202およびスイッチ204)を有するスイッチ部、コイル206およびコンデンサ208を有する。スイッチ部は、コイル206に入力電圧を印加するか否かを切り替える。スイッチ202およびスイッチ204は、一方がオン状態の場合に他方がオフ状態となるように相補制御される。スイッチ202がオン状態、スイッチ204がオフ状態になると、コイル206には入力電圧が印加される。スイッチ204がオン状態、スイッチ202がオフ状態になると、コイル206は接地電位等の基準電位に接続される。
コイル206は、スイッチ部の動作に応じてエネルギーを蓄積して、蓄積したエネルギーに応じてコンデンサ208を充電する。コンデンサ208は、負荷300が接続される出力端子と、基準電位との間に設けられる。コンデンサ208の両極間の電圧に相当する出力電圧が、負荷300に印加される。
制御回路110は、出力部200のスイッチ部を制御する。本例の制御回路110は、OVP基準電圧生成部10、OVP比較部76、スイッチング制御部70、過電流保護回路78、PWM誤差増幅器84、PWM基準電圧生成部88、PWM制御部90、フィードバック分圧抵抗80、フィードバック分圧抵抗82、バッファ72およびバッファ74を有する。
フィードバック分圧抵抗80およびフィードバック分圧抵抗82は、出力部200の出力電圧を分圧する。これにより、出力電圧に対応するフィードバック電圧(FB電圧)を生成する。本例の制御回路110は、出力電圧の大きさを示す情報として、出力電圧を分圧したFB電圧を用いるが、FB電圧に代えて、出力電圧の大きさを示す他の情報を用いてもよい。制御回路110は、FB電圧に代えて出力電圧そのものを用いてもよい。本例では制御回路110がFB電圧を用いる例を説明するが、一部または全部の回路要素に入力されるFB電圧を、出力電圧の大きさを示す他の情報に置き換えることができる。
PWM基準電圧生成部88は、出力部200が出力すべき目標電圧に対応するPWM基準電圧を生成する。PWM誤差増幅器84は、FB電圧とPWM基準電圧とが入力される。PWM誤差増幅器84は、FB電圧とPWM基準電圧との差分に応じた誤差信号を出力する。
PWM制御部90は、PWM誤差増幅器84が出力する誤差信号に基づいて、予め定められた期間のうち、スイッチ202がオン状態になる期間を示すDuty比情報を生成する。スイッチング制御部70は、Duty比情報に基づいて、スイッチ202およびスイッチ204を制御するスイッチ制御信号を出力する。バッファ72およびバッファ74は、スイッチ制御信号をスイッチ202およびスイッチ204の制御端子に入力する。本例のスイッチ202およびスイッチ204はMOSトランジスタであり、バッファ72およびバッファ74は、スイッチ202およびスイッチ204のゲート端子にスイッチ制御信号を入力する。
OVP(Over Voltage Protection)基準電圧生成部10は、出力部200の出力電圧が過電圧か否かを判定するためのOVP基準電圧を生成する基準電圧生成回路として機能する。OVP比較部76は、OVP基準電圧とFB電圧とを比較する。OVP比較部76は、例えばFB電圧がOVP基準電圧より大きい場合にH論理を出力し、FB電圧がOVP基準電圧以下の場合にL論理を出力する。
過電流保護回路78は、出力部200が出力する電流が過電流か否かを判定して、判定結果を出力する。過電流保護回路78は、例えば出力部200が出力する電流が基準電流より大きい場合にH論理を出力し、当該電流が基準電流以下の場合にL論理を出力する。
スイッチング制御部70は、OVP比較部76、過電流保護回路78、および、PWM制御部90の出力に基づいて出力部200を制御する。スイッチング制御部70は、OVP比較部76および過電流保護回路78の両方の出力がともにL論理の場合、PWM制御部90からのスイッチング制御信号に基づいて出力部200を制御する。スイッチング制御部70は、OVP比較部76および過電流保護回路78の少なくとも一方の出力がH論理の場合、当該出力がL論理に遷移するまで出力部200の出力電圧を低下させる。このような制御により、制御回路110はDC−DCコンバータ100を保護する。
本例のOVP基準電圧生成部10は、複数のOVP基準電圧を生成する。OVP基準電圧生成部10は、DC−DCコンバータ100の動作状態に応じたOVP基準電圧を選択して出力する。OVP基準電圧生成部10は、出力するOVP基準電圧を、予め定められた第1基準電圧に切り替えた場合に、第1基準電圧を所定の増加率で徐々に増加させてよい。本例において増加率とは、単位時間当たりに増加する電圧値を指す。
例えば、何らかの理由でFB電圧がPWM基準電圧より小さい所定の判定電圧以下となった場合、スイッチング制御部70は、FB電圧がPWM基準電圧に近づくように、出力部200の出力電圧を上昇させる。このとき、OVP基準電圧生成部10は、予め定められた初期値の第1基準電圧を、OVP基準電圧として出力する。そして、OVP基準電圧生成部10は、出力電圧の上限値として機能する第1基準電圧を徐々に増加させることで、出力電圧が急激に変化することを防ぐ。これにより、出力電圧のオーバーシュート等を防止する。
図2は、OVP基準電圧生成部10の構成例を示す図である。本例のOVP基準電圧生成部10は、第1基準電圧生成部31、第2基準電圧生成部32、第3基準電圧生成部33、切替部40、監視部26、増加率制御部24、第1基準電圧比較部28、放電制御部30、カウンタ36およびカウンタ38を有する。
第1基準電圧生成部31は、所定の増加率で徐々に増加する第1基準電圧を生成する。第1基準電圧の初期値は、PWM基準電圧より小さい。PWM基準電圧は例えば5V程度であり、第1基準電圧の初期値は1V程度であってよい。本例の第1基準電圧生成部31は、第1基準電圧の増加率として、第1の増加率および第2の増加率のいずれかを選択する。第1基準電圧生成部31は、増加率選択部12、容量素子20および放電スイッチ22を有する。
容量素子20は、電荷を蓄積することで第1基準電圧を生成する。本例の容量素子20は、増加率選択部12が出力する電流によって充電される。本例の容量素子20は、VREF端子およびSR端子の間に設けられる。第1基準電圧生成部31は、SR端子の電圧を第1基準電圧として出力する。VREF端子には、第1基準電圧の初期値に相当する電圧が印加される。本例においてVREF端子に印加される電圧は、1.2Vである。
増加率選択部12は、定電流源14、スイッチ16および抵抗18を有する。定電流源14は予め定められた一定の電流を生成する。スイッチ16および抵抗18は、定電流源14とは並列に設けられる。スイッチ16および抵抗18は互いに直列に接続される。スイッチ16がオフ状態の場合、増加率選択部12は定電流源14が生成した電流を出力する。スイッチ16がオン状態の場合、増加率選択部12は、定電流源14が生成した電流と、抵抗18に応じた電流との和電流を出力する。
つまり増加率選択部12は、スイッチ16の状態に応じて、容量素子20を充電する電流の大きさを切り替える。これにより、第1基準電圧の増幅率を切り替えることができる。本例では、スイッチ16がオン状態の場合に第1基準電圧は第1の増加率で上昇し、スイッチ16がオフ状態の場合に第1基準電圧は第1の増加率よりも小さい第2の増加率で上昇する。
スイッチ22は、容量素子20と並列に設けられる。スイッチ22がオン状態になると容量素子20の両端が電気的に接続されるので、容量素子20が放電して第1基準電圧が低下する。
第1基準電圧比較部28は、FB電圧と第1基準電圧とを比較する。増加率制御部24は、第1基準電圧がFB電圧以下の場合にはスイッチ16をオン状態に制御して、第1基準電圧がFB電圧より大きい場合にはスイッチ16をオフ状態に制御する。つまり、第1基準電圧がFB電圧以下の場合には第1基準電圧は第1の増加率で上昇し、第1基準電圧がFB電圧より大きい場合には第1基準電圧は第1の増加率より小さい第2の増加率で上昇する。なお、ここでは第1基準電圧比較部28が出力する比較結果に応じて、増加率制御部24がスイッチ16を制御し、第1の増加率と第2の増加率を選択する形態について述べたが、第1基準電圧がFB電圧より大きいことを第1基準電圧比較部28が一度検出した後には、第1基準電圧が第2の増加率で上昇するように増加率を固定する形態を取ることもできる。当該増加率の固定は、OVP基準電圧が第1基準電圧から他の基準電圧に切り替わるまで継続してよい。
第2基準電圧生成部32は、第1基準電圧とは異なる第2基準電圧を生成する。本例の第2基準電圧生成部32は、PWM基準電圧より大きい第2基準電圧を生成する。また、第2基準電圧は、第1基準電圧の初期値より大きい。第2基準電圧は、PWM基準電圧より1%から10%程度大きくてよい。本例の第2基準電圧は5.2Vである。第3基準電圧生成部33は、第2基準電圧より大きい第3基準電圧を生成する。本例の第3基準電圧は5.5Vである。
監視部26は、FB電圧が予め定められた電圧範囲内に含まれたか否かを判定する。本例の監視部26は、FB電圧が所定の判定電圧より大きいか否かを判定する。判定電圧は、PWM基準電圧より小さい電圧である。例えば判定電圧は3V程度である。監視部26は、FB電圧が判定電圧以下の場合にH論理を示し、FB電圧が判定電圧より大きい場合にはL論理を示すイネーブル信号を出力する。
上述した増加率制御部24は、イネーブル信号に更に基づいてスイッチ16を制御してよい。本例の増加率制御部24は、イネーブル信号がH論理であり、且つ、第1基準電圧がFB電圧以下の場合に、スイッチ16をオン状態に制御する。他の場合には、増加率制御部24はスイッチ16をオフ状態に制御する。
切替部40は、監視部26が出力するイネーブル信号、および、カウンタ36が出力する信号に基づいて、第1基準電圧、第2基準電圧および第3基準電圧のいずれかを選択して、OVP基準電圧として出力する。本例の切替部40は、第1基準電圧を選択する第1スイッチ42、第2基準電圧を選択する第2スイッチ44、および、第3基準電圧を選択する第3スイッチ46を有する。
切替部40は、イネーブル信号がH論理の場合、第1スイッチ42をオン状態、第2スイッチ44および第3スイッチ46をオフ状態にして第1基準信号を選択する。また、切替部40は、イネーブル信号がH論理からL論理に遷移した場合、第2スイッチ44をオン状態、第1スイッチ42および第3スイッチ46をオフ状態にして第2基準電圧を選択する。
切替部40は、第2スイッチ44をオン状態にしてから所定の期間が経過するまで、FB電圧がOVP基準電圧より大きくならない場合、第3スイッチ46をオン状態、第1スイッチ42および第2スイッチ44をオフ状態に制御して、第3基準電圧を選択する。当該所定の期間は、OVP比較部76の出力に基づいて、カウンタ36が計測する。このような制御により、切替部40は基準電圧を選択する。
放電制御部30は、イネーブル信号、OVP比較部76の出力、および、カウンタ38の出力に基づいて、スイッチ22を制御する。例えば放電制御部30は、イネーブル信号がL論理になった場合、スイッチ22をオン状態に制御して、第1基準電圧を初期値に戻す。すなわち、放電制御部30は、切替部40が第1基準電圧以外の基準電圧を選択する場合、第1基準電圧を初期値に戻す。
また、放電制御部30は、イネーブル信号がH論理であって、且つ、OVP基準電圧がFB電圧以上であり、且つ、OVP基準電圧がFB電圧以上の期間が所定期間以上継続した場合、スイッチ22をオン状態に制御する。すなわち、放電制御部30は、切替部40が第1基準電圧を選択している状態において、OVP基準電圧がFB電圧以上である期間が所定期間以上継続した場合、スイッチ22をオン状態に制御して、第1基準電圧を減少させる。これにより、何らかの理由で出力電圧が上昇できない場合に、第1基準電圧だけが上昇して、第1基準電圧と出力電圧との乖離が大きくなることを防ぐ。当該所定期間は、OVP比較部76の出力に基づいて、カウンタ38が計測する。
図3は、DC−DCコンバータ100の動作例を示す図である。図3では、FB電圧およびOVP基準電圧を示す。図3の横軸は時間を示し、縦軸は電圧レベルを示す。本例では、時刻T1において、FB電圧が判定電圧以下になった場合を説明する。時刻T1より前は、FB電圧が判定電圧より大きいので、監視部26が出力するイネーブル信号はL論理である。この場合、切替部40は第1基準電圧以外の基準電圧を選択しているが、図3では省略している。
時刻T1においてイネーブル信号がH論理に遷移すると、切替部40は第1基準電圧を選択する。また、増加率制御部24はスイッチ16をオン状態にして、第1の増加率で第1基準電圧(すなわちOVP基準電圧)を増加させる。
時刻T2において、OVP基準電圧(すなわち第1基準電圧)がFB電圧より大きくなると、第1基準電圧比較部28の出力が切り替わり、増加率制御部24はスイッチ16をオフ状態に制御する。これにより、第1基準電圧(すなわちOVP基準電圧)は第1の増加率より小さい第2の増加率で増加する。
OVP比較部76は、FB電圧とOVP基準電圧とを比較する。スイッチング制御部70は、FB電圧がOVP基準電圧より大きい場合に出力電圧を低下させ、FB電圧がOVP基準電圧以下の場合に出力電圧を増大させる。このため、FB電圧はOVP基準電圧を基準に増減を繰り返す。ただし、OVP基準電圧(第1基準電圧)が徐々に増大するので、FB電圧(すなわち出力電圧)もOVP基準電圧に沿って徐々に増大する。
なお、スイッチング制御部70は、FB電圧がOVP基準電圧以下の場合に、PWM制御部90からのスイッチング制御信号に基づいて出力部200を制御してよい。FB信号が、PWM基準電圧より小さいので、PWM制御部90は出力電圧を増大させる方向の制御信号を出力する。また、スイッチング制御部70は、FB電圧がOVP基準電圧以下の場合に、一定の増加率で出力信号を増加させるように出力部200を制御してもよい。
このような制御により、出力電圧を増加させる場合に、所定の増加率で徐々に増加させることができる。また、PWM誤差増幅器84の出力も徐々に変動させることができる。従って、時刻T3において制御方式が切り替わっても、出力電圧のオーバーシュート等を低減することができる。また、負荷300に入力する電圧の急激な変動を低減することができる。
FB電圧が上昇してPWM基準電圧に近づき、時刻T3においてFB電圧が判定電圧以上になる。切替部40は、時刻T3において第2基準電圧を選択する。なお、放電制御部30は、時刻T3においてスイッチ22をオン状態にして、第1基準電圧を初期値に戻す。第2基準電圧は、PWM基準電圧より大きく、第3基準電圧より小さい一定電圧である。
スイッチング制御部70は、FB電圧がOVP基準電圧(第2基準電圧)以下の場合にPWM制御部90からの制御信号に基づいて出力部200を制御する。また、FB電圧がOVP基準電圧より大きくなると、スイッチング制御部70は出力電圧を低下させる。
切替部40は、第2基準電圧を選択している状態で、FB電圧がOVP基準電圧を超えない状態が所定の期間継続した場合に、第2基準電圧より大きい第3基準電圧を選択する。図3の例では、時刻T4において切替部40は第3基準電圧を選択する。第3基準電圧は、DC−DCコンバータ100または負荷300を過電圧から保護するために設定される基準電圧である。
このように、時刻T3において、OVP基準電圧を第2基準電圧に上昇させ、その後、FB電圧が安定してからOVP基準電圧を第3基準電圧に上昇させることで、時刻T3後における出力電圧のオーバーシュートを防ぐことができる。時刻T3において、OVP基準電圧が徐々に上昇する第1基準電圧から、一定値の第2基準電圧に変化する。時刻T3においては、FB電圧はPWM目標電圧に達していないので、PWM誤差増幅器84は、FB電圧とPWM目標電圧との差に応じた誤差信号を出力する。このときOVP基準電圧が高すぎると、出力電圧にオーバーシュートが生じやすい。本例では、OVP基準電圧を段階的に引き上げることで、出力電圧を安定させることができる。
また、切替部40は、第2基準電圧を選択している状態で、PWM誤差増幅器84の出力が予め定められた値以下になった場合に、OVP基準電圧を第3基準電圧に上昇させてもよい。このような動作によっても、FB電圧が安定してからOVP基準電圧を第3基準電圧に上昇させることができる。
本例の制御回路110によれば、出力電圧を目標電圧まで上昇させる場合に、過電圧保護用の基準電圧を変化させることで、出力電圧の急激な変化を防ぐことができる。また、出力電圧が目標電圧の近傍まで上昇した場合に、基準電圧を段階的に引き上げることで、出力電圧のオーバーシュート等を防ぐことができる。なお図3においては、出力電圧が何らかの理由で低下した後に、目標電圧まで上昇させる例を説明したが、例えばDC−DCコンバータ100の電源投入時に出力電圧を目標電圧まで上昇させる場合も、同様に動作することができる。
図4は、DC−DCコンバータ100の他の動作例を示す図である。本例では、時刻T5においてFB電圧が判定電圧以下となる。そして、時刻T6においてOVP基準電圧(第1基準電圧)が、FB電圧以上になる。ただし本例では、時刻T6を過ぎても出力電圧が上昇しない例を説明する。この場合、第1基準電圧生成部31は、予め定められた時間範囲においてOVP比較部76の出力が一定(本例ではL論理)の場合に、第1基準電圧をFB電圧に相当する電圧に設定する。つまり、第1基準電圧生成部31は、OVP基準電圧がFB電圧以上である期間が所定期間継続した場合に、第1基準電圧をFB電圧に相当する電圧まで低下させる。
本例では、放電制御部30は、OVP比較部76の出力がH論理からL論理に遷移してから、OVP比較部76の出力がL論理を維持する期間を、カウンタ38を用いて計測する。当該期間が所定値となった場合に、スイッチ22をオン状態に制御する。放電制御部30は、スイッチ22をオン状態に制御した後、OVP比較部76の出力がH論理に遷移した場合に、スイッチ22をオフ状態に制御する。このような制御により、出力電圧が何らかの理由で増加しない場合であっても、図3に示すように、OVP基準電圧がFB電圧に対して大きくなりすぎるのを防ぐことができる。
本例では、時刻T7において出力電圧が一定電圧となるが、まだ増加できない場合を示す。時刻T7の後も、放電制御部30は、OVP基準電圧がFB電圧から乖離しないように、第1基準電圧の増減を繰り返させる。時刻T8において、出力電圧が増加し始めた後は、OVP基準電圧およびFB電圧は図3の時刻T2以降と同様に変化する。
このような制御により、何らかの原因で出力電圧が増加できない場合であっても、当該原因が取り除かれ、出力電圧が増加できるようになるまで、OVP基準電圧とFB電圧との乖離を防ぐことができる。このため、出力電圧が増加できるようになった場合に、出力電圧が急激に上昇することを防ぐことができる。
図5は、第1基準電圧生成部31の他の構成例を示す図である。本例の第1基準電圧生成部31は、デジタルカウンタ部48およびDAコンバータ50を有する。デジタルカウンタ部48は、所定の周期の入力クロックを受け取る。
デジタルカウンタ部48は、入力クロックの所定の設定周期毎に、所定値ずつ増加するデジタル値を出力する。また、デジタルカウンタ部48は、増加率制御部24からの信号に応じて当該設定周期を変化させることで、デジタル値の出力周期を変化させる。これにより、デジタルカウンタ部48が出力するデジタル信号の傾きが変化する。DAコンバータ50は、デジタルカウンタ部48が出力するデジタル信号をアナログ信号に変換し、第1基準電圧として出力する。このような構成によっても、第1基準電圧の増加率を変化させることができる。
また、デジタルカウンタ部48は、放電制御部30からの信号に応じて、出力するデジタル値を減少させる。このような構成によって、第1基準電圧を減少させることができる。
図6は、放電制御部30を制御する他の構成例を示す図である。本例の制御回路110は、比較部52を更に備える。放電制御部30は、図2に示した入力情報に加え、比較部52の出力信号に更に基づいてスイッチ22を制御する。
比較部52は、FB電圧を所定の増幅率で増幅した増幅FB電圧と、第1基準電圧とを比較する。増幅FB電圧は、例えばFB電圧の1.1倍程度である。放電制御部30は、第1基準電圧を徐々に増加させる場合において、スイッチ22のオン/オフを繰り返させる。放電制御部30は、第1基準電圧が、増幅FB電圧よりも大きい場合にスイッチ22をオン状態にし、第1基準電圧が増幅FB電圧以下の場合にスイッチ22をオフ状態にする。このような制御によっても、第1基準電圧を徐々に増加させることができる。
図7は、PWM制御部90の構成例を示す図である。本例のPWM制御部90は電流モードでPWM制御を行う。PWM制御部90は、位相補償素子部92、ランプ波生成部93、減算器95、電流検出部96および比較部98を有する。
位相補償素子部92は、コイル206およびコンデンサ208において生じる、PWM誤差増幅器84の出力の位相遅れを補償する。ランプ波生成部93は、位相補償素子部92が出力する電圧信号のスロープ補償を行うランプ波を生成する。減算器95は、当該電圧信号からランプ波成分を減算する。なお、ここではランプ波生成部93が生成するランプ波成分を、位相補償素子部92が出力する電圧信号から減算する形態について述べたが、ランプ波成分を電流検出部96が出力する電流値に加算する形態を取ることもできる。
電流検出部96は、コイル206に流れる電流を検出する。比較部98は、電流検出部96が出力する電流値と、減算器95が出力する信号値を比較して、比較結果に応じた論理値を出力する。スイッチング制御部70は、比較部98が出力する論理値に応じてスイッチ202およびスイッチ204を制御する。
図8は、PWM制御部90の構成例を示す図である。本例のPWM制御部90は電圧モードでPWM制御を行う。PWM制御部90は、位相補償素子部92、ランプ波生成部94および比較部97を有する。
位相補償素子部92は、図7に示した位相補償素子部92と同一である。ランプ波生成部94は、所定の周期のランプ波を生成する。比較部97は、位相補償素子部92が出力するPWM誤差信号と、ランプ波とを比較し、比較結果に応じた論理値を出力する。なお、PWM制御部90の構成は、図7または図8に示した構成に限定されない。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10・・・OVP基準電圧生成部、12・・・増加率選択部、14・・・定電流源、16・・・スイッチ、18・・・抵抗、20・・・容量素子、22・・・スイッチ、24・・・増加率制御部、26・・・監視部、28・・・第1基準電圧比較部、30・・・放電制御部、31・・・第1基準電圧生成部、32・・・第2基準電圧生成部、33・・・第3基準電圧生成部、36、38・・・カウンタ、40・・・切替部、42・・・第1スイッチ、44・・・第2スイッチ、46・・・第3スイッチ、48・・・デジタルカウンタ部、50・・・DAコンバータ、52・・・比較部、70・・・スイッチング制御部、72、74・・・バッファ、76・・・OVP比較部、78・・・過電流保護回路、80、82・・・フィードバック分圧抵抗、84・・・PWM誤差増幅器、88・・・PWM基準電圧生成部、90・・・PWM制御部、92・・・位相補償素子部、93、94・・・ランプ波生成部、95・・・減算器、96・・・電流検出部、97、98・・・比較部、100・・・DC−DCコンバータ、110・・・制御回路、200・・・出力部、202、204・・・スイッチ、206・・・コイル、208・・・コンデンサ、300・・・負荷

Claims (16)

  1. 入力電圧を昇圧または降圧した出力電圧を出力するDC−DCコンバータであって、
    OVP基準電圧を生成するOVP基準電圧生成部と、
    前記OVP基準電圧と、前記出力電圧に対応するフィードバック電圧とを比較するOVP比較部と、
    前記OVP比較部の出力に基づいて前記出力電圧を生成する出力部と
    を備え、
    前記OVP基準電圧生成部は、
    複数の基準電圧を生成する基準電圧生成部と、
    前記OVP基準電圧として、前記複数の基準電圧のうちいずれの基準電圧を出力するかを切り替える切替部と
    を有し、
    前記基準電圧生成部は、前記OVP基準電圧が予め定められた第1基準電圧に切り替わったときに、前記第1基準電圧を予め定められた増加率で徐々に上昇させるDC−DCコンバータ。
  2. 前記OVP基準電圧生成部は、前記フィードバック電圧を監視し、前記フィードバック電圧が予め定められた電圧範囲内に含まれたか否かに応じた監視信号を出力する監視部を更に有し、
    前記切替部は、前記監視信号に応じて前記複数の基準電圧のいずれかを選択する
    請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  3. 前記基準電圧生成部は、前記OVP基準電圧が前記第1基準電圧に切り替わったときに、前記第1基準電圧を第1の増加率で上昇させた後に前記第1の増加率よりも小さい第2の増加率で上昇させる請求項1または2に記載のDC−DCコンバータ。
  4. 前記基準電圧生成部は、
    前記第1基準電圧と前記フィードバック電圧を比較する第1基準電圧比較部を含み、
    前記第1基準電圧比較部の出力に応じて、前記第1基準電圧の増加率を前記第1の増加率から前記第2の増加率に切り替える請求項3記載のDC−DCコンバータ。
  5. 前記基準電圧生成部は、予め定められた時間範囲において前記OVP比較部の出力が一定の場合に、前記第1基準電圧を前記フィードバック電圧に相当する電圧に設定する請求項1から4のいずれか一項に記載のDC−DCコンバータ。
  6. 前記基準電圧生成部は、電荷を蓄積することで前記第1基準電圧を生成する容量素子を含み、
    一定電流で前記容量素子に電荷を蓄積することで、前記第1基準電圧を徐々に上昇させる請求項1から5のいずれか一項に記載のDC−DCコンバータ。
  7. 前記基準電圧生成部は、デジタルカウンタ部とDAコンバータを含み、
    前記デジタルカウンタ部は、前記第1基準電圧の増加率に応じた周期で、予め定められた値ずつ増加するデジタル値を出力する
    請求項1から5のいずれか一項に記載のDC−DCコンバータ。
  8. PWM基準電圧を生成するPWM基準電圧生成部と、
    前記フィードバック電圧と前記PWM基準電圧が入力されるPWM誤差増幅器と、
    前記OVP比較部および前記PWM誤差増幅器の出力に基づいて前記出力部を制御するスイッチング制御部と、
    をさらに備え、
    前記基準電圧生成部は、前記PWM基準電圧より大きい第2基準電圧を更に生成し、
    前記切替部は、前記フィードバック電圧が予め定められた判定電圧より大きくなった場合に、前記OVP基準電圧を前記第1基準電圧から前記第2基準電圧に切り替える
    請求項1から7のいずれか一項に記載のDC−DCコンバータ。
  9. 前記基準電圧生成部は、前記第2基準電圧より大きい第3基準電圧を更に生成し、
    前記切替部は、前記OVP基準電圧が前記第2基準電圧の場合において、予め定められた期間、前記フィードバック電圧が前記第2基準電圧を超えない場合に、前記OVP基準電圧を前記第3基準電圧に切り替える
    請求項8に記載のDC−DCコンバータ。
  10. 前記基準電圧生成部は、前記第2基準電圧より大きい第3基準電圧を更に生成し、
    前記切替部は、前記OVP基準電圧が前記第2基準電圧の場合において、前記PWM誤差増幅器の出力が予め定められた範囲内になった場合に、前記OVP基準電圧を前記第3基準電圧に切り替える
    請求項8に記載のDC−DCコンバータ。
  11. 出力電圧を生成するDC−DCコンバータの制御回路であって、
    OVP基準電圧を生成するOVP基準電圧生成部と、
    前記OVP基準電圧と、前記出力電圧に対応するフィードバック電圧とを比較して、後段回路を制御する制御信号を出力するOVP比較部と、
    を備え、
    前記OVP基準電圧生成部は、
    複数の基準電圧を生成する基準電圧生成部と、
    前記OVP基準電圧として、前記複数の基準電圧のうちいずれの基準電圧を出力するかを切り替える切替部と
    を有し、
    前記基準電圧生成部は、前記OVP基準電圧が予め定められた第1基準電圧に切り替わったときに、前記第1基準電圧を予め定められた増加率で徐々に上昇させるDC−DCコンバータの制御回路。
  12. 前記OVP基準電圧生成部は、前記フィードバック電圧を監視し、前記フィードバック電圧が予め定められた電圧範囲内に含まれたか否かに応じた監視信号を出力する監視部を更に有し、
    前記切替部は、前記監視信号に応じて前記複数の基準電圧のいずれかを選択する
    請求項11に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
  13. 前記基準電圧生成部は、前記OVP基準電圧が前記第1基準電圧に切り替わったときに、前記第1基準電圧を、第1の増加率で上昇させた後に前記第1の増加率よりも小さい第2の増加率で上昇させる請求項11または12に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
  14. 出力電圧を生成するDC−DCコンバータのOVP基準電圧を生成する基準電圧生成回路であって、
    複数の基準電圧を生成する基準電圧生成部と、
    前記OVP基準電圧として、前記複数の基準電圧のうちいずれの基準電圧を出力するかを切り替える切替部と
    を有し、
    前記基準電圧生成部は、前記OVP基準電圧が予め定められた第1基準電圧に切り替わったときに、前記第1基準電圧を予め定められた増加率で徐々に上昇させるDC−DCコンバータの基準電圧生成回路。
  15. 前記DC−DCコンバータの出力電圧に対応するフィードバック電圧を監視し、前記フィードバック電圧が予め定められた電圧範囲内に含まれたか否かに応じた監視信号を出力する監視部を更に有し、
    前記切替部は、前記監視信号に応じて前記複数の基準電圧のいずれかを選択する
    請求項14に記載のDC−DCコンバータの基準電圧生成回路。
  16. 前記基準電圧生成部は、前記OVP基準電圧が前記第1基準電圧に切り替わったときに、前記第1基準電圧を、第1の増加率で上昇させた後に前記第1の増加率よりも小さい第2の増加率で上昇させる
    請求項14または15に記載のDC−DCコンバータの基準電圧生成回路。
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