JP2016219376A - 流体加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱的安全性を向上させるとともに、熱交換効率を向上させしつつ、専用の蓄圧器を設けることなく蓄圧機能を備えさせる。
【解決手段】被加熱流体を加熱する第1加熱機構100Aと、前記被加熱流体をさらに加熱する第2加熱機構100Bとを備え、それら加熱機構100A、100Bが、円筒状鉄心2と、円筒状鉄心2とともに閉磁路を形成する磁路形成部3と、電磁誘導により発熱して内部を流れる被加熱流体を加熱する加熱流路形成部4と、円筒状鉄心2の内部に磁束を発生させる誘導コイル5と、冷却媒体が流れる冷却管6とを有し、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの流路断面積が、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aの流路断面積よりも大きく、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの流路容積が、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aの流路容積よりも大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁誘導を用いて、例えば水等の被加熱流体を加熱する流体加熱装置に関するものである。
従来の流体加熱装置としては、例えば特許文献1に示すように、閉磁路鉄心に一次コイルを巻回するとともに、被加熱流体が流れる加熱導体管を巻回したものがある。この流体加熱装置は、前記1次コイルに交流電圧を印加して、前記加熱導体管を電磁誘導により発熱させることによって、被加熱流体を加熱させる構成である。
しかしながら、電磁誘導により発熱した加熱導体管は、内部を流れる被加熱流体に熱を与えると同時に、外部に放熱して熱損失が生じてしまう。この放熱により周辺の構成要素が加熱されるため、別途の熱対策が必要となる。例えば、断熱材を設けることによって断熱を行うことはできるが、十分な断熱を行う(熱的安全性を確保する)ためには、断熱材の使用量が増えてしまう。
また、液体が加熱されて気体に状態変化すると、その体積は大きく増加するので(水の場合は、約1700倍)、その対策として、被加熱流体の流路途中に高温に対応できる専用の蓄圧器が必要となってしまう。この専用の蓄圧器を設けると、装置構成が複雑になるだけでなく、装置の小型化が難しくなってしまう。
特開2012−163229号公報
そこで本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、熱的安全性を向上させるとともに、熱交換効率を向上させしつつ、専用の蓄圧器を設けることなく蓄圧機能を備えさせることをその主たる課題とするものである。
すなわち本発明に係る流体加熱装置は、被加熱流体を加熱する第1加熱機構と、前記第1加熱機構により加熱された被加熱流体をさらに加熱する第2加熱機構とを備え、前記第1加熱機構及び前記第2加熱機構が、円筒状鉄心と、前記円筒状鉄心の外側周面に設けられ、前記円筒状鉄心とともに閉磁路を形成する磁路形成部と、前記円筒状鉄心及び前記磁路形成部の間に設けられ、電磁誘導により発熱して内部を流れる被加熱流体を加熱する加熱流路形成部と、前記円筒状鉄心及び前記磁路形成部の間に設けられ、前記円筒状鉄心の内部に磁束を発生させる誘導コイルと、前記円筒状鉄心及び前記磁路形成部の間に設けられ、冷却媒体が流れる冷却管とを有し、前記第2加熱機構の加熱流路形成部の流路断面積が、前記第1加熱機構の加熱流路形成部の流路断面積よりも大きく、前記第2加熱機構の加熱流路形成部の流路容積が、前記第1加熱機構の加熱流路形成部の流路容積よりも大きいことを特徴とする。
本発明では、円筒状鉄心及び磁路形成部の間に、熱源である加熱流路形成部を配置する構成としているので、加熱流路形成部から外部に漏れ出る熱を、磁路形成部の内側に閉じ込めることができる。そして、この構成において、円筒状鉄心及び前記磁路形成部の間に冷却媒体が流れる冷却管を設けているので、断熱材の使用量を削減しつつ流体加熱装置の熱的安全性を向上させることができる。
また、本発明では、第1加熱機構及び第2加熱機構を備える構成であるので、被加熱流体を所望の温度に加熱し易くすることができる。このとき、第2加熱機構の加熱流路形成部の流路断面積が、第1加熱機構の加熱流路形成部の流路断面積よりも大きいので、第2加熱機構の加熱流路形成部を流れる被加熱流体の流速を、第1加熱機構の加熱流路形成部を流れる被加熱流体の流速よりも小さくすることができ、第2加熱機構における熱交換効率を向上させることができ、所望の温度に加熱し易くすることができる。
ここで、加熱流路形成部の流路断面積とは、流路方向に直交する断面における流路断面積であり、加熱流路形成部が分岐した複数の内部流路を有する場合には、当該複数の内部流路の流路断面積の合計である。
さらに、本発明では、第2加熱機構の加熱流路形成部の流路断面積及び流路容積が、第1加熱機構の加熱流路形成部の流路断面積及び流路容積よりも大きいので、特に第2加熱機構の加熱流路が蓄圧機能を奏することになり、専用の蓄圧器を設ける必要が無く、また、加熱された被加熱流体の脈流を低減することができる。
前記第1加熱機構の加熱流路形成部が、導体管を螺旋状に巻き回して形成されたものであり、前記第2加熱機構の加熱流路形成部が、円筒状導体の側壁にその軸方向に沿って複数の内部流路が形成されたものであることが望ましい。
この構成であれば、第1加熱機構の加熱流路形成部を螺旋状導管から構成しているので、被加熱流体に対する伝熱面積を大きくすることができる。また、第2加熱機構の加熱流路形成部が複数の内部流路を形成した円筒状導体から構成しているので、被加熱流体に対する伝熱面積を大きくするとともに、その流路断面積及び流路容積を第1加熱機構の加熱流路形成部の流路断面積及び流路容積よりも簡単な構成により大きくすることができる。
なお、第2加熱機構の加熱流路形成部を、第1加熱機構の加熱流路形成部と同様に、螺旋状導管から構成し、当該螺旋状導管の管径を第1加熱機構のものよりも大きくすることも考えられるが、複数の内部流路を形成した円筒状導体に比べて、流路断面積及び流路容積を大きくすることが難しい。
前記冷却管が、前記加熱流路形成部及び前記磁路形成部の間に設けられた外側冷却管と、前記加熱流路形成部及び前記円筒状鉄心の間に設けられた内側冷却管とを含むことが望ましい。
この構成であれば、加熱流路形成部の径方向両側を外側冷却管及び内側冷却管で挟む構成とすることができ、加熱流路形成部から径方向両側に漏れ出た熱を遮断する機能を発揮するため、断熱材の使用量を削減しつつ流体加熱装置の熱的安全性を一層向上させることができる。
前記冷却管が前記加熱流路形成部に接続されており、前記被加熱流体が、前記冷却管を流れた後に、前記加熱流路形成部に流れるように構成されていることが望ましい。
この構成であれば、加熱流路形成部から外部に漏れ出た熱を利用して被加熱流体を予熱することができる。つまり、加熱流路形成部からの放熱による損失を低減して被加熱流体を効率良く加熱することができる。
前記冷却管が、前記誘導コイルと電気的に接続されており、前記冷却管及び前記誘導コイルに、外部の交流電源が接続されていることが望ましい。
この構成であれば、円筒状鉄心の内部に磁束を発生させるためのコイル要素の巻き数を増やすことができる。
ここで、誘導コイルが外側冷却管の外周に巻回して設けられたものであれば、誘導コイルが高温になることを防ぎつつ、装置のより内部で加熱流路形成部から漏れ出た熱を被加熱流体に吸収させることができ、熱的安全性を向上させることができる。
前記磁路形成部が、前記円筒状鉄心の径方向外側に設けられた円筒状をなす外側磁路形成部と、前記円筒状鉄心及び前記外側磁路形成部の軸方向両端部それぞれを連結する径方向磁路形成部とを有し、前記径方向磁路形成部に、冷却媒体が流れる冷却流路が設けられていることが望ましい。
この構成であれば、加熱流路形成部から軸方向両側に漏れ出た熱を遮断する機能を発揮するため、断熱材の使用量を削減しつつ流体加熱装置の熱的安全性を一層向上させることができる。
流体加熱装置のより一層小型化するためには、前記第1加熱機構の径方向磁路形成部の一方と、前記第2加熱機構の径方向磁路形成部の他方とが接続されていることが望ましい。
流体加熱装置の構成を簡略化するためには、前記第1加熱機構の径方向磁路形成部の一方に設けられた前記冷却流路と、前記第2加熱機構の径方向磁路形成部の他方に設けられた前記冷却流路とが共通とされていることが望ましい。
前記被加熱流体が、前記冷却流路を流れた後に、前記冷却管又は前記加熱流路形成部に流れるように構成されていることが望ましい。
この構成であれば、加熱流路形成部から軸方向両側に漏れ出た熱を利用して被加熱流体を予熱することができる。つまり、加熱流路形成部からの放熱による損失を低減して被加熱流体を効率良く加熱することができる。
前記被加熱流体が水であり、前記第1加熱機構及び前記第2加熱機構により過熱蒸気を生成するものであることが望ましい。このとき、前記第1加熱機構が、水を加熱して飽和水蒸気を生成するものであり、前記第2加熱機構が、飽和水蒸気を加熱して過熱水蒸気を生成するものであれば、本発明の効果を一層顕著にすることができる。
このように構成した本発明によれば、熱的安全性を向上させるとともに、熱交換効率を向上させしつつ、専用の蓄圧器を設けることなく蓄圧機能を備えさせることができる。
本発明の一実施形態に係る流体加熱装置の構成を模式的に示す断面図。 同実施形態の流体加熱装置の径方向における配置を模式的に示す図。 第1加熱機構の加熱流路形成部における軸方向に沿った断面図及び軸方向から視た図。 第2加熱機構の加熱流路形成部における軸方向に沿った断面図及び軸方向に直交する断面図。 変形実施形態の流体加熱装置の構成を模式的に示す断面図。
以下に本発明に係る流体加熱装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
<1.装置構成>
本実施形態に係る流体加熱装置100は、被加熱流体である水を加熱して過熱水蒸気を生成するものであり、図1に示すように、被加熱流体を加熱する第1加熱機構100Aと、この第1加熱機構100Aにより加熱された被加熱流体をさらに加熱する第2加熱機構100Bとを備えている。本実施形態では、第1加熱機構100Aは、主として、水を加熱して飽和水蒸気を生成する機能を奏するものであり、第2加熱機構100Bは、主として、飽和水蒸気を加熱して過熱水蒸気を生成する機能を奏するものである。
具体的に第1加熱機構100A及び第2加熱機構100Bは、図1及び図2に示すように、円筒状鉄心2と、この円筒状鉄心2の外側周面に設けられ、円筒状鉄心2とともに閉磁路を形成する磁路形成部3と、円筒状鉄心2及び磁路形成部3の間に設けられ、電磁誘導により発熱して内部を流れる被加熱流体を加熱する加熱流路形成部4と、円筒状鉄心2及び磁路形成部3の間に設けられ、円筒状鉄心2の内部に磁束を発生させる誘導コイル5と、円筒状鉄心2及び前記磁路形成部3の間に設けられ、冷却媒体が流れる冷却管6とを備えている。
なお、円筒状鉄心2及び磁路形成部3から形成される内部空間において、加熱流路形成部4、誘導コイル5及び冷却管6等以外の部分には、断熱材102が充填されている。また、円筒状鉄心2及び磁路形成部3は、加熱流路形成部4、誘導コイル5、冷却管6及び断熱材102等を収容した状態で、軸方向に貫通する締結ボルト等の締結機構101により軸方向から締結して一体化される。
前記円筒状鉄心2は、いわゆるインボリュート鉄心であり、幅方向断面がインボリュート曲線状に湾曲した湾曲部を有する複数の珪素鋼板を円周方向に放射状に積み重ねて円筒状に形成したものである。
前記磁路形成部3は、円筒状鉄心2の径方向外側に設けられた円筒状をなす外側磁路形成部31と、円筒状鉄心2及び外側磁路形成部31の軸方向一端部を連結する第1径方向磁路形成部32と、円筒状鉄心2及び前記外側磁路形成部31の軸方向他端部を連結する第2径方向磁路形成部33とを有する。この磁路形成部3は、円筒状鉄心2との間に、概略円筒状の空間を形成するものである。
前記外側磁路形成部31は、前記円筒状鉄心2と同様に、いわゆるインボリュート鉄心であり、幅方向断面がインボリュート曲線状に湾曲した湾曲部を有する複数の珪素鋼板を円周方向に放射状に積み重ねて円筒状に形成したものである。
また、第1加熱機構100Aの第2径方向磁路形成部33と、第2加熱機構100Bの第1径方向磁路形成部32とは、例えば接合等により接続されている。つまり、第1加熱機構100A及び第2加熱機構100Bは、軸方向に沿って連続した一体のものとされている。
前記加熱流路形成部4は、第1加熱機構100Aと第2加熱機構100Bとでその構成が異なる。
第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4(以下、「加熱流路形成部4A」とする。)は、図3に示すように、前記円筒状鉄心2の外周に沿って螺旋状(コイル状)に巻回された導体管であり、互いに隣接する導体管要素(導体管において螺旋の一周分を構成する部分)は互いに短絡されている。本実施形態では、全ての導体管要素に亘って短絡片41Aを溶接等で接合することにより短絡されている。第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aは、被加熱流体の導入口から導出口に至るまで分岐することなく1本の内部流路4sAを形成するものである。なお、この加熱流路形成部4Aは、円筒状鉄心2と同軸上に配置されている。なお、図1において、加熱流路形成部4Aは、単層巻きのものであったが、二層巻き以上のものであっても良い。
第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4(以下、「加熱流路形成部4B」とする。)は、図4に示すように、円筒状導体41Bの側壁にその軸方向に沿って直線状に複数の内部流路4sBが形成されたものである。つまり、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bは、被加熱流体の導入口から導出口に至る途中で、複数の内部流路4sBに分岐した流路を形成するものである。具体的には、円筒状導体41Bの側壁の壁厚中央部に周方向に沿って穴あけ加工により複数の貫通孔(ドリル穴)を形成し、円筒状導体41Bの両端面に複数の貫通孔に連通する凹溝が形成された環状の閉塞リング42Bを接合することにより構成されている。複数の貫通孔は、等断面形状をなすものであり、円筒状導体41Bに周方向に等間隔に形成されている。なお、一方の閉塞リング42Bには、被加熱流体の導入口が形成されており、他方の閉塞リング42Bには、被加熱流体の導出口が形成されている。
そして、図1に示すように、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aの導出口と第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの導入口とが接続配管11により接続されている。なお、接続配管11は、外側磁路形成部31の側壁を貫通する構成としてあるが、第1加熱機構100Aの第2径方向磁路形成部33及び第2加熱機構100Bの第1径方向磁路形成部32を貫通する構成としても良い。
また、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの流路断面積が、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aの流路断面積よりも大きい構成とされている。ここで、前記流路断面積は、内部流路の流路方向に直交する断面であり、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの流路断面積は、円筒状導体41Bの軸方向に直交する断面における複数の内部流路4sBの流路断面積の合計である。また、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aの流路断面積は、導体管の管軸方向に直交する断面における内部流路4sAの流路断面積である。この構成により、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aを流れる被加熱流体の流速よりも第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bを流れる被加熱流体の流速の方が小さくなる。本実施形態では、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの流路断面積を、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aの流路断面積の約100倍としており、第2加熱機構100Bの内部流路4sBを流れる被加熱流体の流速は、第1加熱機構100Aの内部流路4sAを流れる被加熱流体の流路の約1/100となる。
さらに、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの流路容積が、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aの流路容積よりも大きい構成とされている。本実施形態では、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの流路容積が、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aの流路容積の500倍以上となるように構成されている。この構成により、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bが蓄圧器としての機能を奏することになる。
前記誘導コイル5は、例えば断面矩形状の中実導線を円筒状に巻回して構成されたものであり、円筒状鉄心2と同軸上に配置されている。本実施形態では、誘導コイル5の一端部及び他端部が、外側磁路形成部31の側壁から外部に延出しており、その延出部に設けられた外部端子T1、T2に外部の交流電源が接続される。なお、誘導コイル5は、径方向磁路形成部32、33から外部に延出する構成としても良い。また、誘導コイル5の円筒状外面には絶縁材9aが設けられている。なお、図2では、絶縁材9aなどの絶縁材は図示していない。
第1加熱機構100Aの誘導コイル5に交流電圧を印加することで、第1加熱機構100Aの円筒状鉄心2及び磁路形成部3に磁束が流れる。当該磁束によって加熱流路形成部である導体管4Aに短絡電流が流れて、導体管4Aがジュール発熱する。これより、導体管4Aを流れる被加熱流体である水が加熱されて飽和水蒸気が生成される。
また、第2加熱機構100Bの誘導コイル5に交流電圧を印加することで、第2加熱機構100Bの円筒状鉄心2及び磁路形成部3に磁束が流れる。当該磁束によって加熱流路形成部である円筒状導体4Bに短絡電流が流れて、円筒状導体4Bがジュール発熱する。これより、円筒状導体4Bを流れる被加熱流体である飽和水蒸気が加熱されて過熱水蒸気が生成される。
前記冷却管6は、加熱流路形成部4及び外側磁路形成部31の間に設けられた螺旋状に巻回された外側冷却管61と、加熱流路形成部4及び円筒状鉄心2の間に設けられた螺旋状に巻回された内側冷却管62とを有している。なお、外側冷却管61及び内側冷却管62は直列的に接続されている。
前記外側冷却管61は、加熱流路形成部4の径方向外側に、円筒状鉄心2と同軸上に配置されたものである。外側冷却管61及び加熱流路形成部4の間、具体的には外側冷却管61の円筒状内面に沿って絶縁材9bが設けられている。なお、図1において、外側冷却管61は、単層巻きのものであったが、二層巻き以上のものであっても良い。
前記内側冷却管62は、加熱流路形成部4の径方向内側に、円筒状鉄心2と同軸上に配置されたものである。内側冷却管62及び加熱流路形成部4の間、具体的には内側冷却管62の円筒状外面に沿って絶縁材9cが設けられている。また、内側冷却管62の円筒状内面にも絶縁材9dが設けられている。なお、図1において、内側冷却管62は、単層巻きのものであったが、二層巻き以上のものであっても良い。
さらに本実施形態では、前記第1径方向磁路形成部32に、冷却媒体が流れる円環状の第1冷却流路7が設けられており、前記第2径方向磁路形成部33に、冷却媒体が流れる円環状の第2冷却流路8が設けられている。また、第1加熱機構100Aの第2径方向磁路形成部33に設けられた第2冷却流路8と、第2加熱機構100Bの第1径方向磁路形成部32に設けられた第1冷却流路7とが共通とされている。
しかして本実施形態では、冷却管6及び冷却流路7、8に被加熱流体が流れるように構成されており、当該冷却管6及び冷却流路7、8を流れた被加熱流体が、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4A及び第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bに流れるように構成されている。
具体的には、共通の冷却流路7(8)に被加熱流体の導入配管12が接続されるとともに、当該共通の冷却流路7(8)と第2加熱機構100Bの外側冷却管61とが接続配管13により接続されている。また、第2加熱機構100Bの内側冷却管62と第2加熱機構100Bの第2冷却流路8とが接続配管14により接続されている。この構成により、共通の冷却流路7(8)に導入された被加熱流体は、第2加熱機構100Bの外側冷却管61及び内側冷却管62をこの順で流れた後、第2加熱機構100Bの第2冷却流路8に流入する。
第2加熱機構100Bの第2冷却流路8と第1加熱機構100Aの第1冷却流路7とは接続配管15により接続されている。この接続配管15は、第1加熱機構100Aの円筒状鉄心2及び第2加熱機構100Bの円筒状鉄心2の内部を通って設けられている。また、前記第1加熱機構100Aの第1冷却流路7と第1加熱機構100Aの内側冷却管62とが接続配管16により接続されている。さらに、第1加熱機構100Aの外側冷却管61と第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aとが接続配管17により接続されている。この構成により、第2冷却流路8に流入した被加熱流体は、第1加熱機構100Aの内側冷却管62及び外側冷却管61をこの順で流れた後、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4A及び第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bをこの順で流れる。そして、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの導出口に接続された導出配管18から外部に導出される。なお、この導出配管18から導出される過熱水蒸気は、当該過熱水蒸気を用いて被処理物が処理される処理室に導入される。
次に、流体加熱装置100の被加熱流体の流れとともに被加熱流体の加熱態様について説明する。
共通の冷却流路7(8)に接続された導入配管12から、被加熱流体である水が導入される。そして、被加熱流体は、導入配管12から共通の冷却流路7(8)内に流入して、第1加熱機構100Aの第2径方向磁路形成部33及び第2加熱機構100Bの第1径方向磁路形成部32を冷却するとともに、それら径方向磁路形成部32、33により予熱される。その後、被加熱流体は、接続配管13を流れて、第2加熱機構100Bの外側冷却管61及び内側冷却管62に流入して、それら冷却管61、62を冷却するとともに、それら冷却管61、62により予熱される。なお、第1加熱機構100Aの第2径方向磁路形成部33は、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aにより加熱されており、第2加熱機構100Bの第1径方向磁路形成部32及び冷却管61、62は、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bにより加熱されている。
また、第2加熱機構100Bの冷却管61、62を流れた被加熱流体は、接続配管14を流れて、第2加熱機構100Bの第2冷却流路8に流入して、第2加熱機構100Bの第2径方向磁路形成部33を冷却するとともに、その第2径方向磁路形成部33により予熱される。そして、被加熱流体は、接続配管15を流れて、第1加熱機構100Aの第1冷却流路7に流入して、第1加熱機構100Aの第1径方向磁路形成部32を冷却するとともに、その第1径方向磁路形成部32により予熱される。その後、被加熱流体は、接続配管16を流れて、第1加熱機構100Aの内側冷却管62及び外側冷却管61に流入して、それら冷却管61、62を冷却するとともに、それら冷却管61、62により予熱される。なお、第2加熱機構100Bの第2径方向磁路形成部33は、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bにより加熱されており、第1加熱機構100Aの第1径方向磁路形成部32及び冷却管61、62は、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aにより加熱されている。
そして、第1加熱機構100Aの各冷却流路7、8及び冷却管61、62と第2加熱機構100Bの各冷却流路7、8及び冷却管61、62とにより予熱された被加熱流体が、接続配管17を流れて、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4A及び第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bに流入する。このとき、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aを流れる被加熱流体は、誘導加熱された加熱流路形成部4Aにより加熱されて飽和水蒸気となる。また、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bを流れる被加熱流体は、誘導加熱された加熱流路形成部4Bにより加熱されて過熱水蒸気となる。この過熱水蒸気が、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの下流端に接続された導出配管18から外部又は外部配管に導出される。
<2.本実施形態の効果>
このように構成した流体加熱装置100によれば、円筒状鉄心2及び磁路形成部3の間に、熱源である加熱流路形成部4を配置する構成としているので、加熱流路形成部4から外部に漏れ出る熱を、磁路形成部3の内側に閉じ込めることができる。そして、この構成において、円筒状鉄心2及び磁路形成部3の間に冷却媒体(水)が流れる冷却管6を設けているので、断熱材101の使用量を削減しつつ流体加熱装置100の熱的安全性を向上させることができる。このとき、冷却管6を被加熱流体が流れる構成としているので、加熱流路形成部4から外部に漏れ出た熱を利用して被加熱流体を予熱することができ、加熱流路形成部4からの放熱による損失を低減して被加熱流体を効率良く加熱することができる。
また、本実施形態では、第1加熱機構100A及び第2加熱機構100Bを備える構成であるので、被加熱流体を所望の温度に加熱し易くすることができる。このとき、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの流路断面積が、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aの流路断面積よりも大きいので、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bを流れる被加熱流体の流速を、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aを流れる被加熱流体の流速よりも小さくすることができ、第2加熱機構100Bにおける熱交換効率を向上させることができ、所望の温度に加熱し易くすることができる。
さらに、本実施形態では、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの流路断面積及び流路容積が、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aの流路断面積及び流路容積よりも大きいので、特に第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bが蓄圧機能を奏することになり、専用の蓄圧器を設ける必要が無く、また、加熱された被加熱流体の脈流を低減することができる。
<3.本発明の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、各加熱機構100A、100Bにおいて誘導コイル5と冷却管6とを電気的に接続し、それら誘導コイル5及び冷却管6に外部の交流電源により交流電圧を印加する構成としても良い。この構成により、円筒状鉄心2の内部に磁束を発生させるためのコイル要素の巻き数を増やすことができる。
また、前記実施形態では、外側冷却管61の径方向外側に誘導コイル5を設ける構成であったが、誘導コイル5を外側冷却管61の径方向内側、又は、内側冷却管62の径方向内側に配置しても良い。
さらに、前記実施形態では、第1加熱機構100Aの第2径方向磁路形成部33及び第2加熱機構100Bの第1径方向磁路形成部32が接合等により接続された構成であったが、それらの間に例えば断熱材等の中間部材を介して接続された構成としても良いし、第1加熱機構100Aの第2径方向磁路形成部33及び第2加熱機構100Bの第1径方向磁路形成部32が分離した構成としても良い。このとき、第1加熱機構100Aの第2冷却流路8及び第2加熱機構100Bの第1冷却流路7は共通では無く、それぞれ個別に設けても良い。
その上、被加熱流体の各部を流れる経路については、前記実施形態に限られない。つまり、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4A及び第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bに流入する前の予熱経路は、前記実施形態に限られない。例えば、前記実施形態では、被加熱流体の予熱経路は、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aに至るまで単一の経路であったが、分岐点又は合流点を有する複数の経路から構成されるものであっても良い。
加えて、第1冷却流路7及び第2冷却流路8は、前記実施形態のように、第1径方向磁路形成部32及び第2磁路形成部33の外面との間に形成されたものの他、被加熱流体が流れる配管により構成しても良い。この場合、第1冷却流路7及び第2冷却流路8となる配管を、第1径方向磁路形成部32及び第2磁路形成部33の外面に接触して設けることが考えられる。
また、冷却管6及び冷却流路7、8に被加熱流体を流さずに、別の冷却媒体を流す構成としても良い。この場合、別途冷却媒体供給源が必要になるものの、冷却専用の冷却媒体を流すことができ、断熱材101の使用量を削減しつつ流体加熱装置100の熱的安全性を一層向上させることができる。
さらに加えて、前記実施形態では、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aが螺旋状の導体管からなり、第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bが複数の内部流路を有する円筒状導体からなるものであったが、各加熱流路形成部4の構成はこれに限られない。例えば、両者とも螺旋状の導体管からなるものであっても良いし、両者とも複数の内部流路を有する円筒状導体からなるものであっても良い。
また、本発明の流体加熱装置100は、複数の第1加熱機構100A及び複数の第2加熱機構100Bを有するものであっても良い。図5には、1つの第1加熱機構100Aと2つの第2加熱機構100Bとを有する流体加熱装置を示している。この場合、2つの第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bが接続配管19を介して直列的に接続されており、当該2つの第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bの上流に第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4Aが接続配管11を介して接続される構成である。2つの第2加熱機構100Bは、前記実施形態の第1加熱機構100A及び第2加熱機構100Bと同じように、一方(上流側)の第2加熱機構100Bの第2径方向磁路形成部33と、他方(下流側)の第2加熱機構100Bの第1径方向磁路形成部32とが例えば接合等により接続されている。そして、各加熱機構100A、100Bの各冷却流路7、8及び冷却管61、62を流れた被加熱流体が、第1加熱機構100Aの加熱流路形成部4A及び第2加熱機構100Bの加熱流路形成部4Bを流れるように構成される。なお、下流側の第2加熱機構100Bの第1径方向磁路形成部32の下流端には導出配管18が接続されている。このように、第2加熱機構100Bを複数設ける構成であれば、流体加熱装置100における被加熱流体の加熱性能を向上させることができる。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・流体加熱装置
100A・・・第1加熱機構
100B・・・第2加熱機構
2・・・円筒状鉄心
3・・・磁路形成部
31・・・外側磁路形成部
32・・・第1径方向磁路形成部
33・・・第2径方向磁路形成部
4・・・加熱流路形成部
5・・・誘導コイル
6・・・冷却管
61・・・外側冷却管
62・・・内側冷却管
7・・・第1冷却流路
8・・・第2冷却流路

Claims (11)

  1. 被加熱流体を加熱する第1加熱機構と、
    前記第1加熱機構により加熱された被加熱流体をさらに加熱する第2加熱機構とを備え、
    前記第1加熱機構及び前記第2加熱機構が、
    円筒状鉄心と、
    前記円筒状鉄心の外側周面に設けられ、前記円筒状鉄心とともに閉磁路を形成する磁路形成部と、
    前記円筒状鉄心及び前記磁路形成部の間に設けられ、電磁誘導により発熱して内部を流れる被加熱流体を加熱する加熱流路形成部と、
    前記円筒状鉄心及び前記磁路形成部の間に設けられ、前記円筒状鉄心の内部に磁束を発生させる誘導コイルと、
    前記円筒状鉄心及び前記磁路形成部の間に設けられ、冷却媒体が流れる冷却管とを有し、
    前記第2加熱機構の加熱流路形成部の流路断面積が、前記第1加熱機構の加熱流路形成部の流路断面積よりも大きく、
    前記第2加熱機構の加熱流路形成部の流路容積が、前記第1加熱機構の加熱流路形成部の流路容積よりも大きいことを特徴とする流体加熱装置。
  2. 前記第1加熱機構の加熱流路形成部が、導体管を螺旋状に巻き回して形成されたものであり、
    前記第2加熱機構の加熱流路形成部が、円筒状導体の側壁にその軸方向に沿って複数の内部流路が形成されたものである請求項1記載の流体加熱装置。
  3. 前記冷却管が、前記加熱流路形成部及び前記磁路形成部の間に設けられた外側冷却管と、前記加熱流路形成部及び前記円筒状鉄心の間に設けられた内側冷却管とを含む請求項1又は2記載の流体加熱装置。
  4. 前記冷却管が前記加熱流路形成部に接続されており、
    前記被加熱流体が、前記冷却管を流れた後に、前記加熱流路形成部に流れるように構成されている請求項1乃至3の何れか一項に記載の流体加熱装置。
  5. 前記冷却管が、前記誘導コイルと電気的に接続されており、
    前記冷却管及び前記誘導コイルに、外部の交流電源が接続されている請求項1乃至4の何れか一項に記載の流体加熱装置。
  6. 前記磁路形成部が、前記円筒状鉄心の径方向外側に設けられた円筒状をなす外側磁路形成部と、前記円筒状鉄心及び前記外側磁路形成部の軸方向両端部それぞれを連結する径方向磁路形成部とを有し、
    前記径方向磁路形成部に、冷却媒体が流れる冷却流路が設けられている請求項1乃至5の何れか一項に記載の流体加熱装置。
  7. 前記第1加熱機構の径方向磁路形成部の一方と、前記第2加熱機構の径方向磁路形成部の他方とが接続されている請求項6記載の流体加熱装置。
  8. 前記第1加熱機構の径方向磁路形成部の一方に設けられた前記冷却流路と、前記第2加熱機構の径方向磁路形成部の他方に設けられた前記冷却流路とが共通とされている請求項7記載の流体加熱装置。
  9. 前記被加熱流体が、前記冷却流路を流れた後に、前記冷却管又は前記加熱流路形成部に流れるように構成されている請求項6乃至8の何れか一項に記載の流体加熱装置。
  10. 前記被加熱流体が水であり、
    前記第1加熱機構及び前記第2加熱機構により過熱蒸気を生成するものである請求項1乃至9の何れか一項に記載の流体加熱装置。
  11. 前記第1加熱機構が、水を加熱して飽和水蒸気を生成するものであり、
    前記第2加熱機構が、飽和水蒸気を加熱して過熱水蒸気を生成するものである請求項10記載の流体加熱装置。
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