JP2016220085A - 補聴器の適合測定装置並びにこれを用いた試用支援方法 - Google Patents

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【課題】補聴器の試用乃至は利用を決断させるにあたっての心理的な抵抗感を払拭することのできる、新規な補聴器の適合測定装置並びにこれを用いた試用支援方法を開発することを技術課題とした。【解決手段】弾性的に左右の自由端間隔を拡げられるようにした弧状のヘッドバンド2に対し、その各自由端に柔軟なアダプタパッド3を設けてヘッドフォン型に全体を構成するとともに、前記アダプタパッド3に補聴器5を取り付けるようにしたことを特徴として成る。【選択図】図1

Description

本発明は、補聴器を使用開始するにあたり、装着への抵抗感を解消することのできる補聴器の適合測定装置並びにこれを用いた使用支援方法に関するものである。
加齢に伴う聴力の衰えを補うものとして、補聴器が用いられている。この補聴器の使用にあたっては、視力低下を補う眼鏡の装着に比べ、心理的な抵抗感もあって、本来装着により日常生活の質的向上を図り得る人であっても現状を甘受し、未利用となっている場合も少なくない。
その大きな理由としては、第一に、聴力低下が徐々に進行することから、その間に日常生活での聞こえにくさに対する慣れが生じ、積極的に利用することの決断がされないことが挙げられる。
第二に、補聴器の利用を開始しようとして、販売店舗での助言を求めた場合でも、試用する補聴器の形状と利用者毎に個々に異なる耳穴の形状とが合わないことも多く、このようなときにはスピーカからの音声が漏れてしまったりして、充分な性能、機能を体感できず、補聴器そのものに対して否定的な印象を持ってしまうことが挙げられる。
更にこのように試用に供される補聴器は不特定多数の来店者に対し、直接着用されるものであり、その都度、表面の清拭がされているとはいえ、利用者によっては不快に感ずる向きもある。
そして補聴器を選ぶ場合で最も煩わしく感ずることは、耳掛けタイプ(例えば特許文献1参照)に多く見られるが、補聴器を装着すること自体が不慣れなため、手間取ってしまうことが挙げられる。
このように補聴器利用の必要性が生じたとしても、積極的な利用がためらわれ、また購入の意向を持って店舗に赴いたとしても、購入の動機付けを妨げるような状況が多くあり、眼鏡の購入に比べ、その購入の決断の阻害要因が多く存在する。
特開2013−115800公報
本発明はこのような状況を考慮して成されたものであって、補聴器の試用乃至は利用を決断させるにあたっての心理的な抵抗感を払拭することのできる、新規な補聴器の適合測定装置並びにこれを用いたビジネスモデルとも解される試用支援方法を開発することを技術課題とした。
まず請求項1記載の補聴器の適合測定装置は、弾性的に左右の自由端間隔を拡げられるようにした弧状のヘッドバンドに対し、その各自由端に柔軟なアダプタパッドを設けてヘッドフォン型に全体を構成するとともに、前記アダプタパッドに補聴器を取り付けるようにしたことを特徴として成るものである。
また請求項2記載の補聴器の適合測定装置は、前記要件に加え、前記アダプタパッドは、外側と内側とを貫通する導音孔を具え、この導音孔の外側に補聴器のスピーカを保持するようにしたことを特徴として成るものである。
更にまた請求項3記載の補聴器の適合測定装置は、前記要件に加え、前記アダプタパッドは、パッド本体と、これと別体の接続ブラケットとを具えて構成され、この接続ブラケットに対し、スピーカホルダを保持するための嵌込孔を内外貫通状態に形成するとともに、ここに嵌め込まれるスピーカホルダは、柔軟な素材で形成され、外側にスピーカのホルダパッドを有するとともに、前記嵌込孔に挿入される導音チューブを内側に向かって延長形成したものであることを特徴として成るものである。
更にまた請求項4記載の補聴器の適合測定装置は、前記要件に加え、前記アダプタパッドは、外側に耳の一部を模した係止部を形成し、ここに耳掛けタイプの補聴器における本体部を係止するようにしたことを特徴として成るものである。
また請求項5記載の補聴器の適合測定装置を用いた試用支援方法は、前記請求項1、2、3または4記載の補聴器の適合測定装置を用い、補聴器の利用助言を行うにあたり、利用者毎に適合する補聴器の選択を行い易いように支援する方法であって、前記補聴器の適合測定装置を予め複数基用意し、各補聴器の適合測定装置に装着されている補聴器は、それぞれ聴力感度を異ならせ、利用者は補聴器の適合測定装置を、ヘッドフォンを着用する要領で順次試用し、適合した補聴器を選び出すようにしたことを特徴として成るものである。
そしてこれら各請求項記載の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
まず請求項1または5記載の発明によれば、補聴器の適合測定装置がヘッドフォン型に構成されているから、利用者による装着、試用が行い易く、結果的に補聴器の利用促進に資するものである。
また請求項2または5記載の発明によれば、導音孔からのスピーカ音を正確に聞き取ることができる。
更に請求項3または5記載の発明によれば、スピーカホルダを別体構成するものであり、補聴器の形状により適合させることが可能となる。
更にまた請求項4または5記載の発明によれば、耳掛けタイプの補聴器を試用する際に、そのセットを係止部を利用して確実に行うことができる。
本発明の適合測定装置の使用状態を示す斜視図並びにアダプタパッド周辺の分解斜視図である。 耳掛け型の補聴器を示す斜視図(a)、(b)並びに一体型の補聴器を示す斜視図(c)である。 パッド本体を外側から見た斜視図(a)並びに内側から見た斜視図(b)である。 接続ブラケットを示す平面図(a)、斜視図(b)並びに一体型の補聴器が接続ブラケットに組み付けられている様子を示す斜視図(c)である。 スピーカホルダを示す斜視図である。 耳掛け型の補聴器がアダプタパッドに組み付けられるとともに、導音チューブが使用者の外耳道内に進入した形態を示す断面図(a)及び導音チューブが使用者の外耳道内に進入していない形態を示す断面図(b)並びに一体型の補聴器がアダプタパッドに組み付けられるとともに、導音チューブが使用者の外耳道内に進入した形態を示す断面図(c)及び導音チューブが使用者の外耳道内に進入していない形態を示す断面図(d)である。
本発明を実施するための形態は、以下述べる実施例をその一つとするものであるとともに、この技術思想に基づく種々の改良した実施例も含むものである。
以下本発明を図1〜6に示す基本となる構成に基づいて具体的に説明する。
図中符号1で示すものが本発明の補聴器の適合測定装置(以下、適合測定装置1と略記する)であって、このものは弾性的に左右の自由端間隔を広げられるようにした弧状のヘッドバンド2に対し、その各自由端に柔軟なアダプタパッド3を設けてヘッドフォン型に全体を構成するとともに、このアダプタパッド3に補聴器5を取り付けるようにしたものである。
なお本願において、左右、内外、前後とは、適合測定装置1を装着した状態の利用者から見た方向を意味するものとする。
先ず適合測定装置1の詳細な説明に先立ち、補聴器5について概略を説明する。
補聴器5は図2に示すように、いわゆる耳掛け型の補聴器5Aと、一体型の補聴器5Bとの二つのタイプが代表的なものである。
耳掛け型の補聴器5Aは図2(a)、(b)に示すように、スピーカ51と本体部52とが別体で構成され、スピーカ51を利用者の外耳道内に位置するように装着し、本体部52は耳介の裏側等に位置するものである。そして前記本体部52側にマイクロフォン、電池、ボリュームコントローラ等が内臓され、操作スイッチが表面に形成されている。
また本体部52とスピーカ51とを結ぶ配線は、適宜樹脂によってコーティングされて所定の形状を維持することができるようにされ、この部位が耳掛部53として機能する。
次に一体型の補聴器5Bは、全体を利用者の耳穴に装着するものであり、図2(c)に示すように一体の本体部52内にスピーカ51をはじめとする各種機能部材が収められている。具体的には、図示は省略するが、マイクロフォン、電池、ボリュームコントローラ等が内臓され、操作スイッチが表面に形成されている。
また前記スピーカ51は、外耳道内に位置する部位に埋め込まれた状態とされるが、スピーカ51自体は耳掛け型の補聴器5Aと同様に短寸のスティック状の形状が採られることが多い。
因みに前記耳掛け型の補聴器5Aにしろ、一体型の補聴器5Bにしろ、いずれにせよ外耳道内に位置する部位の形状は、個々の利用者の外耳道形状にしたがって、その外形形状を異ならせる、いわば注文製作的な供給形態が採られている。
すなわち耳掛け型の補聴器5Aの場合、図2(a)に示すようにスピーカ51には、装着者の外耳道から型取りして形成されたイヤーチップ51aが装着されるものであり、このものが外耳道と密接して音漏れや外来ノイズの混入を防止することが可能とされる。
なお図2(b)に示すようにイヤーチップ51aをシリコンゴム等の柔軟な素材によって形成する場合には、使用者の外耳道から型取りすることなくイヤホン様の汎用品とした場合でも、このものが変形して外耳道と密接して音漏れや外来ノイズの混入を防止することが可能となる。
なお前記耳掛部53の最適形状も利用者毎に異なるものであり、その形状についても装着者の耳介に合わせてものとしてもよい。
また一体型の補聴器5Bの場合、スピーカ51周辺のボディは、外耳道に挿入状態とされるものであり、この部位を装着者の外耳道から型取りして形成することにより、このものが外耳道と密接して音漏れや外来ノイズの混入を防止することが可能となる。
次いで本発明の適合測定装置1について詳しく説明する。
まず前記ヘッドバンド2は図1に示すように、弧状に湾曲して弾性的に左右の自由端間隔を広げられるようにしたバンド本体21に対し、その自由端にハンガーホルダ22が固定される。このハンガーホルダ22は、アダプタパッド3を支持するハンガー23を保持するものである。
またこのハンガー23は、図示のようにロッド部23aと、その下端に二股状の回動支持部23bとを具えており、前記ロッド部23aが、ハンガーホルダ22における嵌込スリット22aに差し込まれるようにして保持される。なおロッド部23aは、適宜の長さを有するものであり、その嵌込位置により、利用者毎にアダプタパッド3の最適な位置を選べるように構成している。
次に前記アダプタパッド3は図3に示すように、パッド本体30と、これに一体的に組み込まれる別部材の接続ブラケット31と、この接続ブラケット31を利用して取り付けられるスピーカホルダ32との三部材で構成される。
まずパッド本体30は、柔軟な合成ゴム等の素材で形成したものであって、内側中央部に耳あて凹部30aが凹陥するように形成され、更にその外側に遮音フランジ30bが形成される。更に耳あて凹部30aの中央には、外側から内側に貫通する接続ブラケット嵌込孔30cを形成している。
また耳あて凹部30aの外側には耳の一部の形状を模した係止部30dを突出形成し、ここに耳掛けタイプの補聴器5Bにおける耳掛部53を係止することができるように構成している。
また前記接続ブラケット31は図4に示すように、比較的硬質の樹脂素材等により構成されるものであり、その外側にハンガー受部31aを前後一対、ブラケット状に張り出すように形成する。このハンガー受部31aは前記ヘッドバンド2におけるハンガー23の回動支持部23bと回動自在に接続される。
更に接続ブラケット31は、その中央部に、概ねすり鉢状(外広がりテーパー状)の凹陥部である嵌込孔31bを形成し、嵌込孔31bの底部から更に内側に貫通するように導音チューブ挿入孔31cが形成される。
次に接続ブラケット31に取り付けられるスピーカホルダ32について説明する。このスピーカホルダ32は一例としてシリコンゴム等の柔軟素材によって形成されるものであり、図5に示すようにスピーカ51を差し込み固定するホルダパッド32aを外側に具え、その中心には保持孔32bが形成されている。またホルダパッド32aの内側に一例として椀状の係止フランジ32cが設けられ、更に係止フランジ32cから内側に導音チューブ32dが延びる。この導音チューブ32d内の導音孔32eは前記保持孔32bと連通し、内側に向かって貫通状態となっている。
このようなスピーカホルダ32は、耳掛け型の補聴器5Aを適用する場合に用いられるものであり、ホルダパッド32a自体が変形するため、例えばスピーカ51の形状が異なる場合であっても、ある程度の範囲であれば単一のホルダパッド32aによって対応することができる。更にはスピーカホルダ32と接続ブラケット31とを別体構成するものであるため、スピーカ51の形状が大きく異なる場合であっても、適合したスピーカホルダ32を用意することにより、アダプタパッド3を構成するパッド本体30、接続ブラケット31を共用することが可能となる。このため例えば異なるメーカの補聴器5Aであっても、接続ブラケット31への装着が可能となる。
そして接続ブラケット31にスピーカホルダ32を取り付けるものであり、導音チューブ挿入孔31cに対して導音チューブ32dを挿入し、その先端が内側に突出した状態とする。このような形態が採られることにより、利用者が適合測定装置1を装着した状態で、パッド本体30が耳介全体を覆うとともに、図6(a)に示すように、導音チューブ32dの先端が利用者の外耳道内に進入した状態となる。
なお接続ブラケット31にスピーカホルダ32を取り付ける際には、嵌込孔31bが概ねすり鉢状(外広がりテーパー状)の凹陥部として形成されているため、嵌込孔31bに挿入される導音チューブ32dの先端は自然に導音チューブ挿入孔31cに導かれることとなり、組み付けを容易に行うことができる。
なおこのような外耳道内への導音チューブ32dの進入を好まない利用者向けに、図6(b)に示すように、導音チューブ32dを導音チューブ挿入孔31cから内側に突出させない形態も取り得る。
一方、一体型の補聴器5Bを適用する場合には、図4(c)に示すように前記接続ブラケット31の嵌込孔31bに対し、本体部52のスピーカ51周辺が嵌め込まれるものであり、嵌込孔31b内に柔軟なゴム素材等を設けることによりホルダパッド32aを形成し、このホルダパッド32aが接続ブラケット31と一体に形成されるようにしたものである。このような構成が採られることにより、本体部52の形状、大きさが異なる場合であっても、ある程度の範囲であればホルダパッド32aの変形によって許容されることとなり、大多数の補聴器5Bを接続ブラケット31へ装着することが可能となる。
またこの場合図6(c)に示すように、導音チューブ挿入孔31cに対して導音チューブ32dを設けるとともに、その先端が利用者の外耳道内に進入するような形態が採られる。
なお図6(d)に示すように、導音チューブ32dを設けることなく、導音チューブ挿入孔31cに導音孔32eと同様の機能を担わせるような使用形態も取り得る。
本発明の適合測定装置1は一例として上述のように構成されるものであり、次の様にして補聴器5の試用支援に用いられる。
まず適合測定装置1は、例えば補聴器5の販売店舗等において、利用者たる客に対し、適切な補聴器5が選択できるように、例えば聴力の度合いに応じた感度や周波数特性を有するものをそれぞれ三種類ほど、別々の適合測定装置1として用意しておくことが好ましい。
具体的には耳掛け型の補聴器5Aの場合、図1に示すように補聴器5Aの本体部52を、係止部30dを利用してパッド本体30に取り付けるとともに、イヤーチップ51aが取り外されたスピーカ51を、スピーカホルダ32の保持孔32bに差し込むようにして取り付ける。
なお本発明の適合測定装置1は、いわばヘッドフォン型の形態を採るから、左右それぞれのアダプタパッド3に対して取り付ける補聴器5は、同じ感度のものでもよいし、異なる感度のものであってもよく、更には異なる形式や異なるメーカーのものであってもよい。
このようにした状態で適合測定装置1は試用に供されるものであり、利用者は、ヘッドフォンを装着する要領で比較的簡易に補聴器5のスピーカ51を装着状態とすることができ、聞こえ具合を確認することができる。このため利用者は、補聴器5を直接装着する場合に比べ、はるかに装着に対する抵抗感が無く、しかも何種類かを容易に変えて試すことができる。
一方、販売店側は利用者による聞こえ具合から、最適な補聴器5の利用助言を行うことができ、利用者毎に異なる聞こえにくさに応じた補聴器5の選択が円滑に行われることとなる。
この際、利用者の外耳道は遮音フランジ30bによって外部と遮断されており、更に導音チューブ32dが利用者の外耳道内に進入した状態となるため、補聴器5Aのスピーカ51が外耳道に挿入された状態とほぼ同様の状態が再現されており、補聴器5Aの選択にあたっての判断が、極めて正確に行われることとなる。
一方、一体型の補聴器5Bを用いる場合、嵌込孔31b内に一体的に設けられたスピーカホルダ32の柔軟性を利用して、一体型の補聴器5Bを嵌め込むようにして、用いるものである。
この場合であっても、利用者の外耳道は遮音フランジ30bによって外部と遮断されており、更に導音チューブ32dが利用者の外耳道内に進入した状態となるため、補聴器5Bのスピーカ51が外耳道に挿入された状態とほぼ同様の状態が再現されており、補聴器5Bの選択にあたっての判断が、正確に行われることとなる。
〔他の実施例〕
本発明は上述した実施例を基本となる実施例とするものであるが、本発明の技術思想に基づいて以下に示す様な実施例を採ることもできる。
まず上述した基本となる実施例では、アダプタパッド3は、パッド本体30と、接続ブラケット31と、スピーカホルダ32とをそれぞれ別体部材で構成しているが、これらは必ずしも別体部材とする必要はない。具体的には、パッド本体30に対し、適宜の構造でハンガー23を取り付けることができれば接続ブラケット31は不要であるし、更にスピーカホルダ32もパッド本体30の形状いかんで用いなくてもよい。
1 (補聴器の)適合測定装置

2 ヘッドバンド
21 バンド本体
22 ハンガーホルダ
22a 嵌込スリット
23 ハンガー
23a ロッド部
23b 回動支持部

3 アダプタパッド
30 パッド本体
30a 耳あて凹部
30b 遮音フランジ
30c 接続ブラケット嵌込孔
30d 係止部

31 接続ブラケット
31a ハンガー受部
31b 嵌込孔
31c 導音チューブ挿入孔

32 スピーカホルダ
32a ホルダパッド
32b 保持孔
32c 係止フランジ
32d 導音チューブ
32e 導音孔

5 補聴器
5A 補聴器(耳掛型)
5B 補聴器(一体型)
51 スピーカ
51a イヤーチップ
52 本体部
53 耳掛部

Claims (5)

  1. 弾性的に左右の自由端間隔を拡げられるようにした弧状のヘッドバンドに対し、
    その各自由端に柔軟なアダプタパッドを設けてヘッドフォン型に全体を構成するとともに、
    前記アダプタパッドに補聴器を取り付けるようにしたことを特徴とする補聴器の適合測定装置。
  2. 前記アダプタパッドは、外側と内側とを貫通する導音孔を具え、この導音孔の外側に補聴器のスピーカを保持するようにしたことを特徴とする請求項1記載の補聴器の適合測定装置。
  3. 前記アダプタパッドは、パッド本体と、これと別体の接続ブラケットとを具えて構成され、
    この接続ブラケットに対し、スピーカホルダを保持するための嵌込孔を内外貫通状態に形成するとともに、
    ここに嵌め込まれるスピーカホルダは、柔軟な素材で形成され、外側にスピーカのホルダパッドを有するとともに、前記嵌込孔に挿入される導音チューブを内側に向かって延長形成したものであることを特徴とする請求項1または2記載の補聴器の適合測定装置。
  4. 前記アダプタパッドは、外側に耳の一部を模した係止部を形成し、
    ここに耳掛けタイプの補聴器における本体部を係止するようにしたことを特徴とする請求項1、2または3記載の補聴器の適合測定装置。
  5. 前記請求項1、2、3または4記載の補聴器の適合測定装置を用い、補聴器の利用助言を行うにあたり、利用者毎に適合する補聴器の選択を行い易いように支援する方法であって、
    前記補聴器の適合測定装置を予め複数基用意し、
    各補聴器の適合測定装置に装着されている補聴器は、それぞれ聴力感度を異ならせ、
    利用者は補聴器の適合測定装置を、ヘッドフォンを着用する要領で順次試用し、適合した補聴器を選び出すようにしたことを特徴とする補聴器の適合測定装置を用いた試用支援方法。
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