JP2016217480A - バンド締付具 - Google Patents

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Takatoshi Nakajima
孝俊 中島
山崎 正
Tadashi Yamazaki
正 山崎
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TOKO KAGAKU KOGYO KK
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Abstract

【課題】本発明は、バンド締付具による仮止めを可能とする一方、締付時に動作を簡略としつつ、堅固な締付状態を確保し得るバンド締付具を実現することを目的としている。【解決手段】このため、締付具本体に回動レバーを取り付けたバンド締付具において、締付具本体に傾斜面を有する軸受を設け、回動レバーのバンド巻込み軸をカム形状に形成しバンドの厚さより広いバンド挿通孔をバンド巻込み軸に設置し、かつ、回動レバーの回動に従いバンド巻込み軸のカム形状によりバンドを押えこむように構成し、締付具本体の本体底板にバンドの滑り止め用凹凸形状を備える係止孔部を形成するとともに、本体底板上面の少なくとも一部に凸状のバンド滑り止め部を形成し、本体側板外面に曲面部を形成し、締付具本体に回動レバーを係合させる少なくとも1組の係合部を形成し、係合部を締付具本体の本体側板の係合爪部と回動レバーに形成する係合溝部とによって構成した。【選択図】図1

Description

この発明はバンド締付具に係り、特に帯状に形成されたバンドを電柱への取り付けや荷造りに用いる際に、このバンドの堅固な締付状態の確保を図るバンド締付具に関するものである。
このバンド締付具においては、締付具本体にプラスチック製や金属製のバンド締付用の回動レバーを回動自在に取付け、この回動レバーのバンド巻込み軸にバンド挿通孔を形成し、前記締付具本体に一端を折返し固定したバンドの他端を、締付具本体に対して前記回動レバーを開いた状態で、回動レバー後方から直線的にバンド挿通孔に通して、回動レバーを締付具本体側に回動させて閉じることによりバンドを巻込み、バンドを締め付けるようにしたものは知られている。
特許第4319198号公報
ところで、従来のバンド締付具においては、回動レバーを閉じるに従い、バンド張力がどんどん増加し、最終締付時に過大な負荷を要する状態となっていた。
このようなバンド締付具を、従来のように、可撓性バンドの固定に使用して締め付けることは可能であったが、伸びのほとんど無いポリエステル製のバンドやステンレスバンド等の締付に使用することができないという不都合があった。
また、前記バンド締付具に取り付けられる回動レバーのバンド挿通孔に通したバンドは、移動が自在な状態のままなので、締付時には前記バンドを片手で固定しながら回動レバーを回す必要があるという不都合があった。
更に、バンド締付具に関しては、ラチェット構造を有する金属製のバンド締付具も開発されている。
この金属製のバンド締付具においては、伸びの無いバンドの締付可能であった。
しかし、金属製のバンド締付具は、構造が複雑であるととともに、製造コストが大となるという不都合があった。
この結果、前記バンド締付具を形成する際には、安価な材料を使用して十分な強度を有する構造を確保し、バンド締付具の使用時の堅固な締付力を発揮し得るバンド締付具が切望されていた。
この発明は、バンド締付具による仮止めを可能とする一方、バンド締付具による締付時に動作を簡略としつつ、堅固な締付状態を確保し得るバンド締付具を実現することを目的とする。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、バンドの一方を係止しバンド巻込み用の回動レバーを受ける軸受を有する締付具本体に、バンド巻込み軸にバンド挿通孔を設けた回動レバーを取り付けたバンド締付具において、前記締付具本体には前記回動レバーの回動に従って前記バンド巻込み軸が後方上からバンド引張り下方向へ摺動するべく後方上部から前方下部に向かう形状の傾斜面を有する軸受を設け、前記回動レバーの前記バンド巻込み軸をカム形状に形成し、前記回動レバーが開かれた状態で前記バンド挿通孔へ通す際に前記バンドは挿入方向へ鋭角に折返す方向になるようにこのバンドの厚さより広いバンド挿通孔を前記バンド巻込み軸のカム形状先端に向かって設置し、かつ、前記回動レバーの回動に従い前記バンドの固定と前記バンド巻込み軸のカム形状に沿った巻込みが促され、バンド巻込み軸のカム形状先端が前記締付具本体の本体底板上面を通過後にバンド巻込み軸のカム形状と締付具本体の前記軸受の傾斜面とにより前記回動レバーはバンド引張り下方向へ降下し回動レバーの戻りに対抗する位置関係となり前記バンドを押えこむように構成し、前記締付具本体の本体底板に開口させた前記バンドの滑り止め用凹凸形状を備える係止孔部を形成するとともに、前記締付具本体の本体底板上面の少なくとも一部に凸状のバンド滑り止め部を形成し、前記締付具本体の本体側板外面に曲面部を形成し、この締付具本体に前記回動レバーを係合させる少なくとも1組の係合部を形成し、この係合部を、前記締付具本体の本体側板内面に形成する係合爪部と、この係合爪部に係合するように前記回動レバーに形成する係合溝部とによって構成したことを特徴とする。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)このバンド締付具を用いると、伸びのほとんど無いポリエステル製のバンドやステンレスバンド等の締付に際しても、バンド締付具を使用することによって仮止めを行うことができる。
(2)バンド締付具の回動レバーを約半回転させるという簡単な動作で締付と閉止との状況を確保することができる。
(3)バンド締付具の回動レバーによる締付時に、十分なバンドの張力を保持したままで、バンド引張り強度と同等の引張り強度を実現することが可能であり、堅固な締付状態を確保し得る。
図1はこの発明の実施例1を示すバンド締付具の組立斜視図である。(実施例1) 図2はバンド締付具の平面図である。(実施例1) 図3はバンド締付具の背面図である。(実施例1) 図4は図2のバンド締付具のA−A線による断面において、回動レバーが開かれた状態を示す図である。(実施例1) 図5は図2のバンド締付具のA−A線による断面であり、第1のバンド固定方策を示す図である。(実施例1) 図6は図2のバンド締付具のA−A線による断面であり、第2のバンド固定方策を示す図である。(実施例1) 図7は図2のバンド締付具のA−A線による断面であり、第3のバンド固定方策を示す図である。(実施例1) 図8は図2のバンド締付具のB−B線による断面図である。(実施例1) 図9はバンド締付具の回動レバーの底面図である。(実施例1) 図10はバンド締付具の締付状態を示す概略斜視図である。(実施例1) 図11はバンド締付具の係止孔部の滑り止め用凸部及び滑り止め用凹部の要部拡大図である。(実施例1) 図12はこの発明の実施例2を示すバンド締付具の係止孔部の滑り止め用凸部及び滑り止め用凹部の要部拡大図である。(実施例2) 図13はバンド締付具の係止孔部滑り止め用凸部及び滑り止め用凹部の他の実施形態を示す要部拡大図である。(実施例2) 図14はバンド締付具の係止孔部滑り止め用凸部及び滑り止め用凹部の他の実施形態を示す要部拡大図である。(実施例2)
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図11はこの発明の実施例を示すものである。
図1において、1はバンド締付具である。
このバンド締付具1は、締付具本体2と、バンド巻込み用の回動レバー3とからなる。
そして、バンド締付具1の締付具本体2及び回動レバー3は、例えば軟質プラスチック製材料によって成形される。
1つの使用例を開示すると、前記バンド締付具1は、ポリエステル製材料によって、例えば20mm幅タイプの帯状に形成されたバンド4を、図10に示す如く、電柱5へ取り付ける際に使用される。
前記バンド締付具1の締付具本体2は、本体底板2−1と、この本体底板2−1の対峙する側面部位に形成される一対の本体側板2−2、2−3とを備えている。
また、前記締付具本体2の本体底板2−1は、図1〜図5に示す如く、滑り止め用凹凸形状を備える第1、第2係止孔部6、7を形成する。
そして、第1係止孔部6を、締付具本体2の本体底板2−1の一側(図2において右側)に形成するとともに、第2係止孔部7を、締付具本体2の本体底板2−1の他側(図2において左側)に形成する。
このとき、2組の滑り止め用凹凸形状を備える第1係止孔部6及び対峙する1組の滑り止め用凹凸形状を備える第2係止孔部7とし、図3から明らかなように、第1係止孔部6と第2係止孔部7との形状を相違させている。
なお、第1係止孔部6と第2係止孔部7との形状を同一に形成することも可能である。
更に、前記締付具本体2の本体底板2−1上面の少なくとも一部、例えば、図1及び図4、図5に示す如く、本体底板2−1の他側に形成した前記第2係止孔部7よりも他側において、本体底板2−1上面の中央部位にのみ凸状のバンド滑り止め部8を形成する。
このとき、このバンド滑り止め部8の突出量は、図4及び図5から明らかなように、前記締付具本体2の本体底板2−1上面が本体底板2−1の一側から他側に向かって漸次突出形成させ、この実施例1においては本体底板2−1の突出量にほぼ合致させている。
前記締付具本体2の本体側板2−2、2−3は、図2から明らかなように、中央部分よりも少し一側(図2において右側)に以降した部分を最も突出させ、この突出部位から一側や他側に向かって漸次突出量が減少するように形成する。
そして、前記締付具本体2の本体側板2−2、2−3の一部に、図4及び図5に示す如く、内部空間9を形成するとともに、本体側板2−2、2−3外面に曲面部10を形成する。
また、前記締付具本体2の本体側板2−2、2−3の内面において、一側には前記回動レバー3を受ける軸受11を形成する。
このとき、この軸受11は、後方である一側上部から前方である他側下部に向かう形状の傾斜面12を有している。
前記締付具本体2の本体側板2−2、2−3の内側には、この締付具本体2に前記回動レバー3を係合させる少なくとも1組、この実施例1においては左右2箇所1組の係合部13を形成する。
そして、前記回動レバー3にカム形状に形成したバンド巻込み軸14を設け、このバンド巻込み軸14の外周部位近傍にバンド挿通孔15を設ける。
このため、前記バンド4の一方4aを前記締付具本体2の本体底板2−1に係止させた後に、バンド4を前記電柱5に捲回させ、バンド4の他方4bを前記締付具本体2の本体底板2−1の他側から挿入して前記回動レバー3に捲回させる。
また、バンド4の他方4bを前記回動レバー3のバンド巻込み軸14に捲回させた後、前記バンド挿通孔15を介して、前記回動レバー3内側に挿通させ、バンド4の他方4bを前記締付具本体2の本体底板2−1の他側へ指向させる。
このとき、前記回動レバー3が開かれた状態である回動させる前に、前記バンド4の一方を前記締付具本体2の本体底板2−1に係止させた後にバンド4を引っ張ることによって、前記バンド締付具1の仮止めが行われる。
そして、前記回動レバー3を締付方向に回動、つまり、回動レバー3の回動端部を一側から他側へ向かって約半回転だけ回動させることにより、この回動レバー3の回動に従って前記バンド巻込み軸14が後方上部からバンド引張り下方向へ摺動するべく、前記軸受11の傾斜面12によって後方上部から前方下部に向かい、前記バンド締付具1の締付動作が終了する。
また、前記バンド締付具1においては、前記回動レバー3が開かれた状態で前記バンド4を前記バンド挿通孔15へ通す際に前記バンド4が挿入方向へ鋭角に折返す方向になるように、このバンド4の厚さより広いバンド挿通孔15を前記バンド巻込み軸14のカム形状先端に向かって設置している。
つまり、例えばバンド4の厚さを0.5mmとした場合、前記バンド挿通孔15の間隙寸法を0.8mmとするものである。
しかも、前記回動レバー3の回動に従い前記バンド4の固定と前記バンド巻込み軸14のカム形状に沿った巻込みが促される。
そして、このバンド巻込み軸14のカム形状先端が前記締付具本体2の本体底板2−1上面を通過した後に、バンド巻込み軸14のカム形状と締付具本体2の前記軸受11の傾斜面12とにより前記回動レバー3はバンド引張り下方向へ降下し、回動レバー3の戻りに対抗する位置関係となり前記バンド4を押えこむように構成されている。
このため、前記締付具本体2に前記回動レバー3を取り付ける際には、締付具本体2の本体側板2−2、2−3間に回動レバー3の前記バンド巻込み軸14部分を押し込む。
さすれば、軟質プラスチック製材料によって成形される前記締付具本体2の弾性変形によって、本体側板2−2、2−3間の寸法が少し拡大され、前記回動レバー3の前記バンド巻込み軸14が本体側板2−2、2−3の前記軸受11内に入り込む。
この後は、前記締付具本体2の弾性特性によって本体側板2−2、2−3間の寸法が元に戻り、前記バンド巻込み軸14を回動中心として、締付具本体2に前記回動レバー3が取り付けられる。
前記バンド締付具1において、前記締付具本体2に前記回動レバー3を係合させるための左右2箇所1組の前記係合部13を、前記締付具本体2の本体側板2−2、2−3の内面に形成する係合爪部16と、この係合爪部16に係合するように前記回動レバー3に形成する係合溝部17とによって構成する。
詳述すれば、前記係合爪部16は、締付時に前記締付具本体2の左右に位置する本体側板2−2、2−3の内面において、夫々対峙するように突出させた第1、第2係合爪部16−1、16−2を形成する。
また、前記係合溝部17は、締付時に前記回動レバー3の左右に位置する外面において、外側方向に夫々開口し、かつ、前記第1、第2係合爪部16−1、16−2に合致する位置に第1、第2係合溝部17−1、17−2を形成する。
そして、前記第1、第2係止孔部6、7は、端部を平坦に形成した滑り止め用凸部18と、この滑り止め用凸部18のピッチを同一または変更させて形成した滑り止め用凹部19とからなる。
つまり、前記第1、第2係止孔部6、7を形成する際に、図11に示す如く、端部を平坦とした滑り止め用凸部18を形成する一方、この滑り止め用凸部18のピッチを、例えば同一とすべく前記滑り止め用凹部19を形成する。
なお、これらの滑り止め用凸部18及び滑り止め用凹部19は、図4及び図9に示す如く、前記回動レバー3に形成した前記バンド挿通孔15にも形成している。
次に作用を説明する。
前記バンド締付具1を用いて、前記電柱5に図示しない防護板等を前記バンド4で固定する場合には、図4に示す如く、前記回動レバー3を開いた状態の前記締付具本体2に前記バンド4の一方4aを予め固定する。
すなわち、前記電柱5の外周寸法よりも長めにバンド4を切断した後に、このバンド4の一方4aの端部を前記締付具本体2に予め固定するものである。
前記バンド4の一方4aの端部の固定方策としては複数あるが、その候補となる固定方策をいくつか説明する。
なお、これから説明する各バンド固定方策による最終締付時には、堅固な締付状態となるため、前記バンド締付具1の前記締付具本体2や前記回動レバー3などに前記バンド4が隙間無く接触、あるいは、バンド4同士が隙間無く接触するものであるが、バンド4の捲回経路を明確に説明するために、敢えて少しの隙間を現出させて開示する。
例えば、第1のバンド固定方策としては、図5に示す如く、前記締付具本体2の本体底板2−1の上面に一側から前記バンド4の一方4aの端部を差し込み、前記第2係止孔部7を通して前記電柱5側の本体底板2−1の下面に出し、この本体底板2−1の下面から前記第1係止孔部6を通して本体底板2−1の上面に戻し、本体底板2−1の上面から一側に出すという捲回を行う。
また、第2のバンド固定方策としては、図6に示す如く、前記締付具本体2の本体底板2−1の上面に一側から前記バンド4の一方4aの端部を差し込み、前記第2係止孔部7を通して前記電柱5側の本体底板2−1の下面に出し、この本体底板2−1の下面から前記第1係止孔部6を通して本体底板2−1の上面に戻し、本体底板2−1の上面から一側に出す。
そして、前記バンド4の一方4aの端部を前記締付具本体2の本体底板2−1の下面を通過させた後に、前記第2係止孔部7を通して本体底板2−1の上面に戻し、本体底板2−1の上面から他側に出すという捲回を行う。
更に、第3のバンド固定方策としては、図7に示す如く、前記締付具本体2の本体底板2−1の上面に一側から前記バンド4の一方4aの端部を差し込み、前記第2係止孔部7を通して前記電柱5側の本体底板2−1の下面に出し、この本体底板2−1の下面から前記第1係止孔部6を通して本体底板2−1の上面に戻し、本体底板2−1の上面から一側に出す。
そして、前記バンド4の一方4aの端部を前記締付具本体2の本体底板2−1の下面を通過させた後に、本体底板2−1の下面から他側に出すという捲回を行う。
その後は、前記バンド締付具1の締付具本体2に一方4aの端部を予め固定した前記バンド4を用いて、前記電柱5に取り付ける防護板等を巻込み、図5及び図6に示す如く、このバンド4の他方4bの端部を前記締付具本体2の本体底板2−1の上面に他側から差し込む。
そして、前記回動レバー3の前記バンド巻込み軸14を捲回した後に、バンド4の他方4bの端部を前記回動レバー3の外側から前記バンド挿通孔15を通して本体底板2−1の上面に戻し、本体底板2−1の上面から他側に指向させる。
この時点で、前記バンド4が平状になろうとする弾性力により、前記回動レバー3には開放状態を維持する方向に力が働いている。
この状態で、前記バンド4のたわみを確認して調整し、このバンド4の他方4bの端部側をさらに引っ張り、仮止めを行う。
そして、手を持ち替え、前記回動レバー3の回動側端部を前記締付具本体2の本体底板2−1に接近させるように回動させると、回動レバー3の回動動作に伴って前記バンド巻込み軸14及び前記バンド挿通孔15も回動することとなり、増加するバンド経路によって生じる戻り力に対する抵抗を上限とした引張り抵抗値で前記バンド4の巻込みが開始される。
このとき、初期の仮止めの際のバンド4の緩みが大きい場合にはここで巻き取りが進むこととなり、逆に初期の仮止めが十分になされている場合には巻き取りは殆ど進まない。
さらに前記回動レバー3を回動させると、前記バンド挿通孔15を通過したバンド4が前記バンド巻込み軸14のカム形状に形成した先端部位によって押さえ込まれる。
このため、バンド4の排出経路が鋭角になり始める頃から、バンド4の戻りに対する抵抗は激増し、バンド4の固定が始まり、以後バンド4はバンド巻込み軸14に巻き込まれることとなる。
前記回動レバー3を回動させ、前記バンド巻込み軸14のカム形状の先端部位が前記締付具本体2の本体底板2−1の上面を通過する際には、回動レバー3はバンド巻込み軸14が上死点となり、以後カム形状により巻き取りは増加しながら、同時にカム形状の先端部位の傾きと、締付具本体2の軸受11の傾斜面12に沿って、回動レバー3のバンド巻込み軸14は前方下部へ摺動して行く。
この動作は、前記バンド4の巻込みを続けながら、バンド4の張力に応じて回動レバー3が前方下部へ摺動して行くことになり、バンド4の張力に応じてバンド巻込み軸14のカム形状の先端部位と締付具本体2の本体底板2−1の上面との挟み込みの力を増加させている。
最終締付に至るに従い、前記回動レバー3のバンド巻込み軸14の回動による巻込みによって生じる張力は、回動レバー3の前方下部への摺動により吸収され、下部の挟み込み力とのバランスで直線的には増大しては行かない。
このため、前記回動レバー3の最終係止に強固な力は必要なく、最終的には前記係合部13によって前記締付具本体2に前記回動レバー3を係合させる。
つまり、前記締付具本体2の本体側板2−2、2−3の内面に形成した係合爪部16を、前記回動レバー3の回動端部側に形成した係合溝部17に係合させ、図5及び図6に示す如く、前記回動レバー3を閉止状態とする。
なお、前記バンド4の端部に関して説明すると、図5の第1のバンド固定方策において、バンド4の一方4aの端部は、前記締付具本体2の本体底板2−1の一側のバンド4の前記電柱5側に位置するとともに、バンド4の他方4bの端部は、最終締付前に所定の長さに切断し、前記回動レバー3を閉止状態とした際に、この回動レバー3の内側に位置するようにしている。
また、図6の第2のバンド固定方策においては、前記バンド4の一方4aの端部は、前記締付具本体2の本体底板2−1の他側のバンド4の前記電柱5側に位置するとともに、バンド4の他方4bの端部は、上述した第1のバンド固定方策の場合と同様に、最終締付前に所定の長さに切断し、前記回動レバー3を閉止状態とした際に、この回動レバー3の内側に位置するようにしている。
更に、図7の第3のバンド固定方策においては、前記バンド4の一方4aの端部は、前記締付具本体2の本体底板2−1の下面かつ他側のバンド4の前記電柱5側に位置するとともに、バンド4の他方4bの端部は、上述した第1のバンド固定方策の場合と同様に、最終締付前に所定の長さに切断し、前記回動レバー3を閉止状態とした際に、この回動レバー3の内側に位置するようにしている。
追記すれば、前記バンド締付具1の閉止状態において、何らかの原因で前記バンド4の引張り力が増加した場合に、前記回動レバー3のバンド巻込み軸14に形成したカム形状先端と前記締付具本体2の軸受11との構造によって、回動レバー3の戻りに対抗する位置関係となるが、前記係合部13の係合爪部16及び係合溝部17により前記バンド締付具1の閉止状態を堅固に保持している。
これにより、前記バンド締付具1を、前記締付具本体2の本体底板2−1に開口させた前記バンド4の滑り止め用凹凸形状を備える第1、第2係止孔部6、7を形成するとともに、前記締付具本体2の本体底板2−1上面の中央部位に凸状のバンド滑り止め部8を形成し、前記締付具本体2の本体側板2−2、2−3外面に曲面部10を形成し、この締付具本体2に前記回動レバー3を係合させるための左右2箇所1組の係合部13を形成し、この係合部13を、前記締付具本体2の本体側板2−2、2−3内面に形成する係合爪部16と、この係合爪部16に係合するように前記回動レバー3に形成する係合溝部17とによって構成している。
従って、以下の効果を奏することができる。
(1)前記バンド締付具1を用いた際に、伸びのほとんど無いポリエステル製の前記バンド4やステンレスバンド等の締付に際しても、バンド締付具1を使用することによって仮止めを行うことができる。
(2)また、前記バンド締付具1の前記回動レバー3を約半回転させるという簡単な動作で締付と閉止との状況を確保することができ、使い勝手を向上し得る。
(3)更に、前記バンド締付具1の前記回動レバー3による締付時に、十分なバンド4の張力を保持したままで、バンド引張り強度と同等の引張り強度を実現することが可能であり、堅固な締付状態を確保し得る。
また、前記締付具本体2の本体底板2−1上面の中央部位に凸状のバンド滑り止め部8を形成することにより、このバンド滑り止め部8によって前記バンド4を内側方向から外側方向に押圧することができ、バンド4の滑り止めが行われてバンド保持力を良好な状態で維持することができるとともに、前記回動レバー3のガタツキ防止をも果たすことができる。
更に、前記締付具本体2の本体側板2−2、2−3外面に曲面部10を形成することにより、前記バンド締付具1を用いて、前記電柱5に防護板等を前記バンド4で固定した場合に、バンド締付具1の上部に前記曲面部10が位置するため、電柱5に登る際の足場となることがなく、実用上有利である。
更にまた、前記締付具本体2に前記回動レバー3を係合させるための係合部13を、前記締付具本体2の本体側板2−2、2−3内面に形成した係合爪部16と、この係合爪部16に係合するように前記回動レバー3に形成した係合溝部17とによって構成したことにより、回動レバー3が戻されるおそれがなく、前記バンド締付具1の閉止状態を堅固に保持することができる。
また、前記バンド締付具1の構造において、厚みの小なる本体側板2−2、2−3側に係合爪部16を形成するとともに、厚みの大なる回動レバー3側に係合溝部17を形成したことによって、前記バンド締付具1を樹脂成形する際の強度向上を図ることができ、強固な破損し難いバンド締付具1を実現することができ、例えば従来の10mm幅タイプのバンドのみでなく、20mm幅タイプのバンドにも対応でき、バンド締付具1の汎用性を拡大させることができる。
そして、前記第1、第2係止孔部6、7を、端部を平坦に形成した滑り止め用凸部18と、この滑り止め用凸部18のピッチを同一とした滑り止め用凹部19とにより構成したことにより、前記第1、第2係止孔部6、7を通過する前記バンド4に対して、同一ピッチの滑り止め用凸部18によって均一な滑り止め効果を得ることが可能である。
図12はこの発明の実施例2を示すものである。
この実施例2において、上述実施例1のものと同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
この実施例2の特徴とするところは、前記第1、第2係止孔部6、7を、端部を平坦に形成した滑り止め用凸部18と、この滑り止め用凸部18間の滑り止め用凹部19とにより形成する際に、ピッチなどを相違させる構成とした点にある。
すなわち、係止孔部21を形成する際に、図12に示す如く、滑り止め用凸部22間のピッチは変更せずに、滑り止め用凹部23を形成する一方、中央部分に位置する滑り止め用凸部24の幅寸法を小とするものである。
また、このような他の実施形態としては、係止孔部31を形成する際に、図13に示す如く、滑り止め用凸部32間のピッチは変更せずに、滑り止め用凹部33を形成する一方、両側部分に位置する滑り止め用凸部34の幅寸法を小とする方策も考えられる。
更に、係止孔部41を形成する際に、図14に示す如く、両側部分の滑り止め用凸部42間のピッチ及び幅寸法は変更せずに、滑り止め用凹部43を形成する一方、中央部分に位置する滑り止め用凸部44間のピッチと幅寸法との両方を小とし、滑り止め用凹部45を形成する方策とすることも可能である。
さすれば、前記係止孔部21、31、41を通過する前記バンドに対して、ピッチや幅寸法を変更した滑り止め用凸部22、32、42、45によって、特有な滑り止め効果を得ることができ、前記バンド締付具の使用状況に応じた設計変更が可能である。
なお、この発明は上述実施例1及び2に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
例えば、この発明の実施例1においては、前記締付具本体に前記回動レバーを係合させるための係合部を、前記締付具本体の本体側板内面に形成した係合爪部と、この係合爪部に係合するように前記回動レバーに形成した係合溝部とによる1組の構成としたが、係合部を構成する左右の係合爪部及び係合溝部の個数を複数組とする特別構成とすることも可能である。
すなわち、この発明の実施例1においては、左右の1個ずつ形成した係合爪部及び係合溝部によって前記係合部を構成したが、左右に形成する係合爪部及び係合溝部の個数を変更するものである。
例えば、左右に夫々2個ずつの係合爪部及び係合溝部を形成して2組で係合部を構成することができるとともに、左側の係合爪部及び係合溝部の個数と右側の係合爪部及び係合溝部の個数とを相違させる構成とすることも可能である。
さすれば、係合部における係合爪部及び係合溝部の組数が増加するように変更されるため、回動レバーが戻されるおそれが全くなく、前記バンド締付具の閉止状態をより一層堅固に保持することができる。
また、この発明の実施例1においては、前記締付具本体の本体底板上面の中央部位に凸状のバンド滑り止め部を形成する構成としたが、このバンド滑り止め部を前記締付具本体の本体底板上面の少なくとも一部に設ける特別構成とすることも可能である。
すなわち、前記締付具本体の本体底板上面にバンド滑り止め部を形成する際に、本体底板上面の全域に設けることが可能であるととも、本体底板上面の本体側板近傍部位にのみ設けること、あるいは、本体底板上面の中央部位と本体側板近傍部位との合計3箇所に設けることなども可能である。
つまり、前記締付具本体の材質や前記バンドの材質、厚さなどを考慮し、使用状況に応じた設計変更を可能とするものである。
さすれば、前記締付具本体の本体底板上面に所定の状態で凸状のバンド滑り止め部を形成することにより、このバンド滑り止め部によって前記バンドを内側方向から外側方向に効果的かつ確実に押圧することができ、バンドの滑り止めが行われてバンド保持力を良好な状態で維持することができ、信頼性の向上に寄与し得る。
本発明は、例えば電柱の周面に、ケーブルや電線管もしくは防護板等を固定したり、広告・街路灯等の支持ブラケットを取付ける際に用いるいわゆる電柱バンド等の各種可撓性バンドを締付固定するためのバンド締付具に利用したり、金属鋼材の荷物の結束用に用いられるバンドや軽量梱包の為に利用されるバンドの締付具として利用可能である。
1 バンド締付具
2 締付具本体
3 回動レバー
4 バンド
4a 一方
4b 他方
5 電柱
2−1 本体底板
2−2、2−3 一対の本体側板
6、7 第1、第2係止孔部
8 バンド滑り止め部
9 内部空間
10 曲面部
11 軸受
12 傾斜面
13 係合部
14 バンド巻込み軸
15 バンド挿通孔
16 係合爪部
16−1、16−2 第1、第2係合爪部
17 係合溝部
17−1、17−2 第1、第2係合溝部
18 滑り止め用凸部
19 滑り止め用凹部

Claims (2)

  1. バンドの一方を係止しバンド巻込み用の回動レバーを受ける軸受を有する締付具本体に、バンド巻込み軸にバンド挿通孔を設けた回動レバーを取り付けたバンド締付具において、前記締付具本体には前記回動レバーの回動に従って前記バンド巻込み軸が後方上からバンド引張り下方向へ摺動するべく後方上部から前方下部に向かう形状の傾斜面を有する軸受を設け、前記回動レバーの前記バンド巻込み軸をカム形状に形成し、前記回動レバーが開かれた状態で前記バンド挿通孔へ通す際に前記バンドは挿入方向へ鋭角に折返す方向になるようにこのバンドの厚さより広いバンド挿通孔を前記バンド巻込み軸のカム形状先端に向かって設置し、かつ、前記回動レバーの回動に従い前記バンドの固定と前記バンド巻込み軸のカム形状に沿った巻込みが促され、バンド巻込み軸のカム形状先端が前記締付具本体の本体底板上面を通過後にバンド巻込み軸のカム形状と締付具本体の前記軸受の傾斜面とにより前記回動レバーはバンド引張り下方向へ降下し回動レバーの戻りに対抗する位置関係となり前記バンドを押えこむように構成し、前記締付具本体の本体底板に開口させた前記バンドの滑り止め用凹凸形状を備える係止孔部を形成するとともに、前記締付具本体の本体底板上面の少なくとも一部に凸状のバンド滑り止め部を形成し、前記締付具本体の本体側板外面に曲面部を形成し、この締付具本体に前記回動レバーを係合させる少なくとも1組の係合部を形成し、この係合部を、前記締付具本体の本体側板内面に形成する係合爪部と、この係合爪部に係合するように前記回動レバーに形成する係合溝部とによって構成したことを特徴とするバンド締付具。
  2. 前記係止孔部は、端部を平坦に形成した滑り止め用凸部と、この滑り止め用凸部のピッチを同一または変更させて形成した滑り止め用凹部とからなることを特徴とする請求項1に記載のバンド締付具。
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