JP2016220390A - 磁石埋込型ロータ及び磁石埋込型ロータの製造方法 - Google Patents

磁石埋込型ロータ及び磁石埋込型ロータの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】磁石の腐食を抑制することができる。【解決手段】ロータ10は、貫通孔13を有するロータコア11と、貫通孔13に挿入された磁石20と、貫通孔13の内部に充填された絶縁材料からなる固定材30と、を備えている。磁石20における挿入方向Aの前端面23には、絶縁材料からなる前側突部25が形成されており、磁石20の表面全体が絶縁材料からなる前側突部25、後側突部26、第1連結突部27、第2連結突部28及び固定材30によって覆われることとなり、磁石20の表面が外部に露出しない。【選択図】図2

Description

本発明は、磁石埋込型ロータ及びその製造方法に関する。
従来、例えばハイブリッド自動車などには、磁石埋込型ロータ(以下、ロータと略称する。)を備えた電動機が搭載されている。こうした電動機のロータは、貫通孔を有するロータコアと、同貫通孔に挿入された永久磁石(以下、単に磁石と称する。)と、同貫通孔の内部に充填された絶縁材料からなる固定材とを備えている。
こうしたロータの製造方法としては以下の方法がある(例えば特許文献1参照)。すなわち、図9に示すように、下型241に載置されたロータコア211の貫通孔213に磁石220が挿入される。そして、下型241及び上型243によって貫通孔213の開口214,215が閉じられ、且つ磁石220の下端面が下型241の突起部242によって支持された状態で、貫通孔213に連通するノズル244を通じて固定材としての溶融樹脂が貫通孔213の内部に充填される。こうした方法によれば、図10に示すように、磁石220は、貫通孔213の内部において浮いた状態で固定材230によって固定される。
また、特許文献2に記載のロータの製造方法においては、ロータコアを構成する複数枚のコア板のうちロータコアの軸線方向の一端面に位置するコア板に、磁石の一端面を支持する支持部が形成される。これにより、磁石の一端面がロータコアの一端面よりも内側に位置した状態で固定材によって固定される。
特開2002−34187号公報 特開2008−109777号公報
ところで、図10に示すロータ210の場合、磁石220の表面のうち突起部242によって支持されていた部分には、固定材230が形成されず、固定材230には孔231が形成されることとなる。そのため、磁石220の表面が外部に露出することとなり、磁石220の表面に熱水などが触れることで磁石220に腐食が生じるおそれがある。
また、特許文献2に記載のロータの場合、ロータコアを構成する複数枚のコア板のうち上記支持部を有するコア板の形状は他のコア板の形状と異なることとなる。そのため、ロータの磁束が上記支持部によって阻害されやすくなり、電動機の性能低下の一因となる。また、複数種類の形状のコア板が必要になるため、電磁鋼板から複数種類の形状のコア板をプレスにより打ち抜く工程が複雑になるといった問題も生じる。
本発明の目的は、磁石の腐食を抑制することのできる磁石埋込型ロータを提供することにある。また、磁石の腐食を抑制することができるロータを容易に製造することのできる磁石埋込型ロータの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するための磁石埋込型ロータは、貫通孔を有するロータコアと、前記貫通孔に挿入された磁石と、前記貫通孔の内部に充填された絶縁材料からなる固定材と、を備え、前記磁石における挿入方向の一端面には、絶縁材料からなる突部が形成されている。
同構成によれば、突部を有する磁石の一端面がロータコアの一端面よりも内側に位置するとともに、磁石の表面全体がいずれも絶縁材料からなる突部及び固定材によって覆われることとなる。このため、磁石の表面が外部に露出しない。したがって、磁石の表面が水などに触れることを回避することができ、磁石の腐食を抑制することができる。
また、上記目的を達成するための磁石埋込型ロータの製造方法は、磁石の一端面に絶縁材料からなる突部を形成する第1工程と、ロータコアを貫通する貫通孔に前記磁石を挿入する第2工程と、前記貫通孔の一方の開口を型により閉塞するとともに同型に前記突部を突き当てた状態で前記貫通孔の他方の開口から前記貫通孔の内部に前記磁石を固定するための絶縁材料からなる固定材を充填する第3工程と、を備える。
同方法によれば、まず、磁石の一端面に突部が形成される。続いて、ロータコアを貫通する貫通孔に磁石が挿入される。続いて、貫通孔の一方の開口を型により閉じるとともに同型に上記突部を突き当てた状態で貫通孔の他方の開口から固定材が充填される。このため、突部を有する磁石の一端面がロータコアの一端面よりも内側に位置するとともに、磁石の表面全体がいずれも絶縁材料からなる突部及び固定材によって覆われることとなり、磁石の表面が外部に露出しない。したがって、磁石の表面が水などに触れることを回避することができ、磁石の腐食を抑制することができる。よって、磁石の腐食を抑制することができるロータを容易に製造することができる。
本発明によれば、磁石の腐食を抑制することができる。また、磁石の腐食を抑制することができるロータを容易に製造することができる。
磁石埋込型ロータの一実施形態について、ロータの斜視図。 図1の2−2線に沿った断面図。 図2の3−3線に沿った断面図。 同実施形態における突部が一体形成された磁石の斜視図。 同実施形態における突部が一体形成された磁石について、(a)は第2側面の正面図、(b)は第1側面の正面図、(c)は前端面の正面図。 (a)は、同実施形態の突部成形型の断面図、(b)は、(a)の6b−6b線に沿った断面図。 (a)〜(c)は同実施形態におけるロータの製造工程を示す断面図。 変形例におけるロータについて磁石を中心とした断面図。 従来のロータの製造工程を示す断面図。 従来のロータについて磁石を中心とした断面図。
以下、図1〜図7を参照して、磁石埋込型ロータ及び磁石埋込型ロータの製造方法を電動機のロータ10として具体化した一実施形態について説明する。
図1〜図3に示すように、ロータ10は、円筒状をなすロータコア11を備えている。ロータコア11には、軸線方向に沿って同ロータコア11を貫通する複数の貫通孔13が形成されている。複数の貫通孔13は周方向に互いに間隔をおいて形成されている。ロータコア11は、中心孔を有する円板状のコア板12を複数枚積層することにより形成されている。また、各コア板12は電磁鋼板をプレスにより打ち抜くことにより形成されている。
図2及び図3に示すように、貫通孔13には、平板状の永久磁石(以下、単に磁石20と称する。)が挿入されている。
すなわち、図4及び図5(a)〜図5(c)に示すように、磁石20は、一対の第1側面21及び同第1側面21よりも幅の広い第2側面22を有している。
磁石20の挿入方向Aの前端面23には、絶縁材料からなり、前端面23の長手方向Bの全体にわたって延びる前側突部25が形成されている。磁石20の後端面24には、絶縁材料からなり、後端面24の長手方向Bの全体にわたって延びる後側突部26が形成されている。磁石20の一対の第1側面21には、絶縁材料からなり、挿入方向Aに沿って延びるとともに前側突部25の両端と後側突部26の両端とをそれぞれ連結する一対の第1連結突部27が形成されている。したがって、これら突部25,26,27は全体として環状をなしている。
これら突部25,26,27の幅は前端面23、後端面24、及び第1側面21の幅よりもそれぞれ小さくされている。また、これら突部25,26,27は前端面23、後端面24、及び第1側面21の幅方向の中央にそれぞれ位置している。
また、磁石20の一対の第2側面22には、絶縁材料からなり、磁石20における挿入方向Aに直交する断面の長手方向Bの全体にわたって延びる複数の第2連結突部28が形成されている。各第2側面22には、第2連結突部28が挿入方向Aに互いに間隔をおいて2つ形成されている。各第2連結突部28の長手方向Bの両端は第1連結突部27に連結されている。したがって、これら連結突部27,28は全体として環状をなしている。各第2連結突部28は挿入方向Aにおける中央位置に近づくほど、突出量が大きくされており、貫通孔13の内壁に向けて先細状をなしている。
本実施形態では、これら突部25〜28が液晶ポリマーによって形成されている。また、これら突部25〜28の突出量は例えば100μm〜200μmである。
図1〜図3に示すように、貫通孔13の内部には、絶縁材料からなる固定材30が充填されている。固定材30は上記突部25〜28と同一の液晶ポリマーによって形成されている。
図2に示すように、前側突部25の先端は、挿入方向Aにおいて固定材30の下端面と同じ位置にある。後側突部26は、固定材30の上端面よりも下方に位置しており、固定材30に埋没している。また、図2及び図3に示すように、各第2連結突部28の先端は、貫通孔13の内壁に当接している。
次に、図6を参照して、磁石20に突部25〜28を一体形成する突部成形型50の構成及び同突部成形型50を用いて磁石20の表面に突部25〜28を形成する手順について説明する。
図6(a),(b)に示すように、突部成形型50は下型51及び上型53を備えている。下型51の上面及び上型53の下面には、磁石20を収容する収容凹部52,54がそれぞれ形成されている。収容凹部52,54の内側面には、前側突部25、後側突部26、及び第1連結突部27を成形するためのキャビティ55が全周にわたってそれぞれ凹設されている。また、収容凹部52,54の底面には、第2連結突部28を成形するためのキャビティ56,57がそれぞれ凹設されている。これらキャビティ55,56,57は図示しない部分で互いに連通している。また、下型51及び上型53には、キャビティ55と図示しない樹脂供給通路とを連通するランナ58が形成されている。
こうした突部成形型50を用いて突部25〜28を成形する際には、まず、下型51の収容凹部52の内部に磁石20が載置され、続いて下型51と上型53とが型閉じされる。これにより、収容凹部52,54の内部に磁石20が収容される。そして、図示しない樹脂供給通路から溶融状態の液晶ポリマーがランナ58を通じてキャビティ55,56,57に供給される。このようにして、磁石20の表面に突部25〜28が形成される(第1工程)。
次に、図7を参照して、固定材成形型40を用いて固定材30を充填する手順について説明する。
図7(a)に示すように、まず、下型41にロータコア11が載置される。これにより、貫通孔13の下側の開口14が下型41によって閉じられる。続いて、突部25〜28が一体化された磁石20が、貫通孔13の上側の開口15を通じて、前側突部25を下方に向けて挿入される(第2工程)。そして、下型41の上面に前側突部25が突き当てられる。
続いて、図7(b),(c)に示すように、上型43によって貫通孔13の上側の開口15が閉じられる。そして、貫通孔13の上側の開口15に連通するノズル44を通じて溶融状態の液晶ポリマーが貫通孔13の内部に充填される(第3工程)。このとき、図7(c)に示すように、各第1連結突部27と貫通孔13の内壁との間には間隙が存在するため、同間隙を通じて、貫通孔13の内壁と磁石20との間に形成される空間全体に固定材30が充填される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
前側突部25を有する磁石20の前端面23がロータコア11の一端面よりも内側に位置するとともに、磁石20の表面全体がいずれも絶縁材料からなる前側突部25及び固定材30によって覆われることとなるため、磁石20の表面が外部に露出しない。したがって、磁石20の表面が水などに触れることを回避することができ、磁石20の腐食を抑制することができる。
以上説明した本実施形態に係る磁石埋込型ロータ及び磁石埋込型ロータの製造方法によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)磁石20における挿入方向Aの前端面23には、絶縁材料からなり、ロータコア11の一端面に位置する前側突部25が形成されている。
こうした構成によれば、磁石20の表面が水などに触れることを回避することができ、磁石20の腐食を抑制することができる。
また、特許文献2に記載のロータとは異なり、コア板12には磁石20を支持する部位が形成されていないため、ロータ10の磁束が阻害されることもない。
(2)前側突部25は、磁石20における前端面23の長手方向Bの全体にわたって延びている。
こうした構成によれば、貫通孔13内において磁石20が傾くことが前側突部25によって適切に抑制される。したがって、挿入方向Aにおける磁石20の位置決めを確実に行なうことができる。
(3)磁石20の挿入方向Aにおける後端面24には、同後端面24の長手方向Bの全体にわたって延びる後側突部26が形成されている。磁石20の一対の第1側面21には、前側突部25の両端と後側突部26の両端とをそれぞれ連結する一対の第1連結突部27が形成されている。
こうした構成によれば、前側突部25、後側突部26、及び一対の第1連結突部27が全体として環状をなしているため、各突部25〜27の剛性が高められるとともに、磁石20から各突部25〜27が剥がれにくくなる。したがって、磁石20に対して前側突部25を安定して固定することができる。
また、上記構成によれば、貫通孔13の内壁に磁石20の第1側面21が直接接触することが適切に阻止されることから、磁石20が貫通孔13の内壁に接触することによる渦電流の発生を適切に阻止することができ、渦電流損による電動機の性能低下を抑制することができる。
(4)磁石20の各第2側面22には、絶縁材料からなる第2連結突部28が形成されている。
こうした構成によれば、貫通孔13の内壁に磁石20の第2側面22が直接接触することが適切に阻止される。したがって、磁石20が貫通孔13の内壁に接触することによる渦電流の発生を適切に阻止することができ、渦電流損による電動機の性能低下を抑制することができる。
(5)第2連結突部28は貫通孔13の内壁に当接している。
こうした構成によれば、第2連結突部28が貫通孔13の内壁に当接することによって、挿入方向Aに直交する方向における磁石20の位置決めを緻密に行なうことができる。このため、各貫通孔13の内部における所定の位置に各磁石20を固定することができる。したがって、ロータ10の動的アンバランスを低減することができる。
(6)第2連結突部28は、磁石20における挿入方向Aに直交する断面の長手方向Bの全体にわたって延びている。
こうした構成によれば、貫通孔13内において磁石20が傾くことを第2連結突部28によって適切に抑制することができる。したがって、貫通孔13の内壁に磁石20の第2側面22が直接接触することを一層適切に抑制することができる。
また、上記構成によれば、第2連結突部28の両端が各第1連結突部27に連結されており、これら連結突部27,28は全体として環状をなしている。このため、これら連結突部27,28の剛性が高められるとともに、磁石20から第2連結突部28が剥がれにくくなる。
(7)第2連結突部28は挿入方向Aにおいて互いに間隔をおいて複数形成されている。このため、各第2連結突部28の挿入方向Aにおける長さを短くしながらも、挿入方向Aに直交する方向における磁石20の位置決めを適切に行なうことができる。
(8)第2連結突部28は貫通孔13の内壁に向けて先細状をなしている。
こうした構成によれば、第2連結突部28と貫通孔13の内壁との接触面積が小さくなるため、貫通孔13に磁石20を挿入する際の摺動抵抗を小さくすることができる。したがって、貫通孔13に対して磁石20を容易に挿入することができる。
(9)ロータ10の製造方法は、磁石20の前端面23に絶縁材料からなる前側突部25を形成する第1工程、及びロータコア11を貫通する貫通孔13に磁石20を挿入する第2工程を備えている。また、ロータ10の製造方法は、貫通孔13の一方の開口14を下型41により閉塞するとともに下型41に前側突部25を突き当てた状態で貫通孔13の他方の開口15から貫通孔13の内部に磁石20を固定するための絶縁材料からなる固定材30を充填する第3工程を備えている。
こうした方法によれば、磁石20の腐食を抑制することのできるロータ10を容易に製造することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・磁石20に形成される突部25〜28や、固定材30を例えばエポキシ樹脂などの液晶ポリマー以外の絶縁樹脂によって形成することもできる。
・磁石20に形成される突部25〜28と固定材30とを互いに異なる材料によって形成することもできる。
・第2連結突部28を断面円弧状にすることもできる。また、第2連結突部28は先細形状をなすものに限定されず、例えば断面矩形状をなすものであってもよい。
・図8に示すように、同図の右側の第2側面22に形成される第2連結突部128の数を1つにすることもできる。この場合、同図の左側の第2側面22に形成された2つの第2連結突部128の間に位置するように第2連結突部128を設けることが好ましい。
・第2連結突部28、すなわち第2突部を長手方向Bにおいて部分的に形成することもできる。この場合、第2突部は第1連結突部27に連結されていなくともよい。
・第2連結突部28の少なくとも1つが貫通孔13の内壁に当接していないものであってもよい。
・第2連結突部28を省略することもできる。
・例えば磁石20の前端面23の幅全体(短手方向全体)にわたって前側突部25を形成することもできる。
・後側突部26を省略したり、あるいは第1連結突部27を省略したりしてもよい。
・前側突部25を長手方向Bにおいて部分的に形成することもできる。
・ロータ10を発電機のロータとして具体化することもできる。
10…ロータ、11…ロータコア、12…コア板、13…貫通孔、14,15…開口、20…磁石、21…第1側面、22…第2側面、23…前端面(一端面)、24…後端面(他端面)、25…前側突部(第1突部)、26…後側突部、27…第1連結突部、28,128…第2連結突部(第2突部)、30…固定材、40…固定材成形型、41…下型、43…上型、44…ノズル、50…突部成形型、51…下型、52…収容凹部、53…上型、54…収容凹部、55,56,57…キャビティ、58…樹脂供給通路。

Claims (9)

  1. 貫通孔を有するロータコアと、
    前記貫通孔に挿入された磁石と、
    前記貫通孔の内部に充填された絶縁材料からなる固定材と、を備え、
    前記磁石における挿入方向の一端面には、絶縁材料からなる突部が形成されている、
    磁石埋込型ロータ。
  2. 前記磁石は平板状をなしており、
    前記突部は、前記磁石における前記一端面の長手方向の全体にわたって延びている、
    請求項1に記載の磁石埋込型ロータ。
  3. 前記突部を前側突部とするとき、
    前記磁石における前記一端面とは反対側の他端面には、同他端面の長手方向の全体にわたって延びる後側突部が形成され、
    前記磁石の一対の側面には、前記前側突部の両端と前記後側突部の両端とをそれぞれ連結する一対の連結突部が形成されている、
    請求項2に記載の磁石埋込型ロータ。
  4. 前記突部を第1突部とするとき、
    前記磁石の側面には、絶縁材料からなる第2突部が形成されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の磁石埋込型ロータ。
  5. 前記第2突部は前記貫通孔の内壁に当接している、
    請求項4に記載の磁石埋込型ロータ。
  6. 前記磁石は平板状をなしており、
    前記第2突部は、前記磁石における挿入方向に直交する断面の長手方向の全体にわたって延びている、
    請求項4または請求項5に記載の磁石埋込型ロータ。
  7. 前記第2突部は前記挿入方向において互いに間隔をおいて複数形成されている、
    請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載の磁石埋込型ロータ。
  8. 前記第2突部は前記貫通孔の内壁に向けて先細状をなしている、
    請求項4〜請求項7のいずれか一項に記載の磁石埋込型ロータ。
  9. 磁石の一端面に絶縁材料からなる突部を形成する第1工程と、
    ロータコアを貫通する貫通孔に前記磁石を挿入する第2工程と、
    前記貫通孔の一方の開口を型により閉塞するとともに同型に前記突部を突き当てた状態で前記貫通孔の他方の開口から前記貫通孔の内部に前記磁石を固定するための絶縁材料からなる固定材を充填する第3工程と、を備える、
    磁石埋込型ロータの製造方法。
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