JP2016218985A - 入力デバイス特定方法、入力デバイス特定装置及び入力デバイス特定プログラム、並びに入力デバイス特定システム - Google Patents

入力デバイス特定方法、入力デバイス特定装置及び入力デバイス特定プログラム、並びに入力デバイス特定システム Download PDF

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Abstract

【課題】スマートデバイスの画面解像度や画面サイズに頼ることなく、タッチパネルに接触した入力デバイスを特定する。【解決手段】タッチパネルへ三点以上で接触する入力デバイスの各接触点から選択した所望の基準に基づく長さの二点間距離情報をメモリに格納するステップS01と、入力デバイスによるタッチパネルへの接触によって生成された接触座標点を取得するステップS02と、各接触座標点の全ての組み合わせから各二点間距離データを算出するステップS03と、各二点間距離データから二点間距離情報における所望の基準に適合する二点間距離データを抽出するステップS04と、二点間距離情報と二点間距離データとに基づいて入力デバイスの接触点によって形成される形状の相似情報を算出するステップS05と、相似情報に基づいてタッチパネルに接触した入力デバイスを特定するステップS06と、を備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、タッチパネルへ三点以上で接触する入力デバイスを特定する入力デバイス特定方法、入力デバイス特定装置及び入力デバイス特定プログラム、並びに入力デバイス特定システムに関するものである。
複数の接触座標を検出するタッチパネルを備えたスマートフォンやタブレット等のスマートデバイス(携帯通信機器)が知られている。当該タッチパネルとして、例えば、静電容量の変化を検出する静電容量方式のタッチパネルがある。
一方、前記タッチパネルに接触した接触点の座標情報に基づいて携帯通信機器の表示画面に画像等を表示させる入力デバイスが提案されており、当該表示方法では、接触点のパターンの違いによって入力デバイスの種類を特定するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年、スマートデバイスは表示画面のサイズが大きくなる傾向にあり、表示画面サイズの異なるスマートデバイスが汎用されている。これらのスマートデバイスでは、画面解像度や画面サイズの異なる機種が多数存在し(表1参照)、ユーザーは各人の嗜好などに合わせて所有している。
Figure 2016218985
表1において、機種は汎用されているスマートデバイスを示し、画面解像度は表示画面の縦横のデバイスピクセル数により示している。
前記画面サイズや画面解像度の異なる機種間で画像データを作成し表示するに際して、指定された機種への情報の書き換えとともに、両機種のディスプレイの解像度比率に基づいて表示要素のサイズ及び位置を演算する作画支援装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開2014−215980号公報 特開2012−8893号公報
前記スマートデバイスに前記入力デバイスを用いた場合には、当該スマートデバイスから得られるタッチパネルにおける接触情報は画面解像度や画面サイズに対応した座標情報となるため、同じ入力デバイスを使用してもスマートデバイスの機種によって得られる接触情報が異なるので、タッチパネルに接触した入力デバイスを特定できないという問題点があった。
また、前記作図支援装置に開示されているように、各スマートデバイスの画面解像度や画面サイズに応じた画像データを前もって生成しておく方法を採用して入力デバイスを特定する場合では、入力デバイスを接触させる可能性のある全ての機種に対応する画像データを取得しなければならないから、当該全ての機種の画面解像度や画面サイズに関するデータを保有しておかなければならないという問題点と新たに出回る機種に対しては入力デバイスを特定できないという問題点があった。
そこで、本発明は、スマートデバイスの画面解像度や画面サイズに頼ることなく、タッチパネルに接触した入力デバイスを特定することができる新規技術手段を提供することを技術的課題とするものである。
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって解決できる。
即ち、本発明に係る入力デバイス特定方法は、タッチパネルへ三点以上で接触する入力デバイスの各接触点から選択した所望の基準に基づく長さの二点間距離情報をメモリに格納するステップと、前記入力デバイスによるタッチパネルへの接触によって生成された接触座標点を取得するステップと、前記各接触座標点の全ての組み合わせから各二点間距離データを算出するステップと、前記各二点間距離データから前記二点間距離情報における前記所望の基準に適合する二点間距離データを抽出するステップと、前記二点間距離情報と前記二点間距離データとに基づいて前記入力デバイスの接触点によって形成される形状の相似情報を算出するステップと、前記相似情報に基づいて前記タッチパネルに接触した前記入力デバイスを特定するステップと、を備えているものである。
また、本発明に係る入力デバイス特定装置は、タッチパネルへ三点以上で接触する入力デバイスの各接触点から選択した所望の基準に基づく長さの二点間距離情報を格納する第一記憶手段と、前記入力デバイスによるタッチパネルへの接触によって生成された接触座標点を格納する第二記憶手段と、前記第二記憶手段に格納された前記各接触座標点の全ての組み合わせから各二点間距離データを算出する第一演算手段と、前記第一演算手段により算出された各二点間距離データから前記第一記憶手段に格納された二点間距離情報における前記所望の基準に適合する二点間距離データを抽出する抽出手段と、前記二点間距離情報と前記二点間距離データとに基づいて前記入力デバイスの接触点によって形成される形状の相似情報を算出する第二演算手段と、前記相似情報に基づいて前記タッチパネルに接触した前記入力デバイスを特定する特定手段と、を備えているものである。
また、本発明に係る入力デバイス特定プログラムは、コンピュータを、タッチパネルへ三点以上で接触する入力デバイスの各接触点から選択した所望の基準に基づく長さの二点間距離情報をメモリに格納する手段と、前記入力デバイスによるタッチパネルへの接触によって生成された接触座標点を取得する手段と、前記各接触座標点の全ての組み合わせから各二点間距離データを算出する手段と、前記各二点間距離データから前記メモリに格納された二点間距離情報における前記所望の基準に適合する二点間距離データを抽出する手段と、前記二点間距離情報と前記二点間距離データとに基づいて前記入力デバイスの接触点によって形成される形状の相似情報を算出する手段と、前記相似情報に基づいて前記タッチパネルに接触した前記入力デバイスを特定する手段として機能させるものである。
さらに、本発明に係る入力デバイス特定システムは、タッチパネルへ三点以上で接触する入力デバイスと、前記入力デバイスの各接触点から二点を選ぶ組み合わせにおいて所望の基準に基づく長さの二点間距離情報を格納する第一記憶手段と、前記入力デバイスによるタッチパネルへの接触によって生成された接触座標点を取得する取得手段と、前記接触座標点を格納する第二記憶手段と、前記第二記憶手段に格納された前記各接触座標点の全ての組み合わせから各二点間距離データを算出する第一演算手段と、前記第一演算手段にて算出された前記各二点間距離データを格納する第三記憶手段と、前記第三記憶手段に格納された各二点間距離データから前記第一記憶手段に格納された二点間距離情報における前記所望の基準に適合する二点間距離データを抽出する抽出手段と、前記二点間距離情報と前記抽出手段により抽出された前記二点間距離データとに基づいて前記入力デバイスの接触点によって形成される形状の相似情報を算出する第二演算手段と、前記相似情報に基づいて前記タッチパネルに接触した前記入力デバイスを特定する特定手段と、を備えているものである。
本発明によれば、タッチパネルに接触する入力デバイスの接触点が形成する形状とタッチパネルから得られる接触座標点が形成する形状とは相似形となるので、入力デバイスの特定の接触点間の長さと当該特定の接触点間の長さに適合するタッチパネルの接触座標点間の長さとから相似情報を取得して当該相似情報に基づいて接触座標点が形成する形状を特定するようにしたから、画面解像度や画面サイズに関するデータを保有しなくても、タッチパネルに接触した入力デバイスを容易に特定することができる。
入力デバイスを示す斜視図である。 図1に図示する入力デバイスの下部を示す斜視図である。 図1に図示する入力デバイスをパネルモジュールに載置した状態を示す斜視図である。 図1に図示する入力デバイスを上方から透視して現れる接触子の位置関係を示す平面図である。 スマートデバイスの概略構成を示すブロック図である。 入力デバイス特定システムを説明するブロック図である。 入力デバイス特定プログラムの一例を説明するフローチャート図である。 機種Aにおいて生成された接触座標点を示すグラフである。 機種Bにおいて生成された接触座標点を示すグラフである。 機種Cにおいて生成された接触座標点を示すグラフである。 機種Dにおいて生成された接触座標点を示すグラフである。 機種Eにおいて生成された接触座標点を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
実施の形態1.
図1乃至図3において、1はブロック状の入力デバイスであり、入力デバイス1の少なくとも側面2と底面3とは導電性を有し、側面2を手で掴むことによって、入力デバイス1に静電気が発生して底面3に伝わるようになっている。また、4はタッチパネル5(図5参照)と表示パネル6(図5参照)を積層してなるパネルモジュール7を表示画面として備えるスマートデバイスである。そして、前記入力デバイス1の底面3には、前記スマートデバイス4のパネルモジュール7に載置されて前記タッチパネル5に接触する接触面8を形成した接触子9が四つ突出して配置されており、静電気を帯びた接触子9の接触面8がパネルモジュール7に載置されることによって、接触位置におけるタッチパネル5の静電容量が変化し、各接触面8の座標認識領域8a、8b、8c、8d(図4参照)の静電容量変化をタッチパネル5が入力信号として認識する。
前記スマートデバイス4は、図5に示すように、前記タッチパネル5と前記表示パネル6とを積層してなる前記パネルモジュール7が表面に配置されており、パネルモジュール7を固定する筐体縁部10(図3参照)にはホームボタン11、WiFi(Wireless Fidelity)等の無線LAN(Local Area Network)を構築する通信部12、外部デバイスを接続するI/O(Input/Output)インタフェース13が取り付けられている。また、14は、タッチパネル5、表示パネル6、ホームボタン11、通信部12、I/Oインタフェース13等を制御するCPU(Central Processing Unit)であり、当該CPU14の制御により前記スマートデバイスOS(Operating System)が実行され、GPU(Graphics Processing Unit)15を介して表示パネル6に画像を表示させ、外部メモリ16に格納された組込アプリケーション、インストールアプリケーション等が内部メモリ17を介して実行される。さらに、CPU14は、タッチパネル5において発生した静電容量変化をタッチイベントとして位置座標情報をOSに渡す制御をしている。これにより、スマートデバイス4では、前記入力信号に基づき、前記座標認識領域8a、8b、8c、8dに対応する各接触座標点を生成する。なお、電源部は省略した。
図6において、18は入力デバイス特定サーバ(以下、単に「サーバ」ともいう。)であり、当該サーバ18は、主記憶部、演算部及び制御部を含んで構成されている中央演算処理部(CPU)19と、入力デバイス1が有する各接触子9から二点を選ぶ全ての組み合わせにおいて、選んだ二つの接触子9の各二点間長さと、当該全ての二点間長さの中で二点間の長さが最も長い(所望の基準に基づく)長さの二点間長さを二点間距離情報として格納している第一記憶部(第一記憶手段)20と、通信部21を介して取得された前記各接触座標点を格納する第二記憶部(第二記憶手段)22と、前記各接触座標点の全ての組み合わせから算出された各二点間距離データを格納する第三記憶部(第三記憶手段)23と、後述する入力デバイス特定プログラムを格納するプログラム記憶部24とを備えている。
前記中央演算処理部19では、前記全ての二点間長さと前記二点間距離情報とを前記第一記憶部20へ格納する制御と共に、前記第一記憶部20に格納されている前記二点間距離情報を前記スマートデバイス4へ送信し、入力デバイス1によるタッチパネル5への接触によって生成された接触座標点を前記スマートデバイス4から取得し(取得手段)、取得した各接触座標点を前記第二記憶部22へ格納し、前記各接触座標点の全ての組み合わせから各二点間距離データを算出し(第一演算手段)、算出された前記各二点間距離データを前記第三記憶部23へ格納し、前記二点間距離データから前記二点間距離情報に適合する最も長い二点間距離データを抽出し(抽出手段)、前記二点間距離情報と前記二点間距離データとに基づき、スマートデバイス4における前記入力デバイス1の各接触子9によって形成される形状の相似比(相似情報)を算出し(第二演算手段)、当該相似比に基づいてパネルモジュール7に載置されている入力デバイス1を特定し(特定手段)、当該入力デバイス1の種類を前記スマートデバイス4に知らせる制御をしている。
従って、前記各接触座標点によって図4に図示する接触子9の配置位置が算出され、当該接触子9の配置位置からタッチパネル5に接触した入力デバイス1を特定でき、当該入力デバイス1に付与される固有の情報等がスマートデバイス4の表示画面に表示される。
次に、入力デバイス特定プログラムについて説明する。複数種類の各入力デバイス1の二点間長さと二点間距離情報とがそれぞれ入力デバイス1毎に第一記憶部20へ格納されているが、図4に図示する実寸に該当する二点間長さ8a8b、8b8c、8c8d、8d8a、8a8c及び8b8dを有する入力デバイス1に基づいて説明する。
先ず、中央演算処理部19の制御により、入力デバイス1の二点間長さ8a8b、8b8c、8c8d、8d8a、8a8c及び8b8dと、前記二点間長さの中で最も長い二点間距離情報(例えば、8b8d)とを入力デバイス1に対応させて第一記憶部20へ格納する(ステップs01)。
前記入力デバイス1がスマートデバイス4のパネルモジュール7面に載置されて各接触子9の座標認識領域8a、8b、8c、8dの静電容量変化をタッチパネル5が入力信号として認識して当該入力信号に基づき、前記座標認識領域8a、8b、8c、8dに対応する接触座標点8a’(x1,y1)、接触座標点8b’(x2,y2)、接触座標点8c’(x3,y3)及び接触座標点8d’(x4,y4)を生成する。
サーバ18では、中央演算処理部19の制御により、前記各接触座標点8a’〜8d’を通信部12及び21を介して取得して前記第二記憶部22へ格納し(ステップs02)、続いて、前記第二記憶部22に格納された各接触座標点8a’〜8d’の全ての組み合わせから各二点間距離データ
接触座標点8a’8b’間距離データ=√((x1−x2)+(y1−y2))、
接触座標点8b’8c’間距離データ=√((x2−x3)+(y2−y3))、
接触座標点8c’8d’間距離データ=√((x3−x4)+(y3−y4))、
接触座標点8d’8a’間距離データ=√((x4−x1)+(y4−y1))、
接触座標点8a’8c’間距離データ=√((x1−x3)+(y1−y3))、
接触座標点8b’8d’間距離データ=√((x2−x4)+(y2−y4)
を算出して前記第三記憶部23へ格納し(ステップs03)、この後、中央演算処理部19の制御により、前記第三記憶部23に格納された前記各二点間距離データから前記二点間距離情報8b8dに適合する最も長い二点間距離データ(例えば、接触座標点8b’8d’間距離データ)を抽出する(ステップs04)。
入力デバイス1の座標認識領域8a、8b、8c及び8dによって形成される形状とタッチパネル5への接触によって得られる接触座標点8a’、8b’、8c’及び8d’によって形成される形状とは相似形となるから、前記二点間距離情報8b8d(便宜上、「Lmm」とする)と前記接触座標点8b’8d’間距離データ(便宜上、「Pポイント」とする)とから相似形の比率を算出して相似比(相似情報)を取得する(ステップs05)。そして、当該相似比を使ってその他の各二点間距離データを修正して前記第一記憶部20に格納されている各二点間長さに対応させ、当該各二点間長さからなる形状と接触座標点8a’〜8d’によって得られる形状とを比較して入力デバイス1を特定する(ステップs06)。
即ち、前記二点間距離情報L(mm)と前記二点間距離データPポイント(以下、単位ポイントを「pt」とする。)とにより、前記スマートデバイス1においては、L(mm)はP(pt)に相当するから、1(mm)は、L:P=1:X、即ち、X=P/Lより、相似比P/L(pt)を得ることができ、当該相似比P/L(pt)を変換スケールとして、例えば、接触座標点8a’8b’間では、
1:(P/L)=Y:(接触座標点8a’8b’間距離データ)の相似関係より二点間距離データ(pt)を(mm)に変換すればよい。なお,Xは1(mm)に存在するpt数、Yは求める長さ(mm)である
また、L(mm)を単位inchに変換してP(pt)からpt/inch(PPI)を算出すれば、L(mm)=L/25.4(inch)であるから、相似比はP/L/25.4(PPI)となる。
従って、相似比P/L/25.4(PPI)を変換スケールとして、例えば、接触座標点8a’8b’間では、
(接触座標点8a’8b’間距離データ)/(P/L/25.4)×25.4によりデータ(pt)を(mm)に変換すればよい。なお、単位mmをスマートデバイスから得られるポイントに変換するようにしてもよい。
なお、スマートデバイス4として、具体的には、スマートフォン、タブレット端末及び携帯通信端末、さらには、携帯用パソコン、ディストップ型パソコンであってもよい。また、スマートデバイス4とサーバ18とは無線回線により接続されてもよく、有線回線により接続してもよく、当該無線・有線回線はインターネットを介していてもよく、いなくてもよい。また、前記第一記憶部20には、一つの入力デバイス1における二点間長さと二点間距離情報とが格納されていてもよい。さらに、サーバ18は、操作されるスマートデバイス4の通信可能範囲に設置された汎用パーソナルコンピュータであってもよい。
また、スマートデバイス4において二点間距離データを算出してサーバ18から取得した二点間距離情報により相似情報を算出し、当該相似情報と接触座標点とをサーバ18へ送信するようにしてもよい。サーバ18において相似情報を算出する場合には二点間距離情報をスマートデバイス4に対して送信しなくてもよい。
また、所望の基準に基づく長さは、最も長い二点間長さの外、最も短い二点間長さであってもよく、二番目に長い、或いは、三番目に長い二点間長さを所望の基準に基づく長さとしてもよい。
さらに、前記各二点間長さからなる形状の特定は、例えば、先ず、三つの接触座標点により形成される三角形の各辺が入力デバイス1が有する特定の三角形の三辺に相当するか否かを判断し、次いで、相当する場合に残る一つの接触座標点によってできる三つの座標点間距離に相当する三辺が存在しているか否かによって判断する方法により実現することができる。
本実施の形態では、入力デバイス1の各接触子9における二点間長さの内、最も長い二点間長さ(二点間距離情報)と、タッチパネル5が入力信号として認識した接触座標点の最も長い二点間距離データとから相似情報を算出し、当該相似情報に基づいてタッチパネル5に接触する入力デバイス1の接触点が形成する形状とスマートデバイス4から得られる接触座標点が形成する形状と比較してタッチパネル5に接触させた入力デバイス1を特定するようにしたから、サーバ18において画面解像度や画面サイズに関するデータを保有する必要が無い。また、該当しない場合にはエラーなどで知らせることができるから、想定していない入力デバイスの認識を除外することができる。
実施の形態2.
スマートデバイス4に前記入力デバイス特定プログラムをダウンロードして実行する場合について、図1〜図7を参照すると共に、これらの図における符号を用いて説明する。なお、これらの図において同一符号は、同一又は相当部分を示す。
図5に図示するスマートデバイス4の外部メモリ16には、プログラム記憶エリア24が設けられており、当該プログラム記憶エリア24に図7に図示する入力デバイス特定プログラムをダウンロードすれば、外部メモリ16において前記第一記憶部20に相当する第一記憶エリア20と前記第二記憶部22に相当する第二記憶エリア22と前記第三記憶部23に相当する第三記憶エリア23とが設けられ、第一記憶エリア20には入力デバイス1の各接触子9の各二点間長さと、全ての各二点間長さの中で二点間長さが最も長い長さの二点間距離情報とが格納され、第二記憶エリア22には前記入力デバイス1によるタッチパネル5への接触によって生成さた各接触座標点が格納され、第三記憶エリア23には前記各接触座標点の全ての二点間距離データが格納される。
前記CPU14では前記中央演算処理部19と同様の働きにより、前記入力デバイス特定プログラム(s01〜s06)が実行される。
本実施の形態においても、前記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
表1に挙げた市販のスマートデバイス(以下、「機種」ともいう。)A〜Eを用いて行った入力デバイス特定方法の実施例について説明する。
使用した入力デバイス1は、図4に図示する配置の4つの接触子9からなる。各接触子9の二点間長さ20mm、30mm、45mm、33mm、32mm及び30mmと最も長い二点間距離情報45mmとをサーバ18の第一記憶部20に格納されている。
入力デバイス1を機種A〜Eの各パネルモジュール7にそれぞれ載置した。各機種A〜Eにおいて、タッチパネル5において発生した静電容量変化をタッチイベントとして位置座標情報(接触座標点)が生成され(図8〜図12参照)、サーバ18において、機種A〜Eからそれぞれ表2に示す各接触座標点を受け取って第二記憶部22へ格納された。
Figure 2016218985
中央演算処理部19において、前記4つの接触座標点から得られる全ての二点間組み合わせである六通りの二点間距離データが演算され、表3に示す計算結果が第三記憶部23へ格納された。なお、二点間距離データは四捨五入して小数点以下1位まで求めた。単位はポイント(pt)である。
Figure 2016218985
中央演算処理部19において、第一記憶部20の最も長い二点間距離情報45mmが参照されて、機種Aに対しては二点間距離データ(イ)‐(ニ)の306.5ptが抽出され、機種Bに対しては二点間距離データ(イ)‐(ニ)の291.3ptが抽出され、機種Cに対しては二点間距離データ(イ)‐(ニ)の263.0ptが抽出され、機種Dに対しては二点間距離データ(イ)‐(ロ)の214.8ptが抽出された。機種Eに対しては二点間距離データ(イ)‐(ニ)の234.1ptが抽出された。
中央演算処理部19において、二点間距離情報45mmと前記各二点間距離データとに基づき、
機種Aでは、二点間距離情報45mmは二点間距離データ306.5ptに該当し、1mmに対応するpt、306.5pt/45mm、即ち、相似比1:6.81(相似情報(スケール換算値6.81pt/mm))を得、
機種Bでは、二点間距離情報45mmは二点間距離データ291.3ptに該当し、1mmに対応するpt、291.3pt/45mm、即ち、相似比1:6.47(相似情報(スケール換算値6.47pt/mm))を得、
機種Cでは、二点間距離情報45mmは二点間距離データ263.0ptに該当し、1mmに対応するpt、263.0pt/45mm、即ち、相似比1:5.84(相似情報(スケール換算値5.84pt/mm))を得、
機種Dでは、二点間距離情報45mmは二点間距離データ214.8ptに該当し、1mmに対応するpt、214.8pt/45mm、即ち、相似比1:4.77(相似情報(スケール換算値4.77pt/mm))を得た。
機種Eでは、二点間距離情報45mmは二点間距離データ234.1ptに該当し、1mmに対応するpt、234.1pt/45mm、即ち、相似比1:5.20(相似情報(スケール換算値5.20pt/mm))を得た。
なお、相似比は四捨五入して小数点以下1位まで求めた。
中央演算処理部19において、
相似比=X:二点間距離データ
即ち、二点間距離データ/スケール換算値により、機種A〜E毎に各辺を算出した。結果を表4に示す。なお、小数点以下1位を四捨五入した。
Figure 2016218985
続いて、中央演算処理部19において、第一記憶部20に格納されている入力デバイス1の接触子9が形成する四角形状と算出された各六辺の組み合わせによって前記接触子9が形成する四角形状と同じ形状が組み立てられるかを演算して同一形状が得られ、タッチパネルに接触した入力デバイスを特定でき、当該入力デバイスのIDをスマートデバイスに送信できた。
なお、最も長い二点間距離情報45(mm)は、1inch=25.4mmより、45/25.4、即ち、約1.77inchであるから、該当する最も長い二点間距離データより、入力デバイス1が載置された機種においては、1inchが(最も長い二点間距離データ(pt))/(1.77(inch))に対応することとなり、相似比は1:(最も長い二点間距離データ/1.77)となる。よって、
((最も長い二点間距離データ)/1.77)(pt/inch)はスケール換算値ともいえるから、他の二点間距離データを、当該相似比(スケール換算値)を用いて、式((他の二点間距離データ)/(最も長い二点間距離データ)/1.77)(pt/inch)×25.4(mm)により算出してもよい。
例えば、機種Aでは、該当する最も長い二点間距離データ(イ)‐(ニ)306.5(pt)/1.77(inch)より、スケール換算値(相似比)は約173.2(pt/inch)となるから、
二点間距離データ(イ)‐(ロ)は、式:203.3(pt)/173.2(pt/inch)×25.4(mm)、
二点間距離データ(イ)‐(ハ)は、式:217.6(pt)/173.2(pt/inch)×25.4(mm)、
二点間距離データ(ロ)‐(ハ)は、式:225.8(pt)/173.2(pt/inch)×25.4(mm)、
二点間距離データ(ロ)‐(ニ)は、式:204.7(pt)/173.2(pt/inch)×25.4(mm)、
二点間距離データ(ハ)−(ニ)は、式:137.1(pt)/173.2(pt/inch)×25.4(mm)より得ることができる。
同様に、機種Bでの相似比は、291.3(pt)/1.77(inch)、即ち、164.6(pt/inch)、
機種Cでは、263.0(pt)/1.77(inch)、即ち、148.6(pt/inch)、
機種Dでは、214.8(pt)/1.77(inch)、即ち、121.2(pt/inch)、
機種Eでは、234.1(pt)/1.77(inch)、即ち、132.3(pt/inch)となる。末位の値は四捨五入により得た。
本実施例ではスマートデバイスに対して二点間距離情報は送信せず、サーバにおいて入力デバイスを特定し、当該入力デバイスに付与される情報を送信している。
1 入力デバイス、 2 側面、 3 底面、 4 スマートデバイス、 5 タッチパネル、 6 表示パネル、 7 パネルモジュール、 8 接触面、 8a,8b,8c,8d 座標認識領域、 9 接触子、10 筐体縁部、11 ホームボタン、12,21 通信部、13 I/Oインターフェース、14 CPU、15 GPU、16 外部メモリ、17 内部メモリ、18 入力デバイス特定サーバ(サーバ)、19 中央演算処理部(CPU)、20 第一記憶部(第一記憶手段)、22 第二記憶部(第二記憶手段)、23 第三記憶部(第三記憶手段)、24 プログラム記憶部

Claims (4)

  1. タッチパネルへ三点以上で接触する入力デバイスの各接触点から選択した所望の基準に基づく長さの二点間距離情報をメモリに格納するステップと、
    前記入力デバイスによるタッチパネルへの接触によって生成された接触座標点を取得するステップと、
    前記各接触座標点の全ての組み合わせから各二点間距離データを算出するステップと、
    前記各二点間距離データから前記二点間距離情報における前記所望の基準に適合する二点間距離データを抽出するステップと、
    前記二点間距離情報と前記二点間距離データとに基づいて前記入力デバイスの接触点によって形成される形状の相似情報を算出するステップと、
    前記相似情報に基づいて前記タッチパネルに接触した前記入力デバイスを特定するステップと、
    を備えていることを特徴とする入力デバイス特定方法。
  2. タッチパネルへ三点以上で接触する入力デバイスの各接触点から選択した所望の基準に基づく長さの二点間距離情報を格納する第一記憶手段と、
    前記入力デバイスによるタッチパネルへの接触によって生成された接触座標点を格納する第二記憶手段と、
    前記第二記憶手段に格納された前記各接触座標点の全ての組み合わせから各二点間距離データを算出する第一演算手段と、
    前記第一演算手段により算出された各二点間距離データから前記第一記憶手段に格納された二点間距離情報における前記所望の基準に適合する二点間距離データを抽出する抽出手段と、
    前記二点間距離情報と前記二点間距離データとに基づいて前記入力デバイスの接触点によって形成される形状の相似情報を算出する第二演算手段と、
    前記相似情報に基づいて前記タッチパネルに接触した前記入力デバイスを特定する特定手段と、
    を備えていることを特徴とする入力デバイス特定装置。
  3. コンピュータを、
    タッチパネルへ三点以上で接触する入力デバイスの各接触点から選択した所望の基準に基づく長さの二点間距離情報をメモリに格納する手段と、
    前記入力デバイスによるタッチパネルへの接触によって生成された接触座標点を取得する手段と、
    前記各接触座標点の全ての組み合わせから各二点間距離データを算出する手段と、
    前記各二点間距離データから前記メモリに格納された二点間距離情報における前記所望の基準に適合する二点間距離データを抽出する手段と、
    前記二点間距離情報と前記二点間距離データとに基づいて前記入力デバイスの接触点によって形成される形状の相似情報を算出する手段と、
    前記相似情報に基づいて前記タッチパネルに接触した前記入力デバイスを特定する手段として機能させるための入力デバイス特定プログラム。
  4. タッチパネルへ三点以上で接触する入力デバイスと、
    前記入力デバイスの各接触点から二点を選ぶ組み合わせにおいて所望の基準に基づく長さの二点間距離情報を格納する第一記憶手段と、
    前記入力デバイスによるタッチパネルへの接触によって生成された接触座標点を取得する取得手段と、
    前記接触座標点を格納する第二記憶手段と、
    前記第二記憶手段に格納された前記各接触座標点の全ての組み合わせから各二点間距離データを算出する第一演算手段と、
    前記第一演算手段にて算出された前記各二点間距離データを格納する第三記憶手段と、
    前記第三記憶手段に格納された各二点間距離データから前記第一記憶手段に格納された二点間距離情報における前記所望の基準に適合する二点間距離データを抽出する抽出手段と、
    前記二点間距離情報と前記抽出手段により抽出された前記二点間距離データとに基づいて前記入力デバイスの接触点によって形成される形状の相似情報を算出する第二演算手段と、
    前記相似情報に基づいて前記タッチパネルに接触した前記入力デバイスを特定する特定手段と、
    を備えていることを特徴とする入力デバイス特定システム。
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JP2012168612A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 操作情報入力システム
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