JP2016218623A - 制御装置、電子機器及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部ノイズによる影響を受けにくいスキャン周波数で静電タッチパネルを動作させることのできる制御装置を得る。
【解決手段】周波数測定部16a〜16cは、アンテナ10a〜10cが外部ノイズを受信して出力した受信信号を用いて、静電タッチパネル11のスキャン周波数として使用可能な複数の周波数F1,F2,F3又はそれらの倍数の周波数の外部ノイズに関する情報を出力する。分析部171は、当該情報を用いて、周波数F1,F2,F3ごとに外部ノイズによる影響を分析し、選択部172は、分析部171による分析を用いて、周波数F1,F2,F3の中から外部ノイズによる影響の少ない周波数を選択する。
【選択図】図2

Description

この発明は、静電タッチパネルの誤動作を防止するための装置及び方法に関するものである。
タッチパネルの一種として、指等がタッチした際の静電容量の変化に基づき、ユーザのタッチ操作を検出する静電タッチパネルが知られている。
静電タッチパネルでは、そのスキャン周波数が外部ノイズとの関係で適切に設定されていないと、誤動作が発生することがある。具体的には、外部ノイズの周波数がタッチパネルのスキャン周波数又はその倍数と同じになる場合、誤動作が発生する。
スキャン周波数に関連したタッチパネルの誤動作を防止する技術としては、例えば特許文献1,2に記載のものがある。
特許文献1では、音声通話、データ通信等のセルラ通信モジュールによるセルラ通信、放送受信モジュールによるデジタル放送の受信動作等の無線送受信で使用されている無線周波数を考慮して、スキャン周波数を変更する技術が記載されている。
特許文献2では、無線電力送信機によって生成された無線電界の周波数を考慮して、スキャン周波数を変更する技術が記載されている。
特開2011―86038号公報 特表2014―512603号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術は、セルラ通信、ワンセグメント放送等、自装置に設けた無線デバイスで使用される無線周波数に限って考慮が可能なものである。静電タッチパネルに影響を与えるノイズとしては、そのような予め使用が予定されている無線周波数以外にも様々な周波数を有する外部ノイズが実際には存在しているが、特許文献1ではこうした外部ノイズを考慮することができなかった。また、上記特許文献2の技術では、あるスキャン周波数に近い無線電力周波数を有する無線電界が存在する場合に、別のスキャン周波数を選択する旨記載されている。しかし、様々な周波数を有する外部ノイズが存在する場合にどのようにスキャン周波数を選択していくのかが明らかではなく、実施した場合に適切なスキャン周波数を選択できるか不明であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、外部ノイズによる影響を受けにくいスキャン周波数で静電タッチパネルを動作させることのできる制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係る制御装置は、アンテナが出力した受信信号から、静電タッチパネルのスキャン周波数として使用可能な複数の周波数又はそれらの倍数の周波数を有する信号成分を抽出し、信号成分を用いて外部ノイズに関する情報を出力する周波数測定部と、周波数測定部が出力した情報を用いて、スキャン周波数を複数の周波数いずれかとした際の外部ノイズによる影響を、複数の周波数ごとに分析する分析部と、分析部による分析を用いて、複数の周波数の中からスキャン周波数の周波数を選択して、静電タッチパネルの制御部に出力する選択部とを備えるものである。
この発明によれば、外部ノイズによる影響を受けにくいスキャン周波数で静電タッチパネルを動作させることができる。
この発明の実施の形態1に係る電子機器の外観構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る電子機器の内部ブロック図である。 周波数決定部のハードウェア構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る電子機器の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る電子機器の外観構成例を示す図である。
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係る電子機器の外観構成例を示す。以下では、実施の形態1に係る電子機器を、車載ナビゲーション装置等の車載装置1として具体化した場合を例に説明する。
車載装置1は、AMラジオ用、FMラジオ用、GPS(Global Positioning System)用、Bluetooth(登録商標)用、ETC(Electronic Toll Collection System、登録商標)用、デジタルテレビ用、インターネット等のネットワーク用に車両に設けられた各種のアンテナ10を有する。車載装置1は、アンテナ10でラジオ放送波、GPS衛星からの電波等を受信し、ラジオ音声、目的地までのルート案内等をユーザに提供する。また、車載装置1は、その前面に静電タッチパネル11を有し、ラジオ等のメディア設定、目的地設定等のユーザ操作を受け付ける。図示するように、車載装置1は、ラジオ放送波等を含め様々な周波数を有する外部ノイズNに曝されている。
図2は、車載装置1の内部ブロック図である。図2では、アンテナ10として3つのアンテナ10a〜10cを車載装置1が有する場合を例に示している。
車載装置1は、アンテナ10a〜10cが電波を受信して出力した受信信号を用いて、ラジオ、テレビ等を視聴可能にするための処理、また、現在地の算出等の処理を行う無線処理部12a〜12cと、無線処理部12a〜12cが処理の結果として出力した信号を用いてディスプレイ13及びスピーカ14を制御し、テレビ映像、ラジオ音声、ルート案内等をユーザに提供する制御部15とを有する。
また、車載装置1は、アンテナ10a〜10cが出力した受信信号を取得して外部ノイズに関する情報を出力する周波数測定部16a〜16cと、周波数測定部16a〜16cからの情報を用いて静電タッチパネル11のスキャン周波数を決定する周波数決定部17と、周波数決定部17が決定したスキャン周波数で静電タッチパネル11を動作させる静電タッチパネル制御部18とを有する。なお、周波数測定部16a〜16cと周波数決定部17とが制御装置を構成する。
静電タッチパネル11は、静電タッチパネル制御部18に制御され、静電容量に応じた信号を静電タッチパネル制御部18に出力する。静電容量は、指等が静電タッチパネル11にタッチしたり近づいたりすることにより変化する。
無線処理部12a〜12cは、例えばラジオチューナ、テレビチューナ、GPS受信機等で構成される。
制御部15は、無線処理部12a〜12cからの信号を周知のプログラムに沿って処理し、テレビ映像、ルートが表示された道路地図等を配置した画像をディスプレイ13に表示させる。また、テレビ音声、ルート案内音声等をスピーカ14から出力させる。つまり、制御部15は、例えば、不図示のメモリに記憶されたプログラムと、当該プログラムを実行する不図示のプロセッサとで構成される。
周波数測定部16a〜16cは、アンテナ10a〜10cが出力した受信信号の成分のうち、周波数決定部17が選択可能なスキャン周波数又はその倍数の周波数を有する信号成分を別個に通過させるフィルタを有する。また、周波数測定部16a〜16cは、当該フィルタを通過した信号成分をアナログデジタル変換するADコンバータを有し、当該信号成分の振幅等を、当該信号成分の周波数と共に、外部ノイズに関する情報として周波数決定部17に出力する。
周波数決定部17は、周波数測定部16a〜16cからの情報を用いて、スキャン周波数として選択可能な周波数ごとに外部ノイズの影響を分析する分析部171と、分析部171による分析結果を用いてスキャン周波数を選択する選択部172とを有する。スキャン周波数として選択可能な周波数は、周波数決定部17がアクセス可能な不図示のメモリに予め複数個記憶されている。
分析部171及び選択部172の各機能は、処理回路により実現される。当該処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
図3(a)は、分析部171及び選択部172の各機能を、専用のハードウェアである処理回路2で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。処理回路2は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。分析部171及び選択部172の各部の機能それぞれを別個の処理回路2で実現してもよいし、分析部171及び選択部172の各部の機能を1つの処理回路2でまとめて実現してもよい。
図3(b)は、分析部171及び選択部172の各機能を、メモリ4に格納されるプログラムを実行するCPU3で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。この場合、分析部171及び選択部172の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組合せにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ4に格納される。CPU3は、メモリ4に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、分析部171及び選択部172の各部の機能を実現する。すなわち、周波数決定部17は、後述する図4のフローチャートで示すステップST2〜ST9が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ4を有する。また、これらのプログラムは、分析部171及び選択部172の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。ここで、メモリ4は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)等が該当する。
なお、分析部171及び選択部172の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、分析部171については専用のハードウェアとしての処理回路2でその機能を実現し、選択部172についてはCPU3がメモリ4に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組合せによって、分析部171及び選択部172の各機能を実現することができる。
静電タッチパネル制御部18は、静電タッチパネル11の動作を制御する。例えば、静電タッチパネル制御部18が指定したスキャン周波数でスキャン動作を行うよう制御する。スキャン動作によって、静電タッチパネル制御部18は、静電タッチパネル11から静電容量に応じた信号を取得する。取得した静電容量に応じた信号を用いて、静電タッチパネル制御部18は、指等のタッチ位置を算出し、制御部15に出力する。静電タッチパネル制御部18が指定するスキャン周波数は、周波数決定部17で決定されたものである。
静電タッチパネル制御部18は、例えば、不図示のメモリに記憶されたプログラムと、当該プログラムを実行する不図示のプロセッサとで構成される。
次に、車載装置1が静電タッチパネル11のスキャン周波数を決定する際の動作について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4では、周波数決定部17が選択可能なスキャン周波数として、周波数F1,F2,F3の3つが予め設定されている場合を例に説明する。なお、周波数決定部17が選択可能なスキャン周波数は、2つ以上であればよい。
まず、アンテナ10a〜10cが、様々な周波数を有する外部ノイズを含むアンテナ10a〜10c周囲の電波を受信して、受信信号を出力する(ステップST1)。
続いて、周波数測定部16a〜16cが、アンテナ10a〜10cからの受信信号を用いて、周波数F1,F2,F3又はそれらの倍数の周波数の外部ノイズに関する情報を、周波数決定部17に出力する(ステップST2)。このとき、周波数測定部16a〜16cは、アンテナ10a〜10cからの受信信号に対して、周波数F1,F2,F3又はそれらの倍数の周波数の外部ノイズの信号成分を通過させるフィルタリングを行う。そして、フィルタリングして抽出した周波数F1,F2,F3又はそれらの倍数の周波数を有する外部ノイズの信号成分をアナログデジタル変換し、当該信号成分の振幅等を、当該信号成分の周波数と共に、外部ノイズに関する情報として周波数決定部17に出力する。
続いて、周波数決定部17の分析部171が、周波数測定部16a〜16cからの外部ノイズに関する情報を用いて、スキャン周波数をF1,F2,F3とした場合の外部ノイズによる影響、つまり静電タッチパネル11の誤作動の可能性を、分析する(ステップST3)。
スキャン周波数をF1とした場合の影響分析には、例えば、周波数測定部16a〜16cが出力する周波数F1又はその倍数の周波数の外部ノイズ成分の振幅を用いる。当該振幅が大きいほど、周波数F1又はその倍数の周波数の強い外部ノイズが存在していることになり、スキャン周波数をF1とした場合に誤作動の可能性が高まると分析される。分析部171は、周波数測定部16aが出力した周波数F1又はその倍数の周波数の外部ノイズ成分の振幅に応じて影響度a1を算出する。同様に、分析部171は、周波数測定部16bが出力した周波数F1又はその倍数の周波数の外部ノイズ成分の振幅に応じて影響度b1を算出する。同様に、分析部171は、周波数測定部16cが出力した周波数F1又はその倍数の周波数の外部ノイズ成分の振幅に応じて影響度c1を算出する。
同様に、分析部171は、周波数測定部16a〜16cが出力した周波数F2又はその倍数の周波数の外部ノイズ成分の振幅に応じて、スキャン周波数をF2とした場合の影響度a2〜c2を算出する。また、分析部171は、周波数測定部16a〜16cが出力した周波数F3又はその倍数の周波数の外部ノイズ成分の振幅に応じて、スキャン周波数をF3とした場合の影響度a3〜c3を算出する。
続いて、分析部171は、算出した各影響度a1〜c1,a2〜c2,a3〜c3を用いて、スキャン周波数を周波数F1、F2,F3とした場合の総合影響度X1,X2,X3を以下の式(1)〜(3)の通り算出する。
X1=a1+b1+c1・・・(1)
X2=a2+b2+c2・・・(2)
X3=a3+b3+c3・・・(3)
なお、アンテナ10a〜10cの信頼度に応じて、各影響度a1〜c1,a2〜c2,a3〜c3に重みを付けたうえで式(1)〜(3)の通り加算してもよい。
続いて、周波数決定部17の選択部172は、総合影響度X1〜X3のうちで最も影響度が低いものを判定する(ステップST4〜ST9)。
まず、選択部172は、総合影響度X1が総合影響度X2未満であるかを判定する(ステップST4)。総合影響度X1が総合影響度X2未満の場合(ステップST4;YES)、総合影響度X1が総合影響度X3未満であるかを判定する(ステップST5)。総合影響度X1が総合影響度X3未満の場合(ステップST5;YES)、選択部172は、スキャン周波数をF1に決定する(ステップST6)。一方、総合影響度X1が総合影響度X3以上の場合(ステップST5;NO)、選択部172は、スキャン周波数をF3に決定する(ステップST7)。
また、総合影響度X1が総合影響度X2以上の場合(ステップST4;NO)、総合影響度X2が総合影響度X3未満であるかを判定する(ステップST8)。総合影響度X2が総合影響度X3未満の場合(ステップST8;YES)、選択部172は、スキャン周波数をF2に決定する(ステップST9)。一方、総合影響度X2が総合影響度X3以上の場合(ステップST8;NO)、選択部172は、スキャン周波数をF3に決定する(ステップST7)。
選択部172は、決定したスキャン周波数を、静電タッチパネル制御部18に出力する。
そして、静電タッチパネル制御部18は、周波数決定部17の選択部172が決定したスキャン周波数でスキャン動作を行うよう、静電タッチパネル11を制御する。
ステップST6,ST7,ST9の処理後は、再度ステップST1に戻り、スキャン周波数が外部ノイズの影響を受けにくい周波数となっているかを周期的に確認し、必要に応じて再度変更する。
このようにして、外部ノイズによる影響が小さく、誤動作が発生しにくいスキャン周波数で静電タッチパネル11を動作させる。
なお、上記では、3つのアンテナ10a〜10cを設けた場合を示したが、アンテナ10の個数は1以上であればよい。アンテナは、その長さ等によって感知しやすい周波数が異なるので、多数設けてより多くの周波数の外部ノイズを考慮できるようにするとよい。
また、車載装置1は、図5に示すようなチューナ5が分離した外観構成としてもよい。この場合、周波数測定部16a〜16cをチューナ5側に設けてもよいし、周波数測定部16a〜16cをチューナ5側に設けない構成として、アンテナ10からの受信信号をチューナ5から無線又は有線で周波数測定部16a〜16cが取得できるようにしてもよい。
また、上記では、周波数測定部16a〜16cと周波数決定部17とを車載装置1に組み込んで、一体的な装置とした場合を示した。しかしながら、周波数測定部16a〜16cと周波数決定部17とを有する制御装置を車載装置1と別体的に構成し、当該制御装置と車載装置1とを通信可能に接続することで、静電タッチパネル11が誤動作の発生しにくいスキャン周波数で動作するようにしてもよい。
また、アンテナ10a〜10c、静電タッチパネル11、ディスプレイ13、スピーカ14等は、車載装置1に対して外付けタイプのものとしてもよい。
また、実施の形態1の構成は、アンテナ10a〜10cを、無線処理部12a〜12cと周波数測定部16a〜16cとで共用するので、コスト削減が可能な構成である。また、共用するぶん構成がシンプルにもなる。また、そもそも車体にアンテナが設けられている場合は、当該アンテナをアンテナ10a〜10cとして利用でき、コスト面で有利である。
また、上記では、実施の形態1に係る電子機器を、車載ナビゲーション装置等の車載装置1として具体化した場合を例に示した。しかしながら、通信用のアンテナと静電タッチパネルとを有する携帯機器として具体化してもよい。
以上のように、この実施の形態1に係る電子機器は、周波数測定部16a〜16cが、様々な周波数を有する外部ノイズを含む周囲の電波を受信したアンテナ10a〜10cからの受信信号を用いて、周波数F1,F2,F3又はそれらの倍数の周波数の外部ノイズに関する情報を出力する。周波数決定部17は、当該情報を用いて周波数F1,F2,F3ごとに外部ノイズの影響度を算出し、周波数F1,F2,F3の中で影響の少ないものを静電タッチパネル11のスキャン周波数として決定する。従って、外部ノイズによる影響を受けにくいスキャン周波数で静電タッチパネル11を動作させることができる。
また、周波数測定部16a〜16cは、複数のアンテナ10a〜10cが出力したそれぞれの受信信号から、複数の周波数F1,F2,F3又はそれらの倍数の周波数を有する信号成分を抽出することとした。従って、より多くの外部ノイズによる影響を考慮できる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 車載装置、2 処理回路、3 CPU、4 メモリ、5 チューナ、10 アンテナ、10a〜10c アンテナ、11 静電タッチパネル、12a〜12c 無線処理部、13 ディスプレイ、14 スピーカ、15 制御部、16a〜16c 周波数測定部、17 周波数決定部、18 静電タッチパネル制御部、171 分析部、172 選択部。

Claims (5)

  1. アンテナが出力した受信信号から、静電タッチパネルのスキャン周波数として使用可能な複数の周波数又はそれらの倍数の周波数を有する信号成分を抽出し、前記信号成分を用いて外部ノイズに関する情報を出力する周波数測定部と、
    前記周波数測定部が出力した前記情報を用いて、前記スキャン周波数を前記複数の周波数いずれかとした際の外部ノイズによる影響を、前記複数の周波数ごとに分析する分析部と、
    前記分析部による分析を用いて、前記複数の周波数の中から前記スキャン周波数の周波数を選択して、前記静電タッチパネルの制御部に出力する選択部とを備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記周波数測定部は、複数の前記アンテナが出力したそれぞれの前記受信信号から、前記複数の周波数又はそれらの倍数の周波数を有する信号成分を抽出することを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 前記周波数測定部は、前記複数の周波数又はそれらの倍数の周波数を有する信号成分の振幅を前記情報に含めて出力することを特徴とする請求項1または請求項2記載の制御装置。
  4. 前記静電タッチパネルと、
    前記アンテナと、
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の制御装置とを備えることを特徴とする電子機器。
  5. 周波数測定部が、アンテナが出力した受信信号から、静電タッチパネルのスキャン周波数として使用可能な複数の周波数又はそれらの倍数の周波数を有する信号成分を抽出し、前記信号成分を用いて外部ノイズに関する情報を出力する周波数測定ステップと、
    分析部が、前記周波数測定ステップにより出力された前記情報を用いて、前記スキャン周波数を前記複数の周波数いずれかとした際の外部ノイズによる影響を、前記複数の周波数ごとに分析する分析ステップと、
    選択部が、前記分析ステップによる分析を用いて、前記複数の周波数の中から前記スキャン周波数の周波数を選択して、前記静電タッチパネルの制御部に出力する選択ステップとを備えることを特徴とする制御方法。
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