JP2016218504A - 移動装置及び移動システム - Google Patents

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明 村形
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Abstract

【課題】移動装置が検出物に接触するのを減らす。【解決手段】路面上を移動する移動装置1が、路面上又は周辺にある検出物を検出する検出方向を、移動装置の進行方向又は、前記路面に対する方向となる下方向の、いずれかの方向になるように変更できる検出部5を有し、検出方向を下方向にして検出物を検出した検出物の位置、及び方向を含む周辺及び路面に係るデータを記憶し、検出方向を進行方向にして検出物を検出した検出結果と、周辺及び路面に係るデータとに基づいて、移動装置が移動するルートを決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、移動装置及び移動システムに関する。
従来、地図データ、測定データ又はこれらを組み合わせて用い、災害等で倒壊した建物内等を自律で移動するロボット等の自律移動装置が知られている。
また、自律移動装置では、自律移動装置の上部を損壊する要因となる物体及び自律移動装置の下方に位置する自律移動装置が落下してしまう穴を超音波センサ等で検出し、地図データを用いて自律移動装置を走行させる方法が知られている(例えば、特許文献1等)。
しかしながら、従来の方法では、障害物及び段差等の検出物のうち、移動装置の近くに存在する検出物しか検出できないため、移動装置が速い速度で移動する場合等には、検出物を検出してから、停止等によって、検出物を回避しても間にあわない場合がある。この場合には、移動装置は、段差に落下又は障害物に衝突等の検出物に接触することになってしまう場合がある。即ち、検出物が検出されても、移動装置が、検出物に接触してしまうおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、移動装置が検出物に接触するのを減らすことができる移動装置を提供することを目的とする。
一態様における、路面上を移動する移動装置は、前記路面上又は周辺にある検出物を検出する検出方向を前記移動装置の進行方向又は前記路面に対する方向となる下方向のいずれかの方向になるように変更できる検出部と、前記検出方向を前記下方向にして前記検出物を検出した前記検出物の位置及び方向を含む周辺及び路面に係るデータを記憶する記憶部と、前記検出方向を前記進行方向にして前記検出物を検出した検出結果と、前記周辺及び路面に係るデータとに基づいて、前記移動装置が移動するルートを決定する決定部とを含む。
本発明の一実施形態によれば、移動装置が検出物に接触するのを減らすことができる。
本発明の一実施形態に係る移動装置の全体構成の一例を示す外観図である。 本発明の一実施形態に係る移動装置及び移動装置が有する装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る検出方向の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移動装置による全体処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る移動装置によるルート決定処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る移動装置によって生成される周辺及び路面に係るデータの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移動装置による段差の検出例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移動装置による検出における距離計測の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移動装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付し、重複した説明を省く。
<移動装置例>
はじめに、本実施形態に係る移動装置の全体構成の一例について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る移動装置の全体構成の一例を示す外観図である。図示するように、移動装置は、例えば、いわゆるAGV(Automated Guided Vehicle、無人搬送車)1である。以下、図示するAGV1の例で説明する。図1では、AGV1は、PC(Personal Computer)2と、バッテリ3と、電子回路基板4と、複数のセンサ5と、モータ6と、エンコーダ7とを有する。なお、以下の説明では、図1では横方向で図示する方向をX軸、縦方向で図示する方向をZ軸、及びAGV1の進行方向となる奥行き方向をY軸とする。また、以下の説明では、Z軸回りの回転をYaw回転、X軸回りの回転をPitch回転、Y軸回りの回転をRoll回転という。
PC2は、情報処理装置の例であり、各種データ及び操作を入力して、各種処理を実行する。また、PC2と電子回路基板4とは、ケーブル又は無線等で接続され、PC2は、処理結果等に基づいて、電子回路基板4にモータ6等を制御させる。
AGV1は、モータ6が回転することで、PC2等を搭載して移動する。また、モータ6の回転した回転数又は回転量等は、エンコーダ7によってカウント値等として検出される。さらに、AGV1には、図示するように、AGV1の進行方向に存在する障害物及び段差等の検出物を検出するセンサ5が設置される。
なお、AGV1は、図示する全体構成に限られず、AGV1が有する装置の位置及び数は、図示する位置及び数と異なってもよい。
<ハードウェア構成例>
図2は、本発明の一実施形態に係る移動装置及び移動装置が有する装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
AGV1が有するPC2は、CPU(Central Processing Unit)2H1と、主記憶装置2H2と、補助記憶装置2H3と、入出力装置2H4と、I/F(interface)2H5とを有する。
CPU2H1は、PC2が行う各種処理及び各種データの加工を行う演算装置並びにPC2が有する各ハードウェア等を制御する制御装置である。なお、CPU2H1は、CPU2H1を補助する演算装置又は制御装置をさらに有してもよい。即ち、PC2が行う各種処理は、ソフトウェアに基づいてCPU2H1が処理することで実現される。
主記憶装置2H2は、PC2が使うデータ、プログラム及び設定値等を記憶する。また、主記憶装置2H2は、いわゆるメモリ(memory)等である。
補助記憶装置2H3は、PC2が使うデータ、プログラム及び設定値等を記憶する。また、補助記憶装置2H3は、ハードディスク(harddisk)等である。
入出力装置2H4は、操作画面を出力し、PC2に、ユーザ等による操作を入力するインタフェースである。具体的には、入出力装置2H4は、タッチパネルディスプレイ等である。なお、入出力装置2H4は、入力装置及び出力装置を組み合わせた装置でもよい。
I/F2H5は、PC2に電子回路基板4及びサーバ等の外部装置等を接続させるインタフェースである。具体的には、I/F2H5は、コネクタ及びケーブル等である。無線を用いる場合、I/F2H5は、アンテナ等を有してもよい。例えば、I/F2H5は、電子回路基板4からエンコーダ7のカウンタ値等を入力し、AGV1が動いた距離等をフィードバックする。また、I/F2H5は、周辺及び路面に係るデータDを入力する。
なお、PC2は、各ハードウェア資源を補助する補助装置を更に有してもよい。また、PC2は、複数の情報処理装置によって構成されてもよい。さらに、PC2は、サーバ、タブレット又はモバイルPC等の情報処理装置でもよい。
バッテリ3は、AGV1が有する各装置を動作させるための電気を供給する。
電子回路基板4は、駆動及びI/O(Input/Output)制御等を行う。具体的には、電子回路基板4は、演算装置及び制御装置となるCPU等を有する。例えば、電子回路基板4は、PC2からのルート及び速度を指示する指令等に基づいて複数のモータ6等の駆動をそれぞれ制御してAGV1を移動させる。なお、電子回路基板4は、PC2が有するCPU2H1とは、別にCPU等を有するため、PC2による処理とは、独立して制御等を行うことができる。したがって、例えば、PC2による処理によってCPU等が占有され、電子回路基板4は、PC2による処理が終了するまで、モータ6の制御を待たされることがないようにできる。
また、電子回路基板4には、センサ5が接続される。センサ5は、例えば、超音波センサ等である。例えば、電子回路基板4は、超音波センサによって、進行方向を含む周辺をセンシングし、検出物を検出する。また、電子回路基板4は、ジャイロセンサ8等によって、AGV1の位置を検出する。次に、電子回路基板4は、各センサによる検出結果をPC2にフィードバックさせる。なお、センサ5は、例えば、赤外線センサ等でもよい。
電子回路基板4は、所定の時間間隔で、センサ5から検出結果を取得する。次に、電子回路基板4は、検出結果に基づいて、検出物等を回避するため、モータを減速又は停止させる等の制御を行う。
サーボモータ9は、超音波センサ等が検出を行う検出方向を変更する切替装置の例である。例えば、サーボモータ9は、超音波センサから発信される超音波が進行方向(図1でY軸方向)に発信されるように、超音波センサの向きを変更する(図1でPitch回転)。また、検出方向が下方向(図1でZ軸方向)となるように、サーボモータ9は、超音波センサから発信される超音波が路面に対して発信されるように、超音波センサの向きを変更する(図1でPitch回転)。さらに、サーボモータ9は、進行方向に対して左右方向(図1でYaw回転)に超音波センサの向きを周期的に変更する。なお、サーボモータ9は、切替装置の例であり、サーボモータ9は、他の種類のアクチュエータ等で構成されてもよい。また、サーボモータ9は、1自由度ごとにそれぞれ設置される。
なお、モータ6は、アクチュエータの一例であり、他の種類のアクチュエータでもよい。また、AGV1は、モータ6以外に減速機又はダンパ等の機械部品を有してもよい。エンコーダ7及びジャイロセンサ8は、AGV1の移動距離又は位置等を計測する計測装置の一例であり、他の種類のセンサでもよい。
<検出方向例>
図3は、本発明の一実施形態に係る検出方向の一例を示す図である。AGV1は、検出方向を例えばサーボモータ9(図2)等を制御して図3(A)又は図3(B)のいずれかとなるように変更する。
例えば、AGV1は、モードによって、図3(A)又は図3(B)のいずれかに変更する。以下、ユーザ等による操作が少なく、AGV1が周辺及び路面に係るデータD(図2)並びにセンサ5による検出結果等に基づいてモータ等を制御する、AGV1がいわゆる自律状態である場合を「自律移動モード」という。一方、ユーザ等による操作によってAGV1が移動し、センサ5による検出結果等に基づいて、検出物の位置等のデータを取得する場合を「操作移動モード」という。
例えば、AGV1は、自律移動モードでは、図3(B)のように変更し、一方、AGV1は、操作移動モードでは、図3(A)のように変更する。
図3(A)では、AGV1は、複数のセンサ5のうち、高さ方向(Z軸方向)において、高い位置に設置されるセンサ(以下「第1センサ」という。)51の検出方向(以下「第1検出方向」という。)51Dが進行方向となるようにする。例えば、AGV1は、第1検出方向51Dが路面RSに対して平行に近い角度、即ち、第1検出方向51Dと、路面RSに対する垂直線(Z軸と同じ)とが成す角度(以下「第1角度」という。)51Aが80°乃至100°程度となるように、サーボモータ9等を制御する。一方、図3(A)では、AGV1は、複数のセンサ5のうち、高さ方向(Z軸方向)において、低い位置に設置されるセンサ(以下「第2センサ」という。)52の検出方向(以下「第2検出方向」という。)52Dが下方向となるようにする。例えば、AGV1は、第2検出方向52Dが路面RSに対して垂直に近い角度、即ち、第2検出方向52Dと、路面RSに対する垂直線とが成す角度(以下「第2角度」という。)52Aが−10°乃至10°程度となるように、サーボモータ9等を制御する。また、図3(A)では、AGV1は、第1検出方向51Dが進行方向に対して左右方向Yaw(図1でYaw軸回転)にも動くように、サーボモータ9等を制御する。
図3(A)では、第2検出方向52Dが下方向であるため、AGV1が落下する穴又は階段等の段差が第2センサ52によって検出される。一方、図3(A)では、第1検出方向51Dが進行方向であるため、AGV1の周辺にある人、物又は階段等の障害物が第1センサ51によって検出される。次に、AGV1は、段差及び障害物等の検出物を検出した位置等を周辺及び路面に係るデータDとして記憶する。
図3(B)では、AGV1は、第1検出方向51Dが進行方向となるようにする。例えば、AGV1は、図3(A)と同様に、第1角度51Aが80°乃至100°程度となるように、サーボモータ9等を制御する。一方、図3(B)では、AGV1は、第2検出方向52Dが進行方向となるようにする。例えば、AGV1は、第1角度51Aと同様に、第2角度52Aが80°乃至100°程度となるように、サーボモータ9等を制御する。
自律移動モードでは、AGV1は、周辺及び路面に係るデータD並びに検出物の検出結果に基づいて、目的地まで、移動する。この場合、AGV1は、図3(B)で図示するように、第1センサ51及び第2センサ52によって、周辺及び路面に係るデータD等には記憶されていない障害物を検出する。次に、第1センサ51及び第2センサ52によって障害物が検出されると、AGV1は、減速又は停止する等して検出された障害物を回避する。
操作移動モードでは、自律移動モードで用いられる周辺及び路面に係るデータD等を生成する。
なお、操作移動モードでは、AGV1は、自律移動モードである場合と比較して遅い速度で移動する。即ち、操作移動モードでは、検出物がセンサによって検出されてから停止又は減速等の回避が行われても、AGV1は、検出物を回避できる程度の速度で移動する。操作移動モードでは、自律移動モードと比較して、検出物の位置等がまだ不明である場合が多い。そのため、操作移動モードでは、AGV1は、自律移動モードと比較して、低速で移動するのが望ましい。これによって、AGV1は、操作移動モードで、AGV1が検出物に接触するのを減らすことができる。
<全体処理例>
図4は、本発明の一実施形態に係る移動装置による全体処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS01では、AGVは、AGVが周辺及び路面に係るデータDを有しているか否か判断する。まず、AGVは、例えば、ユーザ等による入力操作、GPS(Global Positioning System、全地球測位システム)又はサーバからのデータ等によって、AGVの位置を示す位置データをあらかじめ有する。ステップS01では、位置データに基づいて、AGVは、AGVの位置に対応する周辺及び路面に係るデータを有しているか否か判断する。AGVが周辺及び路面に係るデータを有している場合(ステップS01でYES)、AGVは、ステップS05に進む。一方、AGVが周辺及び路面に係るデータを有していない場合(ステップS01でNO)、AGVは、ステップS02に進む。
ステップS02では、AGVは、サーバが周辺及び路面に係るデータを有しているか否かを判断する。サーバが周辺及び路面に係るデータを有している場合(ステップS02でYES)、AGVは、ステップS03に進む。サーバが周辺及び路面に係るデータを有していない場合(ステップS02でNO)、AGVは、ステップS04に進む。
ステップS03では、AGVは、サーバから周辺及び路面に係るデータを取得する。なお、複数のAGVがある場合、対象となる位置について、他のAGVが周辺及び路面に係るデータを有している場合がある。この場合、サーバは、対象となる位置の周辺及び路面に係るデータを他のAGVから取得してもよい。これによって、サーバは、AGVに提供できる周辺及び路面に係るデータを多くすることができる。
ステップS04では、AGVは、操作移動モードに設定する。具体的には、例えば、図3(A)に示すように、センサの検出方向を下向きにする制御等を行う。
ステップS05では、AGVは、自律移動モードに設定する。具体的には、例えば、図3(B)に示すように、センサの検出方向を進行方向にする制御等を行う。
自律移動モードでは、AGVは、例えば、ステップS06乃至ステップS09の処理を行う。一方、操作移動モードでは、AGVは、例えば、ステップS10乃至ステップS14の処理を行う。まず、自律移動モードでの処理例から説明する。
ステップS06では、AGVには、目的地及び牽引物の幅がそれぞれ入力される。例えば、ステップS06では、AGVには、ユーザの操作等によって、目的地の位置等が入力される。また、ステップS06では、AGVには、牽引物の幅を、例えば、牽引物の幅がAGVの幅より大きいか、同じ程度か又は小さいかのうち、いずれかを選択した選択結果が入力される。
ステップS07では、AGVは、ステップS06で入力される目的地及び牽引物の幅等を用いて、ルートを決定する。
図5は、本発明の一実施形態に係る移動装置によるルート決定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS071では、AGVは、第1ルートを探索する。なお、第1ルートR1には、例えば、現在のAGVの位置から目的地までの距離又は移動距離が最短となるいわゆる最短ルートが探索される。また、ルートの探索には、AGV及び牽引物の幅が考慮され、AGV及び牽引物のいずれもが通行できる幅のルートから第1ルートR1が探索される。さらに、探索は、周辺及び路面に係るデータDを参照して行われる。
ステップS072では、AGVは、フィードバック処理を行う移動を開始する。具体的には、ステップS072では、AGVは、ステップS071で探索された第1ルートR1となるように、移動を開始する。また、ステップS072以降では、AGVは、後段のステップS073に示す自己位置の推定結果等をフィードバック処理しながら、第1ルートR1を修正し、AGVは、修正されたルートとなるように移動する。
ステップS073では、AGVは、自己位置の推定を行う。具体的には、AGVは、例えば、左右それぞれの車輪の回転角及び回転速度を積算する、いわゆるオドメトリ(odmetry)等の方法によって移動距離及び方向をそれぞれ算出する。次に、AGVは、例えば、算出される移動距離及び方向と、周辺及び路面に係るデータDとを比較して、尤度(likelihood)計算等を行う。これによって、AGVは、自己位置を推定し、推定結果である自己位置をステップS072等にフィードバックする。
ステップS074では、AGVは、第2ルートを決定する。まず、ステップS074では、AGVは、センサによる障害物の検出結果SDに基づいて、第1ルートR1上の進行方向に障害物があるか否かを検出する。次に、AGVは、検出結果SDに基づいて障害物が検出される場合には、AGVは、AGV及び牽引物が検出される障害物に衝突しないルートである第2ルートを探索し、第2ルートを移動するルートに決定する。即ち、第2ルートは、第1ルートR1上の障害物をAGV及び牽引物が回避できる回避ルートである。
検出結果SDによって、AGVは、周辺及び路面に係るデータDには記憶されていない障害物を検出できる。即ち、周辺及び路面に係るデータDが生成された際には、第1ルートR1上に存在しなかった人又は物等の障害物が、検出結果SDによって検出され、ルート決定に反映される。
ステップS074では、検出結果SDに基づいて障害物が検出される場合、AGVは、ステップS072で使用されるルートを第1ルートR1から第2ルートに切り替える。一方、検出結果SDに基づいて障害物が検出されない場合、AGVは、第1ルートR1をステップS072で使用されるルートに決定する。
図4に戻り、ステップS08では、AGVは、ステップS07で決定されるルートに基づいて移動する。即ち、AGVは、図5に示す各処理を繰り返しながら、障害物が検出される場合等には、ルートを修正し、目的地に向かって移動する。
ステップS09では、AGVは、目的地に到着したか否かを判断する。ステップS08による移動後、AGVは、移動した位置がステップS06で入力された目的地であるか否かを判断する。即ち、移動した位置がステップS06で入力された目的地である場合(ステップS09でYES)、AGVは、処理を終了する。一方、移動した位置がステップS06で入力された目的地でなく、中間点等である場合(ステップS09でNO)、AGVは、ステップS07に進む。
次に、操作移動モードでの処理例を説明する。操作移動モードでは、AGVは、ユーザの操作に基づいて移動する。即ち、操作移動モードでは、AGVは、ユーザの操作によって入力される方向又は位置に移動する。
ステップS10では、AGVは、センサによって、障害物及び段差等の検出物を検出する。具体的には、図3(A)で示すように、第1センサ51を周期的にYaw回転させること等によって、AGVは、障害物を検出する。また、下向きとなっている第2センサ52によって、AGVは、段差を検出する。
ステップS11では、AGVは、障害物があるか否かを判断する。具体的には、第1センサ51によって障害物が検出される場合(ステップS11でYES)、AGVは、ステップS13に進む。一方、第1センサ51によって障害物が検出されない場合(ステップS11でNO)、AGVは、ステップS12に進む。
ステップS12では、AGVは、段差があるか否かを判断する。具体的には、第2センサ52によって障害物が検出される場合(ステップS12でYES)、AGVは、ステップS13に進む。一方、第2センサ52によって障害物が検出されない場合(ステップS12でNO)、AGVは、ステップS14に進む。
ステップS13では、AGVは、センサの検出に基づいて周辺及び路面に係るデータを生成する。
ステップS14では、AGVは、周辺及び路面に係るデータの生成が完了したか否かを判断する。具体的には、ステップS13によって、周辺及び路面に係るデータの生成が完了している場合(ステップS14でYES)、AGVは、処理を終了する。一方、周辺及び路面に係るデータの生成が完了していない場合(ステップS14でNO)、AGVは、ステップS10に進む。
図6は、本発明の一実施形態に係る移動装置によって生成される周辺及び路面に係るデータの一例を示す図である。図示するように、周辺及び路面に係るデータDは、例えば、XY軸の2次元平面を示すデータである。また、周辺及び路面に係るデータDでは、図示するように、検出物の位置がそれぞれマッピングされる。図6では、検出物は、例えば、第1障害物B1、第2障害物B2、第3障害物B3、第4障害物B4及び段差DLである。
進行方向(Y)に対して左右方向(図6でYaw)に第1センサ51(図3)が振られると、AGV1は、第1障害物B1、第2障害物B2、第3障害物B3及び第4障害物B4をそれぞれ検出する(図4に示すステップS10)。次に、障害物が検出されると(図4に示すステップS11でYES)、AGV1は、それぞれの障害物を検出した方向及び距離を図示するようにそれぞれマッピングする(図4に示すステップS13)。
一方、進行方向(Y)に対して第2センサ52(図3)が下向き(Z)となっていると、AGV1は、段差DLを検出する(図4に示すステップS10)。具体的には、AGV1は、第2センサ52が設置される高さ方向の位置をあらかじめ記憶する。したがって、段差DLがあると、AGV1は、第2センサ52から発信される超音波等によって、凹段差があると判断できる。次に、段差DLが検出されると(図4に示すステップS12でYES)、AGV1は、障害物と同様に、段差DLを検出した方向及び距離を図示するようにマッピングする(図4に示すステップS13)。
図6では、斜線で示す領域は、AGV1を進行させない領域(以下「進行禁止領域」という。)として周辺及び路面に係るデータDに記憶される。一方、斜線で示す以外の領域は、第1センサ51から発信された超音波が反射しない場合、障害物がなく、AGV1が進行可能な領域(以下「進行可能領域」という。)CMとして周辺及び路面に係るデータDに記憶される。
自律移動モードにおいて、図5に示す処理では、ルートは、進行禁止領域を回避するようにルートが探索及び決定される。即ち、AGV1は、進行可能領域CMを進行して目的地まで進行できるルートを探索及び決定する。
図7は、本発明の一実施形態に係る移動装置による段差の検出例を示す図である。図6に示す段差DLは、例えば、図7に示す検出等によって検出される。まず、AGV1には、あらかじめ第2センサ52が設置される位置と路面RSとの距離(以下「センサ位置」という。)Hが記憶される。次に、操作移動モードでは、AGV1は、例えば、第2センサ52によって、数ms(ミリ秒)ごとに、距離を計測し、センサ位置Hと第2センサ52によって計測される距離とを比較する。
図示するように、凸段差DL1があると、第2センサ52によって計測される距離は、センサ位置Hより短い距離となるため、AGV1は、凸段差DL1を段差として検出できる(図4に示すステップS12でYES)。即ち、凸段差DL1は、進行禁止領域として周辺及び路面に係るデータD(図6)に記憶される。
一方、図示するように、凹段差DL2があると、第2センサ52によって計測される距離は、センサ位置Hより長い距離となるため、AGV1は、凹段差DL2を段差として検出できる(図4に示すステップS12でYES)。即ち、凹段差DL2は、進行禁止領域として周辺及び路面に係るデータD(図6)に記憶される。
したがって、図7に示す検出によって、AGV1は、段差を検出できる。
なお、センサから得られる距離等に基づいてマッピングを行う方法は、例えば、"Improved Techniques for Grid Mapping with Rao−Blackwellized Particle Filters"等に説明される方法等によって実現できる。また、操作移動モードでは、AGV1は、検出物を検出した場合、検出物が検出された位置に進行する前に、検出物までの距離を計測し、計測した距離に基づいて、減速、停止又はユーザにルート変更を促す表示等を行ってもよい。この処理によって、操作移動モードで、AGV1が落下したり、AGV1が人又は物と接触したりする事故を少なくできる。
図8は、本発明の一実施形態に係る移動装置による検出における距離計測の一例を示す図である。図8は、センサ5(図1)から発信された音波等が受信された場合を波形で示す。これに対して、図8では、関連する信号を示す。なお、図8では、センサ5は、超音波センサであり、超音波等の音波を発信する。次に、図8では、発信された音波は、物体に当たると反射し、センサ5は、反射した音波を受信する。
第1信号SIG1は、第2信号SIG2をトリガ(trigger)として、音波が発信されてから受信されるまでの時間を示す。なお、図8では、第1信号SIG1は、いわゆるハイアクティブ(high active)信号である。即ち、図8では、第1信号SIG1は、トリガがかかると、第1ハイレベルHLV1となる。次に、第1信号SIG1は、反射した音波が受信されると、第1ローレベルLLV1となる。
第2信号SIG2は、電子回路基板4(図2)が有するCPUからセンサ5への命令信号の例である。例えば、第2信号SIG2は、いわゆるローアクティブ(low active)信号である。即ち、図8では、第2信号SIG2は、センサ5に音波を発信させる命令を第2ローレベルLLV2の信号で伝える信号である。図示するように、電子回路基板4が有するCPUは、センサ5に音波を発信させる場合、第2信号SIG2を第2ハイレベルHLV2から第2ローレベルLLV2にする。
つまり、AGVは、電子回路基板4が有するCPUの命令に基づいて、図示するように、第2信号SIG2においてトリガ信号TRGを生成し、センサ5に出力する。また、トリガ信号TRGが出力されるタイミングを発信タイミングT1とする。図示するように、発信タイミングT1では、トリガ信号TRGが出力されると、第1信号SIG1は、第1ハイレベルHLV1となる。
次に、センサ5が音波を受信し、第1信号SIG1が第1ローレベルLLV1となるタイミングを受信タイミングT2とする。AGVは、タイマ又はカウンタ等によって、発信タイミングT1から受信タイミングT2までの時間を計測する。タイマ又はカウンタ等によって計測される時間は、図8では、パルス幅PWである。次に、AGVは、パルス幅PWから検出物までの距離を計測する。例えば、AGVは、「パルス幅PWに基づく時間(秒)×音波の速度(メートル毎秒)÷2」等のように、検出物までの距離を計測できる。
第3信号SIG3は、音波の受信を示す信号である。なお、第3信号SIG3は、いわゆるローアクティブ信号である。したがって、第3信号SIG3は、音波を受信していない場合、第3ハイレベルHLV3である。一方、第3信号SIG3は、音波を受信している場合、第3ローレベルLLV3等となる。なお、音波を受信している場合の第3信号SIG3の信号レベルは、受信した音波の強度によって異なる。
図示するように、音波が発信される発信タイミングT1付近では、干渉等によって、第3信号SIG3は、大きな振幅となる干渉信号ISIGを受信してしまう。干渉信号ISIGによって、パルス幅PWを求めてしまうと、検出物までの距離が精度良く計測されない。そのため、AGVは、干渉信号ISIGを用いないようにするため、所定の距離以下に存在する検出物の検出を制限する。
具体的には、例えば、所定の距離は、AGVから0cm(センチメートル)乃至3cm程度である。なお、所定の距離は、センサの仕様等によって変更されてもよい。AGVは、所定の距離以下、即ち、近い距離に存在する検出物を検出しない。即ち、AGVは、図示するように、発信タイミングT1から所定の時間以内では、第3信号SIG3が第3ローレベルLLV3等となっても、第1信号SIG1は、第1ハイレベルHLV1で維持する。一方、発信タイミングT1から所定の時間が経過し、図示するように、第3信号SIG3が第3ローレベルLLV3等となる受信信号RSIGがあると、第1信号SIG1は、第1ローレベルLLV1となる。
第4信号SIG4は、第3信号SIG3の判定信号である。なお、第4信号SIG4は、いわゆるローアクティブ信号である。したがって、第4信号SIG4は、第3信号SIG3に基づいて、検出物を検出したと判定する場合、判定信号JSIGのように第4ローレベルLLV4等となる。一方、第4信号SIG4は、検出物を検出していないと判定する場合、第4ハイレベルHLV4である。
図示するように、AGVは、近い距離の検出物の検出を制限するため、第3信号SIG3が干渉信号ISIGによって、第3ローレベルLLV3等となっても、判定は、検出物を検出していないと判定する。そのため、第4信号SIG4は、第4ハイレベルHLV4である。一方、発信タイミングT1から所定の時間経過した後、例えば、受信タイミングT2等であれば、第3信号SIG3が第3ローレベルLLV3等となると、判定は、検出物を検出したと判定する。そのため、第4信号SIG4が判定信号JSIGとなる。このような判定によって、AGVは、センサ5によって干渉があっても、検出物を精度良く検出できる。
また、第3信号SIG3は、AGVから検出物までの距離に伴って減衰する。したがって、AGVから近い距離の検出物は、エコーバックが強い。一方、AGVから遠い距離の検出物は、エコーバックが弱い。したがって、第4信号SIG4は、検出物を検出したと判定する判定の閾値を発信タイミングT1から経過する時間に伴って、ハイレベル方向に上げてもよい。即ち、検出物までの距離が遠い場合、第3信号SIG3は、振幅が小さい。したがって、第4信号SIG4は、判定の閾値を小さい振幅に対応するように変更していく。
具体的には、検出物を検出する閾値である第3ローレベルLLV3を発信タイミングT1から経過した時間に伴って、ハイレベル方向に変更する。この変更によって、AGVは、遠い距離にある検出物を精度良く検出できる。また、判定の閾値をパラメータ化することによって、センサ5を複数設置する場合、受信において混信を少なくすることができる。
<機能構成例>
図9は、本発明の一実施形態に係る移動装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図示するように、AGV1は、検出部1F1と、記憶部1F2と、決定部1F3とを含む。
検出部1F1は、図3等に示すように、検出方向をAGV1の進行方向又は下方向のいずれかの方向になるように変更でき、進行方向又は下方向にある検出物を検出する。なお、検出部1F1は、センサ5(図2)等によって実現される。
操作移動モード、即ち、検出方向が下方向である場合の検出結果は、周辺及び路面に係るデータDに記憶される。一方、自律移動モード、即ち、検出方向が進行方向である場合の検出結果SD(図5)は、図5に示す処理等で、ルートの決定に用いられる。
記憶部1F2は、検出方向を下方向にして検出物を検出した検出物の位置及び方向を含む周辺及び路面に係るデータDを記憶する。なお、記憶部1F2は、補助記憶装置2H3(図2)等によって実現される。
決定部1F3は、検出方向を進行方向にして検出物を検出した検出結果SDと、周辺及び路面に係るデータDとに基づいて、AGV1が移動するルートを決定する。即ち、決定部1F3は、図5等に示すように、進行可能領域CM(図6)及び検出結果SDによって検出物が検出されないルートを決定する。なお、決定部1F3は、CPU2H1(図2)等によって実現される。
検出部1F1は、検出方向をサーボモータ9等によって、図3に示すように、進行方向又は下方向に変更できる。図4に示す自律移動モードは、検出方向が進行方向である場合に実行される。一方、図4に示す操作移動モードは、検出方向が下方向である場合に実行される。
自律移動モードでは、AGV1は、操作移動モード等によって生成され、記憶部1F2が記憶する周辺及び路面に係るデータDを用いて、移動する。したがって、周辺及び路面に係るデータDによって、AGV1は、あらかじめ障害物及び段差等の検出物の位置及び方向等を把握することができる。このため、AGV1は、速い速度で移動していても、検出物を回避できるルートを周辺及び路面に係るデータDによって決定できる。そのため、AGV1が凹段差DL2(図7)に落下したり、第1障害物B1等(図6)の障害物又は凸段差DL1(図7)にAGV1が衝突したりする等といったAGV1が検出物に接触するのを減らすことができる。
なお、本発明に係る各処理の全部又は一部は、アセンブラ、C、C++、C#及びJava(登録商標)等のレガシープログラミング言語又はオブジェクト指向プログラミング言語等で記述されたコンピュータに実行させるためのプログラムによって実現されてもよい。即ち、プログラムは、情報処理装置又は情報処理装置を含む移動システム等のコンピュータに各処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
また、プログラムは、ROM又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納して頒布することができる。さらに、記録媒体は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、ブルーレイディスク、SD(登録商標)カード又はMO等でもよい。さらにまた、プログラムは、電気通信回線を通じて頒布することができる。
さらに、移動システムは、ネットワーク等によって相互に接続される2以上の情報処理装置を有し、各種処理の全部又は一部を複数の情報処理装置が分散、並列又は冗長してそれぞれ処理を行ってもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
1 AGV
2 PC
5 センサ
9 サーボモータ
D 周辺及び路面に係るデータ
特許第5405687号公報

Claims (10)

  1. 路面上を移動する移動装置であって、
    前記路面上又は周辺にある検出物を検出する検出方向を前記移動装置の進行方向又は前記路面に対する方向となる下方向のいずれかの方向になるように変更できる検出部と、
    前記検出方向を前記下方向にして前記検出物を検出した前記検出物の位置及び方向を含む周辺及び路面に係るデータを記憶する記憶部と、
    前記検出方向を前記進行方向にして前記検出物を検出した検出結果と、前記周辺及び路面に係るデータとに基づいて、前記移動装置が移動するルートを決定する決定部と
    を含む移動装置。
  2. 前記検出物は、前記移動装置が落下する段差、前記移動装置の移動の障害となる段差及び前記移動装置の移動の障害となる障害物を含む請求項1に記載の移動装置。
  3. 前記移動装置は、無人搬送車である請求項1又は2に記載の移動装置。
  4. 前記移動装置は、前記検出方向を前記進行方向にして、前記決定部によって決定される前記ルートを移動する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の移動装置。
  5. 前記検出方向を前記下方向とした場合、前記移動装置は、ユーザの操作に基づいて移動する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の移動装置。
  6. 前記検出方向を前記下方向とした場合、前記移動装置は、前記検出方向を前記進行方向にして移動する場合の速度より遅い速度で移動する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の移動装置。
  7. 前記決定部は、前記検出結果並びに前記周辺及び路面に係るデータに基づいて、前記検出物を回避するように前記ルートを決定する請求項1乃至6のいずれか一項に記載の移動装置。
  8. 前記検出部は、前記検出物のうち、所定の距離以下に存在する前記検出物の検出を制限する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の移動装置。
  9. 前記検出部は、音波を用いて前記検出物を検出し、
    前記検出では、前記検出物を検出する距離に基づいて、前記音波による前記検出物の検出の閾値が変更される請求項1乃至8のいずれか一項に記載の移動装置。
  10. 路面上を移動する移動装置と前記移動装置に接続される1以上の情報処理装置とを有する移動システムであって、
    前記路面上又は周辺にある検出物を検出する検出方向を前記移動装置の進行方向又は前記路面に対する方向となる下方向のいずれかの方向になるように変更できる検出部と、
    前記検出方向を前記下方向にして前記検出物を検出した前記検出物の位置及び方向を含む周辺及び路面に係るデータを記憶する記憶部と、
    前記検出方向を前記進行方向にして前記検出物を検出した検出結果と、前記周辺及び路面に係るデータとに基づいて、前記移動装置が移動するルートを決定する決定部と
    を含む移動システム。
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