JP2016219899A - 撮像装置、撮像方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決める。
【解決手段】制御部18は、撮影環境としての明るさが所定の範囲(3<Lv<12)にあり、かつフリッカが検出される場合、あるいは明るさが所定の範囲外(Lv<3)にある場合には、撮影条件としてフリッカ対策用プログラム線図を選択し、当該フリッカ対策用プログラム線図に従ってISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。制御部18は、明るさが所定の範囲外(Lv>12)にある場合、又は明るさが所定の範囲(3<Lv<12)であってもフリッカが検出されない場合には、撮影条件として高速シャッター用プログラム線図を選択し、当該高速シャッター用プログラム線図に従ってISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置、撮像方法、及びプログラムに関する。
従来より、ローリングシャッター方式を採用したカメラにおいては、フリッカを検出するためにシャッタースピードを遅くし、掃き出した画素列において輝度差(フリッカ)があれば、これを回避するシャッタースピードとISO感度との組み合わせを撮影条件として設定する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−257043号公報
しかしながら、従来技術では、例えば明るさ等が安定しない撮影環境下においては、逐次取り込んだ画像を解析しても、その撮影環境においてフリッカが存在するか否かの判断が困難になり、フリッカの影響を避けるために露光時間を長くするような撮影条件を設定しても、画像ブレが生じやすくなるという問題があった。
そこで本発明は、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めるようにすることを目的とする。
この発明に係る撮像装置は、撮影環境が安定しているか否かを判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により前記撮影環境が安定していると判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する設定手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明に係る撮像方法は、撮影環境が安定しているか否かを判断する判断ステップと、この判断ステップで前記撮影環境が安定していると判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する設定ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明に係るプログラムは、撮像装置のコンピュータを、撮影環境が安定しているか否かを判断する判断機能、この判断機能により前記撮影環境が安定していると判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する設定機能、として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めることができる。
本発明の実施形態によるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態で用いるフリッカ対策用プログラム線図(50Hz)の一例を示す概念図である。 本第3実施形態で用いるフリッカ対策用プログラム線図(60Hz)の一例を示す概念図である。 本第3実施形態で用いる高速シャッター用プログラム線図の一例を示す概念図である。 本第3実施形態で用いる三脚使用撮影用プログラム線図(50Hz)の一例を示す概念図である。 本第3実施形態で用いる三脚使用撮影用プログラム線図(60Hz)の一例を示す概念図である。 本第3実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態によるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。図1において、本実施形態のデジタルカメラ1は、表示部を備えていないデジタルカメラである。デジタルカメラ1は、所定の無線通信(無線LAN(WiFi)や、Bluetooth(登録商標))を用いて、スマートフォンや、タブレット端末などからなる情報端末との間でペアリング(無線接続認識)を構築する。
デジタルカメラ1は、情報端末で起動したカメラ操作専用アプリケーション(プログラム)によって遠隔操作(静止画/動画の撮影開始、停止、動作モードの設定、ズーミング、撮影条件の設定、撮影画像(撮影動画)の閲覧などの操作を含む)される。
なお、デジタルカメラ1は、ユーザが把持、もしくは三脚などに設置して撮影する一般的な形状でも、人体に装着するような形状や、光学系(レンズ)と撮像素子(CCD)、無線通信を行う通信手段など、画像を撮像する最小限の構成からなる形態であってもよい。
デジタルカメラ1は、撮像部10、画像処理部11、キー入力部12、無線通信部13、プログラムメモリ14、メモリ15、外部記憶媒体16、ジャイロセンサ17、及び制御部18を備えている。撮像部10は、光学レンズ群からなるレンズブロックと、CCDや、CMOSなどの撮像素子からなり、レンズブロックから入った画像を撮像素子によりデジタル信号に変換して出力する。
画像処理部11は、撮影された画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理、重畳合成処理、フィルタ処理や、フリッカ検出処理、動き検出処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やM−JPEG形式又はMPEG形式の圧縮・伸張)の処理、撮像画像のトリミングや撮像画像のデジタルズームなどの処理などを行う。
キー入力部12は、シャッタキー、ズームキー、モードキー、ムービー記録開始/終了キー、電源オンオフキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号を出力する。無線通信部13は、例えば、Bluetooth(登録商標)を用いて、外部機器(表示部を備える電子機器、例えば、スマートフォンや、タブレット端末など)との間で静止画データ/動画データなどを送受信する。
プログラムメモリ14は、後述する制御部18により実行されるプログラムや動作等に必要とされる各種パラメータなどを記憶している。メモリ15は、撮像部10によって撮像された静止画データ/動画データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、後述する制御部18がプログラムを実行した際のワーキングメモリとして使用される。外部記憶媒体16は、マイクロSDカード、SDカード等の記憶媒体からなり、撮影後の静止画ファイル/動画ファイルを記憶する。
ジャイロセンサ17は、携帯電話装置の筐体(端末筐体)の変位を検出するセンサであり、前後・左右方向(略水平方向)、上下方向(略鉛直方向)の加速度ベクトルを検出可能な3軸タイプのセンサである。制御部18は、ジャイロセンサ17による検出結果に基づいて撮影時に端末筐体が動いているか否か(三脚などで固定されているか、手持ち固定であるか否か)を判断する。
制御部18は、上述したプログラムメモリ14に記憶されているプログラムを実行することで各部の動作を制御する。特に、本実施形態では、制御部18は、撮影環境としての明るさLvが所定の範囲(例えば、3〜12)にあり、かつフリッカが検出される場合には、撮影条件としてフリッカ対策用プログラム線図を選択し、当該選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
ここで、フリッカ対策用プログラム線図とは、撮影環境の一つである明るさLvに対して、フリッカが発生しない適切な撮影条件となるISO感度とシャッタースピードの組み合わせ(絞り:F2.8固定)をテーブル化したものである。制御部18は、撮影する際に、明るさLvや、デジタルカメラ1の固定方法(手持ちでの把持、或いは三脚等を使用して固定)、被写体の動きなどに基づいて、対応するISO感度とシャッタースピードの組み合わせを取得して撮影条件として設定する。
また、制御部18は、撮影環境としての明るさLvが所定の範囲外(Lv<3)にある場合には、撮影環境が暗い故、ISO感度を上げても限界が生じるので、シャッタースピードを遅くして明るい画像を取得するための撮影条件を設定する。この場合はフリッカの有無に関係なく、結果的には撮影条件としてフリッカ対策用プログラム線図を選択し、当該選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
また、制御部18は、撮影環境としての明るさLvが所定の範囲外(Lv>12)にある場合、又は明るさLvが所定の範囲(3≦Lv≦12)であってもフリッカが検出されない場合には、撮影条件として高速シャッター用プログラム線図を選択し、当該選択した高速シャッター用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
ここで、高速シャッター用プログラム線図とは、フリッカ対策用プログラム線図と同様に、明るさLvに対して、適切な撮影条件となるISO感度とシャッタースピードの組み合わせ(絞り:F2.8固定)をテーブル化したものである。フリッカ対策用プログラム線図と異なる点は、フリッカの発生を抑制することを目的とするのではなく、被写体ブレ(手振れ)などが生じないよう高速なシャッタースピードで撮影するように、ISO感度とシャッタースピードとが対応付けられていることにある。
A−2.第1実施形態の動作
次に、第1実施形態の動作について説明する。
図2は、本第1実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。制御部18は、まず、撮影環境の明るさLvが12より大きいか否かを判断する(ステップS10)。そして、撮影環境の明るさLvが12以下の場合には(ステップS10のNO)、制御部18は、撮影環境の明るさLvが3より小さいか否かを判断する(ステップS12)。
そして、撮影環境の明るさLvが3以上と判断した場合(ステップS12のNO)、すなわち、撮影環境の明るさLvが3〜12の所定の範囲内であると判断した場合には、制御部18は、フリッカ検出処理を実行し(ステップS14)、フリッカが検出されたか否かを判断する(ステップS16)。そして、フリッカが検出されたと判断した場合には(ステップS16のYES)、制御部18は、フリッカを抑制するためにフリッカ対策用プログラム線図を選択し(ステップS18)、選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS22)。その後、当該処理を終了する。
一方、撮影環境の明るさLvが3未満であると判断した場合には(ステップS12のYES)、制御部18は、撮影環境が暗い故、ISO感度を上げても限界が生じるので、シャッタースピードを遅くして明るい画像を取得するための撮影条件を設定する。シャッタースピードを遅くするという撮影条件は、フリッカの影響が出にくい撮影条件とも言えるので、この場合はフリッカ検出処理を実行することなくフリッカ対策用プログラム線図を選択し(ステップS18)、選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS22)。その後、当該処理を終了する。
一方、撮影環境の明るさLvが12より大きいと判断した場合(ステップS10のYES)、又は撮影環境の明るさLvが3〜12の所定の範囲内であってもフリッカが検出されなかったと判断した場合には(ステップS16のNO)、制御部18は、フリッカを抑制する必要がないので、被写体ブレ(手振れ)の抑制を優先して高速シャッター用プログラム線図を選択し(ステップS20)、選択した高速シャッター用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS22)。その後、当該処理を終了する。
上述した第1実施形態によれば、撮影環境としての明るさLvが3〜12の所定の範囲内にあった場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定するようにしたので、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めることができる。
また、上述した第1実施形態によれば、撮影環境としての明るさLvが3〜12の所定の範囲にあり、かつフリッカを検出したと判断した場合でも、フリッカを抑制する撮影条件を設定するようにしたので、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めることができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、デジタルカメラ1の構成は、図1と同じであるので説明を省略する。
本第2実施形態では、制御部18は、撮影環境としての明るさLvが3〜12の所定の範囲にあり、かつフリッカが検出されると判断した場合には、第1実施形態と同様に、撮影条件としてフリッカ対策用プログラム線図を選択し、当該選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
また、制御部18は、撮影環境としての明るさLvが所定の範囲外(Lv<3)にあると判断した場合には、第1実施形態と同様に、撮影環境が暗い故、ISO感度を上げても限界が生じるので、シャッタースピードを遅くして明るい画像を取得するための撮影条件を設定する。この場合はフリッカの有無に関係なく、結果的には撮影条件としてフリッカ対策用プログラム線図を選択し、当該選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
また、制御部18は、明るさLvが3〜12の所定の範囲内であってもフリッカが検出されないと判断した場合には、第1実施形態と同様に、撮影条件として高速シャッター用プログラム線図を選択し、当該選択した高速シャッター用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
更に、制御部18は、撮影環境としての明るさLvが所定の範囲外(Lv>12)にあると判断した場合には、被写体の動きを検出する動き検出処理を実行し、動きが検出されないと判断した場合には、撮影条件としてフリッカ対策用プログラム線図を選択し、当該選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。一方、制御部18は、被写体の動きが検出されたと判断した場合には、撮影条件として高速シャッター用プログラム線図を選択し、当該選択した高速シャッター用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
次に、本第2実施形態の動作について説明する。
図3は、本第2実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。制御部18は、まず、撮影環境の明るさLvが12より大きいか否かを判断する(ステップS30)。そして、撮影環境の明るさLvが12以下と判断した場合には(ステップS30のNO)、制御部18は、撮影環境の明るさLvが3より小さいか否かを判断する(ステップS32)。
そして、撮影環境の明るさLvが3以上と判断した場合(ステップS32のNO)、すなわち、撮影環境の明るさLvが3〜12の間であると判断した場合には、制御部18は、フリッカ検出処理を実行し(ステップS34)、フリッカが検出されたか否かを判断する(ステップS36)。そして、フリッカが検出されたと判断した場合には(ステップS36のYES)、制御部18は、フリッカを抑制するためにフリッカ対策用プログラム線図を選択し(ステップS42)、選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS46)。その後、当該処理を終了する。
一方、明るさLvが3〜12と判断した場合であってもフリッカが検出されないと判断した場合には(ステップS36のNO)、フリッカを抑制する必要がないので、制御部18は、被写体ブレ(手振れ)の抑制を優先して高速シャッター用プログラム線図を選択し(ステップS44)、選択した高速シャッター用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS46)。その後、当該処理を終了する。
一方、撮影環境の明るさLvが3未満であると判断した場合には(ステップS32のYES)、撮影環境が暗い故、ISO感度を上げても限界が生じるので、シャッタースピードを遅くして明るい画像を取得するための撮影条件を設定する。シャッタースピードを遅くするという撮影条件は、フリッカの影響が出にくい撮影条件とも言えるので、この場合はフリッカ検出処理を実行することなくフリッカ対策用プログラム線図を選択し(ステップS42)、選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS46)。その後、当該処理を終了する。
一方、撮影環境の明るさLvが12より大きいと判断した場合には(ステップS30のYES)、制御部18は、画像処理によって被写体の動きを検出する動き検出処理を実行し(ステップS38)、被写体の動きが検出されたか否かを判断する(ステップS40)。そして、被写体の動きが検出されないと判断した場合には(ステップS40のNO)、制御部18は、フリッカ対策用プログラム線図を選択し(ステップS42)、選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS46)。その後、当該処理を終了する。
一方、被写体の動きが検出されたと判断した場合には(ステップS40のYES)、制御部18は、被写体ブレ(手振れ)の抑制を優先して高速シャッター用プログラム線図を選択し(ステップS44)、選択した高速シャッター用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS46)。その後、当該処理を終了する。
上述した第2実施形態によれば、撮影環境としての明るさLvが3〜12の所定の範囲にあった場合に、撮影環境が安定しているか否かも判断し、その判断結果に基づいてフリッカを抑制する撮影条件を設定するようにしたので、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めることができる。
また、上述した第2実施形態によれば、撮影環境としての明るさLvが3〜12の所定の範囲にあり、かつフリッカを検出したと判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定するようにしたので、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めることができる。
また、上述した第2実施形態によれば、被写体の動きが検出されないと判断した場合に、撮影環境が安定していると判断し、フリッカを抑制する撮影条件を設定するようにしたので、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めることができる。
また、上述した第2実施形態によれば、被写体の動きが検出されたと判断した場合には、高速シャッタースピードで撮影する撮影条件を設定するようにしたので、被写体ブレ(手振れ)のない画像を撮影することができる。
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
なお、デジタルカメラ1の構成は、図1と同じであるので説明を省略する。
本第3実施形態では、制御部18は、撮影環境としての明るさLvが3〜12の所定の範囲にあり、かつフリッカが検出されたと判断された場合には、第1、第2実施形態と同様に、撮影条件としてフリッカ対策用プログラム線図を選択し、当該選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
また、制御部18は、明るさLvが3〜12の所定の範囲内であってもフリッカが検出されないと判断した場合には、デジタルカメラ1が三脚等に固定されているか否かを判断し、三脚等に固定されていると判断した場合には、撮影条件として三脚使用撮影用プログラム線図を選択しISO感度、シャッタースピードを設定する。一方、脚等に固定されていない場合には、撮影条件としてフリッカ対策用プログラム線図を選択しISO感度、シャッタースピードを設定する。そしてこれらの設定の後、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
ここで、三脚使用撮影用プログラム線図は、高速シャッター用プログラム線図や、フリッカ対策用プログラム線図と同様に、撮影環境である明るさLvに対する適切な撮影条件として、ISO感度とシャッタースピードの組み合わせ(絞り:F2.8固定)を図式化したものである。フリッカ対策用プログラム線図と異なる点は、三脚等に固定されているので、被写体ブレ(手振れ)は生じにくいため、画質(ノイズ低減)を優先(比較的にISO感度を低く、シャッタースピードを速く)するように、ISO感度とシャッタースピードとが対応付けられている。
また、制御部18は、撮影環境としての明るさLvが所定の範囲外(Lv<3)であると判断した場合には、更にデジタルカメラ1が三脚等に固定されているか否かを判断し、三脚等に固定されている場合には、撮影条件として三脚使用撮影用プログラム線図を選択しISO感度、シャッタースピードを設定する。一方、デジタルカメラ1が三脚等に固定されていないと判断した場合には、撮影環境が暗く手ブレを考慮してシャッタースピードを速くして、ISO感度を上げても限界が生じるので、シャッタースピードを遅くして明るい画像を取得するための撮影条件を設定する。この場合はフリッカの有無に関係なく、結果的には撮影条件としてフリッカ対策用プログラム線図を選択し、当該選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
更に、制御部18は、撮影環境の一つである明るさLvが所定の範囲(Lv>12)であると判断した場合には、被写体の動きを検出する動き検出処理を実行し、被写体の動きが検出されたと判断した場合には、撮影条件として高速シャッター用プログラム線図を選択する。また、被写体の動きが検出されないと判断した場合には、三脚等に固定されているか否かを判断し、三脚等に固定されていると判断した場合には、撮影条件として三脚使用撮影用プログラム線図を選択し、三脚等に固定されていない場合には、撮影条件としてフリッカ対策用プログラム線図を選択する。そして、それぞれのプログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する。
図4乃至図8は、本第3実施形態で用いる、フリッカ対策用プログラム線図、高速シャッター用プログラム線図、及び三脚使用撮影用プログラム線図の一例を示す概念図である。フリッカ対策用プログラム線図、高速シャッター用プログラム線図、及び三脚使用撮影用プログラム線図は、撮影環境における明るさLvに対する適切な撮影条件として、ISO感度とシャッタースピードの組み合わせ(絞り:F2.8固定)を図式化したものである。具体的には、明るさLvに対応付けて、ISO感度とシャッタースピードの組み合わせをテーブル化して記憶しておき、撮影する際に、テーブルを参照することで、明るさLvに適切なISO感度とシャッタースピードの組み合わせを取得して撮影条件に設定する。この結果、被写体ブレが少なく、フリッカを抑制した画像を撮影することが可能となる。
図4及び図5に示すフリッカ対策用プログラム線図(50Hz、60Hz)は、撮影環境の一つである明るさLvに対して、フリッカの発生を抑制して撮影可能とするISO感度とシャッタースピードとの組み合わせ(絞り:F2.8固定)をテーブル化したものである。なお、50Hz、60Hzは、各々、光源の商用電源周波数である。
また、図6に示す高速シャッター用プログラム線図は、フリッカの発生を抑制することよりも、被写体ブレ(手振れ)が生じないよう高速なシャッタースピードで撮影することを目的とし、明るさLvに対して、ISO感度とシャッタースピードとの組み合わせ(絞り:F2.8固定)をテーブル化したものである。つまり、高速シャッター用プログラム線図は、フリッカ対策用プログラム線図や、後述する三脚使用撮影用プログラム線図に比べ、明るさLvに対して、シャッタースピードを速くするという撮影条件となる。
また、図7及び図8に示す三脚使用撮影用プログラム線図(50Hz、60Hz)は、被写体ブレ(手振れ)が起こりにくい三脚(等)に固定されている場合を想定しているので、フリッカ対策用プログラム線図(50Hz又は60Hz)に比べ、ISO感度を低く抑えるという、ISO感度とシャッタースピードの組み合わせ(絞り:F2.8固定)をテーブル化したものである。なお、50Hz、60Hzは、各々、光源の電源周波数である。フリッカが検出された場合には、フリッカ光源の周波数に応じて、図7に示す三脚使用撮影用プログラム線図(50Hz)、又は図8に示す三脚使用撮影用プログラム線図(60Hz)を選択すればよい。但し、フリッカが検出されない場合には、図7及び図8に示す三脚使用撮影用プログラム線図(50Hz、60Hz)のどちらか一方を採用すればよい。
次に、本第3実施形態の動作について説明する。
図9乃至図11は、本第3実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。制御部18は、まず、画像処理によって被写体の動きを検出する動き検出処理を実行する(ステップS50)。次に、制御部18は、撮影環境の明るさLvが12より大きいか否かを判断する(ステップS52)。そして、撮影環境の明るさLvが12以下と判断した場合には(ステップS52のNO)、制御部18は、更に撮影環境の明るさLvが3より小さいか否かを判断する(ステップS54)。
そして、撮影環境の明るさLvが3以上と判断した場合(ステップS54のNO)、すなわち、撮影環境の明るさLvが3〜12の間であると判断した場合には、制御部18は、フリッカ検出処理を実行し(ステップS56)、フリッカが検出されたか否かを判断する(ステップS58)。そして、フリッカが検出されたと判断した場合には(ステップS58のYES)、制御部18は、フリッカを抑制するために、フリッカ光源の周波数に応じて、図4又は図5に示すフリッカ対策用プログラム線図(50Hz又は60Hz)を選択し(ステップS60)、選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS66)。その後、当該処理を終了する。
より具体的には、フリッカ光源が50Hzの場合には、明るさLvの値に応じて、図4に示すフリッカ対策用プログラム線図(50Hz)に描画されている線分に沿って取得したISO感度とシャッタースピードで撮影することで、フリッカを抑制した画像が得られる。同様に、フリッカ光源が60Hzの場合には、明るさLvの値に応じて、図5に示すフリッカ対策用プログラム線図(60Hz)に描画されている線分に沿って取得したISO感度とシャッタースピードで撮影することで、フリッカを抑制した画像が得られる。
一方、明るさLvが所定の範囲(3<Lv<12)であってもフリッカが検出されなかったと判断した場合には(ステップS58のNO)、制御部18は、ジャイロセンサ17の検出結果に従ってデジタルカメラ1が三脚等で固定されているか否かを判断する(ステップS62)。そして、三脚等に固定されていないと判断した場合には(ステップS62のNO)、制御部18は、被写体ブレ(手振れ)の抑制を優先して、図4又は図5に示すフリッカ対策用プログラム線図(50Hz又は60Hz)を選択し(ステップS60)、選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS66)。その後、当該処理を終了する。
一方、三脚等に固定されていると判断した場合には(ステップS62のYES)、制御部18は、フリッカ光源の周波数に依らず、図7又は図8に示す三脚使用撮影用プログラム線図(50Hz又は60Hz)のどちらか一方を選択し(ステップS64)、選択した三脚使用撮影用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS66)。その後、当該処理を終了する。
この場合、フリッカは検出されておらず、また、デジタルカメラ1は三脚等に固定されているので被写体ブレ(手振れ)は起こりにくい。したがって、フリッカ光源の周波数に依らず、三脚使用撮影用プログラム線図(50Hz又は60Hz)のどちらか一方を選択・設定する。
より具体的には、明るさLvの値に応じて、図7又は図8に示す三脚使用撮影用プログラム線図(50Hz又は60Hz)のどちらか一方に描画されている線分に沿って取得したISO感度とシャッタースピードで撮影することで、画質(ノイズ低減)を優先した画像が得られる。
一方、撮影環境の明るさLvが3未満であると判断した場合には(ステップS54のYES)、制御部18は、ジャイロセンサ17の検出結果に従ってデジタルカメラ1が三脚等で固定されているか否かを判断する(ステップS70)。そして、三脚等に固定されていないと判断した場合には(ステップS70のNO)、制御部18は、撮影環境が暗い故、シャッタースピードを速くして、ISO感度を上げても限界が生じるので、シャッタースピードを遅くして明るい画像を取得するための撮影条件を設定する。シャッタースピードを遅くするという撮影条件は、フリッカの影響が出にくい撮影条件とも言えるので、この場合はフリッカ検出処理を実行することなくフリッカ対策用プログラム線図(50Hz又は60Hz)を選択し(ステップS72)、選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS76)。その後、当該処理を終了する。
一方、撮影環境の明るさLvが3未満であるが(ステップS54のYES)、三脚等に固定されていると判断した場合には(ステップS70のYES)、制御部18は、フリッカ光源の周波数に応じて、図7又は図8に示す三脚使用撮影用プログラム線図(50Hz又は60Hz)を選択し(ステップS74)、選択した三脚使用撮影用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS76)。その後、当該処理を終了する。
一方、撮影環境の明るさLvが12より大きいと判断した場合には(ステップS52のYES)、制御部18は、動き検出処理によって被写体の動きが検出されたか否かを判断する(ステップS78)。そして、被写体の動きが検出されたと判断した場合には(ステップS78のYES)、制御部18は、図6に示す高速シャッター用プログラム線図を選択し(ステップS80)、選択した高速シャッター用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS88)。その後、当該処理を終了する。
この場合、十分な明るさはあるが、被写体は動いているので、被写体ブレ(手振れ)を抑えることが望ましい。したがって、フリッカのない、被写体ブレ(手振れ)のない画像を得るために、高速シャッター用プログラム線図を選択・設定する。
より具体的には、明るさLvが12より大きく(明るく)、かつ被写体が動いていると判断した場合には、明るさLvの値に応じて、図6に示す高速シャッター用プログラム線図に描画されている線分に沿って取得したISO感度とシャッタースピードで撮影することで、被写体ブレ(手振れ)がなく、フリッカのない画像が得られる。
一方、被写体の動きが検出されない場合には(ステップS78のNO)、制御部18は、ジャイロセンサ17の検出結果に従って三脚等で固定されているか否かを判断する(ステップS82)。そして、三脚等に固定されていないと判断した場合には(ステップS82のNO)、制御部18は、フリッカを抑制するために、フリッカ光源の周波数に応じて、図4又は図5に示すフリッカ対策用プログラム線図(50Hz又は60Hz)を選択し(ステップS84)、選択したフリッカ対策用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS88)。その後、当該処理を終了する。
また、三脚等に固定されていると判断した場合には(ステップS82のYES)、制御部18は、フリッカ光源の周波数に応じて、図7又は図8に示す三脚使用撮影用プログラム線図(50Hz又は60Hz)を選択し(ステップS86)、選択した三脚使用撮影用プログラム線図に従って、ISO感度、シャッタースピードを設定し、撮像部10からの画像をキャプチャ(取得)する(ステップS88)。その後、当該処理を終了する。
上述した第3実施形態によれば、撮影環境としての明るさLvが3〜12の範囲にあった場合に、撮影環境が安定していると判断し、フリッカを抑制する撮影条件を設定するようにしたので、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めることができる。
また、上述した第3実施形態によれば、撮影環境としての明るさLvが3〜12の範囲にあり、かつフリッカを検出したと判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定するようにしたので、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めることができる。
また、上述した第3実施形態によれば、被写体の動きを検出し、当該被写体の動きが検出されない場合に、撮影環境が安定していると判断し、フリッカを抑制する撮影条件を設定するようにしたので、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めることができる。
また、上述した第3実施形態によれば、被写体の動きを検出し、当該被写体の動きが検出された場合には、高速シャッタースピードで撮影する撮影条件を設定するようにしたので、被写体ブレ(手振れ)のない画像を撮影することができる。
また、上述した第3実施形態によれば、デジタルカメラ1の動きを検出し、デジタルカメラ1の動きの状態に応じて、フリッカを抑制する撮影条件を設定するようにしたので、撮影環境が安定しているか否かにより、フリッカを抑制した撮影条件を有効にするか否か決めることができる。
なお、上述した第1乃至第3実施形態において、撮像されている画像の撮像範囲の変化を検出する撮像範囲変化検出手段を更に備えるようにしてもよい。この場合、制御部18は、この撮像範囲変化検出手段による検出結果に基づいて撮影環境が安定しているか否かを判断し、撮影環境が安定していると判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定すればよい。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、撮影環境が安定しているか否かを判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により前記撮影環境が安定していると判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する設定手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置である。
(付記2)
付記2に記載の発明は、前記撮影環境の明るさを判断する第2の判断手段を更に備え、前記第1の判断手段は、前記第2の判断手段によって、前記撮影環境の明るさが第1の閾値以上と判断した場合に、前記撮影環境が安定していると判断する、ことを特徴とする付記1に記載の撮像装置である。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記第2の判断手段により前記撮影環境の明るさが前記第1の閾値以上で第2の閾値以下であると判断した場合に、フリッカを検出したか否かを判断する第2の判断手段を更に備え、前記設定手段は、前記第2の判断手段によりフリッカを検出したと判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する、ことを特徴とする付記1に記載の撮像装置である。
(付記4)
付記4に記載の発明は、当該装置が撮像している画像が安定しているか否かを判断する第3の判断手段を更に備え、前記第1の判断手段は、前記第3の判断手段によって画像が安定していると判断した場合に、前記撮影環境が安定していると判断する、ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一つに記載の撮像装置である。
(付記5)
付記5に記載の発明は、当該装置の動きの状態を検出する動き検出手段を更に備え、前記第3の判断手段は、前記動き検出手段による動きの状態の検出結果に基づいて、前記撮影環境が安定しているか否かを判断することを特徴とする付記1乃至3のいずれか一つに記載の撮像装置である。
(付記6)
付記6に記載の発明は、撮像されている画像の撮像範囲の変化を検出する撮像範囲変化検出手段を更に備え、前記第3の判断手段は、前記撮像範囲変化検出手段による検出結果に基づいて、前記撮影環境が安定しているか否かを判断することを特徴とする付記1乃至3のいずれか一つに記載の撮像装置である。
(付記7)
付記7に記載の発明は、撮影環境が安定しているか否かを判断する判断ステップと、この判断ステップで前記撮影環境が安定していると判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する設定ステップと、を含むことを特徴とする撮像方法である。
(付記8)
付記8に記載の発明は、撮像装置のコンピュータを、撮影環境が安定しているか否かを判断する判断機能、この判断機能により前記撮影環境が安定していると判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する設定機能、として機能させることを特徴とするプログラムである。
1 デジタルカメラ
10 撮像部
11 画像処理部
12 キー入力部
13 無線通信部
14 プログラムメモリ
15 メモリ
16 外部記憶媒体
17 ジャイロセンサ
18 制御部

Claims (8)

  1. 撮影環境が安定しているか否かを判断する第1の判断手段と、
    この第1の判断手段により前記撮影環境が安定していると判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影環境の明るさを判断する第2の判断手段を更に備え、
    前記第1の判断手段は、前記第2の判断手段によって、前記撮影環境の明るさが第1の閾値以上と判断した場合に、前記撮影環境が安定していると判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2の判断手段により前記撮影環境の明るさが前記第1の閾値以上で第2の閾値以下であると判断した場合に、フリッカを検出したか否かを判断する第2の判断手段を更に備え、
    前記設定手段は、前記第2の判断手段によりフリッカを検出したと判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 当該装置が撮像している画像が安定しているか否かを判断する第3の判断手段を更に備え、
    前記第1の判断手段は、前記第3の判断手段によって画像が安定していると判断した場合に、前記撮影環境が安定していると判断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 当該装置の動きの状態を検出する動き検出手段を更に備え、
    前記第3の判断手段は、前記動き検出手段による動きの状態の検出結果に基づいて、前記撮影環境が安定しているか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 撮像されている画像の撮像範囲の変化を検出する撮像範囲変化検出手段を更に備え、
    前記第3の判断手段は、前記撮像範囲変化検出手段による検出結果に基づいて、前記撮影環境が安定しているか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 撮影環境が安定しているか否かを判断する判断ステップと、
    この判断ステップで前記撮影環境が安定していると判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する設定ステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  8. 撮像装置のコンピュータを、
    撮影環境が安定しているか否かを判断する判断機能、
    この判断機能により前記撮影環境が安定していると判断した場合に、フリッカを抑制する撮影条件を設定する設定機能、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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